2016年10月6日21時42分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月6日19時3分にNHK札幌から、10月7日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後4時25分ごろ、北海道函館市乃木町の3階建てアパート2階で、住人の自殺を止めようと函館中央署の署員6人が説得に当たっていたところ、屋外に設置された通路の床が抜け落ち、全員が落下して負傷した。
うち2人は、足の骨を折る重傷のもよう。
署によると、負傷したのは、地域課に所属する22〜42歳の巡査部長ら。
別のアパート住人から「自殺しようとしている人がいる」と通報を受け、現場に駆け付けた。
自殺を図ろうとした住人は、他の署員に保護された。
警察によると、2階の通路は地上から高さがおよそ3m。
鉄骨に鉄板とコンクリートを重ねた構造で、鉄骨が老朽化で腐っていたという
部屋の前でドア越しに説得していたところ、床の鉄板が抜けて高さ約3mから落下した。
現場のアパートでは、抜け落ちた床の一部がぶら下がり、地面には、腐食した金属板が散乱していた。
近所の人の話では、このアパートは築30年以上たっているという。
転落の様子を目撃した近くのラーメン店の店員は、「警察官が集まっていると思い様子を見ていたら、がらがらと大きな音を立てて廊下が崩れ、警察官が次々に下に落ちた。びっくりした」と話していた。
出典
『函館のアパート 2階床抜け警察官6人負傷 住民を説得中』
http://mainichi.jp/articles/20161007/k00/00m/040/072000c
『アパート廊下崩れ6人転落けが』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161006/3316461.html
2016年10月4日11時51分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月4日12時56分に朝日新聞から、10月4日11時23分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後11時35分ごろ、兵庫県猪名川町広根の新名神高速道路の建設現場で、高架橋の足場を解体していた建設作業員の男性(39)が約20m下の川に転落。
搬送先の病院で死亡が確認された。
警察の調べでは、足場として使っていた金属製パネル(縦約5m、横約5.3m)を取り外し、クレーンでつり上げようとした際、男性が転落したという。
男性は命綱を着けておらず、乗っていたパネルが二つ折りになった際、放り出されたという。
一緒に作業していた男性(25)も投げ出されたが、命綱で転落を免れた。
パネルは中央部分から折り畳める構造といい、警察は、撤去作業に不備がなかったか、関係者から事情を聴いている。
出典
『転落事故 建設現場で作業員男性死亡 兵庫・新名神』
http://mainichi.jp/articles/20161004/k00/00e/040/154000c
『新名神工事でまた作業員死亡 兵庫、20メートル転落』
http://www.asahi.com/articles/ASJB443WMJB4PIHB00R.html
『新名神建設現場でまた事故…作業員が川に転落死』
http://www.sankei.com/west/news/161004/wst1610040027-n1.html
10月4日14時50分にNHK神戸からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、当時、男性は、別の男性作業員と2人で、転落防止用のフェンスを取り外す作業をしていたが、突然、フェンスが倒れた時にバランスを崩し、転落したという。
新名神高速道路の建設現場では、ことし4月、神戸市北区で、橋桁が落下し、作業員10人が死傷する事故も起きていて、兵庫労働局が、ことし5月から8月にかけて、県内19か所の橋の建設現場で、立ち入り調査を行ったところ、8割近くの現場で、労安法に違反する不備が、あわせて28件あったという。
警察は、男性の命綱がきちんと固定されていたか確認を進めるとともに、工事の安全管理に問題がなかったか、関係者から話を聞くなどして調べている。
出典
『新名神建設現場で男性転落死』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023216301.html?t=1475610311736
2016年9月10日18時30分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月31日、小樽市の火力発電所で工事現場の足場が崩れ、地面に転落し重体となっていた会社員の男性(19)が、10日、死亡した。
警察によると、男性は、先月31日の昼前、小樽市銭函の火力発電所の新設工事現場で、ほかの作業員1人とともに、地上およそ8mの場所で足場を組む作業をしていたところ、突然足場が崩れ、地面に転落した。
この事故で、男性は頭を強く打って意識不明の状態となり、病院で手当てを受けていたが、10日、死亡が確認された。
また、この事故で地面に転落した、もう1人の作業員も、左足を骨折する重傷だという。
警察は、当時現場にいた工事関係者から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典
『工事現場で転落の男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160910/5583981.html
2016年8月3日18時14分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月3日18時57分にNHK首都圏NEWS WEBから、8月3日21時0分に朝日新聞から、8月3日20時35分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
『祭り準備中に足場崩れ7人けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1074578001.html?t=1470254640394
『老人ホームで足場崩れ7人けが』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160803/4578181.html
『夏祭りの準備中、足場崩れ職員7人けが 水戸の特養』
http://www.asahi.com/articles/ASJ835JX2J83UJHB00R.html
『舞台足場崩れ7人重軽傷、水戸 特養の夏祭り準備中』
http://this.kiji.is/133533759551700995?c=39546741839462401
3日午後0時半ごろ、水戸市東原の特別養護老人ホームの駐車場で、夏祭りの準備のために、施設の職員が高さ約6m、横約8mの鉄製のパイプ足場を組み立てていたところ、突然、足場が崩れた。
この事故で、足場から転落したり、落ちてきた足場にあたったりして、20~30代の男性職員7人がけがをした。
このうち28歳の男性が、およそ5mの高さから落下して頭を強くうって大けがをしたほか、21歳の男性が太ももにボルトが刺さる大けがをした。
警察によると、2人は命に別状はないという。
この特別養護老人ホームでは、4日予定していた夏祭りに向けて仮設の舞台を作っていた。
当時、男性職員10人が舞台の後方に垂れ幕を掛けるための足場を組み立てていて、高所の鉄パイプをボルトで固定するため未完成の足場に上るなどしたところ、突然、崩れたという。
夏祭りは4日の予定だったが、中止するという。
2016年4月29日22時6分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日正午前、宇佐市下高家の今宮神社の境内で、クレーンにつるされたゴンドラに乗って木の枝打ち作業をしていた男性(67歳)が、およそ10m下の地面に転落した。
男性は体を強く打って、病院に搬送されたが、およそ1時間後に亡くなった。
警察によると、男性は、29日8時ごろから境内で枝打ちの作業を行い、事故が起きた際は、ワイヤーでクレーンにつるされたゴンドラに1人で乗って作業をしていたという。
警察は、何らかの理由でゴンドラをつるしていたワイヤーの一部が外れ、傾いたゴンドラから男性が落下したとみて、当時の状況をくわしく調べている。
出典
『ゴンドラから転落の死亡事故』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074972431.html?t=1461966590541
2016年3月28日18時34分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時半ごろ、村上市松岡にある養鶏場「A」で、従業員の男性(48)がニワトリ100羽が入ったケージの下敷きになった。
男性は、すぐに病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察の調べによると、男性は事故当時、フォークリフトに乗せた台の上で、ニワトリが入ったケージを小屋から運び出す作業を、別の従業員と2人で行っていたいう。
男性は、ふだんと同じようにフォークリフトで持ち上げた台に乗って、小屋の2階からケージを降ろす作業をしていたところ、何らかの原因でバランスが崩れ、台ごと2mほどの高さから落下したうえ、ケージの下敷きになったという。
警察では、作業をしていた別の従業員から当時の状況を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034053941.html?t=1459199304723
2015年5月10日19時5分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前9時すぎ、芦北町大野の山林で、山林の下を流れる用水路にかかっていた木を男性3人が伐採していたところ、切り株部分の土砂が崩れて、用水路からおよそ4m下を流れる川の河川敷に土砂とともに流された。
このうち、69歳の男性が脊髄を損傷する大けがをしたほか、54歳と62歳の男性2人が肩などに軽いけがをした。
警察によると、この用水路は深さと高さともに60cmほどの、田植えに使う水を引くためのもので、付近の住民およそ20人が、田植えの時期を前に、清掃活動を行っていたという。
警察で、さらに詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004648281.html?t=1431295044302
5月11日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、土砂は約5.5mにわたって崩れた。
約20人で清掃をしていたところ、斜面に残っていたらしい倒木の根が土砂とともに崩れたとみられる。
近くの人の話しでは、同じ用水路を使う農家が集まり、田植え準備のために、毎年この時期に清掃しているという。
(2015年6月19日 修正1 ;追記)
2015年5月11日付の熊本日日新聞紙面に、若干詳しい、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察などによると、根元から倒れた木(長さ約10m、直径20cm)をチェンソーで切断中、滑り落ちた木に巻き込まれたらしい。
事故現場にいた男性(43)は、「木の根元がゆっくりと持ち上がり、バキバキという大きな音とともに一瞬で滑り落ちた」と話した。
2014年5月29日12時39分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月29日20時12分に日テレNEWS24(テレビ金沢)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前9時半ごろ、金沢市神田の県道の交差点で、信号機を点検していたリフト付きの高所作業車に大型トラックが衝突した。
リフトに乗っていた作業員の男性(42)が3.6mほどの高さから道路に転落し、近くの病院に搬送されたが、頭を強く打ち意識不明の重体となっている。
警察によると、交差点の脇に停車していた作業車から車道に向かってリフトを伸ばして信号機を点検していたところ、リフトを支えるアームの部分にトラックがぶつかったという。
現場は見通しのよい交差点で、トラックは歩道寄りの車線を走っていたということで、警察はトラックを運転していた43歳の男性から話を聞くなどして、事故の原因を調べている。
当時、男性は1人で作業をしていたという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024813961.html?t=1401397976908
http://www.news24.jp/nnn/news8718990.html
(ブログ者コメント)
映像には、トラックは荷台ケーシングの左前面がややつぶれ、高所作業車はアームを伸ばしたまま倒れもしない状態で映っていた。
そこから考えると、安全帯をリフトに固定していなかったために転落したということかもしれない。
(2015年1月22日 修正1 ;追記)
2015年1月20日19時37分にNHK金沢から、会社側は道路の通行に支障が出ると思い交通規制などの計画を作っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
男性が勤務していた会社が十分な安全策を講じていなかったとして、金沢労基署は、会社と代表取締役の男性を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、金沢市の有限会社「F電気商会」と65歳の代表取締役。
この事故は去年5月、金沢市神田の交差点で、作業車にトラックが衝突し、リフトに乗って信号機の点検をしていた当時42歳の男性作業員が道路に転落し、死亡したもの。
同署は、会社側が周辺で交通規制をするなど安全対策の計画を作っていなかったとして、会社と代表取締役を労安法違反の疑いで書類送検した。
これまでの調べに対し、会社側は「道路の通行に支障が出ると思い、交通規制などの計画を作っていなかった」と話しているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3024823531.html?t=1421787501651
2015年1月21日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)からも、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
信号機の電球交換作業の際、高所作業車の作業計画を定めずに、社員に作業をさせた疑いがある。
工事を知らせる表示などを怠った結果、作業車のアーム部分に大型トラックが接触し、アーム先のカゴに乗って作業をしていた男性が転落し、頭を強く打って亡くなった。
(ブログ者コメント)
「道路の通行に支障が出ると思い・・・」という話しが本当だとすれば、何を最優先すべきか、判断を誤ったような気がする。
2014年5月28日20時2分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月28日16時10分にMBCニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時半ごろ、与論町茶花にあるホテル(鉄筋コンクリート2階建て)の改修工事の現場で、建設作業員の男性(58)が、およそ7m50cm高さの屋上から地面に転落して全身を強く打ち、死亡した。
警察の調べによると、男性が乗っていたコンクリートの屋上は、改修工事中のホテルと隣りのホテルの間を行き来する人のための雨よけにもなっていたが、隣りのホテルが取り壊されたことから、壁から突き出るような状態となっていた。
男性は、屋上部分から外側に飛び出していたコンクリート板の状態を確認するために上に乗ったところ、コンクリート板が崩れ落ちたために、男性もいっしょに転落したという。
当時、男性は転落防止のための安全ベルトをつけたりヘルメットをかぶったりしていなかったということで、警察が安全管理の状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5054802321.html?t=1401310929806
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=2014052800002958
2014年3月12日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年11月のオープンを目指す岡山市北区のイオンモール岡山の建設工事現場で、昨年11月、コンクリートを流し込む作業中に床の型枠が崩落し、作業員5人が転落して軽いけがをする事故があったことが分かった。
岡山労基署は11日、無届けで型枠の支柱を変更していたとして、工事を請け負うゼネコン「O社」と同社の社員2人を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、昨年11月27日、地下1階の床部分の型枠にコンクリートを流し込んでいたところ、型枠が約5m下の地下2階に崩落。下請け会社の20~30代の男性作業員5人も転落して打撲などの軽いけがをした。
現場では当初、木製の型枠を使う届け出がされていたが、実際は金属製の型枠に変更されており、O社の男性現場責任者(62)と男性社員(40)が変更に必要な届け出を労基署にしていなかった疑いがある。
業務が多忙だったなどと容疑を認めているという。
同署の担当者は、「今回は軽傷で済んだが、命にかかわる事故になる恐れもあった。変更の届け出がされていれば、設計の審査などで事故を防げた可能性が高い」としている。
O社は、「全社一丸となって再発防止に努める。工程管理や社員の安全管理能力を向上させ、チェックも増やす」としている。
一方、2014年3月12日付で毎日新聞岡山版からも、同主旨の記事が以下の表現でネット配信されていた。
容疑は、昨年10月、施設地下1階の床を作る際、地下2階から床を支える柱の高さや強度を変更したのに、同署に届け出なかったとされる。
同署によると、翌11月27日午後2時ごろ、下請け業者の男性作業員5人が、地下1階でコンクリートを流して床を作っていた際、床の型枠がはずれ、約5m下の地下2階に転落する事故が起こり、原因を調べる過程で発覚した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20140312ddlk33040444000c.html
2013年11月26日付で毎日新聞宮崎版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前8時半ごろ、日南市北郷町の東九州道「寺山第2トンネル」新設工事現場で、濁水処理設備(高さ4.5m、幅2.3m、奥行き7m)に設けられた昇降用の階段が落下。階段にいた会社員Mさん(63)が約4.5m下に落下し、病院に運ばれたが、全身を強く打って約2時間後に死亡した。
一緒に作業していた同僚の男性(51)も、手首の骨にひびが入るけが。
警察によると、設備は工事で出た水を浄化する装置。
Mさんらは、設備から階段を取り外すため、準備中だったという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20131126ddlk45040505000c.html
(2013年12月6日 修正1 ;追記)
2013年11月26日付の宮崎日日新聞紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
Mさんらは、同施設にボルトで固定してあった階段部分を取り外す作業を2人でしており、階段とともに落下したという。
(2014年6月13日 修正2 ;追記)
2014年6月11日0時35分にNHK宮崎から、事故時のやや詳しい状況などが、下記趣旨の記事が掲載されていた。
6月11日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
日南労基署は、工事を請け負っていた建設会社や現場責任者などを、安全管理に責任があったとして、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、トンネル工事を請け負っていた東京の「戸田建設」と65歳の元作業所長、国富町の「M建設」と51歳の現場責任者。
同署によると去年11月、トンネル工事現場から出る泥水を排水する高さ4.5mの設備に取り付けた階段をクレーンで取り外そうとしたところ、階段が突然横に倒れ、階段の上の踊り場で作業していた当時63歳の男性作業員が地面へ落下し、死亡した。
同署によると、M建設と現場責任者は、階段の取り外しをする際に、階段をとめていた4本のボルトのうち3本が外され、残る1本も緩んでいるなど、作業手順が不適切だった疑い。
戸田建設と元所長は、階段を安全に管理する責任を負っていたにもかかわらず、階段を外す際に必要な代わりの設備を設置していなかった疑い。
同署の調べに対して、M建設の現場責任者は容疑を認めた上で、「同じような災害は起こしてはならない。亡くなられた方とご家族には申し訳ない」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5065117481.html?t=1402437461823
2013年10月10日19時36分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時半ごろ、北九州市戸畑区の海運会社で倉庫の屋根の補修作業にあたっていた会社員の男性(42)が作業中に屋根が抜け落ち、およそ4m下のコンクリート製の床に転落した。
この事故で、男性は病院で手当てを受けているが、頭などを強く打ち、意識不明の重体。
警察によると、海運会社は屋根が老朽化したため、修繕を男性の会社に依頼し、けさは2人で屋根の瓦を交換する作業をしていたという。
警察が、転落を防ぐ安全装置を装着していたかなど、男性が転落したときの詳しい状況について調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5025178241.html?t=1381437374770
2013年10月10日20時54分にNHK前橋から、また上毛新聞速報として、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時ごろ、太田市スバル町の富士重工業群馬製作所第一プレス工場で、アルバイトの男性(46)が工場の屋根に登り、建物の外壁を削る作業をしていたところ、屋根が突然抜け落ち、およそ17mの高さから転落した。
男性は病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、抜け落ちた屋根はスレート製で、男性は10日朝8時すぎから別の作業員と2人で屋根を移動しながら外壁の防水工事をしていたという。
警察では事故の詳しい原因について調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1065197031.html?t=1381436919233
http://www.jomo-news.co.jp/ns/series/5013814118485230/shuin2012_detail.html
(2013年11月3日 修正1 追記;)
2013年10月11日付の上毛新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
男性は、4~5年の作業経験があった。
同工場の防水工事は、この日が初日だったという。
2013年9月10日19時5分にNHK富山から、9月11日付の朝日新聞富山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後1時半ごろ、南砺市利賀村で地滑りの対策工事をしていた京都府の建設会社社員の男性(52)が、工事用の深さ50m、直径3m50cmの縦穴に転落した。
男性は通報から2時間半後に引き上げられたが、死亡が確認された。
工事を発注した富山県の「砺波農林振興センター」によると、この縦穴は地滑りの原因となっている地下水を抜くために掘られ、穴の底には地下水がたまっていたという。
男性は、仲間の作業員とともに穴の中にらせん階段を設置する作業中で、足場を固定していたチェーンが外れて転落したという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3064428261.html?t=1378847231825
(2013年9月24日 修正1 ;追記)
2013年9月11日付の北日本新聞紙面に、より詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
男性は、井戸壁面と4本の鎖でつないだ円形の足場上で同僚の男性作業員(57)と2人で、井戸の内側にらせん階段を設置する作業をしていた。
足場が傾き、2人とも落ちたが、男性作業員は命綱を足場に固定しており、左手首に擦り傷を負っただけだった。
男性は、命綱を着けていたものの、そのまま落下していることから、警察は命綱を固定していなかった可能性もあるとみている。
足場が傾いた理由については、十分に固定されていなかったとみている。
(ブログ者コメント)
命綱を固定していなかったのか、あるいは固定していた場所が悪かったのかは不明だが、同じ事故に遭って命綱の固定有無で明暗が分かれた事例というのも珍しい。
(2014年2月14日 修正2 ;追記)
2014年2月13日19時18分にNHK富山から、壊れた足場が使われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
砺波労基署は「壊れた足場が使われていた」などとして、工事を請け負った富山市の建設工事会社を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、富山市の建設工事会社「M地研」と、会社の51歳の現場代理人。
同署によると、会社は、去年9月、南砺市利賀村で地滑りの対策工事用に深さ50mの穴を掘り、中に足場をつるして作業したが、工事を進める上で、機械をどのように配置するか計画を作っていなかったうえ、壊れた足場を使っていたとして、労安法違反の疑いが持たれている。
工事では、足場をつっていたチェーンが外れ、52歳の作業員が転落して死亡した。
調べに対し、会社と現場代理人は容疑を認めているという。
M地研は「書類送検の詳しい内容が分からないのでコメントできませんが、事故のあとは、社員を再教育して安全第一に努めています」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065216841.html?t=1392324475125
(2014年3月2日 修正3 ;追記)
2014年2月14日付の北日本新聞紙面に、金具が傷んでいたため足場が傾いたなどの新情報が掲載されていた。
書類送検容疑は、地下水を抜くための井戸の内部に階段を取り付ける作業を計画を作成せず行い、その際、下請け業者の作業員に損傷個所のある足場を使わせた疑い。
砺波労基署によると、当時は男性作業員2人が、井戸壁面と4本の鎖でつないだ円形の足場(直径約3.2m)の上で作業していた。
鎖と足場をつなぐ金具が傷んでいたため足場が傾き、作業員が40mあまり下に転落して死亡した。
2013年8月2日15時9分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時30分ごろ、神戸市兵庫区の5階建て雑居ビルで窓ガラスを清掃中の男性が転落し、死亡した。
警察によると、神戸市の男性(41)とみられ、屋上からブランコに乗って降りる途中、何らかの原因でつり下げたロープが外れ、約20m下に落下したという。
現場は、JR神戸線兵庫駅前のビル街。雑居ビルの1階はコンビニエンスストアで、周囲は一時騒然とした。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0802/OSK201308020036.html
2013年8月2日13時33分にmsn産経ニュースからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性はビルの屋上から、「ブランコ」と呼ばれる、作業中に腰掛ける台に移る際に落ちたという。
命綱の結束ミスが原因とみて調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130802/waf13080213410021-n1.htm
2013年7月16日21時1分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後3時前、岩見沢市栗沢町の道道にある「岩栗橋」で、工事のため橋の欄干の外側に設置してあった足場が崩れた。
この事故で、足場の上にいた作業員の男性3人が橋の下を流れる川に転落するなどして、病院に搬送された。
警察によると、このうち1人が死亡した。
ほかの2人もケガをしているが、命に別状はないという。
現場では、老朽化した橋を補修するため、橋の側面の古くなったコンクリートをはがす作業が行われていた。
足場は欄干の外側に、橋の側面にそって設置されていて、橋の中央付近の足場が大きく傾いて崩れた状態になっている。
警察で事故の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130716/8fa92a9980333de572bb3b16d2d233ff.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130717-OYT8T00040.htm
7月17日付で読売新聞北海道版からは、写真付きの別情報などが下記主旨でネット配信されていた。
16日午後2時45分頃、岩栗橋で、「橋の修復工事のために設置されていた足場が崩れた」と119番があった。
男性作業員3人が約5m下に転落し、Sさん(64)が死亡、2人が軽傷を負った。
3人は、橋のコンクリートをはがす作業をしていたところ、足場が崩れたという。
工事を発注した空知総合振興局札幌建設管理部によると、橋に設置された転落防止用の防護柵を取り換える工事だった。
足場は橋の外側にチェーンでつるされていた。
現場では足場の板が大きく下にめくれ、元請け会社の担当者は「足場がこんなことになるのは通常はあり得ない」と話していた。
警察が原因を調査している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130717-OYT8T00040.htm
(2013年7月26日 修正1 ;追記)
2013年7月17日付の北海道新聞紙面に、以下の補足的記事が掲載されていた。
Sさんは足場の中央部付近で作業していて、約6m下の川に転落。軽傷の2人は、橋の端側付近で作業をしていた。
(2014年7月19日 修正2 ;追記)
2014年7月8日22時55分にNHK北海道NEWS WEBから、足場の最大積載量を決めずに作業させていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岩見沢労基署は、8日、建設会社2社とそれぞれの現場責任者を、労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、岩見沢市の建設会社「K社」と、その下請けで 札幌市の建設会社「T工業」、さらに、それぞれの会社の60歳と55歳の現場責任者。
この事故は、去年7月、岩見沢市栗沢町の道道にある老朽化した橋の補修工事で、橋の側面の古くなったコンクリートをはがす作業を行っていたところ足場が崩れ、作業員の男性3人が転落し、このうち64歳の男性が死亡したもの。
同署によると、建設会社や現場責任者は、足場の最大積載の重量を定めず作業させていたほか、作業前の点検も行っていなかったということで、労安法違反の疑いが持たれている。
建設会社と現場責任者は、いずれも容疑を認めているという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140708/5840791.html
22日午前9時半ごろ、苫小牧市勇払のセメント製品の工場で、会社員の男性(42)が屋根の張り替え作業を行っていたところ屋根が抜け落ちた。
男性はおよそ9m下のコンクリートの床に体を打ちつけ、苫小牧市内の病院に運ばれたが、およそ10時間後に死亡が確認された。
警察によると、屋根はプラスチック製で、男性はもう一人の作業員といっしょに作業を行っていたという。
これまでの調べで、男性はヘルメットや安全ベルトを身につけていたということで、警察は当時の状況について詳しく調べることにしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130623/b0c87359352ca3ff92d6d1f8cbffe086.html一方、2013年6月23日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性が屋根に上ったところ、突然、屋根が抜け落ちたという。
警察は、男性が落ちた状況や作業の工程などを調べている。
15日午後4時ごろ、福岡市中央区薬院のマンションで、防水工事のための足場を解体する作業中にワイヤーで吊り下げられたゴンドラが8階部分から突然落下した。
ゴンドラは幸い、およそ6m下の6階部分の足場に引っかかって止まったため地上には落ちず、乗っていた19歳の作業員の男性は足に軽いけがをしただけで済んだ。
警察によると、このゴンドラは滑車にかけた金属製のワイヤーで吊り下げられ、ワイヤーを巻きとってゴンドラを上下させる機械を操作していたところ、突然落下したという。
ゴンドラの四隅を吊っていたワイヤーの一部に外れたような跡があるということで、警察が詳しい状況や事故原因を調べている。
出典URL
(ブログ者コメント)
よくぞゴンドラから放り出されず、軽傷ですんだものだ。
命綱を着けていてそれが功を奏したということだろうか?
16日午前9時20分ごろ、神戸市須磨区寺田町の6階建てマンションで、外壁の補修工事をしていた会社員の男性(39)がゴンドラから投げ出され、約20m下に転落。直後に落下してきたゴンドラの下敷きになり、間もなく死亡した。
警察によると、ゴンドラは幅3.6m、奥行き0.6m、高さ0.8m。男性は1人で乗り込み作業していた。
2本のワイヤで屋上からつり下げられていたが、同僚の目撃証言では、ワイヤーが1本外れて傾き、男性が投げ出されて転落。そこにゴンドラ自体も落ちてきたという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130417/hyg13041702050003-n1.htm
(2013年9月15日 修正1 ;追記)
2013年9月13日付で朝日新聞(聞蔵)から、ワイヤーを支える金具が外れたが原因は不明など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸西労基署は12日、作業員が勤務していたゴンドラリース会社「Aゴンドラ」と現場責任者の男性社員(36)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
同署によると、ゴンドラはマンション屋上からワイヤーで吊り下げられていたが、ワイヤーを支える金具が突然外れ、作業員を乗せたまま、約20m下の路上に落下した。
金具が外れた原因は不明だが、原因調査の中で、ゴンドラの昇降を制御する安全装置を適切に取り付けないまま作業していたことが判明。現場監督者も、作業の不備を認めているという。
(2013年9月27日 修正2 ;追記)
2013年9月13日付の神戸新聞紙面に、適切に取り付けていなかった安全装置の具体名が下記のように記載されていた。
容疑は、ゴンドラを吊るすワイヤーロープの安全装置を作動させるゴム製の重りを取り付けるのを怠った疑い。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。