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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20131121日付で朝日新聞神戸版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

神戸市から受託した清掃作業中、高圧水が右足を貫通し大けがをしたとして、産廃処理会社の嘱託社員の男性(68)が市と同社に対し、約716万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、あった。

裁判長は、請求額のほぼ全額を支払うよう、市と同社に命じた。

 

判決によると、事故は2008年9月16日、同市西区の小学校で起きた。

男性が、市職員ら8人と側溝の清掃中、土砂の除去が困難な際などに使う、高圧洗浄車から引いたホースのノズルが突然反転。高圧水が男性の右足を貫通し、73日の入院が必要な大けがをした。

 

判決は、高圧水による負傷事例が洗浄車の説明書に記載されるなど、事故は予測できたと判断。「必用な保護具を装着させる注意義務を怠った」と、被告両者の過失を認めた。

 

 

20131121日付の毎日新聞兵庫版では、ノズルの状況などが以下のように報道されていた。

 

男性は、市職員や同僚と校庭の側溝にたまった土砂を高圧水で除去する作業をしていた際、側溝に設置したノズル部分が反転し、近くにいた男性の右足に高圧水が当たって後遺障害が残った。

同市は「判決を十分に確認した上で対応を検討したい」とした。

出典URL
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20131121ddlk28040355000c.html

 

 

 

 

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2013921829分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。


台風18号で京都市伏見区小栗栖の民家300戸以上が山科川の支流の氾濫で浸水したのは、支流の水を山科川に逃がす排水ポンプが一時停止し、再稼働できなかったのが主な原因だったことが20日、市の調査で分かった。

市からポンプの管理を委託された業者は、作業を2人で行う決まりに反して1人で行っていた。
その作業員がけがで倒れたため、ポンプを再稼働できなかった。

停止したのは、市小栗栖排水機場の2機のポンプ。
普段は稼働していないが、大雨で山科川の水位が上昇した時に、支流の畑川に逆流しないよう、水門を閉鎖して畑川の水をポンプで山科川に排出する。

台風が接近した15日は、午後11時半前までに2機のポンプが稼働した。
しかし16日午前2時50分までに、何らかの原因で停止した。

本来なら、山科川の水位が一定量を超えた15日午後8時半前の段階で作業員を2人に増やすことになっていたが、1人のままだった。
作業員は、ポンプに詰まった流木などを取り除く場所で頭を負傷し、意識を失って倒れたという。

住民から浸水の連絡を受けた市は、16日午前4時前に排水機場に電話した。
しかし応答はなく、業者に様子を見に行くよう指示。到着した作業員が午前6時47分にポンプを再稼働させた。
市は、なぜ1人で作業を続けたのかは調査できていないという。

住民によると、畑川の氾濫で小栗栖森本町一帯の道路は午前3時半ごろには、深いところで2m以上冠水した。
市防災危機管理室は「ポンプが稼働すればここまでひどくならなかった」としている。

畑川には水位計は設置されておらず、住民の通報があるまで、市は氾濫を把握できなかった。
自宅が床上浸水した町内会長大久保さん(69)は、「ポンプの管理だけでなく、畑川の氾濫の発見も遅れており、市も業者も職務怠慢だ」と憤っている。

出典URL

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20130921000016

 

 

その後、2013113日付で毎日新聞大阪版朝刊から、作業員のけがなどに関する下記趣旨の記事が、浸水範囲図付きでネット配信されていた。

 

今年9月の台風18号の豪雨で川が氾濫し、290戸の浸水被害が出た京都市伏見区小栗栖とその周辺で、市が管理する排水ポンプが停止したことが被害の主因となったことが、市の調査などで判明した。

3日にある検証委員会の最終会合の意見を受け、市は責任を認め、被害を補償する方針。

市によると、ポンプのトラブルによる自治体の被害補償は異例。

 

市によると、雨が強まった9月15日夜、水門を閉めて運転を開始したが、翌16日午前2時50分までに2台あるポンプが相次いで停止。
ポンプ場内で1人で監視していた委託業者の作業員は、「たまったごみの除去中に角材のようなもので頭部を打ち、一時的に気絶してしまった」と説明しているという。

 

市が設置した検証委員会は「水量はポンプ能力を超えておらず、稼働していれば被害はほとんどなかった」と結論付ける見通しだ。

委託業者は8カ所のポンプ場の管理を請け負い、契約では、稼働時は2人が監視することになっていた。
ところが、広範囲の豪雨で人手が足りず、1人だったという。


浸水域には民家だけでなく事業所もあり、休業補償も含めると「相当な額になる」(同市土木管理部)とみられる。
市は先月末、補償額算定のための対策チームを発足させ、詳細な被害状況の調査をしている。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/news/20131103ddn041040018000c.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

頭部を打って気絶した作業員は、ヘルメットを着用していたのだろうか?

はたまた、この職場で着用は義務づけられていたのだろうか?

そういった点が気になったが、報じられた記事は見つからなかった。

 

 

(2024年6月27日 修正1 ;追記)

20246261954分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、監視役の作業員は眠り込んでいた、市が業者に請求した損害賠償額が全額認められたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

20139月の台風18号通過時、京都市伏見区で広範囲に浸水被害が発生したのは、同区の小栗栖排水機場のポンプ停止が原因だったとして、京都市が当時の委託業者などを相手取り、約113100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、京都地裁であった。

松山裁判長は業者側の責任を認め、請求通りの賠償を命じた。

市側は、浸水被害者や保険会社への保障など市が負担した経費の賠償を求めていた。

ポンプの維持管理業務を委託されていたOサービス(京都市右京区)側は、ポンプの停止は不慮の事故が重なったためで、浸水被害との因果関係も不明だとして争っていた。

判決によると、O社は、2人体制で行う運転監視業務を従業員が1人で行っていたところ、その従業員が眠り込み、約4時間にわたってポンプが停止した。

松山裁判長は判決理由で、O社が交代要員を確保する義務に違反していたと指摘。

当時の雨量やポンプの排水能力などから判断して、浸水被害はポンプの停止が原因だったと認定した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8aea1dacc024e8b6fd77371ad5fe8b58ce109275

 

626181分にNHK京都からは、作業員は設備の操作方法を十分理解していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

裁判で市は、浸水被害は、排水施設の業務委託をしていた業者の操作ミスなどが原因だったとして、業者に賠償を求めていました。

26日の判決で、京都地方裁判所の松山裁判長は「浸水は、排水施設のポンプの停止が原因だと認められる。従業員は設備の操作方法を十分理解しておらず、代表取締役は業務を遂行する知識や技能を教育する体制の構築を怠った」などと指摘して、市の訴えをおおむね認め、業者側に11億3000万円余りを支払うよう命じました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20240626/2010020355.html 

 

(ブログ者コメント)

判決内容に「眠り込み」とあるが、当初は「頭を打って気絶」という報道。

また、「操作ミス」というのも当初の報道にはなかった言葉だ。

そこで調べた結果、検証報告書に「ケガと疲労で4時間倒れていた」、「停止させたポンプを自動運転に復帰させるため操作盤の復帰ボタンを押したが、操作機の復帰ボタンを押さないと復帰しないシステムだった」などと書かれていた。

報告書の該当記述は下記参照。

 

小栗栖排水機場周辺における浸水被害 検証報告書

(平成25年11月5日 小栗栖排水機場周辺における浸水被害検証委員会)

・・・

(p23/45

午前220分  1号ポンプ停止
午前250分  2号ポンプ停止
午前3時ごろ?  委託職員が洪水対策作業中に事故に遭い,気を失う
午前640分  ポンプが動いているか確認しに来た別の委託職員が倒れている
         職員を発見。
午前647分  1号ポンプ2号ポンプ運転再開

(p26/45

(3)ポンプ停止の原因(実地検証)

ポンプ停止に係る新たな供述

・1号ポンプについては,除塵機のベルトコンベアーに引っかかったポリバケツを撤去するために,委託職員Aが16日午前2時20分に非常停止ボタンを操作し停止させた。

・2号ポンプについては,16日午前2時20分に1号ポンプを停止させたことで自動的に稼働した2号ポンプを停止させるために,委託職員Aが16日午前2時50分に停止させた。

騒音の少ない電動の1号ポンプを夜間に優先して稼働させるため,ディーゼル式の2号ポンプを一旦停止させた。

・委託職員Aが上記により停止させた1号,2号ポンプを自動運転に復帰させようとして,16日午前2時54分に,3階中央制御室の操作盤で復帰ボタンを押した
(本実地検証では,本人は2階で操作したか3階で操作したかの記憶が定かではなかったが,自動運転に復帰していないことから,3階での操作であったと推定される)。

・しかしながら,2階の操作機の復帰ボタンを押さないと自動運転に復帰しないことから,実際には運転を停止した状態のままであった。

ポンプ停止の原因

今回のポンプ停止の原因は,次の2点と考える。

・委託職員Aが午前2時20分に非常停止させた1号ポンプ及び午前2時50分に非常停止させた2号ポンプについて,3階中央制御室の操作盤の復帰ボタンを押したことで,実際には自動運転に復帰していないにもかかわらず,復帰できたものと思い込んでいたこと。

・そのような状況の中で,ゴミ処理中の不慮の事故によるけがと疲労により待機室で4時間弱倒れていたこと。
また,本来2名体制であるべきところが1名体制であったことから,約4時間にわたりポンプの再稼働ができなかった。

・・・

https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/cmsfiles/contents/0000159/159261/houkokusho.pdf

 

  

 

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2013823日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

いなべ市のトヨタ車体いなべ工場で、7月10日に社員の男性(57)が亡くなる労災事故が起きていたことが分かった。

 

警察などによると、男性は7月10日午後2時ごろ、複数の社員と工場敷地内でロボットアームの修理をしていたところ、動いたアーム部分に当たって転倒し、頭を打ったという。

四日市市内の病院にドクターヘリで運ばれたが、翌11日午前8時半ごろ、出血性ショックで死亡した。

警察は、業務上過失致死の疑いで事故の原因などを調べている。

 

警察は、発生直後、事故について「労災事故の場合、原則、死亡事故のみを公表している。今回は重傷事故として一報があった」として発表していなかった。

 

 

 

 

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2013730日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

千葉市は29日、市営住宅の建て替え工事に伴い、市道上に敷いていた鉄板の上を歩いていた女性(79)が転倒し、大腿骨骨折のけがを負ったと発表した。

 

市によると、女性は同日午前7時40分ごろ、同市稲毛区の団地近くで、工事のための仮設道路と市道の交差部分に設置されていた鉄板を歩行中に転倒した。

雨で鉄板が滑りやすくなっていたことが原因とみられ、再発防止策で同市は滑り止めのゴムシートを設置した。

 

 

 

 

 

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201362日付で朝日新聞多摩版(聞蔵)と毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1日午前10時50分ごろ、八王子市石川町のビル工事現場で、電源ケーブルを巻いた木製の円い筒(直径115cm、重さ約300kg)が台座から突然外れ、近くにいた電気設備会社員の男性(21)を直撃した。
男性は頭を強く打ち、約2時間半後に亡くなった。

警察によると、電源ケーブルを引っ張って1階に下ろす作業中、ケーブルの下りる速度が上がり、11階部分に取り付けてあった筒が激しく回転。男性は別の作業員2人とともに回転を緩めようとしたが、止まらなかったという。別の作業員らにけがはなかった。

警察は業務上過失致死の疑いがあるとみて、原因を調べている。

出典URL

http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20130602ddlk13040138000c.html



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2013429日付のデーリー東北紙面と430日付の東奥日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

29日午前11時10分ごろ、八戸市の国立八戸病院敷地内で、建物の解体作業をしていた会社員の男性(59)に鉄板がぶつかった。男性は腰の骨を折るなど重傷。

 

鉄板は縦6m、横1.5m、重さ1.6トンで、その上をバックホーが移動した際、鉄板が持ち上がったという。

男性は数人と作業しており、しゃがんだ状態だったという。

 





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2012年12月3日18時59分にNHK秋田から、同日23時0分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午前11時10分すぎ、秋田市飯島のA製錬から「工場で大量の水蒸気が吹き出し男性従業員がけがをした」と消防に通報があった。
警察によると、従業員の男性(57)が、圧力容器の直径40cmの鉄製のバルブを閉めようとしたところバルブが壊れ、大量の水蒸気が突然噴き出したという。


この事故で、男性は転倒して左手首を骨折するなどの重傷を負い、市内の病院で手当てを受けた。
有毒なガスなどが外部へ流出することはなかったという。 


A製錬によると、男性は配管から液体が漏れているのが見つかったことから、点検をするためにバルブを閉める作業をしていたという。
容器内の圧力の記録によると、事故当時の圧力は正常で、安全弁も作動していなかったという。

バルブは2~4カ月の頻度で交換しており、先月30日も水蒸気が漏れているのが見つかり新品に取り換えたばかりということで、警察などが事故の詳しい原因を調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6013912771.html?t=1354575076883
http://www.sakigake.jp/p/akita/national.jsp?kc=20121203p
 
 
一方、2012年12月3日12時55分にmsn産経ニュースからは、バルブが飛んだという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午前11時すぎ、秋田市飯島の「A製錬」飯島製錬所で配管から水蒸気が噴出、バルブが飛び、作業中の50代の男性従業員に当たった。
従業員は胸や手などにけがをしたが、意識はあるという。


警察などによると、従業員はバルブを閉める作業中だった。水蒸気の圧力でバルブが飛んだとみられ、水蒸気が噴出した原因について詳しく調べる。
同製錬所では亜鉛を生産している。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121203/dst12120312560023-n1.htm
 
 
また、12月4日付の朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からは、バルブが破裂したなどという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
配管のバルブが破裂、水蒸気が噴き出した。
破裂したバルブ部分の配管は直径約40cm。内部には硫酸亜鉛が流れているという。外部に流出はなかった。

 
 
 
(ブログ者コメント)
 
バルブは「壊れた」のか?「飛んだ」のか?「破裂した」のか?
内部に硫酸亜鉛が流れているなら、なぜ「水蒸気が噴き出した」としか報道されていないのか?
その辺が、これらの報道だけでは不明だ。
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2012年11月10日21時41分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
9日午後2時前、笛吹市御坂町のリニア実験線の建設工事現場で、橋にコンクリート製の防音壁を取り付ける作業をしていた男性作業員に鋼線があたった。
男性は、右足太ももの骨を折る大けがをしたという。

警察によると、鋼線は長さおよそ13m、直径およそ22mmで、油圧ジャッキを使って引っ張っていた際に鋼線が防音壁から外れ、跳ね上がったという。

現場は笛吹市郊外の金川にかかる橋の上で、警察は事故の詳しい原因を調べている。
リニアモーターカーの実験線は笛吹市まで延長工事中だが、現場周辺の工事は、事故の原因が分かるまで、中断されるという。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043394131.html?t=1352581991395
 
 
 
(2012年12月2日 修正1 ;本文修正)
 
2012年11月11日付で山梨日日新聞紙面に掲載されていた情報を、本文中に入れ込んだ。
 
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2012年9月22日18時37分にNHK津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
22日午後1時半過ぎ、津市安濃町の県道で草刈りをしていた作業員の男性が草刈り機を上に上げたところ、自転車で横を走ってきた中学1年生の男子生徒のおしりに先端についている刃の部分が当たった。
男子生徒は草刈り機の刃でおしりを切り、全治2週間から3週間のケガをした。


草刈り機は、本体につながった長さ1mほどの棒の先端に回転する刃がついている構造で、警察によると、作業員の男性は草刈り機の刃の部分が電柱に当たりそうになったため、先端部分を上に上げたところ、自転車で走ってきた男子生徒のおしりに当たったという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075209141.html
 
 
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2012年9月4日21時2分にNHK松江から、また9月5日付で朝日新聞島根版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午前11時すぎ、隠岐の島町上西の山林で近くに住む無職男性(83歳)が草刈りをしていたところ、右ひざに一緒に作業をしていた妻の草刈り機の歯が後方から接触した。
男性は病院に運ばれたが、およそ2時間後に出血性ショックで死亡した。


警察によると、男性は、午前9時すぎから妻と2人で自宅近くの栗林で草刈り機を使って下草を刈り取っていたという。

草刈り機の先端には直径25cmほどの回転する歯がついていたが、2人は安全靴やすね当てなどけがを防ぐための装備は身につけていなかったという。

警察は、妻が草刈り機の操作を誤ったものとみて、事故の状況を詳しく調べている。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034774651.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
草刈り機による死亡事故の報に接したのは、本ブログ開設以降、これで2例目だ。

 
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2012年7月8日7時0分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
水上バイクから振り落とされた後、衝撃やウオータージェット推進装置から噴き出した水が肛門から体内に入って内臓を傷つける死傷事故が昨夏、関西で相次いだ。
国交省の運輸安全委員会は、うち2件について調査結果をまとめ、注意を喚起している。

 
水上バイクを製造・販売する会社の担当者は「水が肛門から入る事故は頻繁にあるものではない。ただ、スピードが出たときの水の勢いは相当激しく、肛門から入れば危険」と、夏本番を前に注意を呼びかけている。

[明石では内臓破裂]

 死亡事故は平成23年7月31日、明石市の松江海岸沖合で発生した。
運輸安全委員会によると、水上バイクには操縦者のほか2人が座席後方に乗っていた。
操縦者がスロットルをいっぱいに引いて加速を始めたところ、直後に最後尾に乗っていた女性会社員(当時23)が落水。女性は衝撃と噴き出す水などによって肛門から体内に水が入り、内臓を損傷して死亡したという。


調査した海保は、「(女性の)死因は内臓破裂による多臓器不全だったと記憶している。到着時には心肺停止状態で、近くの医療センターで死亡確認された」という。

[大阪湾、琵琶湖でも]

大阪府内や関西屈指の水上バイクスポットとして知られる琵琶湖でも昨夏、同様の事故があった。
 

7月23日午後、大阪府阪南市の箱作海水浴場の沖合で、自営業の男性(48)が操縦する水上バイクの後方に2人が乗っていた。
男性が沖合から砂浜に向けて発進したところ、反動でバランスを失った同乗の2人が落水。
最後尾に乗っていた女性保育士(24)の体内に噴射される水が入って内臓などに損傷を負った。
女性は約一カ月半の入院生活を送る重傷だった。

琵琶湖では8月7日午前、大津市の小松ビーチから約400mの琵琶湖沖合で、男性会社員(47)操縦の水上バイクの後部に乗っていた女性(35)が、急加速した勢いでバランスを崩して落水。肛門が裂けたうえ、腰に打撲を負った。
落水の衝撃や噴き出す水が原因とみられる。

「ウエットスーツ着用で防げ」

水上バイクから水着で落水した場合、
(1)食い込んでずれる
(2)破れる
(3)脱げる
といったようなことが起こる可能性がある。

大阪の事故で救助に当たった海保によると、負傷した女性は水着。ウエットスーツに比べて薄い水着を噴射水が直撃した形だった。
同海保は、「水上バイクを利用する際はウエットスーツを着用してほしい」と注意喚起する。

水上バイクを製造・販売しているヤマハ発動機は、「水上バイクから落ちて噴射する水が肛門から入る事故は、これまでに数回聞いたことがあるが、頻繁にあるものではない。ただ、水上バイクは水を吸い上げ、噴射する勢いで走るため、スピードが出たときの水の勢いは相当激しく、もし肛門から入れば危険」と指摘。
そのうえで、「水上バイクの取り扱い説明書には水着ではなくウエットスーツのような生地の厚い専用のウエアを着るよう書いている。急加速や無理な旋回など危険な運転をしないことが第一だが、万一の事故のために専用ウエアの着用をお願いしたい」と話している。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120708/waf12070807010000-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
なぜ、レジャー関係で起きた事故を紹介したか?
それは、ブログ者の勤務していた工場でも、同様な事故が起きていたからだ。
ただ、モノはジェット水ではなく、圧縮空気。
 
フレコンについたゴミなどを落とすため、ガン式の空気ノズルを使っていたが、それを手に持ったまま、仲間同士でじゃれあっていて、たまたまノズル先端が相手の肛門付近にあった時に引金を引いてしまい、肛門から中に空気が入ってけがをした、という事例だ。
 
かなり昔のことゆえ、どのような対策をしたか、はっきりとは覚えていないが、たしかガン式のノズルを安全なタイプに交換したはずだ。

 
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2012年6月2日付で朝日新聞和歌山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
和歌山労基署は1日、工場で危険を防ぐ措置を怠ったとして、鋼管製造の「Pマテリアル」と同社和歌山事業所の製造部長(49)を労安法違反の疑いで書類送検した。
 
同署によると、今年3月16日、和歌山市雑賀崎の和歌山事業所第一工場で、従業員の男性(24)にパイプが当たり、左腕を切断する重傷を負った。
事故を防ぐための覆いなどは設置されていなかったという。
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2012年4月24日付で、独)日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究センターHPに、下記趣旨の記事が公表されていた。
 
平成244232250分ごろ、深度350m東連絡坑道内の作業現場で、坑壁を保護するためのコンクリート吹付けの作業準備として、圧縮空気によりホース内の水の排水を行っていたところ、ホースが暴れ、その先端部(金属製)が、ホースを持っていた作業員1名の顔面に当たり負傷した。

直ちに救急車で外部医療機関へ搬送。診察の結果、顔面骨折および右顔面裂傷と診断され、入院した。
原因は調査中。

 
出典URL
http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/press/12/press0424.html
 
 
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2012年5月17日11時35分にNHK長崎から、また5月18日付で朝日新聞長崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後6時ごろ、長崎市籠町のビルの工事現場で、ビルに運び込む高さ1.8m、重さおよそ50kgほどの大型の鏡40枚をトラックから下ろす作業中に、荷台の上で数十枚の鏡が倒れた。

この事故で、中国人の43歳の男性作業員が割れた鏡で首を切って意識不明の重体となっているほか、同じく中国人の16歳の男性作業員も頭の骨を折る大けがをして病院で手当てを受けている。

鏡は、ビルの改装のために運び込む予定だったということで、警察では鏡が倒れた原因を調べるとともに、作業中の現場の安全管理が十分だったかどうかなど関係者に事情を聞いている。

事故当時21人で作業していたが、荷台の中にいたのは重傷を負った2人だけだった。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035176541.html
 
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2012年2月2日付の岩手日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
大船渡労基署は1日、労安法(作業主任者選任)違反の疑いで住田町の製材業、協同組合さんりくランバーと同組合の男性代表理事(79)を書類送検した。
容疑は、昨年11月21日午前9時ごろ、同町の同組合製材工場で、木材加工用機械を使い作業する現場に必要な「木材加工用機械作業主任者」を選任しないまま、職員らに作業を行わせていた疑い。
 
この工場では同日午前9時5分ごろ、男性職員(当時23)が木材の切断作業中、機械に頭部を切断され死亡する事故が発生した。
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2011年12月30日付で、朝日新聞熊本全県版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

29日午前9時半ごろ、熊本市の部品工場で、経営者の男性(56)がステンレス製の棒(長さ2m)を旋盤で加工中、回転した棒で頭を強く打ち、意識不明の重体。

通常より長い棒を加工していたといい、事故原因を調べている。



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2011年12月5日付の新潟日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東京電力は5日、定期検査中の柏崎刈羽原発4号機で3日に関係企業の男性作業員(31)が顔面を切る事故が発生したと発表した。 同原発での作業中のけがは本年度2人目。

東電によると3日午後3時半すぎ、海水熱交換器建屋地下1階で配管の耐震強化作業中の作業員が、鋼材にグラインダーを当てたところ砥石が割れ、反動でグラインダーが顔に接触。右頬と鼻に2週間のけがを負った。
着けていたゴーグルと防じんマスクの隙間に当たったという。


出典URL■■■




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2011年9月14日付で、下野新聞ならびに読売新聞栃木版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

13日午前8時15分ごろ、那須町の道路で、除草作業をしていた土木作業員Aさん(43)の右首に、左隣で作業していた同僚男性の草刈り機の刃が当たった。
Aさんは首に幅約10cm、深さ数cmの裂傷を負い病院に運ばれたが、約2時間後に死亡した。 警察は業務上過失致死の疑いもあるとみて、同僚男性らから詳しく事情を聴いている。

警察によると、Aさんは同僚男性2人と並んで、Aさんを真ん中に幅2mの道で作業していた。3人の間隔は2~3mだったという。
3人とも先端に円盤形の刃が付いた柄の長さ約1mの草刈り機をそれぞれ持ち、Aさんが左に約90°向いた際、左隣にいた同僚がたまたま振り上げた草刈り機の刃が首に当たったとされる。

作業を請け負った同市内の造園会社によると、3人は同日午前8時ごろから作業を開始したという。
Aさんは作業中に同僚の一人に近づいたが、同僚は草刈り機のエンジン音でAさんに気付かなかったとされる。 Aさんらは、頭上の草を刈り取るため、草刈り機を振り上げるなどして作業していたという。
同社代表(65)は「十分離れて安全に作業するよう指示していた」と話している。


出典URL■■■
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(ブログ者コメント)

ブログ者も、何回か、同僚と草刈り機を使って草を刈ったことがある。
ただ、高速回転刃使用につき、石をハネたり刃が欠けたりすることまで危険予知して、同僚から離れた場所で刈るようにしていた。
また、草刈り機をスイングさせたほうが楽なので、そのようにしたこともあったが、その場合でも万一を考え、刃がスネより高く上がらないように気をつけていた。

今回は頭上の草を刈るために刃を振り上げたということだが、本当に刃を振り上げないと刈れなかったのだろうか?
ブログ者には、刃を振り上げなくても、他に刈り取る方法があったような気がしてならない。




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2011年9月8日20時59分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8日午後5時半ごろ、目黒区の首都高建設工事現場で、作業中の作業員(35)が制御を失ったホースで頭を強打して意識不明の重体となり、間もなく死亡した。
他に23~48歳の男性4人が軽傷。警察で詳しい状況を調べている。

警察などによると、地下部分にホースでコンクリートを流し込む作業が終了した直後、何らかの原因でホースの結合部分が外れ、作業員が跳ねたホースで体を強打したり、高圧で飛び散った生コンクリートを浴びたりしたという。

現場は、大橋ジャンクションと大井ジャンクションをつなぐ建設中の品川線で、地下道換気施設の整備工事が行われていた。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

□9日4時31分にNHK首都圏からネット配信されていた記事では、ホースが外れた時の状況が、以下のように報道されていた。こちらの情報のほうが正しそうだ。


地上のポンプ車からパイプで4メートルほど下の配管にコンクリートを流す作業を終えて配管からパイプを外したところ、突然、パイプが制御できなくなった。
パイプの中に残っていた圧力で制御できなくなったとみられるという。


□ホースが暴れてけがした事例は、本ブログにも紹介しているが、金沢市の出初め式での事故が記憶に新しい。


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20116131119分に、神戸新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
12日午後3時ごろ、明石市の山陽電鉄の踏切で、女性(80)の手押し車の車輪が上り線の線路に引っ掛かり、動かなくなった。まもなく下り線の特急が踏切を通過し、女性は風圧で転倒した。
女性は頭にすり傷を負ったが、車両とは接触しておらず軽傷という。
 
 
(ブログ者コメント)
 
産業安全とは関係ないものの、珍しい事例なので紹介する。
 
 
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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