2014年5月7日12時29分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月8日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前6時50分ごろ、仙台市青葉区芋沢の生コンクリートの製造会社で「ダンプカーの下に人が挟まれた」と、従業員から消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、ダンプカーの下にコンクリートの材料の砂を運んできた運送会社の従業員の男性(55)が下敷きになっていて、男性は病院に運ばれたが、頭などを強く打っていて、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、当時、ダンプカーに積まれた砂を生コンクリート車に移す作業をしていたが、誰も乗っていないダンプカーが突然動きだし、男性が止めるため運転席に乗り込もうとしたが、下敷きになったとみられるという。
現場はゆるい傾斜で、警察は、サイドブレーキがかかっていなかった可能性があるとみて調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20140507/4253791.html
2014年3月5日19時9分に中国放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、3月5日付でTSSスーパーニュースFNNからも、同主旨の記事がネット配信されていた。
きょう午後、呉市でミキサー車が倒れる事故があり、男性が死亡した。
警察は、男性が下敷きになったとみて調べている。
事故がおきたのは、呉市仁方大歳町の農道。
消防によると、午後2時過ぎ、「2トンのミキサー車が転落し、下敷きになっている人がいる」という通報があった。
この事故で、Ⅾ建設の社長の男性が救急車で病院に運ばれたが、死亡した。
警察によると、男性は農道補修工事のため、もう一人の男性とミキサー車を坂道にとめ、車から降りて、後方のポンプ車に生コンクリートを流し込む作業をしていた。
警察は、このとき突然、ミキサー車が下に向けて動きだし、男性が運転席にまわって止めようとした際に車輪が溝にはまって、ミキサー車が道路から約1m下の畑に運転席側を下にして横転し、下敷きになったとみて調べている。
もう一人の男性にけがはなかった。
出典URL
http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/NN1403050090.html
2014年2月24日21時5分にNHK佐賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後5時前、伊万里市黒川町塩屋にある鉄鋼工場「I鉄鋼センター」の屋外に設けられたクレーンを動かすレールの上で塗装作業をしていた作業員の男性(43歳)がクレーンに体を挟まれた。
近くにいた人が見つけ、男性は病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性はクレーンの車輪を覆うサドル部分に体を挟まれていたということで、警察では、当時、工場で働いていた人などから話を聞いて、事故当時の状況や原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/saga/5085499821.html?t=1393284018343
また2014年2月25日付で佐賀新聞からも、同主旨の記事がネット配信されていた。
24日午後4時50分ごろ、伊万里市黒川町の「I鉄鋼センター]内の工場で、現場作業員の男性(43)がガントリークレーンの車輪を覆う部分に挟まれ、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は、船の部材を運搬していたクレーンの走行レール上で、クレーンの塗装作業中だった。
出典URL
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2638875.article.html
2014年2月20日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時20分ごろ、七尾市屋敷町の工事現場で、無職女性(90)が作業用の3トントラックに轢かれる事故があった。
女性は搬送先の病院で、約1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、現場では能越自動車道の橋脚工事をしていた。
男性作業員(55)が資材を降ろすためにトラックを後退させた際、後ろにいた女性が左側後輪に巻き込まれたという。
警察は、施工業者を明らかにしていない。
現場はコーンで区切られており、関係者以外立ち入り禁止だった。
事故当時、警備員はいなかったという。
2014年2月19日付で石川テレビからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3トントラックが方向転換のために敷地内で後退したところ、車の左後方にいた女性を轢いた。
警察によると、女性が歩いていた道路は、工事車両が通行するために設けられた仮設道路だった。
付近からは柵を越えなければ立ち入ることが出来ないものの、目立つ場所に立ち入り禁止などの看板はなかったという。
警察などは、現場の安全性が確保されていたかどうか、業務上過失致死の疑いも視野に業者から話しを聞き、詳しく調べている。
事故を受け、発注元の金沢河川国道事務所は、「詳細を確認しているところで何も答えられない」とコメントしている。
出典URL
http://www.ishikawa-tv.com/sp/news/
2014年2月11日12時6分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日夜遅く、当別町にある会社の倉庫で、66歳の経営者の男性がブルドーザーと倉庫のシャッターの間に挟まれているのが見つかり、病院に運ばれたが死亡が確認された。
警察が詳しい状況について調べている。
死亡したのは、当別町樺戸町の自営業の男性(66)。
警察によると、10日午後11時すぎ、当別町樺戸町にある男性が経営する会社の倉庫の中で、ブルドーザーとシャッターとの間に男性が挟まれていると家族から警察に通報があった。
警察から連絡を受けた消防が駆けつけたところ、男性はすでに意識がなく病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
警察の調べによると、男性はブルドーザーの前に立つような形で下半身をシャッターとの間に挟まれていたという。
また、ブルドーザーのエンジンキーはついていたが、発見当時、エンジンは止まった状態だったということで、警察はさらに詳しい状況について調べを進めている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140211/5168521.html
2014年1月28日19時27分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時半ごろ、陸前高田市竹駒町の三陸沿岸道路の「高田道路」の工事現場で、アスファルトを運搬する作業をしていた運転手の男性(58)がダンプカーに轢かれた。
男性は病院に搬送されたが、全身を強く打っていたため、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、坂道の途中に停車していた無人のダンプカーが突然、動いて坂を下りはじめ、およそ250m先に停車していた男性のダンプカーと衝突したという。
男性は、衝突の直前に運転席から車の外に出たが、無人のダンプカーは衝突したあとも、その反動で動き続け、車のそばにいた男性を轢いたという。
「高田道路」は陸前高田市と大船渡市を結ぶ自動車専用道路で、現場は陸前高田市役所に近い、陸前高田インターチェンジの工事現場。
警察では、現場検証を行うとともに工事関係者から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6044830641.html?t=1390943132762
また、2014年1月29日付で岩手日報からは、下記趣旨の補足的記事が写真付きでネット配信されていた。
警察などによると、運転手がエンジンをかけたまま離れたところダンプが動きだし、のり面などにぶつかりながら約250m走行した。
現場は、「復興道路」として整備中の三陸沿岸道路の高田インター(3月開通予定)と、国道340号の合流地点付近。2人は、舗装用資材を搬入する作業中だった。
出典URL
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140129_2
(ブログ者コメント)
○写真を見た限り、現場の道路の勾配は、そう急ではなさそうだ。
○写真には、停車中のダンプの右側に、下ってきたダンプが向かい合う形で接するように写っている。
この写真から推定するに、衝突の直前に運転席から逃げたが、そこにダンプが・・・ということだったのかもしれない。
2014年1月4日18時1分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前6時半ごろ、下野市文教1丁目にあるK自動車石橋営業所の敷地内で、バスの準備をしていた運転手の男性(64)が車庫に停車していたバスが無人で動きだしたことに気づき、とっさに手で止めようとして、そのまま別のバスとの間に挟まれた。
男性は右腕や足の骨などを折る大けがをしたが、命に別状はないという。
警察によると、車庫に止めてあったバスは、出発前に車内を暖めるためエンジンをかけて暖機運転をしていたが、サイドブレーキはかかっていなかったという。
バスの止まっていた車庫は営業所内の傾斜の上の方にあり、警察は、サイドブレーキをかけていなかったバスがそのまま動きだしたと見て、男性から話を聞くなどして当時の状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1094258231.html?t=1388875730927
1月4日17時42分に下野新聞からは、若干異なる表現の下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性は路線バスを暖機運転中、一旦降車したが、直後に運転するバスが自然発進したことに気付き、発進したバスの前方で押さえようとしたが、同じく暖機運転中の路線バスとの間に挟まれたという。
出典URL
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20140104/1464965
2013年12月2日19時29分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前11時ごろ、七尾市大田町の木材販売加工会社「N外材」で、木材を運ぶ作業をしていた会社役員の男性(66歳)が倒れているのを従業員が見つけた。
男性は病院で手当てを受けたが、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、男性は1人でショベルカーを運転して木材を運んでいたという。
警察によると、現場の状況から、ショベルカーのブレーキが利いていなかった可能性があるという。
このため警察では、男性が別の作業をしていた際に無人のショベルカーが坂道を下り始め、それを止めるため乗り込もうとした際に転倒して車輪に踏まれたのではないかと見て、従業員からさらに詳しく当時の状況を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023514391.html?t=1386017082797
2013年10月5日14時36分に読売新聞から、10月5日付で朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前9時40分頃、大分県日田市羽田の梨園で、近くの農業の男性(65)が収穫作業中に運搬車と梨の木の間に挟まれ、腰などを強く打ち、出血性ショックでまもなく死亡した。
警察によると、男性は、そばの斜面に止めてあった梨の運搬車が動き出したため、回り込んで止めようとして、車と木との間に挟まれたらしい。
この日、男性は長男(38)と朝から作業をしていた。
長男は、「エンジンを切っていたと思う」と話している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131005-OYT1T00526.htm
(ブログ者コメント)
ブログ者の住んでいる地域は梨の名産地で、収穫時期にはよく梨の運搬車を見かける。
図体は、あまりデカくない。
ということで、自力で止められると思っての行動だったのだろうか?
このような事故は、農業以外の産業現場でも、たまに起きている。
小さくても車は車。坂道を動き出したりしたら、止めようとは思わないことだ。
2013年7月11日20時38分にNHK盛岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時ごろ、一関市狐禅寺の建設資材の製造販売業、I社草ヶ沢工場の敷地内で、作業員の男性(49歳)が整地作業中のショベルカーに轢かれた。
男性はショベルカーの下敷きになり、警察で死亡が確認された。
警察によると、ショベルカーは雨水がたまった敷地内の水はけを良くするため、でこぼこになった砂利をならす作業をしていたが、ショベルカーの後ろにいた男性に気づかず、後退中に轢いてしまったという。
現場には、ショベルカーを運転していた男性と轢かれた男性の2人しかいなかったという。
警察は、ショベルカーを運転していた男性から詳しく状況を聞くとともに、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045971911.html?t=1373575808244
(2013年7月26日 修正1 ;追記)
2013年7月12日付の岩手日報紙面に、補完的な記事が、下記趣旨で掲載されていた。
現場では当時、重機担当の同僚男性(60)が車輪付きのショベルカーを動かし、水たまりをふさぐための整地作業をしていたという。
死亡した男性は、同工場のプラント担当。
重機担当とプラント担当は普段、別々に業務に当たっており、事故現場は、男性が通常立ち入る場所ではなかったという。
(2013年11月28日 修正2 ;追記)
2013年11月20日20時1分にNHK盛岡から、工場長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
安全管理を怠っていたとして、一関労基署が会社と工場長を労安法違反の疑いで、書類送検した。
書類送検されたのは、一関市の建設資材製造販売会社の「I社」と、草ヶ沢工場の64歳の男性工場長。
建設作業でショベルカーなど車両を使う場合、接触する可能性がある場所にバリケードを設置するなどして労働者を立ち入らせないようにするか、車両を誘導する係の配置が義務づけられているが、現場ではいずれも行われていなかった。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/morioka/6043200991.html?t=1384986749396
2013年7月11日12時43分にmsn産経ニュース神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後8時45分ごろ、川崎市川崎区小島町の鉄鋼メーカー「N冶金工業」の作業場で、会社員の男性(51)がホイールローダーに轢かれた。
男性は、搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。
警察によると、男性は金属くずの集積作業中だった。
ホイールローダーを運転していた男性会社員(30)は「気付かなかった」と話しており、警察は業務上過失致死容疑で調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130711/kng13071112440001-n1.htm
2013年7月11日付で神奈川新聞からは、歩行中に轢かれたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
N冶金工業敷地内で、会社員男性(51)が、走行中の大型重機に轢かれた。
男性は搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。
警察によると、男性会社員(30)が運転する大型重機が工場内に入ろうとした際、入り口付近を歩いていた男性を轢いたという。重機でスラグを運搬中だった。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1307110037/
28日午前11時すぎ、北斗市稲里の北海道新幹線の建設現場で、建設会社社員の男性(66)がバックしてきたダンプカーに轢かれた。
男性は病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。
現場では、新幹線の線路の土台の工事が行われていて、警察によると、男性は現場責任者を務めていたという。
ダンプカーを運転していた55歳の男性は、警察の調べに対し「当時は誘導する人はおらず、何かにぶつかって止まってみたら人が倒れていた」と話しているという。
男性の近くには、砂利を固める小型の機械がエンジンをつけたままの状態で倒れていたということで、警察で当時の状況などを詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130628/4aa189552a8759e937fbf1982b426af4.html2013年5月21日20時35分にNHK福島から、また5月22日付で福島民友ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午前11時すぎ、楢葉町下小塙で、道路の除染作業にあたっていた作業員の男性(30)が、坂道で動きだした無人の中型トラックに轢かれた。
男性は、すぐに広野町の病院に搬送されたが、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、男性は2次下請け企業の社員で、21日朝から同僚2人と通学路の表面を削り取る除染作業をしていた。
トラックを運転していた同僚(35)が、荷台に積んでいた除染の機器を確認しようと坂道でトラックを止めて降りたところ、誰も乗っていない状態のトラックが坂道を下り、研削作業をしていた男性が轢かれた。
男性は福岡県から楢葉町に来て、除染作業にあたっていたという。
トラックを停車させた同僚は「サイドブレーキをかけて、車止めも設置した」と話しているということで、警察が現場の状況を確認し、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054729051.html?t=1369168294000
http://www.minyu-net.com/news/news/0522/news4.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像を見たところ、坂道の上のほうに車止めかどうかは不明だが、それらしき黒い物体が1ケ、ポツンとあった。
(2013年10月5日 修正1 ;追記)
2013年10月4日23時39分に読売新聞から、関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島県楢葉町下小塙での国直轄の除染作業で今年2件の労災死亡事故があり、富岡労基署は4日、安全管理に必要な措置をとらなかったとして、準大手ゼネコン「前田建設工業」(東京都千代田区)など3法人と、52~59歳の現場責任者ら3人を、労安法違反容疑で書類送検した。
福島労働局によると、除染作業の労災死亡事故で、法人・個人が書類送検されるのは初。
発表によると、3月22日に男性作業員(51)が汚染土の仮置き場内でトラックを誘導中、パワーショベルにひかれ、5月21日には男性作業員(30)が、坂道で動き出したクレーン付きトラックにはねられた。
同社などは、パワーショベルの作業員に制限速度を伝えたり、現場に合った作業計画を定めたりなど、安全管理に必要な措置をとらなかった疑いが持たれている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131004-OYT1T01106.htm
(ブログ者コメント)
別報道とも合せ考えると、書類送検理由の「パワーショベル・・・作業計画を定めたり」は3月の事例に関するもののように感じた。
(2013年10月31日 修正2 ;追記)
2013年10月23日19時11分にNHK福島から、死亡事故が起きた除染工事の元請け3社が指名停止になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
楢葉町の除染現場で、ことし、2件の死亡事故が起きたことを受け、環境省は、工事を請け負った大手建設会社など3社を、23日から3か月間の指名停止にした。
指名停止になったのは、楢葉町の除染を請け負う共同企業体のメンバーで、いずれも東京に本社がある「前田建設工業」と、「鴻池組」、それに「大日本土木」の3社。
楢葉町の除染現場では、ことし3月に作業員がショベルカーにひかれて死亡したほか、5月にも、坂道で動いた無人のトラックにひかれて、作業員が死亡する事故が起きた。
環境省によると、これらの現場では、いずれも作業計画が作られていないなど、決められた安全対策がとられていなかったという。
このため環境省は、この3社に対し、23日から3か月間指名停止にし、環境省が発注するすべての事業について、新たな入札に参加できなくなった。
ことし12月まで行われる予定の楢葉町の除染作業は、引き続き3社が事業を続けるという。
元請けとなる大手建設会社が3社同時に指名停止になったことの影響について、環境省は「他の自治体の除染作業の進ちょくに、大きな影響が出るとは考えていない」としている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055490871.html?t=1382561190143
また、10月23日付で環境省東北地方環境事務所からプレスリリースされた指名停止を知らせる資料中、事故時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
5 月21 日、下小塙工区の坂道の道路除染を行っていた作業員が、坂道発進補助装置(ESスタート)で制動を保っていた4t ユニック車の後退に伴い、除染作業器具とともに約15m引きずられ、死亡した。
出典URL
http://tohoku.env.go.jp/fukushima/pre_2013/data/1024aa.pdf
(ブログ者コメント)
これらの情報は、3月に起きた事故の紹介記事にも追記済。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3340/
16日午後7時10分ごろ、兵庫県尼崎市のスーパー「イオン尼崎店」の2階から1階に下る「動く歩道」で、男性従業員(53)が商品を搬送していた台車が突然動き出し、前にいた生後2カ月の男児を含む客4人にぶつかった。4人は病院に運ばれたが、いずれも軽傷のもよう。
警察によると、男性従業員が別の客が購入した1ℓのしょうゆ15本入りケース14箱(約210kg)を載せた台車を運んでいたところ、重みで台車から手が離れてしまったという。
出典URL
8日午前10時すぎ、名古屋市瑞穂区岳見町の市道で、電線の工事中に作業用のトラックが突然、動きだし、近くで作業をしていた会社員の男性(54)が車の固定装置と道路脇の溝との間に挟まれた。
この事故で男性は胸などを強く圧迫され、まもなく死亡した。
警察によると現場は住宅街の坂道で、当時、男性は同僚と工事を始めようとしたところ、トラックのゴンドラがうまく作動しなかったため、車の外で装置の点検をしていたという。
トラックには、車体と地面を固定する装置のほかにタイヤに車止めも置かれていたが、エンジンをかけたままギアをニュートラルに入れていたという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20130508/4423892.html
一方、5月9日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性が作業車を道路に固定するジャッキを動かしていたところ、車が輪留めを乗り越え、下り坂を後退した。この弾みで男性は側溝に落ちた。
作業は2人でやっていて、もう1人はゴンドラに乗っていたという。
きょう午前、建替え工事が進む宇陀市立病院で、作業をしていた建設作業員の男性(61)がショベルカーにひかれて死亡した。
警察によると、男性は、きょう午前9時30分ごろ、宇陀市立病院の解体工事現場で鉄筋をコンテナへ入れる作業をしていたところ、後退してきた20トンのショベルカーに右足を轢かれた。
男性は病院に運ばれたが、約3時間後に死亡した。
病院は現在、建替え工事中で、約30人で解体作業をしていたという。
警察は、ショベルカーを運転していた男性から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www.naratv.co.jp/news/news_r.php
2012年12月22日19時13分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時ごろ、札幌市北区拓北の工事現場で作業員の男性(17)が同じ現場の作業員が運転するダンプカーに轢かれた。
男性は病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
警察によると、男性は歩道をアスファルトで舗装する作業をしていて、バックしてきたダンプカーに轢かれたという。
当時、札幌市では断続的に雪が降っていて、警察は雪によって視界が悪くなっていなかったかなどダンプカーを運転していた作業員から話を聞くとともに、安全管理に問題がなかったなど事故の状況や原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20121222/03e0e868af70363fae90e0217bdfede2.html
(2014年1月21日 修正1 ;追記)
2014年1月21日6時18分にNHK北海道NEWS WEBから、作業員の安全確保対策を取っていなかったとして関係者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌中央労基署は、作業員の安全を確保するための対策を取っていなかったとして、労安法違反の疑いで、建設会社と現場の責任者を書類送検した。
この事故は、おととし12月、札幌市北区の道路工事現場で、路面を覆っていたシートをはがす作業をしていた当時17歳の作業員の男性が、バックしてきたダンプカーにひかれて死亡したもの。
同署によると、工事現場でダンプカーが走行する経路のなかで作業を行う場合に必要な、車両を誘導する作業員を配置していなかったという。
このため、同署は、工事を行っていた建設会社と31歳の現場責任者の男を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署の調べに対し、建設会社は「この年は特に雪が多く、工期に遅れが出ていたため、焦りもあり、安全管理を怠ってしまった」と話しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140121/4626441.html
ことし7月、登米市の震災で被災した道路の復旧工事現場で、現場監督をしていた男性が工事作業車にひかれて死亡した事故で、警察は安全確認を怠った業務上過失致死の疑いがあるとして、作業車を運転していた男を書類送検した。
この事故は、ことし7月6日、登米市迫町の震災で被災した道路の復旧工事現場で、現場監督をしていた男性(41)が、グレーダーと呼ばれるアスファルトを削り取るための工事作業車に後ろから轢かれ、死亡したもの。
警察は、作業車を運転していた59歳の作業員の男が周りの安全確認を怠ったまま作業車を前進させ、男性を死亡させたとして業務上過失致死の疑いで、6日、男を書類送検した。
男はこれまでの調べに対し、「当時、進行方向の片側に気をとられていて反対側にいた男性に気づかなかった」などと話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6003999091.html?t=1354830332718
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。