忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(07/24)
(07/23)
(07/23)
(07/22)
(07/21)
(07/20)
(07/20)
(07/19)
(07/19)
(07/18)
(07/17)
(07/16)
(07/16)
(07/15)
(07/15)
(07/14)
(07/14)
(07/13)
(07/13)
(07/12)
(07/11)
(07/11)
(07/10)
(07/10)
(07/09)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12

2011年11月17日19時1分にMBSニュースから、11月18日付で朝日新聞神戸版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

明石市のD化学二見工場で、17日午前11時20分頃、「シンナーの作業中に爆発した」と消防に通報があった。
警察によると、この工場では機械金属の塗装などをしていて、作業員3人が工場用空気圧縮装置のタンク(高さ2.2m、直径1.3m)の塗装をシンナーで仕上げている最中に爆発したという。

「ボーンというすごい音がした。(作業員に)火がついていたから自分で消した」(工場にいた作業員)
火はすぐに消し止められたが、近くにいた46歳の男性作業員が顔や手にやけどをして重傷、別の作業員2人も熱風を吸い込むなどして軽傷。

警察と消防で現場検証をして、爆発の原因を調べている。


出典URL■■■


なお、作業状況については、メディアによって報道内容が若干異なっている。

「11月18日2時10分 msn産経ニュース兵庫」

同工場は、金属の表面のコーティング処理などを手がけており、従業員はシンナーを使用して空気タンク内の油を取り除く作業を行っていたという。
      ■■■

「11月17日15時7分 KTVニュース」

作業員たちが空気を入れるタンクで、シンナーを使って内部のサビを取る清掃作業をしていた際に、突然、爆発が起きたという。
   
 ■■■

「11月18日付 朝日新聞神戸版(聞蔵)」

シンナーを使って内部などの清掃作業をしていたところ、気化したシンナーに引火したらしい。



(ブログ者コメント)

タンク内部に充満したシンナーが爆発した模様。 とすれば、着火源は何か?
まず考えられるのは静電気だ。
しかし、タンクの大きさからすると、身体のそこかしこがタンク本体に接している状態だろうから、人体帯電ということは考え難い。
作業用の器具が関係した可能性もあるが、どんなものを使って作業していたのだろうか?
あとは、照明器具をタンク内に入れていたとかタンク外の着火源。
可能性があるとすれば、その程度だろう。



読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR

2011年11月6日付で、朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、事故発生を報じる下記趣旨の記事がネット配信されていた。また5日17時30分に、テレビ大分から同趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午前10時ごろ、大分市の下水道工事現場でガス爆発があり、男性作業員(33)が顔や手にやけどを負った。
また、重さが40kgほどある周辺のマンホールの蓋が吹き飛び、駐車していた車の一部が破損した。
爆発があったのは、地下約2.4mの下水道管内。

市によると、作業員は管の横を地下1.3mまで掘削し、そこから住宅に配管するための穴開け作業をしていた。
作業中に飛び散った火花が管内に落ち、充満していた可燃性ガスに引火したという。
作業員は病院で治療を受けた後、帰宅した。

市は午前10時21分に現場監督から連絡を受けた後、民間会社にガス検知を依頼。可燃性ガスがあることが判明したため、2次災害防止の観点から、約6時間後の午後4時15分に119番通報した。
市の下水道建設課長は「すぐに鎮火したことや、ガスのにおいがしなかったことから、その時にはすぐに通報すべきだとは考えなかった」と話している。


出典URL■■■


また、その後の経緯や原因などについて、2011年11月8日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)と大分合同新聞から、下記趣旨でネット配信されていた。

7日、現場周辺の下水道管から高濃度の可燃性ガスが検知された。消防は一帯を火災警戒区域とし、ガス会社に団地内のプロパンガス供給(117世帯)を停止するよう指示。同日夕には、ガスは検知されなくなった。

市は、午前中、団地一帯の下水道管43箇所を調査。半数で可燃性ガスが検知され、3箇所では濃度100%だった。
これを受け、消防も午後2時ごろから消防車を出動させて現場周囲の下水道管を調べ、約25箇所でガスを検知した。
このため、住民に火の使用を控え、窓を閉めるように指示。
ガス会社に団地全体のガス供給停止を求めた。
また消防は約1時間、マンホール内に機械で空気を送り込み、ガスを拡散し除去した。
結果、ガス濃度が下がり、午後4時半に警戒区域を解除した。

供給されるプロパンガスは、団地内のタンクから地中のガス管を通じて家庭に送られる。
何らかの原因で漏れたガスが、同じ地中内に整備されている下水道管に流れ込んだとみて、市などが調べている。

家庭へのガスは、ボンベによる戸別供給に切り替えた。
  管理会社によると、これまで40カ月に一度、配管の点検を実施。最後に点検したのは昨年6月で異常はなかった。2カ月以内に配管を全て交換する。

5日にあった爆発事故は、生活排水を流す設備を下水管につなぐ作業中に発生。何らかの原因で下水道に充満していたガスに電動工具を使った際の火花が引火したとみられる。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

今回事故の原因は外部からのガス流入だった模様だが、下水道管には、有機物が腐敗して生じるメタンガスが滞留している恐れもある。
一方、過去に本ブログでは、古河市の下水道工事でマンホール内に入り、酸欠になったという事例も紹介している。

普段、滅多に人が入ることがない場所に入るとか工事する時は、長時間開放後に入るとか事前にガス検知するなどの対応が望まれる。




(2011年11月30日 修正1 ;追記)

2011年11月28日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故の善後策として、市がプロパンガスを使っている市内の集合住宅など、23箇所の供給方法を調べ始めた。
調査は、事故が起きた団地と同様に埋設管を使っているか、マンホール内に可燃性ガスがあるかどうかをチェックする。



(ブログ者コメント)

事故が起きた団地内だけの確認で済ますかと思いきや、他の集合住宅もチェックするという。
これぞ、事例の横展開対応だ。




(2012年4月24日 修正2 ;追記) 
 
2012年4月20日19時45分にNHK大分から、また4月21日付で毎日新聞大分版と朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、横展開調査した別の団地でもガス漏れが発見されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大分市内の3つの住宅団地でガス漏れが起きているおそれがあることがわかった。
検出されたガスの濃度は低いため爆発のおそれはないが、ガス会社が新しい配管への交換作業を進めている。


ガス漏れが起きているおそれがあるのは、いずれも大分市のガス会社「ダイプロ」が配管でプロパンガスを供給している大分市の緑が丘団地、ふじが丘団地、光吉団地。
市によると、ガス管の腐食部分からガスが漏れてほぼ同深度の下水管に接続部から流入した可能性が高い。
会社によると、検出されたガスの濃度は0.02%から0.46%で、いずれも爆発するおそれのない低い濃度だという。

これは、去年11月に大分市森町で市の下水道のマンホールに高い濃度のガスが漏れ出して爆発した事故が起きたため、事故があったところと同じシステムでガスが供給され、かつ、市管理の下水道を利用している住宅団地を市が調べた結果、明らかになったもの。

ガス会社によると、緑が丘団地の配管はすでに交換を終え、残りの2つの団地も来月中には新しいガス管に交換する予定で、それまでは個別にボンベで供給するという。
会社は、「管の老朽化が原因で漏れ出たと考えられる。古いガス管を引いている団地については順次、新しい管に交換していきたい」と話している。


去年11月のガス漏れに関し、九州産業保安監督部は、「爆発事故との因果関係は不明だが、腐食防止の措置をしていないガス管があったため」と説明している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5074594441.html
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120421ddlk44040558000c.html
 
 
  
(ブログ者コメント)
 
事例の横展開によって、次に起こるかもしれなかった事故を防げた感がある。
 


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


2011年10月28日22時40分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午後3時40分ごろ、佐世保市のM造船が建造中のタンカー船首部分で小規模な爆発が起きた。

近くで溶接をしていた造船所下請け会社作業員(56)が巻き込まれ、脚や上半身にやけどを負った。
やけどの程度は不明だが意識はあるという。

警察は、タンカー内のタンクにたまった可燃性ガスが、溶接作業の火花で引火した可能性があるとみて、爆発の原因を詳しく調べている。


出典URL■■■



(2011年11月13日 修正1 ;追記)

2011年11月10日17時42分にNHK長崎から、事故原因等に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。

やけどを負って病院で治療を受けていた作業員男性が昨夜、亡くなった。
警察などによると、男性は、全身の60%にやけどを負う重傷で、治療が続けられていたが、昨夜11時半ごろ、細菌が血液に入りこむ敗血症が原因で、亡くなったという。

消防などによると、爆発は、塗装を終えた給水タンク付近で溶接作業を行ったときに起きたということで、塗装で発生した可燃性のガスが溶接の火花で引火したのではないかとみられている。
「M造船」などによると、男性はベテランの従業員だったということだが、溶接作業の際の換気が十分でなかったという話もあり、警察などでは、当時の詳しい状況を調べている。


出典URL■■■



(2011年12月4日 修正2 ;追記)

2011年12月2日7時1分にNHK広島から、当時の責任者らが書類送検されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察によると、この船では事故の2日前に塗装作業が行われており、塗料などからでた可燃性のガスが船内にたまり溶接の火花に引火して爆発したとみられるという。

警察が調べを進めていたが、この会社の68歳の現場責任者と65歳の作業責任者の2人が、溶接作業の際に義務付けられている可燃性ガスの濃度の測定をしていなかったことが分かり、警察は1日、2人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。




(2012年9月9日 修正3 ;追記)

2012年9月6日19時34分にNHK長崎から、また9月7日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、タンクの塗装が乾燥しきってないのに周辺で火気工事させていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

爆発は塗装作業を終えたばかりのタンク付近で、作業の際に発生した可燃性のガスに溶接の火花が引火したことが原因だとわかった。

その後の佐世保労基署の調べで、現場に通じる船底タンクで別の下請け会社が、前日に有機溶剤を含む塗料を使用し、タンクが乾燥しきっていなかったにも関わらず、M造船は男性の下請け会社に対して引火しやすい危険性を周知しておらず、また、立ち入りを制限するなどの必要な措置も取っていなかった疑いが強まった。

このため、同署は、会社の安全管理に問題があったとして、M造船と会社の安全担当者を労安法違反の疑いで書類送検した。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034823911.html
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


2011年10月18日付で、毎日新聞山口版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山陽小野田市のガス容器検査会社「S容器検査」で17日午前9時ごろ、爆発があった。
ガスボンベを再利用するため、塗装を乾燥させる部屋で作業中に爆発したとみられ、男性社員(26)が両ひざをすりむくけがをした。
警察は爆発の原因を調べている。

警察によると、同社はガスボンベの再利用のために検査し、塗装やバルブの取り付けをする会社。
当時、男性社員は同僚男性と2人で、屋内の検査場(約380m2)に設けられたプレハブ平屋(縦6.6m、横2.2m)の乾燥室内で、プロパンガスが抜かれ再塗装したボンベをバーナーで乾燥させたり、バルブの取り付け作業中だった。

ガスボンベは作業前、別の場所でガスを抜くという。
乾燥室内にはガスを抜いた一般家庭用の50kgガスボンベ約20本が置かれていた。
爆発の影響で窓ガラス5枚が割れ、鉄板製とコンクリート製の壁が損壊するなど被害がでた。
現場付近は工場が点在する場所。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

ボンベに残留していたガスあるいは蒸発した塗料溶剤が爆発したものと思われる。
着火源はガスバーナーだろうが、これは強力な着火源につき、可燃性ガス濃度が2~3%(一般的な可燃性ガスの爆発下限濃度)に達すれば、爆発し得る。
普段より乾燥室の気密性が高かったとか、いつもより多くのボンベを同時に乾燥させていたとか、そんな事情はなかったのだろうか?


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]


2011年9月24日2時9分に、msn産経ニュース群馬から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日午後5時45分ごろ、太田市の「O製鉄」群馬工場内の加熱炉付近でガス爆発、加熱炉一部とスレート葺き建屋の壁や天井の一部が壊れた。この事故によるけが人などはなかった。

警察によると、事故があったのは同工場敷地内の圧延工場に設置された加熱炉。
棒状の鉄スクラップを加熱し、板状に延ばす作業の準備のため、炉内温度をガスバーナーで1300℃まで温めていたところ、点火した火が突然消え、排気管のガスに何らかの火が引火して爆発したとみられる。

警察で詳しい原因を調べている。


出典URL■■■   
           ■■■



(ブログ者コメント)

9月23日0時53分のmsn産経ニュースでは、事故時の状況が以下のようにネット配信されていた。いずれが正か、あるいはどちらも正かは不明。

警察によると、当時は炉の予熱作業中で、炉の火が消えたため、バーナーに点火すると、爆発した。作業員は炉から離れた運転室で作業していた。


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


2011年9月7日11時38分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日午前10時25分ごろ、千代田区の科学技術館5階でガス爆発があり、「けが人がいる」と119番通報があった。
警察によると、5階イベントホールで41歳と47歳の男性作業員2人が天井の水漏れ工事中、配水管と間違えてガス管を電動のこぎりで切断し、漏れたガスに引火して爆発したという。2人は顔などをやけどして重傷。
7日は休館日だった。 同館の女性職員は「突然、ボンという大きな音がして、警報器が作動した。詳しい状況を確認している」と話した。


出典URL■■■


(ブログ者コメント)

水道管や排水管と間違えてガス管に穴を開け爆発したという話は、しばしば聞くところだ。
間違えるのを防止するため、ダブルチェックとか対象配管のマーキングなど、いろいろと対策が取られていると思うが、今回、どこでミスしたのだろうか?



読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


2011年9月6日15時21分にmsn産経ニュースから、同日20時6分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日正午ごろ、練馬区の都営アパートで、点検作業中のエレベーター付近で爆発が起き、作業に当たっていた「日本エレベーター製造」の男性作業員(26)が顔などにやけどの重傷。別の男性作業員(25)も腕などに軽いけがを負った。

警察などによると、2人はエレベーターの異常音の原因を調べるため、同日午前9時ごろから作業。
事故当時は、エレベータを1階に停止させ、1人がエレベーターの下に入って部品の交換作業をし、もう1人が内部で点検作業をしていたという。

エレベータの下に入って作業していた26歳の男性作業員は、「たばこに火を付けようとしたところ爆発した」と話しているという。
警察は、点検作業で有機溶剤を使い、揮発性の高いガスが充満しているところにたばこの火が引火したとみて、詳しい事故原因を調べている。


出典URL■■■
           ■■■



(ブログ者コメント)

□「たばこの火が引火」と報道されているが、正確には、「たばこに火をつけようとした時のライターかマッチの火が引火」と書くべきだろう。
□しかし、そもそも、仕事中の現場でたばこを吸おうとしたこと自体が信じられない。4S、5S活動が徹底されない職場では、いつか事故が起きる・・・・そんなことを教えてくれる事例だ。



読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[1回]

20116181856分にmsn産経ニュース埼玉から、また19日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午前11時半ごろ、深谷市のマンション1階にあるポンプ室で爆発があり、ポンプ室内で作業をしていた63歳と30歳の男性作業員2人が顔などに重軽傷を負った。
警察の調べでは、ポンプ室には水をくみ上げるモーターや配電盤などの消防設備があり、この日は7人でスプリンクラーの点検作業をしていた。
作業員らは「配電盤のモーターの電源スイッチを入れたところ火が出た」と話しているといい、警察はガス漏れによる爆発の可能性もあるとみて詳しい事故原因を調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□ポンプ室周辺を通っているガス管からガスが漏れていた可能性がある。ただ、それならガス臭に気が付いてよさそうなものだが?
□7人のうち2人だけが重軽傷というのも、よく分からない。他の5人は、たまたま外に出ていたとか、何かの陰になっていたということだろうか?
 


(2012年10月28日 修正1 ;追記)

2012年10月20日付で毎日新聞埼玉版から、前からガス臭がしていたのに放置していた、などの新情報がネット配信されていた。

県警は19日、マンション管理会社の29歳と42歳の男性社員2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検した。

容疑は、男性社員(29)が10年3月、「プロパンガスに似たにおいがする」などの報告を同社管理員から受けたが、忘れて放置。
さらに男性社員(42)は昨年5月、マンホールから噴出している泡とガス臭に似た異臭を自ら確認したが、措置を取らず放置した。

これにより、マンションに供給されている都市ガスの配管の穴が開いた部分からガスが漏出し続け、消防設備の点検作業中に引火、爆発。
男性(当時63歳)が全身やけどで死亡し、別の男性(32)が全身やけどで全治6カ月の重傷を負ったとしている。

県警によると、2人は容疑を認めているという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20121020ddlk11040236000c.html


また、10月20日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)からも、若干異なるニュアンスの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。

警察によると、2人は都市ガスの配管が腐食で劣化し、ガスが漏れているのを確認していたにもかかわらず、点検作業をさせ、引火爆発によって男性作業員(当時63)を死亡させ、別の男性兌業員(32)にも大やけどを負わせた疑い。

警察は、2人が事故の約1ケ月前に実際にガスの臭いなどを確認していたことを重視。
対策せずに放置したため爆発が起きたと判断した。


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2011614日付の朝日新聞さがみ野版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
13日午前5時50分ごろ、厚木市のO歯車工業厚木第1工場から「爆発音がして機械から煙が出ている」と110番通報があった。
警察によると、工場内に設置された歯車の熱処理をする機械が爆発し、発生した爆風などで10数m上の天井に幅20~30cm、長さ3mほどの亀裂ができ、側壁の一部も損傷した。近くに従業員はおらず、けが人はなかった。
熱処理作業で使うブタンガスが充満し、引火した可能性があるという。
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[7回]

2011617日付で茨城新聞から、18250分にmsn産経ニュース茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後1時半ごろ、住友金属工業鹿島製鉄所のエネルギーセンターのボイラーが爆発し、作業員(57)の顔に破片が当たって、あごの骨を折るなどして全治約1カ月のけがを負った。鹿嶋署で原因を調べている。
同製鉄所などによると、事故当時はボイラーへの点火作業を2人で行っていた。もう1人の作業員は目に異物が入ったが、けがはなかった。爆発の影響で配管などの付帯設備が損傷した。同ボイラーは、構内の工場が操業するためのボイラーの一つ。
 
 
 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20116162121分にNHK佐賀から、617日付で佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午後4時半ごろ、伊万里市のN造船所で、作業員(39)が船の鉄板を削る作業をしていたところ、大きな音を立てて爆発した。作業員は全身に大やけどしたが、意識ははっきりしているという。火災などはなかった。
警察によると、爆発があったのは船のエンジンルームで、この作業の前には別の作業員がガスを使った溶接をしていたという。
警察は、溶接などの際にガスが漏れ、鉄板を削る作業で飛んだ火花が引火した可能性があると見て会社側から作業の安全性について事情を聴いている。
エンジンルームは気密性が高いという。
 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2011616日付の読売新聞埼玉版ならびに毎日新聞埼玉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
15日午後2時15分頃、鳩ヶ谷市のマンション敷地内でプロパンガスの円柱形タンクが爆発、炎上し、作業中のガス関連会社の社員4人がやけどを負った。4人とも重傷で、1人は全身やけどという。火は、車とバイク計3台、隣接するアパート1室を全焼するなどして、約1時間半後に消し止められた。警察で出火原因を調べている。
タンクは高さ約2m、直径約1m。4人は、5年に1度の安全弁交換のため、タンクに上るなどして作業していた。作業中にタンク内のガスが漏れ、引火したとみられる。

近くで植木の手入れをしていた男性(68)によると、シューッと音がした後、ガスの臭いがして、突然「ドーン」と爆発音が響いた。作業員とみられる男性2人が路上に飛び出し、「消防と救急を呼んでください」と言うと地面に座り込んだ。タンクからは赤い火柱が上がり、建物の2階部分まで達していたという。
マンション管理人は、「工事会社の担当者から、安全弁の不具合でガスが漏れ出して出火した可能性があると聞いた」と話した。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
ガス漏れから爆発まで少し時間がかかっているようなので、着火源としては静電気以外、台所の火とか自動車のエンジンなどの可能性も考えられる。
 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[2回]

2011317日付で朝日新聞岐阜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (別事例調査中に見つけた記事)
 
16日午後4時50分ごろ、各務原市の塗装会社「D社」で火災があり、鉄骨2階建ての工場約640m2が全焼。従業員の女性(50)が頭を打撲するなどの軽傷を負った。
警察などによると、従業員が塗装した建材を乾燥用の炉(幅4m、奥行き2m、高さ2m)に入れたところ、10分後に突然、炉の内部から爆発音がしたという。その後、何らかの原因で建物に引火したとみられる。
当時、炉の近くで従業員がガスを使って建材に塗料をつける作業をしていたといい、警察で原因を調べている。
 
 
(ブログ者コメント)
 
□文脈から考えると、塗料をつける作業をしていた従業員は、被災者とは別の人だったのかもしれない。
□他ブログに、中京テレビ報として「従業員女性は乾燥炉で建材を乾かす作業をしていた。爆風で飛ばされて頭を打った」と書かれていた。
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2011514日付で、朝日新聞備後版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。  (別事例調査中に見つけた記事)
 
13日午後1時10分ごろ、三原市のO造船所ドック内で爆発があった。
 
警察によると、爆発があったのはドック内で改造中のコンテナ船(約3000トン)の船首部にある倉庫付近。近くで作業していた中国籍の実習生の溶接作業員(22)が吹き飛ばされ、約6m下の船底部に転落。病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
 
警察によれば、同僚数人と溶接作業などを終え、ハッチを抜けようとしたところで爆発に遭ったらしい。海保は、倉庫内の一酸化炭素濃度が高いため、14日以降、原因を調べる。
 


(2011年9月20日 修正1 ;追記)

2011年9月16日付で、朝日新聞備後版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三原労基署は、15日、O造船所の艤装部長(65)と同社を労安法違反の疑いで書類送検したと発表した。
コンテナ船の改造工事で、溶接作業する前に引火性ガスの濃度を測定しなかった疑い。

事故の2日前に内部で塗装作業があり、ガスは塗装材から出たとみられる。
事故では溶接作業で出た火花が船首の内部に溜まっていたガスに引火して爆発。船首の甲板付近で作業していた下請けの派遣会社社員だった中国人男性が吹き飛ばされ、転落死した。



(ブログ者コメント)

事故発生時の状況が第1報と違うが、最新版の今回記事のほうが正しいのだろう。


読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20115312148分に、山陽新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午後5時10分ごろ、備前市の青果会社「H青果」の事務所兼店舗(鉄骨スレート一部3階)から「ボーン」という爆発音とともに1、2階の窓ガラスが飛散した。周辺の民家などの窓ガラスも割れた。爆発時、1階に1人、店外に2人いたが、けがはなかった。
消防などによると、同社には地下室があり、バナナを熟成させるため、カーバイドと水を使ってアセチレンガスを発生させていた。
警察が原因を調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□バナナの熟成にエチレンガスを使うことは知っていたが、アセチレンガスとは初耳だ。エチレンガスよりもカーバイドのほうが入手しやすいからだろうか?
□この業界、こういった方法が広く行われているのだろうか?ざっと調べたが情報は見つからなかった。どのように安全管理しているか、気になるところだ。
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


2011526225分に、msn産経ニュース広島から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
25日午前7時半ごろ、呉市の桟橋に係留されていた作業船「福栄丸」(14トン)で爆発があり、船に乗っていた近くのAさん(72)が顔や両手にやけどを負って市内の病院に運ばれた。
海保によると、Aさんは船の点検のために乗船し、ガスコンロに火をつけようとしたところ、爆発したという。海保は、ガス漏れが原因とみて調べている。
 
 
 
 
(2011年6月19日 修正1 ;追記)
 
2011526日付の朝日新聞広島版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
船の整備中、操舵室のコンロに点火したところ爆発。ガスボンベの調整器のゴムパッキンが劣化しており、そこから漏れたガスに引火したらしい。
 

 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2011518日付で、中日新聞と毎日新聞福井版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
17日午後1時40分ごろ、鯖江市の産業廃棄物中間処理業「S中部」敷地内で、廃油タンクの取り換え工事中に爆発があり、作業員(38)が顔や両腕、胸などに軽いやけどを負った。
警察によると、廃油タンクは幅3m、奥行き6m、高さ3.6mで12個を連結してあり、このうち一部を交換していた。事故発生時は、作業員ら2人が交換し終えたタンクの上部で、転落防止用の手すりの溶接工事をしていた。
警察は、
溶接作業で発生した火花が、タンク内に充満していた気体などに引火した可能性があるとみている。18日午前9時から実況見分し、詳しい原因を調べる。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□隣のタンクのベント排ガスに引火した可能性がある。
□小規模事業所ということで、火気管理がさほど厳しくなかったのだろうか?
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201151626分に、msn産経ニュース滋賀から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前11時15分ごろ、守山市の段ボール加工会社「もりた紙業」の工場が爆発音とともに出火。火は約1時間半後に消し止められたが、鉄骨平屋建ての工場と、隣接する鉄骨2階建ての事務所計約660m2が全焼した。警察は工場の内部から爆発、出火したとみており、詳しい原因を調べている。
第1発見者(63)によると、「ボーン」と突然大きな爆発音がして、直後、工場の窓ガラスが割れ、火が窓から3~4mの高さまで吹き出したという。


警察によると、「もりた紙業」では段ボールの加工や印刷を行っており、工場内には段ボールのほか、インクや機械類が置いてあったという。
15日は工場の定休日だったが、工場長が午前11時ごろまで事務作業をしていた。機械類は動かしていなかったという。
 

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110516/shg11051602080003-n1.htm

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道された内容から考えると、結構大量の可燃性ガスor蒸気が、工場内全体あるいはどこかの部屋に充満していたのかもしれない。

最も考えられるのは、腐食か何かでガス管に穴が開いて、ということだ。

印刷インクに含まれる溶剤の蒸気だった可能性も考えられるが、インク缶の1ケや2ケ、蓋を開けたまま置いていたからといって、それほど大量の溶剤蒸気が充満するとは考え難い。

原因は不明だが、とりあえず「ガス爆発」カテゴリーに入れておく。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]


情報が錯綜しているが、2011513126分に朝日新聞から、同日1251分に共同通信から、また共同印刷から13日付でネット配信されていた記事、お知らせを整理すると、以下のような状況だったものと推察される。
 
13日午前8時半ごろ、文京区の「共同印刷」本社敷地内の工場から出火。2階部分約10m2を焼き、30~60代の男性従業員4人が顔や腕などに重軽傷を負った。命に別条なし。
出火時の状況は、3つの情報を整理すると、オフセット輪転機から出火したので乾燥機の電源を従業員が一旦落としたが、火が収まったと思って再び電源を入れたところ爆発した、ということらしい。ガスを使っていたという情報もある。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□以前、印刷機周辺ではしばしば火災が起きることがあるという話を聞き、それはインキとローラー間で沿面放電が起きるからではなかろうか?と考察したことがある。今回も、そういった原因で着火したのだろうか?
 
 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2011412日 旧ブログ掲載記事)
 
2011412111分付で、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月31日午後5時35分ごろ、熱海市の自動車修理業「角忠自動車工業」で、修理工(44)がドラム缶を切断していたところ、突然缶が破裂し、飛んできたふたが頭に直撃し間もなく死亡した。警察で爆発した原因などを調べている。
警察によると、被災者は畑で汚れた手を洗うために水をためるおけを作っており、切断時に発生した火花が、缶の中の物質に引火したとみられる。


(ブログ者コメント)
 
□使用済容器に火を入れる場合、中に何が入っていたか確認するのが鉄則のはずだが?
□破裂ということから考えると、キャップを閉めたまま切断したのではないか?キャップさえ開けていれば、そこから火が噴き出す程度で済んだかもしれない。ただ、ロケットのようにドラム缶が飛んで行った可能性はあるが・・・。
 
 
読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]