2021年7月16日11時26分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男児用水着のインナーに使われているメッシュ生地に、陰茎の皮膚が挟まりケガをする事故があるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。
目の粗いメッシュ生地が皮膚と密着することで、生地の穴から皮膚がはみ出し、圧迫されることによって、はみ出た部分が腫れ上がって水着が脱げなくなってしまうことがあるという。
2010年12月から21年5月にかけ、全国の医療機関ネットワークなどに寄せられた事故情報は12件。
毎年のように同様の事故が起きている。
同センターは、「インナーにメッシュ生地を使っている水着は、子どもには着用させないでほしい」としたうえで、もしも皮膚が挟まってしまった時は、無理に外そうとしたり、メッシュ部分を刃物で切り離そうとしたりせず、医療機関を受診するよう求めている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210716-OYT1T50148/
7月15日21時42分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、水着業界ではメッシュを使わないという基準が設けられているがネットでは今でも販売されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男の子の水着の裏地に使われるメッシュ生地に、皮膚がはさまれてとれなくなる事故が相次いでいます。
国民生活センターによると、メッシュ生地の穴に皮膚がはさまり出血し、病院に搬送されるケースが報告されているとのことです。
事故の事例を受け、水着業界にはメッシュ生地を使わない自主基準が2010年に設けられましたが、インターネットのショッピングサイトでは、こうした商品が今も製造・販売されていることが確認されました。
国民生活センターは業者に対し、こうした商品を製造・販売しないことを求める一方、消費者に対しては、裏地にメッシュが使われている水着を着用しないこと、はさまってしまった場合は無理にはずそうとせず、すみやかに医療機関にかかることを呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0220c600f0e65edade832afcb908d7f8a0c3f913
7月15日16時58分に朝日新聞からは、新潟県では2.5ミリ穴に挟まった事例があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国民生活センターが、裏地にメッシュ素材を使った男児用水着を使用しないよう呼びかけている。
陰茎の皮膚がメッシュの小さな穴にはさまり、けがをするおそれがあるという。
同センターによると、男児がけがをする事故は毎年のように起きているといい、2010年以降では、「海水浴後に水着を脱ごうとした際に裏地の編み目に皮膚が入り込んで脱げず、病院に運ばれた」などの相談が少なくとも12件寄せられている。
日本小児科学会によると、新潟県で実際に起きた事故では、男児(6)が着用した水着の裏地のメッシュの穴の大きさは縦2・5ミリ、横1・8ミリだったという。
穴にはさまった皮膚が水ぶくれ状態になって腫れ上がり脱げなくなったという。
小児の陰茎の皮膚は非常に伸びやすく、メッシュの小さな穴からも外側にはみ出しやすいことが原因とみられるという。
https://www.asahi.com/articles/ASP7H5GK2P7HUTFL004.html
※国民生活センターから7月15日付で出された注意喚起文書は下記参照。
『男児用水着のインナー生地を確認しましょう -陰茎部の皮膚が挟まり、取れなくなることも-』
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20210715_1.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。