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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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201881日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8645/

 

 

(2019年10月13日 修正3 ;追記)

 

20191071654分に時事ドットコムから、間違った重量を指示した責任者や確認を怠った操縦者らが県警から書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警捜査1課は7日、業務上過失致死傷容疑で、神鋼子会社の「コベルコ建機」(広島市)の社員で現場責任者だった男性(29)とクレーン操縦者の男性(29)を書類送検した。

同課によると、2人とも容疑を認めているという。


送検容疑は、現場責任者が大型クレーンの性能試験で、約130トンの鉄の重りをつり上げる予定だったのに、誤って約10トンの上乗せを指示し、操縦者も確認を怠って試験を継続したためクレーンが倒壊し、作業員らを死傷させた疑い。

 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100700797&g=soc

 

 

107133分に日本経済新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現場責任者である班長代行は「記憶違いで誤った重量を指示した」と供述している。

 

・・・・・

 

捜査1課によると、クレーンはアームを含む高さが約180メートルあり、納品前のテストをしていた。

 

アームの根元付近の固定ボルトが破断して折れ曲がるようにして倒れた。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50684020X01C19A0AC1000/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50684020X01C19A0AC1000/

 

 

1071532分にNHK兵庫からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

クレーンでの作業は、法律に基づいてつり上げられるおもりの上限などが定められていて、警察によりますと、当時、おもりの上限は、およそ130トンでした。


しかし、現場責任者は、誤ってこれを11トン超過した141トン余りのおもりをつり上げるよう指示し、クレーンの操縦士は、モニターが異常を示していたにもかかわらず作業を継続していたということです。


警察は、上限を超えたおもりで、クレーンがバランスを崩して事故につながったとして、7日、業務上過失致死傷の疑いで2人を書類送検しました。


これまでの調べに対し、2人は容疑を認めていて、このうち現場責任者は、「おもりの上限を確認していなかった」などと話しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20191007/2020005060.html

 

 

1082148分に神戸新聞からは、労基からも書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

兵庫労働局加古川労働基準監督署は8日、労働安全衛生法違反の疑いで、クレーンの製造会社「コベルコ建機」(広島市)と、同社社員の現場責任者の男性(29)=姫路市=を書類送検した。

 

同監督署によると、クレーンのつり上げ能力を確かめる検査をしており、社員4人が関わっていた。

 

直前に重りの構成を変えることになったが、現場責任者が誤って、規定を大幅に上回る重量をつり上げるよう指示したという。

 

同監督署は、重りを間違えたことに加え、クレーンに過度な負荷がかかる角度で旋回したことなどが事故の原因とみている。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201910/0012772898.shtml

 

 

109530分に神戸新聞からは、下記趣旨の補足的記事が倒壊に至る図解付きでネット配信されていた。

 

当時、クレーンのつり上げ能力を確認中で、複数の重りを組み合わせて約130トンをつるす予定だったが、検査前に重りの種類を変更。

 

その際に現場責任者が誤って、約140トンの重りをつるすよう指示したという。

 

さらに、現場責任者は正午すぎに会議に出席するため現場を離れ、その際に、重さの制限などを記した書類を他の作業員に渡すといった情報共有を行わなかったという。

 

労働局の妹尾安全課長は、周辺に人がいる状態で検査を続けたことについて「より慎重に立ち入り禁止の措置を取る必要があった」とした。

 

労働局の説明によると、クレーンは、「主ジブ」と呼ばれるアームを垂直に起こし、重りをつるした状態で旋回を始めた=図(1)。

 

約50度旋回した時点で、重りを先端でつるす上部のアーム(約85メートル)が破断=図(2)。

 

バランスを崩し、主ジブ(約95メートル)や、それを支える他のアームも次々と折れ=図(3)、倒壊に至った=図(4)=という。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201910/0012772784.shtml

 

 

 

(2020年2月8日 修正4 ;追記)

 

20201312130分に神戸新聞からは、現場責任者はメールを十分確認しなかった、操縦士は装置誤作動と思い込んだという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

業務上過失致死傷の罪で在宅起訴された男2人の初公判が31日、神戸地裁(安達拓裁判官)であった。

 

いずれも起訴内容を認め、「取り返しのつかないことをして申し訳ない」などと謝罪した。

 

検察側は、2人の過失が重なった状況を指摘した。

 

指揮監督者が品質保証部門のメールを十分確認せず、記憶違いから、限度を約11・6トン超える重りをつるよう部下らに指示。

 

クレーン操縦担当は過負荷防止装置の表示が「(限度を)大幅に超えている」と認識しながらも、「装置の誤作動」と思い込んでテストを続けたとした

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202001/0013079235.shtml

 

 

 

(2020年3月13日 修正5 ;追記)

 

20203121222分に神戸新聞からは、2人に有罪判決が下りた、会社は準備作業の具体的な要領を定めていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

社員の男2人に対する判決公判が12日、神戸地裁であった。

 

安達拓裁判官は、指揮監督者の男(30)=姫路市=に禁錮2年6月、執行猶予4年(求刑禁錮2年6月)、クレーン操縦担当の男(29)=明石市=に同2年、同4年(同2年)を言い渡した。

 

安達裁判官は、指揮監督者の男が品質保証部門からのメールを確認せず、記憶を頼りに限度を超える重りをつるすように指示した点と、クレーン操縦担当の男が過負荷防止装置に表示された大幅な重量超過を誤作動と軽信した点を挙げ、2人の過失の競合で事故が起きたことを指摘。

 

指揮監督者の男について「監督者として慎重さに欠ける」とし、クレーン操縦担当の男には誤作動との思い込みに「軽率のそしりを免れない」とした。

 

一方、コベルコ建機がテストの準備作業の具体的な要領を定めず、現場の作業員の判断に委ねていた責任にも言及。

 

会社側の安全管理に疑問を呈し、「2人に全責任を負わせるのは相当ではない」などとして、執行猶予を付けたことを説明した。

 

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202003/0013187149.shtml

 

 

3121154分にNHK兵庫からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

安達拓裁判官は、「川渕被告が慎重さにかける指示をし、田中被告がクレーン車のモニターが異常を示していることに気がつきながらも誤作動だと軽率な判断をしたために、事故が引き起こされた。2人の刑事責任は重い」と述べました。


そのうえで、「安全管理を作業員だけに任せたコベルコ建機にも事故の責任がある。被告らは罪を認め反省の態度を示している」と述べて、川渕被告に禁錮2年6か月、執行猶予4年を、田中被告に禁錮2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20200312/2020006715.html 

 

 

 

 

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20198271930分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午前、美濃市の市道脇ののり面で、脱輪した軽トラックを道路上に押し戻そうとした男性が滑り落ちてきた軽トラックと反対側ののり面に挟まれ、死亡した。

警察によると、27日午前9時ごろ、美濃市中央2丁目の市道脇ののり面で軽トラックが脱輪し、軽トラックの運転手の知人で近くで農作業をしていた美濃市の兼松さん(男性、81歳)が、軽トラックを下から押して道路上に戻すのを手伝った。


しかし、その作業中にトラックが滑り落ち、兼松さんは、傾いたトラックと、側溝を挟んで反対側ののり面との間に体を挟まれたという。


兼松さんは市内の病院に運ばれたが、腰などを強く打っていて、約3時間後に死亡した。


車が滑り落ちたのり面は高さ80cmほどで、警察は、軽トラックの運転手の81歳の男性から話を聞くなどして、事故の状況を調べている。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20190827/3080002364.html

 

 

8271746分に東海テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日午前9時ごろ、岐阜県美濃市中央の市道で、道路ののり面に軽トラックが脱輪しているのを、偶然近くにいた美濃市の無職・兼松さん(81)が見つけた。

兼松さんは、軽トラックを道路側に戻そうとしたが、軽トラックが道路から80cm下にある側溝に滑り落ち、側溝との間に挟まれた。

兼松さんは病院に運ばれたが、およそ3時間後に外傷性ショックで死亡した。
軽トラックに乗っていた男性(81)にケガはなかった。

 

https://www.tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=95441&date=20190827

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は東海テレビ映像の3コマ。

舗装道路の左側路肩から軽トラが脱輪。
路肩の下、80cmのところに側溝があり、軽トラが滑り落ちた際、その側溝か地面と軽トラの間に挟まれた模様。

 





 

 

 

 

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20198142140分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日正午すぎ、八戸市河原木の八戸港で、「ストラドルキャリア」と呼ばれる、コンテナを運搬する作業車が横転したと消防に通報があった。


消防がかけつけたところ、横倒しになった作業車の運転席で男性(44)が倒れているのが見つかり、市内の病院に運ばれたが胸を強く打っていて、およそ4時間後に死亡が確認された。


事故当時、男性は高さ14mある作業車のうち、9mの高さにある運転席で1人で作業をしていたとみられている。


警察は、運転中に何らかの原因で作業車がバランスを崩して横転したとみて調べている。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190814/6080005714.html

 

 

 

 

 

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2019792143分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

 

東京電力は9日、柏崎刈羽原発(新潟県)で、テロ対策施設「特定重大事故等対処施設」(特定施設)の準備工事のため、クレーンで地下に掘削用の重機(約15トン)をつり下ろす作業をしていたところ、重機が反転して宙づりになったと発表した。

けが人はいない。

 

燃料タンクから軽油約20ℓが漏れたが、放射性物質は含まれておらず、外部への漏洩はないとしている。

 

東電によると、9日午前11時40分ごろ、地上から地下に重機をワイヤ4本で固定し、つり下ろしていたところ、重機のバランスが崩れ、天地が逆さまとなった。

 

燃料タンクの空気穴から軽油が漏れ出したことから、消防へ通報した。

 

漏れた軽油は吸着マットで処理し、重機は地面にアームをつけた状態で安定させ、今後、復旧方法を検討する。

 

東電は、「特定施設のため、事故のあった場所の詳細についてはお話しできない」と説明。

ワイヤのつり方やクレーン操作に問題があったとみて、原因を調べている。

 

出典

『テロ対策施設の準備工事で重機が宙づりに けが人なし 柏崎刈羽原発』

https://mainichi.jp/articles/20190709/k00/00m/040/353000c 

 

 

 

 

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20196201820分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午前9時すぎ、高松市国分寺町新名の道路で建設土木会社の51歳の社員の男性がショベルカーをバックさせながら4トントラックの荷台に載せたところ、止まっていたトラックが前に動きだしたあと左側に脱輪して傾き、ショベルカーが荷台から落ちた。

この事故で、ショベルカーは道路からおよそ4m下の谷に落ちて逆さまになり、運転していた男性はけがをして、警察によると、複数の箇所を骨折した疑いがあるという。

警察の調べによると、現場は山の中の舗装されていない砂利道のゆるやかな下り坂で、当時、トラックはエンジンを切ってサイドブレーキもかけていたということだが、タイヤに車止めはしていなかったという。

警察は、現場にいたほかの作業員からも当時の状況について話を聞くなどして、作業の進め方に問題がなかったかどうか調べることにしている。

 

出典

『重機 谷に転落 男性けが』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190620/8030003929.html 

 

 

620122分に瀬戸内海放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日朝、高松市で重機をトラックの荷台に積み込んでいたところ、トラックが傾き、重機が崖から転落した。

重機を運転していた男性が下敷きになり、けがをした。

 

「あちらのトラックに重機を積もうとしたところ、その重機が横転し、その下敷きになってしまったということです」

20日午前9時15分ごろ、高松市国分寺町で建設工事会社の男性(51)が重機をバックさせてトラックに積み込んでいたところ、トラックがバランスを崩して傾いた。

 

男性は重機とともに崖から転落し、下敷きになった。

 

現場にいた同僚が119番通報し、男性は病院に運ばれた。

命に別状はないという。

出典

『重機が崖から転落 運転していた男性が下敷きになりけが 高松市』

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190620-00010000-ksbv-l37 

 

 

 

 

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2019614152分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前11時ごろ、相模原市南区上鶴間本町の近くを流れる川の調節池の工事現場で、くい打ちの作業をしていた大型のクレーン車が前方に向かって倒れた。


警察によると、クレーン車はアーム部分を23mほど伸ばした状態で車体の後ろ側が完全に浮き上がっていて、敷地からはみ出したアーム部分が近くの電線に引っかかり、一部を切断したという。


アーム部分の先端には、くい打ちのための長さ18mほどの機械が取り付けられていたということで、警察の調べに対し、運転していた41歳の男性は「バランスを崩した」と話しているという。


けが人はいなかったが、この影響で付近の住宅などが最大で900戸停電したほか、現場近くの市道が通行止めになった。


警察などがクレーン車を撤去するとともに、事故の詳しい原因を調べている。

 

出典

『クレーン車倒れ電線切断 停電に』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20190614/1050006497.html 

 

 

6141556分に神奈川新聞からは、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

14日午前11時15分ごろ、相模原市南区上鶴間本町の工事現場で、「クレーン車が倒れた」と付近の住民から110番通報があった。

 

クレーン車は前方に向かって倒れて、アーム部分が電線に引っ掛かり、付近の約900世帯が4時間近くにわたって停電した。

けが人はなかった。

警察によると、現場では近くを流れる境川の調整池の造成作業が行われていた。

 

出典

『クレーン転倒、電線に掛かる 相模原、900世帯一時停電』

https://www.kanaloco.jp/article/entry-174686.html#prettyPhoto 

 

 

6141858分に産経ビズからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、クレーン車は前のめりに倒れ、アームの先端部分が工事現場の壁を越えて、電線に接触したという。

 

持ち上げようとした資材の重さに耐えられず、倒れたとみられる

 

出典

『相模原市で一時900世帯停電 クレーン車倒れ電線に接触』

https://www.sankeibiz.jp/econome/news/190614/ecc1906141858002-n1.htm

 

 

615日13時0分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故当時は、くい打ち作業前の準備中だったという。

 

出典

『稼働中のクレーン車転倒、900世帯が一時停電』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190615-OYT1T50120/ 

 

 

 

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2019530100分に徳島新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

29日午前8時ごろ、徳島県三好市山城町粟山の林道で、西日本豪雨被害の復旧工事をしていた同市西祖谷山村後山、建設会社の男性社員(56)が、ショベルカーごと斜面に転落した。

 

男性は胸を強く打つなどして三好市内の病院に運ばれ、約3時間半後に死亡が確認された。

 

警察によると、男性は路面に崩れ落ちた土砂を取り除く作業を担当。

ショベルカーは道路から25m下まで落ち、男性は途中で投げ出されていた。

 

ショベルカーが転落しているのに気付いた同僚が119番した。

警察が事故原因を調べている。

 

現場は昨年7月の豪雨で土砂崩れが発生し、男性が勤務する建設会社が12月から復旧工事を進めている。

 

出典

重機が斜面転落し運転の男性死亡 徳島県・三好で災害復旧工事

https://this.kiji.is/506636114810684513?c=39546741839462401 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

掲載写真によれば、道路部分がギザギザ状態の場所から転落した模様。

 

 

 

 

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2019510日付で河北新報から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

9日午後3時35分ごろ、仙台市太白区鈎取1丁目の工事現場で「クレーン車が横転し、中に人が閉じ込められている」と110番があった。


警察によると、クレーン車はアパートの駐車場を整備する作業中に、南側の斜面に横倒しになった。

 

車体とフックなどをつなぐアーム部分が斜面下にある民家2階の屋根を突き破り、民家は半壊した。


クレーン車の男性操縦士が指に軽いけが。

事故当時、民家の住人2人は1階や庭にいて、けがはなかった。


警察によると、クレーン車はアーム部分を伸ばして擁壁をつり上げていた。

作業用に敷いた鉄板下の盛り土が崩れ、横転したとみられる。


近所に住む40代主婦は、「バキバキと大きな音がした。狭い場所での作業で危険と思っていた」と話した。

 

出典

クレーン車横転 民家半壊 住人にけがなし 仙台・太白区

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190510_13043.html 

 

 

591943分にFNN PRIME(仙台放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

クレーン車は事故当時、近くのアパートの駐車場を造成するために、土どめ用のコンクリートブロックをつり上げる作業をしていたという。

 

出典

太白区鈎取 クレーン車が横転、住宅に直撃〈仙台〉

https://www.fnn.jp/posts/2019050900000007OX

 

 

59217分にNHK東北からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後3時半ごろ、仙台市太白区鈎取の工事現場で、作業中の大型のクレーン車が横転して、アームが隣接する2階建ての住宅を直撃し、屋根が大きく壊れ、1階部分も壊れた。

 

作業に当たっていた会社などによると、クレーンは全長12m余り、アームの長さは最長で44mになるということで、事故当時、現場ではアパートの駐車場を整備するため、ブロック塀をつり上げる作業をしていたという。


クレーン車が直撃した家に暮らす60代の男性は、「洗車をしようと家のすぐ外に出ていた時に、『バリバリ』という大きな音がしたので、驚いて走って逃げました。家の中にいた妻にも幸いけがはなかったが、もしも直撃していたと思うとゾッとする」と話していた。

現場は、仙台駅からおよそ5kmの住宅地。

 

出典

大型クレーン車が横転 住宅直撃

https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20190509/0005474.html

 

 

 

 

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2019312184分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前7時半すぎ、まんのう町公文の建材会社の駐車場で、経営者の森さん(男性、71歳)がクレーンのついたトラックで建築資材の入った鉄製のかごを吊り上げて荷台に積み込んでいたところ、トラックが横転し、吊り上げていたかごが落下した。

この事故で、森さんは建築資材が入ったかごの下敷きになり、丸亀市内の病院に運ばれたが、およそ4時間後に死亡が確認された。

警察によると、落下したかごには「しっくい」が入った袋あわせて70袋、重さおよそ1.7トン分が入っていたという。

警察の調べによると、森さんは、トラックの荷台の横でクレーンのリモコンを操作していたということで、警察は、トラックがバランスを崩して横転したものとみて、会社の関係者などから話を聴き、安全管理に問題がなかったかどうか調べている。

 

出典

まんのう町で労災死亡事故

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190312/8030003245.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下はNHK映像の1コマ。

 

赤いカゴの中に白い袋が満載されているように見える。

ああいったカゴを吊り上げていたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

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20193950分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前11時20分ごろ、改良工事を行っていた美国漁港の岸壁の一部が崩れ、クレーン車(70トン級)が海中に転落した。

 

小樽海保によると、クレーン車を運転していた男性(47)は脱出し、無事だった。

 

クレーンのワイヤが岸壁に停泊していた漁船の船首に接触したが、けが人はいなかった。

 

工事を発注した小樽開建小樽港湾事務所によると、岸壁に鉄板を打ち込む作業を1月から行っていた。

 

崩れた原因は調査中。

 

出典

クレーン車が海中に転落 美国漁港 けが人なし

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/284383/ 

 

 

 

 

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201936618分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前9時15分ごろ、埼玉県さいたま市岩槻区鹿室、部品製造会社「曙ブレーキ岩槻製造」で、春日部市の会社員佐川さん(51)が油圧ショベルカーの下敷きになり、頭などを強く打ち死亡した。

 

警察によると、佐川さんは作業を任されていた会社の社員で、敷地内にある塀を取り外す作業をショベルカーで行っていたところ、重機が横転した。

 

重さ約30kg、縦30cm、横1.7mのコンクリート板を7枚まとめて運ぼうとしたところ、バランスを崩したという。


作業現場近くにいた同僚らが110番した。

 

警察で詳しい事故原因を調べている。

 

出典

ショベルカーの下敷き…頭などを強く打ち、男性死亡 塀を外す作業中、バランス崩し横転/さいたま

https://this.kiji.is/475770119608452193?c=39546741839462401 

 

 

 

 

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2019220180分にKBS京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

きょう午前11時まえ、京都市左京区八瀬秋元町の高野川の河川敷で護岸工事を行っていたショベルカーが、重さおよそ1トンの土嚢を持ち上げ河川敷から川の中に降ろす作業をしていたところ、バランスを崩し、河川内に転落した。

 

この事故で、作業をしていた4人のうち、河川内で誘導作業をしていた大阪市平野区の古川さん(男性、47歳)が土嚢の下敷きになり、病院に運ばれたが、4時間半後に死亡した。

 

ショベルカーは重さおよそ8トンあり、操縦していたオペレーターもけがをしたという。

 

警察では、事故の原因を詳しく調べている。

 

出典

護岸工事中のショベルカー倒れ 男性作業員死亡

https://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/news/ 

 

 

221916分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午前10時55分ごろ、京都市左京区八瀬秋元町の高野川の護岸工事現場で、河川内で土嚢の設置場所の誘導をしていた作業員、古川さん(47)が、河川敷から転落したショベルカー(約8トン)の下敷きになり、死亡した。

 

当時、現場には他にも計3人の作業員がいたが、いずれもけがはなかった。

 

警察によると、古川さんらは同日午前8時ごろから、河川の護岸工事を行っていた。

 

ショベルカーのアームに約1トンの土嚢をくくり付けて、高さ約4.8mある河川敷から川に降ろしていたところ、ショベルカーがバランスを崩して川に転落。

川で誘導係をしていた古川さんが下敷きになったという。

 

警察は、ショベルカーが転落した原因や作業に不備がなかったかなどを詳しく調べている。

 

出典

8トンのショベルカー転落 作業員下敷き死亡 京都

https://www.sankei.com/affairs/news/190221/afr1902210005-n1.html 

 

 

2201718分にFNN PRIME(関西テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や消防によると、当時、川の中で作業をしていた47歳の男性作業員が、転落したショベルカーの下敷きになった。

 

ショベルカーは重さが8トンあり、民間の重機なども使い、撤去したが、午後3時半すぎに男性作業員の死亡が確認された。

 

警察は、ショベルカーの操作ミスが原因とみて、事故の経緯をくわしく調べる方針。

 

出典

ショベルカー転落 下敷きに 操作ミスか 作業員死亡

https://www.fnn.jp/posts/00412474CX

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は関西テレビ映像の1コマ。
画面右下に、転落したショベルカーが見える。

 

 

 

 

 

 

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2019241733分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年7月、阿智村にあるリサイクルセンターで運搬作業をしていた男性従業員がフォークリフトの下敷きとなり死亡した事故で、労基署は必要な安全対策を講じていなかったなどとして、従業員が勤めていた会社と39歳の副工場長を労安法違反の疑いで書類送検した。

書類送検されたのは、阿智村に本店があり、産業廃棄物の収集や処理を行っている会社「E興業」と、リサイクルセンターの安全管理を担当する39歳の男性副工場長。


飯田労基署によると、去年7月、阿智村にあるリサイクルセンターで当時22歳の男性従業員が運搬作業をしていた際、運転していたフォークリフトが倒れて下敷きとなり死亡した事故で、会社と副工場長は必要な安全対策を講じていなかったなどとして、労安法違反の疑いがもたれている。


男性従業員は、荷物の入った袋のひもをフォークリフトに引っかけただけの、法律に違反する方法で運んでいたところ、傾斜でバランスを崩し、フォークリフトが倒れたということで、労基署は会社と副工場長がフォークリフトが傾斜がある場所に入らないようポールを設置するなどの対策も怠ったとして、検察庁に書類送検した。


労基署によると、副工場長は容疑を認めているという。


E興業は、「書類送検の事実について現在確認中ですが、真摯に受け止めて再発防止に努めます」と話している。

 

出典

運搬中事故死 会社など書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190204/1010007537.html 

 

 

 

 

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20191221540分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午前9時半すぎ、京都市北区の賀茂川にかかる御薗橋で、橋の架け替え工事に使われていたクレーン車のアームが突然折れ曲がり、一部が橋の車道に倒れ込んだ。


アームは道路脇のガードレールを押しつぶし、車線の一部を遮るように横倒しになったが、車などへの接触はなく、けが人はなかった。


京都市によると、クレーン車は、当時、川の一部を土嚢でせき止めた場所に置かれ、橋の橋脚の土台を設置するために穴を掘るドリルがふらつかないよう、上からつって支えていたという。


最大で45mまで伸ばせるアームは、36mの長さで作業が行われ、根元に近い側で折れているということで、警察や市が当時の状況を調べている。


現場は、世界遺産に登録されている上賀茂神社から南西におよそ100m離れたところにかかる橋で、クレーン車の撤去のため、一時、通行止めになった。

 

出典

クレーン車のアーム折れ橋の上に

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20190122/2010002777.html 

 

 

1221930分にABC NEWSからは、折れた部位の拡大写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

午前9時半過ぎ、京都市北区の上賀茂神社近くにかかる「御薗橋」で「クレーンが倒れて道路をふさいでいる」と、通行人の女性から110番通報があった。

 

警察によると、橋の改修に伴う川の掘削工事をしていたクレーン車のアームが途中で折れ曲がり、橋の上に倒れ込んだという。

けが人はいなかったが、通行が規制された。

 

警察は、アームに負荷がかかりすぎた可能性もあるとみて、原因を調べている。

 

出典

京都 御薗橋でクレーン車のアーム折れる

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/abcnews/region/abcnews-443 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ABC NEWSの写真によれば、アーム本体が座屈しているようにも見える。

 

 

 

 

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20191181917分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年11月、越前市の河川の工事現場でトラックが水路に転落し、下敷きになった建設会社社員の男性が死亡した事故で、武生労基署は安全管理を怠っていたとして、労安法違反の疑いで建設会社などを書類送検した。
書類送検されたのは、越前市横市町の建設会社「U建設」と43歳の男性の取締役。


同署などによると、去年11月、越前市内の河川の工事現場で60代の建設会社の男性社員が作業用のトラックを水路脇の仮設の道路に駐車し、およそ2m60cm下の水路に降りた後、トラックが動き出して水路に転落し、男性が下敷きになって死亡した。


労安法では、トラックなどを駐車し運転者が運転席から離れるとき、運転者に車が動き出さない措置をとるよう定めているが、同署によると、トラックにはサイドブレーキがかかっておらず、タイヤに車輪止めもしていなかったという。


このため同署は18日、建設会社と取締役の男性を福井地方検察庁に書類送検した。

 

出典

トラック転落 会社など書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20190118/3050001312.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は映像の1コマ。

サイドブレーキを引いていなかったトラックが動き出したということだが、映像を見ると路肩が崩れたように見えなくもない。

 

 

 

 

 

 

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20189301728分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前7時ごろ、八王子市下恩方町で小型のクレーン車が横転し、アームの部分が2階建ての住宅の屋根にぶつかった。


警察によると、アームの先端に取り付けられたかごに乗っていた近くに住む造園業の73歳の男性が外に投げ出され病院に運ばれたが、意識不明の重体だという。


これまでの調べによると、男性は自宅の庭の木を伐採するため、クレーン車を坂道に止めて作業をしていたが、突然、クレーン車が下り始め、道路脇の石垣にぶつかってバランスを崩し、横転したとみられるという。

クレーン車は、サイドブレーキがかかっていたが、車両と地面を固定させる装置は使われていなかったということで、警察が詳しい原因を調べている。

 

出典

小型クレーン車が横転 男性重体

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180930/0019179.html 

 

 

9301124分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前7時過ぎ、東京・八王子市の住宅で「屋根の上に人が倒れている」と、110番通報があった。

 

警察官が駆けつけたところ、クレーン車が横転し、操縦していた隣の家に住む造園業の73歳の男性が投げ出されて、2階建ての住宅の屋根に倒れていた。

 

男性は住宅前の坂道で庭木の伐採をしていたとみられ、意識不明の重体。

 「もう意識がないみたいなので、救急隊員の方が屋根に上がって心臓マッサージをしていた」(目撃者)

 

当時、路面が雨で濡れていたということで、警察は事故の原因を調べている。

 

出典

『東京・八王子でクレーン車横転、73歳男性が重体』

http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3486347.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

映像によれば、山間部にポツポツと住宅がある地域の、やや細く緩やかな坂道にクレーンを停めていた模様。

アーム先端のカゴは、パイプを使った手作り品のようにも見える。

 

 

 

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20187262117分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午後4時前、高砂市荒井町にある「神戸製鋼所高砂製作所」で、「大型のクレーンが倒れ、負傷者が出ている」と消防に通報があった。


消防によると、クレーンは高さ200mまで伸ばすことができる巨大なもので、現場では2本のアームが横倒しになり、周辺にある工場の屋根が激しく壊れている。


警察や消防によると、この事故で、近くで別の作業をしていた50代の男性が意識不明の重体になっていたが、その後、死亡した。
また、20代の男性が大けがをしたほか、工場の建物内にいた50代の男性2人が、軽いけがをしたという。


会社などによると、当時、建設機械の走行テストなどを行う場所で、関連会社の社員が、納品前のクレーン車におもりをつるして旋回するテストをしていたところ、突然、倒れたという。


神戸製鋼所高砂製作所は高砂市沿岸部の工場地帯にあり、航空機や自動車などに使われる鉄鋼製品や工作機械などを製造している。


警察は、事故の状況を詳しく調べている。

 

出典

神鋼工場でクレーン倒れ4人死傷

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180726/0004456.html

 

 

7262215分に神戸新聞からは、アームが根元から折れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、子会社「コベルコ建機」(東京都)が製造したクレーンの性能テスト中に倒壊した。

 

コベルコ建機によると、死亡した男性と重傷者2人は同社の協力会社社員。

別のクレーンの塗装作業中、倒壊したクレーンの部品が当たったという。

軽傷の1人は神戸製鋼所の関係者。

 

同社などによると、クレーンは明石市内で製造。

約130トンの重りを提げて旋回中だった。

 

最大つり上げ能力は1250トンあり、アームは最大約200m。

アームが根元から折れ、付近の建屋にぶつかってバラバラになった。

 

出典

『神鋼高砂製作所でクレーン倒れる 作業の4人死傷』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201807/0011482634.shtml 

 

 

727828分に神戸新聞からは、死者は2人になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

重傷だった男性1人が27日に死亡した。

 

神戸製鋼の子会社「コベルコ建機」(東京都)の協力会社社員で、別のクレーンの塗装作業中、倒壊したクレーンの部品が当たった。

病院に搬送され治療を受けていたが、27日未明に死亡が確認された。

 

この事故では、ほかに男性作業員(56)=加古川市=が死亡し、1人が重傷、1人が軽傷を負った。

 

出典

『神鋼高砂クレーン倒壊 重症の男性が死亡、死者2人に』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201807/0011484649.shtml 

 

 

7271128分にNHK兵庫からは、クレーンは現場で組み立てられたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、クレーン車は高速道路や発電所などの大型建造物の建設に使われるもので、神戸製鋼の子会社のコベルコ建機が製造し、工場から運び込まれたパーツを現場で組み立てて、納品前の性能テストを繰り返していたという。

 

出典

神鋼クレーン2人死亡で現場検証

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20180727/2020001091.html 

 

 

728849分にNHK関西からは、クレーンが停止し重りの遠心力でアームが折れた可能性もあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

製造元の神戸製鋼の子会社によると、このクレーン車は、1250トンまでつり上げられる、これまでに2台しかない国内最大級の特別仕様のもので、来年の納品に向けて、ことし3月から性能を確かめるテストを繰り返していたという。

 

会社の担当者は、現場の状況から、何らかの原因でクレーンが停止し、おもりの遠心力でアームが折れた可能性もあるとしている。

 

警察は、業務上過失致死傷の疑いで現場を検証したほか、技術担当者から話を聞くなどして、テストの進め方や安全管理について調べている。

 

出典

事故のクレーン車は特別仕様

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180728/0004501.html 

 

 

 

(2018年8月20日 修正1 ;追記)

 

20188192030分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

取材を進めると、犠牲者となった2人は、クレーン製造会社が立ち入りを禁止にするべき区域内にいた可能性があると、複数の専門家が指摘した。

 

労安法はクレーンの規模に応じて立ち入り禁止区域を定めているが、同社が十分な安全対策を取っていたのかどうかが注目される。

 

出典

『クレーン倒壊4人死傷 立ち入り禁止区域に問題?』

https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/201808/0011557900.shtml 

 

 

 

(2019年7月10日 修正2 ;追記)

 

2019781530分にNHK兵庫から、重りが重量オーバーだったうえ急旋回させたことが原因らしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故当時、納品前の性能テストのため、アームを180mにまで伸ばして旋回させていたが、捜査関係者によると、その後の捜査で、この状態でつり下げられるのは、およそ100トンが上限だったのに、誤っておよそ130トンの重りをつるしていたことが分かったという。


さらに、操作ミスでクレーンを急旋回させた疑いがあることも分かったという。


警察は、重量を超過した状態で急旋回させたことで、アームに想定外の強い負荷がかかり事故が起きたとみて、捜査を進めている。

 

出典

『神鋼クレーン事故 重量超過か』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20190708/2020004268.html 

 

 

 

 

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2018722926分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

21日午後4時20分ごろ、大崎市鹿島台深谷にある建設会社の施設内で「ホイールローダー」という重機が横転し、作業員の男性が下敷きになって倒れているのを別の作業員が見つけ、消防に通報した。


倒れていたのは大崎市鹿島台の作業員、小堤さん(男性、69歳)で、頭を強く打っていて、その場で死亡が確認された。


警察によると、小堤さんは21日午前8時ごろから別の場所で伐採作業を行い、その後、事故のあった現場で伐採した枝や葉を重機を使って積み上げていく作業にあたっていて、午後4時ごろからは1人で作業をしていたという。


警察は現場の状況から、積み上げた枝や葉に重機が乗り上げて傾き、小堤さんが外に転落したところ、横転した重機の下敷きになったのではないかとみて、詳しい状況を調べている。

 

出典

重機が横転 男性作業員が死亡

https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20180722/0002068.html 

 

 

 

722121分にYAHOOニュース(東北放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

21日午後4時半ごろ、大崎市鹿島台深谷の建設会社 F緑化建設の敷地内で、伐採した枝葉の片づけ作業をしていた作業員の男性が重機の下敷きになっていると、別の作業員から消防に通報があった。

 

この事故で大崎市鹿島台の現場作業員・小堤さん(69)が重機の下から救出されたが、まもなく死亡が確認された。


警察によると、小堤さんはホイールローダーと呼ばれる重機に乗って伐採した木や枝をゴミ置き場に移動させる作業をしていて、ハンドル操作を誤るなどして横転した可能性があるという。

出典

宮城・大崎の建設会社 重機の下敷きになった男性死

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180722-00000001-tbcv-l04 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

東北放送の映像によれば、山間部にポツンと建てられた事業所のように見える。

 

 

 

 

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2018611959分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後3時すぎ、北九州市門司区のコンテナターミナルで、コンテナを運んでいた高さおよそ12mの重機が横倒しになり、運転していた58歳の男性が死亡した。


警察や消防によると、1日午後3時すぎ、北九州市門司区の太刀浦コンテナターミナルで、コンテナを運ぶ「ストラドルキャリア」と呼ばれる、高さおよそ10数mの重機が横倒しになった。


この事故で、重機の上部にある運転台で操作をしていた港湾荷役会社社員のSさん(男性、58歳)が、胸を強く打つなどして、搬送先の病院で死亡が確認された。


また、北九州市によると、この事故でコンテナの積み荷の塩酸が一部漏れ出したほか、倒れた重機がクレーンの通り道をふさぎ、コンテナターミナルの一部で荷役作業が行えない状態になっているという。

警察は、労災事故として事故の詳しい原因を調べている。

 

出典

重機が横倒し 運転の男性死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20180601/5020000575.html 

 

 

62120分にテレビ西日本からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北九州市のコンテナふ頭で1日、輸送用の機械が横転し塩酸が流れ出た影響で、荷役作業が現在も中断している。


事故から一夜明け、北九州市門司区の太刀浦コンテナターミナルでは、2日も引き続き、流れた塩酸の処理が行われている。


この事故は1日午後3時10分頃、コンテナを運ぶ「ストラドルキャリア」がコンテナの移動中に横転したもので、機械を操縦していた作業員のSさんが心臓破裂のため死亡した。


北九州市によると、事故により漏れ出した塩酸の量はわかっていないが、約35m3のコンテナ1本分の塩酸が流れ出したとみられている。


事故の影響で、ターミナルでは荷役の作業が中断していて、警察や市が塩酸の量や事故当時の状況を詳しく調べている。

 

出典

『塩酸が流出 1人が死亡 コンテナを運ぶ「ストラドルキャリア」横転 福岡県』

http://www.tnc.co.jp/news/articles/NID2018060202024 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

映像によると、当該重機はタイヤ8本の運搬車の上に鉄骨が直方体状に組まれていて、その内部にコンテナを吊り下げて運ぶもの。

 

一方、事故現場周辺には塩酸だろうか、黄色い液体が広範囲に漏れているように見える。

ただ、プール状にはなっていない模様。

 

 

 

(2018年7月4日 修正1 ;追記)

 

201862日付の西日本新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

第1コンテナヤード内で、貨物コンテナを移動させる「ストラドルキャリヤ」と呼ばれる自走式車両が、作業中に横転した。

 

「ストラドルキャリヤ」は、ヤード内でコンテナを持ち上げ、岸壁の輸送船近くまで運ぶ特殊車両。

高さは12mほどで、最上部にドア付きの運転席がある。

 

Sさんは、市から荷役作業を請け負うK社の社員。

同社によると、入社40年のベテランという。

 

 

 

(2018年9月24日 修正2 ;追記)

 

2018921202分にNHK北九州からは、作業計画未作成容疑で安全管理室長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

北九州東労基署は、安全管理が不十分だったとして、21日までに、重機を所有する会社とこの会社の安全管理室長を労安法違反の疑いで書類送検した。

 

同署によると、この重機を使ってコンテナを運ぶ際には、事前に作業計画を作ったうえで現場監督を置かないといけないが、この会社では、こうした措置をとっていなかったという。

 

調べに対し、会社は「法律で定められた作業計画があることを知らなかった」などと話しているという。

 

「関門コンテナターミナル株式会社」は、「作業計画を作ってはいたが、法律に沿うものではなかった。事故を受けて現在、社員一丸となって再発防止に取り組んでいる」と話している。

 

出典

重機横転事故で書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20180921/5020001566.html 

 

 

 

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20184182049分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午後1時45分ごろ、愛知県北名古屋市沖村東ノ郷の廃業したパチンコ店の解体現場で、アーム部分を伸ばした状態で作業していたクレーン車が突然バランスを崩し、倒れた。

 

クレーン車に乗っていた男性作業員(45)が、一時、車内に閉じ込められたが、駆け付けた消防隊が救出。

周囲で作業していた約15人や通行人にもけがはなかった。

 

警察によると、クレーン車は長さ約38.5mまでアームを伸ばした状態で、パチンコ店の電光掲示板をつり上げる作業中だった。

 

近くにあったトラックを押しつぶしたほか、向かいの住宅のブロック塀にも接触。

警察が、作業の手順に問題がなかったかどうかや原因を調べている。

 

この住宅の無職男性(80)は、「ドンという大きな音と地響きがして、驚いて外に出たら、クレーン車が倒れ、ブロック塀に当たっていた。家が壊れなくて良かった」と話した。

 

(共同)

 

出典

『解体現場 作業中クレーン車倒れる けが人なし 愛知』

https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00m/040/066000c 

 

 

4181618分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4月18日午後1時45分ごろ、愛知県北名古屋市沖村東ノ郷の廃業したパチンコ店で、解体作業中のクレーン車が転倒し、敷地内のトラックを押しつぶすなどした。

当時、15人ほどが作業していたが、けが人はなかった。

 

警察によると、現場関係者の話では、クレーン車は店の看板をつり上げながら、作業員が看板の下部を切断する作業をしていた。

看板が重く、切断した際にクレーン車ごとバランスを崩したという。

 

クレーン車内にいた作業員の男性(45)が一時、閉じ込められたが、救急隊により助け出された。

 

向かいの民家のブロック塀にも接触した。

この家の男性(80)は、「ドンと急に大きな音と振動があり、『うちは大丈夫かな』と外に出た。ブロック塀に当たっただけのようだから、まだよかった」と話した。

 

出典

解体作業のクレーン車転倒、看板重くバランス崩す 愛知

https://www.asahi.com/articles/ASL4L54FML4LOIPE01J.html 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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