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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20174162222分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4161931分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午後3時50分ごろ、兵庫県神河町川上の砥峰高原で行われていた恒例の「山焼き」行事で、地元の男性(62)がガスバーナーを使ってススキに火をつける作業中、周囲を炎に囲まれて火が体に引火し、全身をやけどする重傷を負った。

男性の衣服の火などを消そうとした別の男性(43)も手をやけどし、軽傷。

 

警察や消防によると、重傷を負った男性は、川上地区の住民ら約100人とともに、山焼き行事にスタッフとして参加。

ガスバーナーを使って点火していた際、誤って炎に囲まれ、逃げられなくなったという。

近くで作業に当たっていた男性が気付き、通報したという。

 

同署は山焼きの計画内容を確認するなどし、負傷した原因を調べている。

 

同高原は標高約900mにあり、約90ヘクタールにわたってススキが群生する西日本有数の自生地。

村上春樹さん原作の映画「ノルウェイの森」のロケ地としても知られる。

 

15日から順延された山焼き行事は、この日午後2時から始まり、観光客ら約1300人が様子を見守っていた。

山焼きは、地元住民らが約100年前から春先に続けてきた伝統行事。

住民らによると、火が人に燃え移り負傷する事故は初めてという。

 

出典

伝統の山焼き、人に燃え移り重傷 兵庫・砥峰高原

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201704/0010101704.shtml 

映画「ノルウェイの森」ロケ地・砥峰高原の「山焼き」で引火、男性が全身やけどの重傷 兵庫・神河町

http://www.sankei.com/west/news/170416/wst1704160045-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

山焼き時に炎にまかれる事故は、今年2月に秋吉台と下関市で、また3月にも熊本県で2件起きている。(本ブログ掲載スミ)

 

 

 

(2020年3月4日 修正1 ;追記)

 

202034610分に神戸新聞から、やけど男性は死亡していた、12年前にも同じような事故が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

西日本有数のススキの自生地で知られる砥峰高原(兵庫県神河町川上)で2017年、伝統行事の山焼き中に点火担当の男性がやけどを負い、約2カ月後に亡くなった事故で、福崎署は3日、主催者にあたる同町の男性区長(63)を業務上過失致死容疑で神戸地検姫路支部へ書類送検した。

同署への取材で分かった。

 

事故は17年4月16日に発生。

ガスバーナーを使って点火作業中だった同町の男性=当時(62)=が炎に囲まれ、全身をやけどした。

男性は同年6月に多臓器不全で死亡した。

 

捜査関係者によると、区長は作業の総責任者でありながら、点火手順や危険回避の具体的な指示などを怠った疑いがある。

 

12年にも別の男性が点火中に両手をやけどする事故が起きていたが、その後、体制や装備の見直しなど、必要な防火対策が講じられていなかった点も重く見た。

 

山焼きはススキの発芽促進などを目的に毎年開催。

この年は大勢の観光客が見守る中、川上区の住民や消防団員ら約100人体制で行った。

 

事故を受けて翌年の山焼きは中止。

町や川上区で実行委員会を立ち上げ、点火手順や防火服の着用義務を明文化したマニュアルを策定した。

 

昨春に地元関係者だけで再開し、今年も3月下旬に非公開での実施が予定されている。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202003/0013164414.shtml

 

 

 

 

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20174102041分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長野県の志賀高原スキー場近くのクロスカントリーコースで、平成25年3月、圧雪車に巻き込まれて死亡した小学5年の男児の両親が、圧雪車の運転手らを雇用していたPホテル(東京)に約7400万円の損害賠償を求めた訴訟は、長野地裁で10日までに和解が成立した。

和解内容は明らかにしていない。

 

訴状によると、同年3月19日、コースを滑っていた男児=当時(11)=が圧雪車を追い抜こうとした際、後部の回転部分に巻き込まれた。

 

原告側は、部活動でコースを使うと知りながら、ホテル側が誘導員配置などの注意義務を果たさなかったと主張していた。

 

圧雪車の男性運転手と作業統括の男性は、26年10月、業務上過失致死罪で略式起訴された。


同ホテルは、「亡くなった方のご冥福を祈るとともに、再発防止に努める」としている。

 

出典

小5死亡圧雪車事故で和解 ●●●●ホテルと両親

http://www.sankei.com/affairs/news/170410/afr1704100025-n1.html

 

 

 

※事故当時の状況については、2013320日付で日本経済新聞から、下記趣旨の
  記事がネット配信されていた。

 

19日午後1時35分ごろ、長野県山ノ内町の志賀高原・一の瀬ダイヤモンドスキー場近くで、クロスカントリースキーをしていた同町立東小5年の男児(11)が作業中の圧雪車の後部ローターに巻き込まれ、間もなく死亡が確認された。

 

警察は、安全確認が不十分だった疑いがあるとみて、圧雪車の男性運転手(34)から事情を聴いている。

 

同小によると、男児を含む1~6年生計22人に外部の男性コーチ1人、保護者1人が付き添い、クロスカントリーコースで部活動中だった。

この日から春休みで、午後から練習をしていたという。

 

現場ではクロスカントリーの大会のため、圧雪車がコースを整備していた。

天候は晴れだった。

 

警察によると、ローターは車体後部に取り付けられた横長の部品で、回転しながら雪面を平らにならす仕組み。

 

出典

圧雪車に巻き込まれ小5男子死亡 長野・志賀高原、スキー中に

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG19051_Z10C13A3CC1000/ 

 

 

 

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20174102042分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4102211分に読売新聞から、412日付で朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後0時15分ごろ、千葉県浦安市舞浜の東京ディズニーリゾートの一角にある貸しホール「舞浜アンフィシアター」で男性が作業中に落下したと、消防に通報があった。
警察などによると、落下したのは東京・世田谷区に住むパフォーマーのYさん(男性、38歳)で、病院に運ばれたが、死亡した。


これまでの調べで、当時、劇場では、Yさんが高さ16mの天井からワイヤーでつり下げられた状態で下におりるスピードを調整する点検作業が行われていて、10mくらいの高さから落下したという。

 

警察によると、ワイヤーは出演者が天井から舞台に降りたり、空中遊泳したりする際に使うもので、複数の関係者が舞台の演出装置を操作し、ワイヤーを上げ下げする速度を確認していたという。

 

劇場は、現在、大手広告代理店の関連会社が、今後予定されている公演のために借りていて、当時、公演に向けた準備が行われていたという。


警察は、安全管理に問題がなかったかなど、当時の状況を調べている。


Yさんはパフォーマーが所属する会社を経営しており、世界的に知られるパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のショーに参加するなど、国内外で活躍するパフォーマーとして知られていた。

出典

TDR劇場 機器点検中に転落死

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086065071.htm 

TDR内ホール、宙吊りで点検中10m転落死亡

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170410-OYT1T50056.html?from=ycont_top_txt 

 

 

 

 

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2017410209分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前10時半ごろ、群馬県太田市の北部運動公園で、運転手が乗った芝刈り機と牽引していた3台の客車のうち先頭の1台が、道路脇の斜面をおよそ1m下まで滑り落ちた。


この事故で、芝刈り機を運転していたアルバイトの72歳の男性が左足の親指を骨折したほか、客車に乗っていた60代から70代の男女3人が、胸を打つなどの軽いけがをした。


この公園では今月6日からイベントが開かれ、乗り物は花を観賞する乗客を乗せて園内を周遊していたという。


主催者によると、専用のカートの調子が悪くなったため、10日から、代わりに芝刈り機で客車をけん引していたという。


警察は、安全管理に問題がなかったかどうか、詳しい状況を調べている。

 

出典

周遊乗り物が斜面滑落 4人けが

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1066065061.html 

 

 

 

 

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2017482317分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午後7時40分ごろ、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれていたコンサートの来場者から、「入場者がけがをしている」などと119番通報があった。

 

警察などによると、ライブ客のうち、男性1人と女性20人の計21人が体調不良を訴え、このうち女性19人が病院に運ばれ手当を受けており、いずれも過呼吸や打撲の軽い症状という。

 

警察によると、コンサートは国際展示場で午後6時ごろから始まり、10~20歳代を中心に約1万8000人が詰めかけていた。

 

座席はなく、盛り上がりを見せるうちに、興奮状態の数人が会場の端に移動してうずくまり、体調不良を訴えたという。

コンサートは予定通り、午後9時まで続けられた。

 

幕張メッセのホームページによると、同日夜は「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」というグループのコンサートが開かれていた。

ワンオクロックは、平成17年に結成された日本の4人組ロックバンド。

19年のデビュー以来、全国ライブハウスツアーや音楽イベントを中心にライブを行い、若者の絶大な支持を集めている。

ボーカルのTAKAは、歌手の森進一、昌子元夫妻の長男。

 

出典

過呼吸症状で19人搬送 ONE OK ROCKコンサート 千葉・幕張メッセ

http://www.sankei.com/affairs/news/170408/afr1704080029-n1.html

 

 

49042分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午後7時40分ごろ、千葉市美浜区の幕張メッセで行われたロックバンド「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」のコンサート中、体調不良になって会場外に出る客が相次いだ。

 

地元消防によると、約50人が熱中症や過呼吸とみられる症状を訴え、21人が病院に運ばれた。

足腰の打撲を訴える客もいるという。

警察によると、重症者は確認されていない。

 

複数の客によると、会場では全員が立ち見で、メンバーがステージから客席付近に下りた際、近くで見ようとした客が殺到し、かなりの人数が一時、転倒。

コンサートは続行したが、場内は蒸し暑く、外に出る人が相次いだ。

 

出典

幕張メッセ、50人体調不良 ワンオクのコンサート

https://this.kiji.is/223423829337948169?c=39546741839462401 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今回病院へ搬送された21人が、過呼吸症状によるものか、打撲によるものか、それとも熱中症によるものかは定かでないが、仮に過呼吸症状だったとすれば、大勢の若い女性が一度に過呼吸症状を訴えた事例は、過去にもしばしば起きている。

以下は、本ブログ掲載事例。

 

2013626日掲載

2013619日 兵庫県の県立高校で女生徒1人が過呼吸のような症状になり、その様子を見ていた17人も同様の症状になって病院へ

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2972/

 

 

 

 

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201746190分にテレビ大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

別府市の別府ラクテンチで、来園者が使う手の消毒用のボトルに誤って別の消毒液が混ざっていたことが分かった。

子どもを含む6人が、手が赤くなるなどの症状を訴えているという。


ラクテンチによると、4日、バートパークの出入り口に設置していた消毒液を使った複数の来園者から「手が赤くなった」などと訴えがあった。

 

職員が確認したところ、ボトルには鳥インフルエンザ対策で靴底を消毒するための消毒液が混ざっていたという。

靴底用の消毒液は、水で500倍に薄めて使用するものだが、ボトルには原液のままで入れていた。

 

6日までに、6歳の子ども2人を含む来園者6人から、手や顔が赤くなったなどと訴えがあったという。


担当者の入れ間違いが原因だということで、別府ラクテンチでは、消毒液の保管方法を見直すなどの再発防止策をとるとともに、症状がある人は連絡してほしいと話している。

 

出典

ラクテンチで消毒薬入れ間違い 子どもなど被害

https://www.tostv.jp/news/205.html 

 

 

46232分に朝日新聞から、462347分に大分放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大分県別府市の遊園地「別府ラクテンチ」で、来場者から「手が赤くはれた」と訴える申し出があった。

 

申し出があったのは、4~6日に来園した6歳の女児ら6人。

鳥類とふれあうコーナーの入り口で消毒液を使った来場者とみられる。

いずれも、症状は快方に向かっているという。

 

園によると、入り口に鳥インフルエンザの防疫用に消毒液を置き、利用を呼びかけていた。

手に使う分と靴底に使う分の2種類がある。

 

手の消毒に使うアルコール液を入れる容器に、職員が過って靴底用を混入したといい、来場者の6人は手や腕などがはれたり、かゆみが出たりしたという。

 

出典

遊園地客ら、消毒液で手腫れる 靴用誤混入か 別府

http://www.asahi.com/articles/ASK4653H2K46TPJB01Q.html 

別府ラクテンチの消毒液間違え炎症被害

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=04060037100&day=20170406

 

 

 

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2017320014分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

熊本県の高森町と南阿蘇村の2カ所で、19日、放牧用の草原である牧野(ぼくや)の野焼き作業中に火が燃え移るなどして、1人が死亡、2人が重軽傷を負った。

 

警察によると、同日午後2時20分ごろ、高森町野尻の牧野で、同町尾下の男性(66)が野焼きの火に囲まれ、全身にやけどを負った。

熊本市内の病院に運ばれたが、同日深夜に死亡した。

男性は、NPO法人が所有する牧野の野焼きにボランティアで参加していた。

午後2時ごろから約40人で作業を始め、山の上の方にいたという。

 

同日午前11時ごろには南阿蘇村一関の牧野で、近くの農業の男性(78)が、野焼きで広がった火で顔や両手足などにやけどを負い重傷。

男性についた火を消そうとした獣医師の男性(56)も、両指先をやけどする軽傷を負った。

午前10時から地元住民約40人で約30ヘクタールの牧野を焼く予定で、2人は火をつける役をしており、中腹付近にいたという。

 

出典

野焼きでやけど、1人死亡2人重軽傷 熊本

http://www.asahi.com/articles/ASK3M5QW4K3MTLVB00P.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

野焼き中の死亡事故は、今年2月に秋吉台と下関市でも起きている。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6816/

 

また、2010年に御殿場市で起きた3人死亡事故では、今年3月に有罪判決が出ている。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6837/

 

 

 

 

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2016711日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6086/

 

 

(2017年3月25日 修正1 ;追記)

 

20173162250分に京都新聞から、大量の炭を一度におこしたことが原因という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3161828分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)

 

中京署は16日、業務上失火の疑いで、京都市下京区の会社員の男(23)を書類送検した。

同署によると、男は出火元の店員で、「団体客の準備で必要以上の炭を焼き、燃え上がった」と容疑を認めているという。

 

中京署によると、男は、団体客の準備を早く済ませようと、約30人分の木炭約60個(約20kg)を一度に金網の上に置き、ガスこんろで焼いたという。

 

店側は、炭火をおこす際、小分けにするよう店員に指導していたとし、同署は、店側の過失責任までは問えないと判断したという。

 

居酒屋は、現在、閉店している。

 

出典

先斗町火災、火元の店員送検 京都、木炭60個一挙点火

http://kyoto-np.co.jp/politics/article/20170316000149 

こんろに炭20キロ一気に投入し火災…京都・先斗町の居酒屋従業員を業務上失火の疑いで書類送検 京都府警

http://www.sankei.com/west/news/170316/wst1703160056-n1.html 

 

 

 

(2017年6月30日 修正2 ;追記)

 

2017628822分に産経新聞westから、不起訴処分になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

業務上失火容疑で書類送検された居酒屋の男性従業員(24)について、京都地検は不起訴処分(起訴猶予)とした。
処分は今月26日付。

 

地検は、処分理由について明らかにしていない。

 

出典

京都・先斗町火災で居酒屋従業員を不起訴 京都地検

http://www.sankei.com/west/news/170628/wst1706280014-n1.html

 

 

 

 

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2015222日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。

第1報は下記参照。

(1/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4636/

(2/2)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4637/

 

 

(2017年3月21日 修正2 ;追記) 

 

20173132010分にNHK北海道NEWS WEBから、副店長に有罪判決という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3131353分に読売新聞から、3131428分に共同通信から、314日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

安全管理を怠ったとして業務上過失傷害の罪に問われている実質的な店の責任者である副店長に対し、札幌地裁は13日、罰金40万円の判決を言い渡した。

 

金子裁判長は、「施設管理や安全確保は被告の業務の一環で、事故の直前に看板と同じ色の部品が看板の真下の歩道に落ちているのを確認しており、看板からさらに部品が落ちる可能性を十分予測できた。歩行者に危険が及ばないよう注意喚起していれば事故は避けられた」と指摘した。


その上で、「被害者は非常に重いけがを負い、被告の落ち度は重大であるが、今後、被害者やその家族に謝罪し、誠意ある対応をすると約束している」として、副店長に罰金40万円の判決を言い渡した。

 

弁護側は、最初の部品の落下後、目視点検をしたが、看板の一部と認識することは難しく、事故は予見できなかった点や、看板設置工事の欠陥が事故原因、副店長は看板の維持管理の責任者でないなどと主張し、無罪を求めていた。

 

判決を受け、弁護側は13日午後、札幌市内で記者会見し、「事故の予見可能性を広く捉え過ぎている」と批判した。

 

関係者によると、部品が頭に当たり重傷を負った女性は、現在も意識不明の状態が続いている。

 

 

この事故のあとも、ビルの外壁や看板などが落下する事故は全国であとを絶たず、歩行者などがけがをするケースも少なくない。


このうち仙台市青葉区では、去年4月、ビルの屋上に設置された金属製の板が風にあおられて落下し、通りかかった男性が頭にけがをした。


長崎県時津町でも、去年4月、ビルの2階部分の外壁にかかっていた美容室の看板が風に飛ばされ、バスを待っていた女性が軽いけがをした。


札幌市でも、おととし4月、ススキノの雑居ビルから金属片が落下し、70代の男性が軽いけがをした。

事故をきっかけに、札幌市は対策を強化したが、課題も残っている。


札幌市では、事故の前から、屋外に設置した看板は3年に1度、所有者が定期的に点検を行い、鉄骨の腐食や変形、ボルトのゆるみなど、18の検査項目で異常がないかを市に報告するよう、義務づけていた。


しかし、検査の方法については具体的に定められておらず、今回落下した看板も、事故の3年前の点検で地上から目視を行っただけで、すべての項目で「異常なし」とされていた。


このため、札幌市では看板の状態を正確に把握するため、点検結果の報告の際に所有者に対し、看板の接続部や看板を支える部分などの写真を添付し、どのような点検を行ったかを具体的に記載させるなど、対策を強化した。


このうち、繁華街ススキノを抱え、看板の数が道内一多い札幌市中央区では、規制が強化されたあと、およそ500件分の看板について点検報告が寄せられ、区の担当者が内容を精査した結果、5件の看板で落下のおそれがあるとして、所有者に改善を求めたという。


しかし、中央区によると、規制が強化された去年1月以降、提出期限を迎えながら点検報告が行われていない看板が200件あまりと、全体のおよそ3件に1件に上っていて、対策には課題も残っている。

 

出典

看板落下 罰金40万円の判決

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170313/4350881.html 

看板落下で重体、副店長に罰金40万札幌地裁

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170313-OYT1T50113.html 

看板落下で重傷、罰金40万円 飲食店責任者に札幌地裁

https://this.kiji.is/213881703571015163?c=39546741839462401 

札幌・看板落下 女性重体 「予見できた」 かに店副店長に有罪 地裁判決

http://mainichi.jp/articles/20170314/ddm/041/040/141000c 

 

 

3132328分にNHK北海道NEWS WEB新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

判決によると、被告は事故の約2時間前、歩道上に鉄製部品があることを通行人に指摘された。

 

金子裁判長は、「鉄製部品は真上にある看板と色合いや質感が似ていた。そのことは歩道上から目視で把握でき、看板からさらに別の部品が落下する恐れがあることは想定できた」と予見可能性を認め、「店内に備えていたコーン標識などで歩行者に注意喚起すれば、事故を回避できた」と判断した。

 

事故原因については、「看板の部品や支柱の接続部分の強度が著しく劣化し、一部は固定すらされていなかったことにある」と認定。

「看板の維持管理に当たっていた(本社の)担当者らの落ち度も重大」とし、被告の罰金額を求刑よりも減らした。

 

出典

S店、看板落下事故 罰金40万円 「副店長、予測可能」

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0378314.html 

 

 

 

 

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20173122140分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3122032分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後3時すぎ、京都市伏見区向島大河原の宇治川河川敷で、無線操縦のラジコンヘリが墜落して炎上、アシなどの雑草約22.5ヘクタールが焼けた。

 

消防車15台と消防ヘリ1機が出動し、近くを通る国道1号の巨椋(おぐら)大橋の南行き車線を一時通行止めにして消火に当たった結果、午後5時17分に鎮圧された。

けが人はなかった。

 

警察によると、ラジコンヘリは全長約1.6mで、動力源はバッテリー。

愛好者が集まる近くの無線操縦専用の京都模型飛行場で、大阪府の会社員男性(66)が操縦していたという。

 

目撃した人の話などから、警察は、何らかの原因で回転翼のスピードが弱まって墜落したとみている。

 

京都市には、事故当時、乾燥注意報が出ていた。

 

出典

ラジコンヘリ墜落、河川敷焼く 京都・伏見

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170312000117

河川敷に無線操縦ヘリ墜落 23ヘクタール延焼 京都

http://www.asahi.com/articles/ASK3D5FQ7K3DPLZB00K.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

写真を見ると、山焼きと見間違うばかりに火が燃え広がり、広範囲に黒い煙がモクモクと出ていた。

 

 

 

 

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20173122040分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3121944分にNHK和歌山から、313日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前9時15分ごろ、和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で、アジアゾウの体を洗っていたタイ国籍の飼育員マディさん(37)が、ゾウが振り回した鼻に当たり、救急搬送された病院で約1時間後に、脳挫傷による死亡が確認された。

警察が、当時の詳しい状況を調べている。

 

警察によると、ゾウは40歳の雌のラリー(約3.5トン、高さは3m近い)。

当時、マディさんは開園準備のため、別のタイ人男性飼育員(53)とともに、おりの中でラリーを含む2頭のゾウの体を洗っていたという。

 

マディさんがラリーの顔付近を洗っていたところ、ラリーが嫌がったため鼻が当たっておりの鉄柵に飛ばされ、たたきつけられた。

ラリーはさらに、マディさんに襲いかかり、鼻で体を押さえつけたため、男性飼育員が救助。

マディさんは病院搬送時、すでに意識がなかったという。 

 

施設は開園前で、客はいなかった。

施設はこの日、通常より5分遅れでオープンしたが、13、14日は臨時休園する。

 

ラリーは昭和53年の開園当初からこの動物公園で暮らしているが、飼育員にけがをさせたことはなかったという。

 

亡くなったマディさんはタイで10年以上、ゾウを飼育した経験があり、平成27年から同施設に勤務していた。 

 

出典

アジアゾウに襲われ、タイ人の男性飼育員が死亡 和歌山・アドベンチャーワールド

http://www.sankei.com/west/news/170312/wst1703120022-n1.html

ゾウの鼻にあたり飼育員死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044663341.html?t=1489348635244 

飼育員死亡 洗体作業中、ゾウにたたかれ 脳挫傷で 和歌山

http://mainichi.jp/articles/20170313/ddm/041/040/075000c 

 

 

3121931分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施設によると、現場は象2頭を飼育する「ゾウふれあい広場」のおり(縦19m、幅6m、高さ3m)の中。

2人は、体を横たえたラリーに水をかけてブラシで洗っていたが、ラリーが急に立ってマディさんに鼻を当て、金属製のおりの柱(直径約15cm)に押しつけたという。
 

 

ラリーが客の手から鼻でバナナを受け取る「おやつタイム」や、来園客を背中に乗せるもう1頭の「エレファントライド」は、当面休止する。

 

出典
象の鼻に当たり飼育員死亡 アドベンチャーワールド

http://www.asahi.com/articles/ASK3D3TP5K3DPXLB00D.html 

 

 

3122022分に同じ産経新聞westから、過去の大型動物をめぐる主な事故のリスト付きで、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。

 

動物園やサファリパークなどで飼育員がライオンやゾウなど大型動物に襲われる事故は、近年、全国的に相次いでいる。

 

千葉県成田市の動物プロダクションでは、今年1月、飼育員の男女2人が雄の成獣のライオンに襲われ重傷。

翌月には長野県小諸市の市動物園で、20代の女性飼育員が雌ライオンに顔や足をかまれ、大けがを負った。

 

今回のアドベンチャーワールドと同様、ゾウが絡んだ事故もあり、平成24年にはラオス人の男性飼育員が雌のアジアゾウに胸などを踏まれて死亡。

 

ゾウは穏やかそうな外見とは対照的に飼育員との事故が多い動物とされ、千葉県市原市の「市原ぞうの国」の広報担当者は、「体が大きく、わずかな動作でも飼育員の大けがにつながりやすい。信頼関係がなければ近づいてはいけないが、人間とのコミュニケーションを求める性格もある」と、飼育の難しさを強調した。

 

動物の行動に詳しい岩手大学の出口善隆准教授も、「雌ゾウは、発情期や排卵が近づくと、外部との接触を嫌がる傾向にある」と指摘。

その上で、全国的に大型動物の飼育事故が相次いでいることについて、「飼育下の動物でも、野性的な面は完全には排除できない。施設は飼育員の経験に頼るだけではなく、緊急避難の方法など対策を考えていく必要がある」と話した。

 

出典

ゾウの飼育員死亡 「飼育下でも野性的な面は排除できない」 専門家が警鐘

http://www.sankei.com/west/news/170312/wst1703120043-n1.html 

 

 

3141750分にNHK和歌山からは、施設は飼育方法を変更するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施設では臨時休園して、事故の再発防止策を検討してきた。


その結果、今後は原則として飼育員がゾウと同じスペースに入らずに、柵の外から餌やりや体の洗浄などを行い、掃除の際には前もってゾウを別の場所に移動させることになった。


これを受けて、今月17日から営業を再開するが、来園者がゾウの背中の上に乗ったり餌を与えたりする催しについては引き続き休止し、安全対策の検討を進めるとしている。

日本動物園水族館協会によると、国内では、同じ飼育スペースに入ってゾウの世話を行う施設が多いということだが、アメリカでは、トレーニングを重ねることで、柵の外からでも飼育や健康チェックを行えるようにしている施設が増えているという。


今回の事故を教訓に、誰もが安心できる飼育方法を検討することが、改めて求められている。

 

出典

ゾウの事故で飼育方法を変更

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044710691.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

産経新聞westに掲載されている事故リスト中、いくつかの事例は本ブログでも紹介している。

 

 

 

 

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20173101854分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

310日付で日テレNEWS24(山口放送)から、3102226分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後3時半すぎ、宇部市の「ときわ遊園地」の従業員から「遊具が燃えている」と消防に通報があった。


ときわ公園管理課によると、火が出たのは「スカイダンボ」という、遊園地の上空をゴンドラに乗って1周する懸垂式モノレールの乗り場で、この遊具は点検期間中で営業していなかったが、一時、煙が激しく上がったため、園内にいた20人ほどの客を外に避難させたという。


消防と警察によると、火はおよそ30分後に消し止められたが、鉄骨の建物の2階部分にある乗り場と1階の遊園地を管理する会社の事務所、合わせて323m2が全焼した。
この火事でけが人はいなかった。


ときわ公園管理課によると、当時、乗り場の床を補修するため男性従業員が溶接していたということで、警察は、溶接の火花が飛び散って下にある事務所に火が燃え移った可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。

 

下関地方気象台によると、宇部市では午後3時半ごろ、最大瞬間風速8.7mの風が吹いており、山口県全域に乾燥注意報が出ていた。


宇部市によると、この火事の影響で「ときわ遊園地」は12日まで休園するという。

 

出典

ときわ遊園地で火事 客避難

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064630921.html?t=1489173422726 

遊園地で遊具の建物が燃える火事(山口県)

http://www.news24.jp/nnn/news8708832.html 

遊園地で火災、けが人なし 山口・宇部

http://www.sankei.com/west/news/170310/wst1703100094-n1.html 

 

 

 

 

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2017371613分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

371614分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

おととし8月、湯沢町土樽の魚野川で、川遊びをしていた当時、東京の小学1年生だった男の子が、倒れてきた岩(高さ180cm、幅70cm、厚さ60cm)に挟まれ、死亡した。


男の子は、大手予備校「K」の系列の東京にある学習塾が開いた「野外教室」に参加していて、警察は、塾の関係者などから事情を聞くなどして、事故の状況や原因を調べていた。


その結果、当時、野外教室を企画し事故があった当日、30人余りの子どもたちを引率していた59歳と53歳の2人の塾の職員が、事前に現場の下見をしていなかったことがわかったという。


警察は、十分な安全確認をせずに子どもたちを危険な場所で遊ばせていたとして、2人の職員を業務上過失致死の疑いで7日、書類送検した。
2人は容疑を認めているという。

 

岩は前日までの雨で不安定な状態になっていたという。


野外教室を企画した「KGD」は、「児童やご遺族の方に大変申し訳なく、おわびのしようもない。二度とこのようなことが起きないよう、安全対策の見直しを進めていきたい」とコメントしている。

 

出典

小学生死亡 引率者を書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034516712.html 

引率男性2人を書類送検=川遊びの小1死亡で-新潟県警

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017030700951&g=soc 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像を見ると、河原には一抱えもありそうな石がゴロゴロしており、その一角に横になった大きな岩が1個、アップで映されていた。

その岩が倒れてきて挟まれたのかもしれない。

 

また、横になった岩と同程度の大きさの岩がまとまって数個、縦とか斜めとかに立っている様子も映されていた。

そういった場所にあった岩が倒れたのかもしれない。

 

 

 

(2018年8月7日 修正1 ;追記)

 

2018861926分にNHK新潟から、一旦は不起訴になったが再捜査中など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

男の子の両親が会社に対し、損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

訴えを起こしたのは、平成27年8月、新潟県湯沢町の魚野川で川遊びをしていて、倒れてきた岩に挟まれて死亡した小学1年生の男の子の両親。


死亡した男の子は、大手予備校のグループ会社「KG」が企画した2泊3日の野外教室に参加していた。


訴えによると、両親は引率する職員らが現場の下見をしておらず、川で遊んでいる子どもが何人いるかも把握していなかったなど、事故を避ける義務を怠ったとして、「KG」に4億5000万円余りの賠償を求める訴えを、6日までに東京地裁に起こしたという。


この事故をめぐっては、引率していた男性職員2人が業務上過失致死の疑いで書類送検され、その後、嫌疑不十分で不起訴になったが、先月、長岡検察審査会が「不起訴は不当だ」と議決し、検察が改めて捜査している。


「KG」は、「現時点で訴状が届いていないため、コメントは差し控えます。誠実に対応していきます」としている。

 

出典

野外教室死亡事故で賠償求め提訴

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20180806/1030004322.html 

 

 

 

(2019年4月10日 修正2 ;追記)

 

2019491911分にNHK新潟から、再捜査結果でも不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

平成27年8月、湯沢町で行われた野外教室で、川遊びをしていた東京の小学1年生の男の子が倒れてきた岩に挟まれて死亡し、警察は、野外教室を企画し、子どもたちを引率していた学習塾の男性職員2人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。


新潟地検長岡支部は嫌疑不十分として2人を不起訴としたが、死亡した男の子の父親が検察の判断は不当だとして長岡検察審査会に審査を申し立て、審査会は去年7月、「事前に現場調査を行っていれば、河原の石が崩落する危険性を把握することは可能だった」などとして、不起訴不当の議決をした。


この議決を受けて検察は再び、この事故について捜査を進めた結果、9日付けで不起訴とした。

これについて新潟地検は、「捜査した結果、犯罪を証明する証拠が不十分であった」としている。


一方、小学生の遺族の代理人の佐川弁護士は、「岩が落ちてくることは予測できたと思っているので納得できず、民事裁判で訴えていきたい」としている。

 

出典

野外教室死亡事故 再び不起訴に

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190409/1030007399.html 

 

 

 

 

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201736225分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前11時50分ごろ、香川県丸亀市の遊園地「NEWレオマワールド」で、屋内型ジェットコースター「スペースシップ2056」が運営会社の男性社員(51)と接触、男性は背骨や鎖骨を折るなどのけがをした。
意識はあるという。

 

警察によると、事故当時、コースターは無人で走行していた。


男性は1人でコースターの運行を担当しており、コース内の落とし物を拾うために近づいたとみられる。

 

この遊園地では、2014年11月と15年2月にも、従業員が別のコースターと接触して負傷したほか、15年5月と6月に2人乗りコースターで客がけがをする事故が2件起きている。

 

出典

コースターに接触、男性けが 香川・丸亀の遊園地

https://this.kiji.is/211469935343140865?c=39546741839462401 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

それぞれの事故の状況や原因は異なるが、2年と4ケ月の間に、客も含めて計5件の人身事故は、ちと多すぎる感がある。

起きる時には続いて起きることがある、ということか?

それとも、安全管理の根っこ部分に問題があるのだろうか?

 

過去4件の人身事故は、下記参照。

 

2015620日掲載

2015613日 香川県丸亀市の遊園地で上下左右に揺れるコースターに1人で乗っていた女性がカーブの際に座席で腰を打ち重傷、過去にも2回同様の事故があった (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4971/

 

2015219日掲載

2015213日 香川県丸亀市の遊園地でジェットコ-スターの運行前点検中、戻ってきたコースターがまだゆっくりと動いているのに乗ろうとして足を踏み外し、足の指骨折などの重傷

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4632/

 

20141120日掲載

20141114日 香川県丸亀市の遊園地でジェットコースター下の柵の中で樹木剪定中、コースターに接触して意識不明の重体、営業中は関係者でも柵内には立入り禁止だった (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4435/

 

 

 

 

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20172262312分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午後7時半ごろ、東京都港区六本木6丁目のホテル「G」6階のステーキレストラン「O」から出火、消防によると、厨房の天井約10m2と排気ダクトが燃えた。

客や店員やホテルの利用者ら、合わせて約200人が避難した。

 

警察によると、オーブンの上にある排気ダクト付近から出火したとみられるという。

 

出典

ホテルGの飲食店から出火 200人避難

http://www.asahi.com/articles/ASK2V72S9K2VUTIL023.html 

 

 

2262237分に毎日新聞からは、オーブンから出火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午後7時半ごろ、東京都港区六本木6丁目の商業施設「六本木ヒルズ」内にあるホテル「G」の6階にあるステーキ店のオーブンから出火し、ダクトに延焼した。


東京消防庁によると、利用客ら200人程度が避難したが、けがをした人はいない。

ポンプ車など10台以上が出動した。

 

ホテルによると、1階から6階にかけてレストランやバーがあり、6階にはステーキ店のほかにすし店も入っている。


ロビーでは、避難した人たちにホテル側が椅子を用意、飲み物を配るなどして対応した。

 

出典

火災 ホテルGで利用客200人避難 六本木

http://mainichi.jp/articles/20170227/k00/00m/040/057000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

高級店であれば、ダクト内部の清掃も定期的にしっかりやっているような気がするのだが・・・。

 

 

 

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2017227日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

227911分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午前9時半ごろ、小諸市丁の市動物園のライオン舎内で、飼育員の女性(22)が雌ライオンのナナ(15歳)に喉や顎、右脚などをかまれた。

女性は佐久市内の病院に運ばれ、警察によると重傷だが意識はあり、命に別条はないという。

 

小諸市は同園を閉鎖し、警察や保健所が原因を調べている。

市は、原因究明や対策見直しが終わるまで、当面、休園にする。


市によると、午前9時半ごろ、来園者の女性が「ライオンに人がかまれている」と、離れた場所にいた男性飼育員に伝えた。


男性飼育員が駆け付けると、女性はライオン舎の「屋外展示場」の床にあおむけに倒れ、右脚をかまれていた。


その後、ナナは女性を引きずって屋外展示場奥の動物通路に移動。

男性飼育員と、続いて駆け付けた男性主任の2人で、ホースで放水してナナを引き離し、女性を救出した。


市によると、女性は救出後、当時の状況を「よく覚えていない」と話したという。


市総務課や経済部によると、女性は2015年4月から市の嘱託職員として同園に勤務し、現在はライオンの担当飼育員2人のうちの1人。

通常、世話は単独でしている。

女性は、ナナとの“付き合い”は約2年になる。

「ナナは女性にとても懐いていた」と動物園関係者はいう。

 

市によると、ライオン舎のチェック表には、26日午前9時25分、女性がライオン舎に入ったと記してあるが、作業内容は現時点で不明。

同7時25〜50分にも女性はライオン舎に入り、子宮内膜炎の薬を肉に混ぜてナナに与えていたという。


ナナは04年11月に雄のカイと共に多摩動物公園(東京都)から譲り受け、14年4月のカイの死後は小諸市動物園で唯一のライオンだった。

作家の村上春樹さんがウェブサイトや著書でナナについてつづったことから広く知られ、人気者だった。

 

出典

ライオンにかまれ重傷 小諸市動物園の飼育員

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170227/KT170226FTI090018000.php

「なぜ、ナナが突然…」ライオンが飼育員襲う 関係者に衝撃 小諸市動物園

http://www.sankei.com/affairs/news/170227/afr1702270005-n1.html 

 

 

2271933分に毎日新聞からは、市は管理体制を改めるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市は27日、これまで1人で行っていたライオンの世話を、同日から2人態勢に改めたと明らかにした。

飼育員レベルで備えていた手引なども、園として明確なマニュアル化を図る考えを示した。

 

市によると、園全体の飼育マニュアルがあるほか、ライオン用は、飼育員の手引と扉施錠などのチェック表がある。

27日からはそれを基に、2人で獣舎に入り、ダブルチェックする態勢を取っている。

 

出典

小諸市動物園 ライオンの世話を2人態勢に 飼育員重傷で

http://mainichi.jp/articles/20170228/k00/00m/040/046000c

 

 

2281319分に読売新聞からは、事故当時の状況に関するやや詳しい下記趣旨の記事が、ライオン舎の見取り図付きでネット配信されていた。

22781分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

飼育員が屋外のおりに出るために使う通路の鉄の引き戸(図中扉C)が、女性が見つかった際、開いた状態だったことが、27日、市の調査でわかった。

市は同日、報道陣に対し、おりなどを公開したが、「扉が開いていた理由が想像できない」としている。

 

同園では、飼育員がおりや寝床を掃除する際などには、通路側から鉄格子の引き戸(扉A)や鉄板の上下開閉式の電動扉(扉B)を操作して開け、ライオンが移動したことを確認した上で扉を締めて施錠し、隔離することになっていた。

 

だが、発見時には、扉Aは全開、Bは半開きの状態だったほか、ライオンを寝床に隔離した後に飼育員がおりの中に入るための扉Cについても全開だったという。

 

女性は、ナナにおりの中から扉AとBの間まで引きずられ、別の飼育員がナナに水をかけて救助しようとしたが、再びおりの中まで引きずられたとみられている。

 

事故直後、鍵は寝床側の扉の近くや出入り口近くの通路に落ちているのが見つかった。 

 

市によると、女性は26日朝、ナナをおりに移し、一人で寝床の清掃をする予定だったとみられる。

だが、その後の調査で、清掃用具は使用した形跡がなかった。

 

一方、女性は同日午前7時25分頃にライオン舎に入り、約2週間前に子宮内膜症と診断されたナナのために、薬を肉に混ぜて与えていたことが確認されている。

事故後には、最初に女性が発見された場所の近くで、採尿用スポイトも見つかった。

 

警察は女性の回復を待ち、事故当時の状況を確認する。

 

出典

おりへの扉、開いた状態ライオン飼育員重傷

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170228-OYT1T50050.html 

ライオン飼育員、寝床の扉まで引きずられたか

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170226-OYT1T50143.html?from=ycont_navr_os 

 

 

 

 

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20172242250分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

225日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

静岡県御殿場市の陸上自衛隊東富士演習場で、2010年、野焼き作業中に男性3人が死亡した事故で、業務上過失致死の罪に問われた元東富士入会組合長のW(76)と同組合事務局長のK(59)の両被告=いずれも同市=に対する判決が、24日、静岡地裁沼津支部であった。

 

斎藤裁判長は、W被告に禁錮1年執行猶予3年(求刑禁錮1年)、K被告に禁錮10カ月執行猶予3年(同10カ月)を言い渡した。

 

判決によると、野焼きは同年3月20日、同組合を含む4組合が実施し、地元住民らが参加。

k1さん(当時37)、k2さん(同33)、iさん(同32)が、強風にあおられた火に巻かれて焼死した。

 

W被告は作業の総責任者、K被告は統制本部の責任者だった。

争点は、両被告が今回の事故を予見できたか、対策をとる義務があったかという点だった。

 

判決では、野焼き作業では火災の延長や拡大などの危険から、作業員の安全を確保できる幅のある「防火帯」から着火して、焼け跡を背に進行するなど、避難場所を確保しながら作業を進めないと危険が及ぶ恐れがあったとした。

 

事故が起きた現場の幅は約4.7mで、防火帯にはなり得ないものだったと指摘。

防火帯外からの着火の禁止などの措置が現場で取られていれば、事故は確実に防げていたと言及。

両被告は、前年度の実施計画を漫然と踏襲し、作業担当責任者との間で、防火帯以外からの着火禁止などについて、周知徹底することを怠ったとした。

 

さらに「作業員らの安全確保は、野焼きの主催者が負う最も基本的な注意義務」として、「(両被告が)安易に前例を踏襲し、安全確保に留意するよう抽象的に求めるだけで、具体的な事故防止対策は作業班など地元に丸投げしていた」と指摘した。

 

弁護側は、「事故は、突如発生した猛烈な風のためで、予想できなかった」と反論したが、判決は「猛烈な風が吹いたとしても、防火帯外の場所からの着火を禁じ、現場作業員に周知徹底していれば、今回の結果は発生しなかった」と結論づけた。

 

弁護側はまた、野焼きについて「3000ヘクタールの広大な地域で1000人超が実施する作業で、安全確保は現場作業班に委ねざるを得ない」とし、両被告の無罪を主張していた。

 

両被告は即日控訴した。

 

総務省消防庁によると、野焼きなどの火入れが原因の林野火災は、2012~16年に1105件起き、この間、19人が死亡している。

今月19日には山口県美祢市の秋吉台で、山焼きの火入れをしていた男性(48)が焼死した。

 

野焼きは範囲が広大で、作業に当たる人数も多い。

進め方も、前例や個々の経験に頼る面があり、捜査関係者は「事故が起きても、特定の誰かに刑事責任を求めるのはなかなか難しい」と指摘する。

今回のように起訴された例は珍しいという。

 

09年3月、大分県由布市で野焼き作業をしていた住民ら4人が死亡した事故では、実施主体の役員10人が過失致死容疑で書類送検され、10年3月に9人が起訴猶予処分、事故で死亡した1人は不起訴処分になっている。

 

御殿場市では、事故後、市の「火入れ条例」を改正。

火入れの実施を、風速などを測る計器を使ってデータに基づいて判断するようにし、あらかじめ草刈りをして作る防火帯の幅を、従来の倍の「20m以上」に広げることを義務づけた。

 

出典

元組合長らに有罪判決 野焼き3人死亡事故 静岡

http://digital.asahi.com/articles/ASK2Q7SFQK2QUTPB016.html?rm=705 

 

 

225日付で中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

斎藤裁判長は判決で、両被告が野焼きの実施計画を企画・立案する責任者であり、作業員の安全を確保する注意義務を負う立場にあったと認定。

「防火帯以外での着火を禁止する義務があった」と判断した。

 

その上で、死亡した3人の作業場所が、防火帯の基準に満たなかった点を強調。

両被告が適切な安全教育などを行わずに事故につながったとし、安全教育がなければ作業員の生命・身体に危険が及ぶのは「いわば常識」と述べ、事故の予見可能性も認めた。

 

一方で、検察側と弁護側で意見が対立した、3人が巻かれた炎の火元は特定せずに、「被害者らの着火した炎か、隣の作業班の炎」と述べるにとどめた。

 

判決によると、両被告は、野焼きの計画段階で防火帯以外での着火禁止の周知など十分な安全策を取らず、10年3月20日の東富士演習場の野焼きで3人に漫然と着火作業をさせ、焼死させた。

 

 

<解説> 

 

陸自東富士演習場での野焼き事故をめぐり、実施団体「東富士入会組合」の元組合長と事務局長を有罪とした静岡地裁沼津支部の判決。

 

主催者が格別な措置を講じずに現場の適切な判断を期待するのは許されないと、現場への安全教育の徹底を、実施団体の義務と認定した。

全国で相次ぐ野焼き事故の防止に、一石を投じる内容になった。

 

弁護側の話では、野焼き事故で実施団体の役員が起訴された例は、「調べた限りない」という。

 

大分県で2009年に4人が死亡した事故では、実施団体の10人が過失致死容疑で書類送検されたが、大分地検は、起訴猶予や不起訴とした。

 

静岡地検沼津支部の起訴は、踏み込んだ判断だったといえる。

背景には、事故直後から「現場の責任」を主張する組合側に対し、法廷で真相を確かめたいという遺族の感情があったとみられる。

 

公判では、証人の一人として、同規模の野焼きを行う山口・秋吉台の実施団体の関係者が出廷。

組合と同様に「最終的な安全確保は実施団体の指示でなく、現場の判断に多くを委ねている」と語った。

その秋吉台で、今月、野焼き中に男性1人が死亡する事故が起きた。

 

今回の判決は、実施団体が大きな責任を有するという判断を示した。

東富士入会組合にとどまらず、各地の実施団体に安全対策の徹底を迫っている。

 

出典

東富士野焼き焼死 有罪

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20170225/CK2017022502000064.html

 

 

 

 

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20172192255分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2192112分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午前10時10分ごろ、山口県美祢市秋芳町の秋吉台で行われていた山焼きで、消防団員から「煙にまかれて人が倒れている」と、美祢市消防本部の現地本部に通報があった。

駆け付けた消防隊員が同県防府市の会社員の男性(48)を発見したが、現場で死亡を確認した。


山焼きは、美祢市建設経済部長がトップの「美祢市秋吉台山焼き対策協議会」が実施した。

警察によると、男性は住民ではないが実家が近くにあり、枯れ草に火を付ける作業を担当。

死因は焼死だった。 

 

美祢市によると、山焼きは午前9時半に開始。

地元住民ら約1000人が参加し、44グループに分かれて約1500ヘクタールの枯れ草に火を付ける作業を始めた。

 

実施条件について、市条例で取り決めはないが、慣例で、暴風警報が出ている場合は中止にしていた。

下関地方気象台によると、当時、山口県全域に乾燥注意報が出ていた。

暴風警報は出ていなかったが、19日午前10時21分に秋吉台で最大瞬間風速8.2mを記録した。

協議会は、19日朝、現場で風がほとんど吹いていないことなどから実施を決めていた。

 

全国の山焼きや野焼きでは、2009年3月に大分県由布市湯布院町で野焼きをしていた男女4人が死亡。

10年3月には、静岡県御殿場市の陸上自衛隊演習場で野焼き作業中の男性3人が死亡した。

 

出典

山焼き事故 炎に巻き込まれ男性死亡 山口・秋吉台

http://mainichi.jp/articles/20170219/k00/00e/040/143000c

秋吉台の山焼き、男性死亡雑草に火つける作業

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170219-OYT1T50049.html?from=ycont_top_txt

 

 

2192056分に産経新聞westからも、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。

 

警察の調べによると、倒れている男性が消防団員に発見されたのは19日午前10時10分ごろ。

男性は心肺停止の状態で、全身にやけどを負い、その後、死亡が確認された。

警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、炎に巻き込まれたとみて原因を調べる。

 

この男性の親族で近くの飲食店で働く男性は、「何も言えない。山焼きどころではない」と、憔悴しきった様子で話した。

 

下関地方気象台によると、この日は県内全域に乾燥注意報が出ていた。

しかし、市の山焼き実施本部は開催を決定。

市によると、雪や雨が降った場合は順延と定めていたが、風や乾燥に関しては規定がなかった。

 

火入れ作業は、午前9時半に一斉に開始。

草原の周囲に立った地元住民がたいまつやガスバーナーで火を付け、現場には市職員や消防関係者が立ち会った。

今年は例年より1時間ほど早く燃え終わった。

 

秋吉台の山焼きは、草原の維持と生態系の保護が目的の恒例行事。

日本最大級のカルスト台地が雄大に燃える様子が人気で、今年は約1万人の観光客が集まった。

 

出典

秋吉台山焼きでの男性死亡 市長「深くおわび」 乾燥注意報発令中

http://www.sankei.com/west/news/170219/wst1702190052-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇同じ日に同じ山口県で、別の野焼き時の焼死事故が起きていた。

 

20172192253分 毎日新聞)

 

19日午後2時20分ごろ、山口県下関市菊川町上大野で「雑草が燃えている」と119番があった。

火は木屋川の河川敷にある休耕田を焼き、焼け跡から近くに住む無職の男性(83)が遺体で見つかった。

警察によると、死因は焼死だった。

 

男性を含む6人で休耕田の野焼きをしていたが、燃え広がった炎に男性が巻き込まれた。

 

出典

野焼き事故 焼け跡から男性遺体 山口・下関

http://mainichi.jp/articles/20170220/k00/00m/040/049000c 

 

〇御殿場の3人焼死事故については、本ブログ未掲載。

ただ、ここ数日、有罪判決が出たと報じられている。

後日、紹介予定。

 

 

 

(2017年6月22日 修正1 ;追記)

 

2017620日付で朝日新聞山口版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故を受け、市の対策協議会が、再発防止策を盛り込んだ作業安全マニュアルを作った。

 

土木事務所や警察署、消防署の職員のほか、地元住民らが加わる協議会で15日に承認された。

 

これまで地区ごとに任せていた作業前後の参加者の点呼、装備品や名簿の管理を、市が担うことになった。

また、現場の監視にあたる職員を倍増するという。

 

マニュアルは、11月に開かれる対策協議会の後、関係者に配り、山焼き当日に現場を監視する市職員への講習会などで使う。

 

 

 

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2017219日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22087分に読売新聞から、2192228分に朝日新聞から、219231分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午前9時5分ごろ、行田市長野の市道で、自転車ロードレース「浮城のまち行田クリテリウム」の競技中、参加者の4台が関係する事故があり、うち3台が転倒。

2人が病院に搬送され、山形県東根市の農業男性Nさん(55)が頭などを強く打って死亡、鴻巣市の男性(53)が鎖骨と肋骨を折るけがを負った。

 

警察によると、レースは行田浄水場西側付近の公道を周回するコースで、1周約2.7kmを4周する。

当時は50代から60歳以上の部が行われており、当日受け付けも含めて13人が出場していた。

 

レースは最後の4周目で、事故はゴール手前約120mの地点で発生した。

Nさんの自転車が、近くを走っていた別の50代男性の自転車と接触し、ともに転倒。

後ろから鴻巣市の男性と別の50代男性の自転車が相次いで突っ込んだという。

 

現場は幅員約8.7mで、見通しの良い直線道路。

参加者は13人全員がヘルメットを着用し、道幅をいっぱいに使って走行していた。

 

後続には、1分遅れでスタートした女子の部が14人で行われていたが、影響はなかった。

 

レースは埼玉県自転車競技連盟の主催で、事故が起きたのは10部門のうちの最初のレース。

事故を受け、同連盟はレースを中止した。

 

警察は、レース終盤の順位争いで速度が上がっていた可能性もあるとみて、原因を調べている。

当時は追い風もあり、時速50km程度のスピードが出ていたという。

 

出典

自転車レースで接触、転倒の男性死亡 4台が絡み1人骨折

http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/20/04_.html

自転車ロードレースで接触し転倒、男性死亡

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170220-OYT1T50017.html 

自転車レースで4台事故、1人死亡 埼玉・行田

http://www.asahi.com/articles/ASK2M4GRFK2MUTNB00P.html 

自転車ロードレースで転倒事故 55歳の男性死亡 埼玉 行田

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170219/k10010882321000.html 

 

 

 

 

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2017215916分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2151731分にJ-CASTニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日あった「第20回べいふぁーむ笠岡マラソン大会」(岡山県笠岡市など主催)の3キロ小学3~6年生男子・女子の部で、参加者計263人のうち、最後尾1人を除いたすべての選手がコースを誤り、1.8km程度しか走っていなかったことがわかった。

主催者は、大会規定に基づき3キロを完走した最後尾の小3男子児童を男子の部優勝者として表彰すると、14日発表した。

 

3キロは中学生と小学3~6年の部があり、笠岡陸上競技場(同市平成町)を発着点に、笠岡総合スポーツ公園内を走った。

 

まず中学生がスタート。

5分後に小学生が走り始めた。

中学生は自転車の誘導員が先導したが、小学生の前にはいなかった。

 

小学生の先頭集団は、例年、中学生の最後尾を追って走る。

ところが、今年は天気が悪かったため、中学生の参加者が40人と少なく、しかも早かったため、小学生の先頭が中学生の最後尾を見つけられず、沿道の誘導表示にも気づかず、コースを誤って後続が全員従った。

大きく遅れ、係員が伴走した最後尾の児童だけが、正しいコースを走った。

 

沿道の誘導表示はあったが「分かりにくく」、ボランティアのスタッフは沿道にいたものの、ランナーの安全確保をメインに活動していたため、小学生たちが違うコースに入って行くのが分からなかった。

小学生のゴール時間が早かったため、主催者はコース間違いに気づいたが、すでに計測チップをはずしていたので、再レースは断念。

「頑張ったから」という理由で、1~6位は参考記録として表彰した。

参加者全員に誘導ミスを謝罪する手紙を送るという。

 

出典

マラソン、最後尾が優勝 他の児童262人コース間違う

http://www.asahi.com/articles/ASK2G3JQ9K2GPPZB006.html

マラソン大会262人失格 「最後尾」児童が優勝した全事情

http://www.j-cast.com/2017/02/15290700.html?p=all 

 

 

2142158分に山陽新聞から、215820分に産経新聞westから、215日付で毎日新聞岡山版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市教委によると、誘導ミスがあったのは、笠岡総合スポーツ公園内を走るコース中盤。

本来は左折すべきところを選手集団が直進し、間違いに気付かないままゴールした。

 

左折地点にはのぼり旗などを並べ、ボランティアの走路員1人が立っていたが、「先頭集団が一気に違う方向に駆け抜けたため、止める間もなく、後続も通した」と説明しているという。

 

出典

笠岡の児童マラソンで誘導ミス 3キロを2キロ、市教委が謝罪文

http://www.sanyonews.jp/article/488103/1/ 

マラソン262人コース誘導ミス…ただ1人、正規コース走破「最後尾」9歳男児が優勝へ

http://www.sankei.com/west/news/170215/wst1702150017-n1.html

べいふぁーむ笠岡マラソン大会 コース誘導ミス 小学3~6年、262人

http://mainichi.jp/articles/20170215/ddl/k33/050/479000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇分かりにくかったという誘導表示、どういう点で分かりにくかったのだろうか?

小学生には理解しにくい表示方法だった?

もしそうだったとすれば、前回大会までは中学生の後をついていくだけでよかったが、今回は先に誰もいなかったので間違えた・・・そんなことも考えられる。

 

〇一方、左折地点にいた走路員の方は、どのように誘導していたのだろうか?

直線路を塞ぎ、大きく手を左方向に振るなどしていれば、先頭の小学生は間違わなかったような気がするのだが・・・。

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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