2022年8月4日19時10分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前11時ごろ、霧島市牧園町万膳で「男性が電柱につり下がっている」と119番通報がありました。
九州電力送配電によりますと、男性は関連会社の56歳の委託作業員で、消防に救助され病院に運ばれましたが、約3時間半後に死亡しました。
男性は、電線に倒れかかっていた竹の除去作業をしていて感電したとみられています。
九州電力送配電は「今後このようなことがないよう再発防止に万全を期したい」としています。
https://www.fnn.jp/articles/-/399057
2022年7月10日14時11分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前10時半ごろ、長岡市要町にある「N精米工場」で40代の男性が倒れているのが見つかり、工場の従業員から消防に通報がありました。
男性は長岡市内の病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、精米工場は10日は稼働しておらず、男性は1人で精米機の部品交換作業を行っていたということで、工場内の漏電に気づいた電気の保安業者や工場の従業員などが駆けつけたところ、男性が倒れていたということです。
男性は電線の被膜を取りのける工具を握っていたということで、手にやけどの跡が残っていたことなどから、警察は男性が作業中に感電したとみて詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220710/1030021703.html
7月10日14時34分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、漏電アラームが鳴ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前10時すぎ、長岡市のN精米工場で、岡山県に住む男性会社員(49)が意識不明の状態で倒れているのが見つかりました。
男性は病院に運ばれましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、男性は1人で精米機の部品の交換作業を行っていたということです。
当時、漏電を知らせるアラームが鳴ったこと、また男性が右手に電線の被膜を剥ぐための工具を握っていて、やけどの跡もあることから、警察は作業中に感電した可能性があると見て、事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ca4288aecb8eda9dabedb876b2f77b30348862a
7月11日11時52分に新潟日報からは、漏電の自動通報を受けた電気保安協会の従業員らが倒れている男性を見つけたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前10時半前、新潟県長岡市要町3の「N精米工場」で、精米機のメンテナンス中だった岡山県玉野市、会社員の男性(49)が意識不明で倒れているのを、漏電の自動通報を受けた東北電気保安協会の従業員らが見つけ、119番通報した。
男性は搬送先の病院で死亡した。
長岡署によると、男性は同工場から部品交換の依頼を受けたメンテナンス会社の社員で、10日午前9時ごろから1人で作業をしていた。
発見された際、電線の被膜をはぐ工具を握っていた右手にやけどの跡があったことから、同署は感電した可能性があるとみている。
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/84681
2022年5月12日11時56分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月11日午後10時すぎ、新潟県長岡市で変圧器の取替作業をしていた30代男性が感電する作業事故がありました。
警察によりますと、男性は長岡市神田町1丁目の歩道上に設置されている変圧器を取り替えようと、変圧器が格納されている箱の内部に頭を入れて作業をしていたところ、電流が流れている部分に接触し感電したということです。
消防によりますと、救急搬送時、男性に意識は無く、呼吸も無かったということです。
警察は、作業に問題がなかったかなど、事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0a78c85ddfbb7f1bc2796f624e0b4c08c8b8aa8
5月12日19時30分にFNN PRIME(新潟総合テレビ)からは、頭部の一部が変圧器に触れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後10時半ごろ、長岡市神田町で歩道上にある変圧器の取り替え作業をしていた30代男性の頭部の一部が変圧器に触れ、感電しました。
男性はすぐに病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。
警察によりますと、男性は通電状態で作業していたということで、警察が事故の原因などを詳しく調べています。
https://www.fnn.jp/articles/-/359123
2021年6月20日18時4分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県小山市で20日午前、高所作業車に乗って枝の伐採をしていた男性が、全身に大やけどをして死亡しました。
作業中に誤って高圧電線と接触したとみられています。
小山市横倉新田で午前9時40分ごろ、「工場内で柱の上が燃えている。人が燃えている」と110番通報がありました。
現場に消防が駆けつけたところ、市内の造園業・信末さん(男性、68歳)が高所作業車の上にある作業床で倒れているのが見つかりました。
信末さんは、通報からおよそ4時間後、全身に大やけどをしている状態で救出されましたが、運ばれた先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、信末さんは事故当時、1人で高所作業車を使って木の枝などの伐採作業を行っていたということで、ほかにけが人はいませんでした。
作業車は高圧電線のすぐ近くにあり、信末さんが見つかった作業床に焼け焦げた痕もあることから、警察は伐採作業中に操作を誤って電線に接触したとみて、当時の状況などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e28275e4e42dc463a4ec051e6c9eba13cfd07ce
2021年6月9日19時8分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時10分ごろ、横浜市戸塚区のゴルフ場「戸塚カントリー倶楽部」で「高所作業車が高圧線に接触し、負傷者がいる」とゴルフ場従業員から119番があった。
神奈川県警戸塚署などによると、40代と50代の男性作業員2人が、乗っていた高所作業車のゴンドラ内で死亡しており、高圧線に接触して感電したとみられる。
同署は、業務上過失致死容疑を視野に事故原因を調べる。
同署によると、2人は東京都渋谷区の造園会社の作業員で、この日は午前7時から高所作業車で樹木の伐採作業をしていた。
午前8時10分ごろ、水まきをしていた業者がゴンドラから炎と煙が上がっているのを見てゴルフ場に連絡。
送電を止めてから救助活動をしたため、遺体の確認をしたのが約5時間後になった。
木と高圧線は離れているが、高所作業車本体とゴンドラをつなぐアームを旋回させると届く位置だった。
ゴルフ場には、死亡した2人のほか、同社の現場監督者と別の作業員2人の計3人もいたが、当時は別の場所にいたという。
現場近くにはJRの送電線もあり、JR東日本は救助作業の安全のため、同日正午ごろに送電を停止。
この影響でJR横浜線の東神奈川―八王子間で約2時間、運転を見合わせた。
上下線計27本が運休し、約1万1000人に影響した。
https://mainichi.jp/articles/20210609/k00/00m/040/122000c
6月9日19時21分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、カゴの部分は黒く変色していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
FNNのカメラが上空からとらえた事故直後の様子では、高圧電線に引っかかった高所作業車の周りには、救急隊員や消防隊員が複数人確認できる。
高圧電線の下に止まる高所作業車。
近くには、伐採された数本の木が確認できる。
作業員が乗っていたとみられるカゴの部分は焦げたように黒く変色し、激しく損傷しているように見える。
JR東日本によると、接触した高圧電線がJRの設備だったため、点検のため、送電を一時停止。
その影響で、東京と横浜市を通るJR横浜線が、9日正午から運転を見合わせたため、JR町田駅は利用客で混雑した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3c28e39610e7206d8bd185b57a309b8aca26737
6月9日16時53分にNHK神奈川からは、ゴンドラ部分にあるコントローラーで操作していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
近くには、ほかにも高圧線があったため、救出活動は付近の電気をとめてから行われ、事故からおよそ5時間後に助け出されましたが、2人はすでに死亡していたということです。
これまでの調べで、2人はけさ7時ごろからゴンドラ部分にあるコントローラーを使って高所作業車を操作し樹木の伐採を進めていて、地上の運転席は無人だったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210609/1050014064.html
(2022年3月13日 修正1 ;追記)
2022年3月12日5時1分にYAHOOニュース(神奈川新聞)からは、事故原因は明確にならなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市のゴルフ場「戸塚カントリー倶楽部」(同市戸塚、旭区)で昨年6月、高所作業車の男性作業員2人が高圧線に接触して感電死した事故で、神奈川県警が関係者の刑事責任を問えないと結論付け、捜査を終結していたことが11日、県警への取材で分かった。
捜査関係者によると、2月中旬に捜査結果をまとめた書面を横浜地検に送付した。
県警戸塚署によると、これまで、作業車やゴンドラなど設備面について捜査したが、不備は認められなかった。
また事故当時、現場には死亡した2人以外に直接の目撃者がおらず、事故原因も明確にならなかったことなどから、関係者の過失を認定できる十分な証拠がそろわなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2854e00e8bdb574f0cb2d2874dfb93abb3f08e98
2021年4月13日7時0分に福井新聞から下記趣旨の記事が、飛散したタイヤなどの写真付きでネット配信されていた。
北陸電力送配電(本社富山市)は4月12日、福井県敦賀市内で同日行っていた配電線工事中にクレーン車が誤って送電線に接近、電流が流れた影響でタイヤ部分が破裂、飛散し、周辺の民家と倉庫計3軒の窓ガラスや外壁が破損するなどの被害が出たと発表した。
住民や作業員にけがはなかった。
このトラブルにより、関西電力美浜原発など6件に供給していた特別高圧、高圧の電気が約15秒間停電した。
北陸電力送配電によると、同日午前9時45分ごろ、敦賀市中で配電線の電柱の建て替え工事に当たっていたクレーン車がアームを伸ばした際、高さ約21メートルにあった電圧7万7千ボルトの送電線に接近、地面に電気が漏れる「地絡」が起きた。
この影響で、クレーン車の直径約1・2メートルのタイヤ4本のうち3本が破裂。
ホイールを固定する直径約60センチの金属製リング3本が吹き飛び、最大で約30メートル離れた場所に飛散したという。
近くの倉庫外壁のトタンと窓ガラスが損壊し、NTTの電柱が折れた。
さらに周辺の民家2軒の窓ガラスや外壁、軽乗用車にも被害が出た。
作業員6人は無事だった。
同社は、「地元の皆さまや関係者に大変なご迷惑をかけ、深くおわびする。再発防止に努める」とコメントした。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1296869
4月13日7時9分に読売新聞からも同趣旨の記事が、送電線に接触した状態のクレーン車の写真付きでネット配信されていた。
北陸電力送配電は12日、福井県敦賀市中の配電線の工事現場で同日午前9時45分頃、クレーン車が誤って送電線に接近し、電流が地面に放電されるトラブルがあったと発表した。
同社などによると、けが人はなかったが、衝撃でクレーン車のタイヤ三つが飛散。
建物の外壁が壊れるなどしたという。
近くの男性(82)は、「大きな爆発音が数回して、自宅が揺れた」と話した。
トラブルの影響で、関西電力は12日、定期検査中の美浜原発3号機(美浜町)で外部からの一部の送電線で電気が一時受けられなくなったと発表した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210413-OYT1T50077/
(ブログ者コメント)
運転席にいた人が無事だったのは分かるが、他の5人の作業員の方、よくぞ側撃雷も飛散したタイヤの直撃も受けなかったものだ。
それにしても、近くの家が揺れるほどの衝撃。
運転席にいた人はどんな感じだったのだろうか?
2020年8月26日20時48分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後2時ごろ、富山市大泉中町の建築会社で、配線工事をしていた富山市山室の会社員平釜さん(男性、34歳)が会社の天井裏で倒れているのが見つかりました。
平釜さんは病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、平釜さんは新築中のショールームの配線工事を請け負っていて、天井裏で1人で作業していたということです。
建築会社に電力に異常があるとの連絡が入ったため、職員が確認に行ったところ、倒れている平釜さんを見つけました。
感電死とみられていて、警察は詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b747c94ff9708650cae46662d02ed1fae9d8507
2020年8月24日18時57分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後4時半ごろ、東広島市の吉川工業団地で、工場の従業員から「電気工事中にショートし従業員がけがをした」という通報が消防に寄せられました。
警察や消防によりますと、工場で作業をしていた47歳と22歳の男性2人が火花でやけどを負って病院に搬送されたということです。
いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
2人は工業団地にある「M社広島工場」で作業していたということで、警察や消防が詳しい状況を調べています。
現場は、東広島市の吉川小学校から南東におよそ1.2キロにある、工場が立ち並ぶ地域です。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20200824/4000008720.htmlhttps://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20200824/4000008720.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の1コマ。
屋外工事中の事故だった模様。
2020年8月2日付で毎日新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月31日午後5時ごろ、御宿町岩和田の御宿岩和田漁港で、「防波堤付近で2人が倒れている」と漁港関係者の男性から119番があった。
救急隊が50代くらいの男女2人が意識不明で倒れているのを確認し、病院に搬送したが、その後、死亡が確認された。
いすみ署や漁協などによると、2人は夫婦で、8月1日解禁のイセエビ漁の準備のため、備え付けの電動ウインチを使って小型船の引き上げ作業をしていたとみられる。
女性はウインチのワイヤを引っ張った際に倒れ、駆けつけた男性もワイヤに触れた直後に倒れたという。
2人に目立った外傷はなく、同署は2人が感電した可能性もあるとみて調べている。
https://mainichi.jp/articles/20200802/ddl/k12/040/113000c
8月1日7時16分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
先月31日、午後5時ごろ、千葉県御宿町にある御宿岩和田漁港で、「人が倒れている」と漁業関係者から消防に通報がありました。
警察や消防が駆けつけたところ、50代くらいの男女2人が港で倒れていて、いずれも近くの病院に搬送されましたが、まもなく死亡しました。
警察によりますと、2人は当時、小型船を陸に引き上げる作業をしていたとみられ、はじめにワイヤーを使っていた女性が倒れた後、一緒にいた男性もワイヤーを触った直後に倒れたという目撃情報があるということです。
このため警察は、2人が作業中に何らかの原因で感電した可能性もあるとみて、詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20200801/1080011771.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ)
2020年5月3日17時54分に琉球放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後3時半ごろ沖縄市泡瀬のアパートで足場の解体作業を行っていた男性が近くの電線に触れて倒れました。
男性の右腕と左の太ももには電流が流れることによって生じる傷「電撃傷」があり、心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、およそ8時間後に死亡が確認されました。
亡くなったのは糸満市糸満の新垣さん21歳です。
警察が詳しい原因を調べています。
(ブログ者コメント)
足場の解体や組み立て中の電線接触感電事例は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。
2019年12月20日15時0分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
電気を止めないまま電力メーターを取り換える危険な作業を、無免許の作業員がしている-。
神戸新聞社の双方向型報道「スクープラボ」に兵庫県姫路市の男性から情報が寄せられた。
電気工事士の資格を持つ男性は火災や爆発の危険性を指摘し、「電気工事に従事するには資格が必要なはず」と訴える。
問題はないのか取材した。
男性が「無免許」を指摘する工事の施工会社(大阪市北区)に聞いてみた。
担当者は、「一部に無免許の作業員はいる」と認める一方、「法律的に問題はない」と強調した。
この会社は関西電力のグループ企業で、関電の委託を受けて電力メーターを交換している。
関電に取材すると、「社内の技能認定試験を取得しないと作業できないようにしている」とし、問題ないとの認識だ。
だが、現実は事故が相次いでいる。
神戸新聞社が入手した施工会社の内部資料には、作業員の単純ミスによる事故が連なる。
2018年8月には、電力メーター取り換え時に電線を挿入する端子穴を間違え、火花が発生しショートさせた。
配線を整理せず、挿入部分を見ていない初歩的なミスが原因とされた。
16年12月の事故では、メーターのネジを緩めようとした際、電動ドライバーが別のネジに接触しショートした。
経験1年未満の作業員が担当し、ショート防止のカバーを付けないルール違反があったとされる。
家屋に停電が発生して電化製品が故障したり、作業員がけがをしたりしたケースも報告されている。
関西電力は、作業員がけがをした事故は委託先から報告を受け、計器交換中の事故は「過去5年で複数件」とする。
男性は、「端子や電線に接触すると爆発の恐れがあり、負傷事案の把握だけでは不十分」と憤る。
電気工事の規則などについて経済産業省中部近畿産業保安監督部近畿支部に聞いた。
男性の言うように、欠陥工事による災害発生を防ぐため、作業には電気工事士法で免許取得が義務付けられている。
一方、同法施行令は、免許なしでできる「軽微な作業」を規定。
電力メーター交換はこれに該当し、免許不要という。
さらに、「電力会社所有の電力メーターは、電気工事士法の適用外」とされているという。
同支部の担当者は、「電力会社が作業をするので『技術的に大丈夫』という前提で法律が作られている」と解説する。
電力会社なら大丈夫というのは、法の不備では-。
記者の質問に担当者は、「誰でも触れるわけではないが、法律がカバーしきれていないのかもしれない。これ以上は本省に聞いてほしい」と言葉を濁した。
※神戸新聞社は、読者の投稿や情報提供を基に取材を進める双方向型報道「スクープラボ」
を始めました。
身近な疑問や困りごとから、自治体や企業の不正告発まで、あなたの「調べてほしい」ことをお寄せください。
LINEで友だち登録(無料)した後に投稿できます。
皆さんと一緒に「スクープ」を生み出す場。
ご参加をお待ちしています。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201912/0012975308.shtml
2019年3月19日12時35分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、御前崎市で、高圧の電線を修理していた作業員の男性が感電し、一時、心肺停止になった労働災害について、磐田労基署は、危険を防止するための必要な措置を講じなかったとして、中部電力と出先部署の元所長の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、中部電力と出先部署「浜岡サービスステーション」の元所長の51歳の男性。
同署によると、中部電力と元所長は、去年7月下旬、御前崎市内で高圧の電線の修理を行う際、作業に当たった当時28歳の男性に、感電を防ぐ保護のための器具を十分装着させないなど危険を防止する必要な措置を講じなかったとして、労安法違反の疑いが持たれている。
男性は作業中に感電し、一時、心肺停止になったという。
同署は18日、静岡地検浜松支部に会社と元所長の書類を送致した。
調べに対し、元所長は容疑を認めているという。
中部電力は、「関係者の皆様におわび申し上げます。作業の安全にいっそう努めて参ります」としている。
出典
『感電で中電と元所長を書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20190319/3030002317.html
2018年12月18日21時32分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後3時半ごろ、東海第2原発の敷地内にある屋内開閉所と呼ばれる建物の外で、43歳の男性作業員が倒れているのを同僚が見つけた。
男性は病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
日本原子力発電によると、男性は協力会社の作業員で、同僚と2人で電気機器の点検作業をしていたという。
安全に作業を行うために、仮設のアース線を設けて作業をしていたが、事故が起きた時には、アース線のコネクト部分が外れていたという。
警察や日本原子力発電は、感電した可能性が高いとみて、原因を詳しく調べている。
東海第2原発は首都圏唯一の原子力発電所で、先月、原子力規制委員会から20年の運転延長が認められ、再稼働を目指している。
出典
『東海第二原発で作業員死亡、感電死か』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3552671.html
12月18日20時39分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
作業は17日から行われており、送電は停止されていたという。
出典
『東海第2原発で作業員死亡 放射線管理区域外で感電か』
https://www.sankei.com/affairs/news/181218/afr1812180037-n1.html
12月18日21時35分に時事ドットコムからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性は開閉所の壁付近に倒れていた。
出典
『東海第2原発で作業員死亡=感電か、定期点検中』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018121805675&g=soc
12月19日付で毎日新聞茨城版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原電や警察によると、男性は同日朝から作業員2人で、原子炉建屋の外にある別の施設で絶縁抵抗測定と呼ばれる電気系の点検作業をしていた。
出典
『東海第2原発 電気設備点検の男性作業員死亡』
http://mainichi.jp/articles/20181219/ddl/k08/040/082000c
(2018年12月28日 修正1 ;追記)
2018年12月27日18時3分にNHK茨城から、誘導電圧現象が原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原電は、「アースの役割を果たす線を外したため、感電したとみられる」と、事故の原因を明らかにした。
日本原電によると、作業は電線の通電を止めた上で行われていたが、男性が倒れていた場所から10mほどのところにある別の電線には高圧電流が流れていたため、離れた電線にも電流が流れる「誘導電圧」と呼ばれる現象が起きたとみられるという。
現場では、こうした事態に備えて、アースの役割を果たす「接地線」と呼ばれる電線を引いていたが、何らかの理由でこれを取り外したため、感電した可能性が高いという。
東海第2原発の保志副所長は、「事故を重く受け止め、二度と同じような事故を起こさないという決意のもと、対策を講じていく」と述べ、今後、接地線を簡単に取り外しができないものに変更したり、安全教育を徹底したりすることにしている。
出典
『原発作業員“アース”外し死亡か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20181227/1070005038.html
(ブログ者コメント)
以下は、日本原電HPに掲載されている資料の抜粋。
添付写真や図によると、作業員の上方、約10mの位置に屋内開閉所のコンクリート壁を貫通した高圧電線が通っている。
■原因調査結果
作業にあたっては、予め東海原子力線2号を停電させるとともに、隣接している東海原子力線1号(受電中) からの誘導電圧※3を考慮し、屋内開閉所内に本接地を行い、地面に電気が流れるようにしていた。
当日は、屋内開閉所内の機器を点検する際に干渉する本接地を外すため、作業場所から離れた屋外に代替接地を行い、屋内開閉所内で点検作業を続けていた。
他の作業員への聞き取り調査の結果から、被災者は、屋内開閉所での点検作業中に何らかの理由で屋外の代替接地箇所に移動し、当該接地を外したことで誘導電圧が加わり感電したものと推定される。
また、被災者は、点検作業前の確認※4において、他の作業員に対し「屋外の代替接地には触れないこと、外さないこと」等を周知していることから、接地についての知識や理解が十分あったものと推定される。
このため、被災者が代替接地を外した理由を究明することができなかった。
■再発防止対策
代替接地は不具合があった場合、重大事故につながるおそれがあることから、人命を必ず守るという強い決意の下、個人のいかなる振る舞いがあった場合でも、接地線を外すことを防止する対策を検討した。
1.ハード面の対策
代替接地を伴う作業中は、簡単に当該接地を外せない対策を
講じる。
(1)代替接地(接地極側)を先に外すことができない構造を持つ器具の採用
(2)代替接地が不用意に外れないカバーの設置
2.ソフト面の対策
特別高圧の作業に従事する者に対して、代替接地の重要性を
繰り返し認知させる対策を講じる。
(1)社内規程への反映
代替接地を実施する場合は、代替接地を外してはいけないという注意表記を行うことや、すべての代替接地接続箇所に「操作禁止」表示を行う旨、社内規程に明記する。
(2)作業請負会社への要求事項の明確化と当社による確認
①作業請負会社への要求事項として、作業前の確認において、代替接地を外さないこと、誘導電圧に関する安全配慮を情報共有する旨明記するとともに、当社はこれらの要求事項が確実に実行されていることを日報等により確認するとともに、適宜立会い、当社からも注意事項を伝える。
②作業請負会社への要求事項として、許可なく代替接地に接近させないため、専従の監視人を配置する旨明記するとともに、当社が適宜現場を確認する。
③作業請負会社への要求事項として、特別高圧の作業に従事する者に対して、誘導電圧が発生する仕組みや災害事例及び接地取扱手順等を教育する旨明記するとともに、当社がその教育内容及び教育実績を確認する。
さらに、今回の事故を教訓として安全文化醸成の観点から、所長を含めた管理職、所員が現場に出向き会話することで、「予定から外れた場合には必ず立ち止まること」「安全に関し言い合える職場風土を醸成すること」の重要性を発電所で働く者全員に対して浸透させていく。
出典
『東海第二発電所 屋内開閉所における作業員の死亡事故について (再発防止対策等の取りまとめ)』
http://www.japc.co.jp/news/press/2018/pdf/301227.pdf
11月12日19時6分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時ごろ、苫小牧市表町2丁目で電線の張り替え作業をしていた業者から、「作業員が感電して意識がない」と消防に通報があった。
警察と消防が駆けつけたところ、20代の作業員の男性が電柱の上でぐったりしているのが見つかり、ドクターヘリで札幌市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体だという。
警察によると、電線の張り替え作業は北海道電力が発注したもので、下請け業者が電気を止めた状態で作業にあたっていたが、別の作業員は警察に対し、「男性が作業を続けていることに気づかず、電気を通してしまった」と話しているという。
警察は、当時の状況を詳しく調べている。
また、苫小牧市では12日午後2時ごろから、一時、800戸あまりが停電し、北海道電力は事故との関連を調べている。
出典
『電線張り替え 作業員感電し重体』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181112/0005615.html
2018年11月9日19時41分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時ころ、加美町にある東北電力の変電所で、「工事中に作業員が感電した」と警察に通報があった。
警察や消防が駆けつけたところ、太白区に住む作業員、菅井さん(男性、21歳)が安全帯をつけたまま、宙づりの状態でぶらさがっているのが見つかった。
菅井さんは病院に搬送されたが、死亡したという。
警察によると、菅井さんは当時、送電線のある鉄塔の上で、器具の劣化具合をデジタルカメラで写真を撮りながら作業していたという。
地上には、ほかの作業員2人も作業していて、「バーン」という音がしたあとに菅井さんが宙づりになったと話しているという。
警察は労災事故とみて、作業の安全管理に問題がなかったかなど、詳しく調べている。
出典
『変電所で作業員が感電し死亡』
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20181109/0003527.html
11月9日18時54分に東日本放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時ごろ、宮城県加美町菜切谷にある東北電力・宮城変電所で、点検を請け負っている会社の作業員・菅井さん(21)が鉄塔に登り点検作業をしていたところ、感電する事故があった。
作業は菅井さんを含め4人で行われ、菅井さん一人が鉄塔に登り写真を撮る作業をしていたという。
東北電力によると、鉄塔の上で作業する時は、送電線から1m以上離れるよう定めているという。
出典
『【宮城】加美町の変電所 男性作業員が感電で死亡』
https://www.khb-tv.co.jp/news/localNews/201811091903021.html
11月10日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東北電力宮城変電所近くの送電鉄塔(高さ33m)で、点検作業中だった会社員・菅井さん(21)が感電し、死亡した。
菅井さんは高さ25m付近で、絶縁器具を写真撮影していた。
警察は、菅井さんが6万6000ボルトの高圧線に誤って触れた可能性があるとみて調べている。
出典
『鉄塔で感電、作業員死亡』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181110_13035.html
2018年10月3日8時42分に沖縄タイムスから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後7時50分ごろ、うるま市石川のJAおきなわ石川支店の敷地内の電柱で、「男性が感電した」などと119番通報があった。
警察などによると、台風24号の影響による停電の復旧作業をしていた沖縄電力の男性職員(26)が感電し、心肺停止状態で本島中部の病院に搬送された。
2日午後4時現在、意識不明の重体となっている。
警察が事故原因を調べている。
沖縄電力によると、事故当時、男性は絶縁体として用いられる電磁器「碍子」と電線を固定するバインド線が外れていたため、交換作業をしていたところ、何らかの原因で感電した。
沖縄電力は、「被害に遭った社員の一刻も早い回復を願うとともに、このような事故が今後起こらないよう、あらためて安全管理を再徹底する」とコメントしている。
出典
『台風停電の復旧作業中に感電 沖電職員が重体』
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/324444
10月2日20時36分にNHK沖縄からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性社員は電線をつなぐ「がいし」と呼ばれる絶縁体がずれて、電線がたるんでいたため、元に戻す作業をしていたところ、何らかの理由で電線に接触して感電したと見られるという。
出典
『停電復旧作業中に感電で重体』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20181002/5090004524.html
2018年9月13日8時52分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月13日12時54分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前2時20分ごろ、JR東海道線の草津駅と栗東駅の間の線路ののり面で、電柱にのぼって地上約7mの高さで変圧器を交換する作業をしていた大阪・高槻市の作業員、藤本さん(男性、30歳)が感電したと消防に通報があった。
藤本さんは栗東市内の病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察などによると、当時、電線には1500ボルトの電圧で電気が流れていて、一部に焦げたあとがあることから、警察は、藤本さんが誤って電線に触れて感電したとみて、ほかの作業員から話を聞くなどして詳しい状況を調べている。
JR西日本によると、この事故による運行の影響はないという。
出典
『JR東海道線で作業員が感電死』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20180913/2060001112.html
『工事中感電か、作業員死亡…JR東海道線 電車への影響はなし 滋賀・栗東』
http://www.sankei.com/west/news/180913/wst1809130047-n1.html
2018年8月30日16時53分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後5時半ごろ、栃木県佐野市栄町の鉄鋼流通加工会社工場で、不具合のあった大型クレーンを点検、整備していた従業員(男性、28歳)=佐野市天神町=が倒れているのを上司が発見し、119番通報した。
男性は病院に搬送されたが、死亡が確認された。
警察によると、事故当時、男性は天井に取り付けるタイプのクレーンの点検、整備作業を1人で進めていて、体に目立った外傷はない。
警察は、感電などの可能性もあるとみて、事故原因や死因を調べている。
出典
『クレーン点検の男性、感電死か 栃木・佐野』
http://www.sankei.com/affairs/news/180830/afr1808300017-n1.html
2018年6月14日20時16分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前11時45分ごろ、東京都江東区辰巳の岸壁に接岸した建造中の船の機関室で、「作業中の男性が感電した」と119番通報があった。
警察によると、同区に住む40代男性が配管のアーク溶接作業中に感電したとみられ、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察は、何らかの理由でアースが機能せず、男性の体が帯電した室内の鉄部分に接触して感電したとみて、詳しい事故原因を調べている。
出典
『建造中の船内で感電、40代男性作業員死亡 東京・江東』
http://www.sankei.com/affairs/news/180614/afr1806140049-n1.html
2018年4月6日19時58分にテレビ山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今日午前10時35分ごろ、周南市の東ソー南陽事業所内で爆発音のような異音が確認された。
東ソーによると、自家発電所から各プラントに電気を送る特別高圧変電所で、電気が地面に流れ出る「地絡」が発生した。
構内の一部の施設が停電し、東ソーでは関連するプラントを停止させたが、蒸気を放出させるときの大きな音がおよそ1時間半にわたって鳴り響いたという。
当時、変電所では4人が作業に当たっていて、防府市のIさん(男性)が感電し、全身やけどの重傷を負った。
Iさんは病院に運ばれたが意識はあるという。
東ソーでは、有害物質は漏れだしてなく周辺住民に避難の必要はないとしている。
出典
『山口県周南市・東ソー感電事故で1人重傷』
4月6日17時10分にYAHOOニュース(テレビ西日本)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
場内の発電施設で作業をしていた協力会社の20歳の電気工の男性が感電し、けがをしていたという。
男性は当時、ボイラーの配電盤の電気工事を行っていて、何らかの原因で漏電した箇所に接触し、感電したとみられている。
出典
『「爆発音がした」 工場で感電事故 男性作業員が全身やけど 山口県周南市』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180406-00000004-tncv-l40
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。