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2019年10月23日21時37分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時半ごろ、神戸市東灘区の機械式立体駐車場で、点検作業をしていた大阪府東大阪市の会社役員の男性(67)が、車を載せるパレットの上から地面に転落し、別のパレットとの間に挟まれた。
男性は搬送先の病院で死亡が確認された。
兵庫県警東灘署によると、パレットには、男性を含め作業員2人が乗り、外で別の作業員1人が操作していた。
パレットが1階から2階へ上がる途中に揺れ、男性が転落したという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201910/0012814748.shtml
2019年10月23日14時35分に高知新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前8時ごろ、高知市萩町1丁目の「Kクリーニング工場」の従業員から「乾燥機に人が挟まれた」と119番通報があった。
駆け付けた高知市消防局の救急隊員がドラム式の業務用乾燥機(直径1・4メートル、奥行き1・1メートル)の中から男性を救出したが、頭などを打ってやけどもしており、その場で死亡が確認された。
高知市消防局によると、死亡したのは南国市岡豊町の男性従業員(69)とみられている。
高知南署や高知市消防局によると、工場では午前6時ごろから従業員数人が作業。
男性はボイラーなどのメンテナンス担当で、事故当時は工場2階の乾燥機の扉付近で点検作業をしていた。
その後、作動中の乾燥機から異音がすることにほかの従業員が気付き、乾燥機を止めて扉を開けると、中で男性が倒れていた。
乾燥機に衣類などは入っていなかった。
署によると、乾燥機はベルトコンベヤーと連結され、センサーで扉が自動で閉まって動きだす機能があるという。
男性が何らかの原因で乾燥機に閉じ込められ、乾燥機が作動した可能性があり、関係者から事情を聴くなどして調べている。
https://www.kochinews.co.jp/article/318428/
10月23日16時22分にNHK高知からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
23日朝8時頃、高知市萩町のクリーニング工場で、60代の男性従業員が大型の乾燥機のメンテナンス作業をしていたところ、突然乾燥機が作動し、従業員が中に閉じ込められました。
近くにいた従業員が乾燥機からふだんとは違う音がすることに気づき、乾燥機を緊急停止させて消防に通報しました。
消防から連絡を受けた医師が現場に駆けつけましたが、男性は頭などを激しく損傷していてその場で死亡が確認されました。
消防によりますと、乾燥機はドラム式で、直径1.4m、奥行き1.1mだということで、警察は乾燥機が作動した状況や原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20191023/8010006612.html
10月23日19時25分にFNN PRIME(高知さんさんテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
高知市萩町のKクリーニング工場で23日午前8時頃「乾燥機の中に男性が閉じ込められている」と従業員から通報がありました。
消防が2階にある乾燥機の中で60代の男性従業員を発見。
全身に火傷や外傷があり現場で死亡が確認されました。
乾燥機は業務用のドラム式で直径1.4メートル、奥行1.1メートルあり衣類は入っていませんでした。
K社によりますと男性は電源が入った状態で乾燥機の中を点検中、何らかの原因で稼働し閉じ込められたということです。
警察は工場内の防犯カメラを解析し業務上過失致死の疑いも視野に捜査しています。
https://www.fnn.jp/posts/1726KSS
10月29日14時35分に高知新聞からは、乾燥機の仕組みなどに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高知南署は29日、被害者の身元が南国市岡豊町の作業員、男性(69)と確認されたと発表した。
死因は頭部損傷。
高知南署によると、男性はボイラー技師の資格を持ち、事故時は乾燥機に連結されたベルトコンベヤー付近で作業前の点検をしていたとみられる。
乾燥機は、ベルトコンベヤーを通じてシーツなどが投入されると扉が閉まって乾燥が始まり、内側からは開かない仕組みだという。
こうした経緯から、高知南署は作業手順に問題がなかったかどうかを含めて慎重に捜査している。
https://www.kochinews.co.jp/article/319966/
2019年10月21日18時59分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風19号で福島県須賀川市にある須賀川地方広域消防本部の庁舎が浸水被害に遭い、一時電源を失っていたことが21日、分かった。
「防災拠点にもかかわらず、こうした事態は想定していなかった」。
電源供給車が到着するまでの2時間、隊員は懐中電灯で地図を照らしながら、119番通報の対応に当たった。
12日深夜、本部指令センターに駆け付けた警防課通信指令係長の柳下さん(男性、45歳)によると、日付が13日に変わるころ、茶色い水が庁舎の駐車場に流れ込み始めた。
隊員は、急いではしご車などの緊急車両を高台に移動。
水位の上昇は早く、20台ほどあった私用車を動かす時間や人的余裕はなかった。
午前1時半前後、停電が発生。
非常用の照明に切り替わった。
自動的に稼働する2つの非常用発電機は1階の機械室と屋外にあった。
だが、巨大で簡単に運べるような物ではなく、あっという間に冠水した。
蓄電式の予備電源で対応を続けたが、電力は足りず、緊急車両の位置を確認する大型モニターや災害統計表示盤の電源が次々と落ちた。
指令センターは13日午前3時ごろ電源を失った。
使えたのは、電話と無線だけ。
「流されている車の上に人がいる」「救助に来てください」。
119番通報は途切れることなく鳴り続けたが、救助に出る人員もボートも圧倒的に足りない。
2人一組で通報に対応し、懐中電灯で照らしながら地図をめくり、場所を確認。
対応時間は「普段の倍ほどかかった」。
隊員の安全が確保できず、引き返さざるを得ないケースもあった。
通常1日約30件という通報は、13日は約200件に上った。
市のハザードマップでは、本部庁舎は浸水地域に入っていない。
だが、阿武隈川の支流「釈迦堂川」に近く、柳下さんは立地の危うさが以前から気になっていたという。
水没を免れた敷地の高台側に電力供給車が到着し復旧したのは、電源を失ってから2時間20分ほど後。
約200メートル先のアパート2棟では、1階が冠水し、2人が亡くなった。
消防本部は今後、小型発電機の増設や外部から引き込む電線の経路を再検討し、対策を進める方針だ。
〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51239330R21C19A0CC1000/
10月22日10時5分に福島民放からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
須賀川地方広域消防本部は台風19号が最接近した十三日未明、須賀川市の本部庁舎一階にある須賀川消防署が床上浸水した。
県内の消防庁舎では唯一の浸水とみられる。
水野消防長が二十一日に記者会見し、被害と業務状況を公表した。
浸水は、近くを流れる釈迦堂川の内水氾濫により起きた。
十三日午前零時ごろから敷地内に水が流入し始め、午前一時ごろには床上六十九センチ、地面から約百五十センチまで水が上がった。
一階の備品や機器類を人力で三階へと運び、消防署の最低限の機能を維持した。
非常招集を受けて駐車場に止めた職員約二百人の私用車は約四十台が水没した。
消防車両は半数が出動中で、広報車など四台が浸水で動かなくなった。
出動要請が同時期に広範囲で多発し、南会津地方広域消防本部から二隊七人の職員派遣を受けて救助活動などに当たった。
庁舎は、内壁の剥がれなどの被害を受けた。
電気設備や送水ポンプは仮復旧した。
一カ月後の完全復旧を目指す。
市のハザードマップでは、庁舎は浸水区域に入っておらず、被害は「想定外だった」とした。
建築から四十年以上が経過しており、今後は現庁舎の維持計画とともに立地場所も含めた検討を進める。
■「災害対応は十分可能」 水野消防長
記者会見した水野消防長は「庁舎の浸水により住民に大きな不安を与えた」と述べるとともに「まだ落ち着いてはいないが、災害対応は十分にできる状態だ」と強調した。
浸水地域に出動した消防車両が一日半にわたって孤立し、周辺住民から食料などの支援を受けたことも明かした。「言葉で言い尽くせないくらい感謝している」と語った。
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019102268806
10月24日付で河北新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
須賀川地方広域消防組合は23日、台風19号による増水で須賀川市丸田町の消防本部庁舎が浸水し、13日未明に約2時間にわたり外部からの電源が喪失状態にあったことを明らかにした。
消防組合によると、阿武隈川支流の釈迦堂川の増水による内水氾濫で13日午前0時ごろ、敷地内に水が流れ込んだ。
同日午前1時ごろには1階の床上69センチまで浸水し、停電した。
庁舎1階にある非常用自家発電機が稼働したが、こちらも冠水によって15分ほどで停止した。
その後、蓄電式の予備電源を使用することでパソコンなどは動いていたが、約1時間後に全電源を失った。
2時間ほどたった同日早朝、電源供給車が到着したという。
2階の蓄電式の非常用バッテリーが稼働していたため119番の受理、通話は可能だった。
通常は1日当たり30件のところ浸水被害が発生した13日には200件の通報があり、隊員たちは懐中電灯で地図を照らしながら対応した。
庁舎は市のハザードマップの浸水区域外だった。
消防組合は今後、非常用発電機の設置場所変更など対策を講じる。
組合は須賀川と周辺の1市4町3村で組織する。
記者会見した水野消防長は「想定外の被害だった。停電時も遅れなく対応できたと考えている。庁舎の移転なども含め、構成市町村の意見を聞きながら検討したい」と話した。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191024_63002.html
2019年10月21日17時10分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風19号で浸水被害を受けた栃木県足利市で、避難中に乗用車が浸水のため立ち往生し、乗っていた市内の無職の女性(85)が死亡した現場周辺が、同市が作成した「洪水・土砂災害ハザードマップ」では浸水想定区域に指定されていなかったことが分かった。
市は早急にハザードマップを見直す方針だ。
女性が家族とともに避難するため乗っていた車は12日夜、同市寺岡町の道路で浸水して立ち往生。
女性はその後、低体温症による急性心不全で死亡した。
市は平成25年、市全域の浸水状況などを示すハザードマップを作り、全戸に配布した。
しかし、現場周辺など台風19号で浸水した地域の一部は、浸水想定区域から外れていたという。
ハザードマップは国が管理する渡良瀬川などからの浸水被害を想定しており、台風19号で氾濫した渡良瀬川の支流の旗川などからの浸水は想定外だった。
4年前の関東・東北豪雨被害などを受け、国と県はそれぞれ管理する浸水想定を見直し、市もハザードマップの改訂を進めていた最中だった。
和泉聡市長は「反省しなければならない。今回の教訓を生かし、来年の出水期前までには見直したい」と話している。
https://www.sankei.com/affairs/news/191021/afr1910210017-n1.html
10月20日3時0分に朝日新聞栃木版からはより詳しい下記趣旨の記事が、足利市と隣の佐野市のハザードマップ付きでネット配信されていた。
台風19号で複数の河川が氾濫し、避難途中に車が冠水して女性が亡くなった足利市富田地区。
足利市が作成したハザードマップでは一帯が「浸水予想域」に指定されていなかった。
2013年版の作製を最後に、足利市は国や県の最新予想データを反映していなかった。
市東部の富田地区周辺には渡良瀬川に注ぐ旗川や出流川から越水した水が流れ込んだとみられる。
多くの家屋が床上浸水した。
市が公表するハザードマップは13年改訂版。
富田地区は浸水予想域から外れ、地図上は真っ白だった。
日ごろからハザードマップを確認していた地区の住民は「被害に遭うのは想定外だった」と驚いた。
ハザードマップは国と都道府県の浸水予想をもとに自治体が作成する。
国などは17年に最新の浸水予想を公表していた。
ここ数年、大規模な自然災害が相次いだため、「千年に一度の大雨」を想定し、大幅に浸水予想域を広げた。
これまでは「百年に一度の大雨」を想定していた。
隣の佐野市は17年の最新データをもとにハザードマップを更新していた。
富田地区は市境付近に位置するため、佐野市のハザードマップの対象区域に含まれている。
富田地区のうちJR富田駅と旗川に挟まれた一帯は、足利市のマップでは真っ白だが、佐野市では色がつき、「0・5~3メートル未満」の浸水予想域に指定されていた。
足利市危機管理課は、国と県が最新の浸水予想を公表した後も、ハザードマップに最新データを反映しなかった理由について「土砂災害の最新予想が出た段階でまとめて更新するつもりだった。旗川など支流の氾濫は想定していなかった」と説明した。
市のホームページで掲載するのも13年改訂版。
危機管理課は「国の浸水予想は『千年に一度』の規模というが、2年でその予想も超えてしまった。今後どう活用すればいいのか」と頭を悩ます。
和泉聡市長は18日の会見で「大いに反省しなければいけない。不安を抱える来年の梅雨までに暫定的に改訂したい」と話していた。
https://digital.asahi.com/articles/ASMBJ5JJ5MBJUUHB015.html?pn=4
2019年10月21日9時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
地震などで断水した際の生活用水確保として雨水(あまみず)利用が注目を高めている。
10年来、雨水の利活用を研究してきた福井工業大(福井市)環境情報学部の笠井利浩教授(51)は今年、従来に比べて格段に手入れが簡単な雨水タンクを開発、販売を開始。
「飲用ではなく生活用水として使う分には衛生面の心配はない」と雨水利用の普及に腐心している。
【生活用水は問題なし】
長崎県の五島列島の一つ、赤島(あかしま)。
上水道も井戸水もない島で、雨水だけが水源だ。
10人ほどの住民は使用水量を1日50~60リットルほどに抑えて生活している。
安定的な水の確保が長年の課題だったこの島を、約4年前から学生たちとともに定期的に訪れているのが笠井教授だ。
効率的に雨をためる設備を設けて給水装置を整備し、今年8月、ついに稼働を始めた。
笠井教授は設備を活用し、雨水を使った生活を体験する環境教育プログラムを展開しながら、効率的な雨水利用も模索。
そうした雨水利用策の一つとして提案しているのが、雨水タンクだ。
雨水をめぐっては、平成26年5月に「雨水の利用の推進に関する法律」が施行され、利用促進が進められている。
これまで下水に流す不要物だったが、資源として使おうということだ。
「雨水利用は昔はあったはずだが、上水道の普及とともになくなった」と笠井教授。
「降り始めこそ雨水には大気中の窒素酸化物や硫黄酸化物が含まれるが、雨に溶け込むことでだんだんと大気中からそうした物質は減っていく。そのため、その後に降る雨水は蒸留水に近い」と説明する。
雨水の利用は、特に地震などで断水が起きた際に役立つ。
笠井教授は「避難所になる体育館に10~20トンのタンクを設置し、太陽光パネルで動くポンプを設ける。
これで災害時の衛生問題は改善できるし、もちろん普段のトイレ排水としても使える」と強調する。
【使いやすさ追求】
家庭での普及も注目されるが、なかなか進んでいない。
23年の東日本大震災を受け、日本建築学会が宮城県東松島市の被災家庭の雨水タンク設置を支援した。
だが、笠井教授が後の利用状況を調べたところ、使われなくなったタンクも多かったという。
使い続けられる工夫が必要と痛感した笠井教授は、福井県高浜町の建設関連業「日盛興産」、デザイナーの平田喜大さんと共同で、使い勝手を考えた新型雨水タンク開発に着手。
今年8月に「レインハーベスト」という商品名で発売した。
貯水量150リットル。
流れ込んだ雨水が円筒形のタンク内を旋回し、すり鉢状の底にゴミがたまる仕組み。
一番の工夫は、そのゴミが雨が降るたび排出される点だ。
水が容量を超えると、タンク内の管からゴミを吸い上げる形で水が排出される。
勝手にきれいになるため、タンクの手入れを少なくできるのだ。
【ハウスメーカーも注目】
日盛興産によると、新型雨水タンクは発売1カ月間の売り上げは当初の見込みの3倍を上回る勢いで、同社も「想像以上の売れ行きだ」と驚いている。
同じように、雨水タンクは近年、注目を集めつつあるようで、笠井教授の元には中小の工務店や、大手ハウスメーカーから雨水利用について相談や問い合わせが増えているという。
雨水タンクを備えた住宅も販売されており、笠井教授は「雨水を有効活用できる家は大きなアピールポイントになる。雨水利用が普及するきっかけになりそうだ」とみている。
https://www.sankei.com/west/news/191021/wst1910210011-n1.html
(ブログ者コメント)
「雨水の利用の推進に関する法律」なる法律が施行されていることなど、この記事を読むまで知らなかった。
笠井教授の五島列島における活動内容は、下記にも掲載されている。
(ミツカン 水の文化センター 機関誌 2018年?)
雨水生活は成り立つのか? ─ 離島における小規模集落給水システム
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/no60/08.html
2019年10月20日23時31分に読売新聞から、下記趣旨の記事が現場の写真と状況説明図付きでネット配信されていた。
富山市町村の住宅街で9月24日深夜、用水路に転落した70歳代女性が近所の男性2人に助けられ、一命を取りとめた。
かすかなうめき声を偶然、自宅浴室にいた男性が聞いたのがきっかけとなった。
女性は70メートル流され、暗渠に入る直前だった。
1秒でも遅れていたら助からなかったかもしれない。
24日午後11時頃、後藤さん(男性、69歳)は風呂に入っていたところ、開けていた小窓から聞こえた。
「うー」と。
次第に聞こえなくなったが気味が悪いので、妻さん(62)に2階から外を確認するように伝えた。
「誰もいない」と妻。
こう続けた。
「『ゴボッ』という音を聞いた」。
用水路に何かあるのか――。
そう思った後藤さんは「まさか人か」と懐中電灯を手に家を飛び出した。
街灯は遠くにぽつんとあるだけ。
「気のせいであってほしい」と願いながら、自宅前を流れる用水路に光を当てながら歩くと、近くからうめき声が聞こえた。
足元を照らすと、人の足。
流されるのを防ごうととっさにつかんだ。
その体はほとんど暗渠に入っていた。
「誰かー」。
110番の後、追いかけてきた妻が叫び声に気づき、間近の安川さん(男性、70歳)宅に助けを求めた。
テレビを見て起きていた安川さんがすぐ駆けつけ、後藤さんと一緒にその足を引っ張った。
現れたのは小柄な女性。
ずぶぬれで震えており、銀色のシートに覆われて救急車で病院に搬送された。
救急隊員は「長い時間水につかっていたら危なかったはずだ」と話す。
女性が見つかった地点の用水路は幅60センチ、深さ50センチ。
女性は70メートルほど手前で転落して流されたらしい。
「暗渠の中に流されていたら助けられなかったかもしれない」と、後藤さんは振り返る。
救助した2人には後日、富山中央署から感謝状が贈られた。
後藤さんは「女性が助かって何より」、安川さんは「当たり前のことをやっただけ」と話した。
女性は10月に入り、退院した。
「2人のおかげ 孫また会えた」…
救助された70歳代女性は、17日、読売新聞の取材に応じた。
女性は9月24日夜、散歩していた。
雨風が強く、傘を差しながら歩いていたという。
後藤さん宅の前あたりで、風にあおられて傘が持っていかれそうになり、バランスを崩した。
その後は記憶がおぼつかず、気がついたら病院だったといい、女性は「2人のおかげで助かってよかった。孫にまた会うことが出来てうれしい」と感謝していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191020-OYT1T50095/
(ブログ者コメント)
風雨強い中、家の外のかすかな異常に、よくぞ気が付いたものだ。
産業現場の話しではないが、感度よく災害を未然に防止できた事例として紹介する。
ちなみに富山県は岡山県と並び、用水路への転落事故が多い県だ。
事例などは本ブログで何件も紹介スミ。
2019年9月22日に掲載した第2報がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報として掲載します。
第2報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10014/
(2019年10月28日 修正3 ;追記)
2019年10月20日6時0分に西日本新聞佐賀版から、油による被害を受けた住民に対する会社からの損害補償説明会(第1回)が開かれたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
S鉄工所は19日、家屋が油被害で損傷した206軒の住民を対象にした初の説明会を同町役場で開始し、補償額を提示した。
鉄工所は金額を公表していないが、参加者によると補償額は被害規模に応じ最大で250万円。
鉄工所は月内から各戸を回って早急に合意を得たいとする一方で、金額交渉には応じない姿勢を示した。
説明会では提示額や対応などに不満の声も上がったという。
町によると、油の影響による家屋被害は、19日現在で全壊77軒、大規模半壊72軒、半壊1軒、床下浸水56軒に上る。
この日の説明会は特に被害の大きい下潟地区など94軒を対象に、4グループに分けていずれも非公開で開いた。
鉄工所によると、説明会では坂田社長が油流出で被害を与えたことを謝罪し、同社幹部が補償内容を説明した。
参加者によると、町が判定した全壊で250万円、大規模半壊は200万円、半壊が100万円、床下浸水は80万円を一律に支払うという。
説明を聞いた下潟地区の公務員男性(61)は、自宅が1・3メートルまで油混じりの水に漬かり「全壊」と判定。
鉄工所から提示された補償金額に「鉄工所としては精いっぱい頑張ったと思うが、(大雨で鉄工所から油が流出した)約30年前にもっと鉄工所に厳しい対応をしていれば今回のようにはならなかった」と悔しさをにじませ、補償を受け入れるかどうか家族と相談して決める。
男性によると、説明会では同地区住民から「補償金額が低い」「ごね得は許すな」などの怒声も飛び交ったという。
同地区で自宅が「全壊」とされた50代女性は「金額に納得した訳ではないが、災害だから仕方がない部分もある」と複雑な心境を語った。
参加者によると、約30年前に今回と同様に油を流出させた鉄工所側に「次は絶対に起こさないと約束してくれ」と誓約書を求める声もあったという。
20日の説明会は午前9時から開く。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/552548/
10月19日21時1分に日本経済新聞からは、農地などに対する補償は別途検討という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町と佐賀鉄工所(佐賀市)は19日、町役場で被災者向けの説明会を開き、鉄工所は住宅被害の程度に応じた補償額を提示した。
対象は町内の約200世帯。
町は生活再建支援金として、1世帯当たり最大300万円が支給されるほか、最大10万円の見舞金を支給する方針を示した。
鉄工所は油流出の経緯や再発防止策について説明した。
農作物や農地について、県による土壌のサンプリング調査の結果に基づき補償内容を検討する。
・・・・・
〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51195780Z11C19A0CZ8000/
(2019年12月2日 修正4 ;追記)
2019年11月30日22時4分に佐賀新聞からは、被害農家への賠償も大枠で合意したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月下旬の記録的大雨による佐賀県大町町の工場からの油流出被害で、流出元の佐賀鉄工所と被害農家側が30日、農業共済制度で補償されない被害分を鉄工所が負担し、見舞金として支払うことで大枠合意した。
鉄工所は「農家の損失はカバーできる」としており、年内に支払う方針。
町と鉄工所によると、油は約100ヘクタールに広がり、農地は約40ヘクタールに被害が出た。
鉄工所によると、30日に説明会を開催し、16戸の農家が参加。
農業共済制度では、平年の収穫量を基にコメは9割、大豆は7割が補償されるが、被害額のうちカバーされない分を鉄工所が負担する。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/460391
(2020年2月28日 修正5 ;追記)
2020年2月27日12時16分にNHK佐賀から、敷地外への油流出が確認されて以降1時間余り、流出防止用シャッターが閉められていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
流出元となった工場東側のシャッターが、外部への油流出が確認されたあとも1時間あまり開いたままになっていたことが、当時の状況を記録した内部文書でわかりました。
この間に大量の油が拡散したとみられます。
NHKが入手した佐賀鉄工所の内部文書は、去年8月28日の油流出の対応にあたった関係者への聞き取り調査の結果をまとめたもので、当時の工場内の動きが具体的に記録されています。
それによりますと工場では、過去に小規模な浸水被害を起こした用水路から油がある建屋を守るため、建屋西側と北側のシャッターを閉め、土のうを積むなどの対策がとられていました。
しかし、あふれた水が建屋に流れ込み、午前5時には建屋内部の水位が40センチに達して装置から油が流出し、6時半には工場の敷地外への流出が確認されました。
一方、文書には午前7時45分に「東側の重量シャッターを閉める」とあり、外部への流出確認後も1時間あまりシャッターが開いたままだったことがわかります。
これについて佐賀鉄工所はNHKの取材に対し、「対策は流入を防ぐことをメインに考えていた」と文書で回答しましたが、この間に大量の油が拡散したとみられます。
企業の防災対策に詳しい名古屋工業大学の渡辺研司教授は、「想定外の事態に誰がどのような指示系統で行動するのか、備えの甘さが出たと考えられる。マニュアルを作成し、普段から訓練をして具体的な行動につなげるべきだ」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20200227/5080005122.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の5コマ。
(2020年3月2日 修正6 ;追記)
2020年3月2日8時38分に佐賀新聞から、北側と西側のシャッターは豪雨前日に閉めたが東側シャッターは過去に水の流入経験がなかったので閉めなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
鉄工所によると、建屋の北側と西側のシャッターは、水の流入を防ぐため、豪雨発生の前日に当たる27日の夕方ごろに閉めていた。
ただ、東側のシャッターについては「これまでの経験上、東側から水が入ってきていなかった」(担当者)として、翌28日午前7時45分ごろに閉めたという。
午前5時ごろに油槽からの油流出を確認していた。
担当者は「東側のシャッターからも油が流出していることは間違いないが、東側を閉めていたとしても流出はしていたのではないか」と話している。
・・・・・
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/494898
2019年10月20日付で毎日新聞から、避難所が雨漏りしたり水に浸かったり収容能力以上の人が押し寄せたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日に上陸した台風19号の影響で河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、一時は全国で23万人が避難所に身を寄せた。
だが、水が入り込んで使えなくなったり、想定を超える住民が逃げ込んで満員となったりする避難所もあった。
同様のトラブルは過去の災害でも起きており、課題が改めて浮き彫りになった形だ。
【浸水の中、夜間の移動】
「室内の階段が水浸しになっている」
台風が接近していた12日夜、宮城県丸森町の避難所「丸森まちづくりセンター」に身を寄せていた菊地さん(女性、74歳)は別の避難者から教えられた。
だが、職員から情報はない。
午後9時ごろ、突然「隣の町役場に移動してください」と告げられた。
町によると、水が入り込んだのはセンター(2階建て)の屋上につながるドア。
屋上にたまった大量の雨水が隙間(すきま)から漏れ、ドアに近い屋内の階段を伝って施設内に入ってきたという。
当時いた避難者75人は全員、マイクロバスで町役場へ移った。
外は約10センチ浸水しており、激しい雨が降る中での移動だった。
菊地さんは町役場での避難生活について「数十人が一つの部屋に詰め込まれた。部屋のサイズと人数が合っていないと感じた」と振り返る。
他の避難者のくしゃみやいびきの音が響いて寝付けなかったという。
屋上に雨水がたまったのは、雨どいにハトの巣のわらが詰まったことが原因だった。
町は、16日にセンターの避難所機能を再開した。
避難していた女性(80)は「避難先として準備が不十分」と憤る。
町は「屋根からの浸水は想定外。普段から点検したい」と釈明した。
【会議室などに460人 】
多摩川沿いにある東京都狛江市。
市が川沿いの地区に避難勧告を出したのは12日午後4時半だが、雨風が本格化する前の午前中から多くの人が避難し、満員となる避難所もあった。
中央公民館は午前9時前に避難所として開設されたものの、午後2時半の時点で200人超の満員に。
収容しきれなくなり、市は急いで同じ敷地内にある市役所の議会棟やロビー、会議室を開放し、460人が身を寄せた。
狛江第二中学校の避難所も1000人ほどが集まって満員となり、新たに来た住民は別の避難所に移ったという。
市内の被害は少なかったものの、午後7時ごろに開かれた避難所もあり、ツイッター上では「遅い」と批判する声も上がった。
市の担当者は「想定より多くの人が来られた。早めの避難所開設などを含めて検討したい」と話した。
長野市の避難所では寒さ対策に追われている。
市では15日以降、最低気温が10度を下回る日がほとんど。
千曲川の堤防が決壊した13日、約600人が避難した北部スポーツ・レクリエーションパークでは避難者から「寒い」という声が相次ぎ、市がストーブ数台を設置した。
この施設は高台にあり、避難者が寝泊まりする屋内運動場は天井が高く、窓も大きい。
同市の避難所となっている豊野西小学校の体育館もヒーターを入り口に置いている。
18日にはボランティアが温かいコーヒーやラーメンを振る舞った。
【豪雨で「パンク」再び 自治体、主に地震想定】
過去の災害でも避難所の不足や定員超過が問題となった。
昨年7月の西日本豪雨で地区の3割が浸水した岡山県倉敷市真備(まび)町。
同月下旬まで、市が指定した避難所22カ所のうち4カ所しか開設されなかったため、一部の避難所に避難者が殺到してパンク状態になった。
大半の避難所を開設できなかったのは、ほとんどが浸水想定区域にあったためだ。
避難所に入りきれなかった人たちは隣接する自治体の避難所へ逃げ込んだ。
土砂災害警戒区域にある高台の公園に行く人もいたが、土砂崩れの危険があるためバスで別の避難所へ運ばれた。
市はこうした事態を受け、浸水を免れた学校を新たに避難所に指定。
廊下や教室を利用して多くの住民が避難できるようにした。
今年7月に九州南部を襲った大雨で、鹿児島市は全市民約59万人を対象に避難指示を出した。
市は順次、避難所を開設したものの、特定の避難所に人が集まり、別の避難所への移動を余儀なくされる人もいた。
災害対策基本法によると、避難所の指定は市町村の責務だ。
設置場所は「災害による影響が比較的少ない」など一定の要件があるものの、市町村に委ねられている。
避難所は地震を想定したものが多く、今後も浸水などで避難所が使えなくなり、住民全員分の避難先が確保されないケースが考えられる。
居住自治体外への避難も選択肢とする必要がありそうだ。
防災システム研究所の山村武彦所長は「今回はメディアや気象庁が危機感を強調したこともあり、避難者が多く、自治体の想定が甘かった。行政は地震を想定して避難所の数を決める傾向があり、浸水を想定した避難所をもっと確保しなければならない」と指摘する。その上で「マンションの上階に住む人らは避難せずに家にいた方が安全な場合もある。家ごとのリスクが異なることについて自治体は周知に努めるべきだ」と話している。
https://mainichi.jp/articles/20191020/ddm/003/040/057000c
10月15日20時55分にNHK NEWS WEBからも、神奈川県葉山町でも避難所に収容能力以上の人が訪れたなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
町によりますと避難所の一つ「葉山町福祉文化会館」では80畳の和室を避難スペースとして確保していました。
しかし、12日午前8時半の開設以降およそ2時間の間に60人以上が避難してスペースがなくなったため、新たに避難者を受け入れることができなくなったということです。
町では、会館の入り口に避難者を受け入れられない旨を書いた紙を貼るとともに、近くの中学校など別の避難所を利用するよう防災無線やホームページなどで呼びかけました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191015/k10012132921000.html
10月18日9時52分に埼玉新聞からは、幸手市では避難所2か所の鍵が見つからず開所できなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風19号の影響で利根川が氾濫危険水位を超え避難勧告を出した埼玉県幸手市で、鍵がなく避難場所2カ所を開設できなかったことが17日、市への取材で分かった。
市は13日午前1時、災害対策本部を設置し、その後に避難勧告を発表。
小中学校など市内19カ所を避難場所に指定したが、幸手看護専門学校(同市香日向)と日本保健医療大学(同市幸手)の2カ所で鍵が見つからず、施設を開けられなかった。
市危機管理防災課によると、施設の鍵は所管部署が管理することになっていた。
小中学校や体育施設などは市教委が開錠。
県立幸手桜高校は高校職員と連絡が取れ、開放できた。
開けることができなかった2カ所は非常時に備えて市が鍵を所有していたが、管理場所が分からなかった。
関係者とも連絡が取れず、施設を開けることができなかった。
看護学校は日頃、市民も使用する図書館と体育館を開放したが、洪水に対応する2階以上の施設を開けられなかった。
2カ所とも職員が避難に訪れた市民を別の避難場所に誘導するなどした。
鍵はその後、契約管財課と危機管理防災課でそれぞれ見つかった。
市は当初、大雨による浸水被害を警戒し、利根川の氾濫は想定していなかった。
避難場所の開設手順について、職員間で認識していたものの、マニュアルはなかったという。
市危機管理防災課は「幸手で初の避難勧告だった。2カ所は通常、市が管理していない場所。避難場所として中に入るノウハウがなかった。今後、プロセスの見直しや連絡体制の充実を図りたい」としている。
https://this.kiji.is/557729165753271393?c=39546741839462401
10月18日7時2分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
専門学校の入る建物では1階にある市の図書館などを代わりの避難場所として開放しましたが、市によりますと、訪れた人の中には浸水への不安を訴え別の場所に移った人もいたということです。
2つの鍵はいずれも2日後に15日見つかったということで、幸手市では「市役所内で鍵の保管場所がバラバラで混乱してしまった。今後は鍵を1か所にまとめ、マニュアルも整備して再発防止に努めたい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20191018/1100006903.html
(ブログ者コメント)
上記以外、想定外?の出来事としては、避難所に来たホームレスの人の処遇も問題になった。(既報)
2019年10月20日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風19号で仙台市宮城野区日の出町の市有倉庫が浸水し、災害用備蓄食料が一部使えなくなったことが、市の被害状況調査で分かった。
ご飯やカレーなどを段ボールに詰めて保管していたが、約600箱が水浸しになった。
市は廃棄を含め処分方法を検討している。
市防災計画課によると、倉庫は市が食料や毛布を分散備蓄する拠点の一つで、日の出町は平屋建て。
12日夜から周辺が冠水し、倉庫にも雨水が流れ込み、床上30~50センチまで浸水した。
積み上げられた段ボールが水分を含んで荷崩れし、被害が拡大したとみられる。
アルファ米8250食、味付きご飯4020食、アルファ粥4000食、レトルトカレー2820食、ようかん5700個、クラッカー7700個、ペットボトル入り飲料水の一部が浸水した。
プラスチック製の包装がされており、中身に影響はないと思われるが、市は衛生面などを考慮し、再利用しないと決めた。
市内は18日夜から19日にかけ、前線や低気圧の影響で再び強い雨となった。
市は全域157カ所の指定避難所を開設し、一部地区には避難勧告を出したが、備蓄食料の浸水による直接的な影響はなかったという。
市防災計画課の担当者は「次の災害に備え、備蓄食料は速やかに補充する。分散備蓄の場所に関しては再検討したい」と話した。
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191020_13009.html
2019年10月21日5時0分に北海道新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
札幌市の札幌厚別公園競技場(厚別区)で20日に行われたサッカーの全国高校選手権道予選決勝で、優勝した北海高の応援席前方のフェンスが折れ曲がり、グラウンドに落ちた生徒2人が顔などにけがを負った。
午後2時ごろ、表彰式を終えた北海高の選手らがグラウンドであいさつした際、応援席のサッカー部員らがフェンスに押し寄せた。
フェンスは支柱の高さが85センチ、直径5センチのステンレス製で幅9メートルにわたって根本から折れ、弾みで十数人が1・3メートル下のウレタン部分に落下。
1人が左耳付近を3針縫うけがを負い、1人が膝を擦りむいた。
競技場を管理する健康スポーツ・公園緑化コンソーシアム(札幌)によると、フェンスは1985年に設置。
安全点検は年2回で9月に異常は見つからず、この日も日常点検を行った。
競技場を所有する札幌市は「事前の説明に加え、場内アナウンスや表示で注意喚起を徹底する」(スポーツ局)と話している。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/356541/
10月21日0時1分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後2時ごろ、札幌市の厚別公園競技場で開催された高校サッカーの決勝後、スタンドの観客が選手と握手をしようと最下段の手すりに寄りかかったため折れ曲がり、十数人が落下し、市内の高校2年の男子生徒2人がけがをした。
いずれも軽傷。
競技場を管理する札幌市によると、閉会式終了後、バックスタンド側で応援していた観客や保護者が、あいさつに来た選手と握手やハイタッチを交わそうと手を伸ばし、手すりに寄りかかった。
その際に重みで幅約9メートルに渡りフィールド側に曲がり、観客は約1・3メートル下に落ちた。
この日は「第98回全国高校サッカー選手権」北海道予選の決勝があり、北海(札幌市豊平区)が1-0で札幌第一(同)を下した。
https://www.sankei.com/affairs/news/191021/afr1910210002-n1.html
(ブログ者コメント)
北海道新聞掲載写真を見ると、ステンレスパイプの支柱根元部分がグニャリと曲がっている。
支柱部分の厚さは不明だが、手すり部分のパイプ断面を見ると、もし、その厚さだったとすれば大勢の人の重みを支えるには厚さが足りないような感じを受けた。
大勢の人が寄り掛かることは想定外?
2019年10月19日18時32分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
記録的な大雨を降らせた台風19号で、河川の水位を下げるために水を溜め、下流の東京近郊などで氾濫しないように建設された各地の大規模な調節池、遊水地が、総貯留量の9割に達していたことが、各河川事務所などへの取材で分かった。
長野県や福島県などで大規模氾濫が発生する一方、東京近郊は回避できたとされてきたが、実際には目前に危機が迫っていたことが判明した。
【渡良瀬遊水地、過去最大量に…利根川、江戸川守る】
各地の河川事務所などによると、茨城、栃木、群馬、埼玉4県にまたがり、利根川に流れ込む渡良瀬川などの水の量を調節する役割を持つ日本最大の渡良瀬遊水地は、今回の台風で総貯留量約1億7千万トンのうち、過去最大となる約1億6千万トンをため込んだ。
渡良瀬川が利根川に合流する埼玉県久喜市の栗橋観測所では、13日午前1~10時まで、水位が氾濫危険水位の8・9メートルを超えていたが、利根川から分かれて東京湾に注ぐ江戸川は氾濫危険水位に達しなかった。
また、下流に東京都葛飾区や足立区、埼玉県八潮市などがある中川や綾瀬川の水位が上がった際は、同県春日部市の「首都圏外郭放水路」で江戸川に水を流し込み、洪水を防いでいる。
埼玉県戸田市などにまたがる荒川第1調節池でも、総貯留量3900万トンのうち、3500万トンと過去最大の水を溜めたことで、下流の東京都北区では、氾濫危険水位まで水位が上がることはなかった。
【神田川「環7地下調節池」、ほぼ満タン】
都内でも同様だ。
神田川などの水を地下に溜める地下調節池「神田川・環状7号線地下調節池」でも、総貯留量54万トンの約9割程度まで水が達したという。
横浜市などを流れる鶴見川では一時水位が上がったが、ラグビーワールドカップの日本対スコットランド戦が行われた日産スタジアムがある「鶴見川多目的遊水地」(同市港北区)は総貯留量390万トンのうち、94万トンを貯めた。
ただ、調節池より上流部分の支流などで氾濫が起きているところもある。
国土交通省の担当者は「応急復旧を進めるとともに、原因を調査していく」としている。
【調節池】
上流で大雨が降るなどして、川の水位が上昇した際に、水の一部を一時的にためることで川の水の量を減らす設備。
川と池の間の堤防を一部低くすることで、水位が上がると自動的に流れ込む。
大小さまざまで、普段は公園や空き地になっている場合もある。
自然豊かな渡良瀬遊水地や、日産スタジアムのある鶴見川多目的遊水地などが有名。
https://www.sankei.com/affairs/news/191019/afr1910190032-n1.html
10月20日5時0分に産経新聞からは、調整池を増設しようとしても費用や用地確保の点で難しいところがあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京近郊の調節池などが台風19号で危機的状況だったことが判明した。
今回、河川の氾濫防止に効果を発揮した調節池だが、新設には広大な土地が必要になり、地下に造る場合も費用が大きく膨らむという課題がある。
既に計画が進んでいる調節池もあるが、専門家は「街のあちこちに水を分散させる総合的な治水対策が有効だ」と指摘する。
氾濫を未然に防止した都心の地下調節池や荒川の調節池は、東京都や国土交通省がさらに増やす計画を進めている。
ただ、大規模な調節池がない東京、神奈川都県境を流れる多摩川では氾濫が発生したが、新たに調節池を造るには用地の確保が難しい上、ある関係者は「地下に造るにも数百億円を超えるような費用がかかる」と話す。
河川の流域に田畑や山林など土が出ている部分が多ければ雨を土にとどめることができるが、東京近郊では都市化が進み、流域がアスファルトやコンクリートで覆われているため、雨水がすぐに川に流れ込む。
都市化が進んでいる分、川の拡幅や堤防の強化をするにも土地の確保が難しく、川が下流の市街地に入る前に土地を確保できれば調節池を建設することもできる。
河川の治水対策に詳しい東京工業大の鼎(かなえ)信次郎教授(水文=すいもん=学)によると、洪水対策をさらに進めるため、提唱されているのが「総合治水」という考え方だ。
流域で緑地や小規模な遊水地を確保するほか、マンションや住宅を開発する際に雨水の一時貯留設備を造ったり、地下の土の部分に水を流す設備を造ったりすることで、降った雨が川に流れるのを遅らせる。
「暴れ川」として知られる鶴見川(東京都、神奈川県)を管轄し、いち早く総合治水に取り組む国交省京浜河川事務所の担当者は「努力義務でしかない部分もあるが、流域が一体になって川への負担を分担しようという考え方で進められている」と説明する。
鼎教授は「どのような治水対策をしていく必要があるか、行政も住民も考えていく必要がある」と述べた。
https://www.sankei.com/affairs/news/191020/afr1910200001-n1.html
(ブログ者コメント)
昨日、春日部市の地下放水路(地下神殿)が、ギリギリの状態ではあったものの、なんとか地域の洪水を防ぐのに役だったという情報を紹介した。
それが、他の遊水地でもギリギリの状態だったとは・・・。
地球温暖化に伴い、こういった1000年に1度クラスの豪雨は今後とも増えていくのだろう。
2019年10月19日15時18分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風19号の影響で浸水し休館が続いている、川崎市の博物館と美術館の複合施設で、貴重な絵画や戦前の漫画本などおよそ26万点を収めた9つの収蔵庫がすべて浸水していたことが分かりました。
台風19号の影響で、川崎市は中原区や高津区などで少なくとも1685棟が浸水し、公共施設も被害を受けました。
このうち博物館と美術館の複合施設「川崎市市民ミュージアム」は、地下の電気設備などが浸水して停電しているため、休館にしてポンプ車による排水作業が続けられています。
さらに地下には、貴重な絵画や戦前の漫画本、それに古文書などおよそ26万点が保管されている収蔵庫もあり、排水作業が進んだことから、職員が中を調べたところ、9つの収蔵庫がすべて浸水していたことがわかりました。
台風の接近を前に、地下の扉の前に土のうを積んで備えたということですが、床から高さ2メートルほどまで浸水した場所もあったということで、収蔵庫の扉が壊れたり棚が崩れたりしていて、収蔵品の多くが水につかったとみられています。
市は今後、文化庁に専門家の派遣を求めるなど支援を要請し、対応策を検討することにしています。
川崎市市民文化振興室の永石長は「内部が暗く、詳細が確認できていないが、楽観視できない状態だ。学芸員などを中心に、国とも連携して対応したい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191019/k10012140101000.html
10月24日21時29分に産経新聞からも、同趣旨の記事が収蔵庫内部の写真付きでネット配信されていた。
台風19号で川崎市市民ミュージアム(同市中原区)が浸水し、九つある地下収蔵庫が全て水没した。
美術品や戦前の漫画本など貴重な資料約26万点の多くが被害を受けたとみられる。
電気設備も故障しており、当面は休館。再開のめどは立たず、存続も危ぶまれる状況だ。
昭和63年に開館。
漫画や写真、映画などの多彩なコレクションで知られる。
収蔵庫にはフランスの画家ロートレックのポスター「ムーラン・ルージュ」や、安田靫彦の日本画「草薙の剣」のほか、古文書や民俗資料も多数あった。
市によると、12日午後7時半ごろ、警備員が地下階の浸水を確認。
収蔵庫につながる扉の前に土のうを積んだが、水が流れ込むのを止められず、避難した。
水が引いた18日昼から収蔵庫内を確認したところ、水位が2メートルに達した跡があり、収蔵品が散乱していた。
市は復旧に向け、文化庁に専門家の派遣を要請した。
https://www.sankei.com/affairs/news/191024/afr1910240063-n1.html
(ブログ者コメント)
貴重な物品を保管している場所が浸水被害に遭う恐れはないか、この事例を他山の石として見直したほうがよいのでは?と感じた。
(2019年11月2日 修正1 ;追記)
2019年10月31日21時56分に神奈川新聞から、市はハザードマップで浸水の可能性を認識していたものの対策は取っていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風19号の影響で地下収蔵庫が浸水し、多数の所蔵品が水没した川崎市市民ミュージアム(中原区)について、市は31日、2004年に策定されたハザードマップで3~5メートルの浸水深と想定されていながら、これまで明確な浸水対策を取っていなかったことを明らかにした。
市は「浸水の可能性は認識していた。対策を立てるべきだった」としている。
同日の市議会文教委員会で報告した。
市によると、04年のハザードマップは多摩川流域に200年に一度の大雨が降り、氾濫した場合を想定。
18年3月には千年に一度の降雨量として改定され、ミュージアム周辺の浸水深は5~10メートルとされた。
ミュージアムのある等々力緑地は、かつて池が多数存在していた土地だった。
水が出やすく、1988年の開館時から地下搬入口に通じる駐車場エリアに排水ポンプが設けられている。
収蔵庫は温度や湿度が管理しやすいことから地下に設けられた。
過去にも大雨で駐車場エリアに水がたまることがあり、そのたびに排水ポンプで地上部分に水をくみ上げていた。
一方で、ハザードマップで危険性が示されながら、その後に明確な浸水対策が図られた記録は確認できなかった。
ミュージアムは3年前から指定管理者の運営になっていたが、学芸員から地下収蔵庫を上階に移す提案もなかったという。
地下収蔵庫には絵画や浮世絵、古文書、民具、写真、漫画雑誌、映画のフィルムなど約26万点が収められているが、被害の全容はまだつかめていない。
これまでに、台風上陸時に開催中だった「のらくろ展」と画家の「犬塚勉展」の借用品の一部が地下収蔵庫にあり、水没が確認された。
また漫画雑誌なども水を吸って膨張してしまっているという。
市から要請を受けた文化庁は技術的支援を決めており、国立博物館を運営する国立文化財機構のネットワークを生かし、専門家が所蔵品の応急措置や一時保管などに当たることになっている。
今後、ミュージアム敷地内にプレハブを設け、洗浄や一時保管を図っていく。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-205785.html
2019年10月19日22時55分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後0時15分ごろ、川崎市川崎区浮島町のJXTGエネルギー川崎製油所で「ガスが漏えいしている」と、従業員から119番通報があった。
川崎臨港署は、午後0時20分ごろから同1時35分ごろまでの間、現場から半径50メートル以内を立ち入り禁止区域に設定した。
火災の発生やけが人はいなかった。
同社が詳しい原因を調べている。
同署や市消防局によると、製油所内の配管の一部に亀裂が入り、プロパンガスが漏れた。
同社の従業員らが配管内のガスを取り除くなどの作業を行い、同1時20分ごろ安全が確認された。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-203212.html
2019年10月18日17時42分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風19号の大雨では、埼玉県春日部市にある「地下神殿」とも呼ばれる世界最大級の地下放水路が浸水の被害を大幅に軽減する役割を果たしました。
春日部市にある「首都圏外郭放水路」は、埼玉県東部の水害対策のために国がおよそ2300億円かけて建設しました。
近くを流れる5つの川から取り込んだ水をいったん放水路にためて、ポンプを使って川幅が広い江戸川に排出して、氾濫を防ぐ仕組みです。
長さが6.3キロと世界最大級の地下放水路で、水をためる巨大な水槽は、59本の柱がそびえ「地下神殿」とも呼ばれています。
江戸川河川事務所によりますと、今月12日の午前11時半から地下の水槽に水が入り始め、午後7時前には巨大な水槽から江戸川に排出を始めたということです。
一時的に貯水した量は、およそ1200万立方メートル、東京ドーム9杯分に達し、施設が完成した平成18年以降3番目に多かったということです。
河川事務所によりますと、この放水路をはじめ4つの施設が稼働したことなどで、今回と同じ程度の雨量を観測した昭和57年の台風18号と比べて中川と綾瀬川流域の県内24の自治体の浸水被害は、以前の20分の1以下に減ったということです。
首都圏外郭放水路管理支所の高橋支所長は「江戸川の水位があと1メートル高ければ排水できず緊迫する場面もあったが、地域の浸水被害を軽減することができて安心した」と話していました。
首都圏外郭放水路について、河川の氾濫や防災に詳しい埼玉大学の田中規夫教授は「河川が決壊するなどして住民が危ないと思った時には、市街地で水があふれる『内水』氾濫で避難できないこともある。放水路は、『内水』を逃がすために効果的だった」と指摘しています。
田中教授は、首都圏外郭放水路をはじめ、複数の放水路と遊水池が、埼玉県東部や低地にある東京・江戸川区や葛飾区などの浸水被害を抑える効果があったと分析しました。
そのうえで、首都圏外郭放水路のような施設があるからといって洪水は起きないと安心せず、地域のハザードマップなどを確認し、避難など適切な行動をとることが必要だとしています。
また、大規模な施設だけでなく、建物や道路の地下を遊水池として活用するなど対策を強化する必要があるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20191018/1100006919.html
10月19日9時54分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
台風19号の上陸から19日で1週間。
大落(おおおとし)古利根川、中川など中小河川が多い埼玉県春日部市では、「首都圏外郭放水路」が効果を発揮し、大規模な浸水被害はなかった。
放水路は地下50メートルで全長約6・3キロ。
つながる河川の水量が基準を超えると立て抗から水が流れ込み、調圧水槽(長さ177メートル、幅78メートル、高さ18メートル)に集められて巨大なポンプで江戸川に流される。
水槽内の巨大な柱は「地下神殿」と呼ばれて人気を集めている。
国土交通省江戸川河川事務所によると、ポンプは12日午後6時50分から運転。
15日午後3時過ぎまで東京ドーム9杯分に相当する約1151万立方メートルの水を排水した。
施設ができた2006年以降、3番目の多さだった。
周辺地域は水がたまりやすいくぼ地だが、放水路の完成後は「浸水被害が飛躍的に減った」(地元住民)と言われている。
https://mainichi.jp/articles/20191019/k00/00m/040/052000c
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像中の3コマ。
2019年10月18日8時45分に高知新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
求む、避難棚―。
高知市桟橋通6丁目の市立動物園「わんぱーくこうちアニマルランド」の猛獣たちが、津波からの避難場所を求めている。
園は本年度、ライオンなど3カ所の展示スペースに予想される津波より30センチほど高い避難棚を設置する計画で、設置費に充てるための寄付を17日から募っている。
高知港に近い「わんぱーくこうちアニマルランド」は南海トラフ地震で最大約2・7メートルの津波や長期浸水が予想されている。
展示中に地震が発生した場合、職員が猛獣類を展示スペースから寝室に収容するか、収容できなければ施錠を確認して避難する決まりだが、いずれにせよ猛獣はおぼれ死んでしまう可能性が高い。
このため昨年度、スマトラトラのおりに約100万円で高さ3メートルの避難棚を設置。
「上って涼むなど生活環境向上にもなっている」(吉沢園長)としてライオン、ジャガー、ツキノワグマのおりにも設置することを決めた。
設置が完了すれば、地震時に猛獣を収容する職員の作業が省ける上、動物が生き延びる可能性も高くなる。
設置費用約400万円のうち100万円を寄付で賄う。
寄付者にはオリジナルポストカードを贈り、金額に応じて棚のお披露目会に招待する。
寄付者は税控除も受けられる。
吉沢園長は「最終目標は津波の来ない場所への園の移転だが、できることからやっていく。今は、ほとんどの動物を守る対策ができていないので、寄付を募ることで多くの人に現状を知ってもらいたい」と支援を呼び掛けている。
寄付は12月16日までふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」のクラウドファンディングのコーナーで受け付ける。
問い合わせは「わんぱーくこうちアニマルランド」(088・832・0189)へ。
https://www.kochinews.co.jp/article/317265/
10月20日17時42分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
「わんぱーくこうちアニマルランド」(高知市桟橋通6)で、動物を津波から守るため避難棚の設置が進んでいる。
展示スペース内の高さ3メートル以上の場所に設け、いざという時に猛獣に駆け上がってもらう。
市はふるさと納税制度を利用したクラウドファンディング(CF)を用いた資金調達を始めた。
わんぱーくこうちは高知港近くに位置し、3月末現在、約100種類600点の動物を飼育している。
市によると、南海トラフ巨大地震の発生時に最大約2・7メートルの津波浸水が予測されている。
そこで今年2月、動物の命を守るため、避難棚の設置を始めた。
スマトラトラの展示スペース内に設置すると、気に入った様子で避難棚の上にいる姿が見られるという。
今回設置するのはライオン、ジャガー、ツキノワグマの3カ所。
肉食や雑食の大型獣でエサがなくても比較的長期間耐えられることや、他の動物園から預かっている動物もいることから選ばれた。
設置には400万円が必要で、実情を広く知ってもらおうと、100万円をCFで調達。
残り300万円は市でまかなう予定という。
CFは12月16日まで受け付け、来年3月までに避難棚を完成させる。
寄付をした人には、わんぱーくこうちの動物の写真が入ったポストカードを贈る。
また、1万円以上を寄付した人は、完成した避難棚を間近で見られる完成お披露目会に参加できる(先着100組)。
吉澤園長は「動物たちを救うためにプロジェクトを成功させたい。ご協力をお願いします」と呼び掛けている。
問い合わせは、わんぱーくこうち(088・832・0189)。
https://mainichi.jp/articles/20191020/k00/00m/040/047000c
2019年10月17日23時16分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。
台風19号により、21都県の住宅約3万9000棟(17日午後2時半現在)が床上・床下浸水した。
甚大な浸水被害があった長野市や宮城県丸森町などでは、洪水時の浸水想定区域を示すハザードマップと今回の浸水区域がほぼ一致している。
一方、住民の間では十分に浸透しているとは言い難い。
専門家は行政に周知方法で工夫するよう求めるとともに、住民にはマップを活用して避難計画を立てるよう呼び掛けている。
【「重要性感じた」 「知らずに怖い思いした」】
千曲川の堤防が決壊して大規模に浸水した長野市では、市が「1000年に1回程度の降雨」を見込んで作ったハザードマップと実際の浸水区域がほぼ同じだった。
ハザードマップには土砂災害や地震を想定したもののほか、河川の氾濫を予想したものがある。
浸水の範囲を深さに応じて色分けし、避難所の場所も示した地図で、市町村などが作る。
長野市は最近、千曲川の流域で2日間に平均396ミリと膨大な雨が降ったと想定した最新版を作製。
被害が予想される地域で今夏に全戸配布したばかりだった。
市のホームページ(HP)でも公開している。
国土地理院が発表した今回の浸水区域(推定)とマップを比べると、堤防が決壊した西岸は同じように浸水していた。
北陸新幹線の車両が水につかった長野新幹線車両センターの周辺は、マップでも浸水が最も深い場所だった。
今回、決壊地点近くの2日間の平均雨量は186.6ミリ(速報値)と想定の半分程度で、雨量がさらに大きければ被害が拡大した可能性がある。
決壊地点がある穂保(ほやす)地区に住む芝波田(しばた)さん(男性、66歳)はかつて地元で区長(町内会長)をしており、マップの存在を知っていた。
地区には12日午後11時40分に避難指示が出され、13日午前0時には近くの観測所で千曲川の水位が氾濫危険水位を超えた。
周囲が騒がしくなり、危険を感じた芝波田さんは同1時ごろ、同居する母親(97)を連れて避難所へ逃げた。
家は床上浸水で済んだが、市内では2人が亡くなった。
押し寄せた水から逃げ遅れた可能性がある。
芝波田さんは「マップを見ていないと、どこに逃げたらいいか分からない。マップの重要性を感じた」と話す。
町の中心部が水につかった宮城県丸森町も、2015年に作製して全世帯に配ったハザードマップと台風19号による浸水区域がほぼ一致した。
ただ、浸水の仕方は想定と微妙に異なっていた。
町では、役場がある中心部と北部の間を流れる阿武隈川の北側堤防が決壊すると想定。
北部の被害が大きいと予想し、民家が多い場所は3~5メートル浸水するとみていた。
今回、阿武隈川の堤防は決壊しなかったが、中心部に近い支流の内川と新川の合流付近で堤防が決壊。
中心部には山側からも雨水が流れ込み、排水ポンプの処理能力を超えて内水氾濫が起きた。
北部は10センチ程度の浸水だったものの、中心部はほぼ全域が水につかった。
町内全域に最高警戒レベルの「災害発生情報」が発令され、町民に避難が呼び掛けられたのは12日午後7時50分。
ただ、ハザードマップを知らず、逃げ遅れた人もいた。
会社員の菅野さん(女性、58歳)は「マップがあるのを知らず、あの日は自宅にいた。水が家の2階の階段まで迫り、怖い思いをした。マップを知っていれば、行動も変わっていたかも」と話す。
小学校に避難した大河内さん(女性、78歳)もマップは配られた際に見たものの、今回改めて見直すことはなかった。
「避難の指示もマンネリ化して、よその地域の避難のニュースをテレビで見るなどしていた。今回の被害は、まさに青天のへきれきだった」と振り返った。
町内では今回、多数の死者・行方不明者が出ているが、その多くが周辺部の山間地域。
土砂崩れで住人が巻き込まれたとみられる。
町も土砂災害は予想していたが、雨で地盤が緩んだ後に起きると予測しており、今回のように一度の雨で発生したのは想定外だったという。
担当者は「ハザードマップの周知には努めたいが、想定通りに被害が起きるとは限らない。危険性を町民に認識してもらうにはマップだけでは十分ではなく、他の方法も考えないといけない」と話した。
【江戸川区「 ここにいてはダメです」のインパクト】
命を守るためにハザードマップの周知が課題となる中、認知度を向上させた例がある。
東京都江戸川区が5月、新たに発表したマップだ。
表紙に描かれた江戸川区の地図に「ここにいてはダメです」とインパクトのある言葉を記し、千葉や埼玉、東京西部など区外への広域避難を呼び掛けている。
江戸川区は東は江戸川、西は荒川に挟まれ、南は海。区面積の約7割が、満潮時の水面より低い「ゼロメートル地帯」だ。
避難者の受け入れ先が決まっていない状態で区外に避難を促すことに「行政の責任放棄」という指摘も出ているが、区防災危機管理課の本多課長は「情報を正しく理解してもらい、広域避難を考えてもらうための思いを込めたフレーズ」という。
水害リスクを隠さず、「お役所」らしくないフレーズが反響を呼んだ。
台風19号では結果的に区内は大きな被害はなかったが、「今回の台風は危ないの?」「どこに逃げれば?」などとする問い合わせの電話が区に相次いだ。
本多課長は「水害リスクの周知は進んでいる」と実感している。
ハザードマップを巡っては、昨年7月の西日本豪雨で浸水被害を受けた岡山県倉敷市真備(まび)町地区でも実際の浸水区域とほぼ一致していた。
行政依存の防災からの転換を訴えてきた東大大学院の片田敏孝特任教授(災害社会工学)は「どんなに分かりやすいハザードマップを作っても、見るつもりがなければ無用の長物」と指摘。
その上で「今はハザードマップの精度も高くなり、極めて有効。行政側も単に公表するだけでなく工夫が必要だが、何より住民側が『災害は自分たちに起こる問題』と思い、主体性を持って行動することが重要だ」と強調する。
三重大大学院の川口淳准教授(建築構造・地域防災)は「最悪のリスクを認識し、空振りを恐れずに浸水域外へ避難してほしい」と指摘している。
https://mainichi.jp/articles/20191017/k00/00m/040/335000c
10月18日付で信濃毎日新聞からは、長野市の浸水区域とハザードマップの一致状況に関し、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
台風19号による大雨で甚大な被害が出た長野市の浸水範囲が、四つの被災エリアの合計で1500ヘクタール余に上ることが17日、市の調査で分かった。
千曲川の堤防が決壊した穂保や豊野など市東北部が916ヘクタールに上ったほか、千曲川が越水した篠ノ井エリアが359ヘクタール、松代エリアが156ヘクタール、若穂エリアが80ヘクタールだった。
今回のそれぞれの浸水範囲は、市が「千年に1回程度」の降雨を想定して作った「洪水ハザードマップ」の浸水想定区域とほぼ一致。
今回の被害は想定上の「最悪」に近い状況だったことも分かった。
調査は市河川課が13、14日に実施。
小型無人機ドローンを使って、低空から被災エリアを撮影しながら確認したほか、市職員が現地を歩いたり近隣に住む職員から情報を得たりして調べた。
同課担当者は「市のハザードマップと合わせると、浸水範囲はほぼ一致した」と分析している。
国土交通省北陸地方整備局によると、ハザードマップの基になる浸水想定区域は同省が市町村に提供した。
過去に流域で観測された大雨の地点と降水量、時間などを基に、48時間で396ミリの雨が降った場合を想定。
複数の観測事例に当てはめて予想し、最大の被害を浸水想定区域として反映させた。
長野市は今年7月にハザードマップとしてまとめ、8月から浸水想定区域の各戸に配布し、市ホームページでも公表した。
台風19号は、東北信地方の広い範囲で大量の雨が降った。
気象庁によると、県内のアメダス観測点で13日までの48時間の期間最大雨量は、南佐久郡北相木村で観測史上最多となる411・5ミリを記録。
上田市鹿教湯、佐久市、北佐久郡軽井沢町、上高井郡高山村の4カ所で300ミリを超え、軽井沢町を除く3カ所は観測史上最多を更新した。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20191018/KT191017ATI090036000.php
2019年10月17日19時2分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
台風19号の豪雨のため千曲川が氾濫し、被災した住民が復旧作業に追われる中、泥に漬かり使用できなくなった災害廃棄物をめぐり混乱が生じている。
長野市などは、指定した仮置き場に、9種類に分別して搬入するよう、市のホームページなどで周知を図っているのに対し、被災者には「もっと柔軟にできないか」などとの不満の声が。
ただ、きちんと分別されていないと、可燃物などによる火災発生のリスクも懸念されるため、市などは粘り強く、被災者の理解を得たい考えだ。
長野市は、千曲川の氾濫を受け、豊野東山第1運動場など市内3カ所を仮置き場に指定。
須坂、飯山、千曲3市などもそれぞれ指定している。
長野市などでは、環境省を通じて職員の派遣を要請し、現在、石川県をはじめ名古屋市などから来県した職員が仮置き場で働いている。
16日から災害廃棄物の受け入れが始まった豊野東山第1運動場では、棚やゴザ、流し台などを荷台に積んだ軽トラックなどが数珠つなぎの列を作っていた。
スピーカーからは、きちんと分別するよう案内が流れている。
ある男性は「災害廃棄物の持ち込みは、量が多くて数回になる」と話す。
きちんと分別をしていては時間をとられ、復旧作業がはかどらないと不満を口にしていた。
順番待ちにも「こんなに時間がかかっては…」といらだっていた。
市は、災害廃棄物を持ち込む被災者に対し、計9種類に分別することを求めている。
具体的には、コンクリートなどの不燃物、灯油やガソリンといった危険物、エアコンや冷蔵庫、洗濯機などの家電、タイヤなどで、事前に分別していない被災者は、仮置き場の職員から指示を受けて、その場で分別している。
紙や衣類などは本来、可燃物扱いとされるが、水や泥に漬かってしまうと、可燃混合物の扱いになるといった災害時に特有の対応も必要となっている。
16日に開かれた県災害対策本部で、出席した環境省職員が災害廃棄物の分別の徹底を要請した。
廃棄物の中には、灯油なども含まれているため、分別が不十分だと火災が発生する恐れがあるうえ、ネズミが寄りつくような事態になれば、衛生上の問題も招きかねないと指摘した。
分別されないと、処理業者が限られ、結果的に仮置き場からの撤去に遅滞が生じるとの懸念も示した。
行政側は、分別されないことで、仮置き場周辺の住民に迷惑がかかる事態を回避したい。
だが、被災者は、災害廃棄物をスムーズに処理し、復旧作業を少しでも進め、いつもの日常を取り戻したい。
分別をめぐっては、双方の相互理解が求められている。
長野市生活環境課は「市のホームページなどで分別方法を確認したうえで、疑問点があれば、問い合わせてほしい」と話している。
https://www.sankei.com/affairs/news/191017/afr1910170031-n1.html
(ブログ者コメント)
大規模災害では、いつも災害廃棄物の処理が問題になる。
今回も、上記報道以外に多数、災害廃棄物関連の報道があるが、それらは紹介を割愛する。
ちなみに以下は、ブログ者の目に留まった報道。
『災害ごみとの闘い「とにかく早く回収を」 被災車両通行の妨げ』
(2019/10/17 09:20 福島民友)
https://this.kiji.is/557365013367587937?c=39546741839462401
『【台風19号】災害ごみ街中に山積み 分別で回収に手回らず』
(10/17 9:29 下野新聞)
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/233188
『災害廃棄物、復旧の妨げ 台風19号から1週間』
(2019/10/19 10:08 福島民報)
https://www.minpo.jp/news/moredetail/2019101968683
2019年10月17日22時44分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後4時20分ごろ、大阪市住之江区南港南6の物流会社「M急配」の新南港物流センターから出火し、鉄骨平屋建ての倉庫約1400平方メートルを全焼した。
火は約2時間半後にほぼ消し止められ、けが人はいなかった。
敷地内で燃やしていた枯れ草から燃え移ったとみられ、大阪府警住之江署が詳しい出火原因を調べている。
住之江署などによると、倉庫には冷凍食品が保管されていた。
倉庫の北側では同社の関係者が枯れ草を集めて燃やしていたという。
現場は大阪メトロ南港ポートタウン線(ニュートラム)南港東駅から西約2・5キロの倉庫や工場が建ち並ぶ地域。
https://mainichi.jp/articles/20191017/k00/00m/040/327000c
10月17日17時6分に読売テレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防などによると、フォークリフトで荷物を運ぶ際に使う、プラスチック製のパレットなどが燃えているという。
https://www.ytv.co.jp/press/society/46774.html
10月17日21時38分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府警住之江署によると、当時、センターの倉庫内では約20人が食品の仕分け作業にあたっていた。
燃やしていた枯れ葉が何らかの原因で倉庫に燃え移った可能性があるとみて同署が詳しい出火原因を調べる。
倉庫で勤務するアルバイトの女性(30)は「倉庫内で作業していると焦げた臭いがした。倉庫から外に飛び出すと、大きな火と黒煙があがっており、とても怖かった」と話した。
https://www.sankei.com/affairs/news/191017/afr1910170046-n1.html
2019年10月18日12時27分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後、南九州市の養鶏場で掘削作業中に地盤が崩れ、作業員の男性(35)が土砂に埋まり、死亡しました。
警察によりますと17日午後1時20分ごろ、南九州市知覧町東別府の養鶏場でニワトリのえさ用の飲み水に使う井戸を掘削中に地盤が崩れ、作業をしていた日置市吹上町和田の作業員、田野(35)さんが土砂に巻き込まれました。
田野さんは同僚や消防によって救出され病院に運ばれましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
現場の地盤は掘削中に5、6メートルほど崩れたということで、田野さんのほかに同僚2人も土砂に巻き込まれましたが自力で脱出し、けがはありませんでした。
警察が事故の原因を調べています。
https://www.fnn.jp/posts/2019101800000001KTS/201910181227_KTS_KTS
10月17日22時32分医南日本新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
井戸を掘るためのボーリング作業中に地盤が崩落し、男性作業員3人が土砂に巻き込まれました。
現場は縦、横およそ5メートル、深さ5メートルにわたり崩落したということで、警察で崩落の原因や当時の状況を調べています。
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019101700038730
10月17日21時29分にNHK鹿児島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、現場では4人で掘削作業を行っていた。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20191017/5050008297.html
(ブログ者コメント)
以下は、FNN PRIME映像の3コマ。
2019年10月16日19時54分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今回の台風19号で各地で起きた浸水被害、都市部特有の要因があることが明らかになってきました。
台風19号が接近する中、東京・世田谷区野毛地区で撮影された映像では、道路から病院の地下に大量の水が流れ込む様子がわかります。
実は、この地区で、浸水が確認されたのは、近くを流れる多摩川が氾濫する6時間ほど前だったんです。
なぜ、浸水は氾濫の前に起こったのでしょうか。
・・・・・
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20191016/1000038689.html
(ブログ者コメント)
放送内容は、以下の画面参照。
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。