![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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2016年12月10日17時27分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前9時半すぎ、魚沼市下島で送電線の鉄塔から男性の作業員が転落したと、警察に通報があった。
転落したのは南魚沼市の会社員の男性(28)で、全身を強く打ち病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
警察の調べによると、男性は午前9時20分ごろから、ほかの作業員8人と、現在は使っていない送電線を使えるようにするため、鉄塔の高さ40mほどのところで、電気を逃がすアース線の取り付け作業をしていたという。
警察は、男性が命綱を支柱に取り付けていたかなど、状況を調べている。
出典
『送電線鉄塔で作業中に転落死』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035151381.html?t=1481408441327
12月10日18時47分に新潟放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日、午前9時半過ぎ、魚沼市下島で会社員の男性が送電線の鉄塔に登り、アース線の取り付け作業をしていたところ、誤っておよそ40m下に転落した。
男性は病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
警察の調べによると、男性は朝から同僚4人で、電気を通す作業を行っていた。
作業中、命綱は装着していたということで、警察は、転落した原因について調べている。
出典
『魚沼市で作業中に転落死』
https://www.ohbsn.com/news/detail/kennai20161210_7333496.php
2016年12月10日付で鹿児島放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月10日17時42分に南日本放送から、12月10日18時43分にNHK鹿児島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前8時ごろ、奄美市の名瀬港岸壁に停泊していた貨物船「きょらむん」で、作業員がフォークリフトでコンテナの荷下ろしをしていたところ、近くで作業をしていた貨物船の次席二等航海士の男性(56)を轢いた。
男性は胸などをタイヤで轢かれていて、心肺停止の状態で病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。
「きょらむん」は9日夕方、谷山港を出て、10日朝、名瀬港に入港し、午前7時ごろから荷下ろし作業中だった。
海保の調べに対し、フォークリフトを運転していた59歳の男性は「ブレーキをかけたが、間に合わなかった」と話しているということで、さらに詳しく事故の状況や原因を調べている。
出典
『停泊中の貨物船で死亡事故』
『奄美名瀬港に接岸中の船で事故 男性死亡』
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2016121000020602
『フォークリフトにひかれ死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5055152321.html?t=1481409121873
(ブログ者コメント)
「きょらむん」は、鹿児島から名瀬、徳之島を通って喜界島まで行く定期貨物船。
(2017年1月14日 修正1 ;追記)
2016年12月11日付の南日本新聞紙面に、当時のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
海保によると、航海士はコンテナとトラックを連結するため、船内を歩いていたところ、フォークリフトと接触、転倒した。
フォークリフトを運転していた男性は、「危ないとの声を聞き、ブレーキをかけたが、間に合わなかった」と話しているという。
2016年12月13日19時34分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡県小山町にある陸上自衛隊の富士駐屯地で、隊員などおよそ350人が9日から下痢やおう吐などの症状を訴えていることがわかり、保健所は、ノロウイルスなどによる集団感染や食べ物が原因の集団食中毒の疑いががあるとみて調べている。
御殿場保健所などによると、小山町の陸上自衛隊・富士駐屯地の中にある富士学校に所属する隊員や学校に行き来した他の部隊の隊員など、合わせておよそ350人が、9日夜から10日にかけて下痢やおう吐、発熱などの症状を相次いで訴えたという。
富士駐屯地によると、一時、入院した隊員もいたということだが、いずれも症状は軽く、現在は全員が回復に向かっているという。
保健所では、隊員らの症状などから、ノロウイルスなどによる集団感染や食べ物が原因の集団食中毒の疑いがあるとみて、学校にある食堂などの施設を検査したり隊員らの検便を行ったりするなどして、原因を調べている。
富士駐屯地は、「全員、回復に向かっているが、保健所の調査に協力して原因の究明を進めるとともに、再発防止に努めたい」としている。
出典
『富士駐屯地350人が下痢等』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035161571.html?t=1481494826838
12月13日19時34分にNHK静岡からは、下記趣旨の続報がネット配信されていた。
保健所が調べたところ、少なくとも症状を訴えたうちの18歳から60歳の隊員、合計265人が今月8日に富士学校の食堂で食事をしたあと、食中毒の症状を訴えたことがわかったという。
1カ所で発生した集団食中毒としては、県内で今年最多。
全員が快方に向かっている。
また、便検査の結果、症状を訴えた隊員のほか、調理をした隊員からも同じ型のノロウイルスが検出されたことから、県は、ノロウイルスが原因の集団食中毒と断定するとともに、食堂を当分のあいだ業務停止とする命令を出した。
食堂で8日に提供された昼食が原因とみられる。
調理従事者だった隊員70人中36人の便から、ノロウイルスが検出された。
富士駐屯地は、今月9日以降、隊員の食事を弁当や非常食に切り替えているということで、「ほかの駐屯地でも注意喚起を行うとともに、今後は衛生管理を徹底していきます」とコメントしている。
出典
『冨士駐屯地食堂に業務停止命令』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035226961.html?t=1481659704027
(ブログ者コメント)
自己完結型の自衛隊ゆえ、調理も自衛隊員が行っていたようだ。
しかし、国を守る自衛隊の隊員が、イザという時に食中毒でダウンしていたのでは、話にならない。
衛生管理のレベルは、民間と同程度なのだろうか?
2016年12月10日12時39分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後7時ごろ、滋賀県長浜市余呉町の浄水場の敷地内の電柱に雷が落ち、発電機などが故障して送水ポンプを動かせなくなった。
この影響で、長浜市内の合わせて900世帯で断水が続いている。
長浜市は、10日朝から給水車を4台だして地域の公民館や集会場で水を配るとともに、防災行政無線で、市の対応について住民に知らせている。
市によると、新たな発電機を設置する必要があるため、復旧には時間がかかる見通しだという。
彦根地方気象台は、長浜市を含む滋賀県北部に、9日の朝から雷注意報を出していた。
長浜市内で断水が続いている地域では、公民館や集会所に500ℓ入りのタンクが置かれ、給水車が巡回して給水している。
近くの住民は、持ってきた容器に水を入れたり、市が用意したペットボトル入りの水を受け取ったりしていた。
飲食店を経営する60代の女性は、「料理に使う水がなくて困っていました。ここで水をもらって何とかします」と話していた。
出典
『長浜 浄水場に落雷で断水』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161210/5145361.html
12月10日19時26分にNHK関西NEWS WEBからは、仮復旧したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は、仮設の発電機を設置して復旧作業を進めたところ、10日午後5時半までに、断水したすべての世帯で水の供給を再開した。
ただ、一部の世帯では水が濁っていることから、市ではしばらくの間、公民館などに給水タンクを置いて、利用できるようにするという。
出典
『浄水場に落雷 水の供給再開』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20161210/5145362.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、敷地フェンスぎりぎりに建てられている電柱の碍子が、割れてぶら下がっているように見える。
(2017年1月22日 修正1 ;追記)
2017年1月20日16時53分にNHK大津から、被害状況に関するやや詳しい情報が、下記趣旨でネット配信されていた。
長浜市が調べた結果、このトラブルで、水の量などを監視するシステムの一部や送水ポンプ、それに非常用発電機の一部が壊れ、被害の総額が2400万円に上ることがわかったという。
長浜市は、復旧費用の補助を受けるため、国に対して災害復旧事業の申請を近く行うことになった。
認められれば、市の負担は2分の1に圧縮できるということで、来月上旬にも国の査定官が視察する予定。
出典
『落雷で断水 国に補助申請へ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063177661.html?t=1484948622040
2016年12月9日15時45分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前10時20分ごろ、北海道室蘭市白鳥台で、解体工事中の4階建てアパート屋上から解体業者社員の男性(59)が約12m下の地上に転落、全身を強く打ち、病院で死亡した。
警察によると、現場では、当時、切断した屋根の一部を、ショベルカーを使って地上に下ろす作業中だった。
屋上にいた男性が、何らかの理由でショベルカーのアームに巻き込まれて転落した可能性があり、警察は、詳しい原因を調べている。
出典
『4階アパート屋上から作業員転落し死亡 解体工事中』
http://www.sankei.com/affairs/news/161209/afr1612090025-n1.html
12月9日19時0分にNHK札幌からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性は屋上で屋根を切り取ったあと、重機のアームの先の容器に積んで下ろす作業をしていたということで、転落防止のために命綱と体を結ぶ安全帯を装着していたが、何らかの理由で命綱が体とつながっていなかった可能性があるという。
出典
『解体中のアパートから落下死』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161209/5125891.html
12月10日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の調べでは、男性は屋根を切断する作業中で、切断した屋根の一部を下ろしていた重機のアームが男性の命綱に引っ掛かったのではないかとみて、調べている。
2016年12月10日付で毎日新聞島根版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月10日付で日本海新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
中国電力は、8日、島根原発2号機(松江市)で、発電所の状況を監視する中央制御室に外気を取り入れる送風管(ダクト)に腐食穴(縦約30cm、横約100cm)が見つかったと発表した。
運転開始(1989年)時から、一度も直接点検した記録が残っていないという。
原発が運転中でも、施設外への影響はないが、事故発生時に放射性物質が制御室に流入し、作業員が被ばくする可能性がある。
中国電によると、ダクトは亜鉛メッキ鋼板製の1m四方で、厚さは0.8mm。
8日午後2時50分ごろ、新規制基準に基づく準備で、ダクトの寸法や材料を確認しようと、協力会社の職員が、結露を防ぐための保温材を外したところ、腐食穴を発見。
鋼板が垂れ下がり、周辺がさびていた。
穴があいたダクトは保温材で包まれ、18年前の定期点検で周辺を確認した記録があるが、保温材をはがして直接点検したかは不明で、腐食した時期や原因は特定できていない。
建設時から、正常に機能しているか空気量を計る流量計に異常がなかったため、これまでの点検でも気付かなかったという。
中国電は、同日、ダクト系統は国が定める安全上重要な設備に該当するため、原子力規制庁や鳥取、島根両県と原発から30km圏の6市に報告などに事案を報告した。
中国電の島根原子力本部は、「心配を掛けて申し訳ない。周辺環境への異常はないが、原因究明と補修を進めていく」としている。
溝口知事は、9日、定例記者会見で「中国電は原因の分析に全力を挙げるべき。県としても、結果(報告)を求めていく」と述べた。また国にも原因を究明するよう求めた。
県は、8日夜、中国電から報告を受け、職員を島根原発に派遣。県と松江市の職員計4人で、腐食穴の状況などを確認した。
溝口知事は中国電の点検態勢について、「首脳部の判断か、技術的なレベルなのか、ルールがあっても作業員が守っていないのか。どこに問題があったかで注意(指導)の仕方が変わる」と述べた。
出典
『島根原発 2号機、送風ダクトに腐食穴 点検記録なし』
http://mainichi.jp/articles/20161210/ddl/k32/040/457000c
『島根原発2号機ダクトに穴 中電「環境への影響なし」』
https://www.nnn.co.jp/news/161210/20161210003.html
12月14日18時8分にNHK松江からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原子力規制委員会の更田豊志委員は、14日の会合でこの問題に触れ、「設計を変えて多重化させるか、点検のレベルを上げるかなど議論したい」と述べた。
その上で、中国電力がまとめる今回の問題の原因や再発防止策などを踏まえながら、多重化されていない設備の安全性の確認をどのように行うべきか、検討を進めることを決めた。
出典
『ダクトに穴 安全確認検討へ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4035229311.html?t=1481833969919
(2016年12月18日 修正1 ;追記)
2016年12月16日21時22分にNHK松江から、12月16日21時54分にNHK鳥取から、結露が原因だった可能性など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
中国電力は、16日、ダクトの腐食は結露が原因となった可能性があることや、換気装置のダクトを穴が見つかった箇所からさらに40mにわたって点検した結果、新たに9カ所で13個の穴が見つかったことを明らかにした。
穴は、最も大きいもので長さ15cm、幅1cmの亀裂状のもので、それ以外は直径1cm程度で、中国電力は「安全上、問題ない」としている。
年内をメドに、保温用のカバーで覆われた部分をすべて点検する。
出典
『島根原発 新たに13個の穴』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4035328051.html?t=1481920621453
『原発のダクト腐食で県に報告』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4045329751.html?t=1481920518506
(ブログ者コメント)
中国電力HPにダクト配置のイメージ図が掲載されているが、それによると、開口したのはダクトが立ち下がった部分。
そのことが、結露原因説の根拠の一つになっているのだろうか?
http://www.energia.co.jp/atom/press16/__icsFiles/afieldfile/2016/12/16/p161216-1b.pdf
(2017年1月12日 修正2 ;追記)
2017年1月11日18時39分にNHK松江から、他の原発にも横展開対応するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日開かれた原子力規制委員会の会合で、規制庁の担当者から、同じダクトで最大で長さ15cmを含む18個の穴が見つかったと報告があった。
これを受けて規制庁は、国内のほかの原発でも同じような問題が起きていないか確認する必要があるとして、全国の事業者にダクトの状態や点検方法などの調査を求める方針を明らかにした。
調査は今月中に開始する見通しで、このうち、運転中の鹿児島県の川内原発と、愛媛県の伊方原発については、再稼働する前に中央制御室の気密性を検査し、いずれも問題がないことを確認しているということだが、調査で穴が見つかった場合、運転に影響する可能性もあるとしている。
出典
『ダクト腐食問題で他原発も調査』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4035928921.html?t=1484167983649
2016年12月8日16時28分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ドライヤーの使用中にコードから火花が出てやけどをしたり、髪の毛が吸い込まれて取れなくなったりしたという事例が、この5年半ほどの間に120件寄せられ、国民生活センターは、コードの損傷などが事故につながっているとして、注意を呼びかけている。
同センターによると、ドライヤーの使用中に危険な目に遭ったり不安を感じたりしたという相談が、ことし10月までの5年半ほどの間に366件寄せられている。
このうち、コードから火花が出るなどしてやけどしたという事例が105件、髪の毛が吸い込まれて取れなくなったり焦げてしまったりしたという事例が15件あったという。
同センターが調べたところ、繰り返しねじられるなどして損傷したコードは局所的に発熱し、実験の結果、損傷した部分から火花が出ることが分かったという。
また、空気を取り込むドライヤーの吸い込み口に髪の毛が近づきすぎると吸い込まれる場合があることも、確認されたという。
同センターは、コードの損傷を防ぐためコードを巻きつけて保管しないようにし、コードの一部が熱くなるなど異常を感じたら使用をやめることなど、注意を呼びかけている。
同センターの村嶋さんは、「ドライヤーは毎日使われるため、家電製品の中でも過酷な状況で使われている。コードを巻きつけて保管しないなど、改めて使い方に気をつけてほしい」と話している。
出典
『ドライヤーのやけどなどに注意』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20161208/5061991.html
(ブログ者コメント)
国民生活センターHPに掲載されている記事は下記。
『ヘアドライヤーの取り扱いに注意-発火、火花の発生によるやけどや、髪の毛が吸い込まれて抜けなくなることも-』
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161208_1.html
以下は序文。
ヘアドライヤーは一般家庭に広く普及し、日常的に使用されています。
PIO-NETには、2011~2015年度の間に「ヘアドライヤー」に関する相談が毎年100件以上寄せられています。
この中には危害・危険情報が毎年50~70件程度含まれており、「コードの付け根から火花が出てやけどをした」、「髪の毛が吸い込まれて取れなくなり、はさみで切った」等の事例が見られました。
そこで、これらの相談事例をもとに、消費者にヘアドライヤーの使用実態等についてのアンケートを実施するとともに、一般家庭で使用中のヘアドライヤーに関する調査、コードの損傷不具合や、ヘアドライヤーによる髪の毛の吸い込みについて再現テストを行い、注意喚起及び情報提供を行います。
2016年12月8日11時43分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国民生活センターは8日までに、買い物中に6歳以下の子供がショッピングカートから転落して重軽傷を負う事故が多発しているとして、クリスマスや年末年始を控え、買い物の機会が多くなるのに合わせて注意を呼び掛けた。
各地の30医療機関から寄せられたスーパー、ショッピングセンターなどでの事故情報を分析したところ、事故は今年10月までの5年半で108件。
年齢別では1歳が35件で最も多く、2歳31件、3歳19件などと続いた。
状況別では転落69件が最も多く、親が目を離した隙にカート上で立ち上がったり、商品などに手を伸ばそうと幼児用座席から身を乗り出したりした事故が目立った。
次いで多かったのは転倒18件で、カートのかごや下部の荷台に乗ってカートごと倒れたり、よじ登ろうとして転倒したりした事故があった。
センターは、国内外の文献を踏まえ、「床から頭部までの高さが73cmを超えると、転落した際に頭を損傷する危険が高まる」と説明。
安全ベルトがあれば必ず着用するよう、促した。
出典
『買い物カート、子供の転落に注意 5年半で事故108件』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07HBS_Y6A201C1000000/?n_cid=NMAIL001
(ブログ者コメント)
国民生活センターHPに掲載されている記事は下記。
『医療機関ネットワークにみる店舗用ショッピングカートでの子どもの事故-転落時の頭部損傷のリスクが高く、危険です!-』
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20161207_1.html
以下は序文。
スーパーマーケットやショッピングモール等の店舗には、購入する商品を運ぶための店舗用ショッピングカート(以下、「ショッピングカート」)があり、日常的に多くの消費者に利用されています。
こうしたショッピングカートには、子どもを乗せる座席がついているものなど、大きさや形状にも様々なタイプがあります。
店舗によっては、複数のタイプを揃えており、子どもを座席に乗せて買い物をする姿もよく見受けられます。
一方、医療機関ネットワークには、店舗で子どもがショッピングカートから落ちてしまった、ショッピングカートに乗ったまま転倒してしまったなどの事例が多く寄せられ、頭部や顔面にけがを負ったり、なかには骨折や頭蓋内損傷などの重症事例も寄せられています。
そこで、医療機関ネットワークで収集した店舗内でのショッピングカートによる子どもの事故情報について分析し、事故防止のために消費者に注意喚起・情報提供します。
以下はリスク評価の説明文。
子どもの転落・転倒事故の分析における頭部の損傷リスク評価について、3歳児が床と水平な状態で転落したと想定したシミュレーションを行ったところ、頭部の転落高さが約73cmを超えると、硬いコンクリートの床面に対して転落したときに中程度の頭部損傷(頭蓋骨の骨折や、意識喪失を伴う顔の骨折や深い切り傷など)が発生するリスクが非常に高くなります
実際に店舗で使用するものとして販売されているショッピングカートの座面の高さ及びカゴの上端までの高さについて、製造・販売事業者3者にアンケートを実施したところ、座面の高さは最大で80cmで、カゴの上端高さは最大で89cmでした。
カートの座面に子どもが立ち上がったり、カゴから外へ子どもが顔や半身を乗り出したりした状態から転落した場合、頭部損傷のリスクが高く、危険であると考えられました
2016年12月8日15時32分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後0時40分ごろ、大阪市中央区南船場の美容皮膚科診療所「T」の女性従業員から「ガス漏れで気分が悪くなった人がいる」と119番があった。
警察や消防によると、医師や看護師など20~40代の女性従業員7人が吐き気や頭痛の体調不良を訴えて搬送されたが、いずれも軽症という。
警察などによると、同日午前11時ごろ、診療所内の医療器具を滅菌させる「酸化エチレン」がガスボンベから漏れ出たとみられる。
診療所内には、当時、従業員ら15人と患者1人がいた。
ガスボンベは納入業者が回収する予定で、警察などが詳しい原因を調べている。
出典
『診療所からガス漏れ? 7人が体調不良で救急搬送 大阪・南船場』
http://www.sankei.com/west/news/161208/wst1612080052-n1.html
2016年12月8日18時51分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前11時5分ごろ、まんのう町にある合成樹脂の製造工場で、電気設備の会社から仕事を請け負っていた愛媛県四国中央市に住む31歳の男性が、倉庫の改修工事をしていたところ、天井裏からおよそ11m下の床に転落した。
男性はろっ骨や腰の骨を折るなどの大けがをして、善通寺市内の病院で手当てを受けている。
警察によると、男性は倉庫の天井裏で電気の配線を確認していて、天井の板を誤って踏み抜いたということで、ヘルメットは着用していたものの、安全ベルトは着用していなかったという。
警察は、電気設備の会社などの関係者から話を聞くなどして、事故の状況や安全管理に問題がなかったか調べている。
出典
『倉庫天井裏から男性転落大けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8035099211.html?t=1481236422067
2016年12月9日11時48分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月9日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟県内は、7日夜から8日未明にかけて大気の状態が不安定となり、各地で落雷が原因とみられる火災や停電が相次いだ。
8日午前0時35分ごろ、長岡市今井2にある自民党の長島忠美衆院議員の後援会事務所で火が出ていると、近所の住民から119番があった。
この火事で、木造一部3階建て同事務所延べ約320m2を全焼。
出火当時、事務所は無人で、けが人はなかった。
警察などによると、屋根裏から出火したとみられ、落雷が原因の可能性が高いという。
事務所の向かいに住む男性は、「雷鳴と稲光がすごかった。家が揺れるほどだった」と話した。
長島氏は取材に、「事務所内の物を何も持ち出せなかった。周囲の皆さんにはご迷惑をおかけしたが、けが人や類焼がなくて良かった」と話した。
当面は、プレハブで事務所を再開させるという。
警察によると、長岡市内では、7日深夜から8日未明にかけて、変電所の変圧器やマンションの配電盤から発煙する被害もあった。
また、同日午前0時40分ごろ、長岡市から西に約20km離れた刈羽村の無職男性(68)方で、「屋根から火が出ている」と家族から119番があった。
この火事で、木造2階建て住宅の2階部分、約108m2を焼いた。
当時、住宅には家族5人がいたが、いずれも逃げてけがはなかった。
警察などによると、屋根裏から出火したとみられ、落雷の可能性があるという。
東北電力によると、7日深夜から8日未明にかけて、長岡市や柏崎市など7市町村計8217戸で落雷が原因とみられる停電が発生。
いずれも、同日午前10時過ぎまでに復旧した。
出典
『新潟・長岡 落雷直撃か 長島衆院議員の事務所全焼』
http://mainichi.jp/articles/20161209/k00/00e/040/211000c
2016年12月9日8時3分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後8時すぎ、新千歳空港に到着した日本航空機が駐機場に向かう途中でタイヤが滑り、前の車輪が誘導路を外れて動けなくなるトラブルがあった。
国交省新千歳空港事務所では、滑走路や誘導路の滑りやすさを定期的に調べてパイロットに伝えているが、当時、伝えていた情報は4時間半前のもので、国交省が定める6段階のレベルのうち、3番目に滑りやすい状態というものだった。
しかし、トラブル後に調べたところ、6段階で最も滑りやすい状態だったことが、国交省への取材でわかった。
また、トラブルが起きた当時の気温は、最後に路面を計測した時から5℃以上下がって、氷点下10℃を下回っていたという。
国交省は、「定められた時間以外の計測は、雪が降ったり航空会社から要請されたりした時に行うが、当時はそういう状況ではなかった。路面状況が悪くなっていたことは事実で、今回のケースをよく分析したい」としている。
出典
『誘導路逸脱 最も滑り易い状態』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161209/5102061.html
2016年12月8日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後5時5分ごろ、三芳町の産業廃棄物処理会社「I社」のリサイクル工場集塵機内で、同社社員とみられる男性が死亡しているのを別の社員が発見し、同社が「社員がスクリューに挟まれ、意識がない」と119番した。
救急隊が駆け付けたところ、男性は同機内のスクリューに巻き込まれていた。
警察は、男性は20代の社員とみて、身元の確認と死因を調べている。
警察によると、男性は同日午前6時半ごろから、同社の廃コンクリートリサイクルプラント内で粉砕したがれき類の仕分け作業を行っており、事故当時も同様の作業をしていた。
男性が何らかの事情でスクリューに挟まれたとみて、警察で原因を調べている。
出典
『スクリューに巻き込まれ男性死亡 三芳のリサイクル工場、社員か確認』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/12/09/05.html
2016年12月8日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月8日付で毎日新聞大分版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大分市の新日鉄住金大分製鉄所の構内で、6日午後11時35分ごろ、同社社員の男性(28)が倒れているのを、連絡が取れなくなったため捜していた同僚が見つけ、同社を通じて119番通報した。
約1時間後、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察などによると、男性は同製鉄所の設備部所属。
製鋼工場内の7階の電気機器のある部屋で、1人で電気設備の点検をしていたという。
同製鉄所では、1~2月、高所から転落したり、溶けた高温の鉄に接触したりし、作業中に3件の死亡事故が起きている。
出典
『新日鉄住金 工場内で社員死亡 /大分』
http://mainichi.jp/articles/20161208/ddl/k44/040/342000c
12月9日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日、司法解剖の結果、死因は一酸化炭素中毒と判明した。
男性は、製鋼工場内の排ガス濃度を計測する部屋で、設備の点検を1人でしていたという。
(ブログ者コメント)
〇COを含んだ排ガスを部屋まで配管で引っ張っていて、その配管から排ガスが漏れていた・・・といった可能性も考えられる。
〇他3件の死亡事故は、本ブログ別記事参照。
2016年12月6日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後0時55分ごろ、川口市芝1丁目の工場解体現場で、作業していた東京都昭島市の解体業Kさん(男性、48歳)がトラックにひかれ、死亡した。
警察によると、敷地内の地面で昼寝休憩していたKさんを、バックで現場に入ってきたトラックがひいた。
警察で詳しい事故原因を調べている。
出典
『地面で昼寝の作業員、バックのトラックにひかれ死亡 川口の解体現場』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/12/07/01.html
(ブログ者コメント)
車が通る場所で寝ていて轢かれた事例としては、下記がある。
2016年8月6日掲載
2016年7月31日 兵庫県神戸市の飲食店駐車場で夜間に仮眠していた高校生が勤務を終えた女性従業員の車に轢かれて重傷、車の通らない場所で寝ていたが寝返りをうって移動した模様
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6153/
2016年12月7日付で大分合同新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「無事でよかった」―。
佐伯市宇目で行方不明となり、6日午前、21時間ぶりに無事保護された女児(2)。
父親の会社員(28)は、「元気な状態で会えないのではないかと不安だった」と話し、最悪の事態が頭をよぎったという。
冷え込む山中で2歳児が一夜を過ごせたのは幸運が重なったとみられ、親族や捜索隊からは「驚いた」「よく頑張った」との声が聞かれた。
女児が見つかった場所は、行方不明となった曽祖父母方から南側に約2kmの山中。
高さ10m以上はある斜面の途中に、中腰でうずくまっていた。
大人でも手を使うほどの急斜面だった。
捜索隊によると、斜面の上から滑り落ちた可能性もある。
地面には、落ち葉がじゅうたんのように積み重なっていた。
市消防団宇目方面隊の市川隊長(58)は、「もし転落したとすれば、落ち葉がクッションとなったのではないか。林の中で過ごしたことで夜露から身を守ることができ、体温の低下を防いだかもしれない」と指摘した。
また、6日の天候も幸いしたとみられる。
大分地方気象台によると、宇目の最低気温は午前1時4分の6.7℃。
前日より1.2℃、平年より6.1℃高かった。
別の消防団男性(43)は、「この時季は霜が降りることもある。今朝はいつもより暖かかったのがよかったと思う」。
雨も降らなかったことから、警察犬は臭気をたどり、女児の見つかった方向へ進んだ。
その周囲を捜した父親の同僚が見つけた。
父親によると、市内の病院に運ばれた女児は診察を受け、足に低体温症とみられる腫れがあった。
唇や顔に擦り傷があるものの、病院から出されたスパゲティを食べるなど、元気という。
念のため、2~3日、入院する。
父親は、「無事に見つかったのは捜索に協力してくれた多くの人のおかげ。本当にありがとうございました」と頭を下げた。
出典
『幸運重なった夜 女児無事保護』
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/12/07/JD005526583
12月7日10時22分に西日本新聞から、12月13日18時50分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
佐伯市宇目の畑で行方が分からなくなり、約21時間後に無事発見、保護された女児(2)の捜索には、市民の姿も目立った。
6日午前0時に警察と消防が捜索を中断した後も、懐中電灯などの明かりを頼りに活動。
結果的に女児が発見されたのは、捜索隊が捜していたのとは別のエリア。
市民も加わった大がかりな捜索が小さな命を救った。
「暗闇の中に光るホタルのように見えた」。
菅地区の林業男性(70)は言う。
6日午前0時に警察などが捜索をいったん打ち切った後も捜索を続ける人々が手にするライトだったとみられる。
女児の両親や親族が続ける捜索に、佐伯市の会社員播磨さん(40)ら2人も加わった。
播磨さんは、両親と知り合いではない。
ただ、同じ2歳の娘を持つ親として「いてもたってもいられなくなり」、捜索に加わることにした。
仕事を終えて現地に着いたのが6日午前1時すぎ。
宇目出身の高校の先輩と共に、警察や消防の捜索が再開される早朝まで現地にとどまり、女児の無事を願った。
ボランティアは他にもいた。
日出町の尾畠さん(77)もその1人。
各地で、行方不明者の捜索に加わったことがあるという。
宇目地域の消防団員は総動員で、89人が捜索にあたった。
県警も50人以上を動員し、女児がいなくなった地区の集落内や周辺の川沿いなどを捜した。
5日の捜索では見つからず、6日朝からは、集落から周辺の山林にまでエリアを広げていった。
警察犬が女児が身につけていた物の匂いをたどると、南の山中へ向かっており、捜索隊もこれに続いた。
女児を見つけた平山さん(29)は機転を利かせ、「捜索隊があえて考えにくい場所を捜そう」と判断。
別行動で山に入り、石に何度もつまづきながら約1時間歩いた。
午前9時50分ごろ、急斜面でうずくまる女児を見つけ、「大丈夫」「良かったね」と声をかけると、女児は「おかあさん」と突然泣き出したという。
結果として、捜索範囲として想定した区域外で女児は発見された。
関係者によると、「目を離して5分の間」という意識があり、捜索範囲が比較的近場になってしまったことは否めないという。
「捜索方法について勉強したい」。
そんな声も消防関係者からは聞かれた。
平山さんには、佐伯市から感謝状が贈られた。
出典
『佐伯2歳児発見 市民捜索 小さな命救う 未明もライト頼りに 「いてもたってもいられず」 [大分県]』
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/294101
『女児不明 「捜索隊が捜さない場所を」 父同僚、機転実る』
http://mainichi.jp/articles/20161213/k00/00e/040/200000c
(ブログ者コメント)
何かを行う場合、想定が必要なこともある。
今回も、そのようなケースだったのかもしれない。
しかし、いかんせん、想定した内容が先入観にとらわれ過ぎてしまった・・・そんな事例だったのではないかと感じた。
2016年12月5日16時54分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ダウンジャケットのフードに付いているゴムひもの先端の留め具が左目に当たり、白内障になったとして、東京都の男性が製造元のメーカーに約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、2日、東京地裁であった。
沢野裁判長は、「留め具が直撃したのは、製品の構造上の欠陥が原因だ」として、メーカーに約4000万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
訴えられたのは、ファーストリテイリングの子会社で、「セオリー」などのブランドを展開する「リンク・セオリー・ジャパン」(山口市)。
判決によると、男性は2010年末ごろにダウンジャケットを購入。
12年1月、男性が携帯電話を右ポケットから取り出す際に、ゴムひもが携帯電話か右腕に引っかかり、外れたはずみで留め具が左目に当たった。
男性は外傷性白内障になり、視力が低下した。
判決は、「ゴムひもが長く、着用者が意図せず顔や目を負傷するおそれがある」と、構造上の欠陥を認定。
男性が製品を購入する約2年前に、ジャケットのゴムひもの留め具が目を直撃する危険性を警告する論文が出ていたことなどから、「メーカーは安全性を欠いていると認識できた」と、賠償責任を認めた。
その上で、男性が一方のゴムひもを伸ばした状態で着ていた不注意があったとして、約6000万円とした損害額から4割減額。弁護士費用を加算して、約4000万円の支払いを命じた。
判決を受け、ファーストリテイリングは、「判決内容を精査し、適切に対応致します」とコメントした。
出典
『ダウンの留め具で目を負傷、ファストリ子会社に賠償命令』
http://www.asahi.com/articles/ASJD54QRGJD5UTIL01Q.html
12月5日21時40分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
判決によると、男性は2012年1月、同社が製造・販売したダウンジャケットを着用中に右腕を下に伸ばしたところ、フードのゴムひもがどこかに引っかかって引っ張られた後に外れ、反動で留め具が左目を直撃。外傷性白内障になった。
判決は、「ゴムひもを短くしたり、留め具の使用をやめたりすれば、容易に防止できた」として、ダウンジャケットの構造上の欠陥を認定した。
出典
『フードのひも留め具で目を負傷、4千万賠償命令』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161205-OYT1T50093.html
(ブログ者コメント)
1週間ほど前、防滑に取り組む企業が出てきているという情報を紹介したが、それと軌を一にする情報。
ひと昔前であれば客の不注意として片づけられていたであろう事案が損害賠償対象になる・・・そんな時代になったようだ。
2016年12月5日12時0分にNHK福岡NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州大学などの研究グループは、鹿児島県内の風力発電所で地形による気流の乱れが風車に与える影響をシミュレーションで詳細に再現することに成功したと発表した。
今後、風車が破損する事態を予測し、未然に防ぐ手法の開発につながるとしている。
春日市の九州大学応用力学研究所の内田孝紀准教授や九電工の関連会社などのグループは、鹿児島県いちき串木野市の風力発電所に設置された11基のうち、風車がうまく回転しないケースが目立つ1基を選び、原因を探った。
具体的には、3枚ある羽根にセンサーを取り付け、ゆがみを測定するとともに、周囲の風向きや風速を計測し、シミュレーションで詳細に再現した。
その結果、風車の300m東にある標高およそ500mの山の影響で気流の乱れが大きくなる東風の時に、羽根がゆがむなどして風車がうまく回転しないことが分かったという。
研究グループは、さらに詳細な観測をもとに計測を繰り返し、シミュレーションの精度を高めることで風車が破損する事態を予測し、未然に防ぐ手法の開発につながるとしている。
内田准教授は、「日本は地形の影響で気流の乱れが起きやすいため、今後、予測の手法を確立したい」と話している。
出典
『風車ゆがみは気流の乱れ 再現』
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20161205/4819521.html
2016年12月5日3時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
冬本番。
空気が乾燥するため火の用心を心がけたいが、思いもよらないものが火事を引き起こすこともある。
金属製のボウルやペットボトル、虫眼鏡(拡大鏡)などだ。
消防署は、「収れん火災」に注意を呼びかけている。
甲府市で11月25日午後0時半ごろ、アパート3階の女性宅のベランダから出火、室内にも燃え広がり、約20m2が焼けた。
消防の調べでは、ベランダに置かれたステンレス製のボウルによる収れん火災とみられる。
当時は晴天だった。
ボウルの内面で反射した太陽光が近くに干してあった洗濯物に集まり、出火。
虫眼鏡で太陽光を一点に集めると紙が焦げる原理と同じだ。
その後、ベランダに置いてあった灯油タンクに引火し、燃え広がったとみられる。
総務省消防庁のまとめによると、収れん火災とみられる火事は、昨年、全国で23件あった。
甲府市内では、今年に入って、ウォーターサーバー用のペットボトルが原因とみられる火災もあり、車庫などが燃えたという。
室内でも注意が必要だ。
部屋の中の花瓶などを通して太陽光が集まり、火災が起きた例もある。
中央消防署によると、甲府市でこたつの上に置いた拡大鏡が、座椅子の背もたれを焼いた火災もあった。
この家は留守宅で火の気はなく、30cmほど開いた障子から差し込んだ太陽光が拡大鏡を通して集まり、出火したとみられるという。
特に、冬は太陽の高度が低いため、部屋の奥まで太陽光が届く。
総務省消防庁の担当者は、「思いもよらないものが出火原因になることもある。窓際や直射日光の当たるところに、レンズとなりそうなものを置かないようにするだけでなく、外出時はカーテンを閉めて、日光を遮断することが有効です」と注意を呼びかける
出典
『山梨)冬本番、収れん火災にご注意 甲府でも先月発生』
http://www.asahi.com/articles/ASJD172D5JD1UZOB011.html
当時の状況と思われる記事が、2016年11月25日18時55分にgooニュース(テレビ山梨)から、下記趣旨でネット配信されていた。
甲府市の中心部で、アパートの1部屋を全焼する火事があった。
午後0時40分頃、甲府市相生2丁目でアパートから火が出ていると、通行人から通報があった。
火はすぐに消し止められたが、この火事で4階建てアパートの3階の1室を全焼した。
火事によるけが人はいなかった。
警察によると、この部屋には2人が住んでいたが、出火当時、外出中だったという。
現場は平和通りの相生歩道橋からおよそ300m南東の、住宅やアパート、飲食店などが立ち並ぶ地域。
警察と消防で、詳しい出火の原因を調べている。
出典
『甲府市の中心でアパート1部屋全焼』
http://news.goo.ne.jp/article/uty/region/uty-NS001001125185502-2016.html
(ブログ者コメント)
収斂火災については、本ブログでも何件か事例などを紹介している。
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。