2016年4月13日17時4分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月13日20時57分に読売新聞から、4月13日15時38分にFNNニュース(北海道文化放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前8時半ごろ、富良野市にある食品会社「N社」から「従業員がエレベーターに挟まれた」と消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、この会社の従業員のMさん(女性、37歳)が業務用のエレベーターに上半身を挟まれていて、病院に運ばれたが、胸などを強く打っていて、まもなく死亡した。
エレベーターは、普段、荷物の上げ下ろしに使われていて、かごの大きさは幅1m60cm、高さが1m45cmあるという。
警察によると、別の従業員が1階でエレベーターに段ボール箱4個を積み込み、1階から2階に上がる途中で、かごからはみ出た段ボール箱が引っかかり、動かなくなるトラブルが起きた。
2階で気付いたMさんが電源を切り、シャッターを開けて、2階のエレベーターフロアから、かごの中に上半身を入れて箱を取り除いたところ、突然、かごが下に動き、かごと床の間に体を挟まれたという。
警察は、近くにいた同僚などから話を聞くなどして、詳しい原因を調べている。
出典
『エレベーターに挟まれ死亡』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160413/4484891.html
『エレベーターと床に挟まれ、37歳女性社員死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160413-OYT1T50097.html
『荷物運搬中、エレベーターに挟まれ従業員死亡 北海道・富良野市』
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00321537.html
(ブログ者コメント)
「電源を切って」と報じられているが、具体的にどのような方法で切ったのだろうか?
たとえば、エレベーターの横にある「OFF」のボタンを押しただけとか・・・。
2016年3月30日19時40分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時前、名古屋市昭和区広見町にある7階建てマンションで、エレベーターの点検を行っていた男性(27)がゴンドラに頭を挟まれ、病院に運ばれたが死亡が確認された。
警察によると、男性は1階フロアーの扉から約1.5m下の床に降りて点検を行い、その後、1階フロアーに戻ろうとしたという。
このとき、頭のすぐ上にゴンドラがあり、フロアーに出られなかったため、仲間の作業員がゴンドラを上昇させたところ、男性が壁との間に挟まれたという。
警察は、一緒に点検をしていた作業員2人から話を聴くなどして、事故の詳しい状況と原因を調べている。
点検は、エレベーターで異音がするとの住民からの訴えで、保守を請け負う名古屋市にあるメーカーの関連会社が行っていた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160330/4106841.html
3月30日20時37分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前10時50分ごろ、名古屋市昭和区広見町のマンション「滝子ヒルズ」(7階建て)で、エレベーターの点検作業をしていた会社員の男性(27)が、エレベーター塔の側壁とかごの間に頭を挟まれた。
男性は、約2時間50分後、搬送先で死亡が確認された。
警察によると、男性は、この日午前10時ごろ、会社の同僚2人と、エレベーターの点検と防犯カメラの取り付け作業を開始。
事故発生時は、男性がエレベーター塔の一番下でねじ締めを、同僚2人が男性の真上に止めてあったかごの中でカメラを取り付けていた。
男性が自ら、かごを上昇させるよう指示、同僚が操作したところ、事故が起きたという。
警察が、原因を調べている。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016033090203758.html
2016年2月25日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月27日9時3分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前9時半ごろ、さいたま市岩槻区本町2丁目の3階建て雑居ビルでエレベーターが落下、点検作業をしていたエレベーター点検会社社員のKさん(男性、38歳)が下敷きになり、死亡した。
警察や消防によると、同10時すぎ、点検会社の男性社員から「エレベーターが落下した。点検中の作業員が下にいる」と119番があった。
消防が駆け付けると、Kさんがエレベーターの下敷きになり、既に死亡していたという。
エレベーターは貨物用で、幅1.5m、高さ2.1m、奥行き1.5m。
昨年末に異音を発する不具合が見つかり、昇降を休止していた。
この日午前、Kさんは営業担当の同僚とビルを訪れて1人でエレベーターの下部に入り、点検作業をしていた。
入居会社の社員が「ドスン」という音で事故に気付き、Kさんの同僚が119番した。
Kさんは、さいたま市浦和区に営業所があるエレベーターメンテナンス会社で点検業務を担当していた。
警察で、エレベーターが落下した原因や事故の経緯などを詳しく調べている。
出典URL
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/02/26/02.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160225-OYT1T50172.html
2016年2月23日11時55分に東日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月23日7時35分にNHK東北NEWS WEBから、2月24日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
利府町の特別養護老人ホームでエレベーターの点検中に事故があり、作業していた男性が死亡した。
事故があったのは、利府町にある2階建ての特別養護老人ホーム。
警察によると、22日午後4時半ごろ、エレベーターを点検していた会社員の斎藤さん(男性、53歳)が、エレベーターが上下に動く空間の底にいたところ、下がってきた重りと床に設置されているバネの間に挟まっているのが発見された。
斎藤さんは塩釜市内の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
点検は2人1組で行っていて、エレベーターの半地下部分に入った斎藤さんと、かごに乗った同僚の男性が互いに声をかけあって作業を進めていた途中で、突然、斎藤さんの声が聞こえなくなったため、男性が様子を確認したところ、挟まって動けなくなっていたという。
警察は、安全管理上の問題が無かったかなどを調べている。
出典URL
http://www.khb-tv.co.jp/news/localNews/201602231200010.html
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160223/3112521.html
2016年2月1日13時3分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時半ごろ、名古屋市熱田区熱田西町の名古屋国際会議場センチュリーホールで、70代の女性3人が下りエスカレーターで転倒した。
このうち、77歳と73歳の女性が重傷、72歳の女性が軽傷を負った。
エスカレーター自体に不具合があったかなどは不明で、警察などが、当時の状況や原因を調べている。
警察によると、最初に女性が転倒したのは、4階から3階へエスカレーターで降りた踊り場付近。
他の2人も、折り重なるように倒れた。
会場では集会が開かれており、3000人が参加。
事故直前に集会が終わり、参加者が一斉にエスカレーターに向かった。
エスカレーターを利用していた女性は、「いつもより流れが遅く感じられ、たくさんの人が乗っていたのがわかった。事故の時は、3階の踊り場に人がたまり始めたと思ったら、女性が次々と倒れていて驚いた」と話した。
同国際会議場は、市制100周年を記念して1989年に開かれた「世界デザイン博覧会」の際に整備された市の施設。
延べ床面積は7万2000m2で、市内最大規模の会議場。
事故のあったセンチュリーホールは3000人収容で、他に大小26の会議室などを備える。
同国際会議場のエスカレーターでは、デザイン博の会期中も事故が発生。
89年7月、団体見学の小学生が折り重なるように倒れ、36人が負傷した。
警察は、業務上過失傷害の疑いで主催者などを捜査したが、刑事責任を問うのは難しいと判断。書類送検を見送った経緯がある。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016020190115654.html
2月1日20時21分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時半ごろ、名古屋市熱田区熱田西町の名古屋国際会議場で「エスカレーター付近で人が重なって倒れた」と119番があった。
消防によると、70代の女性3人が頭を打ち、けがをした。うち77歳と73歳の2人は重傷。
警察によると、4階から3階に下るエスカレーターに乗っていた女性3人が、3階の踊り場で降りる際に滞留し、後続の人たちに押されるような形で倒れたとみられるという。
同会議場によると、この日は会議場内の「センチュリーホール」で3000人規模の講演会が開かれていた。
市観光推進室によると、来場者の整理・誘導はイベント主催者に任せており、この日も主催者が警備員ら数人を配置していたという。
市は、会議場を休館などにせず、改めて口頭で注意喚起していく。
同会議場は、世界デザイン博覧会のテーマ館を転用して1990年4月に開館。
名古屋市では最大級の会議場で、同ホールのほか大小22の会議室などを備える。
デザイン博が開かれていた89年7月にも、小学生が別のエスカレーターで折り重なり、36人が重軽傷を負う事故があった。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160202/k00/00m/040/059000c
2016年1月5日18時12分にNHK横浜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月5日21時21分に読売新聞から、1月6日付で毎日新聞神奈川版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後1時ごろ、川崎市高津区のタイヤなどを販売する「S店」で、「点検中の業者がエレベーターに挟まれた」と消防に通報があった。
警察と消防が調べたところ、1階の作業場と3階の倉庫を結ぶ業務用のエレベーターで、天井部分と2階の入り口の間に上半身を挟まれた状態の男性を見つけた。
男性は千葉県船橋市の会社員(44)で、病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、エレベーターは幅1.2m、奥行き2m、高さ2.3mで、扉は手動式。
天井やドアがなく、男性は上半身をエレベーターの天井部分と扉に挟まれ、頭、右手などがエレベーターの外に出ていた。
エレベーターが作業中に上昇したとみられる。
男性は、5日午前11時半から1人でエレベーターの定期点検を行っていたということだが、作業終了の予定時間が過ぎたことを不審に思った店舗の従業員が様子を見に行ったところ、男性を見つけたという。
警察は、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1054810381.html?t=1452026361532
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160105-OYT1T50118.html
http://mainichi.jp/articles/20160106/ddl/k14/040/147000c
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、1階の昇降ボタンのすぐ上には、「点検中」という表示札が取り付けられている。
2015年12月17日付で毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
16日午後5時35分ごろ、東京都千代田区三崎町2のJR水道橋駅で、東口改札からホームに上がるエスカレーターの踏み段が突然破損して降り口の吸い込み口に入らなくなり、緊急停止するトラブルがあった。
踏み段は計9枚が破損したが、エスカレーターに乗っていた客にけがはなかった。
JR東日本東京支社などによると、壊れた9枚のうち最上段の踏み段が何らかの原因で割れて跳ね上がり、吸い込み口に入らなくなった。
これに後続の踏み段が次々とつかえたとみられる。
エスカレーターは建築基準法に準じた点検を月1回実施しているが、異常はなかったという。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20151217/ddm/041/040/141000c
2015年12月6日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後1時15分ごろ、恵那市明智町の電気設備製造会社「A社」大久手工場で、貨物用リフトが落下。
リフトの整備をしていた同市のメンテナンス会社員の梅本さん(男性、42歳)が下敷きになり、死亡した。
整備に立ち会っていたA社社員の男性(42)も、頭に軽傷を負った。
警察によると、リフトは最大で高さ約2mまで上がる。
落下前の高さは不明という。
床部分は鉄製で、縦1.7m、横2.7m。
リフトは油圧式で、油漏れが起きたため、梅本さんら作業員3人が、同日朝から整備作業をしていた。
(2015年12月21日 修正1 ;追記)
2015年12月6日付の岐阜新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。(新情報のほうがより正しそうだと感じたため、新情報に基づき、タイトルも修正した)
リフトが2階から落下して、1階で補修作業をしていた梅本さんに当たり、床との間に挟まれ、死亡した。
近くにいた明知ガイシの社員もリフトに接触、頭に軽傷を負った。
警察によると、リフトは製品を1階から2階に運ぶためのもので、縦2.7m、横1.7m。
2階に固定してあったが、梅本さんがリフトの下で後片付けをしていたところ、突然、落下したという。
2015年11月10日付で朝日新聞備後版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年5月に福山市の製パン工場で女性が転落死する事故があり、福山労基署は、9日、同社と男性社長(56)を労安法違反の疑いで書類送検した。
社長は容疑を認めているという。
同署によると、5月1日、60代の女性従業員が作業場の2階から荷物用エレベーターでサンドイッチなどを運ぼうとして、約4m下の1階にあったかごの床面に転落。その後、死亡した。
2階のエレベーターの扉が、かごがないのに開いており、同社と社長は、かごが停止していない階で扉が開かないようにする安全装置の設置義務を怠り、エレベーターを動かしていた疑いがある。
2014年1月14日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3577/
(2015年11月15日 修正2 ;追記)
2015年11月9日12時53分に読売新聞から、11月9日10時17分に共同通信から、調査報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国交省の昇降機等事故調査部会は、9日、「整備不良などが原因でエスカレーターを動かすチェーンが破断した可能性がある」などとする調査報告書を公表した。
同部会は、チェーンの伸びやたるみについての検査基準を見直すよう、国交省に求めた。
報告書によると、1996年の設置から事故までの約18年間、エスカレーターを動かすチェーンは一度も交換されず、経年劣化のためたるんでいた。
事故の約10か月前、保守点検会社・三菱電機ビルテクノサービスの社内基準を超えるたるみが確認され、事故5日前にはエスカレーターが非常停止。
駆けつけた同社の点検員は、チェーンの緩みに気づいたものの、手元に工具がなかったため調整を行わなかった。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151109-OYT1T50026.html
http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015110901001032.html
11月9日11時36分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書によると、設置当初から約18年間未交換だったモーター部分のチェーンに緩みが生じ、歯車とうまくかみ合わず、切れた。
逆走を止める安全装置は、汚れや部品のすり減りによって、うまく作動しなかった。
少なくとも事故の10カ月前には緩みが生じていたが、三菱電機ビルテクノサービスは、毎月2回の保守点検で気付かなかった。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASHC66F9LHC6UTIL05J.html
(ブログ者コメント)
報告書の概要は下記。
http://www.mlit.go.jp/common/001108664.pdf
報告書の全文は下記。
http://www.mlit.go.jp/common/001108665.pdf
2015年11月9日10時21分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県船橋市のJR西船橋駅で2012年12月、上りエスカレーターが逆走して2人が軽傷を負った事故があり、国交省の社会資本整備審議会は、9日、ゆがんだ状態で回転した駆動チェーンが金属疲労で切れ、安全装置も作動しなかったのが原因とする調査報告書を公表した。
報告書によると、12年12月3日朝、ホームから改札階に向かう上りエスカレーターが26人を乗せたまま逆走した。
駆動チェーンは、モーター側とステップ側のそれぞれに付いた歯車をつないでいるが、調整ミスのため歯車の軸が斜めにずれ、チェーンはゆがんだ状態で回転していた。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015110901001038.html
(ブログ者コメント)
調査報告書の概要版には、原因が以下のように記されている。
駆動くさりが破断したのは、駆動スプロケットとメインスプロケットとの間で芯ずれが発生した状態で運転していた期間があり、そのときに駆動くさりに疲労による亀裂が生じ、それが進展したためと推定される。
駆動くさり切断時停止装置が作動しなかったのは、リンク機構部がステップカバーと干渉したためであるが、その可能性について、設計、機器検証、製造、据付のいずれの段階においても認識できなかったことが考えられる。
http://www.mlit.go.jp/common/001108664.pdf
調査報告書の45ページには、駆動くさりが破断した原因が以下のように記されている。
駆動くさりが破断したのは、駆動くさりに繰り返し応力が作用したため、疲労破断したことが考えられる。
駆動くさりに繰り返し応力が作用したのは、一定の期間、駆動スプロケットとメインスプロケットとの間で芯ずれが発生した状態で運転を行っていたためと考えられる。
駆動スプロケットとメインスプロケットとの間で芯ずれが発生したのは、保守において駆動くさりの張力を調整するために駆動機を移動させる際に、芯ずれの位置で駆動機を固定させた可能性が考えられる。
http://www.mlit.go.jp/common/001108665.pdf
2015年10月19日20時54分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月19日21時14分にNHK関西NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後4時半ごろ、大阪市住之江区平林北の容器洗浄会社「N社」の食品トレイを洗浄する工場で「荷物搬送用のリフトに男性が首を挟まれた」と119番があった。
男性は、同市西成区内の派遣社員(44)とみられ、現場で死亡が確認された。
警察が原因を調べている。
警察によると、リフトは床以外は枠だけの簡易な作りで、高さ2.6m、幅2.7m、奥行き1.6m。
当時、被害にあった男性は、工場の2階でリフトに食品トレイを積んでいた。
1階にいた男性作業員が2階から1階にリフトを降ろそうとした際、男性がリフトと床に首を挟まれたという。
警察は、作業員から事情を聴くなどして、当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/151019/wst1510190076-n1.html
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151019/5816941.html
2015年10月21日15時27分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月21日7時2分に産経新聞千葉版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉県船橋市のJR船橋駅前にある船橋北口駐車場(563台収容)で、18日、機械式立体駐車場のパレット(床)が沈み込み、入庫中の車の夫婦が、約1時間閉じこめられたことが分かった。
パレットをつり下げる鉄製の「スチールバー」の破断が原因で、経営する「船橋都市サービス」が20日、明らかにした。
事故が起きたのは、地下2階の2段式駐車場。
3台分ずつのパレットを上下させて車が出入りするが、18日午前10時15分ごろ、下段パレットのスチールバー(長さ約1m50cm、直径約3cm)4本のうち、1本が切れた。
下段パレットは、下の空洞に最大で約70cm沈み込み、傾いた。
下段には、夫婦の車以外に誰も乗っていない2台が駐車していた。
入庫させる途中だった夫婦の車は、前部の底が通路に引っかかった状態になった。係員が危険を避けるため車内にとどまるよう求め、約1時間後、消防署員が救出した。
スチールバーは、1990年の同駐車場開設当時から使われ、破断原因は不明という。
毎月1回、点検しており、9月24日の点検時には、異常は発見されなかったという。
船橋都市サービスは、同駐車場内の鉄製バー全80本を、11月中に交換する。
同社は、船橋市などが出資する第3セクター。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151020-OYT1T50164.html
http://www.sankei.com/region/news/151021/rgn1510210034-n1.html
2015年10月13日9時38分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月13日8時0分に秋田魁新報から、10月12日19時55分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後5時半前、秋田市大町4丁目の雑居ビルのエレベーターで金属製の天井の板が落ちて、乗っていた30代の女性に当たる事故があった。
警察によると、エレベーターの天井は3枚の板で構成されている。
落ちてきた板は中央部分、縦1m41cm、横50cm、重さおよそ10kgで、女性は病院に運ばれたが、肩や背中に打撲やすり傷を負う軽いけがをしたという。
女性は、このビルに入る飲食店に勤務していて、事故当時は出勤のため、1人で1階からエレベーターに乗って上昇中だった。
警察は、ビルの管理会社から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
現場は、秋田市の繁華街・川反にある、スナックなどが入る6階建てのビル。
祝日のため、営業している店は少なかった。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015631351.html?t=1444770420995
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20151013a
http://www.sankei.com/affairs/news/151012/afr1510120017-n1.html
(2015年11月14日 修正1 ;本文修正)
2015年10月13日付の秋田魁新報紙面に掲載されていた内容を、本文中に追記修正した。
2015年10月2日付で毎日新聞都内版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時ごろ、多摩都市モノレール玉川上水駅(東大和市)自由通路のエレベーターで、かごが1階から2階に上昇中、約2mの高さで緊急停止し、男性1人が閉じ込められた。
駆けつけたエレベーター管理会社の作業員が1階に下ろし、約30分後に男性は救出された。
男性にけがはなかった。
同モノレールによると、かごが移動する空間にハトが入り込んでワイヤに絡まり、安全装置が作動した。
作業員がワイヤから外すと、ハトは飛び去ったという。
自由通路の床下の隙間からエレベーター内に入り込んだとみられ、同モノレールは、侵入口を塞ぐ対策を取った。
出典URL
http://sp.mainichi.jp/area/tokyo/news/20151002ddlk13040281000c.html
10月1日付で多摩都市モノレールからは、事故時の状況が下記趣旨でネット配信されていた。
5 発生原因
外部からエレベーターピット内に鳩が入り込んで、籠位置検出装置に鳩が絡まり、安全装置が働いて緊急停止した。
http://www.tama-monorail.co.jp/info/list/mt_img/271001press.pdf
(キーワード)小動物
2015年8月14日にテレビ熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月14日20時3分に読売新聞からも、同趣旨の記事が掲載されていた。
14日午前11時20分ごろ、芦北総合庁舎内に設置されたエレベーターに清掃会社の従業員の女性(65)が2階から乗り込み、1階のボタンを押したところ、エレベーターが約4m急降下した。
エレベーターは1階の通常の停止位置よりも20cm低い位置で止まり、扉は開かなかったという。
女性は、エレベーターの外にいた職員と協力して約30分後、扉をこじ開けて脱出したが、首を捻挫する軽傷を負った。
このエレベーターはシンドラー社製で、1993年3月に設置。
月に1回、委託業者による点検を行っていて、14日の事故の直近にあたる先月27日に実施した点検では、異常はなかったという。
県は、委託業者に急降下の原因を調査してもらうとともに、シンドラー社製のエレベーターを設置している宇城、有明、水俣の3つの保健所でも緊急の点検作業を実施し、安全が確認されるまでは使用しないとしている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150814-OYT1T50108.html?from=ycont_top_txt
2015年7月27日11時44分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都小平市の都営住宅で2013年1月、シンドラーエレベータ社が製造・管理するエレベーターの戸が開いたまま上昇する事故があり、国土交通省の昇降機等事故調査部会は27日、「ブレーキの制御部品が耐久回数の2倍近く使用され、接触不良を起こしていた」などとする調査報告書を公表した。
事故では、母子3人が1階から乗り込んだエレベーターが動かずに閉じ込められ、約20秒後に戸が開いた。3人が外に出た2秒後、戸が開いたまま約1m上昇。
3人にけがはなかったが、同部会は、死傷事故につながる恐れがある「重大事案」として調査を行った。
その結果、ブレーキに電気信号を伝える部品が接触不良を起こしていたことが判明。
部品の耐久作動回数は約70万回だが、このエレベーターが使われ始めた01年から交換されておらず、事故までに約140万回使われていた。
同社は事故後、同型機種の約500台で部品を交換した。
同社製のエレベーターを巡っては、06年に東京都港区の集合住宅で、12年には金沢市のホテルで死亡事故が発生。
今回のエレベーターとはブレーキの種類が異なり、関連はないという
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150727-OYT1T50048.html
7月27日10時0分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書によると、電子部品が老朽化し、ブレーキ回路にある銀製の接点が溶けていた。
制御コンピューターの設定にも誤りがあった。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015072701000964.html
報告書は下記参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001097759.pdf
2015年7月22日16時52分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
エスカレーターから転落するなどの事故が相次いでいることを受けて、消費者庁は、エスカレーターでは立ち止まって手すりにつかまるなど、安全な利用を心がけるよう注意を呼びかけた。
消費者庁によると、エスカレーターでの事故で救急搬送された人は、おととしまでの3年間に、東京都内だけで3865人にのぼっているという。
このうちの1年間についてみると、立ち止まらずに歩いていて人とぶつかって転んだり、手すりを持たずに乗っていてバランスを崩して転倒したりするケースが、事故全体の9割あまりを占めていたという。
このため消費者庁では、エスカレーターに乗る際には、手すりにつかまることや、歩かずに立ち止まること、それに子どもと乗る際には保護者が手をつなぐことなど、安全な利用を心がけるよう注意を呼びかけた。
エスカレーターの事故を巡っては6月、消費者庁の安全調査委員会、いわゆる消費者事故調が、エスカレーターの手すりに不意に接触すると体が持ち上げられて転落する危険性があるとする報告書をまとめ、国に対して安全対策を求めている。
記者会見した消費者庁の板東久美子長官は、「相次ぐエスカレーターでの事故を防ぐために、安全な利用方法について知ってほしい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150722/3448781.html
7月22日20時7分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都内で平成23~25年にエスカレーターで転んだり落ちたりして搬送され、けがをした人が3865人に上るとして、消費者庁は22日、エスカレーターに乗る際は必ず手すりにつかまるよう注意を呼び掛けた。
消費者事故調が6月、エスカレーターからの転落事故の防止策を盛り込んだ報告書を公表、利用者に注意を促すよう消費者庁に求めていた。
東京消防庁によると、都内のエスカレーターで起きた事故で搬送された負傷者は、23年1196人、24年1289人、25年1380人と増加。いずれも65歳以上が6割前後を占めた。
25年の事故の原因は、「転ぶ、落ちる」が1302人で圧倒的に多く、全体の94・3%。
他は、「ぶつかる」32人(2・3%)、「挟む、挟まれる」20人(1・4%)など。
搬送時のけがの程度は、軽傷が1015人と多いが、重傷や命に関わる程度の人も計18人いた
出典URL
http://www.sankei.com/life/news/150722/lif1507220036-n1.html
(ブログ者コメント)
○平成27年7月22日付の消費者庁ニュースリリースは、下記参照。
エスカレーターでの事故に御注意ください!
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150722kouhyou_1.pdf
○エスカレーターでの転倒事故については、2日前、札幌市白石市の事例と「片側並び」の弊害を紹介したばかり。
それ以外、エスカレーターの安全な乗り方に関しては、今年だけで下記などの記事がリリースされている。
(2015年7月17日 ITmediaビジネスオンライン)
エスカレーター「片側空け」は危ない! 鉄道各社が一斉に「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーン
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1507/17/news102.html
(2015年1月9日 日本経済新聞)
片側空け→歩行禁止 マナー変わる? エスカレーター
『・・・・・エスカレーターの標準的な勾配は30度で公共の階段よりも急。ステップの高さや奥行きも大きいのでつまずきやすい。ステップの幅は1.1メートル以下。1.4メートル以上とされる公共の階段よりも狭く、追い越しは想定していない。「1つのステップに乗れるのを2人までとし、利用者が必ず手すりにつかまれる構造にする」(日本エレベーター協会)ためだ。・・・・』
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81616470W5A100C1000000/
2015年7月21日15時14分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前10時50分ごろ、札幌市白石区の市営地下鉄・東西線の白石駅で、「エスカレーターで人が倒れた」と駅員から警察に通報があった。
警察によると、転倒したのは70代の女性2人と30代の男性のあわせて3人で、いずれも背中などを打撲して痛みを訴えているが、病院には搬送されていないという。
当時、上りのエスカレーターに乗っていた女性の足に後ろにいた男性の傘が引っ掛かり、この男女を含む3人が70cmほどの高さから転げ落ちたという。
現場は、地下鉄白石駅の地下2階から地下1階に向かう全長11mほどのエスカレーターで、警察が事故の詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20150721/3510871.html
2015年7月27日17時10分に北海道新聞から、本事例を引用した『エスカレーターで転倒急増 札幌地下鉄、昨年度43件 「片側並び」が一因』というタイトルの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
札幌市営地下鉄の駅構内のエスカレーターで転倒事故が相次いでいる。
昨年度は43件あり、過去5年間で最多。
21日には、市営地下鉄東西線白石駅で男女3人が負傷した。
JR北海道の駅構内でも事故は発生しており、左側に立ち右側を空ける「片側並び」の慣習が事故を誘発しているとみられる。
エスカレーター利用は「歩かず手すりにつかまる」が原則だが、ラッシュ時などに右側を駆け抜ける利用者が事故の原因となるケースも多く、札幌市などは注意を呼び掛けている。
午後7時ごろ、帰宅ラッシュの市営地下鉄東豊線大通駅の下りエスカレーター。
人々は左側に立って長い列をつくり、その右脇を小走りで駆け降りるサラリーマンらの姿も目立つ。
豊平区の60代女性は、「駆け降りてきた男性に後ろからぶつかられたこともある。高齢者には危ない」とこぼす。
札幌市交通局によると、地下鉄駅構内での転倒事故は2010年度29件、11年度27件、12年度23件、13年度31件と、毎年30件前後で推移していたが、昨年度は43件と前年度比1・4倍になった。
21日の地下鉄白石駅の事故では、上りエスカレーターで男女3人が高さ約1mからあおむけに転倒し、軽傷を負った。
警察によると、左側に立っていた70代の女性2人の間に30代男性が右側から入り、その弾みで先頭の女性が転んで将棋倒しに。
男性は、「後ろから人が来たので右側を空けようとした」と説明したという。
市交通局は08年度から、ポスターで片側並びと歩行禁止を呼び掛け、JRも11年度から取り組みに加わっている。
ただ、「右側に立つ利用者に対し、後ろから『どけ』と怒鳴る人もいる」(交通局担当者)のが現状で、「急いでいる人に片側並びは助かる」(30代会社員男性)と歓迎する声も根強い。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0161433.html
2015年7月9日12時22分にNHK神戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月9日12時57分に朝日新聞から、7月9日12時11分にYAHOOニュース(産経新聞)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時半ころ、神戸市兵庫区にある和菓子の製造・販売会社「F」の2階で、従業員の52歳の男性が製品運搬用のエレベーターに頭を挟まれた。
男性は、消防などによっておよそ1時間後に運び出されたが、その場で死亡が確認された。
警察によると、エレベーターは高さと奥行きが1m50cm、幅が1m25cmで、男性は開いている扉からエレベーターの中に体を入れた状態だったという。
警察によると、男性は和菓子のケースを運ぶため1階でエレベーターを待っていたが、ボタンを押しても降りてこないため、様子を見に2階へ向かった。
「ガーン」と大きな音がしたため、別の従業員が2階に上がったところ、エレベーターの扉が開き、男性がかごの天井と2階の床に挟まれていたという。
当時、従業員2人が1階で荷物をエレベーターに入れて2階に上げる作業をしていた。
警察は、男性がエレベーターの中をのぞき込んだ時に挟まれたとみて、詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023204881.html?t=1436471204074
http://www.asahi.com/articles/ASH793QY2H79PIHB00H.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150709-00000535-san-soci
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。