本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月16日17時55分に連合ニュースから、また同日1時48分に朝日新聞から写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
韓国の仁川沖で15日午前に発生したタンカー(4191トン)の爆発事故は「人災」だった可能性がある。
海洋警察によると、同船は仁川にガソリン6500トンを降ろし、中西部の大山港に戻る途中だった。
仁川を出発してから約1時間30分後、原因不明の爆発が起き、乗組員5人が死亡、6人が行方不明となった。
海洋警察は16日午前、遺族と行方不明者の家族に対し、事故は貯蔵タンクに残っていた油蒸気が爆発した可能性が高いと説明した。
業界関係者らは船社側が大山港の入港時間に間に合わせるため、油蒸気を抜く作業とタンク内に残っていたガソリンを取り除く作業を急ぎ、事故が起きたとの見方を示している。
関係者によると、タンク内の油類を取り除く作業だけでも4~6時間がかかるという。
出港1時間30分後に爆発したのは、油蒸気が抜かれていない状態で除去作業が行われた可能性を裏付ける。
船員らはタンク内で静電気が発生することを防ぐため、静電気防止服を着用し、綿のタオルを使っているが、完全には防止できないという。
2001年1月、韓国南部の巨済沖で3人が死亡し、6人が行方不明となったタンカー爆発事故もタンク内で静電気が引火し、爆発したのが原因だった。
今後、船社側の安全管理が問われることになりそうだ。
出典URL
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/01/16/0200000000AJP20120116003200882.HTML
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201201150452.html
また、1月15日20時5分に読売新聞から、C重油なども積んでいた等の情報が下記趣旨でネット配信されていた。
聯合ニュースによると、爆発は、仁川でガソリン6500トンを降ろし、出航後、タンク内に残ったガソリンの除去作業中に起きた。
船長らは、気化したガソリンに引火した可能性を指摘している。
船尾部分には、C重油と軽油計120トンを積載していたが、タンクは損傷せず油の流出は起きていないという。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120115-OYT1T00519.htm?from=rss&ref=ymed
(ブログ者コメント)
□本ブログでは国外の事故は対象外だが、日本でも大きく報道された事故につき、番外編として掲載する。
□現時点での情報をまとめると、「重油あるいは軽油の蒸気が抜かれていない状態で、残留していたガソリンを取り除く作業を行ったため、気化したガソリンに引火した」といった感じだ。
しかし、これでは意味不明。
□思うに、ガソリン蒸気が軽油に吸収された結果、ガソリンタンクが減圧状態になり、そこに空気が流入して爆発雰囲気を形成し・・・という感じの事故だったのではないだろうか?
韓国の仁川沖で15日午前に発生したタンカー(4191トン)の爆発事故は「人災」だった可能性がある。
海洋警察によると、同船は仁川にガソリン6500トンを降ろし、中西部の大山港に戻る途中だった。
仁川を出発してから約1時間30分後、原因不明の爆発が起き、乗組員5人が死亡、6人が行方不明となった。
海洋警察は16日午前、遺族と行方不明者の家族に対し、事故は貯蔵タンクに残っていた油蒸気が爆発した可能性が高いと説明した。
業界関係者らは船社側が大山港の入港時間に間に合わせるため、油蒸気を抜く作業とタンク内に残っていたガソリンを取り除く作業を急ぎ、事故が起きたとの見方を示している。
関係者によると、タンク内の油類を取り除く作業だけでも4~6時間がかかるという。
出港1時間30分後に爆発したのは、油蒸気が抜かれていない状態で除去作業が行われた可能性を裏付ける。
船員らはタンク内で静電気が発生することを防ぐため、静電気防止服を着用し、綿のタオルを使っているが、完全には防止できないという。
2001年1月、韓国南部の巨済沖で3人が死亡し、6人が行方不明となったタンカー爆発事故もタンク内で静電気が引火し、爆発したのが原因だった。
今後、船社側の安全管理が問われることになりそうだ。
出典URL
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/01/16/0200000000AJP20120116003200882.HTML
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201201150452.html
また、1月15日20時5分に読売新聞から、C重油なども積んでいた等の情報が下記趣旨でネット配信されていた。
聯合ニュースによると、爆発は、仁川でガソリン6500トンを降ろし、出航後、タンク内に残ったガソリンの除去作業中に起きた。
船長らは、気化したガソリンに引火した可能性を指摘している。
船尾部分には、C重油と軽油計120トンを積載していたが、タンクは損傷せず油の流出は起きていないという。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120115-OYT1T00519.htm?from=rss&ref=ymed
(ブログ者コメント)
□本ブログでは国外の事故は対象外だが、日本でも大きく報道された事故につき、番外編として掲載する。
□現時点での情報をまとめると、「重油あるいは軽油の蒸気が抜かれていない状態で、残留していたガソリンを取り除く作業を行ったため、気化したガソリンに引火した」といった感じだ。
しかし、これでは意味不明。
□思うに、ガソリン蒸気が軽油に吸収された結果、ガソリンタンクが減圧状態になり、そこに空気が流入して爆発雰囲気を形成し・・・という感じの事故だったのではないだろうか?
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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