忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(02/02)
(02/01)
(02/01)
(02/01)
(01/31)
(01/31)
(01/30)
(01/30)
(01/29)
(01/28)
(01/27)
(01/27)
(01/26)
(01/26)
(01/25)
(01/25)
(01/24)
(01/24)
(01/23)
(01/23)
(01/22)
(01/22)
(01/21)
(01/21)
(01/20)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6

2016317136分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

317206分に大分放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午前1時半ごろ、中津市大新田のJR日豊線の線路の横の変電所で、電線を取り替える作業を行っていたJRグループ会社の協力会社作業員(男性、66歳)がぐったりしているのを同僚が見つけた。

連絡を受けた消防が、およそ10分後に駆けつけたが、その場で死亡が確認された。

 

警察では、男性の体にやけどのような痕があるほか、男性がいた方向からバチバチという音が鳴るのを同僚が聞いていたことなどから、男性が感電したものとみて、詳しい状況や原因を調べている。


一方、JRによると、男性は同僚6人とともに、午前0時すぎから、電車に電気を供給するための変電設備の電線を取り替える作業を、およそ4mの高さの電線の横で行っていたという。


送電線の電流は、午前1時34分に停止させる予定だった。

警察は、その直前に、男性が誤って送電線に接触したとみて、事故の原因を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5073769291.html?t=1458252743374

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=03170033193&day=20160317

 

 

317120分に大分朝日放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、男性作業員は、宙吊りになった状態で見つかった。

死因は感電死で、ほぼ即死だったとみられる。

2万ボルトの電流が流れていたとみられる。

 

JR九州によると、午前0時から数回に分けて電流を止め、絶縁状態で作業をしていたが、何らかの理由で電流が通っている時間帯に作業が進められたという。

 

出典URL

http://www.oab.co.jp/news/?id=2016-03-17&news_id=8012 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR

20162241232分にNHK松江から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

23日午後1時20分ごろ、奥出雲町三成の山林で鉄塔に登って電気工事をしていた会社員の男性(25)が心肺停止になっているとの通報があり、病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡した。
死因は感電死だという。


警察や中国電力によると、男性は老朽化した鉄塔の撤去作業の準備のため、高さおよそ20mの鉄塔に登ってアースを取り付けていたという。


警察は、男性と一緒に作業していた人から話を聞くなどして、当時の状況を調べている。

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033145601.html?t=1456352301018

 

 

2232248分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

作業を発注した中国電力などによると、男性は、高さ約20mの鉄塔の最上部で、部品を交換するため寸法などを測っていた。

 

救出に伴い送電を止めたため、奥出雲町などの約1万1200戸が、約1時間にわたり停電した。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/160223/wst1602230121-n1.html

 

 

224日付の山陰中央新報紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

中国電力島根支社などによると、男性は、高さ20mの鉄塔の部品を交換する調査のため、地上約18m付近でアースの取り付け作業をしていた。

電線から鉄塔にアースを架けようとした際、感電したとみられる。

当時、男性を含めて計7人が現場にいた。

 

同支社によると、鉄塔には計6本の電線(各11万ボルト)が張られており、作業する3本の送電は止まっていたという。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201512211546分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし7月、静岡県西伊豆町で起きた事故では、川岸に設置された動物よけの電気柵で家族連れなど7人が感電し、2人が死亡、5人が大けがをした。
経産省によると、事故があった電気柵は自作によるもので、市販されている電気柵専用の電源装置が使われていなかったという。

このため経産省は、自作によって電気柵を設置する場合の規制を強化することを決めた。
具体的には、電気工事士法の施行規則を近く改正することで、自作の場合は、電気工事士の資格がなければ設置ができないようにする。
さらに、子どもが感電する事故を防ぐため、危険を示す表示には、今後、漢字ではなくひらがなで「きけん」と表示することも新たに求める方針。

経産省では、関係団体などを通じて、引き続き、注意を呼びかけることにしている。


出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20151221/4486941.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

西伊豆町の感電事故は下記記事参照。

 

015719日 静岡県西伊豆町で川遊び中の児童が電気柵に触れ、救助に行った親ともども感電して7人死傷、柵は自作で漏電遮断器はなく400ボルトに昇圧していた

(第1報)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5057/

(第2報)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5441/

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2015726日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5057/

 

 

(2015年12月7日 修正1 ;追記)

 

20151211310分に朝日新聞から、容疑者死亡のまま書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡県警は1日、電気柵を設置し、事故後に自殺した同町の男性(当時79)を重過失致死傷の疑いで、容疑者死亡のまま書類送検した。

県警によると、男性は、法令で定められた安全装置が取り付けられていない不完全な電気柵を設置したことで、柵に触れた子どもや助けようとした親ら7人を死傷させた疑いがある。

電気柵は、川の土手のアジサイを守るため、男性が電線などの資材で自作。
誰もが立ち入れる場所に、通常は必要な、電流を弱めて制御する装置などをつけずに家庭用の電源に直結した危険な電気柵を設置したことなどが重大な過失にあたる、と県警は判断したという。


出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASHD13T56HD1UTPB00D.html

 

 

122日付で読売新聞静岡版からも、同趣旨の関連記事がネット配信されていた。

 

国やメーカーは、安全対策が講じられた電気柵の使用を求めている。

 

県が7~9月に一斉点検して把握できた電気柵7133か所のうち、経済産業省令を満たさないものは、1009か所(約14%)に上った。

危険を知らせる表示の不備が927か所と最も多かったが、現在までにすべてで対策が取られたという。

 

事故後、経産省は、自作の電気柵に対する規制の強化を検討した。

県も、パトロールの年2回実施を決めるなど、再発防止に向けた動きが進む。

ただし、現状でも電気柵を設置する際に自治体への届け出義務などはなく、安全対策は設置者に委ねられている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/local/shizuoka/news/20151201-OYTNT50304.html

 

 

12270分に産経新聞静岡版からは、『西伊豆の電気柵事故 安全対策に不備重なる 県警「立ち入り予見できた」』というタイトルで、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。

西伊豆町の電気柵感電事故をめぐる県警の捜査では、事故直前に電気柵の電線が断線し、人体に危険が及ぶ50mA超の電流が川に流れ出ていたことが分かった。

電気柵を自作した無職男性は、県警の事情聴取に「普段は夜間にしか電源を入れていないが、当日は切り忘れていた」と供述。
県警は、「過去にも男性の親族が川遊びをしており、電気柵に人が立ち入る可能性は予見できた」として男性の過失を認め、被疑者死亡のまま立件に踏み切った。

県警捜査1課によると、男性はアジサイの花壇をシカなどの食害から守るため、平成19年に電気柵を設置した。
当初はバッテリー電源を使用していたが、故障したため、24年ごろに家庭用のコンセントに電源を変更。
男性は電気関係の仕事に従事した経験があり、変圧器を使って電圧を数百ボルトにまで上昇させていた。

今回の事故では、川遊びをしていた3人に加え、助けに向かった4人も次々と感電。
被害者の一人は、「最初に川遊びを始めたときはしびれるようなことはなかった」と話しており、事故直前に電線が何らかの原因で断線して川に垂れ、漏電が始まったとみられることが分かった。

さらに、警察の再現実験で、少なくとも50mA以上の電流が川の中に流れていたことが判明。
捜査関係者は、「50mAの電流が1秒間体内に通電した場合、死亡するケースがある」と指摘している。

同課は、男性の具体的な過失として、
(1)「立ち入り禁止」などの危険表示をしていなかった
(2)通電は夜間のみだったが、当日は電源を切り忘れていた
(3)漏電時に電流を止める漏電遮断器を設置していなかった
(4)家庭用電源と変圧器を使用し、数百ボルトまで電圧を上げていた

の4点を認定。
男性による安全対策の不備が複数重なり、7人が死傷する事故につながったと結論づけた。


西伊豆町の電気柵感電事故を受け、県はこれまで、県内全域の電気柵を緊急点検して改善を促すなどの対応策を取ってきた。
しかし、各農家に対して立ち入り調査を行うなどの強制権がないため、設置者の自主的な対応に頼らざるを得ない状況が続いている。

県によれば、事故後に電気柵の緊急点検を実施した結果、7133カ所のうち1009カ所で「危険表示が不十分」などの不備が確認された。
不備があった電気柵の管理者に対して県と市町が是正を要請し、9月末までに全ての電気柵で改善が行われたと発表している。

県ではこのほか、県主催の鳥獣被害対策会議で各市町の担当者に電気柵の適正な設置方法を記したパンフレットを配布したり、電気柵の設置実習を行うアドバイザー研修会を開いて電気柵の取り扱い指導を強化するなどの対策を取っている。

県農山村共生課の繁村課長は、「事故が起きるまで電気柵に対する危険性の認識が薄かったので、周知徹底はこれからも続けていく」とする一方、「県や市町は農家に立ち入って指導する法的権限がないので、注意喚起をするしかない。最終的な安全管理は、設置者個人の対応に頼る部分が大きい」と課題も口にする。

電気柵の設置数が700カ所と伊豆半島で最も多かった伊豆市では、202カ所で危険表示に関する不備が確認された。
市は、補助金制度を使って電気柵を設置する農家に対しては設置方法の指導を行っているが、煩雑な手続きを嫌って制度を利用せずに個人で設置する農家も多い。
市農林水産課は、「パトロールは継続していくが、長期的に全ての設置状況を把握するのは困難だ」と指摘する。

一方、事故があった西伊豆町では、電気柵を扱う量販店が購入者に注意喚起を行うなど、町全体で安全管理の周知徹底に乗り出す動きも始まっている。
町産業建設課の担当者は、「電気柵は鳥獣被害対策にとても有効な手段。間違った手法で使わない限り安全なので適正に利用してほしい」と呼び掛けている。


出典URL

http://www.sankei.com/region/news/151202/rgn1512020018-n1.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20159151927分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

栃木県は、豪雨による被害の復旧作業などで、浸水した太陽光発電の設備や壊れたパネルに触れると感電するおそれがあるとして、がれきなどを片付ける際にはゴム手袋などをつけるよう呼びかけている。


栃木県内では、豪雨で建物が浸水する被害が相次ぎ、県は、住宅の屋根などに設置された太陽光発電の設備にも、浸水したりパネルが割れたりする被害が出たおそれがあると見ている。


県によると、太陽光発電の設備は、浸水したり、パネルが割れて一部になったりしても、光が当たれば発電し、人が触ると感電するおそれがあるという。


今のところ、県内で、人が感電したという報告はないが、県は、太陽光発電の施設にはむやみに近づかないよう、呼びかけている。
また、がれきなどの中に割れたパネルがあった場合も、素手では触らず、ゴム製の手袋や長靴をつけて片づけをするよう、呼びかけている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1094973431.html?t=1442348061864

 

 

9121323分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

各地の豪雨や洪水で浸水した太陽光発電設備について、太陽光発電協会(東京都)などが、「近づいたり触れたりせず、専門の業者に連絡してほしい」と呼びかけている。


太陽光パネルに光が当たると、水没していても発電される可能性が高い。

複数枚のパネルがつながった状態だと、高い電圧が発生することもある。

 

発電パネルのほか、発電した電気を交流に変換する「パワーコンディショナー」などの付属設備も、感電の原因になる恐れがあるという。


協会はこのため、周辺にロープを張るなど、関係者以外の接近を防ぐ対策をとるよう求めている。

復旧作業などでやむを得ず触れる場合は、ゴム手袋や長靴を使うよう勧めている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150912-OYT1T50090.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

太陽光発電協会から9月11日付で発表された資料は、下記参照。

 

「太陽光発電設備が水害によって被害を受けた場合の対処について」

http://www.jpea.gr.jp/pdf/t150911.pdf

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2015820日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

静岡県西伊豆町の川岸に設置された電気柵で7月、7人が感電し2人が死亡した事故を受け、農林水産省は19日、全国の電気柵に関する調査結果を発表した。

電気柵は少なくとも約10万カ所あり、このうち7%に当たる約7000カ所で安全対策が適切に講じられていなかった。
農水省は、継続的に安全対策を周知するよう、都道府県に文書で要請した。

電気柵は、田畑への野生動物の侵入を防ぐためなどに設置されている。
都道府県や独立行政法人などから報告があった電気柵は9万9696カ所。
経済産業省は省令で感電防止策を定めており、7090カ所で何らかの違反が見つかった。複数の違反が見つかったケースもあった。

違反の内訳は、

・危険を知らせる表示の不備6713件

・漏電遮断装置が設置されていなかったり、規定以上の電流が流れていたりする606件

・スイッチに関する不備49件

・家庭用電源(100ボルト)を柵に直接つなぐなど電源装置の不適切22件。 

農水省は今後、電気柵の安全な使用を呼びかけるポスターを作製し、全国の全市町村などに発送する。
 
出典URL

http://mainichi.jp/shimen/news/20150820ddm012040114000c.html

 

 

820034分に共同通信からも、下記趣旨の関連記事がネット配信されていた。

 

静岡県で7月に獣害防止用の電気柵により2人が感電死した事故を受け、経済産業省など関係省庁の対策会議が19日開かれた。

 

農林水産省が都道府県を通じて全国の農牧地など10万カ所近くの電気柵を点検し、7・1%に当たる7090カ所で危険性を知らせる看板がないといった不備が見つかったと報告された。


会議では、都道府県や関係団体に安全策の周知徹底を求めることを確認。

指導を受けても対策を施さない業者などには、経産省が電気柵の使用停止を命じるといった措置を取るとした。


農牧地などの安全点検は7月下旬~8月中旬に実施し、危険性の表示なしが6713件あった。

 

出典URL

http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015081901002008.html

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20158191915分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

819190分にテレビ大分から、820日付で毎日新聞大分版と朝日新聞大分全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐伯市で電柱に登って作業していた九州電力の関連会社の社員が死亡し、警察は感電死とみて、詳しい状況や原因を調べている。

 

19日午前9時15分すぎ、佐伯市蒲江の空き地で電柱に登って作業を行っていた男性がぐったりしているのを、同僚らが見つけた。
連絡を受けた消防が男性を救助し病院に搬送したが、死亡が確認された。

 

警察の調べによると、亡くなったのは九電工社員の男性(22歳)。

男性は、電柱の交換工事のため、命綱をつけた上で今の電柱の横に立てた新しい電柱に登り、電線を固定するための金具を取り付ける作業を1人で行っていた。

発見されたときは、およそ7mの高さで腰のベルトを電柱につないだまま、意識を失っていたという。

 

男性の左の肩には電気が通ったとみられるあざが残っていたため、警察では死因は感電死とみて、詳しい状況や原因を調べている。

 

感電防止のため、周辺の電線は黄色い絶縁カバーで覆われていたが、何らかの原因で左肩が家庭用低圧線(100~200Ⅴ)の絶縁されていない部分に接触したとみられている。

工事を委託した九州電力大分支社によると、男性は入社5年目で、作業には習熟していたという。

 

九州電力大分支社は、「事故を引き起こしたことは誠に遺憾です。再発防止策を講じてこのような事故が発生しないように努めて参ります」と話している。

 

九電工は20日、県内のすべての工事を原則中止して、安全点検を行う。

 

九電管内で過去5年間に起きた感電事故は2件。

2010年に長崎県で作業員が死亡したほか、今年2月には宮崎県で作業員が重傷を負っている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074252021.html?t=1440018289684

https://www.tostv.jp/news/index.php?nno=17486

http://mainichi.jp/area/oita/news/20150820ddlk44040284000c.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今年2月の事例は下記参照。

 

201533日掲載

2015223日 宮崎市で高所作業車に乗って電柱の点検作業中、誤って6000ボルトの高圧線に触れて手などにやけど

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4660/

 

 

 

(2015年9月15日 修正1 ;追記)

 

2015820日付の大分合同新聞紙面に、補足的内容の記事が下記趣旨で掲載されていた。

 

近くにいた同僚男性と警備員男性がうめき声を聞き、事故に気付いた。

 

男性は、安全帯を取り付けた電柱にぶら下がった状態になっていた。

左肩に感電したとみられるあざがあった。

同僚は、電柱に上って心臓マッサージをしたという。

 

九電によると、男性を救出するために高圧線の区間停電をしたため、近くの民家など約150戸が約50分間、停電した。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2015730日付で苫小牧民放から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

白老町内の肉牛牧場で26日、黒毛和牛の肉用牛21頭が牛舎内で死んでいるのが見つかった。

北電室蘭支店の現地調査で牛舎の漏電ブレーカーに不具合が見つかった他、胆振家畜保健衛生所の調べで死んだ牛に外傷や伝染病などの病原がない状況から、町役場などは、漏電による感電死の可能性が高いとみている。

胆振総合振興局農務課は、「(漏電が原因なら)人間も危なかった。農業団体などへ注意喚起を検討したい」としている。


事故が起きたのは、町内石山地区で黒毛和牛約60頭を飼養する肉牛生産牧場。

26日午後5時30分ごろ、牧場経営者の家族が自宅近くの牛舎で牛がぐったりしているのを発見。110番通報した。


牛は、餌を与える際に使う金属製の留め具「スタンチョン」で首が固定された状態だった。

家族が留め具のロックを解除すると、1頭は抜け出したものの、残る21頭は死んでいた。

経営者が給餌した同日午後4時30分ごろは、異常はなかったという。


同牧場では牛舎で31頭を飼養し、事故当時は、繁殖用の雌牛22頭をスタンチョンで固定していた。

死んだ牛の中には、妊娠中の牛も数頭いたといい、「被害総額は少なくとも1千万円以上にはなる」と関係者は話す。


胆振総合振興局は、「道内では過去に漏電が原因とみられる畜舎の火災事故なども起きている」とし、今回の事故を受けて注意喚起など対策に乗り出す考え。白老町農林水産課も「農家などに事故防止の周知徹底を図りたい」としている。

 

出典URL

http://www.tomamin.co.jp/20150728460 

 

 

7301151分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北海道白老町の畜産農家の牛舎で、牛21頭が死んでいたことが30日、苫小牧署などへの取材で分かった。

首にやけどのような痕があったといい、牛舎電気設備の漏電による感電死とみられている。

 

道胆振家畜保健衛生所によると、死骸は26日に見つかった。

牛舎内で電気が漏れ、餌の奪い合いを防ぐため牛ごとに首を固定する柵状の金属器具「スタンチョン」を通じて感電したらしい。


牛はいずれも肉牛を産ませるための雌。一部の牛を解剖したが、これまでに病原菌や毒物は検出されてないという。
町農林水産課の担当者は、「感電死は聞いた事がなく驚いている。農家に設備を点検するよう呼びかける」と話している。

 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/150730/afr1507300011-n1.html

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20157211327分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

721200分に北陸放送から、7月21日19時17分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月17日、津幡町で、95歳の女性が動物よけの電気柵に触れて転倒し、病院に運ばれていたことがわかった。
女性にケガはなかった。


消防や町などによると、今月17日午後2時ごろ、津幡町竹橋で、95歳の女性が田んぼの周りに設置された電気柵に触れ、ショックで転倒した。
女性は一時、起き上がれなくなり、通りがかった人に発見され、病院に運ばれたが、ケガは無かったという。


竹橋地区ではイノシシなどの田んぼへの侵入を防ぐため、今月6日から9日にかけて地元の農業関係者で作る竹橋営農組合が、津幡町の支援で総延長約4km、高さ40cmの電気柵を設置したばかり。

電気柵は、乾電池を電源に、1分おきに4000ボルト近い電圧で電流が流れている。


電気柵に触れて病院に運ばれた女性は、NHKの取材に対し、「触れると手も足も動かなくなってびっくりした。近所の人に助けてもらえて本当によかった」と話していた。
女性によると、電気柵の近くにある自分の畑の手入れをしていた時に、誤って手が柵に触れたという。


電気柵をめぐっては、19日に静岡県西伊豆町の川岸で、家族連れなど7人が感電し、男性2人が死亡する事故が起きている。
津幡町では、事故が起きる前の今月中旬から、地区の住民に対し、電気柵に触れないよう注意を促す文書を配布していたが、事故を受け、今後、改めて注意を呼び掛けていくことにしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023502341.html?t=1437511417919

https://www.mro.co.jp/news/detail.php?cd=3744935

http://www.news24.jp/nnn/news890107149.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

所定の安全策がとられていたのでヒヤリで済んだ事例かと思われるが、この程度の事例であれば、全国的に結構あるのかもしれない。

同時期に西伊豆町での死亡事故がなければ、この事例は報道されなかった可能性がある。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2015720日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

720127分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午後4時40分ごろ、静岡県西伊豆町一色で、川遊びなどをしていた子ども2人を含む男女7人が感電し、病院に搬送された。

うち、川崎市宮前区の男性(42)ら男性2人が死亡し、8歳の男児と42歳の女性の2人が重症となった。
川岸に設置された動物よけの電気柵の電線が原因になった可能性もあるとみて、警察が調べている。

警察によると、川で遊んでいた男性と男児2人が感電。
叫び声に気付いて助けに向かった4人も、次々と感電したという。
柵に電気を送るための電線の一部が切れて、川の中につかっていた。

事故があった電気柵は幅約10m、高さ約1m。アジサイをシカなどから守るために、川岸から約1m離れた斜面に設置されていた。

電気柵は、田畑や牧場などで野生生物の侵入を防いだり、家畜の脱走を防いだりするために設置される。
近年は、野生生物が農作物を食い荒らす被害を防ぐために広く使われており、インターネットでも多くの種類が販売されている。
ただ、高圧電流で電気刺激を与える仕組みであるため、経済産業省や業界団体は設置に関する基準を設けるなど、安全面への注意を呼びかけている。

業界団体「日本電気さく協議会」のホームページによると、2009年8月、兵庫県南あわじ市で、家庭用電源から直接電気を流していた電気柵に感電し、男性が死亡する事故が起きている。

こうした事故を防ぐため、電気事業法などで感電防止の措置が定められている。
人が容易に入れる場所に設置する際は、「感電注意」などと表示することになっているほか、家庭用の100ボルトの電源から直接、電気柵に電流を流すことは禁じられている。

業界団体などは、電気柵に電気を引く際は、人体に影響を与えない程度に電流を小さくするなどの機能がある専用の電源装置の使用を求めている。
市販されているが、インターネット上には、自作の方法を紹介するページもある。

近所の男性(70)は、電気柵について「仮に触っても、普通はびりっとくる程度の電気の強さ。なぜこんなことになったのか」と話した。


出典URL

http://mainichi.jp/shimen/news/20150720ddm041040236000c.html 

http://www.asahi.com/articles/ASH7M666TH7MUTPB01G.html

 

 

以下、続報のポイントのみ記す。

 

721054分 朝日新聞)

最初に男児1人が土手に設置された動物よけの電気柵に触れて感電し、助けようとした大人らが次々に感電した可能性が高いことが20日、捜査関係者への取材でわかった。
男児がやけどなど左手に大けがをしていたことや目撃証言から、県警が判断した。

http://www.asahi.com/articles/ASH7N52C6H7NUTIL014.html


72210分 毎日新聞)

電気事業法で30ボルト以上の電源を使用する電気柵に義務付けられた漏電遮断装置が付いていなかったことが、静岡県警への取材で分かった。
県警は、現場での通電実験で切れた電線が川の中でも漏電し続けることを確認。
遮断装置がなかったために、被害が拡大した可能性もあるとみて、調べている。

電気事業法に基づく省令は、家庭用コンセントから電気を引く場合、15ミリアンペア以上の漏電が起こると0.1秒以内に遮断する装置を設置するよう定める。
業界団体によると、装置があれば、柵の電線が切れた後に電気が流れ続けることはないという。

高橋健彦・関東学院大教授(建築電気設備学)によると、電気が体に与える影響は、電流の大きさと流れた時間による。また、心臓を通ると危険だ。さらに、体がぬれていると電気抵抗が下がるので、乾いているときより大きな電流が流れて危険性が増す。

家庭用電源のブレーカーが落ちるのは、10〜60アンペア。
国際電気標準会議によると、体に10ミリアンペアの電流が2秒以上流れると、筋収縮や呼吸困難が起きる恐れがある。
また、50ミリアンペアの電流が1秒を超えて流れると、心室が細かく震えて収縮しなくなる心室細動が起き、死ぬ場合もある。

高橋教授によると、体が電気柵に直接触れなくても、電線が川につかって電気が流れていれば、負傷や死亡につながる可能性があるという。

1977年には東京都内で、自宅のコンセントから電気を取っていた庭の池の水銀灯が漏電し、池に落ちた7歳の女児と、助けようとした女性が感電死した事故も起きている。


http://mainichi.jp/select/news/20150722k0000m040107000c.html

 

7221833分 読売新聞)
死亡した2人の左手のひらに重いやけどの痕があったことが22日、捜査関係者への取材で分かった。
県警は、2人が直接電線を触り、感電による心停止が原因で亡くなったとみて、同日、司法解剖して詳しい死因などを調べる。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150722-OYT1T50116.html?from=y10 


7241441分 静岡新聞、723940分 NHK静岡)
男性が、住居の漏電遮断器が作動することによる停電を避けるため、農機具小屋に変圧器を設置していた可能性のあることが24日、関係者への取材で分かった。
事故当時、住居の漏電遮断器は作動していなかったという。

関係者によると、男性が使用した変圧器は「絶縁トランス」と呼ばれる種類の器具だった。
絶縁トランスは通常、病院の集中治療室(ICU)や手術室などの「医療用コンセント」に利用され、配電盤の漏電遮断器による一斉停電を回避している。

男性は、住居の配電盤から農機具小屋に引き込んだ家庭用コンセント(100ボルト)から電源を取り、途中、変圧器を介して電圧を440ボルトに引き上げ、事故のあった場所のほか、裏山の畑など総延長300mの電気柵に電気を供給していた。
警察は、遠くの電線に一定の電気を流すため電圧を高くした可能性もあるとみて、詳しく調べている。

こうした複雑な配線は、所有者が自分で行っていたという。

http://www.at-s.com/news/detail/1174217186.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033557411.html?t=1437685256997


7242251分 朝日新聞)
男性(79)の妻が24日、取材に対し「(夫は)いつも朝、出かける時には電源を切っていた。その日に限って切り忘れた」と話した。
男性は普段、納屋の中にあるコンセントからプラグを抜き差しして使用していたとみられる。

http://www.asahi.com/articles/ASH7S5J6NH7SUTIL045.html


724236分 毎日新聞)
妻は、「(夫は)昔は電気関係の仕事をしていたから、電気柵は配線も含め全部、本人が設置した」とも話した。

http://mainichi.jp/select/news/20150725k0000m040121000c.html

 

 

 

(関連情報)

722日 産経新聞west)

感電事故」の「電気柵」年1万キロ、爆発的に普及…届け出不要、実態つかみ切れず

http://www.sankei.com/west/news/150722/wst1507220116-n1.html

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2015720840分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日午前10時15分ごろ、三養基郡基山町宮浦の町立総合体育館駐車場付近で、高所作業車に搭乗した造園作業員の30代男女2人が高圧線に感電し、男性が背中をやけどした。女性も軽いけが。


警察の調べによると、基山町が発注した体育館敷地内の植木剪定作業の休憩中、2人で高所作業車に乗り地上約20mまで上がったところ、近くを通る10万ボルトの高圧線に感電した。

女性は、「高圧線には触れていない」と話している。


この日は3人で午前8時から作業を始め、同10時すぎに休憩していた。

 

警察は、感電した原因を調べている。
九州電力福岡支社は、「必要以上に高圧線に近づきすぎたのではないか。作業する場合は事前に相談してほしい」と話している。

 

出典URL

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/209959

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20156241750分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

624952分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

24日午前2時半ごろ、JR函館線の朝里駅から札幌方向に約2kmの小樽市朝里4で、線路脇にある鉄製電柱の点検作業をしていたJR北海道の関連会社作業員の男性(25)が、意識がない状態で高さ6mの電柱から命綱でぶら下がっているのを別の作業員が見つけ、119番通報した。

男性は、搬送先の病院で死亡が確認された。


警察などによると、当時、JR北海道の下請け会社の社員4人が作業していた。

作業員が大きな破裂音がして振り返ったところ、男性がぐったりしているのを見つけた。

付近の電線には6600ボルトの高圧電流が流れ、駅の設備のほか、踏切の警報機や遮断機に送電されていたという。

警察は、原因を詳しく調べている。


この事故により小樽―銭函間で一時送電が止まり、小樽発新千歳空港行き快速エアポートなど3本に部分運休などが生じ、約480人に影響が出た

 

出典URL

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0149252.html

http://www.sankei.com/affairs/news/150624/afr1506240004-n1.html

 

 

 

関連情報

624日 読売新聞

線路脇で点検中6600ボルトに感電、男性死亡

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150624-OYT1T50071.html

 

 

 

(2015年7月2日 修正1 ;追記)

 

20156301821分に毎日新聞から、「JR北海道:作業員感電、相次ぐ 今月死亡事故」というタイトルで、昨年起きた3件の感電事故と絡めた解説記事が下記趣旨でネット配信されていた。

北海道小樽市のJR函館線で24日、線路脇の鉄柱を点検していたJR北海道の子会社の男性作業員(25)が高圧配電線に接触して感電死する事故があった。
JRでは昨年、3件の感電事故が発生しており、対策を強化したばかりだったという。

昨年5月、小樽市の朝里駅構内で、送電トラブルの復旧作業に当たっていたJRの20代の男性社員が避雷器を流れる2万ボルトの電流に感電し、右腕などに重傷やけどを負う事故があった。

事故を受けてJRは、DVD教材などを使い社員教育を徹底。
これまでは現場責任者だけが把握していた作業現場の通電状況を、実際の作業者も把握するようにし、関連会社へも安全対策の強化を指示したという。

小樽署は、この事故について、現場責任者の50代の男性社員とJR運行管理センターで電力指令の当直責任者だった50代の男性社員を業務上過失致傷容疑で書類送検。
1年後の今月24日、起訴猶予処分となった。

その同日未明、昨年の現場から東へわずか約2kmの地点で、今度は感電による死亡事故が起きた。
JRの子会社「ドウデン」の男性作業員が架線をつるす線路脇の鉄柱に上って腐食具合を点検していたところ、6600ボルトの電流が流れる信号や駅施設用の電線に接触。搬送先の病院で死亡が確認された。

小樽署によると、点検作業は同社の社員4人で行っていた。
死亡した作業員は30代前半の現場責任者とペアを組み、鉄柱には1人で上っていた。

同署は、業務上過失致死の疑いがあるとみて、現場責任者の指示が適切だったかなどを調べている。

JRは毎日新聞の取材に、「鉄柱と配電線とは安全を確保できる距離があると考え、電流を止める手順にはなっていなかった。今後は作業手順の見直しを含め検討したい」としている。

「JR問題を考える学者・弁護士の会」代表の宮田和保・北海道教育大教授(経済学)は、「多発した脱線事故を受けて、線路の安全が注目されている中、現場の社員からは電気系統の安全対策が盲点になっていると聞いていた」という。
「今回亡くなったのは20代の若い社員で、技術の継承が不十分だった可能性がある。JRはOBを再雇用するなどして技術継承の専門部署をつくるべきだ」と指摘している。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20150701k0000m040015000c.html

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20154272039分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午前9時ごろ、酒田市穂積で送電線の鉄塔に上って高圧電線の取り替え作業を行っていた会社員の佐藤さん(男性、60歳)が感電したと、一緒に作業していた同僚から119番通報があった。
佐藤さんは病院に運ばれたが、すでに意識がなく、1時間後に死亡が確認された。


警察によると、佐藤さんは27日午前8時ごろから、6人で高さ80mほどの鉄塔に上って作業にあたっていたという。
警察によると、鉄塔には6本の電線があり、このうちの3本を取り替えていたということで、当時、佐藤さんは一番高い位置にある電線の作業にあたっていた。
当時、下の方の電線の取り替え作業をしていた男性が、上から「バチン」という音が聞こえて確認したところ、佐藤さんが安全帯につながれて宙づりになっているのを見つけたという。


警察によると、電線の取り替え作業は、通常は電源を切って送電しない状態で作業を行っているという。

 

警察は、現場の責任者から話を聞くなどして、当時の状況を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024372451.html?t=1430168461711

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20153271844分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中部電力は、供給エリアの岐阜県をはじめ愛知・三重など5つの県に設置している電柱のうち、あわせて220本で電線からの漏電が見つかったと発表した。
問題があった電柱はすべて修理を終えていて、けがをした人はいないという。


中部電力は、去年8月、三重県と静岡県の山間部に設置している金属製の電柱2本で漏電が見つかったことを受けて、電力を供給している5つの県にある電柱およそ224万本を対象に、問題がないか調べてきた。
その結果、最初に見つかった電柱を含めた、あわせて220本で金具などへの漏電が確認されたという。


中部電力によると、地域別の内訳は、岐阜県が29本。このほか、愛知県が87本、静岡県が48本、長野県が30本、三重県が26本となっている。


原因は、いずれも電線と絶縁部品をつなぐ器具が正しく取り付けられていなかったためで、問題があった電柱はすべて、先月上旬までに修理を終え、けがをした人はいないという。


中部電力は、点検の体制を強化するなど再発防止策を講じることにしていて、「2度とこのようなことを起こさないよう全力で取り組んでいきます」とコメントしている。


今回の問題を受けて、経産省の中部近畿産業保安監督部は、中部電力に対し、厳重に注意をするとともに再発防止策を徹底するよう指示した。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083570381.html?t=1427490273981

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

昨年8月の事例は、下記参照。

 

20141024日掲載

[昔の事例の顛末] 20148月 長野県駒ケ根市で中部電力の電柱に登って工事中、電柱本体に漏電していたため感電して転落死、横展開調査で漏電電柱が現状38本見つかり修理済

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4370/

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

2015351333分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

和歌山県海南市の建物解体工事現場で昨年9月、男性作業員(当時38)が感電死する労災事故があり、和歌山労基署は5日、労安法違反の疑いで、法人としての元請け建設会社「興永産業」(福岡市)と男性現場監督(55)ら3人を書類送検した。


同署によると、作業員は昨年9月28日、高さ約7mの足場で作業中、持っていた鉄パイプが頭上の電線に接触し感電した。

 

送検容疑は、電線にカバーをする感電防止措置を怠るなどした疑い。

現場監督は、「電線があることは知っていたが、防止措置をしていなかった」と、容疑を認めている。

作業員は、海南市の下請け業者に雇われていた。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/150305/wst1503050039-n1.html

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2015224日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

九州電力宮崎営業所は23日、宮崎市錦本町の電柱で点検作業をしていた男性作業員(30)が、同日午前9時49分ごろ、約6000ボルトの電流が流れる高圧線に触れて感電したと発表した。

男性は、手などにやけどを負った。

 

同営業所によると、九電の委託を受けた市内の配電工事会社の作業員5人が、電柱の点検作業をしていた。

感電した男性は、高所作業車に乗って高さ約8mのところで作業していた際、誤って電流が流れていた高圧線に触れたという。

 

この影響で、同市橘通東4丁目周辺の521戸が2分間、停電した。

 

 

2231755分に宮崎放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

23日午前、宮崎市で電線の保守点検作業をしていた男性が誤って感電する事故があり、腕に軽いやけどを負った。事故により一時、停電が発生した。

(記者)「宮崎駅の北側にある電線工事をしていたと思われる場所です。目撃者によりますと、男性が作業中に爆発音がなり、やけどを負っていたということです」


警察によると、23日午前9時50分ごろ、宮崎市宮崎駅東3丁目で電線の保守点検作業をしていた30代の男性が誤って感電した。

男性は、腕に軽いやけどを負ったという。


(目撃者)「爆発したみたいな音で煙がバーッとあがった」「やけどして熱いとか痛いとか叫んでいた。ウォーッと」


この事故で、現場付近は一時渋滞するなど、騒然となった。

また、事故により宮崎市橘通東4丁目周辺の521戸で、2分間、停電が発生した。

 

出典URL

http://mrt.jp/localnews/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

6000ボルトの高圧線に触れて、よくぞ軽いやけどだけで済んだものだ。

記事には書かれていないが、恐らくは絶縁手袋などの保護具を着用しての作業だったのだろう。

また、感電時のショックで高所作業車から落ちなかったことから考えると、高所作業車の上であっても安全帯を使用していたのかもしれない。

後者はともかく、前者はおそらくは間違いないと思うので、保護具が役に立った事例として紹介する。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2015214日付で朝日新聞山口東版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前11時半ごろ、周南市遠石1丁目のマンション敷地内で、作業員の山根さん(男性、34歳)が感電し、胸や腕、足にやけどを負った。

 

マンション屋上に張る防水シートを大型クレーン車の先端フックにかける作業中、クレーンのアーム部分が近くの高圧電線に接触したためとみられるという。

 

 

 

(2015年3月22日 修正1 ;追記)

 

2015214日付の山口新聞紙面に、当時の詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。

(この情報のほうが正しそうに思えたので、タイトルもこの情報に合せ、修正した)

 

大型クレーンから垂れるワイヤーと高圧電線が接触。地上でこのワイヤーを使って作業していた作業員が感電し、胸や腕などをやけどする重傷を負った。

 

警察によると、男性ら8人は、8階建てマンションの屋上にクレーンでシートを吊り上げる作業中だった。

山根さんがワイヤーのフックにシートを引っ掛ける際に、ワイヤーと地上約20mの高さにある電線が接触した。

クレーンは停止していたという。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201412261558分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

感電防止策を取らずに従業員に電気工事をさせたとして、岸和田労基署は25日、労安法違反の疑いで、奈良県広陵町の自営業の男性(42)を書類送検した。


書類送検容疑は、7月16日、熊取町内のドラッグストアで、通電した状態のまま男性従業員(27)に電気工事をさせたとしている。

従業員は感電し、同月23日に死亡した。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/141226/wst1412260056-n1.html

 

 

20141225日付で岸和田労基署から発表された文書は下記。

 

電気工事業経営者を、労安法違反の疑いで書類送検した。

 

被疑者は電気工事業を営み、 自ら使用する労働者の安全を管理する者であるが、平成26年7月16日、キリン堂熊取店において、労働者B をして、電路を開路して(停電状態で)、当該電路の修理等の電気工事の作業を行わせるに当たり、 同人に対し、 取り扱う電路の系統について周知せず、 また、 電路を開路して作業を行うときは、 作業の指揮者である自らが、 当該電路の停電の状態等を確認した後に作業の着手を指示することが必要であったにもかかわらず、これを行わず、 もって、 電気、 熱その他エネルギーによる危険を防止するため必要な措置を講じなかったものである。

 

労安法では、 停電して電気工事を行うときは、 当該工事の作業に従事する労働者に作業内容、電路の系統等について周知させ、 かつ、作業の指揮者を定めて、その者に、 当該電路の停電の状態等を確認した後に作業の着手を指示することを行わせるよう定めているが、 被疑者A はこれを怠った。

 

出典URL

http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/library/osaka-roudoukyoku/H26/syosyo/261226-02.pdf

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20141122日付で毎日新聞中部版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

21日午後11時55分ごろ、岐阜県羽島市のJR東海道新幹線岐阜羽島駅で、地下の電源盤付近で点検作業をしていた電気工事会社員の男性(58)が配線に触れて感電し、病院に運ばれたが間もなく死亡した。


警察によると、男性は同僚らと計8人で、積雪に備えて融雪機の点検作業をしていたという。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/news/20141122ddh041040004000c.html

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20141017日付で読売新聞中部版から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。

20141017日付で信濃毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

また、同社HPにもプレスリリース記事が掲載されていた。

 

中部電力は16日、電線を覆っているビニールが剝がれて漏電している電柱が、計38本見つかったと発表した。

このうち、通行人が触れると感電する恐れのある金属製の電柱が、三重県松阪市と静岡県川根本町で計2本見つかり、低圧電線(100~200Ⅴ)から漏電した電気が地上付近まで伝わっていた。

38本は、修理を終えた。

 

金属製電柱は、金属製の筒をつなぎ合せて立てるもので、同種の電柱は、コンクリート製と比べ運びやすいため、主に山間部に設置されている。

中電は、「電圧が低いため、漏電してい金属製の電柱に触れても人体への大きな影響はない」と説明しているが、事故防止のため、同種の電柱には近寄らないよう、注意を呼びかけている。

 

今年8月、長野県駒ヶ根市で、コンクリート製の電柱に登ってケーブルテレビの敷設工事をしていた男性が約8mの高さから転落し、死亡した。

不良部分は、電柱上部の腕金への取り付け箇所で、本来は、ガイシの溝に掛かってなければならない部分が、ガイシの溝から外れていた。

外れた部分を覆う塩化ビニール製の絶縁被覆も破れていたため、電柱本体に漏電していた。

 

男性は、感電して足を踏み外した可能性があるという。

 

この事故を受け、中電は営業エリア内の電柱計224万本を対象に調査を始めた。

このうち金属製の電柱は12万本あり、今月19日までに調査を完了する。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20141017-OYTNT50041.html

http://www.shinmai.co.jp/news/20141017/KT141016FTI090009000.php

http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3241598_19386.html

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]