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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20225112013分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年、甘楽町の工事現場で高所作業をしていた社員のロープが切れて落下し、その後、死亡した事故で、高崎労働基準監督署は、必要な対策をしていなかったとして渋川市の土木工事会社などを労働安全衛生法違反の疑いで11日、書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、渋川市八木原の土木工事会社「K社」と安全管理者の工事部の44歳の男性課長です。

高崎労働基準監督署によりますと、去年9月、この会社の社員が甘楽町の崩落した斜面の復旧工事でロープを使って、高さおよそ10メートルの場所で作業していたところ、工事のために設置した鉄製の枠とロープがすれて切れ社員が落下し、その後、死亡しました。

ロープが突起物などと接触し切断する危険があったにもかかわらず、カバーで覆うなどの必要な対策をしておらず、作業の開始前にロープの状態の点検もしていなかったということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20220511/1060011909.html

 

 

 

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20225111828分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

墜落防止措置を取らず社員に高所作業をさせたとして、淀川労働基準監督署(大阪市)は11日、労働安全衛生法違反の疑いで、ヤマト運輸(東京)と同社の伊丹空港支店(大阪府豊中市)の40代の男性センター長を書類送検した。

社員は約3メートルの高さから落下して頭を打ち、意識不明の状態という。

書類送検容疑は昨年9月4日、同支店で社員が脚立に乗って高所に掲示物を貼る際、足場を組むなどの墜落防止措置を取らなかったとしている。

https://www.sankei.com/article/20220511-BALFKCCMYJLJPDREG4PTYHDABU/

 

 

 

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20225111823分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

おととし5月、上越市の上信越自動車道の上り線の道路上で舗装工事の交通誘導などを行っていた、いずれも上越市内に住む警備員で、当時34歳の女性と73歳の男性が、待機していたワゴン車の中で意識を失い、その後、死亡が確認されました。

2人が乗っていた車の後部座席の下には、車内でパソコンを使うなどするためのバッテリーが置いてあり、警察は、このバッテリーから硫化水素が発生し2人が中毒死したとみて捜査を進めていました。

その後の警察の捜査で、劣化したバッテリーが放置されたことで高温になり、バッテリー液が蒸発して硫化水素が発生したことがわかり、警察は11日、バッテリーの扱いに関する注意喚起などが不十分だったとして、ワゴン車の改造にあたった福岡県の会社の責任者を業務上過失致死の疑いで新潟地方検察庁に書類送検しました。

この会社は、車にバッテリーを取り付けるなどの改造を行っていましたが、バッテリーが劣化する可能性などを警備会社に十分に伝えていなかったということです。

警察によりますと、近年、キャンピングカーや一般の車両でもこうした改造が増えているということで、バッテリーが劣化していないか定期的に確認することが必要だとしています。



https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220511/1030021052.html

 

 

 

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202251172分にYAHOOニュース(現代ビジネス)から、「知床遊覧船の沈没、吉野家「シャブ漬け」発言…「現場を重視しない経営者たち」の大問題」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【「沈没事件」と「食中毒事件」の相似】

北海道・知床半島沖で乗客乗員26人を乗せた観光船「KAZU I(カズワン)423日に沈没、一部乗客の遺体や海底の船体が見つかる悲惨な事故となったことは記憶に新しい。

原因として、運航会社「知床遊覧船」のずさんな安全管理体制が指摘され、気象条件をもとに定めた出航基準が恣意的に運用されていた疑いも浮上している。

その背景には、利益重視による行き過ぎたコストカットが、著名な経営コンサルタントにより指示されていたとの話がある。

赤字だった会社がコンサルタントの指導で立て直されたという話が経済ニュースにもなっていたほどだ。

その経営改善の具体的な中身は分からないが、実際に経営再建のため有能なベテラン社員が解雇されるなどの話も伝えられていた。

思い出したのは、2011年、焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」で4名の死者を出した集団食中毒事件だ。

富山・福井・神奈川の店でユッケなどを食べた客181人が食中毒になり、5人が死亡、24人が重症となった。

このとき肉の仕入れ先、東京の「大和屋商店」が牛の品種を和牛であると偽っていたこと、生食用でない肉を生食用として卸していたことなど、ずさんな肉の扱いが露呈したが、原因はそれだけではないところもあった。

当時、えびすの社長が記者会見で泣きわめいた姿が話題となっていたが、問題の本質は、激安メニューを売りにするため、より安い食材を求めた結果、低品質のものを提供してしまったこと。

言わば、「行き過ぎた利益重視」の問題だった。

独自の取材で分かったのが、その方向性を後押ししたのが同社と契約していたコンサルタント企業だったことだ。

このコンサル企業(仮にA社としよう)のトップは、飲食雑誌の編集長を経て、大手ファミリーレストランも創業した飲食業界の大物。

アメリカのファストフードなどのチェーン展開の手法を学び、これを日本のラーメン店やステーキ店、イタリアン・レストランなどにも応用、いずれも低価格を売りにする方向性が見られた。

同社では米・ロサンゼルスの海外ツアー研修があり、えびすの社長とともに参加した別の中華系レストラン役員Bさんに話を聞いたところ、「A社の指導には疑問があった」と言っていた。

「たしかに、言うとおりにやれば急速な成長はできるんでしょうが、コストカットが極端で、品質が落ちたり問題を起こしたりする可能性が上がると感じて、ウチではその手法を全面的には取り入れなかったんです」

 

【アメリカでも問題視されていた】

A社が指導したステーキ・チェーンでは、えびすの事件よりも前の2009年、O-157による食中毒事件が起きてもいた。

それでも、A社が、えびすの問題に直接関与していたわけでないからと、えびす事件以後も、何事もなく多くの飲食チェーン店を指導していた。

ほかでも、A社の指導を受けた別の飲食チェーンで、安い食材の調達に走るあまり、品質期限切れの食材使用が発覚したケースがあり、遠因として大幅コストカットの問題点を見ないわけにはいかなかった。

実のところ、A社が手本としたアメリカの大量消費型のコストカット手法は、その本国でもたびたび問題視されてきたことであり、ファストフード店などでも多数の問題事例がある。

過去、中国で立て続けに起きた、マクドナルドやピザハットなどで消費期限切れの食肉が納入されていた事件も、日本では「また中国の劣悪仕事か」という風に伝えられていたが、その実態はアメリカのコンサルタントが一体となった米・食肉加工大手業者による問題で、問題をスクープした上海のテレビ局「東方衛視」でも、「米コンサルタント企業の指導があまりにひどい内容だった」と報道されていた。

もちろん、コンサルタント企業が諸悪の根源だとまでは言わないが、数値上のメリットを強調するあまり、現場で必要となる品質や安全管理までもが二の次になってしまう傾向は否定できない。

 

【「現場を重視する会社」「重視しない会社」】

知床船の事故では、悪天候での出航判断について、知床遊覧船の桂田社長が427日の会見で経緯を説明した。

天気予報では、半島一帯に強風注意報、波浪注意報が出ていたが、当日に豊田船長から「海が荒れる可能性はあるが大丈夫」と報告を受け、状況に応じて途中で引き返す「条件付き運航」を決断したとした。

しかし、これは国土交通省の定めた判断基準にはないものだ。

桂田社長は、その経歴や会見での言動を見ても、航海の専門知識に乏しい人物であることが露呈していたが、一方で有名コンサルタントに入れ込み、セミナーに多数参加、「はたからみると師匠と弟子の関係」とも報じられているほどだったと伝えられる。

結果、多角経営で会社の経営を好転させた人物だが、その一方で人件費削減のため、荒波に耐えがたい船を使い、ベテラン船長の代わりに経験の浅い船長を雇うなど、まさに飲食業界で起きたトラブルと重なる話がある。

当然、コンサルタント側は、その具体的な判断ミスについて直接関与しているものではないだろうが、だからこそ必要なのは、その助言の扱いだ。

前出のえびすを指導したA社のロサンゼルス・セミナーでは、飲食店側の参加者に2パターンがあったという。

「現場を見ない役員が参加していた会社と、現場出身の役員が参加していた会社です。前者だと現場を知らないので、コンサルタントの言うことを全部鵜呑みにしてしまうんです。私はもともと料理人だったので、その指導もひとつひとつ是非を見ることができましたが」
と前出のBさん。

この例で見ると、本来、観光船の運営事業でコンサルタントの指導を受けるべきは、航海の現場も知っている人物であるべきだったのではないか。

桂田社長は説明の中で、現場に責任転嫁するようなところも見受けられ、こういう人が数値上の助言を受けても、利益を得ることと引き換えに何を失うのかが見えていなかったように思える。

昨今、著名コンサルタントの巧みな話術による経営指南がもてはやされやすいが、思えば先日、大学で講演をしていた吉野家の伊東常務取締役が、マーケティング戦略を「生娘をシャブ漬け戦略」と呼んで問題になった話も、まさに現場で仕事をする人間の感覚に乏しいものだった。

結局、こういう人物は足し算引き算で合理的な話ができても、実際にそれを行なえば予期できぬ問題にぶつかりやすいということではないか。

そもそも日本という国の商売の特性は、本来、アメリカの大量消費型ではなく品質の高さを誇りにしてきたものであり、目先の利益を欲しがって口先ばかりの経営戦略に騙されると、取り返しのつかない落とし穴にはまることになるだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c03174ed5a378659226f978ac39032c89487e67b 

 

 (2022年5月30日 修正1 ;追記)

2022529110分にYAHOOニュース(J-CASTニュース)からは、当該コンサルタントがラジオ番組を降板したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

北海道・知床半島沖で起きた遊覧船沈没事故から、2022523日で1か月が過ぎた。

その裏では、事故を起こした遊覧船の運営会社にコンサルティング指導をしていた企業の社長のウェブ記事が、いったん削除される騒動が。

さらに、同社長が出演していたラジオ番組も5月で終了していた。

一体、何が起きていたのか。

・・・

経済系メディアへの露出が多い小山氏。
経営に関する著書も多数出版されている。

ダイヤモンド社のウェブメディア「ダイヤモンドオンライン」には、09年~21年にかけて小山氏の記事が掲載されている。

そして、1841日の記事「なぜ、世界遺産知床の『赤字旅館』はあっというまに黒字になったのか?」では、今回知床で事故を起こした運航会社・知床遊覧船の桂田社長が手がける宿泊業者・有限会社しれとこ村にまつわるエピソードが綴られていた。

・・・

知床で事故が発生した2日後の22425日、この記事が閲覧不可能となった。

ネット上では「読み直そうと思って見に行ったら無かった」「なんで削除した?」などと困惑の声が広がっていた。

ただ、28日になると、記事が再び見られるように。

文末にはダイヤモンド社書籍オンライン編集部名義で、以下の追記文が記載された。

「本記事は2022425日に公開停止しましたが、不適切な判断でした。同年428日に再公開しました」

・・・

武蔵野のメディア露出をめぐる動きはこれだけではなかった。

小山氏はラジオNIKKEIで「武蔵野プレゼンツ 小山の実践経営塾」という番組を毎週木曜日に放送していた。

同氏の経営ノウハウをリスナーに伝えるもので、SNS上では質問なども受けつけていた。

しかし、428日の回はプログラム変更により放送されず。

すると、その翌週、54日には番組の休止が伝えられ、19日には番組の放送終了が発表された。

最後の放送は、知床で事故が起きる2日前の421日だった。

ラジオNIKKEIの広報担当者は526日、取材に「出演者から番組出演を取りやめたいという意向を受けました」と放送終了理由を説明。

「意向」の具体的な中身、今回の遊覧船事故との関連性について武蔵野にも書面で回答を求めたが、期日までに回答はなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f508443a1372bf8fa41a7d438ca825d966d0436 

 

 






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202251165分にYAHOOニュース(北海道新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

オホーツク管内斜里町の知床半島沖で沈没した小型観光船「KAZU 1(カズワン)」(19トン)が、航路上の大半が通信圏外の携帯電話を陸上などとの通信手段としていた問題で、同様の船が全国で最大約400隻に上ることが10日、国土交通省への取材で分かった。

他の通信設備がない場合、緊急時の連絡体制に大きな欠陥が生じるため、同省は10日、全国の小型旅客船の通信設備の緊急安全点検を始めた。

航路上の一部でも圏外の場合、25日までに衛星電話など常に通信可能な手段への変更を求める。

国交省は11日、小型旅客船の安全対策を話し合う有識者委員会の初会合を開く。

今回の事故では国のチェック体制の甘さも指摘されており、斉藤鉄夫国交相は10日の記者会見で「事故を真摯(しんし)に受け止め、法体系も含めて安全管理体制に不備がなかったか総合的に検討する」と述べた。

緊急点検では、携帯電話を通信手段とする全国の小型旅客船(20トン未満)など約2500隻の航路と、携帯の通信圏の地図を照らし合わせ、最大約400隻の航路が通信圏から外れていると判断。

代替通信手段がない船には25日までに衛星電話などの配備を求める。

必要に応じて事業者に通話可能か実地点検も求める。

船舶安全法は船の通信手段として、無線や衛星電話のほか、常に通信が可能なことを条件に携帯電話の使用も認めている。

ただ国交省によると、船舶設備の法定検査を代行する日本小型船舶検査機構(JCI)は、航路が通信圏内にあるかを地図で調べるだけで、通話の確認はしていなかった。

航路の一部が通信圏外でも、観光船事業者が利用できると申告すれば通信手段として認める例もあった。

カズワンは事故3日前の420日、JCIの検査を受けた際、通信手段を衛星電話からKDDIau)の携帯電話に変更すると申請し、即日認められた。

ただ、auは航路上の大半が通信圏外だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cdfad7c4fbbd6c0fff71ad0718c4616f8bfdde58 

 

(ブログ者コメント)

〇以下の報道によれば、JCIの内規では「事業者が携帯を利用できると申告すれば、それを認める」と決められていた。

2022511日 毎日新聞)

カズワンを巡っては、事故3日前の420日、日本小型船舶検査機構(JCI)札幌支部が国の代行機関として船舶検査を実施しており、その際、豊田徳長=行方不明=が通信手段を携帯電話に変更したいと申し出た。

通信事業者のエリアマップは、その携帯電話が航路の大半で通信できないことを示していたものの、船長が海上でも通じると話したことなどから、担当者は申し出を認めていた。

JCIは船舶検査の際、携帯電話を通信設備とする船について、航路の一部が通信事業者のエリアマップから外れていても、事業者が通じると申告した場合は変更を認めると内規で定めていた。

国交省は事故を受け、この内規の変更をJCIに指導した。

各事業者には、船の携帯電話の通信エリアをエリアマップで確認した上で、航路が通信エリアに入っていない場合は常時通信可能な通信設備へ変更するよう要請する。

  https://mainichi.jp/articles/20220511/ddq/041/040/005000c

〇設計と現場が違うことはしばしば?あることで、場合によっては現場に合わせることも必要になる。

しかし今回のようなケースでは、仮に検査官が現地に行き、携帯が通じることを確認できたとしても、それはタマタマかもしれず、常に通じるとは限らないので、設計どおりにするべきだ。

ブログ者も現役時代、放射線管理区域の変更申請にあたり、計算では高い数値になっている場所が、半減期を考えても実際にはベラボウに低かったため、マージンを大きくとるので現場の数値ベースで決めさせてもらえないか相談したが、門前払いをくらったことがある。

 

 

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2022511日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福島・会津労働基準監督署は、潜水前に潜水器の点検を怠ったとして、建設業のA海洋㈱(東京都中央区)と同社執行役員を労働安全衛生法第22条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で福島地検会津支部に書類送検した。

令和3年3月、同社労働者が溺死する労働災害が発生している。

労災は、南会津郡の奥只見ダムで発生した。

労働者が潜水作業をしていたところ、潜水器内に水が入り込み、水深21.5メートル付近で溺死している。

同社は労働者に、空気圧縮機により送気して行う潜水業務を行わせる前に、潜水器の点検を行わなかった疑い。

https://www.rodo.co.jp/column/126539/ 

 

※事故当時の報道は下記参照。

20111171114分 日本経済新聞)

6日午後720分ごろ、福島県金山町滝沢の只見川にある電源開発(Jパワー)滝発電所の放水口で、しゅんせつ作業をしていた潜水士、永松さん(男性、36歳)=熊本県玉名市上小田=が意識を失っているのを同僚が発見、119番した。

永松さんは間もなく死亡が確認された。
水死とみられる。

Jパワーによると、この施設は無人発電所で、埼玉県川越市にある施設で制御。

永松さんは別会社に勤め、7月末の新潟・福島豪雨からの復旧のため、放水口にたまった木材や泥などを取り除いていた。

会津坂下署によると、永松さんは潜りながら有線マイクを通じて連絡を取り合っていたが、突然、応答がなくなったという。

〔共同〕

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG07012_X01C11A1CC0000/

 

 

 

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20225121156分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5月11日午後10時すぎ、新潟県長岡市で変圧器の取替作業をしていた30代男性が感電する作業事故がありました。

警察によりますと、男性は長岡市神田町1丁目の歩道上に設置されている変圧器を取り替えようと、変圧器が格納されている箱の内部に頭を入れて作業をしていたところ、電流が流れている部分に接触し感電したということです。

消防によりますと、救急搬送時、男性に意識は無く、呼吸も無かったということです。

警察は、作業に問題がなかったかなど、事故の原因を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f0a78c85ddfbb7f1bc2796f624e0b4c08c8b8aa8

 

5121930分にFNN PRIME(新潟総合テレビ)からは、頭部の一部が変圧器に触れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午後10時半ごろ、長岡市神田町で歩道上にある変圧器の取り替え作業をしていた30代男性の頭部の一部が変圧器に触れ、感電しました。

男性はすぐに病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。

警察によりますと、男性は通電状態で作業していたということで、警察が事故の原因などを詳しく調べています。

https://www.fnn.jp/articles/-/359123

 

 

 

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20225121735分にmBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府貝塚市でマンホールの検査をしていた市の職員が突然倒れ、意識不明の重体となっています。

貝塚市によりますと、5月11日の午後3時前、貝塚市三ツ松の市道で上下水道部の男性職員が測量などの検査のためにマンホールの中に入ったところ突然倒れ、地上で待機していた別の職員が119番通報しました。

男性は心肺停止の状態で緊急搬送され、意識不明の重体だということです。

マンホールは深さ5.5mで、男性職員は地下に降り立った直後に倒れたということで、市は5月12日現在も原因を調査しています。

現場のマンホールは今年4月28日に完成したばかりで、5月11日に最終点検が行われていました。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20220512/GE00043770.shtml

 

5131754分にmBS NEWSからは、当日は目視確認だけの予定だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府貝塚市のマンホール検査で職員が意識不明となっている事故。

酸素濃度などの計測を行わずに中に入っていたことがわかりました。

貝塚市・上下水道部の男性職員(56)は5月11日午後、新しく完成したマンホールを検査するために中に入ったところ倒れ、13日時点でも意識不明となっています。

貝塚市によりますと、男性職員は低酸素症の疑いがあるということですが、当時、現場では法律で定められているマンホール内の酸素濃度やメタンガスの有無などを計測していなかったことがわかりました。

当日はマンホールを目視で確認するだけの予定だったため、測定機器がありませんでしたが、男性職員が「中に入る」と申し出たということです。

市は職員への安全教育を徹底したいとしています。

https://www.mbs.jp/news/kansainews/20220513/GE00043790.shtml

 

(2022年5月19日 修正1 ;追記)

20225181841分に産経新聞からは、参事だった男性は死亡したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

大阪府警貝塚署は、貝塚市三ツ松のマンホール内で検査をしていた市上下水道部参事の男性(56)が11日の作業中に倒れ、17日に死亡したと発表した。

死因は低酸素による呼吸困難とみられる。

市職員や工事関係者らが検査に立ち会っていたが、男性は法令で定められた酸素濃度などの測定を行わなかったという。

https://www.sankei.com/article/20220518-NE4JSYHCWRKURFHWT5IRS7UHPQ/

 

 

  

 

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202251040分に山陰中央新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

手指消毒のためのアルコール消毒液をなめた子どもが急性アルコール中毒となり搬送された例が、島根県内で発生した。

新型コロナウイルス対策で、子どもの手が届く位置にもある消毒液は、誤飲や興味本位でなめてしまう可能性がある。

取り扱いにあらためて注意が必要だ。 

今年3月、県東部の保育園に通う女児(5)が突然意識不明となり、救急搬送された。

園での午睡前は変わりなかったが、午睡後に保育士が気付いたときにはうずくまり、「目がぐるぐる回る、気持ち悪い」と訴えた。

連絡を受けた母親(43)と近くの小児科を受診し、点滴を受けたが、呼びかけに反応しないため、搬送された。

血液検査やCT、MRI検査では異常は見つからず、原因が分からないままだった。

午後9時半ごろに意識が戻り、30分後には会話ができるようになった。

女児は午睡時、室内にあったスプレータイプのアルコール消毒液をこっそり手につけ、なめる行為を繰り返したことを打ち明けた。

以前にも数回なめたという。

本人の話を受け、同11時に血液検査をすると、血中アルコール濃度が120ミリグラム/デシリットルあり、「急性アルコール中毒」と診断された。

女児は回復し、後遺症もなく退院したが、まれに低血糖で死に至ることもある。

目撃情報や物的な証拠がなければ診断が難しく、治療が遅れる危険性がある。

母親は「消毒液が原因と誰も疑わなかったことが怖かった。アルコールが身近になっているからこそ、危険だと知ってほしい」と訴える。

公共施設や店舗、学校など、子どもが手の届く高さに消毒スプレーやジェルが設置されている例は多い。

子どもも自分で消毒できるようにとの狙いがあるが、簡単に手にできる危険性と隣り合わせだ。

島根、鳥取両県の消費者センターに同様の相談はないが、消費者庁と国民生活センターには、外出先の除菌剤や、携帯用アルコールジェルを誤飲した例が寄せられ、同庁は今年2月、注意喚起した。

島根県立中央病院小児科の平出医師(42)は、「誤飲ではなく、意図的に口にする場合がある。子どもの手の届かないところに置き、大人の監視下で使うことが大切だ」と呼びかける。

https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/204921 

 

5101616分にYAHOOニュース(山陰放送)からは、女児はたくさん舐めたと話したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今年3月、島根県雲南市立の保育園で、新型コロナ対策用の消毒液をなめた女の子が意識を失い、救急搬送されていたことが分かりました。

雲南市によりますと、この女の子は328日の午後3時半ごろ、園内で「目がぐるぐるする」と訴え、体に力が入らず、自分で立てなくなったということです。

親が市内の医療機関へ連れて行きましたが、原因が分からず、女の子は意識を失ってしまったため、出雲市の島根県立中央病院に救急搬送されました。

女の子は午後9時半頃に目を覚まし、「手指消毒用のアルコールをたくさん舐めた」と話したため、検査したところ、「急性アルコール中毒」と診断されました。

雲南市はその翌日、市内の教育・保育施設すべてに、アルコール消毒を使用する場合は職員の監督のもとで行うなど、注意喚起を行ったということです。

診察した島根県立中央病院小児科の平出医師は、「このような事案は世界中で報告されており、子どもは好奇心でなめたりするので、消毒液は子どもの手の届かないところに置き、使用する場合は親の指導のもとで行うなど、注意が必要」と話しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/695341d55f074e352876d403669eca0f324446dc

 

(ブログ者コメント)

血中アルコール濃度は、7時間ほど経過した午後11時で120/dℓ。
(ミリは1000分の1、デシは10分の1 ⇒ 120/dℓは0.12%)

そのことと、以下のeヘルスネット(厚労省)記述から推測すれば、女児が会話できるようになったのは、酩酊初期のはじめ付近にまで回復したから・・・ということかもしれない。

アルコールの中枢神経への作用は血中濃度によって決まるため、酔いの程度も血中濃度と相関します。

血中濃度(%)
0.020.04:爽快期」
0.050.10:ほろ酔い期」
0.110.15:酩酊初期」
0.160.30:酩酊極期」
0.310.40:泥酔期」
0.41~:昏睡期」
というのが血中濃度と酔いの程度の目安です。

標準的には、日本酒3合程度飲酒すると酩酊初期になり、まともに歩けなくなって嘔気や嘔吐も出現するとされます。

また、この血中濃度(%)5倍した数字がほぼ呼気中濃度(mg/L)となります。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-009.html

一方、アルコール健康医学研究協会のHPには、酒に強い中年男性がビール350mℓを2本飲んだ場合、血中アルコール濃度は摂取後30分で50 mg%弱まで急上昇し、その後、漸減して、4時間後には数mg%にまで低下するというグラフが掲載されている。
mg%100g中に含まれる㎎、50 mg%を%に直すと0.05%)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-009.html

大人と幼児ではかなり違うであろうことなどを承知のうえで、そのグラフを参考にして大胆に想像すれば、摂取後7時間で0.12%だったのなら、摂取直後には0.41%をはるかに超える昏睡期状態だったことも考えられる。

 

 

 

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2022591725分にNewsweekから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

米オクラホマ州のアパートで黒焦げになったトイレが発見され、ソーシャルメディア上で話題となっている。

オクラホマ州とテキサス州の一部地域は先週、激しい竜巻と雷雨に見舞われた。

消防士によると、タルサの南約65キロに位置するオクモルギーで雷が建物の屋根に落ち、換気扇や屋内のトイレが壊れたという。

ネット上に拡散された写真には、使い物にならなくなった便器と床に散らばった便座の破片が写っている。

天井には雷の作った黒い跡も。

部屋を見渡すと、トイレの他にほとんど被害がないことが分かる。

オクモルギー消防署のロッキー・モロー副署長はFOXに対し、「もう2度と見ることはないだろう。神の仕業のようだ」と語った。

アメリカ国立気象局(NWS)によると、米国では毎年約20人が落雷で命を落としている。

事故当時、この部屋は空室だったが、翌朝、新たな入居者に貸し出される予定だったという。



https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98642.php 

 

(ブログ者コメント)

関連情報調査結果、同じ米国で2019年、屋外浄化槽の埋設配管の真上に?落雷し、爆発が起きて便器が破損した事例が見つかった。

2019871459分 CNN)

米フロリダ州でこのほど、家屋に雷が落ち、主寝室のトイレが「爆発」する出来事があった。

住居人の夫妻は後始末に追われている。

フロリダ州シャーロット郡に住むマリールー・ワードさんによれば、嵐の最中に夫や犬3匹とベッドで寝ていたところ、突然、ベッドから吹き飛ばされた。

ワードさんはCNN系列局WBBHの取材に対し、トイレに行ってみると便座がひっくり返っていたと振り返った。

配管業者によれば、家の浄化槽の近くに落雷したことで、爆発が発生したという。

業者によれば、こうした事例は人が雷に打たれるくらいまれだという。





https://www.cnn.co.jp/fringe/35141002.html

 

 

 

 

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202259125分にTBS NEWS(テレビユー山形)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

きのう、山形県白鷹町の山でタケノコ採りをしていた男性がカモシカに襲われ、けがをしました。

報告 西山記者:
「男性はあちらの竹やぶでタケノコ採りをしていましたが、すぐ近くには民家が広がっています。住民は野生動物と人間を住み分ける境界が曖昧になっていると、警戒を強めます」

警察によりますと、きのう正午ごろ、山形県白鷹町下山の竹やぶで、タケノコ採りをしていた70代の男性がカモシカに襲われました。

カモシカは体長1メートルほどの成獣とみられ、男性がタケノコを掘り、顔を上げたところ、目の前にカモシカがいて、そのカモシカはすぐに突進してきたということです。

男性は右わきの下や両足を角で刺されるなどしてけがをして、病院に入院しているということです。

住民男性:
「人に危害加えるのは怖い。畑もあるが、(農作物も)つくらなくなり荒れた状態で、それで野生動物が下りてくるのではないか」

現場は道の駅白鷹ヤナ公園「あゆ茶屋」から南東におよそ400メートルで、警察や付近住民は警戒を強めています。





https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tuy/40664?display=1 

 

581756分にYAHOOニュース(テレビユー山形)からは、20分ほど格闘して組み伏せたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性が顔をあげると、すぐ突進してきたということです。

男性はその後、カモシカの角を持つなどして20分ほど格闘し組み伏せ、その後、カモシカはやぶの中に走っていったということです。

男性は知人に電話して助けを求め、その知人が消防に通報しました。

男性は右わき下や右足のふとももなどから出血するけがをして、病院で治療を受けています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3a5dcbad809503a2c98bb49da918a950e0993e13 

 

 

 

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202257日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

茨城・龍ヶ崎労働基準監督署は、掃除作業中に機械の運転を停止させなかったとして、日清食品㈱(大阪府大阪市)と同社関東工場第2工場グループリーダーを労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で水戸地検土浦支部に書類送検した。

令和3年4月、取手市内の関東工場第2工場内で、労働者が左上腕部を切断する労働災害が発生している。

被災した労働者は、「蒸器」と呼ばれる機械の清掃作業をしていた際、機械のコンベヤーの駆動部分に腕を巻き込まれている。

同社は、清掃作業を行わせる際、コンベヤーの運転を停止せず、さらにコンベヤーの運転を直ちに停止することができる箇所に非常停止装置を備えていなかった疑い。

https://www.rodo.co.jp/column/126421/ 

 

 

 

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2022510116分にYAHOOニュース(Number Web)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

57日、世界選手権の代表選考を兼ねた陸上の日本選手権で、思いがけないアクシデントが起こった。

「あってはならないこと」  

日本陸上競技連盟の担当者がコメントしているが、その言葉通りの出来事だった。

 

【トップがゴールした瞬間、カメラがコースに侵入し…】

起きたのは男子10000mレース。

ふた組に分かれて実施されたその2組目、優勝した相澤晃(旭化成)らがゴールしたあと、大会のテレビ中継を担当していたNHKのカメラクルー2名がトラックの内側からコースに進入。

1人はカメラマンで、もう1人のスタッフはアンテナを所持していた。

カメラとアンテナはケーブルで繋がっている状態だったが、ふいにカメラマンがコース内に進み、両者の距離が空いてケーブルがコース上に張られるような状態に。

ちょうどそのとき、さしかかった三田眞司(サンベルクス)の首にケーブルが絡まった。

三田はすぐさまケーブルを振りほどいて、そのままレースを続けた。

カメラクルー2名は慌ててコースを出てトラックの内側に戻ろうとするが、今度は後続の4名、川瀬翔矢(Honda)、相葉直紀(中電工)、川田裕也(SUBARU)、細森大輔(YKK)と接触寸前になった。

選手たちは減速する、よけるなどしたことで接触は免れたが、進路を妨害する形となった。

 

【被害選手は再検査、アクシデントはなぜ起こった?】

三田は首の痛みを訴え、当日、病院で診察と検査を受けたという。

その段階では異常は見られなかったが、痛みが続いていることから静養し、再度検査を受けることが伝えられている。

いずれにせよ、「あってはならない」ことが起きてしまった。

おそらくは、優勝者を近くで撮りたいという意図からトラック内側からコースへと進み出たのではないか。

だが、まだ多くの選手がレースを続けている最中だ。

10000mであれば、周回遅れの選手がいるのもごく普通のことだし、実際の映像を確認してみても、選手たちはカメラクルーが位置していた付近へと次々に向かってきている。

あえて推測すれば、優勝者にしか視点が向かず、そこに意識が集中しきっていた可能性もなくはない。

ただNHKによると、「陸上撮影の経験はある」カメラマンだという。

別の業界カメラマンに聞くと、「インカムで撮る画について指示されていて、それに従ったのでは」という指摘があった。

今回に該当するかは別として、カメラマンという立場を考えれば、「一歩前でいい画をおさえたい」という心理が働くこともあるはず。

例えば、プロ野球のあるチームの室内練習場での取材時、打球への対策としてネットが張られていたが、その隙間からレンズを入れて撮ろうとするカメラマンがいた。

気づいたコーチから激しい叱責を受けていたが、それもそうした心理の表れだっただろう。

また、撮影を依頼される際、絵柄についての強い要望を受けているケースも現場ではよく耳にする。

でも、そうした心理はほとんどの場合、本番になれば抑制されるものだ。

選手に危険を及ぼす行為はしない、競技を妨げないことが「大前提である」ことを関係者であれば誰もが承知しているからだ。

だからこそ、撮影ポジションも入念に調べているし、その範囲でどう撮れるかも想定されている。

今回のアクシデントについては、大会を前に細かな安全確認作業を陸連側とNHK側で行なっていなかったと説明されているが、いつでも“前提”が共有されているという思いがあってのことだろう。

実際、多くの場合、それで成り立っている。

ただ、経験のあるスタッフの下で今回のアクシデントが起きてしまったことは理解に苦しむ。

 

【過去にもあった、選手とカメラマンの接触事故】

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/88d76ebb78e16bfcce2a4c75c4407bb5dc5fa1a7 

 

(ブログ者コメント

他にも数点、メディアから報道があったが、どれにも動画は添付されていなかった。
以下は個人ブログで見つけた動画の切り取りショット。

 







 https://gomayakuki.jp/kamera/ 

 

(2022年5月20日 修正1 ;追記)

20225182011分にYAHOOニュース(デイリー)からは、カメラはワイヤレスだった、接触後も大丈夫と思い込んで撮影を続けていた、対策としてスポーツ中継における安全管理マニュアルなどを作成するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

NHKメディア総局長会見が18日、東京・渋谷の同局で行われた。

5月7日に東京・国立競技場で開催された日本陸上選手権1万メートルで、NHKの中継カメラのケーブルが選手に接触した事故について、辻村報道局スポーツセンター長から、これまでに判明した概要や原因、再発防止策などについて説明があった。

事故は同日午後8時50分頃、BS1で中継していた男子2組目のレースで発生。

1位の選手がゴールするのを第1コーナー内側から撮影していたワイヤレスカメラ担当のカメラマンが、安全を十分に確認しないまま、トラックを横断しようと進入。

当該カメラマンが安全を十分に確認しなかったうえ、2人1組で撮影していた送信機を背負った補助スタッフにも声を掛けず、横断を始めたという。

これが進路をふさぐ形となり、選手の頸部(けいぶ)に接触し、負傷させた。

辻村スポーツセンター長は、「本来なら、すみやかに撮影をやめて選手のケガの確認や謝罪、大会主催者やNHK現場責任者に報告すべきでしたが、接触後に選手が走り出したため、大丈夫と思い込み、撮影を続けた。接触の事実を伝えたのは放送終了後だった」と明らかに。

20代の当該カメラマンはトラック横断の経験がなかったが、「現場責任者であるチーフプロデューサーやディレクターらが、放送前の打ち合わせなどで横断方法やタイミングなどについて具体的に説明すべきだったが、安全に関する指示が不十分だった」とした。

また、スポーツ中継における職業倫理を明文化し、安全管理、危機管理のマニュアルを作成することや、職員等への研修の実施など、4項目の再発防止策を明らかにした。

林メディア総局長は、「スポーツ中継を担当する放送局としてあってはならないこと。極めて重く受け止めています。けがをされた選手ご本人はじめ関係する皆様に深くおわび申し上げます。スポーツ中継に関わるすべてのスタッフに再発防止の取り組みを徹底してまいります」と改めて謝罪した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ebac6af97bf98cee1984a87d85ccd138ca87c4b

 

(ブログ者コメント)

持っていたのがワイヤレスカメラゆえ、ケーブルはつながっていないと瞬間、思った・・・・そんなことはなかったのだろうか? 






キーワード;ヒューマンエラー、人的エラー

 

 

 

 

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2022581145分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

甲府市のJITリサイクルインクスタジアムで7日に開催された山梨県高校総合体育大会春季大会の陸上競技で、選手に提供された給水用のコップにアルコール消毒液が入っていたことがわかった。

飲んだ選手1人が気分が悪くなり、途中棄権し、口に含んだ2人とともに医師の診察を受けたが、いずれも回復に向かっているという。

山梨県高校体育連盟陸上競技専門部によると、消毒液が入ったコップが提供されたのは女子5000メートル競歩の競技中で、トラック脇の給水エリアに置かれていた。

口にした選手1人が直後に嘔吐(おうと)し、途中棄権。

ほかに2人が口に含んだが吐き出し、競技終了後、病院で診察を受けた。

いずれもその日のうちに帰宅し、回復に向かっているという。

同専門部によると、給水エリアで提供した水は、競技場内の備品置き場に保管してあったという。

競技前、用務係が2リットル入りのペットボトル3本を給水エリアに運び、プラスチック製のカップに注いで提供した。

消毒液が入った1本は、ラベルが付いていなかったが、飲料水のペットボトルと同じ箱に入れて保管されていたという。

同専門部は「消毒液と気づかず、誤って提供してしまった可能性が高い」と説明している。

県高体連は7日、アルコール消毒液の管理を徹底するよう各専門部に通知した。

https://www.asahi.com/articles/ASQ583T8FQ58UTPB001.html

 

581729分に時事ドットコムからは、消毒液は詰め替え用としてボトルに入れられていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日に甲府市で行われた山梨県高校総合体育大会春季大会の陸上女子5000メートル競歩で、レース中の給水用に提供されたコップに手指用のアルコール消毒液が混入していたことが8日、分かった。

県の高校体育連盟関係者によると、選手1人は飲んだ後にもどした。

他にも2人が口に含んだが、いずれも医療機関で診察を受け、回復に向かっている。

消毒液は無色透明。
2リットルのペットボトルに入れ、詰め替え用として保管されていた。

飲み水が入った同じ大きさのボトルとともに同じ箱に収められていたという。

レース前には箱から3本取り出され、このうち1本が消毒液だった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022050800332&g=spo


5
10744分に読売新聞からは、消毒液を入れたボトルにはラベルがなく開封された状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

誤ってアルコール消毒液が提供されたのは競歩の競技中で、トラック脇に設けられた給水エリアに置かれていた。

口にした1人は間もなく嘔吐して倒れ、途中棄権。

ほか2人は口にした後に吐き出して競技を続けた。

選手に提供される水は競技場内の倉庫に保管されていた。

競技前に競技役員が2リットル入りのペットボトル3本を給水エリアに運び、コップに入れた。

このうち1本にアルコールが入っており、ラベルがなく開封された状態だったが、ほかの水入りのペットボトルと同じ箱に収められていたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220509-OYT1T50184/ 

 

(ブログ者コメント)

同種事例は本ブログでも多数紹介スミ。

表示されておらず、かつ、ボトルに詰めた人とボトルを移動させた人が違うというのが典型的なパターンだ。

 

(2022年8月4日 修正1 ;追記)

2022821157分にNHK山梨からは、検証委員会から報告書が提出された、消毒液は水と同じ容器に入れ、水と同じ段ボール箱の中で保管されていた、消毒液管理の認識が薄かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

ことし5月の高校総体の競歩の給水ポイントで、誤ってアルコール消毒液が提供されたことを受けて、原因や再発防止策を話し合ってきた検証委員会が、県教育委員会に報告書を提出し、消毒液の表記を工夫して保管することなど、物品の管理体制の徹底を求めました。

2日は、検証委員会の委員長を務めた山梨学院大学スポーツ科学部の遠藤俊郎学部長が県庁を訪れ、手島教育長に報告書を手渡しました。

報告書によりますと、大会当時、アルコール消毒液は飲料用の水が入ったペットボトルと同じ容器で1つの段ボール箱の中に保管されていて、用器具の係が、消毒液の入ったペットボトルを水と勘違いして給水ポイントに運び、提供されてしまったとしています。

報告書では、再発防止に向けた5項目の提言が盛り込まれ、消毒液であることが明確になるように表記を工夫して保管することや、消毒液や飲料水の購入者や取り扱いの責任者を明確にすることなどを関係者に広く周知するよう要請しています。

県教育委員会は、報告書を踏まえて再発防止策を策定し、体育連盟や各競技団体、学校などに周知するということです。

遠藤委員長は、「消毒液管理への認識が薄かった部分がある。扱い方について見識を改めるべきで、責任者の役割を明確にするなど今後、大会運営者が改善に努めてほしい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20220802/1040017614.html

 

 

  


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2022571948分にYAHOOニュース(山陽新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

7日午後150分ごろ、岡山県玉野市沖で大型クレーン船が海上の送電線に接触する事故があり、香川県直島町の全域が停電した。

島内では現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2022」が開催されており、展示施設の一部が休館した。

停電は同日午後540分ごろに復旧した。
8
日は通常通り開館するという。  

休館したのは、地中美術館と李禹煥(リウファン)美術館、古民家をアート作品に再生した家プロジェクトの「角屋」「南寺」、ベネッセハウスミュージアムなど。

芸術祭の実行委事務局(高松市)は事故後、鑑賞パスポートの保持者らに緊急情報を送り、休館を知らせた。

同町では島全体の約2500戸が停電した。

玉野海上保安部によると、クレーン船は神戸市の寄神建設所有の「新建隆」(5238トン)。

玉野市の港へ入港するため、大阪市の三洋海事所有の「ありま丸」(197トン)がえい航中、玉野市深井町犬戻鼻と荒神島(直島町)を結び、海面から高さ約65メートルの送電線にクレーンフックのワイヤが接触した。

けが人や船の損傷などはなかった。

同部が原因を調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1df8bc6b9ce68a02c09940caa9241841c93d3bad

 

 

 

 

 

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2022561659分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午後4時まえ、台東区・寿の地上5階・地下2階建てのビルの解体現場でエレベーターが落下する事故がありました。

警視庁などによりますと、ビルの地下1階で50代の男性作業員がエレベーターの天井部分に立ち、壁のアスベストを除去する作業の準備をしていたところ、エレベーターを吊っていたワイヤーが何らかの事情で突然外れたということです。

そのままエレベーターは地下2階に落下し、外れたワイヤーと部品が男性作業員の体にぶつかり、左腕を切断するなどして意識不明の状態で病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

警視庁などが事故の原因を詳しく調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f4db1cf4840ba92131c3aec127199a35030dc720 

 

562137分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、現場ではエレベーターのワイヤーを切る作業が行われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

午後4時前、東京・台東区のビルの解体工事現場で、「人がエレベーターの下敷きになっている」と119番通報がありました。

東京消防庁によりますと、作業員の男性が落下したエレベーターの下敷きになり、左腕が切断され、意識不明の重体となったが、搬送先の病院で死亡したという。

現場ではエレベーターのワイヤーを切る作業が行われていて、ワイヤーが切れた際、男性もエレベーターと一緒に下に転落したとみられています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/231c2ff88bcd4843c183ec3af847b98ef96968f8

 

562137分にYAHOOニュース(時事ドットコム)からは、エレベーターでの作業は死亡した作業員1人で行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

蔵前署によると、男性は地下1階でエレベーターの天井の上に乗り、壁に含まれたアスベスト(石綿)の除去作業をしていた。

作業中に誤ってエレベーターをつるすワイヤを切断した可能性があり、地下2階に落下して切断されたワイヤが左腕に当たるなどしたという。  

解体工事現場では9人が作業していたが、エレベーターでの作業は男性が1人で行っていた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/aaf9b99d91828647cd3766d3c8fb531103e8deec

 

561924分に朝日新聞からは、死亡した作業員はかごの上に乗ってワイヤーを外す作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

蔵前署によると、ビル地下1階で50代の男性作業員がエレベーターのかごの上に乗って作業していたところ、何らかの原因でエレベーターごと地下2階まで落下。

男性は上から落ちてきたワイヤなどが当たって左腕に大けがを負い、意識不明の状態で病院に搬送されたが、死亡が確認された。

男性は、エレベーターをつるすワイヤを外す作業をしていたという。

現場は都営大江戸線蔵前駅から北に約260メートルの住宅街。

https://www.asahi.com/articles/ASQ566FLGQ56UTIL02Y.html

 

562028分に読売新聞からは、死亡した作業員はアスベスト除去のための足場作りを行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日午後3時55分頃、東京都台東区寿の解体工事中の5階建てビルで、地下1階で止まっていたエレベーターが突然、同2階まで落下した。

この際、上方から落ちてきたワイヤと部品が、エレベーター上にいた50歳代の男性作業員にぶつかり、男性は体全体を強く打って、搬送先の病院で死亡した。

蔵前署幹部によると、男性は当時、壁のアスベストを除去するための足場作りを1人で行っていたという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220506-OYT1T50185/

 

 

 

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202257126分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県の工科高校の実習授業で6日、生徒が刃物でケガをし、一時、心停止となる事故がありました。

愛知県によりますと、6日午前11時前、県立の工科高校で木材加工の実習中、2年生の男子生徒が「のみ」の調整をしていたところ、誤って刃先が左足に当たり、大動脈を傷つけました。

男子生徒は救急車で搬送され、病院で出血多量のため一時心停止となったということですが、その後、回復し、命に別条はないということです。

また、事故をみたほかの生徒が体調不良を訴えたということです。

事故をうけ、県は、すべての県立学校に実習授業の安全確保を指示することにしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a70380dd296958fddddb9ec6fb25b4356bf7242

 

562257分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からは、左足の付け根付近に当たったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

愛知県によりますと、事故があったのは三河地区にある県立の工科高校です。

6日午前11時ごろ、2年生の男子生徒が木材を加工する実習の授業の準備中に刃物を調整していたところ、誤って刃物が左足の付け根付近に当たりました。  

大動脈から出血し、男子生徒は病院へ搬送後、出血多量のため一時、心肺停止の状態になったということです。

その後、病院で手術を受け、一命をとりとめたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d608245ac930a243e9e0a3953dfbb21fdb81bae7 

 

5760分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、自分に刃先を向けて調整していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

事故当時、男子生徒は自分に刃先を向けて、のみの調整作業をしていたということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/318ece163a2bc570bfd498ef38552304cfcdefbf

 

 (2022年5月17日 修正1 ;追記)

20225161911分に産経新聞からは、生徒は死亡した、事故が起きた時は「かつら直し」をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

愛知県教育委員会は16日、県東部の県立工科高校で6日の実習授業中に誤ってのみの刃が左脚の付け根に当たり重傷を負った2年の男子生徒が、12日に死亡したと明らかにした。

16日に記者会見した県教委によると、6日午前10時50分ごろ、高校の実習室で、のみの柄に付いている金具を調整するため、のみの端を金づちでたたいたりする「かつら直し」をしている際に事故が起きた。

現場には教員2人と生徒9人がおり、生徒は作業服を着ていた。

発生時の具体的な作業や原因は特定できていない。

生徒は動脈を傷つけ出血多量で一時心停止になり、病院で緊急手術を受けたが、容体が悪化したという。

県教委は安全管理を徹底するよう県立学校に通知した。

https://www.sankei.com/article/20220516-S3MM3RV5FFIG7NQ5NR4ZTRWNJQ/ 

5162326分に毎日新聞からは、新品のノミに金具を嵌め込んでいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男子生徒は6日、新品のノミに金づちで金具をはめこむ作業中、刃先が左脚の付け根付近に当たった。

傷は外腸骨動脈に達し、出血多量で心停止状態となり緊急手術を受けたが、その後容体が悪化したという。

事故当時、生徒9人が作業をしていて、近くに教員2人がいた。

事故原因は特定できていないという。

県教委は再発防止に向けた委員会を設置し、実習中の事故防止策を検討する。

https://mainichi.jp/articles/20220516/k00/00m/040/208000c 

 

5162110分にNHK東海からは、事前に教員が実演し、刃先の方向など安全面を指導していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

実習は生徒9人と教員2人で行っていて、事前に教員が作業を実演しながら「のみ」をしっかり固定して刃を打ち込み、刃先の方向に注意するよう指導していたということです。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220516/3000022536.html
 

 

(ブログ者コメント)

ネットで調べたところ、「かつら直し」について多くの情報がヒットした。

「かつら」とは、ノミの柄の先端に嵌め込まれているリング状の金具で、新品のノミを購入した場合、職人は自分でカツラを柄に嵌め込み直すらしい。

以下は「家具職人入門」という個人ブログに書かれていた「かつら直し」の方法。

・ノミを柔らかい木材に打ち込んだ後、クランプでテーブルに?固定する。
・その後、「かつら」に当て木を当て、その当て木を玄能で叩いて「かつら」を柄に嵌め込んでいく。
https://kagusi.com/archives/3764073.html

そのやり方、ならびにNHK東海の記事から推測すると、テーブルへの固定が不十分だったため、当て木を叩いた際にノミが外れ、太腿に向けて飛んできた・・・ということかもしれない。

 

 (2022年5月26日 修正2 ;追記)

20225251621分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、県教委は臨時の校長会を開き、保護具の着用徹底などを指示したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この事故を受け、県の教育委員会は25日に臨時の校長会を開き、再発防止策として、保護具の着用を徹底することや実習中の注意点を事前に確認することなどを指示しました。

その上で、学校内の危機管理マニュアルの見直しや危機管理に関する職員研修を実施するよう求めました。

県の教育委員会は今後、再発防止に向けた委員会を立ち上げ、具体的な対策を検討する方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd1504f9c7f8de97a390ee58f05b7c66606c472

 

(2022年5月31日 修正3 ;追記)

2022530160分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、「かつら直し」の4工程に関する下記趣旨の記事が、動画ならびに主要場面の映像カット付きでネット配信されていた。

なぜこのような事故が起きてしまったのか、取材しました。

こちらは、事故が起きた教室の見取り図です。

40人のクラスを4グループに分け、教員2人・生徒9人で授業が行われていました。

実習の内容は「のみ」の「かつら直し」です。

「のみ」は大工道具のひとつで、金づちで叩いて木材を削り、穴をあけたりする道具です。

先には鋭い刃がついており、手で持つ柄につながっています。

そして柄を保護するために、リング状の「かつら」という金属がついています。

「かつら直し」とは、この金属の位置を調整する作業です。

作業工程は4つ。

まず、金づちを使い金具をはずします。

次に、柄の縁を叩いて細くします。

そのあと、角材にのみを打ち込み、金属に釘抜をあてて金づちで叩き、柄の端が出るまではめ込みます。

最後に柄の端を叩いて、金具を覆うように丸めて完了です。

実習では2時間の授業で2本のかつら直しを行い、事故は2本目の作業中に起きました。

けがをした瞬間を見ている人がいなかったため、どの工程で起きたかはわからないとのことです。

この「かつら直し」について、東京都の芝学園で32年間技術科の教員を務めた寺西さんに話を聞きました。

「のみのかつら直し」は中学校の授業でも行い、危険度は低い作業だといいます。

寺西さんは110分ほどで、初めて行う生徒でも1時間くらいでできるといいます。

「通常は命を落とすほどの事故につながるとは思えない。通常とは違う方法をとり、偶発的に起きてしまったのではないか」と話しています。

こうした事故を防ぐために今後できることについて、教育学に詳しい名古屋大学大学院・教育発達科学研究科の内田良教授は、「学校で起きた事故を“単なる不注意”で片づけると、また同じことが起きてしまう。専門家も交えてしっかり検証をし、それを全国で共有することで次の事故を防ぐことができる」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd0bba24eaf7b082b99c335627eebe080dc668d

 

(2023年9月23日 修正4 ;追記)

20239221157分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、第三者委の報告書が公表された、県は「安全指導ガイドライン」を策定し県立高校などに通知したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県の教育委員会は会見を開き、調査を進めていた第三者委員会の報告書を公表しました。

報告書では、再発防止に向け、危険が伴う実習前にどんな場合に事故が起きるか再検討して教職員で共有し生徒に指導することや、事故発生後の対応を周知徹底することなどを提言しています。

また県は、この報告書を受け、各学校で、教科ごとに予測される危険に対応するマニュアルの作成を求める「安全指導ガイドライン」を策定し、20日県立高校や特別支援学校に通知しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3190217a3518ffb1cbe5ada1ff4b7be7b0370987  

 

9221233分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

事故について第三者委員会は、「指導者内で想定すべき危険が十分に周知・共有できていなかった」などとする報告書をまとめました。  

報告書を受け、県教育委員会は「実験・実習における安全指導ガイドライン」を作りました。

予見される危険を盛り込んだ実習指導書を作成し、指導に当たる教職員間で共有すること」などを盛り込んでいます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b160a21d0141da62974e16408a141b383236c26

 

   

 

 

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2022561216分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6日朝早く、大分市の製鉄所で設備の点検作業などを行っていた33歳の男性作業員が鉄鉱石を運ぶベルトコンベヤーに体を挟まれ死亡しました。

6日午前5時半ごろ、大分市西ノ洲にある「日本製鉄九州製鉄所大分地区」で「作業員がベルトコンベヤーに挟まれた」と消防に通報がありました。

消防が駆けつけたところ、この製鉄所の作業員で大分市坂ノ市南に住む太田さん(33)がベルトコンベヤーに体を挟まれた状態で見つかったということです。

太田さんは、その場で死亡が確認されました。

警察によりますと、太田さんは5日夜11時ごろから1人でベルトコンベヤーで運ばれてくる鉄鉱石の中から不純物を取り除いたり、設備の点検や操作を行ったりしていたということです。

太田さんは、ベルトコンベヤーを操作するレバーの近くで挟まれていたということで、警察は設備を操作中に体を巻き込まれた可能性があるとみて、当時の状況を詳しく調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20220506/5070012553.html

 

561258分にYAHOOニュース(テレビ大分)からは、ベルトコンベヤーとタンクの間に挟まれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

警察などによりますと、6日朝5時20分ごろ、大分市の日本製鉄九州製鉄所大分地区で、ベルトコンベヤーとタンクの間に男性が挟まれているのを別の作業員が発見しました。

挟まれていたのは日本製鉄九州製鉄所が業務を委託している会社で働く太田さん33歳で、その場で死亡が確認されました。

太田さんは当時、鉄鉱石が流れてくるベルトコンベヤーで鉄鉱石以外のものを取り除く作業などを1人で行っていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f931c16c022df0b83c03d23af57edd0b97fe408c 

 

56121分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、挟まれた男性は損傷が激しかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

男性作業員がベルトコンベヤーに挟まれているのを同僚が見つけました。  

挟まれていたのは日本製鉄の関連会社の社員・太田さん(33)で、損傷が激しく、その場で死亡が確認されました。

日本製鉄によりますと、太田さんはベルトコンベヤーの点検にあたっていて、夜勤での作業中だったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0af9725d5fd8f7e6cc5463e37c76292c969faef5 

 

 

 

 

 

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202255228分にYAHOOニュース(ワールドジェットスポーツマガジン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【海に落ちた雷は、あっという間に四方八方に分散します。浮いている船や人も危険です】

雷はどこにでも落ちます。

陸上なら高いビルや鉄塔、高い木などによく落雷しますが、高い建物などが何もない海上では、船や水上バイク、サーファーなどが落雷の標的になります。

海に落ちた雷は、海面で四方八方にあっという間に分散されます。

水面は感電の恐れがありますし、何もない大海原に浮いているのは、船も人も危険です。

直撃しなくても、雷が水中で拡散することで、周辺の人も感電します。

 

【死者6名を出した落雷事故例】

大きな落雷事故として、1987年に高知県の海岸でサーファー集団に落雷した事故があります。

その日、早朝から激しい雨にもかかわらず5060人がサーフィンを楽しんでいました。

雷鳴が聞こえたため、20人ほどが岸に上がり、残りはサーフィンを続けていました。

午前645分ごろ1人のサーファーに落雷し、20人ほどが気を失って海に浮かびました。

結局、この落雷で6人が死亡、7人が重軽症を負いました。

雷の直撃を受けたのは1人で死因は感電死、付近にいた5人は気絶して溺死したそうです。

被害が拡大した原因は、海水が電気を通したためでした。

海に雷が落ちれば、その電気が海を伝って周囲の人間や魚を感電させる恐れは十分あります。

ただ、電気の伝達範囲は約30メートルと、それほど広くはありません。

この範囲内にいなければ、致命的なダメージを受けることはない考えられています。

高知県の事故では、雷鳴を聞いて「海から引き上げた人」と、「海に残ってサーフィンを続けた人」の判断の違いが生死を分けました。

 

【雷が鳴ったら、すぐに海から上がって建物のなかに避難してください】

海にいるときに雷が近づいてきたら、すぐに海から上がり、鉄筋コンクリートや、避雷針のある建物に入ってください。

電気は海の中を伝わり浜辺にまで達します。

雷は、素材の違いよりも「高低差」が大きく関係します。

周囲に何もないビーチにいつまでもいると、非常に危険です。

近くに避雷針がない場合には、自動車に避難してください。

万一、自動車に落雷しても、電気は車体を通じて地面に逃げるそうです。

近くに逃げ場がない場合は、すぐに靴を履いて、できるだけ体を低くして「雷避け」をしてください。

これからの季節、海水浴やサーフィン、釣りなどの海のレジャーに出かける人は、十分に注意してください。

海の中で感電すると、衝撃で気を失って体が動かなくなってしまいます。

水の上にいなくても、濡れた砂浜でも落雷の被害にあうこともあります。

「雷が鳴ったら海から上がって避難する」。

これが一番重要です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1fd99c5b2adde2b2311bb878c087902d5abca6a3

 

(ブログ者コメント)

海での落雷トラブルについては、本ブログでも下記などの情報を紹介している。

202096日掲載
2020829日報道 サーフィンや海水浴中に落雷に遭った事例3件 ; 直撃事例以外、周囲の人も海中通電で感電したり、濡れた砂を伝って30m離れた砂地にいた人が感電した事例もある
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10973/
 

201682日掲載
2016724日 沖縄県糸満市の海水浴場で落雷注意報発令による避難アナウンス中、広場を歩いていた?男性が雷の直撃を受けて意識不明の重体、他3人が軽傷 (第1報)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6138/
 

2014624日掲載
2014616日 青森県深浦町の沖合で操業中の漁船に落雷があり、救命胴衣着用の漁師がはずみで船から転落、船に引き上げられたが感電していて死亡 (修正1)
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4022/
 

 

 

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2022551131分にYAHOOニュース(北海道新聞)から、下記趣旨の記事が水温と予想生存時間の一覧表付きでネット配信されていた。

海難事故では、海中につかっていた時間が長いほど生存確率が下がり、特に冷たい海水では死亡率が極端に高まる。

小型船舶安全規則は、船に備える救命設備について、海水温の違いは全く考慮しておらず、地域ごとの水温や気象状況を踏まえた見直しを求める声もある。

札幌管区気象台によると、カズワンの沈没事故が起きた423日の現場周辺の海水温は23度。

船には救命胴衣と救命浮器が備えられていたとみられるが、乗客乗員の体温は海中で急速に低下したとみられる。  

海技振興センター(東京)の資料によると、水温が05度の場合は1530分で意識不明となり、予想生存時間は3090分とされる。

これに対し、水温が1520度だった場合は意識不明までの時間は27時間、予想生存時間も240時間と大幅に延びる。

関西大の安部誠治教授(交通政策論)は、「法令通りの救命用具を積んでいても、海水温の低い時期には不十分であることが今回明らかになった。小型船に救命艇を装備するのは大変なため、別の対策が必要だ」と指摘。国土交通省関係者は「海水温という概念が加味されていないのは事実で、いろいろ検討する必要がある」と話す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5121aac97b94fbf13e3fa0ccd1cae57ab8ec784

 

55199分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、水温以外に突然の大波にも警戒が必要だなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大型連休中、新潟県内ではボート事故が相次いでいます。

4日には村上市で釣りをしていた男性が死亡しました。

なぜいま事故が増えているのか・・・海のレジャーの危険性について専門家に話を聞きました。

話を聞いたのは水の事故に詳しい水難学会の会長で長岡技術科学大学大学院の斎藤秀俊教授です。

この時期の海の危険性について次のように指摘します。

〈水難学会 斎藤秀俊会長〉:
「1時間~2時間の間、海水に浸かったまんま救助が来ないと命を失いかねない、そういう危険な状態の海に投げ出されてしまった。かなりの確率で命を落とす、そういう危険性が今の新潟沖にはある」

指摘するポイント1つめは「水温」です。

4日に村上市の笹川流れで発生した事故。
埼玉県から釣りに訪れていた男性2人がゴムボートに乗り沖に流されました。

2人は海に入りボートを押すなどして岸に向かおうとしましたが、途中で1人が意識を失い、その後、死亡が確認されました。

当時の水温は13度ほどだったといいます。

〈水難学会 斎藤秀俊会長〉:
「水温13度というと、そうそう生存可能時間が高くない。持って2時間ぐらいですので。17度以下だと落ちた時に救助が待てない可能性があるんですね。今の時期は“救命胴衣は意味をなさない”と思って結構です」

さらに、「波」についても警戒が必要だといいます。

これは斎藤さんが撮影したクルーザーヨットで航行する様子。

一見穏やかに見える海も、ときおり1メートルほどの波が押し寄せ、乗っている人からは動揺する声が・・・。

〈水難学会 斎藤秀俊会長〉:
「ゴムボートだと、この波くらったらひとたまりもなく転覆してしまいますね。ゴムボートとかミニボートは波がほとんどない穏やかな、本当に鏡のような水面を航行するような装備ですから。この時期の航行は自殺行為と言ってもいいぐらいだと思います」

県内の海では、これから夏に向かって南風が吹くため、沖に流されるケースが多くなるといい、装備の乏しいボートを乗る際には慎重な判断をしてほしいと訴えます。

〈水難学会 斎藤秀俊会長〉:
「海水温が少なくとも17度よりも高くなる時期、6月~9月まで待ってミニボート、ゴムボートを出す。それぐらいの慎重さが必要。北海道でああいう悲しい事故があって、海水温が低いから14人が亡くなった。そういうニュースにもっと敏感になってほしい」

斎藤さんは、海に出る時には防水の携帯電話を常に持参し、転覆したらすぐに118番通報をかけることも大事だと話しています。





https://news.yahoo.co.jp/articles/bc1966e534c65afd89f759d1ba7ba4f435d0c083 

 

55167分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、新潟県では4日の村上市に続き5日にも新潟市でボート転覆事故があったが、この時は通りかかった船に救助されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午前、新潟市西区の沖合で海釣りの男性2人が乗ったミニボートが転覆する事故がありました。

2人は救助され、ケガはありませんでした。

新潟海上保安部によりますと男性2人は30代の兄弟で、5日午前6時頃、新潟市西区の新川漁港からミニボートで出港しました。

2人は300メートルほどの沖合で釣りを始めましたが、午前6時半ごろボートに打ち付ける波の影響で船内が浸水してきたといいます。

水をかき出そうと立ち上がったところバランスを崩してボートが転覆したということです。

2人は救命胴衣を着用していて、近くを通りかかったプレジャーボートに救助されました。
ケガはありませんでした。

〈近くにいた釣り人〉:
「湾内は穏やかですよね。穏やかに見えても、外海っていうのはやっぱり違いますからね」

新潟海上保安部は、ミニボートは波や風の影響を受けやすく全国的に事故が増えているとして注意を呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a072462d9f8585f0af70c75ef42eae7a05c6d770

 

 

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魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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