2021年7月12日21時21分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時過ぎ、千葉市中央区にある20階建てマンションで、「工事の足場が崩れた」と119番通報がありました。
消防などが駆けつけたところ、外壁の補修工事をしていた20代と40代の作業員の男性2人が、8階部分のおよそ23メートルの高さから作業台ごと転落しました。
20代の男性作業員が両足を骨折するなど重傷を負いましたが、命に別状はないということです。
警察は、工事を請け負っていた建設会社の安全管理に問題がなかったか、業務上過失傷害の疑いも視野に捜査する方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/acebaad3a95f1a9596628b9909d3ed529d683f23
7月12日18時39分にNHK千葉からは、足場を上の階から下の階に移す作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時すぎ、千葉市中央区新宿のマンションで、外壁の補修作業のための足場を上の階から下の階へ移す作業中、8階付近の高さに設けられた足場が崩れ、作業員2人が落下する事故がありました。
この事故で、足場の上で作業をしていた20代の男性が両足を骨折する大けがをしました。
また、足場の上にいたもう1人の40代の男性も軽いけがをしました。
警察は、2人が作業中に足場が崩れたとみて、詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20210712/1080015144.html
7月12日20時9分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、2人とも安全帯をつけていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時すぎ、千葉市中央区で「マンションの足場が崩れ、外からうめき声が聞こえる」と、通行人から119番通報がありました。
現場では外壁の工事をしていましたが、工事用の足場が崩れ、そこにいた20代と40代の男性作業員2人が、およそ23メートルの高さから転落しました。
2人とも安全帯をつけていたということで、20代の作業員は両足を骨折する重傷、40代の作業員は右足にすり傷の軽傷とみられていますが、命に別条はないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f30bea910232d28093f91ead2cec37e5b9b24b11
7月12日19時46分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、2人はゴンドラごと転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時すぎ、千葉市のマンションで、外壁の補修中に足場が崩れ、男性作業員2人が転落した。
2人は、23メートルの高さから作業用のゴンドラごと転落していて、1人は両足の骨を折るなどの重傷で、もう1人は軽傷。
いずれも命に別条はない。
足場が崩れた原因はわかっておらず、警察が事故当時の状況を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6b78b69d32f3e0ab90943f5ea4d6a1539a189b6
7月13日11時48分にYAHOOニュース(チバテレビ)からは、ゴンドラの中央部分が破断した、宙吊りになった作業員もいたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後2時ごろ、千葉市中央区新宿の20階建てのマンションで、「足場が崩れて、1人宙づりになっている」など、複数の119番通報がありました。
マンションでは、当時、外壁の補修工事を行っていて、何らかの原因で8階部分でゴンドラの中央部分が破断し、一部が崩落しました。
この影響で一時、作業員が1人が宙づりになったほか、男性2人が落下しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c42615f020589893cb3965e2670ffdd2e80362
7月13日11時48分に千葉日報からは、崩れなかった部分に乗っていた2人は無事だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ゴンドラには他にも2人が乗っていたが、足場が崩れなかったため無事だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f8f368c33457307fae94a1994025869f6133380
(ブログ者コメント)
安全帯のフックを適切な場所にかけていたため、死亡事故にならずに済んだ・・・・そんな事例だと感じたので紹介する。
ちなみに着用していた安全帯は、日テレ映像によればハーネスタイプだった模様。
2021年6月14日19時16分にYAHOOニュース(RKB毎日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北九州市小倉北区のマンションで去年12月、工事をしていた作業員の男性が転落し死亡した事故で、警察は現場責任者の男性を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
この事故は去年12月、北九州市小倉北区弁天町の10階建てマンションで、防鳥ネットの取り付け工事をしていた岩元さんが屋上付近から転落し、頭や首などを打って死亡したものです。
岩元さんは、屋上の支柱にくくりつけたロープにより、宙に浮いた状態で作業をしていましたが、支柱が倒れ、ロープが外れたため転落しました。
このような作業では、ロープを2か所以上にくくりつけることが法律により義務づけられていますが、警察によりますと、岩元さんはロープを1か所にしかくくりつけていなかったということです。
警察は14日、作業中の安全確認を怠っていたとして、現場の責任者だった35歳の男性を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
取り調べに対し、男性は「確認をしていれば、こういうことにはならなかったと思う」と話しているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a695998f788147f3683c30a4671c3bb43d9e183
6月14日19時40分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、責任者は2ケ所にくくりつけるよう指示していたが、確認はしていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、北九州市のマンションで鳥よけネットの設置中に作業員が転落死。
現場の責任者が書類送検されました。
この事故は去年12月、北九州市小倉北区弁天町の10階建てマンションで、鳥よけネットを設置していた当時26歳の建設会社社員の男性が屋上付近の高さおよそ30メートルから転落し死亡したものです。
落下防止のロープをくくりつけていた屋上の配管の支柱が倒れたことが原因で、安全管理を怠ったとして、警察は14日、35歳の現場責任者の男性を業務上過失致死の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検しました。
ロープは本来、2か所にくくりつける必要がありますが、指示はしたものの実際にしていたか確認していなかったということです。
容疑を認めているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd44759cba7ad460450b549a1a8e5124699efa61
(2021年9月9日 修正1 ;追記)
2021年9月8日付で労働新聞からは、本来は別々の場所に取り付けるべき2本のロープを、束ねて1箇所に取り付けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
福岡・北九州東労働基準監督署は、支持物とロープの緊結状況を点検していなかったとして、建設業のF社(兵庫県尼崎市)と同社作業指揮者を労働安全衛生法21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検した。
26歳の労働者が高さ約25メートルから墜落し、死亡する災害が発生している。
災害は令和2年12月12日、福岡県北九州市の10階建てマンションで発生した。
労働者は居室ベランダの防鳥ネットを張り替えるため、屋上付近でロープ高所作業を行っていた。
本来は墜落を防止するため、メインロープとライフラインロープをそれぞれ別の支柱に取り付けるが、労働者は2本のロープを束ねて水道管に取り付けていた。
水道管が傾いたことで結び目が外れ、地上まで墜落している。
同指揮者は、支持物とロープの緊結部分を点検していなかった疑い。
ロープ作業についての送検は全国12件目で、同労働局管内では初めて。
https://www.rodo.co.jp/column/112282/
2021年6月1日19時15分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ビルで窓の清掃作業をしていた男性が落下。
地上にいた男性にぶつかりました。
東京・練馬区のマンションやオフィスが混在するエリア。
1日午前10時すぎ、このビルの前の歩道に人が落ちました。
倒れていたのは2人。
いずれも、仰向けで頭が車道側だったといいます。
落ちたとみられる男性の尻の下には作業の際に座っていたものなのでしょうか、板がありました。
男性は事故の30分ほど前には、窓を拭く姿が目撃されていました。
真下にいた、もう1人の男性は口から血を流していたといいます。
警視庁によれば、下にいたのは60代の警備員。
落ちてきた作業員にぶつかったといいます。
事故直前、作業員は約6メートルの高さにいたとみられます。
2人は病院に運ばれ、いずれも軽傷だということです。
最大の疑問は作業員が落ちた原因。
目撃者によれば、このビルには事故後もロープが垂れ下がっていました。
また、落ちた板にもロープがつながっていたといいます。
警視庁は、他の作業員から話を聞くなどし、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/737fb8ba0271fd22fd7eca91bf940272d6a37a65
6月1日20時48分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、落ちた作業員はロープに吊られた足場に乗っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前、東京・練馬区のビルで窓の清掃員が転落する事故があり、地上にいた別の清掃員が巻き込まれました。
◇◇◇
ビルの前に落ちたロープとヘルメット。
近くには、プラスチック片も見られました。
警視庁によりますと、事故は1日午前10時すぎ、東京・練馬区の目白通りに面したビルで起きました。
通報した人は…。
通報した人 「窓の清掃の方がなんらかの事故で落ちて、2人ケガして倒れていた」
「(Q音とかは?)どーんという形で」
警視庁によりますと、当時、55歳の男性作業員がロープにつられた足場に乗り、2階から3階付近の窓の清掃作業をしていたところ、何らかの原因で転落。
地上で窓の清掃作業をしていたとみられる60歳の作業員と、ぶつかったということです。
通報した人 「しゃべれない感じだった。意識はなんとかある感じだったけど、最初はなかったと思います」
屋上から、灰色のロープが地上まで下がっているのが確認できます。
ロープの先には、作業員が乗っていた足場でしょうか、細い板が確認できます。
◇◇◇
およそ6メートルの高さから転落したという作業員。
ぶつかった作業員とともに病院に搬送されましたが、いずれも軽いケガだということです。
警視庁は、ロープに何らかの異常があった可能性もあるとみて、事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/06cac22c01b2b4a77963b8dcd91a63bdc38a8121
6月1日19時33分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、ゴンドラの底が抜けた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前、東京・練馬区で起きた転落事故。
その直後をとらえた画像。
歩道の周辺に警察官が集まり、周囲は、黄色い規制線が張られている。
ビルの上から垂れ下がったロープのようなものも確認できる。
現場は、西武池袋線の練馬駅から、南に300メートルほど離れた8階建てのビル。
事故は、交通量の多い場所で起きた。
警視庁によると、ゴンドラに乗り、3階付近の窓を清掃していた男性清掃員が、6メートルほど下の歩道に転落。
この時、歩道にいた、もう1人の男性清掃員とぶつかった。
目撃した人によると、ドスンという大きな音が聞こえたという。
119番通報した女性「外に出て倒れていたので、すぐ救急車に電話をしました」、「たぶん上から落ちてこられて当たって倒れてますって。意識は、『その時はないです』って」、「こちらで倒れていた方は、ちょっと唇が腫れていらっしゃって、マスクを取った時に血が出ていました」
2人は救急搬送され、転落した清掃員は骨を折る重傷、ぶつかった清掃員は意識があり、軽傷だという。
警視庁によると、清掃員は乗っていたゴンドラの底の板が外れ、そのまま板ごと落ちた可能性があるということで、くわしい事故原因を調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/817a17b8f808b754d4a1486460856c461f50dc0a
(ブログ者コメント)
これまでにも何回かあったことだが、複数のメディアが、それぞれ異なる内容で情報発信していた。
いずれが正かは不明。
タイトルは、ブログ者がこんな感じだったのでは?と思った内容でつけた
2021年4月27日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡東労働基準監督署は、クレーンで吊り上げた台に労働者を搭乗させたとして、金属製品製造業のY工業㈱(熊本県八代市)と同社現場代理人を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで福岡地検に書類送検した。
労働者が高さ10メートルから墜落し、骨盤と左かかとを骨折している。
災害は令和2年8月1日、福岡市内の工場増設工事現場で発生した。
労働者は高さ10メートル地点の工場内にミキサーを搬入するため、移動式クレーンに吊り上げた台に乗り込んだ。
台が建物にかかった反動で傾き、ミキサーごと落下している。
同労基署によると、違反の理由として「ミキサーを建物内に運び込むためには人力が必要だった。経済的理由から足場を組むのを怠ってしまった」と話しているという。
https://www.rodo.co.jp/column/104196/
2021年4月24日8時38分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後2時すぎ、東京・墨田区横網の同愛記念病院の敷地内にある建設中の新しい病棟で、6階部分の仮設の床が突然崩れ落ちました。
この事故で、6階部分で作業をしていた川崎市中原区の庄司さん(男性、48歳)が巻き込まれ、消防隊員に救出されて病院に運ばれましたが、頭などを強く打っていて、まもなく死亡しました。
警視庁によりますと、庄司さんはほかの作業員6人とともに、設計図を見ながら壁などに印をつける作業をしていて、床が崩落した際に5階部分に落ちて、鉄筋などの下敷きになったということです。
警視庁は、安全管理に問題がなかったか工事関係者から話を聞くとともに、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210424/1000063516.html
4月23日19時37分に産経新聞からは、他に巻き込まれた人はいなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
本所署によると、現場では病棟を新築するため、骨組み作業をしていたとみられる。
庄司さんは6階で作業していたが、床が崩落して5階部分に落ち、鉄筋などの下敷きになった。
複数の作業員がいたが、他に巻き込まれた人はいなかった。
https://www.sankei.com/affairs/news/210423/afr2104230020-n1.html
4月23日15時58分にgooニュース(日テレNEWS24)からは、4m下に落ちたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁などによりますと、23日午後2時すぎ、墨田区横網にある同愛記念病院の病棟の建設工事現場で、「6階の床がぬけて5階の作業員が下敷きになったかもしれない」と通報がありました。
下敷きになった人はいませんでしたが、40代の男性作業員1人が6階部分からおよそ4メートル下に転落し、意識不明の重体です。
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-861279.html
2021年4月6日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・中央労働基準監督署は、危険対策を怠ったとして、元請である鹿島建設㈱(東京都港区)と同社施工管理担当者を労働安全衛生法第31条(注文者の講ずべき措置)違反、2次下請であるA社(東京都江戸川区)と同社現場リーダーを同法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反で東京地検に書類送検した。
同現場リーダーが乗っていたローリングタワーが転倒し、脊髄損傷のケガを負っている。
労働災害は令和元年8月22日、東京都千代田区内の商業ビル新築工事現場で発生した。
同現場リーダーが高さ約4メートルのローリングタワーを使用して外壁パネルを取り付けていたところ、ローリングタワーごと転倒した。
通常は突っ張り棒のような補強材を天井との間に挟むが、災害時は効率のために取り外したまま作業していた。
元請と下請は、ともに作業時の点検を怠った疑い。
同労基署によると、元請は違反の理由として、「下請がやっておけば良いと思った」と話しているという。
https://www.rodo.co.jp/column/103857/
(ブログ者コメント)
下図のような構造物がローリングタワーと呼ばれている。
2021年4月6日10時41分に長崎新聞から下記趣旨の記事が、事故前のクレーンの写真付きでネット配信されていた。
4日午後6時ごろ、長崎県松浦市志佐町の電源開発(Jパワー)松浦火力発電所と九州電力松浦発電所が共同使用している岸壁で、石炭を陸揚げするクレーン(揚炭機)のアーム部分が折れ、アームに設置されていた運転席室ごと約30メートル落下。
運転席には業務委託している西九州共同港湾(松浦市)の男性作業員2人が乗っており、頭や顔などに重軽傷を負った。
Jパワーによると、揚炭機は4基あり、同日午後2時半ごろから1基で石炭の搬出作業をしていたが、風が強くなったため作業を中止。
アームはその後に折れたという。
松浦署が原因を調べている。
https://this.kiji.is/751982228384694272?c=39546741839462401
4月5日12時20分にYAHOOニュース(テレビ長崎)からは、やや詳しい2人の負傷度合いなどが下記趣旨でネット配信されていた。
警察によりますと、24歳と19歳の男性2人は、4日、クレーンのオぺーレーション室で岸壁に係留している船から石炭を取り出す作業をしていました。
作業終了後の午後6時ごろ、クレーンのアームが折れ、地上約30メートルの高さからオペレーション室ごと落下したということです。
2人は、頭などを打ち病院に搬送されていて、19歳の男性は意識があり、命に別条はないということですが、24歳の男性は緊急手術が行われたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f99d5a050186d589064567719e6ad5e1adf5056
4月5日付で長崎文化放送からは、クレーンを定位置に戻した直後にアームが折れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力によりますと、強風のため作業を一時中断し、クレーンを定位置に戻した直後にアームが折れました。
折れたクレーンは1988年の11月に据え付け、その後、2010年11月に一部の改良工事をしました。
港にはほかにも同様のクレーンが3基あり、詳しい原因が分かるまで使用しないということです。
https://www.ncctv.co.jp/news/87777.html
2021年12月24日に経産省から、台風19号通過時の強風でギャロッピング現象が発生し、応力集中部である溶接部付近に亀裂が入ったらしいという九州電力の説明資料が公表されていた。
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/denki_setsubi/pdf/014_03_01.pdf
2021年3月12日13時17分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年の12月、西海市の工事現場で男性作業員が点検台から落下して死亡する事故があり、長崎労働基準監督署は落下を防ぐための措置を講じていなかった疑いがあるとして、福岡市の土木建設会社と現場責任者を書類送検しました。
書類送検されたのは、福岡市中央区の土木建設会社「N工業」と、事故当時64歳だった男性の現場責任者です。
長崎労働基準監督署によりますと、去年12月、西海市の製塩工場で、屋根の補修を行うために組んだ足場を解体する作業を行っていた当時57歳の男性作業員が、工場に常設されていたおよそ9メートルの高さの点検台から落下して死亡しました。
点検台の床は、網目状の金属でできていたものの、一部が腐食し、穴が開いていたということです。
長崎労働基準監督署は、現場責任者が覆いを設けるなどの落下を防ぐための措置を講じていなかった疑いがあるとして、12日、この会社と現場責任者を労働安全衛生法違反の疑いで長崎地方検察庁に書類送検しました。
長崎労働基準監督署の調べに対し、この会社と現場責任者は容疑を認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20210312/5030010863.html
(ブログ者コメント)
書類送検された「会社」とは、どちらの会社だったのだろうか?
製塩会社?土木建設会社?
文脈からすると土木建設会社のような気がする。
(2021年4月29日 修正1 ;追記)
2021年4月28日付で労働新聞からは、書類送検されたのは土木建設会社だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎労働基準監督署は、墜落防止措置を講じなかったとして土木建築業のN工業㈱(福岡県福岡市)と同社長崎出張所工事主任を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで長崎地検に書類送検した。
労働者が腐食した点検台を踏み抜き、墜落死している。
災害は令和2年12月14日、長崎県西海市内で台風被害を受けた工場建屋の災害復旧工事現場で発生した。
労働者は屋根を補修するために組んでいた足場を解体する際、工場の既設設備である点検台に立ち入った。
点検台は地上から高さ8.8メートルで、床は網目状の金属だったが、腐食で破損して一部が開口部となっていた。
労働安全衛生規則第519条では、高さが2メートル以上の開口部などで墜落の危険性がある場合、囲いや覆いを設けなければならないとしているが、同社はこれを怠った疑い。
https://www.rodo.co.jp/column/104198/
2021年3月2日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・品川労働基準監督署は、墜落防止措置を怠ったとして、ビルメンテナンス業のB社(東京都八王子市)と同社の元代表取締役を労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで東京地検に書類送検した。
労働者がブランコ作業中にロープの結び目がほどけ、高さ18メートルから墜落する死亡災害が発生している。
労災は平成31年1月11日、東京都品川区内の5階建て商業ビルで発生した。
労働者がロープを伝わって降りながら窓ふき作業に従事していたところ、建物上部で結んでいたロープがほどけた。
通常のロープ高所作業では、メインロープとライフライン用ロープの2本を取り付けるため、一方が外れてしまっても墜落を防げる。
被災者は1本のロープを2つに折り畳んで取り付けていたのみだったため、結び目がほどけ、そのまま墜落した。
元代表取締役は作業指揮を怠り、緊結状況の点検を行わせないまま作業させていた疑い。
現場には労働者のほか、同じく窓拭きをしていた元代表取締役と交通誘導員が作業していた。
元代表取締役は当時、労働者から離れた場所で作業していた。
労働者は51歳で、経験年数は31年に上っていた。
同労基署は、「労働者本人の判断でロープを2つ折りで使用していたようだ」と話している。
https://www.rodo.co.jp/column/102618/
2021年2月10日16時59分にYAHOOニュース(TBS NEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前9時20分ごろ、東京・港区の高層ビル建築現場で、8階部分の仮置きの床が5階に落下しました。
床の上で作業をしていた男性作業員2人が巻き込まれて落下し、東村山市の田中さん(男性、47歳)が死亡しました。
もう1人の作業員(30代)も腰の骨を折る重傷です。
現場はJR田町駅から400メートルほどの再開発現場で、42階建てオフィスビルの建築中でした。
警視庁は、業務上過失致死傷の疑いで当時の状況を調べています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4195309.html
2月10日13時14分に東京新聞(共同通信)からは、死亡した作業員は6階で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前9時20分ごろ、東京都港区三田3丁目のビル建築現場で「作業員2人が鉄板の下敷きになった」と119番があった。
警視庁三田署によると、8階部分にあった仮設置の床が抜けて建築資材ごと落下したとみられ、男性作業員1人が死亡、もう1人の男性が骨折などの重傷を負った。
現場では42階建てビルを建設中で、床が8階から5階部分まで落下。
死亡した男性は6階で作業中、巻き込まれて下敷きになったとみられる。
署が床が抜けた原因や、工事の手順に問題がなかったかどうか調べている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/85163/
2月11日11時15分に読売新聞からは、床に積まれていた鉄製資材の重みで床が抜けた可能性ありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、仮置きの床には鉄製資材が積まれており、警視庁三田署は、資材の重みで床が抜け落ちた可能性があるとみて、事故原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210211-OYT1T50032/
2021年1月18日19時27分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、18日午後2時半ごろ、青葉区荒巻の東北大学青葉山キャンパスで、工学部の新築校舎の建設作業中にクレーンでつり上げていたゴンドラが落下する事故がありました。
資材を上の階につり上げる作業中だったとみられています。
警察と消防によりますと、この事故で複数の人がけがをしたということで、3人が救急車で搬送されたとみられています。
そのうち1人は、ゴンドラに乗って、作業をしていたということです。
けがをした人の詳しい容体は分かっていませんが、全員、命に別状はないということです。
警察によりますと、ゴンドラをつり上げていたクレーンのひもは切れていなかったということです。
警察は、作業員に話を聞くなどして、事故の原因を調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6085dd3b74fa08b1a4fbd172595a298217e5d27
2020年10月17日19時26分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後5時ごろ、苫小牧市新開町1丁目のアパートで2階の外側に面した廊下の床が抜け、5人が転落し、市内の病院に運ばれました。
警察などによりますと、病院に運ばれたのは10代から40代の女性4人と、男の子1人のあわせて5人ということで、いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
現場は住宅や店舗が立ち並ぶ一角で、警察が廊下の床が抜けた詳しい原因を調べています。
(以下は音声&テロップのみの情報)
買い物から帰ってきて玄関の前に立っていたところ、突然、床が抜けたとみられるという。
アパートの管理会社によると、事故が起きた廊下は金属製で、老朽化が進んでいたことから、今年8月に大家に修繕するよう連絡していたという。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201017/7000025800.html
10月18日0時45分に北海道新聞からは、鍵を開けようとしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後4時50分ごろ、苫小牧市新開町1の木造2階建てアパートで、2階共用部分の外廊下の床が抜け、5人が転落したと119番があった。
駆け付けた消防署員らが、1階外廊下で崩落したコンクリート片の下敷きになっていた女性4人と乳児の男の子1人を救出した。
女性4人は腕や足を骨折しており、男の子は軽傷。
いずれも市内の病院に搬送され、命に別条はないという。
この日は別の場所に住む長女が息子を連れて、母親らが住む同アパート2階の部屋を訪問。
5人で買い物から戻り、鍵を開けるために部屋のドアの前に立ったところ、床が抜けたという。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/471833/
10月18日14時47分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、4~5年前から老朽化で危険という話しが出ていたなど、下記趣旨の記事が視聴者撮影写真付きでネット配信されていた。
事故が起きた直後の写真(視聴者撮影)を見ると、2階の通路の床がすっぽりと抜け、落ちた5人がひとかたまりになっています。
事故直後、救助に立ち会った男性は「何名かは泣いていて、痛い痛いと言って、緊迫した状況だった。(抜け落ちた)鉄板とかずらして触ったら、錆びていた」と話しています。
建物のメンテナンス業者は、4~5年前から「老朽化で危険」などと、アパートの管理会社などに話はしていたということです。
警察は、アパートの管理が適切だったかどうかを含め、原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/57f1264dd5e7ccd38e08371459b5b9d73542a38f
10月18日19時11分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、アパートは築25年だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は床が腐食していたとみて調べています。
アパートは建てられてから25年ほど経っていて、抜けた床の金属は錆びついていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d6491383db8bd88aeb5e817f94c0cbab027de3
2020年7月2日21時38分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時前、六ヶ所村にある再処理事業所の敷地内で、64歳の男性作業員が地下のトンネル内で足場を組んでいたところ、固定されていなかった足場が外れて、1.9メートルの高さから転落しました。
男性は、救急車で野辺地町の病院に運ばれましたが、右足のかかとやひざの骨を折る大けがをしました。
男性は、トンネル内に電源ケーブルを通すための足場を組む作業中で、転落防止用の器具を装着していましたが、横のパイプではなく、縦のパイプにつなげていたため、地面まで落ちてしまったということです。
日本原燃は「原因の調査結果をふまえてしっかりと対策を講じ、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
使用済み核燃料の再処理工場がある事業所では、5月中旬以降、作業員がけがをする事故が相次いでいて、今回で6件目です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200702/6080009009.html
7月2日付で日本原燃のHPにも、同趣旨の記事が掲載されていた。
2020年7月1日(水)10時58分、再処理事業所構内の一般共同溝※1(管理区域外)において、協力会社作業員が第2ユーティリティ建屋※2からMOX燃料工場へ電源ケーブルを敷設する工事を実施するために足場を設置していたところ、足場が外れて約1.9mの高さから落ち、右足を負傷したため、社外医療機関へ搬送しました。(診断結果:右足踵骨折、右足膝骨折)
なお、現場は管理区域ではないため、放射性物質による汚染はありません。
https://www.jnfl.co.jp/ja/business/about/mox/trouble/detail/20200702-1.html
7月3日11時0分にデーリー東北からは、前日の作業で別チームが足場を固定していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場など核燃料サイクル施設で作業事故が相次いでいる。
日本原燃は2日、青森県や村との安全協定に基づき、本年度6件目となる事故の発生を発表。
事故は5月15日から約1カ月半の間に頻発し、既に前年度の7件に迫る勢いだ。
原燃は3日、臨時の安全推進協議会を開き、社内や関連会社、協力会社の安全管理者らに対し、事故防止の徹底を指導する。
原燃によると、1日午前11時ごろ、再処理事業所構内の配管を収納する地下トンネルで、協力会社作業員3人がアルミ製の足場を設置していたところ、足場が外れて60代男性が約1.9メートルの高さから落下。
右足かかとと右膝を骨折する全治1カ月半のけがを負った。
外部電源を各施設に供給する建屋からMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料加工工場へ電源ケーブルを敷設する工事の一環。
男性は落下防止の安全器具を装着していたが、誤った位置に設置していた。
前日の作業で別のチームが足場を固定していなかったという。
事故は5月2件、6月3件が発生。
今回の事故を含めて計6人が重軽傷を負った。
原燃は2020年を「現場に軸足が移る年」(増田社長)と位置付け、人身災害ゼロを掲げる。
事故が起きれば作業は中断せざるを得なくなり、両工場で定める完工目標に向け再発防止に取り組む考えだ。
https://this.kiji.is/651604857501598817?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
NHKの報道から考えると、安全帯のフックを縦パイプにかけていた模様。
しかし、どういうふうに縦パイプにフックをかけていたのだろうか?
縦パイプにかけても、ズルズルと落ちてしまうと思うのだが・・・。
詳細は不明だが、フックをかけた場所が悪かった事例として紹介する。
2020年5月21日18時3分に東海テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜県恵那市で21日午前、橋の補修工事をしていた作業員3人が足場ごと、およそ15メートル下の川に転落しました。
3人は救助され、いずれも命に別状はないということです。
川に落下し、大破した足場…。
負傷者がヘリコプターに吊り上げられていきます。
午前9時前、恵那市上矢作町の上村川にかかる橋で、「作業員が川に転落した」と消防に通報がありました。
警察によりますと、橋に設置した足場で補修工事をしていた20代から50代の作業員の男性3人が、足場ごと、およそ15メートル下の川に転落しました。
(リポート)
「作業員は、橋からおよそ15メートル下の川に落下したということですが、垂れ下がっている足場が5,6メートルほど、間近で見るとかなりの高さだったことが伺えます」
3人はヘリコプターなどで救助され、このうち30代の男性が左足を骨折、残りの2人も骨折の疑いがあるということですが、いずれも意識はあり、命に別状はないということです。
近くに住む男性:
「山が崩れるような感じ、ドドドッみたいな。ちょっと出て行ったら、人が落下していたんで」
現場の作業員などによりますと、橋を補強するため裏側に金属の部品を取り付ける作業中、この部品が突然、足場の上に落下したということで、警察は作業手順に問題がなかったかなど、事故の詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/81babb107dbb39dc1d816f6a29a2d96bde86c22e
5月22日8時40分に岐阜新聞からは、吊り足場だったなど、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
21日午前8時50分ごろ、岐阜県恵那市上矢作町小田子の鶺鴒(せきれい)橋で、橋の補修工事をしていた男性作業員3人が約15メートル下の上村川へ転落した。
足場に乗って作業していた際、足場が崩れた。
3人は約2時間後に救助され、50歳の男性は肋骨骨折などの重傷、32歳の男性は左脚骨折などの重傷、29歳の男性は軽傷。
いずれも命に別条はないという。
恵那署によると、橋は長さ40メートル、幅4・5メートル。
足場は橋につり下がる形で組まれ、3人は橋桁の補修作業を行っていた。
足場が傾き、乗っていた3人は滑るように転落。
ドクターヘリなどで病院に搬送された。
当時、川の深さは1メートルほどだった。
午前8時ごろから作業していた。
転落を目撃した別の作業員が「工事中の橋から3人が転落した」と119番した。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20200522/20200522-241991.html
5月21日19時0分にNHK岐阜からは、救助時の様子などが下記趣旨でネット配信されていた。
21日午前8時50分ごろ、恵那市上矢作町小田子の橋の補修工事現場で「作業中の男性3人が川に落ちた」と、一緒に作業していた男性から消防に通報がありました。
警察と消防が確認したところ、岐阜市の工事会社に務める男性作業員3人が橋の下を流れる川で崩れた足場につかまっているのを見つけ、橋の上からつり上げるなどして救助しました。
警察によりますと、2人が肋骨や足の骨を折り、残る1人も軽いけがをしましたが、いずれも命に別状はないということです。
警察によりますと、橋を補強するため鉄の部材を取り付ける工事をしていたところ、突然、足場が崩れ、約15メートル下の水深約1メートルの川に足場ごと落ちたということです。
現場は愛知県との境に近い上村川に架かる長さ約40メートルの橋で、去年の10月下旬から補修工事が行われていました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20200521/3080003850.html
(ブログ者コメント)
以下は、東海テレビ放映の3コマ。
2020年3月29日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・品川労働基準監督署は、型枠支保工の支柱を十分に設けなったとして、元請業者の東急建設㈱(東京都渋谷区)と同社工事現場担当者および下請業者である型枠支保持工設置担当の㈱K建設(東京都武蔵村山市)と同社工事職長の計2社2人を、労働安全衛生法第31条(注文者の講ずべき措置)や同法第20条(事業者の講ずべき措置など)違反などの疑いで東京地検に書類送検した。
平成29年7月3日、コンクリート打設担当の下請事業場に所属していた労働者ら5人は、目黒区内の工事建設現場において、K建設が木材で作った型枠の上で、厚さ数センチ分のコンクリートを流し込む打設作業を行っていたところ、型枠を支えていた型枠支保工が崩壊した。
労働者らは作業を行っていた高さ5.42メートルの4階床部分から3階床部分に型枠ごと墜落し、重軽傷を負った。
型枠支保工の支柱であったパイプサポートのなかには、重さによって折れていたものもあった。
労働安全衛生法規則第242条(型枠支保工についての措置など)では、高さ3.5メートル以上の型枠支保工を設ける場合、高さ2メートル以内ごとに水平つなぎを2方向設けなければならないが、東急建設らは1方向のみにしか水平つなぎを設けていなかった疑い。
同労基署は、固まりきっていなかったコンクリートが墜落の際のクッションになったが、さらに重篤な災害につながる恐れがあったとしている。
https://www.rodo.co.jp/column/89380/
2020年3月18日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重・伊賀労働基準監督署は、墜落防止措置を怠ったとして、三重県伊賀市で造園工事業の「I園」を営む個人事業主を安全衛生法第21条(事業者が講ずべき措置など)違反などの疑いで伊賀区検に書類送検した。
I園の労働者は令和元年10月21日、人通りの少ない市道で高さ8メートルの街路樹の剪定作業をしていた。
腰にロープを巻き付け、街路樹にぶらさがり作業をしていたところ、幹が折れて4.5メートル下に墜落した。
胸椎や脊髄損傷、肺塞栓で死亡した。
労働安全衛生規則第518条では、高さ2メートル以上の箇所で作業を行う場合、作業床を設けなければならないとしている。
同事業主は高さ4.5メートルで作業させていたにもかかわらず、移動式足場などを設けさせて墜落防止措置を講じなかった疑い。
労働者は入社50年目で、I園で働く他の労働者らも、足場を設けず作業することが常態化していた。
https://www.rodo.co.jp/column/89376/
2020年2月17日17時57分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前、出雲市の橋の建設現場で、高さ10メートルほどの門型のクレーンが倒れ、作業員1人が橋の下に転落して顔やひざの骨を折ったほか、別の作業員も腕を打撲するけがをしました。
警察などによりますと、2人とも命に別状はないということです。
警察や工事を所管する県によりますと、17日午前8時45分ごろ、出雲市斐川町の橋の建設現場で、高さ10メートルほどの門型のクレーンが倒れました。
この事故で、クレーンの支柱に上ろうとしていた39歳の作業員の男性が、橋から10メートルほど下の道路に転落しました。
男性は、顔やひざの骨を折る大けがをしましたが、命に別状はないということです。
また、18歳の作業員の男性も、クレーンに腕を引っ張られて打撲をしたということです。
現場は、山陰自動車道の斐川インターチェンジのすぐ北側で、ため池に橋を架ける工事が行われていたということで、警察が、クレーンが倒れた詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20200217/4030004648.html
2月17日18時29分に毎日新聞からは、門型クレーンを移動させていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前8時45分ごろ、島根県出雲市斐川町のため池に橋を架ける工事現場で門型クレーンが倒れ、男性作業員(39)が10~12メートル下の市道に転落し、救急搬送された。
県道路建設課によると、命に別条ないという。
別の男性作業員(18)も腕に打撲を負った。
同課によると、橋桁を設置する準備のために門型クレーンを移動させていたという。
https://mainichi.jp/articles/20200217/k00/00m/040/174000c
2月17日20時31分に日テレNEWS24からは、転落した作業員はクレーンの脚の梯子の上にいたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時頃、出雲市斐川町で行われていた県道の建設現場で、橋を架ける作業に使っていたクレーンが倒れた。
この事故で、当時クレーンの脚の部分に設置された梯子の上にいた39歳の男性作業員が、10メートルほどの高さから下の道に落ちた。
男性は顔や肋骨、左ひざを骨折するケガを負ったが意識はあり、命に別状はないという。
また、別の18歳の男性作業員は事故により、橋の上で転倒し腕を打撲した。
工事関係者によると、クレーンはワイヤーなどで固定されていたということで、出雲警察署が事故の原因を詳しく調べている。
http://www.news24.jp/nnn/news8759629.html
(ブログ者コメント)
〇以下は、NHK映像の1コマ。
〇本記事のタイトルは、3つの報道内容をドッキングさせて作成した。
しかし、上に人がいる状態でクレーンを移動させていたかどうかは疑問だ。
2019年7月4日8時49分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時ごろ、下関市王喜本町にある冠婚葬祭業者が所有する冷凍倉庫の天井が、突然、崩落した。
この事故で、改修工事を請け負っていた会社の社長で、福岡市早良区の高稲さん(男性、38歳)が天井裏からおよそ8m下の床に転落した。
高稲さんは市内の病院に運ばれたが、頭を強く打って、およそ1時間後に死亡した。
また、同じく天井裏で作業していた40代の男性作業員も腰の骨を折る大けがをしたという。
警察によると、高稲さんがほかの作業員と一緒に天井裏に上がったところ、突然、天井が崩落したということで、警察は事故の詳しい状況を調べている。
出典
『下関 冷凍庫天井崩落で死亡事故』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190704/4060003051.html
2019年6月24日23時29分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後1時半ごろ、大阪市此花区梅町2の工事現場で「鉄骨に1人が挟まれた」と119番があった。
高さ約14mの鉄柱4本が倒れ、うち1本と地面との間に挟まれた大阪府柏原市の建設作業員、桃井さん(男性、25歳)が死亡した。
18歳と21歳の男性作業員もけがをしたが、消防によると意識はある。
警察によると、現場はコンクリートの廃材処理工場の建設現場。
桃井さんは鉄柱の周囲にいた。
他2人は2本の鉄柱をつなぐはりの上で作業をしており、落下した。
警察が業務上過失致死傷容疑で調べる。
現場はJR桜島駅から西に約1kmの工場地帯。
(共同)
出典
『鉄柱倒れ、作業員3人死傷 大阪の工事現場』
https://mainichi.jp/articles/20190624/k00/00m/040/281000c
6月24日21時54分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後1時30分ごろ、大阪市此花区梅町の工事現場で、大阪府柏原市高井田の建設作業員、桃井さん(25)が鉄柱の下敷きになり、死亡した。
ほかに21歳と18歳の同僚男性2人も重傷を負った。
警察によると、現場ではコンクリート廃材処分工場を建設中で、長さ14mの鉄柱4本が次々と倒れたという。
3人は、当時、鉄柱に上って作業をしていた。
警察が事故原因を調べている。
出典
『建設現場で鉄柱の下敷きになり3人死傷 大阪・此花』
https://www.sankei.com/west/news/190624/wst1906240041-n1.html
2018年8月2日20時0分に神戸新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
2日午後1時ごろ、兵庫県三田市四ツ辻、建設会社の資材置き場で、長さ約8mの仮設電柱が倒れ、電柱に登って作業をしていた30代ぐらいの男性が地面に落下した。
男性は重傷とみられ、意識不明の重体。
警察によると仮設電柱は2本あり、約20年前に設置された。
男性は電柱の解体工事を請け負った会社の従業員で、撤去作業をしていたという。
警察が、電柱が倒れた原因などを調べる。
出典
『電柱倒れ撤去作業中の男性意識不明 三田』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201808/0011505320.shtml
(ブログ者コメント)
掲載された写真によれば、電柱はコンクリート製。
破断面は円形で、鉄筋が1本だけのぞいている
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。