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2016年11月24日22時18分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
広島市のバス会社「H社」は24日、同社の路線バスの運転手が運行を終えた際、車内に客を置き去りにしたと発表した。
同社では、9日にも同様の事案があったばかり。
中国運輸局は、再び、同社に口頭で厳重注意と再発防止の徹底を指示したほか、中国地方のバス事業者に車内確認を徹底するよう、通達を出した。
発表によると、30歳代の男性運転手が、23日夕、終点となる広島市中区の営業所で、前方の席で客の男性が眠っているのに気付かず、車庫で施錠してバスを離れた。
約20分後、客が車内で手を振って助けを求めているのを別の運転手が見つけた。
9日夜も、40歳代の男性運転手が、後部座席で寝入っていた男性客に気付かないまま施錠して退社。
客は窓を開けて車外に出ていた。
同社総務課は、「車内確認のルールが徹底されていない。全社を挙げて再発防止に努める」と謝罪している。
出典
『路線バス車内、客を置き去りにするトラブル連発』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161124-OYT1T50097.html
(ブログ者コメント)
9日のトラブルは下記参照。
2016年11月16日掲載
2016年11月9日 広島市のバス会社の運転手が最終便を車庫に入れた際、一番後ろで寝ていた乗客に気づかずバスに鍵をかけて退社、乗客は2時間半後に目覚め、運転席の窓から出て110番
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6475/
2016年11月25日19時52分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水戸市消防本部は、25日、北消防署赤塚出張所の消防隊員が消防車内に鍵を閉じ込めるミスをし、本来なら通報から9分後にこの消防車が火災現場に到着できたのに、別の消防隊が通報から13分後に到着したと発表した。
火事では、1人が遺体で見つかった。
北消防署のS署長は、「最初に救急車が着いたときには火が燃え広がっており、予定通り着いても救出は困難だっただろう」と説明している。
市消防本部によると、23日午後9時55分ごろ、水戸市石川4丁目の民家から煙が出ていると119番通報があった。
最寄りの赤塚出張所の消防隊は、本来なら9分後に到着できるはずだったが、現場に着いたのは通報から22分後だった。
別の消防隊が先に現場に着き、消火活動を開始。
約4時間後に鎮火したが、2棟が全焼し、火元の民家に住む女性(94)とみられる遺体が見つかった。
鍵の閉じ込めは、運転手の男性隊員が、前の出動時に消防車の鍵を運転席に差したままにし、内側のロックを押し下げてドアを閉めたためで、予備の鍵も車内に放置されていた。
消防隊はガラスを割ってドアを開け、現場に向かった。
市消防本部は、「信用を大きく失墜させる事案で、深くおわびする」と陳謝した。
出典
『消防車に鍵閉じ込め、出動に遅れ 1人死亡の火災 水戸』
http://www.asahi.com/articles/ASJCT5SQ1JCTUJHB01M.html
『消防車内に鍵閉じ込め、出動遅れる 茨城・水戸市』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2924235.html
2016年11月22日17時46分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日正午ごろ、和歌山市にある化学工場「E社」から、「煙が上がっている」と消防に通報があった。
警察や消防が駆けつけたところ、敷地内にある直径7m近く、高さおよそ6mの鉄製のタンクが破裂して、ふたの一部がめくれ、配管が破損していた。
警察によると、タンクはリサイクルに回す硫酸の廃液を一時的に保管するためのもので、破裂は、車両で運んできた廃液をタンクに移す作業が終わった直後に起きたという。
この事故で廃液が外に漏れることはなく、けが人はいなかった。
「E社」では、ことし3月にも、別のタンクに硫酸の廃液を入れる作業の直後に破裂が起きる事故があり、再発防止に向けた点検などが行われたという。
NHKの取材に対し「E社」は、「原因などは調査中で、詳細についてはコメントできない」としている。
警察や消防などが、当時の状況や事故の原因を詳しく調べている。
出典
『化学工場で再びタンクが破裂』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044620671.html?t=1479846463755
(ブログ者コメント)
今年3月の事故は下記参照。
2016年3月10日 和歌山市の化学薬品製造工場でタンクローリーからタンクに廃硫酸を受け入れ中、タンクが破裂して天板が6m吹き飛ぶ
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5737/
2016年11月21日16時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ロシアのセルフ式ガソリンスタンドで、夜間に給油中の女性が、満タンになったかどうかライターに火を付けて給油口を確認したところ、ガソリンに引火した。
ロシアメディアなどが伝えた。
後続車のカメラが、その瞬間を捉えていた。
慌てた女性は息を吹きかけて消そうとしたが、さらに燃え広がった。
映像はソーシャルメディアに投稿されたが、「危険すぎる」とあきれた声が相次いだ。
出典
『満タンかな? 確かめようとライター付け、引火 ロシアの女性』
http://www.sankei.com/affairs/news/161121/afr1611210020-n1.html
(ブログ者コメント)
〇今年1月8日付でmsnニュースから、より詳しい状況が下記趣旨でネット配信されていた。
ユーチューブで映像を見ることができるが、女性は30代か40代に見える。
ちょっとくらいなら大丈夫。
この世の中では、そんな慢心が致命的となることは少なくない。
やっちまったと思った時は、時すでに遅し。
わかっていたはずなのに、自ら事故を招いてしまうことだってあるものだ。
例えば、今回ご紹介する映像もそんなひとつ。
ロシアのスルグトにあるアソリンスタンドで撮影された映像には、火気厳禁であるにもかかわらず、ライターを使用して大惨事を招いたシーンが映っていた。
問題の動画では、車に給油しようとしている女性を確認できる。
しかし、正常に給油されていなかったのだろうか。
女性はしきりにメーターを気にして、どこかソワソワ。
自分の後に給油待ちの車が待っていることもあり、原因を突き止めようと急ぐ。
ここで、車内に常備されている懐中電灯を取り出せばよかったのだが、あろうことか、女性は給油口にライターをかざし、確認しようとするではないか。
もちろん、そこは火気厳禁のガソリンスタンド。
一瞬にして燃え移ると、辺り一面が火の海となってしまった。
それにしても、改めてガソリンに引火すると恐ろしいことがわかるこの動画。
たとえ極寒の環境でも、揮発性の高いガソリンの前では、ライターの小さな火であっても関係ないようだ。
当然、この事故が日本で起きないとは言い切れない。
セルフ方式の給油が急増し、ガソリンに対する認識が低下している傾向にあるため、火災を未然に防ぐことができるよう、今一度、気をつけたいものだ。
参照元:YouTube
出典
『【衝撃動画】ガソリンスタンドでライターを使って明かりを灯した結果 → 想像以上に火の海となる大惨事』
〇このロシア人女性を嗤うことはできない。
知識に乏しい人が危険物を扱っている状況は、日本でも同じだからだ。
本ブログでも紹介したとおり、たとえば「軽トラックだから軽油を入れた」レベルのトラブルも起きている。
2016年11月22日10時39分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月21日18時6分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
君津市教委は、21日、市内の小学校で理科の実験中に4年生の男児(9)がアルコールランプで頬や首にやけどを負ったと発表した。
男児はドクターヘリで木更津市内の病院に搬送され、2日程度の入院が必要とされたが、命に別条はないという。
市教委によると、男児は同日午前11時ごろ、同校の理科室で、真ちゅうの球を温め膨張させる実験中に転倒、同時にアルコールランプが落下して引火し、男児の洋服などに火が燃え移ってやけどを負った。
男児は、半円形の机に備え付けの流しをふさぐふたの上で実験していた。
男児がふたの端に手をついたところ、ふたが持ち上がり、その弾みでアルコールランプが落下し、男児も転倒した。
ふたにロック機能はなかった。
そばにいた児童がビーカーの水を掛け、授業を受け持っていた40代の男性教諭が男児を抱きかかえて火を消した。
同日、記者会見した同校の校長は、「実験時はふたを外して机を使うべきで、安全管理が不十分だった。安全でなければならない学習環境で重大な事故を起こし、本当に申し訳ない」と謝罪。
全校を対象とした保護者説明会を開く予定という。
市教委は、児童の精神的ケアのため、スクールカウンセラーの派遣を県教委に要請。
市内の全小中学校に対し、理科室などでの安全管理を徹底するよう、通知した。
出典
『理科の実験中に男児やけど負う 君津の小学校』
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/367031
『小学校理科の実験で児童やけど』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086024871.html?t=1479762721603
2016年11月21日18時54分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日未明、札幌市の住宅の車庫から火が出て、住宅が全焼した。
周りの住宅や店舗3棟の壁なども焼けたが、けが人はいなかった。
近所の人:「1発、ドンという大きい音が鳴った」
「屋根の上2~3m、火柱が上がっている感じ」
警察によると、直接、充電できる「プラグインハイブリッド車」の充電中にケーブルから火が出たのを住人が見つけたものの、消し止められなかったという。
出典
『ハイブリッド車充電中に出火か 札幌市で住宅全焼』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000088311.html
11月21日18時52分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前3時15分ごろ、札幌市東区の不動産業Yさん(57)方の1階車庫から出火、木造2階建て住宅延べ約140m2を全焼したほか、隣接する住宅3棟の外壁の一部にも延焼した。
けが人はいなかった。
警察によると、Yさんは5人暮らし。
出火当時は全員が室内にいたが、逃げて無事だった。
車庫にはプラグインハイブリッド車(PHV)が止めてあり、充電中だったという。
出火直前、住人が充電設備付近から火花が出ているのを目撃しており、警察は、壁などに引火した可能性があるとみて調べている。
出典
『PHV充電設備出火か 住宅全焼、けが人なし』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0340534.html
(ブログ者コメント)
ブログ者にとって初耳事例だ。
テレビ朝日の映像を見ると、住宅1階の一部が車庫になっている。
ということは、屋外駐車場であれば火災にならなかったかもしれない。
そう考えると、過去に充電時の火花事例はあったが報道されなかっただけ・・・そんなこともあるのかもしれない。
2016年11月20日12時57分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月20日20時11分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前9時ごろ、宇都宮市高松町の「日光サーキット」で、ドリフト競技大会の練習走行をしていた車の右前輪が外れ、近くにいた埼玉県本庄市のピアノ講師のSさん(女性、35歳)を直撃した。
Sさんは、腰の骨を折るなどして意識不明の重体。
車を運転していた千葉県松戸市の中古車販売業のTさん(男性、36歳)は頭を打ち、軽傷だった。
警察や競技関係者によると、Sさんは事故車両とは別のチームのスタッフで、無線でドライバーに指示を出す「スポッター」だった。
コースから20m程度離れ、高さ約1mの壁や土を盛った土手で仕切られた場所にいた。
事故車両は、車を横滑りさせ始めたところで前輪が外れ、約50m先の壁の前に積まれたタイヤに衝突して止まったが、外れた前輪(重さ約10kg)は人の身長より高く跳ね上がり、高さ約1mの防護壁を越えてSさんを直撃したという。
競技関係者によると、車輪を保持するナックルが金属疲労で割れたのが原因とみられる。
車は大会前日に車検を受け、合格していた。
午前8時から走行練習が始まり、事故車両は、2回目の走行練習で事故を起こした。
大会を主催する会社の役員で大会競技長のIさん(43)は、「安全優先でいろいろ考えて対策をしてきたのに悔しい」と話した。
日光サーキットは、東北自動車道宇都宮インターチェンジから北に3km。
東北道や国道293号沿いの山あいにあり、ドリフト走行の大会やバイクのレースが開かれている。
出典
『ドリフト競技でタイヤ外れ女性に直撃、重体 日光サーキット』
http://www.sankei.com/affairs/news/161120/afr1611200011-n1.html
『ドリフト競技でタイヤ外れ…女性にぶつかり重体』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161120-OYT1T50081.html?from=ycont_top_txt
11月20日21時22分に産経新聞から、図解付きのより詳しい記事が下記趣旨でネット配信されていた。
11月21日付で毎日新聞東京版朝刊からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
宇都宮市の日光サーキットで事故が起きたドリフト競技は、平成以降、サーキット場でドリフト走行の美しさを競うモータースポーツとして発展してきた。
時速100km以上でカーブを曲がる華麗さの半面、事故の危険とも隣り合わせで、安全管理が徹底されていたのか、改めて問われそうだ。
日光サーキットによると、重体となったSさんは、審査員のコメントを聞いて、無線でドライバーに伝える「スポッター」で、第1コーナーの外側に設置された審査員席近くに待機していたという。
この付近はコースから20m程度離れていたが、車両が曲がりきれずに突っ込んできた場合に備え、ダンプ用のタイヤと高さ約1mの壁を設けていたという。
警察などによると、現場は幅10~15mの直線道路。
左カーブ直前で右前輪が外れ、車は約50m先の壁に衝突。
タイヤは、50~60mバウンドしながら壁などを越え、台の上にいたSさんに当たった。
今回と同じ大会を開催したことがあるサーキット場関係者は、「うちで開催した際、主催者が特設した審査員席の安全対策はネットを張っただけの簡易的なもので、仮にタイヤが跳んできた場合には、今回と同様の事故が起きる可能性があった」と打ち明ける。
日光サーキットのSマネジャーは、「タイヤが外れることは想定内だったが、あれだけの長い距離を転がって壁を越えてくることは想定外だった。さらなる安全対策を取って運営していきたい」と話した。
ドリフト走行は、かつて、暴走族や「ドリフト族」などの危険運転行為として知られたが、平成以降は、サーキット場で速度と運転技術を競うモータースポーツに発展。
13年から「D1グランプリ」というプロの全国大会が開催され、18年からは公道走行可能な車両による「D1ストリートリーガル」が始まっており、今回はこの大会だった。
事故を受け、大会は中止された。
出典
『モータースポーツとして発展 安全管理に課題 タイヤ直撃事故のドリフト競技』
http://www.sankei.com/affairs/news/161120/afr1611200020-n1.html
『外れたタイヤに当たり女性重体 宇都宮のサーキット』
http://mainichi.jp/articles/20161121/ddm/041/040/118000c
(2016年12月5日 修正1 ;追記)
2016年12月4日15時42分にNHK宇都宮から、女性が死亡したという記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
『サーキット場事故の女性が死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1096029811.html?t=1480883497860
(2020年8月8日 修正2 ;追記)
2020年8月5日9時22分に毎日新聞からは、金属疲労で部品が折れたことが原因、前日の練習で異常があったが整備担当は後輪しか交換しなかったという下記趣旨の記事が、当時の現場写真付きでネット配信されていた。
栃木県警捜査1課は、千葉県松戸市の中古車販売店経営の男性運転手(40)と、整備を担当した埼玉県越谷市の無職の男性(53)の2人を、近く業務上過失致死容疑で書類送検する方針を固めた。
捜査関係者への取材で判明した。
整備担当の男性は、運転手が事故前日の練習走行で異常を訴えたため、後輪のシャフトやタイヤを交換したが、外れた右前輪は確認しなかったという。
運転手はそのまま走行し、安全な状態を確認する義務を怠ったという。
県警は事故原因を調べるため、大学教授ら専門家に鑑定を依頼した。
車の構造やタイヤの脱輪状況などについて調査した結果、車輪を固定する部品が金属疲労で折れていたことが判明。
これにより車輪が脱落した可能性が高いと結論づけた。
県警は点検が不十分だったとみている。
https://mainichi.jp/articles/20200805/k00/00m/040/011000c
8月7日16時40分にNHK栃木からは、ドライバーと整備担当者が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、専門家に鑑定を依頼するなどして車両を調べたところ、タイヤと車体をつなぐ部品が金属疲労で折れたためタイヤが外れたことが分かったということです。
また、事故の前日にドライバーがタイヤに異常を感じたため、同じチームの整備の担当者が右後ろのタイヤなどを交換していましたが、外れた右前のタイヤについては何も対応していなかったということです。
このため、警察は部品の金属疲労を見逃した整備不良が事故につながったとして、ドライバーだった40歳の男性と整備を担当していた53歳の男性を7日、宇都宮地方検察庁に書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20200807/1090007478.html
2016年11月10日?付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2016年10月14日付で岩手日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
岩手・二戸労基署は、作業主任者を選任せずに高さ5m以上の鉄骨造りの建物の解体作業を行ったとして、建設業を営む個人事業主(岩手県久慈市)を、労安法第14条(作業主任者)違反の容疑で書類送検した。
平成28年6月20日午前10時ごろ、同社労働者が死亡する労働災害が発生している。
同社は、岩手県久慈市内のプレハブの解体工事を行っていた。
プレハブの構造体が高さ5m以上の鉄骨だったため、技能講習を修了した作業主任者を選任して作業を行わなければならなかったにもかかわらず、これを怠った疑い。
同署などによると、当時、現場では、男性が1人で作業していた。
「初めて同種の解体作業を行ったため、作業主任者が必要だとは知らなかった」と、同署に対して説明しているという。
被災者は、建物1階で脚立とともに倒れている状況で発見され、病院に搬送されたが、外傷性硬膜下血腫で死亡している。
同署は、「解体作業中に、バランスを崩して脚立から墜落したのではないか」とみている。
出典
『作業主任者が必要だと知らなかった 死亡災害で個人事業主を書類送検
二戸労基署』
https://www.rodo.co.jp/column/8025/
『建築会社代表を書類送検 作業員死亡で二戸労基署』
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20161014_2
2016年11月19日19時13分にNHK津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前11時40分ごろ、四日市市のN中学校から「理科室から出火した」と消防に通報があった。
消防車が出動して、火はおよそ30分後に消し止められたが、校舎の2階にある理科室およそ30m2が焼けた。
けが人はいなかった。
警察によると、午前9時ごろ、教員が実験の準備のため、ブタンガスをカセットボンベから袋へ移し替え、液化させるため冷凍庫に保管し、その後、理科室に鍵をかけて離れていたという。
学校によると、19日は土曜日だが授業があって、出火当時は全校生徒200人余りが体育館にいて、午後の授業を取りやめ下校したという。
警察と消防が現場検証をして、詳しい原因を調べている。
出典
『中学校で火事 理科室焼ける』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/3074558481.html
11月19日19時49分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前11時40分ごろ、三重県四日市市の中学校(生徒数239人)の理科準備室にある冷蔵庫から出火し、周辺の天井や床など約30m2が燃えた。
出火時、教員や生徒は体育館で開かれた講演会に参加しており、けが人はいなかった。
火は約40分後に消し止められた。
警察によると、理科の教員が、授業の実験で使う予定だった可燃性の「ブタンガス」を液化し、冷凍庫に保管していた。
警察は、ガスが何らかの原因で引火した可能性があるとみて、調べている。
火災報知機が鳴り、準備室から火が出ているのを発見した男性教員が119番した。
出典
『中学校理科準備室で出火 三重、実験用ガス原因か』
http://www.sankei.com/west/news/161119/wst1611190062-n1.html
2016年11月19日20時41分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月19日21時59分に産経新聞westから、11月20日19時59分と11月21日19時50分にNHK長崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前11時45分ごろ、長崎市三京町の導水用トンネルの補修工事現場で「作業員が酸欠状態になっている」と119番通報があった。
警察などによると、30~50代の作業員4人が病院に運ばれ、東京都大田区の会社員Aさん(男性、36歳)の死亡が確認された。
ほかの3人は軽症だという。
長崎市発注の老朽化に伴う漏水対策の工事で、下請けの東京の防水工事業者が、浸水しないよう内壁に防水効果がある薬剤を注入するため、電気ドリルで穴を開ける作業などをしていた。
補修箇所を確認するため、事故前、4人とは別の作業員が様子を見に行き、戻ってきた際に「酸欠かもしれない」と、体調悪化を訴えた。
トンネル内にいた4人の体調も悪くなり、搬送された。
消防によると、発生から40分ほどで作業員の救出にあたった際、トンネル内の一酸化炭素(CO)濃度はおよそ700ppmと、中毒症状が出る高い値を示していた。
化学物質による中毒について啓発などを行う日本中毒情報センターによると、400ppm以上の濃度に数時間さらされると酸素不足などにより呼吸や循環器にも影響がでて、1000ppmを超えると非常に重い症状に陥り、5000ppmでは5分で死亡するケースがあるという。
現場では、ドリルや照明の電源としてガソリン式の発電機を使っていたといい、換気用の送風機も使われていたという。
しかし、換気が不十分な場所で発電機を使うと不完全燃焼を起こしてCOが発生する可能性があり、市上下水道局は、「坑内で発電機を使うことは、通常は考えられない」としている。
会社側が市に出していた工事の手順などが書かれた「施工計画書」にも、トンネル内で発電機を使うことは書かれていなかったという
警察は、発電機が原因のCO中毒の疑いがあるとみて、当時の状況を詳しく調べている。
一酸化炭素中毒の症状について、長崎大学病院救命救急センターの田﨑修センター長は、「まずは頭痛がひどくなって、吐き気やめまいといった症状がでてくる。症状が悪化すると意識を失ってしまう。一酸化炭素は無味無臭で気づきにくく、血液中のヘモグロビンとくっつくと体内の組織に酸素が運べなくなり、酸素不足の状態になることが一番怖い」と述べた。
そのうえで、作業員が救助されたトンネル内の現場で測定された700ppmのCO濃度について、「5分から10分の短時間なら大きな障害や中毒は起きないと思うが、2時間くらい作業をすれば700ppmに2時間をかけあわせて1400ppmの一酸化炭素にさらされたことになるので、死亡に至る濃度だった可能性がある」と指摘した。
このトンネルは、ダムから浄水場まで水を運ぶためのもので、幅1.8m、高さ2m、延長2.8km。
2005年から20年まで、ほぼ隔年で総延長300mの補修工事を行う計画で、今年度の工期は10月から来年2月まで。
10月13日から始まっていた。
現場は長崎市中心部から北西約15kmの山中で、19日は、入り口から約150mから180mにかけての30m区間で作業をしていた。
救急車など11台が出動し、周辺は一時騒然とした。
出典
『トンネル補修中に酸欠、4人搬送 1人は死亡確認 長崎』
http://www.asahi.com/articles/ASJCM4DKNJCMTIPE00G.html
『坑内で発電機が作動 CO中毒か 作業員「酸欠かもしれない」と訴え』
http://www.sankei.com/west/news/161119/wst1611190072-n1.html
『トンネル事故で警察が現場調査』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034558661.html?t=1479673806676
『救出時CO濃度700ppm』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034579871.html?t=1479763130379
(2016年11月28日 修正1 ;追記)
2016年11月26日8時52分に毎日新聞から、現場にはCO濃度常時計測器が置かれていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (本情報は、3日前に起きた下松市での事故とあわせた解説記事につき、別途、独立記事として掲載)
現場に空気ボンベや一酸化炭素(CO)の濃度を常時観測する機器が備えられていなかったことが、捜査関係者の話で分かった。
いずれの機器も、CO中毒を防ぐため、厚労省のガイドライン(指針)で設置が求められており、逸脱していた疑いがある。
(2017年1月14日 修正2 ;追記)
2016年11月20日付と22日付の長崎新聞紙面に、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。
市上下水道局が施工業者に確認したところ、作業前の酸素濃度に異常はなく、送風機はトンネルの外から内に向けて回し、換気をしていたという。
同局が入札前に参加予定業者に示した現場説明書の中で「トンネル内に発電機を持ち込まない」と明記していたことが、21日、同局への取材でわかった。
現場説明書には、工事内容や現場の情報などを示しており、業者は事前に確認して入札に参加する。
同局によると、安全対策の事項では、トンネル内の発電機使用に触れていなかったが、水質事故対策として「発電機など油流出の恐れのあるものを持ち込まない」と記載していた。
トンネル内には神浦ダムから手熊浄水場に送る水が通っており、発電機から燃料が流出し事故につながる恐れがあるためという。
(2018年1月13日 修正3 ;追記)
2018年1月11日18時33分にNHK長崎から、送風機は換気用でなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
長崎労基署が調べたところ、作業員らは事故当時、トンネルの入り口から160m付近の自然の換気が不十分な場所でガソリン式の発電機を使って作業していたが、現場に置かれていた送風機が換気用ではなく粉じんなどを除くためのものだったうえ、現場から離れた場所に設置されていたという。
このため同署は、ガスによる健康障害を防ぐために必要な措置をとらなかったとして、工事を請け負っていた東京・北区の「S防水工業」と、当時、施工や安全管理を統括する立場だった42歳の現場責任者を11日、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、この責任者は調査に対し容疑を認めているという。
出典
『トンネルCO中毒事故で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034287401.html
2016年11月19日18時32分にNHK和歌山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前、紀の川市の工場で29歳の男性が鉄柱に挟まれ、病院に運ばれたが死亡した。
死亡したのは、大阪・堺市中区に住む会社員の男性(29)。
警察によると、男性は19日午前9時20分ごろ、紀の川市にある鉄の柱をつくる工場で働いていて、2段重ねに並べられた鉄柱の上でワイヤーをかける作業をしていたところ、乗っていた鉄柱のバランスが崩れて転落し、その上に鉄柱が落ちて上半身をはさまれた。
男性は和歌山市内の病院に運ばれたが、胸から腰にかけて強く圧迫されていて、およそ7時間半後に死亡した。
警察は、工場の関係者から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典
『鉄柱にはさまれ男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044557792.html?t=1479593518188
11月21日18時55分にわかやま新報からは、若干ニュアンスの異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前に発生した、紀の川市の工場敷地内で作業員の男性(29)が資材に挟まれた作業事故で、警察は、意識不明の重体となっていた男性が同日夕方に死亡したと発表した。
20日の司法解剖で、死因は出血性ショックと判明した。
警察によると、男性は、他の従業員とビルに使用する鉄骨柱をクレーン移動させるため、2段に積み上げられた柱の上(高さ約2m40cm)で、ワイヤーを掛ける作業をしていた。
クレーンで柱を持ち上げる際にバランスを崩して落下し、下半身が挟まれたという。
柱1本の重さは約8トンあった。
出典
『鉄骨に挟まれた男性死亡 桃山の作業事故』
http://www.wakayamashimpo.co.jp/2016/11/20161121_65320.html
2016年11月18日21時14分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年8月、石川県能登町の道路の舗装工事現場で男性作業員が熱中症で死亡したことについて、穴水労基署は、男性が勤務していた土木工事会社が塩分を含む食品を提供するなどの熱中症対策を怠ったとして、この会社と会社の代表取締役の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、石川県津幡町の土木工事会社「Y社」と会社の59歳の代表取締役。
同署によると、今年8月25日、能登町小木の道路の舗装工事現場で、40代の男性作業員が重機でアスファルト舗装の表面を削る作業をしていたところ、熱中症で倒れ、死亡したという。
同署は、会社の熱中症対策について調べた結果、この日は能登町に隣接する輪島市で最高気温が35℃以上の猛暑日となる暑さだったにもかかわらず、会社は、死亡した男性作業員を含む3人に塩分を含む食品やスポーツ飲料などを提供するといった熱中症対策を講じていなかったという。
このため、同署は18日、土木工事会社と会社の代表取締役の男性を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、会社の代表取締役は、「昔はアメなどの提供をしていたこともあったが、最近は提供していなかった」と話しているという。
死亡した男性作業員は今年6月から病気で仕事を休んでいて、熱中症で死亡した日の2日前から仕事に復帰していたという。
同署によると、会社が塩分を含む食品を提供するなどの熱中症対策を怠ったとして書類送検されたのは、この20年間で、全国で8件あったという。
書類送検されたことについて、「Y社」は「作業員には現場に水筒を持参し、水分を取るよう指示していたが、塩分摂取はそれぞれに任せていた。今後は再発防止に務めたい」とコメントしている。
出典
『熱中症死亡土木工事会社を送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024531811.html?t=1479502183975
2016年11月18日21時7分に日テレNEWS24から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月18日17時23分にTBS News iから、11月19日付で朝日新聞東京東部版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後2時半すぎ、葛飾区高砂の路地で、2トントラックが民家に突っ込んだ。
トラックは無人だったにもかかわらず動き出し、幅数mの道路を横切り、民家の玄関口付近にぶつかって止まった。
その際、車の外にいた50代の運転手の男性が車体の下にはさまれ、病院に運ばれたが、死亡した。
運転手がスーパーの駐車場からトラックを出す際に、なんらかの理由でトラックを降りたところ、そのまま動き出してしまったとみられていて、警察が詳しい事故の原因を調べている。
目撃者談「配達に来ていたトラックの運転手が、道を塞いでいた自転車をどかそうと車外に出たら、突然、トラックが動き出した」
目撃者談「前に男の人(運転手)がいて(トラックに)挟まれていく感じ」
出典
『無人のトラックが動き…運転手挟まれ死亡』
http://www.news24.jp/articles/2016/11/18/07346874.html
『トラックが建物に突っ込む、運転手が下敷きになり死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2918640.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、トラックは前向きで民家の玄関先に突っ込んでおり、玄関先の階段の下に血痕が残っていた。
現場はT字路になっており、民家は突き当りの正面の位置。
トラックが曲がろうとした際に、自転車が邪魔になったということかもしれない。
2016年11月19日付で大分合同新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月19日付で毎日新聞大分版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後1時半ごろ、大分市府内町のT本店地下1階の総菜売り場から出火し、同40分ごろに市消防局が火災報知機の火災信号を受信した。
さらに直後に、従業員が「地下の焼き鳥屋の天井まで火が上がっている」と通報した。
警察などによると、天井のダクト付近から出た煙が同階に充満。
館内にいた買い物客約1000人と従業員約800人が屋外に避難した。
焼き鳥店のアルバイト従業員女性2人(10代と20代)が煙を吸い、市内の病院に運ばれた。命に別条はない。
警察によると、午後3時ごろに消えた。
地下1階にいた関係者が「調理中の火がいつもより高く上がっていた」と話しており、焼き鳥店の調理場が火元とみて調べている。
調理場のダクトには50cm四方のセラミックのフィルターが付いており、「火が入らないようにしている」という。
月1回程度交換しているが、油が付着するなどして煙が出る可能性はあるという。
T本店は、地上8階、地下2階。
地下1階は、総菜などのテナントが入っている。
同社によると、午後1時半ごろに、食品売り場のテナント従業員が煙に気付いた。
ダクト付近の初期消火をし、館内の客の避難誘導をした。
地下1階は約7000m2。
火元付近の防火用シャッターを下ろしたため、煙が広がったのは「200m2くらい」との認識を示した。
客と従業員の避難が完了したのは、約30分後。
同社は、「年2回訓練をしており、無事に避難誘導できたのは何よりだった」とした。
社長は、「原因を究明し、できる対策を実施する」と話した。
T本店、隣接するT会館は、火災の影響で同日の営業を中止した。
火災で営業を取りやめたのは、1936年の創業以来、初めてという。
消火活動などのため、T本店周辺の市道が最大約1時間40分、通行止めとなった。
買い物客でにぎわう昼下がりの大分市中心部は、騒然となった。
現場のT本店は火災を知らせるサイレンが鳴り続け、一帯には何かが焼けたような臭いが漂う。
店の外に避難した人たちは,不安げに肩を寄せ合った。
「白い煙は出ていたが、火が見えないので安心していた。でも、次第に黒い煙に変わり、通路をはうように周囲に広がった。焼き鳥店の調理場にいた従業員がせき込みながら出てくるのが見えた」。
火元とみられる地下1階にいた従業員女性(60代)は、こう証言した。
同階で働くアルバイトの女性(21)は、「防火シャッターが下りて火災に気付いた。お客さんを避難させた後、『レジのお金だけ持って逃げて』と言われ、みんなでお金を集めて外に出た。バッグなど持ち物は置いてきてしまった」。
館内にいた約1800人は階段から避難。
近くの無職女性(91)は、「足が悪く、従業員に抱えてもらった。火事が大ごとにならなくて良かった」と話した。
T本店周辺は、避難した人で大混雑。
社員が、「本日の営業は終了しました」とハンドマイクで知らせて回った。
火災を知らずに買い物に来た人たちは、驚いた様子で引き返していた。
大分バスは交通規制や渋滞の影響で、T本店前を発着する路線バス、高速バスが、最大約40分遅れた。
Tは、18日夕、社長らが本店で会見し、「お客さま、近隣の皆さま、関係者の皆さまに多大なご迷惑をお掛けしました」と頭を下げた。
本店は「安全確認ができた」として、19日に営業を再開する。
ただ、火災が起きた地下1階は、原因調査の結果を踏まえて判断するという。
出典
『Tデパート火災周辺騒然 1800人が避難 大分市府内町』
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/11/19/JD0055211069
『火災 T本店 2人病院搬送、買い物客ら1800人避難』
http://mainichi.jp/articles/20161119/ddl/k44/040/270000c
2016年11月16日19時44分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
老朽化が進む道路や橋などの維持管理が課題となるなか、道路の傷み具合を自動で測定する画期的な装置の実証実験が16日から仙北市で始まった。
これは、仙北市が大手精密機器メーカー「リコー」などと始めた実証実験。
この装置は、一般の車の後部に取り付ける特殊なカメラ5台で走行中の路面を撮影するもので、道路のひび割れやわだちの深さなどの測定と解析を自動的に行い、道路のいわば“通信簿”を作成する。
実証実験は市内の8区間、全長3kmあまりを対象に、1週間程度行われるほか、積もった雪が解ける来年3月にも改めて測定して、冬を越した道路の傷み具合などを調べることにしている。
市や会社によると、実用化が進めば、職員の目視などで行っていた作業の労力や時間が大幅に削減されるほか、道路の傷みを効率よく把握して早い段階で補修を行えるため、道路を長く使うことができるという。
仙北市の門脇市長は、「データをもとに補修の優先順位を決めれば、最もコストパフォーマンスの良い補修計画が立てられる」と話していた。
リコーICT研究所の中村所長は、「この装置の実用化は、大きな損傷が起きる前に小さな補修で道路を維持することにつながる。このシステムをいずれは全国に広げたい」と話していた。
※以下は、音声のみの情報
中村所長談
こちらの機材で道路の3次元のコピーをとっている。
カラー画面は道路の表面の凸凹を色で表したもの、白黒画面は通常の画像。
こうしたカラー画像と高さの情報から、道路の健康度を測るようになっている。
出典
『道路の損傷 自動測定の実験』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6014420771.html?t=1479328789847
(ブログ者コメント)
映像によれば、トラックの最後部にヒナ段を逆にしたようなものが取り付けられており、その段にカメラなどが下向きに設置されている。
2016年11月16日22時6分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後1時すぎ、川西町の造園会社の敷地内で、ショベルカーを使って運ばれていた木が近くの立ち木に接触して折れ、重さ30kgの枝が下で作業をしていた造園会社の従業員の男性(69)の顔にあたった。
男性は町内の病院に運ばれたが、意識不明の重体になっている。
警察によると、男性にあたった枝は、長さ1m20cm、重さはおよそ30kgあったという。
男性は、当時、ヘルメットをかぶってショベルカーを誘導する作業を行っていたということで、警察が当時の詳しい状況を調べている。
出典
『造園作業中に枝当たり男性重体』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024476721.html?t=1479328193302
(2017年6月25日 修正1 ;追記)
2017年6月22日17時7分にNHK山形から、敷地内の簡単な作業だったのでクレーン機能なきショベルカーで木を運んだ、被災者は死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
去年11月、川西町時田の造園会社「T緑地造苑」の敷地内で、ショベルカーで運ばれていた木が近くの立ち木に接触して折れ、重さ30kgの枝が当時69歳の男性従業員の頭にあたり、男性は死亡した。
米沢労基署のその後の調べで、作業に使われていたショベルカーにはクレーンの機能が付いておらず、荷をつり上げることが法律で禁じられていたことが分かった。
このため同署は、必要な安全対策を怠ったとして、ショベルカーを運転していた67歳の社長とこの造園会社を、労安法違反の疑いで22日、書類送検した。
同署に対し、造園会社の社長は、「会社の敷地内での簡単な作業だったので、ショベルカーを使ってしまった」と話しているという。
出典
『死亡事故で造園会社など書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024499451.html
2016年11月16日23時3分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月17日7時16分に中国新聞から、11月17日付で山口新聞から、11月17日付で朝日新聞山口版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日正午ごろ、山口県下松市下谷(くだたに)のトンネル工事現場で、作業員から「トンネル内に人が取り残されている」と119番があった。
トンネル内で作業していた男性8人と救助に入った男性1人の9人が、一酸化炭素(CO)中毒の疑いで病院に搬送されたが、いずれも意識はあって命に別条はない。
作業員たちは「息苦しい」、「動けなくなった」などの症状を訴えており、工事を発注した県や警察が、事故原因などを調べている。
この日は午前8時ごろから作業員10人がトンネルに入り、凹凸があったコンクリートの底面を平らにする作業をしていた。
途中で2人が外に出たが、残る19~58歳の8人が、地表に戻る予定だった午前11時半を過ぎても帰ってこなかったため、不審に思った別の作業員(43)がトンネル内に入り、8人が倒れているのを見つけた。
この作業員が1人をトンネルの外に連れ出し、さらに4人が作業用の運搬車に乗って自力で外に出てきたところを消防隊が救助した。
取り残された3人も、午後3時過ぎまでに救助された。
様子を見に行った作業員も救急搬送された。
現場は、作業用のトンネル入り口から約1.5km進んだ地点。
県企業局などによると、酸欠防止のため、作業前の酸素濃度の測定や送風機を設置するなどの対策を講じていた。
トンネル内では、換気用の送風機1台が動いて空気が送られていたというが、警察によるとCOの濃度が高かった。
工事関係者によると、現場では軽トラック10台、発電機12台、コンプレッサー5台、ポンプ13台が持ち込まれており、それらの排ガスが十分に換気されていなかった可能性があるという。
この日は午前9時に作業を始め、CO濃度は、同10時の測定の際は異常はなかったという。
県によると、トンネルは同県周南市の水越ダムから沿岸部のコンビナート企業に工業用水を送るための導水路。
全長15km、幅2.3m、高さ2.3mのかまぼこ型で、貫通している。
2017年度までの補修事業として、県企業局周南工業用水道事務所が工事を発注し、山口市の建設会社が受注。
今月11日から水を止め、特殊なコンクリートで床を覆って補強するために、老朽化したコンクリートをはがしていた。
同市と周南市の下請け3社の作業員が工事に従事していた。
厚労省によると、CO中毒で4日以上の休業を余儀なくされた労働災害は、2014年までの過去3年間で85件発生し、死傷者は136人。
その約半数を建設業が占めており、換気が不十分な場所でガソリンエンジンで動く発電機などを使ったのが主な原因だった。
出典
『トンネル工事 作業員9人を搬送、CO中毒か 山口』
http://mainichi.jp/articles/20161116/k00/00e/040/252000c
『トンネル工事、9人搬送 下松、一酸化炭素中毒か』
http://this.kiji.is/171746295691314683
『CO中毒か 下松の工業用水トンネル工事中9人重軽症』
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2016/1117/1p.html
11月19日付の朝日新聞山口版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、CO中毒の症状を訴えた作業員9人のうち、8人までが18日までに退院。
残る1人も、週明けには退院できる見通しという。
県によると、15日までの2日間で発電機や軽トラックなどが運び込まれたとみられ、無限軌道に荷台がついた作業車も持ち込まれていた。
これらの機械や車両は、クレーンでトンネル入り口から降ろし、現場付近まで移動させていたという。
事故当日は、コンクリートの床面を平らにする機械に圧縮空気を送り込むコンプレッサー5台も持ち込まれていた。
事故当時、トンネルでは、内部の空気を吸い出し、外に送り出すことで、空気の循環を生み出す送風機が作動していたとみられる。
(ブログ者コメント)
詳細不明だが、19日付の朝日新聞(聞蔵)記事が正だとすれば、空気を吸いだすダクト口とCO発生源の位置関係が不適切だった可能性も考えられる。
というのは、ブログ者の手持ち情報に以下のような事例があるからだ。
(2010年8月24日掲載、2011年4月16日転載)
換気方法不適切で軽度の溶剤中毒
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/278/
(2016年11月28日 修正1 ;追記)
2016年11月22日付で朝日新聞山口版(聞蔵)からは、事故時のやや詳しい状況が、下記趣旨でネット配信されていた。
前日の15日も水がトンネル内に流れ込んでいる状態で、作業員はポンプを使って、水の汲み上げ作業をした。
この際、複数の作業員が目の痛みを訴えたという。
ある作業員の家族は「『両目に尋常じゃない痛みがあった』と聞いた。この時、きちんと対策がとられていれば」と話した。
こうした作業員の体調もあり、事故当日は、トンネル内の換気を促す送風機が大型のものに換えられたというが、事故は起きた。
また、2016年11月26日8時52分に毎日新聞からは、現場にはCO濃度常時計測器が置かれていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(本情報は、3日後に起きた長崎市での事故とあわせた解説記事。長崎事例は、別途、独立記事として掲載予定)
現場に空気ボンベや一酸化炭素(CO)の濃度を常時観測する機器が備えられていなかったことが、捜査関係者の話で分かった。
いずれの機器も、CO中毒を防ぐため、厚労省のガイドライン(指針)で設置が求められており、逸脱していた疑いがある。
出典
『トンネル工事事故 CO中毒防止の指針逸脱か 山口・長崎』
http://mainichi.jp/articles/20161126/k00/00m/040/155000c
2016年11月15日7時8分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島県警察本部が、満月や新月といった月の満ち欠けと交通事故の発生状況に関して初めて調査した結果、月明かりのある満月の日は、事故が少なくなっていたことがわかった。
警察では、月明かりのない日の夜間は、車のライトをハイビームにするなどして、とくに注意してほしいと呼びかけている。
この調査は、夜間の事故への注意を高めようと徳島県警察本部が行ったもので、月の満ち欠けと、県内で過去5年間に起きた人身事故2万3000件余りを照らし合わせた。
その結果、事故は、月明かりのない新月の日が802件で最も多く、次いで、午前0時から夜明け前まで、月明かりがない上弦の月の日が787件だった。
また、事故による死亡者は、日没から午前0時にかけて、月明かりがない下弦の月の日が15人で、最も多かったという。
一方で、満月の日は、事故が721件で死者の数は3人と、ほかの日と比べて最も少なかったという。
この結果について、警察は「月明かりで見通しが良くなったためではないか」と分析していて、月明かりがない日の夜間は、車のライトをハイビームにしたり、歩く際は反射材を身につけるなどして、とくに注意してほしいと呼びかけている。
出典
『満月の日 交通事故少ない』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8024388251.html?t=1479241798795
(ブログ者コメント)
本件、これもハイビーム推奨活動の一環かもしれないと感じたので、参考までに紹介する。
ただ、ブログ者はこれまで、満月の夜は事故多し、という俗説を耳にしたことがあり、今回の情報はそれとは真逆だ。
2016年11月15日23時1分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日夕方、北見市留辺蘂町の浄水場の水道水が水質基準を満たしていないことがわかり、市は、この浄水場から水を送っている地域では飲み水として利用しないよう呼びかけるとともに、給水所を設置している。
北見市によると、15日午後5時ごろ、北見市留辺蘂町にある金華浄水場で、水道水に含まれる塩素の濃度が、飲み水として使用できる基準の半分以下に下がっていることが確認されたという。
このため市では、金華浄水場から水を送っている北見市留辺蘂町の大部分と西相内地区の一部、あわせて2700戸に対し、水道水を飲み水として利用しないよう呼びかけるとともに、留辺蘂町中央公民館、留辺蘂町民会館、留辺蘂町体育館、それに留辺蘂町西区住民センターの4か所に給水所を設置している。
市によると、これまでのところ、健康被害などの情報は寄せられていないが、復旧の見通しは立っていないという。
市によると、畑などにまかれた肥料に含まれていたアンモニアが、14日に降った雨で浄水場の水源となる川に流れ込んだことが原因とみられるという。
出典
『北見 水道水が基準満たさず』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161115/4444301.html
11月17日7時0分に北海道新聞からは、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
北見市留辺蘂自治区と西相内地区で15日、水道水の水質が基準を満たさず、市が住民に飲用しないよう呼びかけた問題は、16日昼すぎに対象の全世帯で水質が回復し、飲み水として使えるようになった。
ただ、給水所に行列ができるなど、市民生活に影響。
市は、畑の肥料などに含まれるアンモニアが水源に流れ込んだことが原因とみて、浄水場にアンモニアの計測機器の設置を検討する考えを示した。
市上下水道局によると、対象となったのは金華浄水場(留辺蘂)から給水する計2766世帯。
水道水の異常は15日午後から16日正午すぎまで続き、1ℓ当たりの塩素濃度が最大で0.04mgと、基準の0.1mgの半分以下だった。
市は16日会見し、原因について、15日午後に浄水場の取水口で水源のポン無加川の水質を調べたところ、通常はほぼ検知されないアンモニアが検出されたと説明。
同川の流域には農家が点在していることから、雪解けとともに畑の肥料などに含まれるアンモニアが通常より多く水源に流れ込み、塩素濃度に影響したとの見方を示した。
市民からは、不満の声が上がった。
市は、15日午後8時半ごろから、広報車やチラシ配布などにより、水道水を飲用しないよう呼びかけを始めたが、友人から水質異常の情報を聞いたという女性(58)は「広報車の音は聞こえなかった」と話した。
また、飲料水を求めて16日、留辺蘂町中央公民館の給水所を訪れ、夫婦で約100ℓの水を受け取ったMさん(男性、68歳)は、「給水は(2007年の)大規模断水以来。本当に不便だ」。
Iさん(男性、78歳)は、「車がなく、脚の悪い高齢者は給水所まで来るのが大変では」と話した。
水道水の異常を受け、留辺蘂、温根湯、瑞穂の小中学校は、16日、給食と午後の授業の中止を決めた。
出典
『北見の水道水異常 肥料のアンモニア流入か 水質は回復』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0338919.html
11月17日付で毎日新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
これまでの調査で、浄水場の水源であるポン無加川でアンモニアが検出された。
市上下水道局は、「今月上旬の季節外れの積雪とその後の気温上昇、降雨で畑の土の成分などを含んだ雪解け水が流れ込んだのでは」と推測。
今後も原因の特定を進めるとともに、アンモニアを常時検査できる仕組みの導入などを検討する。
出典
『水道水 水質一時悪化し飲用制限 健康被害なし 北見』
http://mainichi.jp/articles/20161117/ddl/k01/040/179000c
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。