2021年4月10日18時22分にYAHOOニュース(テレビ西日本)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後、福岡市で看板の撤去作業をしていたクレーン車が風にあおられ横転する事故がありました。
警察によりますと10日午後3時すぎ、福岡市東区塩浜のドラッグストアで、駐車場に設置していた、およそ10メートルの看板を撤去していたクレーン車が強風にあおられ横転し、隣接するスーパーに倒れました。
この事故で、クレーン車を操縦していた30代の男性が足に軽いけがをしましたが、買い物客などにけがはありませんでした。
警察が事故の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/130f6e173a0e1082de22be293804a8499e3e00f2
(ブログ者コメント)
福岡市の10日の最大風速は8.6m(14:30)で、そう強い風とも思えない。。
https://tenki.jp/past/2021/04/10/amedas/9/43/wind.html
瞬間的な突風ということだったのだろうか?
それとも・・・。
2021年3月29日19時53分にYAHOOニュース(テレビ長崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎市のF造船長崎工場で29日午前、移動中の高所作業車から男性作業員が転落する事故がありました。
男性は意識不明の重体です。
KTN記者 「こちらの工場の入口を入ってすぐ、あちらに見える車両から転落したものとみられます」
事故があったのは長崎市末石町のF造船長崎工場です。
警察と消防によりますと、29日午前9時前、神奈川県の40代の男性作業員が高所作業車を移動させるため、籠に乗って操縦していたところ、約6メートル下の地面に転落しました。
作業車の右のタイヤが脱輪し、不安定な状態となり、放り出されたとみられるということです。
男性は通報から約40分後に長崎市内の病院に搬送されましたが、意識不明の重体だということです。
警察が事故の詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e63189051ce7de93d50ded17b54140cba286bc72
(ブログ者コメント)
6m高さにあるカゴに乗ったまま高所作業車を移動させていたと読める報道だが、そのような危険含みの走行ができる高所作業車があるのだろうか?
疑問に思い、調べてみたところ、そのような車もあるとのことだった。
以下は当該情報。
(㈱アイチコーポレーション HP ;解決Q&A)
■Q37 作業床を上げたまま移動(走行)ができる車両
高所作業車(垂直昇降型)の中には、作業床を上げたまま移動(走行)ができる車両がありますが、法的な問題はないのでしょうか?(O.M さん)
A37-1
取り扱い説明書にて作業床を上げたままでの移動(走行)を認めている高所作業車については、作業床を上げたまま移動(走行)しても法的問題はありません。
これは「高所作業車構造規格」で定められた安定度(転倒に対する安全性)及び強度を満たしているためです。
ただし、道路上で作業を行う場合には、所轄の警察署より道路使用許可が必要になります。
これは車検登録済み(ナンバー付)の高所作業車を使用して、走行しながら作業する場合でも同様に必要となります。
(メールキャビン編集部)
https://www.aichi-corp.co.jp/service/faq アカスミ
2021年2月2日19時10分にYAHOOニュース(テレビ熊本)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日昼すぎ、熊本県八代市の国道で、去年7月の豪雨災害の復旧工事中だった大型クレーン車が球磨川に転落。
運転していた男性1人がけがを負いました。
アームを伸ばしたまま、逆さまにひっくり返っているのは工事中の大型クレーン車です。
球磨川の中にアーム部分が漬かっています。
2日午後1時ごろ、熊本県八代市坂本町荒瀬の球磨川に「クレーン車が転落した」と消防に通報がありました。
消防によりますと、この事故で大型クレーン車を運転していた50代の男性1人が、およそ1時間後に救助されました。
男性は熊本県の防災消防ヘリで病院に搬送されました。
警察によりますと、男性は軽傷ということです。
現場周辺では、去年7月に発生した豪雨災害の復旧工事が行われていたということです。
警察は関係者の話などから作業用の盛り土が崩れ、大型クレーン車が転落したとみて事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8918340da17ad485599af5b5c86c9f5771a0233a
2020年11月25日12時11分に読売新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
25日午前9時15分頃、東京都江戸川区東葛西の旧江戸川近くの工事現場で、クレーン車(25トン)が横転し、運転していた男性が運転席とコンクリートの岸壁の間に挟まれ、まもなく死亡が確認された。
警視庁葛西署幹部によると、現場では地盤改良工事が行われており、男性はクレーンで別の小型クレーン車をつり上げて移動させる作業中だった。
葛西署は事故の詳しい状況を調べるとともに、39歳の工事関係者とみて男性の身元確認を進めている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201125-OYT1T50175/
11月25日11時57分にNHK首都圏からは、バランスを崩したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は東京メトロの葛西駅から東に2キロほど離れた、工場などが建ち並ぶ地域で、警視庁は作業中にバランスを崩したとみて事故の状況を詳しく調べています。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20201125-OYT1T50175/
(2022年7月16日 修正1 ;追記)
2022年7月15日16時40分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、地盤が弱かったのに鉄板を敷いていなかった、現場責任者は初めて責任者を担当したので多忙で地盤調査を漫然としか認識していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・江戸川区の堤防で工事をしていたクレーン車が横転して男性作業員が死亡した事故で、警視庁は現場責任者の男性を書類送検しました。
おととし11月、江戸川区の防潮堤で工事中の大型クレーン車が横転し、操縦していた小島さん(当時39)が挟まれて死亡しました。
警視庁は今月15日、工事前に地盤調査をせず、安全管理を怠ったとして、当時、現場責任者だった40代の男性を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
警視庁によりますと、男性は現場の地盤が弱かったにも関わらず、転倒を防ぐための支柱の下に鉄板を置く指示をしていなかったということです。
取り調べに対し、男性は「地盤調査を漫然としか認識していなかった」、「管理者を初めて担当し、多忙で抜け落ちていた」と容疑を認めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06bc5d5fdbb93e40322d9bafaf755c408ec800d4
2020年10月23日16時21分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
23日午前11時55分ごろ、大阪府河内長野市南花台(なんかだい)3丁目の解体工事現場で、「重機が倒れた」と近隣住民から110番通報があった。
府警によると、地中の杭を抜くための重機が倒れ、道路を挟んで隣接する住宅に直撃。
屋内に人がいたが、けがはなかった。
重機を運転していた70代男性が軽傷という。
河内長野署によると、重機は当時、解体工事現場の敷地内を移動していたとみられる。
雨で地面がぬかるんでいたという。
長さ約20メートルの重機の一部がフェンスを破って住宅2棟の間に倒れかかり、うち1棟の屋根を直撃。
住宅間の敷地にとまっていた乗用車やバイクも壊れたという。
近所の70代男性は、「ドーンという大きな音が聞こえた後、停電になった。近くに人が通りかかっていたらと思うと怖い」と話した。
現場は南海高野線河内長野駅から約3キロの住宅街。
https://www.asahi.com/articles/ASNBR5DG9NBRPTIL01Q.html
10月23日18時0分にNHK関西からは、鉄板を敷いて移動中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時は雨のため作業をしておらず、重機の下に鉄板を敷いて移動させていたところ、重機が倒れたということです。
解体工事を発注したUR都市機構によりますと、団地は昭和57年から58年にかけて建設されたもので、一時期は、およそ40棟が建ち並んでいました。
しかし、空き部屋が増えたことなどから、このうち12棟について来年までに解体する計画で去年9月から工事を進めていました。
工事は建物のくいを地面から引き抜く作業だったということです。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201023/2000036424.html
10月23日19時47分にYAHOOニュース(テレビ大阪)からは、未明から事故直前まで51㎜の雨が降っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
気象庁によりますと、河内長野市では未明の降り始めから午前11時までに51ミリの雨が降っていました。
工事関係者は警察の調べに対し、「重機の下に敷いていた鉄板が雨でぬかるんだ地面の影響で傾いた可能性がある」と話しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3790e1e8e5ad9f2fdbf97b1077d30532f9d5a82a
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ大阪映像の3コマ。
3番目のコマでは、重機の後方に斜めに逆立ち状態になった鉄板が見える。
(2021年9月10日 修正1 ;追記)
2021年9月9日19時39分にNHK関西からは、現場の地盤調査を行っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
羽曳野労働基準監督署の調べによりますと、事故は、重機の下に鉄板を敷いて移動させる際に起きたということですが、作業にあたっていた大阪・港区の建設業「K工業」は、あらかじめ現場の地盤の調査を行わず、適切な作業計画を定めていなかった疑いがあるということです。
また、工事の元請けで大阪・中央区の建設業「M組」は、K工業に対し、適切な作業計画をつくるよう指導しなかった疑いがあるということです。
このため労働基準監督署は、2つの業者とそれぞれの現場責任者を9日、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210909/2000051130.html
2021年10月20日付で労働新聞からは、地盤調査を全くしていないわけではないが十分ではなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪・羽曳野労働基準監督署は、適切な作業計画を定めなかったとして、元請と下請の建設業2社を労働安全衛生法違反の疑いで大阪地検に書類送検した。
大きさ25メートル、重さ120トンのくい抜機が転倒して運転者が負傷し、一般家屋2軒が損壊、電線切断で周辺が停電する災害が発生している。
送検したのは、元請であるM本組(大阪府大阪市)と同社現場責任者、および下請であるK工業(大阪府大阪市)と同社現場責任者の2社2人。
元請は同法第30条(特定元方事業者等の講ずべき措置)、下請は同法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いがある。
災害は、令和2年10月23日、大阪府河内長野市の工事現場で発生した。
下請の70歳代の役員はくい抜機を運転し、長さ18メートルのくいを抜く作業を行おうとしていた。
作業前日に降った大雨の影響で現場の地面はぬかるんでおり、くい抜機は敷板ごと沈んで転倒した。
役員は骨盤を折るケガを負っている。
下請は作業計画を定める際、地質の状態などの調査に怠りがあった疑い。
同労基署は、「調査をまったくしていないわけではないが、十分ではなかった」と話している。
元請は、下請が定めた作業計画について、適切な指導を怠っていたとみている。
https://www.rodo.co.jp/column/113615/
2020年9月1日に掲載した元記事がブログサイト運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10960/
(2020年10月2日 修正2 ;追記)
2020年9月25日付で毎日新聞東京版からは、タンク跡付近の状況など、下記趣旨の補足説明的記事が現場の断面概要図付きでネット配信されていた。
横浜市金沢区の旧米軍施設「小柴貯油施設跡地」の工事現場で重機を運転していた男性(62)が貯油タンク跡に転落死した事故は、25日で発生から1カ月を迎える。
重機の重みでタンク跡のふたが崩落したとみられるが、発注元の横浜市は「あらかじめ決められたルート以外は通らない指示になっていた」と、重機がルートをそれなければ転落しなかったことを強調する。
重機がふたの上を走行した理由は何か。
ふたの危険性はどこまで共有されていたのか。
神奈川県警は業務上過失致死容疑で捜査を進めている。
【横浜市「想定外」を強調】
事故は8月25日夕に発生した。
タンク跡は直径約45メートルで深さ約30メートル。
内部には水がたまっており、転落直後は沈んだ重機すら見えなかった。
横浜市の建設会社社員で重機を運転していた男性の遺体が見つかったのは、排水作業が進んだ28日。
窒息死だった。
市によると、ふたは円形のコンクリート製で、事故当時は表面に土がかかっていた。
タンク跡の存在を目視で確認することは難しく、「落とし穴」のような状態になっていた。
林文子市長は今月2日の定例記者会見で、「市としては工事の受注にあたって危険性を示していたと思う」と述べ、タンク跡やふたの状態を業者側に説明していたとの見解を示した。
市公園緑地整備課は「具体的には答えられない」と慎重だが、重機を運転していた男性の行動は「想定外」だったとしている。
同課によると、重機は跡地内の決められたルートで土を運ぶことになっており、ルート通りに作業をしていればふたの上部を通過することはないという。
しかし、ふたについては工事後に撤去する予定だったため、強度などの確認はしていなかったとも明かした。
同課は「そもそも上に重機や人が乗ることは想定していない」と釈明するが、重機が通過すれば、ふたが崩落するほど危険な状態だったことを業者側にどこまで伝えていたのかについては明言を避ける。
市によると、もともとタンク跡は25メートルが地中に埋まっていたが、5メートルほどは地上に出ており、その周囲には土が盛られている状態だった。
今年5月の時点ではタンク跡は丘のようになっており、ふたは地上から5メートルの高さに位置していた。
一方、今年5月以降、事故のあったタンク跡から14メートル離れた平地に土の仮置き場がもうけられ、別のタンク跡を埋めるための土を運び入れる作業が行われていた。
その後、仮置き場の土が増え始め、タンク跡のふたと同じ程度の高さまで積み上げられ、同じ平面上で行き来できるようになっていた。
市によると、転落した重機の男性もこの作業に加わっていたという。
工事を受注した共同企業体(JV)のうちの1社で、元請けの飛島建設(東京都港区)の広報担当者は「警察の捜査の結果が出るまで、先走った話はできない」と話す。
下請けで、亡くなった男性が勤めていた建設会社は取材に応じなかった。
小柴貯油施設は戦前、旧日本海軍が燃料を貯蔵する施設として建設された。
ふたも当時の日本海軍が設置したとみられる。
戦後、米軍に接収され、航空機燃料の備蓄基地として使用された後、2005年に返還された。
横浜市は08年に「跡地利用基本計画」を策定。
都市公園として再利用することを決めた。
国は市が敷地内に34基あるタンク跡の撤去や土壌汚染の処理をすることを条件に13年、市に無償貸与した。
市はタンク跡の撤去には多額の費用がかかると判断し、タンク跡そのものを土で埋めることにした。
https://mainichi.jp/articles/20200925/ddm/041/040/114000c
9月26日付で毎日新聞東京版からは、市が業者に渡した図面にはタンク位置が記載されていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は25日の市議会で、工事を受注した共同企業体(JV)側に示した図面には、タンク跡の位置が明記されていなかったことを明らかにした。
市職員が口頭で伝えていたかについては、警察の捜査などを理由に言及しなかった。
共産党の古谷靖彦氏の質問に市幹部らが答えた。
答弁などによると、市とJVの担当者は5月14日、タンク跡を埋めるための土を搬送する作業について現地で打ち合わせをしたが、市側が示した図面に今回事故が起きたタンク跡の位置は示されていなかった。
市側は答弁で「(担当)部局ではしっかりとタンクの位置を認識していた」と回答したが、この図面以外にJV側に提供した図面がなかったことも明かした。
https://mainichi.jp/articles/20200926/ddm/041/040/116000c
(2021年3月26日 修正3 追記)
2021年3月24日19時58分に神奈川新聞からは、労安法で義務付けられている現場巡視を35日間怠っていたとして現場監督が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜南労働基準監督署は24日、労働安全衛生法違反の疑いで、東京都港区の土木・建築工事業者と現場責任者の40代男性を書類送検した。
書類送検容疑は、昨年6月15日~8月24日の間の計35日間、現場の巡視を行わなかった、としている。
労基署は認否を明らかにしていない。
当時、現場責任者は横浜市戸塚区の現場に常駐していたという。
労働安全衛生法では、下請け業者に作業を請け負わせるに当たり、元請け業者に作業場所の巡視を義務付けている。
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-443043.html
3月24日23時33分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、現場監督は毎日巡視すべきところ数日間しか巡視していなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜南労働基準監督署は、この事故に関連して、本来、作業日に毎日行うことが義務づけられている現場の安全確認の巡回を、35日間行わなかった疑いがあるとして、工事の元請け業者である飛島建設と現場責任者の男性社員を、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
現場責任者は数日間しか巡回をせず、事故当日は亡くなった作業員が1人で作業をしていたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/383106a97eba52a65313057cfc6f2635de7c4242
3月24日13時24分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)からは、6月から8月までの間、少なくとも35日巡視を怠っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜南労働基準監督署によりますと、飛島建設などは去年6月から8月までの間、現場で作業員に残土処理を行わせるにあたり、作業現場が安全に保たれているかなどの巡視を、少なくとも35日間行わなかった疑いが持たれています。
横浜南労働基準監督署は、飛島建設と現場責任者の男性のそれぞれの認否について明らかにしていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10315d986833a7e34131c72c174f97c85405cea9
2020年9月18日21時12分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後、川西町で、太陽光パネルの設置工事中にフォークリフトが横転し、運転していた43歳の外国人の作業員が下敷きになり、死亡しました。
警察によりますと、18日午後1時半ごろ、川西町玉庭にある太陽光パネルの設置工事現場で、フォークリフトが横転し、運転していた高畠町に住むコロンビア人の作業員アグデロ・グティエレス・ジョセ・アレキサンダーさん(43)が下敷きになりました。
男性は近くの病院に運ばれましたが、およそ3時間後、死亡が確認されました。
警察によりますと、フォークリフトは左カーブの下り坂にさしかかった際に横転したということです。
また事故当時、現場では雨が降っていたほか、工事現場の通路は泥に覆われていたということで、警察ではフォークリフトが雨でスリップし横転したものとみて、詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20200918/6020008133.html
2020年9月13日6時0分にYAHOOニュース(西日本新聞)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
12日午前10時すぎ、福岡市中央区大名2丁目の大名小跡地の再開発現場で、「大型クレーン車1台が約7メートル下に落下した」と119番があった。
運転していたとみられる男性作業員1人が病院に搬送され、福岡市消防局によると意識不明の重体という。
福岡中央署によると、クレーンのアーム部分の長さは約40メートルで、土台工事中に横転。
アーム部分が隣接するビルに倒れかかり、壁の一部を壊す被害も出た。
現場は繁華街の天神に近く、市の再開発促進事業「天神ビッグバン」の一環で米国系高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」などを核とする地上25階、地下1階の複合ビルを建設中だった。
隣接する公団に住む男子大学生(21)は複数の消防車が駆け付けた現場を見守った。
「ガターン、ガタガタッと何かが崩れるすごい音がして建物が揺れた。こちらに倒れてきていたらと考えると本当に怖かった」。
近くに住む女性(46)も「ドーンという音とともに壁や窓ガラスがぎしぎし揺れた。すぐに事故だと思った」と話し、助け出された作業員の安否を気遣った。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/644403/
9月15日9時56分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡中央署は15日、クレーン車を運転していた佐賀県小城市小城町松尾の建設作業員井上さん(62)が死亡したと発表した。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/644997/
2020年9月7日18時36分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
工事現場で作業中だった重機が突然、倒れて電線の一部を切りました。
警視庁によりますと、7日午前11時半前、東京・東村山市にある医薬品・食品メーカー「浅田飴」の工場で作業中だった杭打ち機が突然、傾いて工場の建物に倒れました。
その際に近くの電線の一部を切り、付近では約3時間にわたって停電が発生しました。
この事故によるけが人はいませんでした。
当時、現場では土台の基礎工事が行われていて、警視庁は雨でぬかるんだ土に杭を打ち込んだ際に重機がバランスを崩したとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca9cfa860ce0195af2a07fc6cd2320acebbda1e7
9月7日19時54分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、事故の直前に大雨が降っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前、東京・東村山市の工場で、作業中のくい打ち機が傾き、工場に倒れかかりました。
けが人はいませんでしたが、折れたアームが電線に引っかかり、周辺で一時停電しました。
警視庁によりますと、7日午前11時すぎ、東京・東村山市にある食品・医薬品メーカーの「浅田飴」の工場で、作業中のくい打ち機が傾いて工場に倒れかかり、外壁などが壊れました。
けが人はいませんでしたが、この事故で折れたアームがそばの電線にひっかかったということです。
東京電力によりますと、東村山市のおよそ80軒で一時停電が発生しましたが、現在は復旧したということです。
事故の直前には、工場の周辺で一時的に大雨が降っていて、くい打ち機の足場がぬかるんで土台が傾きバランスを崩したとみられるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/437ada986c6573010ca5cb5aa97ba541e36ed3a2
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ朝日映像の2コマ。
2020年9月7日15時39分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
名古屋市西区のアパートの解体現場で重機が倒れ、一時周辺の住宅が停電しました。
ケガ人はいませんでした。
警察などによりますと7日午前10時前、名古屋市西区新道のアパートの解体現場で作業をしていた重機が倒れました。
重機は約23トンで、倒れたはずみで解体現場を囲っていた防音シートや足場を倒し、一部が電線に引っかかりました。
中部電力によりますと、この影響で周辺の住宅などおよそ380戸が1時間あまりにわたって停電しました。
ケガ人はいませんでした。
男性:
「ドドドンっていうすごい音がしたので、外に出たら崩壊していたような状態でした」
重機は、解体した瓦礫の上を移動した際にバランスを崩して倒れたとみられ、警察と消防が事故の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/62534df25c45bee84be6a5ecf0cde83c8167ba27
(ブログ者コメント)
以下は、映像の2コマ。
2020年9月4日18時40分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
路上で電柱の交換作業をしていた車両が倒れる事故があり、作業をしていた50代の男性がけがをしました。
事故があったのは、北海道札幌市西区八軒の路上です。
9月4日正午ごろ、電柱の交換作業をしていた作業員から「重機に足を挟まれた」と消防に通報がありました。
この事故で車両のほか、建てようとしていた電柱が作業をしていた55歳の男性の右足に倒れてぶつかりました。
男性は骨折の疑いで病院に搬送され、治療を受けています。
また近くの住宅にもぶつかり、外壁が壊れたほか、敷地のアスファルトに穴があきました。
倒れたのは「建柱車」と呼ばれる電柱を立てる際に使う重機で、掘削ドリルやつり上げるクレーンをそなえています。
警察などによりますと、車両を安定させるために広げる「アウトリガー」と呼ばれる装置を現場の道幅が狭かったため十分に広げられず、バランスを崩したことが原因とみられていて、警察が詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ead24e7a6dfe380b2115cdd7d447463d55ccfc7b
9月4日17時57分にNHK北海道からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日正午ごろ、札幌市西区八軒の住宅地で、工事業者がクレーンを使って電柱を新品に交換する作業をしていたところ、クレーンを積んだトラックが横倒しになり、電柱も倒れました。
電柱は近くの住宅の玄関をふさぐように倒れ込み、警察によりますと、55歳の作業員が体を挟まれて足の骨を折る大けがをしました。
命に別状はないということです。
ほかに付近の住民が巻き込まれるようなことはありませんでしたが、建物の壁などが破損したということです。
近くの雑貨店の店員は「ドーンという大きな音にびっくりして外を見たら電柱が倒れていた」と話していました。
また、現場の作業員の1人は「電柱の重さに耐えきれなくなって作業用のトラックが倒れたのではないか」と話しています。
警察は、電柱をつり上げていた作業用のトラックがバランスを崩したのが事故の原因とみて、現場の安全管理が十分だったかなど詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200904/7000024515.html
9月4日17時6分にYAHOOニュース(北海道放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前11時50分ごろ、札幌市西区八軒5条東5丁目の路上で、電柱の交換をしていた作業車が、電柱と一緒に横転しました。
この事故で、55歳の男性作業員が、倒れた電柱の下敷きになり、右足のふとももの骨を折る重傷です。
倒れた電柱は、住宅の玄関先に倒れこみましたが、住民にけがはありませんでした。
警察によりますと、作業車は、本来使うべき車止めが使われていませんでした。
警察は、作業車が電柱の重みに耐えきれず横転したとみて、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/888a1d92763312ecccec92559bfae8fef5bb9daf
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
現場の前は広い4車線道路になっている。
以下は、北海道文化放送映像の1コマ。
アウトリガー用の板が3枚見える。
狭いスペースで目一杯、アウトリガーを張りだしていた模様。
4車線道路を通行規制して・・・という選択肢はなかったのだろうか?
2020年8月26日1時44分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日、横浜市にある公園の造成現場で盛り土の搬入をしていた60代の作業員の男性の行方が、乗っていた重機とともに分からなくなりました。
市によりますと、現場はかつてアメリカ軍などの燃料の貯蔵基地があった場所で、警察などは深さおよそ30メートルの地下タンクに転落したとみて、26日も捜索を続けることにしています。
横浜市などによりますと25日夕方、横浜市金沢区長浜にある公園の造成現場で、盛り土を搬入する作業をしていた60代の男性の行方が操縦していた重機とともにわからなくなりました。
現場は、かつて旧日本海軍やアメリカ軍が燃料の貯蔵基地として使用した「小柴貯油施設」の跡地で、これまでの調べによりますと、燃料をためるために使われていた直径およそ45メートル深さおよそ30メートルの地下タンクのふたの一部が崩落しているのが見つかったということです。
市は、この部分から男性が重機とともに地下タンク内に転落したとみていて、警察や消防は現場の安全を確認しながら、きょうも捜索を続けることにしています。
「小柴貯油施設」は平成17年に返還されたあと、公園の造成が決まり、ことし5月から盛り土を運び入れる作業が始まっていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200826/k10012583931000.html
8月26日11時10分に東京新聞からは、周囲に柵はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、男性は重機で土砂を仮置きする作業をしていた。
タンクはふたで覆われていたが、周囲に柵はなく、重機がふたに乗った際に壊れた可能性があるという。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/51217?rct=kanagawa
8月27日7時55分に読売新聞からは、タンク跡には鉄製の桁の上にコンクリート製の蓋が載せられ、その上に土がかぶさっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
タンク内部には深さ約9メートルの水がたまっていて男性の捜索が難航しており、26日夜から排水ポンプで水を抜く作業を始めた。
神奈川県警などによると、男性は、25日午前から、別の工事で発生した残土をタンク跡の脇で仮置きする作業を始め、午後3時頃、別の作業員が重機がなくなっていることに気づいた。
市によると、タンク跡は、鉄製の桁の上にコンクリート製の蓋が載せられ、土がかぶさっていた。
事故後、蓋の一部がなくなり、大きな穴が開いており、重機や土砂の重みで蓋が崩落した可能性があるとみている。
タンク内部の水は泥などで濁っているためダイバーによる捜索ができず、上からは重機を確認できていない。
排水作業は27日以降までかかる見込みで、県警などは、新たな土砂や蓋の落下などの二次災害の懸念がなくなった段階で救助を始める。
跡地内には同様の地下タンクが11基あり、別の工事で出た残土を集めて埋める工事を進めていた。
残土の置き場所は市が指定しており、うち2基は埋め立てが終わっているという。
8月26日11時49分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、陥没前後のグーグルアース比較写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
左側の画像が事故前、右が事故後の現場です。
事故前はタンクは見えず、すべてが土や木で覆われていましたが、事故後の映像ではふたが半分なくなっています。
タンクのふたがさらに崩落する恐れがあり、男性の捜索を再開するには水を抜く必要があるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb1190a265ccc5c4faf6444b94d2313e9f9bcc2e
8月26日21時29分に朝日新聞からは、市はタンクの上で作業しないよう指示していたなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
内部には推定約1万立方メートルの水がたまっており、救助活動は難航している。
金沢署などによると、事故前にはタンク跡を屋根や土が覆っていたが、それらがなくなって巨大な穴が開いており、作業中に崩落した可能性が高いという。
市が跡地を公園にするための工事を進めており、男性は下水道工事で現場付近に仮置きした残土を、重機で整地する作業をしていたという。
市の担当者は「地下タンクの上で盛り土をしないように指示していた」と話している。
26日夜ごろからポンプで約24時間かけて排水する予定で、崩落など二次災害の恐れがないことを確認した後に救助を進める方針だ。
https://www.asahi.com/articles/ASN8T7GZVN8TULOB012.html
8月26日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、タンク蓋の上で作業していた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
以前は、穴にふたがされていて、草木が生い茂り、穴があるようには見えない状態でした。
しかし、事故後、ふたの半分ほどが落ち、土は、厚いところで数メートルにも及んでいます。
タンクは現在は国が管理しています。
工事を発注した横浜市は、業者に地下タンクを避ける形で作業場所を指定していたといいます。
しかし、ふたの縁ギリギリまで盛られた土が崩れていることなどから、市は、男性が、ふたの上で作業をしていた可能性があるとみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/13a8dfae6e5e541ab90cf23806d4b209516eb7d1
8月29日0時49分に読売新聞からは、泥水の中から重機が見つかり運転手は死亡していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市は28日、タンク内の泥水の中から重機が見つかり、操縦室内で男性の遺体が見つかったと発表した。
市によると、発見時、重機は横倒しになった状態で、窓ガラスは割れていたという。
市は26日夜から泥水をポンプを使って排出し、28日午前に重機の走行用ベルトの一部が発見されていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200828-OYT1T50246/
(2020年9月3日 修正1 ;追記)
2020年9月1日17時22分に産経新聞から、死因は溺死だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県警は1日、司法解剖した結果、死因は溺死と発表した
https://www.sankei.com/affairs/news/200901/afr2009010018-n1.html
9月2日17時41分にNHK神奈川からは、当初の作業場所は低かったが運んできた土砂をならすうち高低差がなくなった、指示書ではタンク縁から10m以上離れた場所に置くことになっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市によりますと、男性は地下タンクの近くでダンプカーが運んできた土砂を重機でならす作業を担当していて、作業場所は当初、タンクのふたより5メートルほど低かったものの、土砂をならすうちに高低差がなくなったとみられるということです。
この事故に関連して、横浜市の林文子市長は、2日の記者会見で、工事の指示書では土砂を置く場所は、地下タンクの縁から10メートル以上離れた地点を指定していたと明らかにし、現場にどのような指示が伝わっていたのか、調べる考えを示しました。
市によりますと、ことし5月、土砂の搬入が始まる前に市の担当者や施工業者が立ち会って現場で土砂を置く場所を検討したということです。
この時、地下タンクの縁から少なくとも14メートル離れたおよそ2300平方メートルの場所を置き場に指定したということです。
しかし市によりますと、事故のあと、指定された場所の外側にも土砂があることがわかったということで、市では、当時、現場にどのような指示が伝わっていたのか調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200902/1050011428.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
2020年8月1日7時53分に読売新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
31日午前11時15分頃、山口県岩国市立石町1の下水道工事現場で、作業中のクレーン車が倒れ、アームの先頭部分が近くの道路にあったトラックに直撃した。
トラックの運転席に乗っていた同市昭和町1、自営業中村さん(男性、54歳)が全身を打ち、多発性外傷で死亡した。
山口県警岩国署や同市の発表によると、クレーン車はアームの先頭部分に矢板を地中に打ち込むための器具(約5・1トン)をつけ、矢板(約780キロ)をつり上げていた。
同署は、バランスを崩して前方に倒れたとみている。
市によると、中村さんのトラックは工事とは関係なく、偶然、現場近くの道路にあった。
工事は、近くで建設中の雨水調整槽と下水道管を地中でつなぐための立坑を掘るもので、市が発注していた。
市下水道課は「ご遺族に心よりお悔やみ申し上げる」との談話を出した。
事故当時、近くにいたという40歳代の男性は「雷が落ちたような音がした」と驚いていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200731-OYT1T50332/
7月31日19時40分にYAHOOニュース(テレビ山口)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午前、岩国市で転倒したクレーン車のアームがトラックを直撃し、運転席に乗っていた男性が死亡しました。
視聴者が撮影した画像です。
クレーン車のアームがトラックを直撃し、運転席が大破しています。
午前11時20分ごろ、岩国市立石町で作業中のクレーン車が転倒し、音を聞いた近くの作業員が消防に通報しました。
近くの会社の人「雷が落ちたようなすごい音だった。思いもかけない事故で、まさかこんなふうなことが起こるなんて思ってもいなかったのでびっくりしている」。
トラックの運転席には市内昭和町の自営業の男性が乗っていて、レスキュー隊に救出されましたが、死亡が確認されました。
岩国市によりますと、現場では市が発注した雨水をためる調整槽の整備工事が行われていました。
クレーンで矢板をつり上げていたところ、バランスを崩して前に倒れたということです。
男性は作業とは関係なく、たまたまその場にいたということで、警察で事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b5cf3f9390fc51fa9ed00e5065e9dfee65b5d14
(ブログ者コメント)
以下は、テレビ山口映像の2コマ。
アームの先端部がトラックの運転席にめり込んでいる。
あと1m、いや50cmでも前か後ろに駐車していたら、助かっていた可能性が高いように感じた。
(2021年7月31日 修正1 ;追記)
2021年7月30日10時34分にNHK山口からは、70トンクレーンの計画だったのに25トンクレーンを使っていた、事故前にクレーン車に異常が検知されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、岩国市から工事の発注を受けた会社などの社員3人は、安全管理上、市に提出しなければならない計画書に、つり下げられるおもりの上限が70トンのクレーン車を使うとしていましたが、実際には上限が25トンのものが使われていたということです。
さらに、クレーン車で作業にあたった会社の社員と社長は、事故の前、クレーン車に異常が検知されていたにもかかわらず、転倒防止のための措置をとっていなかったということです。
このため、警察は5人が安全管理を怠ったことで事故につながったとして、29日、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
警察は、5人の認否について明らかにしていません。
また岩国労働基準監督署も、クレーン車の操作にあたっていた会社と会社の現場責任者を、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20210730/4060010499.html
(2022年2月3日 修正2 ;追記)
2022年2月1日17時52分にNHK山口からは、以前から転倒防止装置を解除して作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岩国市にある建設会社のクレーン車の操縦士、佐々木被告(男、48歳)は、おととし7月、岩国市内の工事現場で、クレーン車を操縦する際に、転倒を防止する安全装置を解除した状態で作業を行い、クレーン車を転倒させ、近くに止まっていたトラックに直撃し、当時54歳の運転手の男性を死亡させたとして、業務上過失致死の罪で在宅起訴されました。
1日、山口地方裁判所岩国支部で始まった裁判で、佐々木被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
検察側は裁判で、「被告は、少なくとも事故が起きる1年前から安全装置を解除できることを認識したうえで、作業を繰り返していた。クレーン車が転倒することはないと過信したまま作業を行い、事故が発生した」などと指摘しました。
次の裁判は来月1日に行われ、遺族の意見陳述などが行われたあと、結審する予定です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220201/4060012491.html
(2022年3月17日 修正3 ;追記)
2022年3月16日13時18分にNHK山口からは、事故当日は安全装置が何度も作動していた、社長が改造していたので安全装置が解除できたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岩国市にある建設会社のクレーン車の操縦士、佐々木被告(男性、48歳)は、おととし7月、岩国市の工事現場で安全装置を解除したままクレーン車を操作して転倒させ、下敷きになったトラックの運転手の男性を死亡させたとして、業務上過失致死の罪に問われました。
16日の判決で、山口地方裁判所岩国支部の徳井隆一裁判官は、「事故当日、安全装置が何度も作動していたにもかかわらず、クレーンが転倒することはないだろうなどと安易に考えて安全装置を解除し、作業を継続していた。まさに起こるべくして起きたものだ。操縦者として基本的な注意義務に違反し、過失の程度は相当に重い」と指摘しました。
一方で、「安全装置が解除できたのは、建設会社の社長が改造を施したからであり、現場の体制自体にも問題があったといえ、事故の責任が被告のみにあるとは言いがたい」などとして、禁錮2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20220316/4060012893.html
2020年7月17日8時27分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時10分ごろ、高知県須崎市浜町2丁目の須崎魚市場で無人のフォークリフトが動きだし、岸壁から接岸中の漁船に転落した。
船上にいた須崎市山手町の漁業の男性(24)が下敷きになり、病院に運ばれたが、約1時間20分後に死亡が確認された。
須崎署によると、漁船は須崎市の九石大敷組合所属の第二九石丸(10トン)。
漁から戻り、男性ら10人ほどが船上で魚の選別や荷揚げをしていた。
フォークリフトは須崎市内の鮮魚卸売業者の所有。
鍵が差し込まれた状態で、何らかの原因で海側へとゆっくり前進し、岸壁から約1メートル下の漁船に転落したという。
須崎署は、事故前にフォークリフトを運転していた男性に話を聞くなどして、事故原因を調べている。
https://www.kochinews.co.jp/article/382473/
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。(記事は同じ内容につき割愛)
(7月16日18時6分 NHK高知)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200716/8010008847.html
(2020年8月21日 修正1 ;追記)
2020年8月20日17時8分にNHK高知からは、エンジンを止めずブレーキもかけていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
先月、須崎市の魚市場で無人のフォークリフトが海に転落し、岸壁に接岸していた漁船で作業をしていた男性が死亡した事故で、須崎労働基準監督署は、フォークリフトを運転していた鮮魚卸売会社の社長を労働安全衛生法違反の疑いで、20日、高知地方検察庁に書類送検しました。
書類送検されたのは、須崎市の鮮魚卸売会社と、この会社の56歳の社長です。
この事故は、先月16日、須崎市の魚市場近くの岸壁に接岸していた漁船に無人のフォークリフトが転落し、船の上で魚の選別作業をしていた須崎市山手町の漁業、梅原さん(24)が、下敷きになって死亡しました。
須崎労働基準監督署によりますと、社長は当時、漁船から水揚げされた鮮魚をフォークリフトで岸壁から魚市場に運搬していましたが、運転席を離れる際にエンジンを止めず、ブレーキもかけていなかったということです。
須崎労働基準監督署は、安全管理に問題があったとして、法人としての会社と社長をきょう、労働安全衛生法違反の疑いで高知地方検察庁に書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20200820/8010009135.html
2020年6月26日21時33分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真8枚と地図付きでネット配信されていた。
26日午後5時5分ごろ、大阪府高槻市南松原町の解体工事現場で大型のクレーン車が倒れ、アーム部分などが道路を挟んで隣接する住宅を直撃した。
直後にその住宅から出火したが、午後7時前に消し止められた。
屋内に住人の女性(29)と娘(1)がおり、娘が腕に軽傷を負った。
大阪府警は工事関係者から事情を聴き、業務上過失致傷容疑を視野に原因を調べる。
高槻署や市消防本部などによると、現場では葬儀場の解体工事が行われ、クレーン車は地中の杭をつり上げて引き抜く作業中だったという。
クレーンは長さ30メートル前後とみられる。
住宅は木造2階建てで、アーム部分は屋根の上からぶつかり、住居部分にめりこんだ。
女性と娘は1階の居間におり、女性は「ドーンという音がなって子どもを抱いて逃げた」と説明しているという。
現場は阪急京都線高槻市駅から東へ約500メートルの住宅や事業所が並ぶ一角。
周囲の住人らによると、大きな衝撃音が響き、煙や炎が上がるなど現場は一時騒然となった。
関西電力送配電によると、クレーンが電線に引っかかって断線した影響で、周辺の最大600軒が停電した。
近所に住む女性(60)は当時、ベランダで洗濯物を干していた。
「バキバキバキ」という大きな音がしてその方向を見ると、クレーン車が倒れ、煙が上がっているのが見えたという。
「少し前に自宅のすぐ前でも杭を抜く作業をしていた。その時に倒れていたらと思うと怖い」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASN6V61K5N6VPTIL02H.html
6月28日18時14分にYAHOOニュース(関西テレビ)からは、杭が折れた反動で倒れたのかもという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
付近の住民に向けた説明会が行われました。
【説明会での工事会社側の説明】
「取れかかっていた杭が折れて、その反動でクレーンが倒れたのではないか」
・・・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8625045e7d458f4fa2bd0886aa02882bf24cb9e
6月28日19時13分に産経新聞からは、地盤が緩かったのかもという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日は周辺住民向けの説明会も開かれた。
出席した複数の住民によると、作業をしていた業者らから、クレーンが旋回した際に速度を出し過ぎたかもしれないというこれまでの説明に加え、地盤が緩かった可能性への言及があった。
https://www.sankei.com/affairs/news/200628/afr2006280021-n1.html
6月29日17時20分にYAHOOニュース(MBS NEWS)からは、当日になって急に変わった経験の浅い操縦者がクレーン工事の制限時間を5分過ぎたので焦って急旋回させた可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
事故当日の6月26日夜に開かれた住民説明会では・・・。
さらに工事の関係者は次のように述べました。
「(クレーン車の操縦者が)きょうに限って急用ができて、いまの人間がやった。」(工事関係者)
クレーン車の操縦を、普段のベテラン作業員ではなく、急きょ経験の浅い作業員が行っていたことがわかりました。・・・
工事関係者への取材で、事故に至る経緯が徐々に明らかになってきました。
当時、クレーン車は葬儀場の建物を固定するために使われていた「基礎杭」を抜く作業にあたっていました。
杭1本を抜いた後、反時計回りに旋回中に何らかの理由でスピードを出しすぎたためバランスを崩し、住宅側へ倒れたとみられています。
・・・・・
また、関係者によりますと、重機を使った作業は住民との間の取り決めで決まったということで、MBSが入手した工事の作業工程表をみると、午後5時までと明記されています。
しかし… 「午後5時以降は重機を動かしませんとなっているが、(事故当日は)何かものすごい音がしていて、ええ加減、言わなあかんかなと思って、その業者に。」(近所の住民)
事故が起きたのは午後5時5分頃でした。
ある工事関係者は、「作業を早く終わらせるため、焦ってクレーン車の旋回スピードを上げたことが事故につながった可能性がある」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8c9ddb7d58becb5748378e5f8839edb294966e3
(2020年10月1日 修正1 ;追記)
2020年9月29日18時19分にNHK関西からは、作業手順を守らずにクレーンやアームを動かしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
茨木労働基準監督署によりますと、この工事であらかじめ定めていた作業手順では、クレーンもアームも動かさずにワイヤーを巻き上げ、くいを抜くことになっていました。
しかし、工事を実施した下請けの「N重機建設」は、クレーンを旋回させたりアームを伸ばしたりして作業を行い、その結果、バランスを崩して倒れたとみられるということです。
また、元請けの「S電建」は、安全確認のため作業日には現場を見回ることになっていましたが、この日は見回りをしていなかったということです。
このため、労働基準監督署は、2つの建設会社とそれぞれの社長を労働安全衛生法違反の疑いで29日、書類送検しました。
このうち「S電建」は、NHKの取材に対し、「詳しいことは把握しておらず、社長や弁護士に確認したい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200929/2000035471.html
9月30日12時29分にYAHOOニュース(ABCニュース)からは、許可された工事終了時間が迫っていたため手順を飛ばしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月、大阪府高槻市でクレーン車が倒れて住宅を直撃した事故で、解体工事を行っていた会社の社長らが書類送検されました。
労働安全衛生法違反の疑いで労働基準監督署が書類送検したのは、四條畷市のN重機建設と男性社長(79)です。
社長らは今年6月、高槻市の解体工事現場で、建物を支える「くい」をクレーン車で引き抜く際、本来の計画とは違う方法で作業した疑いがもたれています。
バランスを崩したクレーン車は住宅を直撃し、1歳の女の子が腕に軽いけがをしました。
社長は調べに対し、「工事の終了予定時間が迫る中、本来とるべき手順を飛ばした」という趣旨の話をしているということです。
労基署は他にも、事故当日に工事現場の巡視をしていなかったとして、元請け会社と、この会社の社長(49)も書類送検しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b80636ea46ccace2edf59e5c3a335d1b83be9be
2022年3月14日16時6分にNHK関西からは、母親はPTSDを発症していた、工程の一部を省いて作業していた、操縦士は作業を終わらせないといけないと思い焦っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととし6月、大阪・高槻市の建物の解体工事現場で、くいを抜く作業をしていたクレーンが倒れて近くの住宅を直撃し、中にいた当時1歳の女の子が腕に軽いけがをしたほか、母親もPTSD=心的外傷後ストレス障害を発症しました。
警察によりますと、くいを抜く際には少しずつ切断しながら作業を進めることになっていたのに、クレーン車の50代の男性操縦士はこの工程を経ずにくいを抜こうとしたということです。
クレーン車には、持ち上げるものの重さが一定以上になると警報が鳴って動きが止まる安全装置がついていましたが、この装置を切って作業していたということです。
このため警察は、14日、この操縦士を業務上過失傷害の疑いで書類送検しました。
調べに対して容疑を認め、「作業を終わらせないといけないと思い、焦っていた。まさかクレーンが倒れるとは思っていなかった」と話しているということです。
この事故をめぐっては、操縦士が勤務する建設会社とその経営者が、危険防止の措置を取らなかったとして、労働安全衛生法違反の罪で罰金30万円の略式命令を去年受けています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220314/2000058863.html
3月14日17時38分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、アームを伸ばしすぎた、転倒前にアラームが鳴っていたが切っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、クレーンを運転していた男性(55)が地中の杭を抜く際に、アーム部分を伸ばしすぎたなど、誤った手順で作業したことが転倒につながったということです。
また、男性は運転経験が浅く、転倒前に誤作動を知らせる警報アラームが鳴っていましたが、切っていたということです。
男性は「作業を終えるため焦っていた」と、容疑を認めているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff6742ec20ae8223396ab9f0853005743158c8ea
2020年6月11日17時57分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後0時半ごろ、札幌市北区篠路5条9丁目の水道管の敷設工事現場で、作業のため道路に掘られていた深さ3メートルほどの穴にショベルカーが転落しました。
警察によりますと、この事故で穴の中で作業していた札幌市東区の丸山さん(男性、48歳)が下敷きになり、病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。
また、ショベルカーを操縦していた53歳の男性作業員も軽いけがをしたということです。
現場は住宅街にある道路で、当時は地中に水道管を通すためショベルカーで穴を掘る作業が行われていました。
警察は関係者から話を聞くなどして、事故原因のほか、安全管理に問題がなかったかについても調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200611/7000022000.html
6月11日17時51分にYAHOOニュース(STV)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
工事中の道路の穴にショベルカーが落ちています。
事故があったのは、札幌市北区篠路5条9丁目の水道管の工事現場です。
警察によりますと、11日午後0時半ごろ、工事作業中のショベルカーが3メートルほどの穴に落ち、中にいた作業員4人のうち1人が下敷きになりました。
この事故で下敷きとなった作業員の男性が、11日午後2時すぎに死亡が確認されました。
ショベルカーを運転していた男性が軽傷です。
警察は事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ff944765e2b48287015fb8fc36c9f3338136d60
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
以下はSTV映像の1コマ。
(2020年9月25日 修正1 ;追記)
2020年9月24日21時45分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、誘導員を配置しなかったことが事故原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌中央労働基準監督署は9月24日、工事をしていた建設会社と会社社長の男性を、現場に転落防止のための誘導員を配置しなかったとして書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで札幌地検に書類送検されたのは、札幌市北区の建設会社「K土建」と会社社長の48歳の男性です。
札幌中央労働基準監督署は、掘削作業をする際転落を防止するためにショベルカーを誘導するための誘導員を配置しなかったことが事故の原因だとして、法人としての会社と会社社長に安全配慮義務違反があったとして、書類送検しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a2b1cf1d214b27616f8724a8ae1f6bec51a3012
2020年3月23日18時35分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倒れたのは高さ30メートルのクレーン。
三重県津市の工事現場で、男性作業員が重傷です。
事故があったのは、津市広明町の工事現場で23日午前9時半ごろ、57歳の男性作業員が遠隔でクレーンを操作し重さ2トンの鉄筋を吊り上げたところ、高さ30メートル余りのアームごと転倒しました。
倒れたクレーンへの直撃は免れたものの、操作していた男性作業員(57)がケガをし、病院に運ばれましたが、背骨など5か所を骨折する重傷です。
現場は国土交通省三重河川国道事務所の新庁舎の建設現場で、クレーンが倒れたのは敷地内のみで、周辺の通行人などにケガ人はいないということで、警察が原因を調べています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00027443-tokaiv-soci
3月24日10時0分に伊勢新聞からも、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
23日午前9時半ごろ、三重県津市広明町、国土交通省三重河川国道事務所の敷地内で、高さ約26メートル、重さ37トンのクレーンが作業中に倒れる事故があった。
近くでこのクレーンを遠隔操作していた男性土木作業員(57)が脊椎や肋骨(ろっこつ)骨折などの重傷を負い、市内の病院に搬送された。
津署などによると、現場では同事務所の庁舎建て替え工事をしており、クレーンは約2トンの鉄筋をつり下げていた。
クレーンは本体部分とアーム部分が逆L字型になっており、トラックの荷台から鉄筋をつり上げた後、前のめりに倒れたという。
事故原因は調査中。
当時、現場には約25人の作業員がいた。
https://this.kiji.is/614990273543193697?c=39546741839462401
2019年12月18日18時1分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
18日午前7時40分ごろ、宮城県塩釜市新浜町2のホームセンターの新築工事現場でクレーン車(総重量41トン)が転倒し、アーム部分が敷地内に止めていた車約7台を直撃した。
車には始業前の作業員が乗っており、1人が多発外傷で死亡したほか、2人が重傷、3人が軽傷を負った。
県警は業務上過失致死傷容疑で調べている。
塩釜署などによると、死亡したのはワゴン車の助手席にいた同県大和町吉岡、会社員、三浦さん(男性、41歳)。
同じ車内にいた男性(29)が腰や腕などの骨を折る重傷、もう1人の男性(23)が頭部に重傷を負った。
別の車に乗っていた男性2人と、救助に駆けつけた男性も軽傷を負った。
クレーン車を操作していた男性にけがはなかった。
クレーン車は午前8時の始業に備え、資材を運んでいた。
現場はJR仙石線東塩釜駅から北東に約600メートルの国道沿い。
近くで働く男性(60)は、「事務所にいたら『ドーン』という音がした」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20191218/k00/00m/040/083000c
12月19日12時13分にNHK東北からは、アウトリガーの下に木材を敷いており、その部分が地面にめりこんでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前7時40分ごろ、塩釜市新浜町のホームセンターの建設工事現場で、大型のクレーン車が機材をトラックに積み込む作業をしていたところ、数台の車の上に倒れ、作業員が下敷きになりました。
これまでの調べで、クレーン車には、車体の横に張り出して転倒を防止する「アウトリガー」と呼ばれる支えがあり、当時も使われていましたが、支えの一部には木材が敷かれ、地面にめり込んでいたことが関係者への取材でわかりました。
クレーン車の重みが地面の一部に集中しないよう、支えの部分には鉄板などを敷くのが一般的だということですが、関係者によりますと、現場の調査を行ったうえで木材を使っていたということです。
警察は、何らかの原因でクレーン車がバランスを崩したとみて調べています。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20191219/6000008345.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
倒れた側のアウトリガー接地部分を撮った写真は、下記記事中の写真参照。
(2019年12月19日18時27分 産経新聞)
https://www.sankei.com/affairs/news/191219/afr1912190032-n1.html
(2020年10月30日 修正1 ;追記)
2020年10月29日16時5分にNHK東北からは、アウトリガーの下に鉄板を敷いていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
クレーン車には、車体の横に張り出して転倒を防止する「アウトリガー」と呼ばれる装置がありましたが、警察が調べたところ、装置の下に鉄板を敷かずに作業をしていたことが転倒につながったと裏付けられたということです。
このため、警察は、適切な安全対策を怠ったとして、クレーン車を運転していた利府町の52歳の会社役員を、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。
事故当時は、工事の始業前で、多くの作業員が車の中で待機するなか、屋根の機材をクレーン車でつり上げていたということで、会社役員は調べに対し、「始業前に機材の準備をしようとしていて、鉄板を敷いていては間に合わないと思った」と話し、容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20201029/6000012179.html
10月29日14時18分に産経新聞からは、朝の会合に間に合わせるため鉄板を敷くなどの作業を怠っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警塩釜によると、クレーン車の安定を図る鉄板を敷くなどして地面の陥没を防ぐ義務があった。
調べに対し容疑を認めた上で、「当日の朝の会合に間に合わせるため、(クレーン車の安定を図る)作業を怠った」などと話しているという。
https://www.sankei.com/affairs/news/201029/afr2010290019-n1.html
10月29日20時10分にYAHOOニュース(仙台放送)からは、鉄板の替わりに樹脂板を敷いていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、クレーン車での作業では、車体を安定させるために車両の両脇に付いている「アウトリガー」の下に、必要な大きさと強度を満たす鉄板などを敷く必要があるということです。
しかし、男性が敷いたのは基準に満たない樹脂板で、これにより車体が沈み込み、横転につながったとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/30a930eada7054978a3c9c82c7a4c4d3a4334a0c
(ブログ者コメント)
以下は仙台放送映像の4コマ。
クレーンの倒れる様子が映っている。
★
2019年12月3日15時47分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前11時40分ごろ、海陽町相川の建設会社の資材倉庫で、クレーン車を使ってトラックに荷物をつり上げる作業を行っていたところ、クレーン車がバランスを崩して横転しました。
このはずみでクレーン車のアームが近くで指示を出していた海陽町小川の会社員尾尻さん(男性、58歳)を直撃し、尾尻さんは、全身を強く打つなどして死亡しました。
警察は、クレーン車の運転手や当時、現場にいた作業員から話を聞くなどして、事故の原因や作業中の安全管理などを調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20191203/8020006358.html
12月4日10時0分に徳島新聞からは、死亡した男性はクレーン車前方でバケットにワイヤを巻き付ける作業をしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前11時40分ごろ、海陽町相川の建設会社の資材倉庫の敷地で作業をしていた社員の男性(58)=同町=に、クレーン車(25トン)のアーム部分が直撃した。
男性は全身を強く打ち、その場で死亡が確認された。
牟岐署によると、クレーン車は同僚の男性社員(64)が操作しており、何らかの原因で横転。
クレーン車の前方で、鉄製バケットにワイヤを巻き付ける作業をしていた男性にアームが当たった。
署が原因を調べている。
https://this.kiji.is/574762326371517537?c=39546741839462401https://this.kiji.is/574762326371517537?c=39546741839462401
(2020年8月17日 修正1 ;追記)
2020年8月17日付で労働新聞から、玉掛け時、軽い荷物だからとアウトリガーを出さずにブームを倒していて転倒したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
徳島・阿南労働基準監督署は、アウトリガーを張り出すなどの危険防止措置を怠ったとして、工事業の㈱T組(徳島県海部郡)と同社現場監督を、労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで徳島地検に書類送検した。
無荷物の状態だった移動式クレーンが転倒し、労働者にぶつかる死亡災害が発生している。
災害は令和元年12月3日、同社の資材置き場で発生した。
60代の現場監督が25トン吊りの移動式クレーンを運転し、労働者に荷物を玉掛けさせるためにブームを伸ばしながら倒した。
本来の傾斜角度を超えてブームを倒したところ、旋回していたクレーン車が労働者に向かって横倒しになった。
ジブ先端が刺さるように衝突し、労働者は背後にあったプレハブ小屋との間に挟まれて死亡した。
労働安全衛生規則第70条では、アウトリガーを有するクレーンは張り出さなければならないとしているが、同社はこれを怠った疑い。
同社は従業員数が20人ほどで、50代の被災者は現場監督を担うこともあった。
同労基署によると、労働者も危険防止措置が取られていないことは認識していたとみているが、「アウトリガーを張り出さずに運転していた現場監督の方が年上であったため、労働者は特に言及しなかった可能性がある」としている。
違反の理由としては、「25トン吊りのクレーンに対して吊る予定だった荷物は0.1トンだったため、軽い荷物ならアウトリガーを広げなくても倒れないだろうと安易に考えていたのではないか」とした。
「荷物を吊るしていなくても、安全対策を怠ると倒れてしまうことをしっかりと認識してほしい」と話している。
https://www.rodo.co.jp/column/93597/
2019年10月9日21時16分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
9日午後6時35分ごろ、東京都葛飾区の環状7号線の青砥橋で、橋がかかる中川の護岸の改良工事をしていたクレーンが道路を横断するように倒れた。
警視庁などによると、バイク1台が巻き込まれ、運転していた40代の男性が左鎖骨骨折などの重傷で病院に搬送された。
命に別条はないという。
作業員は「バランスを崩して倒れてしまった」と説明しているという。
現場は片側2車線の都道。
全線通行止めが続いているが、10日午前中には復旧する見込みという。
https://www.asahi.com/articles/ASMB96SQLMB9UTIL061.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。