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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20223241747分にYAHOOニュース(福岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福岡市・中洲で24日未明、約4時間にわたって停電が発生しました。

原因となったのは、パーティーの装飾などで使われる風船です。

なぜ、風船が停電を引き起こしたのでしょうか。

24日午前3時ごろ、「爆発音がして電線が切れた」と消防に通報したのは、福岡市・中洲の現場にいた警察官でした。

現場では、電線が2本切れて道路に垂れ下がった状態でした。

■西山記者:

「電線が切れた原因とみられているのが、このような風船でした。」

警察などによりますと、当時、現場では業者が風船を運んでいて、そのうちのひとつが電線と電線の間に接触したということです。

同じような場面が3年前、アメリカで撮影されていました。

風で運ばれた風船が電線に近づいた次の瞬間、爆発音とともに電線から火花が激しく上がりました。

福岡・中洲の現場でも聞こえたという爆発音の原因は、風船を覆っていた『アルミ』だと、九州電力は話しています。

この『アルミ』に通電してショートし、電線が切れたというのです。

電気工学の専門家は、次のように分析します。

■福岡工業大学工学部電気工学科・北川二郎教授:

「『アルミ』は電気を通しやすいので、どんどん電気を流そうと電線がして、大電流が一瞬流れた。
(電線は)流せる電流が決まっているので、それを超えると発熱の効果で電線が溶ける。」

この事故で、中洲地区では一部の地域で最大で4時間にわたって停電しました。

『アルミ』で覆われた風船によるトラブルは、ほかにも発生しています。

5年前、神奈川県横浜市の駅では、『アルミ風船』が架線に引っかかり、約40分にわたり運転を見合わせました。

東京都内を走る地下鉄東京メトロでは、“危険につながる行動”として、『アルミ風船』の取り扱いには注意するよう求めています。

■北川教授:

「高電圧に限らず、一般家庭では約100ボルトの電圧がかかっているが、そこでさえも『アルミ』を近づけると危ない。」

『アルミ風船』は、イベントでも配られるなど、子どもに人気です。

 今回、幸いケガ人はいませんでしたが、場所によっては大きな事故につながる危険があることを知っておくことも重要です。












https://news.yahoo.co.jp/articles/53b5266976ef23d47bb4dc6b744c9c0f8391225b

 

 

 

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20223221954分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

兵庫県明石市沿岸で昨夏に遊泳者の近くを水上バイクが危険走行したとして、同市が容疑者不詳のまま殺人未遂と兵庫県水難事故防止条例違反の両容疑で刑事告発していた問題で、神戸海上保安部は22日、当時この水上バイクを操縦していた同県加古川市に住む介護職員の40代男性を、両容疑で神戸地検に書類送検した。

同保安部は認否と処分意見を明らかにしていないが、海上保安庁が水上バイクの操縦に関して殺人未遂容疑で送検するのは全国初という。

書類送検容疑は昨年7月31日午後2時半ごろ、明石市の林崎・松江海岸で、遊泳者の近くを水上バイクで航行し、危険を及ぼした疑い。

けが人はいなかった。  

明石市は危険運転の様子が映ったテレビ番組で当時の状況を確認し、遊泳者が潜った直後の海面を水上バイクが高速度で走り抜けたとして、泉房穂市長が同8月、神戸海上保安部に告発状を提出していた。  

同保安部によると、当時、118番があり、巡視艇が現場に向かったが、危険行為は現認できなかった。

映像解析のほか、報道後に名乗り出た男性の供述、目撃者の証言を基に捜査を進めたとしている。  

映像には、ほかにも複数台の水上バイクが航行する様子が映っていたが、危険性が低いとみて送検しなかったという。

起訴の可否は神戸地検が判断する。  

明石市の泉市長は神戸新聞の取材に、「前例がなく、時間はかかったが、適正に捜査していただいた」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bede7c54b9f2d08f233a27bec0c03ccc6edcdc7a

 

3221615分にYAHOOニュース(ラジオ関西)からは、由比ガ浜と鵜原の水上バイク危険行為も摘発された、明石市は水上バイクの危険行為に対し懲役刑を盛り込んだ条例を制定予定など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

水難事故防止条例違反容疑での摘発は兵庫県内初。

全国的には2020年、神奈川県鎌倉市の由比ケ浜と千葉県勝浦市鵜原海岸での危険行為を摘発した(いずれも県迷惑防止条例違反での書類送検)。

殺人未遂容疑を含めた適用は全国初とみられる。

・・・

兵庫県明石市は、水上バイクの危険行為に対し、懲役刑を含む罰則を盛り込んだ条例制定を目指し、3月議会に条例案を提出している。

明石市によると、水上バイクの規制に関する条例で、市区町村が懲役刑を盛り込むのは全国初。

シーズンとなる5月の大型連休までに公布、施行を目指す。

・・・

陸地(道路交通法)と違い、海上(小型船舶操縦者法など)での法整備は十分とは言えない。

兵庫県の条例では罰金が最高20万円、刑法上の殺人未遂罪の罰則は懲役5年以上となっていて、大きな隔たりがある。

この中間を埋めるべく、明石市独自の条例を導入する必要があると判断した。

条例案では、6か月を上限とする懲役刑のほか、50万円以下の罰金を科す。

懲役刑適用のハードルを下げることで抑止効果を高める狙い。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1c6daffefdb714b8b35e14967f2993af1c71d491

 

3211529分にYAHOOニュース(WJS)からは、遊泳者が潜った直後に水上バイクが通過したテレビ映像は編集されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【明石市で起きた「危険な水上バイクの危険走行による殺人未遂」報道。昨年の問題が、なぜ、今また蒸し返されるのか?】

昨年731日、兵庫県明石市の海岸で水上バイクが暴走する様子が撮影された事件があった。

このとき、容疑者不詳のまま、殺人未遂と県水難事故防止条例違反の罪で、明石市は「告発状」を神戸海上保安部に提出している。

そして昨日、容疑者とみられている男性が「出頭した」という記事が報道された。

男性が『「自分が運転していた」と名乗り出た』ことで、『海保が事情を聞き、映像を分析したところ、この男が運転していたと特定した』という。

このなかで、『今年2月にこの男性が取材に応じ、「殺人未遂だと言われて驚いた。もう水上バイクに乗らない」と話した』とも書かれていた。

この記事だけを読むと、この容疑者の男性が、『つい最近』名乗り出てきたようにも思える。

しかし実際は、昨年の報道が出てすぐに海上保安庁に出向いていたのだった。

 

【「容疑者」は、「昨年85日」に海上保安庁に出向いていた】

なぜ、今になってこの話題が出てくるのかは少し謎だが、WJS編集部の独自調査で、この「犯人」とされる人物が出港したマリーナオーナーから聞いた出来事を、時系列で書いていく。

2021731
「危険走行」といわれたシーンが、第三者により撮影される。

・同年84
このときに撮影された「危険走行シーン」が、朝のワイドショーで放映される。

・同日の夕方
その映像を見た水上バイクドライバーの男性が驚いて、出航したマリーナに迷惑がかかったら申し訳ないと、「あれは自分だと思うが、どうしたらいいのか?」と相談に行った。
そのとき、海上保安庁に行ける時間ではなかったため、翌日、行くことにする。

・翌85
午前10時にマリーナオーナーとドライバーの男性の2人で、管轄の神戸海上保安庁に出向き、「あの映像に映っているのは、自分です。殺人未遂と言われて驚いた」と事情説明に行った。

海上保安庁では、映像を撮影した撮影者から提出されていた『オリジナル』を見ながら、「自分としては、危険だと思うほど海水浴客の近くを走行していない」と、海上保安庁担当者に説明をした。

「とりあえず、何かあれば連絡します」と、なんのお咎めもなく、40分ほどの聴取で「帰って良い」と言われ、海上保安庁を出てきたというのだ。

 

【オリジナル映像は、「テレビで放映されたシーンとは異なっていた」】

海上保安庁で見せられた映像は、テレビで放映されたシーンよりも、あきらかに危険度が低いモノであったという。

テレビでは、「シュノーケリングの人が潜った瞬間、頭上を通り過ぎる水上バイクが」であったが、海上保安庁で見た映像では「人が潜ってから少し時間が経って、その上を水上バイクが通過した」ものだったという。

一緒に見ていたマリーナオーナー曰く、「人が完全に潜った後に水上バイクが通過しているので、危険かどうかの判断など出来ないはず」という。

むしろ、「水上バイクが危険な走行をしているシーンを撮影したい」という意思を持って撮影していると感じたという。

だからといって、「全く危険ではなかったのか?」と聞かれれば、「この映像だけでは非常に判断しにくい」「当日その場所にはいなかったので、撮影者と危険走行を問われている本人しか、本当の事実は判断できない」という。

しかし確実に言えることは、海上保安庁に届けられたオリジナルの証拠映像と、テレビで繰り返し放映されていた、危険走行の映像は“違う”のである。

映像が都合よく編集され、事実が歪められていた。

世の中の皆が見て”怒っていた映像”は、誰かは不明だが、捏造された可能性が高いのだ。

問題のシーンの映像がリアルでないのであれば、危険走行であったのか否かという判断は、出来るわけがない。

 

【危険な水上バイクは、「厳罰に処すべき」という意見には大賛成だが、えん罪で不幸になる人は見たくない】

今回の水上バイクの危険走行について、「断固たる厳罰にする」という意思を示したのが明石市の泉房穂市長である。

泉市長は、この映像が放映されたとき、実際に件のマリーナにも足を運んで、オーナーの話も聞いている。

後日、編集部のインタビューに対しても、オリジナルの映像と実際にテレビ放映された映像では違いがあることは認識していたが、「明石市民を守るため、危険走行の水上バイクには毅然とした態度で臨む」という意思を明確にする必要があったと語っている。

「水上バイク全体が悪いのではなくて、危険行為が悪いんです」と、泉市長が一貫してメディアに語っているように、海の街として、「水上バイク」との共存を考えているのだという。

 

【メディアによる事実の湾曲】

あまりにも世間から叩かれたこの男性は、「もう水上バイクをやめる」と、昨年のうちにマリーナの艇庫も解約している。

明石市はとても良い街だが、決して都会ではない。
小さな街だ。

この映像が放映されてから、この男性の人生には、かなりの変化があったことに間違いはない。

社会問題化にもなっている「水上バイクの悪いイメージが拡散してしまった」「関係者に申し訳ない」と悔やんでいたと、マリーナオーナーは語ってくれた。

それが、今になってその話題が蒸し返されたことについても疑問に思うし、今年2月に何と言って、その男性に取材に応じさせたかも聞いてみたいところでもある。

今回の報道記事を読んだ人は、危険走行をした犯人が「今さらながら出頭して」「もう水上バイクに乗らない」と話しているようにも読み取れる内容だ。

「ニュース記事に対する国民の信用度が下がっている」と、ヤフーニュースの調査報告でも明らかになっている。

悪質水上バイクを庇う気はさらさらないし、むしろそういったユーザーはどんどん取り締まってほしい。

しかし、罰せられるべき人かどうか分からない人まで「叩く」べきではないのではないだろうか。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e275a9cc198d09532e79e6f02395bae44d43cdc

 

(ブログ者コメント)

〇mBS NEWSの映像(ユーチューブ)を改めて見てみると、遊泳者の直近を数台の水上バイクが猛スピードで暴走しており、撮影者が「きょうはひどい」などとつぶやくほどだった。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=vTXb2YXbavM 

一方、シュノーケリングの足が水中に没した後・・・というのは関西テレビの映像だったが、それは連続映像ではなく、中間カットした映像のように見えた。

https://www.youtube.com/watch?v=Y-ulWbUfswc 

〇YAHOOニュース(WJS)の記事中、「昨日報道された」とあった件、おそらくは下記ではないかと思われる。

2022320927分 読売新聞)

兵庫県明石市の海水浴場で昨夏、水上バイクが遊泳客の近くを暴走した。

事態を重く見た市が、容疑者不詳で殺人未遂容疑などで神戸海上保安部に刑事告発。

同県加古川市の男(45)が海保に「自分が運転していた」と名乗り出た。

当時、暴走する様子がテレビで流され、男は読売新聞の取材に「こんなに大騒ぎになると思わなかった」と話した。

海保は近く、男を殺人未遂と県水難事故防止条例違反の両容疑で書類送検する。
神戸地検は刑事処分を慎重に判断するとみられる。

明石市によると、同市の海水浴場で昨年7月31日、遊泳客のそばを複数の水上バイクが猛スピードで走行。

負傷者はいなかったが、市は8月、テレビで放送された当時の映像を基に、容疑者を特定せず、両容疑で海保に告発状を出した。

男が名乗り出てきたため、海保が事情を聞き、映像を分析したところ、この男が運転していたと特定した。

男は今年2月、取材に応じ、「爽快感が楽しく、最高で時速100キロぐらい出した。遊泳客からは離れていたつもりだった」と釈明。

テレビを見て名乗り出たといい、「殺人未遂だと言われて驚いた。もう水上バイクに乗らない」と話した。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220320-OYT1T50053/ 

〇本ブログでは、この明石市の事例は、事故というよりは事件に近いだろうということで、紹介しなかった。

ちなみに、由比ガ浜と鵜原の事例については、猪苗代湖クルーザー死傷事故の関連情報として、本ブログでも紹介している。

 

 

 

 

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20223221526分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年7月、南陽市の道路工事の現場で40代の男性社員が舗装作業を行う重機にひかれ左足を切断した事故で、米沢労働基準監督署は安全管理が不十分だったなどとして、建設会社と安全管理の責任者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは米沢市の建設会社「M社」と、この会社の安全管理を担当する40代の取締役の男性です。

米沢労働基準監督署によりますと、去年7月20日、南陽市内の道路工事の現場で、40代の男性社員が舗装する場所の掃除を行っていたところ、「タイヤ・ローラー」と呼ばれるアスファルトを舗装する重機にひかれ、左足を切断する大けがをしました。

重機は後方に進みながら作業をしていましたが、誘導員などは配置されていなかったということです。

法律では、進行方向を立ち入り禁止にするか、誘導員を配置すると規定されています。

このため米沢労働基準監督署は、安全管理が不十分だったなどとして、建設会社と安全管理の責任者を務める会社の取締役を労働安全衛生法違反の疑いで、22日付けで山形地方検察庁米沢支部に書類送検しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20220322/6020013378.html 

 

 

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2022319115分にYAHOOニュース(福井新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福井県南越前町と敦賀市にまたがる北陸自動車道上り線の敦賀トンネル内で約50台の車が絡んだ202112月の多重事故で、福井県警高速隊は318日、走行中の大型トラックから燃料を流出させて人身事故を引き起こす一因にさせたとして、自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで福井市のトラック運転手の男性(61)を書類送検した。

また、運転手が勤務する福井市の物流会社の男性社長(50)=同市=と男性役員(54)=同市=を業務上過失傷害の疑いで書類送検した。  

運転手の送検容疑は、大型トラックのメインタンクとサブタンクをつなぐビニール製のホースが経年劣化で破れやすい状態だったのに十分な点検を怠り、走行中にホースが破れ、軽油を流出させて路面を滑りやすい状態にして人身事故4件の一因とさせた疑い。  

社長の送検容疑は、役員に点検整備の管理を十分にさせる必要があったのに怠った疑い。

役員の送検容疑は、運転手に十分な点検を実施させる必要があるのに怠った疑い。  

高速隊によると、多重事故は211217日午前1020分ごろ発生。

送検された運転手の大型トラックがトンネルを通過した直後、別のトラックの単独事故をきっかけに後続の乗用車などが次々に衝突し、複数人がけがを負った。

少なくともトンネル内約3キロにわたって路面に軽油が漏れているのが確認された。

事故関係者への聴取やドライブレコーダーの映像などから容疑が分かった。  

当時、事故に巻き込まれたドライバーから「路面が滑って止まれなかった」という趣旨の通報が10件以上寄せられていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/28f9f7ee5f0c9b9884618b492191174669659b92

 

※事故当時の状況は下記報道参照。

20211219815分 YAHOOニュース;福井新聞)

福井県南越前町と敦賀市にまたがる北陸自動車道上り線の敦賀トンネル内で1217日午前に発生した乗用車やトラックなど計45台が絡む多重事故で、現場から数十キロ手前の丸岡インターチェンジ(IC)-武生IC間の複数箇所で、事故直前に路面に油膜が確認されていたことが18日、中日本高速道路などへの取材で分かった。

事故に巻き込まれた運転手らは現場の路面に油のようなものがあったと話しており、福井県警は関連を調べている。

中日本高速道路金沢支社によると、17日午前955分ごろから事故が発生した同1020分ごろまでの間に、北陸道上り線の利用者から「路面に油膜らしきものがある」という趣旨の通報が3件あった。

いずれも直後に社員が現地で油膜を確認し、除去したという。

何らかの原因によるオイル漏れが長い区間に及んでいた可能性もある。  

県警は事故現場付近の路面数カ所から油を採取し、成分を分析するなどして原因を調べている。  

多重事故は、敦賀トンネル内でトラックが壁面に衝突した後、後続で約20件の単独事故や衝突事故が起きた。

1人が重傷、5人が軽傷を負った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc4ac3ac0e609dff308010ce55c9e2e8fab4768

 

 

 

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20223191840分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

319日午後、札幌市中央区の繁華街ススキノにあるビルでガス漏れ事故があり、中で作業をしていた5人が病院に搬送されました。  

ガス漏れ事故があったのは札幌市中央区の繁華街、ススキノにある9階建ての雑居ビルです。  

消防によりますと、午後3時過ぎ、ビルの一室に清掃業者が入り、高圧洗浄機を動かすための発電機を作動させたところ、一酸化炭素が発生しました。  

この事故で、作業をしていた5人が一酸化炭素中毒の疑いで病院に搬送され、治療を受けています。
いずれも意識はあるということです。  

付近は1時間以上にわたり通行止めになるなど、一時、騒然となりました。  

消防は、発電機から一酸化炭素が発生した原因を調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/7b13dc11e25da598ad95af6be7fd60d71c8406b2

 

3191820分にNHK北海道からは、閉店中の飲食店で作業していた、消防が室内に充満したガスを外に出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午後3時すぎ、札幌市中央区南6条西3丁目にある「ニューオリンピアビル」6階の飲食店で、清掃作業を行っていた業者の男性5人が高圧洗浄機のエンジンから出た排ガスを吸い込み、病院に搬送されました。

警察によりますと、全員意識はあるということです。

当時、飲食店は閉店していて客はおらず、消防が室内に充満したガスを外に出したということで、ほかに気分が悪くなるなどした人はいませんでした。

警察は清掃作業中の換気が不十分だったとみて、今後、関係者から話を聞き、詳しい状況を調べることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220319/7000044621.html

 

3191847分にYAHOOニュース(札幌テレビ)からは、6階で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3月19日午後3時ごろ、札幌市中央区の繁華街・すすきののビル内でガス漏れが発生し、救助された40~50代の男性5人が病院に搬送されました。

事故があったのは札幌市中央区南6条西3丁目の9階建てビルの6階部分です。

午後3時ごろ、「工事中、ガスが漏れて2人具合が悪くなった人がいる」と消防に通報がありました。

その後、駆けつけた救急隊によって男性あわせて5人が病院に搬送されましたが、いずれも命に別条はありません。

警察によりますと男性5人は清掃業者で、当時使っていた高圧洗浄機を稼働するための発動機による排ガスが館内に充満し、体調を崩したとみられるということです。

警察が事故の詳しいいきさつについて調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6b3ebca666a4ac42158209bcf26cb905ddd8ac3d

 


 

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2022320121分にYAHOOニュース(岩手放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日正午前、岩手県釜石市の工場で作業中の60代男性が倒れているのを同僚が発見し、その後、病院で死亡が確認されました。  

亡くなったのは釜石市平田町にあるプラスチック製品の加工工場に勤務する釜石市片岸町の高橋さん(男性、63歳)です。

高橋さんは木製の筒に繊維強化プラスチックを巻き付ける作業をしていましたが、19日午前1140分ごろ、筒を回転させる金属製の軸が何らかの原因で折れ、筒の片側が床に落ち、その近くでうずくまっている高橋さんを同僚が見つけ消防に通報しました。

高橋さんは意識不明の状態で病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。

高橋さんはヘルメットをかぶっておらず、目立った外傷はなかったということで、警察が事故原因を調べています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/af60cea78d8cde1f6fa76ab062d776c13fecddee

 

3201245分にYAHOOニュース(岩手めんこいテレビ)からは、重さ100㎏のFRPの下敷きになったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3月19日、岩手県釜石市のプラスチック加工工場で機材が壊れて落下する事故があり、63歳の男性作業員が死亡した。

19日午前11時半ごろ、釜石市平田町のS技研第一工場で作業をしていた高橋さん(63)が、重さ100キロ以上ある繊維強化プラスチックの下敷きになっていると同僚から消防に通報があった。

高橋さんは心肺停止の状態で病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。

高橋さんは、長さ約6.5メートルの木製の筒に繊維強化プラスチックを巻きつける作業をしていて、筒を回転させる金属の軸が何らかの原因で折れて落下したという。

警察が事故の原因を詳しく調べている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cb634d4cdc548dad7356a5b79d21063759c1be2b

 

 

 

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20223202245分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

秋田県は20日、県と県内市町村で運営するメールシステムに不正アクセスがあり、秋田市を装ったメール約42万件が外部に送信されたと発表した。

システムを管理する業者の設定ミスで、外部から侵入できる状態になっていたという。

県によると、青森、福島、新潟各県でも、同様の不正送信が確認された。

送信があったのは18日午後4時46分~6時55分ごろ。

秋田市を装ったドメインを使っており、件名には「Re」「Hello」などと記されていた。

管理を委託された業者が19日、県に連絡した。

被害は確認されていない。

不正アクセスがあった4県は同じクラウドサービスを利用。

青森では八戸市を装った不正送信が20万件以上、福島では郡山市をかたった送信が約12万7000件あった。

各県は既に対策を講じており、メールにリンクがある場合は開かないように注意を呼び掛けている。

https://www.sankei.com/article/20220320-OHMPXSG3GVPBVKZH35OFYUAG6E/ 

 

320212分に時事ドットコムからは、メールシステムの移行作業中にアクセス制御設定に不備があった、東北6県と新潟県は来年度に向け同一のクラウドサービスを導入する準備中など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

秋田県は20日、運営するメールシステムに不正アクセスがあり、秋田市を装った不正メールが約42万件、外部に送信されたと発表した。

委託業者の設定ミスが原因という。

県によると、青森、福島、新潟各県でも、同様の手口で計約38万件の不正送信が確認された。

東北6県と新潟県は来年度に向け、同一のクラウドサービスを導入する準備をしていた。
不正送信があったのは18日午後5~7時ごろ。

秋田県によると、委託先のS社(東京)によるメールシステムの移行作業中、アクセス制御設定に不備があり、外部から侵入可能になっていた。

19日未明に対策を施し、現時点で情報漏えいや被害の報告はない。

送信元アドレスには、秋田市や青森県八戸市、福島県郡山市、新潟県糸魚川市のドメイン(ネット上の住所)が表記され、受信側が迷惑メールと感知できない恐れがある。

各県は、こうしたメールは破棄し、添付ファイルやリンクを開かないよう呼び掛けている。

S社の広報担当者は、「不正アクセスがあったと4県が公表したことは把握しており、詳しい状況を調べている」としている。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022032000438&g=pol

 

320日付で秋田魁新報からは、当該クラウドサービスではインターネットに接続する際の通信監視やメール無害化などの対策が行われるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

秋田県デジタル政策推進課によると、不正メールは18日午後4時46分ごろから同6時55分ごろまでに送信。

送信元のアドレスは実在のものと架空のものが混在し、いずれもドメイン名には秋田市役所のメールアドレスに使われる「city.akita.akita.jp」が含まれていた。

不正メールは主に同市の関係者に送られ、件名に「Re」「Hello」などと書かれていた。

開くとウイルス感染するファイルが添付されていたかは確認できていない。

県情報セキュリティクラウドは、県と各市町村の庁内ネットワークがインターネットに接続する際の通信の監視やメールの無害化などの対策を行う。

県と各市町村が共同で運営している。

19日、委託業者から県に不正メールが送られたと連絡があった。

https://www.sakigake.jp/news/article/20220320AK0034/ 

 

3201841分に朝日新聞からは、宛先の多くは海外とみられるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

青森県は20日、八戸市役所で使われている三つのメールアドレスが外部から不正利用され、約25万件のスパムメールが送信されたと発表した。

県によると、県や市町村のメールなどをセキュリティー対策しているサービス「青森県自治体情報セキュリティクラウド」で設定不備が発生。

外部からメールアドレスが見られる状態になり、八戸市の三つのメールアドレスが不正に使われたという。

18日午後445分ごろ~午後655分ごろ、計245835件のスパムメールが送信され、ビットコインが支払われたようなことを示す英語の件名などがつけられていた。

宛先の多くは海外の利用者とみられるという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ3N624QQ3NULUC00P.html 

 

3202116分に朝日新聞からは、システム作業中、一時的に外部からアクセスできる状態になったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

福島県は、県のメールシステムにアクセスがあり、約127千件の不正メールが外部アドレスに送信されたと19日発表した。

個人情報や機密情報などの流出はなかったとしている。

県によると、不正アクセスされたのは県や市町村の通信履歴などを管理している「県自治体情報セキュリティクラウド」。

メールの内容は不明だが、18日午後57時ごろ、主に海外のアドレスに送信されたという。

県が業者に発注したシステムの作業中、一時的に外部からアクセスできる状態になったのが原因で、既に対策を講じたという。

https://www.asahi.com/articles/ASQ3N71S4Q3NUGTB00D.html 

 

(ブログ者コメント)

不正発信された時間帯は報道されているが、どのくらいの時間、侵入可能な状態になっていたかは不明。

仮に短時間のことであれば、瞬時たりともネット防御をおろそかにしてはいけないという教訓になるのだが・・・。

 

 

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202231741分にYAHOOニュース(気象予報士の寄稿文?)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【さくら開花前線と山火事前線】

さくらの開花前線(開花日の等期日線図)は、さくらの開花が同じ地点を結んで地図上に表したものです(図1

さくらの開花前線は、3月下旬に九州南部~関東南部の平野部から北上、あるいは麓から山頂に向かってすすみ、5月のはじめに北海道に上陸します。

さくら前線と同じ頃に、同じように南から北へ、平地から山へと移動するのが山火事前線です。

これは、林野火災(山火事)が多発する地域を結んだ線のことです。

山火事の原因はいろいろありますが、日本では落雷などの自然現象による山林火災はほとんどなく、人間の不注意によるものといわれていることから、春に多く発生してます。

これは、乾燥した日が続き、枯れ木や下草が乾いてくることに加え、雪が解けたことで山菜取りやハイキングなどで多くの人が山に入り始めるからです。

また、草本の新芽が出ない早春には、野山の枯れ草を焼く山焼きもあります。

新たに出る若草のための肥料とする効果があるとか、害虫を焼き殺す効果もあるものと考えられています。

このように、春は野山で火を扱うことが増えることに加え、強風やフェーン現象、乾燥した日々が続くなど、いったん林野火災が発生すると大規模になりやすい季節でもあります。

林野庁と消防庁では、例年、3月から5月に山火事が多く発生していることから、毎年31日から7日までを「全国山火事予防運動」実施期間としています。

令和4年(2022年)の統一標語は「山火事を 防ぐあなたの 心がけ」です。

 

13年前の野焼き事故】

今から13年前、平成21年(2009年)317日に大分県由布市湯布院町では、野焼きをしていたところ、急激に火が燃え広がって4名が亡くなるなどの事故が発生しました。

当日は移動性高気圧に覆われ、乾燥注意報が発表されていました(図2

気象衛星「ひまわり」をみると、西日本にはほとんど雲がありません。

中部から東北地方の山岳地帯で白い部分は、一枚の写真では区別しにくいのですが、時間を少しずつずらして並べた動画で動きがないことから、山は積雪で覆われていることが分かります(図3

平成21年(2009年)は、3月から5月にかけて林野火災が全国各地で発生し、前述の由布市のほか、4月に宮城県や山梨県で大規模な火災が発生しています。

戦後最悪の山林火災の一つで、18名の消防士が亡くなった広島県呉市の林野火災が起きたのも昭和46年(1971年)427日のことで、春先の山林火災です。

災害復旧工事作業員の焚き火の不始末で出火し、晴天で乾燥していたところに、最大瞬間風速14メートルという強風が吹くという悪条件が重なり、飛び火によって急炎上現象によって、想定外の速度で急斜面を炎が下ってきたことによる惨事と考えられています。

 

【火災気象通報】

火災警報は、屋外での火の使用の制限等が行われますので、大雨警報や暴風警報などの気象警報と違って、強制力がある警報です。

気象庁では、市町村長が発令する火災警報の基礎資料として、気象の状況が火災の予防上危険と認められるときに、都道府県知事に対して火災気象通報を行っています。

そして、都道府県知事は、火災気象通報を受けた場合は、直ちにこれを市町村長に通報します。

火災気象通報を行う基準は、担当気象台と都道府県の協議により、その地域ごとに、実効湿度、最小湿度、風速により決められています。

ここでいう実効湿度は、木材(生木ではない例えば柱)の乾燥度を表するもので、当日の平均湿度と前日の実行湿度を用いて計算されます。

平均湿度が低い日が続く場合は、実効湿度がどんどん低くなります。

例えば、前日の実効湿度が50%、当日の平均湿度が0%なら、実効湿度は35%となり、翌日も平均湿度が0%なら実効湿度は約25%となります。

 当日の実効湿度=0.3×(当日の平均湿度)+0.7×(前日の実効湿度)

北日本から東日本の山間部などでは、まだ積雪が残っていますが、これからは積雪の範囲はどんどん狭くなり、入山する人が増えてきます(図4

さくらの開花はニュースでよく報じられますので、このニュースが流れたら、山火事の危険性が高くなっていると、今一度の再確認が必要です。

1、図2、図3の出典:気象庁ホームページ。

4の出典:ウェザーマップ提供。

https://news.yahoo.co.jp/byline/nyomurayo/20220317-00286749 

 

(ブログ者コメント)

「山火事前線」とは、聞きなれない言葉だ。
ネットで調べてみたが、ほとんど使われていない。
この記事を寄稿した?気象予報士の造語かもしれない。

 

 

 

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20223181720分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

震度6弱の揺れを観測した福島市のスーパーでは、スプリンクラーの作動で店内が水浸しになる被害があり、18日も営業再開に向けた後片づけに追われています。

福島市のスーパーでは、地震の揺れで棚の商品が落下しただけでなく、店内のスプリンクラーが作動して、商品や床の大部分が水浸しになったりする被害が出ました。

19日の営業再開を目指して、従業員およそ130人が後片づけに追われていて、およそ750平方メートルの床を掃除したり、水にぬれた商品を廃棄して新しい商品を陳列したりしていました。

また、電気系統も故障していて、工事業者が修理にあたっていました。

佐藤店長は、「食品は生活に欠かせないものです。少しでも早く利用してもらい、地域の皆さんに迷惑をかけないよう、従業員が力を合わせています」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20220318/6050017736.html

 

※関連情報として、20138151153分に日本経済新聞からは、東日本大震災時には大規模建物の26%でスプリンクラーが破損・誤作動していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東日本大震災の際に岩手、宮城、福島3県の大規模建物の26.3%でスプリンクラーが破損、誤作動したことを受け、総務省消防庁は15日までに、スプリンクラーなどの耐震基準を新設する方針を決めた。

有識者の検討部会で具体案を議論し、来年3月までに報告書をまとめる。

現在、スプリンクラーに義務化された耐震基準はない。

・・・

〔共同〕

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG08057_V10C13A8CR0000/

 

※地震時のスプリンクラー破損原因については、エア・ウオーター防災㈱のHPに掲載されている内容が分かりやすかった。

・・・

スプリンクラー設備に関して、地震によって引き起こされる最大の被害は「水損」です。

冒頭でもふれましたが、フロアが水浸しになってしまい、商業施設などでは商品に損害が出てしまいます。

水損の原因は、2パターンに分けられます。

①配管の断裂

地震による振動で配管が断裂してしまう理由として、配管の接続が「ねじ切り工法」で実施されていることが起因します。
ネジ切り部の配管の厚みは、どうしても他より薄くなってしまい、地震の振動による負荷が集中し、耐久力の低い箇所から断裂に至ってしまいます。

②スプリンクラーヘッドの破損

ヘッドの破損は、地震発生時の天井部の揺れとスプリンクラー配管の揺れの差異が起因します。
異なる揺れによって、天井材とスプリンクラーヘッドに擦れ・衝突・歪みが生じてしまい、損傷に繋がります。

③事例

2021213日には、福島県や宮城県において最大震度6強を観測する地震がありました。
「国立病院機構 宮城病院」では、外来棟の給水配管やスプリンクラー設備が破損。院内の複数箇所で漏水が発生し、医療器具に被害が出ました。
その他にも、建物の壁や柱に亀裂などの損傷や、断水を引き起こしました
救急患者を24時間態勢で受け入れていた病院が診療再開まで1週間ほど機能が低下する事態は、病院関係者様と患者様の双方に打撃を与えました。

https://awb.co.jp/%E6%B0%B4%E6%90%8D%E3%83%BBbcp%E5%AF%BE%E7%AD%96/

 

※平成30年(2018年)511日付で消防庁から「スプリンクラー設備等の耐震措置に関するガイドラインの策定について」という通知が、各都道府県の消防宛に発信されていた。
以下は、その抜粋。

[本文]

・・・

2 ガイドラインに基づく措置は、原則として、新築の防火対象物を対象に指導すること。
ただし、既存の防火対象物についても、建築物の大規模改修時等の機会を捉え、ガ イドラインに基づく措置をできる限り講ずるよう指導することが望ましいこと。

・・・

[別添]

・・・

3 要求する耐震性能

⑴ 建築物の存在期間中に数度遭遇することを考慮すべき稀に発生する地震動 (気象庁震度階級:震度5強程度)に対して、損傷が生ずるおそれがないこと。

⑵ 建築物の存在期間中に1度は遭遇することを考慮すべき極めて稀に発生する地震動(気象庁震度階級:震度6強~7)に対して、重大な損傷が生ずるおそれがないこと。

・・・

5 立上り配管

 ⑴ 立上り配管は、地震による管軸直角方向の過大な変形を抑制し、かつ、建築物の層間変位に追従することができるように、耐震支持を設ける。

・・・

9 スプリンクラーヘッド

閉鎖型スプリンクラーヘッド(コンシールド型を除く。)は、地震時にスプリンクラーヘッドの感熱部が天井ボードと接触・衝突しないように、感熱部を天井ボードより下方に取り付ける。

https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/assets/300511_yo361.pdf

 

(ブログ者コメント)

今回に地震では、仙台市にある2つのテレビ局の揺れ状況がユーチューブに掲載されているが、地震発生直後、机から書類やパソコンが落ちている状態でも、身を守る行動をとった人は、いずれのテレビ局でもほとんどいなかった。

強い揺れの中、動き回っている人や、中には立ったままテレビカメラを回していた人もいた。

「地震発生時は、まず自分自身の身を守る行動をとる」

そういった心構えを社会に向けて発信すべきテレビ局の筈なのに・・・。

以下は、ユーチューブ映像のワンカット。
(赤丸内がカメラを構えて室内を映している人)

https://www.youtube.com/watch?v=bqwiTSwxNVU 

https://www.youtube.com/watch?v=YMqFHD59xJo 

 

 

 

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20223171921分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午前8時半ごろ、神奈川県横須賀市根岸町3丁目の電気工事会社の作業場で金属製の電柱が落下し、市内在住の会社員の男性(54)が下敷きになり、間もなく死亡した。  

浦賀署が事故原因を調べている。

署によると、男性はクレ-ンでつり下げた電柱4本の束をトラック荷台に誘導する作業をしていたという。

当時、男性を含め計5人が作業していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f03cda7b36164e339dbf278ba89539ec6a7f458b 

 

 

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2022319日付で毎日新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午前110分ごろ、立山町の黒部ダム付近にある、関西電力が管理する工事用輸送道路「黒部トンネル」(約10キロ)内で、建設会社社員、佐藤さん(男性、62歳)=埼玉県新座市=が作業用トラックの扉と車体の間に挟まれた。

佐藤さんは胸などを強く打ち、長野県大町市の病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。

上市署によると、佐藤さんは関電の協力会社の作業員で、壁面と岩盤の間にモルタルを注入していた。

詳しい事故原因などを調べている。

署などによると、現場は黒部市の黒部峡谷鉄道・欅平駅から関電が管理する鉄道やケーブルカーなどで黒部ダムに至る、通称「黒部ルート」の黒部ダム駅から約300メートル欅平側の地点。

2024年度に新観光ルートとして一般開放される予定。

関電北陸支社(富山市)によると、事故当時は一般開放のための工事ではなく、通常の保守点検作業中をしていたという。

広報担当者は「深くおわびする。事故の発生原因を調査し、安全対策を検討したい」とコメントした。

https://mainichi.jp/articles/20220319/ddl/k16/040/269000c

 

31993分に読売新聞からは、死亡した人はトラックでセメントを運搬していた、下り坂で動き始めたトラックに乗り込もうとして壁面に押されて閉まるドアに挟まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午前1時10分頃、富山県立山町芦峅寺の黒部トンネル内で、補修工事をしていた埼玉県新座市畑中の会社員佐藤さん(62)が、無人で動き始めたトラックのドアと車体の間に挟まれた。

佐藤さんは病院に搬送されたが、胸部を圧迫されており、死亡が確認された。

上市署によると、佐藤さんはトラックでセメントを運搬する作業に従事。

何らかの原因で無人のトラックが下り坂を動き始めたため、佐藤さんは運転席に乗り込もうとした際、トンネル壁面に押されて閉まるドアに、胸を挟まれたとみられる。

現場は、道幅約4メートルのゆるやかなカーブ。

同署が事故原因を調べている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220318-OYT1T50102/ 

 

 

 

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201984日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9879/ 

 

(2022年3月23日 修正1 ;追記)

20223161656分にNHK関西からは、熱中症対策を怠っていたとして当時の責任者が書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

事故を受けて警察が安全管理の状況を調べたところ、近くの休憩場所には水を補給できる機械を設置するなどしていたものの、責任者は男性に対し、水分や塩分、休憩をこまめにとるよう促していなかったことがわかったということです。

このため警察は、適切な熱中症対策を怠ったとして、当時、現場の責任者だった「京阪レジャーサービス」に勤務する47歳の女性社員と44歳の男性社員の2人を、16日、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220316/2000058966.html

 

3171140分に読売新聞からは、練習時間短縮などの対策をとらなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

書類送検された2人は当時、ダンスの振り付けや練習の立案などを担当。

19年7月28日、真夏で高温多湿だったにもかかわらず、アルバイト男性に約19キロの着ぐるみを着させ、午後7時30分頃から約20分間にわたってダンスの練習をさせた。

練習時間の短縮や中止など必要な対策を講じず、熱中症によって死亡させた疑い。

2人は容疑事実を認めているという。

同社は、「事故後、勤務前に体調を管理するシートを作るなど、新たな熱中症対策をしてきた。今後も事故のないように努める」とした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220316-OYT1T50303/ 

 

3162212分にYAHOOニュース(文春オンライン)からは、暑くても顔出しNGなので着ぐるみのヘッドはとれず、トイレにも行けないので水分摂取は控えざるを得ないなど、当該パークの元従業員の告白などが、下記趣旨でネット配信されていた。

・・・

当時、取材班は現地で関係者を取材。

複数の元パーク従業員が運営への不信感を告白し、いかなるときも人前で着ぐるみを脱ぐのはご法度とされている業界の悪しき慣習や、パーク現場責任者が関係者へ送った「懺悔LINE」などをスクープした。  

着ぐるみ業界全体に激震が走った、この事件。

当時の記事を再公開する。

(初出:201985日 年齢、肩書などは当時のまま)

◆◆◆

・・・

「(山口さんは)お昼ごろに出社して、グリーティング(着ぐるみで接客)の対応をしていました。
その後、バックヤードで軽装に着替え、ショーの練習をした後、19時から再び着ぐるみの準備をして、1930分からリハーサルの通し練習をしました。  
リハ中はいつもと変わった様子もなく、1950分に終わり、バックヤードに戻っていく途中の通路で体調が急変したと聞いています。
最初はフラフラとしたので、一人スタッフが駆け寄り、それでも歩けないので、もう一人が駆け寄った。
支えられながら辿りついた控え室で、救命措置を施されながら救急車を待っていたと聞いています」  

実は、山口さんは前日に体調を崩し、風邪薬を服用していたという。

一見、炎天下での不幸が重なった事故とも見えるこの事案。

だが、情報提供サイト「文春リークス」には複数の元パーク従業員から情報が寄せられ、運営への不信感を告白した。  

「いつか起きると思っていました……」  

そう話すのは、数年前に2年ほど同園でキャラクターの着ぐるみに入っていたA子さん(30代)だ。

 

【ひらパーの着ぐるみは頭をガンガン、ダンスもキレッキレ】

「ひらパーは、時間管理が他のテーマパークに比べて、とにかく杜撰なんです。
ショーが終わってからほとんど休憩もなく、急いで着替えて閉園のお見送りのグリーティングに行かされる。
他のテーマパークでは、夏場のグリーティング時間が半減され、15分になったりするのですが、ひらパーは、どんなに暑くてもきっちり30分やらされます。  
着ぐるみに入る以外の仕事も多く、ハードな上に時給が安いことが業界では有名です。
私が働いていた当時の時給は900円以下で、大阪府の最低賃金でした。
(※現在大阪府での最低賃金は936円、ひらかたパークは最低時給940円)
年に何回か昇給のチャンスはありましたが、それも10円程。
それでも、夢だったステージに立つために皆、必死に働きました」
A子さん)  

パークのショーは通常、土日のみの開催とされており、全員が出勤している土日の閉演後、園内を使ってショーのリハーサルをするのが通例となっているという。

山口さんが死亡した日も、8月から始まるショーのリハーサルが行われていた。

「当時からリハーサルは、キャスティング権限を持つB氏という男性社員が見て、次回のショーに出演できるメンバーを選定するというシステムでした。
パークの着ぐるみパフォーマンスは、表現力よりも、とにかく頭をガンガン動かしたり、ダンスもキレッキレに踊るのが良しとされる風潮がありました。  
夜間のリハーサルでは、日中働いてどんなに疲れていたとしても、みんな必死にキレッキレに動いてアピールするのが常識になっていました。
そんな雰囲気ですから、体調に異変を感じても、すぐに言い出せるような環境ではありません」
A子さん)

 

【リハーサル中でも部外者に素顔をさらすのは禁止】

現場責任者のB氏は絶対的な権力を握っていたという。

「エンターテイメント部はB氏を含めて社員は2人のみで、他のスタッフ30人は皆アルバイト。
B
氏は昔ながらの職人気質なんです。
赤字だったエンターテイメント部門をテコ入れして、ゼロから人気ショーをつくった実力者ですが、何かと根性論で推し進める。
体育会系で、しょっちゅう厳しい声が飛び、パワハラまがいのこともあった。
山口さんもB氏の期待に応えようと、体調が悪い中で必死だったんだと思います」
(同前)  

別の告発者であるC子さん(20代)は2年ほど前、1シーズンほど同部署で働いた。

「山口さんが着ていた『トランプ』はとても大きくて、女の子が2人くらいいても持てないような重さ。
1
人での着脱は無理です。
B
氏も、着る人がいないときは自身が代打で入ることもありましたが、終わった後、ゼーゼーと息が上がっていました。  
体調が悪い状態で入るのは自殺行為です。
水分を摂るよう上からよく言われていましたが、着ぐるみは一度着ると脱ぐことができず、トイレにも行けないため、たくさんは飲めないんです。
たとえ、閉演後のリハーサル中でも、部外者に素顔をさらすことは絶対に禁止とされています」
C子さん)

 

【ヘッドをとらないのは「業界の“鉄の掟”」】

同園の広報担当者に着ぐるみ着脱のルールについて聞いたが、「緊急時はハンドサインが決められており、着ぐるみの着脱は認めている」と説明する。

だが、A子さんやC子さんは、「業界の“鉄の掟”がそうはさせない」と強く否定する。

「常識で考えたら着ぐるみをはずせばいいじゃんって思うかもしれませんが、変なプロ意識もあって、外でヘッドをとるのは一回も見たことありませんし、暗黙で禁止されている。
たとえ閉演後であっても、飲食店のスタッフとかもいるし、絶対脱げない。
報道で(山口さんが倒れたのは)園内から控え室に向かうところだったと書かれてましたが、そこまでなんとか辿り着いたんだと思います。
きつければ声をだせばいいじゃんとも言われます。
たしかに、頑張れば声も出せるのですが、これも業界あるあるなんですけど、声を出すのは基本動作として駄目で、たとえバックヤードでもキャラになりきってジェスチャーをしてしまう。
人命よりも夢を守るという考え方なんです、この業界は」
A子さん)

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9ad1a4984402dfbb48346bfcdeff7b46e5b3b86 

 

(続編)

・・・

パームプラザからキャラ部屋までも、両脇を抱えられる形ではありますが、自分の足で歩いて帰ってきています。

ただ、部屋に着いてからは自分でヘッドを外す事ができず、アゴ紐と脇ゴムをハサミで切断し無理やりヘッドを外しました。

この段階で既に顔色が青白く、既に呼吸が弱かった為、すぐに救急車を手配しています。  

キャラ部屋へ行く階段の所の防犯カメラでトランプが通過したのが19:57。  

そこから部屋へ戻ってヘッドを外し、救急車を手配したのが20:02頃です。  

そこからシェルを外し全身をアイシングし、応援社員が到着して心臓マッサージと人工呼吸処置を行い、AED処置も試みましたが、AEDは作動せず。

10分で救急隊員が到着し、そこからは救急隊員に処置を引き継いでいます。

救急搬送の際は私が同行し、山口くんの親族が駆けつける中、1時間以上アドレナリンを投与したり心臓マッサージを行って蘇生処置を行いましたが、心臓マッサージを長く行った事で肺からの出血がひどく、これ以上の処置は山口くんを傷つけるだけになってしまうと医者から告げられ、蘇生処置を終える事となりました。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/5f0e4b6bd11347dea9dc7472383cc9370588d9c6 

 

 

 

 

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20223161028分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、新クマ舎の写真付きでネット配信されていた。

長崎県佐世保市の九十九島動植物園「森きらら」で、クラウドファンディング(CF)で集まった支援金で施設の改修が進んでいる。

動物が心身共に快適に過ごせる環境を整えるためにCFを実施したところ、コロナ禍で苦しむ飲食業界などからも善意が寄せられ、目標を上回る1200万円超の支援金が集まった。

同園はこれまで、動物のストレスを軽減するため植栽やジャングルジム設置などを、飼育員らによる手作りで対応してきた。

しかし、大がかりな改修には資金が必要なことから、CFで支援を呼びかけた。

目標額は、クマ舎の改修(850万円)、ペンギン館の環境改善(120万円)、キリン展示場へ屋根の設置(130万円)の計1100万円。

昨年719日にCFを開始したところ、約2カ月間で佐世保市内の飲食業者、社会福祉法人、企業をはじめ、東京、大阪などから計12358816円が集まった。

CFで集まった資金を活用し、コンクリート張りだったクマ舎は盛り土して自然石を設置し、カシを植栽するなどして里山風に改修。

ペンギン館では、平地を歩くことで生じる病気「趾(し)瘤(りゅう)症」を防ぐため、コンクリート床に玉石を敷いた。

また、キリン展示場には雨や日差しを防ぐ屋根を今月中に設置予定だ。

CFを提案した「森きらら」の福田・事業部次長は、「支援金と共にツイッターに熱い応援メッセージが寄せられ、多くの方に支えられていると実感した。クマもペンギンもストレスは減っているはず」と喜んでいる。

https://mainichi.jp/articles/20220316/k00/00m/040/068000c 

 

 

 

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20223151745分にYAHOOニュース(静岡新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「緊急走行中の救急車が遅くてイライラ… そんな経験はありませんか?」―。

袋井消防本部がツイッターなど会員制交流サイト(SNS)で発信したメッセージが話題を呼んでいる。

一般のドライバーに救急搬送への理解、協力を呼び掛ける内容で、ネット上であっという間に広がった。

思いがけない反響の大きさに、担当者は驚きながらも「消防業務への理解を深めるきっかけになれば」と願う。  

注目されているのは、緊急走行なのに「なぜ遅いか」を説明した227日の投稿。

緊急走行時の救急車の車内では不安定な状況で処置が行われ、傷病者の症状によっては揺れに細心の注意を払って運転しなければならないことを動画付きで紹介している。

ツイッターでは、これまでに1万件超のリツイートと、2万件以上の「いいね」を集め、ユーザーから「救急隊員さんいつもありがとう」「この情報が広まりますように」とのコメントが寄せられた。  

同本部では、市民へのアピールの手段として2020年からSNSを活用し、各消防署の担当職員を中心に日々の活動を発信している。

救急車の投稿を企画したのは袋井消防署の三谷消防副士長。

昨年も、ため池での水難事故を注意喚起する投稿を企画し、反響を呼んだ“アイデアマン”だ。  

消防業務には市民に知られていない活動が多いと感じていた三谷副士長。

救急車の緊急走行もその一つで、「より安全な搬送につながれば」と提案した。

構成から撮影、編集まで一手に担い、走行中の救急車の揺れを再現するなど、見る人を冒頭から引きつけられるような演出を意識したという。  

反響について三谷副士長は、「消防への期待の表れと感じている。応援のコメントも届き、励みになった」と感謝する。

今後は外国人向けの投稿も予定している。  

同消防署救急係によると、管内(袋井市、森町)では毎年3千件以上の救急出動があり、年々増加しているという。

柴田係長は、「一分一秒を争う事案も多い。一般ドライバーの皆さんの協力は迅速な搬送の支えになっている」と話す。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac4c186dffa1bb48bbd504ffcf4ed818065f10ad

 

 

 

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2022313152分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

千葉市で昨年10月、救急搬送中の投薬を誤ったため患者が一時、心肺停止状態になった事故で、千葉市消防局は11日、救急救命士の知識不足や医師の不適切な対応が原因とする第三者委員会の報告書を発表した。  

同局によると、昨年10月、食物アレルギーによるアナフィラキシーを起こした若葉区の10代女性を救急車で搬送中、20代男性救急救命士が本来は使用が認められていない心停止患者用の薬剤「アドレナリン」を誤投与。

女性は致死的な不整脈を起こし、一時、心肺停止状態となった。  

事故を受け、市は救急救命の専門家ら外部有識者で第三者委員会を設置し、事故原因を調査。

報告書によると、男性救急救命士は、アナフィラキシー症状を緩和する薬剤「エピペン」がない場合、応急処置としてアドレナリンを投与できると誤認していた。

さらに、報告を受けていた市消防局指令センターの常駐医師も搬送先の医師からの指示だと思い込み、不審に思ったがそのまま放置したことが事故につながったと結論づけた。  

同局は、常駐医師と救急隊の通信をモニタリングする専任職員の配置も検討するなどして再発防止を図るとした。

誤投与された女性は既に退院。

同救急救命士は救急車の乗務を外れているという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/74509416264ead0e450f2f205437a4ae814e772f

 

317日付で毎日新聞千葉版からは、救命士と搬送先医師間の会話が主語省略や音声不明瞭で情報が正確に伝わっていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

202110月に食物アレルギーでアナフィラキシー症状を起こした10代女性を救急搬送する際、アドレナリン剤の誤投与により女性が一時心停止の重体に陥った事故で、千葉市は11日、救急救命士と医師の知識不足や理解不足、コミュニケーションエラーを指摘する第三者委員会による調査・検証報告書を公表した。

報告書は、

▽救急救命士の資格を持っていなかった救急隊長のリーダー
 シップの欠如
▽誤投与した救急救命士のアドレナリンに関する知識不足
▽指令センター常駐医師は搬送先の医師が処置を指示した
 ものと都合良く解釈した

ことなどを指摘した。

また、救急救命士と搬送先の医師の間では、主語を省略した会話が音声不明瞭な通話によって交わされ、情報が正確に伝わらず、それぞれが疑問や違和感を持ちながら誰もチェックできていなかったという。

対策として、研修の強化やマニュアル・手順の修正を提言した。

https://mainichi.jp/articles/20220317/ddl/k12/040/192000c

 

(ブログ者コメント)

千葉市が11日に公表したという報告書を探してみたが、見つからなかった。

 

 

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20223131612分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午前10時ごろ、大阪市東成区東小橋14階建てマンション屋上で貯水タンクの点検作業をしていた建設作業員の李さん(男性、54歳)=大阪市平野区=が約16メートル下の駐車場の屋根に転落。

搬送先の病院で死亡が確認された。

大阪府警東成署によると、李さんが貯水タンクに登った際、タンクに付いているはしごが破損したという。

同署が詳しい状況を調べている。

https://mainichi.jp/articles/20220313/k00/00m/040/101000c

 

 

 

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20223121923分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

設置者や管理者が分からない橋が全国の河川で見つかっている。

多くは1970年代前半までの高度経済成長期の宅地開発に伴い、地元企業や住民が自前で架けたとみられるが、補修や点検がされないまま放置されているものが多い。

老朽化や災害で破損する危険があるものの、自治体は所有権との兼ね合いで容易に撤去できず、対応に頭を悩ませている。

「この橋の所有者の方は下記にご連絡願います」。

2月下旬、川崎市の閑静な住宅街を流れる小さな川を訪ねた。

50メートルおきに架けたコンクリート製の橋の間に、鉄製の小さな赤い橋が2本あった。

いずれも長さ約5メートル、幅12メートルほどで、さびが目立ち、何カ所も穴が開いていて、今にも崩れそうだ。

2本はいずれも管理者が分かっていない。

市は2年半ほど前、橋のたもとにフェンスを設置して通行できないようにし、所有者を探しているが、橋自体は手つかずのままだ。

近所の50代女性は「フェンスの隙間から子どもが入り込んだら危ない。早く撤去してほしい」と気をもむ。

ただ、川崎市の担当者は「所有者が見つかるかもしれず、勝手には撤去しづらい」と語る。

管理者不明の橋は各地で問題になっている。

宮崎県の2017年の調査では、1級および2級河川に架かる県内4390の橋のうち、348本で管理者が分からなかった。

担当部署は道路やダムの維持管理など様々な業務を抱えており、古い橋は設置経緯が分かる資料も少ない。

担当者は「探すのには長い時間がかかる」と話す。

滋賀県も、20年度末時点で1級河川に架かる8724の橋の25%2250本で管理者が見つかっていない。

17年度末の2593本から減ってはきているが、管理者の特定作業は難航している。

同県草津市では13年、1級河川に架かる橋が老朽化し、コンクリートパネルの隙間から自転車が落下し破損する事故が起きた。

管理者が確認できず、自転車の所有者が県に損害賠償を求める民事調停を申し立てたが、県は「管理していないので応じられない」と主張。
所有者は調停を取り下げた。

自治体に勤務経験がある野村裕弁護士は、「川の管理は自治体が行っていても、橋の設置者でない以上は責任を取るべきだとは言えない。泣き寝入りせざるをえない可能性がある」と指摘する。

12年に起きた中央自動車道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故を契機に、政府は13年、河川法を改正。

1級河川と2級河川に架かる橋などの工作物は、管理者による維持修繕を義務付けられた。

だが、全国に約14千ある1級河川と約7千ある2級河川には無数の橋があり、国道や県道などに架かる大きな橋を除けば、国は全体数を把握できていない。

橋の老朽化を懸念した国土交通省は15年、自治体に管理者を把握するよう通知したが、努力義務のため、行政の対応にもばらつきがある。

千葉県は、県管理の217河川で1336の橋に設置許可を出しているが、管理者の調査は行っておらず、「管理者不明の橋がどれだけあるか分からない」(担当者)。

管理者不明の橋には予算措置を取れず、点検や修繕もできないという。

東北大インフラ・マネジメント研究センターの久田真教授(維持管理工学)は、事故を防ぐためには「自治体が管理者不明橋の把握に努めた上で、検査体制などを整えるべきだ」と強調する。

地方には橋の状態を診断する専門人材が少なく、維持管理の負担も大きいことから、「国は人材育成や点検や修繕への補助金を設けることも検討すべきだ」と話す。

 

【土木など技術系職員、地方で少なく】

管理者不明橋の対策が進まない理由の一つが人材不足だ。

総務省が各自治体の職員数や配置を調べたところ、20214月時点で、土木技師と建築技師を合わせた技術系職員は全国の市区町村で約7万人。

5年前から1529人増えたが、技術系職員が一人もいない市町村も430あり、全体の約4分の1に及ぶ。

公益財団法人日本都市センターが19年、全国815市区を対象に行った調査では、回答のあった186市区のうち7割超の134市区で技術系職員の定員を確保できていなかった。

うち8割以上が「応募者が少ない」ことを理由に挙げた。

民間企業の採用が早まる中、人材確保に苦戦する自治体が目立つ。

同じ調査では、技術系職員が担うインフラの点検や修繕について、回答した市区の9割以上が今後「大幅に増える」または「増える」と答えた。

高度経済成長期に整備されたインフラの老朽化が進む中、適切な維持管理を担う人材の育成が急務だ。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE025ZO0S1A201C2000000/

 

(ブログ者コメント)

勝手橋については、つい先日、大阪府の状況などを紹介したばかりだ。
勝手橋について、なにか動きがあるのだろうか?
それとも、何か月か前に一度、勝手橋についての記事を目にした覚えがあるので、その記事の後追い報道だろうか?

 



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20223121731分にFNN PRIME(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

現場に居合わせた看護師の救急処置で運転手が一命をとりとめた事故が、愛知・豊橋市であった。

しかし、現場にかけつけた救急隊員が懲戒処分となる事態となっている。

いま、豊橋市が行った救急隊員へのある処分を巡り、議論が巻き起こっている。

20218月、豊橋市内の交差点で乗用車がガードレールに衝突する事故が発生。

運転手が心肺停止になったが、偶然、その後ろの車には看護師が乗っていた。

看護師は、とっさに運転手への応急手当を開始。

その後、現場に到着した消防の救急隊から「静脈路確保」をするよう指示を受けて処置を続け、運転手は一命をとりとめた。

偶然現場に居合わせた看護師に医療行為を指示し、患者の命を救った男性消防士。

しかし、これが不適正な業務として、消防士の男性は処分された。

搬送中の救急車の中で看護師の人が行ったのは「静脈路確保」。

治療に必要な薬剤を静脈に入れるため血管に針を刺す行為で、本来なら現場で医師からの指示を受けた消防の救急隊が行わなくてはいけない任務だ。

しかし、いったいなぜ、現場にいた看護師の人が処置したのか。

 <消防隊員(53)>
「自分でやるより看護師に任せた方が確実だと思った。」

さらに救急隊員は「自分が処置をした」と虚偽の報告をし、豊橋市は減給10分の16カ月の懲戒処分とした。

とっさの判断で命を救った今回の救護措置。

処分されたことについて市民は… 。

豊橋市民A:

「とっさに人を救うという正義感が出て、やむを得ない状態。公式な処分というのは、ちょっと酷じゃないかなと感じます。」

豊橋市民B:

「本当は本人がやらなきゃいけないことを、看護師さんがやってくれたという対応は良くないなと。(処分は)妥当と言えば妥当だけど。」

豊橋市民C:

「(減給)6カ月はさすがにかわいそうですね、長すぎ
  ます。」

豊橋市民D:

「自分でしなかったことを「自分でした」と言っちゃったのは、やっぱり良くないことだと思うので、処分は仕方ないことだと思います。

豊橋市消防本部の担当者は取材に対し、「厳正に処分しないと組織として救急業務が成り立たなくなる行為だった」とコメントしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4cb7a7d660f89b6b4fce666290748e7b00140120

 

 

 

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2022219日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12301/

 

(2022年3月18日 修正1 ;追記)

20223111920分にNHK首都圏からは、年2回の避難訓練ではシャッターが下りることなどを周知していなかった、5年前に埼玉県で起きた倉庫火災では作業リーダーがメンバーを集め避難口まで誘導していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・・・

会社によりますと、防火シャッターは煙を感知すると自動で下りて、従業員はシャッターの脇にある非常用の扉を通って屋外に出る構造になっていました。

しかし、毎年2回程度行われる避難訓練では、防火シャッターが下りることや非常用の扉があることは周知されていなかったということです。

火災のメカニズムに詳しい東京理科大学の関澤愛教授は、工場で火災が起きた際の避難について「工場は窓が少なく、電気がついているときは見通しがきくが、停電で真っ暗になると、煙が濃くなくても、どちらに逃げていいのか方向が分からなくなる。ベルトコンベアなど製造機械が避難の妨げになる場合もある」と指摘しました。

その上で、工場に誘導灯の設置義務がなくても、火災報知機と連動してストロボライトが点滅し音声で出口を知らせる機能がついた誘導灯の設置を検討してほしいと話しました。

また今回、4人の女性従業員が防火シャッターの前で倒れていたことについては、「シャッターを迂回して避難する非常口は必ず付いているが、多くの人はふだんから意識はしないので、シャッターを実際に閉めたうえで非常口から出る訓練を行ってほしい」と述べました。

そして参考となる避難の例として、5年前(2017年)に埼玉県で起きた物流倉庫での火災をあげ、「集団で作業をしていたグループのリーダーがメンバーを1か所に集め、まとまって安全な避難出口まで避難した。集合地点を作っておいて、そこにみんなで集まって全員を確認してから逃げるという手順を習慣化しておくことが望ましい」と話しました。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220311/1000077742.html

 

(ブログ者コメント)

2017年に埼玉県で起きた物流倉庫火災といえば、本ブログでも紹介したアスクルの倉庫火災だと思われるが、当時、上記のような情報は、調べた範囲では見つかっていなかった。



(2022年4月23日 修正2 ;追記)

20224212220分に産経新聞からは、会社は改善策を発表し、1ケ月後ぐらいから生産を再開するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「三幸製菓」は21日、2月に6人が死亡した同県村上市での工場火災を受け、夜間勤務を含む全従業員の避難訓練実施などの改善策を発表した。

5月中旬以降に順次工場の生産を再開し、6月ごろから出荷と販売を行う予定だとした。

三幸製菓によると、他の改善策として

①乾燥機の位置変更など工場レイアウトの変更
②電気配線とガス配管の点検と是正工事
③避難口誘導灯や非常灯など設備増強

などに取り組むとした。

火災を風化させないため、全焼した建物の跡地には慰霊碑を建立するという。

https://www.sankei.com/article/20220421-HLXOWCN3YNLDPIM5LYYHZJROWE/ 

 

422836分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、該社は火災について記者会見を開いていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

三幸製菓は、生産を停止している各工場を5月中旬以降、順次再開させると21日にホームページ上で発表しました。

火災の後、三幸製菓は外部の専門家を交えた調査委員会を設置し、事故原因の究明と安全対策の検討を行っていました。

現在、全ての従業員への避難訓練の実施や、避難経路の見直しなど改善策を推し進めているということです。

三幸製菓は、こうした改善状況を工場ごとに評価して生産の再開を判断し、6月頃からの出荷・販売再開を予定しているとしています。

三幸製菓は火災について、記者会見は開いていません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/17d3398b7b47fe3a3cec727845582f9b285a5638

 

(ブログ者コメント)

これだけの災害なのに記者会見を開いていないということに驚いた。

売上高500600億円、従業員数1000人程度の、結構大きい会社なのに・・・。

 

 (2022年5月12日 修正3;追記)

20225111338分にNHK新潟からは、今月中旬から工場ごとに生産を再開する方針だったが、消防からの指導?により、その方針を撤回したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

火災のあと、会社は生産を停止していますが、今月中旬以降、工場ごとに順次、再開する方針を示し、遺族からは疑問の声も上がっています。

こうしたなか三幸製菓は、荒川工場の一部の建物について安全確認が取れたとして今月中旬に再開する方針でしたが、地元の村上市消防本部からの助言を受け見送ったことが分かりました。

会社によりますと、村上市消防本部との話し合いのなかで「火災が起きた工場であり、安全を確認した建物から順次再開するのではなく、工場全体の対策が完了してから再開すべきではないか」という助言を受け、受け入れたということです。

取材に対し三幸製菓は、荒川工場だけでなく、ほかの工場についてもすべての建物の安全確認がとれるまで再開を見合わせると明らかにしたうえで、「安全安心を最優先に考えた」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220511/1030021044.html 

 

5111848分にYAHOOニュース(テレビ新潟)からは、工場再開の話しは遺族に伝えられないままホームページで発表されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「うちの家族もそうですけど、他の家族も思っているんですけど、世間に対しての謝罪と説明責任が足りていないような気がします。ずるいというか悔しいですよね」

こう話すのは火災で亡くなった従業員の遺族の男性です。

三幸製菓は謝罪や当時の状況説明などに、これまで5回ほど訪れたということです。

しかし4月21日、会社側から知らされていないことが突然ホームページで発表されました。

<三幸製菓のホームページより>
“5月中旬以降、順次工場毎に生産を再開し、6月頃より出荷・販売再開を予定しております”

<遺族の男性>
「私もそれをニュースで知った。工場再開するには遺族に伝えてからという話だったので」

工場の再開について、事前に遺族への説明はなかったということです。

その後、三幸製菓は遺族向けの合同説明会を初めて実施しました。

・・・

<遺族>:
「再開について、遺族は誰一人いいですよと言っていない」

遺族側が再開に納得がいかないのは、対策がまだ終わっていないこと。
そして過去のボヤへの対応があります。

消防によりますと、荒川工場では2019年までに部分焼や、ぼやが8件発生しています。

こうした火災がありながら、消防訓練の徹底や誘導灯の改善などがおろそかになり、今回、大規模な工場火災が起きてしまいました。

<遺族の男性>
「何回も小さな火災とか起こしているのに、なぜ今そういう対策をとっているのか。この時代に“犠牲を払って進んでいく会社”なんてありえないと思います」

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd42c5404fae9fd57e2fa96537e76c11663de6f1 

 

(2022年6月4日 修正4 ;追記)

20225311848分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、初めて記者会見が開かれた、対策として避難経路に蛍光テープを貼ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6人が死亡した火災から約3か月半。

ようやく会社側が記者会見を開き、遺族に謝罪するとともに、火災の原因・再発防止策などについて説明しました。

遺族などは、これまで記者会見の要望をしてきましたが、三幸製菓は火災後、この日に至るまで公の場で説明責任を果たしてきませんでした。

・・・

三幸製菓は再発防止策として、停電時にも避難ができるよう、経路を分かりやすくするための蛍光テープを工場内に張ったほか、実際に停電時を想定した訓練を行ったということです。



https://news.yahoo.co.jp/articles/8c9f1458a20f4f182d81ad6f9666afded525dea8

 

622217分に毎日新聞からは、事故時の詳細な状況説明や、組織風土など極めて重要な経営課題が浮かび上がっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

同社の佐藤代表取締役最高経営責任者(CEO)が531日、新潟市内の本社で記者会見した。

同社が設置した「火災事故調査委員会」の1次報告書に基づく説明と、会見での主なやりとりは次の通り。

【照明消失や消火用水の不足で救助遅れか】

<火災の状況>

荒川工場F棟内には火災発生当時計26人がおり、目撃者の証言では211日午後1140分前、3号焼き窯の上部に設置された仕上げ乾燥機の上方に炎が広がっていた。

初期消火は間に合わず、火災報知機が作動。

41分ごろ、「焼・味付室」と「包装室」の開口部から黒煙と火を包装工程管理者が確認。

火災の報告を受け、同工程にいた16人が避難を開始した。

断熱のために天井に使われていた難燃性の発泡ウレタンに着火し、天井に沿って水平方向へ延焼。

43分ごろには急速に黒煙が充満し、視界を失う中、製餅、切断、乾燥の各工程で勤務していた6人も避難を開始。

45分ごろ、高圧ケーブルが断線され、工場全域に停電が発生した。

通報を受けた消防が12日午前0時ごろ現場に到着、同04分ごろには消火活動が開始され、同1110分に鎮火した。

・・・

<社内対応>

・・・

<労務管理など>

・・・

<安全管理、コンプライアンス>

労務管理面を含め、コンプライアンス上の問題が確認され、極めて重要な経営課題とする。

課題を洗い出すため従業員へのヒアリングを実施。

「組織風土の問題」「体制の不備」「人材育成の不足」を認識し、抜本的な改革が必要となった。

組織風土は、「上司に相談しにくい環境」「自分で考えて解決せよという風土」があり、従業員から上司に相談できる環境が構築できておらず、問題を発見しても相談や報告をせず、問題を抱え続けてしまう状況があった。

体制については、コンプライアンスを所管する専門部署が存在せず機能が欠如していた。

人材育成は、消防関連法規の知識や経験に対する適性自体が不足していた。

<経営責任>

・・・

<工場の再稼働>

・・・

「遺族への直接謝罪と説明を優先」

Q.火災から3カ月以上たったが、これまで記者会見を一切開かなかった理由は。

A.何よりも、ご迷惑をお掛けしたご遺族に直接対面しての謝罪と説明を優先してきた。
また、メディアなど関係者については、正確な情報を説明すべきだと考えていた。
当社独自で調査してきた結果、今回、調査委員会から1次報告を受領し、一定の説明ができる段階と判断したので会見を開いた。

・・・

(以降、1問1答形式の記事が続いている)

https://mainichi.jp/articles/20220602/k00/00m/040/329000c 

 

(2022年8月7日 修正5 ;追記)

2022861723分に産経新聞からは、誘導灯の数を1.6倍に増やしたり焼き釜の上にあった乾燥機を床に移して釜の熱が伝わらないようにするなどの対策を実施したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

「三幸製菓」は6日までに、6人が死亡した2月の荒川工場(新潟県村上市)の火災から半年を迎えるのを前に、再発防止策の進捗状況を報道各社に明らかにした。

暗い中でも避難できるよう経路を色分けし、焼き窯と乾燥機の配置を見直したとしている。

同社によると、県内3カ所の工場で対策を実施。

荒川工場の火災では停電が発生し、視界が悪い中で非常口を見つけられなかった可能性があるとして、誘導灯の数を1・6倍に増やした。

従業員に手持ちライトを配布し、夜間を想定した避難訓練を実施した。

火元とみられる焼き窯付近もレイアウトを変更。

これまで焼き窯上部に設置していた乾燥機を床に移し、焼き窯の熱が伝わらない配置とした。

https://www.sankei.com/article/20220806-Q3BSOCJVUZPTNLCKBGLAFXHHT4/ 

 

862227分に毎日新聞からは、色分けした避難通路の写真がネット配信されていた。(文章は転載省略)

https://mainichi.jp/articles/20220806/k00/00m/040/284000c  

 

 

 

 

 

 

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20223131526分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

滋賀県野洲市は12日、市立中主幼稚園の送迎バスが登園中の園児1人を降ろさず、車庫に戻ってから気付くミスがあったと発表した。

発表によると、11日午前8時50分頃、園児26人を乗せたバスが園に到着。

添乗員2人が前から3列目で眠る4歳園児に気付かず、車庫へ戻ってしまったという。

運転手が車内点検中に園児を発見、午前9時5分に園に送り届けた。

園児の健康状態に問題はなかった。

市のマニュアルでは、送迎時に複数の添乗員が名簿と目視で車内を確認することになっている。

しかしこの日は、送迎のお礼に園児から添乗員へプレゼントを渡す恒例行事に当たり、確認がおろそかになっていたという。

園児の送迎を巡っては昨年7月、福岡県で、保育園の送迎バスに取り残された男児が熱中症で死亡する事故があった。

市こども課は、「園児を危険にさらしたことを重く受け止め、再発防止を図る」と陳謝。
改めて関係者にマニュアルを周知し、確認を徹底するよう求めた。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220313-OYT1T50024/

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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