2021年8月24日23時52分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2014年に兵庫県加東市内の県道で起きた交通死亡事故は道路管理の不備が原因として、亡くなった運転手に代わり、全国共済農業協同組合連合会(東京)が兵庫県に賠償を求めた訴訟の判決が24日、神戸地裁であった。
久保井恵子裁判長は県の過失を認め、2060万円の支払いを命じた。
訴えは、遺族に共済金を支払った原告が賠償請求権を取得して起こした。
判決によると、14年12月1日午前9時半ごろ、加東市新定の県道で、トラックが水たまり(長さ約35メートル、幅約3メートル、深さ約15センチ)に車輪を取られて横転。
運転していた同市の男性=当時(77)=が亡くなった。
久保井裁判長は、県道の排水溝に落ち葉がたまって雨水の排水が妨げられ、水たまりができたと認定。
地形などから落ち葉や枯れ木の堆積は予見でき、県には、掃除するなどして道路の安全を確保する必要があったと判断した。
シートベルトをしていなかった男性にも2割の過失があるとして、賠償額は請求額の2419万円より減額した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/637ecfab083a66f07b07d4049e82fd944ab3ce15
2021年8月23日18時32分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都新宿区と文京区内の一部地域で、ガス管の破損によって21日からガスの利用ができない状態が続いている。
両区は、この事態を受け、区内の公衆浴場などの無料開放を始めた。
新宿区や東京ガスによると、21日午後4時ごろから、新宿区山吹町や早稲田鶴巻町の一部など、文京区の関口1丁目の一部でガスの供給が止まった。
水道管から水が漏れ出し、地中の圧力が高まったことから、下にあったガス管が破損したことが原因とみられるという。
東京ガスによると、23日午前9時半時点で、新宿区で3157戸、文京区で3405戸の計6562戸でガスの供給ができない状態が続いている。
順次、復旧作業をおこなっており、24日の復旧を目指しているという。
無料開放されるのは、新宿区では、区内すべての公衆浴場19カ所。
利用者は、番台でガスの供給が止まっていることを申告する。
文京区は「君の湯」と「ふくの湯」の2カ所を無料で開放する。
また、文京スポーツセンター、江戸川橋体育館、目白台運動公園、福祉センター江戸川橋、和敬塾ではシャワー利用ができる。
利用の際は、施設の窓口に健康保険証など住所の分かるものが必要。
音羽地域活動センターでは非常食の配布を行う。
https://www.asahi.com/articles/ASP8R5VV2P8RUTIL03B.html
8月23日10時31分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、ガス管に水や土砂が詰まったことが原因だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京ガスによれば、21日午後4時20分ごろ利用者から「ガスが出ない」と通報があり、付近の新宿区と文京区の一部あわせて、6507戸でガスの供給ができない状況になりました。
ガス管に水や土砂が流入して詰まったことが原因とみられています。
ガスの供給停止から約40時間経過した23日朝には、200戸の開栓作業が始まり、順次続けるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/95b588568a9541dc09cd835d01dc2272531f6d25
8月25日18時58分にテレビ朝日からは、サンドブラスト現象で穴が開いた可能性がある、平坦な地形ゆえガス管の中に入った水が抜けにくいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
ガスが止まった理由は、ガス管自体に問題があった可能性以外に、こんな要因も…。
経済部・延増記者:
「一つ考えられているのがサンドブラスト現象という可能性が指摘されています。どういう現象かと言いますと、ガス管の近くにある水道管が何らかの原因で破裂。飛び出した水が土砂を巻き込んでガス管に圧力を加えます。土砂がガス管を摩耗して、ガス管に穴を空けたという現象」
東京ガスは当初、24日の復旧を見込んでいましたが、まだ作業は続いています。
時間がかかっている理由は、その地形。
経済部・延増記者:
「ガス管をひいているエリアがフラットな地形。ガス管に傾斜がありますと、局所的に水が集まりますのでそこから水を抜けば簡単に復旧作業ができると。今回の、ガス管をひいているエリアはフラットな地形のため、水を抜く作業が広範囲に及ぶことが時間のかかる最大の要因なんですね」
東西1000メートルに広がる大工事となったことで、時間がかかっているといいます。
東京ガスは26日の復旧を目指し、作業を続けています。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000226713.html
8月26日21時31分に朝日新聞からは、113戸を残し復旧したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京ガスは26日、供給が止まっていた6562戸のうち、6449戸(98・3%)が復旧したと発表した。
残る113戸については、復旧のめどがたっていないという。
同社によると、ガスの供給停止が続いているのは文京区関口1丁目の集合住宅2棟、計113戸。
26日中に全ての復旧作業を完了させる計画だったが、敷地内のガス管の形状が複雑なため、作業が難航しているという。
ガスが利用できない世帯に対しては、個別に宿泊施設を手配するなどの対応を取っている。
今回のトラブルの原因について同社が調べたところ、新宿区山吹町内に敷設されていたガス管が破損しているのがみつかり、そこから東西1キロ、南北400メートルの範囲のガス管内に水や土砂が流れ込んでいたという。
周囲の水道管から漏れた水が入り込んだ可能性があり、都水道局などとともに調べている。
https://www.asahi.com/articles/ASP8V6X5GP8VUTIL06G.html
2021年10月1日8時30分に朝日新聞からは、東京ガスは情報周知手段として今回初めてツイッターを使用し、計37回発信、そのせいか苦情は少なかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月下旬、東京都内で計6千戸超が最大で7日間、ガスが止まった。
東京ガスによると、同社の供給停止事故としては過去最大規模だったが、意外にも苦情は少なかった。
背景にあったのは、住民への情報周知手段として、同社として初めて使用したツイッターだったという。
発生は8月21日夕方。
「ガスが出ない」という東京都内の住民からの通報だった。
社員が調べると、同社のガス管に大量の土砂や水が入りこんだのが原因とみられた。
被害は新宿区、文京区の広域にわたっていた。
そこで活用することにしたのがツイッターだ。
これまではホームページなどで復旧見通しなどを載せていたが、ホームページだと情報は「一方通行」だった。
ガスが止まっている地域の利用者が見てくれているかもわからないし、反応も見えにくい。
だが、ツイッターだと、リアルタイムで情報を発信でき、利用者側からすれば、「返信」や「転送」の機能もあるので、発信者に要望を伝えたり、近所の人に発信情報を転送したりできる。
また、ツイッターには、発信情報を評価する「いいね」の表示機能もあるので、発信する側も、情報が評価されているかどうかの判断材料にもなるからだ。
当日の夜から、おわびとともにガス供給の見通しを告知する、と発信。
全戸復旧まで、のべ37回のツイートをした。
対象エリアごとに、どの程度の戸数が復旧したのか、工事の進捗(しんちょく)率などを逐一報告するとともに、工事現場の写真も発信した。
【苦情どころかねぎらいも】
手探りだったが、苦情どころ…
(以下は有料)
https://digital.asahi.com/articles/ASP9Z55NNP9JUTIL001.html
2021年6月23日17時27分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
平成29年、熊本市東区の県道で、隣接する斜面から倒れてきた高さ9メートルの木が乗用車を直撃し、運転していた32歳の男性が死亡しました。
この事故をめぐって、男性の遺族は、事故の原因は木の所有者と県道を管理する熊本市が適切な管理を怠ったことにあるとして、熊本市などに5500万円余りの賠償を求める訴えを起こしました。
23日の判決で、熊本地方裁判所の中辻雄一朗裁判長は、「管理する道路内に、周囲の私有地から木が倒れ込まないように対策するのは市の義務だ。さらに、この事故の以前にも木が倒れ、走行車両が損傷する事故が起きていて、本件の発生も予見できたのに、市がフェンスや防護柵を設置するなど十分な対策を行わなかった」として、原告の請求をほぼ認め、熊本市などに対し5100万円あまりの支払いを命じました。
判決について、熊本市土木センターは「判決文が届いていないのでコメントできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20210623/5000012618.html
※事故当時の状況は以下の報道参照。
2017年6月26日12時26分に朝日新聞からは、木は根っこから倒れ、直径30㎝の枝が屋根を直撃したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後7時半ごろ、熊本市東区下南部3丁目の県道で、道路脇の木が倒れて走行中の乗用車を直撃した。
運転していた同区渡鹿8丁目の介護福祉士、小島さん(32)が頭を強く打って死亡した。
熊本東署が同日、発表した。
熊本市都市建設局東部土木センターによると、倒れた木は高さ約9メートル、幹の直径約50センチ。
熊本東署によると、木は根っこから倒れ、直径約30センチの枝が車の運転席側の屋根を直撃していた。
屋根が大きくへこみ、フロントガラスは割れていた。
木が倒れた原因について、同署が調べている。
この事故により、県道は約3時間にわたり通行止めとなった。
https://www.asahi.com/articles/ASK6V3GBFK6VTLVB005.html
2017年6月26日1時29分に日本経済新聞からは、木は腐っていた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後7時半ごろ、熊本市東区下南部3の県道145号で、倒木が乗用車を直撃した。
運転していた同区渡鹿8、介護士、小島さん(32)が心肺停止状態で救助され、搬送先の病院で死亡が確認された。
熊本県警と市によると、木は長さ約9メートル、直径約50センチで、現場付近の斜面に植わっていたとみられる。
腐っていた可能性があり、倒れた原因を調べる。
通行人から「土砂崩れがあり、車内に人が閉じ込められている」と110番があったが、崩落は確認できなかった。
〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG25H68_V20C17A6CC1000/
また、2017年7月15日9時49分に弁護士ドットコムニュースからは、市は3年前に木の所有者に対し伐採を文書で依頼していた、法律上は市にも責任があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本市によると、生い茂っている竹などが道路に倒れてきそうだったため、2014年に1度、文書で土地の地権者に対して木の伐採を依頼した。
地権者は対応しないままで市が処理したこともあるというが、市の担当者は「樹木の処理を地権者がするのは、当然のことと考えている」と話した。
道路付近で生い茂る木々による事故が起きた場合、地権者に責任があるのだろうか。
それとも道路管理者も何らかの責任を負うのか。
湯川二朗弁護士に聞いた。
●安全性を欠いている場合、土地所有者は損害賠償義務を負う
土地所有者の責任はどうなのか。
「木竹の植栽または支持に、通常有すべき安全性を欠いている『瑕疵』があることによって他人に損害を生じたときは、その木竹の占有者・所有者がその損害を賠償する義務を負います(民法717条1項、2項)。
今回の場合、道路に面した土地に大きな木が生えていて、それが道路に倒れてきそうな状況でした。
また、木の大きさからすれば、それが倒れたときは道路通行者に危害を及ぼすことは当然に予見されたでしょう。
さらに、道路管理者である市からも『生い茂った竹などが道路に倒れてきそう』と木の伐採を依頼されていたのに、それに対応しなかったというのですから、木の生えている土地の所有者は、事故の損害を賠償すべき義務を負います」
●道路管理者も地権者任せにしておくことは許されない
では、道路管理者である市の責任はどうなのか。
「道路や河川など、国や公共団体が設置・管理する『公の営造物』に『瑕疵』があったために他人に損害を生じたときは、これを賠償する責任があります(国家賠償法2条1項)。
道路として通常有すべき安全性を欠くときは、道路の管理に瑕疵があるとされます。
木竹が生えているのが道路敷の外の私有地であったとしても、その木竹が道路上に生い茂り、道路に倒れてきそうなことを道路管理者が認識しており、現実にその木竹が道路上に倒壊して道路の通行を妨げたような場合は、道路として通常有すべき安全性を欠いていると言わざるを得ません。
そのため、道路管理に瑕疵があったと言うことができ、道路管理者である市は国賠法2条の責任を負います。
さらに、道路管理者は、道路を常時良好な状態に保つように維持し、修繕し、一般交通に支障を及ぼさないように努めなければなりません(道路法42条1項)。
また、道路の交通に及ぼすべき危険を防止するため必要があるときは、道路に接続する区域を沿道区域として指定して、当該土地、竹木の管理者に対して交通の危険を防止するため必要な措置を講ずべきことを命ずることができます(道路法44条1項、4項)。
さらには、道路管理者自ら代執行もできるのですから、道路の状況によっては、道路管理者がそれらの道路管理義務を怠ったとして国家賠償法1条の責任を負うことも考えられます」
今回のケースで、市は処理をしたこともあるそうだが、結果的に事故が起きてしまった。
「担当者が言うように『樹木の処理を地権者がするのは、当然のこと』だとしても、地権者任せにしておくことは許されません。
実際に現場を詳しく調査してみないとわかりませんが、もし、処理が不十分なものであったとするならば、木竹の占有者・所有者の民事上の責任と市の国賠法上の責任は、共同不法行為として連帯責任になるものと考えられます」
https://news.livedoor.com/article/detail/13341276/
(2022年12月29日 修正1 ;追記)
2022年12月26日18時13分にNHK熊本からは、遺族が木の所有者と市に損害賠償を求めた裁判で市への賠償命令が確定したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性の遺族などは、木が倒れたのは管理に問題があったからだと主張して、県道を管理する熊本市と木があった土地の所有者に賠償を求め、1審の熊本地方裁判所は「管理する道路内に周囲の私有地から木が倒れ込まないように対策するのは市の義務だ」と訴えを認めました。
また、2審の福岡高等裁判所も「道路に木が倒れることは予測できた」として、市と所有者にあわせておよそ5000万円の賠償を命じました。
判決を不服として熊本市が上告していましたが、最高裁判所第1小法廷の山口厚裁判長は26日までに上告を退ける決定をし、市の敗訴が確定しました。
熊本市土木総務課は、「亡くなられた方に心よりお悔やみ申し上げます。最高裁の判断を重く受け止めます。今後はこのような事故を防止するため、道路管理者として安全確保に努めてまいります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20221226/5000017862.html
12月27日20時59分にYAHOOニュース(熊本日日新聞)からは、防護柵を設置するなどしなかった瑕疵が市にあったと地裁は判断していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年6月の熊本地裁判決は「倒木の危険性がある土地にもかかわらず防護柵設置などの対策を欠き、市の管理に瑕疵[かし]があった」と判断。
福岡高裁も今年1月、「市は倒木を予見できた」として一審判決を支持していた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc443a035201cd8c8814f7aece0e9338b7f6fbe3
(ブログ者コメント)
〇市の控訴理由資料中、現場の地図と事故翌日の写真が掲載されていた。
https://kumamoto-shigikai.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=47&id=810&sub_id=1&flid=2111
〇今後、同様の事案が生じた場合、自治体としては木の所有者に処置を求めるだけでなく、所有者に聞き入れられなかった場合は防護柵の設置など、何らかの物理的対応をせざるを得なくなったというように読み取れる。
ということは、1個人の無責任な態度に税金を使って対応せざるをえないことになり、なにか熱海市の土石流災害の対応に通じるものを感じてしまった。
〇1審2審の判決を受け、木の所有者がどう対応したのかなど、情報がないか調べてみたが見つからなかった。
2021年6月11日18時40分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
公園の地面から突き出ていた鉄筋の棒。
13歳の男子中学生が15針を縫う大けがです。
掘り出された鉄筋。
東京・足立区の新田さくら公園に埋まっていました。
鉄筋が見つかったのは2日。
園内で遊んでいた男子中学生が転倒して、ひざの下あたりが鉄筋に当たり、15針を縫うけがをしました。
鉄筋があった原因について「施工業者が抜き忘れた可能性がある」としていましたが、足立区の公園管理課は「工事には様々な業者が関わっていて、現時点で調査中」としています。
さらに、別の可能性も…。
担当者によりますと、この場所の地下は土だけで、鉄筋は使っていないというのです。
公園の舗装を手掛ける業者も…。
「舗装工事等で鉄筋を使うことはまず一般的にはないですね。もし(鉄筋を)利用する場合はコンクリートで固めちゃって鉄筋はコンクリートの中に収まる形になりますので」
だとしたら、なぜ…。
足立区の別の公園では去年、砂場で大量の「つまようじ」が見つかりました。
こうした行為は、いたずらかもしれませんが、「けが」や「心理的な不安」ははかり知れません。
一方、今回見つかった鉄筋。
地面に垂直に近い状態で、担当者によれば、地表に「数ミリ」出たような状況だったといいます。
担当者は悪意のある行為だった可能性も捨てきれないとしています。
この公園では、他にも地中から鉄筋3本と杭が1本見つかりました。
足立区は今後、金属探知機を使ってさらに詳しく調べ、約60の公園も調べるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c910b97ed0abfdfb9e1dbf7352c34a278e2078d5
6月10日18時33分にTBS NEWSからは、鉄筋の長さは30㎝だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄筋は地面から数センチ出ていたということで、区の職員が引き抜いたところ、直径10ミリで、長さは30センチあったということです。
周辺からは、他にも同様の鉄筋3本とロープを地面に固定する鉄の杭1本が埋まっているのが見つかり、取り除かれました。
公園は2010年の施工で、工事の際、業者が残した可能性もあるとして、区が調査しています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4288972.html
6月10日21時21分に日テレNEWS24からは、管理人が引き抜こうとしたが引き抜けなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後、公園の管理人がこの棒を引き抜こうとしたものの、抜くことができず、区への報告を怠りました。
翌日、中学生の保護者から連絡を受けた区は、この棒を掘り起こして撤去しました。
https://www.news24.jp/articles/2021/06/10/07887618.html
6月10日17時20分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、定期的な清掃や点検を行っていたが気付かなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄筋の棒は、園道を舗装する工事の際に地中に埋められ、施工業者が抜き忘れたと考えられるもので、これが地面に露出して事故につながったとのことです。
公園では定期的に清掃や点検が行われていましたが、この棒には気付かなかったということです。
区は今後、金属探知機を使用し、この公園全域を調査するほか、近年工事を行った区内の公園、およそ60か所についても調査を行い、再発防止に努めたいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e674369c03c38a18dedf067452a2d1de68cc03c
(ブログ者コメント)
垂直に、人の力では抜けないほど強固に埋っていたということで、悪質行為だったことも考えられる。
ただ、もしそうだったとすれば、テレ朝の鉄筋アップ映像で、先端がもっと潰れていてしかるべきかな?という気もする。
そういった原因推察はさておき、ここでは日常管理での見落とし事例として紹介する。
2021年5月1日6時0分に上毛新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
群馬県伊勢崎市は30日、同市連取町の元町公園の遊具が破損し、この遊具で遊んでいた5歳の男児と3歳の女児が24日にそれぞれ軽傷を負ったと発表した。
壊れたのは、乗って揺れながら遊ぶ木製スプリング遊具で、対象年齢は3~6歳。
24日午前9時10分ごろ、男児が遊んでいたところ、ばねが付いている台座部から、両手を掛ける部品が外れて胸を打った。
その後、男児と保護者が医療機関に向かって現場を離れていた間に誰かが外れた部品を元に戻したとみられ、同10時10分ごろ、女児がこの遊具を使って鼻をけがした。
市によると、遊具は1999年設置。
4月2日に点検したばかりで、破損原因は不明という。
市は、この遊具と同タイプの遊具計4基を市内の公園から撤去し、改めて全ての遊具の安全点検を行うとしている。
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/291821
4月30日18時42分に群馬テレビからも同趣旨の記事が、壊れた遊具の写真付きでネット配信されていた。は、
この遊具は、今月2日に日常点検を行っていて、そのときに異常は確認されませんでした。
同じタイプの遊具は、このほか元町公園に2つと連取中央公園に1つありましたが、いずれもおととい撤去しました。
https://news.livedoor.com/article/detail/20118943/
5月2日17時30分に読売新聞からは、2人とも転落していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、24日午前9時10分頃、男児(5)が木製のスプリング遊具に乗って遊んでいたところ、取っ手と台座の接合部の木が裂けて転落し、胸を打撲した。
取っ手は別の来園者によって戻されたが、女児(3)も転落して顔にすり傷を負った。
この遊具は1999年の公園開設時からあり、今年4月2日の点検時には異常はなかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210501-OYT1T50108/
2021年4月21日8時6分にYAHOOニュース(沖縄タイムス)から下記趣旨の記事が、事故が起きた遊具の写真付きでネット配信されていた。
沖縄県宮古島市の高野漁港内多目的広場にある木製船型遊具の付属部品が、遊んでいた2歳の幼児の足に落下し、指を骨折していたことが20日、分かった。
座喜味一幸市長が同日開いた会見で明らかにした。
座喜味市長は、「市の管理不備があったことを市民に報告するとともに、けがをされたお子さまとご家族におわび申し上げる」と陳謝した。
事故は3月25日午後2時ごろ発生。
市によると、帆船を模(も)した遊具に付属する直径40センチ、重さ6・1キロのステンレス製ハンドルが、約1メートルの高さから幼児の右足の指に落下し、骨折したという。
幼児は全治2カ月の見込み。
施設は設置から15年ほど経過。
市は毎月、公園遊具を点検しているが「見落としがあったと思われる」とした。
何らかの理由でボルトの締め付けが緩んでいたとみている。
事故を受けて同日、遊具の使用を禁止したほか、15日から市が管理する全施設の点検・確認作業を進めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab66385574d83fb33f5b205e8942d3c0012494bf
4月21日9時5分に宮古新報からは、事例の横展開調査で危険個所が見つかっているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月25日、平良東仲宗根の高野漁港で多目的広場に設置された木製船型遊具のステンレス製ハンドルが突然外れ、落下する事故が発生した。
遊んでいた市内在住の2歳8カ月の幼児が右足の指を骨折し、全治2カ月のけがを負った。
これを受け座喜味市長は20日会見を開き、幼児と家族へ謝罪した。
市の施設に管理不備があったとして市民にも謝罪し、再発防止の徹底を図るため、市全域で施設の安全確認を行うとした。
幼児の保護者より7日電話連絡があり、市職員が現場を確認、遊具を使用禁止とした。
13日、市部長以下と幼児及び保護者が面談、事故状況を確認し、口頭で謝罪した。
幼児の治療費は市が負担するが、今後の対応については保護者と協議中という。
農政課所有の農村公園3カ所の遊具を調査。
イムギャーマリンガーデン公園のジャングルジムが老朽化で破損しているとして使用中止とした。
修繕は不可能として、撤去を検討している。
また、同公園の転落防止柵の破損を確認。
早急な予算措置を行い修繕する。
市は月に1回程度公園などの施設を清掃、点検を行っているとしたが、不備があったことを認めた。
15日に市内全域の施設で安全確認を実施するよう指示したという。
2020年2月16日15時45分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
後を絶たない用水路事故の実態把握に向けて、県は新年度以降、消防と連携して、死亡事故だけではなく、けがをした事例についても情報の収集を行っていくことになりました。
この方針は15日富山市の県民会館で開かれた県の用水路事故防止対策推進会議で示されました。
会議では県の担当者が今年度行った対策を紹介し、国が対策費用を全額補助する事業などを利用して例年の12倍にあたる24キロの柵を設置する予算を確保したことや、用水路を所有・管理する土地改良区などに所属する「安全対策推進員」が事故防止に向けた啓発活動を行ったことなどを説明しました。
そして新年度の取り組みとして、事故の実態把握に向けて消防と連携して、死亡事故だけではなく、けがをした事例についても情報の収集を行って傾向を分析した上で対策につなげていくことや、1月の大雪などで用水路への転落事故が相次いだことを受けて今年度初めて春と秋に設けた「啓発期間」を冬にも実施する方針を明らかにしました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20210216/3060006684.html
(ブログ者コメント)
富山県は用水路転落死亡事故多発県。
にもかかわらず、これまで死亡事故しか情報収集してこなかったことに少なからず驚いた。
傾向分析するならヒヤリ事例も含めたほうが良さそうな気がするが、そういった事例は記録に残っていない・・・・のかもしれない。
2021年1月10日5時1分にYAHOOニュース(徳島新聞)から下記趣旨の記事が、当該遊具の写真付きでネット配信されていた。
徳島県板野町那東の県立公園「あすたむらんど徳島」で昨年12月29日、県外の60代男性が遊具から転落して死亡していたことが9日、分かった。
県や公園の指定管理者は事故を公表していない。
指定管理者によると、事故は12月29日午後4時半ごろ、ジャングルジムと滑り台を組み合わせた「わんぱく砦(とりで)」で発生した。
娘と遊んでいた男性が、2階に上がる階段から地上に転落したとみられる。
男性は全身を強く打って病院へ運ばれ、同日死亡した。
目撃者はいない。
公園では30日、指定管理者が遊具を閉鎖して安全点検を行い、問題がなかったとして31日に利用を再開した。
死亡事故を受け、掲示板などで注意喚起する予定はないという。
県の担当者は「結果として人が亡くなったことは非常に残念だが、県や指定管理者の施設運営に不備や瑕疵(かし)があったわけではない。公表を望まない遺族の意思を最優先しており、指定管理者が公表しなかったのは妥当な判断」とした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/363a08583ef7e2d332fb9a661dad25a1f3f90af9
2021年1月7日9時16分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、破断面などの写真付きでネット配信されていた。
奈良県葛城市の交差点で3日、道路標識が倒れているのが見つかった。
犬の小便などの影響で、支柱の根元が腐食したことが原因らしい。
こうした標識の倒壊で、通行人がけがをした事例も過去にある。
今回の倒壊を受けて、県警は大型標識を緊急点検する。
県警によると、3日午前10時20分ごろ、奈良県葛城市弁之庄の交差点北側に立っていた道路標識が倒れていると通行人の女性から署に通報があった。
けが人はなかった。
標識は高さ約5メートル。
鉄製の支柱は直径約15センチ、厚さ約5ミリ。
1996年設置で、一時停止や横断歩道などを示していた。
支柱の下部に変色があったといい、犬の小便などの影響でさび、強風にあおられて折れたと県警はみている。
【1800本を緊急点検へ】
所管する高田署によると、道路標識の点検は、管内を地域ごとに区切り、毎月1日に順次行っているという。
目視し、異状があれば押すなどして調べていたが、今回倒れた標識について異状は把握していなかったという。
交通規制課によると、道路標識の耐用年数は50年ほど。
ただ、犬の小便や凍結防止剤、草刈り機でついた傷から水が入ることなどが原因で腐食が進むという。
道路標識の倒壊は事故につながりかねない。
2019年には岐阜県で、倒れた標識に当たって小学生の男児が軽傷を負った。
17年にもさいたま市で、女性が倒れた標識に当たって軽いけがをした。
今回の倒壊を受けて、奈良県警は21年3月末までに、設置から10年以上になる県内の大型道路標識約1800本を緊急点検する。
交通規制課の西岡次席は、「標識に異状があれば、県民からも県警に連絡をいただきたい」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASP1673NJP15POMB008.html
(ブログ者コメント)
〇地中で腐食しているケースもあるので、「目視し、異状があれば押すなどして調べる」のではなく、「点検時は押して調べる」としたほうがよさそうな気がする。
〇本ブログでは過去に、さいたま市などでの同種事例を何件か紹介している。
2020年12月30日17時17分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
約4800世帯が断水している富津市で30日、水漏れした送水管の復旧作業が続けられた。
雨の影響などで作業は難航しており、大みそかの31日中の断水解消を目指している。
かずさ水道広域連合企業団によると、漏水箇所を修理するため、地下約5~7メートルに設置された送水管の掘り起こし作業が進められた。
現場は同市笹毛のJR内房線笹毛踏切付近で、送水管は36年前の1984年に線路下を通して設置された。
耐用年数は40年となっているが、線路反対側では96年にも水漏れがあった。
29日から断水が続く同市湊、天神山、峰上、竹岡、金谷の5地区では、給水車15台、給水タンク6台の計21台が稼働した。
給水所に来た主婦、神子さん(55)は「お風呂やトイレが困るし、正月準備はどうしよう。コロナも心配なのに…」と復旧を待ち望んでいた。
◆31日も給水車派遣
県は29日から県水道災害相互応援協定に基づき給水車を派遣。
県企業局や八千代市など県内10市町の協力のもと、31日も給水拠点5カ所に計13台を派遣する。
かずさ水道広域連合企業団の給水車やトラック約10台と合わせ、応急給水活動に当たる。
31日の実施場所は▽富津市民会館▽峰上出張所▽天羽小学校▽竹岡コミュニティセンター▽金谷コミュニティセンター。
いずれも午前8時~午後9時(予定)。
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/752970
2021年1月2日18時10分にNHK千葉からは、破損していた管の修復が1月2日未明に終わったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
かずさ水道広域連合企業団によりますと、2日未明、水漏れしていた水道管の修復が終わったということです。
現在は水道管内部の洗浄が終わった地域から順次、水道の供給を再開していて、2日午後3時の時点では、湊地区の大部分と天神山地区の一部の合わせて1771世帯が断水から復旧しました。
また、残るおよそ3100世帯についても、3日の昼までには全面的に復旧させたいとしています。
一方、臨時で設けられた給水所については、3日も引き続き開設することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210102/1080013201.html
2020年11月10日17時13分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月20日、北九州市小倉南区などに広がる平尾台で起きた山火事は17時間にわたって燃え続け、およそ20ヘクタールが焼けました。
北九州市はこの火事の原因について、作業員への聞き取り調査の結果をまとめました。
それによりますと、当時は10人で来年2月の野焼きに向けて火が燃え広がらないよう、事前に一部を焼く「防火帯」をつくる作業を進めていましたが、この際、火が消えたことを確認しなかったことが燃え広がった原因だとしています。
さらに、市の規則では12人で行うことになっていた作業を2人少ない10人で行っていたことも早期対応が遅れた原因だったとしています。
市は作業員を対象に安全講習を開くなどして、再発防止に取り組むことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20201110/5020007358.html
11月9日19時13分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、刈り取った草をバーナーで焼いていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
平尾台では当時、野焼きの準備のために刈り取った草をバーナーで焼いていく作業をしていましたが北九州市によりますと、完全に鎮火したことを確認しないまま作業を進めたことが火事の原因だということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b2fa724f735f7cb75849374e9b3865b232b3257
2020年10月24日21時34分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前、大阪・吹田市の万博記念公園で森の木が突然倒れて、近くを歩いていた40代の男性の頭に当たりました。
男性は入院して治療を受けていますが、命に別状はないということです。
万博記念公園を管轄する大阪府によりますと、24日午前11時ごろ、園内の遊歩道に、高さおよそ7メートル、幹の太さが直径30センチほどの木が突然倒れ込み、家族と一緒に歩いていた40代の男性の頭に当たったということです。
男性は入院して治療を受けていますが、意識はあり、命に別状はないということです。
現場は自然の森を再現した「自然文化園」内の遊歩道で、府によりますと木は道から5メートル以上離れた森の中に生えていて、根元から腐っていたとみられています。
公園の管理事務所では遊歩道沿いの街路樹は毎日点検していましたが、道から離れた木については行っていなかったということで、今後、園内のすべての樹木を点検することにしています。
大阪府の担当者は、「けがをされた方に深くおわびするとともに、今後こうした事故が起きないよう再発防止に万全を期します」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20201024/2000036460.html
2020年10月24日14時20分に中京テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日、岐阜県高山市の東海北陸自動車道で、バックするトラックに乗って交通規制用のコーンを回収していた作業員の男性(49)が転落し、ひかれて死亡しました。
警察によりますと、24日午前6時17分ごろ、高山市清見町二本木の東海北陸自動車道の下り線で、愛知県安城市の作業員・杉浦さん(男性、49際)が、トラックのゴンドラ部分に乗って交通規制用のコーンを回収中、何らかの原因で転落して、バックしてきたトラックにひかれました。
杉浦さんは病院に運ばれましたが、ろっ骨を折るなどしていて、その後、死亡が確認されました。
杉浦さんは、トラックに外付けされたゴンドラ部分に乗って、高速道路上に置かれた交通規制用のコーンをつかんで、荷台にいる同僚の作業員に手渡す作業をしていたということです。
トラックは、時速10キロから15キロでバックしていて、警察がトラックの運転手などから話をきくなどして、事故当時の状況を調べています。
https://www.ctv.co.jp/news/articles/x2x6yc4l7rdmgr3e.html
10月24日12時36分に中日新聞からは、ゴンドラには高さ80cmの柵があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜県警高速隊によると、杉浦さんは低速でバックするトラックの左後部に取り付けられた縦横各約50センチの足場に乗って作業をしていた。
足場には高さ約80センチの柵があった。
東海北陸道の飛騨清見インターチェンジ―小矢部砺波ジャンクション間は23日午後8時~24日午前6時、全面通行止めにして工事をしており、杉浦さんは工事後にコーンを回収していた。
https://www.chunichi.co.jp/article/142654
10月24日18時50分に岐阜新聞からは、走行車線と追い越し車線の間に設置していたコーンを回収していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県警高速隊によると、現場は中央分離帯のある片側2車線で、見通しの良いほぼ直線。
ゴンドラに乗った男性は、走行車線と追い越し車線の間に設置してあったロードコーンを回収し、トラック荷台にいた別の作業員に渡す作業をしていた際、誤って転落したとみられる。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20201024/20201024-285627.html
2020年10月22日8時22分にYAHOOニュース(山形新聞)から下記趣旨の記事が、現場写真付きでネット配信されていた。
21日午後4時半ごろ、酒田市旭新町の十字路で、歩行者用の信号柱が根元から車道に倒れたと、道路を管理する県庄内総合支庁に連絡があった。
復旧作業のため、現場近くの旭新橋は約2時間、通行止めとなった。
同支庁によると、信号機の更新に伴い、業者が信号柱の撤去作業をしていた。
根元付近のタイルをはがしていた際に倒れた。
作業員が同支庁と酒田署に連絡した。
車や歩行者への接触はなかったという。
https://www.yamagata-np.jp/news/202010/22/kj_2020102200464.php
(ブログ者コメント)
掲載写真によれば、4つあるアンカーボルトのうちの何本かが腐食破断しているように見える。
2020年9月23日17時52分にYAHOOニュース(瀬戸内海放送)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
用水路への転落事故を防ごうと、夜間に道路と用水路の境目を確認できる「反射びょう」が高松南警察署に贈られました。
23日は高松南交通安全協会が反射びょう30個を贈りました。
反射びょうは内蔵されているLEDが1分間に約240回点滅し、約100メートル手前からでも道路の端がどこか確認できます。
今年7月、高松市多肥下町で三輪自転車が用水路に転落し、80歳の男性が死亡しました。
贈呈された反射びょうは10月下旬ごろ、その現場近くの市道90メートルに約3メートルおきに設置します。
交通事故の減少など効果があれば、今後、設置する範囲を広げることを検討するということです。
(高松南警察署 交通第二課/山本課長)
「この道路を通行する自転車、歩行者をはじめ、通行する車両の方々にも用水路の存在を示して転落防止になればと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d3dbaa71b44c9234abb77cd8a5a740bab819d97
9月23日12時2分にNHK香川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし7月、高松市の用水路に男性が転落して死亡した事故を受け、道路の端の位置を光って示す「道路びょう」が地元の警察に寄贈されました。
高松南警察署では23日、地元の交通安全協会の代表者が縦横およそ12センチの「道路びょう」を署長に手渡しました。
警察に贈られた「道路びょう」は30個あり、太陽光パネルで発電した電力を使って発光ダイオードを点滅させることで、夜の間、ドライバーや歩行者に道路の端の位置を知らせることができます。
高松南警察署が管轄する高松市多肥上町では、ことし7月、電動自転車に乗っていた80歳の男性が市道沿いの用水路に転落して死亡しました。
現場周辺には事故の直後に高さおよそ1メートル20センチの柵が設置されましたが、柵の設置が難しい場所もあるため、警察は贈られた「道路びょう」を来月下旬ごろ、近くの市道沿いの用水路のふちに3メートルおきに設置することにしています。
高松南警察署の山本眞交通2課長は「管内には多くの用水路があり、まだ対策が施されていないところがほぼ全域だと言っても過言ではない。今後は通行量や過去の事故の発生状況を分析し、設置できる場所があれば、こうした器具を設置していきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20200923/8030008075.html
2020年9月17日20時28分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県警は17日、交差点で直進が認められているのに右折専用の表示をするなど、誤った標示のある交差点が同県内に344カ所あったと発表した。
誤った標示に基づき、平成27年からの過去5年間で、道交法(指定通行区分)違反の疑いで違反切符を30人に交付していたという。
県警は対象者の違反を取り消した上で、反則金の還付などを行うとしている。
路面標示は県警が公安委員会に上申し承認を得る必要があるが、そもそも公安委に諮っていなかったり、「直進と右折可」で承認されていたのに、路面標識には右折指示しか書かれていなかったりするケースがあった。
道路改修の際に業者が間違えて塗り直し、県警が確認していなかったことなどが原因として考えられるが、詳しい経緯や、いつから誤標示がなされていたかは不明。
誤標示については、順次、是正の措置を取る。
県警によると、7月に同県加古川市内の交差点で、本来直進が認められているのに路面標示で直進が禁止されていることが、住民からの問い合わせで発覚。
このため、県内の交差点4296カ所について県警が調査していた。
県警交通規制課の落合課長は、「関係者の方にご迷惑をおかけし、おわび申し上げる。適正な交通規制の実施に努める」とコメントした。
https://www.sankei.com/affairs/news/200917/afr2009170031-n1.html
(ブログ者コメント)
今回見直しのキッカケとなった事案は、下記記事参照。
(2020年7月20日22時15分 朝日新聞 該当交差点の写真付き)
本来は直進が認められている兵庫県内の県道交差点の路面に、直進禁止と誤って標示されていることが県警関係者への取材で分かった。
標示は約15年前から誤っていた可能性がある。
県警は6月、この交差点を直進した2人に違反切符を切っていたという。
県警は県内全域の規制標示について、同様の誤りがないか調査を始めた。
標示の誤りが見つかったのは、同県加古川市加古川町寺家町の小門口南交差点。
3車線の一番右の車線に、右折を指示する白い矢印が書かれ、直進や左折はできないようになっている。
県警は6月、車で直進した運転者2人に、道路交通法の指定通行区分違反として違反切符(点数1、反則金6千円)を交付した。
ところが7月、市民から「直進はできないのか」と問い合わせがあり、県警が規制内容を定めた文書を確認したところ、県公安委員会が2004年に「直進と右折が可能」との内容で承認していたことがわかった。
標識や路面の標示は、県公安委員会が認めて効力が発生する。
・・・・・
https://www.asahi.com/articles/ASN7N6QRQN7NPTIL00V.html
(2020年9月29日 修正1 ;追記)
2020年9月27日14時31分に読売新聞からは、右折専用レーンのある交差点の50m手前の交差点にも右折専用レーンがあり、混雑するため市民から問い合わせがあったなど、より詳しい下記趣旨の記事が2つの交差点の図解付きでネット配信されていた。
直進できるのに「右折専用」とするなど、兵庫県内の交差点344か所の道路標示で誤表示が見つかった。
長年にわたり、県警が確認業務を怠っていたことなどが原因とみられる。
「道路標示が間違っているなんて思いませんよ」。
神戸市中心部の繁華街にあり、多くの車が行き来する大丸前交差点(神戸市中央区)。
2車線の右側には、「右折専用」を示す矢印が塗装されている。
だが、県公安委員会の決定では、直進も可能だった。
周辺の商店主や商品の搬入などで利用する運送業者らが道路標示を疑う余地はなかった。
◇
県内344か所に及んだ大量の誤表示。
見つかったきっかけは、今年7月、県警加古川署に寄せられた市民の問い合わせだった。
同県加古川市の寺家町商店街近くにある小門口南交差点(加古川町)は片側3車線で、道路標示は、右から「右折専用」、「直進」、「直進と左折可能」。
日中は約50メートル先の交差点に向けて車列で混雑することもあり、疑問に感じた市民から進行方法について質問があった。
署が県公安委員会の決定書面などで確認してみると、「右折専用」は誤りで、実際は直進もできることが分かった。
さらに、道交法違反(指定通行区分)で2人に反則切符を交付していた。
この交差点は元々は2車線で、拡幅工事をした際、誤った道路標示を塗装した可能性が高いという。
近所に住む50歳代男性は、「警察もしっかりしてほしいものだ」と注文をつけた。
◇
県警は県内の交差点4296か所で一斉調査。
344か所の誤表示と、30人から反則金(計18万円)を誤徴収していた。
うち2人は、優良運転者(ゴールド免許)で、違反で青色に「格下げ」されていたことも判明。
反則金還付などの手続きを進めている。
大量の誤表示がみつかった背景には、県警が長年、確認業務を怠っていたことが大きい。
県警の内規などでは、信号や標識などの交通安全施設について、異常の有無を常時点検するよう定めている。
点検は道路標示も含まれ、誤表示のあった交差点では、補修工事後など確認する機会は何度もあったが、放置され続けてきたという。
県警交通規制課は、「これだけの誤表示があったことは遺憾。ご迷惑をおかけして申し訳ない」と陳謝。
「内規に沿っていれば絶対に起きるはずがなかった。今後は実効性のある点検方法を構築し、二度と起きないようにしたい」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200927-OYT1T50116/
2020年7月25日9時19分に読売新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
23日午後5時50分頃、福井県越前市の武生中央公園を通りかかった男性から、「公園内の噴水に子どもが浮かんでいる」と119番があった。
南越消防組合の救急隊員が駆けつけたところ、心肺停止状態の男児(2)がおり、病院に搬送されたが、約1時間後に死亡が確認された。
市や越前署によると、噴水は直径約20メートル。
中心部分から水を噴き上げる構造で、周囲には常時70センチ程度の深さまで水がたまっている。
母親は「(男児を連れて)公園に遊びに来ていた」と話しているといい、同署などが当時の詳しい状況を調べている。
男児の死亡を受け、市は当面の間、噴水を停止することを決め、周囲には「ふちに登らないでください」との注意書きを掲示した。
長男(4)と訪れた同市の男性会社員(40)は、「たまに子どもと一緒に来る場所なので驚いた。水遊びをさせる際は、目を離さないよう気を付けたい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200725-OYT1T50108/
2020年7月17日19時4分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、千歳の公園で、遊具から2歳の女の子が転落し、頭の骨を折る重傷を負いました。
この遊具では、先月も3歳の男の子が落ちてけがをしたことがわかりました。
「女の子は、はしごから落ちて、こちらの骨組みに頭を打ちつけたということです」(記者リポート)
事故があったのは、千歳の防災学習施設「防災の森」です。
16日午後5時ごろ、近くに住む2歳の女の子が、「展望台」という遊具から落ちて、頭の骨を折る重傷を負いました。
警察によりますと、女の子は、はしごを登っている途中3メートルほどの高さから落ちたということです。
消防によりますと、この遊具では、先月1日も、同じはしごから降りようとした3歳の男の子が転落し、軽いけがをしました。
千歳市は当面の間、この遊具の使用を禁止し、安全対策が十分だったか確認しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/961b0bc805b76769ceef91ffb92bb39029aa9dfc
7月17日11時45分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、手すりがないことも事故の一因か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道千歳市で7月16日、2歳の女の子が遊具から転落した事故で、この遊具では6月1日にも同様の事故が起きていた事がわかりました。
この事故は7月16日、北海道千歳市北信濃にある防災学習交流施設「防災の森」で、2歳の女の子が遊具から転落し搬送されたもので、女の子は現在頭部骨折の疑いで治療を受けています。
女の子が転落した遊具は高さ3メートルあり、この施設がオープンした6月1日にも、4歳の男の子が落下する事故があったということです。
千歳市は当分の間、施設を使用禁止にするとともに、手すりがないことが事故につながった可能性もあるとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b05eab89628966d3f65e85063a27ead19a08f51
(ブログ者コメント)
別報道によれば、女児は母親の目の前で転落した由。
以下は、北海道放送映像の2コマ。
ハシゴの下に木製の骨組みが剥き出しになっている。
以下は、北海道文化放送映像の1コマ。
ハシゴは垂直ではなく、斜めにかかっている。
2020年7月8日21時34分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日朝、岐阜市の市道で道路に埋められた貯留槽の重さ2トンもある巨大なふたが外れて走行中の車が乗り上げる事故があり、車に乗っていた1人が病院で手当てを受けました。
市は、大雨が影響した可能性もあるとみて、詳しい原因を調べています。
岐阜市によりますと、8日午前6時40分ごろ、岐阜市松ケ枝町の市道で、雨水をためるために道路に埋められている貯留槽のふたが外れ、走行中の車が乗り上げたということです。
ふたは縦1.2メートル、横2.4メートル、厚さが26センチある鉄筋コンクリート製で、重さはおよそ2トンあり、車に乗っていた3人のうち1人が病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。
事故当時、岐阜市には1時間に30ミリを超える激しい雨が降っていて、市はこの雨が影響した可能性もあるとみて、貯留槽のふたが外れた原因を詳しく調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200708/k10012505271000.html
7月9日7時7分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前6時半過ぎ、岐阜市松ケ枝町の市道で「車で走っていたら何かに乗り上げて車が破損した」などと警察に通報がありました。
市の職員が確認したところ、道路の下に設置された貯留槽の床版が壊れ道路上にとび出ていて、それに乗用車が乗り上げたということで、車に乗っていた3人のうち1人がけがをしました。
岐阜市は、大雨で貯留槽にためた雨水がいっぱいになり、壊れた可能性もあるとして調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d15828d696cd0ed4ca5c677c18b87b8cfec6416c
7月9日16時24分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、はしごのようなものが飛び出したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前6時40分ごろ、岐阜市の金華山近くを走る車のドライブレコーダーがとらえた映像には、車の下から突然白い水しぶきが上がる様子が記録されていました。
あまりの水圧に車が大きく持ち上げられ、地面からは、はしごのようなものが飛び出す様子も。
車の前方が大きく変形しているのもわかります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9e4b56be82c736fa236f11a585da18e5a85ad74
7月9日22時51分にNHK NEWS WEBからは、槽内の空気が圧縮されて圧力が高くなったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によりますと、この貯留槽は平成26年に浸水被害を防止するために地下7メートルの深さに整備されたもので、25メートルのプールおよそ20杯分にあたる6200立方メートルの雨水をためられるということです。
市のこれまでの調査で、大量の雨水が短時間に貯留槽に流れ込み、貯留槽の中にあった空気が圧縮されて、貯留槽内の気圧が極めて高くなり、およそ2トンのふたを一気に押し上げたとみられるということです。
事故当時、岐阜市では1時間に36ミリの激しい雨が降っていて、市は、貯留槽に流れ込んだ雨水の量やスピードなどをさらに詳しく調べるとともに、構造に問題がないかや再発防止策などについて検討することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200709/k10012507221000.html
(ブログ者コメント)
〇以下は、CBCテレビ映像の1コマ。
事故直後の様子が映っている。
〇事故発生時の後続車ドラレコ映像が「かいと」さんのツイッターから公開されている。
以下は、当該映像の4コマ。
3コマ目では、飛び出してきたアルミハシゴのようなものに車が突き上げられている様子が、4コマ目では、そのハシゴが車の左後方に落下している様子が映っている。
タイミングから考えると、そのハシゴ、昇降口に立てかけられていたものかもしれない。
〇大雨時に水圧でマンホールの蓋が外れたという事例はたまに聞くことがあるが、このように大きな蓋が外れた事例は珍しい。
以下はマンホールの蓋が外れた1例。
2013年9月4日掲載
『2013年8月30日 福岡市の市道で夜間歩行中、大雨で蓋が外れていたマンホールに腰まで落ちてけが、冠水はしていなかった』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3201/
(2020年7月19日 修正1 ;追記)
2020年7月18日13時19分にNHK岐阜からは、当時の雨量は想定の1.5倍だった、蓋は金属製の網目タイプに変更するなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日、現場でふたを取り替える工事が今後11日間の日程で始まり、作業員たちが測量をした後、専用のカッターを使ってアスファルトに切れ目を入れるなどしていました。
市によりますと、事故が起きる直前の7月8日午前6時半から40分の10分間に降った雨の量は24.5ミリで、貯留槽を整備した際に想定していた雨量の約1.5倍にあたることから、市は想定を超える量の雨が大量に流れ込み、貯留槽の内部の圧力が異常に高まったことが事故の原因と見ています。
今回の工事ではコンクリート製だったふたを網目状の金属製のものに取り替えることにしていて、市は、空気が外に抜けやすくすることで、再発を防ぐことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20200718/3080004293.html
2020年6月16日17時56分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後3時半ごろ、松江市東出雲町揖屋の国道9号で、「道路に穴が空いている」と近くを通りかかった人から警察に通報がありました。
およそ10分後、警察が現場に到着すると、車道の歩道に近い場所が陥没して穴ができていて、穴の中にバイクが転落しているのが見つかったということです。
この事故で、転落したバイクを運転していた50代の男性が、体を強く打って市内の病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
警察によりますと、陥没してできた穴は、深さおよそ2メートル、直径1メートルほどだということです。
現場は、JR揖屋駅から南東に600メートルほどの場所で、道路を管理する松江国道事務所によりますと、15日の時点では周辺の道路に異常は確認されておらず、今後、道路が陥没した原因を調査することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20200616/4030005626.html
6月17日16時58分にNHK島根からは、道路は川の上を通っており2年前にも近くで陥没事故が起きていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日、松江市の国道で車道が陥没してできた穴にバイクが転落し、男性がけがをした事故で、2年前にも同じ場所の歩道が陥没していたことがわかりました。
現場の国道は、川の上を通っていて、松江国道事務所では、何らかの理由で道路の下に空洞ができたとみて、陥没した原因を詳しく調べています。
16日午後、松江市東出雲町揖屋の国道9号で、車道が陥没してできた穴にバイクが転落し、バイクを運転していた50代の男性が体を打って、軽いけがをしました。
陥没してできた穴は、深さおよそ2メートル、直径1メートルほどでしたが、道路を管理する松江国道事務所によりますと、2年前にも同じ場所の歩道が陥没して穴ができ、縦1.5メートル、横1.5メートルにわたって、コンクリートなどで補修していたということです。
松江国道事務所では、今月6日に現場近くを通った人から「歩道が沈んでいるようだ」という連絡を受け、現場を確認しましたが、異常は見つからなかったということです。
現場の国道は、幅3メートルほどの川の上を通っていて、今回と2年前に陥没した場所は、いずれも橋の部分と道路の境目付近だということで、松江国道事務所では、何らかの理由で道路の下に空洞ができたとみて、陥没した原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20200617/4030005634.html
(ブログ者コメント)
以下は、6月16日映像の3コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。