![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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2014年9月16日付でテレビ埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時15分ごろ、羽生市大沼にある印刷用塗料製造会社「東京インキ」の羽生工場から煙が出ていると従業員から119番通報があった。
消防車17台が出動して消火にあたり、火はおよそ2時間半後に消し止められたが、この火事で、鉄骨3階建ての工場の一部が燃えたほか、工場内にあったインクの原料=ワニスおよそ4000ℓが燃えた。
出火当時、現場では従業員6人が作業をしていたが、けがはなかった。
警察では、2階にあったワニスに何らかの原因で火がつき、燃え広がったとみて調べている。
出典URL
9月17日付で東京新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄骨3階建ての一部の約2700m2を焼いた。
印刷用塗料の原料となる石油系溶剤などが燃えて黒煙が上がり、近隣の工場では従業員が一時避難する騒ぎとなった。
従業員は、「(作業中に)石油系溶剤に引火した」と話しているという。
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20140917/CK2014091702000151.html
(2014年10月2日 修正1 ;追記)
2014年9月17日付で毎日新聞埼玉版から、より詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時15分ごろ、羽生市大沼2の印刷用塗料製造会社「東京インキ」の羽生工場から煙が出ていると従業員が119番した。
駆け付けた消防が午後1時40分ごろに消し止めたが、鉄骨3階建ての同工場約2720m2が焼けた。
出火当時、工場内には従業員6人がいたが、全員が避難して無事だった。
同社によると、工場の2階に設置されたタンク(容量約10トン)の1基から出火したとみられる。
塗料の材料となる「ワニス」を製造するタンクで、樹脂や溶剤を約200℃の高温で混ぜ合わせていたという。
警察によると、2階にはタンクが10基設置されていたといい、何らかの原因でタンク内のワニスに引火し、燃え広がったとみて調べている。
同社の大蔵総務部長は、「原因を究明し、しかるべき対応をしたい」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20140917ddlk11040375000c.html
2014年9月9日22時45分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前11時45分ころ、広島市安佐南区伴西の自動車会社の整備工場で「工場から火が出ている」と、従業員から消防に通報があった。
消防車12台が出て消火活動にあたった結果、火はおよそ45分後に消し止められたが、この火事で工場内にある排気用のダクトが1基焼けた。
出火当時、工場には従業員およそ30人がいたが、全員が避難し、警察や消防によると、けが人はいなかったという。
現場は、JR広島駅からおよそ10km北西の工場地帯で、会社によると出火当時、工場では自動車の塗装作業をしていたという。
警察は、このダクト付近を詳しく調べるなどして、原因の特定を進めている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20140909/4468782.html
2014年8月21日付で朝日新聞山口版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
セイシン企業HPにも、同趣旨のお知らせが掲載されていた。
20日午前6時35分ごろ、宇部市のS社工場から「火災のようだ」と119番通報があった。
クリーンルーム内で入浴剤の原料となる水素化マグネシウムを機械で砕く作業中に出火。機械と工場内の一部約60m2が焼けた。
近くで作業をしていた男性(26)が、顔や右腕などに1~2週間のやけどを負った。
出典URL
http://www.betterseishin.co.jp/news/kotobuki-kasai.html
(2014年9月11日 修正1 ;追記)
2014年8月21日付の山口新聞紙面に、下記の補足的記事が掲載されていた。
警察によると、水素化マグネシウムを機械で粉砕する作業中に、粉砕したマグネシウムが入った袋から出火したとみられ、機械などが焼けた。
2014年8月14日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
市原市五井南海岸の宇部興産千葉石油化学工場から12日午後11時50分ごろ出火、同工場内の合成ゴム製造設備などを焼いた。けが人はなかった。警察は出火原因を調べている。
警察によると、焼失したのは不良品の合成ゴムを砕く「ラバーチョッパー」と呼ばれる装置などで、砕いた合成ゴムを再び製造装置に戻す際、タンクから漏れ出たガスに何らかの原因で引火したとみられる。
計器室の担当者が爆発音を聞き、119番通報した。
同工場では5月にも合成ゴム製造設備のタンクを焼く火災があり、従業員男性が軽傷を負っている。
(ブログ者コメント)
ブログ者の知る範囲では、砕いた合成ゴムを製造装置に戻す際、溶剤に溶かしてから戻すところがあった。
今回の設備も同様だったとすれば、その溶剤を入れたタンクから漏れた蒸気に火が着いたのかもしれない。
着火源としては、電気設備は防爆仕様になっている筈なので、切り刻まれたゴムに生じた静電気の可能性も考えられる。
5月の火災は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3914/
2014年7月31日18時14分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前11時10分ごろ、小国町にある日本重化学工業の工場で、金属を合成する作業をしていたところ、金属から急に火が出た。
従業員などが消火作業を行い、火は、すぐに消し止められたが、近くにいた作業員の男性(31)が顔や手などにやけどをした。
男性は病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。
日本重化学工業によると、この工場では合金などの製造を行っていて、男性は当時、チタンとタンタルという金属で作った粉末状の合金を、バケツからトレーに移す作業をしていたという。
この合金は火が出やすい性質があることから、作業をする際には、必ずヘルメットや防護メガネを着用していたという。
当時、男性はひとりでこの作業にあたっていたということで、警察は、ほかの従業員からも話を聞くなどして、火が出た原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023431461.html?t=1406841451623
(2014年8月25日 修正1 ;追記)
2014年8月1日付の山形新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
警察によると、男性は同事業所の第3特殊工場で作業をしていた。
チタンとタンタルに水を加えてかき混ぜ、ろ過したものをシャベル状の用具で容器に移していた。
その際に、何らかの原因で引火し、瞬間的に炎が上がった。
両腕のやけどが重いという。
作業は男性1人で行っていたが、工場内にいた他の従業員が炎に気付き、119番通報した。
2014年7月26日付で毎日新聞埼玉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月26日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後4時15分ごろ、北本市深井8の大洋液化ガス埼玉工場で「煙が出ている」と作業員が119番した。
LPガスのタンクが燃え、約30分後に鎮火。
警察によると、タンクから残留ガスを抜く作業中にガスが漏れ、何らかの理由で引火し燃え広がったとみられる。
27歳と37歳の男性作業員2人が下半身にやけどを負い病院に運ばれたが、意識はあり命に別条はないという。
液化ガスをLPガスに加工している同工場は、鉄骨2階建てで1階部分にタンクが置かれていた。
やけどした2人の他に工場内に人はおらず、建物への延焼もなかった。
警察が、出火原因を調べている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20140726ddlk11040226000c.html
(2014年8月3日 修正1 ;追記)
2014年7月26日付の埼玉新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
500kgのタンクから残留LPGガスを抜く作業中、ガスに引火。
タンクが焦げ、作業していた27歳と37歳の男性作業員2人が下半身にやけどを負い、病院に搬送された。いずれも命に別条はないという。
警察によると、タンクは円筒形をした直径約1mの金属製。
中身を空にするため、2人でバルブをひねってガス抜きしていた時、何らかの原因で引火したという。
別の作業員が煙が出ているのに気付き、119番した。
2014年7月5日18時27分にRCCニュースヘッドラインから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日正午ころ、広島市西区商工センター8丁目の減速機メーカー・アベックスの工場で火災報知器が反応し、警備員が119番通報した。
近所の男性は、「会社がすぐ裏で心配して来てみた」、「(黒い煙が)モクモクと上がっていた」と話した。
消防車16台が消火にあたり、火はおよそ1時間後に消し止められた。
けが人はいなかった。
警察によると、歯車形成研削盤という特殊機械が燃えたということで、警察などが火事の原因を調べている。
出典URL
http://news.rcc.jp/?i=22910#aの
2014年6月18日付で朝日新聞高知全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後6時ごろ、高知市円行寺の塗装工場から出火。鉄骨平屋建ての同工場約300m2が全焼したほか、周囲の工場や倉庫など4棟が類焼した。けが人はなかった。
警察によると、塗装工場では火災発生前、作業員1人が塗装を乾かす作業をしていたという。
(2014年7月5日 修正1 ;追記)
2014年6月18日付の高知新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が、下記趣旨で掲載されていた。
消防などによると、火元の作業場では、家具や内装品の塗装を行っており、この日も夕方まで、複数の作業員が作業していた。
出火時は、男性1人が、塗料用ドライヤーで椅子を乾かしていたという。
現場は、ファミリー温泉湯川の南西約300m。
周囲に人家はないものの、破裂音がしばらく続くなどし、完全に消し止められるまで約4時間40分かかった。
2014年6月12日19時36分に長崎文化放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後1時前、長崎市深堀町のF造船長崎工場の作業員から、「建造中の船内で何かが燃えているようだ」と、消防に通報があった。
火災は、全長約150m、総トン数2万5000トンのタンカーの船底で発生。
煙の充満と高熱のため消火に手間取り、発生から約5時間たった午後6時にほぼ鎮まった。
消防は、火が出た船底で配管工事をしていたとみられ、火災後、連絡が取れなくなった40代の男性作業員を救助したが、12日午後7時現在、意識不明の重体。
同僚の作業員によると、船内に組まれていた木製の足場に引火した可能性もあるという。
出典URL
2014年6月13日20時20分にNHK長崎からは、続報的記事が下記趣旨でネット配信されていた。
6月13日付の毎日新聞長崎版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後0時50分ごろ、長崎市深堀町にある造船所、「F造船長崎工場」で、建造中の2万5000トンのケミカルタンカーから出火し、船の底の部分で男性が死亡しているのが見つかった。
警察のその後の調べで、死亡したのは出火当時、船内で溶接の作業をしていた男性(45)とわかった。
F造船によると、火災が起きたときは昼休みだったが、男性は食堂にやってこず、ほかの従業員が船に戻ってみると火が出ていたという。
警察によると、船内は4層に分かれており、最下層には煙が充満していた。
警察と消防によると、船の底の部分にある、水を出し入れして船の浮力を調整する「バラストタンク」から煙が出ていたということで、消防では、溶接作業中に近くにあった可燃物に火が燃え移り、一酸化炭素などが発生したものと見ている。
警察と消防は、造船所で行った船などの現場検証の結果を分析するとともに、造船所の関係者から話を聞くなどして、火が出た原因について詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035184681.html?t=1402692564115
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20140613ddlk42040540000c.html
2014年6月2日21時33分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後1時半すぎ、平川市広船福田の自動車整備工場「オートサービスN」から火が出、時折、爆発音とともに激しく炎が上がるなどして燃え続けた。
現場にはポンプ車など21台が出て消火にあたり、火はおよそ6時間後の午後7時半に、ようやく消し止められた。
この火事で、鉄筋コンクリート一部2階建ての事務所兼自動車整備工場、およそ1500m2が全焼し、中にあった整備中の車や廃車などおよそ40台が焼けたほか、隣の家の窓ガラスが割れ、壁が炎で溶けるなどの被害を受けたという。
また、隣に住む80歳の女性が手に軽いやけどをして病院で手当を受けたという。
火が出たとき、工場には55歳の経営者と52歳の従業員の2人がいたが、いずれも逃げてけがはないという。
現場は平川市の郊外の住宅地で、周囲には一時、黒い煙が立ちこめたため、市役所が防災行政無線を使って付近の住民に避難を呼びかけた。
消防によると、工場の中にあった廃油に引火して火が燃え広がったと見られるということで、警察などで火事の原因などを調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084907341.html?t=1401742789350
2014年5月20日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
(2014年6月3日 修正1 ;追記)
2014年5月27日8時10分にmsn産経ニュースから、消防に無届けだったため工場前で燃えている車に水をかけ爆発的に燃え広がったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社が消防当局の指導を無視してマグネシウムの取り扱いを届け出ていなかったことが26日、消防関係者への取材で分かった。
その結果、消防は出火直後、工場内のマグネシウムを認識できないまま放水し、爆発的に炎上していたことも判明。
同社は市側の指導に従っていなかったことも明らかになっており、度重なる指導無視が被害を拡大させた疑いが強まっている。
この火災で重体となっていた工場長の男性(42)が同日、全身やけどで死亡。ほかに従業員の男性1人が重体、男女6人が重軽傷を負っている。
消防関係者によると、火災発生時、工場内には少なくともマグネシウム80kgとアルミニウム20kgなどが保管されていたとみられるが、地元の町田消防署への届け出はなかったという。金属材料は、携帯電話やパソコンなどの部品製造に使われていた。
町田消防署は工場内にマグネシウムなどの危険物があるとの認識がなく、工場前で炎上中の車両に放水したため爆発的に燃え広がった。工場関係者から「マグネシウムを扱っている」との説明を受け、すぐに放水を中止したという。
結果的に工場1~2階約1300m2が焼け、鎮火までには約38時間かかった。
消防関係者は、「工場本体には直接放水していないが、飛散した水がマグネシウムにかかった可能性はある。マグネシウム保管の届け出があれば初動対応が違った」と指摘する。
同社は平成15~16年、同市内の別の場所で操業していた工場で3件のぼやを起こした。いずれもマグネシウムへの引火が原因とみられる。
町田消防署は、現在の場所に工場を移転後の24年5月に立ち入り検査し、マグネシウムなどの危険物を少量でも保管する場合は届け出るよう指導していた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140527/dst14052708100003-n1.htm
(2015年11月7日 修正2 ;追記)
2015年11月6日11時52分に毎日新聞から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁捜査1課は、6日、男性社長(72)と機械設備責任者の男性従業員(34)を業務上過失致死傷容疑で、火災で死亡した男性工場長(当時42歳)を同致傷容疑で、書類送検した。
捜査関係者によると、火災を予見できる可能性は低かったなどとして、いずれも起訴を求める意見は付けていない。
捜査関係者によると、設備責任者が研磨装置のコントローラーの電源を入れた後、何らかの原因で近くにたまっていた金属粉に引火したとみられる。
警視庁は、社長らが工場内にたまった金属粉の除去を徹底させていなかった可能性もあるとみて、捜査していた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20151106k0000e040191000c.html
(ブログ者コメント)
マグネシウムの粉が存在する職場であれば、火災を予見して当然のような気がする。
どういう理由で、火災を予見できる可能性は低かったと評価したのだろうか?
2014年5月16日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
市原市五井南海岸の宇部興産千葉石油化学工場から、14日午後9時45分ごろ出火、同工場内の合成ゴム製造設備のタンクを焦がした。
近くにいた従業員男性(56)が両手首にやけどを負い、軽傷。
警察によると、男性は同設備を点検中で、漏れたガスに何らかの原因で引火したとみられる。
出火に気付いた別の従業員が消防に通報した。
また、同社HPには、5月15日付で下記趣旨のニュースリリースが掲載配信されていた。
発生場所;ポリブタジエンゴム製造設備リアクターの下部バルブ
発生状況;火災発生当時、出火元リアクターは清掃作業で停止後のスタート準備中であり、残液確認操作時、下部バルブからの抜出溶剤に何らかの原因で引火した
被害状況;出火時に現場にいた運転員の当社男性従業員(55歳)が顔と手に軽いやけどをして病院で手当てを受けた。
出典URL
http://www.ube-ind.co.jp/japanese/index_news/index_news_44.htm
キーワード;静電気
2014年5月14日0時46分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後4時すぎ、東京・町田市成瀬の金属加工会社「S」の工場で爆発音がして黒い煙が上がった。
消防がポンプ車など60台余りを出して消火に当たっているが、これまでに工場の1階と2階、合わせておよそ1400m2が焼けたという。
この火事で,20代から60代とみられる従業員の男女8人が重軽傷を負い、警察などによると、このうち男性1人が意識不明の重体、2人が全身にやけどをして重傷だという。
警察によると、工場1階の倉庫にマグネシウムとアルミニウムがあり、作業員がはんだ付けの作業をしていたところ、何らかの原因で火花が出て引火したとみられるという。
これまでのところ、倉庫にあったマグネシウム80kgとアルミニウム20kgが燃え、出火から4時間以上がたつ今も、火は収まっていない。
町田市役所は、工場がある成瀬地区の住民に、できるだけ外出を控え、煙を吸わないよう防災行政無線で注意を呼びかけている。
マグネシウムを扱う企業の業界団体によると、マグネシウムは水と反応しやすく、切りくずや粉末の状態では、適度に水があると火がつきやすいという。
また、燃焼中のマグネシウムに水が触れると分解して水素と酸素が発生し、爆発したり燃焼が加速されたりすることがある。
このため、火災の際には水ではなく、砂や鉄の粉、それに消火剤などを使うことになっていて、マグネシウムの表面を覆うことで空気を遮断して火を消すという。
東京消防庁は、マグネシウムがあるとみられるところには放水せず、周りの建物に放水して延焼を防ぐ措置を取っているという。
マグネシウムを取り扱う建物で起きた火災では、消火に時間がかかることがあり、過去には、火の勢いがほぼ収まるまでには15時間余り、鎮火までには6日間かかったケースもある。
おととし5月、岐阜県土岐市の金属加工会社で、マグネシウムおよそ200トンを保管する倉庫で起きた火災では、燃焼中のマグネシウムに水が触れるとさらに火が強くなる性質があることから、消防が専用の消火剤や砂をかけて消火活動を続けた。
しかし、消火には時間がかかり、火の勢いがほぼ収まるまでには15時間余り、鎮火までには6日間かかったという。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140513/k10014423431000.html
5月14日20時55分にmsn産経ニュースからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京消防庁によると、14日午前4時ごろに工場内の火勢が弱まったため、同6時ごろから消火活動を再開。
1階出入り口で燃焼していたマグネシウムに砂をかけて温度を下げた上で、ハイパーレスキュー隊が重機で出入り口のシャッターを取り除き、工場内への進入路を確保した。
その後も、進入路の温度が下がったのを確認しながら、活動範囲を拡大。乾燥した砂をまいてマグネシウムの表面を覆い、空気を遮断して消し止める作業を進めた。さらに、金属火災に有効とされる特殊な消火器も投入したという。
マグネシウムがなかった場所では、「ジェットシューター」と呼ばれる背負い式の消火装置を使って部分的な放水活動も実施した。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140514/dst14051420550013-n1.htm
5月14日21時32分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町田市は14日、S社の工場が、設置の認可を取らないまま操業されていたと明らかにした。手続き上、都の条例違反に当たるとしている。
市によると、同社は2010年、市内の別の場所にあった旧工場の廃止を届け出た。
新工場の設置にあたり、市は認可を申請するよう指導したが、同社は従わず、現在まで無認可の状態になっている。同社が申請を拒んだ理由は不明という。
市環境保全課は「(適切な)手続きをしていない事業者が火災を引き起こしたのは、重く受け止めなければならない」としている。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014051401001816.html
5月15日11時29分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火災は15日午前6時40分ごろ、出火から38時間余りで完全に鎮火した。
東京消防庁が同日、明らかにした。
東京消防庁によると、火災は14日夕方にほぼ消し止められた。
工場内ではマグネシウムがくすぶっていたが、低温になり、水と反応して炎上する恐れがなくなったため、水を張ったドラム缶に入れて、消火活動を終えた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140515/dst14051511290003-n1.htm
5月16日付で読売新聞東京多摩版から、移転前の工場で3回ぼや騒ぎがあったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この工場が4年前、現在地に移転するまで同市小川で操業していた旧工場が、マグネシウム火災とみられる3回のぼやを起こし、住民とも多くのトラブルを抱えていたことが、市の記録などから明らかになった。
市環境保全課によると、記録では、2003年10月17日に市民から、「午前2時に火事があった」という通報があった。
これを受けて市が町田消防署に確認し、消防署は「マグネシウム火災だが、前回(の火災)とは違う原因。立ち入り検査を行っているが、消防法上の問題はない」と答えていた。
市は消防署に、住民の不安を伝え、再発防止の指導を行うよう要請したとしている。
東京消防庁によると、旧工場では03年1月27日と04年12月21日にも、ぼやが起きたという。
旧工場が小川で操業していたのは、1998年3月から2010年1月まで。
近くに住む男性は、「ぼや騒ぎが何度かあり、『いつか大きな事故を起こすんじゃないか』と冷や冷やしていた」と話した。
ぼや以外にも、ふだんから騒音や悪臭などを巡り住民とのトラブルが絶えなかったといい、別の住民男性は「住民や市が注意しても、数日たてば元通りだった」と言う。
市の記録には、03年11月20日に、市の仲介で会社と住民の話し合いが持たれたことも記されている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyotama/news/20140515-OYTNT50669.html
5月18日11時25分に読売新聞からは、工作機械の電源を入れた時に火花が散って燃え広がったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
作業員が警察の調べに対し、工作機械の電源を入れた際に火花が散り、火災が発生したと話していることが17日、警察幹部への取材で分かった。
警察は、この火が工場1階にあったマグネシウムに燃え移り、爆発が起きた可能性があるとみて調べている。
同幹部によると、「S社」の工場1階には複数台の工作機械があり、火災が起きた13日は、1台ずつ電源を切って性能を向上させる作業が行われていた。
作業員は、このうち1台の作業を終えて電源を入れた際、「火花が散って、一気に床に燃え広がった」と話しているという。作業員は逃げて無事だった。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140518-OYT1T50011.html
(ブログ者コメント)
土岐市の事例は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1843/
2014年5月9日22時26分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後1時15分ごろ、愛知県碧南市浜町、日新製鋼衣浦製造所内の1棟から出火。鉄筋ステンレス張りの平屋約3万m2のうち、研磨室約500m2を全焼した。けが人はなかった。
研磨室の地下にためられた作業用の潤滑油に引火したため、消火作業に手間取り、鎮火は約5時間後だった。
警察によると、研磨の際に出た、油分を帯びたステンレスのかすが、回収用のベルトコンベヤー上で燃えているのを作業員が発見。
消火器で消そうとしたが、研磨室の天井などに燃え広がった。
日新製鋼によると、敷地内に工場は3棟あり、火が出たのは最終工程を担う冷延工場。
工場内には当時、作業員64人がいたが避難した。他の工場は操業を続けた。
現場は衣浦港に面した市西端の工業地域で、煙が製造所周辺に漂った。愛知県は住民に窓を閉めて屋内に退避するよう広報した。
日新製鋼衣浦製造所は年間約10万トンのステンレス鋼材を造る。生産量は同社が販売する鋼材の5%を占める。製造したステンレス鋼材の用途は、自動車や産業機械、住宅用の建材など多岐にわたる。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014050990222631.html
2014年5月8日12時7分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月8日13時9分に毎日新聞から、5月8日12時7分に名古屋テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前1時ごろ、東海市の新日鉄住金名古屋製鉄所内でベルトコンベヤーが焼ける火災が発生した。
けが人はなかったが、市側への取材で、製鉄所側から市への連絡は火災発生から約4時間後だったことがわかった。
市は「情報が遅い」として、製鉄所に連絡態勢の確認を申し入れた。
製鉄所では、今年1月に停電が原因で2度、大量の黒煙が出るトラブルが発生。製鉄所からの119番通報が市民からの通報よりも遅いことが問題視され、2月に市と連絡窓口の名簿交換などをしてきた。
市防災危機管理課は、「住民への影響が直接ない場合でも、消防車両が出動する際は同時に市に連絡してもらう必要がある」と話している。
警察によると、コークス工場の屋外に設置されたベルトコンベヤー(全長約370m)の40~60mが焼け、約2時間半後に火は消し止められた。
ベルトコンベヤーは稼働中で、別のコンベヤーを点検していた作業員が出火を確認、守衛を通じて119番通報した。
新日鉄住金によると、現場は今年1月に黒煙が出た場所とは別だという。
火災が起きたベルトコンベヤーは、保管庫に置いてある石炭を、コークス炉に運ぶためのもの。
ベルト部分はゴム製で、その一部が燃えたとみられるという。
8日午前9時半時点で、所内にある4基のコークス炉は通常通り稼働しており、製品供給には影響は出ない見通し。
警察によると、原因はベルトコンベヤーを動かすローラー機器の不具合の可能性が高いという。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG5833NYG58OIPE009.html
http://mainichi.jp/select/news/20140508k0000e040244000c.html
http://www.nagoyatv.com/news/?id=76661&p=1
2014年4月29日19時19分にNHK松江から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後1時40分頃、大田市鳥井町にある半導体の基板材料を研磨・加工する「松崎製作所」の工場で、材料を溶かすアルコールの温度を上げる作業中に火災が発生したと消防に通報があった。
消防が消火に当たりおよそ4時間後に火は消えたが、工場は全焼し、作業をしていた40代の男性があごにやけどをして病院に運ばれ手当を受けている。
警察によると、この工場では過酸化水素やアンモニアなどを扱っているということで、目やのどに刺激がある有毒ガスが発生するおそれがあったことから警察では周辺の住民に避難を呼びかけ、一時近くの小学校や公民館におよそ140人が避難した。
警察と消防は、火事の原因を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034105561.html?t=1398806174030
4月29日19時27分に日テレNEWS24(日本海テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
半導体メーカー松崎製作所の第3工場で火災が発生した。
警察などによると、男性従業員が薬品の調合作業を行っていて、薬品をIHヒーターで温め蓋をあけたところ火が飛び散り、燃え広がった。
この従業員は顔に火傷を負い、病院に搬送されたが命に別状はないとのこと。
出典URL
http://news24.jp/nnn/news8754584.html
4月30日4時50分にYAHOOニュース(フジテレビ系)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
従業員2人が、薬品を温めて接着剤を製造しようとした際に、発火したという。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140430-00000645-fnn-soci
2014年4月15日17時36分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月15日13時17分にmsn産経ニュースwestから、また4月15日付で朝日新聞大阪版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう午前10時40分ごろ、枚方市出口の金属製品塗装会社「N社」の工場から火が出た。
消防車17台が出て、火はおよそ1時間後に消し止められたが、鉄筋2階建ての工場1140m2のうち、1階と2階のあわせて290m2が焼けた。
消防によると、この火事で従業員の32歳と47歳、65歳の男性3人が、顔にやけどをしたり煙を吸うなどの軽いけがをした。
警察などによると、工場は1階が作業場、2階が事務所と作業場で、1階に保管されているシンナーや塗料に引火したとみられている。
警察によると、工場では17人の従業員が照明器具の塗装などの作業をしていて、出火当時、2階の事務室にいた従業員の女性(63)は「ポンと何かがはじける音が聞こえ、すぐに煙が見えた」、別の男性は「1階ではシンナーを使って金属を洗う作業中だった。作業用の容器から火が出ているのを見た」と話した。
現場は、京阪本線光善寺駅から北に700mほどの工場などが建ち並ぶ地域で、警察が火事の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20140415/3746571.html
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140415/waf14041513170023-n1.htm
(2014年5月4日 修正1 ;追記)
2014年4月16日付の大阪日日新聞紙面に、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。
(タイトルも、製品洗浄中に変更した)
1階で製品の洗浄中に周辺から出火したとみられる。
内部にはシンナーなどの化学薬品があったが、引火しなかった。
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。