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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20217161126分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男児用水着のインナーに使われているメッシュ生地に、陰茎の皮膚が挟まりケガをする事故があるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。

目の粗いメッシュ生地が皮膚と密着することで、生地の穴から皮膚がはみ出し、圧迫されることによって、はみ出た部分が腫れ上がって水着が脱げなくなってしまうことがあるという。

2010年12月から21年5月にかけ、全国の医療機関ネットワークなどに寄せられた事故情報は12件。

毎年のように同様の事故が起きている。

同センターは、「インナーにメッシュ生地を使っている水着は、子どもには着用させないでほしい」としたうえで、もしも皮膚が挟まってしまった時は、無理に外そうとしたり、メッシュ部分を刃物で切り離そうとしたりせず、医療機関を受診するよう求めている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210716-OYT1T50148/ 

 

7152142分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、水着業界ではメッシュを使わないという基準が設けられているがネットでは今でも販売されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男の子の水着の裏地に使われるメッシュ生地に、皮膚がはさまれてとれなくなる事故が相次いでいます。

国民生活センターによると、メッシュ生地の穴に皮膚がはさまり出血し、病院に搬送されるケースが報告されているとのことです。

事故の事例を受け、水着業界にはメッシュ生地を使わない自主基準が2010年に設けられましたが、インターネットのショッピングサイトでは、こうした商品が今も製造・販売されていることが確認されました。

国民生活センターは業者に対し、こうした商品を製造・販売しないことを求める一方、消費者に対しては、裏地にメッシュが使われている水着を着用しないこと、はさまってしまった場合は無理にはずそうとせず、すみやかに医療機関にかかることを呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0220c600f0e65edade832afcb908d7f8a0c3f913

 

7151658分に朝日新聞からは、新潟県では2.5ミリ穴に挟まった事例があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

国民生活センターが、裏地にメッシュ素材を使った男児用水着を使用しないよう呼びかけている。

陰茎の皮膚がメッシュの小さな穴にはさまり、けがをするおそれがあるという。

同センターによると、男児がけがをする事故は毎年のように起きているといい、2010年以降では、「海水浴後に水着を脱ごうとした際に裏地の編み目に皮膚が入り込んで脱げず、病院に運ばれた」などの相談が少なくとも12件寄せられている。

日本小児科学会によると、新潟県で実際に起きた事故では、男児(6)が着用した水着の裏地のメッシュの穴の大きさは縦25ミリ、横18ミリだったという。

穴にはさまった皮膚が水ぶくれ状態になって腫れ上がり脱げなくなったという。

小児の陰茎の皮膚は非常に伸びやすく、メッシュの小さな穴からも外側にはみ出しやすいことが原因とみられるという。

https://www.asahi.com/articles/ASP7H5GK2P7HUTFL004.html 

 

※国民生活センターから715日付で出された注意喚起文書は下記参照。

男児用水着のインナー生地を確認しましょう -陰茎部の皮膚が挟まり、取れなくなることも-

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20210715_1.pdf 

 

 

 

 

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20217111940分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午前8時半ごろ、豊見城市の瀬長島にある瀬長ビーチで「女の子がハブクラゲに刺された」と、近くにいた人から消防に通報がありました。

消防から連絡を受けて対応に当たった那覇海上保安部によりますと、ハブクラゲに刺されたのは那覇市に住む9歳の女子児童で、ショックのため、一時、意識不明の重体となりましたが、救急車が到着するまでに心臓マッサージを受けて息を吹き返しました。

その後、病院に運ばれ、快方に向かっているということです。

瀬長ビーチは自然海浜で、ハブクラゲの侵入を防ぐネットが設置されていません。

県は6月1日から4か月間「ハブクラゲ」の発生注意報を出していて、海水浴をする際は肌の露出を避けた格好をして、ハブクラゲの侵入を防ぐネットの内側で泳ぐことなどを呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20210711/5090014885.html

 

71264分に沖縄タイムスからは、両足を広範囲に刺された、心臓マッサージしたのは一緒に泳いでいた父親だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午前8時半ごろ、沖縄県の豊見城市瀬長島の瀬長ビーチで、那覇市に住む9歳の女児がハブクラゲに刺された。

那覇海上保安部によると、女児は太ももやふくらはぎなど、両足を広範囲に刺されて、一時、呼吸が停まり、意識を失ったが、共に遊泳していた父親が心臓マッサージをし、救急車が到着した同8時40分ごろまでに呼吸や意識が戻った。

その後、豊見城市内の病院に搬送され、命に別条はない。

同保安部によると、女児は病院でアナフィラキシーショックの疑いがあると診断された。

同保安部管内では、ことしに入り数件、ハブクラゲの刺傷事案が発生しているという。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/784994

 

 

※ハブクラゲ注意報については下記記事参照。

202161日 727分 沖縄タイムス)

沖縄県保健医療部は1日、猛毒を持つハブクラゲ発生注意報を発令した。

6月上旬から人体に被害を与える大きさに急成長するためで、期間は9月末まで。

海水浴やマリンレジャー時は肌の露出を避け、ハブクラゲ侵入防止ネット内で泳ぐことや、応急措置に有効な酢(食酢)の持参を呼び掛けている。

県は刺された場合の対応として
(1)海から上がり、激しい動きをせずに近くにいる人に
   助けを求める
(2)刺された部分はこすらず、酢をたっぷりかけて触手を
   取り除き、氷や冷水で冷やす
(3)医療機関を受診する
ことを呼び掛けている。

県内の海の危険生物による刺咬症被害は2020年に140件発生し、うち41件(29%)がハブクラゲによるものだった。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/762959

 

 

 

 

 

 

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20215241741分に読売新聞から下記趣旨の記事が、現場の写真付きでネット配信されていた。

イタリアのANSA通信などによると、伊北部ピエモンテ州で23日昼、観光客らを乗せたロープウェーのゴンドラが落下し、2歳と9歳の子供2人を含む14人が死亡、5歳の子供1人が負傷した。

ロープウェーはマッジョーレ湖畔ストレーザと近くの山を結ぶ。

報道によると、ゴンドラは出発から約20分後、山頂(1491メートル)の駅に到着する寸前で後退し始めた。

駅の一つ手前のケーブルの支柱付近まで滑り落ちたところでケーブルが切れ、山林の斜面に落ちたという。

マッジョーレ湖は欧州で人気の景勝地。

死者にはイスラエル人など外国人も含まれる。

イタリアでは新型コロナウイルス対策の移動制限が4月下旬に解除され、ロープウェーは4月24日に再開したばかりだった。

ロープウェーは1970年に開通し、2014~16年に改修工事を行っていた。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20210523-OYT1T50194/ 

 

527158分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、作動すると再稼働に手間がかかるとの理由で安全ブレーキが作動しないようにしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

地元メディアによりますと、ロープがなんらかの理由で切れた直後、ゴンドラは時速100キロ以上もの速度で補助用のロープを滑り落ち、支柱にさしかかったところでロープから外れて落下したとみられるということです。

本来であれば、安全ブレーキが作動するはずですが、運行会社はブレーキが一度かかると再稼働に手間がかかるとの理由で、わざと安全ブレーキが作動しないようにしていたということです。

捜査当局は26日、運行会社の幹部3人を過失致死などの疑いで逮捕しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/520fbddc0ade2ec3f73951da96a799da91a928b7

 

 

 

 

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20215112040分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午後1時半ごろ、成田市のゴルフ場、「Nゴルフクラブ」で、従業員から「客が池に落ちた」と警察に通報がありました。

警察によりますと、東京・江戸川区の会社経営、横内さん(男性、69歳)がコース上にある池に転落し、およそ50分後、消防隊員に池から救助され、病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

横内さんは、11日朝から仲間7人とともにゴルフ場を訪れてプレーしていましたが、目撃者の話から、横内さんの打ったボールが池の近くに落ち、周辺を探していたところ池に転落したということです。

ゴルフ場によりますと、この池の深さはもっとも深いところで5メートルほどあったということで、周囲に転落を防ぐため注意を促す看板が設置されていたほか、転落した場合に備えて浮き輪も用意されていたということです。

警察は横内さんが誤って池に転落したとみて、詳しいいきさつを調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210511/1080014464.html

 

5112019分にライブドアニュース(テレ朝ニュース)からは、大きな池だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性は、レスキュー隊によって引き上げられましたが、意識はなく、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。

男性はゴルフ仲間3人と一緒にコースを回っていて、池の付近でボールを探していたところ、誤って池に落ちました。

池の深さは分かっていませんが、縦100メートル以上、横50メートルほどの大きな池だということです。

https://news.livedoor.com/article/detail/20174569/

 

(ブログ者コメント)

〇このゴルフ場のHPに各コース毎のドローン映像が紹介されていた。
その中で大きな池があるのは以下の2コースだが、両方の池とも、護岸は垂直になっているように見える。

 

https://gora.golf.rakuten.co.jp/doc/drone/120103/?l-id=gr_cg_drone_gallery03 

〇ゴルフ場の池に落ちて死亡した事例は、本ブログでも何件か紹介スミ。
こういった事故は、最近紹介した、ため池に落ちての事故と、相通じるところがあるのかもしれない。

 

 

 

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2020814日に掲載した第2報がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第3報修正3として掲載します。
第2報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10910/

 

(2021年4月18日 修正3 ;追記)

2021491841分にNHK福島からは、ガス管施工会社と法定点検の委託を受けた保安機関が県から注意を受けたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福島県は、業務上過失致死傷の疑いで捜査を進めている警察から関係資料が返還されたことを受けて、去年12月、ガス管を設置した「I石油」と店のガス設備の法定点検を委託されていた保安機関の「郡山LPガス保安管理センター」を立ち入り検査しました。

その結果、ガス管がコンクリートの床と接していて国の基準に適合していなかったとして、「I石油」を文書で注意しました。

また、「郡山LPガス保安管理センター」に対しては、4年に1回と定められているガス設備の法定点検の周期を守っていなかったとして、文書で厳重注意しました。

I石油と郡山LPガス保安管理センターは、NHKの取材に対し、いずれも「コメントできない」としています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210409/6050014109.html

 

411915分に朝日新聞からは、法定点検は4年を超えて行われていたという、同趣旨の記事がネット配信されていた。

県によると、昨年12月の立ち入り検査で、設備の点検が、4年を超えて行われていたことが確認された。

 

(ブログ者コメント)

〇LPG配管を床に接して敷設するなど、素人か?と感じたので、I石油がどのような会社か調べてみたところ、タウンページに「ガス器具、ガソリンスタンド、薪炭、燃料店」と書かれている程度の情報しか得られなかった。
 https://itp.ne.jp/info/074824616000000899/ 

〇一方、郡山LPガス保安管理センターについて調べたところ、福島県LPガス協会所属の、販売店から委託されてガスの法定点検を行っている組織だった。
 
https://fukushimalpg.or.jp/customer/security_center.html 

その位置づけはLPガス保安業務ガイド(経産省他)の下図参照。

https://www.lpgpro.go.jp/guest/text1/pdf/H22_2010/2_2_2010.pdf 

ただ公的組織ではなく、プロパンガス・住宅設備機器の販売会社が運営していた模様。
https://sunenergy.jp/customer/center/ 

〇センターが行う法定点検に「配管が床に接していないこと」という項目は入っていなかったのだろうか?と思い、調べてみたところ、LPガス保安業務ガイド(経産省他)には下記が掲載されているだけで、当該項目は入っていなかった。
しかしながら、「塗装等が損傷していないこと」を確認するのに、配管が床に接していたのでは、配管の下側が確認できない。
その意味で、点検すべき項目の一部を点検していなかった、ということになりそうな気がした。

28
【点検項目】
 7.バルブ・集合装置・供給管・配管及びガス栓の欠陥
【判定基準】 
  ①バルブ・集合装置・ 供給管・配管及び ガス栓に使用上
   支障のある腐しょく、割れ等の欠陥がなければ「良」
【解説等】
調整器から末端ガス栓まで。

1 使用上支障のある腐食、割れ等の欠陥がないこと。
2 金属部分にいちじるしい腐食のないもの。
3 ひび割れ、損傷のないもの。

29
【点検項目】
 8.バルブ・集合装置・供給管および配管の腐食防止
   措置
【判定基準】 
  ①バルブ、集合装置、供給管及び配管には腐しょく
   を防止する措置が講じてあれば「良」
【解説等】 
 1 白ガス管の亜鉛メッキ及び塗装等が損傷していない
   こと。



(2021年7月31日 修正4 ;追記)

20217281210分にYAHOOニュース(福島民友)からは、事故が起きて1年、事故で顔面を粉砕骨折するなどした女性の事故当時の状況や現状などが、下記趣旨でネット配信されていた。

事故は、30日で発生から1年を迎える。

顔を粉砕骨折するなどの重傷を負った同市の女性(47)が初めて報道機関の取材に応じ、「事故で一生背負っていかなければならない体と心の傷を負った。今でも闘っている被害者を置き去りにしないでほしい」と語った。

4度の手術を経験し、現在も治療を続ける女性は、日々、事故と向き合っている。

事故に巻き込まれたのは、自宅敷地にある美容室が開店して約1年たち、軌道に乗り始めたころだ。

昨年730日、女性は長男を高校に車で送り届けた後、現場近くの銀行の現金自動預払機(ATM)コーナーに立ち寄った。

ポーチから現金を取り出そうとしたところで記憶が途切れた。
「爆発音も聞いていないし、爆風も感じていない。
 痛みを感じる余裕すらなかった」。

道路を挟んで向かいの店で爆発が起き、爆風で2メートル先の壁まで吹き飛ばされた。
女性は病院に搬送され、9時間に及ぶ手術を受けた。
爆風で顔の右側は引き裂かれ、顔の骨も粉々に折れていた。
歯も歯茎ごと飛ばされた。
顔の神経は6本断裂し、手術で回復したのは4本のみ。
今もまひが残る。

事故後の記憶があるのは3日後。
集中治療室のベッドの上にいた。
声が出せなかったため、当時中学生の次男と筆談でやりとりし、自分の身に起きたことを知った。

「僕はお母さんが爆発事故に巻き込まれたと聞いた瞬間、絶望的でした」とのメッセージに、痛み止めなどの影響で意識もうろうとしながら、「おかぁ頑張るよ」と必死で返した。

一般病棟に移った後も、顔の感覚はなく、水を飲むのにも一苦労だった。

当たり前にできていたことができなくなったことが怖かった。
「なんで生き残ったんだろう」。
現実が受け入れられず、そう思うこともあった。

初めて自分の顔を見たのは8月中旬。
夫や医師らに見守られながら鏡をのぞくと、かつての自分の顔とはかけ離れた見覚えのない顔が映っていた。
涙があふれた。

しかし、一度現実を受け入れてからは、気持ちが切り替わった。
「家に帰って子どもたちに会いたい。仕事もしたい」。
懸命な治療とリハビリにより、930日に退院した。

美容室は11月に再開。
「お客さまが次々に来店してくれた。感謝の気持ちでいっぱいだった」。

しかし、今年に入ってからも2回手術をし、そのたびに数カ月間の休店を強いられた。
「お客さまに迷惑を掛け、心苦しい」と胸の内を明かす。

治療費は基金から支払われているが、いつまで支払われるかは不透明で、不安な日々は続く。

今でも顔の痛みやしびれに悩まされ、事故の記憶がよみがえることもある。
「元の体と奪われた時間を返してほしい」と、心情を吐露する。

1年間、関係者が直接謝りに来ることはなかった。

「私や家族は、今も恐怖や痛みと闘っていることを忘れないでほしい」。
平穏な日常が奪われたことへの悔しさは、消えることはない。

 

【責任所在不明、補償進まず】

爆発事故のあった周辺では、住宅や店舗の復旧はほぼ終えているが、責任の所在が分かっていないことから、被害を受けた人や建物に対する補償は依然として不透明な状態が続いている。

「しゃぶしゃぶ温野菜」をチェーン展開するレインズインターナショナル(横浜市)と店舗を運営する高島屋商店(いわき市)は、事故後、責任の所在が判明するまでの暫定措置として被害対応基金を設立した。

レインズインターナショナルによると、基金は2億円まで増額したという。

事故から1年を迎えるのを前に、同社は「被害者に対しては、設立した基金を通して補償を継続してまいります」とコメントした。

事故について、郡山署は引き続き、業務上過失致死傷の疑いで捜査している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c359c849caac190048bbf55edacf7454e9fc3302

 

7301113分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、周辺では建物232棟が被害を受け、車両などを含め損害額は12億円だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

昨年7月に起きたガス爆発事故から、30日で1年となった。

20人が死傷した事故の原因について県警が捜査を続けているが、原因究明や責任の所在をはっきりさせるのは時間がかかりそうだ。

郡山消防本部によると、周辺の建物232棟が被害を受けた。

車両57台などを含めた損害額は約122600万円にのぼる。

現在、現場はドラッグストアの建設予定地となっている。

周囲の建物も多くは修理され再建されているが、事故の責任と補償については現在も明確になっていない。

現場に隣接する通信設備会社「N社」は、4階建て本社や倉庫など5棟が被害を受けた。
社有車約20台や倉庫内の在庫商品を含め、損害は約2億円にのぼる。
全て保険でまかなったといい、担当者は事故の補償について「警察の捜査が続いているので、見守っている状況だ」と話す。

近くに住んでいた男性(64)は、木造2階建て一軒家が全壊した。
妻と長男とともに避難所や市営住宅に避難していたが、保険と店の親会社などが設立した基金で約3千万円を捻出し、昨年12月に自宅を再建できた。
「時間のかかる裁判にならず、基金で迅速に援助してもらい助かった」と話す一方で、「再発防止のためにも事故原因を早く究明し、責任者には謝罪してほしい」と訴える。

レインズインターナショナルによると、被災者からの住宅や車両、家財道具などの被害、回復相談は延べ約600件。

同社などが設立した郡山事故被害対応基金から「加害者が負担すべき金額を加害者に代わって立て替えている」という。

郡山市は今年2月、責任があると思われる関係6者に対して総額約550万円の損害賠償を請求。

賠償の意向などについて、6者と書面でのやり取りが続いているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd582765a71bdbe7e005890c6791f1e88b5ce8b4 

 

(2021年9月3日 修正5 追記)

202192217分に産経新聞からは、運営会社や工事業者などが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福島県警は2日、業務上過失致死傷容疑で、当時の店運営会社社長やガス工事業者、点検機関の担当者ら4人を書類送検した。
捜査関係者への取材で分かった。

書類送検容疑は平成18年の店建設時、工事業者が国の基準に違反して湿気に弱いタイプのガス管を調理場のコンクリートの床にじかに設置。

運営会社の管理が不適切だった上、点検機関が問題ないと判断、配管が腐食し穴から漏れたガスに着火、爆発させて20人を死傷させたとしている。

爆発直前に店に入り死亡した内装工事の責任者、古川さん=当時(50)=にも事故につながる過失があったとして、業務上過失傷害容疑で書類送検した。

https://www.sankei.com/article/20210902-5GYWDZWOPJMVJMSI6SPWJMB4LU/

 

922327分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、死亡した男性は爆発との関係が否定できないとして書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・・改装工事を担当していた男性が死亡した。

県警は、男性も爆発との関係が否定できないとして、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a7839ab7fd6bb86c6ee2ca2c8eedbcde31cdcd09

 

(2023年3月24日 修正6 ;追記)

202332191分にYAHOOニュース(福島民友)からは、消防の事故報告書にはスイッチを入れた瞬間に引火した可能性が高いが物的証拠がないので特定はできなかったと記されているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

郡山消防署は20日までに火災調査報告書をまとめ、床に露出した状態で設置されたガス管が腐食しLPガスが店内に漏れ出した可能性が高いとした上で、「(爆発で死亡した)改修工事業者の男性が照明器具、換気扇、エアコンなどのスイッチを入れるなどし、充満したガスに引火、爆発した」と判定した。

発火源については、たばこ、放火、静電気などの可能性は低いと判定。

一方で、照明器具、換気扇、エアコンについては、男性がスイッチを入れて通電した瞬間に引火した可能性が高いという。

ただ、いずれも物的根拠がなく、特定はできなかった。

また、爆発の被害が広範囲に及んだ原因は、「爆発が起こった建物の気密性が高く、圧力が高まったため」と推定されるという。

郡山消防署は213月に報告書をまとめたが、福島県警が捜査中のため、不開示としている。

郡山市が店の運営元の高島屋商店などに損害賠償を求めた訴訟で、原告側が同報告書を証拠として地裁郡山支部に提出。

福島民友新聞社が同支部に開示請求し、内容が判明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/235427569c110d539ebfbc3d8016dcf3e83d65c1 

 

(2023年4月2日 修正7 追記)

20233311816分にNHK福島からは、書類送検されていた5人は全員不起訴になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察は、ちゅう房のガス管に腐食による亀裂や穴が生じ、そこから漏れたプロパンガスに引火したとして、おととし9月、いずれも当時の、店の運営会社の社長とガス管を設置した会社や点検をした保安機関の担当者、それに死亡した男性のあわせて5人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検していました。

福島地方検察庁は、平成18年の店舗建設時に国の基準に沿わない形でガス管を設置しながら腐食を防ぐ措置をとらずに放置した過失や、法定点検を委託された保安機関が腐食を見落とすなどした過失、それに、店の運営会社が日常的な点検や安全管理を徹底しなかった過失などを捜査した結果、「認定することが困難と判断した」などとして、31日、5人全員を不起訴にしました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20230331/6050022248.html 

 

4189分にYAHOOニュース(福島民友)からは、改装業者の男性は死亡しているので不起訴処分になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5人のうち4人は嫌疑不十分で不起訴とし、死亡した改装工事業者の男性は容疑者死亡で不起訴処分とした。

福島地検は、ガス管の管理状況をはじめ、業者によるガス管の腐食防止措置の状況、点検業者がガス管の腐食部分を見落としたかどうかなどを捜査していた。

事故後、経済産業省がまとめた調査報告書では、調理場のシンク下のコンクリートの床面に設置されていたガス管が腐食し、亀裂部分からガスが漏えいしたと指摘していた。

郡山消防署がまとめた調査報告書では「(死亡した)改装工事業者の男性が照明器具、換気扇、エアコンなどのスイッチを入れるなどしてガスに引火、爆発した」と判定している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/857df1d01da715d019c76095738fe84281fb15a2 

 

41953分にYAHOOニュース(福島民友)からは、内装業者の男性は改装を行うことをガス会社に伝えていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

地検によると、2006年の新築工事の際、工事業者が腐食防止措置をせず、ガス管を調理場の床に直接設置。

点検機関が管の腐食を見逃し、店側の管理も不十分だったため、ガス漏れにつながったとみられる。

死亡した内装業者の男性は改装工事を行うことをガス会社に伝えておらず、店内で何らかの方法で電気火花を発生させ、ガスに引火したとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/50af2738a5d1011a5ea717ae33e567b541e2ea80 

 

 

  

  

   

 

  

 

 

 

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20213201753分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午前、愛媛県新居浜市内のイベント会場で、空気を入れて膨らませた大型の滑り台が倒れ、5人の子どもが軽いけがをしました。
警察は、詳しい原因を調べています。

午前10時半ごろ、愛媛県新居浜市東田で開催された土地や住宅の見学販売のイベント会場で、「バルーン型の遊具が倒れたため、けが人が出た」と消防に通報がありました。

警察などによりますと、会場には、いずれも最大で幅が5メートル、高さが7メートルある空気で膨らませる「海賊船」の形をした滑り台があり、遊んでいた、年齢が3歳から10歳で、女の子4人と男の子1人のあわせて5人がけがをしました。

このうち3人が市内の病院に搬送されましたが、いずれも顔や胸を打つなどの軽傷だということです。

警察は、滑り台の階段に子どもたちが集まりすぎたため横に倒れたとみて、詳しい原因を調べています。

また、イベントの主催者によりますと、会場には300人近い人が集まり、このうち15人程度がこの滑り台で遊んでいたということです。

滑り台は業者から借りたもので、地面と遊具を固定していなかったほか、それぞれの遊具にスタッフを付けていなかったということです。

主催者側は、「申し訳ないと思っている。警察に協力して事故の原因を検証し、安全対策を改善していきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20210320/8000009107.html

 

3201842分にYAHOOニュース(あいテレビ)からは、階段部分に子供が集まり過ぎてバランスを崩したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によりますと、事故のあった遊具はスライダー型のエア遊具で、 事故当時、子供たちが遊具の階段部分に集まりすぎたため、重さなどで バランスを崩し倒れたということです。

事故当時、イベント会場には3人の担当者がいたということですが、 警察では、スライダー型のエア遊具が適正に運用されていたかなど、 事故の原因を詳しく調べています。








 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5664f2d3d28f6c2d5b7da55ec641daf5e4bf5716 

 

3201849分に毎日新聞からは、遊具を地面に固定しなかったのは遊具の下にシートを敷くためだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県警などによると、遊具は「海賊船スライダー」という船の形をした滑り台で、長さ約12メートル、高さ約7メートル、幅約5メートル。
船尾側から船首側に向かって滑れるようになっている。

事故当時は十数人が遊んでいた。
滑り台に上るための階段付近に人が集まったため、バランスが崩れて横向きに倒れたとみられる。

現場は、分譲地などが集まる「美しが丘にいはま」の広場。
住宅や土地の相談会が開かれ、来場者の子ども向けの遊具が複数置かれていた。

イベントの関係者によると、スライダーには地面と固定する金具があるが、遊具の下にシートを敷くため固定していなかった。

この遊具を専門で監視する人もいなかったという。

https://mainichi.jp/articles/20210320/k00/00m/040/208000c

 

(ブログ者コメント)

あいテレビの映像などから考えると、2本並行しているスロープのうち、手前のスロープから上がり、向こうのスロープから降りていたが、手前のスロープに大勢の子どもが集中したためバランスを崩した・・・・ということかもしれない。

 

 

 

 

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2021226142分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

川崎市は25日、同市高津区のレストラン「Iキッチン溝の口店」で食中毒が発生したと発表した。

 

客の40歳代男性2人が吐き気やのどの痛みなどを訴え、2人が飲んだ水の残りから塩素が検出された。

 

市は同店を1日営業停止処分とした。

 

2人とも軽症で快方に向かっている。

 

市保健所によると、23日午後3時40分頃、片方の男性の家族から「店で昼食を取った際、デキャンターで提供された水を飲んだら、塩素の臭いとのどに焼けたような痛みを感じた」と連絡があった。

 

同じ頃に同店を訪れたもう1人の男性も同様の症状を訴えたという。

 

市保健所の調査で、提供された水から極めて濃い塩素が検出された。

 

同店は前夜、洗浄のためデキャンターに水で薄めた漂白剤を入れており、「捨てずに誤ってそのまま提供してしまった」と説明しているという。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210225-OYT1T50252/

 

 

2251510分にNHK神奈川からは、通常の数1000倍の濃度の塩素が検出された、水を提供する直前に容器を消毒していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

23日、高津区にある飲食店「Iキッチン溝の口店」を利用した客から、「店で水を飲んだあと、のどに焼けるような痛みを感じた」などと連絡がありました。


市によりますと、水を飲んだ2人が吐き気やのどの痛みなどの症状を訴えましたが、いずれも症状は軽く、快方に向かっているということです。


保健所がこの水を調べたところ、通常の水道水の3400倍から8000倍にあたる1リットルあたり2400ミリグラム以上の塩素が検出されました。


店では水を提供する直前に容器の消毒をしていて、消毒液を洗い流さないまま提供したとみられるということです。


市は、この飲食店を25日一日の営業停止処分とするとともに、容器の洗浄方法などのマニュアルを作成するよう指導しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210225/1050013103.html

 

 

2251225分に神奈川新聞からは、次亜塩素酸ナトリウムで消毒した後のすすぎが不十分だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

川崎市は25日、同市高津区溝口の飲食店で、デキャンタの水を飲んだ40代男性2人が吐き気やのどの痛みなどの食中毒症状を訴えたと発表した。

 

水から塩素(次亜塩素酸ナトリウム)が検出され、消毒したデキャンタのすすぎが不十分だったとみられる。

 

2人は入院せず、快方に向かっているという。

市保健所によると、23日に男性1人の家族から「水を飲んだら塩素のにおいとのどに焼けるような痛みを感じた」と連絡があった。

 

調べたところ、同じ日に飲食した別の男性も同様の症状を訴えていたことが判明した。

保健所は、水から検出された塩素が原因の食中毒と断定。

 

デキャンタを消毒した後、すすがなかった可能性があるとみている。

 

https://www.kanaloco.jp/news/social/article-410676.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

塩素濃度の高さから考えると、すすぎが不十分だったというよりは、水で薄めた漂白剤が、そのまま提供されたような気がする。

よって、タイトルも、そのようにつけた。

 

ただ、前夜に漂白剤を入れたデキャンターを、翌日の午後3時40分に使ったという点が、よく分からない。

そのころまで客がこなかったということだろうか?

 

 

 

 

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20212101710分に上越タウンジャーナルから、下記趣旨の記事が写真や解説図付きでネット配信されていた。

 

上越市立水族博物館うみがたりで開館からわずか2年間にイルカ6頭のうち、4頭が相次いで死んだ背景が明らかになりました。

 

夏の暑さと冬の寒さが主な要因で、上越の気候に適応できずストレスを受けて、免疫力が低下した結果だということです。

 

これは10日に開かれた上越市議会文教経済常任委員会で明らかになりました。

 

イルカ4頭の死因については、市教育委員会が、去年夏に専門家による検証委員会を立ち上げ、飼育、建築、水質の観点から調査してきました。

 

報告書では、日本海側の上越市でのイルカの飼育環境が、うみがたりに来る前飼育されていた太平洋側の横浜・八景島シーパラダイスに比べて、厳しかったと指摘しています。

 

具体的には、上越の平均気温の範囲が2.5度(1月)~27.6度(8月)なのに対して、横浜は5.9度~26.7度と、上越の方が温度差が大きく、冬の寒さが厳しいこと。

 

また、上越は横浜より夏の風速が弱く(上越が秒速平均611メートル、横浜が914メートル)、冬の風速が強いため(上越の最高平均が2128メートル、横浜は1725メートル)、総じてイルカの体感温度が夏はより暑く、冬はより寒かったととらえています。

 

うみがたりのバンドウイルカのプールは、日本海と一体的に見えるよう、海側に風よけの壁がありません。

 

屋根も大きく開いているため、夏の直射日光や冬の強風をまともに受ける構造です。

 

一方、シロイルカのプールにも屋根がありません。

 

さらに、バンドウイルカのプールは、機械室の振動が八景島シーパラダイスと比べて測定値が高かったことも分かり、ストレスになった可能性は否定できないと指摘しています。

 

検証委員会では、こうしたことが合わさり、イルカがストレスを受け、免疫力が低下したことで、腎臓や肺の病気などで死んだ可能性があるとしました。

 

このほか、検証の結果、飼育業務に関しては、イルカに遊具を与えて環境に変化をつける対策をしていたことから、問題なかったとしています。

 

また、プールの大きさはほかの施設と比べ、深さに対して表面積が狭い傾向にあったものの、ストレスを与えて死因となった可能性があるとするまでには至らないとしています。

 

水質については、死因につながるポイントは特定できませんでした。

 

なお、シロイルカの最後に死んだ2頭目のソーリャについては、同じプールで飼育されていたシロイルカのリーヤが死んだことで、単独の飼育となり、精神的ストレスが加わり、リーヤの死後からわずか2か月後に死んだ可能性があるとしました。


委員からは、うみがたり建設当初、イルカを飼育するうえで日本海側の気象変化やプールの大きさを問題視し、当時の担当部署と議論したと指摘しました。

 

これに対し、上越市教育委員会の柳澤部長は、「今回の検証では、専門家から重複する指摘があった。真摯に受け止め、改善を模索したい」と答えました。

 

また柳澤部長はJCVの取材に対し、「あまりにも異常な気象の中でイルカショーをした場合、イルカやお客さんに影響してはいけないので、状況を見て個別に判断することになる。生き物と命の尊さを知る施設にしたい」と話しました。

 

教育委員会では、検証委員会の指摘をふまえ、一足早く、去年12月から飼育環境の改善に取り組んでいます。

 

具体的には、バンドウイルカの飼育プールで、水位を1メートル下げ、風が当たらないようにしました。

 

 

教育委員会では今後、夏の日差しや冬の風を遮るための改修工事を新年度から進める方針です。

 

https://www.joetsu.ne.jp/135966

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

変更管理不備事例として紹介する。

 

 

 

(2021年11月23日 修正1 ;追記)

202111221549分にNHK新潟からは、対策として防風壁が設置されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

上越市の水族館「うみがたり」では、オープンから2年あまりで4頭のイルカが相次いで死にました。

専門家らによる検証委員会は、その要因について、もともとイルカが飼育されていた横浜市と比べて、夏と冬の気温差が大きく、対応する防風壁がなかったことから、水面上で呼吸をするイルカにストレスを与えていた可能性があるなどと結論づけています。

これを受け「うみがたり」では、日本海側から吹き込む冬の冷たい風で水面上の温度が下がるのを防ごうと、防風壁を設置しました。

防風壁は、海に面した部分は高さおよそ1.4メートル、幅およそ25メートルの樹脂製のネットになっていて、観覧席がないプールの側面の部分は高さおよそ1メートル、幅およそ14メートルのガラス製になっています。

このほか「うみがたり」では、夏の日ざしを和らげるための「日よけ」を設置したり、水温を気温に合わせて調節したりするなど、飼育環境の改善を図ってきたということです。
「うみがたり」を管轄する上越市教育総務課の新部課長は、「どれだけ効果があるかは、今後、プールの水面上の気温や風速を測定するなどして検証していきたい」と話していました。





https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20211122/1030019048.html

 

 
 

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2020913日に掲載した第1報(2/2)の記事中、関連事例として由比ガ浜でクルーザーが危険航行をしていたという情報を紹介したが、当該事例に関する新情報が報道されたので、ここに第3報修正3として掲載します。

第1報(2/2)は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10997/

 

 ※メイン事例は猪苗代湖。

その新情報を第2報で修正1、修正2として掲載したので、今回の由比ガ浜新情報は修正3となります。

 

 

(2021年2月11日 修正3 ;追記)

 

2021241521分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、由比ガ浜事例に関し、当時のクルーザー所有者を書類送検したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

神奈川県鎌倉市の沿岸水域で遊泳客らの近くをクルーザーで航行したとして、湘南海上保安署は4日、県迷惑行為防止条例違反(水浴場等における危険行為)の疑いで、東京都内に住む所有者の50代男性医師を書類送検した。

 

クルーザーの危険航行を摘発するのは全国でも珍しく、同容疑による書類送検は県内で初めて。

 

書類送検容疑は、8月16日午後5時ごろ、鎌倉市の由比ガ浜で、全長約13・5メートルのクルーザーを航行、付近の遊泳者らに危険を感じさせたとしている。  

 

第3管区海上保安本部によると、目撃者から「ボートが海岸沿いを航行して危険だ」という通報を受け、同保安署が船内の立ち入り調査を実施。

 

複数人が乗船しており、レジャー目的で操船していた男性医師に厳重注意するとともに、任意で捜査していた。  

 

昨夏は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、県内の海水浴場は開設されていない。

 

由比ケ浜の現場は、例年であれば遊泳区域となるエリアで、事故防止のためクルーザーや水上バイクなどの進入は禁止されていた。  

 

クルーザーが波打ち際を行き来する映像がSNSに投稿され、危険行為を批判する声が相次いでいた。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea26ef08bbe2a40296bf3bfe103068034a9fd234

 

 

由比ガ浜事例については、241343分にNHK首都圏からも、操縦していた医師は船舶免許を返納したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

去年の夏は、新型コロナウイルスの影響で海水浴場が開設されておらず、監視体制も薄かったということで、当時、通報を受けて海上保安官が駆けつけ、沖合でこのクルーザーを発見しました。


その後、SNSに投稿された映像を詳しく解析するなどした結果、医師がクルーザーを操縦し危険な航行をさせた疑いがあることがわかったということです。


捜査に支障があるとして認否は明らかにされていませんが、捜査関係者によりますと、医師は船舶免許をすでに返納し、これまでの調べに対し「クルーザーは手放す」などと説明していたということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210204/1000059892.html

 

 

(2021年9月6日 修正4 ;追記)

20219560分に朝日新聞からは、ボートが徐行すべき区域は岸から200mまでなのに、利用者向けの地図には岸から300mまでと、実際より広く記載されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

利用者向け地図にボートの徐行区域が実際より大幅に広く記されていたことが分かった。

誤りは事故後に訂正された。

男児の父親は、誤表記で現場一帯を安全な区域と誤信したと訴えている。

現場周辺は、東西の幅が最大約700メートルの入り江。

県によると、ボートが徐行する区域は、入り江の東岸200メートル以内、西岸150メートル以内。

だが、県や猪苗代町のホームページに掲載された当時の「猪苗代湖利用区分マップ」は、徐行区域を両岸から300メートル以内と読める内容だった。

実際より100150メートル広範囲になっていた。

県警は事故直後の取材に対し、4人が浮かんでいた場所は西岸から「沖合200300メートル」と説明。

当時の地図で誤って徐行区域とされたエリアだった可能性がある。

県警は現在、4人のいた場所を「捜査中」としている。

父親は取材に対し、遊泳前に地図を見たと説明。
「広い範囲が徐行区域になっていたので、ほとんどどこにいても安全だと思っていた」と話す。

県警の当時の説明より、さらに岸側にいたと主張する。

地図は、湖に面する猪苗代町や地元の警察、消防などでつくる猪苗代湖水上遭難対策協議会が作製。

事故後に県からの指摘で誤りが判明し、今年6月に作り直した。

事務局がある町の担当者は、「地図は2010年に作ったが、(間違った経緯の)詳細は分からない」としている。

父親は「いい加減な地図を出しておいて、事故が起きてから直しても遅い」と訴えている。

https://digital.asahi.com/articles/ASP94641DP92UGTB001.html?pn=4 

 

962126分にYAHOOニュース(テレビユー福島)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

関係者によりますと、事故が起こるまで、現場付近の地図が、会津若松部会が定めたルールと異なっていたということです。

今回の事故を受けて、いまの地図はルールに基づき、修正されています。

では、どのように異なっていたのか。

福島県によりますと、中田浜では本来、沖合から主に150メートル圏内をクルーザーなどが徐行する区域としていますが、修正前の地図では、沖合300メートルより遠い区域で走行するようにとだけ表記され、300メートル以内は徐行区域とも受け取れるものでした。

事故が起こったのは沖合200メートルから300メートルですから、当時の地図では徐行区域にあたり、被害者もそのように認識していた可能性があります。

県や町は経緯について不明としていますが、解明が待たれます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a99db4e94af3d76c90dc9586c2c4334686eb8393

 

99104分に読売新聞からは、加害ボートの捜査は難航している、一般利用者向けの利用区域説明チラシに水上レジャー禁止マークがなかったなど下記趣旨の記事が、新旧のチラシ比較図付きでネット配信されていた。

事故から1年、福島県警は業務上過失致死傷容疑で調べているが、捜査は難航している。

県警はこれまでに、レジャー客らの目撃情報などから、現場付近を航行したとみられる複数のモーターボートを確認。
所有者らに航路や当時の状況などを聴取した。

ボート数台も押収して船体やスクリューなどを調べており、4人と接触したボートの特定を進めている。

ボートは4人と接触した後も航行を続けており、船体に血痕などがほとんど残っていないとみられる。

湖で起きた事故は、事故現場やボートの航路などの立証も容易ではない。

捜査関係者は、「被疑者を立件するために様々な証拠を積み重ねている状況。もう少し時間がかかる」と話す。

また、猪苗代湖・中田浜(会津若松市)の事故を巡り、地元の安全団体が一般利用者向けに作製した湖の利用区域を図示したチラシが誤っていたことがわかった。

水上レジャー禁止区域の現場付近に禁止マークがなかった。

事故後に誤りが判明し、今年6月に修正された。

チラシは2010年、猪苗代湖水上遭難対策協議会が、県や郡山市、会津若松市、猪苗代町などでつくる猪苗代湖水面利活用基本計画推進協議会の各地域部会から提供された資料をまとめた。

マリーナなどがある湖岸(浜)ごとの地図に、ボートや水上バイク、カヌー、遊泳などの利用区域が記載されている。

このうち中田浜の地図で、水上レジャーが禁止されている西岸沖のエリアが無印になっていた。

資料を提供した会津若松地域部会は、誤った資料を渡したとした上で、「当時の担当者もおらず、なぜ、その地図を提供したのかわからない」としている。

各地域部会は、マリーナの関係者らに利用区域に関する資料を提供していたが、インターネットなどで一般利用者向けに周知はしていなかった。

一方、チラシは対策協議会のホームページに掲載され、事故で亡くなった瑛大君の父親も水上レジャーに出かける前に確認しており、「最初から禁止とわかっていれば近付かなかった」と話した。

事故後、推進協議会事務局の県河川計画課が、対策協議会に依頼してチラシを修正した。

今後は、県が利用区域を毎年確認するという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210906-OYT1T50279/

 

(ブログ者コメント)

〇本ブログの第2報(昨年9月)では、利用区域を表示した看板が新たに設置されたという報道を紹介しているが、その時点で、一般利用者向けの区域図が間違っていたという報道は、おそらくはなかった。

〇今回の報道を機に、会津若松観光ナビを確認したところ、文字が小さいので判別難だが、いまだ岸から300m以内が徐行区域というふうにも読める。

https://www.aizukanko.com/spot/352 

 

(2021年9月16日 修正5 ;追記)

20219141736分にNHK福島からは、加害ボートの操縦者が逮捕されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故が起きたのは岸から200メートルから300メートルほどの沖合で、当時、多くの船が航行していたことから、警察は現場を通った可能性があるボートの所有者らに当時の状況を確認するとともに、数隻のボートを押収して船体やスクリューを調べるなどして、事故を起こしたボートの特定を進めてきました。

その結果、東京・中央区の会社役員佐藤容疑者(男性、44歳)が事故を起こしたとして、14日、業務上過失致死傷の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、調べに対し、当時現場付近でボートを操縦していたとした上で、事故については「身に覚えがない」などと容疑を否認しているということです。

この事故をめぐっては、運輸安全委員会も事故原因の調査を進めています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210914/6050015822.html 

 

9142137分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、ボートのキズの状態や目撃談から容疑者を特定したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故から1年あまり、警察はボートのキズの状態や、目撃者の話から佐藤容疑者を逮捕しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/222c5ba0026a3ae8cac57bdbcfcc01aaf271eccb

 

9142142分にFNN PRIMEからは、約12mの大型ボートが突然現れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

当時、佐藤容疑者は知人など10人を乗せて約12メートルの大型ボートを運転していて、4人を巻き込んだあと、そのまま走り去ったとみられている。

両親は今も、当時の状況を鮮明に覚えていた。

瑛大君らが遊んでいたところに大型ボートが突然現れた。

瑛大君の母親:
「急に大きなエンジン音が聞こえてきたので、子どもたちの方を振り返って、逃げなくちゃって思ったんですけど、やっぱり声が全然出なくて、体も動かなくて」

わずか数秒で船に巻き込まれた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9199f0b1b0d4e93504501a5c7acfae31cb50a9ba

 

9141754分にNHK福島からは、湖面の利用禁止区域に関する分かりやすい説明が、下記趣旨でネット配信されていた。

調査が進む中で、利用者などに周知されていた湖面のゾーン分けの図面が誤っていたことがわかりました。

実際には、境界線が沖合150メートルに設定されていたため、警察は、事故が起きたのは、徐行が求められるゾーンではなく「船舶航行区域」だったとしています。

境界線より岸に近いゾーンは、遊泳もボートなどの航行もできない「利用禁止区域」だったということで、今年6月には周知されている図面が訂正されました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20210914/6050015826.html

 

916234分に毎日新聞からは、同乗者が撮影した動画が一周忌後に警察に提出された、そこには「やばい」という声が記録されていた、容疑者は同乗者に口止めし事故後は全員が「気付かなかった」と答えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同乗者が航行中に撮影した動画に、異変に気付いて「やばい」などと慌てる関係者の声が記録されていたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。

動画には船がそのまま去って行く様子が映っていたという。

操縦していた佐藤容疑者は同乗していた約10人に「何も無かったよな」などと口止めしていたことも判明。

県警は、事故を認識した上で隠蔽(いんぺい)を図った可能性があるとみて調べている。

発生当日、事情を聴かれた際は、全員が「気付かなかった」と説明。

佐藤容疑者は逮捕後の調べに「身に覚えがない」と容疑を否認している。

捜査関係者によると、今月6日が犠牲者、瑛大さんの一周忌だったが、県警に動画が提出されたのは、その後だった。

事故を起こした船の特定に至っていなかったが、動画をきっかけに捜査が進展。
14
日の容疑者逮捕につながったという。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20210915/k00/00m/040/293000c

 

9151925分にYAHOOニュース(福島テレビ)からは、事故後に同乗者とともに警察から事情を聞かれている容疑者の様子などが、下記趣旨でネット配信されていた。

事故から約5時間後に撮影した映像には、警察から話を聞かれている佐藤容疑者を含む乗船していたとみられる知人10人の姿が。

ボートの上で座り、位置などを確認している様子も見られた。

20年ほど前から船を操縦する上級者だったいう佐藤容疑者。

当時、防犯カメラの映像では出港時に徐行する船が捉えられていた一方、マリーナから先ではスピードを出し航行する様子が目撃されていて、4人と衝突した後もすぐには停船せず、航行を続けていたとみられている。

目撃者:
「(事故後クルーザーは)ずっと出ていってたんですよ。あれ、なんで戻ってこなかったんだろう、衝突の後ね。わからなかったのかなと思ったんですよね」

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a7288e7dddbe24f6a340b2c391c89e64d9987a9

 

915182分にYAHOOニュース(福島中央テレビ)からは、同乗者が撮影した動画には湖面で遊んでいる被害者らの姿が映っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

容疑者が操縦するボートに同乗者していた人が撮影したスマートフォンの動画に、湖に浮かび遊んでいた被害者らの姿が映っていたことが新たに分かった。

事故が起きたとき、ボートに何らかの衝撃はなかったのか。

普段、ボートを操縦する人は「(衝突時)ブイだと思っちゃったというのはあると思うけど。普通は確認すると思う」と話していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0cb1d8d8ffaf84601e5ee14d37f0e378c2b18fdd

 

916122分にYAHOOニュース(福島中央テレビ)からは、法律で義務付けられている監視役を設けず航行していた可能性が高いという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

関係者によると、事故当時の状況などから佐藤容疑者は、周囲の安全を確認するために法令などで義務付けられている「見張り」と呼ばれる監視役を設けずに航行していた可能性が高いという。

警察は、必要な注意義務を怠ったとみて当時の状況を詳しく調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/551445dc8c2a1ce17e1468cfd51b52420e0bf77e

 

 

  

 

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2021232037分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、現場写真付きでネット配信されていた。

 

3日午後1時半ごろ、群馬県太田市飯塚町の太田市民会館で、歌手の福田こうへいさんのコンサートの開始直後に舞台上のスピーカーが客席側に転倒し、前列の客席にいた観客4人が負傷した。

 

太田市によると、けがの程度は不明だが、搬送時は4人とも意識があったという。

 

市によると、開演時に緞帳(どんちょう)が上がる際、舞台に設置されていたスピーカーに接触し、客席側に倒れたという。

 

コンサートは中止となった。

県警太田署が事故原因を調べている。

 

https://www.asahi.com/articles/ASP236T29P23UHNB00G.html

 

 

 

 

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20211141136分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

昨年12月の全国高校駅伝競走大会で、交通規制をしていた警察官の制止を振り切って自動車でコースを横切ったとして、京都府警は14日、京都市西京区の無職の男(68)を道路交通法違反(警察官現場指示違反)容疑で書類送検し、発表した。

 

男は妻と一緒に買い物に出かけて帰宅途中だったといい、「早く帰宅したかったが警察に止められてイライラしていた。行けると思ったが、後で映像を見たら危なかったことを理解した。反省している」と話し、容疑を認めているという。

 

けが人はいなかったが、選手が車との接触を避けるために身をかわす事態となっていた。

 

府警によると、男は1220日午前1120分ごろ、女子の大会の最終5区で、残り約15キロの同市右京区五条通西小路交差点の交通規制をしていた警察官の指示に従わず、コースを横切って侵入した疑いがある。

 

車をかわしたのは、京都府代表の立命館宇治の選手。

この直後、同校は4位から5位に順位を落としてゴールした。

 

同校陸上競技部の荻野総監督(72)は取材に、「事故になっていたら、コロナ対策を徹底しせっかく開催できた大会が台無しになっていた。今回のような事態が今後起こらないよう教訓としたい」と話した。

 

https://www.asahi.com/articles/ASP1G3RKMP1GPLZB002.html

 

 

 

1141919分にNHK NEWS WEBからは、ランナーの間に距離があったので大丈夫だと思ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

駅伝大会で交通規制に従わなかったとして、ドライバーが書類送検されるのは異例です。

警察の調べに対し、男性は容疑を認めたうえで、「早く家に帰ろうと思っていたのでイライラしていた。ランナーの間に距離があり、大丈夫だと思った」などと話しているということです。

 











 

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210114/k10012814871000.html

 

 

 

 

 

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2021111952分にAFPから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

フランス東部アルザス(Alsace)地方で大みそかの夜、おもちゃの打ち上げ花火で25歳の男性が死亡した。

バラン(Bas-Rhin)県が1日、明らかにした。

 

男性は頭部が吹き飛ばされた状態だったという。

 

同県によると、男性はまず心停止に陥り、その後花火の発射で「頭部が吹き飛ばされた」という。

 

一緒にいた24歳の男性も「顔面に損傷」を負い、入院した。

 

憲兵隊によれば、被害男性らは事故発生時、花火を「通りで扱っていた最中だった」という。

 

バラン県内では、この事故以外にも計3人が手にけがしている。

 

同県は昨年12月中、花火の売買を禁止していたが、年が明けた午前0時には県都ストラスブール各地で爆竹や花火が鳴り響いた。

午後8時以降は外出禁止令が出されていることから、住民は自宅で花火などを使用していた。

 

https://www.afpbb.com/articles/-/3324191

 

 

 

 

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20201218209分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午後1時半ごろ、北秋田市の森吉山Aスキー場のゲレンデで、斜面を走っていた圧雪車の荷台部分に乗っていた52歳の従業員の男性が、車両から転落したあと、キャタピラーに左足を挟まれました。


男性は市内の病院に搬送され、手当てを受けましたが、およそ2時間後に死亡しました。


事故があったのは、スキー場のゴンドラが発着する駅から400メートルほど上にある斜面で、男性はコース作りのため、ほかの従業員と圧雪車に乗り、道具を運ぶ途中だったということです。


このスキー場は、17日から今シーズンの営業を始めていますが、事故があった付近は、まだ一般に開放されてなく、このほかにけが人はいないということです。


警察は、関係者から話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20201218/6010009020.html

 

 

 

 

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20201216105分にYAHOOニュース(鹿児島読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日、鹿児島市の平川動物公園で飼育員がクロヒョウに襲われケガをする事故があった。

 

2年前にも飼育員がホワイトタイガーに襲われ死亡する事故が起きている。

 

安全対策に問題はなかったのだろうか?  

 

飼育員にケガをさせたのは体長約1.5mのクロヒョウ、セピア。

15日午後3時過ぎ、餌をあげた飼育員に飛び掛かった。

 

平川動物公園が飼育するクロヒョウは2頭。

日替わりで展示を行っていてセピアは、15日は1日、飼育室で過ごしていた。

 

午後3時ごろ、2人の飼育員がエサをあげようと飼育室に入る。

 

当時、飼育室にはセピアだけがいた。

 

空の飼育室にエサを準備し、セピアを移動させる。

エサを食べた後の様子を確認していた時、事故が起きた。  

2メートル以上、セピアが垂直にジャンプして、柵越しに飼育員に飛び掛かった。

 

柵の幅は約5センチ。

前足が30センチほど出せる状態で、女性飼育員は頭と両手にケガをして病院に運ばれた。

1週間程度、入院する予定。

 

柵の構造に問題はなかったのか?  

 

平川動物公園の福守園長は、「他の園、元からある施設の柵の強度、太さを参考に施設を作っている」と話した。  

 

平川動物公園では、2年前にも飼育員がホワイトタイガーに襲われ死亡する事故が起きている。

 

肉食動物の作業は2人で行うことを徹底し、監視カメラを50台設置するなど対策を取る中、今回の事故が起きた。

 

園長は「あってはならないことだが、なくならない。難しい問題」と、対応の難しさを訴える。  

 

クロヒョウの飼育室には、前足が飛び出さないようスチール製の網が設置された。  

 

安全対策に問題がなかったか、17日午後、労働基準監督署が公園に立ち入り調べる予定。

 

クロヒョウの展示の再開は18日以降になりそうだ。

 











 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/05b089ede7a88533262012aeacb0f977aa4b0dd5

 

 

12152338分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

園によると、ヒョウは2歳の雌の「セピア」で、体長約1メートル、体重約4050キロ。

 

屋内の飼育舎で、飼育員が高さ約25メートルの位置に設置された鉄柵の隙間から餌を食べるヒョウの様子を観察していると、ヒョウが跳び上がって隙間から前足を突きだし、頭や両手を爪で引っかいたという。

 

飼育員は普段はサイを担当しているが、この日はヒョウの飼育の研修中だった。

 

(共同)

 

https://mainichi.jp/articles/20201215/k00/00m/040/335000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ホワイトタイガー事例は、本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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20201281840分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

住友商事子会社のスーパー「S」(東京都杉並区)の店舗で、床に落ちていた天ぷらを踏んだ客の男性(35)が転倒し、負傷したとして、同社に約140万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が8日、東京地裁であった。

 

長妻彩子裁判官は同社に安全管理義務違反があったとして、57万円余りの支払いを命じた。


判決によると、男性は2018年4月、練馬区にあるサミットの店舗を訪れ、レジ前通路を歩行中にカボチャの天ぷらを踏んで転倒し、右膝を負傷した。

 

同社は事故への対応として6万円余りを支払ったが、男性側は通院慰謝料などの支払いを求めて提訴した。


長妻裁判官は、天ぷらを落としたのは従業員ではなく利用客だったと認定。

 

しかし、事故が起きた当時は店舗内は混み合っており、従業員による安全確認などにより「物が落下した状況が生じないようにすべき義務を負っていた」と指摘した。


消費者庁は16年12月、同年10月までの7年余りの間に寄せられた店舗や商業施設での買い物中の床滑りによる転倒事故350件のうち、67件が野菜や果物などの落下物によるものだったとする結果を公表していた。


「S」は「判決文を読んでいないのでコメントは控えたい」としている。

 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120801083&g=soc

 

 

129132分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、混みあう時間帯だったのに従業員が安全確認した形跡はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日の判決で東京地裁は、「天ぷらを落としたのは他の利用客だった」とした一方で、「混み合う時間帯で事故が発生する恐れは大きかったにもかかわらず、従業員が安全確認を行っていた形跡はなかった」などと指摘して、サミットに約58万円の支払いを命じました。

 





  

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb730511324d0c492059cfb4e79e315caafc913

 

 

128235分に読売新聞からは、客がトングで品物をとり、自分で袋などに詰める販売形式だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社側は「総菜を踏んで転倒するのは極めて例外的な出来事で、事故を予防するのは困難だった」と主張したが、長妻彩子裁判官は、店舗内での転倒事故350件のうち、野菜くずなどの落下物が原因のケースが67件に上るとした消費者庁のデータを基に「想定外の事態とはいえない」と指摘。

 

「店側はレジ周辺の安全確認を徹底する義務を尽くさなかった」と述べた。

 

判決によると、男性は2018年4月、仕事帰りに夕食を買うため「Sストア練馬春日町店」を訪れ、カボチャの天ぷらを踏んで足を滑らせた。

 

総菜売り場は、客がトングで品物を取ってパックや袋に詰める形式で、長妻裁判官は「パックや袋詰めの不備から、客がレジに向かう途中で総菜を落とすことはあり得る」と指摘。

 

一方、原因の天ぷらが縦13センチ、横10センチの大きさだったことから、「原告も容易に落下物に気付くことができた」とも述べ、賠償額を減らした。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201208-OYT1T50290/

 

 

1282052分に朝日新聞からは、床の色とてんぷらの色は違っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

判決では、消費者庁の調査(09年から7年間)では、店舗などでの転倒事故350件のうち約2割が野菜くずなど「落下物」が原因だったことをふまえ、「事故は異例ではない」と指摘した。

 

さらに、客自らがトングで天ぷらを取りパックに詰める販売方法だったことから、「店側は総菜を床に落とすことを容易に予想できた」と説明。

 

レジ付近が客で混み合う時間帯については「落下物が床にないようにする義務があった」とし、店側が安全確認を怠ったと判断した。

 

一方、判決は原告の一部過失にも言及し、「天ぷらの大きさや床面と天ぷらとの色の違いなどから、落下物があることに気づけた」とした。

 

https://digital.asahi.com/articles/ASND86VMPND8UTIL053.html?pn=4

 

 

1291711分にYAHOOニュース(弁護士ドットコム)からは、店側が負うべき安全管理義務に関し、田沢弁護士の見解が下記趣旨でネット配信されていた。

 

・・・・

 

店側にとっては厳しい判決となったが、どこまで安全管理についての義務を負わなければならないのだろうか。

田沢剛弁護士に聞いた。

 

【店側には来店客がケガを負わないよう注意すべき義務が
  ある】

 

Q.店側の安全管理に関する義務違反が認められましたが、通常、店側は具体的にどのような義務を負っているのでしょうか。

 

A.民法709条は、「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」として、不法行為責任を定めています。

 

これは、加害者と被害者との間の契約関係の有無を問わずに規律する一般的な責任ですから、不特定多数の利用客が出入りするスーパーも、この責任を免除されるわけではなく、利用客の権利または法律上保護される利益を侵害しないよう、注意すべき義務があるということになります。

 

他方で、安全配慮義務違反というものがあります。

 

これは、一般的に雇用主と従業員との間の雇用関係などに基づいて生じる契約責任の問題であって、上記の不法行為責任とは異なります。

 

どちらも、損害賠償責任という点では同じですが、立証責任や消滅時効の期間などで違いが生じます。

 

Q.今回のケースはどちらでしょうか。

 

A.今回の判決は、報道の限りでは「安全管理を怠った」とされており、「安全配慮義務を怠った」とはされていませんので、安全配慮義務違反を認めたものと解するのは早計であり、一般の不法行為責任を認めたに過ぎないものと推測されます。

 

不特定多数の利用客がスーパーに入店することで、直ちにスーパーに対して利用客に対する安全配慮義務を課すほどの契約関係が生じると解釈するのは困難だからです。

 

Q.義務違反となるか否かのポイントはどこにありますか。

 

A.今回のケースは、スーパーの利用客が落とした天ぷらを別の利用客が踏んで転倒し、ケガをしたというものです。

 

通常であれば、スーパー側の過失(注意義務違反)については、落ちている天ぷらをしばらく放置したという点に求めることになるでしょうが、その場合は、「放置した」といえるか否かを解明する必要があるでしょう。

 

 

【「どこまで注意義務を負うのか」は、実際の事故件数なども
   影響】

 

Q.落下した直後の転倒などは、常時監視していても防ぎようがないように思われますが、そのような場合にまで義務違反が認められてしまうのでしょうか。

 

A.常時監視していたのに防げないような、落とした直後の転倒を防ぐためには、そもそも利用客が落とさないような仕組みを考えるほかないと思いますが、常時監視も含めて、そこまでの注意義務をスーパーに負わせることは行き過ぎという気もしますし、一方で、超高齢社会といった時代を背景に、そこまでの注意義務を負わせても問題ないといった考え方も出てくるでしょう。

 

Q.ネットでは、「店が悪いのか?」「客が落としたものにまで責任を負うのか」などの意見が見られます。

 

A.買い物をする高齢者の割合が増加し、実際にも転倒事故が増えているということであれば、スーパー側にこれを防ぐための注意義務を課すということは、あながち不自然なことではありません。

 

不法行為責任の要件である過失の前提となる注意義務は、法律の明文に規定されているものだけでなく、社会生活上の諸般の事情を根拠として導かれるものも多々あります。

 

後者の場合は、過失の有無をめぐって争いの種になりますので、最終的には司法の判断を待つしかありません。

 

Q.店側としては、今後、どのような対応が求められるのでしょうか。

 

A.今回の判決が、いわゆる先例として定着するかどうかは不明ですが、もしも定着したら、スーパーとしては、お惣菜売り場に監視員を常駐させるというところまではいかないにしても、定期的に天ぷらが落ちているか否かを確認することくらいは検討する必要が出てくるように思います。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a99ba1050c013966527289dfd6a07da69e8d91f 

 

 

12101143分にYAHOOニュース(ABEMA TIMES)からは、訴訟したこと自体に疑問ありという下記趣旨の意見が紹介されていた。

 

・・・・・

 

このニュースに慶応大学特任准教授などを務めるプロデューサーの若新雄純氏は、「本来なら、当事者同士で話し合えば済む問題だったのではないか」・・・「お店側はちゃんと話し合って謝罪もするという姿勢を見せたはず。悪意もなかっただろう。にも関わらず、訴訟までするというのは、訴える側がやりすぎだったのではないかと感じる。」と疑問を投げかける。

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2c5f9291a93cd018ea1cc33b206b7ba50222fc95

 

 


(ブログ者コメント)

 

本ブログでは以前、床で滑って裁判になる事例が相次いでいるという情報を紹介した。

中には、アイスクリームが原因で滑って860万円の賠償命令が出た事例もあった。

 

2016126日掲載

20161129日報道  床で滑って負傷した人から裁判を起こされる事例が相次いでいるため、防滑に取り組む企業が出てきている』

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6543/

 

 

 

 

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20161127日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。

第1報は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6514/

 

 

(2020年12月11日 修正3 ;追記)

 

20201241155分に産経新聞からは、大会主催者も書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

栃木県警は4日、業務上過失致死容疑で、当時開催されていた大会主催者の男性会社役員(47)=東京都練馬区=を書類送検した。

 

書類送検容疑は28年11月20日、十分な高さの防護柵や安全な観戦エリアの設置、危険な場所への立ち入り制限などの安全対策を怠った結果、コース脇にいたピアノ講師の鈴木さん=当時(35)、埼玉県本庄市=に外れた前輪が直撃し、鈴木さんを死亡させたとしている。

 

当時、現場では車輪を滑らせながら走行する「ドリフト」の技を競う大会が開催されており、事故は練習走行中に発生。

 

鈴木さんは事故車両とは別のチームのスタッフで、審査員のコメントを聞き、無線でドライバーに内容を伝える「スポッター」と呼ばれる役割だった。

 

事故をめぐっては今年8月にも、車を運転していた40代の男性と整備担当の50代の男性が、前輪の安全確認を怠ったとして同容疑で書類送検されている。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/201204/afr2012040006-n1.html

 

 

 

 

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2020123142分にYAHOOニュース(FRIDAY DIGITAL)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

歌手のMISIAさんが、TBSnews23」の撮影中に落馬し骨折、全治6週間のケガをしたことは記憶に新しいが、これまでにも動物を使った番組撮影中には、いろいろな事故が発生している。

 

1986年には、女優の松島トモ子さんが日本テレビ『TIME21』のロケでアフリカ・ケニアを訪れ、わずか10日間の間にライオンとヒョウに立て続けに襲われた。

首にコルセットをはめた姿での記者会見が記憶に残っている方も多いだろう。

 

たとえ専門家が関わっていても、時に事故は発生する。

 

1996年、動物写真家として著名な星野道夫さんは、TBSの『どうぶつ奇想天外!』の取材中にロシア・カムチャツカ半島でヒグマに襲われて死亡した。

 

そして2012年、日本テレビ『ZIP!』に出演していたサモエド犬「ZIPPEI兄弟」は、撮影中ではないが、高温の車内に取り残され熱中症で死亡。

 

このように動物を使った番組は、人間・動物双方にとって危険が伴うものだ。

 

なぜ、このように動物を使った撮影で事故が起こるのか、専門家などに話を聞いた。

 

まずは、馬を使った撮影では何に気をつけるべきなのか。

 

MISIAさんの落馬事故では、原因は『撮影クルーの動きに馬が反応した可能性がある』とされている。

 

いったい馬は撮影クルーのどのような動きに、なぜ反応したのだろうか。

現役の競馬関係者・Aさんの話を聞くことができた。

 

「特にサラブレッドはそうなのですが、馬は見たことの無いものに敏感で神経質です。

見たことのない人や機材があると、『いつもと違う』と思って怖がります。

あと、音にも非常に敏感です。

厩舎で、雷の音に驚いて死んだケースもありましたし、鹿に驚いて柵にぶつかり、足を骨折して安楽死となった馬もいました」

 

パラ馬術では、障害がある人が騎乗するため、観客は拍手をせず手をヒラヒラさせることで拍手の代わりにするというルールもあるのだという。

それほど、音にも敏感なのだ。

 

「知らない人が多くて、見たことのないものがあると、それだけでまず馬は緊張しています。

その上で、馬の横を撮影クルーが走るとか、柵の中に入るとか、別のカットが撮りたくていきなり動くとかすると、馬は驚いて飛び退きます。

馬の視界は広くて350度近くありますが、そのぶん人より距離感が弱くて、そんなに近くで動いたわけではないと思っても、人より驚きやすいんです」

 

Aさんによると、時代劇などで撮影に使う馬は「撮影で使う衣装や旗などを、餌を食べている時に置いて見せておき、慣れさせておく」というような工夫をすることで事故を防ぐのだという。

 

「撮影用に訓練された」馬以外を撮影する時には、細心の注意が必要だ。

 

「昨年には、報道陣が多すぎて馬が集中できなくなってしまい、大会を棄権したパラ馬術の選手もいました。

走っている馬をドローンで追いかける撮影をしていたら、馬が驚いて横っ飛びしてしまったこともあります。

見慣れないものや、突発事態を警戒して逃げるのは馬の本能です。

撮影の際には、とにかく突発的に動かないこと。

耳を後ろに伏せて目を剥いている時には、馬は怖がっています。

近づいたり動いたりしてはいけません。

こういった習性を理解して細心の注意を払えば、馬は決して危険な動物ではありません。

過剰に恐れないで欲しいとも私たちは願っています」

 

では、馬以外のケースでは、何に気をつけたらよいのだろうか。

動物を使った番組の制作経験が豊富な、番組制作会社のプロデューサー・Bさんに話を聞いた。

 

まず、海外での動物の撮影は「誰も信じないことが大切」とBさんは言う。

 

「海外ロケでは、現地のレンジャーや専門家がついている場合が多いのですが、あまりあてにはなりません。

『餌付けがしてあるから大丈夫』などと言われて安心したら、全然大丈夫じゃなかったことがよくありました。

現地の人は安全基準がゆるいので、申し訳ないのですが、信用せずにプロテクターを付けて、遠くから撮影することです」

 

とある国の撮影では、何日も泊まっていた宿舎の軒下にジャガーが実は住んでいて、最終日にそれに気がついて大騒ぎになったこともあるという。

一歩間違えれば撮影スタッフが噛まれて大怪我をしていたかもしれない。

 

海外ロケではとにかく「用心に用心を重ねる」しかないようだ。

 

では、国内で動物を使って撮影する場合にはどうだろう。

 

ペットなどを使った撮影にもいろいろと難しいポイントがあるとBさんは指摘する。

 

「犬や猫は動物プロダクションに借りるのですが、事前に会うことができないのが難しいポイントのひとつです。

全国の飼い主がプロダクションに登録しているシステムなので、プロフィールを見て、見た目で選ぶしかないので、その子の性格が全くわかりません。

撮影に向いているかどうかは『賭け』ですね」

 

撮影には飼い主も同行するので、「いつも食べているオヤツや愛用のオモチャ」なども持ってきてくれるが、知らない人がたくさんいるので緊張して、全然言うことを聞いてくれないことも多いという。

 

「とにかく台本も臨機応変に変えていかないと、希望通り・コンテ通りに撮影しようと思ったら時間がいくらあっても足りません。

『私たちは動物虐待をしているのでは……』という罪悪感に次
 第に苛まれてきます。

あと、動物好きなスタッフを選ばないと、怒らせたり、噛みつかれたりして大変です。

おっかなびっくり扱っていて撮影中に鳥を逃がしてしまった……なんてこともありました」

 

そして、最大の敵は「気温」なのだという。

 

「人間にとっては平気なくらいの暑さだったのですが、スタジオの冷房の効きが悪くて、猫が物の隙間に入ってしまい、出てこなくて大変だったことがあります。

撮影中に動物がハアハアし始めたりして『これはまずい』というので冷たいシートなどを敷いて撮影を続けるのですが、5分くらいすると逃げちゃう……。

とにかく素早く撮影を終わらせないと。

ZIPPEI』のケースなども頭をよぎりますので、動物の状態を常に気にしています」

 

最後にBさんは「とにかく動物の撮影では無理をしないこと」と強調する。

 

局のプロデューサーなどから「感動シーンや迫力シーンを撮るように」と無茶な企画や要求をされると現場は追い込まれ、事故につながる危険性が高まるという。

 

当たり前のことだが、「動物には人間の都合や考えは通用しない」ということを念頭に置いて撮影に臨まなければならないということだろう。

 

取材・文:鎮目博道/

テレビプロデューサー・ライター 92年テレビ朝日入社。

社会部記者として阪神大震災やオウム真理教関連の取材を手がけた後、スーパーJチャンネル、スーパーモーニング、報道ステーションなどのディレクターを経てプロデューサーに。中国・朝鮮半島取材やアメリカ同時多発テロなどを始め海外取材を多く手がける。

また、ABEMAのサービス立ち上げに参画。「AbemaPrime」、「Wの悲喜劇」などの番組を企画・プロデュース。

20198月に独立し、放送番組のみならず、多メディアで活動。

上智大学文学部新聞学科非常勤講師。

公共コミュニケーション学会会員として地域メディアについて学び、顔ハメパネルをライフワークとして研究、記事を執筆している。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d934ec3f9e9e33d0772fe4bb38d499e74a5a0a4 

 

 

(2/2へ続く)

 

 

 

 

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(1/2から続く)

 

 

※事故時の状況などは、下記報道参照。

 

202011222012分 YAHOOニュース;文春オンライン)

 

「本当に一瞬の出来事でした。

MISIAさんを乗せた馬がゆっくり歩行している状態から、急にスピードを上げて勢いよく走りだしたんです。

MISIAさんは10年以上乗馬の経験がありますが、それでも振り落とされて、2メートル近い高さから地面に叩きつけられる形になった。

倒れている彼女が馬に踏まれないように、乗馬クラブの方がすぐに救助に入りましたが、激痛が走っていたはずの本人は『大丈夫、大丈夫』と周囲に心配をかけないように話していました」

TBS関係者)

 

問題の事故は1115日午後、TBSの報道番組「NEWS23」のロケ中に起きた。

長年にわたって知的障害者の支援をする組織「スペシャルオリンピックス」と交流を持つMISIAを、同番組が取材。

関東郊外の乗馬クラブで障害を持つ選手たちと馬術競技で交流する様子の収録中だった。

 

前出の関係者が続ける。

 

TBSクルーは指示を受けていたが……】

 

「その日は、健常者と障害者が触れ合うプログラムとインタビューの撮影を行う予定でした。

事故が起きたのは、1つめのプログラムの途中です。

馬に乗った状態で、並んだカラーコーンの間をジグザグに進んでスタート位置に戻ってくる速さを競うゲームでした。  

事前に乗馬クラブのトレーナーの方からTBSの撮影クルーに、『ガンマイク(長い棒の先に設置されているマイク)を馬が見ると驚くこと』、『光やライティングも馬に向けないように』、『馬の前で走らない』などの指導を受けていました。  

レースは3回行われ、2回目までは問題なく進んだのですが、3回目の時に馬が急に走り出してしまった。

次のインタビュー撮影のセッティングをしているクルーもいて、乗馬クラブのトレーナーの方は『撮影クルーの動きに馬が反応した可能性がある』と話していました。

出血はありませんでしたが、事故後すぐに待機室に戻って打撲箇所に湿布などを貼る応急処置を1時間ほど行いました。

MISIAさんはその間も、一緒にレースをしていた障害者の女の子がショックを受けていないか、動揺していないかと心配していました。

撮影の中止も検討したのですが、本人の強い意向もありインタビューまで撮影してロケは終了しました」

 

その日はそのまま都内の自宅へ戻ったが、激しい痛みから翌日に病院で診察を受けた結果、背骨の第67胸椎棘突起部の骨折の重傷と診断された。

67胸椎はちょうど肺の裏側にあたる。

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/45788124b933fbb6e2ea5e031b61c34517bdd3b0

 

 

 

※事故後のTBS危機管理にも問題ありという報道もあった。

 

20201120911分 YAHOOニュース;女性自身)

 

・・・・・

 

重症を負ってしまったMISIAだが、TBSの取った対応が「他人事」と物議を醸している。

 

アクシデントに対して、TBSは「取材中に怪我をされたことについて、MISIAさんに心よりお見舞い申し上げます」とコメントを発表。

 

続けて「当該の馬は調教されており、乗馬している人がコントロールできる状態にあったとのことでしたが、MISIAさんが怪我をされることになってしまいました」と説明。

 

また「取材クルーの動作や機材の存在が刺激を与えることになったのであれば、誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」と締め括られている。

 

だが、「馬は調教されており」、「コントロールできる状態にあった」、「刺激を与えることになったのであれば」といった同局のコメントに、批判が殺到している。

 

《え? 何? このTBS側のコメント まるで他人事じゃん!? それに落馬した時点で普通は直ぐに病院に連れてくよね? TBSの危機管理最悪だな》

TBSのコメントが酷いわ…『であれば』って何それ。。。》

《まるで、MISIA、調教師さん側の不備があったような文面には違和感を覚えますし不愉快です。悲しいです》

 

・・・・・

 

https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1914610/

 

 

 

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2020112198分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後6時すぎ、静岡市駿河区中野新田のレストラン「炭焼きレストランS静岡インター店」から火が出て、木造平屋建ての店舗1棟が全焼しました。


警察などによりますと、当時、店内には日曜日の夕食をとる客や空席を待つ客、それに従業員の、あわせておよそ100人がいたと見られるということですが、全員が逃げて、けが人はいませんでした。


店を運営する会社によりますと、調理室でハンバーグを焼くグリルの炭に誤って油をこぼしたところ、火が燃え上がり、ダクトの中に一気に燃え広がって屋根の部分に延焼したということです。


この油は、ダクトのフィルターに付着した油を集めたもので、捨てようとして運んでいたということで、手順に問題がなかったかを調べています。


今回火災があった店舗は改修が必要なため、しばらく休業するということです。


警察と消防は2日朝、現場で、出火場所とみられる調理室を重点的に調べました。
従業員が油をこぼしたことが火が出た原因とみて、当時の詳しい状況を調べています。






 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20201102/3030009068.html

 

 

112120分にFNN PRIME(テレビ静岡)からは、従業員が避難誘導したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

人気ハンバーグレストラン「S」の静岡インター店で、1日夕方、店舗が全焼する火事がありました。

 

火は30分ほどで一旦は弱まりましたが、その後再び勢いが強まり、出火から4時間近く経ってから鎮火し、店舗1棟が全焼しました。

 

来店者;

「グリルに火が、結構大きめの火が立ち上がってたっていうのがありまして」

 

別の来店者;

「しばらくしたらバンってお店の電気も落ちちゃったので。ダクトから炎がガーって噴き上げてきて、だいぶ中は相当燃えてたんだろうと思います」

 

当時、店内には客と従業員あわせて約100人がいましたが、火事に気付いた従業員が避難誘導し、ケガ人はいませんでした。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/102480



1131354分に読売新聞からは、年1回の避難訓練では複数に分けた客席ブロックごとに客を誘導していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

静岡南署の発表や運営会社「S」(袋井市)によると、出火当時は営業中で、食事中や待機中の客約80人と従業員約20人の約100人がいた。

 

調理場のハンバーグを焼くグリル台に誤って油を落として引火し、消火活動よりも早くダクト内に燃え広がり、屋根に延焼したという。

 

出火に気づいた従業員らが客を満席の店内から外へと迅速に誘導したことで、人的な被害を抑えた。

 

各店舗は年に1度、避難訓練を実施していた。

防火・防災マニュアルを周知させており、客席を複数のブロックに分け、火災の際は従業員がブロックごとに店外へ誘導することになっていた。

今回も、これらに沿って避難が行われたとみられる。

 

「S」は肉の味を重視したボリュームのあるハンバーグが人気。

静岡県外からも客が訪れる静岡県を代表するレストランチェーンであることから、火災はSNSでも大きな話題になった。

 

https://www.yomiuri.co.jp/national/20201103-OYT1T50098/





 

 

 

 

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2019324日に掲載した第4報がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第5報修正4として掲載します。

第4報は下記参照。

https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6615/

 

 

(2020年10月27日 修正5 ;追記)

 

202010192346分に毎日新聞から、教員不起訴は不当だと議決されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京第5検察審査会は19日までに、業務上過失致死傷容疑で書類送検された日本工業大(埼玉県)の教員を不起訴とした東京地検の処分について「不起訴不当」と議決した。1日付。

地検が再捜査する。

 

議決は「教員は学生が投光器を点灯して放置することを予見でき、危険性を指導すべきなのにしなかった」と指摘。

注意義務を尽くさず、不起訴は不当と判断した。

 

イベント主催会社の関係者3人は不起訴相当とした。

 

https://mainichi.jp/articles/20201019/k00/00m/040/290000c 

 

 

 

(2021年2月12日 修正6 ;追記)

 

202121150分に朝日新聞からは、両親と大学の間に和解が成立した、主催会社への訴訟は継続するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

出展した日本工業大(埼玉県)と元大学生などに損害賠償を求めて東京地裁に提訴していた男児の両親らが、大学と和解したことがわかった。

和解の成立は20123日付。

 

大学が両親らに対し、同じ事故を繰り返さないため、▽学生への安全教育を徹底する▽再発防止策を講じる――ことを約束した。

 

その上で、男児に「哀悼の意」を表して解決金を支払った。

金額は明らかにしていない。

 

これを受け両親らは、計約12千万円を求めて昨年提起した訴訟のうち、作品を作った元大学生2人と指導教員への訴えを取り下げた。

 

イベントの主催会社への訴訟は継続する。

 

・・・・・

 

https://www.asahi.com/articles/ASP2B7DBXP25UTIL05G.html

 

 

 

(2021年7月14日 修正7 ;追記)

2021713135分にNHK首都圏からは、元大学生に有罪判決が下った、担当教員は再び不起訴になっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

安全管理を怠ったとして罪に問われた元大学生2人について、東京地方裁判所は、執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。

判決で、東京地方裁判所の下津健司裁判長は、「内部で投光器を点灯させ、高熱を感じた時点で、燃えやすいかんなくずが取り付けられた作品全体に火が広がることは十分予想できたのに、そのまま放置した。安全管理を怠った程度は相当に大きい」と指摘しました。

そのうえで、「大学教員や上級生から適切な指導がされておらず、2人だけを強く非難できない」として、禁錮10か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

この火災で業務上過失致死傷の疑いで書類送検された大学の担当教員は、検察審査会の不起訴不当の議決を受けて検察が捜査を行い、再び不起訴にしています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210713/1000067240.html 

 

714日付で毎日新聞東京版からは、被告2人は電気ストーブに似た温かさを感じていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

弁護側は「白熱電球から発火することは予見できなかった」と無罪を主張し、2人が火災の危険性を認識していたかが争点だった。

判決は、点灯から数分の間、「電気ストーブに似た暖かさを感じた」などと2人が公判で説明したことから、「高熱を発する投光器の性質や、可燃物が接触すれば発火することを十分に認識していた」と判断した。

下津健司裁判長は、「わずかな注意を払えば火災の発生を十分に予見できた。過失は重大」と述べた。

https://mainichi.jp/articles/20210714/ddm/041/040/143000c 

 

713日付で毎日新聞東京版からは、出火危険を覚えるほどの熱量は感じていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

検察側は「高温の電球表面に木くずが接着して火災が生じることは容易に予見できた。投光器を漫然と放置した重大な過失が認められる」と主張。

弁護側は、2人が投光器を使ったのはこの日が初めてだったとし、「点灯した際に光と熱は感じたが、出火の危険性を覚えるほどの熱量は感じていなかった。火災は予見できなかった」と無罪を主張していた。

https://mainichi.jp/articles/20210713/dde/041/040/032000c

 

7131654分に産経新聞からは、再現実験では電球に一定量の木くずが接触した場合に出火したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

下津裁判長は判決理由で、当時は未成年で日本工業大(埼玉県)の1年生だった2人がオブジェ内に設置した投光器について、再現実験の結果、点灯して放置しただけでは火災にはならないが、電球表面の中央部に一定量の木くずが接触すれば発火すると指摘。

2人は投光器が高熱を発していたと認識しており、子供らがオブジェで遊んでいたことで木くずが動き、火災が発生する危険性を予見できたと述べた。

一方、「教員や上級生から適切な指導がなく、両被告のみを強く非難するのは相当ではない」とも言及した。

https://www.sankei.com/article/20210713-OIK7GM44QJITHKOQKHLSHLIPZY/

 

(ブログ者コメント)

産経新聞に掲載されている再現実験の件、過去に修正1では「白熱灯にオガクズをかけて実験した」、修正2では「投光器を木くずで覆って実験した」といった情報を紹介スミ。

ただ、「接触していなければ発火しなかった」と読み取れる実験結果の報道は、今回、初めて目にした。

 

(2022年9月14日 修正8 ;追記)

20229131834分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、高裁は元大学生2人に対し一審地裁での重過失致死罪を認めず単なる過失致死罪として簡裁への移送を言い渡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

元大学生2人の控訴審判決が13日、東京高裁であった。

大善裁判長は重過失を認めず、過失致死傷罪を適用。
禁錮10月、執行猶予3年とした一審東京地裁判決を破棄し、東京簡裁への移送を言い渡した。

一審判決は、投光器を点灯したまま放置した注意義務違反があり、「わずかな注意を払えば火災を十分予見できた」として重過失を認定した。

大善裁判長は、大学1年だった2人が作品展示の責任者ではない点や、当番として火災当日に初めて来場し、指導教員や3年生の学生リーダー、主催者側から投光器の危険性について説明を受けたこともなかった点を重視。

わずかな注意を払えば発生を予見できたと認めるのは困難」とし、罰金刑となる過失致死傷罪が成立すると結論付けた。

男児の両親は判決を受け、「到底納得できない結果。これまでの6年間の経過にむなしさを感じている。被告らには改めて過ちを認め、事故に真摯(しんし)に向き合ってほしいと願っている」とのコメントを出した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/36ee187ac71953bb3946a6763679d498f86a236d


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14日付で毎日新聞からは、過失致死罪は罰金刑ゆえ簡裁でやり直しとなるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

重過失致死傷罪の法定刑の上限は5年以下の懲役または禁錮だが、過失致死傷罪は罰金50万円以下。

罰金刑が対象の刑事裁判は簡裁が管轄となるため、検察と被告側の双方が上告しなければ、審理は今後、東京簡裁でやり直されることになる。

https://mainichi.jp/articles/20220914/ddm/041/040/104000c 

 

 

  

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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