2023年6月7日14時16分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
おととい午後5時ごろ、長岡市立中央図書館の地下排水溝に通じるマンホールで、設備会社の従業員で見附市の山田さん(男性、47歳)と小千谷市の細貝さん(男性、28歳)が、いずれも意識がない状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。
マンホールの中は酸素濃度が低かったということで、警察が酸欠の可能性もあるとみて調べていましたが、いずれも死因は血中の酸素濃度が低くなる低酸素血症とわかったということです。
当時、合わせて5人で図書館のトイレの改修工事を行っていましたが、警察によりますと、当初の予定ではマンホールの中に入る工程はなく、トイレが詰まっていると追加の相談を受けたことから、状況を調べるために2人がマンホールに入ったとみられるということです。
2人がマンホールの中にいたことについて、ほかの3人は知らなかったと話しているということで、警察は当時の状況などを詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20230607/1030025338.html
6月7日11時20分に読売新聞からは、死亡したうちの1人は現場責任者だった、トイレの配管洗浄作業中だった、現場には酸素濃度測定器がなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日は他の作業員と、トイレの配管を洗浄する作業をしていた。
山田さんは現場責任者だった。
長岡署などは6日、現場で実況見分を実施、2人が倒れていたマンホール内は、酸素欠乏の危険性がある酸素濃度18%未満だったことを確認した。
同署によると、2人は事故当時、酸素濃度を測る測定器を所持しておらず、現場にも設置していなかったという。
また、同署などによると、マンホール内への進入は、予定されていた作業計画に含まれていなかった。
同署や長岡労働基準監督署は、2人がマンホール内に入った経緯を確認するとともに、業務上過失致死や労働安全衛生法違反の疑いも視野に詳しい事故原因を調べる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230606-OYT1T50203/
6月7日21時21分に産経新聞からは、5人はトイレの配管詰まり解消作業を行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故が起きた5日は、2人を含む作業員計5人が図書館のトイレの配管詰まり解消の作業を行っていた。
2人が倒れているのが見つかった場所は、作業とは直接関係ない、館内1階のマンホールの内部だったという。
図書館側は取材に対し、「業者から作業が終了したと報告を受け、その後マンホールが開いているのを職員が見つけた」と話した。
https://www.sankei.com/article/20230607-RI4L5L4JKZP6LE4TSBNSOAL7VM/
6月27日20時54分に新潟日報からは、酸欠を想定した準備をせず中に入った可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人はマンホールの穴の直下近くでうつぶせの状態で倒れていたことが7日、関係者の話で分かった。
長岡市消防本部によると、救助当時の現場の酸素濃度は低く、長くはいられないレベルだった。
長岡署は同日、2人の死因が低酸素血症だったと発表した。
長岡署によると、5日はマンホール内での作業は予定されていなかった。
また、救助に当たった消防によると、現場に酸素濃度を測る検知器などは落ちていなかった。
2人が酸素欠乏を想定した準備をせずに中に入り、死亡した可能性がある。
長岡労働基準監督署によると、県内で酸素欠乏症による労災死亡事故は、少なくとも2022年度までの10年間発生していない。
長岡労基署は、図書館内のマンホールが酸素濃度18%未満で法令によって対策が義務付けられている「酸素欠乏危険場所」に当たるかどうかを調べている。
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/229218
2023年9月1日16時44分にYAHOOニュース(新潟放送)からは、事故の4ケ月前にもトイレ詰まり解消作業を行っていたが、2回とも?作業者に酸欠特別教育を行っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長岡労働基準監督署は、酸素が少なくなる場所での作業ということがわかっていながら、亡くなった従業員一人に特別な教育を行わずに危険な場所で作業に就かせていたとして、労働安全衛生法違反の疑いで長岡市の建築設備会社と会社の代表取締役を書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、新潟県長岡市にある建築設備工事会社と代表取締役です。
長岡労働基準監督署によりますと、6月の死亡事故が起きる前の今年2月に、長岡市立中央図書館の地下にある作業スペースで、トイレの詰まりを取り除く作業を行わせた際、酸素が少なくなる場所での作業ということがわかっていながら従業員一人に特別な教育を行わず、作業に就かせた疑いが持たれています。
労働安全衛生法では、酸素欠乏の恐れがある場所で働かせる場合には、知識不足から生じる事故を防ぐため、空気呼吸器などの使用方法など特別な教育を行っていない労働者に作業させることを禁止しています。
その後、6月に長岡市立中央図書館のトイレで同様にトイレの詰まり作業を行っていた際、作業をしていたこの会社の47歳と28歳の男性2人が低酸素血症で死亡する事故が起きています。
死亡した2人のうち、もう1人が教育を受けていたかについては 労基署は明らかにしていません。
この事故について警察は、業務上過失致死の疑いを視野に捜査を続けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/451b70488817949f5ee5c21dbdf2ee50f638a7da
9月1日20時6分にNHK新潟からは、2月の教育未実施は6月の事故を調べる中で判明したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし2月、長岡市の図書館のトイレの改修工事で、酸素欠乏のリスクなどに関する特別な教育を行わず、作業員1人を地下のスペースで作業させたとして、労働基準監督署は1日、市内の建築設備工事会社と社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
長岡労働基準監督署によりますと、ことし2月上旬、長岡市の市立中央図書館のトイレの改修工事で、20代の男性作業員に対し、酸素欠乏のリスクなどに関する特別な教育を行わず、地下のスペースで作業させたとして、労働安全衛生法違反の疑いが持たれています。
ことし6月、同じ図書館の敷地内にある地下のスペースで作業していたこの会社の20代と40代の男性作業員2人が低酸素血症で死亡する事故が起きていて、労働基準監督署が調べるなかで、今回の事案がわかったということです。
この建築設備工事会社はNHKの取材に対し、「担当者が不在でコメントできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20230901/1030026355.html
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2023年5月21日14時10分にYAHOOニュース(大人んさー;近畿大准教授の寄稿文)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月17日に岐阜県で気温が35度を観測するなど、これからの時期は気温や湿度が上がるため、熱中症患者が増え始めます。
そして、校庭や体育館も暑くなるので、学校でも毎年多くの子どもたちが熱中症になります。
同日には、福岡県久留米市内の中学校で体育祭の練習をしていた生徒7人が、熱中症とみられる症状で病院に搬送されたほか、大阪府羽曳野市内の小学校でも生徒9人が体育の授業後に体調不良を訴え、うち3人が病院に搬送されました。
学校で発生する熱中症について、事故防止や災害リスク軽減に関する心理的研究を行う、近畿大学生物理工学部・准教授の島崎敢さんが、「大人の管理下にある子どもの熱中症は自己責任で片付けられない問題であり、学校側の十分な配慮が必要」と指摘するとともに、学校での熱中症を誘発する、社会心理学的なメカニズムについて解説します。
【意見を言いにくい雰囲気が醸成】
皆さんは「権威勾配」という言葉をご存知でしょうか。
権威勾配とは、「上司と部下」「先生と生徒」など、組織内の上にいる人と下にいる人の上下関係の落差を示す言葉です。
一般的に上にいる人は、下にいる人よりも権限や情報を多く持っており、多かれ少なかれ不均衡があります。
権威勾配はこの不均衡を指す言葉で、不均衡の程度、つまり権威勾配は強かったり弱かったりします。
権威勾配が強い場合、上の人は下の人に指示を出しやすくなるというメリットがあります。
軍隊や体育会系の部活などは一般的に権威勾配が強く、統率の取れた行動や上意下達の情報伝達が比較的うまくいきます。
しかし権威勾配が強いと、下の人たちは自身の意見や懸念を表明しにくくなり、意思決定や問題解決に重要な情報が上の人に伝わりにくくなるデメリットがあることが知られています。
権威勾配の問題は、これまで、医療や航空の安全に関わる分野で注目されてきました。
どちらの仕事も素早く適切な意思決定が求められます。
また、どちらも「医師とその指示に従う医療スタッフ」「機長とその指示に従うクルー」などといったように、立場が上の人と、それ以外の人が一緒に仕事をしています。
ここで権威勾配が強過ぎると、組織内の下の立場の人が重大な間違いや問題に気が付いても、そのことを「上の人に言いづらい雰囲気」があるため、問題解決のためのコミュニケーションや情報共有が円滑に行われません。
例えば、医療スタッフが、「医師の処方が間違っているかもしれない」と思っても、権威勾配が強過ぎると「下の人間が間違いを指摘するなんて失礼かな」「間違いを指摘された先生は不機嫌になるかな」という意識が働いてしまいます。
その結果、すぐに対処すれば事なきを得るような事態も、取り返しのつかないところまで進んでしまうことがあるのです。
教室の権威勾配も、円滑な学級運営のためにある程度は必要です。
生徒と先生がフラットな関係になり過ぎてしまうと、言うことを聞かない子どもが出てきてしまったり、騒ぎが収まらなくなってしまったりして学級崩壊につながりかねません。
学習のうち、特に「知識の伝達」だけに着目すれば、権威勾配によって、生徒が先生の話を静かに聞く環境がつくられるのは良いことかもしれません。
しかし、先生と生徒の間には、以下のような理由で、意図しなくても、始めから強い権威勾配ができてしまうことに注意が必要です。
先生は教える立場で、生徒は教わる立場です。
小学生低学年のうちは体格も先生の方がずっと大きく、経験や知識量も圧倒的です。
つまり、持っている情報に大きな不均衡があります。
そして、先生は生徒の成績決定権を握っているので、権限にも大きな不均衡があります。
さらに、子どもたちは保護者からも「先生の言うことを聞きなさい」と言われて育ち、「先生は偉い人だ」というイメージを持っています。
子どもの権威勾配の感じ方には個人差がありますが、教室には始めから強い権威勾配が生まれる要素がそろっているので、素直な子どもほど「先生の言うことは絶対だからつらくても従わなければいけない」「話を遮ったり異論を唱えたりしてはいけない」などと思い込んでしまう可能性があります。
子どもたちがこのように思っていれば、先生は授業を進めやすいかもしれません。
しかし同時に、こういう気持ちは「暑いから日陰で休ませてほしい」「水を飲みたい」「友達の様子がおかしい」といった、子どもたちからの重要な情報発信を阻害する可能性があります。
校庭で体育が行われる場合、校庭で行うことや日が当たる場所で整列すること、水筒を教室に置いてくることは、いずれも先生が決めたことです。
先生が決めたことを否定し、授業を中断させ、場合によっては「自分だけ楽をしたい」と受け取られかねない、暑さから身を守るための対処を申し出ることのハードルは、強い権威勾配が意識されるほど高くなります。
「暑くて頭ガンガンするけど、先生の話を遮って言うのは気が引けるなあ」などと思っているうちに、事態はどんどん悪化します。
【熱中症を防ぐには?】
こういった問題を起きにくくするためには、強過ぎる権威勾配を弱める工夫が必要です。
医療や航空の分野でも、上下関係に関わらず、積極的に全員の意見表明を求め、否定的な反応をせずにメンバーが感じる心理的安全性を高め、発言しやすい雰囲気を醸成することが推奨されています。
また、上の立場の人が、優先順位を明確に伝えることも重要です。
例えば「先生の話を静かに聞くこと」「計画的に水分補給すること」などは教育上重要なことかもしれません。
しかし、これらは子どもたちの健康や命より優先されるべきものではありません。
こういった優先順位は大人なら分かるかもしれませんが、大人ほど判断力がない子どもに対しては、「健康や命が最優先、原則やルールは二の次」だということを大人が積極的に伝える必要があります。
さて、ここまで学校での熱中症を題材に話を進めてきましたが、権威勾配の問題はあらゆる組織や人間関係に影響する問題です。
強過ぎる権威勾配は、先述のコミュニケーションや情報共有の阻害によるリスクの上昇のほかにも、さまざまな問題を引き起こします。
意見表明をしづらい、あるいは表明しても受け入れられないので、下の立場の人は考えるのをやめてしまいます。
考えるのをやめれば、考える能力は徐々に低下するし、有益なアイデアが生まれる可能性も下がってしまいます。
組織運営は他人事になり、目的意識や責任感は希薄になります。
モチベーションも低下するので、結果的に組織のパフォーマンスが低下してしまいます。
このように考えてみると、あらゆる組織の上に立つ人には、「権威勾配が強くなり過ぎていないか」「メンバーが発言しやすい文化や雰囲気が醸成されているか」を常に確認し、適切な状態に近づけていくことが求められます。
熱中症に話を戻しますが、これからの季節、先生方は子どもたちが体調不良を言い出しづらい雰囲気がないか、改めて点検するとともに、健康と命が最優先であることを周知し、熱中症をはじめとする体調不良の早期発見に努めていただきたいと思います。
近畿大学生物理工学部准教授 島崎敢
https://news.yahoo.co.jp/articles/8953a02b5ae0d9b5b9360ff7bb1e45e46a09c19f
2023年6月2日17時22分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
きょう夕方、川崎市の工事現場で建築用のクレーンの先端部が折れ、近くにある電柱の一部に接触しました。
けが人はいませんでした。
午後4時前、川崎市宮前区にある工事現場で「クレーンの先端部が風で折れて電柱のワイヤーに引っかかっている」と、現場監督の男性から110番通報がありました。
警察によりますと、雨による強風の影響で建築作業用のクレーンの先端部が折れ、近くにある電柱の一部に接触したとみられています。
周辺で停電はなく、けが人はいませんでした。
現場は東急田園都市線・宮前平駅前の住宅街です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/522162?display=1
(ブログ者コメント)
事故当時は線状降水帯に加え、台風2号接近の影響もあって、アクアラインが通行止めになったほどの強風が吹いていた。
2023年6月2日15時42分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前9時ごろ、音更町木野大通東14丁目の道路脇の斜面で、草刈りをしていた作業員から「作業員が草刈り機の下敷きになっている」と警察に通報がありました。
警察によりますと、下敷きになった作業員の男性は70代とみられ、駆け付けた消防隊などに救出されましたが、頭を激しくけがをしていて、病院で死亡が確認されました。
死亡した作業員の男性は、事故当時、立ち上がって運転するタイプの草刈り機に乗っていて、斜面をバックしようとした際に草刈り機から落ちたとみられています。
現場は音更川の河川敷のサイクリングロード脇にある斜面で、作業員は北海道開発局から委託を受け、あわせて13人で草刈りなどをしていました。
警察が、死亡した作業員の身元など、詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/42db173457cbb0a02c31dd90e518cbe55bb11f7c
6月2日17時15分にYAHOOニュース(STV)からは、落下した後、進んできた草刈り機の下敷きになったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道・音更町で2日、乗用型の草刈り機の下敷きになり、心肺停止で見つかった70代くらいの男性が死亡しました。
事故があったのは音更町木野大通東14丁目の「共栄あさがお公園」東側の斜面です。
午前8時40分ごろ、草刈り機の下で動けなくなっている男性を同僚の作業員が見つけ、約2時間後に病院で死亡が確認されました。
草刈り機は後部に立って乗り運転操作するタイプで、警察は斜面をバックで下っている時に何らかの原因で男性が落下し、進んできた草刈り機に頭や背中などが下敷きになったとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fcbaebd477d746cde79bccaaa5549ab8ae25b42
6月2日20時47分にHTBからは、転倒した男性の上に草刈り機が倒れてきたらしいという、下記趣旨の記事が草刈り機の写真付きでネット配信されていた。
男性は胸や頭を強く打ち、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
男性は、河川事務所から委託を受けて草刈をしていました。
警察は、転倒した男性の上に草刈機が倒れてきたとみて、事故の原因を詳しく調べています。
https://www.htb.co.jp/news/archives_20877.html
2023年6月1日20時4分にYAHOOニュース(青森テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
青森県八戸市のダムで、水質調査をしていたボートが転覆しました。
ボートには男性作業員2人が乗っていましたが、無事、救助されました。
着用していた救命胴衣についていた「笛」が迅速な救助につながりました。
【写真を見る】ボート転覆「笛」が迅速な救助に 救命胴衣付属の笛で異変知らせる 水質調査の作業員2人 無事救助 青森県八戸市
1日午前10時半ごろ、八戸市南郷の世増(よまさり)ダムで「ボートが転覆して作業員2名がボートにつかまっている」と、ダム関係者から消防に通報がありました。
2人は約一時間後に救助され、市内の病院に運ばれましたが、命に別条はないということです。
2人は、ダムを管理する三八地域県民局の発注を受けて、ダムの水質調査を行っていました。
N環境 東北支社青森支店 古舘支店長
「海やダム湖でしょっちゅう水質調査を行っていますけれども、転覆事故というのは発生した事例がありません」
これまで転覆する事例はなかったということですが、2人は着用していた救命胴衣についていた「笛」で異変を知らせました。
この音に気が付いたダムの管理事務所の職員が消防に通報、迅速な救助につながりました。
古舘支店長:
「転覆防止装置をオプションで取り付けて、今後も転覆しないような形にしたいと考えています」
青森県や発注を受けた業者は再発防止を徹底するとしていて、警察と消防が事故の原因など調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fd1c977873013229d8b2497bb28150d26790050
2023年6月1日19時56分にYAHOOニュース(テレビ熊本)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前9時前、菊池市旭志伊坂の油の貯蔵施設で、ドラム缶をトラックに積み込む作業をしていた男性がドラム缶と一緒に荷台から転落しました。
この事故で、菊池市西寺に住む会社員、北村さん(51)が、荷台から落ちてきたドラム缶で頭などを強く打ち、意識不明の重体で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
警察によりますと、北村さんは他の作業員と2人で約200リットルの油が入ったドラム缶を積み込んでいたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d51e9c616a3700e640c79162b4f9ad860803ca5c
2023年5月31日12時48分にYAHOOニュース(大分放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分市内の学校改築現場で、高さ25メートル、重さ93トンの杭打ち機が作業中に倒れ、改築中の校舎に直撃しました。
けが人はいませんでした。
【写真を見る】学校の改築現場で高さ25メートルの杭打ち機が倒れ校舎に直撃 稼働中にバランス崩す 大分
(渡辺記者):
「特別支援学校の工事現場です。重機が倒れていて壁を見るとえぐられたような跡もあります」
31日午前8時すぎ、大分市東大道にある県立さくらの杜高等支援学校に隣接する工事現場で、高さ25メートル、重さ93トンの杭打ち機が倒れました。
現場では、県立聾学校の旧校舎を改築して新しい学校を作るため、今年2月から工事が行われていました。
県土木事務所によりますと、校舎建設のための杭を打とうと重機を動かしたところ、雨でぬかるんだ地面に駆動用のベルトがめり込み、バランスを崩したということです。
(近くの住民):
「すごい音がして、ドカーンという音がしたものだから、とりあえず外を見たんだけど、けが人がなかったというのが一番だと思います」
県土木事務所は、建設業者から話をきくなどして事故の状況や原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6143858a24d3bf9f04888a82acdc90fbc3ed8407
2023年5月29日19時37分に静岡放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後3時ごろ、「ヤマハ発動機のバイクの工場で作業員がプレス機に挟まれた」と関係者から消防に通報がありました。
警察などによりますと、浜松市浜北区中条にあるヤマハ発動機の工場で、浜松市天竜区の男性作業員(21)がプレスされたバイク部品の検品作業を一人でしていたところ、プレス機に頭を挟まれたということです。
男性は、その場で死亡が確認されました。
警察は、安全装置が起動していたかなど、事故の詳細を調べています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbs/511268?display=1
2023年5月29日付で秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前10時40分ごろ、秋田県男鹿市船川港の秋田国家石油備蓄基地の原油タンク内で、クレーンから落下した鉄板が同市船越字前野の会社員男性(30)の頭などに当たった。
男性は秋田市内の病院に搬送され、約5時間後に死亡が確認された。
死因は捜査中。
男鹿署によると、鉄板は縦1メートル、横1・5メートルで、重さは数十キロ。
深さ50メートルのタンクの底に、地上からクレーンで鉄板を降ろしていた際、何らかの原因で落下した。
男性はタンクの底で、複数人で作業していた。
署が詳しい事故の経緯を調べている。
https://www.sakigake.jp/news/article/20230529AK0031/
5月29日18時30分に秋田テレビからは、死亡した作業員は荷下ろし作業に従事していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前、秋田県男鹿市の秋田国家石油備蓄基地の原油タンク内で、男性作業員が荷下ろし作業をしていたところ、鉄製の資材が落下し死亡した。
亡くなったのは、男鹿市船越の会社員・船木さん(30)。
29日午前10時50分ごろ、市内にある秋田国家石油備蓄基地で、クレーンでつり上げていた資材が船木さんの頭に直撃したとみられている。
https://www.akt.co.jp/news?sel=20230529-00000005-AKT-1
秋田石油備蓄㈱のHPには、タンクは開放検査工事中だったという、下記趣旨の記事が掲載配信されていた。
弊社が独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構から操業管理を受託しております秋田国家石油備蓄基地において、本日、死亡事故が発生しましたのでお知らせいたします。
原油タンク開放検査工事中の事故により、弊社男鹿事業所の工事協力会社の作業員の方1名が死亡されました。
現在、地元警察署及び労働基準監督署による現場検証等が行われているところです。
https://www.akibi.co.jp/news/202305/post-9.html
2023年5月29日17時52分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前、北九州市小倉北区の工場で解体作業中のプラントが燃える火災があり、警察と消防が詳しい状況や原因を調べています。
29日午前9時ごろ、北九州市小倉北区許斐町の工場で「大量の黒煙が上がっている」という通報が消防にありました。
現場は、JR小倉駅の北西、およそ600メートルにある工業地帯で、製鉄関連などのプラントが多くあります。
消防がポンプ車など十数台を出して消火活動を行い、火はおよそ1時間半後に鎮火しました。
この火災でけがをした人はいませんでした。
警察によりますと、火災が起きたのは液体を冷やすための「蒸発塔」と呼ばれる円筒型のプラントです。
当時、解体作業が行われていて、作業の担当者が工具を使って外側から穴をあけていたところ、火花が出て火災につながったということです。
警察と消防は火災の詳しい状況や原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20230529/5020013454.html
6月2日14時36分にNHK北九州からは、1日にも作業はしていなかったのに再出火したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月29日に火災が発生した北九州市の工場のプラントで、1日夜、再び火災があり、消防が十数台の車両を出して消火しました。
出火の原因はわかっておらず、警察と消防が引き続き調査しています。
火災が起きたのは、北九州市小倉北区許斐町の工場で、1日午後8時半すぎに「黒煙があがっている」という通報が消防にありました。
消防がポンプ車など18台を出して消火活動を行い、およそ3時間後に鎮火しました。
警察や消防によりますと、火災が起きたのは、液体を冷やすための「蒸発塔」と呼ばれる高さ12メートルの円筒型のプラントで、先月29日の午前中にも火災が発生していました。
29日の火災は、解体作業の担当者が工具を使って外側から穴をあけていたところ、火花が出て火災につながったということですが、1日は作業は行われていませんでした。
このプラントを所有する会社は、「関係者の皆様にご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」とコメントしています。
消防によりますと、1回目の火災が鎮火した直後から24時間にわたって、再び火災が起きないか、現場では監視が行われていたということです。
出火の原因はわかっておらず、警察と消防は引き続き原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20230602/5020013478.html
2023年5月27日20時59分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時10分ごろ、福岡市南区の国立病院機構九州がんセンターから「施設2階で職員が一酸化炭素(CO)中毒のようだ」と119番があった。
市消防局などによると、センターの栄養管理室で働く20~70代の男女9人がCO中毒の疑いで別の病院に搬送された。
全員意識があり、命に別条はないという。
福岡県警と消防が詳しい原因を調べている。
センターなどによると、同日午前9時40分ごろ、2階の栄養管理室内にある洗浄室で食器を洗っていた人やその周辺で体調不良の訴えが続出した。
当時、栄養管理室内には、センターの委託で食器の洗浄や調理などを担当する会社の職員ら26人がいた。
センターは搬送されていない残る17人を一晩入院させ、経過を観察するという。
センターでは、この日の朝、電気設備の点検のため計画停電を実施していた。
その後、食器を洗う洗浄機に不具合が起きていたという。
同日夕、記者会見したセンターの藤院長は、「我々も初めてのことで驚いている。まずは原因をはっきりさせる」と述べた。
https://mainichi.jp/articles/20230527/k00/00m/040/063000c
5月27日付でYAHOOニュース(テレビ西日本)からは、食器洗浄はガス給湯設備の湯を使って行われているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前10時15分ごろ、九州がんセンターから「酸欠のようだ」と消防に通報がありました。
消防などによりますと、2階の栄養管理室で食器を洗う作業などをしていた男女あわせて9人のスタッフが、体調不良を訴えて別の病院に搬送されました。
いずれも意識はあるということです。
食器洗浄は、およそ300人分の朝食を提供後、ガス給湯設備の湯を使って行われていて、当時、室内の酸素濃度は通常よりも低かったということです。
◆病院関係者
「(入院患者などに)ご迷惑をかけていますので、そこは申し訳ないと・・・」
搬送された9人は給食業務の委託会社のスタッフだということです。
警察と消防で原因を調べています。
https://yotemira.tnc.co.jp/news/articles/NID2023052717849
2024年1月31日17時14分に産経新聞からは、食器洗浄機が破損してCO発生、電気設備点検作業員が手順を誤って換気装置停止、警報が鳴ったのに職員らは避難しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
国立病院機構九州がんセンターは31日、一酸化炭素(CO)中毒で昨年5月に委託職員9人が搬送された事故の調査結果を発表した。
作業していた室内のガス式食器洗浄機が破損しCOが発生、建物全体の電気設備点検の作業員が手順を誤って換気装置が停止し、警報が鳴ったのに、委託職員らは避難していなかった。
センターは「食洗機のメンテナンスが不足し、COに対する危険認識が希薄だった。安全・安心な医療を提供するよう努める」としている。
センターによると、20~70代の男女9人のうち女性1人は一時意識不明の重症となったが、いずれも退院した。
https://www.sankei.com/article/20240131-6JKZADKDMBPCDI4B36RAUOW7HA/
1月31日22時42分にNHK福岡からは、食器洗浄機の内部に水垢が溜まったことで破損した、当日は電気設備点検の日だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
センターは31日、事故の調査結果を公表し、原因について、ガス式の食器洗浄機の内部に水あかがたまったことで一部が破損し、不完全燃焼が起こって一酸化炭素が発生したとみられるとしています。
さらに、当日は電気設備の点検日で、点検業者が誤って洗浄室の排気機能を止めてしまったことで、室内に一酸化炭素が充満したとしています。
センターは今後、食器洗浄機の点検を強化したうえで、職員への研修を行って再発防止に取り組むということです。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20240131/5010023278.html
2月1日11時50分にYAHOOニュース(読売新聞)からは、4人が体調不良を訴え救護した5人とともに病院搬送された、事故直前に警報器が鳴ったが業者が室外に運び出していた(過去に何回も同じことを実施))など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
調査報告書などによると、事故は昨年5月27日午前に発生。
洗浄室で食器を洗っていた委託業者4人が体調不良を訴え、救護した5人とともに病院に搬送された。
全員がCO中毒と診断され、最長で10日間入院した。
事故の直前に室内の警報器が鳴ったが、業者が室外に運び出していた。
大きな音が出るため、過去にも持ち出して放置することが繰り返されていたという。
一酸化炭素の発生は、ガス式の食器洗浄機の水漏れによる不完全燃焼が原因だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/72da011552ffbb27ee3c70222a9fb061e45893cd
以下は、センターHPに掲載されていたお知らせ(1月30日付)の抜粋。
事故以前に警報器が頻回に発報していた原因についてはかなりの時間をかけて調べたが分らなかったなどと記されている。
・・・
3 一酸化炭素中毒に至った要因
[事故発生に至った具体的な要因]
(1)ガス式食器洗浄機の不完全燃焼による一酸化炭素の発生
事故後の食器洗浄機の状態を調査したところ、機器内部のガスブースター内にスケール(カルキによる水垢)が付着し堆積したため、熱交換不良となり熱交換器の異常加熱により一部が破損していました。
水漏れによりガスバーナーの燃焼部に水滴がかかることで不完全燃焼となり、一酸化炭素発生につながったと推測しています。
スケールが付着する等の食器洗浄機が不調を来した原因は、食器洗浄機のメンテナンスが不足していたことと判断しています。
スケールの除去は、日常点検として栄養管理部門の業務委託職員が1ヶ月に1回程度行うこととなっておりましたが、十分に実施できておりませんでした。
(2)警報に対する対応遅延による一酸化炭素の吸い込み
調査の結果、事故当日、7時10分頃から食器洗浄機を稼働開始し、9時20分頃に(一酸化炭素)警報器が発報したことが判明しています。
その後、警報は鳴り続けていましたが、洗浄室内の業務委託職員は食器洗浄機を停止し避難するなどの安全行動を行わず、作業していた業務委託職員と救護に向かった他の業務委託職員が一酸化炭素を吸い込み、一酸化炭素中毒に被災しました。
警報の発報に対して安全行動が遅れた原因は、警報音が大きい、警報の危険性の認知が乏しく過去にも持ち出したこともあるという理由で、当日も業務委託職員が警報器を洗浄室外に持ち出しており、洗浄室内で作業している業務委託職員は一酸化炭素が洗浄室に充満している危険な状態であることを認知できませんでした。
他の業務委託職員は洗浄室内の気分不良者を発見し救護に向かいましたが、警報を確認できない状況で洗浄室内に入ったため、被災することとなりました。
警報器の発報履歴を解析したところ、事故以前においても警報器が頻回に発報していたことが判明しました。
過去、警報器が発報した際も、業務委託職員は安全行動を行わずに警報器を持ち出すことがあり、一酸化炭素に対する危険認識が希薄であったことが背景にあると考えています。
事故以前に警報器が頻回に発報していた原因について、修理記録や職員への聞き取りなどかなりの時間をかけて調査を行いましたが、発報時の状況を再現することはできないこともあり、原因は判明しませんでした。
(3)排気設備の停止による洗浄室での一酸化炭素の充満
事故当日は、建物全体の電気設備について法定点検を実施していました。
洗浄室の排気を止めないよう機器を操作する手順となっておりましたが、点検を行う点検委託業者が作業手順(スイッチの切り替え)を誤ったため手順通りに実施されず、点検中に洗浄室の排気が停止しました。
この排気停止が契機となり、(1)により発生した一酸化炭素が洗浄室内に充満しました。
・・・
https://kyushu-cc.hosp.go.jp/news/detail/id/952.htm
2023年5月26日16時29分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、大阪市の平野下水処理場で、加工した汚泥を貯めるタンクが爆発しました。
タンクは、4階建ての建物の2階から4階にかけて設置されていて、爆発により直径4メートルほどの蓋が吹き飛び、4階の壁や窓が大破しました。
当時、この建物では6人が作業をしていましたが、けが人はいませんでした。
事故があった処理場では、下水の中の汚泥を炭のような状態に加工し固形燃料にする作業が行われています。
大阪市の委託業者などによりますと、タンクの中の炭化した汚泥が想定の範囲を超えて発熱し、そこから発生した可燃性ガスと反応し発火したことが、爆発の原因だということです。
委託業者は、発熱を抑える設備を追加することで同様の事故を防げるとしていて、整備にかかる費用をすべて負担したうえで、運転再開に向け準備を急いでいます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca16fd8efbdebc8bfc6f61d44e73e6048f79f62
5月26日20時55分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、タンクの高さは約10m、対策として操作マニュアルも見直すなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、大阪市平野区にある「平野下水処理場」で高さ約10m、直径約4mのタンクが爆発しました。
タンクには汚泥を固形燃料にしたものが貯蔵されていました。
26日に市は、事故の原因がタンク内にあった炭化した汚泥が想定以上に発熱したことにより可燃性のガスが発生し、汚泥に引火したことであると発表しました。
今後は汚泥の異常発熱が生じないよう安全設備を追加したり操作マニュアルを見直したりするなどして、6月中旬にこの設備を再稼働をさせるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a2a28e335a412e002d52fa9d5339ac1e350d6f7
※昨年、2022年12月4日付で大阪市のHPに、当時の状況が下記趣旨で掲載されていた。
・・・
令和4年12月3日(土曜日)15時25分頃、平野下水処理場汚泥固形燃料化事業(PFI事業)施設内において、炭化物ホッパ(炭化炉で発生する炭化物を貯留する槽)が爆発する事故が発生しました。
現在、施設を停止しており、今後、爆発の原因を調査してまいります。
なお、爆発による人的被害及び現時点での周辺地域への物的被害はありません。
・・・
4.経緯
令和4年12月3日(土曜日)15時25分頃、特別目的会社が炭化炉立ち上げ作業をしていたところ、爆発が発生しました。
直ちに特別目的会社により警察及び消防へ連絡しました。
15時40分頃、警察及び消防が現地に同時到着し、直ちに警察による施設西側道路の通行止めが行われました。
また、炭化物ホッパ内が高温状態であったため、降温のため消防により17時20分頃より約20分間炭化物ホッパへ放水が行われました。
18時17分、警察及び消防の現場検証が一旦終了し、同時に道路の通行止めを解除しました。
https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kensetsu/0000586033.html
(ブログ者コメント)
異常発熱と発生したガスが原因だったにしても、爆発したタイミングが炉の立ち上げ作業時だったことが気になる。
炉の立ち上げ時に炭化不十分な汚泥がタンクに送り込まれたなど、なにか関連性はなかったのだろうか?
2023年5月26日10時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がセティゲルム種の写真付きでネット配信されていた。
京都府内で麻薬の原料となるケシの発見が急増し、直近4年間で約5倍となった。
明確な理由はわからず、府の担当者も首をひねる。
見つけた人が自ら抜くと「違法」と問われる恐れもあるため、府の職員らが除去に大忙しだ。
ケシの仲間は園芸種として人気があるが、薄紫や赤の花を咲かせる「セティゲルム種」や、赤やピンク、紫といった花を咲かせる「ソムニフェルム種」などは、あへん法により、無許可での栽培が禁止されている。
2種とも、オレンジ色の花を咲かせる一般的な「ナガミヒナゲシ」より草丈が高く、空き地や道端などに雑草として自生していることが多いという。
府薬務課によると、通報などを受けて府内で除去されたケシの本数は2019年に2748本だったが、昨年は1万3467本にのぼった。
特定の地域で多いわけではなく、府内各地で発見が相次いでいるという。
担当者は「理由はわからない」としたうえで、工事で土が掘られた時に土の中にあった種子が刺激されて発芽した可能性があるとする。
「ケシの種子の発芽能力は10年ほど続き、生命力が高いのが特徴です」。
危険性が広く知られるようになり、通報が増えた可能性もあるという。
5、6月は国が定める「不正大麻・けし撲滅運動」の期間に当たり、府は専任の職員1人を置き、警察や保健所と協力して除去に奔走している。
「この時期は、ほぼ毎日、除去やパトロールに出かけている状態です」
府は、見つけたら近くの保健所か警察署、府薬務課(075・414・4786)のいずれかに通報してほしいと呼びかけている。
https://www.asahi.com/articles/ASR5T4H8YR5JPLZB00Q.html
2023年5月26日18時9分にYAHOOニュース(南海放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう正午過ぎ、宇和島市大浦の水産会社から「70代の男性の意識と呼吸がないようだ」という通報がありました。
消防が駆け付けたところ、水産会社を経営する70代の男性が意識不明の状態で倒れていたほか、そばにいた70代の妻と40代の息子も、体調の不良を訴えたということです。
3人は市内の病院に搬送され、男性の意識はその後回復し、いずれも、命に別条はないということです。
事故当時、水産会社では養殖用の水槽の塗装を行っていて、室内から濃度の高いガスが検出されたことから、消防は、塗装に使用していた薬品が原因ではないかとみています。
警察と消防は、詳しい事故の状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d456806ec60a7811c49aa172644632973190cea2
5月26日16時19分にYAHOOニュース(愛媛新聞)からは、直径8mの水槽の中で塗装作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宇和島署などによると、男性2人が屋内にある直径約8メートル、高さ約0・9メートルの水槽の中で塗装作業をしており、異変の連絡を受けた女性が駆けつけた。
現場付近はシンナーのような匂いが充満していたとし、署が原因を調べる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e77b7eb007fe0d593855b3723036e11f7907c1b0
5月26日18時36分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、屋内養殖用の水槽だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3人は屋内にある養殖用の水槽で塗装作業にあたるなどしていて、消防などはシンナー中毒が原因とみています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/94311dda8520e98ae2c016948e2d6596707bf1ba
2023年5月25日15時51分に読売新聞から、下記趣旨の記事が地図と現場写真付きでネット配信されていた。
先月、徳島県小松島市の岸壁から男児と男性が海に転落し、男性が死亡した。
一帯の港を管理する県は「貨物船が停泊して荷物を積み降ろす妨げになる」として、岸壁に転落防止のための柵は設置していない。
ただし、2人が転落した岸壁のすぐ近くには多くの人が訪れる公園があり、今後も同様の事故が起きかねないとの懸念から、県は浮輪やハシゴを設置する対策を取ることを決めた。
事故は4月6日午前8時45分頃に発生した。
同市小松島町の岸壁から、障害福祉サービス事業所のスタッフの男性(65)と、利用者の男児が転落し、男性が死亡した。
小松島署によると、男児と男性が同時に海に転落した可能性があるという。
2人がいた岸壁には15センチ程度の車止めがあるだけで、転落防止用の柵は設置されていない。
岸壁は、徳島市から小松島市に至る徳島小松島港の「本港地区」と呼ばれるエリアにある。
徳島小松島港は1964年に、小松島港として国の海上輸送の拠点「重要港湾」に指定され、2000年に現在の名称となった。
死亡事故が発生した同市の岸壁は、主に貨物船や港湾工事に従事する作業船が利用。
その利用は毎年度、およそ800件にのぼる。
国土交通省港湾局や徳島小松島港を含め、県内12港湾を管理する県運輸政策課によると、旅客船が利用する港などの施設については、安全確保のため、同省の告示で転落防止用の柵を必要に応じて設置するよう規定されているが、貨物船が利用する港では同様の規定はない。
不特定多数の貨物船が利用する港湾に転落設置用の柵を設置した場合、柵が邪魔になってうまく停泊できず、「荷役の業務に影響が出る恐れがある」(県運輸政策課)として、一律に転落防止用の柵を設けていないという。
ただし、この岸壁から徒歩1分ほどの場所には、多くの人が訪れる「しおかぜ公園」がある。
かつてフェリー乗り場などがあったエリアに、市民の憩いの場を作ろうと県が00年に整備した公園で、小さな子ども連れや近所の人たちが利用。
転落した2人も、この公園を訪れていた。
事故後の先月下旬も、公園には多くの人が姿があった。
長男(3)らを遊ばせていた徳島市の主婦(28)は「公園にはよく訪れるが、子どもの足で行ける場所に海があり、目を離したら落ちてしまわないか、いつも心配。何か対策をしてほしい」と話した。
県運輸政策課の担当者は取材に「事故で人が亡くなっているが、転落防止用の柵の設置は港の性質上、やはり難しい」としつつ、人が海中に転落した場合に備え夏頃までに、現場の岸壁に浮輪やハシゴを設置するとしている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230525-OYT1T50131/
2023年5月24日18時52分に産経新聞から、下記趣旨の記事が同型バスのトランク写真付きでネット配信されていた。
JR四国バス(高松市)の高速バスで2月、徳島市で降車し荷物を取ろうとした客が誤ってトランクに閉じ込められ、そのまま約1・6キロ先の終点まで約7分間走行していたことが24日、分かった。
四国運輸局は道路運送法に基づき、運転手が所属する同社松山支店にバス1台を20日間使用停止とする行政処分を出した。
同社と運輸局が明らかにした。
同社によると、2月24日午前11時45分ごろ、松山発徳島行き高速バスが、徳島市の徳島大学前で停車。
松山駅から乗車した20代の女性客が降車して荷物を取り出そうとトランク内に入った。
運転手は中に人がいることに気付かず扉を閉めた。
客は自分で荷物を取り出すことになっているという。
女性は終点の徳島駅でトランクが開けられた際に脱出し、けがはなかった。
同社の宮武安全推進部長は高松市で記者会見し、「深くおわびする」と謝罪。
トランクの内部確認を徹底するよう乗務員に指導し、他にも再発防止の取り組みを検討すると説明した。
5月24日17時23分に読売新聞からは、マニュアルでは運転士がトランク内を確認してから発車するようになっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月24日午前11時45分頃、20歳代の女性が徳島市の徳島大学前で降車し、荷物を取りにトランクの中に入ったところ、40歳代の運転手が他の降車客への対応に気を取られ、トランク内を確認せず、扉を閉めて発車。
1・6キロ先の徳島駅で、係員がトランクを開けると、女性が自ら外に出てきた。
女性にけがなどはなかったという。
社内マニュアルでは、運転手がトランク内を確認してから発車するように定めているという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230524-OYT1T50217/
5月24日18時20分にNHK香川からは、女性は閉じ込められていたことを終点ターミナルの係員に告げたが会社側には伝わらなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ジェイアール四国バスの発表によりますと、松山支店所属のJR松山駅発、JR徳島駅行きの高速バスで、ことし2月下旬、乗客の20代の女性1人をトランクに閉じ込めたまま、一般道を走行していたということです。
乗客の女性は徳島大学前のバス停で降りた際、トランクに潜り込んで手荷物を取り出そうとしていましたが、40代の運転手は別の乗客の対応をしていて、そのことに気づかず、トランクの扉を閉めて発進しました。
その後、1キロほど離れた終点のJR徳島駅に到着して、バスターミナルの係員がトランクを開けたところ、女性が閉じ込められていたことがわかりました。
その際、女性は閉じ込められていたことを係員に告げましたが、運転手や会社側には伝わらず、その後、女性が会社に連絡して発覚しました。
女性が閉じ込められていたのは、およそ7分間で、けがはなかったということです。
一方、今回の問題を受けて、四国運輸局がことし3月、ジェイアール四国バスに対し監査を行ったところ、いくつかの法令違反が確認されたということです。
四国運輸局とジェイアール四国バスによりますと、具体的な法令違反として、年に一度、すべての運転手が受けなければならないことになっている研修を一部の運転手が受けていなかったことなどがあったということです。
このため四国運輸局は、ジェイアール四国バスの松山支店に対し、今月24日付で今月26日から6月14日までの20日間、車両1台の使用を停止する行政処分を出しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20230524/8030015916.html
(ブログ者コメント)
終点ターミナルの係員は、降りる客がいたからトランクを開けたのだろうか?
それとも、降りる人がいなくてもトランクを開けて内部を確認するルールになっていたのだろうか?
もし、そうでなかった場合、女性はずっと閉じこめられたままだった。
そして、車庫入れ時に運転手がトランクルームを開けて確認するルールになっていなければ・・・。
考えるだけでも恐ろしい。
2023年5月24日13時23分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今月8日、山形市天神町にある農業、伊藤さんの住宅で火事があり、住宅などあわせて5棟が全焼したほか、近隣の住宅2棟の外壁などが焼けたりしました。
その翌日の9日早朝にも焼け跡から再び火が出て火事が起き、駆けつけた消防によって消し止められ、けが人はいませんでした。
再び火事が起きた原因について山形市消防本部が調査した結果、伊藤さんの住宅の1階にあった布団の残り火が完全に消えず、再び燃え広がったことがわかりました。
消防は、消火活動のあと、残り火がないかどうか、目視や熱源を調べる装置などで確認したということですが、布団内部の残り火は確認できていなかったということです。
山形市消防本部は「近隣の住民に心配をかけ、誠に申し訳ない。今回の火事を真摯に受け止め、再発防止に努めていく」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20230524/6020017579.html
5月24日付でさくらんぼテレビからは、このような火災は「再燃火災」と呼ばれている、鎮火24時間後までは数時間おきに消防が巡回するが、今回は巡回の合間に出火したらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月9日、山形市で全焼した住宅の焼け跡から再び火が出た火災の続報。
山形市消防本部は、「消火が不完全だったことによる再燃火災」だったと明らかにした。
発端となったのは、5月8日に山形市天神町で発生した、住宅など5棟が全焼した火災。
その翌日にも焼け跡から再び火が出る騒ぎがあったことから、山形市消防本部が原因を調べていた。
その結果、住宅の焼け跡にあった布団の中の火が完全に消えていなかったことによる「再燃火災」が原因と判明したという。
消防では通常、鎮火24時間後までは消防士が数時間おきに火災現場を巡回し、再燃火災がないか確認している。
今回も目視や熱源を調べる装置を使って、一連の確認作業は行われていたが、巡回の合間に出火したと見られる。
市消防本部によると、記録の残る1966年以降、管内での再燃火災は初めてだという。
https://www.sakuranbo.co.jp/sp/news/2023/05/24/2023052400000007.html
2023年5月24日19時47分にYAHOOニュース(岩手めんこいテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月24日午前、岩手県盛岡市でビルの水漏れを防ぐ工事をしていた男性の作業員3人が体調不良を訴え救急搬送されました。
工事に使用していた薬品による中毒とみられています。
黒田記者:
「午後1時前です。
こちらの現場では立ち入り禁止の規制線が張られていて、その向こう側には酸素ボンベを付けた複数の消防隊員が見受けられます」
24日午前11時半ごろ、盛岡市中央通のソシュウビルの前で男性が倒れていると通行人から警察に通報がありました。
消防によりますと、現場では20代の男性が外の道路に座り込んでいて、20代と50代の男性がビルの地下で倒れていたということです。
3人は病院に運ばれる際、意識はありましたが、ビルの地下にいた男性2人は救急隊の呼び掛けに反応できない状態だったということです。
ビルの管理会社と警察によりますと、3人はビルの水漏れを防ぐ工事中で、使用していた薬品が化学反応をおこし、発生した有害な気体を吸い込んだとみられています。
24日午後6時現在、建物からその気体は取り除かれたということで、警察が当時の状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdd93f8e41f8e552920b371cbdb67b9e4cd6603b
5月24日17時45分にNHK岩手からは、地下にある受水槽の防水加工作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3人が作業していたのは2階建てのビルの地下にある受水槽で、24日は午前10時ごろから防水加工のため塗料の作業をしていて、警察が現場に到着した時、シンナーのようなにおいがしたということです。
現場は盛岡駅から900メートルほど離れたビルやホテルなどが建ち並ぶエリアで、現場周辺は一時、規制線が張られるなど騒然としました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20230524/6040017766.html
2023年5月24日18時2分にYAHOOニュース(山陽放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
けさ(24日)、香川県観音寺市の工場解体現場で作業していた男性(23)が、屋上から約7メートル下に転落し、大けがをした模様です。
警察によりますと、午前9時半ごろ、観音寺市大野原町の工場の解体現場で23歳の男性が屋上の防水シートを外す作業をしていたところ、明かりを取るための天窓が抜け落ち、約7メートル下に転落しました。
男性は腰の骨を折るなどの重傷とみられていますが、意識はあるということです。
事故当時、屋上では転落した男性を含め4人が作業をしていたということで、警察では事故の原因を調べるとともに、当時の安全管理の体制についても事情を聴いています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dafdada8b6f83db1511e86d7ef56bf11a6279f01
2023年5月23日16時17分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし2月、長岡市の酒造会社で日本酒の仕込み作業をしていた従業員がタンクの内部に転落し死亡する事故がありました。
長岡労働基準監督署は、転落を防止する措置を講じていなかった疑いがあるとして、5月19日、酒造会社などを書類送検しました。
労働働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、長岡市の酒造会社「T酒造」と代表取締役です。
ことし2月、長岡市の「T酒造」の事業場の仕込み蔵内で日本酒の仕込み作業をしていた男性従業員がもろみの入ったタンクの内部に転落し、死亡しました。
タンクは直径約1.9メートル、高さが約1.8メートルで、警察によりますと、当時、タンクの中には、深さで1メートル近い仕込み中の酒が入っていたということです。
労働安全衛生法では、やけどや窒息などの危険があるタンクのような場所に対して、高さ75センチメートル以上の丈夫な柵や、転落を防ぐ器具の使用など、転落する危険を防止するための措置をとることを義務付けています。
長岡労働基準監督署によりますと、事故当時、この会社では具体的な措置が講じられておらず、適切な危険防止措置が取られていなかった疑いがあるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe919ad242b47a2c2f362f2b59390c10d2ff8d21
(2023年6月30日 修正1 ;追記)
2023年6月28日付で労働新聞からは、死因は酸欠だった、タンクには転落防止用の蓋が設けられていたが事故当時は外されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟・長岡労働基準監督署は、転落により窒息の危険を及ぼす箇所に転落防止措置を講じなかったとして、酒類製造業のT酒造㈱(新潟県長岡市)と同社代表取締役を、労働安全衛生法第21条(事業者の講ずべき措置等)違反の疑いで新潟地検長岡支部に書類送検した。
令和5年2月、タンク内のもろみをかき混ぜるなど、日本酒の仕込み作業をしていた労働者がタンクに転落し、酸欠で死亡する労働災害が発生した。
同法に基づく労働安全衛生規則第533条では、火傷や窒息の危険がある煮沸層やタンクのような場所に、労働者が転落する危険を防止する措置を義務付けている。
同社は転落防止のためにタンクを覆うふたを設けていたが、災害発生当時はふたが外されており、転落防止措置がとられていなかった疑い。
https://www.rodo.co.jp/column/152158/
(ブログ者コメント)
これまで同種事故を何件か紹介してきたが、危険性は転落による骨折あるいは溺れの類だろうと漠然とイメージしていた。
それが今回の報道で再度、考えてみれば、発酵タンク内への転落につき、最も危惧すべきは酸欠なのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。