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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2022781456分にNHK栃木から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後6時半すぎ、県が管理する那須塩原市の「北那須浄水場」に雷が落ち、ダムから取水した水を消毒して飲み水に変えるシステムが停止しました。

県や浄水場によりますと、場内の電気系統の設備には雷などの異常な電流を遮断する「絶縁変換器」と呼ばれる装置が設置されていますが、この装置が直接、雷の被害を受けた結果、システムに影響が及んだということです。

この浄水場は、県内の那須塩原市と大田原市に住むおよそ10万人に水を供給していて、一時、広範囲で断水が起こる可能性がありましたが、装置などの仮復旧を行った結果、28日午前2時前に浄水処理が再開されました。

県は今後、装置を新たなものに交換するとともに、再発防止策を検討することにしています。

落雷によって一時、浄水機能が停止した「北那須浄水場」の金子所長補佐によりますと、雷は浄水場の中央にある、浄化作業用の水をためておく高さ30メートルの「高架水槽」に落ちたということです。

当時の状況について、金子所長補佐は、「午後6時半ごろ、『高架水槽』にせん光が走り、水槽を包み込むように雷が伝い落ちるのが見えた」と話していました。

その後、異常を知らせるアラームが作動したため場内を点検したところ、ダムから取水した水を消毒して飲み水に変えるシステムから異臭が発生していて、複数設置している「絶縁変換器」のうち8台が熱で溶けて壊れているのが見つかりました。

金子所長補佐は、「落雷は現場で何度も見たことがあるが、きのう見た雷はちょっと違うなと感じた」と振り返りました。

その上で、「市民の協力のおかげで、浄水機能が停止していた間も断水することなく、継続して水を送ることができた。壊れた装置を適切に直し、再発防止として新しい技術を取り入れることも検討していきたい」と話しています。















https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20220728/1090012936.html

 

7291045分に朝日新聞からは、市民にメールで節水を呼び掛けたことで断水しなかった、幾筋もの光が水槽を包み込むように地面に吸い込まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

那須塩原市の県営北那須浄水場で、27日夜に落雷があった。

水を消毒して飲み水にするシステムの運転を午後647分から停止し、翌28日午前146分に再開した。

水の供給を受けている那須塩原市と大田原市は、市民にメールで節水を呼びかけ、家庭などでの断水は起きなかったという。

宇都宮地方気象台によると、当時、那須塩原市を含む那須地区に雷注意報が出ていた。

同浄水場によると、敷地内の「高架水槽」(高さ約30メートル)に雷が落ち、屋上の避雷針から地中へと放電したが、近くの設備に障害が起きたという。

その後、すでに浄化を終えていた水の送水を続けたものの、数時間でなくなる量だったため、両市は市民あてに節水を呼びかけた。

金子所長補佐は、高架水槽の避雷針から幾筋もの光が高架水槽を包みこむように地面へと吸い込まれていくのを見たという。

故障設備の完全復旧を急いでいるが、「浄水に支障はない」としている。

https://www.asahi.com/articles/ASQ7X72J3Q7XUUHB006.html

 

 

 

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20227271221分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午前1時すぎ、安城市東端町の無職の男性(68)の住宅から火が出ているのを男性が見つけ、一緒にいた長男が警察に通報しました。  

警察によりますと、火は約2時間半後に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅約800平方メートルが全焼しました。  
けが人はいませんでした。  

住人の男性は「雷の音を聞いた後、ブレーカーから出火した」と話しているということです。

 「あんな音の雷はない、すごい音でした。かなり大きなボンボンという音がして寝られず。電気がポンっと落ちた」(近所の人)  

出火当時、安城市など西三河南部には、大雨・洪水警報と雷注意報が発表されていて、非常に発達した雷雲が通過中でした。  

また26日夜、三重県玉城町佐田でも木造2階建ての住宅が全焼する火事があり、住人の女性(81)が顔などにやけどを負いました。  

警察は、落雷が出火原因の可能性があるとみて調べています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab317e4e6aa02803cce3de9b72a22074ce4a9e20

 

※玉城町の事例は下記参照。

727825分 NHK東海)

26日午後10時50分ごろ、玉城町佐田の住宅から火が出ていると、近くに住む人から消防に通報がありました。

消防車など11台が駆けつけ、火はおよそ4時間半後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅が全焼し、この家に住む81歳の女性が病院に搬送されました。

警察と消防によりますと、女性は搬送時は意識がありましたが、全身にやけどを負っていて、詳しい容体はわかっていないということです。

気象台などによると、火災が起きた午後11時ごろは大気の状態が不安定になっていて、玉城町には雷注意報が出されていたほか、通報した人は「雷が落ちて外を見たら建物が燃えていた」と話していることから、消防では雷と火災との関連を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220727/3000023902.html

 

 (ブログ者コメント)

玉城町の事例、周りに住宅が立ち並ぶ中、よりによって、自分の家に雷が落ちるとは・・・。
住人の方はやるせない気持ちいっぱいのことだろう。

 

 

 

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2022741954分にYAHOOニュース(山陰放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午後、島根県出雲市で、磯釣りをしていた岡山県の男性が雷に打たれ、死亡しました。

釣り竿にはカーボン製のものが多く、雷が落ちやすいとして、海上保安部などが注意を呼びかけています。

警察や海上保安部によりますと、3日午後3時ごろ、出雲市大社町日御碕付近の沖合350メートルほどの磯場で、釣り客を迎えにいった渡船業者から「男性客が海に浮いている」と消防に通報がありました。

午後3時半ごろ、男性は心肺停止の状態で救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

死亡したのは岡山県倉敷市の51歳の男性です。

この男性は午前5時ごろから、1人で磯場で釣りをしていたということです。

警察によると、検視の結果、落雷が原因で死亡したことが分かったということです。

3日の山陰地方は、南から暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となり、全域で雷注意報が出ていました。

境海上保安部によりますと、一般的に、釣り竿は長い上に、カーボン製のものが多いことから、特に雷が落ちやすいのだと言います。

海釣りはもちろんのこと、川でのアユ釣りでは、天気がさらに急変しやすい山あいに釣り場も多いことから、特に注意が必要としています。

釣り具メーカーのがまかつは、「カーボンロッドは避雷針のようなモノ。使用中、雷が発生したときは釣竿をただちに仕舞込むか、釣竿からすぐに離れるようにして下さい」として、ホームページなどでも落雷による感電事故への注意を呼びかけています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/302a58c61d5895ca712973cbde550f82b761ed1e

 

732235分に山陰中央新報からは、死因は感電死だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午後2時50分ごろ、出雲市大社町日御碕沖で岡山県倉敷市の型枠大工の男性(51)が浮いているのを、渡船業者が見つけた。

病院に搬送されたが、死亡が確認された。

境海上保安部によると落雷に遭ったとみられ、死因は感電死。

同保安部によると、男性は沖合の岩場で釣りをしていた。

昼過ぎから天候が荒れ始めたため、渡船が定時より早い午後2時ごろに迎えに行く途中で、浮いているのを見つけたという。

付近の同日午後3時ごろの天候はくもりで、南南東の風3メートルだった。

https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/232945

 

732335分にYAHOOニュース(東日本放送)からは、雷に撃たれ岩場から転落したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午後3時ごろ、出雲市の沖合にある通称「沖のかつら石」と呼ばれる岩場で、釣り客を迎えに行った渡り船の業者から「釣り人が海中へ転落している」と消防に通報がありました。

事故当時、出雲地区には雷注意報が出ていて、警察は、男性が雷に打たれて岩場から転落したとみて調べています。

https://www.khb-tv.co.jp/news/14660221

 

732146分に朝日新聞からは、早朝から雷注意報がでていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

広島地方気象台によると、3日早朝から島根県全域に雷注意報が出ていた。

https://www.asahi.com/articles/ASQ7375PMQ73PTIB00J.html

 

 

 

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2022591725分にNewsweekから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

米オクラホマ州のアパートで黒焦げになったトイレが発見され、ソーシャルメディア上で話題となっている。

オクラホマ州とテキサス州の一部地域は先週、激しい竜巻と雷雨に見舞われた。

消防士によると、タルサの南約65キロに位置するオクモルギーで雷が建物の屋根に落ち、換気扇や屋内のトイレが壊れたという。

ネット上に拡散された写真には、使い物にならなくなった便器と床に散らばった便座の破片が写っている。

天井には雷の作った黒い跡も。

部屋を見渡すと、トイレの他にほとんど被害がないことが分かる。

オクモルギー消防署のロッキー・モロー副署長はFOXに対し、「もう2度と見ることはないだろう。神の仕業のようだ」と語った。

アメリカ国立気象局(NWS)によると、米国では毎年約20人が落雷で命を落としている。

事故当時、この部屋は空室だったが、翌朝、新たな入居者に貸し出される予定だったという。



https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98642.php 

 

(ブログ者コメント)

関連情報調査結果、同じ米国で2019年、屋外浄化槽の埋設配管の真上に?落雷し、爆発が起きて便器が破損した事例が見つかった。

2019871459分 CNN)

米フロリダ州でこのほど、家屋に雷が落ち、主寝室のトイレが「爆発」する出来事があった。

住居人の夫妻は後始末に追われている。

フロリダ州シャーロット郡に住むマリールー・ワードさんによれば、嵐の最中に夫や犬3匹とベッドで寝ていたところ、突然、ベッドから吹き飛ばされた。

ワードさんはCNN系列局WBBHの取材に対し、トイレに行ってみると便座がひっくり返っていたと振り返った。

配管業者によれば、家の浄化槽の近くに落雷したことで、爆発が発生したという。

業者によれば、こうした事例は人が雷に打たれるくらいまれだという。





https://www.cnn.co.jp/fringe/35141002.html

 

 

 

 

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20217261751分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

米軍岩国基地(山口県岩国市)に配備されている最新鋭ステルス戦闘機F35B2機が13日、沖縄へ向かう飛行中に落雷に遭っていたことが26日、米軍などへの取材で分かった。

米軍によると、2機は鹿児島県の枕崎沖で落雷に遭ったが、安全に着陸し、パイロットにもけがはなかった。

米軍によると、今回は修理費用が250万ドル(約27500万円)を超えるとみられることから、米海軍安全センターは事故の深刻度を、4分類のうち最も重大な「クラスA」と判断した。

クラスAの事故は、200万ドル相当以上の被害や航空機の損壊、死者が出るなどした場合に認定される。

https://nordot.app/792309192460107776?c=39546741839462401

 

(ブログ者コメント)

飛行機は落雷に遭っても被害なし、と思っていたのだが・・・。
ステルス機特有の事情でもあったのだろうか?

 

 

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20217121225分にFNN PRIMEから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

打ち放たれたゴルフボールに、雷が直撃。
稲妻が走り、辺りに鋭い光が広がった。

これは、アメリカ・テキサス州のゴルフ練習場で、ゴルフボールに雷が直撃した瞬間の映像。

18歳の男性が友人らと楽しんでいたところ、急に天候が悪化。
「最後のショット」として放ったボールに、雷が当たったという。

けが人はなく、ナイスショットならぬ稲妻ショットとなった。

地元メディアなどによると、男性が放ったボールのスピードは時速140km超え。

「雷が自分ではなく、ボールに当たって助かったよ」とコメントしている。

https://www.fnn.jp/articles/-/209099

 

(ブログ者コメント)

1秒程度の短い映像。
分解写真的に切り取ると、以下のようになった。

 

①打ったボールが映っているようにも見える。

②・・・と、その瞬間、辺りが真っ白になった。
ボールを打った男性は閃光に包まれている。

③しかし、男性に驚いた様子は見られない。
遠くに落ちた雷の閃光だったのか?

④すると、今度は右側から閃光が拡がってきた。

⑤閃光が辺り一面に拡がった。
男性の姿は先ほどよりクッキリしているので、ゴルフボールに落ちた時の閃光か?

⑥ボールに落ちた雷がハッキリ映っている。

⑦男性はビックリして後方に逃げ出した。
周辺は、もやっているようにも見える。
ちなみにボール直撃後、閃光は見られていない。

 


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20217122315分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午後3時半すぎ、守山市川田町の川田大橋の歩道上で男性がうつ伏せで倒れているのを、近くを通りかかった男性が見つけ、消防に連絡しました。

男性は意識不明の重体で、病院に搬送され治療を受けていましたが、12日夕方、死亡しました。

警察によりますと、男性は野洲市に住む47歳の会社員で、体内に高い電流が通ったことで起こるような傷がみられ、多臓器不全で死亡したとみられるということです。

また、気象台によりますと、守山市を含む滋賀県南部では、11日午後3時半すぎに竜巻注意情報が出されるなど、局地的に発達した雨雲がかかり、大気が非常に不安定な状態だったということです。

警察は、当時の状況などから、男性が雷に打たれた可能性があるとみて調べています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20210712/2060008103.html

 

7122235分に京都新聞からは、当時、守山市周辺では雷が観測されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

11日午後3時40分ごろ、滋賀県守山市川田町の川田大橋の歩道に男性が倒れていると通行人から119番があり、男性は12日、搬送先の病院で死亡した。

滋賀県警守山署によると、体内を強い電流が流れた痕跡があり、雷に打たれた可能性があるとみて調べている。

同署によると、男性は野洲市の会社員(47)で、死因は多臓器不全。

大阪管区気象台によると、当時、滋賀県内には雷注意報が発令されており、守山市周辺では11日午後3時40分ごろから雷が観測されていた。

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/597100

 

(ブログ者コメント)

以下はグーグルアースで調べた川田大橋。
結構大きな橋で、右側には歩道も見える。

 

 

 

 

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2021781737分にYAHOOニュース(Real Sound)から、下記趣旨の記事が落雷時の写真付きでネット配信されていた。

ジープに雷が直撃する瞬間をとらえたドライブレコーダーの映像がYouTubeに公開された。

米カンザス州の道路で、ジープのグランドチェロキーが少なくとも4回の落雷に見舞われた。

映像には、2台の自転車を積んだジープが交差点に進入する直前、辺り一面を照らす閃光が走り、車から火花が上がる様子が記録されている。

その後、同じ車に3度も稲妻が直撃した。

火花はすぐに消えたものの、電気システムへのダメージからか車のライトは消え、タイヤもパンクしたようで、車体はゆっくりと沈み込んだ。  

幸い、ジープに乗車していた夫婦と、赤ちゃんを含む子どもら3人に怪我はなかったようだ。

衝撃的な映像だが、車のボディは電流を地面へと逃すため、雷の際の避難場所として車は比較的安全だと言われている。  

動画のコメント欄には、「みんな無事でよかった」と安堵する声や、「電気自動車が落雷に見舞われた場合、どうなるの? 発火するのかな?」と疑問を呈する声もあった。

車は大きなダメージを受けていそうだが、乗っていた家族が無事で何よりだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/157daac9dbca22c9d048640a5536226e0ac5452f

 

78198分にYAHOOニュース(ねとらぼ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

数メートル先を走るクルマにカミナリが落ちた瞬間を捉えたドライブレコーダーの映像が、海外で話題になっていました。

映像が撮影されたのは米カンザス州の道路。

空には暗雲が立ち込め、激しい雨が降っているため、車間距離を取ってゆったりとした速度で走っているクルマが映し出されています。  

事故が起きるような不穏な雰囲気はどこにもなく、雨音を聞きながらのドライブも良いものだと思っていた次の瞬間、目の前を走るクルマにカミナリが直撃。

画面を真っ白に染め上げ、火花を散らしながら何かが爆発したような轟音を響き渡らせました。  

カミナリが直撃したクルマは急減速して停止。

周囲は困惑した雰囲気が漂っていますが、幸いなことに、車中にいた一家は全員無傷だったそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1250ec97c2fabecd3fd67433b9b83901d10ab3bb

 

(ブログ者コメント)

ユーチューブの映像は下記参照。

https://www.youtube.com/watch?v=FZeKMRivTkg 

 

 

 

 

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2021626111分にYAHOOニュース(現代ビジネス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今日、626日は雷記念日です。

この記念日は、930(延長8)に起きた清涼殿への落雷で大納言・藤原清貫(ふじわらのきよつら)が亡くなったことに端を発します。

「人死にが出ているのに記念日?」と不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、この由来には非常に深いわけがあるのです。

その当時、平安京では長い日照りが続いており、内裏でも雨乞いのための相談が行なわれていました。
そんなおり、清涼殿へ急に雷が落ちてきたのです。

それを見た人々は、左遷(させん)された菅原道真(すがわらのみちざね)の怨霊による祟りだと考えました。

今でこそ、雷とは雷雲の中・下層に溜まった電荷とそれに誘導された反対符号の地表の電荷が瞬間的な放電によって中和される現象であるということがわかっていますが、当時の人々からすると、空から得体の知れぬ光が降ってきて害を及ぼすわけですから、「人外のものの仕業」などと非常に恐れられていたのです。

また、当時は平安京以外でも多く落雷が発生しており、このことを全て流刑され怒りと共に死んでいったであろう道真のせいにするのも当然だったのかもしれません。

そこで、道真を恐れた当時の人々は彼を天神(雷神)として祀り、怒りを沈めることにしました。

学者として非常に優秀であった菅原道真は、現在、全国の天満宮に「学問の神」として祀られています。

怨霊であった道真が、現在、その名声を復活させて祀られていることが「雷記念日」のきっかけなのです。

「天満宮」という名前は、道真が人々に雷神として崇められていることを表しているんですね。

さて、最後に、我々が雷にあった際にとるべき行動についてご紹介します。

雷は陸にも海にも落ち得ますが、一般的には、より高いところに落ちやすいとされています。

高い木の近くにいると、木に直撃した雷が根元にいた人に飛び火するといったこともあり得ます。

雷がなってきたら、直撃を避けるために、屋内に避難することが重要です。

実際、ほとんどの落雷事故は屋外で起こっています。

また、車や飛行機などの金属の箱の中に入るのも効果的です。
電流は金属中を流れやすいため、金属の外周を伝って地面に流れるためです。

余談ですが、アメリカのロイ・クリーヴランド・サリヴァン(Roy Cleveland Sullivan, 1912-1983)という人物は、その生涯で7度雷が直撃しましたが、奇跡的に入院程度で済んでいるそうです。

ブルーバックス編集部(科学シリーズ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/01cb8e4164d73966263f49484dbc90df70a57959

 

 

 

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20216162025分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事が動画や解説写真付きでネット配信されていた。

615日午後、上川町の「層雲峡オートキャンプ場」で木に雷が落ち、近くで建築作業をしていた61歳の男性が重体となりました。
男性は回復しています。

北海道では、年間約33000回の落雷が観測されていて、特に6月から10月にかけて多くなっています。

もし子どもと遊んでいる時に、急な雷雨に見舞われたらどうすればいいのでしょうか。

市民からは、

「ニュースを見て、私だったらどうしようと思って調べた。
上の子と『こうしよう』と話した。
木の近くだと雷が来る。傘も差しちゃダメ」

「集団でいたらよくなさそうだから離れる」

「木は危ない。木に雷が落ちるので木からは離れたほうがいい」

などの対策が聞かれました。

人形を使った実験では、木に落ちた雷の電流が人形に飛び移りました。

木よりも人は水分が多く電気を通しやすいため、雷は人に飛び移りやすいのです。

木や電柱のそばには「保護範囲」と呼ばれる、比較的安全な空間があります。
木から4メートル以上離れ、木の頂点から45度の角度に入る空間です。

そして、「雷しゃがみ」も大切です。

両足のかかとを合わせ、できるだけ低い姿勢を保ちます。
「雷しゃがみ」は両方のかかとを合わせ、つま先で立つことで、地面と接する面を減らします。

万が一、近くに雷が落ちても、地面からの電流が片足から反対側の足へと流れ、上半身まで行かないようにします。

雷雨に見舞われた際は、建物や車に避難したり、「保護範囲」に移動するなどして注意してください。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ef254ce9677a5b1fc8b07df44af4229ad1b3c0d1

 

(ブログ者コメント)

「木よりも人間は水分が多いので電流が飛び移りやすい」とあるが、それはなぜか?
単に、空気が絶縁破壊される距離に人間がいたから・・・ということではないのか?

疑問に思い調べてみたが、調べた範囲では、明確に説明された情報は見つからなかった。

思うに、「木に落ちた雷は幹を伝って地面に流れるが、水分が少ないため、ある程度の抵抗を受けつつ流れる。そんな状態下、近くに水分タップリの人間がいると、空気の抵抗を含めても、そちらのほうが流れやすいので、人間のほうに飛び移ってしまう」・・ということかもしれない。

 

 

 

 

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20216161410分にYAHOOニュース(くるまのニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

【危険な雷!クルマに乗っていたら安心?】

夏の時期に多い雷は、火事や停電の原因となる危険性の高い気象現象です。

実際、近くに避難できる場所がない場合、クルマのなかにいることは安全だといえるのでしょうか。

例年7月から8月にかけて雷が多く発生します。

気象庁によると、2005年から2017年の12年間で報告のあった落雷の数は1540件。

そのうち約30%は8月に起こっており、梅雨を中心とする、夏の時期の発生が多くなっています。

また、雷は地域によっても異なり、太平洋側で約65%、日本海側では約35%と、太平洋側で多く発生。

さらに細かく分類すると、4月から10月は太平洋側で多く、11月から3月は日本海側で多くなっています。

雷は、場所を選ばずに落ちるため、危険な気象現象といえます。

例えば、気象庁のホームページでも、海上などの開けた場所や山頂など高い場所ではとくに注意が必要で、雷注意報が発令された際には、すぐ避難するように求めています。

雷が鳴っている場合は、鉄筋コンクリートなどの頑丈な建物内に移動することが一番安全であると考えられていますが、クルマでドライブに出かけたり、自転車やバイクに乗っていたりすると、いつも近くに頑丈な建物があるとは限りません。

近くに建物がない場合は、車内にいても大丈夫か、迷う人も多いでしょう。

では、落雷の際にクルマのなかは安全なのでしょうか。

車内にいたら安全である可能性が高いのは事実です。

クルマのフレームは金属で造られていて、大きな箱のようになっています。

電流には一定方向にしか流れないという特性があるため、クルマに落雷しても、フレームの表面からタイヤを伝って地面に向かって流れるだけで、車内に通電する可能性は低いとされています。

しかし、ドアノブやシートベルトの金具など、車内の金属部分に触れていると、一概に安全とはいい切れないので注意が必要です。

とくに注意したいクルマは、ソフトトップのオープンカーです。

ソフトトップのオープンカーの場合、屋根部分が金属ではないため、電流がボディに伝わらず、乗員が直接感電してしまう可能性があります。

ソフトトップのオープンカーに乗っている際の注意点について、JAFの交通環境係所属の担当者は次のように説明しています。

「ソフトトップの場合、屋根はビニールなどで出来ています。
金属と比べて丈夫ではないので、乗員が雷を直接受けてしまう場合がありますので、注意が必要です。
そのため、ソフトトップに乗っている場合は、安全な場所に避難が必要になり、その際に注意したいのは、雷の音や光に驚きパニックを起こしてしまうことです。
それにより、ハンドルやアクセル操作を間違えてしまい事故につながる恐れがあります。
また、周囲のクルマや通行人も焦っている可能性があるので、車間距離を十分にとり、減速して落ち着いて避難するようにして下さい」

※ ※ ※  

さらに、サンルーフが付いているクルマの場合は、そこから電流が車内へ通電する可能性も考えられます。

落雷の際は雨が降っていることもありますが、水は電気を通すため、窓についている水滴にも注意しなくてはいけません。

オープンカーやサンルーフ付きのクルマに限らず、落雷を受けそうな場合は、車外に出ず、金属部分や窓には触れないように心がけましょう。

少しでも危険を回避するために、窓やドアは閉め切り、車内の中心に身を寄せるようにしてください。

また、自転車やバイクの場合は、すぐに降りて離れることが重要です。

雷は高い場所に落ちるので、自転車やバイクに乗っているときは、人の頭に直接落雷する可能性が十分あります。

自転車やバイクから離れて、近くに建物があればなかに避難しましょう。

もし、避難できそうな場所がない場合は、両足を揃えてしゃがみ込む体勢が有効であるといわれています。

雷が収まって20分ほど待ってから、自転車やバイクに戻るようにしましょう。

 

【雷に打たれたらクルマはどうなる?】

雷に打たれても車内は安全だといえますが、クルマ自体はどうなってしまうのでしょうか。

クルマには電装品が多く、もし故障してしまったら立ち往生することになり、レッカーの手配やその後の修理など、大きな被害を受ける可能性があります。

バッテリーなどの心配要素は多くありますが、実は、雷に打たれてもクルマが故障することは基本的にありません。

ただし、落雷によってタイヤやボディが損傷する可能性もあるため、一概に無傷だとはいい難いでしょう。

また、運転中に落雷を受けると、驚いて気が動転しまう可能性があります。

運転中、近くで落雷があった場合は恐怖を感じるかもしれませんが、車内が安全であることを改めて理解し、落ち着いた行動をとることが大切です。

クルマへの落雷よりも、焦ってハンドルやペダル操作を誤ってしまうことが、大きな事故に繋がる原因となり得ます。

もし、落雷を受けた際には、一度、安全な場所で停車して、ETCなどの動作確認をおこなうのが良いでしょう。

その後も安心してクルマに乗れるように、心配な人は修理工場への持ち込み検討もおすすめします。

※ ※ ※

落雷の際、クルマは安全な場所のひとつです。

しかし、すべてのケースで100%安全とはいい切れません。

車内にいても金属部分や窓は触らないように注意し、落ち着いて運転を続けましょう。

万が一、落雷を受けた場合には、焦らずに安全な場所で一度停車したり、故障部分がないか、クルマの動作確認をおこなったりするのも、その後の安全に必要です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c4b84531a37324dae4752ba03e6bce5505757cb

 

(ブログ者コメント)

雷に撃たれても飛行機が落ちないのと同様、車の中にいれば、原則、安全だ。

 

 

 

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20216151745分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後1時半ごろ、上川町清川の「層雲峡オートキャンプ場」で、「ドーンという大きな落雷があり、男性が倒れている」と、近くにいた同僚から消防に通報がありました。

男性は上川町新町の会社員、井上さん(61)で、ドクターヘリで旭川市の病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。

キャンプ場を管理する上川町によりますと、井上さんは地元の建設会社の社員で、15日朝から同僚など数人とともに、炊事場が入る建物の建設工事にあたっていたということです。

そして、雨が強まってきたことから、キャンプ場内のしらかばの木の下で雨宿りをしていたさい、落雷に遭ったとみられるということです。

気象台によりますと、上川町では当時、大気の状態が不安定で局地的な大雨となり、雷が発生しやすい状況だったということです。

落雷があった当時、キャンプ場の管理棟にいたという70代の男性はNHKの電話取材に対し、「短時間のうちに雨が強くなり、雷もすごかった。大きな落雷のあと、キャンプ場で作業していた人がAEDを借りに来たので事故があったと知った」と述べました。

また、「落雷のあと、キャンプ場にあるしらかばの木がはがれていたが、炎や焦げたあとは確認出来なかった。しかし、落雷が間近で起きて、とても驚いています」と話していました。





https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210615/7000035437.html 

 

6152023分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、落雷の危険を感じて作業を中断した直後に雷が落ちた、当時は雷注意報が出ていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

上川町の層雲峡温泉街に近い「層雲峡オートキャンプ場」で、15日午後1時半ごろ、物置近くの木に雷が落ちました。

この落雷で、物置の溶接作業をしていた井上さん(61歳)が倒れ、ドクターヘリで病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。

「(雷は)かなり大きな音がしてました」、「見たら顔色が悪いというか、(顔色が)変わってましたね」(キャンプ場の管理人)  

警察と消防によりますと、井上さんは同僚と2人で作業をしていて、落雷の危険を感じて、一度、作業を中断した直後に雷が落ちたということです。

気象庁によりますと、上川町は当時、大気の状態が不安定で、局地的な大雨が降り、雷注意報が出ていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ea2c6379d958215c8ca26be13a93b6d0ecc4382 

 

6152057分に北海道新聞からは、被災者は4時間後に意識を取り戻したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後1時20分ごろ、上川管内上川町清川の層雲峡オートキャンプ場の建築現場で、男性から「作業中の仲間に雷が当たって負傷した」と119番があった。

同町内の男性作業員(61)が旭川市内の病院に搬送され、意識不明の重体となったが、約4時間後に意識を取り戻したという。

旭川東署などによると、男性作業員は同僚2人と、木材チップを保管する物置を建てる作業をしていた。

雷雨が激しくなり中断しようとしたときに大きな雷鳴が響き、その直後に男性作業員があおむけに倒れていたという。

同署は、男性の近くに落雷したため負傷したとみて調べている。
同僚2人にけがはなかった。

旭川地方気象台によると、上川管内には事故当時、雷注意報が出ていた。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/555862/ 

 

 

 

 

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つい先日、落雷対策:落雷を制御する新型避雷針落雷バリア [落雷を発生させない避雷針]で人・建物・電子資産を守る!というタイトルのターゲット広告がパソコン画面上に現れた。

たまに「雷」などのキーワードで情報検索しているからだろうか・・・?

ただ、そういった検索は前からのこと。
当該スポンサーが4月からターゲット広告に参加し始めた・・・ということだろうか?

それはともあれ、そのような避雷針があることは初耳だったので調べてみた。

結果、調べた範囲内では以下の記事が最も分かりやすかったので紹介する。

 

進化している避雷針!落雷から守る仕組みと最新の避雷針について
2020324日 大興電子通信株式会社 HP)

【落雷被害を防ぐ避雷針の仕組み】

避雷針は、落雷による人的被害、物的被害を防止するために建物などの一番上に設置される装備です。

避雷針を設置しておけば、ある程度の落雷被害を防止できるため、建築基準法や消防法などで、建物の高さが20mを超える場合は設置するよう義務付けられています。

20mを超える建物には避雷針が設置されているため、個々人で落雷被害を受けないためには、雷注意報発令時にはできるだけ屋内にいることが重要となります。

避雷針は大きく分けて“雷を誘導して落とす”従来型の避雷針と、“落雷を発生させない”避雷針の2つの種類があります。

【従来の避雷針】

避雷針のイメージとして定着している細長い針状の避雷針は、フランクリンロッドと呼ばれるものです。

アメリカの発明家ベンジャミン・フランクリンが1750年ごろに発明した世界で最初の避雷針であり、その仕組みは現在でもそのまま引き継がれています。

フランクリンロッドの避雷針は、落雷の前に先駆放電(ステップリーダ)が発生する雷のメカニズムを利用しています。

雷はいきなり地表に落ちるのではなく、まず先駆放電と呼ばれる小さい放電を行います。
次に、それに呼応するようにプラス電荷を帯電している地表のポイントから空へ向けて小さい放電が起きます。
これをお迎え放電(ストリーマ)と言います。

先駆放電とお迎え放電がつながったとき、その経路をたどるように大きな放電が起こり、落雷となるのです。

フランクリンロッドは、針状の金属棒の先端からお迎え放電を放出することで、先駆放電との間に落雷の経路を作るようにしています。
このようにして、地表の一定範囲に落ちる雷を避雷針に集めているのです。

フランクリンロッドの性能をさらに高めたものが、ESE避雷針(早期ストリーマ放出避雷針)です。

ESE避雷針では、地中にあるプラス電荷を溜めて、より早くお迎え放電を放ち、フランクリンロッドよりも広い範囲の落雷を補足できるようにしています。

 

【“落雷を発生させない”避雷針】

雷を優先的に落として地面に逃がす従来の避雷針とは異なり、そもそも落雷を発生させないというコンセプトで開発されたのが、PDCE避雷針(消イオン容量型避雷針)です。
2003
年にヨーロッパのアンドラ公国で開発され、日本でも広がりを見せつつあります。

日本でPDCE避雷針を採用している建造物として有名なのが、ブロンズ立像としては世界最大となる茨城県の牛久大仏です。

フランクリンロッドでは積極的にお迎え放電を放って落雷を捕まえていましたが、PDCE避雷針では上空のマイナス電荷と地上のプラス電荷を引き寄せ、そもそも避雷針の周辺からお迎え放電を放たないようにします。

お迎え放電がないので、雷雲から地表への経路も作られず、落雷は発生しません。

PDCE避雷針も100%ではないものの、フランクリンロッドやESE避雷針に比べて落雷防止の確率が高く、またそもそも落雷を発生させないため、人や物の安全をより確保しやすい避雷針となっています。

【なぜPDCE避雷針のほうがいいのか?】

従来のフランクリンロッドは1750年ごろの発明から現在まで使われ続けている優秀な仕組みですが、避雷針としての機能はPDCE避雷針のほうが優れているとされています。

3つのポイントから、その理由をご紹介します。

①避雷確率の違い

フランクリンロッドがその保護範囲の落雷を引きつけられる確率は、天候や地形などの条件により左右されますが、およそ7080%だと言われています。
一方、PDCE避雷針は空中に発生する電流を約99%も中和するとされており、仕組みが違うことから正確な比較はできませんが、より安全性が高いことが分かります。

②保護範囲の違い

PDCE避雷針は、フランクリンロッドよりも保護範囲が広くなる点も特徴です。
こちらもさまざまな条件で変化しますが、フランクリンロッドの場合は金属棒の頂点から約60°の範囲内の落雷を引きつけるとされています。
つまり、20mの高さの避雷針があった場合、地表だと半径34.6mの範囲を保護します。
一方、PDCE避雷針の場合、約27mの高さの避雷針で半径100mを保護します。
こちらも正確な比較ではないですが、PDCE避雷針のほうが明らかに広いことが分かります。

③建物内部の保護の違い

フランクリンロッドとPDCE避雷針の違いが最も現れるのは、建物内部の保護の違いです。
フランクリンロッドでも避雷針で受けた雷の電流を地表に逃がす仕組みがありますが、電圧が強いと電流の一部が建物内に侵入し、電子機器に悪影響を及ぼすことがあります。
一方、PDCE避雷針は落雷を発生させない仕組みのため、落雷を抑止した時点で建物内部への被害もゼロとなります。
さらには落雷箇所の周辺にも電流が流れる誘導雷も起きないため、避雷針としての効果は非常に高いとされています。

https://www.daikodenshi.jp/daiko-plus/infrastracture/lightning-rod/ 

 

 

 

 

 

 

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20201141918分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前5時40分ごろ、白山市宮永町の手井さん(女性、87歳)の住宅で、同居する男性から「家に雷が落ちて火事が起きた」と警察に通報がありました。


駆けつけた消防が消火にあたり、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟、およそ180平方メートルが全焼しました。


警察によりますと、この家は、手井さんと通報した男性の2人暮らしで、男性は無事が確認されましたが、1階寝室の焼け跡から1人の遺体が見つかりました。


警察は、火事の後、手井さんと連絡が取れなくなっていることから、亡くなったのは手井さんとみて身元の確認を進めています。


また警察によりますと、通報してきた男性は「1階の部屋に雷が落ちるのを見た」と話しているということで、警察は落雷が原因で火災が起きた可能性があると見て調べています。


金沢地方気象台によりますと、4日の石川県内は、寒気や湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、3日未明から、県内全域に雷注意報が出されていました。

雷専門の気象予報会社「フランクリン・ジャパン」の栗山気象予報部長は、「落雷があると、テレビのアンテナ線や電話線を通じて感電する場合があるので注意が必要だ。家電製品から1メートルは離れ、なるべく部屋の中央にいること。入浴は控え、木造よりも、鉄筋コンクリートの建物や、自動車の中に避難することも身の安全を守ることにつながる」と話しています。

 









 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20201104/3020006430.html

 

 

1142133分にテレビ金沢からは、1階の物置部屋が火元らしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県内では4日、住宅での火事が相次いだ。

 

そのうち、白山市の火事は落雷が原因とみられていて、住宅1棟を全焼したほか、1人が死亡している。

火事があったのは白山市宮永町にある手井さん(87)の住宅で、午前5時40分ごろ、同居する男性から「雷が落ちて火事になった」と警察に通報があった。

 

火は木造2階建ての住宅およそ180平方メートルを全焼し、およそ2時間後に消し止められた。

 

火災発生の1時間ほど前からの雷雲の様子をみてみると、通報10分前の午前5時半頃白山市上空に雷雲があるのがわかる。

 

焼け跡の1階寝室からは1人の遺体が見つかっており、警察は連絡が取れていない手井さんとみて身元の確認を進めている。

 

また実況見分の結果、1階の物置部屋が火元とみられ、原因については落雷の可能性が高いという。

 

https://www.tvkanazawa.co.jp/nnn/news163310541.html

 

 

 

 

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2020941418分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午前11時半ごろ、函館市弁天町の造船所「Hどつく」で、従業員から「落雷で男性がけがをしている」と消防に通報がありました。


警察などによりますと、造船所では当時、船に設置する大きな柱をクレーンでつり上げる作業を行っていましたが、その際にクレーンに雷が落ちたとみられ、近くにいた3人がけがをしました。


警察によりますと、3人は40代から50代の男性で、このうち1人は「Hどつく」の従業員、ほかの2人は外部の作業員だということです。


3人とも病院に運ばれ、意識はあるということですが、1人は体のしびれを訴えているということで、警察が当時の詳しい状況を調べています。


函館地方気象台によりますと、4日は大気の状態が非常に不安定で、昼ごろは雷が発生しやすい気象状況だったということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200904/7000024491.html 

 

 

941325分にFNN PRIME(北海道文化放送)からは、建造中の船で作業していた3人が被災したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによりますと、所内のクレーンなど高所の金属部分に雷が落ちたとみられていて、付近の建造中の船で作業をしていた男性3人がケガをし治療を受けています。

 

3人はいずれも意識があり、命に別状はないということです。

 

94日午前、北海道南部には強い雷雲が接近し多数の落雷が観測され、渡島地方全域に雷注意報が発表されていました。

 

https://www.fnn.jp/articles/-/81315 

 

 

941327分に産経新聞からは、船に落雷した可能性ありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

道警函館西署は、3人が作業をしていた船に落雷した可能性があるとみて調べている。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200904/afr2009040015-n1.html 

 

941641分にYAHOOニュース(STV)からは、当時の気象状況に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日の北海道は、道南を中心に短時間に記録的な大雨に見舞われました。

 

この影響で函館市内などで道路が冠水したほか、停電や落雷による事故が起きています。

 

南から暖かく湿った空気が入り込んだ影響で、全道的に大気の不安定な状況が続いています。

 

渡島・檜山地方では4日午前11時までの1時間に木古内町で44.0ミリ、知内町で36.5ミリと、9月に1時間で降った雨の量としては、過去最多を記録しました

 

・・・・・

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ae61a21ca6fd383f330085523d57d662479d6d5 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の3コマ。

 





 

 

 

 

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2020829550分にYAHOOニュース(ウェザーニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

雷はどこにでも落ちます。

 

陸上なら高いビルや鉄塔によく落雷しますが、海上では船やサーファーが落雷の標的になります。


一度の落雷で6人が死亡し、7人が重軽傷を負った事故も起こっているのです。

 

この季節、海水浴やサーフィン、釣りなどの海のレジャーに出かける人は、十分に注意する必要があります。

 

 

【海に落雷、気絶して溺死も】

 

高い建物などが何もない海上では、遊泳者やサーファーなどは雷が落ちる標的になります。

 

また、直撃しなくても、雷が水中で拡散することで、周辺の人も感電してしまうのです。

 

高知県の海岸でサーファー集団に落雷した事故例では、直撃雷を受けたサーファーは感電死、その付近にいたサーファーが気絶して溺死したことがありました。

 

この事故が起こったのは、198785日、高知県東洋町の生見海岸でした。

 

早朝から激しい雨にもかかわらず5060人がサーフィンをしていましたが、雷鳴が聞こえたため、20人ほどが岸に上がり、残りのサーファーはサーフィンを続けていました。

 

午前645分ごろ、サーファーに落雷し、20人ほどが気を失って海に浮かびました。

 

無事だったサーファーや付近の民宿の人が救助しましたが、6人が死亡、7人が重軽症を負いました。

 

事故の直後、現場の海は不気味に赤茶けて泡立っていたといいます。

 

このとき雷の直撃を受けたのは1人で、死因は感電死、

付近にいた5人は気絶して溺死したと伝えられています。

 

 

【類似の落雷事故は2005年にも】

 

サーフィン中に落雷で死傷した事故は、18年後にも起こっています。

 

200543日、福岡県志摩町の野北海岸でサーフィン大会が予定されていましたが、悪天候で中止されました。

 

その日の夕刻、約30人がサーフィンをしていましたが、雷が鳴り始めました。

 

多くのサーファーが砂浜に引き上げましたが、5人が残ってサーフィンをしていたところ落雷があり、男性が意識不明の重体、女性が重症、他の3人が軽傷を負いました。

 

「ドーン」という音とともに海に雷が落ちて、海水を通じて感電したのです。

 

意識不明の男性は、入院していた病院で18日後に亡くなりました。

 

事例が少なくて、落雷した地点から何m離れていると安全で、それ以内は危険という定量的な基準は現在のところありません。

 

2つの事例をみると、雷鳴を聞いて海から引き上げた人と海に残ってサーフィンを続けた人の判断の違いが生死を分けました。

 

海にも雷が落ちるし、それで死傷することがあるのです。

雷はサーファーも游泳者も区別しません。

 

気象情報に十分に注意することはもちろん、身の安全のために、雷が鳴ったら海に入っている人は直ちに浜辺に引き上げて、鉄筋コンクリートの建物や、自動車などのより安全な空間に避難しましょう。

 

もし、そのような場所が近くにない場合は、できるだけ低い姿勢で雷をやり過ごしてください。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff34dfeba8c06ce21072332306dc23d08279bb4d

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

関連情報調査結果、6年前に以下の情報(平成17年に白子町では海中や波打ち際にいた人以外、30m離れた砂地にいた人まで感電したなど)がNHKから発信されていた。

 

2014725日 NHK おはよう日本 関東甲信越 千葉)

 

今回のテーマは、海辺の“雷”です。

 

この季節、海水浴や釣りなど、海のレジャーに出かけた人が、雷によって命を落とすケースが後を絶ちません。

そこには、海の雷ならではの危険が潜んでいました。

 

 

【夏の海での落雷による死亡事故は毎年発生】

 

海にたくさんの人が繰り出す夏。

しかし、この季節、海に落ちる雷の危険性が高まっています。

 

7月8月の落雷の回数を示した図では、神奈川県の湘南地域、茨城県、千葉県の太平洋岸など、海水浴で人気の海にも頻繁に落雷していることが分かります。

 

海辺への落雷で、大きな被害が出たケースがあります。

千葉県白子町の海水浴場で、平成17年7月、たった一度の落雷で1人が亡くなり、一時心肺停止した人を含め、8人がけがを負いました。

 

事故の直後に救助に駆けつけた、ライフセーバーの井上さんは、「音と光が同時に鳴った。誰が感じても近くに落ちたなと。負傷者をライフガードが懸命に処置していた」と、当時のことを話していました。

 

浜辺には、落雷の被害にあった9人が、幅30メートルほどの広い範囲にわたって倒れていました。

 

たった一度の雷で、なぜこれほどの被害が出たのか。

それは、水が電気を通したためでした。

 

雷の直撃を受けたのは、海の中に居た2人。

電気は海の中を伝わり、浜辺に達します。

これにより、波打ち際に居た2人も感電。

さらに、電気はおよそ30メートル離れた砂地に居た5人を襲いました。
ぬれた砂の水分が電気を通し、被害が拡大したと見られています。

 

水が電気を通すという海特有の危険。

さらに井上さんは、海辺には人の背丈より高いものがないため、雷が人に落ちやすいといいます。

 

こうした夏の海での落雷による死亡事故は、全国で毎年のように起きています。

 

 

【避雷針のある建物か車内に避難を】

 

事故を防ぐため、いま、井上さんたちは雷の接近をいち早く知ろうと務めています。


雷が近付くと、その電磁波を検知し、警報を鳴らすセンサー。


さらに、気象庁や電力会社が出す雷情報を、スマートフォンでこまめにチェックしています。

 

この日も、午前中に雷注意報が発令されました。


「本日、雷注意報が発令されています」

ただちに海水浴客に警戒するよう呼びかけます。

 

井上さんは、「警戒情報に耳を傾けてもらいたい。放送が入る前でも、いち早く避難してもらいたい」と話していました。

 

雷専門の気象予報会社、フランクリン・ジャパンの気象予報士、今村さんは、「気象庁の3か月予報では、平年よりも気温が高い。地上の気温が高くなると、上空との間に気温差ができるので、雷が発生しやすい。平年より雷が多くなる可能性がある」と、例年以上の注意をうながしています。

 

専門家によりますと、海で雷が近づいてきたら、すぐに海から上がり、避雷針のある建物に入ってほしいということです。

 

近くにない場合には、車に避難してください。

万が一、落雷しても、電気は車体を通じて地面に逃げるということです。

車内では窓を閉め切り、ガラスや金属製の部品には触れないようにしてください。

 

https://www.nhk.or.jp/shutoken/miraima/articles/00109.html

 

 

 

 

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2020823日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日の県内は寒気の影響で大気の状態が不安定となり、各地で激しい雷雨や、突風が吹いた場所があった。

 

佐久広域連合消防本部によると、同日午後5時半すぎ、小諸市柏木で「畑で男女2人が倒れ、意識や呼吸がない」との119番通報があった。

 

小諸署によると、2人とも佐久市内の病院に搬送され、意識不明の状態で手当てを受けている。

 

同署は落雷事故とみて調べている。

同署によると、2人は外国籍の30代の男女で、当時は複数人で畑で苗の植え付け作業をしていた。

体に落雷を受けたとみられるやけどの痕があるという。

現場は佐久浅間農協の集出荷所北西の畑の中。

同消防本部によると、2人が倒れているのを関係者が見つけ、通報した。

 

2人は現場から集出荷所まで運ばれ、そこから救急車で病院に搬送された。

現場近くの40代男性は、この日午後5時半前後は激しい雨の中、大きな雷の音が鳴り響き、窓越しに稲妻が走るのを目撃。

「すごい音、すごい光で怖かった」と話した。

現場は浅間山山麓の北佐久郡御代田町境に近い小諸市東部の農業地帯。

住宅や畑が点在しており、北に県道(浅間サンライン)が、南には上信越道が通っている。

 

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200823/KT200822FTI090036000.php 

 

 

824日付でYAHOOニュース(信濃毎日新聞)からは、男性は死亡したなど下記趣旨の記事が、現場検証中の遠景写真付きでネット配信されていた。

 

小諸市柏木の畑で22日夕、農作業をしていた外国籍の男女2人が落雷に遭ったとみられる事故で、小諸署は23日、意識不明の重体で佐久市内の病院に搬送された2人のうち、男性が同日午前11時38分に死亡したと発表した。

死因や身元を調べている。

女性は依然として重体。

 

2人の雇用主だという男性によると、死亡した男性はスリランカ人、女性はタイ人で、ともに30代という。

同署によると、事故当時、この2人を含む複数人がサニーレタスの苗の植え付けをしていた。

 

2人には、落雷を受けたとみられるやけどの痕があるという。

 

雇用主という男性は、「作業を1回休んでいる時に雨が弱くなり、(再び)作業をしている時に雷が落ちた」と話した。

佐久広域連合消防本部などによると、22日午後5時半すぎに、この男性が「畑で男女2人が倒れ、意識や呼吸がない」と119番通報した。

 

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200824/KT200823FTI090012000.php

 

 

8231453分にNHK信州からは、畑では4人が作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2人を雇用しているという男性によりますと、2人はいずれも外国人だということで、当時、畑ではあわせて4人でサニーレタスの苗を植える作業を行っている時に落雷があったということです。

長野地方気象台によりますと、22日は朝から県内全域に雷注意報が出されていて、午後5時半ごろ小諸市の周辺では、発達した雨雲がかかり、雷を伴って雨が降っていたということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20200823/1010014880.html

 

 

8231914分にYAHOOニュース(信越放送)からは、当時の雷の状況が下記趣旨でネット配信されていた。

 

近くに畑を所有する人は、「ドカーンというすごい音が56回聞こえ、こっちにも、あっちにも落ちた」と話していました。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e3a1c81ec5c6ba1d8b63e4e4778682044626531

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、NHK映像の2コマ。

 

824日付の信濃毎日新聞掲載写真などと併せ考えると、4人は1箇所に集まって作業していて、その間隔は数m程度。

そのうちの2人に雷が落ちた・・・ということかもしれない。

 



 

 

 

 

(2020年9月3日 修正1 ;追記)

 

2020921713分に毎日新聞からは、雷雨の中で作業していた推定背景など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

長野県小諸市で822日夕、農作業中の外国籍の男女2人が雷に打たれ、1人が死亡、1人が依然として意識不明の重体になっている。

 

「落雷の多い地域ではない」と地域住民が声をそろえる現場周辺で起きた落雷死亡事故。

 

地元で話を聞くと、不幸な事故はさまざまな要因が絡んで発生した可能性が高いことが分かってきた。

 

「最初はポツポツだったけど、西の方から辺りの山より低い雷雲がやって来て、あっという間に豪雨になった」

そう話すのは、落雷事故があった畑から100メートルほどの場所に住む男性。

 

「あの日の夕方は、近くで何カ所も雷が落ちた。一筋の雷から何本も枝分かれして畑や木に落ちていた。こんな経験は初めて」と興奮気味に話す。

「あの大雨と落雷の中、まさか農作業をしている人がいるとは思わなかった」と振り返る。

 

小諸署などによると、822日午後5時半ごろ、小諸市柏木の畑で複数人でサニーレタスの苗を植えていたところ、男女2人が雷に打たれたという。

 

スリランカ国籍の男性(34)は翌日死亡し、タイ国籍とみられる30代くらいの女性は、今も意識不明の重体が続いている。

2人とも、落雷を受けたとみられるやけどを負っていた。

 

落雷対策を手掛け、雷情報を提供する民間気象会社「フランクリン・ジャパン」(相模原市)によると、822日は県内で約8900回の落雷が発生していた。

 

直近3年の8月の平均落雷数約9300回に匹敵する落雷が、この日に発生した。

 

同社によると、

▽午後231600回(上田市付近)

▽同342700回(上田市付近)

▽同451100回(安曇野、上田、小諸市付近)

▽同561600回(東御、小諸市、御代田町付近)

と、死亡事故が発生した時間帯に、現場周辺で多くの落雷が発生していた。

 

なぜ、雷雨の中で苗植えをしなければならなかったのか。

 

小諸市内の農業法人の担当者は、「この時期、たった1日、苗植えが遅れただけで、天候によっては収穫ができなくなることもある。早く植えたいという気持ちは分かるが……」。

 

朝夕の気温が下がり始めるこの季節の苗植えのタイミングが収穫に大きな影響を与えるといい、繁忙期での作業を進めたい考えに理解は示すものの「雷が多い地域ではないにしろ、あの雷雨の中での作業は危険過ぎる」。

 

県内の農業の特有の事情として、外国人技能実習生の存在が欠かせないことも事故の背景にあったのでは――と推測する。

 

「今年は新型コロナウイルスの影響で外国人技能実習生が入国できなかったことで人手不足に拍車がかかり、例年より農作業が過酷になっている」と解説する。

 

小諸市の担当者も、「新型コロナの影響で人手不足になり、今年は耕作面積を減少させたという話も聞いた。農作業中の事故防止に向け、今まで以上に注意喚起していきたい」と警戒を強めている。

 

https://mainichi.jp/articles/20200902/k00/00m/040/139000c

 

 

 

(2020年9月10日 修正2 ;追記)

 

2020992123分にNHK信州からは、意識不明だった女性も死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

もうひとりの女性も意識不明の状態になっていましたが、警察によりますと、9日午後3時すぎ、死亡したということです。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20200909/1010015103.html 

 

 

 

 

(2021年2月16日 修正3 ;追記)

 

20212151952分にYAHOOニュース(信越放送)からは、雇用主が労働基準法違反で書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

労働条件を明らかにせずに2人を含む外国人4人を雇用していたとして、雇用主の小諸市の農業の男が書類送検されました。

 

小諸労働基準監督署の調べによりますと、男は賃金や労働時間などの労働条件を明らかにしないまま外国人4人を雇用した、労働基準法違反の疑いが持たれています。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/722f125a20c9012cdab455024f127557e3f98020 

 

 

 




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20207221042分にYAHOOニュース(ロイター)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

モスクワ郊外のスタジアムで今月4日、サッカーのユース選手(16)が雷に打たれる事故があった。

 

スタジアム内のカメラがその瞬間をとらえていた。

 

選手らがウォーミングアップをしていたところ、ゴールキーパーの選手に雷が落ちた。

 

選手は意識を失ってその場に倒れた。

 

コーチが駆け寄ると、選手のジャージの前部は焼け焦げていたという。  

 

幸い、選手は胸部のやけどだけで命に別状はなかったが、事故当時、関係者は最悪の事態を想定したという。

 

選手は半月ほどでクラブに戻ってきた。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/5afc48d3ca3db683287780547ff1ef583287299a

 

 

7221654分にgooニュースからは、2分ほど心肺停止状態になっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ロシアのズナーミャ・トルーダの16GKがピッチ上での落雷事故から復活を果たした。

 

イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。

ロシア3部のズナーミャ・トルーダのユースチームに在籍するロシア人GKイヴァン・ザボロフスキは、今月初めに行われたトレーニングセッションの際、ピッチ上で落雷事故の被害に。

トレーニングユニフォームの前面が焼け焦げるなど、感電による損傷を受けたザボロフスキは、2分間ほど心肺停止の状態となっていたが、コーチングスタッフらの応急処置の末に息を吹き返し、すぐさま地元の病院に緊急搬送。

その後、しばらくは昏睡状態に陥っていたものの、担当医が「幸運な星の下に生まれた」と語るように、奇跡的な回復を見せたザボロフスキは、事故から約3週間後に無事にトレーニング復帰を果たした。

ザボロフスキは『ロイター通信』のインタビューで、「呼吸するのは困難だったけど、それだけだよ。今は徐々に回復しているし、すべてが正常に戻りつつあるよ」と、落雷事故を回想。

 

なお、事故当時の記憶は全くなかったという。

また、ザボロフスキは待望のトレーニング復帰と共に、21日にはズナーミャ・トルーダとのトップチーム契約締結が発表されている。

 

https://news.goo.ne.jp/article/ultrasoccer/sports/ultrasoccer-378212.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、ロイター映像の4コマ。

 

1コマ目には、画面右のほうにゆっくりと歩いているゴールキーパーの姿が映っている。

 

2コマ目は、雷が直撃した瞬間。

実験設備での写真や映像は見たことがあるが、実際の現場映像は極めて珍しい。

 

3コマ目は落雷直後。
煙が漂っているように見える。

 

4コマ目で空の様子が分かる。

見る角度によって違うのだろうが、このコマを見る限り、雷が落ちるような雲の色には見えない。

 







 

 

 

 

 

 

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2020761427分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

発達した積乱雲のもとで起きる、雷。

雷は、高いところに落ちるという性質があります。

 

高いところへ直接落ちるのが、「直撃雷」。  

実験でも、コンクリートが砕け散る破壊力です。

木材からは炎が上がり、これが火災の原因になることもあります。  

 

また、木の近くに人が立っていると、木に落ちた雷が人に飛び移る「側撃雷」が起きることがあります。

 

木のそばは、極めて危険です。  

 

2012年、大阪では、野外コンサートの開演を待っていた、20代の女性2人が、木の下で落雷に遭い、死亡する事故が起きました。

 

落雷による死傷者のほとんどが、この「側撃雷」によるもので、毎年のように全国で発生しています。  

 

雷は、金属を着けていなくても、落ちます。

金属のアクセサリーを着けた人形と、金属を着けていない人形の2つを並べて、雷を落とす実験をすると…  どちらにも、同じくらい雷は落ちるのです。

金属や、電気を通しづらいゴム製品などを身に着けていても、雷には、関係ないのです。  

 

一方、意外にも、電線の下に立っていれば、落雷の危険性は低くなります。  

「電線自体が避雷針の役割をするため、電線の下の歩道などは落雷からの保護範囲となります」(記者リポート)  

周りに避難する建物がない場合などには、有効な手段となります。  

 

温暖化や気候変動で、今後激しい雨とともに、落雷の頻度が増えるという予測もあります。

 

本格的な雨の季節を前に、雷から身を守る方法を確認しておきましょう。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3ec450b5f001649db674cd83b5bca0ef666ee6

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

他の情報も確認したところ、45°の保護角以内にいれば大丈夫とのことだった。

 

 

 

 

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20206152010分に「めるも by GMO;テックインサイト」から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

シャロン・ストーン( 62)が過去に自宅で落雷に遭い、意識を失った事実を告白した。

 

今年後半に発売予定の自叙伝『The Beauty of Living Twice』のプレビューのためにゲスト出演したポッドキャストで、その経験を明かした。

現地時間11日、ポッドキャスト『Films To Be Buried With Brett Goldstein』に出演したシャロン・ストーンは、過去に落雷に遭った体験を生々しく語った。

「自宅には井戸があって、アイロンに井戸水を入れようとしていたの。片手を蛇口に置いて、もう片方の手にはアイロンを持っていたわ。」

「そうしたら井戸に雷が落ちて、雷が井戸水を伝わってきた。その勢いで私は投げ飛ばされて、キッチンを横切って冷蔵庫にぶつかったのよ。ワオ!って感じだった。」

その後、シャロンは気を失ってしまい、母親のドロシーさんに頬を叩かれて目を覚ましたという。

「気が付いたら母がそばに立って、私の頬を叩いていた。私はトランス状態だったわ。どう表現すればいいのか分からないけど、すごく眩しかった。」

すぐにシャロンはドロシーさんが運転する車に乗せられ、病院に連れて行かれたという。

心電図検査の結果、体内に電流が走っていたことが判明し、しばらく経過を見るために10日間通院したそうだ。

シャロンはこれ以外にも、過去に死の淵をさまようほどの経験をしている。

 

2001年には43歳で脳卒中を起こし、9日間にも及ぶ脳内出血を経験した。

インタビューでは、このことについて「色々あって、クレイジーだわ」と明かしている。

さらに10代の頃には、事故によって頸静脈を切断する寸前だったことも告白した。

「物干し綱に引っかかったの。それで、首が頸静脈から1.5ミリ近くまで切れたのよ。」

そんなシャロンは昨年、『Variety』誌に自身の状況についてこのように話していた。

「仕事で居場所を失ったわ。私は、最も話題の映画スターみたいな感じだったのよ。ダイアナ妃みたいな感じで、とても有名だった。でも、ダイアナ妃が亡くなって、私は脳卒中を起こした。そして私達は忘れ去られたのよ。」

さらに2018年に『Radio Times』誌のインタビューに応じたシャロンは、2001年に経験した脳卒中の後遺症についてこう述べていた。

「脳卒中を起こして家に戻った後、ほとんど歩けなかった。腰が不安定でね。左目は見えないし、左耳は聞こえなかった。」

「あの後3年間ぐらいは自分の名前も書けなくて、もう一度、読み書きや話し方を習わなくてはいけなかったのよ。左足に感覚が戻るまで数年かかったけれど、最終的に感覚は戻ってきてくれたわ。」

TechinsightJapan編集部 寺前)

 

https://news.merumo.ne.jp/article/genre/9803455

 

 

616926分にYAHOOニュース(日刊ゲンダイ)からは、流れ出る水から雷光が上がってきたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

米女優シャロン・ストーンさん(62)が自宅キッチンにいた時、落雷を受けて吹き飛ばされたと、米メディアが伝えた。

命に別条はなかった。

 

「いま考えると、生きているだけでもラッキーでした」  

雷に打たれた時、ストーンさんは水道を使っており、流れ出る水から雷光が上がってきたと話している。

 

雷のエネルギーは凄まじく、ストーンさんはシンクから冷蔵庫まで吹き飛ばされて気を失った。

 

幸い母親が自宅におり、気を失ったストーンさんの頬を叩いて正気を取り戻させて、すぐに車で病院に連れていった。  

心電図をとると、電流が通り抜けた痕が見られたという。

 

「雷光に体が持ち上げられて、キッチンの端まで運ばれたのです。すごい力でしたし、凄まじい光でした」  

 

落雷に遭い、心肺停止による死亡事故は散発しており、ストーンさんは強運の持ち主と言えるかもしれない。

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a557631d7dfd9d0fec887de0883795928c5c39b3

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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