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2014年5月8日12時7分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月8日13時9分に毎日新聞から、5月8日12時7分に名古屋テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前1時ごろ、東海市の新日鉄住金名古屋製鉄所内でベルトコンベヤーが焼ける火災が発生した。
けが人はなかったが、市側への取材で、製鉄所側から市への連絡は火災発生から約4時間後だったことがわかった。
市は「情報が遅い」として、製鉄所に連絡態勢の確認を申し入れた。
製鉄所では、今年1月に停電が原因で2度、大量の黒煙が出るトラブルが発生。製鉄所からの119番通報が市民からの通報よりも遅いことが問題視され、2月に市と連絡窓口の名簿交換などをしてきた。
市防災危機管理課は、「住民への影響が直接ない場合でも、消防車両が出動する際は同時に市に連絡してもらう必要がある」と話している。
警察によると、コークス工場の屋外に設置されたベルトコンベヤー(全長約370m)の40~60mが焼け、約2時間半後に火は消し止められた。
ベルトコンベヤーは稼働中で、別のコンベヤーを点検していた作業員が出火を確認、守衛を通じて119番通報した。
新日鉄住金によると、現場は今年1月に黒煙が出た場所とは別だという。
火災が起きたベルトコンベヤーは、保管庫に置いてある石炭を、コークス炉に運ぶためのもの。
ベルト部分はゴム製で、その一部が燃えたとみられるという。
8日午前9時半時点で、所内にある4基のコークス炉は通常通り稼働しており、製品供給には影響は出ない見通し。
警察によると、原因はベルトコンベヤーを動かすローラー機器の不具合の可能性が高いという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG5833NYG58OIPE009.html
http://mainichi.jp/select/news/20140508k0000e040244000c.html
http://www.nagoyatv.com/news/?id=76661&p=1
2014年5月8日6時10分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後1時30分ごろ、東京・世田谷区大蔵の東名高速道路と東京外環自動車道を結ぶ東名ジャンクションの建設現場で、足場にあった鉄筋合わせて40本が3m下に落下し、作業員の男性3人が下敷きになった。
警察によると、この事故で、下請け会社の社員の男性(31)が死亡したほか、30代と50代の2人が足や腕の骨を折る大けがをした。
これまでの調べで、落下したのは長さ10m前後の鉄筋で、合わせて4トンほどの重さがあったという。
中日本高速道路会社によると、東京外環自動車道は、平成32年度の開通を目指して、東名高速道路と中央自動車道を結ぶ区間の工事が行われていて、事故が起きた東名ジャンクションの建設現場では、地下に縦穴を掘るため、その周囲で鉄筋を組み立てる作業が行われていたという。
警察は、業務上過失致死傷の疑いがあるとみて、作業手順などを調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20140508/4284111.html
5月7日18時55分にmsn産経ニュースからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
数10本の鉄柱(総重量約4トン)が落下し、男性作業員3人が下敷きになった。
警察によると、作業員らは掘削機などを地上に下ろすため、鉄柱を使って足場を組み立てていた。
下敷きになった作業員の1人は落下した鉄柱が置かれていた仮置き場付近で作業し、残りの2人は約2m下にいたとみられる。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140507/dst14050718550011-n1.htm
5月9日付で毎日新聞東京版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
足場が鉄筋の重さに耐えきれずに変形したのが原因とみられ、警察は、安全管理に問題がなかったか調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20140509ddlk13040216000c.html
2014年5月9日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時15分ごろ、清水港内の海上で係留ロープを外していた作業船・第六かしわで、甲板員の男性(51)が係留ロープにはね飛ばされた。
男性は腹部を強く打ち、約12時間半後、搬送先の病院で死亡した。
海保によると、第六かしわがクレーン船・美保号の係留ロープを外す作業をしていたところ、緩んでいたロープが突然張り、第六かしわの船首部にいた男性がはね飛ばされたという。
現場は、清水灯台から南西方面に約2700mの海上。
当時、東の風約1mだったという。
2014年5月9日7時46分に静岡新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡市清水区の清水港で、防波堤に停泊していたクレーン船(長さ60m、幅22m)の係留ロープを外す作業をしていた甲板員の男性(51)が、太さ約5.5cmの係留ロープにはね飛ばされた。
全身を強く打って病院に搬送された男性は同日夜、内臓出血のため死亡した。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/1033812722.html
2014年5月7日12時29分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月8日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前6時50分ごろ、仙台市青葉区芋沢の生コンクリートの製造会社で「ダンプカーの下に人が挟まれた」と、従業員から消防に通報があった。
消防が駆けつけたところ、ダンプカーの下にコンクリートの材料の砂を運んできた運送会社の従業員の男性(55)が下敷きになっていて、男性は病院に運ばれたが、頭などを強く打っていて、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、当時、ダンプカーに積まれた砂を生コンクリート車に移す作業をしていたが、誰も乗っていないダンプカーが突然動きだし、男性が止めるため運転席に乗り込もうとしたが、下敷きになったとみられるという。
現場はゆるい傾斜で、警察は、サイドブレーキがかかっていなかった可能性があるとみて調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20140507/4253791.html
2014年5月3日付で伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、伊賀タウン情報ユーからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
伊賀市は2日、保管管理していた9個のPCB(ポリ塩化ビフェニール)廃棄物のうち、2個を紛失したと発表、「在庫確認を怠り、管理が不十分だった」と陳謝した。
同日、「県産業廃棄物の適正な処理の推進に関する条例」に基づき、県に紛失届を提出。
県から再発防止の徹底や厳重保管を求める文書指導を受けた。
市によると、紛失したPCB廃棄物は、廃高圧コンデンサー2個(PCBが含まれている絶縁油の量は9ℓと19ℓ)。
県から購入し、市役所として活用していた北庁舎一階の保管庫に、蛍光灯のPCB含有の安定器が入ったドラム缶4本、プラスチック容器1個、金属容器2個とともに保管していた。
平成24年度の北庁舎解体工事に伴い、現在の南庁舎に設けた保管庫に移した。
PCB廃棄物3個分が、愛知県豊田市の業者で、処理できる見込みが立ったことから、3月に保管状況を確認した際、廃高圧コンデンサー2個が不明になっていることが分かった。
調査の結果、南庁舎へ移設し忘れたまま庁舎解体工事が行われ、廃高圧コンデンサーは庁舎解体工事中の24年9月24日~10月10日の間に、保管庫にあった発電機などの金属スクラップとともにリサイクル業者に搬出されたという。
すでに製鋼原料として高温で溶解されている可能性が高いため、周辺環境への影響は極めて少ないという。
財務部長らが会見。「管財や建設の担当課職員が移設前、移設後の数量確認など怠っていた。市民を不安に陥れ、反省している」とずさん管理を認め陳謝した。
今後の対応については、県の指導を受け、管理体制の強化、PCB廃棄物は法に基づき、処理が完了するまで適正管理を行うとした。
出典URL
http://www.isenp.co.jp/news/20140503/news06.htm
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2014/05/pcb.html
第1報以降の主だった報道の、ポイントのみ抜粋転記する。
(4月24日14時7分 日本経済新聞)
○航海士は当時、左舷方向にかじを取ることを意味する「ポート」の指示を出したが、操舵手は「反対の意味に捉えた」と供述した。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO70334650U4A420C1CC0000/
(4月25日22時36分 朝日新聞)
○似た構造の船を調べた結果、ほとんどの救命ボートが開かなかった。船から脱出するための滑り台も正常に動かなかった
http://www.asahi.com/articles/ASG4T5RKRG4TUHBI01D.html?iref=com_rnavi_arank_nr03
(4月30日5時0分 朝日新聞)
○復原力を保つため、検査機関は、船を安定させる「バラスト水」を改修前の約2倍の2030トン積み、貨物量を2437トンから987トンに減らすことを義務づけた。
○田村・海難事故解析センター長は「船の重心が51cmも上がると、復原力に極めて大きな影響が出る」と話す。船は通常、船底にバラスト水を積んで重心を下げている。「上に重い貨物を積み、バラスト水を排出すれば、さらに重心が上がり、頭が重いふらふらの船になる。出港時から、いつ転覆してもおかしくない状態だっただろう」と指摘する。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11111606.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11111606
(5月2日 毎日新聞東京版)
○1等航海士は、4月15日夜の荷積みの際、「積み過ぎだ」と指摘したが、会社に無視されたと供述している。
他の関係者も、過積載の問題を何回も指摘したが、会社に無視されてきたと供述している。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140502ddm002030061000c.html
(5月3日15時52分 msn産経ニュース)
○乗員らが、救助船に乗り移る直前に作業服を着替えていたことが分かった。一般の乗客を装う目的だった疑いが強い。船長は下着姿で救助船に飛び移ったが、ズボンをわざわざ脱ぎ捨てた疑いがある。
○乗員らは沈没前に計7回、運航会社の幹部らと連絡を取り合ったが、乗客退避の話は一度も出なかった。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140503/kor14050315520007-n1.htm
(5月5日10時18分 msn産経ニュース)
○甲板にはカプセルに入った救命いかだが備えられ、正常なら、カプセルを海に落とせば中からいかだが飛び出し、甲板に付いたまま水没すれば固定器具が自動的に外れ、いかだが海面に浮き上がる仕組み。
しかし、沈没直後に浮かんだいかだはなかった。
救助活動を行った韓国海洋警察の警察官は、甲板からカプセルを海に落とそうとしたが、固定器具がさび付き、手で外せなかったとメディアに証言。
この警察官は2つのいかだを足で海に蹴落としたが、うち1つは開かなかった。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140505/dst14050510180009-n1.htm
(5月5日23時48分 msn産経ニュース)
○過積載を隠すため、船のバランスを保つ重しとしてタンクに入れる海水「バラスト水」を安全基準の4分の1強しか積まずに航行していたことが分かった。
○航海前に義務付けられている船舶の安全点検を行わないまま、全ての項目に「良好」と記載した点検報告書を出発地の仁川港の運航管理室に提出していた。
乗員は虚偽の報告書を「慣例的に」作成していたとも供述しており、安全確認がないままの航行が常態化していた疑いが強まっている。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140505/kor14050523480005-n1.htm
(5月8日8時6分 読売新聞)
○セ号は事故当時、最大積載量987トンに対し、4倍近い3788トンの貨物や車両を積んでいた。
過積載は昨年3月の仁川―済州島航路就航以来、常態化していた。4月16日の事故当日までに241回(片道)運航したうち、約6割の139回で確認された。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140507-OYT1T50136.html
(5月10日9時45分 msn産経ニュース)
○客室乗務員が沈没直前に無線で「乗客をどうすればいいのか」と操舵室に指示をあおいだのに、操舵室にいた乗員から無視されていたことが分かった。
沈没直前に客室乗務員は乗客の退避が必要だと感じ、繰り返し操舵室に指示を求めていたとみられる。
操舵手は客室乗務員の声が無線機から聞こえていたが何の措置も取られなかったと供述した。客室乗務員も返答はなかったと話している。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140510/kor14051009450004-n1.htm
(5月11日22時42分 msn産経ニュース)
○ことし2月に救命いかだの安全点検を行った整備会社が、実際には全く検査せず、いかだの状態は「良好」とする書類を作成、政府から管理を委託された業界団体に提出していたことが分かった。
救命いかだは、船が建造された20年前に取り付けられ、交換されず使用。固定器具がさびていた上、船体を塗り直した塗料で甲板にくっついて使えなかったとみられている。
船長らは、いかだが使えないことを認識し、発覚を恐れて乗客に退避を命じなかった可能性がある。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140511/kor14051122420005-n1.htm
(2014年10月9日 修正1 ;追記)
2014年10月7日付の毎日新聞朝刊紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
韓国検察当局は6日、沈没事故の捜査結果をまとめ、計399人を立件し、うち154人を逮捕したと発表した。
立件されたのは、船長ら乗組員のほか、救助に当たった海洋警察、船の運航会社、船の等級格付け会社など多岐に及ぶ関係者。
事故原因については、船の無理な増築や過積載に操舵手のミスが重なったと確認。
事故海域を管轄していた珍島海上交通管制センターの職員も規定通り勤務していなかった上、交信日誌を捏造、監視カメラの録画を削除していた。
海洋警察救助艇の船長に対しても、「乗客に対する下船案内、誘導措置を取るべきなのに、何の措置も取らなかったと批判。
事故当日の4月16日の業務日誌には、マイクで下船放送を行い救助艇乗組員に客船内進入を指示したかのように虚偽を記述していたことも明らかにした。
2014年5月3日付で河北新報から、分電盤内のスイッチの写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福島第1原発の汚染水処理で使用していないポンプが稼働し、高濃度の放射性物質を含む滞留水が移送先でない焼却工作建屋に流入した問題で、東京電力は2日、同社の男性社員が誤ってポンプの電源スイッチを入れた可能性が高いとの調査結果をまとめ、原子力規制委員会に報告した。
東電によると、同社員が3月20日、大型電源装置の復旧作業中に、同建屋と、滞留水を一時貯留させているプロセス主建屋の空調設備を稼働させた際、ポンプの電源スイッチを誤って入れたとみられるという。
空調とポンプのスイッチは同じ分電盤にあるが、表示に区別はなく、番号のみが書かれていた。
東電のヒアリングに対し、同社員は「ポンプも含め、誤って分電盤のスイッチを全部入れたかもしれない」と答えたという。
焼却工作建屋は本来の移送先ではなく、誤移送は4月13日まで続いたとみられる。
同社員は当時、繁忙のため、1人で10カ所の分電盤の電源を入れる作業をしていた。通常は2人以上で操作することになっていたという。
東電は再発防止策として、分電盤の電源スイッチに該当機器を表示するほか、未使用ポンプの電源を切り離し、重要設備に監視カメラを設置する方針を示した。
プロセス主建屋と焼却工作建屋のポンプが稼働していることが判明したのは4月13日午後5時ごろ。
すぐにポンプを停止したが、同日夜、焼却工作建屋地下に約203トンの滞留水がたまっていることが確認された。
出典URL
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201405/20140503_63016.html
(ブログ者コメント)
○写真では、同じようなスイッチが左側に3ケ、右側に2ケ並んでいる。どのように番号が記されていたかは不明。
○対策として「該当機器を表示する」ということだが、どのように表示するのだろうか?
アイテム番号以外に、ファンとかポンプといった名称も書いておけば、入れ替わり立ち替わり新しい作業員が担当することになるであろう現場でも、再発防止に寄与すると思うのだが・・・。
キーワード;誤操作
2014年5月3日付で毎日新聞兵庫版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前11時55分ごろ、加古川市金沢町の神戸製鋼所加古川製鉄所の変電設備から発煙し、所内が終日停電する事故があった。
市消防本部が10台を出したが放水はなく、煙は間もなく収まった。
製鉄所によると、発煙と停電はメンテナンス後の変電設備の短絡が原因とみている。
復旧作業は時間がかかると予想され、コークス(石炭の蒸し焼き燃料)工場内に可燃性ガス(水素など)がたまる恐れがあったため、爆発回避のため外部放出し燃焼させたとしている。
このため、上空に一時薄い白煙が漂ったが、人への影響はないとしている。
GWの休業中で避難騒ぎはなかったが、緊急招集された社員らが次々と車で駆けつけた。
事故は今年5件目。
3月27日には溶鋼処理棟で男性社員2人が溶鉄をかぶり大やけどする労災が起きるなどしていて「非常事態宣言」中だった。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20140503ddlk28040394000c.html
キーワード;ショート
2014年5月2日15時30分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月3日付の朝日新聞山梨全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
去年10月、韮崎市の工事現場で作業員の男性が転落して大けがをする事故があり、甲府労基署は、会社の安全管理が不十分だったとして、韮崎市の建設会社の社長らを労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、韮崎市の建設会社M組と、48歳の男性の社長。
同署によると、去年10月、韮崎市内の沢の工事現場で、作業で使う階段の撤去作業をしていた70歳の作業員の男性が、階段から2.8m下の階段踊り場に転落して頭を強く打つなどして大けがをした。
作業員の男性は、法律で定められた、安全帯とよばれる命綱のような器具を着けていなかったということで、同署は、安全管理が不十分だったとして、社長らを労安法違反の疑いで書類送検した。
同署の調べに対して社長は、「今回の現場の傾斜では安全帯が必要ないと考えていた」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1044189661.html?t=1399067299471
(ブログ者コメント)
階段を昇降中に転落して死亡、あるいはけがした事故は、日常生活を中心に、数多く発生している。
産業現場での転落事故も、本ブログで4件、紹介済。
ビルのメンテナンス作業中に階段から転倒して死亡。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3565/
建造中のタンカー船内で作業を終えて手すり付きの階段を登っていて6m高さから転落して死亡。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2349/
工場の建物の外階段で足を踏み外して転落して死亡。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1879/
脱臭塔外側の高さ26mの手すり付きらせん階段から転落して死亡。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1867/
階段上での作業も高所作業として認識しておいたほうがよさそうだ。
2014年5月2日20時52分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後4時すぎ、宇多津町で、県道下ののり面を工事していたショベルカーがバックしたところ、工事の警備にあたっていた39歳の警備員の左足をひいて、骨折する大けがをさせた。
さらにショベルカーは、ショベル部分を誤って動かし、近くで自転車にまたがり止まっていた、近くに住む13歳の中学2年生の女子生徒の左手にも接触して、指に大けがをさせた。
警察では、作業をしていた業者などから話を聞くなどして、ショベルカーの安全確認などについて詳しく調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034197451.html?t=1399067946477
(2014年5月24日 修正1 ;追記)
2014年5月3日付の四国新聞紙面に、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
警備員がバックしてきたショベルカーに轢かれて重傷。
その後、前進したショベルカーのバケットが前方で自転車に乗って止まっていた女子生徒に接触した。
2014年5月2日4時8分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後5時すぎ、芦屋市春日町を走行していた阪神電鉄の6両編成の特急電車の運転士が、およそ250m先の踏切を車とオートバイが渡っているのに気付き、急ブレーキをかけたが、電車はそのまま走行し、2か所の踏切を通りすぎてから止まった。
このトラブルで車などへの接触はなく、特急電車の乗客およそ900人にけがはなかった。
阪神電鉄によると、2か所の踏切では警報機は鳴っていたということだが、遮断機はいずれも下りていなかったという。
阪神電鉄が踏切近くの遮断機を制御する装置を調べたところ、ヤモリの死骸が付着していて、回路がショートし正常に作動しなくなっていたという。
阪神電鉄では、「利用客や近くの住民にご心配とご迷惑をかけ深くおわびします」としている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140502/k10014177151000.html
(ブログ者コメント)
○小動物によるトラブル事例として紹介する。
○遮断機は下りていなかったが警報が鳴っていたので踏切内に入るのを止め、それで事故を免れた・・・そんな車はなかったのだろうか?
○そこから更に考えるに、こういう事態をも想定して、警報を鳴らす装置と遮断機を制御する装置を別個に設置していた・・・そんなことはなかったのだろうか?
その点が気になり、ざっと調べてみたが、書かれている資料は見つからなかった。
(2014年5月24日 修正1 ;追記)
2014年5月2日付の神戸新聞夕刊紙面に、若干詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
制御装置は地上約1mの高さの鉄柱に付けられ、ヤモリが鉄柱を伝って装置の隙間から入り、回路をショートさせた可能性が高いという。
梅田~元町駅間には制御装置が数100あり、今後、装置の点検とともに、小動物の侵入を防ぐため隙間を埋める作業を進めるという。
2014年5月3日付で毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月3日付で朝日新聞下関版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
下関市は2日、市リサイクルプラザ啓発棟(同市古屋町)の地下1階駐車場で1日、市クリーン推進課の50代男性職員がごみ収集車を車庫に入れる際、荷台部分が泡消火設備の配管に接触し、泡消火剤約3300ℓが放出されたと発表した。
一部は付近の河川に流出したが、2日午前までにほぼ回収した。
市によると、泡消火剤には化学物質PFOSが含まれている可能性があるが、毒性は低く、住民や環境への影響は、ほぼないという。
PFOSは有機フッ素化合物の一種。金属メッキ工程や電子部品製造などさまざまな用途で使われている。
しかし、環境中で分解されにくく、国際的な規制が進んでいる。
男性職員は車両を洗車した後、荷台部分を下げるのを忘れて車庫に進入し、約3mの高さにつるされた配管に荷台が接触して、12ケ所の放出口などから泡消火剤が放出されたという。
泡消火剤の一部は側溝から近くの明見田川に流出したため、市はバキューム車などで回収作業にあたった。
「安全作業の手引き」では、車庫入れなどの際には別の職員が誘導するよう定めていたが、男性職員は1人で車庫入れしていた。
市環境部の砂原部長は、「環境を率先して守るべき環境部が汚染物質を流出させたことは大いに反省している。施設管理のあり方や服務規律を見直したい」と陳謝した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140503ddlk35040440000c.html
2014年5月2日付の茨城新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
1日午前8時ごろ、神栖市の鹿島石油鹿島製油所で、タンカーの接岸作業をしていた会社員の男性(21)が、水深約7mの海に転落。間もなく民間のダイバーに発見され、病院に運ばれたが、死亡が確認された。
警察によると、男性は桟橋の先端付近で、接岸するためにタンカーから投げられる係留ロープを受け取る作業をしていた。
バランスを崩し、海に転落したとみられる。
水に濡れると開く小型の浮輪を身に着けていたが、カッパを着こんでいたため、開かなかった可能性があるという。
桟橋から海面までの高さは約3mで、当時は雨が降っていた。
(ブログ者コメント)
報道された文面から考えるに、浮輪の上からカッパを着ていた、ということかもしれない。
もしそうだとすれば、カッパ着用時には浮輪はカッパの上から装着すること、といった決めごとはなかったのだろうか?
本件、どのような浮輪なのかを含め、ザッと調べてみたが、これという情報は見つからなかった。
なにはともあれ、保護具は正しく装着することが大切だという、教訓事例だったのかもしれない。
2014年4月29日23時36分に毎日新聞から、4月30日0時6分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森市にある大学が、29日、大学施設「国際芸術センター青森」で作品展を開いていた現代美術家の男性(44)が、午後6時ごろ、会場で倒れているのが見つかり、死亡が確認されたと発表した。
消防などによると、軽自動車を透明なアクリル板で密閉した作品(縦2.3m、横4.5m、高さ2.7m)の中で倒れていた。
男性は、エンジンの点検を1人でしていたといい、発見時、自動車のエンジンがかかっていたという。
警察は、一酸化炭素(CO)中毒などの可能性が高いとみて調べている。
大学事務局によると、作品は車1台が入る大きさ。外側からのスイッチ操作でエンジンをかけると、雨に見立てた水が内部にまかれる仕掛けだったという。
男性は京都府生まれで、自動車の車体やエンジンを使った立体的な作品を手掛ける若手芸術家。
作品展「相対温室」を大学で26日から開催中だった。
関係者によると、完成していない作品があり、男性は現地で制作を続けていたという。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140430k0000m040095000c.html
http://www.asahi.com/articles/ASG4Y7QJZG4YUBNB00W.html
4月30日付で東奥日報からは、写真付で下記趣旨の記事がネット配信されていた。
軽自動車のエンジンの調子が悪く、男性が調整していた。
出典URL
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2014/20140430134840.asp
4月30日13時2分にNHK青森からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大学が30日に記者会見した。
大学によると、展示されていたのは、30分おきに3分間、軽自動車のエンジンをかけて、雨に見立てた液体を車体に降らせる作品だった。
作品の天井部分には展示室の外につながる直径5cmほどの換気用のホースが取り付けられていたが、作品内にたまった排気ガスを強制的に外に排出するための装置などはなかったという。
大学では、「展示室の扉は常に開け展示を行っていたが、作品そのものの換気のしかたに問題があった」として、さらに調査を進めることにしている。
この事故を受け、大学は男性の個展を取りやめ、美術館を当面の間、閉館することにした。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084112381.html?t=1398892353969
5月1日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
エンジンがかかると、床にたまった水を配管で吸い上げ、箱の天井から降らせる仕組みだった。
展示センターの学芸員の提案で、箱に排気用のホースが設置されたが、男性は「作品の意図に合わない」として、完成時にホースを取り外したという。
同大の理事長は、「安全性よりも作者の創造性や芸術性を優先してしまった。内部でも原因を十分検証し、今後、二度と起こらないようにする」と話した。
(ブログ者コメント)
○学芸員の方がせっかく危険性に気が付いたのに、それが徹底されなかったのが悔やまれる。
○「安全性よりも芸術性を優先してしまった」とのことだが、「芸術性」を「経済性」とか「作業性」などの言葉に置き換えれば、似たような話しは山ほどある。
(2014年5月24日 修正1 ;追記)
2014年4月30日付の東奥日報夕刊紙面に、やや詳しい、かつ若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
(よって、タイトルにも?マークを付けた)
男性は29日午後5時半ごろ、作品外部にあるスイッチを入れてエンジンを作動させたが調子が悪かったため、職員に「点検する」と伝えていた。
午後6時の個展終了前にエンジンの調整のため作品内に入ったとみられ、午後6時すぎ、男性が車両の後方であお向けになって倒れているのを職員が見つけた。
発見当時は、エンジンはかかっていなかったという。
作品には排気用のホースが取り付けられていたが、男性が25日に「作品の意図に合わない」としてホースを外し、作品に空いていた穴を塞いだという。
29日には再びホースを取り付けていたが、排気が機能していたかどうかは分かっていないという。
2014年4月29日19時19分にNHK松江から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時40分頃、大田市鳥井町にある半導体の基板材料を研磨・加工する「松崎製作所」の工場で、材料を溶かすアルコールの温度を上げる作業中に火災が発生したと消防に通報があった。
消防が消火に当たりおよそ4時間後に火は消えたが、工場は全焼し、作業をしていた40代の男性があごにやけどをして病院に運ばれ手当を受けている。
警察によると、この工場では過酸化水素やアンモニアなどを扱っているということで、目やのどに刺激がある有毒ガスが発生するおそれがあったことから警察では周辺の住民に避難を呼びかけ、一時近くの小学校や公民館におよそ140人が避難した。
警察と消防は、火事の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034105561.html?t=1398806174030
4月29日19時27分に日テレNEWS24(日本海テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
半導体メーカー松崎製作所の第3工場で火災が発生した。
警察などによると、男性従業員が薬品の調合作業を行っていて、薬品をIHヒーターで温め蓋をあけたところ火が飛び散り、燃え広がった。
この従業員は顔に火傷を負い、病院に搬送されたが命に別状はないとのこと。
出典URL
http://news24.jp/nnn/news8754584.html
4月30日4時50分にYAHOOニュース(フジテレビ系)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
従業員2人が、薬品を温めて接着剤を製造しようとした際に、発火したという。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140430-00000645-fnn-soci
2014年4月30日11時19分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前8時5分頃、新潟県長岡市鳥越の鳥越クリーンセンターで、機械に詰まったごみを取り除く作業をしていた長岡市役所職員の男性(59)が、機械の熱風を浴びて全身やけどの重傷を負った。
男性は、別の市職員2人と作業をしていた。
ごみを焼却炉内に送る幅2.5m、奥行き1.5m、高さ2.6mの「給じん装置」の中に入って作業をしていたところ、別の40歳代男性職員が機械を作動させたという。
警察は、男性職員への聞き取りなどをして、詳しい事故原因を調べている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140430-OYT1T50001.html
(2014年5月24日 修正1 ;追記)
2014年4月30日付の新潟日報紙面に、若干詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
ごみを焼却炉に送り込む機械の詰りを除去していたところ、焼却炉の弁が開き、熱風が機械に流れ込んだという。
2014年4月29日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時20分ごろ、仙台市宮城野区の製鋼所「JFE条鋼仙台製造所」で副産物のスラグが爆発し、下請け会社の男性社員(40)に当たった。
男性は左足や左腕などに軽いやけどをしたが、命に別条はないという。
製造所では、鉄スクラップを電気炉で熔かし、自動車や建機などに使う鋼材にリサイクルしている。
警察によると、男性社員はショベルカーを運転し、リサイクルの過程で出るスラグを炉から取り出し、これを路盤材などにするため冷やす容器に移す作業をしていたところ、ショベルカーのバケットの中にあったスラグが爆発、操縦席の男性に当たったという。
この工場では、今年2月にも電気炉のケーブル3か所から出火する火事が起きている。
2014年4月28日12時59分にNHK東北NEWS WEBからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時半ごろ、JFE条鋼仙台製造所の製鋼工場で、鉄くずを溶かす炉から不純物を取り除く作業中に突然、高温の不純物が周囲に飛び散った。
この事故で、飛び散った不純物の一部が近くで作業をしていた男性作業員の腕や足にかかり、男性作業員はやけどをして病院に運ばれたが意識はあり、命に別状はないという。
会社によると、不純物の中に水分が混じると水が気化して膨張するため不純物が飛び散ることがあるということで、警察と消防が事故の原因を調べている。
会社などによると、JFE条鋼では、鉄くずを溶かして機械や自動車の部品などの鉄鋼製品を生産している。
JFE条鋼仙台製造所では、6年前の11月に鉄くずを溶かす炉が爆発して火が出たほか、ことし2月にも炉の底から高温の鉄が漏れて電気ケーブルが焼けるなど、事故が相次いでいる。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20140428/4076071.html
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。