忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(02/06)
(02/06)
(02/06)
(02/05)
(02/05)
(02/04)
(02/04)
(02/03)
(02/02)
(02/01)
(02/01)
(02/01)
(01/31)
(01/31)
(01/30)
(01/30)
(01/29)
(01/28)
(01/27)
(01/27)
(01/26)
(01/26)
(01/25)
(01/25)
(01/24)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[214]  [215]  [216]  [217]  [218]  [219]  [220]  [221]  [222]  [223]  [224

2019522日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/9663/

 

 

(2019年6月10日 修正1 ;追記)

 

20196370分に毎日新聞から、廃棄電気製品などの保管場所で大規模火災が相次いでいる、常総市の業者は古物商の許可しか持っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国内でプラスチックごみの処理が追いつかなくなる中、プラスチックを多く含んだ廃棄電気製品などの保管場所で大規模火災が相次いでいる。

 

中国がリサイクル資源としてのプラごみ輸入を2017年末に原則禁止して以降、処理業者のプラごみ保管量は増加しており、更なる火災の発生が懸念されている。

 

環境省は相次ぐ火災について、電気製品のリチウムイオン電池が出火元の可能性があるとして、5月20日、都道府県などに注意を呼びかける通知を出した。

 

5月15日早朝、茨城県常総市の資材置き場で火災が起きた。

消防車など延べ約240台が出動し、消防隊員ら延べ約1360人が消火活動に当たって、27日に鎮火した。

 

現場は敷地約5000m2に、企業や家庭から回収したとみられる洗濯機や冷蔵庫といった廃棄電気製品などが、高さ約10mに積み上げられていたという。

 

火災で黒煙が上がり、近くの小学生ら数10人が一時、のどや目の痛みを訴えた。

 

環境省によると、この他にも4月以降、東京都、埼玉県、栃木県などの廃棄物処理業者の敷地内で、プラごみなどが燃える大規模な火災が起きている。

 

プラごみの8割近くは企業などが出す産業廃棄物だが、中国の原則禁輸後、首都園を中心に処理が追いつかず、中間処理業者の敷地に山積みされるケースも目立つ。

 

禁輸前は、金属などを取り除いた廃棄電気製品もプラスチック資源として中国に輸出されており、常総市の火災では業者が茨城県の聞き取りに、「輸出できず、廃棄電気製品がだぶついていた」と説明した。

 

相次ぐ火災は、原因が特定できていないものもあるが、環境省は一部について、廃棄電気製品から分別されずに残ったリチウムイオン電池の発火が原因とみる。

 

山積みになった石油由来のプラごみが燃えれば、大規模火災につながる。

 

早期の注意喚起が必要として、環境省は5月20日、業者への分別徹底や火災防止の指導、消防との連携を求める通知を都道府県などに出した。

 

一方、常総市などによると、5月15日に火災が起きた業者は古物商の許可しかなく、産業廃棄物や家電を回収できる許可は得ていなかった。

 

各地で違法な廃品回収が行われているとされ、産廃処理業者などで構成する東京都産業資源循環協会の担当者は、「違法業者にまで火災予防を徹底するのは困難」と苦慮している。

 

出典

『リチウムイオン電池が火元か 資材置き場で火災頻発 プラごみに紛れ』

https://mainichi.jp/articles/20190602/k00/00m/040/225000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

たしかに最近、このような廃棄物置き場での火災事故が増えている感がある。

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR

2019641236分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後10時半すぎ、黒部市岡にある「Hゴム工業」の工場で従業員の男性が機械に挟まれているのを同僚の男性が見つけ、会社の警備員を通じて消防に通報した。


警察によると、男性は黒部市田家新に住む「Hゴム工業」の社員・田村さん(男性、36歳)で、病院に搬送されたが頭部を損傷していて、約1時間後に死亡した。


田村さんは、ゴム製品の材料を冷やす機械の内部で作業をしていたところ、回転する鉄製の棒と、その上にある鉄製のパイプの間に頭を挟まれたという。


当時、工場には7人の従業員がいたが、田村さんは一人で作業をしていたとみられるということで、警察は工場の関係者に話を聞いて、事故の詳しい状況や会社の安全管理に問題がなかったかどうか調べることにしている。


Hゴム工業は、「二度とこういった事故が起きないよう、設備面の安全対策を徹底するとともに、従業員の安全意識を高めていきたい」と話している。

 

出典

ゴム工場で機械に挟まれ男性死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190604/3060002014.html 

 


6
41545分にYAHOOニュース(富山テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日夜、黒部市のゴム製品を製造する工場で、作業をしていた男性が機械に頭をはさまれ、死亡した。

 

3日午後10時45分頃、黒部市岡のHゴムの工場で、作業をしていた黒部市田家新の田村さん(36)がゴム製品の材料を吊るす鉄製のハンガーとパイプの間に頭をはさまれた。


同じ製造ラインで働く男性従業員が見つけ、田村さんは病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡が確認された。


警察によると、事故当時、工場には7人の従業員がいたが、田村さんは一人で作業をしていたとみられるという。


警察は、工場関係者から話を聞くなどして、事故の原因や会社の安全管理に問題がなかったかどうかを調べている。

 

出典

黒部市の工場で機械にはさまれ死亡

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-00000005-bbt-l16 

 

 

 

(2020年3月10日 修正1 ;追記)

 

2020391947分にNHK富山からは、別の従業員が誤って装置を作動させたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

去年6月黒部市の工場で、作業していた従業員が機械に挟まれて死亡した事故で、魚津労働基準監督署は9日、会社と責任者の男性を、安全管理の指導を怠ったとして労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

この事故は去年6月、黒部市の工場で、従業員の男性がゴム製品の材料を冷やす機械の中で掃除をしていたところ、一緒に作業をしていた従業員が誤って装置を作動させ、回転する鉄製の棒とその上にある鉄製のパイプの間に頭を挟まれ死亡しました。


この事故で魚津市労働基準監督署は9日、黒部市のゴム製品製造会社の「Hゴム工業」と安全対策の責任者を務める57歳の男性を、安全管理の指導を怠ったとして富山地方検察庁魚津支部に労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。


「Hゴム工業」はNHKの取材に対し、「事故が二度と起こらないよう、今後も再発防止を徹底していきたい」とコメントしています。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20200309/3060003924.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の1コマ。

結構大きな工場だ。

 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201964100分にYAHOOニュース(徳島新聞)から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

3日午後5時10分ごろ、徳島市応神町古川の吉野川橋北詰め県道のアンダーパスで、クレーン付き14トントラックが高さ制限ゲート(高さ3.8m、幅8.8m)に衝突し、倒れたゲートが後続のトラックや対向する乗用車にぶつかるなど、計10台が絡む事故があった。

 

うち、1.5トントラック1台が横転し、運転していた北島町の40代会社員男性が頭を切り、助手席の徳島市の50代会社員男性が肋骨を折るけがをした。

 

警察によると、現場は吉野川橋をくぐる片側1車線の直線道路。

 

徳島市の40代会社員男性のクレーン付きトラックが衝突したゲートは、後続の12トントラックの荷台部分に挟まった。

 

トラックは引きずる状態で約60m走行し、対向する乗用車やトラックなど数台にぶつかった。

 

警察が詳しい事故原因を調べている。

 

事故の影響で、アンダーパスの全区間約600mは約3時間通行止めとなり、約2km渋滞した。

 

出典

ゲート衝突が発端に、10台絡む事故 徳島・吉野川橋アンダーパス

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-03211051-tokushimav-l36 

 

 

64523分にNHK徳島からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後5時すぎ、徳島市の県道で、吉野川に架かる吉野川橋北詰アンダーパスに設置された高さ制限のゲートにクレーンのついたトラックが衝突した。

事故の衝撃でゲートは倒れ、後続の大型トラックの荷台部分にめり込んだうえ、対向車線を走ってきた複数台の車もそのゲートに次々と衝突した。

このうちトラック1台が横転し、警察によると、乗っていた男性2人が肋骨を折るなどのけがをしたが、命に別状はないという。

現場は徳島市中心部に近い吉野川沿いを通る片側1車線の直線道路で、倒れたゲートは地上からおよそ3m80cmの高さに設置されていたという。

警察は、最初にゲートに衝突したトラックの運転手から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べている。

 

出典

高さ制限ゲートに車衝突2人けが

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20190604/8020004735.html

 

 

 

(2020年2月21日 修正1 ;追記)

 

2020220188分にNHK徳島から、両方の車の運転手がともに書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年6月、徳島市の県道で、直前の接触事故で傾いた高さ制限のゲートに後続の大型トラックが衝突し、引きずられたゲートに対向車線の車が次々と巻き込まれて、男性3人が骨折などのけがをしました。

警察は任意で事情を聞くなどして捜査を進めた結果、20日、先にゲートに接触したクレーン付きのトラックを運転していた徳島市の40代の会社員の男性を道路法違反と過失運転傷害の疑いで書類送検しました。

警察によりますと、クレーンのアームをしっかりと降ろさないまま、道路の高さ制限の3.8メートルを超えた車高で走行していたということです。

また、ゲートを引きずって走行した後続の大型トラックを運転していた阿波市の20代の男性も過失運転傷害の疑いで書類送検されました。

警察の調べに対し、2人とも容疑を認めているということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200220/8020006903.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は、映像の7コマ。

事故に巻き込まれた車のドラレコ映像などが放映されていたが、クレーンがゲートに接触したシーンは放映されていなかった。

 









 



 

 

 

 

(2020年5月10日 修正2 ;追記)

 

2020582322分にNHK徳島から、運転手に罰金50万円という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

徳島区検察庁は、ゲートを安全に通過できるか確認せず進行したなどとして、クレーン付きのトラックを運転していた徳島市の45歳の男を道路法違反と過失運転傷害の罪で略式起訴しました。

男は徳島簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受け、8日までに納付したということです。

ゲートを引きずったなどとして過失運転傷害の疑いで書類送検された大型トラックの20代の男性運転手は不起訴となりました。
検察は不起訴の理由を明らかにしていません。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20200508/8020007545.html

 

 

 






 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2019641945分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後2時10分ごろ、厚木市緑ケ丘5丁目の金属加工会社の工場で、厚木市三田南2丁目、会社員の男性(32)が工場内で倒れているのを同僚の男性(42)が見つけた。

 

男性は胸などを強く打っており、病院で死亡が確認された。

警察によると、亡くなった男性は当時、鉄板を加工するプレス機から出てくる鉄くずを処理する作業をしていた。

 

大きな音がしたため同僚男性が駆け付けたところ、うつぶせで倒れていたという。

近くには鉄くずを集める箱(高さ約65cm、幅約310cm、奥行き約60cm)が傾いており、亡くなった男性が何らかの原因でこの箱と別の機材の間に挟まれた可能性もあるとみて、警察は死因や経緯などを調べている。

 

出典

工場で作業中の男性が死亡 鉄くず処理の作業に従事

https://www.kanaloco.jp/article/entry-172388.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201964642分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3日午後、阿賀町で、「砂防えん堤」の建設に伴う、道路の補強工事にあたっていた50歳の男性作業員が落下した鉄板に挟まれて、まもなく死亡した。
死亡したのは、阿賀町に住む建設会社の50歳の男性作業員。


男性は、阿賀町豊実で「砂防えん堤」の建設に伴う道路の補強工事のため、同じ会社の2人とともにトレーラーの荷台からショベルカーを使って鉄板を運ぶ作業にあたっていたが、突然、鉄板の穴にかけていたショベルカーのフックが外れ、縦6m、横1.5m、重さ1.6トンの鉄板が落下したという。


この事故で男性は鉄板とトレーラーの間に挟まれ、胸などを強く打ち、病院に搬送されたが、およそ2時間40分後に死亡が確認された。


警察は、一緒に作業にあたっていたほかの作業員から事情を聴くなどして、事故の詳しい状況を調べている。

 

出典

工事中に鉄板落下 作業員死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190604/1030007960.html

 

 

(ブログ者コメント)

 

フックが穴から外れたのだろうか?

それとも、フック自体がショベルカーから外れたのだろうか?

 

それはさておき、クレーン機能のないショベルカーで資材を吊り上げていて事故を起こした法令違反事例を、本ブログでは過去に何件か紹介している。

 

もしかすると、今回の事例も、そのようなパターンだったのかもしれない。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201962215分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後8時15分ごろ、横浜市南部を走る無人運転の新交通システム「シーサイドライン」新杉田駅(同市磯子区)で、列車が進行方向とは逆に走り出して、車止めに衝突した。

 

警察によると、14人がけがをし、そのうち6人が骨折などの重傷。

命に別条はないという。

 

運営会社の横浜シーサイドラインによると、列車は新杉田発並木中央行きで、5両編成。

乗客は50人以上いたとみられ、始発駅の新杉田駅でドアが閉まった後に逆走した。

警察によると、本来の停車位置から約25m逆走したという。

 

同社は2日未明に記者会見し、「事故原因は調査中」と説明した。

運転再開の見通しも立っていないという。

 

国交省は同社に対し、安全が確認できるまで運行を再開しないよう指示した。

 

シーサイドラインは1989年に開業。

新杉田~金沢八景(横浜市金沢区)の約11kmを結ぶ新交通システムで、運転士が乗車していない完全自動運転が特徴だ。

 

同社ウェブサイトによると、あらかじめ登録されたダイヤ情報をもとに、司令所にある運行管理装置で進路設定や発車時刻などを制御。

運行管理装置からの情報をもとに、自動運転装置でプログラムに沿った無人運転をしているという。

 

事故を受けて、国の運輸安全委員会は1日夜、鉄道事故調査官を現地に派遣した。

 

出典

シーサイドライン25m逆走し衝突、14人重軽傷 横浜

https://www.asahi.com/articles/ASM616WP6M61ULOB00Q.html

 

 

6232分に神奈川新聞からは、事故時の車内の様子などに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故車両の2両目に乗っていた男性会社員(46)は、事故の衝撃で車内のポールに手足をぶつけた。
「発車から5秒後に事故があった。ドンという大きな音がして、買い物袋に入っていた牛乳が飛んだ。突然の衝撃で何があったのかわからなかった」と話した。

同じ車両に乗っていた女性会社員(51)は「ものすごい衝撃だった」と回顧。

女性は座っていてけがはなかったが、座席から投げ出された他の乗客は、頭から血を流したり、うずくまったりしていたという。

「車内でしばらく何も説明がなく、怖かった」と憔悴した様子だった。

衝突から数分後に先頭車両から避難できるとアナウンスがあり、2人ともほかの乗客とともに誘導されて車外に出た。


しばらくドアが開かず、「早く出せ」と怒鳴り声が飛んだり、子どもが泣き叫んだりして混乱していたという。

 

車両を制御する司令所は並木中央駅の本社にある。

 出典

『シーサイドライン逆走し、衝突 重傷6人、軽傷9人』

https://www.kanaloco.jp/article/entry-171795.html

 

 

622056分に朝日新聞からは、車両側のシステムに問題があった可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

列車が逆走を始める直前まで、駅の機器室と車両側のやりとりが正常だったことが、運営会社への取材でわかった。

 

駅側が出発の合図を出した直後に逆走しており、合図を受ける車両側のシステムに問題があった可能性がある。

 

同社の自動運転システムは、駅にある無人の機器室と車両の双方に付いている装置が、進路変更などの信号をやりとりして運行を管理する仕組み。

 

新杉田駅は折り返しの始発駅で、事故直前に駅側の装置が進行方向の切り替えを指示し、車両側から切り替えが終わったとの返答があった。

 

続いて駅側が出発の合図を出した直後に、列車が逆走を始めたという。

 

このとき、本社では3人の職員が遠隔で運行状況を監視していたが、衝突前に異常を知らせる表示はなかった。

 

逆走時に自動停止する仕組みはなく、車両の障害物検知装置は接触までブレーキがかからない上、今回は作動しなかったという。

 

シーサイドラインは1989年に開業し、94年から運転士が乗らない完全自動運転になった。


現在の2000型車両は2010年に導入し、4年かけて更新した。 

 

出典

車両側のシステムに問題か 逆走したシーサイドライン

https://www.asahi.com/articles/ASM625K4ZM62UTIL00Z.html

 

 

63138分に毎日新聞からは、逆走を想定した自動停止システムがなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

シーサイドラインのシステムには、車両が逆走しても自動で止まる仕組みがなかったことも明らかになった。

 

これまでに国内の新交通システムで逆走した事例はなく、同社は「逆走するという想定がなかった」としている

 

・・・・・

 

出典

『運行会社「逆走の想定なかった」 自動停止の仕組みなし シーサイドライン逆走』

https://mainichi.jp/articles/20190602/k00/00m/040/157000c 

 

 

6399分に産経新聞からは、車止めが衝撃を吸収したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

車両が車止めに衝突した後、約1m動いて停止していたことが3日、運営会社への取材で分かった。

 

車止めは衝撃を吸収するために動くよう設計されており、運輸安全委員会や運営会社は強い衝撃が加わったとみて、事故の状況を詳しく調べる。

 

運営会社によると、車止めは油圧式ダンパーで支えられており、元々の位置から最大で約1m動く。

 

衝突時にブレーキはかかっておらず、車止めが衝撃を吸収したことで停車した。

計算上、時速10km以上で衝突した可能性があるという。

 

出典

衝突後、1メートル移動 横浜シーサイドライン 車止めが衝撃を吸収

https://www.sankei.com/affairs/news/190603/afr1906030008-n1.html

 

 

632122分に朝日新聞からは、無人運転各社が職員をホームに配置するなどの緊急対策を始めたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同様に無人運転をしている全国の路線が3日、職員をホームに配置するなどの緊急対策を始めた。


各社とも、逆走は「想定外」と説明。

原因が特定されない中、乗客の安心や安全を図る目的がある。

 

・・・・・

 

ゆりかもめは、職員を始発駅のホームに置き、出発時にいつでも非常停止ボタンを押せるようにした。

 

・・・・・

 

出典

逆走のシーサイドライン、時速20キロ以上で衝突か

https://www.asahi.com/articles/ASM634VS9M63ULOB00S.html

 

 

 

  (2/2へ続く)

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

(1/2から続く)

 

662133分に朝日新聞からは、電気系統の断線が原因か?という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故車両(5両編成)を調べたところ、1号車の電気系統に断線が見つかった。

 

駅側から出した進行方向の切り替え指示は、2号車にあるATO装置から、1号車を通る配線を経由して、モーターの回転方向などを制御する装置に伝えられる。

 

断線によって指示が制御装置に伝わらなかった可能性があり、方向転換の指示が各車両に行き渡らないまま発車したため、逆走して車止めに衝突したとみられる。

 

断線を警告するシステムはなかったという。

 

断線箇所は1両目の車体下部の、外部から見えない場所にあるという。

 

同社では定期的に動作確認をしてきたが、目視での配線の確認は4年に1度。

多数の配線をすべて確認するのは困難という。

 

同社は、「こうした事態を想定して安全に停止させるシステムがなかった」と運行システムに欠陥があったと認めたうえで、「早急な修正が必要」とした。

 

出典

『逆走事故、電気系統の断線確認 運行会社、欠陥認める』

https://www.asahi.com/articles/ASM6644JMM66ULOB00R.html

 

 

66日21時45分に読売新聞からは、断線が原因で異常時に列車を停止する装置も作動しなかったなど、下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。

 

運営会社が事故車両を調べたところ、1両目の配線1本に断線を発見した。

 

この配線は、2両目に搭載されたATOから進行方向の切り替えの信号を全車両のモーターに伝える役割を担っていた。

 

同社が記録を確認したところ、発車する前の段階で切り替え信号は途切れ、モーターに伝わっていなかった。

 

また、断線のため、逆走など異常があると列車を停止する装置にも進行方向の信号が伝わらず、作動しなかったという。

 

断線があった回路は6年ほど前から使用し、事故の3日前に実施した点検では異常はなかったという。

 

出典

『シーサイドライン逆走、断線で進行方向伝わらず』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190606-OYT1T50302/ 

 

 

661613分にNHK神奈川からは、3日前に実施した電気を通す点検では異常なかったなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

先頭車両にある進行方向を制御する装置につながる回路で断線した箇所が見つかったという。


この回路は車両を導入した6年前から使われていて、事故の3日前に電気を通す点検で異常は見つからなかったが、目視では確認していなかったという。

 

出典

『先頭車両の制御装置付近で断線』

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20190606/1050006439.html 

 

 

66219分に神奈川新聞からは、断線した配線は束の中の1本だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

運営会社によると、断線していたのは、1号車後方部分に設置された「機器箱」内の回路。

100本以上が束になって収納されており、うち1本が切れていた。

1号車の回路は他の車両の回路と連動しており、全てのモーターが後方に進むと認識。

その結果、車両は逆走して約25m後方の車止めに衝突した。

 

車両の後退を検知すると急停車する仕組みも機能しなかった。

会見した同社の担当者は、「車両全体が金沢八景駅に向かって走るよう認識すべきところ、一部の回路だけ、その認識が伝わっていなかった」とし、回路の断線が逆走の直接的な原因とみられると説明した。

 

また、断線で一部の指示が伝わらない事態を想定したバックアップ体制を取っておらず、その点は「システムの欠陥」との見方も示した。

 

事故車両の回路は6年前から使用。

 

同社は、断線した原因や時間を特定するとともに、無人による自動運転での運行再開のためにシステムを改修するとした。

出典

『車内で断線、方向切り替え伝わらず システム欠陥も認める』

https://www.kanaloco.jp/article/entry-172922.html

 

 

68448分にNHK NEWS WEBからは、フェイルセーフ設計になっていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

これまでの運行会社の調査などで、先頭車両にある進行方向を制御する装置につながる回路が断線しているのが見つかり、逆走につながったとみられている。

 

また、この回路が断線した場合に車両を動かなくする「フェイルセーフ」と呼ばれる設計になっていなかったということで、現在は有人運転を行っている。

一方、NHKが全国のほかの無人運転の新交通システム6社に取材したところ、5社は、回路が断線した場合、車両を動かなくする設計になっていることを確認したという。

国交省は新交通システムの運行会社などでつくる協議会を立ち上げ、フェイルセーフの設計が徹底されているかや想定外のリスクがないか検証し、再発防止策を検討することにしている。

 

出典

『シーサイドライン逆走 回路断線で車両止める設計なし』

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190608/k10011945411000.html 

 

 

 

(2019年6月21日 修正1 ;追記)

 

20196142220分に神奈川新聞からは、回路断線が事故前の走行中に起きていたなど、下記趣旨の記事が配線束の写真付きでネット配信されていた。

 

運行会社によると、事故が発生した1日午後8時15分、新杉田発金沢八景行き下り列車は、新杉田駅で地上側ATOからの信号は正常に送られていたが、車両内の下り方向に進むよう指示する回路が断線していて進行方向の切り替え指示が伝わらなかったため、車両は逆走した。

 

同社などによると、断線したのは、1本前の下り列車が幸浦~産業振興センター間を走行中の午後7時25分ごろ。

 

金沢八景到着後、新杉田へ折り返す際に、上り方向を指示する別の回路は正常だったため、通常通り金沢八景駅を出発した。

断線した回路は1号車後方に設置された「機器箱」に収納され、直径2~3mm。

一部はステンレス製車体の内骨に接触し、溶けていた。

 

同社や国の運輸安全委員会は断線が事故の原因とみて、さらに詳しく調べる。

 

出典

『逆走事故前、走行中に回路断線 自動運転再開メド立たず』

https://www.kanaloco.jp/article/entry-174821.html 

 

 

6142223分に産経新聞からは、骨組みとの摩擦で配線が切れた可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

上り、下りの進行方向をモーター制御装置にそれぞれ伝える電線2本のうち、下り方向を指示する1本が1両目で断線していた。

 

走行による振動で電線と骨組みが摩擦を起こし、切れた可能性がある。

 

電線は先が溶けた状態で車体内部に付着していた。

 

出典

『車体骨組みに接触し断線か 事故50分前 横浜の自動運転逆走』

https://www.sankei.com/affairs/news/190614/afr1906140033-n1.html 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2019611312分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午前4時半ごろ、倉敷市水島川崎通にあるJFEスチール西日本製鉄所の工場で、「作業員が重機にひかれた」と消防に通報があった。


警察によると、事故が起きたのはコークスを製造する工場で、下請け会社の従業員で岡山県津山市の宿野さん(男性、62歳)が、別の作業員が運転していた重機にひかれたという。


宿野さんは近くの病院に運ばれたが、およそ1時間後に死亡した。


警察によると、当時は、宿野さんを含む3人ができあがったコークスをスコップで回収する作業をしていて、宿野さんはバックしてきた重機と接触して転倒し、下敷きになったという。


警察は、重機を運転していた作業員から話を聴くなどして、当時の詳しい状況を調べている。


JFEスチール西日本製鉄所の担当者は、NHKの取材に対し、「事故の原因を究明し、再発防止に取り組みます」と話している。

 

出典

JFE製鉄所で重機にひかれ死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20190601/4020002876.html 

 

 

 

(2019年12月6日 修正1 ;追記)

 

20191231713分にNHK岡山からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

倉敷労働基準監督署は、作業の指揮をしていた下請け会社の47歳の男性が安全管理を怠り、宿野さんを、重機と接触するおそれがある場所に立ち入らせたとして、この男性と、下請け会社の広島県福山市に本社がある「U社」を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20191203/4020004235.html 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20195312032分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今月11日の夜、北杜市と韮崎市を中心に停電が発生し、最大4万戸余りが影響を受け、復旧までにおよそ4時間かかった。


東京電力が原因を調査した結果、北杜市にある北巨摩変電所でヘビが高圧電流が流れる「断路器」と呼ばれる設備に触れ、設備の内部でショートを起こし、管轄する地域に電気を送ることができなくなったことが分かった。


変電所のフェンスには小動物の侵入を防ぐネットが設置されているが、一部で植物のツタが垂れていて、東京電力はここからヘビが入ったものとみて、再発防止のためツタをすべて刈り取ったという。


この調査結果について、東京電力は来週にも、電気事業法に基づいて経済産業省に報告することにしている。

 

出典

4万戸余の停電 原因はヘビか

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190531/1040006627.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本ブログでは、ヘビや伸びたツル草が原因で停電した事例を過去に何件か紹介している。

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20195312256分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午後2時ごろ、広島県福山市にあるJFEスチール西日本製鉄所の第2製鋼工場で「ダクトの清掃作業をしていた作業員が倒れた」と警察に通報があった。

警察によると、倒れたのは男性3人で、市内の病院に運ばれたが、このうち市内に住む村上さん(男性、32歳)がおよそ2時間後に死亡した。

さらに、40代の男性が意識不明の重体になっているほか、30代の男性が体調不良を訴えているものの、命に別状はないという。

警察によると、清掃を行っていたダクトは、溶鉱炉から出る高い濃度の一酸化炭素を含んだガスを排出するためのもので、警察は、作業の手順を誤ったことで漏れ出した一酸化炭素を吸い込んだと見て、事故の詳しい原因を調べている。

 

出典

一酸化炭素吸い込んだか 製鉄所で1人死亡1人重体 広島 福山

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190531/k10011936891000.html

 

 

531日付で中国新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午後2時ごろ、福山市鋼管町のJFEスチール西日本製鉄所福山地区の第2製鋼工場で、ダクトを清掃していた作業員が倒れ、3人が病院に搬送された。

 

同市南松永町1丁目の会社員村上さん(32)が死亡。

40歳代の男性が意識不明の重体、30歳代の男性が軽症を負った。

 

警察によると、3人が複数のダクトを清掃中、ガスの漏出防止措置が取られていないふたを開けたため、一酸化炭素の濃度が高い有毒ガスが漏れ出し、吸い込んだとみられる。

村上さんはJFEの取引会社の社員という。

 

工場周辺への影響はなかった。

 

出典

『有毒ガスか、1人死亡 福山のJFE西工場、1人重体』

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=539223&comment_sub_id=0&category_id=256

 

 

651254分にNHK広島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると事故が起きたダクトは、溶かした鉄の成分を調整する炉から出る高濃度の一酸化炭素を含むガスを排出するためのもので、当時は稼働していない炉につながるダクトを清掃する予定だったが、何らかの原因で稼働中の炉につながるダクトのフタを開けたとみられるという。

 

出典

福山のJFE事故で現場検証

https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20190605/0004556.html 

 

 

 

(2020年3月31日 修正1 ;追記)

 

2020330212分にNHK広島からは、工事業者が安全確保に必要な情報の周知を怠っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年5月、福山市にある製鉄所で、ダクトの作業中に、一酸化炭素を含んだ有毒ガスを吸って作業員2人が死亡した事故で、福山労働基準監督署は、30日、工事を委託していた会社と工事責任者を、労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、福山市曙町にあるS興業と、30歳の工事責任者です。


福山市にあるJFEスチール西日本製鉄所の工場では、去年5月、ダクトの清掃に関わる作業にあたっていた作業員の男性3人が一酸化炭素を含めた有毒ガスを吸って倒れ、このうち2人が亡くなりました。


福山労働基準監督署によりますと、現場検証や関係者からの聞き取りなどの結果、工事を委託していたS興業が、現場の安全確保に必要な情報の周知を怠るなど、安全管理に問題があったことがわかったということです。


このため、福山労働基準監督署は、きょう、この会社と工事責任者を労働安全衛生法違反の疑いで、広島地方検察庁福山支部に書類送検しました。


労働基準監督署は会社側の認否を明らかにしておらず、書類送検された会社は30日午後8時半の時点でNHKの取材に応じていません。

 

https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20200330/4000007194.html

 

 

 

(2020年5月25日 修正2 ;追記)

 

2020525日付で労働新聞からは、作業場所を移動中に通路を誤って生産ラインに入ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

広島・福山労働基準監督署は、令和元年5月に発生した死亡労働災害に関連して、設備補修業のS興業㈱(広島県福山市)と同社工事担当者を労働安全衛生法第31条(注文者の講ずべき措置)違反の容疑で広島地検福山支部に書類送検した。

下請の労働者2人が一酸化炭素中毒で死亡している。

 

労災は福山市内の大手製鉄所内で行っていた転炉ダクト(銑鉄を鋼に製鉄するための生産設備である「転炉」から出るガスを排出するための設備)の補修工事で発生した。

 

ダクトのマンホールの蓋を開ける作業を行っていた下請会社の労働者2人が被災している。

 

作業場所を移動中に通路を誤って別に生産ラインに入り、稼働中の転炉ダクトのマンホールの蓋を開け、噴出してきた一酸化炭素濃度が高い有毒ガスを吸い込んだ。

 

同社は、事前に上位請負会社から交付されていた作業の安全事項を記載した文書の写しを下請会社に交付しなければならなかったのに、これを怠っていた疑い。

 

https://www.rodo.co.jp/column/90765/

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

協力会社の人だけで作業場所を移動していたのだろうか?


ここが作業場所だということを、製鉄所は協力会社に、どのように伝えていたのだろうか?


作業場所には、ここが作業場所だと表示されていたのだろうか?

 

そういった点が不明につき、事故報告書でもないかと調べてみたが、見つからなかった。

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20195312032分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

621813分にNHK山梨からは、男性が死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午前10時すぎ、笛吹市石和町唐柏の食肉処理場で馬が突然暴れだし、神奈川県大井町の家畜商、Nさん(男性、57歳)が頭を踏まれた。


警察などによると、馬は体重およそ700kgの4歳の雄のサラブレッドで、持ち主のNさんが食肉処理に立ち合うためトラックから下ろしたところ、突然前足を高く上げ、Nさんの頭を踏みつけた。


Nさんは、食肉処理場の職員の通報で駆けつけた消防隊によって甲府市内の病院に搬送されたが、2日午後1時半ごろ死亡した。

 

警察が、作業中の家畜の管理のしかたなどについて詳しく調べている。

 

出典

食肉処理場で馬に踏まれ男性重体

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190531/1040006628.html 

馬に踏まれ重体の男性死亡 笛吹

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190602/1040006636.html 

 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2019531720分に福井新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5月30日午後6時10分ごろ、同28日に全焼した福井県小浜市塩竃の鉄筋4階建て店舗兼住宅ビルから出火、3、4階の一部を焼き、約20分後に消し止めた。

けが人はなかった。

 

警察は、放火の可能性は低いとみて調べている。

 

現場は市中心部の「まちの駅」から約200m北側の住宅密集地。

 

28日は、このビルと倉庫の計2棟が全焼し、空き家1棟が半焼した。

28日は午後7時半ごろ出火、約2時間半に鎮火した。

 

約44時間を経て同じビルから火が出たことに対し、規制線外から現場を見つめた住民たちは、「何度もかなわん」、「消えたんじゃなかったのか」などと困惑していた。

 

若狭消防署は30日、午前8時半と午後2時ごろに署員を現場に派遣、安全を確認していたという。

 

同消防は火事を受け、ビル付近に署員を配置し夜通しで警戒に当たらせることにした。

 

出典

2日前に全焼のビルからまた出火 小浜、住民困惑「何度もかなわん」

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/864784

 

 

28日の火事は下記参照。

 

20195291710分 福井新聞)

 

5月28日午後7時半ごろ、福井県小浜市塩竃の鉄筋4階建てビルから出火、南隣の鉄骨2階建て倉庫と合わせて2棟を全焼、さらに倉庫の南隣の木造2階建て住宅を半焼し、約2時間半後に消えた。

 

出火当時、ビルにいた人は全員逃げ出して無事だった。

警察などが原因を調べている。

 

現場は、市中心部の「まちの駅」から約200m北側の住宅密集地。

 

警察と近くの住民らによると、ビルの1階が喫茶店で、2階以上に人が住んでいた。

倉庫は出火当時無人だった。

住宅は空き家という。

 

現場は消火作業を見守る住民で騒然となった。


消火作業中、ビルの一部がガラガラと音を立てて崩れ火の粉が舞い上がった。

現場一帯が白い煙に包まれ、住民から大きなどよめきが上がった。


近くに住む女性(75)は、「ドンという爆発したような音が聞こえた。外に出ると、ものすごい勢いで燃え上がる炎が見えてとても怖かった」とおびえた様子で語った。

 

出典

住宅密集地のビル出火、3棟全半焼 小浜市、全員逃げ出しけが人なし

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/863837 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20195291756分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪・ミナミのホストクラブで働いていた田中さん(当時21)が急性アルコール中毒で亡くなったのは接客中に多量の飲酒を強要されたからだとして、堺市の両親が労災認定を求めた訴訟の判決が29日、大阪地裁であった。

 

内藤裁判長は、飲酒死は業務が原因だったと認め、遺族補償給付などを支給しないとした国の処分を取り消した。

 

原告側代理人の松丸弁護士は、「飲酒を伴うサービス業務中の事故を労災と認めた初めての判断ではないか」としている。

 

判決によると、田中さんは2012年4月ごろから大阪市中央区のホストクラブに勤務。

 

場を盛り上げる「ヘルプ」として、店の先輩ホスト2人と同じテーブルで接客した後の同年8月1日午前7時半ごろ、店内で泡を吹いて倒れているところを発見され、病院に搬送されたが亡くなった。

 

判決は、客の証言から、田中さんが先輩ホストらから「なにチビチビ飲んでんねん」などと、濃い焼酎やテキーラを飲むよう強要されたと認定。

 

店のナンバーワンホストで指導的立場だった先輩ホストらによる強要は、拒絶が極めて困難であるうえ、酒を消費して店の売り上げ増加につながる行為だったとして、業務の一環にあたると判断した。

 

国側は、「店は過度の飲酒を禁じていたが、田中さんは酔って店に来て、在庫の酒を自分の判断で大量に飲んでいた」などと業務との関係を否定したが、判決は、ホスト間のライン上のやりとりから、「多量の飲酒を伴う接客業務が行われることが事実上黙認される状況だった」として退けた。

 

厚労省補償課は、「内容を検討し、関係機関と協議して判断したい」とした。

 

田中さんの両親がホストクラブの経営会社などに損害賠償を求めた訴訟では、会社側に約7400万円の支払いを命じた今年2月の大阪地裁判決が確定している。

 

出典

飲酒強要されて死亡、ホストの労災認める 大阪地裁

https://digital.asahi.com/articles/ASM5Y51FRM5YPTIL017.html?rm=503 

 

 

5291541分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

田中さんは店内で飲酒を強要され嘔吐した後、暴行されてさらに酒を飲まされ、急性アルコール中毒で死亡した。

 

内藤裁判長は判決理由で、店内では多量の飲酒を伴う接客が事実上黙認されており、田中さんは先輩ホストからの飲酒強要を拒絶できない立場だったと指摘。

 

接客中の飲酒は「ホスト業務の一環と認められる」とし、急性アルコール中毒は「ホスト業務に伴う危険が現実化した」と判断した。

 

田中さんの死亡をめぐっては、両親がホストクラブの経営会社(清算)らを相手取り、8600万円の損害賠償を求めて提訴。

大阪地裁は今年2月、経営会社の使用者責任を認め、会社側に約7300万円の支払いを命じている。

 

出典

ホストの急性アル中死は「労災」 大阪地裁、業務との因果関係認める

https://www.sankei.com/affairs/news/190529/afr1905290035-n1.html 

 

 

5291752分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

両親は2013年6月、大阪中央労基署に労災申請したが、同年11月に不支給とされた。

・・・・・

 

2016年に当時の店の責任者ら2人が業務上過失致死の疑いで大阪府警に書類送検されたが、いずれも不起訴となり、両親は検察審査会への不服申し立てを検討している。

 

出典

ホスト一気飲み死亡は労災 「飲酒は業務の一環」大阪

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45419380Z20C19A5AC8Z00/ 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2019530日13時43分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後9時45分頃、茨城県鹿嶋市光の日本製鉄鹿島製鉄所内の岸壁で、貨物船の船上で接岸作業をしていた石川県能登町、船員・向さん(男性、64歳)を、岸壁の鉄くいにくくりつけてあった係留ロープ(直径約5cm)がはねて直撃した。

 

向さんは病院に運ばれたが、約3時間半後に死亡が確認された。

警察で死因や事故の原因を調べている。

 

発表によると、貨物船が接岸した後、向さんが一人で係留ロープのたるみを点検していたところ、突然、岸壁からロープがはね、向さんに当たったという。

 

出典

『くくった係留ロープ、突然はねて船員を直撃』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190530-OYT1T50182/ 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2019530100分に徳島新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。

 

29日午前8時ごろ、徳島県三好市山城町粟山の林道で、西日本豪雨被害の復旧工事をしていた同市西祖谷山村後山、建設会社の男性社員(56)が、ショベルカーごと斜面に転落した。

 

男性は胸を強く打つなどして三好市内の病院に運ばれ、約3時間半後に死亡が確認された。

 

警察によると、男性は路面に崩れ落ちた土砂を取り除く作業を担当。

ショベルカーは道路から25m下まで落ち、男性は途中で投げ出されていた。

 

ショベルカーが転落しているのに気付いた同僚が119番した。

警察が事故原因を調べている。

 

現場は昨年7月の豪雨で土砂崩れが発生し、男性が勤務する建設会社が12月から復旧工事を進めている。

 

出典

重機が斜面転落し運転の男性死亡 徳島県・三好で災害復旧工事

https://this.kiji.is/506636114810684513?c=39546741839462401 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

掲載写真によれば、道路部分がギザギザ状態の場所から転落した模様。

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2019530日15時19分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

埼玉県春日部市立医療センターは29日、患者の問診票を28日にトラックで焼却場に搬送中、一部が飛散したと発表した。

 

数10枚が飛散したとみられ、29日までに25枚を回収した。

問診票には、氏名、年齢、性別、症状のほか、連絡先が書かれたものもあった。

 

同センターは該当者に謝罪するとともに、ホームページでも謝罪文を表示する。

 

同センターによると、問診票の原本は、スキャナーで電子カルテに取り込み、3か月間保管した後、シュレッダー処理するのがルールだが、年1回の事務文書の廃棄時期に当たることから、事務的な廃棄文書に混ぜて焼却処理に回したという。

 

昨年も同じ処理をしていた。

 

段ボール箱のふたも、粘着テープなどで固定せず、互い違いに閉めただけだったため、風にあおられて開いたとみられる。

 

今回の事故を受け、同センターでは、重要な個人情報を含む文書は原則的にシュレッダー処理するほか、溶解処理を行い、関係職員に研修を実施する。

 

出典

『風に舞う問診票…トラック搬送中、箱から飛散』

https://www.yomiuri.co.jp/national/20190530-OYT1T50162/

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20195291559分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

28日午後、高岡市のトンネル内で照明の付け替え作業をしていた51歳の男性が高所作業用の車2台に挟まれ、死亡した。

警察によると、28日午後1時過ぎ、高岡市西海老坂の農道にある桜峠トンネル内で、作業員が車2台に挟まれたと消防に通報があった。


男性は高岡市内の病院に運ばれたが、約1時間後に死亡が確認された。


死亡したのは射水市中新湊に住む電気工事業の米田さん(51)で、停車していた2台の高所作業車の間にいたところ、前方の作業車が突然動き出して挟まれたという。


警察によると、現場のトンネル内は傾斜があり、動き出した作業車の運転席には人が乗っていなかったということで、警察が会社関係者から詳しく話を聞いて事故の原因を捜査している。

 

出典

作業車に挟まれ男性1人死亡

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190529/3060001974.html

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

20195272011分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県立がんセンターは、のどの診察に使った細い管を洗うための消毒液を、本来2週間以内に交換する必要があったのに、去年7月までの2年間にわたって交換していなかったことを明らかにした。


消毒液は、この間、2000人余りの患者の診察に使われた可能性があるが、B型肝炎などに感染した人は確認されていないという。

県立がんセンターによると、去年7月、外来診療のための医療機器の点検を行った際、のどの奥などを診るカメラ付きの細い管の洗浄に使っていた消毒液が、3年前からの2年間にわたって交換されていなかったことがわかったという。


消毒液は本来、2週間以内に交換する必要があったが、管理の記録がなかったほか、管理方法も定められておらず、日頃、消毒液を使用していた担当の看護師なども気づかなかったという。


がんセンターによると、去年7月までに、あわせて2160人の患者がこの消毒液につけた管で診察を受けた可能性があるが、これまでにB型肝炎などに感染した人は確認されていないという。


がんセンターは感染のリスクは低いとしているが、27日、対象の患者全員に対し、文書で経緯を説明したという。


県立がんセンターは、「患者の皆様をはじめ、関係者におわび申し上げます。再発防止に努めます」としている。

 

出典

医療機器の消毒液2年間交換せず

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20190527/3030002952.html

 

 

※本件、2019527日付で県立がんセンターから、患者が多い火曜日と金曜日だけ使う手動消毒用容器の消毒液を交換していなかったという、下記趣旨のお詫び記事がネット配信されていた。

 

当院で使用している鼻咽腔・喉頭用ファイバースコープのうち、一部の観察用のファイバースコープ(送水や吸引の管路や鉗子孔のないもの。以下、スコープ)について、洗浄・消毒の際、消毒不良であったスコープを一定期間、患者さんに使用していたという事態が発生しておりました。

 

調査・検証の結果、医療機器の管理が現場で不明瞭であったこと、および手作業で行う一部の機器の取り扱いが不明確であったことが主な原因と考えております。

 

患者さんをはじめ、関係者の皆様にご心配をおかけしましたことについて、お詫び申し上げます。

 

このスコープは、頭頸部外科外来の患者さんに対して鼻や喉の奥の状態を詳しく観察するための器具で、使用毎に洗浄・消毒を行うものです。

 

洗浄・消毒の手順は、

①流水下で、酵素洗剤を用いて付着した汚れ(血液・体液・蛋白)を除去する。

②中性洗剤で洗浄し、流水で十分に洗い流す。

③5分間消毒液に浸漬し、流水によりすすぐ。

④水分を拭き取ったのち乾燥させる

という手順で行っています。

 

通常は、上記③の消毒の段階で、全自動洗浄器を2台用いていますが、患者さんの多い日(火、金曜日)には1台の手作業で行う消毒用容器を追加して対応していました。

 

今回、この追加して使用した1台について、消毒液をおよそ2年間交換せずに使い続けていたために、消毒不良が発生いたしました。

 

昨年7月、院内の医療機器の管理・点検を行う際に消毒液が交換されていないことに気づき、直ちに使用を中止し、医療機器の現場管理体制およびマニュアルの見直しを行うとともに、外部委員を含む調査委員会で消毒不良の影響についても検討を重ねました。

 

使用した消毒液は、使用開始後有効とされる14日間を大幅に超えており、洗浄水の混入や有効成分の揮発による消毒液の濃度低下により、消毒液としての効果は得られていませんでした。

 

一方、このスコープは鉗子孔のないタイプの単純な洗浄しやすい構造であり、消毒液に漬ける前と後の洗浄過程ではマニュアル通りに洗浄されていたことから、洗浄は十分に行われていたと判断しております。

 

文献に基づいた感染リスクの検証では、最も感染力の高い肝炎ウイルスでも、過去の文献から約1000万分の1と推定されます。

 

また、これまでのところ、耳鼻咽喉科領域ではファイバースコープを介した感染事故は学会などで報告されていません。

 

これらを総合的に判断し、病原体の感染リスクは非常に低いと判断しております。

 

患者さんに影響を及ぼす感染リスクは極めて低いものの、このような事態を招いたことを厳粛に受け止め、公表することにいたしました。

 

今後は、このようなことが起きないよう再発防止に努め、最善適切な医療を提供できるよう、職員一丸となって努力して参ります。

 

出典

『ファイバースコープの消毒液交換の不備に関するお詫び』

https://www.scchr.jp/press/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%AE%E6%B6%88%E6%AF%92%E6%B6%B2%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E3%81%AE%E4%B8%8D%E5%82%99%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇普段使っている全自動洗浄機については、マニュアルに消毒液交換時期が定められていたが、たまに使う消毒用容器についてはマニュアルから漏れていた・・・ということかもしれない。

 

〇さらに考察すれば、昔、患者が多い日に、全自動洗浄機2台だけでは追いつかず、誰かの発案で手作業で行う消毒用容器を使用したが、それが便利だということで、そのままズルズルと患者の多い日に使い続けた・・・などといった変更管理不適事例だったのかもしれない。

 

 



 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

2019527515分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が害獣王装置の写真付きでネット配信されていた。

 

宮城、福島、山形の3県で、列車とイノシシなど動物との衝突が急増している。

 

3県を管轄するJR東日本仙台支社によると、2018年度は135件(前年度比50件増)で、過去最多。

 

列車の故障や長時間の不通など、多くの客に迷惑が及ぶことから、対策に知恵を絞っている。

 

3県で起きた衝突135件の内訳は、イノシシ(53件)を筆頭に、カモシカ(38件)、クマ(12件)、シカ(9件)と続く。

 

線区別では、東北線と仙山線がいずれも28件で、両路線で4割強を占めた。

奥羽線(27件)や磐越西線(24件)も多かった。

 

東北線や磐越西線ではイノシシ、仙山線や奥羽線ではカモシカやクマとの衝突が目立ったという。

 

背景にあるのは、耕作放棄地の拡大や、温暖化に伴う積雪量の減少による、中山間地域での動物の増加だ。

 

加えて、福島第一原発事故以降、基準値を超える放射性物質が検出されたツキノワグマやイノシシの肉の出荷が制限され、ハンターが減ったことも大きい。

 

衝突が多いのは夜間だ。

 

乗務員が動物を線路外に撤去して車両周りを点検するなど、運転再開まで30分はかかる。

 

ブレーキなど機器の故障が見つかれば、運転見合わせは数時間にもなり、後続列車の手配など、影響は多方面に及ぶ。

 

そこでJR東は、動物が線路に近づかないよう、対策を進める。

 

今のところ効果が高いのは、赤外線センサーで接近を感知し、動物の嫌う青色の光と超音波で追い払う装置だ。


17年度以降、「害獣王(がいじゅうおう)」の名前で東北線や仙山線などに設置され、衝突はゼロ。

ただ、守備範囲は半径約6mで、1台当たり20万円とお高いのがネックだ。

 

動物の侵入を防ぐフェンスも、これまでに3線区(約1.3km)に取り付けており、衝突の報告はない。

こちらも、1m当たり4万円と割高だ。


今年度も、地形などの条件から「害獣王」が置けない東北線と仙山線の2カ所(約600m)に設置する。

 

費用が安いのが忌避剤。

イノシシには唐辛子エキスが入ったものを、シカにはヒトデを原料にしたものが有効で、線路の周辺に作業員がまく。

人件費を除けば、1m当たり350円。

1度まくと3カ月は効果が続き、衝突件数も減ることが確認されているという。

 

JR東の担当者は、「過去の衝突実績が多い区間から優先的に対策を進めている」と話す。

 

出典

列車と動物の衝突、「害獣王」で防げ ヒトデも効果あり

https://www.asahi.com/articles/ASM5G6JBLM5GUNHB00W.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

列車と動物が衝突するのを防ぐ対策については過去に何件か紹介しているが、今回の情報も、その一つとして紹介する。

 

 



読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

201952732分に日本経済新聞電子版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国交省は、災害時の物資輸送に重要な道路を対象に、電力会社や通信会社に電柱を撤去させる新たな制度を設ける。

 

重要区間を指定し、10年間の猶予期間終了後は、道路の利用許可を更新しない。

これまで、電柱の新設を制限する仕組みはあったが、すでにある電柱を強制的に撤去させる制度は初めてだ。

 

道路の防災対策を強化する一環で、地震などで倒れた電柱が道を塞いで被災地の救助や復旧を遅らせるのを防ぐ。

 

開始時期や細部を関係機関と詰め、早期の実現をめざす。

法令改正などはせず、新制度についての通達を出す。

 

電柱は2017年度末時点で国内に約3600万本ある。

16年に新設を制限する仕組みができたが、年約7万本のペースで増え続けている。


電力会社や通信会社は、国などから道路利用許可をもらい、電柱を設置する。

 

電柱は、景観の問題のほか、倒壊すれば災害の救助や復旧を担う車両の妨げにもなる。


このため国交省は、災害時に緊急車両の通行を確保すべき幹線道路である「緊急輸送道路」上の電柱撤去に優先的に取り組むことにした。

 

具体的には、緊急輸送道路の中から優先区間を選び、電柱を撤去する場所に指定する。

電力会社などは、10年間の猶予期間中に電柱を撤去する必要がある。

 

電柱を撤去する会社への損失補償は原則として行わないが、費用が高額になる場合は個別に対応を検討する。

 

総延長が約10万kmに達する緊急輸送道路のうち、まず直轄国道の2万km超を対象とする。

 

日本の電柱撤去の取り組みは、海外に比べて大きく遅れている。


欧州の主要都市やシンガポール、香港などでは無電柱化がほぼ達成されているのに対し、日本では東京23区や大阪市も、電柱のない道路の割合を示す無電柱化率は1割に満たない。

 

無電柱化には、ガス管や水道の移設や撤去後の舗装も含めて平均して7年程度がかかるとされ、コストもかさむ。


国交省は、財政的な支援も絡めて、取り組みを加速させる。

 

出典

電柱、重要道から撤去可能に 国交省が防災へ新制度

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45291490W9A520C1MM8000/?n_cid=NMAIL007 

 

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]