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2018年9月13日8時52分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月13日12時54分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前2時20分ごろ、JR東海道線の草津駅と栗東駅の間の線路ののり面で、電柱にのぼって地上約7mの高さで変圧器を交換する作業をしていた大阪・高槻市の作業員、藤本さん(男性、30歳)が感電したと消防に通報があった。
藤本さんは栗東市内の病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察などによると、当時、電線には1500ボルトの電圧で電気が流れていて、一部に焦げたあとがあることから、警察は、藤本さんが誤って電線に触れて感電したとみて、ほかの作業員から話を聞くなどして詳しい状況を調べている。
JR西日本によると、この事故による運行の影響はないという。
出典
『JR東海道線で作業員が感電死』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20180913/2060001112.html
『工事中感電か、作業員死亡…JR東海道線 電車への影響はなし 滋賀・栗東』
http://www.sankei.com/west/news/180913/wst1809130047-n1.html
2018年8月20日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
(1/2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8706/
(2/2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8705/
(2018年9月20日 修正1 ;追記)
2018年9月12日18時25分にNHK関西からは、備品洗浄中だったのでアクリル板を蹴破る音は聞こえなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
樋田容疑者(30)が逃走してから、12日で1か月になる。
警察には、これまでにおよそ2500件の情報が寄せられ、のべ9万人を動員して捜査しているが、依然、行方は分かっていない。
これまでの調べで、留置場の樋田容疑者の居室からは、署員の名前や日付に印がついたカレンダー形式のメモのほか、逃走に使う道具とみられる先のとがったプラスチック片が見つかっていて、警察は、特定の担当者の日を狙って計画的に逃走したとみている。
その後の調べで、当時、留置場には当直の署員2人がいたが、1人は休憩中で、もう1人は備品を洗っていたことが捜査関係者への取材で分かった。
署員は、水の音でアクリル板を破る音は聞こえなかったと説明しているということで、警察は、監視が緩むわずかな隙を狙って逃走した可能性があるとみて調べている。
大阪府警察本部では、容疑者の逮捕に結びつく有力な情報を提供した人に、OB有志からの私的懸賞金、最高で200万円を支払うことにしている。
出典
『逃走時署員は水仕事 音聞こえず』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180912/0007302.html
(2018年9月30日 修正2 ;追記)
2018年9月30日付で毎日新聞東京版から、山口県で万引きして捕まったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
富田林署から逃走し、約350km離れた山口県周南市で48日ぶりに逮捕された樋田容疑者(30)。
大阪府羽曳野市で盗まれた自転車で逃走していたとみられ、万引きで身柄を確保された際の所持金は、わずか280円だった。
「何するんか。離せ」。
29日午後6時ごろ、周南市の道の駅「ソレーネ周南」の店先で、樋田容疑者が怒鳴り声を上げた。
万引きが見つかり、警備員の女性に身柄を取り押さえられた瞬間だった。
大阪府警や山口県警などによると、坊主頭にしていた樋田容疑者は黒い帽子をかぶり、上が青、下が黒のウインドブレーカーを着用。
変装するかのように、サングラスをかけていた。
食品売り場をうろつく樋田容疑者は、餅やロースカツ、菓子パン、缶コーヒーなどを万引き。
服の中に隠す様子を警備員が確認した。
そのまま店外に出て自転車に乗ろうとした樋田容疑者に、「会計がまだですよ」と声を掛けると、「財布を取りに行っただけ」と取り合わず、別の従業員らともみ合いになったという。
自転車は大阪府羽曳野市で盗まれたもので、白色のスポーツタイプの荷台には大量の荷物が積み込まれていた。
樋田容疑者は、店の事務所に連れていかれた後も、「トイレに行く」などと話して逃げようとしたが、従業員数人で阻止した。
所持金はわずか280円。
樋田容疑者は日焼けし、目は充血していたという。
ソレーネ周南は国道2号沿いの田園地帯にあり、農産物や水産物の販売所やコンビニもある。
近くに山陽自動車道の徳山西インターチェンジがあり、観光客に人気の施設。
樋田容疑者の逮捕の報を受け、現場には報道陣が続々と駆け付けた。
・・・・・
出典
『大阪・の容疑者逃走 350キロ自転車で移動か 樋田容疑者、逮捕時所持280円』
https://mainichi.jp/articles/20180930/ddm/041/040/164000c
2018年9月11日22時42分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島市の市道で夜間、側溝に転落して脊髄を損傷する重傷を負い、後遺症に苦しむ同市の女性(82)が、転落防止を怠った市に管理責任があるとして、市に約1億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福島地裁は11日、市に約4500万円の支払いを命じた。
判決によると、女性は平成25年10月11日午後6時ごろ、自転車を押して同市方木田の市道路側帯を歩いていて、深さ最大90cm、幅約1.2mの側溝に転落、四肢にまひが残る重傷を負った。
現場はガードレールが途切れ、街灯もない場所で、女性は道幅が広がったと思い込んで側溝へ進んだという。
遠藤裁判長は、「転落場所に柵や注意を促す看板や照明があれば、事故は回避できた」と指摘。
慰謝料のほか、リハビリや介護費用などの損害を認めた。
一方で、女性にも安全に注意して通行するべきだったとして、一部を減額した。
福島市は、「事故は、もっぱら女性の前方不注意によるものだった」と主張していた。
判決に木幡市長は、「道路は、国の基準以上に安全性に配慮して管理している。今後の対応については、判決の内容を精査し検討していく」とのコメントを発表した。
出典
『福島市に4500万円賠償命令 側溝転落、後遺症の女性に 福島地裁』
https://www.sankei.com/affairs/news/180911/afr1809110043-n1.html
9月12日7時45分に朝日新聞からも、同趣旨の記事が対策後の現場写真付きでネット配信されていた。
判決文によると、女性は2013年10月11日の午後6時ごろ、同市方木田の市道を自転車を押して歩いていたところ、段差が最大約90cmの側溝に落下。
頸髄を損傷し、寝たきりになった。
現場は車通りの多い片側1車線の道路で、歩道がなく、ガードレールはなかった。
判決では、看板などで危険を促すなどの防止策を講じなかったのは、市の安全管理に瑕疵があると認定した。
市は提訴を受け、16年10月、現場に赤いポストコーンを設置した。
原告側弁護士によると、女性は「私のような被害者を二度と出さないで欲しい」と、対策を講じた市の対応を評価しているという。
出典
『側溝に転落し後遺症、市に賠償命令 「防止措置講じず」』
https://www.asahi.com/articles/ASL9C4K6VL9CUGTB00B.html
9月20日13時0分にNHK福島からは、双方が控訴したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この判決を不服として、福島市は19日、仙台高等裁判所に控訴した。
福島市は、「女性が転落した側溝は、それまで事故が起きたこともなく、市民などから危険だという通報もなかったため、事故を予見することは難しく、市の管理に問題はなかった。事故が起きた現場の周辺には、国の設置基準以上に防護柵が設置されている」としている。
一方、女性側も、弁護士によると、判決が「転落した女性にも4割程度の過失がある」としていることを不服として控訴する方針で、福島市に対しては、責任を認めて事故防止に努めてほしいと話しているという。
出典
『側溝転落めぐる裁判 市側が控訴』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180920/6050002725.html
(ブログ者コメント)
朝日新聞掲載写真を見ると、まっすぐな車道に沿って設置されたガードレールが、途中で無くなっている。
そして、車道に沿って、一段低い側溝がある。
また、NHKの映像によれば、橋のような坂を上がってきて下り始める場所に、長さ数mだけガードレールが設置されている。
そして、そのガードレールは、設置用に?道路幅がその部分だけ10cm程度広がっているため、ガードレールが切れた場所以降は、それまでガードレールがあった部分が側溝との境になっている。
これでは、あたりが暗ければ、側溝に転落するポテンシャル大だと言えるかもしれない。
ちなみに、付近は住宅街とも思えない。
82歳の女性が、こんな道を初めて通った?
何回か通ったことがあるので4割過失となったのだろうか?・・・そんなことも頭に浮かんだ。
(2019年2月28日 修正1 ;追記)
2019年2月27日22時34分に産経新聞から、市と被災者の間で和解が成立したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
福島市の市道で夜間、側溝に転落して脊髄損傷や後遺症が生じた女性(83)が、転落防止策を講じなかった市に管理ミスがあったとして、約1億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審は27日、仙台高裁で和解が成立した。
市が女性に解決金3750万円を支払う。
女性側の弁護団によると、女性は「今回の教訓を生かし、自身と同じような被害者を出さないでほしい」と話しているという。
出典
『福島の側溝転落訴訟で和解 市が女性に3750万円支払い』
https://www.sankei.com/affairs/news/190227/afr1902270040-n1.html
2018年9月11日21時24分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高所作業の安全対策を怠り、男性作業員(66)が転落死する事故を起こしたとして、愛知県警は11日、業務上過失致死の疑いで、名古屋市中川区のF鉄工所の男性社長(83)と現場責任者の男性(74)を書類送検した。
社長は、「簡単な作業と安易に考えていた」と供述しているという。
県警中川署によると、5月14日、同鉄工所内でクレーンに足場を設置して作業していた男性が、別のクレーンのモーター部分を交換中、約6mの高さから転落して死亡した。
社長の書類送検容疑は、同日、安全管理をする立場にもかかわらず、事故防止の注意義務を怠って現場責任者任せにした上、男性を乗せたまま足場をクレーンでつり上げて作業させる危険な方法を了承するなどし、転落事故を引き起こしたとしている。
現場責任者は、危険な方法を計画し、安全帯やヘルメットを使わず男性とともに作業するなどしたとしている。
出典
『高所作業の安全対策怠る 鉄工所社長ら書類送検 愛知』
http://www.sankei.com/west/news/180911/wst1809110093-n1.html
9月11日18時56分にFNN PRIMEからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、現場責任者ら2人は、足場に男性作業員を乗せてクレーンで吊りあげて作業させていたという。
出典
『足場に男性乗せクレーンで吊り上げて作業させる 男性“転落死”で鉄工所の83歳社長ら書類送検』
https://www.fnn.jp/posts/1981THK
2018年9月11日8時13分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
吹き飛ばされたトタンが、マンションの室内にいた女性を襲った。
台風21号の犠牲者は、いずれも強風にあおられたり、飛来物の直撃を受けたりしたとみられる。
専門家は、「加害者にならぬよう、屋外の物を飛ばさない対策が必要。加害者にも被害者にもならないよう、窓ガラスの防護をしておくべきだ」と指摘する。
4日、大阪市港区のマンション8階。
警察によると、トタンが窓を突き破って室内にいた女性(77)に当たり、あごの下に切り傷を負うなどして亡くなった。
京都大防災研究所の丸山敬教授(建築耐風構造)は、建物で風に最も弱いのがガラスを用いた開口部だとして、窓を守る対策の必要性を訴える。
窓が破られると、思いがけず加害者になってしまう場合も。
室内に入り込んだ風によって壁や天井を外側に押す力が強まり、屋根が飛ぶこともあるためだという。
強風対策には、雨戸やシャッターが有効だ。
複数のガラスの間に樹脂膜を挟んだ合わせガラスを用いる方法もある。
割れてもガラス片が飛び散らず、飛来物の侵入を防ぐことができる。
室内では、カーテンを閉めて窓から離れておく方が良い。
今回ほどの暴風でなくとも、「大人が運べる重さの物は、風で飛ぶ可能性がある」と知っておくべきだという。
家の周りの飛びそうな物は、屋内に入れるか固定する。
丸山教授は、窓などの強化をした上で、強風時はとにかく外出せず、家の中にいることが大切だと呼び掛けている。
出典
『吹き荒れる風、室内にいた女性の命をも奪う トタンが窓を突き破り 窓ガラス防護ポイント』
http://www.sankei.com/west/news/180911/wst1809110016-n1.html
2018年9月11日1時31分に日本経済新聞電子版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
経産省は、事業者や家庭から買い取る太陽光発電の価格を大きく下げる。
1KWhあたりの買い取り価格を、事業用は2022年度、家庭用は25年度にも半額にする目標を掲げる。
太陽光発電は、コストの一部を消費者が負担している。
膨らむ負担を抑えるため、コストの抑制を促す。
同省は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)を見直す。
安価な電力を調達する「入札」の対象を、2000KW以上のメガソーラーから、19年度にも50KW以上に広げる案を検討する。
入札制では、事業者は、国が示す上限価格よりも低い価格で売電しなければならない。
この仕組みを通じ、22年度には買い取り価格を1KWhあたり8円程度とすることを目指す。
18年度は18円だった。
地産地消型の小規模太陽光などは例外とすることを検討する。
家庭用の太陽光も、25~27年度までに11円程度まで下げる方向だ。
太陽光発電を買い取る費用の一部は、電気料金に上乗せされている。
18年度の上乗せは2.4兆円だが、30年度には3.1兆円に達する見通し。
政府はエネルギー基本計画で、再生エネの「主力電源化」を目指している。
事業用は発電にかかるコストを25年度に7円と、現在より6割下げる方針だ。
価格が下がれば、太陽光への新規参入が滞る可能性はある。
一方で、これまでの高額買い取りは事業者のコスト削減を遅らせてきた。
再生エネの普及には、事業者が参入しやすい環境整備も課題だ。
国は全国に電力を送るための送電網の増強や、効率の良い送電の技術開発を進める必要がある。
欧州などの太陽光発電では、10円以下でも利益を出している地域も多い。
事業者は、発電効率の高い太陽光パネルの活用や、IT(情報技術)などを利用した保守管理の効率化に取り組む必要がある。
出典
『太陽光発電、買い取り価格半減へ 経産省方針』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35173060Q8A910C1MM8000/?n_cid=NMAIL007
(ブログ者コメント)
昨今、太陽光発電については、施設建設による環境破壊など、負の側面もクローズアップされてきた。
今回の買取価格大幅ダウンには、そういった事情も多少なりとも絡んでいるのだろうか?
それはともあれ、負の側面については、今年8月から産経新聞で連載されている記事がよくまとまっていると感じたので、以下、抜粋して紹介する。
『太陽光発電は人を幸せにするか』
(1)法の規制を受けず 反社会勢力、外国の土地買収…このままでいいのか
(2018.8.25 09:00)
・・・・昨今、国内では様々なトラブルが発生している。景観被害、大雨の際の土砂崩れ。
平成23年3月の東日本大震災の混乱が残る中、施行された固定価格買い取り制度は「太陽光バブル」をもたらし、乱開発ともいえる状況が生まれた。
反社会的勢力と疑われる人物が関与したり、住宅地に迫る急傾斜地に太陽光パネルが敷き詰められても、住民にはなす術がない。
太陽光発電は人を幸せにするのだろうか。
・・・・・
https://www.sankei.com/life/news/180825/lif1808250003-n1.html
(2)土台がドラム缶の太陽光発電所 ぬりかべのように迫るパネル… 「地球にやさしいまち」はいま
(2018.8.26 08:00)
・・・・平成21年秋に選定された自治体にはNEDOから認定証が授与された。
北杜市は全国有数の日射量を利用し、「太陽光発電」の華々しい先進地に躍り出たのだ。
・・・・・
https://www.sankei.com/life/news/180820/lif1808200026-n1.html
(3)気付いたら家が太陽光発電所に囲まれていた… 突然の計画に戸惑う住民
(2018.9.1 08:00)
・・・・人口5万人に満たない北杜市の30人に1カ所の割合にまで太陽光発電所が増えた結果、「平穏な生活を侵害された」として、ある民事訴訟が提起された。
・・・・・
http://www.sankei.com/life/news/180901/lif1809010001-n1.html
(4)3メートル以上の高さのパイプに太陽光パネル 豪雨、強風に耐えられるのか
(2018.9.2 08:00)
・・・・前回までにドラム缶を架台にした発電所、「ぬりかべ」のようなパネルを並べた県道沿いの発電所、民家の周囲に次々と建てられ、ついに訴訟となった発電所を紹介した。
「まだまだ、問題だと思われる施設はあるんですよ」と、中さんはさらに車を走らせた。
・・・・・
https://www.sankei.com/premium/news/180902/prm1809020003-n1.html
(5)伊東の港のそばに韓国系企業がメガソーラー 「海に土砂が流れ込む」 「反対の声」にも計画は進み…
(2018.9.8 08:00)
・・・・ここに太陽光発電所の建設計画が持ち上がった。
計画の主体は韓国・ハンファグループの日本法人「ハンファエナジージャパン」(東京都港区、ハンファ)と太陽光関連事業会社「シリコンバンク」(東京都中央区)が出資して作った「伊豆メガソーラーパーク合同会社」。
・・・・・
https://www.sankei.com/premium/news/180908/prm1809080003-n1.html
(6)想定外だった?反対運動 韓国系財閥企業は「甘くみていたんだ」 静岡・伊東
(2018.9.9 08:00)
・・・・取材を進めると、このメガソーラー計画には複雑な事情があることが分かってきた。
・・・・・
https://www.sankei.com/affairs/news/180906/afr1809060115-n1.html
(2/2へ続く)
(1/2から続く)
(7)なぜ海は突然濁ったのか 軟らかい地盤…予想される難工事 メガソーラーができたらどうなる
(2018.9.15 08:00)
・・・・平成29年11月、伊東市八幡野の伊豆高原メガソーラーパーク発電所の建設予定地そばの尾入山の山頂に、穴が開いたように黄土色の地面がむき出しになった無残な姿があった。
・・・・・
https://www.sankei.com/premium/news/180911/prm1809110009-n1.html
(8)積極誘致姿勢だった佃弘巳前市長の「影」が徘徊する静岡県伊東市
(2018.9.16 08:00)
伊豆メガソーラーパーク合同会社の発電所を建設すれば、住民の主張通り条例違反なのか、違うのか。
・・・・・
http://www.sankei.com/premium/news/180916/prm1809160002-n2.html
(2018年9月24日 修正1 ;追記)
その後に掲載された記事も紹介する。
(9)静岡・伊豆高原のメガソーラー関係者には逮捕歴がある人物も 外国資本への転売をいぶかる住民も
(2018.9.22 08:00)
「メガソーラーなんて言ったって、設計図すらまともに書ける奴なんていないんだから」
静岡県伊東市の喫茶店で、その男性は吐き捨てるように言った。
総面積100ヘクタールの大規模太陽光発電所(メガソーラー)に従事したのは「ブローカーとしか言いようのない怪しげな人物もいた」(前出の男性)という。
・・・・・
https://www.sankei.com/premium/news/180922/prm1809220016-n1.html
(10)川勝平太静岡県知事も、小野達也伊東市長も最初は歓迎だった太陽光発電 想定外の開発に「ここまでになるとは…」
(2018.9.23 08:00)
「あんたたちマスコミは反対の声ばかり取り上げて。あんな二束三文だった使い勝手のない山が役に立つんだから良いじゃない。反対しているのはごく一部の活動家よ」
伊豆高原メガソーラーパークの計画地の一部を所有していた静岡県伊東市の不動産業者は怒っていた。
この会社が伊雄山の地権者を賛成でまとめた。
・・・・・
http://www.sankei.com/affairs/news/180923/afr1809230001-n1.html
(2018年11月4日 修正2 ;追記)
(11)際限がない建設計画 千葉・鴨川では250ヘクタールが
(2018.10.20 08:00)
房総半島の南東部。太平洋が眼前に広がる漁業と観光の町。
人口約3万3千人を擁する千葉県鴨川市で大きな太陽光発電所建設計画が持ち上がっている。
・・・・・
鴨川市を南北に流れる加茂川でシラスウナギ漁を昭和28年から続けている佐藤さん(男性、83歳)は、「メガソーラーの土砂は加茂川を通って海に流れます。私の知る限り、2回、この川は氾濫しています。西日本豪雨を見ても分かる通り、今後、必ず大きな水害が起きる。そのとき、取り返しがつかないことになる」と強く反対する。
・・・・・
https://www.sankei.com/premium/news/181020/prm1810200014-n1.html
(12)中国系企業も参加 千代田区1個分を外資が開発へ
(2018.10.21 08:00)
スペイン系のエネルギー関連会社「UNIVERGY(ユニバージー)」(日本本部、東京都港区)が山形県内の2カ所に東日本最大規模の太陽光発電所を計画している。
・・・・・
建設予定地は森林保護区である上、保安林が計画地内に複数箇所ある。
また、土砂災害警戒区域に指定された急傾斜地でもあり、山形県の水資源保全条例の指定地域でもある。
こうしたことから同町の抑止区域内に当たり、町長の同意なしに建設できないことになっている。
・・・・・
https://www.sankei.com/premium/news/181021/prm1810210016-n1.html
(13)雪深い土地にメガソーラー 「雪崩が起きたら…」 困惑する住民たち
(2018.10.27 08:00)
国内最大級の規模となる北国の太陽光発電所計画は山形県飯豊町と大石田町の町民に賛否両論を巻き起こした。
・・・・・
「あそこは地滑り危険地区に指定されている。山を整地したら沢を伝って土砂が小白川(川の名前)に入る。下流域は萩生です。地元は反対が多いですよ」
・・・・・
会社側は「冬期はパネルの除雪作業を地元でやってもらう。それが雇用を生む」と説明したそうだが、地元住民は「雪が深くて、行ったら遭難しちまうよ」と笑って、本当にメガソーラーができるのか半信半疑なのだ。
https://www.sankei.com/affairs/news/181027/afr1810270001-n1.html
(14)後藤幸平・飯豊町長「外資の高い目線、許せない」「『圧力』もあった」
(2018.10.28 08:00)
・・・・・
Q.山形県は雪深く、太陽光発電所も少ない県です。なぜ、山形の飯豊町にこれほど大きなソーラーを?
A.「私に同社職務執行者の鍵川さん(UNIVERGY社長)が言ったのは『山形県では、太陽光発電は環境影響評価(環境アセスメント)の(注1)対象外であることと、ある有力者からの紹介があった』ということです。地域の活性化に資するし、今必要な電力を供給できる。是非、受け入れてほしいと言われました」
・・・・・・
https://www.sankei.com/premium/news/181025/prm1810250011-n1.html
(15)賛成の自治体も反対へ 「地元軽視」外資への募る不信
(2018.11.3 08:00)
・・・・・
さらに決定的な出来事があった。平成29年8月、山形県村山総合支庁に合同会社側が違法伐採を指摘されたのだ。
「林地開発許可を得ずに、林道を作業路として拡幅したというものです。原状復旧を命じる行政指導を行いました」(同支庁の森林整備課)
https://www.sankei.com/premium/news/181103/prm1811030013-n1.html
(16)業者は工事を強行 決め手がない伊東市は住民と業者の板挟みに
(2018.11.4 08:00)
「市長たちはどちらを見ているのか。業者の方ばかり見ているんじゃないか」
10月24日夜、静岡県伊東市八幡野の八幡野コミュニティセンターで小野・伊東市長(55)出席のもと、行われたタウンミーティングは怒号も飛び交う激しいものとなった。
・・・・・
https://www.sankei.com/affairs/news/181104/afr1811040001-n1.html
キーワード ;太陽光発電は人を幸せにするか
2018年9月11日20時15分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後3時15分ごろ、兵庫県内を走行中だった東京発博多行き山陽新幹線のぞみ31号で「携帯電話のバッテリーが発火した」と、JR西日本から110番があった。
新幹線は緊急停車した。
警察によると、女性客(33)のかばんにあった充電用バッテリーが発火したとみられ、女性は左足首に約10日のやけどを負った。
JR西によると、のぞみ31号の1号車で別の乗客が非常ボタンを押し、午後3時5分ごろに西明石~姫路間で停車。
その後、姫路駅まで走らせ、同駅で午後3時25分ごろに運転を打ち切った。
警察によると、女性はバッテリーをナイロン製の手提げ袋に入れていて、携帯電話などには接続していなかった。
付近の乗客が備え付けの消火器で消火。
シートの一部が少し焦げたが、ほかの乗客約700人にけがはなかった。
〔共同〕
出典
『乗客のバッテリーが発火 山陽新幹線が緊急停車』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35232010R10C18A9AC8000/
9月11日16時34分にNHK関西からは、若干ニュアンスの異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後3時すぎ、兵庫県の西明石駅と姫路駅の間を走行していた東京発、博多行きの下りの新幹線「のぞみ31号」で、1号車の乗客が、持っていた携帯電話用の充電器から火が出たとして、非常事態を知らせるボタンを押し、列車は緊急停止した。
JR西日本によると、車掌が1号車に駆けつけたところ、30代の女性が持っていた携帯電話用の充電器から煙が上がっているのを確認したため、消火器を使って消火活動にあたったという。
出典
『乗客が非常ボタン 新幹線が停止』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180911/0007250.html
9月11日21時50分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、女性客(33)のかばんの中にあった充電用バッテリーが発火したとみられる。
バッテリーはスマホに接続しておらず、女性は「かばんの中で突然発火した」と話しているという。
出典
『新幹線車内、スマホ用充電器が出火、女性がやけど』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201809/0011630366.shtml
2018年9月10日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8778/
(2018年9月19日 修正1 ;追記)
2018年9月11日23時21分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月11日19時40分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
台風21号の高潮で浸水した関西国際空港の第1ターミナル(T1)の地下1階が11日、報道陣に公開され、最大で約90cmの床上まで浸水していたことが明らかになった。
電源施設などの重要設備が配置されているため、関空を運営する関西エアポートは止水板を設置するなどの対策を講じていたが、浸水を防ぐことができなかった。
公開されたのは、地下1階に6室ある「高圧電気室」。
それぞれに変電器が配置されており、関空島へ送られてきた電気の電圧を変えてT1内に送り出す役割を担っている。
台風が通過した4日、高潮による海水が、作業車などが通るスロープを下って地下に流れ込み、3室の変電器が水をかぶって故障した結果、T1の大部分の施設で、今も停電が続く。
部分的な復旧は、週内になるという。
高圧電気室は、島外からの電力供給が途絶えた場合に起動する非常用電源の電気も含め、T1で使う全ての電気が経由する重要施設。
このため、関西エアポートは何重もの浸水対策を講じていた。
普段から高圧電気室の出入り口には高さ約40cmの止水板を設置し、室内の変電器も高い所に置いていた。
加えて4日は、スロープの地上部分に土のうを積んで浸水に備えたが、防げなかった。
T1の地下の通路の壁には、水の高さが80~90cmまで達した跡が残っていた。
関西エアポートの担当者は、「対策は取っていたが、浸水の規模が想定以上だった」と説明する。
電気関連設備の浸水による停電被害は、1期島南側の国際貨物地区にも広がっていた。
このエリアでは、関西エアや航空会社が管理する倉庫など、建物18棟が並ぶが、大半が浸水した。
うち、医薬品を定温で保管できる倉庫も、輸出入を待つ医薬品約37トンがあったが、電気設備が浸水し、温度管理ができなくなった。
一方、広範囲が浸水して閉鎖が続くA滑走路(3500m)では、今回の高潮で給油ピットの一部に海水が入り込み、燃料の品質に問題がないか確認している。
出典
『関西空港 最大90センチ浸水 第1ターミナル地下1階』
https://mainichi.jp/articles/20180912/k00/00m/040/121000c
『40センチ止水板を越え電気室に浸水、停電』
http://www.sankei.com/west/news/180911/wst1809110084-n1.html
9月10日18時25分に毎日新聞からは、浸水被害に関する下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。
台風21号の高潮被害で一時閉鎖された関西国際空港は、防災センターや変電設備といった重要施設を、津波や高潮の影響を受けやすいターミナルビルの地下に配置していた。
いずれの施設も浸水し、利用客らに被災状況を知らせる館内アナウンスを流せなかったり、広範囲で停電したりする事態を招いた。
防災の専門家は、「電源施設は高層階に設置するなど、抜本的な浸水対策が必要だ」と注文する。
運営会社の関西エアポートによると、第1ターミナルの地下1階には、変電設備6基を配置。
台風21号で地下部分が浸水し、3基が被害を受けた。
この影響で、第1ターミナルの大部分で電気が使えなくなり、空港の全面再開に向けた大きな足かせになっている。
同じ地下1階の防災センターも、浸水で設備が故障して館内アナウンスを流せなくなり、孤立した空港から出るための船の運航見通しなどを、多くの利用客に伝えられなくなった。
関西エアポートによると、ターミナルビル地下の水は、排水作業でほぼ取り除いたといい、現在は、洗浄や清掃とともに、補修が必要な設備の特定が進む。
関西エアポートの山谷社長は8日の記者会見で、「日本の空港や大きなオフィスビルは、電気施設などがおおむね地下にある。津波も高潮も、かさ上げした護岸で守られている。通常の大雨なら、排水ポンプが機能すれば全て排水できた」と述べ、「想定外」を強調したが、インフラの重要設備の水没は、重大事案につながる。
2011年3月の東日本大震災による東京電力福島第1原発の事故は、海抜の低い場所にあった非常用ディーゼル発電機が津波で使えなくなり、原子炉を冷却できなくなったことで起きた。
関空と同様に人工島にある中部国際空港(愛知県)の護岸は、平均的な海面から3.8~5.8mの高さだが、南海トラフ巨大地震では6mの津波を想定。
同空港会社は、「高波や津波は護岸を超えることを前提に、避難計画を立てている」と説明する。
1階の電気関係設備など重要施設の入り口には可動式の防潮板を設置。
旅客ターミナルには高所へ誘導する看板を掲げ、屋外に警報サイレンを整備する。
片田敏孝・東京大大学院特任教授(災害社会工学)は、「関空は海上にあり、地盤沈下も進むなど、浸水リスクは想定されていた。重要なインフラ設備なのに、水に弱い電気設備を地下に置くのは、危機管理として問題がある」と指摘する。
出典
『関空 重要施設、台風21号で機能せず 地下配置で浸水』
https://mainichi.jp/articles/20180910/k00/00e/040/143000c
2018年9月10日9時14分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風21号が直撃し、記録的な高潮に見舞われた関西地方の港湾部では、乗用車やコンテナの火災が相次いだ。
都市防災の専門家は、「塩分を含む海水が化学物質と反応して発熱し、火が出る」と指摘しており、冠水に起因する火災を防ぐ手だてが必要だと訴える。
昭和36年の第2室戸台風を上回る過去最高潮位を記録した兵庫県の神戸港や尼崎西宮芦屋港。
今回の台風で、浸水が原因とみられる車両火災が、これらの地区で約20件発生した。
同県西宮市の人工島では、車のオークション会場が冠水。
保管していた中古車など、計約190台が炎上した。
日本自動車工業会の広報担当者は、「海水は真水よりも電気を通しやすく、電気系統やバッテリーから火花が散って発火することがある。浸水したらエンジンをかけてはいけない」と、注意を呼び掛ける。
実際に、エンジンをかけたことが原因とみられる被害も。
神戸市の高速道路では6日、乗用車が底部から出火し全焼。
車は港湾部で水浸しになっていたもので、運転手は県警に「エンジンをかけたら動いた。異常音がしたので停車すると、煙と炎が上がった」と説明した。
また、港に所狭しと並べられたコンテナも被害に遭った。
神戸市東灘区の人工島「六甲アイランド」では、家具やペットフードなどが入ったコンテナ6個が炎上。
積み荷にはマグネシウムもあり、海水と反応して出火した可能性がある。
さらに、高温状態のマグネシウムは水をかけると爆発する危険性もあるため、消火活動は難航した。
首都大学東京の中林一樹名誉教授(都市防災学)は、「海水と反応する危険物があるなら、管理方法を再検討するべきだ。物流拠点の港が海水をかぶることがそもそもの問題で、防潮堤の高さを考え直す必要がある」と話した。
出典
『台風21号 港で車やコンテナの火災相次ぐ 高潮起因、防止策必要』
http://www.sankei.com/west/news/180910/wst1809100014-n1.html
9月11日12時28分に毎日新聞からは、高潮でコンテナ70個が流され18個はいまだ行方不明だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風21号が近畿地方に上陸して11日で1週間。
過去最高の高潮を観測した神戸、大阪両港では計70個のコンテナが波にさらわれ、現在も18個が未回収のままだ。
航路障害や環境被害などは報告されていないが、神戸市は「こんなに多くのコンテナが流れ出す被害は想定していなかった」と頭を抱える。
国交省近畿地方整備局や神戸市によると、10日までに確認された流出コンテナは、神戸港43個、大阪港27個の計70個で、うち神戸17個、大阪1個の計18個が未回収だ。
神戸港では、人工島・六甲アイランド(同市東灘区)のコンテナ43個が高潮にさらわれて流出した。
うち26個は、隣接する兵庫県芦屋市の浜辺や近くの海中などで見つかった。
残り17個中13個は既に見つかっており、順次回収する。
未発見の4個は海中の音波探査でも見つからず、市は港外に流されたとみている。
もともと、六甲アイランドや西隣のポートアイランドは、港湾業務に支障が出ることから防潮堤を設けておらず、高潮の被害を受けやすい。
さらに今回の台風では、強風が波を巻き上げ、地表を駆け上がって多くのコンテナを流出させた。
コンテナを回収する責任は、本来、所有業者にあるが、今回は緊急処置として、神戸市が作業にあたっている。
市の担当者は、「今後、港湾業者に、台風時にはコンテナ同士を縛って流れにくくする『固縛(こばく)』を改めて促すなど、対策を呼びかけていく」としている
出典
『台風21号 コンテナ18個流され未回収 神戸・大阪両港』
https://mainichi.jp/articles/20180911/k00/00e/040/202000c
(ブログ者コメント)
コンテナのトラブルや車両火災については、過去に別々の記事で紹介スミ。
その中で、高速道路で起きた車両火災については、今回の記事のほうが、より詳細だ。
2018年9月13日9時45分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県の四日市港で貨物船などが岸壁に接触や衝突する事故が相次いだことを受けて、大型船の接岸を誘導する「水先人」の団体が、船長と十分コミュニケーションをとり、ゆっくり接岸するといった事故の再発防止策を申し合わせた。
四日市港では、8月17日にコンテナ船が岸壁などに接触して設置されていたクレーンなどが壊れたほか、28日には石炭を運搬する貨物船が岸壁に衝突するなど、接岸時の事故が相次いでいる。
これを受けて、伊勢湾や三河湾内の港で接岸する大型船に乗り込み誘導を行う「水先人」の団体が、10日、名古屋市内で会合を開き、事故の状況を共有した。
それによると、コンテナ船の事故では、風で船が流されやすい中、不安を感じた船長が操縦を途中で水先人から代わったことや、貨物船の事故では、水先人が減速を指示したのに何らかの理由で速度を落とすことができなかったという。
水先人たちは、事故の再発防止策として、船長を不安にさせないよう十分コミュニケーションを取ることや、できる限りゆっくり接岸することなどを申し合わせた。
伊勢三河湾水先区水先人会の久永副会長は、「事故を二度と起こさないという決意を全員で持ち、安全運航につとめます」と話している。
出典
『水先人が事故防止策を申し合わせ』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20180913/3070000257.html
(ブログ者コメント)
各事例の記事中にも、原因部分を抜粋して追記スミ。
2018年9月12日20時50分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西電力は12日、定期検査中の高浜原発3号機(福井県高浜町)の原子炉格納容器内で、協力会社の50代の男性作業員が作業計画の設定限度線量を超える被ばくをしたと発表した。
健康への影響はないとしている。
関電によると、男性は10日午後2時45分から約3時間にわたり、一次冷却水が流れる管の弁の分解点検作業に当たっていた。
作業計画では、1日当たりの限度被ばく量を0.9ミリシーベルトと設定していたが、男性は、この作業などで1.81ミリシーベルトを被ばくした。
空気マスクを着けていたために、線量計の警報音を聞き漏らしていた。
出典
『作業員が設定限度線量超える被ばく 高浜原発3号機』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018091290190410.html
9月12日21時30分に毎日新聞からは、被ばく線量は高くならないと考えてイヤホンを使わなかったなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
線量が超過した場合に警告音を出す線量計のイヤホンを作業員が付けておらず、管理者も作業内容の確認が不十分だったという。
関電によると、作業員は放射線量が高い1次冷却水の大型弁の近くで点検に従事していたが、「被ばく線量は高くならない」と考えて、線量計のイヤホンを使わなかった。
下請け会社の管理者は、弁のそばで長く作業することを考慮せず作業時間を設定していた。
出典
『高浜原発 3号機、作業員が計画線量超す被ばく』
https://mainichi.jp/articles/20180913/k00/00m/040/117000c
9月13日11時30分に福井新聞からは、線源と作業員の距離を十分に考慮せず作業時間の計画を立てたなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
関電によると、作業員はTバルブエンジニアリング(兵庫県)の下請け会社の50代男性。
10日午後、1次系の弁の分解点検を、約3時間10分、行った。
管理区域から退出する際に線量計を確認したところ、計画値の0.9ミリシーベルトを大きく超える1.81ミリシーベルトの被ばくが分かった。
作業員の被ばく線量低減のため、一日1ミリシーベルトを超える作業に従事する際は、事前に労基署長への届け出が必要。
関電は、同日中に敦賀労基署へ線量超過を報告した。
今回の作業では、線量計の警報音が聞こえるよう、イヤホンを付ける必要があった。
しかし、作業員は装着しなかったため、警報音に気づかなかった。
また、作業時間は2日前に同じ場所で行った別の作業員の被ばく実績値を元に、Tバルブの放射線管理専任者が決めたが、線源と作業員の距離を十分考慮しなかったことが、計画外の被ばくを生んだとしている。
出典
『高浜3号で計画線量の2倍超被ばく 作業員、内部被ばくや皮膚汚染なし』
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/699128
9月12日付で関電HPに、下記趣旨のやや詳細な記事がネット配信されていた。
当日の作業状況を調査したところ、当該作業員は、作業場所が高汚染区域であることから、エアラインマスク等を着用して作業を行っていました。
同マスクの着用時には、ADD警報音が聞き取りづらくなるため、イヤホンを使用することになっていましたが、当該作業員は、ADDの警報線量に達するほどの作業ではないと考え、イヤホンを使用していませんでした。
また、協力会社の放射線管理専任者が、前々日までの作業内容や被ばくの実績値を基に、当日の作業時間を設定していましたが、当該作業員は、前々日に比べて弁の近くで長く作業をしていたことが分かりました。
原因は、当該作業員がイヤホンを使用しておらず、ADDの警報音を確認できなかったこと、また放射線管理専任者が、当該作業員の作業内容を十分考慮せずに作業時間を設定したためと推定しました。
対策として、エアラインマスク等の着用の際には、イヤホンを使用することを周知徹底するとともに、作業前に着用していることを放射線管理専任者が確認します。
また、放射線被ばくに関する時間管理を要する作業については、作業開始前までに作業時間の妥当性について放射線管理専任者が確認するとともに、その内容を当社社員が確認します。
本件について、各協力会社に周知徹底しました。
出典
『高浜発電所協力会社作業員の計画線量超過について』
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2018/0912_2j.html
2018年9月10日22時17分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「世界初のドローン長距離飛行試験拠点」として7月20日に一部開所した「福島ロボットテストフィールド」(福島県南相馬市原町区)で10日、労災事故があり、男性作業員が死亡した。
事故があったのは同日午後1時半ごろ。
同フィールドの試験用プラント建設現場で、建設作業員の男性(21)の頭上に、クレーンで吊り上げてられていた長さ5m、幅60cmのセメント製の外壁建材がクレーンから外れて落下。
男性は頭を強く打つなどして、死亡が確認された。
警察によると、事故当時、骨組みだけの6階建てプラントの屋上部分から建材を下ろす作業をしていた。
男性は4階部分で作業中だったという。
なぜ建材がクレーンから外れたのか、警察は原因を詳しく調べている。
福島ロボットテストフィールドは、世界に先駆けたドローン物流や災害対応ロボットなどの研究開発、実証試験、操縦訓練などを行う開発拠点。
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で失われた同県浜通り地域の産業再構築を目指す、福島イノベーション・コースト構想の中核施設の1つ。
出典
『世界初のドローン長距離試験施設で作業員死亡 建設中に建材落下 福島・南相馬市』
http://www.sankei.com/affairs/news/180910/afr1809100041-n1.html
9月10日21時8分にNHK福島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
クレーンでつり上げていたセメントの板が落下して、21歳の建設作業員の男性にあたり、男性はその後、死亡した。
現場では当時、6階建ての試験用の施設の建設工事が行われていて、セメントの板は、この施設の外壁として設置する予定だったということで、屋上から施設内におろす際にクレーンから落下して、4階で作業をしていた男性に当たったという。
出典
『セメント板落下 男性作業員死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180910/6050002596.html
2018年9月10日17時20分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前10時すぎ、新潟市東区にある「J精密」の工場で、車のエンジンなどを磨く作業をしていた従業員の男性(55)が、機械で運ばれてきた長さおよそ3mの鉄枠と工場の柱の間に挟まれ。
男性は腰などを強く打ち、病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。
工場は車の部品などを作っていて、警察によると、男性は10日午前7時ごろから1人で作業をしていたという。
男性は柵から上半身を乗り出した状態で見つかったということで、警察は会社から事情を聞いて当時の状況を調べている。
出典
『工場で男性が鉄枠に挟まれ死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20180910/1030004979.html
2018年9月11日11時43分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日、大分県内のJR日豊線の一部区間が、停電により最大10時間半にわたって運転見合わせになった交通障害について、JR九州は、架線に鉄道施設とは関係のない金属製のワイヤーが引っかかっていたことを明らかにした。
JRでは、このワイヤーで特急列車のパンタグラフが壊れて架線を傷つけたことで、停電が発生した可能性が高いと見ている。
JR日豊線は、10日午前7時20分ごろ、大分県の中津駅と宇佐駅の間の上り線で停電が発生した影響で、中津駅と杵築駅の間の上下線が最大で10時間半、運転を見合わせた。
JR九州によると、この影響で、特急と普通列車合わせて81本が運休するなどして、およそ1万6200人に影響が出たという。
これまでのJR九州の調べでは、停電が起きた時に、宇佐市内を走行していた上りの特急列車「ソニック6号」の3つのパンタグラフが、すべて壊れていたという。
さらに、この特急列車が通過したおよそ900m手前の架線が切れていたという。
また、これより手前の区間で、架線に鉄道の施設とは関係のない金属製のワイヤー1本が引っかかっているのが見つかった。
このためJR九州では、特急列車のパンタグラフがこのワイヤーに接触して破損し、そのままの状態で走行したことで架線を傷つけ、停電が発生した可能性が高いとみている。
JR九州は、ワイヤーがひっかかっていた原因について調べることにしている。
出典
『日豊線ワイヤー引っかかり停電か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180911/5070001887.html
9月12日3時1分に大分合同新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は11日、停電の原因になったとみられるワイヤの提供をJR九州から受け、所有者は誰なのか調査を始めた。
何らかの法律違反に当たる可能性も含め、詳しく調べる。
警察やJR九州によると、ワイヤは鉄製で、長さ約1.5m、太さ約1cm。
西屋敷(宇佐市)~立石(杵築市)間の架線に引っ掛かっていた。
同社の所有物ではないという。
付近の線路は国道10号が並走。
線路と国道は10数メートル離れ、道路が線路より約10m高い位置にある。
警察は、ワイヤがなぜ引っ掛かっていたのか、ワイヤが停電の原因になったのかも調べる。
停電は10日午前7時20分ごろ発生。
上り特急列車の車掌が異常音に気付き、宇佐市長洲で緊急停車した。
車両の約1km後方の同市西大堀付近で架線が切れていた。
列車81本が運休し、1万6000人以上に影響が出た。
同社の調査では、ワイヤが見つかった場所から架線の切断箇所までは約11km。
特急のパンタグラフがワイヤに接触して破損し、架線を傷付けたとみている。
出典
『日豊線の停電トラブル ワイヤ所有者調査へ 杵築日出署』
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/09/12/JD0057306498
9月12日12時24分にNHK大分からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察やJRによると、ワイヤーは長さが1.5m、重さがおよそ1kgで、鉄道とは関係がなく、クレーンで物をつるす際に使われるものに似ているという。
警察は、ワイヤーが架線に引っかかっていたいきさつを知るためにはワイヤーの所有者を割り出す必要があるとして、製造元や販売先からたどるなどして所有者を調べている。
出典
『停電の原因かワイヤー所有者調査』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180912/5070001894.html
(ブログ者コメント)
国道を走っていたトラックなどから落ちたワイヤーの可能性も考えられる。
2018年9月10日付で東京新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後3時半ごろ、東京都江戸川区臨海町6のJR京葉線新木場~葛西臨海公園間の下り線の鉄橋上で、線路付近から煙が出ているのを乗務員が見つけた。
いったん消火したが、その後に火花が確認されたため、東京~南船橋間、西船橋~市川塩浜間の上下線で、終日、運転を見合わせた。
JR東日本千葉支社によると、10日の始発からは通常通り運行しているが、日曜日に沿線にある東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)などを訪れた人たちがJR京葉線舞浜駅で足止めされるなどし、約12万4000人に影響があった。
同社は、上り線に問題はなかったことから、9日深夜から10日未明、舞浜駅や新木場駅などから東京駅に向かう電車4本を臨時で運行し、利用客らを輸送するなど対応。
東京駅では停車中の新幹線を開放し、約180人が車内で一夜を過ごした。
同社によると、線路に流れる電流が鉄橋に伝わらないように遮るための絶縁体が燃えていた。
何らかの原因でショートが起こり、線路の下の絶縁体に引火したとみられる。
消火後の復旧作業のため、線路上を流れる電気を停止しようとしたが、止めることができず、断続的に火花が出たという。
けが人はいなかった。
【「早く帰りたい」 舞浜駅に長い列】
東京ディズニーリゾート(TDR)の最寄りのJR京葉線舞浜駅では、9日夜、TDR帰りのグループや家族連れが、駅前の路線バスやタクシー乗り場に長い列をつくった。
東京メトロ浦安駅行きのバスを待っていた高松市の主婦(48)は、「そのうち電車が動くと思ってレストランで食事をしていたけれど、動かないまま。午後9時ごろから2時間近く並んでいる。習志野市のホテルに戻りたいのに、終電に間に合うか不安」と疲れた様子。
タクシー乗り場に並んで3時間以上という東京都江東区の男性会社員(25)は、「明日は仕事だから早く帰りたい」とこぼしていた。
列に並ぶのをあきらめ、家族に車での迎えを頼む人や、徒歩で宿泊先や別の駅を目指す人も目立った。
神奈川県小田原市の看護師女性(53)は、「終電に間に合わないので、長男に車で迎えに来てもらう」。
舞浜駅近くを歩いていた長野市の女性会社員(26)は、「途中でタクシーに乗れるといいんだけれど、潮見(江東区)のホテルまで一時間半ぐらい歩くことになるかも」と困惑していた。
出典
『京葉線で煙、運転見合わせ TDR客ら12万人影響』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201809/CK2018091002000058.html
9月10日11時59分にテレ朝ニュースからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本によると、線路に流れる電流が何らかの原因で鉄橋にも伝わり、ゴム製の絶縁体に引火して煙が発生した。
電流が漏れる状態がその後も続き、繰り返し、同じ場所から煙が上がって、おさまらなかったという。
出典
『同じ線路から何度も発煙…12万人超に影響 JR京葉線』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000135870.html
2018年9月9日18時35分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時15分ごろ、千葉県船橋市潮見町の「ふなばし三番瀬海浜公園」付近の海で、70代くらいの男性が溺れているのを近くにいた男性が見つけ、引き上げた。
男性は病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。
死因は溺死とみられる。
また同日午後0時50分ごろ、この場所の近くで潮干狩りをしていた50代とみられる女性が溺れているのを消防が発見し、救助した。
命に別条はないという。
この女性と一緒に潮干狩りに来ていた50代くらいの女性が行方不明になっており、警察などが捜索している。
警察によると、70代くらいの男性は友人と4人で潮干狩りに訪れ、溺れているところを発見された。
救助されたとき、意識はなかった。
一方、救出された50代の女性は、友人3人のグループで潮干狩りに来ていたといい、「2人で貝を採っていたら、少しずつ潮が満ちてきた。防波堤の方に歩いていたら、(沖の方で行方不明の女性が)沈んでいくのが見えた」と、事故当時の状況を話しているという。
3人が溺れた現場は、岸から出ている防波堤の先端付近で、いずれも沖合約300mの海域。
海保によると、水深が浅くなっており、潮干狩りをする人が多いが、潮の満ち引きが分かりにくく、立ち入り禁止になっていた。
当時は南西約12mの風があり、波の高さは約1mだった。
出典
『潮干狩り中に1人死亡1人行方不明 救助の女性「貝を採っていたら少しずつ潮が満ちてきた」 千葉・船橋』
http://www.sankei.com/affairs/news/180909/afr1809090011-n1.html
9月9日19時13分にNHK千葉からは、海浜公園の敷地外の場所だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ふなばし三番瀬海浜公園の管理事務所によると、事故が起きたのは公園の敷地外で、公園の中からしか出入りができないという。
この場所では「ホンビノス貝」がたくさん取れるという情報がインターネットなどで広まっていて、多くの人たちが訪れるという。
しかし、水深が深く危険なところもあり、潮干狩り中に溺れる事故が多いことから、公園では、この場所に立ち入らないよう呼びかけているという。
出典
『潮干狩り1人死亡1人不明 船橋』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180909/1080003658.html
9月9日18時39分に毎日新聞からは、水深50~180cmの場所だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は、ふなばし三番瀬海浜公園から南東へ約600mの海岸で、水深は約50~180cm。
ウインドサーフィンや潮干狩りの人が訪れていたという。
出典
『千葉・船橋 潮干狩り中1人死亡、1人不明』
https://mainichi.jp/articles/20180910/k00/00m/040/023000c
9月10日19時4分にNHK千葉からは、行方不明の女性も死亡していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や海保などが付近の海を捜索したところ、10日午前9時半すぎに、行方が分からなくなっていた55歳の中国籍の女性がうつ伏せの状態で浮かんでいるのが見つかり、死亡が確認された。
これで潮干狩り中の事故で亡くなったのは2人になり、警察は、海で溺れたとみて当時の状況を調べている。
出典
『潮干狩り事故で死亡2人に 船橋』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180910/1080003672.html
2018年9月8日5時0分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風や突発的なゲリラ豪雨後などに冠水した道路を走行した場合、車が水没する恐れがあるとして、日本自動車連盟(JAF)千葉支部は、水の深さは見た目では判断しにくいため、冠水した道路や地下道は必ず迂回するよう呼び掛けている。
冠水した道路を走行する危険性を確かめるため、JAFは道路が30mにわたって冠水した状況をつくり出し、走行実験を実施。
セダンタイプの車とSUV(スポーツ用多目的車)の2種類で、水深30cmと60cmに水を張った道を、時速10km、30kmで走行した。
セダンタイプは、水深60cmを時速10kmで走行すると、コースを抜ける上り坂で止まった。
より厳しい条件の時速30kmは走行不能と判断し、実験を見送った。
SUVは、水深60cmでは時速10kmで走行できたが、30kmだと10m走ったところで停止した。
水深30cmはセダンタイプ、SUVとも、時速10km、30kmとも、30mの道を通過できた。
同支部では、冠水道路の走行は、エンジンやブレーキ故障の原因になると指摘。
担当者は、「冠水した道路は必ず迂回を。たとえ通過できても、車に支障が出ることがある。やむを得ず通った際には、必ず点検を受けて」としている。
出典
『水深60センチ走行不能! JAF千葉 冠水道路「必ず迂回を」』
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/529701
(ブログ者コメント)
おそらくは、平成22年に実施された以下の実験のことではないかと思われるが、報道のタイミングとしては、かなり遅れている。
このところ、線状降水帯や台風による大雨被害が続いているので、啓蒙のために報じられたのだろうか?
JAF HP
『冠水道路走行テスト
実施日 ;平成22年4月8日
検証内容;冠水路走行の問題点を検証するテスト。 集中豪雨などでアンダーパスが冠水した場合を想定し、車両が冠水路を走りきれるかを検証。
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/submerge/detail1.htm
2018年9月8日16時41分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日正午ごろ、福岡市早良区有田の福岡講倫館高校で、体育大会に参加していた生徒が次々と気分の悪さを訴えた。
高校は生徒を体育館で休ませ、このうち比較的症状の重い36人が救急車で病院に運ばれた。
消防によると、いずれの生徒も命に別状はないという。
気象台によると、8日の福岡市は前線の影響で断続的に雨が降り、正午の気温は7日より5℃余り低い21.9℃だった。
警察は、雨にぬれて体温が奪われ、低体温症になった可能性があるとみて調べている。
福岡講倫館高校の森本副校長は、「大会のあいだ中、雨が降り続いていた。天気や気温の予報をみて開催できると考えていたが、学校側の判断で生徒が体調を崩す事態になってしまい、大変申し訳なく思っている」と話していた。
高校によると、体育大会は、午前と午後にわたって行われる予定だったが、雨が予想されたため、午前中のみに短縮して、100m走やダンスなどが行われていたという。
講倫館高校の体育大会をグラウンドで見ていた40代の母親は、「ずっと雨が降っていたので、中止にしたほうがいいのではないかという声が、保護者から上がっていました。学校は生徒の安全を守る判断が遅かったと思います」と話していた。
また、一時、娘が体調を崩したという40代の母親は、「娘が体調を崩してしまい、心配しました。ほかにも多くの生徒が体調を崩していたのが、遠くで見ていても分かったので、生徒が多数搬送されるまで中止の判断がなかったのが、とても残念です」と話していた。
福岡県教委は、高校側と連絡をとって状況の確認にあたっている。
県教委によると、8日は県内43の公立高校で体育祭が予定されていたが、少なくとも3校は雨のため、週明けに延期したという。
出典
『高校生30人搬送 低体温症か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20180908/5020001479.html
9月8日15時3分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
体育大会に参加していた生徒47人が、相次いで倒れたり体調不良を訴えたりした。
警察などによると、36人が病院に搬送されたが、命に別条はない。
同校によると、この日は朝から約900人が参加し、体育大会が開かれていた。
最後のプログラムで、正午ごろに予定していた人文字披露の準備中、体調不良の訴えが相次いだ。
1年の女子生徒の父親は、「生徒たちは、土砂降りの中で参加していた。娘も倒れ、顔面は青白かった」と話した。
福岡管区気象台によると、福岡市は午前中から前線の影響で雨が降り、正午現在の気温は、平均気温より3.8℃低い21.9℃だった。
同校からの119番は、発生から約40分後だった。
森本副校長は、「生徒に最後まで演目を続けさせたいと考え、判断が遅れてしまった」と、陳謝した。
出典
『体育大会参加の生徒36人搬送 雨で低体温症か 福岡の高校』
http://www.sankei.com/west/news/180908/wst1809080032-n1.html
9月8日19時31分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
同校によると、午前8時40分にグラウンドで体育大会を開始。
午前9時50分ごろから雨が降り、正午過ぎに生徒らが「寒い」「歩けない」などと訴え始め、保健室など室内に相次いで運ばれたという。
生徒たちの席に屋根はなく、ダンスでは生徒たちが濡れたグラウンドに横たわる演技もあったという。
森本副校長は、「寒さへの対応が不十分だった。大変申し訳ない」と記者団に話した。
出典
『「寒い」「歩けない」 低体温症に?高校生36人が搬送』
https://www.asahi.com/articles/ASL98560FL98TIPE01M.html
2018年9月9日5時0分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前8時45分ごろ、千葉市若葉区中野町の県道丁字路交差点で、鉄くずを積んだ大型トレーラーが左折しようとして右側に横転し、対向車線で信号待ちをしていた軽乗用車が下敷きになった。
押しつぶされた軽乗用車から大網白里市、会社役員、吉田さん(43)と妻(37)、吉田さんの父親(70)が救出されたが、午後2時45分ごろ、現場で死亡が確認された。
警察によると、軽乗用車は吉田さんが運転し、助手席に父親、後部座席に妻が乗っていた。
3人の死因は圧死とみられる。
警察は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、トレーラーを運転していた八千代市神野、会社員、在原容疑者(男性、26歳)を現行犯逮捕。
容疑を過失致死に切り替え、事故原因や鉄くずの積載状況を調べる。
現場は千葉東金道路中野インターチェンジ(IC)から北へ約300m。
トレーラーは国道126号方面から中野IC方面へ走行し、坂道を下った後、交差点を曲がりきれずに横転した。
在原容疑者は「鉄くず37トン分を積み、八街市から東京都内に向かっていた」と話している。
現場には鉄くずが散乱し、重機を使った救出作業などで、長時間通行止めになった。
出典
『トレーラー横転3人死亡 軽乗用車の家族下敷き 千葉市の県道』
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/529881
9月9日5時0分に千葉日報からは、現場ではよく横転事故が起きていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故のあった道路は高速道路に続き、1日中交通量が多い。
この道路をよく利用するトラック運転手の男性は、「緩やかな下り坂で、急いで曲がろうとすると遠心力で横転してしまう」と、危険性を指摘。
近隣の男性も、「現場は、これまでも横転事故がよく起きているカーブ」と話した。
出典
『下敷き軽乗用車、無残… 事故直後は「2人応答」 救出難航、震える住民 トレーラー横転3人死亡』
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/529883
9月12日10時51分に読売新聞からは、横滑りしたようなタイヤ痕があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場に横滑りしたようなタイヤ痕があったことが11日、捜査関係者への取材でわかった。
現場は丁字路交差点。
捜査関係者によると、トレーラーのものとみられるタイヤ痕は、交差点を左折し、直線道路に入る付近に残っていた。
横転した場所もほぼ同じで、在原容疑者が速度制御やハンドル操作を誤った可能性があるという。
出典
『横転し下敷き3人死亡、運転手「積み過ぎかも」』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180912-OYT1T50052.html
9月13日16時37分にNHK千葉からは、過積載と認識して運転していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
このトレーラーの最大積載量は29トンと決められていたが、当時は鉄筋などを積んでいて10トン近く超過した状態だったと見られることから、警察は13日、勤務先の八千代市内の会社などを道路交通法違反の過積載の疑いなどで捜索した。
捜査関係者によると、警察の調べに対し在原容疑者は、「積み荷の重さは、運ぶ前に自分も立ち会った上で量った。最大積載量を超える37トン分あった」などと供述しているという。
警察は、最大積載量を超過していることを認識しながら運転したとみて調べている。
出典
『過積載と認識しながら運転か』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180913/1080003700.html
9月13日20時51分にNHK千葉からは、過積載運搬を繰り返していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
捜査関係者によると、警察の調べに対し在原容疑者は、「以前も過積載で積み荷を運んだことがある」などと供述しているという。
警察は、過積載の状態で運転を繰り返していた可能性もあるとみて調べるとともに、事故原因の解明を進めている。
出典
『運転手「以前も過積載」など供述』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180913/1080003703.html
(ブログ者コメント)
〇映像を見ると、横転したトラック荷台の最後尾が、対向車線信号待ちの停止線付近にある。
トラックは長いため、もし信号待ちの車が何台も並んでいたら、前から3台目ぐらいまでは下敷きになっていたかもしれない、そんな感じの事故だった。
以下は、グーグルアースによる現場の状況。
トラックは、緩やかな坂を下ってきた後、この交差点を左折して横転した。
以下はユーチューブ映像(KyodoNews)から抜粋したトラックの横転状況。
荷台の後ろに停止線が見える。
〇実は、現場は年に数回程度、ブログ者も曲がることがある交差点だ。
これまでも当該停止線で車を停め、信号待ちしたことが何回もあった。
クワバラクワバラ・・・。
信号待ちの先頭であれば、注意していれば急発進して下敷きになるのを免れるかもしれないが、2台目以降に並んでいたら、どうしようもない。
せめてもの対策として、2台目以降に並んだ場合は、前の車との車間距離をタップリとることにしようか・・・。
いやいや、少々遠回りになっても、別の道を通ろうか・・・。
これ、ブログ者の危険予知、事例横展開である。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。