本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(2010年9月25日 旧ブログ掲載記事)
2010年9月24日19時04分に共同通信から、また、同日21時15分に朝日新聞から、ネットで題記の記事が配信されていた。以下は、両方の情報を加味して作成したもの。
9月24日午後2時20分ごろ、三沢市の住友化学三沢工場でタンクが爆発し、溶接作業をしていた下請け会社の作業員が死亡した。
警察によると、被災者は、高さ2.8m、直径約2mの円柱形タンクの上部に手すりを取り付ける作業をしていたところ、突然爆発し、はじき飛ばされて約3m下の地面に転落した。出火はしなかったが、タンク上部は、約3分の2がめくれ上がった。
タンクにはアルコールが入っていたが、定期修理のため8月上旬にすべて抜き取り、内部は洗浄された状態で空だった。
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010092401000889.html
http://www.asahi.com/national/update/0924/TKY201009240310.html
http://www.asahi.com/national/update/0924/TKY201009240310.html
(ブログ者コメント)
以下のようなことが原因だった可能性がある。
□火気工事前にタンク内ガス検知を実施していなかった。実施していたとしても朝一番だけで、午後一番では実施していなかった。
□仕切り板を入れていなかった配管経由で、誤操作などによって可燃性ガスがタンク内に侵入した。
□タンク底などに残っていたスラッジから可燃性ガスが放出された。しかし、8月上旬に内容物を抜き取ってから時間が経っているので、この可能性は薄いかも。
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(2010年9月16日 旧ブログ掲載記事)
以下の趣旨の記事が、2010年5月13日付の朝日新聞(聞蔵)に掲載されていた。
愛知県刈谷市の産業廃棄物処理会社「三和油化工業」で、昨年10月26日に廃油タンクが爆発炎上した事故で、警察は業務上過失激発物破裂ならびに無許可工事の疑いで当時の工場長ら4人と同社を書類送検する方針。
4人は、タンクにつながる配管を溶接する際、火花が周辺に広がらないようにすることを怠り、タンク内の油などに引火させ爆発を引き起こした疑い。
作業当時、タンク内の廃油を重油にリサイクルするため、可燃性の水溶性アルコールを注入していた。
警察は、タンク近くで火気を使えば爆発を起こす危険があることは明らかで、4人は事故を予見することが可能だったのに、回避する措置を怠ったとみている。
同社では過去にも爆発や火災があったことや、広範囲にタンクの破片が飛び散って被害が出た事故の重大性などを踏まえ、刑事責任が問われることになった。
事故当時の状況を伝えるネット記事
書類送検を伝えるネット記事
2009年11月16日付 該社お詫びのプレスリリース
2010年5月18日付 該社書類送検に関するプレスリリース
(ブログ者コメント)
いまいち、事故時の状況が明確でないが、上記5つの情報を総合すると、以下のような原因だったのかもしれない。
□タンクに水溶性アルコールを注入する作業を行っていたため、タンク液面上昇につれ、ベントから可燃性蒸気が大気に流出していた。
□そのような状況下、タンクの近くで溶接作業を行ったが、火花飛散防止用に水を撒くとか、防炎シートで周囲を囲う、また事前のガス検知などの対策をとっていなかったため、ベントから出た蒸気に引火。火がタンク内に引き込まれて爆発した。
(2010年9月6日 旧ブログ掲載記事)
7月27日付の朝日新聞静岡版(聞蔵)に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
7月26日午前8時50分ごろ、静岡市の三保造船所で、ドックに停泊し修理中だった船舶内で爆発。4人がケガした。
警察や同社によると、船のかじを動かす機械がある舵機(だき)室で溶接作業中に爆発。数人の作業員がガスバーナーに火をつけたところ、可燃性ガスに引火したらしい。
舵機室の下にはペンキを塗ったばかりのタンクがあり、ペンキが気化して可燃性ガスが発生する可能性があったため、船内でガス検知を行っていたが、その説明が伝わっておらず、溶接作業を続けていたとみられる。
同社の部長は、連絡不徹底から起きた事故ではないかと話している。
警察や同社によると、船のかじを動かす機械がある舵機(だき)室で溶接作業中に爆発。数人の作業員がガスバーナーに火をつけたところ、可燃性ガスに引火したらしい。
舵機室の下にはペンキを塗ったばかりのタンクがあり、ペンキが気化して可燃性ガスが発生する可能性があったため、船内でガス検知を行っていたが、その説明が伝わっておらず、溶接作業を続けていたとみられる。
同社の部長は、連絡不徹底から起きた事故ではないかと話している。
(2011年1月7日 修正1; 追記)
2010年7月26日13時21分の共同通信は、事故の状況を以下のように報道していた。
警察などによると、造船所では、漁船(760トン)内のタンクに揮発性のペンキを塗る作業が行われており、4人はペンキからガスが発生していないか安全点検していた。
別の作業員が船内で溶接作業を始めると、爆発が起きたという。
警察は、安全点検を終えないうちに溶接作業を始め、ガスに引火した可能性が高いとみて詳しい状況を調べている。
別の作業員が船内で溶接作業を始めると、爆発が起きたという。
警察は、安全点検を終えないうちに溶接作業を始め、ガスに引火した可能性が高いとみて詳しい状況を調べている。
また、2011年1月6日14時44分に静岡新聞から、20時27分にNHK静岡放送局から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当該事故に関し、労基署が調べた結果、溶接作業で発生した火花が、船内に塗られていたペンキから発生した引火性の気体に引火したことが原因とみられることがわかった。
また、現場には、法律で義務づけられている火気使用禁止看板などは設置されておらず、引火性の気体の濃度測定も行われていなかったことがわかった。
また、現場には、法律で義務づけられている火気使用禁止看板などは設置されておらず、引火性の気体の濃度測定も行われていなかったことがわかった。
労基署は6日、造船会社と安全管理責任者2人を、労安法違反の疑いで書類送検した。
容疑は、責任者の一人は、引火性のある蒸気が充満している場所やその周辺で火気を使うと爆発する危険があったのに、火気使用禁止表示などの対策を講じなかった疑い。
もう一人の責任者は、船内で溶接作業を行わせる際、作業場所とその周辺の引火性の蒸気と可燃性ガスの濃度を測定しなかった疑い。
会社の容疑は、2人の容疑について管理する義務があったのに、適切に対応しなかった疑い。
一方、警察も業務上過失傷害の疑いで捜査を続けている。
容疑は、責任者の一人は、引火性のある蒸気が充満している場所やその周辺で火気を使うと爆発する危険があったのに、火気使用禁止表示などの対策を講じなかった疑い。
もう一人の責任者は、船内で溶接作業を行わせる際、作業場所とその周辺の引火性の蒸気と可燃性ガスの濃度を測定しなかった疑い。
会社の容疑は、2人の容疑について管理する義務があったのに、適切に対応しなかった疑い。
一方、警察も業務上過失傷害の疑いで捜査を続けている。
(2011年6月9日 修正2; 追記)
2011年1月7日付の朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
労基署は、6日、同社の主任2人を労安法違反の疑いで書類送検した。
労基署によると、2人は船内で火気の使用を禁じる表示をせず、可燃性ガスなどの濃度測定を怠った疑い。
(2010年9月2日 旧ブログ掲載記事)
以下の情報が、ネットに掲載されていた。
4月15日午後1時20分ごろ、電子基板の塗料の粉末を製造・集積する過程で、ブタジエンガスが発生。何らかの原因で着火し、爆発した。
(ブログ者コメント)
着火原因に言及した記事は、見当らなかった。
(2010年8月26日 旧ブログ掲載記事)
3月18日午後4時半ごろ、イハラケミカルの静岡工場(農薬製造)で、リン酸排液を溜める円筒形タンク(直径約4m、高さ約8m)が爆発。高さ15mまで吹き飛んで敷地内の駐車場に落下した。近くを歩いていた女性が軽傷(爆風でホコリが目に入る)。タンクの下敷きになった5台の車が壊れた。警察は、内部で気化した液体が何らかの原因で爆発した可能性があるとみて調べている。
ネタ元は下記。
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/100319/szk1003190246002-n1.htm
http://ee-news.seesaa.net/article/143994098.html?1268905644
http://ee-news.seesaa.net/article/143994098.html?1268905644
(ブログ者コメント)
原因に関する他の記事がないかネットで調べたが、事故後5ケ月が過ぎているのに、全くヒットしない。爆発した物質としては、排水中に溶解していた可燃性ガス、プロセス側から混入した可燃性物質などが、また着火源としては第一に静電気が考えられるが、まだ原因調査中なのだろうか?該社は環境報告書を作成していない模様なので、これ以上の調査は困難。
(2010年10月11日 追記)
イハラケミカルが10月7日付で作成した事故報告書が、該社ホームページに掲載されていた。
報告書中、推定原因は、以下の趣旨で記されている。
□タンク内のリン酸溶液に溶け込んでいたトルエン等の油分が蒸発し、タンク内で爆発混合気を形成した。
□タンク内側には、腐食防止用にテフロンライニングを施していたが、リン酸廃液落とし込み時に飛散した液滴が、そのライニングに付着し、流下することで静電気が発生。その静電気がライニング上に蓄積され、ついにはスパークして着火源となった。
□タンク内が爆発雰囲気になる可能性はないと判断して、タンクを放爆構造にしていなかったため、タンクの底部が破断し、約35m、タンク本体が吹き飛んだ。
また、対策が、以下の趣旨で記されていた。
■類似タンクを含め、窒素ガスで気相部を限界酸素濃度以下に管理する。
■タンク内での静電気発生を抑制するため、廃液をタンクに落とし込む方法を変更する。
■静電気の発生を防ぐため、廃液移送速度を制限する。
■タンクにはアースをとり、かつ放爆構造にする。
■静電気災害防止指針を作成し、マニュアルなどに反映させるとともに、従業員に教育する。
(ブログ者コメント)
廃液をタンクに落とし込む方法を変更するとあるが、具合的な方法は記されていない。おそらくはドロップパイプ方式などへの変更だと思われるが、要は液を飛散させないことだ。
(2010年8月19日 旧ブログ掲載記事)
大阪府淀川区の森田化学工場にて、三フッ化ホウ素ガスホルダーの半年に一度の定期整備作業中に、表記の事故が発生した。
該社作成の報告書に記載されている要点は、以下のとおり。
・ガスホルダーの入口、出口配管付近に溜まっているスラッジの除去作業中、入口配管に誤って水道水ホースを接続し、水を流したため、ホルダーのシール部に水が混入した。
(通常は、ホースから出る水の圧力を利用して棒などでスラッジを掻きだしていた)
・誤注入した水を抜き出そうとドレン弁を開けるも、水は出ず。
・そこで、ガスホルダーの上部隙間からパイプを挿入するなどして、シール部に溜まった水とスラッジを抜き出そうとするが、水は抜けるも、スラッジは抜けず。
・次の一手として、スラッジを手で掻き出せるほどの大きさの穴を開けようと、電気グラインダーで側壁の一部を切断することに決定。作業を開始したが、その5分後に、ホルダー可動部が吹き飛んだ。
・その時、天板上では別チームの4人が天井部のマンホール取り外し作業中だったため、飛ばされて死亡した。
原因は下記。
・シール部に溜まっていたスラッジには中間生成物としての含フッ素ホウ酸が含まれており、それと誤混入した水とが反応してフッ酸とホウ酸が生成した。
そして当該酸とホルダー材質の鉄とが反応して水素が発生。
そこに、電動グラインダーが使われたため、その火花が着火源となって水素に着火し、シール部空間の急激な圧力上昇によって可動部が吹き飛んだ。
そして当該酸とホルダー材質の鉄とが反応して水素が発生。
そこに、電動グラインダーが使われたため、その火花が着火源となって水素に着火し、シール部空間の急激な圧力上昇によって可動部が吹き飛んだ。
詳細な対策は策定中だが、中間報告としての報告書が作成されている。
(ブログ者コメント)
1.森田化学工業のホームページに、「事故原因調査報告書」と「事故対策調査報告書」が掲載されていた。
普通、この手の報告書は官庁に提出するだけで、公表されることは稀。私も、多分掲載されてないだろうと思いつつアクセスして、ちゃんと掲載されていたので驚いた。
事故が起きたことは別として、森田化学工業の安全への取り組み姿勢に敬意を表したい。公表していただいたおかげで、類似プロセスを保有している会社は、自社の安全性を再確認できるようになりました。
2.事故を予見することは難しい。特に、このケースの場合、スラッジの中に水との反応性の高い中間生成物が含まれていることなど、誰も思っていなかったのではないか?
こう言っては失礼かも知れないが、200人に満たない規模の会社では、そこまでの予想は無理だろう。
今回の事故は、これが専門の安全スタッフを何十人も抱える大企業であっても、予見はかなり難しかったのではないかと、私は思う。
こう言っては失礼かも知れないが、200人に満たない規模の会社では、そこまでの予想は無理だろう。
今回の事故は、これが専門の安全スタッフを何十人も抱える大企業であっても、予見はかなり難しかったのではないかと、私は思う。
しかしながら、安全管理に問題があったとして会社ならびに所長など数名の方が既に書類送検されている。
はてさて、どの部分を警察は問題にしているのだろうか?
作業計画を事前に知り、事故を予見できたにもかかわらず対策を講じなかった、と判断してのことらしいのだが、会社としてスラッジ中にあのような中間生成物が存在し得ることを知っていた、ということだろうか?
はてさて、どの部分を警察は問題にしているのだろうか?
作業計画を事前に知り、事故を予見できたにもかかわらず対策を講じなかった、と判断してのことらしいのだが、会社としてスラッジ中にあのような中間生成物が存在し得ることを知っていた、ということだろうか?
(2011年3月25日 修正1; 追記)
2011年3月23日15時0分に、産経関西から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地検は、当時の事業所長(53)とグループマネジャー(38)を22日付で業務上過失致死罪で在宅起訴した。
起訴状によると、所長ら2人は、タンク内に水素が発生していることを疑う兆候があったのに調査せず、タンクに穴を開ける作業をさせて水素爆発を起こし、作業に当たった4人を死亡させたとされる。
起訴状によると、所長ら2人は、タンク内に水素が発生していることを疑う兆候があったのに調査せず、タンクに穴を開ける作業をさせて水素爆発を起こし、作業に当たった4人を死亡させたとされる。
(ブログ者コメント)
8月19日の記事中、ブログ者は「この事故の予見は難しかったのではないか?」とのコメントを書いた。それが、今回、起訴状には「水素が発生していることを疑う兆候があったのに調査せず」と書かれている由。
そこで、再度、事故原因調査報告書を見直したところ、事故に至る経緯として、そのような記述は見当らなかったものの、安全管理上の問題として「危険予知の機会もあったと考えられるが、危険性を認識できなかった」ことが、また、事故原因のまとめとして「日頃培ってきた危険に対する感受性がその場において発揮されず、危険予知をすべきとことでできなかった」ということが書かれていた。
恐らくは、このことであろう。
そこで、再度、事故原因調査報告書を見直したところ、事故に至る経緯として、そのような記述は見当らなかったものの、安全管理上の問題として「危険予知の機会もあったと考えられるが、危険性を認識できなかった」ことが、また、事故原因のまとめとして「日頃培ってきた危険に対する感受性がその場において発揮されず、危険予知をすべきとことでできなかった」ということが書かれていた。
恐らくは、このことであろう。
しかし、具体的にどういうことを見逃したというのだろうか?その点こそが同種事故の再発防止に役立つ筈であるのに、その情報がまだ出てきていないのが残念だ。
(2012年1月7日 修正2 ;追記)
2012年1月6日19時37分に、NHK大阪から裁判の途中経過が以下のように報道されていた。
業務上過失致死の罪に問われている元事業所長ら2人は、裁判で「爆発は予測できなかった」と無罪を主張した。
元事業所長(54)と元グループマネージャー(39)が、水素ガスがたまっているおそれがあると知りながら作業させたとして、業務上過失致死の罪に問われている。
6日、大阪地裁で開かれた裁判で、2人は「水素ガスが発生しているとは知らなかった」と述べて起訴内容を否認し、弁護士も「爆発は予測できず過失はない」として無罪を主張した。
これに対し検察は「設備のフタが通常よりも上昇していたことから、水素ガスの発生は予測できたはずだ」と指摘した。
(2012年5月1日 修正3 ;追記)
2012年4月27日12時45分に読売新聞から、元所長らに有罪判決が下ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
業務上過失致死罪に問われた元事業所長(54)、元グループマネージャー(39)両被告に対し、大阪地裁は27日、執行猶予付きの禁錮刑判決を言い渡した。
量刑は、元所長が禁錮2年6月、執行猶予5年(求刑・禁錮2年6月)、元グループマネージャーは禁錮2年、執行猶予5年(同・禁錮2年)。
判決によると、両被告は、上ぶたの上昇などタンク内に水素が発生したことを疑わせる兆候を認識したのに調査せず、同月24日朝、従業員に火花が出る電動工具でタンクに穴を開ける作業をさせて水素爆発を引き起こし、タンク上にいた別の従業員ら4人を死なせた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120427-OYT1T00432.htm
一方、4月27日付の朝日新聞関西版からは、上記とは若干ニュアンスが違った内容の記事がネット配信されていた。
判決によると、2人は別の作業員が付着物を取り除こうと誤って大量に注入した水との化学反応で、鉄製タンク内に水素が発生していたのを認識しながら、電気工具でタンクに穴を開けさせ、火花で爆発を起こさせた。
2人は「大量の水素があると認識するのは困難だった」と反論していたが、判決は、タンクの上ぶたが内圧で持ち上がっていた点などから、予測できたと判断した。
出典URL
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201204270031.html
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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