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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016491229分に読売新聞から、現場写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

481822分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

8日午前11時10分頃、茨城県土浦市中貫の市立都和中学校(生徒数394人)で、レンガを積んだ花壇の土留め(長さ約12m、高さ約80cm)が倒れ、2年生4人が足を骨折するなどの重軽傷を負った。

 

警察の発表と同校によると、4人はいずれも13歳。

女子生徒1人が右足骨折、男子生徒1人が右足に10針縫う裂傷、女子生徒2人が足に擦り傷を負った。

 

土留めは、校門脇のコンクリート壁から約1mの間隔で平行に設置されている。

レンガ(縦10cm、横21cm、厚さ6cm)をコンクリートで接着して組まれ、コンクリート壁と土留めの間には土が入れられ、花壇となっている。

 

中学校が竣工した昭和59年3月に作られ、3年に1度点検している。

直近では、昨年8月に点検したという。

 

事故当時、花壇ではクラスの集合写真を撮影していた。

生徒31人と教員4人が3列に分かれ、最後列の10人が花壇の上に乗り、中列の11人が土留めの手前に並んでいた。

けがをした4人は中列におり、倒れてきた土留めがぶつかったという。

 

警察は、花壇に乗った人の重みで土留めが倒れた可能性もあるとみて、原因を調べている。

 

現場の向かいには同じ構造の土留めを使った花壇があり、市教育委員会は、近く撤去することにしている。

 

出典

クラス写真撮影中、花壇の土留め倒れ4人重軽傷

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160409-OYT1T50078.html

『花壇崩れ中学生4人重軽傷 集合写真撮影中 茨城・土浦』

http://www.sankei.com/affairs/news/160408/afr1604080029-n1.html 

 

 

 

 

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20163231212に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

324日付で朝日新聞からも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

熊本大は、23日、遺伝子組み換えウイルスを含んだ可能性のある廃液を、適正に処理せずに捨てたと発表した。

ウイルスは病原性や増殖性が欠如し、周辺環境への影響はないとしている。

 

熊大によると、熊本市の大学院生命科学研究部の研究室で2月26日、実験中にウイルスを遠心分離した後の上澄み液約50mℓを誤って流しに廃棄した。

法律上、廃棄前にウイルスを不活性化する薬剤を添加処理するよう定められているが、実施しなかった。

 

研究部長の西村教授は、「研究者がウイルスが含まれていない溶液だと勘違いして廃棄した」と説明。

約1時間後にミスに気づき、薬剤を流すなどの不活性処理をしたという。

 

廃液は地下の貯水槽に流れ込み、水道水などで20万倍以上に希釈され、薬剤も投入したことから、熊大は「公共下水にウイルスが流れ込むことはなかった」としている。

 

今回の事故を調べる過程では、同研究室が2008年から、法定の安全性を持つ実験室で行うべき遠心分離の操作と不活性の処理を、通常の生物学実験室でしていたとみられることも判明。

西村教授は、「実験責任者の認識が甘かった。実態の報告に照らし、処分を検討したい」と話した。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160323/k00/00e/040/241000c

http://www.asahi.com/articles/ASJ3S56W0J3SUBQU00P.html

 

 

3261129分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同部が、2008年から、法令が定めた安全レベルを下回る実験室で実験を繰り返していたことが、23日、わかった。

 

遺伝子組み換え生物の保管などを規制する「カルタヘナ法」では、遺伝子組み換え生物などの危険度に応じて、実験設備を整えるよう定めている。

 

発表では、遺伝子組み換え生物などが外部に出ないよう、気圧を下げるなどする「安全キャビネット」の設置が義務づけられている実験の一部を、キャビネットが設置されていない実験室で行っていたという。

 

2月に未処理のウイルスを廃棄するミスが起き、その調査過程で判明した。

廃棄ミスについては、「ウイルスに病原性はない」とした上で、「公共下水への流出もなかった」と結論付けた。

 

熊本市中央区の同大で記者会見した西村部長は、「実験責任者や研究員に認識の甘さがあった。二度とこのようなことがないように再発防止策を徹底する」と話した。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160326-OYT1T50039.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

3月23日付で熊本大学HPに、本件に関するお知らせが掲載されていた。

文中、事故の原因などが、以下のように記されている。

 

○実験上の作業手順に不適切な点があった

・次亜塩素酸 ナトリウム処理を行っていない溶液を安全キャビネット内で保管していた。

 

○実験責任者による実験従事者への情報伝達が不十分であった

・溶液を廃棄した実験従事者に対して、ウイルスベクターを含む可能性のある溶液であるという情報が伝わっていなかった。

 

○次亜塩素酸ナトリウム溶液を添加してウイルスベクターを不活性化する作業を、カルタヘナ法及び関連法令で定 められたP2レベル実験室ではない、P1レベル実験室で行っていた。

 

http://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/seimei/seimei_file/20160323.pdf

 

 

 

 

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20163221957分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3222157分に読売新聞から、323日付で毎日新聞西部版朝刊からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東日本大震災の津波で石巻市の大川小学校の児童や教職員が犠牲になったことなどを受けて、学校で事故や災害が起きた際の対応のあり方を検討してきた文部科学省の有識者会議は、子どもが死亡するなど重大な事案は、原則3日以内をめどに、関係するすべての教職員から聞き取り調査を行うなどとする指針をまとめた。


この会議は、石巻市の大川小学校の児童と教職員あわせて84人が震災の津波で犠牲になったことなどを受けて、学校で事故や災害が起きた際の対応のあり方を検討してきた。


22日にまとまった指針では、対象を「登下校中を含めた学校の管理下で発生した事故」と規定。

子どもが死亡するなど重大な事案が起きた場合は、原則3日以内をめどに、関係するすべての教職員から聞き取り調査を終え、1週間以内に家族に説明するよう求めた。

 

また、少なくとも、授業や学校行事といった教育活動が事故の背景にある場合や、遺族が要望した場合は、弁護士や医師ら第三者による調査委員会を設置して原因究明や再発防止を進めるとし、遺族と対応する教職員を決めて窓口を一元化するほか、学校と遺族の関係がこじれてしまいそうなときは、自治体の担当者などをコーディネーターとして派遣することも盛り込まれている。


会議の座長を務めた東京学芸大学の渡邉正樹教授は、「指針ができたことは大きな一歩だ。事件や事故はどこでも起きるものだと考え、学校現場で周知徹底して欲しい」と話していた。


文部科学省は、この指針を、今月中に各地の教育委員会などに通知することにしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20160322/3779501.html

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160322-OYT1T50097.html?from=ycont_top_txt

http://mainichi.jp/articles/20160323/ddp/012/100/021000c 

 

 

 

 

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2016351816分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

36日付で毎日新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午前11時ごろ、つくば市金田の桜中学校で、科学部の生徒たちが校庭の脇で金属の粉末に火を付けて反応を見る実験を行っていたところ、激しく燃え上がり、近くにいた3年生の男子生徒2人と顧問の57歳の女性教諭の合わせて3人が、顔や手に中度のやけどをした。

警察によると、3人は病院に運ばれ手当てを受けているが、命に別状はないという。

 

警察などによると、科学部が3年生の送別会を開き、十数人が参加。
学校によると、事故当時、実験には生徒7人と教諭の8人が参加し、缶の中に酸化銅とアルミニウムの混合粉末を入れて教諭が火をつけたところ、激しく燃え上がったということで、警察が詳しい状況を調べている。


桜中学校の松本校長は、「あってはならない事故を起こし申し訳ありません。安全管理を徹底し、子どもたちの安全確保に努めていきます」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1076935771.html?t=1457214737909

http://mainichi.jp/articles/20160306/ddm/041/040/155000c

 

 

310719分にNHK水戸からは、県教委から実験時の安全確保徹底通知が出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この事故を受けて茨城県教委は、9日付けで、理科や化学の実験などで児童や生徒の安全確保を徹底するよう求める通知を、市町村の教育委員会を通じて、すべての小中学校に出した。


通知では、予備実験を必ず行って実験の適切な条件を確認するとともに、薬品が爆発する危険性がないか確認するよう、求めている。
また、激しい化学変化が起こる実験では、実験装置から距離を置いて観察することなどを求めている。


茨城県教委は、「児童・生徒の安全を守るため、危険性を十分に検討して実験を行ってほしい」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1076937021.html?t=1457562214281

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

活字にはなっていないが、NHKでは以下のナレーションが流されていた。

 

『教諭がロウソクで火をつけたところ、激しく燃え上がったという。』

『実験は、酸化銅を還元させて銅を取り出すのが目的だったという。』

 

 

 

 

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2016241935分にABC NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

241821分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前、大阪市天王寺区の住宅で81歳の女性がコロッケを調理中、油が飛んで出火し、夫とみられる男性が死亡する火事があった。

近くの小学校では、児童30人が煙を吸うなどし、病院に搬送された。


火事があったのは、天王寺区大道にある2階建ての木造住宅で、およそ80m2が焼けた。

隣の住人は、「居間から火柱が2mぐらい上がっていた。水をかけようが手を付けられない状態」と話している。

 

当時、女性が天ぷら油を使ってコロッケを揚げていた際、油が飛び火が出たとみられ、警察に対して女性は、「火をかけたまま、いったん台所から離れ、戻ると炎が上がっていた」と話している。

女性は、布団をかけて火を消そうとしたものの収まらず、助けを求め外に出たという。

台所付近には女性の夫とみられる男性が倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認された。

 

この火事による煙がおよそ150m離れた小学校にまで影響し、6~11歳の児童あわせて30人が頭痛や吐き気など不良を訴え、病院に運ばれたが、いずれも症状は軽いという。

市教委によると、児童らは、授業中に煙が入ってきたため、窓を閉め切った教室内で待機していたが、煙の臭いで気分不良を訴える児童が相次いだという。

 

出典URL

http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_008_20160204008.html

http://www.sankei.com/west/news/160204/wst1602040074-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○都市部の小学校、6~11歳の児童という点から考えると、1つの教室だけではなく、複数の教室で何人かずつが体調不良を訴えた、ということかもしれない。

 

○本件、どの程度の濃さの煙、臭いがどのくらいの時間、教室内に漂っていたのか分からないが、ブログ者は、東日本大震災時の大川小学校事例と相通じるところがあるのかもしれないと感じた。

大川小学校事例では、避難すべきかどうかの議論が長引いて校庭に留まっていたため、多数の児童が津波に巻き込まれた。

 

 

 

 

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2016119738分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東日本大震災で宮城県石巻市の大川小学校の児童や教職員が犠牲になったことをきっかけに、学校で起きる事件や事故の対応の在り方を検討している文部科学省の有識者会議は、遺族への情報提供に当たる専従の担当者を新たに自治体に設けるなどとしたガイドラインの案をまとめた。

 

学校で起きる事件や事故への対応では、東日本大震災で宮城県石巻市の大川小学校の児童や教職員合わせて84人が犠牲になったことを巡って、市の教育委員会が遺族側の求める情報を提供していないなどとして批判を受けた。


これを受けて、文部科学省の有識者会議は対応の在り方を検討していて、18日の会議で,そのガイドラインの案が示された。


それによると、遺族への情報提供などを学校の校長らが行うとトラブルになることも少なくないとして、遺族への情報提供に当たる専従の担当者を新たに自治体に設けるとしている。

また、特段の事情がないかぎり、第三者による検証委員会を設けて再発防止策を講ずることも盛り込まれている。


有識者会議は、今年度中にガイドラインをまとめることにしていて、座長の東京学芸大学の渡邉正樹教授は、「現場の教員や市町村が戸惑うことがないよう、適切な対応の在り方を示したい」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160119/k10010377111000.html

 

 

 

 

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201617日付で毎日新聞宮崎版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日付で読売新聞九州版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

都城市蓑原町の私立都城高は、6日、校舎内の化学準備室に保管していた硫酸入りの瓶など、計12点が盗難に遭ったと発表した。

警察は、窃盗事件として捜査している。

 

同高によると、冬休み中の5日午前8時ごろ、試験対策で補習のため登校した生徒が校舎1階の窓ガラスが割れているのを見つけて教員に報告。

調べたところ、2階にある化学準備室ドアのカギが壊され、施錠された専用の棚から薬品が盗まれていた。

同日朝に警察に被害届を出した。

警察は、窃盗事件とみて現場検証し、捜査している。

 

盗まれたのは、

▽硫酸(濃度98%)500mℓ入り瓶3本

硝酸(濃度61%)500mℓ入り瓶3本

工業用アルコール 500mℓ入り瓶2本

亜鉛500g入り瓶       4本

の計12点。

教員が4日午後5時に施錠した時には、異常なかったという。

 

角校長は、「今までこうした事件はなく、盗難に遭い、とても驚いている。防犯カメラを増やしセキュリティーを強化して再発防止に努めたい」と話した。

 

出典URL

http://mainichi.jp/articles/20160107/ddl/k45/040/275000c

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20160107-OYS1T50002.html 

 

 

 

 

 

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2015121030分に朝日新聞から、『ヘルメット、命守った 県立高で義務化、効果発揮』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

自転車で通学する県立高校生にヘルメットの着用を義務化した7月以降、自転車で登下校する高校生と自動車がからむ大きな事故が4件起きたが、いずれも頭部への大きなけがを免れたと、県教委が公表した。
私立高校でも義務化の動きが進んでおり、「命を守るための着用」が普及してきた。

ヘルメットは、県教委とPTAなどでつくる県教育振興会が助成金を出して県立高の生徒約2万9千人に無償で配り、7月から着用を義務づけた。

県内では昨年、自転車の高校生が車と衝突して亡くなる事故が2件発生。
「安全のために着用を」という機運が盛り上がり、義務化につながった。

県教委によると、義務化以降の大きな事故は計4件(11月末現在)。
下校中に車と衝突し骨折などの重傷を負ったり、横断歩道で車にはねられて肩や腰を打ったりする事故だったが、いずれの高校生もヘルメットを着用しており、頭部への大きな損傷を免れ、命に別条はなかったという。
県教委高校教育課の長井課長は、「着用は若い命を守る。義務化してよかったと実感する」と話した。

一方、私立学校でも義務化への動きが進んでいる。

新田青雲中等教育学校(松山市)は、今年4月、後期課程(高校1~3年生)の自転車通学生に、登下校時の着用を義務づけた。
ヘルメットは県立高校生と同じ穴あき型で、購入費は保護者が負担した。
同校は、入学時に自転車保険の加入も義務づけている。

同校では、ここ数年、車と接触して頭部を打つなどする大きな事故が2件起こったという。
同校は、「安全と命を守るために決定した」としており、生徒からは「意外に格好いい」と好評だという。

今治明徳高(今治市)も、本校と矢田分校で、来年4月に着用を義務化する予定だ。
自転車通学で、年に数件の接触事故があるという。

県私学文書課の担当者は、「来年度以降、義務化する私立が増えると見込まれるので、購入補助を検討している」としている。

県全体ではヘルメット着用が定着してきた一方で、高齢者の着用率の低さが目立っている。
県警が先月実施した街頭調査では、全体の着用率約65%に対して、高齢者と思われる人の着用率は約3%にとどまった。
県などは、10日に松山市中心部で、高齢者にヘルメット着用を呼びかける啓発活動を予定している。

県消防防災安全課などのまとめでは、11月末現在、県内の自転車事故による死者は17人で、昨年同時期と比べて7人増。
死者のうち15人は65歳以上で、ヘルメットをかぶっていたのは1人だけだったという。


出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASHD76GN0HD7PFIB019.html

 

 

 

 

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201511201954分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1121日付で毎日新聞長崎版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日、南島原市の小学校で理科の実験中に教諭が過ってアルコールランプを倒し、瞬間的に炎を浴びた4年生の男女の児童2人が顔や手に軽いやけどをした。


南島原市の教育委員会によると、18日午前10時ごろ、市立加津佐小学校で行われていた4年生の理科の授業中に、52歳の男性教諭が児童26人を教師用の実験台(幅150cm、奥行き80cm、高さ80cm)の前に集めてアルコールランプの使い方を教えていたところ、過ってランプを倒し、炎が児童の方に飛んだという。


この事故で、かがんで見ていた女子児童1人が額と右ほおなどに軽いやけどをしたほか、その後ろに立っていた男子児童1人が右手の甲に軽いやけどを負った。いずれも、水ぶくれしたり皮膚が赤くただれたりした。

このほか、5人の児童が手や額などに痛みを訴え、うち1人は病院で診察を受けたが、異常はなかったという。


教諭は、実験台にあったプリント類が気になり、それをどけようとして手を伸ばしたところ、ランプを倒してしまったという。


南島原市教育委員会の渡部教育次長は、「関係者をはじめ、市民の皆様にご心配とご迷惑をかけ申し訳ありません。今回の件は子どもたちに対するリスクを考えれば十分防げたはずです。今後は全学校で安全管理を徹底していきたい」と謝罪した。


小学校では、これまでにやけどをした児童の家を訪れて謝罪と説明を行ったほか、20日午後7時半からは4年生の保護者などを対象に、説明会を開くことにしている。
事故の発表が20日になったことについて、市の教育委員会では、児童の家族への報告や心のケアを優先させたためだと説明している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5033668141.html?t=1448053204561

http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20151121ddlk42040252000c.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

理科の実験中に教師がアルコールランプを倒し児童にやけどを負わせた事故は、過去にも起きている。

 

201595日掲載

[昔の事例の顛末] 201111月 神奈川県藤沢市の小学校で理科の実験中、対処方法を教えようと教師がアルコールランプを倒した際に小4女児が重いやけどを負った事故で損害賠償支払い

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5185/

 

 

 

 

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20151027930分に毎日新聞から、『校舎;劣化点検694校未実施 検査院指摘』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

建築基準法で義務づけられている校舎の劣化や損傷の点検(建築点検)が実施されていない公立小中学校が、少なくとも全国45市町村694校あることが、会計検査院の調べで分かった。
2052校では、点検は実施されたものの、必要な修繕がされていなかった。
検査院は、文部科学省に、適切な校舎の維持管理を周知するよう、改善を求めた。

建築基準法は、市町村に、建築点検を原則3年に1回以上実施することを義務付けている。
検査院は、大阪、神奈川など20府県616市町村8408校を抽出、2009〜12年度の点検実施状況と判明した不備の修繕状況(14年4月時点)などを調べた。

水戸市など9市町は対象校の7割超、宮崎県延岡市など36市町村は対象全校で点検が実施されていなかった。

千葉市など192市町村は、点検で判明した天井の損傷など延べ2万1871件を修繕せず、その5割は判明から3年以上放置されていた。

消防法が半年か1年ごとに実施するよう求めている消火栓の劣化などの点検(消防点検)は、全校で実施されていたが、353市町村3392校で、火災感知器の故障など延べ計1万7904件を修繕していなかった。

市内の43小中学校すべてで建築点検をしていなかった延岡市の担当者は、「財政事情が厳しく、外部の点検業者への委託費の予算を確保できなかった」と説明。
今年度予算で委託費680万円を計上したが、「修繕が必要なら改めて財政措置が必要になる。点検や修繕の国庫補助があれば」と話した。

文科省の担当者は、「校舎の維持管理は予算確保も含め市町村の責任だが、老朽化が著しい場合は国庫補助がある大規模改修を選択する道もある」と指摘している。


出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20151027k0000m040131000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

会計検査院HPに掲載されている資料には、以下のように記されていた。

 

<事例>

茨城県水戸市は、平成21年度から24年度までの各年度に、検査の対象とした管内の 公立小中学校24校について消防点検を実施しており、その結果、要是正事項は延べ187 件となっていた。

 

そして、この中には、公立小中学校に設置されている自動火災報知設備が経年劣化や配線不良のため作動しなかったり、避難器具がフェンスなどの支障 物があるため、避難時に使用できなかったりするなどしていたものが含まれていた。

 

しかし、同市は、日常的に使用する施設設備の改修等を優先的に実施しているなどとしていて、上記の24校における要是正事項187件のうち20校の86件(要是正事項件数全 体に対する割合45.9%)について是正しておらず、このうち、61件(同32.6%)については 3年以上の間、是正していなかっ た

 

http://www.jbaudit.go.jp/pr/kensa/result/27/pdf/271026_zenbun_06.pdf

 

 

 

 

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201510850分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

全国の公立・私立小中高等学校などのうち33都道府県の210校で、煙突に使用されたアスベスト(石綿)が飛散し、児童や生徒らが吸い込む恐れのあることが、7日、文科省の実態調査で分かった。
煙突用断熱材は、解体しなければ石綿は飛散しないとして、安全対策の「死角」になっていた。
学校に通う子供たちが中皮腫や石綿肺などを引き起こす石綿の被害を受ける可能性があり、各自治体には早急な対策が求められている。

文科省は、全国の各教育委員会を通じ、私立・公立の幼稚園、小学校、中学校、高校、中等学校、特別支援学校、計4万9964校の煙突を調査。
文科省が関連自治体に示した資料によると、2473校で断熱材として石綿が使用されていることが判明。
石綿の飛散対策を取っていない学校は1411校に上り、そのうち、児童や生徒が吸い込む可能性がある学校が210校、煙突の数では270本に上ることも分かった。

都道府県別で多かったのは、青森県(27校)や島根県(23校)、群馬県(19校)、熊本県(17校)など。

一方、東京都(8校)や大阪府(1校)など、都市部では比較的少なかった。

建物内に埋め込まれたストーブの排気用煙突などが対象となっており、昭和30~50年代に建てられた校舎などには、煙突の内側にアスベストを含む断熱材が巻かれているケースが多くあるという。

厚労省が平成24年9月、煙突用断熱材の飛散に注意するよう、全国の事業者団体などに通達。
文科省も昨年7月から調査に乗り出し、同年10月時点で数値をとりまとめた。
文科省は、件数などについて自治体側と最終調整しているとしており、近く結果を公表する方針。


出典URL

http://www.sankei.com/west/news/151008/wst1510080011-n1.html

 

 

108530分に産経新聞westからも、関連記事が下記趣旨でネット配信されていた。

吸引すると中皮腫や石綿肺などの病気を引き起こす恐れがあり、「悪魔の素材」とも称されるアスベスト(石綿)。

文科省による調査で、学校の一部で石綿飛散の恐れがあることが明らかになった。
すでに国交省の調査で、全国の事業所の一部で煙突から石綿が飛散していることがわかっており、子供たちが通う学校でも同様の実態が判明したことで、「死角」だった煙突の石綿対策が急務となっている。

国交省が平成24年に発表した調査によると、全国約80カ所の事業所を抽出して煙突を調べた結果、うち、劣化した5カ所で石綿が飛散していた。
空気中に浮遊する石綿の繊維は、通常、1ℓあたり1本未満とされるが、劣化した煙突では、底付近で最大24本の繊維が検出された。

建物の解体工事の際の環境省の基準(同10本)をも上回る数値で、国交省は当時、全国の学校や病院などに同様の煙突が5万本以上あると推定していた。

実際、煙突から石綿が飛散する事故は、全国で相次いで発生している。

21年3月、北海道苫小牧市の給食調理場のボイラーで異常燃焼が起こり、煙突内の石綿が屋外に飛散。

23年5月には、神奈川県綾瀬市の小学校で、旧校舎の解体作業中に煙突の石綿が飛び出し、授業中の児童が吸い込んだ可能性もあった。


23年3月の東日本大震災以降は、被災した建物の解体作業中に煙突の石綿が飛散することも問題視された。


厚労省は、24年7月、事業者などに劣化した煙突用断熱材の扱いに注意するよう通達。
26年6月には「石綿障害予防規則」を改正し、これまで野放し状態だった煙突用断熱材などについて、事業所などに除去や封じ込めなどの対策を実施するよう求めた。

文科省はこれを受け、26年7月に、全国の学校や教育施設に煙突用断熱材の使用状況を調べるよう、依頼していた。

17年、大手機械メーカー「クボタ」旧神崎工場(兵庫県尼崎市)周辺で、深刻な健康被害が明らかになった「クボタショック」以降、天井や壁など内装や外装を中心に石綿対策は進んだ。
しかし、煙突用の断熱材は当初、解体しなければ安全といわれ、安全対策の「死角」となっていた。

近畿大の中口譲教授(環境分析)は、「それぞれの煙突口から飛散する石綿の濃度を正確に把握し、客観的な数値で対策を進めるべきだ。むやみに怖がる必要はないが、児童・生徒や保護者の不安を和らげるためにも、文科省には正確な情報の公表が求められる」と話している。

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/151008/wst1510080012-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

学校や病院などには石綿飛散の恐れがある煙突が数万本あるという記事は、過去にも紹介済。

 

20121213日掲載

2012126日報道 ボイラー煙突解体時にもアスベストの飛散に注意

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2525/

 

 

 

 

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2015828日付で毎日新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8
27日付で朝日新聞湘南版(聞蔵)からも、同趣旨の記事が掲載されていた。

藤沢市立亀井野小学校で2011年11月、理科の授業中に教諭が倒したアルコールランプで4年生の女子児童がやけどを負った事故で、市は監督責任などを認め、約847万円の損害賠償を支払うことで保護者と示談が成立した。9月市議会に提案する。

市教委によると、担任の男性教諭がアルコールランプが倒れた時の対処法を教えようと、点火したランプを教卓で倒した際、近くにいた女児に炎が達し、顔や腕などに重いやけどを負わせた。
女児は心的外傷後ストレス障害(PTSD)も発症し、約半年間登校できなかった。

教諭は、停職6カ月の処分を受けた。

市教委は昨年から保護者と示談交渉を行い、「学習指導要領でも定めていない不必要な実験で、100%教員による事故」としている。

出典URL

http://sp.mainichi.jp/area/kanagawa/news/20150828ddlk14040187000c.html

 

 

20122301分に神奈川新聞から、事故時のより詳しい状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。

 

市教委は2日、昨年11月の事故で女児のやけどが顔面の大やけどだったと発表した。

市教委は事故直後、「ランプの芯が飛び、女児の頬に当たり軽いやけどを負った」と説明していた。

 

市教委によると、教諭は理科の実験中に、アルコールランプの火の消し方を指導するとして教卓周辺に児童を集め、児童に火を向ける形で両手でランプを倒したという。

 

児童の方に流れたアルコールに火が移り、前列で中腰になっていた女児の頬に炎が触れ、大きなやけどを負ったという。

 

女児は事故後から登校できず現在も通院中で、「先生に対し『怖い』と話している」という。

 

出典URL

http://www.kanaloco.jp/article/38514

 

 

 

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20158131759分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8131849分にYAHOOニュース(時事通信)から、8132136分に共同通信からも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

13日午後2時半ごろ、東京・千代田区九段北にある中高一貫校の九段中等教育学校の体育館で「照明が落下して生徒がけがをした」と通報があった。

 

警察や学校によると、落下したのは、体育館のステージの上約6mの所にフックでつるされていた長さおよそ10mの細長い照明で、鉄製の筒に複数のライトが並んでおり、総重量は100kgを超えるという。

その下にいたダンス部の女子生徒3人が頭や足などに軽いけがをして病院に運ばれた。

 

警察によると、体育館では、当時、9月の文化祭に向けてダンス部の生徒が練習をしていたという。
また、学校の説明によると、生徒たちがステージで照明の高さを調整していた際に、高く上げようとしたところ、照明がつるしているワイヤーから外れ、落下したという。


鉄製ワイヤを巻き上げる手動の装置で上下に動かす仕組みになっており、事故が起きた時は何人かの部員が高さの調節をしていた。

警察が、照明が落下した原因を調べている。


事故が起きた東京・千代田区の九段中等教育学校の大井経営企画室長は、「生徒がけがをする事態になり、大変申し訳ない。来月の文化祭に向けて生徒たちが体育館の照明の調整を行っているときに、照明をつるしているワイヤーを巻き上げすぎてしまい、照明が落下したと聞いた。事故が起きたとき、ダンス部の顧問は体育館におらず職員室にいたので、今後、安全管理を徹底するなど、再発防止に努めたい」と話していた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150813/4126331.html 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150813-00000104-jij-soci

http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015081301001804.html 

 

 

 

 

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2015年7251010分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長崎県佐世保市の県立佐世保北高(708人)の化学室で22日、部活動の実験中にフラスコが破裂し、1年の男子生徒3人が顔や腕などをやけどし、うち1人が入院する事故が起きていたことがわかった。
病院には教諭の車で搬送し、警察や消防に事故を通報していなかったという。


同校によると、同日午後1時50分頃、科学部1年の男子生徒6人が、水酸化カリウムとアルコールを使ってせっけんを作る実験の最中、加熱していたフラスコが突然、破裂したという。


連絡を受けて駆けつけた同部顧問の男性教諭が、部員を車で市内の病院に搬送。

2人は治療を受け、その日のうちに帰宅したが、1人は検査のため現在も入院しているという。


事故当時、顧問は校内で三者面談をしており、実験に立ち会ってはいなかった。

同校は、「通常行っている実験で危険という認識が足りなかった。今後、実験には必ず顧問が立ち会うようにする」と話している。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150725-OYT1T50013.html

 

 

20157242158分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長崎県佐世保市の県立佐世保北高で22日、科学部の実験中にフラスコが爆発し、1年生の男子生徒3人が顔や腕などをやけどする事故があったことが分かった。

うち1人は入院したが、学校は、警察や消防に通報していなかった。


同校によると、事故は22日午後1時50分ごろ、化学室で起きた。

1年生男子部員6人がせっけんを作る実験で、薬品を入れたフラスコをガスバーナーで加熱していたところ爆発した。

化学室にいたのは生徒のみで、連絡を受けた顧問の男性教諭が負傷した3人を車で病院に搬送。

学校側は同日、保護者に謝罪したという。


通報しなかった理由について同校は、「負傷者や保護者への対応を優先した」と説明。初村教頭は、「危険がつきまとう実験にも関わらず教員が立ち会っておらず、大変申し訳ない。再発防止に努める」と話した。

 

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20150725k0000m040033000c.html

 

 

 

 

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201578日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

郡上市立郡南中学校(生徒数133人)で理科の実験中に事故があり、生徒3人が病院に行ったと7日、同市教育委員会が発表した。

 

市教委によると、6日午後2時ごろ、同校の理科実験室で岩塩をガスバーナーで加熱し、変化を確認する実験中に岩塩が破裂。破片が、実験していた1年生の生徒3人に当たった。

うち、女子1人は左目に当たり、同市内の病院で治療を受けたが、異常はなかったという。

本来はゴーグルを着けて実験する必要があったが、教師は指示をしていなかった。

 

この実験は、砂糖や食塩など、白い粉末の性質の違いについて学ぶ授業の一環。

教科書に岩塩は載っていなかったが、教師が発展的な内容として自前で用意していた。

 

安全確認のために事前に教師が予備実験することが求められていたが、怠っていた。

 

市教委は再発防止のため、市内全30の小中学校に対して、ゴーグルの着用と予備実験の実施を呼びかける通知を出した。

 

 

78日付で中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

郡上市教委は7日、同市郡南中学校で1年の理科実験中に生徒がガスバーナーで岩塩を熱したところ、岩塩が破裂し、女子生徒1人の左目に当たったと発表した。

診察の結果、異常はないという。

こうした実験をする場合はゴーグルをさせるよう、学習指導要領に指示してあるが、担当の男性教諭(43)は着用させていなかった。


市教委によると、6日の5時限目の理科の授業に生徒21人が参加。4~5人ずつに分かれ、砂糖や食塩を熱するなどの実験をした。

男性教諭は、早く終わったグループの4人に岩塩を熱するよう指示。

生徒が理科室にあった直径数mmの岩塩1粒をガスバーナーで熱したところ破裂し、女子一人の左目に当たった。男子2人の唇や肘にも当たったが、けがはなかった。


男性教諭は、実験に参加した全員にゴーグルを着用させておらず、「慌てていた」と話している。

市教委は市内の全小中学校に、ゴーグルの着用と教諭による事前の実験を徹底するよう通知した。

 

出典URL

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150708/CK2015070802000027.html

 

 

 

 

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2015619746分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

619日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岐阜県大垣市教育委員会は18日、同市立興文中学校で2年生の理科の授業中に棒温度計が破裂し、ガラス片や中身の液体(灯油)の滴が飛んで男子生徒3人の手や服にかかり、2人の手の甲が赤くなる事故があったと発表した。

2人は病院で塗り薬を処方された。

 

発表によると、事故は「化学変化による温度変化」の授業中にあった。

30代の男性教諭が5本の棒温度計の液体(灯油)の一部に空洞を見つけたため、修復しようと、生徒を教卓から1.5mほど離れさせたうえで1本目の温度計の液だまり部分を教卓の上のガスバーナーであぶり、水道で冷却した途端、破裂したという。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150618-OYT1T50164.html

 

 

 

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20156111148分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岐阜県川辺町が毎春、町立川辺中学校に進学する新1年生に支給していた自転車用の安全ヘルメットが、製品安全協会が定めた衝撃吸収の安全基準をクリアしていないことが分かった。

 

同町は、基準を満たした安全ヘルメットを1~3年生全員分計280個を買い直すため、購入費102万円を町議会定例会に提案した。

7月初めには支給し直すという。

 

町総務課によると、今年4月、新1年生93人にヘルメットを支給。

その後、町教委から、頭部を保護するための発泡スチロールなどの衝撃吸収材が内側にないことが指摘されて発覚した。

これまで、ヘルメット着用で事故例などはないという。

 

また、安全基準を確認せずに購入したのは不適切な予算執行として、佐藤町長は、7月分給与を10%減額するための条例改正案を提案した。

両議案は、最終日の19日に採決される予定。

 

同町総務課は、「ヘルメットの支給は、長年続いていた事業で、安全基準のことには気付かなかった。今後は安全性を確認したい」としている。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150611-OYT1T50070.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「安全基準のことには気付かなかった」という件だが、安全基準があることを知らなかったということだろうか?

それとも、支給していたヘルメットは安全基準を満たしていると思い込んでいたということだろうか?

 

 

 

 

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2015692025分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

691155分に熊本放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午前0時半すぎ、玉名市岱明町の市立岱明中学校で「2階の理科室から出火している」と、契約している警備会社から消防に通報があった。
消防がかけつけて火はすぐに消し止められたが、2階の理科室でゴミ箱として使っていたプラスチック製のバケツが焼け、床の一部およそ1mがこげた。
出火当時、中学校には誰もおらず、けが人はいなかった。


中学校によると、この理科室ではきのうの午後3時ごろ、2年生の授業で、鉄と硫黄を混ぜてバーナーで熱して硫化鉄をつくる実験を行ったという。


教員が硫化鉄を1時間半ほど水につけて冷やした後、午後6時ごろにバケツに捨てたという。
警察と消防で、火事の原因を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005421781.html?t=1433885016922

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○1時間半も水につけておけば、冷却的には十分の筈。

未反応の鉄と硫黄が残っていたということだろうか?

 

○この実験に伴う体調不良トラブルを、6月3日に紹介したばかり。

これまでの情報で、おおよその状況はつかめたので、今後は、特段のものでない限り、この実験に関する事例紹介は割愛する。

 

 

 

 

 

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20155271737分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5271630分に日テレNEWS24から、528日付で朝日新聞茨城版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

27日昼すぎ、桜川市富岡の岩瀬西中学校で、理科の実験のあと、13歳と14歳の2年生の男女2人が相次いで気分の悪さを訴えた。
2人は桜川市内の病院に運ばれたが、意識ははっきりしていて、症状は軽いという。


警察によると、当時、教室では、生徒32人が硫黄と鉄を混ぜて硫化鉄を作る実験を行っていて、理科の担当教師の女性(40)は、毒性のある硫化水素が発生することから、教室の窓を開けて換気を行ったり、実験後は速やかに隣の教室に移動するといった安全対策をとっていたという。

 

男子生徒は「硫化水素を強く吸い込んでしまった」、女子生徒は「臭いが鼻に残ってしまった」と話したという。

 

警察では、2人が硫化水素を吸ったとみて、詳しい原因を調べている。


岩瀬西中学校の川野邊教頭は、「カリキュラムに従って指導しているが、生徒の具合が悪くなるというようなことが起こったので、今後はこのようなことがないように十分配慮していく」と話している。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1075094721.html?t=1432759576756

http://www.news24.jp/articles/2015/05/27/07275960.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この実験では、過去に生徒が中毒症状をきたしたり、あるいは実験後の廃棄方法不適切でボヤになった事例が報道されている。本ブログでも何件か紹介済。

 

 

 

 

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2015328日付の毎日新聞千葉版紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

中学校の技術科の授業中、機械に手を巻き込まれ大けがをしたとして、大多喜町の町立中に通っていた男性(17)が、町に約4700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は25日、約1900万円の支払いを命じた。

 

判決によると、男性は2010年6月、授業中に木くずを吸い込む機械に右手を巻き込まれ、複数箇所の骨を折るけがをした。

 

石栗裁判長は、「吸引口に手を近づけないよう、教諭が具体的に指示をしたとは思えない」と指摘し、学校側の過失を認めた。

 

大多喜町は、「判決文が届いておらずコメントできない」としている。

 

 

 

 

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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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