2018年8月5日0時12分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後7時20分ごろ、岐阜県美濃加茂市古井町下古井の木曽川緑地ライン公園で開かれていた「おん祭MINOKAMO2018夏の陣」の花火大会の会場で、着火した手筒花火の一部が約20m離れた場所にいた同県川辺町の会社員女性(53)に当たり、右膝を切るなどのけがをした。
警察によると、同市加茂野町の自営業男性(53)が花火を立てようとした際に、長さ60cm、直径15cmの紙の筒が横方向に飛び出した。
花火の打ち上げ場所と観客席は柵で仕切られており、女性は主催者の許可を得て、柵の内側で写真を撮っていた。
出典
『手筒花火の筒が当たり女性がけが 美濃加茂』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018080590001205.html
8月5日1時25分にdmenuニュース(東海テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後7時ごろ、美濃加茂市の木曽川緑地ライン公園で開かれていた花火大会で、手筒花火に火をつけて立てようとした際に内側の紙製の筒が抜け、近くにいた会社員の女性(53)に当たった。
女性は右膝を切るなどの重傷とみられている。
警察によると、会場の警備をしていた警察官が、カメラ席で写真撮影をしていた女性のヒザから血が出ているのを見つけ、事情を聞いたところ事故が発覚したという。
出典
『花火大会で火のついた手筒花火の中身抜け近くにいた女性に当たる 右膝切る重傷か 岐阜』
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20180805-0125-59720?fm=topics
2018年8月5日1時29分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後7時20分ごろ、夏祭りが行われていた相模原市南区東林間4丁目の東林間神社境内で、「ガスが爆発し、けが人が出ている」と119番通報があった。
消防などによると、10~70代の男女9人が負傷したが、命に別条はないという。
警察などが、詳しい状況を調べている。
爆発が起きたのは、阿波おどりなどが行われ、多くの屋台が出店する「東林間サマーわぁ!ニバル」の会場。
警察などによると、焼き鳥の屋台で使い終わったカセットこんろのボンベを取り外し、別のガスこんろの近くに置いたところ熱で膨張し、爆発したとみられるという。
会場にいた男性(68)は、「ボーンという音がして、びっくりして振り返ったら、台の上から火の手が上がっていた。火はすぐに消えたが、背中をやけどした人もいた」と、心配そうな様子で話していた。
出典
『【速報】相模原の夏祭り会場で爆発、9人重軽傷 屋台のガスボンベに引火』
https://www.kanaloco.jp/article/351213/
8月4日21時7分にNHK神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
夏祭りを主催する地元の商店街などで作る実行委員会によると、この夏祭りでは毎年、阿波踊りなどが行われ、去年はおよそ3000人が集まったという。
出典
『露店のこんろボンベ爆発9人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180804/1050003453.html
(ブログ者コメント)
〇NHKの映像によれば、長机の上に2台のカセットコンロが50cmほど離れて置かれており、両コンロの上には、それぞれアルマイト製の大きな鍋が置かれていた。
そして、現場検証中だろうか、警察官が左側のコンロのすぐ横にカセットボンベを置いて、その場所を指さしていた。
そこから推測すると、コンロから10cm程度しか離れていない場所に使用済のカセットボンベを置いたのかもしれない。
〇一方、どこだったかメモし忘れたが、某民放テレビ局からは、冷凍の焼き鳥を温めるために湯を沸かしていた・・・といった趣旨の報道があった。
2018年8月7日19時55分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日まで秋田市で開かれた竿燈まつりで、観客2人が倒れてきた竿燈にぶつかり、顔などに軽いけがをしていたことが、消防などへの取材でわかった。
279本の竿燈が上がった今年の「竿燈まつり」は今月3日から6日まで開催され、県内外から、延べおよそ130万人が訪れた。
消防によると、このうち、初日の今月3日の夜、祭りの参加者が上げていた竿燈が倒れ、近くで見物していた70代の男性にぶつかったという。
この男性は顔に軽いけがをし、病院に搬送されて手当てを受けたという。
また、4日の夜にも、観覧席に座っていた60代の女性が倒れてきた竿燈にぶつかり、顔などに軽いけがをし、病院に搬送されて手当てを受けたという。
実行委員会は、竿燈が観客にぶつからないよう、地上から6mほどの高さにワイヤーを設置していたが、女性は、こうしたワイヤーのある観覧席でけがをしたという。
実行委員会の事務局は、「竿燈まつりの特性上、事故を完全に防ぐのは難しいが、来年は事故が起きないよう、さらに安全対策を強化することを検討したい」と話している。
出典
『竿燈まつり 竿燈倒れて2人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20180807/6010001467.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は、ン10年前に、この祭りを見に行ったことがある。
その際、大通りで多数の竿灯が立てられている中、イメージ、10分に1回程度だっただろうか、竿が倒れている?倒している?のを目にした。
ただ、倒れるのは道路内ばかり。
観客席には倒さないようにできるのだなあ、と思った記憶があるのだが・・・。
2018年7月29日15時22分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日正午前、藤沢市片瀬海岸3丁目の海の家の従業員から、「床が落ちて、けが人がいる」と消防に通報があった。
警察や消防によると、海の家の床が縦、横およそ4mにわたって抜け落ち、中にいた20歳代から40歳代の男性10人が、およそ2m下の砂浜に転落したという。
10人は近くの病院に運ばれ、いずれも打撲やすり傷などで、けがの程度は軽いという。
警察によると、海の家の従業員は、「当時は営業中で、バーベキューをやろうと食材を運び入れるときに床が抜けた」などと話しているという。
警察は、当時の状況や床が抜けた原因を調べている。
出典
『海の家床抜け10人軽いけが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180729/1050003378.html
8月3日2時0分に神奈川新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
藤沢市の片瀬西浜・鵠沼海水浴場で海の家の床が抜けて10人が軽傷を負った事故で、県と市は2日、事故のあった海の家を含む同海水浴場などの約45棟を緊急点検した。
事故との因果関係は不明としながらも、当該の海の家で木造の床を支える鉄骨の一部に腐食した箇所があったほか、他の海の家でもさびなどが見つかった。
点検対象は、片瀬西浜・鵠沼と、隣接する片瀬東浜の両海水浴場にある海の家。
県と市、市消防局の職員が、構造や設計に問題がないか、消防設備が設置されているかなどを調べた。
市は、腐食やさびなどが見つかった海の家に対し、改善を要請。
後日改めて、改善点をまとめた報告書を、海の家でつくる協同組合に提出する。
海の家の設計などに関する法的な定めはなく、指導ではなく、あくまでも要請にとどまるという。
藤沢署や市消防局によると、事故があったのは7月29日正午ごろ。
平屋の建物の床(約20m2)が抜け、中にいた20~40代の男性10人が約2m下の砂浜に落下した。
10人は、いずれもすり傷や打撲などの軽傷を負い、同署が事故原因などを調べている。
市によると、事故があった海の家は、現在、営業を停止している。
出典
『海の家の床落下で緊急点検 藤沢の45棟、一部に腐食』
https://www.kanaloco.jp/article/350735/
2018年7月22日23時29分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後4時40分ごろ、大阪・松原市三宅東のゴルフ練習場、「Oゴルフセンター」で、「ゴルフボールを回収する作業員が見あたらない」などと消防に通報があった。
消防が調べたところ、近くに住む稲田さん(男性、68歳)が池に転落して沈んでいるのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察などによると、このゴルフ練習場は、敷地内にある深さ2mほどの池に向かって球を打つようになっていて、稲田さんは午後3時半ごろから、池に落ちたゴルフボールを岸から網を使って回収していたという。
警察は、稲田さんが作業中に誤って池に転落したとみて、当時の状況を調べている。
出典
『ゴルフ練習場の池で作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180722/0004293.html
(ブログ者コメント)
グーグルアースで見ると、1辺が100mはあろうかという大きな池だ。
2018年7月17日22時51分にライブドアニュース(読売新聞)から、現場写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県西脇市のレクリエーション施設「木縫の里」で16日、木製のつり橋(長さ約15m)が傾き、渡っていた男女4人が川に落ちて、女児ら2人が重軽傷を負った。
警察によると、西日本豪雨で橋の支柱が流されたが、修復されていなかったといい、警察が詳しい経緯を調べている。
発表によると、事故は16日午後2時50分頃発生。
4人は西脇市の障害児支援施設に通う児童と職員らで、3m落下し、女性職員(49)が両腕骨折の重傷、小学4年の女児(9)が軽傷を負った。
両岸から橋を固定する4本のワイヤのうち1本が外れていたことに加え、橋と川底の間に設置していた金属製の支柱(高さ約2.8m)が6~7日の豪雨で流されており、警察は、橋が不安定な状態になっていたとみている。
県などによると、橋は「木縫の里」の管理者の男性(70)が約15年前、県に無許可で設置したという。
出典
『つり橋傾き、落ちた2人重軽傷…豪雨で支柱流失』
http://news.livedoor.com/article/detail/15025785/
7月16日22時45分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後2時50分ごろ、兵庫県西脇市住吉町の私設自然公園「木縫の里」で、木製のつり橋(長さ約15m、幅約0.8m)の桁が傾き、来園者4人が約3m下の川に転落した。
加東市内の女性(49)が岩に衝突して両腕などを折る大けが、小学4年の女児(9)が軽傷を負った。
ほかの2人に、けがはなかった。
警察によると、事故当時、西脇市内の放課後等デイサービスに通う子ども8人、負傷した女性ら引率者6人が、遊びに来ていたという。
出典
『西脇でつり橋が崩落 転落の女児ら2人が重軽傷』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201807/0011451771.shtml
7月17日14時48分にNHK兵庫からは、つり橋は無許可設置だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県によると、この事故を受け、県の土木事務所が調べたところ、このつり橋は必要な許可を得ずに設置されていたことが分かったという。
この施設は、個人の所有地に遊具などを設置して一般に開放しているということで、県は施設の管理者に対して行政指導する方針だ。
出典
『2人けがのつり橋 無許可で設置』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20180717/2020000990.html
(2019年6月21日 修正1)
2019年6月20日11時49分にNHK兵庫から、吊り橋設置後の17年間、一度も点検していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
警察は、施設を管理していた夫婦が橋の修理や点検を怠っていたとして、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
警察によると、この夫婦は直前にあった豪雨のため、つり橋の支柱が流されていたのに修理せずに放置して、通行止めなどの措置も取っていなかったという。
さらに、およそ17年前につり橋を設置してから1回も点検をしていなかったことも分かり、警察は、修理や点検を怠ったことが事故につながったとして、20日、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
警察によると、夫婦は自分の土地などに遊具を設置して一般に開放していたが、事故のあと施設を閉鎖していて、調べに対し「非常に後悔しています」と話しているという。
出典
『つり橋転落事故 管理者書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190620/2020004129.html
6月20日22時17分に神戸新聞からは、ワイヤと橋台をつなぐボルトが破断したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、女児ら2人を含む来園者4人が通行中、つり橋を支えるワイヤと橋台をつなぐボルトが破断したという。
公園は25年ほど前に夫婦が開設し、つり橋は約17年前に友人らと造ったという。
橋は河川管理者の兵庫県に無許可で設置しており、事故後、公園は閉鎖した。
出典
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201906/0012444669.shtml
2018年7月15日5時0分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
御宿町の御宿中央海水浴場が14日、オープンした。
安全に楽しめる海を目指し、水難事故の大きな要因となっている離岸流の発生を、人工知能(AI)で自動的に検知してライフセーバーに知らせるシステムの実証事業を、今月下旬から始める。
危険を減らしてイメージアップを図り、娯楽の多様化による海水浴客減に歯止めをかけたい考えだ。
事業は総務省の支援を受け、町とコニカミノルタジャパン、中央大学、日本ライフセービング協会が連携して実施する。
離岸流は、波打ち際から沖へ向かって局所的に発生する強い流れで、幅10~50m、長さ100~200mほどの大きさになるという。
発生場所は、海底の砂が巻き上げられて水が濁る特徴がある。
日本ライフセービング協会によると、2017年に御宿町内の3海水浴場で起きた水難事故で救助した64人のうち、44人は離岸流が原因だった。
事業では、電柱に設置した3台の定点カメラで、幅約300mの御宿中央海水浴場を撮影。
AIに波の色彩変化などの画像データに気象条件を組み合わせて、離岸流を検知させるという。
離岸流の情報は警備本部のモニターに表示する予定で、ライフセーバーが海水浴客に啓発し、発生場所への立ち入りも禁止する。
データを蓄積して検知精度を上げ、海水浴場に大型モニターを設置して海岸の状況を可視化するほか、海水浴客のスマートフォンやライフセーバーのスマートウオッチに危険を通知することを目指す。
海水浴客が離岸流に遭った場合も、迅速な救助を可能にしていく。
町の海水浴客数は、07年の約44万人から17年は約6万人と激減しており、安心して遊べる海水浴場を前面に出して、にぎわいの復活を狙う。
担当者は、「先端技術導入は事故防止につながる。安全な海水浴場運営を強化していきたい」と意気込んでいる。
出典
『AIで離岸流検知 ライフセーバーと連携 御宿の海水浴場で実証事業』
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/515063
2018年7月10日10時53分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日曜日の昼下がり。
温泉に浸かり、のんびりと疲れを癒やす入浴客に予期せぬ災難が降りかかった。
奈良市のスーパー銭湯で露天風呂の屋根が落下し、男性3人が死傷した事故。
「まさかこんなことが起こるとは…」。
地域住民に愛される“憩いの場”で発生した不測の事態に、利用客の間に衝撃が走った。
8日午後2時40分ごろ、奈良市押熊町のスーパー銭湯「天然湧出温泉 Yの湯押熊店」の男湯で、痛ましい事故は起きた。
スレート製の瓦を敷き詰めた露天風呂の屋根(縦約8m、横約7m)が約2.5mの高さから真下に落下。
利用客3人が下敷きとなり、奈良市西大寺新町の無職、Oさん(68)が頭などを強く打って死亡したほか、京都府城陽市の男性会社員(53)と奈良県大和郡山市の無職男性(83)が、肩を打撲するなどの軽傷を負った。
警察は9日、現場を実況見分し、屋根の整備に問題がなかったかなど、崩れ落ちた状況を詳しく調べた。
施設の運営会社「S」(奈良市)の浜田社長は同日、報道陣の取材に応じ、「深くおわび申し上げます」と謝罪。
遺族らには「誠心誠意、対応していく」と、神妙な表情で頭を下げた。
当面の間、押熊店の営業は控えるという。
浜田社長によると、先月18日に大阪北部地震が発生した後、露天風呂の柱が2本傾いていることを社員が確認した。
県外の業者が同20日、目視による点検や打音検査を実施。
「崩落する恐れはない」との報告を受け、営業を続けたという。
だが一方で、「1年くらい前から露天風呂の屋根の柱が傾いており、気になっていた」(利用客の30代女性)との証言もある。
出典
『露天風呂屋根落下、3人死傷事故 「1年前から柱傾いていた」奈良の憩いの場、衝撃』
http://www.sankei.com/west/news/180710/wst1807100038-n1.html
7月9日23時5分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月8日19時16分に朝日新聞から、7月9日18時4分にNHK奈良からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、屋根は木製の柱6本で支え、セメント製の瓦をふいた構造。
事故で全ての柱が倒れた。一部は腐敗していたとみられるという。
警察は、湯気で柱が腐っていた可能性があるとみている。
運営会社によると、大阪北部地震の直後に、柱のうち2本が傾いていることが判明。
業者を呼んで点検したが、異常はないと言われ、そのまま営業を続けたという。
施設は2005年にオープンした。
また、奈良市建築指導課によると、施設がオープン前に提出した建築確認の申請書類には屋根の記載がなく、その後も届け出がなかった。
違法に増築された疑いがあるという。
奈良市によると、屋根と柱を備えた施設は建築基準法の「建築物」にあたり、本来、行政側に申請し確認を受ける必要があるが、その手続きが取られていなかったという。
現場は、近鉄京都線高の原駅から西に約2.5kmの、量販店などが並ぶ道路沿い。
出典
『奈良・スーパー銭湯 露天風呂屋根崩落 68歳男性が死亡』
https://mainichi.jp/articles/20180710/k00/00m/040/061000c
『スーパー銭湯の露天風呂で屋根落下、男性1人死亡 奈良』
https://www.asahi.com/articles/ASL785KC4L78POMB005.html
『スーパー銭湯崩落屋根は違法増築』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20180709/2050000445.html
7月9日14時56分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
銭湯運営会社の役員が9日、取材に応じ、崩落の原因について「地震の影響であったり、雨であったり、経年劣化もあるのかな、と(思う)」と説明。
「工務店に『倒れることもないし、崩壊しない』と言われたので、信じてしまった。認識が甘かった」と語り、「重大な事故を起こしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪した。
出典
『屋根崩落のスーパー銭湯が謝罪 男性1人死亡の事故』
https://www.asahi.com/articles/ASL794H1VL79POMB00B.html
7月12日18時7分にNHK奈良からは、奈良県などでは横展開対応を図るという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故を受け、奈良県などは、県内のスーパー銭湯やホテル・旅館など270施設に対し、順次、緊急点検を指示している。
点検では、露天風呂に木造の屋根や柱などがあるか確認したうえで、もしあれば、亀裂がないかやぐらついていないかなどを確かめ、今月25日までに報告するよう求めている。
出典
『屋根崩落受け 緊急点検を指示』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20180712/2050000478.html
(ブログ者コメント)
NHKの空撮映像によれは、東屋風に作られた四角い屋根が落ちた模様。
2018年7月5日18時9分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県那須塩原市にある旅館で、男性が2階の窓の手すりに寄り掛かったところ手すりが外れ、男性が転落して死亡する事故が起きていたことが分かった。
旅行で宿に着いたら景色を見るはず。
窓を開けて手すりに寄り掛かる人もいるはずだ。
そんな中、事故は起きたのか。
栃木県那須塩原市の温泉旅館。
今年5月、宿泊客の男性が2階の部屋から転落して死亡した。
問題は転落の原因。
亡くなった男性の近くには、手すりが落ちていたという。
男性は40代。知人と2人で県外から観光に来ていたという。
旅館側によれば、泊まっていたのは4畳半の和室。
ひざ程度の高さの窓があり、手すりがあった。
座ったのか、はたまた手を掛けたのかは明らかになっていないが、消防によれば、男性は寄り掛かったという。
すると、手すりが外れて一緒に転落したという。
搬送された病院で死亡が確認された。
旅館側によれば、手すりはアルミ製。
消費者庁によれば、手すりは製造から35年以上経っていたという。
事故後の調査では、周辺の半数以上の宿泊施設が、手すりに寄り掛からないでなどの注意書きをしていたという。
しかし、本当に必要なのは、寄り掛かっても壊れない手すりではないのか。
消費者庁の公表を受けて、調査機関が当該の手すりの強度などを調査している。
※以下は旅館関係者のコメント(音声とテロップ情報のみ)
(手すりと壁をつなぐ)金具に使われたボルトが鉄製だったため、こちらが錆びて欠落したことが原因ではないかと思われる。
山から硫化水素ガスが流れてきていて、硫化水素ガスは錆びを進める要因になるので、そういうところで錆が進んでしまったのかなと思う。
出典
『旅館の窓 寄りかかったら…手すりはずれ転落、死亡』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000131073.html
7月5日11時1分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防関係者などによると、事故は5月20日午後9時頃に発生。
旅館の2階の窓の手すりに寄りかかった宿泊客の男性が、手すりごと窓の下の道路に転落し、全身を強く打って死亡した。
6月上旬に手すりのメーカー側から、重大製品事故の報告を義務づける消費生活用製品安全法に基づき、消費者庁に報告があった。
その後、製品の安全性や不具合の有無などについて、経済産業省所管の独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」が調査を始めた。
NITEによると、窓の手すりを巡っては過去にも、部品の腐食や据え付け工事の際の不備などにより、手すりが落下する事故が複数件、確認されている。
出典
『旅館の窓に寄りかかった男性、手すり外れ転落死』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180705-OYT1T50023.html
(ブログ者コメント)
「周辺の半数以上の宿泊施設が手すりに寄り掛からないでなどの注意書きをしていた」という件、事故を受けての応急対応ということではないのだろうか?
それとも、この温泉一帯では以前から手すりの腐食が問題視されていたということなのだろうか?
後者だとすれば、この旅館の管理不備ということになりそうな気がする。
2018年6月26日7時47分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府京丹後市の市営A温泉で、宮津市の男性客(60)がマムシにかまれる被害に遭ったことが25日、分かった。
男性客は計4回通院して治療を受けているが、現在も痛みが残っており、「公の場が管理が不行き届きで、言語道断」と話している。
男性客によると、5月15日夜に事故が発生した。
滝つぼのある露天風呂を出て階段を上り始めたところ、何かにかまれて左足に痛みを感じた。
その場は暗くて何も見えなかった。
そのまま痛みを我慢して帰宅したが、左足が膨れ上がり、痛みが激しくなったため病院に駆け込んだ。
その際、「マムシがかんだ牙の痕がある」と医師から言われたという。
A温泉は、市の指定管理業者が運営している。
男性の訴えを受け、市と管理業者は5月25日に男性に謝罪した。
市は、注意喚起を呼びかける看板の設置と薬剤による防除をするよう業者に指示したが、業者は看板業者に発注したものの、まだ立てていない。
市は、事故現場付近に照明設備を、近く設置する予定。
指定管理業者によると、露天風呂は山の斜面にあり、草刈りを徹底しているが、完全には小動物の侵入を防ぐ構造にはなっていない。
指定管理業者は、「市が露天風呂を閉めろということであれば、今後、対応していかねばならない」と話した。
出典
『A温泉 客が露天風呂でマムシにかまれる』
https://mainichi.jp/articles/20180626/k00/00e/040/173000c アカスミ
(ブログ者コメント)
「露天風呂は山の斜面にあり・・・」という記述から、山奥の鄙びた温泉かと思ったが、グーグルアースで確認したところ、山を切り開いた総合運動公園の一角にある、3方が田畑に囲まれた、近代的な温泉施設。
その「山」も、道路側からストリートビューで見たところ、山というほどのものではなく、こじんまりした林という感じだった。
ちなみに、露天風呂に続く階段がどのような様子であるかネット上で探してみたが、見つからなかった。
2016年10月28日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
(1/2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6407/
(2/2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6406/
(2018年6月12日 修正2 ;追記)
2018年6月5日19時43分にNHK北海道から、足寄町で基準を超えた2つの温泉施設に対策がとられるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道が行った一斉点検で硫化水素の濃度が基準を超えているとされた十勝の足寄町にある雌阿寒温泉の2つの施設について、足寄町は、温泉水に含まれる硫化水素の濃度を下げる装置を新たに整備することにした。
温泉の浴室の空気中に含まれる硫化水素の濃度について、道は去年12月までに道内の76の硫黄泉を一斉点検した。
その結果、雌阿寒温泉の2つの施設で、国が事故防止のために設けた基準を超えていたことから、道は安全性に問題はないとしたうえで、浴室の換気や見回りなどの対応を続けるよう指導した。
これを受けて足寄町は、硫化水素を基準内に抑える抜本的な対策を取ろうと、温泉水に含まれる硫化水素を取り除く試験装置を使って2つの施設で実験した結果、濃度を抑えることができたという。
このため町は、空気を送り込み温泉水をかきまぜる方法で硫化水素を取り除く本格的な装置を、3100万円余りをかけて整備することにした。
足寄町の安久津町長は、「大事な観光資源なので、町が責任を持って基準に適合するよう、施設整備をすることにした。泉質も変わることはない」と話している。
出典
『足寄町が硫化水素濃度下げる装置』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180605/0000546.html
(2018年10月27日 修正3 ;追記)
2018年10月23日19時13分に北海道新聞から、元経営者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設の安全対策を怠り、3人を死傷させたとして、道警は23日、業務上過失致死傷の疑いで、元経営者の小林容疑者(男性、58歳)を書類送検した。
道警は、小林容疑者が施設が基準に適合していないと認識していたにもかかわらず、安全対策を取らないまま被害を拡大させたとして、業務上過失致死傷容疑に問えると判断した。
道警は、小林容疑者の認否を明らかにしていない。
環境省によると、温泉施設で入浴中の硫化水素中毒事故を巡って経営者が同容疑で立件されるのは全国初。
出典
『足寄・温泉施設3人死傷 元経営者を書類送検 硫化水素中毒対策怠る』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/240722/
(2019年7月3日 修正4 ;追記)
2019年7月2日22時23分に北海道新聞から、国は基準を、道は指導要領を改正したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)
業務上過失致死傷容疑で書類送検された元経営者の男性(59)について、釧路地検は2日、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
地検は、「被害者が高濃度の硫化水素ガスを吸引した可能性が高い」としながらも、被害者以外の元経営者や多くの利用客が、当時、日常的に同施設の浴室を利用していたことなどから、事件を予見することは難しかったと判断した。
死亡したHさんの母(72)=函館市=は、「最初の死亡者が出た際、行政側がきちんと原因究明を行っていれば、その後の悲劇を防げたという思いは現在もある。息子の死を無駄にしないためにも、行政は施設側に安全対策を徹底させてほしい」と話した。
事故は14年10月、東京都の男性が重体となり表面化。
道警は捜査の過程で、13年9月に死亡したYさんと14年5月に死亡したHさんについても、保管中の血液などを調べ、中毒が原因と判断した。
2人の死因は当初、病死とされていた。
【ことば 硫化水素中毒】
火山ガスや汚泥、硫黄泉などに含まれる硫化水素を吸い込んで発症し、目の炎症や頭痛などのほか、最悪の場合は死に至る。
国は、十勝管内足寄町の温泉施設の事故を受け、2017年9月に温泉施設の管理基準を改正。
浴室内の硫化水素濃度について、浴槽の湯面から上方10cmで20ppm、浴室の床から上方70cmで10ppmを上限とした。
道は16年12月、温泉監視指導要領を改正し、硫黄泉を利用する温泉施設で2年に1度、硫化水素濃度を測定。
さらに5年に1度、全道一斉に点検を行っている。
出典
『足寄の温泉硫化水素中毒3人死傷、元経営者を不起訴 遺族「安全対策徹底を」』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/321236/
2018年6月3日8時40分に福島民友から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
2日午後3時40分ごろ、猪苗代町の翁島港マリーナ駐車場で「牽引トレーラー上の水上バイクが爆発した」と119番通報があった。
警察によると、爆発したのはブラジル国籍、群馬県伊勢崎市、会社役員、男性(45)の3人乗り用水上バイクで、男性が右足骨折などで重傷。
同じ牽引トレーラーに載せてあった1人乗り用水上バイクも焼けた。
警察が原因を調べている。
警察によると、水上バイクは陸揚げされ、2台用の牽引トレーラーに積んであった。
男性がトレーラー脇に立っていたところ、3人乗り用水上バイクが爆発、炎上した。
男性は、仲間数人と水上バイクに乗るため、同マリーナに来ていたという。
出典
『水上バイクが爆発、1人重傷 猪苗代、牽引トレーラー上で炎上』
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180603-276257.php
(ブログ者コメント)
写真を見ると、水上バイクはトレーラー上にロープで固定されたまま黒焦げになっており、周囲には大小さまざまな破片が散乱している。
2018年6月1日16時50分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
釣りなど海のレジャーシーズンが到来し、敦賀海上保安部などは、救命胴衣の着用を呼びかけている。
5月には、福井県南越前町沖合の岩場で釣り人が約3時間取り残されたが、着用していて無事だった。
同海保が過去5年間の事故を調べたところ、非着用時の死亡率は2倍となっており、啓発の際に強調している。
「網に無人のゴムボートが引っかかった。遭難者がいるかもしれない」
5月1日午前4時50分頃、同町甲楽城で操業していた漁船から町沿岸警備協力会に、こんな通報があった。
同協力会の要請で、近くではえ縄漁をしていた漁師の寺下さん(59)も捜索に出動。
寺下さんは同7時半頃、約100m沖合の岩場で、波にのまれそうになりながら岩にしがみついている60歳代男性を発見した。
男性の話では、同4時半頃にボートに乗って釣りに出たが、岩場に上陸した後にボートが流された。
救出時は全身ずぶぬれだったが、救命胴衣を着けており、寺下さんに「命拾いした」と声を震わせて語ったという。
寺下さんは、「最近は、救命胴衣なしで沖合で釣りをしている人をよく見かける」と語る。
越前署によると、当時は海の水温が低かったといい、男性も着用していなければ助かっていなかった可能性がある。
寺下さんと同協力会の高佐会長(69)には、向當署長から感謝状が贈られた。
◇
敦賀海保の海難事故まとめによると、昨年、海岸や岩場といったおか釣り中に事故に遭った人のうち、救命胴衣を着用していたのは31%にとどまった。
2013年の86%に比べて、大幅に低下した。
だが、非着用の場合は、事故時の死亡率が大幅に上がる。
過去5年間の事故時の平均死亡率は、着用時の14%に対し、非着用の場合は36%と倍以上に開いた。
同海保は、ホームページ上でこうしたデータを公開し、着用を推進。
本格的なレジャーシーズンを迎え、
▽救命胴衣の常時着用
▽携帯電話や無線などの連絡手段の確保
▽海上の緊急通報番号「118番」の利用
を「自己救命策3つの基本」と位置づけ、釣り人らにチラシを配って啓発している。
担当者は、「救命胴衣の着用はもちろん、携帯電話が水にぬれないよう、防水ケースに入れるといった事故対策を怠らないでほしい」と訴えている。
出典
『釣り人の命救った救命胴衣、着用率31%に低下』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180601-OYT1T50084.html
2018年5月26日19時13分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後2時40分ごろ、山梨県富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」で、ジェットコースター「ド・ドドンパ」が、乗客8人を乗せて走行中に停止した。
同園によると、乗客は約20分後、係員に誘導されて降車した。
けが人はいなかった。
同園の説明では、地上から高さ約40mの地点を走行中、コースター全5両のタイヤ計51本のうち、2両目の右側後方の1本がパンク。
減速してループを回り切れずに後退し、安全装置が働いて、地上約1.5mのトンネル内で停車したという。
「ド・ドドンパ」は、出発直後に時速180kmに達するという「世界一の加速力」(同園)で人気があるという。
昨年7月、営業開始から2日目に、タイヤのパンクで同様のトラブルが起きていた。
出典
『ド・ドドンパ、走行中に停止 タイヤ1本パンク 富士急』
https://www.asahi.com/articles/ASL5V5QKNL5VUZOB00J.html
5月26日19時39分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地上からはしごをかけ、乗客を降ろした。
パンクしたのは5両ある車両のうち、2両目の右後方主車輪のタイヤ1本で、営業前と午後1時すぎの計2回の点検では、異常は見つからなかったという。
出典
『コースターがパンクで停止 ループを回り切れずに逆走 富士急ハイランド
けが人なし』
http://www.sankei.com/affairs/news/180526/afr1805260011-n1.html
5月27日10時23分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「富士急ハイランド」は27日、走行中にタイヤがパンクし、運転を中止していたジェットコースター「ド・ドドンパ」の運転を再開した。
別の車両を使って試運転した結果、安全が確認できたとしている。
富士急ハイランドによると、車両がループに入る前、U字形のカーブを走行中に大きな負荷がかかった可能性がある。
同社は、ド・ドドンパを計4台保有。
パンクが起きた車両は、使わずに詳しく点検する。
出典
『パンクのコースター再開 富士急ハイランド』
http://www.sankei.com/affairs/news/180527/afr1805270005-n1.html
(ブログ者コメント)
昨年のトラブルは、本ブログでも紹介スミ。
2017年7月24日掲載
2017年7月16日 山梨県富士吉田市の遊園地で営業2日目のジェットコースターがタイヤパンクで緊急停止、前日にもパンクしたが停止はせずタイヤ交換して営業を続けていた (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7381/
今回パンクした車両と昨年パンクした車両は、同じだろうか?違うのだろうか?
2018年5月2日付で毎日新聞東京版朝刊から、下記趣旨の記事が写真と図解付きでネット配信されていた。
1日午後4時40分ごろ、大阪市此花区のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」で走行中のジェットコースター2両が緊急停止し、乗客計64人が空中で体を下に向けた状態で、最長約2時間取り残された。
係員が横の避難用通路に下ろすなどして、午後6時45分ごろまでに全員が救助された。
けが人はいなかった。
USJによると、コースターは「ザ・フライング・ダイナソー」。
異常を感知するセンサーが作動し自動停止した。
1両はスタート直後の上り坂で地上約20~30m、もう1両はゴール直前で地上4~5mの高さで、乗客らが宙づりになった。
モーターの制御部品に不具合があったといい、部品を交換した後の午後7時5分に運転を再開した。
前日夜と1日早朝の点検では、異常はなかったという。
出典
『USJコースター緊急停止 64人、最長2時間宙づり』
https://mainichi.jp/articles/20180502/ddm/041/040/136000c
5月2日3時53分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
このコースターは開設から2年がたつが、これまでも乗客を乗せた状態で緊急停止している。
昨年8月には、子供が立ち入り禁止区域に入ろうとしたため停止させ、乗客約30人が最長約30分間、宙づり状態に。
昨年9月にも降車直前でセンサーが作動して止まり、乗客約30人が約30分後に救助された。
出典
『USJ 今も足の震え止まらず コースター宙づりで』
https://mainichi.jp/articles/20180502/k00/00m/040/146000c
5月1日21時39分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
乗客計64人が最大約2時間、体が下向きの宙づり状態で取り残されたが、けが人や気分不良を訴えた人はいなかった。
運営会社によると、停止したのは「ザ・フライング・ダイナソー」(全長1124m、1両の定員32人)。
2両が同時に運行され、1両は急坂をゆっくりと上昇する途中の高さ20~30m、もう1両は乗降口に下りる手前の高さ7~8m付近で停止。
係員が順次、乗客を降ろして非常用通路に誘導した。
2両のうち1両のモーター関連の部品に異常があり、センサーが反応したという。
部品を交換し、運行は午後7時過ぎに再開された。
このジェットコースターは度々、センサーの反応で緊急停止しており、同社は「安全優先で対応している。今回はコース上に同時に2両が停止したため、乗客を降ろすまで時間がかかった」と説明している。
出典
『USJコースター緊急停止…下向き宙吊り2時間』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180501-OYT1T50111.html?from=ycont_top_txt
(ブログ者コメント)
センサーが異常を感知すると同時に、自動的に装置が緊急停止した。
これは安全優先の対応だが、いかんせん、停止した場所と乗客の体勢が悪かった。
昨年8月のトラブルは、本ブログでも紹介スミ。
2018年4月30日21時37分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後0時55分ごろ、愛媛県西条市の福祉施設「西条西部地域交流センター」の浴場で、高齢男性2人が心肺停止の状態で浴槽に浮いているのが発見された。
2人は搬送先の病院で死亡が確認された。
目立った外傷はなく、警察が原因を調べている。
警察によると、死亡したのは、同市明屋敷の無職Fさん(82)と同市古川甲の無職Tさん(81)。
入浴客の男性が2人を発見し、職員が110番した。
浴槽の温度は入浴客が自由に調節できるようになっていた。
発見時、お湯が出る蛇口が開いており、浴槽の温度は約48℃だった。
施設を運営する西条市によると、2人は頻繁に施設を利用していた。
入浴客の男性が2人を発見した際、洗い場に別の男性がいたが、浴槽を背にして体を洗っており、気付かなかった。
出典
『浴槽で浮かんで発見、男性2人死亡 愛媛・西条の地域交流施設で』
http://www.sankei.com/west/news/180430/wst1804300037-n1.html
4月30日20時44分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
発見当時、浴場内には別に80代男性がいて体を洗っていたが、2人が倒れたことに気付かなかった。
ただ、「気分が悪いのか」などと、どちらかが介抱をしている声が聞こえたという。
出典
『福祉施設の浴槽で倒れ高齢男性2人死亡 愛媛・西条』
https://www.asahi.com/articles/ASL4Z677CL4ZPFIB00C.html
4月30日21時34分にNHK NEWS WEBからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西条市によると、死亡した2人のうち、1人には心臓の病気があったという。
出典
『福祉施設の浴場で80代男性2人が死亡 愛媛 西条』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180430/k10011423681000.html
4月30日付で西条市からは、下記趣旨の記事がプレスリリースされていた。
12時58分頃 第1発見者(4人目)となる男性が浴室に入室すると、男性2名が浴槽内でうつ伏せ、仰向けの状態となっているのを発見
1名は体を洗うため洗い場で後ろ向きの状態であったため、浴槽内の状況には気付かず
第1発見者が事務室に連絡し、救急搬送を
要請
センター職員が心臓マッサージおよび
AEDで対応
13時03分頃 救急隊到着
救急車で、済生会病院へ緊急搬送
(心肺停止の状態)
13時16分頃 2台目の救急車が到着
救急車で、周桑病院へ緊急搬送
(心肺停止の状態)
http://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/koreikaigo/koryuusennta-seibu.html
5月1日21時14分にNHK愛媛からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後、警察が調べたところ、2人が発見されてからおよそ1時間後の午後2時ごろに、浴槽のお湯の温度が48℃になっていたことがわかった。
西条市によると、この施設ではふだん、浴槽のお湯の温度を40℃に設定してから浴場を開放することにしていて、30日も、職員が開放前にお湯の温度が40℃になっていたことを確認していたという。
また、2人が倒れていた浴槽には、温度を調節するために「60℃」と「40℃」のお湯、それに「冷水」が出せる3つの蛇口が付いていて、当時、利用客が誰でも蛇口を使える状態で、警察によると、「2人が発見された当時、蛇口からお湯が出しっぱなしだった」という目撃者の証言もあるという。
死亡した2人の体に目立った外傷はなく、警察は、2人の死因の特定を急ぐとともに、浴槽のお湯の温度と死亡との関連も含め、詳しく調べている。
出典
『浴場死亡 発生後の浴槽48度』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20180501/0000924.html
5月2日7時33分に産経新聞westからは、1人は溺死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
西条署は1日、Tさんは溺死と発表した。
Fさんは意識障害を起こし、水を吸い込んだ状態で亡くなっていたが、死因は特定できないとした。
浴場にいた別の男性によると、1人の具合が悪くなり、もう1人が浴槽内で介抱しているように見えたという。
出典
『浴槽で高齢男性2人心肺停止、1人は溺死、もう1人は死因特定できず 愛媛の福祉施設』
http://www.sankei.com/west/news/180502/wst1805020010-n1.html
2018年4月29日10時10分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時40分頃、佐賀市神園4の神野公園こども遊園地で、稼働中のミニジェットコースターが高さ約5mのレール上で止まった。
乗っていた子どもを含む14人は消防に救出され、けがはなかった。
遊園地の納見園長(42)によると、ミニジェットコースターは16人乗りで、約200mのコースを1分10秒かけて回る。
止まったのは前半にある上り坂で、上りきれずに後進し、最も低いところで停止したという。
開園前の点検で異常はなく、この日は停止するまで77回稼働していた。
同園は、佐賀市観光協会が福岡県大野城市の遊具業者に運営を委託。
ミニジェットコースターは1991年から稼働している。
4歳以下の幼児も保護者と一緒なら乗れるため人気の遊具で、多い時は1日約1500人が利用するという。
長崎市から家族と訪れた会社員(33)は、「並んでいたらトラブルで運休と告げられた。しばらくしてパトカーなどが来て驚いた。佐賀まで来たのに残念」と話していた。
遊園地によると、ミニジェットコースターの運行は原因が分かるまで取りやめるが、園は29日以降も営業するという。
納見園長は、「あってはならない事故。今後起きないよう点検や運営の仕方を見直したい」と話している。
出典
『ジェットコースター停止、子どもら14人救出』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180428-OYT1T50121.html
4月29日付で毎日新聞西部版朝刊からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14人(うち8人が幼児を含む子供)は、約1時間後に救助された。
遊園地は、「車輪のねじが1個緩んでいたことで、車輪とレールの摩擦で止まったようだ」と説明している。
遊園地は昨年12月にジェットコースターを点検しており、警察が原因を調べている。
出典
『ジェットコースター停止 14人乗り、けが人なし 佐賀』
https://mainichi.jp/articles/20180429/ddp/041/040/029000c
5月1日8時14分に佐賀新聞からは、緩んだネジが飛び出してガイド金具に接触したことが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運営会社は、最後尾車両の左後ろの車輪のねじが緩んでいたとする事故原因の調査結果をまとめた。
遊具専門の業者に調査を委託し、29日に原因が分かった。
1日にも佐賀市に報告する。
運営会社によると、コースターは4車両からなり、いずれも4つの車輪がある。
最後尾車両の左後輪は、樹脂製の車輪部分と一回り小さい円盤のような金属部品が、ねじ6本で取り付けられているが、うち1本が緩んで飛び出した。
このため、ねじの頭がガイド金具に接触。
スピードが遅くなり、コース前半の坂を登り切れずに後退するトラブルにつながったとみている。
このねじを交換し、他の同型車輪を含めた全てのねじを緩み止めの接着剤を使って締め直した。
緩みを確認するためのマーキングも施したという。
同社は、早くて3日からのコースターの営業再開を目指しており、日常点検を一日1回から2回に増やすとしている。
納見園長は、「二度とこのような事故が起きないように、整備点検の強化に努めたい」と話している。
出典
『神野公園コースター停止 車輪ねじ緩みが原因 日常点検、一日1回から2回に』
http://www.saga-s.co.jp/articles/-/211697
5月1日16時24分にNHK佐賀からは、これまでと今後の点検内容に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
施設では、毎日の営業を始める前に必ず、目視で点検していたが、この日の点検で、異常は確認できなかったという。
このため、緩んだねじを交換し、接着剤を塗り直したうえで、緩みが生じないよう、すべてのねじを締め直したほか、今後は、朝と昼の2回、専用の工具を使って点検を行うなど、再発防止を徹底させるとしている。
出典
『コースター停止ねじの緩みが原因』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20180501/5080000443.html
2018年4月23日18時54分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後1時半ごろ、東伊豆町にあるIゴルフクラブのコース内の川で横浜市西区の無職、Tさん(男性、80歳)が倒れているのを一緒にゴルフをしていた友人が見つけた。
Tさんは救急隊員に救助され、ドクターヘリで病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
警察によると、Tさんは22日午前8時半から友人2人とゴルフ場でプレーをしていたが、第13ホールで2打目から3打目の場所へ移動する途中、姿が見えなくなった。
Tさんが見つかった川の真上には、長さ30m、幅1.5mの歩行者用の橋があったが、傷みが激しく、現在は使われていなかったという。
ところが、橋には進入禁止を知らせる看板などは設置されていなかったということで、警察は、Tさんが橋が傷んでいるのに気づかず渡ろうとして転落したとみて、詳しい原因を調べている。
出典
『ゴルフ場の川で男性死亡 転落か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034169331.html
4月22日20時41分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
コース内を徒歩で移動していた横浜市の80代の男性が木製の橋から約10m下の川に転落し、死亡した。
警察によると、男性は仲間2人とゴルフをしていた。
同ゴルフ場はカートで移動できるが、男性は健康のためいつも徒歩で回っており、事故当時もカートを使った仲間と別れて1人で歩いて移動していた。
男性が転落した木製の橋には破損した箇所が数カ所あり、警察が事故との関連を調べている。
橋は17~18年前にカートが導入されて以降、使用されなくなっていた。
出典
『ゴルフ場の橋から転落 横浜の80代男性死亡 静岡の稲取ゴルフクラブ』
http://www.sankei.com/affairs/news/180422/afr1804220011-n1.html
4月23日10時8分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
Tさんが木製の橋から約10m下の川に転落しているのを、仲間が見つけて119番通報した。
警察の発表によると、橋は老朽化が進み、崩れている部分もあった。
Tさんのそばには、橋の踏み板のようなものが落ちていた。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、ゴルフ場の安全管理が適切だったかどうか捜査する方針。
出典
『ゴルフ場の橋から川に転落、80歳男性が死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180423-OYT1T50028.html
(2019年2月25日 修正1 ;追記)
2019年2月24日に読売新聞から、支配人が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下田署が、ゴルフ場支配人を務める50歳代の男を業務上過失致死の疑いで書類送検したことが、捜査関係者への取材で分かった。
送検は7日付。
橋は木製の板に穴が開くなど、老朽化が進んでいた。
同署は、ゴルフ場側が進入禁止を明示するなどの安全対策を怠ったとみて、捜査を続けてきた。
出典
『ゴルフ場の橋から川に転落死、支配人を書類送検』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190224-OYT1T50088/
2018年4月22日付で毎日新聞秋田版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前10時15分ごろ、男鹿市の寒風山から煙が上がっていると119番があった。
山焼き実験の火が燃え広がったためで、約3時間後に消し止められたが、約3.6ヘクタールを焼いた。
けが人はいなかった。
多数の消防車両が出動し、観光客も訪れていた現場は一時、騒然となった。
警察などによると、山焼きをした地域としない所では植物の生態にどのような違いが出るかなどを調べるため、午前10時ごろから、約0.5ヘクタールの予定で、岐阜大の津田教授が山焼きを開始。
ボランティアの市職員ら約80人が参加した。
延焼を防ぐため、周囲の草を刈り取って防火帯を設けたが、火は防火帯を飛び越えたという。
この火事で、20台以上の消防車や県防災ヘリが消火にあたった。
山焼きには、男鹿市の菅原市長も公務外で訪れていた。
菅原市長は「迷惑をかけて申し訳ない。今後の取り組みについては検討したい」と話した。
秋田市の60代男性は、「最初来た時は火が上がっていて、何が起きているのかと思い、びっくりした」と話した。
出典
『寒風山火災 一時騒然 けが人なく 山焼き実験で延焼 男鹿 /秋田』
https://mainichi.jp/articles/20180422/ddl/k05/040/102000c
4月21日18時44分にNHK秋田からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前10時すぎ、「寒風山から煙があがっている」と消防に通報があり、駆けつけたところ、男鹿市男鹿中滝川の寒風山の展望台の西側の斜面で枯れ草などが焼け、火が燃え広がっていたという。
火事を受けて秋田県は、午前11時すぎに自衛隊に災害派遣要請を行ったが、消防や県の防災ヘリが消火にあたった結果、火は自衛隊が出動する前の午後1時半ごろ消し止められた。
この火事で、およそ3万6000m2が焼けたが、けが人や建物への被害はなかった。
秋田県自然保護課によると、当時、現場付近では、岐阜大学の研究グループが県の許可を得て山焼きの実験を行っていた。
予定していた山焼きの面積は5000m2だったということで、警察は、この実験中に火が燃え移り、予定の7倍以上に燃え広がったとみて、詳しい原因を調べている。
県内は、全域に乾燥注意報が出されていて、各地で原野火災が相次いでいることから、消防が火の取り扱いに注意するよう呼びかけている。
大学の実験が火事の原因になった可能性があることについて、岐阜大学の森脇学長は、「社会および関係者に大きなご迷惑をおかけしたことを心よりおわびします。関係者の処分については、詳細な事実関係を確認した上で、しかるべく対応したいと考えております」とコメントしている。
出典
『寒風山で火事 大学の実験原因か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20180421/6010000551.html
4月21日付で秋田魁新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山焼きが植生に与える影響を調査している岐阜大学流域圏科学研究センターの津田智准教授らが、昨年に続き実施。
学生や市民、市職員ら約80人がボランティアで参加した。
実験の範囲は寒風山回転展望台の西側にある大噴火口内の約0.5ヘクタールで、焼却した地表付近などの温度変化を調べる計画だった。
出典
『寒風山、山焼き実験で火災 自衛隊に災害派遣要請』
http://www.sakigake.jp/news/article/20180421AK0021/
(2018年5月19日 修正1 ;追記)
2018年4月22日付の秋田さきがけ紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
津田准教授によると、事前に計画書を県と市、消防に提出。
風速5m以上の場合は中止する予定だった。
津田准教授は、「風速3mほどだったので大丈夫と判断した。途中で風向きが変わり、防火帯を越えて広がってしまった」と話した。
寒風山は、市などが定期的に草を刈って、芝生に覆われた景観を保ってきた。
2003年から市と関係団体が山焼きを実施してきたが、天候不良で中止になることが多く、16年以降は取り止めている。
2018年4月1日付で栃木放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時ごろ、那須塩原市千本松の千本松牧場で行われていた流鏑馬で、馬の蹄鉄が外れ、観覧していた女性の左足首に当たり、けがをした。
警察によると、けがをしたのは千葉県鎌ケ谷市の68歳の女性で、左足の打撲と切り傷で全治10日の見込みという。
出典
『那須塩原で流鏑馬観覧の女性けが』
http://www.crt-radio.co.jp/news/1169
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。