2025年1月9日1時39分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日夜、岐阜県下呂市で、雪の積もった上り坂から車が滑り落ち、73歳の男性がひかれて死亡しました。
【写真を見る】雪道から滑り落ちた車にひかれたか 岐阜県下呂市で73歳の男性死亡 岐阜県内でことし初の交通死亡事故
事故があったのは下呂市萩原町西上田の幅3.4メートルの市道で、警察によりますと8日午後7時半頃、積雪のある上り坂から車が滑り落ち、近くにいたアルバイト 橋本さん73歳がひかれました。
この事故で、橋本さんは病院に搬送されましたが胸などを強く打っていて、まもなく死亡が確認されました。
当時、現場付近には積雪が10センチほどあり、事故を目撃した人からは「車が坂道を上れず、歩行者に後ろから押してもらっていたらそのまま滑り落ちた」などと110番通報があったということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。
ことしに入り、岐阜県内で交通死亡事故が発生したのは初めてです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/99181415e6f6df2aac39c0d2a18b886783d8c77e
1月9日0時18分にYAHOOニュース(メーテレ)からは、車はスノータイヤをつけていて道路脇の畑に転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後7時半ごろ、下呂市萩原町西上田の市道で、近くに住むアルバイト橋本さん(73)が乗用車の下敷きになり、市内の病院に搬送されましたが、胸を強く圧迫されたことによる窒息で死亡しました。
警察によりますと、乗用車は近くの会社員男性(48)が運転しており、「坂道を上れず、歩行者の人に後ろから押してもらっていたら滑り落ちた」と110番通報がありました。
事故当時、現場には約10センチの雪が積もっていて、乗用車は道路脇の畑に転落したということです。
乗用車はスノータイヤをつけていましたが、現場の道路は急坂で、警察は車が雪で滑った可能性もあるとみて、詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a8675d54499a1bd0b70dba47a7967e1dbd1f81a
2024年12月29日11時30分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
シートベルトを着用して車に同乗し事故死した子供の死因を調べたところ、小学生は「腹部」に致命傷を負う割合が中高生らよりも約3倍高かった――。
そんな調査結果を公益財団法人交通事故総合分析センター(東京)がまとめた。
児童は体格によって正しい位置でシートベルトを着用できないことが一因とみられ、研究員は「ベルトの位置次第で命に関わる可能性がある」と警鐘を鳴らす。
2000年施行の改正道路交通法で、6歳未満の子供にはチャイルドシートの使用が義務付けられた。
6歳以上は未使用でも違反にならないが、単純に年齢で区切るだけでは事故死の危険を軽減できない可能性が浮かび上がった。
分析センターは、警察庁から提供された過去10年間(13~22年)の交通事故記録を基に、シートベルトを着用して車に同乗し事故死した6~19歳の子供計64人が、体のどの部位に致命傷を負ったかを調べた。
いずれもチャイルドシートや、座高を上げるジュニアシートは使用していなかった。
小学生(6~12歳)と、体格が大人に近づく中高生ら(13~19歳)の2グループに分けて比べたところ、両グループとも「頭部」が4割前後を占めて最多だった。
割合に差が出たのは「腹部」で、中高生らは51人中5人(9・8%)にとどまったのに対し、小学生は13人中4人(30・8%)で3倍超だった。
胸部や頸(けい)部ではグループ間で大きな差はなかった。
分析した研究員の菱川さんは腹部の致命傷について「全員とは言えないが、腰ベルトにより損傷を受けた人が含まれているはずだ」と指摘。
「飛行機の離陸前に『ベルトは腰の低い位置で締めてください』とアナウンスされるように、車でも腰ベルトは太ももに近い位置を巻くように正しく着用しないと意味がない。小さな体格の児童はシートベルトが正しい位置にかからないことがあるため、6歳以上であってもジュニアシートなど補助装置を使ってほしい」と話す。
福岡市では24年8月、シートベルトが凶器となった可能性がある痛ましい事故が起きた。
8月18日午前11時10分ごろ、福岡市早良区の国道263号で西鉄の路線バスと軽乗用車が正面衝突し、軽乗用車に乗っていた7歳と5歳の姉妹が死亡した。
福岡県警によると、2人はシートベルトを着用していたが、チャイルドシートやジュニアシートは使用していなかった。
2人とも死因は出血性ショックで、腹部の内出血が激しく、シートベルトにより強く圧迫された可能性がある。
日本自動車連盟(JAF)は24年9月、チャイルドシートの使用推奨基準を身長140センチ未満から150センチ未満に引き上げた。
身長はあくまで目安で、シートベルトが首や腹部にかからないことが重要だという。
注意点として、
▽肩ベルトは鎖骨の中央、胸骨、あばら骨の3カ所の硬い骨を通す。
▽腰ベルトは骨盤(腰骨)を押さえる。
ことなどを挙げる。
JAFの担当者は、「大人は子供のシートベルトが正しく締められているかを十分確認してほしい」と呼びかける。
https://mainichi.jp/articles/20241227/k00/00m/040/373000c
2024年12月19日6時0分にYAHOOニュース(ベストカー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今や国内の新車販売数の約99%がAT車(オートマチックトランスミッション)と言われ、世界一のAT車大国となった日本。
AT搭載の愛車をトラブルなく維持するために「やってはいけないこと」を解説する。
■国内での日常の使い勝手はAT車に軍配!
1957年、日本初のトルクコンバーター(流体変速機)を採用したオートマチックトランスミッション搭載の"ミカサ"が登場。
その翌年にはトヨタがトルコン付き2速セミオートマ「トヨグライド」を搭載したトヨペット・マスターラインを発表。
1960年代に入ると日本国内でもAT車の普及が一気に進み、1985年に約50%、今では新車販売数の約99%がAT車となった。
・・・
■NG1 :クルマが完全に止まっていない時のD→RやR→Dは壊れる!?
国内での使い勝手の良いAT車、「クルマが完全に止まっていない時にD→RやR→Dにシフトすると壊れる!」と昔から言われている。
果たして今もそうなのか?
さすがにかなりの速度でD→RやR→Dにシフトする人はいないと思うが、結論から言うと、"完全に"止まってない状態でシフトしても簡単に壊れたりはしない。
・・・
■NG2 :駐車時はパーキングブレーキ+Pレンジシフトが必須!
駐車時は「フットブレーキをかけてクルマを停止させる→パーキングブレーキを操作→Pレンジにシフト→エンジン停止させる」のが正しい操作。
でも、なかにはフットブレーキ→Pレンジにシフト→パーキングブレーキと操作する人もいるが、これは間違い。
愛車の取り扱い説明書をよ~く読んでいただきたい。
さらに、Pレンジへのシフトのみでクルマを離れる人もいるが、これは絶対NG。
Pレンジはトランスミッションの歯車にツメ状の"パーキングロックポール"というパーツを引っ掛けて歯車が動かないようにしているだけ。
そのため、強い衝撃や急勾配などでは、このロックが外れてクルマが動き出す可能性もある。
だから、駐車時はパーキングブレーキ+Pレンジは必須。
・・・
■NG3 :下り坂でのNシフトはダメ!
ニュートラルを意味するNレンジだが、「AT車もMT車も下り坂ではニュートラルのほうが燃費がいい」という人がいる。
しかし、AT車もMT車も、下り坂でギヤをシフトした状態でアクセルオフにすると燃料を噴射しない状態となる。
燃料を使っていない状態だ。
対してNレンジでは、アイドリング回転数を維持するため、アイドリング回転数を維持するための燃料は消費してしまう。
なによりも、エンジンブレーキが使えずフットブレーキで減速しないといけないので、フェード現象やベーパーロック現象による事故のリスクが飛躍的に高まるので絶対NG!
■NG4 :ギヤが入る前にアクセルオン!
これは、急発進につながる行為だからNGとしたが、同じ"急発進"でも例えばDレンジに入れて左足ブレーキで停止+右足アクセルでアクセルペダルを踏み……→ブレーキペダルから左足を急に離すことで急発進する行為は、公道上では危険が伴う行為のためNGとしてほしいが、競技では行う行為。
しかし、例えば信号待ちでNレンジにシフトしている人がとっさに発進する時、Nレンジにシフトしていることを忘れてしまい、アクセルオンで回転数が上がっているのにシフトレバーを動かしてDレンジにシフト→急発進……なんてことも十分考えられる。
Nレンジに入れて止まっているクルマのエンジン回転を上げ、発進時にギヤを強引にDにシフト……なんていう急発進の仕方は、危険なうえにミッションに大きなダメージを与えてしまう行為。
電子制御の介入する現代のクルマではできないものもあるが、ひと昔前のAT車では可能な行為でもある。
よって、このNG行為と合わせて"信号待ちではDレンジ"も守りたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0d89dd2b8edbd32b173180a3d0172f197f34ba3
(ブログ者コメント)
〇発進時はシフトレバーを操作した後にパーキングブレーキ解除が正しい操作。
要は、シフトレバー操作はパーキングブレーキをかけた状態で
行うのが正解・・・ということだそうだ。
(日産自動車HP)
1.ブレーキペダルを踏んだまま、エンジンを始動します。
2.ブレーキペダルを右足でしっかりと踏んだまま、ボタンを押してセレクトレバーをDに入れます。
3.パーキングブレーキを解除します。
4.ブレーキペダルを徐々にゆるめ、アクセルペダルをゆっくり踏み発進します。
〇ブログ者は停止時、逆操作を行っていた。
幸い、これまでトラブルは起きていないが、これを機会に動作修正中。
しかし長年の習癖はそう簡単には治らず、意識はしていても、ついついハンドブレーキ前にPレンジに入れてしまっている。
2024年11月16日13時30分にYAHOOニュース(ファイナンシャルフィールド)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高速道路を運転していて、何気なく右車線を走っていただけで突然、警察に止められ取り締まりを受けたと聞くと、驚く人もいるのではないでしょうか。
「速度は守っていたし、合流が怖いから右車線を走っていただけなのに、なぜ?」という疑問を持つ人も多いかもしれません。
実は、最も右の車線を走り続ける行為は交通違反にあたります。
なぜ右車線走行が取り締まりの対象になるか、詳しく見ていきましょう。
▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
■高速道路で右車線を走ってはいけない理由
道路交通法第20条には「車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。 ただし自動車は、当該道路の左側部分に三以上の車両通行帯が設けられているときは、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。」と定められています。
2車線道路の場合は左車線を、3車線以上は最も右側の車線以外を走行しなければなりません。
2車線以上ある道路において、最も右の車線は追い越し車線とされており、追い越しを行うために一時的に使用するものです。
右車線を長時間走行すると、「車両通行帯違反」として取り締まりの対象になります。
多くの高速道路では左車線側に合流車線があるため、合流してくる車を恐れて右車線を走り続ける人もいるようですが、交通違反であり渋滞の原因にもなり得るため避けなければなりません。
■取り締まりを受けると反則金6000円と反則点数1点
追い越し車線を理由もなく走り続けていると、通行帯違反として取り締まりの対象となります。
令和6年版交通安全白書によると、通行帯違反は高速道路における取り締まりの約13.0%を占めており、決して珍しい違反ではないのです。
取り締まりを受けると、反則金6000円と反則点数1点の罰則が科せられます(普通車の場合)。
比較的軽微な罰則ではありますが、ゴールド免許だった人は次回の更新でブルー免許となってしまうため、取り締まりは避けたいところでしょう。
俗に「追い越し車線を2キロメートル以上走り続けていると取り締まりを受ける」と言われることはありますが、具体的な基準はありません。
法律上は追い越しが終わったらすぐに走行車線に戻ることを求めているため、2キロメートル未満でも取り締まりの対象です。
無意味に追越し車線に残り続けることは避けましょう。
■高速道路で守りたいそのほかのルールは?
高速道路では取り締まりを受けないためにはもちろん、安全のためにも守りたいルールがあります。
1つ目は十分な車間距離をとることです。
一般的には高速道路では時速80キロメートルなら80メートル、時速100キロメートルで走るなら100メートルといった具合に、時速◯キロメートルと同じ数字をメートルにした距離だけ車間距離を空けるべきと言われています。
前の車との距離を詰めすぎると高速自動車国道等車間距離保持義務違反として反則金9000円と反則点数2点の罰則が科せられます。
もう1つやりがちなのは左からの追い越しです。
道路交通法でも追い越しは右側からと定められています。例えば、3車線の真ん中の車線を走っていて、前を走る車を追い越すために左に車線変更し、そのまま追い越して真ん中の車線に戻るのは違反です。
こちらも追越し違反として取り締まられることがあり、反則金9000円と反則点数2点の罰則が科せられます。
■自動車のルールを再確認しよう
高速道路で右車線を走り続けるのは交通違反であり、取り締まりを受けることは珍しくありません。
免許取得時に必ず習っているはずですし、「知らなかった」で見逃してくれるものではないのです。
右車線を走り続けることは後続車の流れを妨げてしまうため、渋滞や事故の発生につながります。
正しいルールを理解し、安全運転を心がけることで、交通事故を防ぎましょう。
出典 e-Gov法令検索 道路交通法 内閣府 令和6年版交通安全白書 警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表 警視庁 交通違反の点数一覧表
執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b8dac78500aed31e9ad73add588954d56324f5b
(ブログ者コメント)
ブログ者も高速道路を走る都度、かなりの確率で追い越し車線を悠々と走っている車を見かけたことがある。
てっきり野放し状態かと思っていたのだが、その取り締まり検挙率が13%を占めるとは、ちょっと驚いた。
2024年11月13日7時57分に読売新聞から下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。
時間帯によってセンターラインの位置が切り替わる静岡市内の国道1号に設置された「中央線変移システム」が、来年1月に廃止されることになった。
県警が発表した。
分かりにくさに起因した逆走事故が起きていたほか、老朽化による誤表示もあった。
システムは1978年、渋滞解消のため、同市葵区南安倍―同市駿河区手越原の約2キロの区間に、県内で唯一設置された。
朝の通勤時間帯を含む午前0時から正午までは静岡市方面に向かう道路が2車線、夕方の帰宅時間を含む正午から午前0時まで藤枝市方面が2車線となる。
県警交通規制課によると、国道1号バイパス開通や静岡大橋の供用開始などにより、交通量は2020年にはピークだった85年の57%まで減少していた。
一方で、時間帯により走行車線が異なる分かりにくさから、事故の要因となっている可能性も指摘されていた。
23年には区間内で20件の交通事故が起きたほか、過去には正面衝突による死亡事故も発生。
12日も正午を境に中央の車線の進行方向は逆向きになり、誤って反対車線にはみ出しそうになる車があった。
老朽化により誤表示などのトラブルもあり、11日朝には静岡市方面が2車線になっているはずの午前中も、1車線と表示されるトラブルがあった。
県警は来年1月中旬に廃止し、右折レーンにする一部区間を除き、時間帯に関係なく静岡市方面に向かう車線を2車線とする。
工事は1月中旬~2月末に行われる予定。
県警は「工事中は車線規制で混雑が予想されるので余裕を持って通行してほしい」と呼びかけている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241112-OYT1T50212/
2024年11月1日18時47分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「イット!」に寄せられたドライブレコーダー映像。
千葉県の住宅街でごみ収集をしていた作業車が、下り坂にあるごみステーションの前で停止した次の瞬間、止まったはずの収集車が動き出し、ブロック塀に衝突。
部品が飛び、土煙が舞います。
一体何が起きたのでしょうか。
内部のカメラに記録されていたのは、車を止めたあとに降りるドライバーと同乗者の姿。
ところが、ドライバーが扉を閉めた瞬間、なぜか車が動き出しているのが確認できます。
ドライバーは慌てて追いかけますが、収集車はどんどん加速。
ドライバーは塀と車に挟まれる形で倒れ、車は塀に衝突しました。
収集車を運転していたドライバーは…。
事故に遭った清掃会社のドライバー:
「車に戻って、サイドブレーキを引いている状態だから何もできなくて。そのまま壁にぶつかった感じです。」
停車とほぼ同時にサイドブレーキをかけたにもかかわらず、収集車は走り出し、なすすべなく衝突。
ドライバー:
「壁に当たってくれたからよかったですけど、道路まで行ったら歩行者にも他の車にも当たるから、心臓はずっとバクバクでした。」
車は3年前に買ったばかりで、電子制御のパーキングブレーキを搭載。
無人の車内には「ピピッ!ピピッ!」と警告音が鳴り響いていました。
その後、メーカー立ち会いのもとの調査で判明したことは…。
事故に遭った清掃会社の運行管理者:
「サイドブレーキが上がった状態でトラックは止まったままになってまして、結局原因を調査していく中で、電動ブレーキのワイヤーが切れたことによって、車が勝手に進んでしまったというお答えでした。」
車を止めるはずのワイヤーが切れたことでブレーキが利かない状態になり、坂道を下るように動き出してしまったのではないかということです。
メーカー側は「イット!」の取材に対し、「弊社の立ち会い検証結果で、電動パーキングブレーキのワイヤーが切れていたことは確認しております。原因については調査中です。弊社で確認したドライブレコーダー動画では、パーキングブレーキレバー付近が映っていないために、その操作(使用)については明確な判断はできておりません。引き続き調査を進め、速やかに適切な対応をいたします」と回答しています。
安全の頼みの綱となるサイドブレーキについて、交通事故鑑定人の中島博史さんは注意を呼びかけます。
中島さん:
「サイドブレーキをかけるときには車が完全に停止してからかけるということを想定していますので、ワイヤーを使ったタイプのサイドブレーキの場合は、そのワイヤーが伸びてきたりしてくる。」
日常的なメンテナンス等の問題になってきます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c5a818fa66bf7fd5659156783eb0f8b5ba1fa37
(ブログ者コメント)
映像では、車が停まる直前、まだほんの少しだけ動いている状態でサイドブレーキを引いて車がクッと止まったようにも見える。
それが原因につながるかどうかは不明だが・・・。
また、追いかけた運転手はサイドブレーキをもっと引くことだけに注意が向いて?右側に迫ってくるブロック塀には全く気付かず、最後にはテーパ状になっている塀の根本部分に足をとられて倒れこんだようにも見える。
しばしば報道される、動き出した車を止めようとして挟まれ、あるいは轢かれて死亡した事故。
そういった事故の中には、同じような状況だった事故もあるのかもしれない。
2024年11月1日6時6分にYAHOOニュース(山陰放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月30日、島根県川本町で民家の母屋や車庫などを全焼する火事がありました。
また、この火事をうけて痛ましい事故も発生。
消火活動のため出動した消防車が田んぼに転落し、それを止めようとした男性が消防車の下敷きとなり死亡しました。
【写真を見る】民家火災で出動、エンジンをかけたまま消防車駐車、動き出した車両を止めようとして…消防団の男性が消防車の下敷きになり死亡 同乗者はおらず
30日午後6時40分ごろ、邑智郡川本町大字因原の民家で火事がありました。
この家には男性が一人住んでいたということで、この火事によるけが人はいませんでした。
警察によりますと、男性はこの日の午後3時から5時にかけて自宅北側の法面の草をバーナーで燃やしていたということで、火事の詳しい原因などを警察が調べています。
一方、この火事の消火活動のため出動した消防車が田んぼに転落し、それを止めようとした男性が消防車の下敷きとなり死亡する事故が発生しました。
死亡したのは、島根県川本町の団体職員の男性(50)です。
30日午後7時16分、江津邑智消防組合から警察に「建物火災で出動した消防団の車両が横転し、巻き込まれた男性一名が心肺停止の状態」と通報がありました。
警察によりますと、男性は消防団の活動のため消防車を運転して、午後7時すぎに火事の現場に到着。
エンジンをかけたまま消防車をとめて降りたところ、消防車が動き出したということです。
消防車を止めようとした男性は、田んぼに転落した消防車の下敷きになり、病院に搬送されましたが、午後8時30分に死亡が確認されました。
死因は出血性ショックでした。
現場となった道路はカーブで下り勾配になっており、男性が乗っていた消防車に同乗者はいなかったということです。
詳しい事故の原因などを警察が調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9217fa62dd46287cef2ba6f84f7edca6907873a
2024年10月16日9時10分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
最近、外国人による悲惨な事故の報道が見受けられます。
そうした中で、SNSなどを中心に「外国人が日本のホテルの住所で日本の運転免許証を取得している」という話が話題となっています。
これは「外国免許切替(以下:外免切替)」というルールによるものですが、なぜ日本のホテルの住所で運転免許証が取得できるのでしょうか。
また、それ故のトラブルは起こっていないのでしょうか。
日本を訪れる外国人観光客の中にはレンタカーを使って移動する人達も多くいます。
コロナ前ですでに年間100万人以上がレンタカーを利用していました。
観光庁の最新調査によると、観光目的で来日した外国人の7-8%、人数にすると1年間で約250-280万人がレンタカー利用をしている計算になります。
外国人観光客が日本で運転する場合、一般的には国際免許が必須となります。
国際免許にはパリ条約、ウィーン条約、ワシントン条約、ジュネーブ条約の各様式がありますが、日本で有効なのはジュネーブ条約(1949年)様式だけです。
なお、ジュネーブ条約締約国であっても、ロシアやセルビアなどで発行される国際免許は、ジュネーブ様式ではないため日本では「無効(=無免許と同じ扱い)」となり、レンタカーの貸し出しもできません。
しかし、中国やベトナムなどジュネーブ以外の国の人々が運転している情報は常日頃、よく目にします。
死亡ひき逃げ事故を起こしたり、自動車窃盗に関わっていたり、彼らはどのような免許で運転しているのでしょうか。
筆者がそのことに関心を持ち始めた2024年7月頃、たまたま中国籍の知人から「日本の免許を取得しようと思う」と相談を受けました。
「え?そんなことできるの?」と思ったのですが、彼らの話を聞いていると、国際免許ではなく、日本の免許を取得する方法があるとのこと。
それは「外国免許からの切替」(以下、外免切替)という制度で、日本で住民登録しているかどうかは関係なく、ビザは観光ビザでOKだと言います。
宿泊したホテルに「一時帰国(滞在)証明書」を出してもらい、それを免許センターに提出して試験に合格すれば、免許証の住所にもホテルの住所と名前が掲載されるとのことでした。
知人の話では、筆記試験は簡単ですぐに受けられて合格したものの、技能試験は予約がいっぱいで、受験できるまで3か月ほど待ったそうです。
他の人から聞いた話も同様に、筆記試験はすぐだったけど、技能試験を受けるために2か月待って1回不合格になり、再び受けてやっと4か月後に免許が入手できたといっていました。
※ ※ ※
そんな外免切替で日本の免許を取得しようとする外国人は2024年に入ってから急増しているようです。
前述の知人の話のように技能試験を受けるまで数か月待ちも当たり前です。
また、筆記試験の申込をするためにまだ暗いうちから鮫洲や府中の試験場のゲート前から長い行列ができている話もよく聞きます。
そのような現状について、外免切替に必要な「一時帰国(滞在)証明書」を出している東京都内のホテルは次のように話してくれました。
「(2024年)8月終わり頃から急に増えました。
中国の人がとても多いですが、ベトナムやフィリピン、マレーシア、インドネシアなど東南アジアの人もいらっしゃいます。
中国の人は観光で来日される方々がほとんどですが、東南アジアの人は日本で仕事をするために来日している人が多いです。
『すぐにでも免許がないと仕事ができないから』とおっしゃる人もいます」
■急増する外免切替希望者…何が起こっているのか? 日本人としては納得し難いことも…!
なお、外免切替の手順は国によって異なっており、ジュネーブ条約締約国を中心に約30の国では筆記試験も技能試験も免除。
書類のやりとりだけの簡単な手続きで切替が終了します。
いっぽう、中国やベトナムなど、ジュネーブ以外の国では筆記+技能試験が科せられます。
筆記は問題が10問出され7問以上正解で合格。
その後、技能試験を受けて合格すれば、晴れて日本の免許証が取得できるというわけです。
なお、技能試験もそれほど難しい内容ではなく、実際に受けた人の話では「暴走や信号無視、一時停止忘れなどがなく、ゆっくり走れば合格」という声が大半でした。
おもな必要書類は以下となります。
1. 有効な外国の運転免許証
2. 上記運転免許証の日本語による翻訳文
※この翻訳文は当該国の駐日大使館で取得してくるか、日本で取得する場合はJAFの他にジップラス株式会社での翻訳が指定される国々もあります。
3.本籍(国籍等)が記載された住民票の写し(コピー不可)(住民基本台帳法の適用を受ける方)
4.パスポート、外務省など権限のある機関が発行する身分証明書(住民基本台帳法の適用を受けない方)
5.国籍が記載された日本の住民票または一時帰国(滞在)証明書
※こちらは免許申請上の住所に関し、居住地に滞在していることを証明する書類となります。
知人や友人、親戚などの家の他、宿泊しているホテルに書いてもらう証明書でもOK。
なお、話題になっている「ホテルの住所でOK」というのは上記5.の書類です。
ほとんどのホテルでは無償で書いてくれますが、必要な書類は免許を取得した国や居住していた国によっても細かい部分が異なります。
さて、1度日本の免許を取得すると同時にジュネーブ様式の国際免許証も取得できることになります。
また、本国の免許もそのまま、次回の更新を行えばずっと有効となりますが、もし日本に長く居住して本国の免許が更新できずに期限切れとなった場合でも、日本の免許には影響しません。
つまり、本国の免許が無効となっても日本の免許を更新していれば有効であり続け、国際免許も取得できるということです。
例えば、たびたびニュースになるような事故や事件が多く報道されているクルド人(トルコ国籍)の場合も、観光ビザ(3か月有効)で日本に来て3か月以内に外免切替を行えば、日本での運転が可能になるのです。
日本では運転免許の取得にほとんどの人が20万円から30万円もの高額な費用を支払って、少なくとも平均して1-2か月程度は教習所に通います。
免許取得のための費用や教習内容の厳しさ、期間の長さなどは世界でもトップクラスといえるでしょう。
いっぽう、世界の国々の中には日本とは比べ物にならない簡単なテストと安価な費用で運転免許を取得できるところも少なくありません。
外免切替は国際的なルールや日本の免許制度で認められた合法的な手段とはいえ、日本語がほとんどわからなくても道交法の知識が不十分でも外免切替という制度を使えばどんな国の人でも日本の免許が取得できてしまうことに、納得がいかない人も少なくないでしょう。
外国籍ドライバーによる事故も急増しています。
私たち、日本のドライバーが事故の被害者にならないことを祈るばかりです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b4ba835aa65770dae66846429f6f986c45fcc72
(ブログ者コメント)
標識の意味を始めとして交通ルールをほとんど知らない外国人が、教習所で高い費用と時間をかけ、100点満点中90点以上でなければ合格できない日本人と同じ免許を取得できるとは・・・。
なんという不条理。
交通安全よりも外国人の利便性を重視している?
なぜ、こんな制度がまかりとおっているのだろうか?
2024年8月29日6時30分にYAHOOニュース(週プレNEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
酷暑の夏、韓国で起きたEV炎上事故が大きな話題を呼んでいる。
そんな中、ひそかに注目を集めているのが「周回遅れ」と揶揄されがちなニッポンEV。
実は、その安全性がハンパないという。
そこで、ニッポンEVが炎上事故を起こさない秘密に迫ってみた。
■絶対に炎上しない!? 日産のEV
EVが燃えに燃えている!
今月に入り、韓国ではEVのバッテリー(電池)から出火した可能性が高い火災が相次いでいる。
特に注目を集めているのが、今月1日に起こったEVの炎上事故。
具体的には、集合住宅の地下駐車場に止められていたメルセデス・ベンツ「EQE350」が出火し、駐車場にあった40台のクルマを焼き尽くした。
ちなみに、EQE350は中国メーカーのバッテリーを搭載していたという。
この火災により、韓国では集合住宅の地下駐車場のEV利用を制限し、充電スタンドを閉鎖する動きが出ている。
実は、EVのバッテリーを起因とした火災事故は世界各地で続発している。
しかし、新車販売のEV比率が1%台の日本では、EVのバッテリー火災に対し、いまひとつピンとこないかもしれない。
ただ、EVの炎上事故はすでに起きている。
昨年7月、千葉県にある「アウディ幕張」で、屋外の立体駐車場に置かれたEVが自然発火、8台のクルマが焼け、大きな話題となった。
では、EVのバッテリーはどんなメカニズムで燃えるのか?
現在、多くのEVがリチウムイオン電池を搭載している。
このリチウムイオン電池は衝撃に弱い。
それはなぜか?
図をご覧いただきたい。
リチウムイオン電池の構造は、灯油と同レベルの可燃性の溶剤(電解液)に浸された正極と負極がセパレーターという材料で仕切られている。
事故などの強い衝撃を受けると、セパレーターが壊れ、正極と負極が触れてショートしてしまう。
ショートすると発熱が始まり、その熱が次の発熱を引き起こす、いわゆる"熱暴走"と呼ばれる現象を引き起こす。
溶剤は可燃性ガスとなるため、着火すると、火炎を噴射したように燃え上がる。
しかも厄介なことに、鎮火しても電池内に残ったエネルギーによって、再び発熱して火を噴くことも。
つまり、EVの電池が引き金となった火災事故の消火活動は困難を極める。
加えて、リチウムイオン電池は温度変化を苦にする特性をを持ち、50℃以上になると自然発火の可能性もある。
言うまでもなく、EVに搭載されるリチウムイオン電池は、スマホやモバイルバッテリーとはレベチのデカさ。
発火すれば、周囲を巻き込む大惨事に発展する恐れも。
ただ、不思議なのは海外ブランド車のEV炎上事故は耳にするが、数が少ないからなのか、日本のEVの炎上事故は聞こえてこない。
それどころか、10年に世界初の量販EVとしてデビューした日産リーフは、"絶対に炎上しないEV"として世界的に有名なのだという。
「リーフは世界初の量販EVということもあり、失敗はありえない。"技術の日産"の知見をすべて注ぎ込んでいます」(日産関係者)
日本製のEVが爆発しない秘密はどこか?
ここからは、カーライフジャーナリストの渡辺陽一郎氏が解説する。
Q.なぜ日本のEVは爆発しないの?
渡辺)
コストを費やして火災の発生を抑える対策を徹底的に行なっているのが大きい。
具体的に言うと、ありとあらゆる単位で発熱チェックをしっかり行ない、常に電池の温度をコントロールしている。
また、バッテリーの形状、電極に使われる素材、さらに万一バッテリー内部で発火が生じてもほかのセルへの延焼を防ぐ工夫など、日本のメーカーは製造の手間やコストがかかっても、とにかく安全を最優先にして開発してきた。
Q.日本のメーカーが安全対策を入念に行なうワケは?
渡辺)
国民性や企業風土もありますが、1960年代から70年代における日本メーカーの欠陥車問題が影響しているかと。
当時の欠陥は、ブレーキの故障から燃料漏れまで多岐にわたり、実は火災も含まれていました。
例えば、排出ガス規制の対策を施したことで、車両の排気系統が過熱し、駐車場所に生えている草に触れて発火するケースもありました。
この手の欠陥事故が続いた影響もあり、69年にリコール制度が誕生し、国内の自動車メーカーの安全意識は飛躍的に向上しました。
余談ですが、今から20年以上前に日系自動車メーカーの取締役から、「先日、原発を見学したが、安全意識とその対策が低すぎる。あんな考え方と対策は自動車メーカーでは絶対に通用しない」という話を聞きました。
その後、東日本大震災が発生し、取締役の懸念が的中してしまった。
近年、日本の自動車メーカーの安全意識は非常に高く、さらに言えば石橋を叩いても渡らないほど慎重です。
Q.日本の自動車メーカーは安全性にこだわってきたと。
渡辺)
自動車は、欠陥があれば死傷事故に直結します。
仮に不良品の発生率が0.01%(1万分の1)でも、月に2万台売れるクルマであれば、同じ車種で毎月2回の死傷事故がメーカーの責任で発生し、倒産の引き金になってしまう。
日本の自動車メーカーは過去の欠陥車問題の経験を踏まえ、安全の大切さと、安全を軽んじたときに訪れる恐ろしい結末を理解している。
だから日本のEVは燃えないのです。
日本のメーカーが、自動運転やロボットタクシーの実用化などに慎重な理由も同様で、遅れているのではなく、慎重なのです。
Q.今回の韓国の炎上事故は中国メーカーの電池でした。
渡辺)
あくまで想像ですが、中国の自動車産業は2000年以降に急成長を遂げた。
日本と違い、欠陥車問題で世間やマスコミから厳しく叩かれた経験も乏しい。
まだ安全意識が育っていないのかも。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c18ce813e168370b5a131838939c6148a480255f
(ブログ者コメント)
自動車メーカーの取締役が3.11以前に原発を見学した際、安全意識と対策の低さに驚いたという話しを聞いたとされる件。
我田引水になるが、ブログ者も同様に感じたことを以下の記事にコメントしたことがある。
2015年11月21日掲載
『2015年11月4日報道 新潟県の柏崎刈羽原発で「安全系」と「一般系」のケーブルが法規制に反し混在していたのは分離設置を明記したマニュアルがなかったことが原因 (第2報;修正2)』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5389/
2024年8月28日23時30分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京湾アクアラインのトンネル内で28日正午過ぎ、トラック2台、乗用車1台が絡む玉突き事故が起き、乗用車に乗っていた1人が亡くなりました。
千葉県と神奈川県川崎市をつなぎ、東京湾を横断するアクアライン。
千葉側のトンネルの入り口は封鎖され、渋滞ができていました。
川崎側では、交通整理が行われ、車がUターン。
Uターンは、トンネルの中でも行われていました。
場所は、風の塔の下。アクアラインで、唯一、Uターンができる場所になります。
事故のあった上り車線に滞留していた車を、壁にある通路を通して、反対側の下り車線に移動させ、千葉側に戻すという作業です。
事故は、千葉側から川崎側に向かう勾配が緩やかな上り坂で起きました。
中型トラックが乗用車に突っ込み、3台が絡む玉突き事故が起き、火災が発生したということです。
ほかの車に燃え移ると、大惨事につながりかねません。
しかし、4分後には、燃えている車両に霧状の水が噴射されていきます。
NEXCO東日本:
「初動対応の水噴霧で、火災の延焼と拡大を抑制した」
消火に当たった消防によりますと、トンネル内に設置されたスプリンクラーが鎮火に、一役、買っていたそうです。
こうしたスプリンクラーは、173台の車両が焼失した日本坂トンネル火災事故を機に、主要なトンネルに装備されるようになりました。
アクアラインは、上下線ともに数時間にわたって通行止めとなりました。
最初に乗用車に突っ込んだ50歳代の男が、過失運転致死の疑いで逮捕されています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4198b6e0d1c4b306514472fd6f21b99e8123142
8月28日18時41分にYAHOOニュース(千葉日報)からは、現場にトイレカーを設置したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
下り線のみ午後7時から解除した。
上り線の通行止めは午後9時20分に解除された。
上下線の滞留車両について、下りは川崎浮島JCTで反転させ上り線に、上り線アクアトンネル内に滞留する車両は風の塔で反転させたり、追い越し車線を開放するなどして、それぞれ誘導した。
トンネル上り線内では、待機中のドライバーら向けに上り線3カ所にトイレカーを設置。
軽食、飲料水、簡易トイレなどを配布した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e0a5f8834c2226a789357e80ca10ca1994cd393
(ブログ者コメント)
事故当日、NEXCO東日本から、渋滞の先頭付近にトイレカーを設置した旨、「X」で情報発信されていた。
2024年8月27日13時32分にYAHOOニュース(長野放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野市で介護施設の送迎車が全焼した火事で、全身やけどで重傷となっていた101歳の女性が死亡しました。
【画像】「女性の悲鳴が…」職員が車いすの101歳女性を助けようと大やけどで意識不明の重体 介護施設の送迎車が全焼
8月17日、長野市の大豆島東団地で介護施設の送迎車が全焼し、全身にやけどをした施設職員の56歳の女性が意識不明の重体、利用者の101歳の女性が重傷となっていました。
101歳の女性は、8月27日朝、搬送先の病院で広範囲熱傷により死亡が確認されました。
警察によりますと、56歳の女性はいまも意識不明の状態が続いているということです。
燃えたのは「ニチイケアセンターまめじま」の車両でした。
警察やニチイホールディングスによりますと、車はケアセンターの女性職員が運転してデイサービスの利用者を送るところでした。
職員の女性は搬送時は意識があり、消防に対し、「エアコンの吹き出し口から白い煙が出て、車を停めたら出火した」、「火をタオルで叩くなどしたが消えなかった」と話したということです。
女性は車いすが無いと動けない101歳の女性を後ろの座席から助け出しましたが、この時、全身にやけどを負ったと見られています。
通報した人:
「ボーンボーンとか、女性の悲鳴も聞こえた。熱気もすごく何もできない。近づけない」
また、一緒に乗っていた80代の男性2人は自力で逃げて無事でした。
焼けたワンボックスカーはリース契約で10年前から使っていて、6月の定期点検では異常は見つからなかったということです。
ニチイホールディングスは「お亡くなりになったお客様のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆様に心からのお詫びとお悔やみを申し上げます。火災発生原因の究明に努め、再発防止の徹底に全力をあげて取り組んでまいります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e8a13834bd73e252e33fe4fdc578be4c19013ae
8月28日6時5分に信濃毎日新聞からは、一昨年から職員1人で送迎するようになっていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野市大豆島で17日に介護施設のワンボックスカーが全焼した火災で、施設を運営するニチイホールディングス(東京、HD)が人手不足などを理由に、ワンボックスカーでの送迎時に乗車する従業員を2人から条件付きで1人でもできるよう2022年に内規を変更していたことが27日、信濃毎日新聞の取材で分かった。
・・・
(以下は有料)
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024082701078
(ブログ者コメント)
エアコンからの出火といえば、つい1週間ほど前、韓国のホテル火災を紹介したばかり。
どの程度起きているのか調べたところ、日本では2013年度~20217年度の5年間に258件という情報がNITEから提供されていた。
ただ、「室内外ユニット間配線の途中接続から発火」という一文があったことから考えると、自動車エアコンは調査対象外かもしれない。
https://www.nite.go.jp/data/000099435.pdf
2024年8月20日20時11分にYAHOOニュース(中京テレビ)から下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。
8月18日午前11時すぎ、福岡市早良区東入部で、中央線をはみ出した軽乗用車がバスと正面衝突する事故がありました。
この事故で5歳と7歳の姉妹が死亡。
警察によると、死因は事故の衝撃によるシートベルトの締め付けが考えられるとしています。
シートベルトをしていたにもかかわらず、なぜ幼い命は失われてしまったのでしょうか…。
今回の事故で軽乗用車に乗っていた3人のうち、後部座席の5歳と7歳の姉妹が、腹部に強い衝撃を受けるなどして死亡しました。
死因は、事故の衝撃によるシートベルトの締め付けとみられています。
亡くなった姉妹は、シートベルトをしていましたが、チャイルドシートは使っていませんでした。
実は、ここが生死を分けた大きなポイントとなった可能性があるのです。
6歳児のダミー人形を使い、ジュニア用チャイルドシートの“有り”“無し”で衝突した状態を検証した、国土交通省の実験を見てみましょう。
“無し”の場合、シートベルトが首を締め付けたり、衝撃で腹部に食い込み圧迫したりしているのが分かります。
一方、 “有り”の場合は、締め付けたり食い込んだりしていません。
チャイルドシートは、法律では6歳未満の子どもに使用が義務づけられていますが、JAFでは140センチに達するまでは使用を推奨するとしています。
文部科学省が公表している子どもの平均身長によると、JAFが推奨する身長140センチに達するのは、男の子で11歳、女の子で10歳となっていて、チャイルドシートの使用が法律で義務づけられている年齢と、安全にシートベルトが装着できる年齢は大きく離れていることがわかります。
子どもが6歳以上になっても、身長が140センチ程度になるまではジュニア用チャイルドシートが必要です。
そうしないと、命を守るためのシートベルトが逆に凶器となってしまう危険性があるのです。
子どもの体格は日々変わっていくので、今一度しっかりとチェックしておきましょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/81f231c283aa7e989094162d997eb7ec5242c7d4
8月21日14時50分にYAHOOニュース(くるまのニュース)からは、シートベルトが体格に合っていないと3つの危険にさらされる、衝突安全性テストには身長150㎝のダミー人形が使われているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
クルマについているシートベルトは、子どもが使うことを想定して設計されていません。
5歳と7歳の体格では、それぞれの平均身長は5歳(女児)で約110cm、7歳で122cmです。
シートベルトは身長150cm以上で安全に使用できることが数々の試験で確認されているため、シートベルトだけでは到底、衝突の衝撃から子どもを守ることはできず、さらには凶器になる危険もあります。
子どもの体格に合っていない不適切な状態でシートベルトを使用して事故に遭った場合、以下の3つの状況で、死亡を含む悲しい結果になる可能性があります。
1.ベルトの間をすり抜けたり、そもそもベルト非着用によっての拘束力が得られず、衝突の衝撃で窓ガラスから車外に放出される。
2.腰ベルトがおなかを強く圧迫して内臓を損傷する。
3.肩ベルトが首にかかっていると、衝突の強い衝撃でベルトで頸動脈(首)を切断する。
今回の事故で女児2名が死亡したのは、2.の可能性が高いと考えられています。
なお、ベルトがおなかに掛かって5歳児が死亡した例は、背もたれやヘッドサポートがない座面だけのブースターシートで複数の前例があります。
着座姿勢やベルトのかかり方が不適切な状態で強い衝撃を受けると、腰ベルトがおなかに食い込んで内臓を圧迫。
シートベルトは、使い方を誤ると凶器になることもあるのです。
・・・
「シートベルトはどれくらいの体格で安全に使えるのか?」ということですが、・・・世間一般的には「140cm」が主流のようですが、実は140cmでの使用は完璧とは言えません。
なぜなら、世界の自動車メーカーは衝突安全性のテストをする際、身長150cm前後の成人ダミー(AF05型)を使って安全を確認しているからです。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/29c4004c107a2a76627760f7f3026be8c72e8837
8月21日17時10分にYAHOOニュース(LASISA)からは、身長140㎝までチャイルドシート着用とは知らなかったというSNS投稿に対し4.9万の「いいね」がついたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
JAF(日本自動車連盟)のウェブサイトでは、・・・「6歳から140cmに身長が達するまで」の期間にチャイルドシートを着用することを推奨しています。
サイト内では、116cmの子どもの画像を例に、身長が140cm未満でシートベルトをした場合、「肩ベルトが首にかかっています。腰ベルトも柔らかいおなかの位置に上がっています。この状態で大きな衝撃を受けると、首や内臓を損傷する危険があります」と説明しています。
SNSでは、「事件を見て改めてJAFのサイトを調べたら、身長140cmまでは本来チャイルドシートをしないと事故で腹部と首が締まるって…知らなかった……」という投稿に対し、 「140cm未満の小さい子にはシートベルトだけでは危険で、チャイルドシートが必要だったんだ」、「5歳ぐらいからはシートベルトで大丈夫だと思っちゃうよなぁ」、「140cmまでは必ずチャイルドシートを付けよう」 というコメントが寄せられていました。
今回の「知らなかった」とする投稿には4.9万いいねがついており、いつから大人と同じシートベルトを着用させてよいかの明確な基準が浸透してなかったことを裏付けています。
・・・
【画像】「法律違反ではないけど…」これが《危険な理由》です!(9枚)
https://news.yahoo.co.jp/articles/78a97e8bda6d7b8ff60162d89d2adfac58bcca25
8月21日18時44分にYAHOOニュース(産経新聞)からは、JAFは身長推奨基準を140㎝から150㎝に引き上げるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
チャイルドシートを使わず、シートベルトをした子供が死傷する事故の増加を受け、日本自動車連盟(JAF)がチャイルドシートの使用を推奨する基準を見直すことが21日、わかった。
これまでチャイルドシートの使用は身長140センチ未満を推奨していたが、安全性を重視し、来年に150センチ未満に引き上げる。
・・・
海外では身長150センチ未満の子供のチャイルドシート使用を義務付ける国もあり、日本自動車工業会も子供の交通事故による死傷者を減らすため、150センチまで児童用チャイルドシートの使用を推奨している。
ただ、国内では団体によって推奨基準は統一されておらず、JAFの引き上げで基準統一の動きが広がる可能性がある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2592a8c0e8d92d7687ab216bd0b9e888b1567113
2024年8月7日17時21分にYAHOOニュース(Bloomberg)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
韓国全土のオフィスビルやマンションの管理会社は、電気自動車(EV)の爆発により200世帯余りが避難する事故が1日に起きたことを受けて、EVの火災リスク対策を検討している。
消防当局によれば、ソウルの西に位置する仁川(インチョン)で集合住宅の地下駐車場に止めてあったコンセントにつながれていないメルセデス・ベンツのEVセダンから出火した。
仁川当局は、断水と停電のため700人を超える住民が避難し、この火災で約140台の車が損傷したと発表。
23人が入院した。
ソーシャルメディアに掲載された通知によると、幾つかオフィスビルはEVの出入りと駐車を禁止。
EVの所有者に充電時に注意するよう勧告しているマンション管理委員会もある。
地元メディアの報道によれば、爆発した乗用車に搭載されていたバッテリーは中国のファラシス・エナジー(孚能科技)製だった。
ファラシスは2018年にメルセデス・ベンツのパートナーとなり、8年契約の一環としてバッテリーを提供し、20年にはメルセデス・ベンツがファラシスの戦略的投資家になったと一部で報じられた。
ファラシスはコメント要請に応じなかった。
世界的にEVの販売台数が伸び悩む中で、この事故は韓国の人々を動揺させ、ソーシャルメディア上ではEVバッテリーの安全性を巡る議論が展開されている。
エンジン車からの出火がはるかに多いものの、EVに対する否定的な感情やバッテリーがもたらし得る火災のリスクは、初期費用の高さや信頼できる充電インフラの欠如など、消費者がEV購入を敬遠する理由の一部となっている。
メルセデス・ベンツ・コリアは火災の原因調査に関し当局に全面的に協力すると発表文で表明したが、それ以上のコメントは控えるとしている。
韓国消防庁が23年に発表した報告書によると、少なくとも17年以降、内燃機関車とEVの両方で火災を起こす車両の数は毎年増加している。
しかし、リチウムイオンバッテリーの火災はガソリン車よりも高温で長引くため、EV火災の消火は一般的に難しい。
韓国では多くの市民が集合住宅に住んでいることから、充電ステーションの大半がビルの地下駐車場に設置されている。
新築のマンションや一定規模の建物には、EV充電器の設置が法的に義務付けられている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f9b785bfe464b30c1a7db7a1a2ab6a7564c4041
8月6日11時45分にYAHOOニュース(中央日報)からは、1日火災のEV車は世界10位の中国メーカーが製造したバッテリーを搭載していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
仁川市のマンション地下駐車場で火災を起こしたベンツの電気自動車(EV)には、中国の車載バッテリーメーカー「ファーラシズ・エナジー(孚能科技。以下ファーラシズ)」の製品が積んであったことが確認された。
5日に国土交通部(省に相当)やバッテリー業界が明らかにしたところによると、1日午前に青羅国際都市(仁川市西区)のマンション地下1階の駐車場で出火したメルセデスベンツEQEセダンのバッテリーセルは、中国ファーラシズの製品だった。
ベンツEQEには世界トップの車載バッテリーメーカー、中国CATLの製品も搭載されるが、今回の事故車両にはファーラシズの製品が搭載されていたことが確認された。
このバッテリーはニッケル・コバルト・マンガン(NCM)タイプだ。
正確なモデル名は判明しなかった。
ファーラシズは2009年に設立された。
昨年の売上額は23億2000万ドル(現在のレートで約3380億円、以下同じ)、出荷量は15GWh(ギガワット時)で、いずれも世界第10位に入った。
18年にベンツの親会社であるダイムラーと、10年間で170GWh規模のバッテリー供給契約を締結し、20年にはベンツが9億元(約200億円)を投じてファーラシズの株式の約3%を獲得しバッテリーの共同開発に乗り出した。
ファーラシズのバッテリー製品は火災の危険があるとして、中国国内でリコールされたことがある。
21年3月に中国国営の北京汽車(BAIC)は、ファーラシズのバッテリーを搭載したEV3万1963台が「特定の環境でバッテリー火災が発生する可能性がある」とした。
当時、ファーラシズは欠陥を認め、リコールの費用を全て負担した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/de64afaefa5f514a55a7ef67fda13ee7484b067d
8月8日9時0分にYAHOOニュース(中央日報)からは、韓国では来年2月からバッテリー情報の登録が義務化されるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
相次ぐ電気自動車火災事故を契機に、電気自動車に搭載されたバッテリー情報の公開を求める世論が激しくなっている。
・・・
韓国政府は来年2月から電気自動車バッテリー情報登録を義務化することにした。
消費者の知る権利を保障し、火災事故時に原因分析の正確性を高めるためだ。
■2025年2月からバッテリー履歴管理義務化
自動車管理法施行令に盛り込まれるバッテリー関連義務規定は大きく2つだ。
▽電気自動車メーカーは事前に政府の認証を受けたバッテリーを使わなければならず、
▽バッテリーのシリアル番号を登録し、搭載から使用後再処理までの履歴を管理する
という内容だ。
この情報は電気自動車のオーナーも知ることができるようになる。
このようにバッテリー履歴が管理されれば、原因不明の火災事故発生時に該当バッテリーと同時期に生産された同じ会社の製品を政府が一括点検できる。
これを通じて追加事故を予防できるというのが政府の期待だ。
問題は、新法令施行後に発売された電気自動車にだけこの規定が適用されるということだ。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/1002234feb956cb1e19af85f7c6107429ddec6b7
8月9日11時35分にYAHOOニュース(朝鮮日報)からは、ベンツのEVが中国製バッテリーを搭載しているのは中国の会社が筆頭株主だからという分析もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
業界によると、ベンツは2010年代にEVへの転換に乗り出し、初期モデルにLGエナジーソリューション(LGエンソル)などの電池を搭載した。
しかし、2018年にベンツブランドを持つ当時のダイムラー(現メルセデス・ベンツ・グループ)は、中国の新興メーカーである孚能科技から10年間で170ギガワット時規模の電池供給を受ける契約を結んだ。
2020年にはベンツが孚能科技の株式3%を取得し、協力を強化した。
それを受け、2022年に発売された準大型EVのEQEは、孚能科技が主な電池供給元になった。
当時、韓国の電池メーカーもベンツへの電池供給で競合したが、脱落した。
業界関係者は「社名も聞き慣れない新興企業なので不思議に思った」と振り返り、「中国製電池は韓国メーカーよりも価格が30~40%割安だが、ベンツは独自の技術力で実力不足の部品メーカーでもそのレベルを引き上げられるという自信が強かった」と指摘した。
そうした決定には、ベンツの筆頭株主と2位株主が中国企業である点が影響を及ぼしたとの分析もある。
ベンツは140年の歴史を持つドイツ企業だが、吉利汽車の李書福会長が所有する投資会社TPILがベンツの株式9.69%を取得し、2018年に筆頭株主になった。
2019年には北京汽車がベンツの株式9.97%を確保し、新たな筆頭株主になり、TPILが現在2位株主だ。
ベンツが孚能科技と初めて協力関係を結んだ2018年は、TPILがベンツの筆頭株主になった時期と一致する。
ベンツはその後、大型電気自動車のEQSにも世界最大手の電池メーカーである中国の寧徳時代新能源科技(CATL)の製品を採用した。
業界関係者は「中国製の方が安い上、中国のEV市場があまりにも大きいため、中国の顔色をうかがった側面もあっただろう」と分析した。
こうした中、孚能科技の電池の品質問題は絶えず指摘されてきた。
2021年2月、ドイツの有力経済誌「マネジャーマガジン」は「孚能科技の電池サンプルの品質はひどい」とし、「ダイムラー(当時)との協力関係が頓挫する危機に直面した」と報じた。
同年、中国では北京汽車が孚能科技の電池の欠陥による火災懸念で大規模リコール(回収・無償修理)に踏み切った。
業界関係者は「ベンツは品質問題が発生すると、孚能科技に代わり、CATLによる電池供給を増やしたが、一部車両には孚能科技の製品が搭載されたものとみられる」と語った。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dc19e65f93b10af854fd602880b1b04236f1983
2024年7月27日16時2分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中国・江西省の高速道路で19日、工事現場に車が突っ込み、爆発するように約10メートルほどの水しぶきが上がる瞬間が撮影された。
運転手は「運転支援システム」を使っていて、携帯電話で“ながら運転”をしていたことが事故の原因とみられている。
【画像】工事現場に車が突っ込み、約10メートルほどの水しぶきが上がる一部始終(計8枚)
■看板を無視して工事現場へ…
中国・江西省の高速道路で19日午後6時、工事現場に迷わず突っ込む車をカメラがとらえた。
高速道路には、先が工事中であることを知らせる看板が置かれていたが、1台の車が工事現場に向かっていく。
すると、本来なら反対車線を通って行かなければならないが、車はまっすぐ進み、そのまま水の入ったバリケードに突っ込んだ。
爆発するように、約10メートルほどの水しぶきが上がる。
■原因は“運転支援システムの過信”
事故直後、現場に駆けつけた警察官が運転していた男性に事故の原因を聞くと、「運転支援システムを使っていました。それと携帯電話をいじっていました」と話した。
男性は、アクセルやハンドルなどの操作を助けてくれるシステムに頼り、携帯で“ながら運転”をしていたのだ。
男性に大きなけがはないとみられている。
中国の一部メディアでは、「運転支援システムの過信は禁物」と注意を呼びかけている。
(「イット!」 7月24日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bec1453e376239590dde22331d954babb8c36d3
2024年6月26日11時58分にYAHOOニュース(mBS NEWS)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
人が乗ってタイヤで移動することができる「電動スーツケース」を使い、歩道を走行したとして、大阪府警は中国籍の女性を書類送検しました。
電動スーツケースをめぐる摘発は全国初です。
【画像を見る】太いタイヤ 中にバッテリー?押収された『電動スーツケース』が公開された
道路交通法違反の疑いで25日書類送検されたのは、大阪市此花区に住む留学生で中国籍の女性(30代)です。
捜査関係者によりますと、女性は今年3月、無免許で電動スーツケースに乗り、大阪市内の歩道を走行した疑いが持たれています。
電動スーツケースの、公道での走行を巡る摘発は全国初だということです。
「電動スーツケース」は、家電量販店などで購入でき、最大時速は10キロほどで、空港内などでスムーズな移動を想定して作られた製品です。
国内でも人気が出始めていますが、保安基準を満たしておらず、公道での走行は認められていません。
調べに対し女性は容疑を否認し、「電動スーツケースを乗り物とは思っていなかった」などと話しているということです。
■「順調に売れている。日本人も外国人も半々で売れている」
そもそも電動スーツケースとは一体、どのような物なのでしょうか。
ヨドバシカメラ梅田店で聞きました。
(ヨドバシカメラ梅田店)
「2月からの販売。順調に売れている状態です。日本人の方も外国人の方も半々で売れています」
売れ行きは好調だと言います。
普通のスーツケースのようにも見えますが、ボタンを押すとフレームが伸びて、乗ることができるようになります。
ハンドル部分にはアクセルとブレーキのレバーがあります。
気になる収納スペースは、普通にモノが入るようになっていました。
店内で記者が試乗しました。
「運転操作に慣れてくると少しスピードを出し過ぎてしまうと感じました。一方で移動にはすごく便利だと感じました。(記者リポート)」
最も速い時速12kmで乗ってみると、予想以上に速く感じ、言葉が出ない記者。
車輪と車輪の幅が狭いからか、決して安定しているとは言えなさそうです。
■外国人に話を聞いてみると…「ルールは知らない」
電動スーツケースは、空港内などでのスムーズな移動を想定して作られた製品ですが、ウインカーがないなど保安基準を満たしておらず、公道での走行は認められていません。
(ヨドバシカメラ梅田店)
「現状では公道では走れないのと、日本国内で走るのであれば私有地もしくはその施設の管理者の許可がないと走れません。絶対にお伝えしております」
しかし記者が大阪市内で取材を始めると、電動スーツケースに乗る外国人観光客の姿がありました。
話を聞いても「公道を走れないルールは知らない」と答えていました。
電動スーツケースをめぐっては、今年に入ってから公道での違法な走行が相次いで目撃されていて、警察がルールを守るよう注意を呼び掛けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/debe51149c8e77dcdc49641e64de9a80fb809301
6月26日13時42分に産経新聞からは、署員が目撃して発覚したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
電動スーツケースにはハンドルやアクセル、ブレーキがついており、またがって移動できる。
女性は「中国のウェブサイトで購入した」と説明している。
同署によると、電動スーツケースはミニバイクと同じ原動機付き自転車に区分されるという。
女性が乗っていたスーツケースは最高時速13キロが出るものだった。
女性は「乗り物とは思っておらず、運転免許が必要とも思っていなかった」と供述し、容疑を否認している。
書類送検容疑は3月31日、大阪市福島区の歩道で、電動スーツケースを無免許で運転したとしている。
署員が目撃し、発覚した。
https://www.sankei.com/article/20240626-6GQFI4AX2ROWHN34BZPW7PSS5I/
2024年6月20日20時22分にYAHOOニュース(テレビ熊本)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
【平井記者リポート】 :
「熊本市西区の国道501号線です。事故にあったトレーラーが両車線をふさぐ状態で停車しています」
熊本市西区西松尾町にある国道501号線では20日午後1時ごろ、玉名市方面に向かっていた大型トレーラーが、中央線に設置された反射板にハンドルを取られ、 スリップ。
上下線をふさぐ形で止まり、現場の道路は通行できない状態となりました。
この事故で、運転していた40代の男性にけがはありませんでした。
【現場近くの工場の従業員】 :
「中央分離帯の所に石みたいな、縁石みたいなものがあるんですけど、そこに乗り上げてスリップしたと言っていた」
現場の国道は上下線ともに、およそ3時間にわたって通行止めとなりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48d6f1266408043915f42354a2de2de27c7d3f2e
6月20日19時35分にYAHOOニュース(熊本朝日放送)からは、スピードを出し過ぎていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本市西区で大型トレーラーの事故。
防犯カメラに事故の瞬間が捉えられていました。
ピンク色の貨物を積んだ大型トレーラーの事故の瞬間。
スピードを出したまま、駐車していた車に衝突した後、反対車線までふさいでいます。
事故があったのは、熊本市西区西松尾町の国道で、20日午後1時ごろ、大型トレーラーが自損事故を起こしました。
この事故によるけが人はいませんでしたが、道路は、約4時間にわたって全面通行止めとなりました。
大型トレーラーの運転手は「スピードを出しすぎた」などと話しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/99805259209e9b17279db17c1159879202e6d831
(ブログ者コメント)
防犯カメラの映像を見たところ、路面は濡れていたものの、雨はさほど降っていなかった模様。
2024年6月15日13時10分にYAHOOニュース(WEB CARTOP)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
クルマのシートに座ると、頭の後ろまで高さのある「ヘッドレスト」がついています。
1969年に日本でシートベルトの装着とともに運転席へのヘッドレスト設置が義務化され、1973年には助手席にも義務化されました。
後席への義務化は行われていませんが、現在販売されているほぼすべてのクルマで、乗車定員分のヘッドレストが設置されています。
なぜかというと、ヘッドレストは乗員の安全を守るためになくてはならない、とても重要な安全装置のひとつだからなのです。
ヘッドレストという名前は通称で、正式名称は「ヘッドレストレイント」といいます。
つまり、頭を「レスト=休めるもの」ではなく、「レストレイント=拘束するもの」。
衝突事故の際の衝撃から頭を守り、鞭打ちなどの被害を最小限に抑えてくれる、大切な働きをもっています。
ちなみに日本語では「頭部後傾抑止装置」と呼ばれ、道路運送車両の保安基準第22条の4で設置が定められており、その性能についても次のように基準が定められています。
「一 他の自動車の追突等による衝撃を受けた場合において、当該自動車の乗車人員の頭部の過度の後傾を有効に防止することのできるものであること」
「二 乗車人員の頭部等に傷害を与えるおそれのない構造のものであること」
「三 頭部後傾抑止装置の後面部分は、衝突等による衝撃を受けた場合における当該後部後傾抑止装置を備える座席の後方の乗車人員に過度の衝撃を与えるおそれの少ない構造であること」
シート差し込み式で取り外しができるタイプのへッドレストについては、振動や衝撃などによって脱落することのないように備えられたものであることも条件です。
最近は部品点数やコストの削減、スペースの効率化やデザイン的な理由、包まれるような座り心地へのこだわりなどによって、ヘッドレスト一体式のシートも増えていますが、まだまだシート差し込み式が主流ではないでしょうか。
じつは、このシート差し込み式のへッドレストは、自分で高さを正しい位置に調整しておかないと、万が一の衝突事故の際に安全性能がうまく発揮されない可能性があることをご存じでしょうか。
交通事故総合分析センター(イタルダ)では、衝突の際に瞬時にヘッドレストが正しい位置に自動で調整されるアクティブヘッドレストが装備されていた場合と、装備されていなかった(つまり正しい位置ではなかった可能性が高い)場合で、2000年から2004年の間に起こった760件の追突事故において、運転者がむち打ち症を発症したかどうかを調査。
その結果、アクティブヘッドレストありのほうは発症しなかった割合が16.7%、なしのほうは7.4%と明らかに差がついたことがわかっています。
では、へッドレストの正しい位置とはどこなのでしょうか。
シートに深く腰掛け、背もたれに身体を密着させた際に、自分の頭頂とへッドレストの上部が水平(同じ高さ)にくるのが正しい位置です。
もし、長身の方で自分の頭のほうが上に出てしまう場合には、できる限りへッドレストレイントの高さを上げ、「頭を後ろに傾けたときにヘッドレストの上部に乗り上げてしまうことがないような高さ」、かつ、 「車両前方に、つまり、頭の近くにくるように」というふたつのポイントを意識しましょう。
もし、正しい位置に調整していなかった場合、追突事故が起こってしまったらどうなるのか。
茨城県つくば市周辺でイタルダが独自に調査した例によれば、右折待ちをしているところに後ろから追突された女性は、ヘッドレストが低い位置のままだったため、全治14日間のむち打ち症と腰椎捻挫を負ったそうです。
ヘッドレストは決して頭を休める枕のようなものではなく、頭を守ってくれる安全装置であるということをしっかり認識して、走り出す前に乗員全員が正しい位置に調整することが大切ですね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66462da3d127fe0dfb0bac347269c1628c3de7e4
2024年6月3日6時0分にYAHOOニュース(ベストカー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
住宅地などに多い道幅の狭い生活道路。
警察庁がこうした道路の最高速度を時速30kmに見直す検討を始めた。
不幸な事故を減らしたい意図は分かるけど、なんと一般道の71%が当てはまるという。
弊害はないのだろうか?
警察庁が道交法を見直して、いわゆる生活道路の制限速度を時速60kmから30kmに引き下げる検討を始めた。
現在は意見を募集している段階だが、今年夏には施行令を改正し、再来年の2026年には施行となる予定だ。
該当するのは、中央線や中央分離帯のない5.5m未満の国道・市町村道。
驚くことに全国に87万kmもあって、一般道の71%を占めるそうだ。
一般道の7割が時速30kmになると聞くと、ちょっとびっくりだ。
こうした流れは以前からあり、今から13年前の2011年度の交通白書にも、「生活道路の最高速度規制の取り組みについて」というページがある。
その根底にあるのは、歩行者の事故を減らそうという考えだが、コロナ禍からの立ち直りを受けて社会活動が活発化した昨今、歩行者の事故が再び増加傾向にある点が、今回の道交法見直しに繋がったようだ。
全国の生活道路ではすでに「ゾーン30」という施策が進んでいる。
これは生活道路における歩行者などの安全を確保することを狙い、道路単位ではなく、一定の区域全体で最高速度を時速30kmに抑制するものだ。
こうした最高速度の抑制は多くの人の支持を得られると思うが、傍若無人に振る舞う自転車への対応は課題として残るし、狭い道でも運用可能な可搬式オービスの導入などが進むとしたら、あまり喜べない。
安全を第一に、現実に即した法整備を期待したい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/50eab6004d21f1d892329bcfe0d9ac2369113991
6月3日18時4分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からは、すでに「ゾーン30」を導入している名古屋市の汐路西地区では住民の8割が効果ありと答えているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
名古屋市瑞穂区の「汐路西地区」。
周辺には学校が多く、学生や自転車での通行が多い地域です。
大学の授業の時間が近づくと、多くの学生が歩くなか、車が通行することも。
汐路西地区は、エリア一帯を「ゾーン30プラス」とし、すでに最高速度30kmの規制が行われています。
地域の人たちは、どのように感じているのでしょうか。
「私は犬を連れて散歩するけど、みなさん車止まってくれます。ほぼほぼ歩行者に注意して止まる」(近所の人)
「(車の運転は)しっかり止まるようにしている。子どもが多いのであまりスピードは出さないようにしている」(近所の人)
「学校が終わった後、公園にたくさんのお子さんがきて、ボールで遊んでいて転がってくるとバーッと飛び出してくるので、スピードが速くないほうがいいと思う」(汐路西地区で働く人)
汐路西地区の住民らに、ゾーン30の効果について聞いたアンケート結果を見てみると、「効果がある」「効果が少しある」と答えた人が、79%にのぼりました。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/9eebb3f85d695874791a5dd91bb409a14d5fc889
6月3日18時0分にYAHOOニュース(Forbes JAPAN)からは、欧州のいくつかの都市でも都市部でゾーン30を導入したところ事故減少などの成果が得られたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
欧州のいくつかの都市が近年、都市部での車の速度を時速30キロメートルに制限する措置を導入し、良好な結果が得られた。
制限速度がかなり順守されるようになり、交通事故が激減しているのだ。
中でも、重大な衝突事故や、歩行者や自転車が絡む事故が特に減っている。
ノルウェー交通経済研究所が今年初めに発表した、速度制限に関する報告書で、こうした結果がまとめられている。
それは欧州の6都市と、最近都市部での一般的な制限速度を時速30キロメートルにしたスペインの状況をまとめたものだ。
それによると、フランスのグルノーブルやスペインのビルバオなどでは、走行速度や交通事故の減少、制限速度の遵守の向上に加えて、大気汚染が減少し、ブリュッセルでは騒音公害が減った。
研究者らは、これらの都市の取り組みは、他の都市が同様の措置を検討する際の参考になると指摘している。
報告書の発表後にイタリアのボローニャ市が市全体で時速30キロメートル制限を導入したところ、わずか2週間で交通事故が21%減少したという。
また、昨年9月に都市部の走行速度を時速32キロメートルに制限した英国のウェールズでは、車の速度が全体的に低下したというデータが得られた。
3年前に時速30キロメートル制限を導入したブリュッセルでは、騒音レベルの低下に加えて、市中心部の交通量を減らす取り組みにより、事故と公害が激減したことが報告されている。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/75090c3181a2dc5b0d79924e84b9a81279dd8a9a
2024年4月29日11時53分にYAHOOニュース(熊本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年のゴールデンウィークが始まっています。
観光、帰省などで、はじめての道を運転する機会も多く、交通渋滞も多く発生する時期です。
【写真を見る】「ここでは右?それとも左?」わかりにくい交差点で車のウインカーはどちらが正解? 指示器のルールを警察に聞いてみると意外とシンプルだった
今回は、去年(2023年)の7月25日に掲載した、「わかりにくい交差点で車のウインカーはどちらが正解?指示器のルールを警察に聞いてみると意外とシンプルだった」を再掲載します。
交通渋滞ではストレスを多く感じることもありますが、日常的に車を運転する記者が感じた疑問2つを調査してきました。
特に2つ目の疑問は、皆さんも困ることが多いのではないでしょうか?
一つ目の疑問は「交通量が多い交差点になぜ『右折矢印信号』がないのか?」
やってきたのは熊本市中央区の白山交差点(はくざんこうさてん)。
電車通りと白山通りが交わる、交通量が多い場所ですが・・・
記者:
「右折したい車がいますが、右折信号がないため曲がるのが難しいようです」
この交差点、「右折矢印信号」が電車通り側にはなく、流れが悪くなっているように感じました。
列をつくる車は、信号が変わるわずかなタイミングで右折するしかありません。
一回の青信号で右折できた車は3台ほどでした。
なぜ、右折矢印信号がないのでしょうか。
熊本県警交通規制課・中園課長補佐は、「右折矢印信号をつけるには、そこに右折専用レーンが必要になる」と説明します。
右折専用レーンがない状態で右折矢印信号をつけると、信号待ちをしている直進車を後続の右折車が無理に追い越し、事故につながりかねないというワケなんです。
路面電車と共存する都市ならではの交通事情ですね。
■車のウインカーはどちらが正解?
続いては、側道から国道などに合流する時のウインカーは右・左どっち?という疑問です。
こういうとき、あなたはどちらにウインカーを出しますか?
向かったのは熊本市中央区渡鹿の側道から産業道路に交わるこの場所です。
側道から来た車は、熊本市街地方向にしか進めません。
この時、ドライバーが出すウインカーの方向がバラバラでした。
記者:
「30分で50台の車がここを通りましたが、そのうち34台が右にウインカーを出していました」
右か左か。
どちらが正しいのでしょうか。
中園 課長補佐:
「ウインカーは左ウインカーになります。産業道路に対して横に側道が走っていますけれども、ここに一時停止がかかっています」
ここには一時停止の標識が。
つまり、「交差点」なんです。
側道と産業道路は「丁字路交差点」という扱いになります。
したがって、ここでは車が曲がりたい方向「左」にウインカーを出さなければなりません。
しかし、実際に運転してみると…
記者:
「走行車線と産業道路が平行になっているので、ここは合流と勘違いしやすいかもしれません」
この交差点を産業道路への合流、「車線変更」と勘違いし、産業道路の走行車へ知らせるために、右ウインカーを出す車が続出しているようです。
一方で、熊本市東区にある熊本インターチェンジの出口には、一時停止の標識がありません。
なので、ここは交差点ではなく、国道57号への「合流」なので、「右ウインカー」が正解です。
中園 課長補佐:
「合流用の付加車線というのが結構な距離設けられていますので、この場合は進路変更に当たるので、右ウインカーになります」
ウインカーはあくまで、自分の「後続車」に対して曲がる方向を伝えるもの。
後続車に誤解を与えないためにも、警察は正しいウインカーの使用を呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73edff831e5f1f45394e76153b92c2d39081a083
(ブログ者コメント)
合流点でのウインカー左右点灯の考え方については、一昨年、東北放送からの同趣旨情報も紹介している。
2024年4月4日6時5分にYAHOOニュース(AUTOCAR JAPAN)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
最近の自動車のヘッドライトは眩しすぎるのではないか。
そのような声が国民から多く寄せられ、英国政府が調査に乗り出した。
【写真】ヘッドライトは "ハロゲン" で十分!【ケータハム・スーパーセブン170Rを写真で見る】 (20枚)
英国の運輸省(DfT)は、ヘッドライトの明るさに関する法律を見直すよう求める請願書に1万人以上の署名が集まったことを受け、調査報告書を作成すると発表した。
DfTは声明で、「多くの人々がヘッドライトの眩しさについて懸念を表明している。しかし、警察の事故統計では、交通安全に関する根本的な問題は示されていない」と述べたが、この問題については「証拠が不足している」ため、「適切な緩和策」を見据えて調査を行うという。
日本のJAFに相当する英国の王立自動車クラブ(RAC)は数か月前、約2000人のドライバーを対象に独自調査を行ったところ、28%が「ほとんどのヘッドライトが明るすぎる」と回答した。
明るさに不満を持つ人のうち、74%が運転中にいつも眩しいと感じると答え、85%がこの問題は悪化していると思うと答えた。
これを受け、RACは政府に対し、「早急に」調査するよう求めた。
RACの安全担当スポークスマンであるロッド・デニス氏は、DfTがこの問題を認めたことを「真の転機」と評価した。
また、「この話題は間違いなく国中のドライバーの共感を呼んだ。多くの人がRACに連絡してきて、何とかしてほしいと訴えている」と述べた。
チャーリー・マーティン(執筆) 林汰久也(翻訳)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b57736959ada1cc656cfad4f094ed616d0af0947
(ブログ者コメント)
最近の車のヘッドライトは眩しすぎるという件、日本でもこれまで、しばしば報じられてきた。
その原因の一つはヘッドライトのLED化。
参考までに過去報道の一例を紹介する。
『純正でも対向車が悶絶…なぜクレームが増えたのか!? LEDライトの眩しさの正体』
(2022年3月18日 ベストカーWeb)
最近、夜走ってると気になるのはLEDヘッドライトの眩しさではないだろうか。
対向車線を走ってくると眩しい……
夜中の住宅地を歩いていて向かいからくると眩しい……
さらには、高速道路などで後続から近づいてきても、「光軸がずれているんじゃないか!?」と眩しい……。
追い抜いていく姿を見ると、最近出たばかりの新型車で、社外品を付けているわけではなく、純正品にもかかわらず眩しい。
思わず「イラッ」としたという人も多いであろうLEDヘッドライトの“光”害。
なぜLEDライトはこれほど眩しいのか?
そのポイントと、特に街中で眩しいという声が多いJPNタクシーの問題について分析していきたい。
■LEDヘッドライト以外でも気を付けたい光軸の話
ここ数年、夜間の運転を苦痛に感じると思っているのは、筆者の回りだけでも相当する存在する。
ネット上にも、対向車や後続車のヘッドライトが眩しいという声は無数に見ることができる。
このヘッドライトが原因についても、実にさまざまなものがある。
ハイビームの切り替え忘れや、道路の勾配によってロービームなのに上向きに配光されてしまうケース。
ハロゲンバルブ仕様のヘッドライトにHIDやLEDのバルブを組み込んでロービームの拡散光が眩しくなってしまっているケースなど、さまざまだ。
自分の視界は明るいほうがいいだろうが、周囲のドライバーの目を幻惑することは違法だという意識も持っている必要がある。
ドライブレコーダーの映像でヘッドライトやフォグランプの異常な配光が交通事故の原因のひとつと認定されれば、車両が接触していなくても、責任を問われる可能性があるのだ。
暗くなってもヘッドライトを点灯していないことに気付かないドライバーとともに、運転に対する責任感が希薄なドライバーには、悪意がなくても事故の原因になることに気付いて欲しいものだ。
■特定の車種、それもタクシーが眩しく感じる?
前述のネットでの意見でヘッドライトが眩しいという意見では、ライトの位置が高いSUV車なども名指しで挙がったりするが、とくにJPNタクシーは眩しいと感じるという声もある。
確かに筆者も、道を歩いている時でも(つまり歩行者としてアイポイントが高い状態でも)、JPNタクシーのライトが眩しいと感じたことはある。
トヨタが作るクルマであり、またプロドライバーが走らせるにもかかわらず、どうしてこれほどネット上に苦情が溢れるのだろうか。
まず、LEDライトの配光特性自体が眩しさを感じさせる原因のひとつでもある。
LEDランプの放つ光は高いエネルギーをもっているため、目の中に入っても乱反射して眩しさを感じさせるのだ。
またJPNタクシーのLEDヘッドライトはプロジェクタータイプで、配光がクッキリとしており、ロービームは遮光板によるカットラインによって高さ方向の配光を抑えている。
このカットラインが、対向車のドライバーにはよし悪しなのである。
カットラインはギリギリのラインで眩しさを抑えているため、フラットな配光というより、カットライン付近のほうが明るいクルマもある。
そのクルマを運転するドライバーにとっては、カットラインギリギリまで明るいほうがロービームのままでも先まで光が届いて夜間の視界が見やすいが、走行中のクルマの動きでチラチラと光軸が上向きになって、周囲のドライバーは眩しく感じるのだ。
・・・
■独特なデザインと構造も原因となっている可能性
・・・
https://bestcarweb.jp/feature/column/393300
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。