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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015126日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。

第1報(修正2)は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5436/

 

 

(2017年2月25日 修正3 ;追記)

 

201722日付の神奈川新聞紙面に、事故時のやや詳しい状況などが下記趣旨で掲載されていた。

 

磯子署は、1日、安全管理の徹底を怠ったなどとして、業務上過失傷害の疑いで、当時の副校長(59)と担任だった男性教諭(39)を書類送検した。

 

同署などによると、事故は、訓練を終えた児童が教室に戻る途中の1階給食室横で発生。

左右に2枚並んだシャッター(幅約3m、高さ約2.6m、重さ約186.5kg)のうち左側だけが上がっていたため、右側も開けようと40代の女性技能職員がハンドルを操作していたが、男性教諭に交代。

数回ハンドルを回したところで、シャッターが落下した。

 

男性教諭が操作したのは、左側のシャッターのハンドルだった。

市教委によると、女性職員は訓練後、「早く児童らを教室に戻してあげたい」として、閉まっているシャッターを上げようと誤ったハンドルを操作し、男性教諭に交代した。

2人は、2014年12月に操作の研修を受けていたが、ハンドルの間違いに気付けなかった。

 

シャッターが落下した際、教諭はすぐにシャッターと床の間に自ら体を入れ、挟まれた女子児童は自力で脱出したという。

 

シャッターは、設置から36年間交換されていなかったが、警察の強度検証では、ワイヤーの劣化や強度の低下はみられなかった。

 

同署は、上がった状態でさらに負荷をかけたことで、ワイヤーが切れたとみている。

 

また、当初ハンドルを操作していた女性技能職員について、同署は「ワイヤー破断時は操作しておらず、生徒を直接指導する立場ではなかった」としている。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この事例の原因を整理すると以下のようになるだろうか・・・。

 

①女性技能職員が、児童が教室に戻るまではシャッター開閉不可というマニュアルを守らず、ハンドル操作した。

 

②女性技能職員が、閉まっているほうではなく、開いているほうのシャッターのハンドルを間違って操作した。

 

③ハンドル操作を交代した教諭は、その操作がマニュアル違反だということに、思い至らなかった。

※本件、女性技能職員がやっていた操作を引き継いだ教諭としては、その操作が正しいかどうか疑うことはなく、その操作をいかに達成するか・・・そういった点にだけ気持ちがいったのかもしれない。

 

④教諭は、ハンドルが重いのに無理して回した。

 

 

 

(2017年12月24日 修正4 ;追記)

 

201712191721分にNHK神奈川から、2人が略式起訴されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

検察は19日、安全を十分に確認しないまま誤ってシャッターを操作したなどとして、当時の担任教諭ら2人を業務上過失傷害の罪で略式起訴した。

 

出典

児童シャッター事故教諭略式起訴

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20171219/1050001172.html 

 

 

 

(2021年9月29日 修正5 ;追記)

20219271323分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)からは、和解の協議が整った、女性は現在高校に通っているが後遺症が残っているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

横浜市が、児童側との和解協議が調ったと明らかにしました。

市によりますと、女子児童は手術を受けて、およそ3年間治療を続け、現在は高校に通っていますが、腰にマヒなどの障害が残ったということです。

事故をめぐり、女子児童と両親は去年、市に対して損害賠償を請求し、ことし6月、2252万円の支払いのほか、市が深く謝罪するといった内容で和解する協議が調ったということです。

この和解案は29日の市議会本会議で可決され、正式に和解が行われる見通しです。


https://news.yahoo.co.jp/articles/fe2cf713454ac3c7cae86dbb305ff6d2d5f493dc

 

 

 

 

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20172171816分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東大阪市の小学校で、教頭などが、児童の体に付いた汚れを取ろうとして、特殊な素材でできたスポンジなどを使ってこすり、児童が10日間のけがをしていたことが、関係者への取材で分かった。


このスポンジは「洗剤が必要ない」などとして人気があるが、国民生活センターなどは、人に使うと皮膚が傷つくとして、注意を呼びかけている。


関係者によると、去年9月、東大阪市のN小学校で、3年生の男子児童の首に油性ペンで書かれた落書きが見つかり、40代の教頭と30代の事務職員が、学校にあったスポンジでこすって消そうとした。


ところが、児童が痛みを訴え、皮膚が赤くなったため途中でやめ、このスポンジが本来、人には使ってはいけない「メラミンスポンジ」だと分かったという。


「メラミンスポンジ」は特殊な素材でできていて、洗剤をつけなくても、水だけでガラスやタイルなどの汚れを落とすことができるとして、人気があるが、体をこすると皮膚を傷つけるとして、国民生活センターや製造元が注意を呼びかけている。


児童は、前の日に、自宅で兄弟に落書きをされ、そのまま登校したということで、スポンジでこすった際に「痛い、痛い」と言ったが、教頭などは「我慢して」と言って、しばらく続けたという。
児童は、首に10日間のけがをした。
小学校や市の教育委員会は、「調査中でコメントできない」などとしている。


国民生活センターによると、5年前には、美容院で皮膚に付いた毛染め液をメラミンスポンジを使って落とそうとして、けがをしたケースも報告されていて、「製品の注意書きをよく確認し、人には使用しないでほしい」と注意を呼びかけている。

 

出典

特殊素材のスポンジで児童けが

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170217/4006181.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇このメラミンスポンジ、玄関タイルをこすると細かい泥がよくとれるので、ブログ者もしばしば使っている品だ。

ただ、注意書きを読んだことはなかった。

 

〇国民生活センターからの呼びかけを確認しようとHPを見てみたが、見つからなかった。

 

 

 

(2017年4月6日 修正1 ;追記)

 

2017441853分にNHK関西から、教頭などが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

442354分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東大阪市の小学校で、教頭などが、児童の体についた汚れを取ろうとして、特殊な素材でできたスポンジでこすり、10日間のけがをさせたとして、業務上過失傷害の疑いで書類送検された。
書類送検されたのは、東大阪市のN小学校に勤務していた46歳の教頭と39歳の事務職員。


去年9月、小学校で、3年生の男の子の首に油性ペンによる落書きが見つかり、教頭と事務職員が特殊な素材のスポンジでこすったうえ、こすると痛がったので、ペンキなどを落とすための液体を使って消そうとした。


このスポンジは「メラミンスポンジ」と呼ばれ、体をこすると皮膚を傷をつけてしまうため、人には使わないよう注意書きがあったが、警察などによると、児童が「痛い」と訴えたにもかかわらず、「我慢して」と言って、こすり続けたという。


男の子は首に10日間のやけどや擦り傷を負っており、警察は、業務上過失傷害の疑いで4日、書類送検した。

児童の母親によると、教頭などは「特殊なスポンジとは知らず申し訳ない」と話したという。


児童の母親は、「落書きを消そうとするのならば、ほかのやり方があったと思うし、けがをするまで行う必要があるのかと疑問に感じます。2度と同じことがないよう徹底してほしいです」と話していた。

一方、東大阪市教育委員会の高岸次長は、「今後の捜査の経過を見守っていきたい」とコメントしている。

 

出典

スポンジでけがさせた疑い

http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170404/5279311.html 

スポンジで男児こすった疑い 小学校教頭ら書類送検

http://www.asahi.com/articles/ASK446D16K44PTIL02L.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKから放映された写真には、男児の首の後ろに直径3cmほどに見える、やや楕円状に皮膚がめくれた、浅いクレーターのような傷が写っていた。

さぞ痛かったことだろう。

 

 

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2017217日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中部電力は、16日、浜岡原発のフィルターベント建設で起きた施工不良について、調査結果を公表した。

 

フィルターベントは、事故時に原子炉格納容器を守るため、高温高圧のガスを外部に出す際、放射性物質を低減させる設備。

 

施工不良は、国の新基準に伴って4号機と3号機に建設中の、フィルターベントのフィルターを収納する鉄筋コンクリート製のベント室で見つかった。

 

ベント室に水を張るための配管の支持や、はしごの溶接のために壁に埋め込む板状の金物が加工され、強度が不足する状態になっていた。

 

調査の結果、4号機の金物504枚中57枚が加工され、36枚については点検ができなかった。

3号機は、601枚中62枚が加工、1枚が点検不能だった。

 

加工されたり点検不能だったりした金物は、別の工法で強度を確保するという。

 

4号機のフィルターベントは、2016年9月の完成を目指していたが、大幅に遅れる。

 

中部電は、品質を確保する意識の不足や、工程遅れを避けようとする意識が原因とし、適切に行われているかどうかの確認も不足していたと説明。

対策として、記録作成のルール化と指導の徹底、課題の共有化などに取り組むとした。

 

 

20172161857分にNHK静岡からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

御前崎市にある浜岡原発で行われているフィルターベントと呼ばれる安全装置の設置工事で、部品の一部が所定の位置とは違うところに取り付けられ、強度が保たれていない可能性があることがわかり、中部電力は補強工事を行うことにしている。

 

設置に問題があったのは、フィルターベントから伸びる配管を支えるための金属製の部品で、コンクリートの壁に埋め込むことになっている長さ20cmほどの棒の部分が途中で曲げられたり、所定の位置とは違うところにつけられていたという。


こうした不適切な部品の設置は、3号機で62か所、4号機で57か所確認されていて、強度が保たれていない可能性があるという。

工事を請け負った業者からは、「コンクリートの中の鉄筋の密度が高く、所定の位置に設置するのが難しい」という相談が寄せられていたということで、中部電力静岡支店の西田・原子力グループ部長は、「指摘があったにも関わらず、問題を解決せずに工事を進めてしまった。部品の重要性を関係業者と共有していきたい」と話していた。

 

出典

浜岡原発で不適切な部品設置工事

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033948731.html?t=1487279853021

 

 

2161233分に静岡新聞からは、やや詳しい記事が下記趣旨でネット配信されていた。

 

浜岡原発4号機のフィルター付きベント(排気)室で配管を固定する金具の不適切な施工が見つかった問題で、中電は16日、3、4号機で同様の金具計1105カ所を調べた結果、119カ所で不適切な施工が見つかったことを明らかにした。

御前崎市と同市議会、静岡県に、それぞれ説明した。


中部電によると、金具は、放射性物質を取り除くための給水配管を支えるもので、30cm四方のプレートに長さ22cmの足が4本付いて、テーブル状になっている。

 

ベント室の建設時、鉄筋の間に足の部分を差し込み、プレートの表面を露出してコンクリートを打ったが、鉄筋の密度が高く足の部分が入らず、作業員が足を切断し位置をずらして付け替えたり、足の角度を許容値以上に曲げたりしていた。


不適切な施工が見つかった昨年8月以降、超音波による非破壊検査を実施。

3号機で金具計601カ所のうち62カ所、4号機は504カ所のうち57カ所で、それぞれ不適切な施工が見つかった。

構造上点検ができなかった金具が、別に計37カ所あった。

 

コンクリートを打つ前に、金具が適切に施工されていることを確認する記録を取っていなかったことや、中電が請負会社に示した金具の設置に関する要求事項が作業員まで伝わっていなかったことが、主な原因とした。


不適切な施工が確認された箇所では、アンカーを用いた金具を設置し、強度を確保するという。

4号機で先行して進め、今秋をめどに終わらせる。

4号機のフィルター付きベントは、昨年9月末の完工予定だった。

 

浜岡原発3、4号機のフィルター付ベント設置工事で不適切な施工が見つかった問題で、中電が16日に県庁で行った説明に対し、県側からは厳しい指摘が相次いだ。

外岡・県危機管理監は、「検査体制の合理化を進める中で、安全性確保の意識が十分でない部分があったのでは」と指摘した上で、「いま一度、安全への認識を現場と共有し、不具合が判明した場合はしっかり公表する姿勢を保ってほしい」と求めた。

 

出典

不適切な施工119カ所 浜岡原発3、4号機ベント金具

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/hamaoka/329573.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇NHKで報じられた部長の話し、詳しくは下記。

 

「請負の皆さんからも、非常に難しいし行程的にも厳しいという意見をいただきながら解決できなかったことは、非常な教訓だと思っている。埋め込み金物そのものの重要性も社内で伝承していきたい。」

 

〇中部電力HPに掲載されている資料は下記。

https://www.chuden.co.jp/resource/ham/290216fvumekomikanamono.pdf

 

 

 

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201721880分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2171748分にNHK横浜から、218日付で毎日新聞東京版から、219743分にNHK千葉から、219日付で朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午後1時55分ごろ、横芝光町の金属加工会社「H社」(本社・神奈川県厚木市)成田事業所の従業員から「鉄を焼く炉が爆発した」と119番があった。

 

炉のあった第2工場(約1350m2)の一角が焼け、いずれも従業員の60代の女性1人と30代の男性2人が病院に運ばれた。

 

警察などによると、3人とも全身にやけどを負って手当てを受けていたが、その後、男性と女性1人が死亡した。

警察で出火原因などを詳しく調べている。

 

消防によると、火災は同3時5分に鎮圧され、間もなく鎮火。周辺への延焼はなかった。

警察によると、付近の天井には直径1.5mほどの穴が空いており、また、爆発したとみられる場所から数10m離れたシャッターが爆風とみられる影響で破損した。

 

当時、工場は操業中で従業員16人が働いていた。

他の従業員は避難して無事だったという。

 

警察によると、工場内に舞っていた塗料に、何らかの原因で引火した可能性もあるという。

同社では化学薬品を取り扱っていたが、周辺に漏れたなどの情報はない。

 

同社によると、成田事業所の従業員数は41人で、航空機や自動車の部品の金属加工を行っている。

成田事業所には第一工場と第二工場があり、事故が起きた第二工場では、自動車関連部品に金属を使った表面処理を行っているという。

爆発したとみられる塗装ブースでは、当時、トラックの部品に耐熱塗料を吹きかけていたという。

警察などによると、男性1人が炉のそばで部品に塗料を吹き付ける作業をし、2人が近くにいた。

塗料に含まれるアルミニウム粉末に引火し、爆発的に燃え広がったとみられる。

 

同社では、「原因や被害を確認している。詳細が判明次第、ホームページなどで発表したい」と話している。

 

現場は、圏央道松尾横芝ICから約1.5kmにある同町北部の「横芝工業団地」の一区画。


 出典

金属加工会社で火災 3人重傷「炉が爆発」 横芝光

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/387626 

厚木の会社の成田事業所で爆発

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056050811.html?t=1487363385266 

爆発 千葉の金属工場、3人重傷

http://mainichi.jp/articles/20170218/ddm/041/040/080000c 

横芝光町の工場爆発死者2人に

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086051101.html?t=1487535199304 

 

 

2202046分にNHK千葉からは、残っていたアルミニウム粉末と降りこんだ雨とが反応したと思われる火災が被災現場で起きたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午後6時40分すぎ、「ダクトから炎が出ている」と、この工場の従業員から通報があった。


警察と消防によると、爆発事故が起きたのと同じ建物にある設備の一部が焼け、およそ30分後にほぼ消し止められたという。
けが人はいなかった。


会社側によると、この工場では事故のあと操業を停止していて、20日は、従業員が集まって今後の対応を話し合うなどしていたという。


警察によると、前回の爆発事故で建物に穴があいた場所から雨水が入り込んでいたということで、警察は、工場で特殊な塗装に使われるアルミニウムの粉末と水が反応した可能性もあるとみて、前回の爆発事故との関連も含め、状況を調べている。

 

出典

爆発事故の工場でまた出火

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084087302.html?t=1487621274384 

 

 

 

 

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20172162249分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

幼児が歯磨き中に転んで歯ブラシでのどを突く事故が多発しているとして、消費者庁は、15日、注意を呼びかけた。

メーカー側は、柄が曲がるブラシなど、安全対策に取り組み始めている。

 

6歳以下の事故は、2010年12月からの6年間に、医療機関から消費者庁へ寄せられただけで139件。


ブラシをくわえたまま歩くなどして転倒したケースが7割近くを占め、「ソファなどから転落」、「ぶつかる」が続く。

年齢別では、1歳児が64件と最多だった。

14年には、1歳児がベッドで歯磨きをしていたところ転倒。歯ブラシがのどに刺さり、3日間入院した。

 

この数字とは別に、東京消防庁が、11年1月から昨年2月までに5歳以下の子どもを救急搬送した事例数をまとめたところ217件あり、毎年約40件にのぼることが分かった。

 

有識者で作る東京都の協議会は、14日、歯ブラシに衝撃吸収性を持たせたり、口の奥に入りにくくしたりする対策を強化するように、メーカー側に提言した。

 

ライオン(東京都)は、15日、「クリニカKid’sハブラシ」を発売した。価格は200円前後(税抜き)。

0~2、3~5歳用は、転倒して強い力がかかると、ゴム性素材を含むネックが曲がる仕組み。

0~2歳用は、同社の従来品より衝撃を95%減らせるという。

歯ブラシのネックが軟らかすぎると磨く効果が下がる課題があったが、担当者は「素材やデザインを試行錯誤し、安全性と清掃性を両立できた」と話す。

 

子ども用の曲がる歯ブラシを15年から販売しているDHL(大阪府)は、今年1月までに約12万本を売り上げた。

担当者は、「安全を配慮した製品への需要は高い」と話す。

 

子どもの事故予防について研究する産業技術総合研究所の西田佳史・首席研究員は、「事故は保護者の見守りだけでは防げないため、製品改善は予防に向けて実効性がある。今後、こうした製品が予防にどのくらいの効果をもたらしたのかを検証することが大切です」と話す。

 

出典

子どもの歯磨き中の事故が多発 のどに刺さり入院も

http://www.asahi.com/articles/ASK2H5V5TK2HUCLV00L.html 

 

 

216日付で教育新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消費者庁と(独)国民生活センターは、2月15日、子供の歯磨き中の事故が多発していると発表し、注意を呼びかけた。

 

発表によると、平成22年12月から昨年12月末までに、医療機関から6歳以下の事故情報が139件報告された。

 

年齢別では1歳児が最も多く64件、次いで2歳児が42件、3歳児が17件。

事故の態様は、

・歯ブラシをくわえたまま転倒して喉を突いた

・歯ブラシが口の中に刺さって入院した

など。

 

同庁と同センターは、事故防止のために、特に事故が多い1歳から3歳頃までの子供が自分で歯磨きをするときは次の点に気を付けるよう、呼び掛けている。

 

①保護者がそばで見守り、床に座らせて歯磨きをさせる。

子供が歯ブラシを口に入れたり歯ブラシを手に持ったりしたまま歩き回ると転倒してけがをする危険があるので、気を付ける。

 

②子供用歯ブラシは、喉突き防止カバーなどの安全対策を施したものを選ぶようにする。

 

③保護者が仕上げ磨きをする際は、子供用歯ブラシはきれいにする効果が不十分なので、仕上げ用歯ブラシを使用する。

ただし、仕上げ用歯ブラシは喉突きなどの危険性が高いため、子供には持たせず、子供の手の届かない場所に置く。

 

④歯ブラシだけでなく、箸やフォークなど、喉突きの危険性のある日用品も、口に入れたまま歩いたり走ったりさせないようにする。

 

出典

子供の歯磨き中の事故多発 消費者庁が注意喚起

https://www.kyobun.co.jp/news/20170216_06/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本件、過去にも本ブログで紹介したことがある。

 

2016914日掲載

201697日報道 子供の事故を防ぐため、デザインや素材、構造を変える動きが広がりつつある、キッズデザイン賞がその動きを後押し、柄がグニャリと曲がる歯ブラシは昨年の奨励賞

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6278/

 

 

 

 

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2017216120分に日経テクノロジーオンラインから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

落雷の直撃により、33枚もの太陽光パネルが損傷したメガソーラー(大規模太陽光発電所)がある。

 

空に向かってタワー(支柱)やブレード(羽根)の伸びる風力発電設備は、国内に導入以来、落雷被害に苦しんできた。

 

一方、野立てのメガソーラーに直接雷が落ちることはほとんどないと思われてきた。

だが、必ずしもそうではない。

 

雷による電気機器への被害には、「直撃雷」と「誘導雷」がある。

「直撃雷」は、その名の通り、建物や機器に、直接、雷が落ちる。

「誘導雷」は、近くに雷が落ちた際、電磁界が発生し、その電気的エネルギーが空間を伝搬し、電気機器の定格を大きく超える電圧がかかり、損傷することなどを指す。

 

一般的に、雷は背の低い構造物には落ちにくい。

とはいえ、地面にパネルを並べた太陽光発電所のような設備でも、敷地が広く周囲に避雷針などがないと、雷が落ちることもある。

 

実際に直撃雷に打たれ、多数のパネルが損傷したケースを紹介する。

 

その太陽光発電所は、特別高圧送電線に連系する数10MWのメガソーラーで、緩やかな丘陵に位置する。

 

落雷の被害に気付いたきっかけは、ストリング監視モニターによるアラーム(警報)だった。

ストリング(太陽光パネルの直列回路)の電流が「ゼロ」になったことを知らせるものだった。

 

 

当初、単なるヒューズ切れだと判断し、接続箱を開けてヒューズを交換し、ストリングをオンにし、クランプ電流計で電気が流れていることを確認した。

その上で、ストリング監視モニターを確認すると、依然として電流は「ゼロ」のままだった。

 

再度、現地で該当のストリングの電流をクランプ電流計で確認すると「マイナス電流」だったことから、電流が逆流していると考えられた。

 

異変を感じた保守担当者が周辺を目視点検すると、アレイ最上部に設置した太陽光パネルのフレームに1cm程度の黒い焦げ跡があり、その近くのパネルの接地線(アース線)が外れていた

 

・・・・・・・

 

今回の直撃雷の被害では、ストリング単位のモニタリングと、ストリング単位で開放電圧と抵抗値を測定できる検査機器、パネル内での電流の不通箇所を特定できる検査装置を導入したことで、早期に故障パネルを特定し、交換できた。

 

また、ストリング監視モニターでは気付かないストリングにも、故障パネルが発生していることも明らかになった。

 

メガソーラーのO&M(運営・保守)にとって、監視装置に加え、測定機器の重要性がますます高まっている。 

 

出典

「直撃雷」でパネル33枚が破損したメガソーラー バイパスダイオードが大電流でショート

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/feature/15/302961/021400042/?P=3 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

風車への落雷トラブルは、本ブログでも何件か紹介している。

 

 

 

 

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2017217日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は16日、都城市高崎町の岩瀬川発電所の屋外変電所で、作業中の土木作業員の男性(56)が感電し、病院に搬送されたと発表した。

男性は両手足にやけどを負ったが、命に別状はないという。

 

県によると、同日午前11時50分ごろ、屋外変電所の周りに防草シートを敷設する工事で、測量作業が終わった後、男性がアルミ製の箱尺を片付けようとした際、誤って110KVが流れている設備に触れてしまったという。

 

工事は都城市の建設会社が受注し、現場には作業員4人と立ち合いの県職員1人がいた。

 

県企業局の担当者は、「受注業者に対して、変電機器の危険性や作業の注意点などを分かりやすく説明し、安全指導を徹底していきたい」と話している。

 

 

 

 

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20172161941分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前10時半ころ、佐呂間町栃木の川から農業用水を引くための取水口の工事現場で、佐呂間町富丘の作業員のSさん(男性、73歳)に、別の男性が運転していた建設作業用の大型機械がぶつかった。

Sさんは病院に搬送されたが、胸などを強く打っていて、まもなく死亡が確認された。


警察によると、当時、現場では3人が作業をしていて、大型機械の誘導をしていたSさんに掘削をするための先端のショベル部分がぶつかったという。


警察が関係者から話を聞くなどして、事故の原因を詳しく調べている。

 

出典

掘削作業中に機械ぶつかり死亡

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170216/3982871.html 

 

 

 

 

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20172162027分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。

216日付で埼玉新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

16日午前9時15分ごろ、埼玉県三芳町の通販会社「アスクル」の物流倉庫「ASKUL Logi PARK 首都圏」の男性従業員から、「倉庫内の段ボールが燃えている」と119番通報があった。

 

警察や消防によると、鉄骨3階建ての倉庫付近で出火し、延べ床面積約7万m2のうち約1万5000m2を焼いたが、なお延焼中。

この火災で46歳と36歳の男性従業員2人が消火活動中に煙を吸って、喉などにやけどを負った。

 

三芳町の林町長は、16日午後3時5分、「火災規模が大きく、鎮火は極めて困難」と判断し、県に対して、県特別機動援助隊「埼玉SMART」の出動を要請。

県内の主要消防局などで構成した同援助隊の応援を得て、消火活動を続けている。

県は情報連絡室を設置し、消防防災課職員を現地に派遣した。

 

同社によると、出火当時、倉庫内では400~500人が勤務し、倉庫には法人や個人向けのパソコンや文房具、お茶、水、洗剤など、約7万種類の商品が保管されていたという。

 

この倉庫は、2013年7月に物流拡大を目指して稼働開始。

24時間稼働しており、首都圏全体をカバーしているという。

 

現場は、西武新宿線航空公園駅から北東に約5kmの、畑と雑木林の中に倉庫などが点在する農村地帯。

 

出典

アスクル倉庫で火災、2人やけど 消火作業続く

http://www.asahi.com/articles/ASK2J3WDCK2JUTNB006.html 

アスクル倉庫で火災、2人けが 消防車51台出動、鎮火せず/三芳

http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/17/02_.html 

 

 

2201735分にNHKさいたまからは、消火活動は困難を極めているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2172245分に読売新聞から、2201818分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この倉庫は縦約240m、横約100m。

1階に通用口があり、トラックが商品の積み込みなどを行うスペースが広く取られていて、商品の大半は2階と3階に保管されていた。

消防によると、消火活動が始まったあと、早い段階で1階と2階の天井の1部が崩れ落ち、火は建物全体に燃え広がった。
さらに、屋上に敷き詰められていたソーラーパネルにも引火したという。


消火活動は、2階と3階に窓がほとんどないことから、外からしか放水できず、難航している。
消防は、17日から重機で2階と3階に穴を開けて、内部への放水を始めた。
そして18日の夜には、いったん2階部分の火を消し止めることができたという。


しかし19日の午前0時13分と15分に、3階の南東部分で、保管されていたスプレー缶に引火したとみられる2度の爆発があり、ふたたび火が強まった。
その結果、これまでに、全体の6割以上にあたる4万5000m2が焼けたという。


消火活動が長期化している理由について、消防は、2階と3階に窓がほとんどないこと以外、

・倉庫内には商品が入った段ボールが積み上がっていたり防火壁があったりして、内部への放水は難しい

・屋上にはソーラーパネルがあり、水をかけると消防隊員が感電するおそれがあるため、直接放水することができない。

・建物の中の温度が、一時、500℃に達し、熱で壁がゆがむなど倒壊のおそれもあり、激しく燃えている場所に隊員が進めない。

としている。

 

アスクルによると、スプリンクラーや防火シャッターなどが設置され、定期的に点検や消防訓練を実施していたという。

 

出典

アスクルの倉庫の内部状況

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106051731.html?t=1487621000187 

アスクル倉庫火災、鎮火めど立たず放水困難

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170217-OYT1T50144.html

建物内で消火作業も、破裂音で一時屋外退避 窓などの開口部が少なく難航

http://www.sankei.com/affairs/news/170220/afr1702200028-n1.html 

 

 

22080分に読売新聞からは、倉庫内のスプレー缶などに引火したと思われる大きな爆発音が何回も聞こえたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

19日未明、大きな爆発音が2回鳴り響いた。

 

現場で消火作業に当たっていた消防隊員約40人が一時避難し、危険が及ぶ可能性があった倉庫西側の3世帯7人に対して同町が避難勧告を出して、2世帯6人が避難する事態となり、住民らからは不安の声が上がった。

 

消防などによると、爆発音は倉庫南東部3階で起こり、保管されていたカセットコンロ用ガスボンベや整髪料・化粧品のスプレー缶などに引火したとみられている。

住民らによると、19日午前0時過ぎから、地響きとともに大小30回以上の爆発音が聞こえ、午前3時頃まで続いていたという。

 

倉庫から約50m先に住む住宅清掃業の女性(69)は、「大きな爆発音で目が覚めた。何10回も響き、眠れなかった」と振り返った。

この女性は、「外に出ると真っ黒な煙が上がり、はしご車が3台ぐらい来て消防隊員も慌てた様子だった。家の中にいてもエアコンから煙が入り、臭いが充満して困る。洗濯物も干せない」と語った。

 

出典

夜中に地響きと爆発音30回以上、「眠れない」

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170220-OYT1T50015.html 

 

 

 

                 (2/2へ続く)

 

 

 

 

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(1/2から続く)

 

2211810分にNHKさいたまからは、消火用水に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

三芳町によると、火災が発生した2月16日から20日までの5日間に消火活動に使われた水の量は1万5000m3にのぼるとみられ、町の全世帯が1日に使う水の量にあたるという。


町は、生活用水を県が管理する浄水場から購入しているが、今回の火災で消火活動が長引けば、生活用水が足りなくなるなど影響が出かねないことから、ふだんのおよそ1.2倍の水を購入できるよう、県に要請している。


出典

アスクル火災 水確保県に要請

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106052051.html?t=1487709522282 

 

 

2212027分に朝日新聞からは、消火活動中に社員が倉庫内に入ったことが問題になっているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

消火活動中、同社社員が荷物を取りに倉庫内に入っていたことが、同社への取材でわかった。

 

同社の説明によると、出火当時は倉庫内で400~500人が勤務し、倉庫内の個人ロッカーなどに従業員の荷物などを置いたままになっていたという。

 

同社は、「安全は確認した」としつつ、倉庫内に入ることを会社として了承や指示をしたのかや、消防に報告したのかについては「コメントを控える」としている。

 

消防は社員が入ったことを把握しておらず、「通常の火災ではありえず、被害が拡大しかねない」としている。

 

出典

アスクル火災、消火中社員が立ち入り 消防「ありえぬ」

http://www.asahi.com/articles/ASK2P3J55K2PUTNB001.html?iref=com_rnavi_arank_nr03

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇火災前の倉庫内部の様子などは、下記報道参照。

シュリンクフィルムで包装された段ボールをフォークリフトで運び出したり、天井まである棚から荷物をオートスタッカークレーンで運び出したりしている写真も掲載されている。

2017221日 日経ビジネス)

火災のアスクル倉庫、内部はこうなっていた 昨年9月の訪問時、記者が見た光景

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/022000581/?P=2

 

〇出火から6日経っても鎮火せず。

なぜ、当初の段ボール火災が、これほどの大火災になってしまったのだろうか?

スプリンクラーが役に立たなかったとは思いたくないのだが・・・。

 

 

 

(2017年3月1日 修正1 ;追記)

 

2017223日付で埼玉新聞から、2、3階からベルトコンベヤーで送られてきた段ボールの1階置き場付近から火が出た可能性が高いなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社は、23日、建物内の消防設備の図面を公表した。

建築基準法や消防法の基準に則り、1~3階に防火区画を定めるなど、火災の拡大を防ぐ措置が取られていた。

 

同社が公表した図面によると、スプリンクラーは防火区画が1500m2以上となる1階北東部に設置。

1~3階には、1500m2以内ごとに、防火シャッターなどで区切られた防火区画を定め、消火栓、消火器を設置している。

煙を感知すると、防火シャッターが自動的に閉まる仕組みになっているという。

 

同社は、建物の消防設備について「法律を順守している」とし、火災発生時に消防設備が適切に作動していたかどうかは「消防による検証を待ちたい」とした。

 

消防や同社によると、出火場所は1階北西部の段ボール置き場の可能性が高い。

2、3階につながるベルトコンベヤーから、使用済みの段ボールが1階に流れてくるという。

 

出典

<アスクル火災>消防設備は「法令順守」 適切に作動したか検証待つ

http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/24/03_.html 

 

 

224日付で埼玉新聞からは、8日経ってもまだ火が出ることがあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

倉庫火災は24日、発生から丸8日が経過した。

 

消防によると、同日朝、強風の影響により空気が入り込み、倉庫3階東側で炎が出た。

 

3階は屋根が落ち込んで消防隊員が近づけない場所が多く、商品も山積みになっていることから、機械で熱源を探索しながら放水している。

 

出典

<アスクル火災>3階で再び炎、強風影響「全体の鎮火、数日遅れる」

http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/25/03_.html 

 

 

2282024分にNHKさいたまから、12日後にようやく鎮火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、第1報ともども、タイトルも修正した)

 

火災は、出火から12日がたった28日午後5時、完全に消し止められた。

消防によると、今回の火災で、倉庫ののべ床面積、およそ7万2000m2のうち、東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000m2が焼けたという。

 

出典

アスクル出火から12日で鎮火

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106053911.html?t=1488316388267

 

 




 

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20172152134分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場で、低レベル放射性廃棄物をドラム缶に入れて保管する際に、廃棄物を密閉する袋に切り込みを入れるなど、不適切な管理方法が取られていたことが分かり、原子力規制庁は保安規定に違反しているとして、日本原燃に改善を図るよう指示した。


原子力規制庁によると、六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場で、去年10月以降、低レベル放射性廃棄物を貯蔵しているドラム缶およそ480本のうち6本から、液体が漏れ出したような痕が相次いで見つかった。


ドラム缶には、作業服などを洗濯した水をろ過するために使った活性炭を袋に入れて密閉し、保管することになっていたが、原子力規制庁の調査の結果、袋の一部に切り込みが入れられたうえ、切り込みをテープでふさぐなどの不適切な管理方法が取られていた。
放射性物質の外部への漏えいは、確認されていないという。


調査に対し日本原燃は、「ドラム缶の内部に設置したセンサーの誤作動を防ぐため、担当者が独自に判断した」と説明しているということで、原子力規制庁は、放射性廃棄物の管理や計画について定めた保安規定に違反しているとして、日本原燃に改善を図るよう指示した。


さらに、日本原燃で品質管理の体制に重大な問題が見つかったことについて、原子力規制庁は、改めて保安規定に違反すると判断し、今後の保安検査で改善の状況を調べていく方針を示した。


日本原燃は、「判断をしっかりと受け止め、原因究明を行うとともに再発防止に取り組む」としている。

 

出典

放射性廃棄物保管で不適切管理

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083934381.html?t=1487190245958 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本件、原子力規制委員会HPに掲載されていた保安検査報告書の中では、以下のように記されていた。

しかしながら、「センサーの誤作動を防ぐため」といった趣旨の記述は、ブログ者が見た範囲では、見つからなかった。 

 

(報告書13ページ)

 

(2)第1低レベル廃棄物貯蔵建屋におけるドラム缶からの漏えい痕の確認

2)放射性廃棄物の保管管理

 

・平成8年頃、廃活性炭をビニール袋に充填する際の空気の巻き込 みにより所定量の充填が出来なくなることを防止するため、ビニール 袋上端部に切り込みを行うことで空気を抜き、その後テープを貼り付けることでビニールからの漏れ防止対策を行うとする運用を実施しており、平成23年から委託作業に係る作業手順書に当該運用を反映していた。

 

・ビニール袋に切り込みを入れる不適切な管理方法については、当時の担当課独自の判断で運用を開始し、作業手順書が変更されていた。

 

・当該管理方法に関する知識が不足しており、切り込みを開始した時点、ドラム缶封入作業の委託を開始した時点、切り込みを委託仕様書に明記した時点等、切り込みを入れるリスクを検討し、改善する機会が複数回あったにもかかわらず、改善等が図られていなかった。

 

出典

『日本原燃株式会社  再処理事業所  再処理施設  平成28年度(第3回)保安検査報告書

(平成29年2 原子力規制委員会)

https://www.nsr.go.jp/data/000179030.pdf

 

 

 

 

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2017215916分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2151731分にJ-CASTニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日あった「第20回べいふぁーむ笠岡マラソン大会」(岡山県笠岡市など主催)の3キロ小学3~6年生男子・女子の部で、参加者計263人のうち、最後尾1人を除いたすべての選手がコースを誤り、1.8km程度しか走っていなかったことがわかった。

主催者は、大会規定に基づき3キロを完走した最後尾の小3男子児童を男子の部優勝者として表彰すると、14日発表した。

 

3キロは中学生と小学3~6年の部があり、笠岡陸上競技場(同市平成町)を発着点に、笠岡総合スポーツ公園内を走った。

 

まず中学生がスタート。

5分後に小学生が走り始めた。

中学生は自転車の誘導員が先導したが、小学生の前にはいなかった。

 

小学生の先頭集団は、例年、中学生の最後尾を追って走る。

ところが、今年は天気が悪かったため、中学生の参加者が40人と少なく、しかも早かったため、小学生の先頭が中学生の最後尾を見つけられず、沿道の誘導表示にも気づかず、コースを誤って後続が全員従った。

大きく遅れ、係員が伴走した最後尾の児童だけが、正しいコースを走った。

 

沿道の誘導表示はあったが「分かりにくく」、ボランティアのスタッフは沿道にいたものの、ランナーの安全確保をメインに活動していたため、小学生たちが違うコースに入って行くのが分からなかった。

小学生のゴール時間が早かったため、主催者はコース間違いに気づいたが、すでに計測チップをはずしていたので、再レースは断念。

「頑張ったから」という理由で、1~6位は参考記録として表彰した。

参加者全員に誘導ミスを謝罪する手紙を送るという。

 

出典

マラソン、最後尾が優勝 他の児童262人コース間違う

http://www.asahi.com/articles/ASK2G3JQ9K2GPPZB006.html

マラソン大会262人失格 「最後尾」児童が優勝した全事情

http://www.j-cast.com/2017/02/15290700.html?p=all 

 

 

2142158分に山陽新聞から、215820分に産経新聞westから、215日付で毎日新聞岡山版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市教委によると、誘導ミスがあったのは、笠岡総合スポーツ公園内を走るコース中盤。

本来は左折すべきところを選手集団が直進し、間違いに気付かないままゴールした。

 

左折地点にはのぼり旗などを並べ、ボランティアの走路員1人が立っていたが、「先頭集団が一気に違う方向に駆け抜けたため、止める間もなく、後続も通した」と説明しているという。

 

出典

笠岡の児童マラソンで誘導ミス 3キロを2キロ、市教委が謝罪文

http://www.sanyonews.jp/article/488103/1/ 

マラソン262人コース誘導ミス…ただ1人、正規コース走破「最後尾」9歳男児が優勝へ

http://www.sankei.com/west/news/170215/wst1702150017-n1.html

べいふぁーむ笠岡マラソン大会 コース誘導ミス 小学3~6年、262人

http://mainichi.jp/articles/20170215/ddl/k33/050/479000c

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇分かりにくかったという誘導表示、どういう点で分かりにくかったのだろうか?

小学生には理解しにくい表示方法だった?

もしそうだったとすれば、前回大会までは中学生の後をついていくだけでよかったが、今回は先に誰もいなかったので間違えた・・・そんなことも考えられる。

 

〇一方、左折地点にいた走路員の方は、どのように誘導していたのだろうか?

直線路を塞ぎ、大きく手を左方向に振るなどしていれば、先頭の小学生は間違わなかったような気がするのだが・・・。

 

 

 

 

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2016812日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6172/

 

 

(2017年2月21日 修正2 ;追記)

 

20172141757分に産経新聞westから、換気扇8台のうち吸気用2台が故障していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

214944分にNHK宮崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、第1報ともども、タイトルを修正した)

 

複数ある換気扇の一部が壊れた状態で実習を続けていたことが、14日、経産省九州産業保安監督部(福岡市)への取材で分かった。

同部は、故障で換気が不十分になった可能性があるとみている。

 

同部によると、実習室には換気扇が計8つあり、室内の空気を外に出す4つは全て動いていたが、外気を取り込む4つのうち2つが壊れていたため、室内の気圧が低くなっていたとみられる。

 

当時、窓を閉め切ったままガスオーブンを加熱しており、オーブンのダクトを通って排出されるはずのガスが、気圧低下の影響で室内に逆流した可能性が高いという。

 

ガスオーブンには、故障などはなかったという。

 

出典

調理実習室、換気扇が故障 15人手当ての宮崎・門川高

http://www.sankei.com/west/news/170214/wst1702140055-n1.html 

換気扇故障し排気ガス逆流か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063891811.html?t=1487104605763 

 

 

 

(2017年9月16日 修正3 ;追記)

 

2017913642分にNHK宮崎から、再発防止として警報器2台設置など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

発生からおよそ1年が経過し、学校は12日夜、保護者向けの説明会を開き、およそ40人が参加した。

説明会は非公開で行われ、学校によると、外から空気を取り込む換気扇のうち2つが故障し、換気が不十分だったということで、消防や経産省の指導を受けて、安全に授業を行う環境を整えたことを説明した。


具体的には、故障していた換気扇を取り替えたほか、一酸化炭素の発生を知らせる警報器2台を設置したという。
そのうえで、今月下旬から実習室での授業を再開する方針を示した。


2年生の生徒の母親は、「学校がしっかり対応してくれたことがわかり、安心して子どもを通わせることができる」と話していた。


門川高校の奥平教頭は、「今後、機器が作動するかを最終的に確認をしたうえで、実習を再開する。安全管理を徹底したい」と話していた。

 

出典

門川高校 実習室の使用再開へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063881741.html 

 

 

 

 

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20172142019分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午後2時半ごろ、札幌市北区屯田3条の2階建て住宅で「男性が屋根からロープで宙づりになっている」と、近所の男性から消防に通報があった。


消防が現場に駆け付けたところ、男性は命綱のロープが肩から首にかけて絡まり、意識を失ったまま宙づりになっていて、病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。


警察によると、死亡したのは近所に住む男性(68歳)で、この家の住人から依頼を受けて、1人で作業を行っていたという。


警察は、男性が作業を終えて屋根から下りる際にロープが体に絡まったとみて、詳しい状況を調べている。

 

出典

命綱で宙づり雪下ろしの男性死亡

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170214/3912631.html

 

 

215日付で毎日新聞北海道版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午後2時半ごろ、札幌市北区屯田3の2階建て住宅で、ボランティアで雪下ろしをしていた近くの男性(68)が屋根から下りようとした際、命綱のロープが首に絡まり、宙づりになった。

男性は病院に運ばれたが、死亡した。

 

警察によると、屋根から下ろした雪で、はしごの設置が難しかったため、ロープを使って下りようとしていたとみられる。

 

出典

男性死亡 雪下ろし中に命綱絡まり

http://mainichi.jp/articles/20170215/ddl/k01/040/046000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

命を守るはずの命綱が絡まるなどして死亡した事例は、本ブログで過去に何件か紹介スミ。

 

20121022日掲載

20121015日 山形県小国町の電柱で電話線工事をしていた作業員が落下、宙吊りとなった時に安全ベルト?が胸を圧迫して死亡

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2370/

 

2012121日掲載

2012117日 長野県の民家で屋根の雪下ろし中、命綱が首に絡まって窒息死

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1247/

 

20111021日掲載

20111017日 秩父市で自宅屋根修理中の男性の首に命綱が絡まって死亡

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/876/

 

 

 

 

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20172142019分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前11時半ごろ、長万部町のJR函館線・長万部駅で、排水管がホームに落ちているのを駅員が見つけた。

落ちていたのは、ホームの屋根の雨水を流すための塩化ビニル管で、直径6cm、長さ54cm、重さおよそ300gだったという。

ホームの屋根の3mほどの高さから落ちたということだが、けがをした人はいなかった。


内部にたまっていた水が凍って排水管が膨張し、排水管どうしをつなぎ合わせていた部分が外れて落下したとみられるということで、JRは応急措置をした上で、来年度中に新しいものに取り替えるとしている。


JR北海道では、今月5日に小樽市内の高架橋から塩化ビニル製の排水管2本が落下しているのが見つかり、道内の高架橋の緊急点検を進めていたところだった。

 

出典

長万部駅で配水管がホームに落下

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170214/3924171.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇小樽市事例は下記参照。 

2017212日掲載

201725日 北海道小樽市のJR高架橋から塩ビ製の排水管2本が6m高さから落下、けが人なし、内部にたまっていた水が凍結して配管が膨張し留め具が外れた模様

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6767/

 

〇小樽市事例の横展開で高架橋については点検を進めていたということだが、今回はホームの屋根から落下。

記事から推察するに、横展開点検は、おそらく高架橋のみで、ホーム屋根は点検対象外だったのではないだろうか?

類似箇所すべてを点検するのは現実的でなく、まこと、横展開対応の範囲を決めるのは難しい。

 

〇ちなみに、出典記事のタイトルでお分かりのとおり、小樽市事例ともども、報道では「配水管」と記載されている。

しかしJRの記事では「排水管」。

本ブログでは、記事の内容とも合わせ考え、JRの表現に統一している。

 

 

 

 

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20172132030分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月4日未明、栃木県小山市城北の飲食店従業員の男性(58)方の旧店舗兼住宅が全焼、家族5人が犠牲となった火災では、2階で寝ていたとみられる妻(60)と長女(30)、孫で小学4年の女児(9)の死因は一酸化炭素中毒と判明している。

 

住宅火災では、煙は大きな脅威。

専門家は、冷静に対応して煙を避けて逃げることや、火災の早期発見、早期避難が重要と指摘する。 

                   

「最近の住宅は気密性が高く、有毒ガスがたまりやすい。1階が火元になると、階段が煙突の役割を果たしてしまう」

県防災館(宇都宮市中里町)で解説員も務める大門牧夫館長(61)は、住宅火災での煙の脅威を、こう指摘する。

 

煙のスピードは、水平方向に移動するときは人間の歩く速さと同じ程度だが、上昇するときは歩く速さの3~5倍にもなるといい、「2階部分には熱のある煙が充満する」。

 

夜間の火災では停電する可能性もあり、パニックにならずに冷静に逃げ出すことができるかどうかが、生死を分けることさえある。

 

「一般住宅で火災が起きた場合、火災と同時にまず家が停電することが多く、2階で寝ているときに火災が起きたら、真っ暗となり、避難しにくくなる」。


気が動転すると、背を低くして煙を吸わないようにするなどの機転が利かなくなる場合もあるのだ。

 

大門館長は、「火災を早期発見し、煙を絶対に吸わないようにするのが何よりも重要」と強調。

煙や熱を感知する住宅用火災警報器を設置していれば、出火の早い段階で気付くことができ、逃げる時間が取れる。

各消防でも、火災警報器設置を呼び掛けている。

 

同館では、火災を想定し、疑似の煙が立ちこめる6つの部屋を誘導灯を頼りに出口を目指す煙迷路体験がある。

煙の脅威を肌身で感じることができるのだ。

大門館長は、「煙の恐ろしさを身をもって体験して、事前の備えをしてほしい」と話している。

 

出典

住宅火災の脅威… 1階の「煙」が階段を煙突代わりに上昇、2階に充満 
 専門家「煙を絶対に吸わないように」

http://www.sankei.com/affairs/news/170213/afr1702130016-n1.html 

 

 

 

 

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20172131945分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

積雪が多く、日によって急に気温が上がるこの時期、道内では、雪が屋根から落ちる落雪とともに、氷が落ちる「落氷」の事故も多くなる。


12日には、置戸町拓殖の住宅の敷地内で、この家に住む男性(78歳)が頭から血を流して倒れているのが見つかり、およそ1時間後に死亡が確認された。
現場には、屋根から落ちてきたとみられるいくつもの氷の塊が残っていて、氷の厚さは20cm近くあり、大きさは大きいもので1辺の長さが50cmあまりあった。


また、13日午後には、北見市で60代の男性が屋根から落ちてきた雪の塊にあたり、背中にけがをした。


警察によると、道内では落雪や「落氷」により、毎年100人前後が死傷している。
中でも氷は雪より重たく、落ちてきたときの衝撃も大きくなる。


雪や氷と建築の関係に詳しい北海道科学大学工学部建築学科の伊東敏幸教授は、「落ちてきた氷が当たれば頭蓋骨が折れるおそれがある」と、落氷の恐ろしさを強調する。
伊東教授によると、屋根の雪が暖房の熱でとけて軒先に流れ、冷やされて凍りつき、日中に気温が上がったときに氷が溶け出して落ちるという。


落ちてくる氷から身を守るためには、ふだんから絶対に軒下を歩かないよう心がけ、気温が0℃以上に上がったときは、さらに注意することが大切だという。


また伊東教授は、自分の家の屋根から氷が落ちて人に当たらないようにするためには、落ちそうな場所に目印を立てて歩行者に知らせることも必要だと話している。

 

出典

落氷の怖さと対策は

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170213/3869701.html 

 

 

置戸町の事例については、2122034分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

213175分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後5時ごろ、置戸町拓殖の住宅の敷地内で、この家に住む男性(78歳)が頭から血を流して倒れているのを、妻が見つけた。
男性は病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。


男性が倒れていたのは住宅と車庫の間の通路で、近くに厚さ20cmあまりの氷の塊が複数落ちていたという。

近くにスコップがあったことから、男性は何らかの作業中だったとみられる。

 

12日の北見地方は、時折晴れ間がのぞく天気で、気温は平年より1℃から2℃高く推移していたことから、警察では、屋根から落ちてきた氷が男性の頭に当たったとみて、詳しく調べている。

 

出典

氷の塊が直撃か 男性死亡

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170212/3859071.html 

落氷直撃か 男性死亡 置戸

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0368092.html

 

 

北見市の事例については、2131944分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午後2時前、北見市留辺蘂町の住宅で、この家に住む60代の男性が除雪作業をしていたところ、屋根から落ちてきた雪の塊にあたった。
警察によると、男性は背中にけがをして病院に運ばれたが、意識はあり、命に別状はないという。


警察は、2階建ての屋根から落ちてきた氷が混じった雪の塊が男性にあたったとみて、詳しく調べるとともに、除雪中の事故に注意するよう呼びかけている。

 

出典

除雪中に雪の塊落下で男性けが

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170213/3885511.html 

 

 

 

 

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20172131858分にNHK松山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

小中学校の給食を作っている松山市の共同調理場で水道水に異物が混じっているのが見つかった問題で、異物は、給水ポンプの故障を放置して使っていたことで、プラスチック製の部品が削れて混入したものと確認された。


松山市の城北学校給食共同調理場と、同じ敷地内にある久枝学校給食共同調理場では、今月3日、水道水に黒い異物が混入しているのが見つかった。


松山市のその後の調査で、黒い異物は、給水ポンプのプラスチック製の部品が削れて混入したものと確認された。
給水ポンプの故障を放置して運転を続けていたことで緩みが出て、部品どうしがこすれあうようになっていたのが原因だという。


また、城北学校給食共同調理場では、今月7日にも炊いたごはんからさびの塊などが見つかるトラブルがあったが、炊飯用の機械の清掃が不十分で、さびなどが混じったのが原因と確認されたという。


松山市では、それぞれの調理場で給水ポンプなどの交換や点検を行ったということで、「心配や迷惑をかけたことを重く受けとめています。今後は設備の点検や整備に努め、再発防止に取り組みたい」としている。

 

出典

異物混入はポンプ故障放置原因

http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20170213/3884191.html 

 

 

錆びの塊などが見つかった事例については、2017281851分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

給食のご飯に、針金やサビのようなものが混入していたことが分かった。


愛媛県の松山市教育委員会によると、7日昼ごろ、市内の学校給食の調理場で、炊き上がったご飯から長さ1cm程度の針金のようなもの1本と、最大4mmほどのサビのようなものが複数見つかった。

 

教育委員会は、急きょ、各学校にご飯の提供をやめるよう連絡したが、すでに2つの小学校の児童、合わせて42人が口にした後だったという。

 

この調理場では、今月3日にも水道水から異物が見つかっている。

 

出典

小学校の給食に針金やサビ 水道水から異物も

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000093954.html 

 

 

 

 

 

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20172132016分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午後2時半ごろ、東京都中央区晴海4丁目の首都高速10号晴海線の晴海大橋上で、作業中の4トンクレーン車が倒れ、工事用の足場をなぎ倒して海に転落した。

けが人はいなかった。

 

警視庁高速隊などによると、クレーン車は遠隔のリモコンで操作されていて、車内は無人だった。

 

高速隊は、クレーン車が荷物をつり上げている最中にバランスを崩し転倒したとみて調べている。

 

現場は延伸工事のため、一般車両は通行止めになっていた。

 

出典

晴海大橋、工事用車両が海へ転落 首都高10号線

http://www.asahi.com/articles/ASK2F6F0KK2FUTIL057.html 

 

 

 

 

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2017213日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日正午ごろ、毛呂山町市場の金属加工業「F社」工場内で、可傾炉の交換作業をしていた経営者の男性(72)が炉に挟まれ、死亡した。

 

警察によると、当時は男性従業員(44)と2人で作業中。

油圧ポンプの調子が悪く、調べていたところ、何らかの原因で可傾炉が下がってきて、炉と床に挟まってしまったという。

 

警察で原因を調べている。

 

出典

工場で炉に挟まれ死亡、経営者の男性 作業中、炉が下がる

http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/14/04_.html 

 

 

214日付で朝日新聞埼玉西部版(聞蔵)からは、少し内容が異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

金属を溶かす可動式るつぼの下敷きになり、約1時間後に救出されたが、その場で死亡が確認された。

 

警察によると、男性はるつぼの下に潜り込んで可動装置を調べていて、急に下がってきたるつぼと床の間に挟まれたという。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

可傾炉とはどのようなものか調べたところ、㈱豊栄商会のHPに写真付きで以下の解説があった。

可傾炉

炉全体を傾ける事で鉄を炉内に残し、アルミ溶湯のみを出しやすくしてあります。

http://www.hoei-shokai.co.jp/works01.html

 

今回の事例が可傾炉で起きたのか、それとも可動式るつぼで起きたのかは不明だが、いずれにせよ、炉の中で溶かした金属を、炉を傾けることで取り出す、そういった設備で挟まれたということかもしれない。

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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