







2025年7月1日16時7分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前、恵庭市の幼稚園で家庭用プールに入って遊んでいた3歳の女の子が溺れ、一時、意識不明となりました。
井口記者:
「当時、園児たちは幼稚園の前のあちらのスペースで水遊びをしていました。職員が目を離したすきに、園児がうつ伏せの状態になっていたということです」
1日午前10時半すぎ、恵庭市黄金南6丁目の「認定こども園柏学園H幼稚園」で、家庭用プールに入って遊んでいた3歳の女の子が溺れる事故がありました。
消防によりますと、女の子は一時意識不明となり、ドクターヘリで病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。
米谷園長:
「目が一瞬離れたところがあり、気づいたらその子が2~3センチくらいの水の上でうつ伏せに近い状態で倒れているのを職員が見つけて、目が開いてなかったり、しっかり焦点が合ってない状況だった」
水遊びを担当していた教諭が、水に顔がついたうつ伏せの状態で倒れている女の子を発見。
当時、園では教諭2人が、水遊びをする2歳から3歳の子どもたち11人を担当していましたが、事故は1人が子どもの着替えをし、もう1人の教諭も他の子どもの対応で1分程度目を離していた時に起きたということです。
プールの深さはわずか2、3センチでしたが、専門家は水深が浅くても溺れる可能性はあると話します。
水難学会・斎藤秀俊理事:
「口と鼻を覆うぐらいの水の深さがあれば、そこにうつ伏せになってしまえば溺水するっていう可能性はある。普通だったらすぐ起き上がるが、例えば下地が滑るとかで起き上がりづらかったりすると、顔が水に浸かったままで呼吸ができなくなってしまうことはある」
H幼稚園は、今後も水遊びを行うかどうか職員と話し合って検討するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/358d99d34c01a6b264b34c038c6c1e2cd5332d7e
7月2日19時0分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、溺れたのではなく意識を失うなどして倒れたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月1日、北海道恵庭市の幼稚園のプールで、3歳の女の子が一時、意識不明になった事故。
その原因に、新たな可能性が見えてきました。
女の子が運ばれた病院の医師が、溺れたのではなく「プールに倒れた可能性がある」と、幼稚園に伝えていたことが園への取材でわかりました。
園長によりますと、医師は「女の子の唇にはぶつけたような傷があった。横になって溺れたのではなく、意識を失うなどしてプールに倒れたのではないか」と話したということです。
当時、プールの水深は2~3センチでした。
また、当時現場には2人の職員がいて、1人が園児の着替えを手伝い、もう1人が見守り役でした。
見守り役の職員が、ほかの園児に着替えを促そうと目を離した際に、女の子がプールに倒れていたということです。
警察が引き続き、状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e3ba0d9697f9e4fd2304bb7b832fde38c8a53cc
(ブログ者コメント)
2023年の足立区同種事故については本ブログでも紹介スミ。
以下は今回の情報。
2025年7月4日19時4分に東京新聞から、下記趣旨の記事がクギの写真付きでネット配信されていた。
東京都足立区教委は4日、区立小学校の校庭に埋まっていたくぎで児童が左足を10針縫うけがをしたと発表した。
事故後に金属探知機などで校庭を調べ、ほかにくぎ36本が見つかった。
◆6月中旬の調査では異常は見つからず
区教委によると6月29日、校庭でスポーツ団体の活動中だった児童が転倒。
地面のくぎで左ひざ下あたりに裂傷を負い、救急搬送された。
くぎは長さ約14センチで、ヘアピンのようなU字形をしている。
同校では6月中旬に校庭を目視で点検したが、異常は見つからなかった。
くぎが埋められた時期や用途は不明という。
校庭のくぎを巡っては、2023年4月に杉並区の小学校で転倒した児童が大けがを負う事故があり、文部科学省が各教委に安全点検の徹底を通達した。
当時、この学校を含む足立区内の各校でも金属探知機で校庭を調査し、浅いところのくぎは取り除き、深いところのくぎは残していた。
区教委の担当者は「雨などの自然現象で土が流れ、残っていたくぎが露出したと推測している」と話す。
区内では2024年12月、小学校の体育館でクラブ活動中の児童がめくれた床の木片が刺さってけがをする事故が起きている
https://www.tokyo-np.co.jp/article/417803
7月4日19時6分にNHK首都圏からは、この小学校では校庭の目視点検を月1回程度行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月29日、区立小学校の校庭でスポーツ団体の活動中に児童が転倒し、その際、地面に埋まっていたくぎで左ひざ下を切る大けがをしました。
くぎは長さ14センチほどで、地面から突き出ていたのかなど、詳しい状況はわかっていません。
事故を受けて教員や区の職員が校庭を金属探知機などで調べたところ、あわせて36本のくぎが見つかりました。
くぎの長さや形状はそれぞれ異なり、いずれもさびた状態でした。
区は「誰が何のためにくぎを埋めたのか理由は不明」だとしています。
この小学校では目視による校庭の点検を月に1回程度行っていましたが、先月中旬の点検では異常はなかったということで、今後、区内の小中学校に対し点検する際の統一した手順などを示すことにしています。
足立区教育委員会は「けがをされたお子さんの一日も早い回復を祈っています。今後、同様の事故が発生しないよう再発防止に努めたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250704/1000119270.html
2025年6月23日20時36分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市小倉南区の市立高蔵小で23日、プールの授業後に5、6年生計25人が手のしびれや腹痛などを訴えて病院に搬送された。
いずれも軽症という。
福岡県警などが原因を調べている。
市教育委員会などによると、同校はこの日がプール開きで、5、6年生計46人が午前10時45分~午後0時20分に合同でプールの授業を受けた。
その後、22人が手の湿疹としびれ、3人が腹痛を訴えたという。
プールは学校敷地内の屋外にあり、数日前に水を入れ替えた。
23日朝に消毒用の塩素を投入。
授業前には塩素濃度と水素イオン指数(pH)を確認し、異常は認められなかったという。
県警と、市教委が依頼した市薬剤師会が水質調査を実施している。
市教委は同日、原因が究明されるまで、全196の市立小中学校、特別支援学校でプールの授業を中止することを決めた。
高蔵小は、JR小倉駅から南東に約7キロの住宅地にあり、全校児童数は158人。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250623-OYT1T50202/
6月24日18時22分にNHK北九州からは、湿疹の症状は手のひらの付け根部分に集中していた、翌日の検査でも水質に異常はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市教育委員会は市薬剤師会に依頼してプールの水質検査を行っていましたが、24日夕方、検査の結果、プールの水に異常はなかったと発表しました。
教育委員会では、湿しんの症状が児童の手のひらの付け根部分に集中していることから、児童が手で触れる可能性があるプールの施設なども含め、引き続き原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20250624/5020018375.html
6月27日13時4分にYAHOOニュース(rkb)からは、手の湿疹症状はプールサイドに手をついた際の圧迫痕だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日、北九州市教育委員会が会見し、原因は、プールサイドに手をついたことによる、圧迫痕の可能性がある、と説明した。
高蔵小学校のプールサイドは、滑り止めという安全上の理由からコンクリートの上にプラスチックタイルを貼った構造になっていて、児童がタイルに手をついた場合、赤い圧迫痕が残る可能性があることを確認した、としている。
手の症状を訴えて病院に搬送された児童については、全員が手のひらや手根部に症状があったという。
検査・診断の結果、医学的な異常はみられず、投薬や治療行為はなかった。
今後、医師らに医学的な見解を求める方針。
腹痛を訴えた児童がいたことについて、北九州市教委は「腹痛は少人数だった。プールで体が冷えて腹痛を訴える児童もいる。(圧迫痕とは)別ものであると考えているが、医学的な見地で意見をいただこうと思っている」としている。
また、周辺の樹木や植物について調査したところ、有害物質や有害な虫は確認されなかったという。
北九州市は現在、150校でプールの水質を調査していて、異常なく安全が確認されたら、高蔵小学校以外の学校では6月30日から水泳の授業を再開するとしている。
高蔵小学校については心理的な影響を考慮して、今季学校のプールは使わず、民間や市立のプールで授業を行う。
【写真で見る】症状を訴えた児童の手のひら プールサイドのタイル 児童が救急搬送された小学校のプール 原因や経過について説明する北九州市教育委員会の会見
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac030434ab3e7600665a4ae36952adba597bcdfe
(2025年7月4日 修正1 ;追記)
2025年7月3日17時28分に産経新聞からは、プールサイドに設置されたプラ製マットの凹凸が原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づきタイトルも修正した)
北九州市は3日、原因はプールサイドに設置されたプラスチック製のマットの凹凸による圧迫だったと発表した。
児童が手で触れた際に圧迫痕ができ、しびれや湿疹などに感じられたという。
医師も市にマットが原因と説明した。
水質検査に異常はなかった。
https://www.sankei.com/article/20250703-ZGDVDOJV2ZLT7IQDQBPUS5BYWA/
7月3日15時40分にYAHOOニュース(テレビ西日本)からは、当日はプールサイドでの立ち座りを11回行っており、そのたびにマットに手をついたなど、下記趣旨の記事がマットなどの写真付きでネット配信されていた。
市教委が学校側に聞き取りをしたところ、当日の授業で児童はプールへの入水とプールサイドでの待機を繰り返したため、プールサイドで立ち座りを11回していて、そのたびにマットに手をつく必要があったことがわかりました。
市教委の職員が実際に検証したところ、同様に圧迫痕が認められたということです。
また、市立八幡病院の伊藤重彦名誉院長に医学的な見解を求めたところ、手の症状については、
「樹木や水が原因の場合、症状の出現時間に個人差があり、短時間、同時期に多くの児童で症状が出現することはない」
「アレルギー症状であれば、かゆみを訴える児童もいることが多い」
として、内因性の要因ではなく外因性の要因と考えてよいこと、また、マット上での立ち座りという行動が共通していたことなどを総合的に判断すると「プールマットが原因と考えられる」との見解が示されたということです。
一方、腹痛については、「手の症状と同じ原因から連動しているとは考えにくい」として、「個人の当日の体調や体が冷えたことなどが重なった可能性が高い」との見解が得られたということです。
市教委は、市立小中学校と特別支援学校で水泳授業を一時中止していましたが、水質検査で安全が確認できた学校から順次、再開しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bbdde0f4af5202a67de8bd2ebbbd99a58eeba92
2025年6月19日16時0分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が月別件数の棒グラフ付きでネット配信されていた。
硫化水素を発生させる中学校の理科の実験中に起きた事故が5月に集中していることが、関係者への取材で判明した。
急性中毒発生時の緊急相談を受け付けている公益財団法人・日本中毒情報センター(本部・茨城県つくば市)によると、中学校での硫化水素事故の相談件数は2020~24年に計30件に上り、うち約半数の16件が5月に集中していた。
なぜ5月なのか。
公表されている複数の教科書会社の指導計画書案では、硫化水素の実験を含む「化学変化」の単元は中学2年の5月ごろに配置されている。
教科書通りに指導を進めると、実験をするのがこの時期になるためとみられる。
寄せられた相談内容は、
▽発生した硫化水素の臭いを試験管から直接嗅いだところ、症状が表れた。
▽硫化鉄に塩酸を1滴加えるところを、誤って10滴加え、過剰に発生した硫化水素を数人が吸った。
▽窓を閉め切った状態で実験を行い、発生した硫化水素を吸った。
などだった。
日本中毒情報センターは「硫化水素の臭いを確認することは、硫化水素中毒を予防する観点からも貴重な体験だ」と指摘する。
その上で教員に対し、発生する気体は特徴的な臭いがすることを生徒に伝え、臭いの嗅ぎ方を必ず守るように指導することや、室内を十分に換気し風向きにも注意することなどを求めている。
また生徒に対しても、必要以上に臭いを嗅がず、深く吸い込まないよう注意を呼びかけている。
https://mainichi.jp/articles/20250618/k00/00m/040/259000c
2025年6月14日10時36分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県稲沢市立稲沢西中で、1年生が理科の実験中、生徒8人が吐き気などの体調不良を訴え、うち女子生徒1人が救急搬送されていたことが14日、市教育委員会への取材で分かった。
使用したガスバーナーからのガス漏れが原因とみられる。
8人は既に回復した。
市教委によると、13日午後2時過ぎに発生。
授業を中断し、搬送されなかった7人も病院を受診した。
教室では全ての窓を5センチほど開け、換気扇を回していたという。
市教委は「原因を究明し、再発防止を徹底する」としている。
https://www.sankei.com/article/20250614-IXDEKY6BKJOMPFQBXHIPV6YVMQ/
2025年6月14日10時10分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日夜、北海道大学の工学部棟の研究室から火が出た作業事故で、当時、フェノールを精製する実験が行われていたことがわかりました。
【画像を見る】夜の大学研究棟で爆発 学会に向けて“フェノール”精製中の事故
この作業事故は、12日午後10時ごろ、北海道大学の工学部棟の研究室で火が出たものです。
この事故で、部屋にいた30歳の男性助教が右ほほの切り傷や、上半身に薬品を浴びたことで10か所にけがをしました。
いずれも軽傷だということです。
警察によりますと、当時、この研究室では、けがをした30歳の助教と20代の男性大学院生が、学会に向けて、フェノールを精製する実験を行っていたことが新たにわかりました。
警察は、この実験で何らかの爆発が起きたとみて、引き続き、詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e67e4d59f9d75f8092a230110c187cdb059b36e
2025年6月6日20時5分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県伊丹市内の小学校で5月、運動会のフラッグ演目の練習中に、木製の持ち手が6年の男子児童の股間に刺さり、睾丸などを損傷していたことが同市教育委員会などへの取材で分かった。
男児はトイレに駆け込んだ後、痛みとショックで20分以上気絶し、緊急手術を受けた。
同校は救急搬送せず、男児の保護者が市教委に相談するまで約3週間、市教委にけがを報告していなかった。
事故が起きたのは5月上旬の体育の授業中。
投げ技の練習で、男児が落ちたフラッグを急いで拾った際、持ち手が下着を破って睾丸に刺さった。
体育教諭にはけがをした部位を言えず、「気分が悪い」とだけ伝え見学。
痛みに耐えきれず1人でトイレに行き、けがを確認すると陰嚢がめくれ、精巣が見えている状態だった。
男児はショックで気絶、意識が戻った時には体育の授業が終わっていたという。
トイレから出た男児の様子に気付いた養護教諭が声をかけて状況を把握し、両親に「病院に連れて行く」と連絡。
同校は緊急性はないと判断し、タクシーで市立病院へ向かった。
同病院は全身麻酔での緊急手術を行い、陰嚢を数十針縫った。
その後、精巣機能には問題ないと診断されたという。
事故から3週間以上が経過しても、職員への周知や安全管理の見直しなどの説明がないことに不信感を抱いた男児の保護者が市教委に問い合わせると、学校側が事故を報告していなかったことが判明した。
市教委は同校の校長から聞き取りを行い、事故後の対応について指導を実施。
市教委によると、校長は救急搬送をしなかった理由について、「首から上のけがではなく、本人の意識もしっかりしていたため」と説明したという。
市教委は神戸新聞社の取材に「学校で起きた重大事案は市教委に報告する仕組みになっている。救急搬送しなかったことや保護者への対応も含め、同校の認識が甘かったと言わざるを得ない」とコメント。
「学校への再発防止指導や、各校での緊急時対応について意識共有を徹底する」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/299ad6cb29c841308ad34685ca29a26fcfec2363
6月8日13時25分に読売新聞からは、別の児童と投げ合った旗を取り損ねたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市教委によると、事故は6年生の約190人が校庭で練習中に発生。
男児は別の児童と投げ合った旗を取り損ね、木製の柄(約1メートル)の端で股間を打ちつけたという。
養護教諭が応急処置をし、救急要請はしなかった。
男児は市内の病院で手術を受け翌日、退院した。
市教委は、学校内での事故で児童生徒が手術を要するけがなどをした場合、報告を求めているが、学校は「経過は良好」として報告の必要はないと判断していた。
約3週間後に男児の保護者から連絡を受け、初めて事態を把握したという。
市教委は、「学校の認識は甘かったと言わざるを得ない。今後、緊急時の対応などについて、各校に意識の共有を図る」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250608-OYT1T50027/
(ブログ者コメント)
本ブログでは過去に多数の同種事例を紹介しているが、先生が実験して生徒たちに嗅がせるパターンと生徒たち自身が実験して嗅ぐという、2つのパターンがみられた。
今回事例がどちらだったかは不明。
以下は今回の情報。
2025年6月3日18時44分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月3日午前11時50分ごろ、青葉区の尚絅学院中学校で「理科の実験中、生徒が体調不良を訴えた」と教諭から通報がありました。
当時、2年生のクラスで、硫化鉄に塩酸を加えて硫化水素を発生させる実験が行われていたということです。
約30人の生徒のうち、最初に3人が吐き気などを訴え、その後、授業が中断されてから別の部屋に移った生徒7人も体調不良を訴えました。
尚絅学院中学校・高校 吉谷事務長 :
「他の生徒の状況を見て、具合いが悪いと言った生徒もいる。よく教科書であるような実験だった」
生徒10人は病院に搬送されましたが、いずれも症状は軽く、保護者に引き渡されたということです。
消防が校舎を検査し安全を確認しましたが、尚絅学院は高校も含めて午後の授業を取りやめ、生徒全員を帰宅させました。
硫化水素を発生させる理科の実験は、学習指導要領の関係で5月ごろから行われることが多く、生徒が気体を直接吸い込むなどの事故が全国で起きています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/88a1ec8271c53e51e8bda7998f430de8622f81a6
6月3日17時11分にYAHOOニュース(東日本放送)からは、めまいや頭痛などの症状を訴えた、混ぜる濃度を間違えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによりますと3日正午ごろ、青葉区八幡の尚絅学院中学校で理科の実験中に複数の生徒が体調不良を訴えました。
このうち男女10人が、めまいや頭痛などの症状を訴え病院に搬送されましたが、いずれも症状は軽いということです。
実験では、2年生のクラス約30人が硫化鉄に塩酸を加えて硫化水素を発生させる実験を行っていましたが、学校側は警察の聞き取りに対し「混ぜる濃度を間違えた」と話しているということです。
トラブルを受けて、学校では全校生徒を一時別の教室などに避難させるなどの対応を取りました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d84c09ede5ac9ed2512e47f0e7c63643b32041a0
2025年5月29日19時56分にNHK宮城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後4時ごろ、仙台市青葉区の東北大学青葉山キャンパスの理学研究科の建物の7階の研究室で、「実験中に爆発が起きた。ガラスが刺さってけが人がいる」と教員から消防に通報がありました。
消防車両など12台が現場に駆けつけましたが、火や煙は確認できなかったということです。
警察によりますと、この爆発で実験器具が割れ、20代の男性が割れたガラスで顔にけがをし、別の20代の男性も耳鳴りを訴えて病院に運ばれましたが、いずれも搬送時は会話ができる状態だったということです。
警察によりますと、当時、部屋には3人いて薬品を扱う実験中だったということで、警察と消防が詳しい状況を調べています。
当時、爆発が起きた部屋の近くにいたという学生はNHKの取材に対し、「天井が落ちたかと思うくらいの激しい音がした。部屋には割れた状態のフラスコがあり、ガラス片が飛び散っていた。怖かったです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20250529/6000031487.html
5月29日18時32分にYAHOOニュース(仙台放送)からは、ハロゲン化物を作る過程で爆発が起きたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後4時過ぎ、仙台市青葉区荒巻の青葉山北キャンパスにある理学研究科合同C棟で、大学の教員から「実験中に爆発が起きて男性がけがをした」と、119番通報がありました。
消防が確認したところ、現場で火災は起きていませんでしたが、20代の男性2人が飛んできたガラスで顔を切るなどしてけがをしました。
2人は会話ができる状態で、命に別条はないということです。
どちらも学生とみられ、実験中に事故に巻き込まれたものとみられます。
近くで別の実験をしていた学生 :
「がーんという音。みんな冷静で避難していた」
消防によりますと、「ハロゲン化物を作る過程で爆発が起きた」という情報もあるということです。
警察と消防で、関係者に話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc81ee1a7f814ba78b761bf0e31988440d629492
2025年5月29日16時56分にYAHOOニュース(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時半ごろ、徳島市の徳島大学大学院医歯薬学研究部で、20代の女子大学生3人が、これまで使っていた「酢酸」と「臭化ヨウ素試液」を混ぜ合わせた液、あわせて1リットルを廃棄するため、実験室の流しで、3リットルの液体が入る瓶にこの液体を入れて、中和のための水酸化ナトリウムを加えたところ、瓶が何らかの原因で爆発しました。
これにより、3人の学生のうち1人が手首や額に軽いやけどをしました。
けがをした学生は病院で治療を受けましたが、すでに退院しているということです。
警察は今後、爆発の原因などについて調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96d1e1b6705fd9a6763b68d80ef28a4e8915e891
5月29日17時50分にYAHOOニュース(ABCニュース9からは、爆発時、残り2人は部屋を出ていた、粒状の水酸化ナトリウムをビンに入れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、爆発は小規模でしたが、女子大学生は薬品を浴び、額や両手首に軽いやけどをしたということです。
廃棄作業は女子大学生3人で行っていましたが、残り2人は当時、部屋の外に出ていて、けがはありませんでした。
爆発したビンの中には、実験に使った酢酸と臭化ヨウ素試液の混合液が入っていて、粒状の水酸化ナトリウムをビンに入れたところ、爆発が起きたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48f016a2d61ef64961dd43c7435e6d94a62ecb80
2025年5月30日19時48分にCBCテレビから、下記趣旨の記事が湯煎方法のイメージ図付きでネット配信されていた。
名古屋市の市立小学校で理科の実験中、児童がやけどをする大けがをしていたことがわかりました。
名古屋市教育委員会の発表によりますと、おととい、市内の市立小学校で行われた6年生の理科の授業中、植物の葉にデンプンがあるかを調べる実験で、正しくは「エタノールを入れた試験管を湯せんする」ところ、担当講師(28)が誤って「エタノール入り試験管を入れたビーカーを直接ガスコンロで加熱する」よう指導したということです。
この際にエタノールに引火し、実験をしていた児童が右腕にやけどを負いました。
やけどの程度は重く、児童は手術に向け入院しているということです。
学校は当時、患部を冷やす処置をしたものの救急車は呼ばず、迎えに来た保護者が病院に連れて行ったということです。
名古屋市教育委員会は保護者に謝罪し、市内すべての市立小学校に対し実験を正しい手順で行うよう注意喚起したとしています。
この担当講師は教壇に立って2年目の教員で、「エタノールが危険だという認識が不足していた」と話しているということです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1947420?display=1
5月30日20時21分にNHK NEWS WEBからは、教頭は救急時マニュアルなどを参照せず、やけどの状態を見て救急搬送する必要なしと判断したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
学校は救急車を呼ばず、迎えに来た保護者が児童を病院に連れて行きましたが、やけどの程度が重く、児童は現在、手術を受けるために入院しているということです。
救急車を呼ばなかった理由については、救急時のマニュアルなどを参照せずに、教頭がやけどの状態を見て、救急搬送する必要はないと判断していたということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250530/k10014821571000.html
5月30日19時25分に朝日新聞からは、患部を流水で冷やした、重度のやけどと判断できなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
学校側は流水で患部を冷やす処置をしたが、救急車の要請はせず、保護者に迎えに来るよう依頼。
保護者が近くの病院に連れて行き、専門的な治療が可能な病院を紹介されたという。
同課の担当者は「学校側が重度のやけどと判断できなかったが、救急搬送すべき事案だった。保護者、市民の皆様に申し訳なかった」と話した。
学校名や児童の学年については「保護者の理解が得られていない」として公表していない。
https://www.asahi.com/articles/AST5Z3582T5ZOIPE00VM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(ブログ者コメント)
先月22日の上越市事例は本ブログでも紹介スミ。
以下は今回情報。
2025年5月13日15時35分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
上越市の小学校で12日、漂白剤の入った水を誤って教員が児童に提供し、児童6人が飲む事故が発生しました。
6人の児童は救急搬送されましたが、13日午前11時時点で、体調に異常のある児童はいないということです。
事故があったのは上越市の直江津小学校です。 上
越市によりますと5 月9 日、 工事事業者から学校に対し 「12 日(月)午後からの水道工事に伴い水が濁る可能性がある 」旨の連絡があったといいます。
12 日(月)午前8時頃 、用務員がジャグと呼ばれる取手付きの水入れ容器3個に水を張り、 他の教員が漂白剤を入れて消毒を行いました。
水は8リットル入るジャグに、漂白剤50ミリリットルが入れられていました。
午後1時前、教頭がジャグに入っている水が消毒中のものと気づかずジャグにふたをして校内のオープンスペース3か所に持って行き、昼休み、児童が飲むことができるように配置していました。
午後1時15分頃、ジャグの水を飲んだ児童6人(うち1人は口に入れたが吐き出した)から、 「水が苦い」、「プールの味がする」と担任に訴えたということです。
学校はジャグを即時に撤収し、やかんに入れた水に切り替え提供したということです。
6人の児童は救急搬送されましたが、異常は見られず、体調不良を訴える児童はいなかったということです。
紙コップ(容量約80ml)で半分以上を飲んだ児童1人は、経過観察のため1泊入院したということですが、13日午前に退院し、異常はなかったといいます。
原因は消毒作業と水の配置を行う教職員間の連絡が不足していたこと、「ジャグに漂白剤を入れている最中である」ことを表示していなかったこと、ジャグを配置する前に内容物の確認を行わなかったこととしています。
学校は申し出のあった児童の自宅へ謝罪に訪れ、全保護者に対し、事故の概要をメールや電話で説明したということです。
市は市立の全小中学校と幼稚園に対し、児童生徒の安全確保の徹底を指示して、再発防止策の検討を進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/89d25dfc84bfbdeffe8b04308d9ddaea550d580b
5月13日17時39分に上越妙高タウン情報からは、上越市は先月22日の事故の対応と合わせ再発防止策の検討を進めるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
12日(月)午前8時頃、児童の飲料用の水を用意しようと、用務員が取っ手付き水入れ容器3個に水を張り、ほかの教員が漂白剤を入れて消毒を行いました。
午後0時40分頃、教頭が容器に入っている水が消毒中のものだと気付かず、容器にフタをして、校舎2階と3階にあるオープンスペース3か所に持って行き、児童が飲めるように配置しました。
・・・
市では、先月22日(火)、直江津南小学校で提供された給食に蛍光灯の破片が混入した事故への対応と合わせ、度重なる事故に対する追加の再発防止策の検討を進めるということです。
https://joetsu.yukiguni.town/l-news/282521/
2025年5月5日15時55分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし4月22日に上越市のN小学校で発生した給食に割れた蛍光管の破片が混入しそれを児童が口にした事故で、その後、上越市は保護者説明会を開催し、新たな事実を説明したと発表しました。
市によりますと、4月30日に開催された保護者会では新たに確認された事実や今後の対応などについて説明されたということです。
新たに分かったこととして……
・蛍光管のガラス破片を口にした児童は3人だった。
・口にした児童3人のうち1人は、計3回ガラスの破片を口にしていた。
・蛍光管破損により、破片が児童1人の頭や、別の児童1人の足に当たっていた
などが説明されました。
この事故は4月22日、給食配膳時に5年生のクラスで黒板横に立てかけてあった蛍光管が床に倒れ、蛍光管が破損。破損した破片が、児童の頭や足に当たったり、一部が給食に混入し児童が口にしたりしました。
当初、口にしたのは児童2人で、異物を見つけ取り除いた児童が1人と発表されていましたが、その後、口にした児童は3人だったことが確認されたということです。
■なぜ蛍光管が破損したのか
上越市の発表によりますと、蛍光管は点灯状態が不良だったとして4月14日の週のいずれかの日の朝、多忙な学校用務員に代わり担任によって新しいものに取り換えられていました。
取り換えたあと、外された蛍光管が保護カバーの筒に入らなかったことから、むき出しのまま置かれていたということです。
立てかけられた蛍光管に気付いた管理職や教職員はおらず、見落としていたとしています。
事故当日、給食準備が始まって間もないころ、給食当番の配膳の見守りを行っていた介護員が、いつもいる場所より前だったため一歩下がったところ、左足かかとに何かが当たり、その拍子で蛍光管が倒れ床に直接あたり、蛍光管の片側の電極側45センチ程度が割れたということです。
■なぜ給食を継続
破損した音で蛍光管が割れたことに気付いた担任が、給食のご飯の食缶に約1センチ程度の蛍光管の破片が入っていたのを発見したため、まわりのご飯と一緒に取り除き、マーボー豆腐は目視で破片が見つからなかったため、その後、給食の配膳を継続したということです。
蛍光管が破損したとき教室には14人の児童がいましたが、このうち3人の児童がご飯やマーボー豆腐を口に入れた際、ガラスの破片が口の中で感じられたため、吐き出して担任や介護員に申し出たということです。
児童が吐き出したガラスの破片は、ゴミ箱へ捨てられたということです。
その後、ゴミ箱を確認したところ、児童が口にしたガラスの破片は大きなもので2ミリ×8ミリの細長いものだったといいます。
市によると5月3日までに児童の体調に異常はないということです。
学校では事故翌日から学校訪問カウンセラーが常駐し、児童からの相談に対応できるようにしているといいます。
また5月1日には市立幼稚園や小中学校対象に臨時校長会が開催され、事故の概要や今後の対策などが指導されたということです。
保護者説明会では、なぜ児童が口にした時点で中断させなかったのか、給食が食べられなくなったときの食事は準備されているのかなど質問が相次いだということです。
市は事故の原因や問題点として、取り外した蛍光管を放置したこと、学校危機管理マニュアルが守られていなかったこと、児童の命の安全・安心に関する通知の全教職員への徹底の仕方、それらにかかわる研修方法が不十分だったなどを挙げ、再発防止策として、校内の安全点検の見直し、給食指導マニュアルの徹底、危機管理意識の醸成などに取り組むとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e376c6627be99f8d0b96d7883907393f0dfe554e
2025年4月25日11時35分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月、五泉市の中学校で3年生の生徒が下級生2人に「お菓子だ」と偽って粒状の水酸化ナトリウムを渡し、口に含んだ2人がやけどをしたことを受けて学校側が24日夜、保護者説明会を開き、再発防止や生徒の心のケアに取り組むと説明しました。
五泉市教育委員会によりますと今月17日、市内の中学校で3年生の男子生徒が「お菓子だ」と偽って2年生の生徒2人に粒状の水酸化ナトリウムを渡しました。
水酸化ナトリウムはその日の理科の授業で実験で使うために配られたもので、2人は口に入れたあとすぐに吐き出しましたが、いずれも口の中のやけどと診断されたということです。
学校側は24日夜、保護者説明会を開きました。
教育委員会によりますと、この中で、学校側が男子生徒について「授業で実験のために配られた水酸化ナトリウムを4粒から5粒程度、薬包紙に入れて持ち出した。その上で菓子の袋に入れ、放課後に生徒2人に対し、『お菓子をあげる』と言って渡した」などと説明したということです。
また、「『実験のときに触ってはいけない、口にしてはいけないという話があり、興味があって持ち出した』と話している」という説明もあったということです。
説明会に出席した保護者の1人は「子どもを安心して学校に通わせることができない」と話していて、学校や教育委員会は再発防止や生徒の心のケアに取り組むとしています。
【水酸化ナトリウムとは】
新潟薬科大学応用生命科学部の中村豊教授によりますと、水酸化ナトリウムは強いアルカリ性の化学物質で法律で劇物に指定されています。
触れるとやけどをするおそれがあるほか、目に入ると失明することもあるということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250425/1030032925.html
4月25日14時5分にNHK新潟からは、県教委は関係各所に対し薬品管理を徹底するよう通知を出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
五泉市での事案を受けて、県教育委員会が25日、市町村の教育委員会や各学校に対し、薬品の管理の徹底などを求める通知を出したことが分かりました。
通知では、薬品の危険性や具体的なリスク、安全な取り扱いを十分に理解させたうえで使用させることや、児童・生徒の特性により、安全な取り扱いが困難と判断される場合は、教員が薬品の濃度の調製などを事前に行ってから提供することを求めています。
また、実験の後は余った薬品が確実に教員のもとへ回収されているかや、薬品庫が確実に施錠されているかを必ず確認するとしています。
県教育委員会は、「同様の事案を防ぐため周知徹底をはかり、理科の授業を担当する教員だけでなく全ての教員で確認してほしい」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20250425/1030032930.html
2025年4月25日21時5分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後5時10分頃、横浜市緑区長津田町の東京科学大すずかけ台キャンパスの実験棟(10階建て)の7階で、「白煙が上がり臭気がある」と大学関係者から119番があった。
神奈川県警緑署によると、リチウム電池を作る際に出た廃棄物から出火した可能性があるという。
学生らは逃げて無事だったが、避難誘導していた20歳代の警備員の男性が目に軽いけがをした。
同署が出火原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250425-OYT1T50131/
2025年4月18日11時32分にYAHOOニュース(福井新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月17日午後3時ごろ、福井県鯖江市下司町の福井高専の研究室で、50代の男性教諭が化学薬品を使った実験中、ガラス製の実験器具が破裂した。
男性教諭と近くにいた20代の男子学生の計2人が顔などに軽傷を負った。
鯖江署などによると、現場は本館南側の物質工学科棟2階の研究室。
教諭が複数の化学薬品をガラス製の器具で混合させたところ、破裂した。
破片で教諭が手や顔、学生は顔を負傷し、搬送された。
同署などが詳しい原因を調べている。
破裂事故を受け、福井高専は本館にいた学生、教職員を全員、屋外に避難させた。
部活動は中止とし、全学生に帰宅を促した。
長谷川校長を本部長とする危機対策本部を立ち上げ、対応を協議。
18日は休校措置を取ると決めた。
事故当時、本館1階にいたという学生の一人は「いすが倒れるような音が聞こえた。様子が分かってきてだんだん怖くなった」と話していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/58af6b64558637e18a64ccdcf4244752e6fdb09a
4月17日20時35分にNHK福井からは、教諭は授業が終わった後に1人で実験していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後3時ごろ、鯖江市にある福井工業高等専門学校で「実験中に化合物が爆発した」と消防に通報がありました。
50代の男性教諭が、授業がすべて終わったあとに1人で、教室で化学薬品を使って実験を行っていたところ、ガラス製の実験器具が破裂したということです。
この教諭と、近くにいた20代の男子学生の顔などに破片が当たり、病院に搬送されました。
2人はいずれも軽傷で命に別状はないということです。
警察は使用していた化学薬品を特定するなどして、事故が起きた状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20250417/3050020403.html
2025年3月13日12時17分にCBCテレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県桑名市の中学校で美術の授業中に教員が鍋で熱していたスズをこぼし、生徒3人が軽いやけどをしました。
桑名市教育委員会によりますと、きのう午前10時すぎ、陵成中学校の2年生の美術の授業中、女性教員が鍋で200℃ほどに熱したスズをこぼし、周りにいた生徒11人の皮膚や服にかかったということです。
置き物などを作る授業中に女性教員が生徒の鋳型に流し込む作業をしていましたが、鍋の柄が緩んでいたため作業中に鍋が裏返り、スズが机にこぼれたとみられていて、生徒5人と女性教員が医療機関を受診し、そのうち生徒3人が軽いやけどをしました。
桑名市教育委員会は市内の小中学校に、きのう付で備品の点検をするよう要請しています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/1785692?display=1
3月13日15時20分に読売新聞からは、右手や額などに軽いやけどを負った、置物を作る予定だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前10時15分頃、三重県桑名市立陵成中学校で、美術の授業中に教諭が熱したスズを鍋から鋳型に流し込もうとした際、鍋が裏返しになり、スズが飛び散った。
近くにいた生徒5人や教諭が右手や額などに軽いやけどを負った。
市教育委員会によると、鍋の柄が緩んでいたため、裏返ったという。
この日はスズを鋳型に流し込んで置物を作る予定だった。
市教委は市内の全中学校に対し、実習用具の点検や手順の確認を求めるとしている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250313-OYT1T50130/
2025年3月4日14時2分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その会見では、〝もう一つのミス〟が公表されることはなかった。
川崎市教育委員会が会見し、市立小学校の教頭が昨年12月6日から7日にかけ、プールの水を出しっぱなしにして約620立方メートルを流出させ、約50万9000円の損害が生じたことを明らかにしたのは、今年1月29日のことだった。
■マニュアル策定も…作業記録残さず
補修工事の下見のために水を抜き、その後、教頭が12月6日に消防用水として入れ直したが、校長が不在だったために注水を誰にも報告しなかった。
教頭は止水作業をしないまま帰宅。
翌日、サッカーチームの練習で学校に来た保護者が水の流出に気づき、学校側に連絡した。
川崎市に限らず、プールの止水を忘れるミスはこれまでも起きている。
違和感を覚えたのは、その日以前の連絡・管理体制だった。
プールの水を抜いた日について、市教委は「学校に再三確認したが、記録は残っていない」と明かした。
2度に分けて行われた注水作業も、流出事故が起きた2度目の注水日は判明しているが、最初の注水日は不明という。
栓の開け閉めの仕方などについては、「給排水マニュアル」まで策定する一方で、いつ排水し、いつ注水したかは確認できない状態なのだ。
■消防に伝えるよう改めて文書で依頼
このプールは、周辺で火災があった場合などに水を確保できる施設「消防水利」として、市消防局が把握しているプールだ。
同市消防局などによると、通常は水を抜く場合、地元の消防署に連絡することになっている。
連絡していれば、いつ水を抜いたかは確認できそうなものだが、今回はその連絡がなされた形跡はなく、市教委は昨年12月中旬、各校に対し、プールに水を張ることができない場合は所管の消防署に伝えることを改めて文書で依頼したという。
だが、会見でそれらの点に言及することはなかった。
「事故の直接の原因には関係ないので説明しなかった」と釈明するが、明らかにしていれば他校に対する警鐘にもなったはず。
状況によっては災害を拡大させかねない失態との認識がそこにはない。
記録すべきものを記録せず、公表すべきものを公表しなければ、市民の信頼を得ることはできない。
https://www.sankei.com/article/20250304-GI4KBV7VDZNS3IPD7JVPQEHIMI/
2025年3月3日17時58分にYAHOOニュース(福岡放送)から、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
(ブログ者コメント)
今回報道にある2021年の同種事故については本ブログでも紹介している。
以下は今回情報の元ネタ。
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北九州市の小学校で、バスケットゴールの一部が落下する事故がありました。
ケガ人はいませんでした。
学校は劣化を確認していましたが、使用は制限されていませんでした。
児玉記者:
「落下したバスケットゴールはリアカーの上にあります。
近づいてみると、白い部分が剥がれ落ちているのが分かります。」
3日午後3時すぎ、北九州市小倉南区沼本町の沼小学校の運動場で、バスケットゴールのボード部分が落下しているのを学童保育の職員が発見しました。
児玉記者:
「重たい。」※許可を得て取材しています。
北九州市教育委員会によりますと、落下したのは木製のボードで、縦90センチ、横120センチです。
土台と固定されていたボードの裏側は腐食が進んでいました。
この事故でケガ人はいませんでした。
バスケットゴールは1979年に設置されたもので、これまでにボードが交換されたかは分かっていません。
北九州市では3年に1回、専門業者が遊具を点検していて、沼小学校の2022年10月の前回の点検では、今回落下したものとは別のバスケットゴールについて腐食を確認し、ボードを交換していました。
今回落下したボードについては、業者の点検後に学校が劣化を確認しました。
2月に交換のための見積もりをとっていましたが、昼休みなど児童が遊んでいたということです。
市の教育委員会は、危険を確認した時点でバスケットゴールの使用を制限すべきだったとしています。
また、市内の学校にバスケットゴールの点検と、点検が終わるまでの使用中止を通知しています。
北九州市では4年前にも、若松区の中学校の体育館でバスケットゴールが落下していて、顔にケガをした女子生徒側に対し、市が賠償責任を認め去年、和解が成立しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/939eb32e89e57278cbf4b7d516d0d5ba142590be
3月5日8時30分に読売新聞からは、市立学校に設置されたゴールは3年毎に業者が点検しており、学校でも毎月点検しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県北九州市教育委員会は3日、小倉南区の市立沼小学校で運動場に設置されたバスケットボールのゴールが落下したと発表した。
ゴールは、木製の部分が腐食していたという。
市立学校の運動場に設置されたバスケットゴールは、3年ごとに専門業者が安全点検を行っている。
各学校でも毎月点検しており、同小では2月に劣化を確認し、ボードを交換する予定だった。
市教委は落下を受け、市立の小中学校と特別支援学校の運動場に設置された計308台のゴールについても一斉点検の実施を決め、終了まで使用を中止するよう通知した。
同市では2021年、若松区の市立高須中で体育館に設置されたバスケットボールのゴールが落下し、バスケ部だった当時1年生の女子生徒に当たって負傷する事故が発生している。
市教委は「けが人がなかったから良かったでは済まされない。各校がしっかりと点検を行うよう、再度徹底していく」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250304-OYT1T50180/
2025年1月16日7時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県内の小学校の校庭を使っていた地元グラウンドゴルフ愛好会の当時80代の会員が、小学生にぶつかられて転倒して骨折したとして、児童2人や学校側に725万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が15日、大阪高裁であった。
嶋末和秀裁判長は児童2人に88万円の賠償を命じた1審大津地裁判決を変更し、賠償額を22万円に減額した。
嶋末裁判長は、会員は許可された時間前に校内に入った上、グラウンドの端ではなく、あえて下校のために集合していた小学生の列を貫くように通過したと指摘。
ぶつかった児童側に過失はあるものの、「会員の行動は児童を危険にさらし、学校運営を妨げるもの。通常の判断能力を有する成人であればおよそ考え難い」として9割が過失相殺されると判断した。
判決によると、この小学校では午後3時から2時間、愛好会にグラウンドの使用を許可。
令和元年11月の午後2時40分ごろ、会員は児童約300人が整列中のグラウンドを横切ろうとし、じゃれ合っていた児童2人のうち1人と接触、転倒して足を骨折した。
愛好会の間では、グラウンドの端を通行し、学校運営の邪魔にならないようにすることが共通の認識となっていた。
会員側は学校の安全配慮義務違反も訴えたが、学校は愛好会に対して許可時間前に立ち入らないよう繰り返し注意していた上、共通認識に反して小学生の集団の間を通過しようとする会員の行動を予見するのは困難だったとして退けた。
https://www.sankei.com/article/20250116-DLIEHAGAQVP65K23DLQR5DNS5U/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。