2020年7月1日12時44分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前6時20分ごろ、神戸市北区赤松台2のキリンビール神戸工場の従業員から「工場内の機械が燃えている」と119番があった。
従業員らは避難し、けが人はなかった。
同市消防局などによると、ビールの搾りかすを乾燥させる機械(直径約1メートル、高さ約8メートル)の内部から出火。
発生当初、機械の自動消火設備による消火活動を続けていたが鎮火せず、消防隊による放水も加わり、約4時間後に消し止められた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202007/0013470793.shtml
7月1日10時19分に産経新聞westからは、乾燥機内部の乾いた搾りかすが燃えていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県警有馬署や神戸市消防局によると、ビールの絞りかすの乾燥機から出火、機械内部で乾いた搾りかすが燃えており、建物への延焼はなかった。
https://www.sankei.com/west/news/200701/wst2007010005-n1.html
2020年3月19日19時17分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後、秋田市にある日本製紙の工場で、ベルトコンベヤーの近くから煙が出る火事がありました。
煙はすぐに消し止められ、けが人はいませんでしたが、警察と消防が原因を調べています。
警察によりますと、19日午後1時半前、秋田市向浜二丁目にある「日本製紙秋田工場」の屋外のベルトコンベヤーから煙が出ているのを、工場の従業員が見つけました。
午後2時すぎに通報を受けた消防や警察が駆けつけたところ、煙はすでに従業員が放水して消し止められていて、けが人はいなかったということです。
警察や会社によりますと、この工場ではコピー用紙などを作っていて、当時、ベルトコンベヤーでは原料の木材チップを運んでいましたが、コンベヤーを動かすために下で回転している機器が摩擦で加熱され、煙が出たものとみられています。
工場によりますと、現在はコンベヤーを停止させていますが、工場全体の操業に影響は出ていないということです。
警察と消防が詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20200319/6010006453.html
2019年12月24日15時31分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前7時すぎ、川崎市川崎区にある石油の精製などを行う東亜石油の設備で「煙があがっている」という通報が消防に相次いで寄せられました。
黒煙は一時、大量に立ち上り、消防によりますと、煙の原因は重油を精製して軽油などを取り出す設備の中で火が出たためとみられるということで、消防車16台が出て消火活動を行った結果、およそ3時間半後に煙はおさまりました。
この火事で、作業をしていた30代の男性社員が両手と両足にやけどを負いましたが、意識はあるということです。
社員は「作業中に重油を浴びた」と話しているということで、やけどの程度は重いとみられるということです。
現場は羽田空港から南西におよそ2キロ離れた工業地帯です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20191224/1050008511.html
12月24日11時43分にFNN PRIMEからは、やけどを負った男性はパトロール中に煙に気付き見に行っていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前7時すぎ、川崎区水江町の東亜石油の敷地内で火災があった。
消防によると、火は、石油に熱を加える装置から出たということで、消防車など17台で消火活動が続けられ、24日午前、ほぼ消し止められた。
当時、東亜石油の建物内には従業員など十数人がいて、このうち30代の男性が両足にやけどを負ったが、命に別条はない。
男性は当直勤務中で、パトロールをしている際に煙が出ているのに気づき、様子を見に行ったという。
https://www.fnn.jp/posts/00429427CX/201912241143_CX_CX
12月24日10時18分に神奈川新聞からは、装置の名称など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
川崎臨港署などによると、重質油を高温で分解して軽油やガソリンを作る「重質油熱分解装置」から出火した。
近くの事業所の男性職員から「煙が出ている」と119番通報があり、消防車14台が出動して消火活動に当たった。
同社によると、同装置は高さ、幅とも約50メートル。
3年に1度行われる2カ月間の定期点検を終えて今月から再稼働し、24時間動いていた。
同社で40年以上にわたって使用されており、1991年に同様の火災が1件発生していたという。
現場は、羽田空港から南西へ約5キロの工場が立ち並ぶ工業地帯。
航空機の運航に影響はなかった。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-227788.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
2019年10月19日22時55分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後0時15分ごろ、川崎市川崎区浮島町のJXTGエネルギー川崎製油所で「ガスが漏えいしている」と、従業員から119番通報があった。
川崎臨港署は、午後0時20分ごろから同1時35分ごろまでの間、現場から半径50メートル以内を立ち入り禁止区域に設定した。
火災の発生やけが人はいなかった。
同社が詳しい原因を調べている。
同署や市消防局によると、製油所内の配管の一部に亀裂が入り、プロパンガスが漏れた。
同社の従業員らが配管内のガスを取り除くなどの作業を行い、同1時20分ごろ安全が確認された。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-203212.html
2019年6月4日17時47分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後3時すぎ、相模原市中央区小町通で、「工場で爆発音がして火が出ている」と、消防に通報があった。
消防車など26台が出て消火にあたっているが、消防によると、午後5時半の時点で周囲に燃え広がるおそれはほぼないものの、火は消し止められていないという。
警察によると、この火事で、これまでに50代の男性1人が軽いやけどをして病院に搬送されたという。
午後4時ごろにNHKのヘリコプターから撮影した映像では、工場から灰色の煙が立ち上り、周辺の住宅地に広がっている様子が確認できる。
警察によると、現場では刺激臭がしているということで、警察は近くの住民などに避難を呼びかけている。
火が出たのは「T電化工業」の工場で、会社のホームページによると、金属加工などを行っているという。
現場は相模原市役所から西に1.5kmほど離れた場所で、周辺には住宅や工場が建ち並んでいる。
この火事について相模原市は、現場の近くの地域の住民にメールや無線を使って、煙を吸い込まないように窓を閉めることや現場に近づかないことを呼びかけている。
また、自主的に避難する住民がいれば、現場近くにある2つの公民館で受け入れることにしている。
出典
『相模原で工場火災 避難呼びかけ』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20190604/1050006411.html
6月4日22時49分に神奈川新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後3時15分ごろ、相模原市中央区小町通2丁目の金属加工会社「T電化工業」の工場から出火した。
警察や消防によると、同社の建物などを焼き、男性従業員(55)が手に軽いやけどを負った。
出火当時、工場内では金属の加工作業が行われていたとみられ、警察が出火原因を調べている。
現場付近には煙が充満し、刺激臭がしたため、警察などが近隣住民に避難を呼び掛け、市は公民館2カ所を避難所として開設。
複数人が避難したが、午後8時半までに帰宅した。
工場近くの小学校3校では、下校時に教員が児童を引率。
中学校1校では屋外での部活動を中止した。
出典
『相模原の金属加工会社から出火 住民避難も、1人軽傷』
https://www.kanaloco.jp/article/entry-172327.html
2019年3月15日16時34分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時20分ごろ、輪之内町里にある自動車部品メーカー「N」の輪之内工場の従業員から、「爆発があって2階が燃えている」と消防に通報があった。
消防車20台あまりが出て、火は約2時間後に消し止められたが、工場の2階部分、約1000m2が焼けた。
この火事で、従業員2人が気道にやけどをしたほか、消防団員1人が消火用のホースが手と足に当たって軽いけがをした。
警察によると、いずれも命に別状はないという。
会社によると、この工場では自動車の運転席周辺にあるスイッチなどの生産を手がけていて、工場全体では約300人の従業員が働いているという。
火が出た当時、工場の2階では部品の生産に使う器具を可燃性の液体で洗浄していたということで、警察と消防は火事の原因を詳しく調べている。
出典
『輪之内町で工場火災 3人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20190315/3080001337.html
(ブログ者コメント)
14日の中津市ダイハツ火災事例と同様、部品洗浄時に洗浄液から出火したのかもしれない。
もしそうだとすれば、原因は別にしても、
2019年3月14日18時9分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時ごろ、大分県中津市にあるダイハツ九州の大分工場で「黒い煙が上がっている」と地元の消防に通報があった。
警察によると、火が出たのは車体を塗装する「第1塗装工場」で、火はおよそ4時間半後に消し止められたが、48歳の男性従業員1人が煙を吸い込み、病院で手当を受けたという。
ダイハツ九州では、この火事を受け、少なくとも15日夕方までは全ての工場で生産ラインを停止するとしており、再開の時期については被害状況を確認したうえで、今後、判断するとしている。
ダイハツ九州の大分工場はダイハツグループの主力工場の1つで、昨年度はグループの国内生産のうち、およそ4割を占めるおよそ38万7000台を生産しており、このうち火事のあった工場を含む第1工場では軽トラックや軽乗用車の生産ラインがあるという。
出典
『ダイハツ工場で火災 生産停止』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20190314/5070003201.html
3月16日3時0分に大分合同新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日、警察や消防が現場の第1塗装工場(鉄骨2階、延べ約2万9000m2)を実況見分した。
警察によると、1階にある金属製塗装道具の洗浄場(約250m2)を中心に燃えていた。
壁伝いに炎が広がったとみられる2階部分と合わせ、焼損面積は約650m2。
同社広報・渉外室によると、塗装道具を洗う液の温度を調整する際、ヒーターに何らかのトラブルがあり、通常より温度が高くなったとみている。
出典
『ヒーターが火元か 中津のダイハツ工場火災』
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/03/16/JD0057881456
3月19日3時0分に大分合同新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火災が発生した際、煙を吸うなどして入院した男性従業員は17日に退院した。
洗浄液の温度を上げるヒーターが通常より高温になり出火した可能性が高いとみられ、同社広報・渉外室は「従来の警報を強化するなど、二重三重の安全対策を講じたい」と話した。
出典
『火災のダイハツ工場 19日に操業全面再開』
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2019/03/19/JD0057890020
2019年1月8日18時54分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後2時すぎ、宇治市にある繊維メーカー「ユニチカ」の工場から黒煙が上がっているのをパトロール中の警察官が見つけた。
ユニチカによると、火事があったのは、ユニチカ宇治事業所の中にある「重合新館」と呼ばれる5階建ての工場の3階と4階の部分で、消防車12台が消火にあたり、およそ2時間半後に消し止められた。
警察によると、この火事で30代と40代、それに60代の男性従業員3人がけがをして、病院に運ばれた。
いずれもけがの程度は軽いという。
ユニチカ宇治事業所はJR宇治駅のすぐ北側にあり、会社側によると、工場でフィルムやナイロン樹脂を生産する過程で原料の混ぜ合わせなどをする設備から火が出たという。
警察と消防が火事の原因を調べている。
出典
『宇治 ユニチカ工場火事3人けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20190108/2010002675.html
1月8日18時35分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後2時10分ごろ、大手繊維メーカー・ユニチカの宇治事業所(京都府宇治市)内のナイロン工場(鉄筋コンクリート4階建て、延べ約18万4000m2)付近から出火し、工場3、4階部分の約450m2が焼けた。
30~60代の男性従業員3人が病院に運ばれた。
軽傷とみられる。
警察によると、工場付近から出火しているのを従業員が見つけた。
ユニチカによると、事業所は広さが約32万m2あり、工場ではナイロン樹脂を製造しているという。
現場はJR奈良線宇治駅の北約300mで、一時は周辺を黒煙が覆った。
男性従業員は「離れた部署にいたが、黒煙が広がってきた」、散歩中の男性(77)は「真っ黒な煙が建物の小窓からモクモクと出ていた」と話した。
出典
『京都・宇治のユニチカ事業所で火災、従業員3人を搬送』
https://www.asahi.com/articles/ASM184V8PM18PLZB00G.html
2019年1月6日12時1分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前2時20分ごろ、愛媛県四国中央市三島紙屋町にある大手製紙メーカー、「大王製紙」の三島工場から出火していると、通行人から消防に通報があった。
消防車16台が消火活動にあたり、火はおよそ5時間半後に消し止められたが、工場内の紙くずを細かくする破砕機が入った建物や紙の原料のパルプを運ぶベルトコンベヤーの一部が焼けた。
警察によると、工場は24時間稼働していて、出火当時も複数の従業員が作業をしていたが、現場から避難し、けが人はいなかった。
また、警察によると、出火したのは破砕機と見られ、警察が詳しい原因を調べている。
大王製紙によると、火事が起きた三島工場は、段ボールや包装に使われる板紙と呼ばれる紙などを生産している、大王製紙グループの最も大きい工場だという。
現場は四国中央市役所から北東に1kmほど離れた、製紙関連の工場や倉庫などが立ち並んだ地域。
出典
『大王製紙の工場で火事』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20190106/0002895.html
1月6日12時16分にFNN PRIME(テレビ愛媛)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前2時20分ごろ、四国中央市の大手製紙メーカー「大王製紙」の三島工場から「火が見える」と、通行人から消防に通報があった。
火はベルトコンベヤーなどを焼き、およそ5時間40分後に消し止められた。
出火当時、近くには従業員数人がいたが、避難して無事だった。
火は、工場にある、燃料として使う木などを粉砕する機械から出たとみられ、警察や消防がくわしい出火原因を調べている。
現場は、JR伊予三島駅から北東におよそ1.8kmの工場地帯で、近くの国道が通行止めになるなど、一時、騒然とした。
出典
『大手製紙会社で工場火災 5時間以上燃える』
https://www.fnn.jp/posts/00409110CX
1月6日付で愛媛新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
火は約3時間半後に鎮圧状態となり、けが人は出ていない。
警察によると、動力設備ヤード内にある、廃棄物燃料を砕く破砕機から火が出た。
出典
『大王製紙三島工場で火災 けが人なし』
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201901060019
2018年9月24日3時1分に大分合同新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前7時50分ごろ、大分市佐賀関のパンパシフィック・カッパー佐賀関製錬所から「銅を溶かしたものが漏れ出し、配線に燃え移った」と通報があった。
直径約50cm、長さ約20mの配線4本が燃え、約7時間後に消し止めた。
けが人はなかった。
銅製錬の主要設備の一つである「自溶炉」が漏れ出した元で、中間製品の銅板を製造する工程などが操業を停止している。
復旧の見通しは立っていない。
同製錬所や消防、警察によると、管理室で監視していた社員が、設備内の温度上昇に気付いた。
現場を確認したところ、煙や火が見えたという。
通報を受け、市消防局の消防車など11台が出動。
同社の自衛消防隊と消火活動に当たった。
自溶炉は7階建てで、銅鉱石を溶かして銅と不純物を分離する設備。
溶けた銅は、最高1300℃の高温になる。
炉の外側に、つらら状の固まった銅が見つかった。
消防と警察は、炉の隙間や損傷部分から漏れ出した可能性があるとみて調べている。
同製錬所によると、操業停止による損失は不明。
在庫の銅板を利用すれば、銅の供給は可能という。
同製錬所は大規模改修を進めており、昨年9~12月に自溶炉の定期修理をしたばかりだった。
「ご迷惑を掛けて申し訳ない。原因を究明し、再発防止に向けて取り組む」とコメントした。
出典
『佐賀関製錬所 銅が漏れ配線燃える 一部の工程、操業停止』
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/09/24/JD0057345090
9月23日18時5分に大分放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前8時前、大分市のパンパシフィックカッパー佐賀関製錬所で、銅をつくる溶鉱炉の周辺から火が出たと、消防に通報があった。
2時間半後に鎮圧状態となったが、溶鉱炉から1000℃を超える高温の液体が流出したため、製錬所が冷却作業にあたり、午後3時前に鎮火した。
この火事で、直径50cmの電気系統の配線4本が、およそ20mに渡って焼けたという。
出火当時、溶鉱炉は遠隔操作により稼働していて、けが人はいなかった。
溶鉱炉には穴が確認されていて、警察と消防は、この穴から高温の液体が漏れ出したとみて原因を調べている。
出典
『佐賀関精錬所で配線燃える火事』
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=09230042720&day=20180923
2018年9月7日付で毎日新聞福井版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時20分ごろ、敦賀市呉羽町の東洋紡敦賀事業所第2事業所の合成繊維製造工場(鉄筋5階建て、延べ約4800m2)から出火し、消防車13台で消火にあたった。
消防などによると、逃げ遅れやけが人は確認されていない。
東洋紡によると、工場では通常、エアバッグ材料となるナイロンの合成繊維を24時間態勢で製造している。
4日は、台風21号の影響で午後3時ごろに停電したため、6日午後から繊維巻き取り機械の試験運転を始めていた。
火元は、従業員の目撃情報から、この機械とみられる。
第2事業所は出火原因が判明するまで、操業を停止する。
現場では煙が立ちこめ、焦げたような臭いが広がった。
事業所前の県道が、一時、通行止めになった。
県は、大気汚染がないか測定している。
出典
『火災 東洋紡工場が 県が大気汚染測定開始 敦賀』
https://mainichi.jp/articles/20180907/ddl/k18/040/249000c
9月8日付で毎日新聞福井版からは、爆発音も聞こえたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火勢は7日午前2時半ごろ、延焼したことによってさらに強まり、消防車のサイレンが市街に響いた。
午前3時ごろには数回、爆発音が聞こえた。
同社によると、この音は配管の蒸気爆発とみられる。
出典
『東洋紡火災 工場ようやく鎮火 社長、会見で謝罪 敦賀』
http://mainichi.jp/articles/20180908/ddl/k18/040/239000c
9月7日20時13分にNHK福井からは、火は翌日の夕方に消し止められたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
車のエアバッグなどに使うナイロン製の糸を製造している「機能材工場」という5階建ての建物から火が出た。
当時、敷地内には生産現場に携わる従業員182人がいたが、全員避難し、有害物質の外部への流出もなかったという。
現場では、6日から夜を徹してポンプ車などおよそ20台が出て消火活動にあたった結果、火は7日午後5時半にようやく消し止められ、煙も収まった。
出典
『東洋紡工場火災が鎮火』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20180907/3050000301.html
9月8日7時10分に福井新聞からは、消火に時間がかかった理由について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
約28時間にわたり燃え続けた東洋紡敦賀事業所第二の工場火災。
工場内に燃えやすい油類やナイロンなどが大量にあったことに加え、工場の配置や複雑な内部構造が消火を妨げ、長期化したとみられる。
焼けた機能材工場は3棟が並んだ状態で配置され、北側からA、B、C工場と呼ばれる。
火元はA工場の1階付近で、大量に置かれた界面活性剤などの油類やナイロンが火勢を一気に強めたもようだ。
A工場の炎を消そうとしても、B工場が隣接する南側からは消火できず、内部に所狭しと設置された機械が細部への放水を妨げた。
7日未明、燃えさかるA工場の屋根が落ちると、空気が入り込んでさらに燃え上がり、B工場に延焼。
段ボールなどに引火し、もうもうたる煙と熱風もあり、手に負えない状態が続いた。
C工場から50m離れた場所に液化天然ガス(LNG)タンクがあり、中に21万2000ℓが備蓄されている。
火の手が及べば爆発の可能性もあり、B工場を取り囲むように消防士を重点的に配置し、なんとか食い止めた。
出典
『東洋紡火災、なぜ消火に28時間 敦賀の工場、ナイロンや油類が大量』
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/695735
9月7日18時12分に産経新聞westからは、他の工場での生産穴埋めは難しいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
楢原社長は7日、同事業所で記者会見し、生産再開のめどが立っていないとした上で、「他の工場で製造の穴埋めは難しい可能性がある」と述べた。
火災があった設備では、東洋紡として最大規模となる年間約1万トンの原糸を生産している。
他にドイツや米国、中国で製造しているが、全量は代替生産できない恐れがあるという。
出典
『東洋紡「製造穴埋め困難」…敦賀事業所火災で楢原社長』
https://www.sankei.com/west/news/180907/wst1809070079-n1.html
9月11日付で毎日新聞福井版からは、巻き取り機の試運転中にローター部から煙が出たなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
敦賀署が業務上失火容疑での立件を視野に調べていることが、捜査関係者への取材で分かった。
死傷者は出なかったものの、敦賀署は、容疑の構成要件とされる業務上に必要な注意を怠ったため火災が生じた可能性もあるとみて、慎重に調べている。
過失で火災を発生させる罪は、不特定多数の生命や財産に損害を及ぼす恐れがあるため、公共危険罪の一種とみなされる場合がある。
敦賀署の任意聴取で東洋紡側は、合成繊維の巻き取り機を試験運転中にローター部から煙が出たと説明している模様だ。
事業所には液化天然ガスが計212kℓ貯蔵されており、敦賀美方消防組合は消火活動中、爆発を回避するため、別途、放水していた。
出典
『業務上失火視野に 容疑で敦賀署捜査も』
https://mainichi.jp/articles/20180911/ddl/k18/040/274000c
(2/2へ続く)
(1/2から続く)
9月11日17時10分に福井新聞からは、火災は想定を超える規模で自衛消防隊の手には負えなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社の初期消火活動が機能しなかった状況が浮かび上がってきた。
同社には、初動対応のマニュアルや自衛消防組織があったが、可燃物に引火し一気に強まった火の勢いに対応できなかった。
同社は、「これほどまで燃え広がる想定はなかった。結果として、備えが十分ではなかった」としている。
同社によると、火元の敦賀機能材工場A工場は4日、台風21号の影響で一時停電し、製造作業を中断。
5日は操業を休み、6日の出火当時は、7人の従業員が再開に向けて機械の試運転を行っていた。
午後1時10分ごろ、従業員1人が機械から煙が上がっているのに気付き、5人が消火器による初期消火を実施。
火の勢いが収まらなかったため、同20分ごろ119番通報し、避難した。
火を使用する工程はなかったという。
同事業所では、火災発生時の対応手順を示す「自動火災報知機(自火報)作動時の初動対応」のマニュアルを定め、消火器を使った初期消火や避難などの訓練を、勤務体系ごとに年1回実施している。
協力会社を含む約200人態勢の自衛組織「東洋紡敦賀地区事業所自衛防災団第二事業所分団」も消防法に基づき設置しているが、火災現場を確認した工場長らの「手に負えない」との判断で従業員全員が避難。
ポンプ車1台を所持していたが、初期消火では使用せず、自衛組織の活動は消防隊員の現場案内にとどまった。
敦賀美方消防組合消防本部によると、同社の自衛消防組織の規模は適正だったとし、同社総務部の近藤・地域広報課長も、「対応に不備はなかったと考えている」と説明。
ただ、工場内に大量にあった原料のナイロンやろうなどの油類、梱包用段ボールなどに引火し一気に燃え広がる事態までは想定していなかったとも明かし、「結果的に不備を指摘されても仕方がない」と話した。
出典
『東洋紡火災、自衛消防団手に負えず 初期消火も一気に燃え広がる』
http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/697849
(ブログ者コメント)
建物内にあった大量の可燃物が火災になり、建物の構造などもネックになって消火が難しかったという点で、去年2月に三芳町で起きたアスクル倉庫火災(本ブログ掲載スミ)を思い出した。
あちらは倉庫、こちらは工場ということだが、アスクル倉庫火災時、この事例は他山の石かもと少しでも思った人は、この会社に何人いたのだろうか?
(2018年10月8日 修正1)
2018年10月6日付で中日新聞から、延伸機のモーター付近が火元だった、火災後の地元とのコミュニケーションがうまくとれなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
警察と消防は、ナイロン原糸を引き延ばしながら加熱する「延伸機」のモーター付近が火元と特定した。
一方、同社と市は、早い段階から「安全」と判断して公表。
けが人はいなかったものの、住民からは情報提供のあり方などに対して、疑問の声が消えていない。
経緯を検証した。
火災発生直後、風下の中央町などに黒煙が漂った。
市は、同日午後2時すぎから防災メールなどで、屋内に退避して窓を閉めるよう、市内全域の住民に求めた。
一方で市は、「煙に有害物質は含まれていない」と判断し、午後3時すぎには、校内待機させていた近くの小学校の児童の下校を認めた。
東洋紡側も、「火災で発生した煙に危険性はないとみている」と、6日の会見で説明した。
ただ、住民からは、その後、のどや目の痛みを訴える声が上がった。
「安全」の根拠の一つとなったのは、県が観測したデータだった。
県は、市内の常時監視測定局のほか、派遣した移動式測定車で、事業所の敷地内で二酸化硫黄と浮遊粒子状物質、一酸化炭素など5項目をモニタリング。
いずれも基準値以下だった。
福井大工学部の吉見泰治准教授(生物有機化学)によると、ナイロン原糸などは、燃え方によっては5項目以外の汚染物質を発生させるが、空気より重いといった理由で、拡散する可能性は低い。
ただ、住民がのどや目の痛みを訴えたことについては、「少量の煙に含まれる燃焼で発生した物質は、『有毒』とまではいかなくても、『有害』である可能性がある」とし、住民への伝え方が不十分だったと指摘する。
消火活動が長引いたにもかかわらず、新たな情報が伝えられなかったことも、住民を不安にさせた。
6日夜には敷地内の隣の工場に延焼し、再び爆発音が響いた。
就寝時間帯に火が勢いを増し、不安のため眠れなかったという住民もいた。
7日未明に自主避難所が設置されたが、一時利用したのは3人だった。
東洋紡は7日の会見で、敷地内には液化天然ガス(LNG)タンクが保管されているが、安全規定の倍以上の100mほど間隔があるため引火はないと説明。
実際に大惨事は避けられたが、敦賀市議の一人は、「自主避難をするのに必要な判断材料がなかった」と注文を付ける。
東洋紡が開設した電話相談窓口には、これまでに44件の問い合わせがあったという。
工場に近い同市昭和町区長の中村さん(男性、77歳)は、「火災の原因や環境の問題について問い合わせても、不安だけが残ったと話す住民がいた」と明かし、「住民説明会があってもいいのでは」と訴える。
出典
『「安全」判断、説明足らず 敦賀・東洋紡火災1カ月』
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20181006/CK2018100602000020.html
2018年5月22日21時2分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時半すぎ、福井市白方町にある「M化学工業福井工場」で火事が起きたと、消防に通報があった。
警察によると、火が出たのは、顔料などを製造する過程で中間物質を乾燥させる作業を行う「第二乾燥工場」と呼ばれる鉄骨平屋建ての建物。
消防車13台が消火活動にあたった結果、火は約40分後に消し止められたが、乾燥用の機械1台と天井の一部約15m2が焼けた。
この火事で、福井市六日市町に住む56歳の男性従業員が、背中などにやけどをする全治1か月半の大けがをした。
当時、この建物の中には、ほかに従業員6人がいたが、いずれもけがはなかった。
警察によると、男性従業員が中間物質を円筒形の乾燥用の機械に入れていたところ、火が出たという。
また、有害な物質が漏れるなどの被害はなかった。
現場は、福井市と坂井市にまたがる工業団地「テクノポート福井」にある工場で、警察と消防は火事の原因を詳しく調べている。
出典
『化学工場で火災 1人大けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054904861.html
5月23日付で毎日新聞福井版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前11時半ごろ、福井市白方町テクノポート3にあるM化学工業福井工場の第2乾燥工場から出火。
鉄骨平屋建て工場の天井部分約15m2を焼き、約40分後に消えた。
男性従業員(56)が背中などをやけどする重傷を負い、病院に搬送された。
警察によると、第2乾燥工場では出火当時、顔料などの製品を乾燥させる機械が稼働中。
男性従業員らが粉末物質を入れる作業中、この機械から出火したとみて、原因を調べている。
現場は、坂井市にまたがる日本海側の工業地帯。
この火災で消防車13台が出動したが、有害物質の流出は確認されず、避難した住民はいなかった。
福井工場では、インクなどの原料を生産しているという。
出典
『火災 三星化学工業福井工場で 男性従業員重傷』
http://mainichi.jp/articles/20180523/ddl/k18/040/247000c
(2018年7月4日 修正1 ;追記)
2018年5月23日付の福井新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
警察によると、男性従業員が高さ約1.3mの乾燥機に粉末状の顔料の原料を注入していたところ、乾燥機から火が上がったという。
2018年5月12日12時28分にmBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前、大阪府堺市のコンビナート内にあるコスモ石油堺製油所で屋外のポンプの一部が焼ける火事があった。
火は製油所の自主防災組織が消し止め、けが人はいなかった。
午前9時20分ごろ、堺市西区築港新町のコスモ石油堺製油所で「黒煙が上がっている」と消防に通報があった。
警察と消防によると、製油所の屋外にある油を混ぜるポンプから出火。
消防が駆けつける前に、常駐する自主消防組織が消火器で消火にあたり、火は約40分後に、ほぼ消し止められたという。
けが人はいなかった。
警察と消防は、ポンプから漏れた油に引火したとみて、詳しく調べている。
出典
『大阪・堺のコンビナートで製油所火災、けが人なし』
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20180512/GE000000000000022540.shtml
5月12日14時56分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前9時20分ごろ、堺市西区築港新町3丁のコスモ石油堺製油所で、従業員から「ポンプが燃えている」と119番があった。
警察と消防によると、ポンプは分解した重油を混ぜる装置で、8台のうち1台が燃え、約40分後にほぼ消し止められた。
当時、周囲に従業員はいなかった。
ポンプの配管が劣化して油が漏れた可能性があり、警察と消防が詳しい出火原因を調べている。
出典
『堺の製油所でポンプが炎上』
https://mainichi.jp/articles/20180512/k00/00e/040/284000c
(ブログ者コメント)
NHKの空撮映像を見ると、石油タンクエリアの一角に設置されたポンプ。
近くには桟橋も見える。
2018年5月5日21時45分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時すぎ、兵庫県姫路市広畑区富士町の新日鉄住金広畑製鉄所から出火し、鉄骨スレートぶき平屋の工場約10000m2のうち、天井約500m2やモーター6台などを焼いた。
火は約5時間半後に消し止められ、けが人はいなかった。
警察などによると、火元は電気亜鉛めっき工場の製造ライン(長さ200m、幅30m)の通電設備とみられる。
火が上がったのをモニターでチェックしていた男性従業員が発見し、同製鉄所内の防災センターを通じて119番したという。
同製鉄所によると、同工場では家電製品などに使用する鋼板を月約3万5000トン製造。
今後の生産への影響について、同製鉄所の担当者は「今の時点では分からない」としている。
出典
『新日鉄住金広畑製鉄所で火災 天井500平方m焼く』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201805/0011227720.shtml
5月5日19時0分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、火事が起きたのは金属のメッキ加工をする工場の中で、離れた場所からモニターで様子を確認していた作業員が、機械の一部が燃えているのに気づいたという。
消防によると、火が出た機械の周辺に可燃物があるため、消火活動は発生から3時間余りたった現在も続けられている。
現場には普段から人が近づくことはなく、ロボットだけで作業が行われているということで、警察と消防が詳しい状況を調べている。
出典
『製鉄所工場で火事 ケガ人なし』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180505/4462251.html
2018年3月26日22時59分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後1時45分ごろ、堺市堺区老松町の自転車部品メーカー「シマノ」の本社工場(鉄骨5階建て、延べ約3万1600m2)で、男性従業員から「機械から炎が上がっている」と119番があった。
自転車部品や釣り具用品のさび止めをするための設備がある3階部分約1200m2を焼き、約7時間半後に鎮火した。
工場内に従業員ら約190人がいたが、避難してけが人はなかった。
警察によると、火元は工場内3階のさび止め設備がある部屋とみられる。
希硫酸などが入った塩化ビニール製のタンク(縦1.5m、横1.5m、奥行き0.5m)が9個並んでおり、従業員がうち一つから煙が上がっているのを見つけた。
警察が出火原因を調べている。
現場は南海本線石津川駅の東約1.2kmで、工場や住宅などが建ち並ぶ地域。
警察は一時、有毒なガスが出ている可能性もあるとして、住民に注意を呼びかけた。
気分が悪くなった人は確認されていないという。
出典
『さび止め設備焼ける 堺、けが人なし』
https://mainichi.jp/articles/20180327/k00/00m/040/057000c
3月26日20時43分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月26日18時28分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察やシマノによると、浴槽タンクに入った希硫酸に自転車などのアルミ部品を浸し、電流を流してさび止めをする作業中に火が出たという。
ホームページによると、同社は東証1部上場で、自転車部品や釣り具などの製造・販売を行っている。
出典
『「シマノ」工場で火事 けが人なし』
http://www.sankei.com/west/news/180326/wst1803260075-n1.html
『シマノ本社工場で火災、200人避難 堺』
https://www.asahi.com/articles/ASL3V5V69L3VPTIL01V.html
2018年2月9日付で毎日新聞和歌山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前8時半ごろ、和歌山市湊にある化学薬品メーカー「S化学工業」和歌山西工場の鉄骨4階建て工場(延べ約960m2)から出火、4階部分約240m2を焼き、約3時間40分後に鎮火した。
警察が住民約100人に避難を呼びかけ、現場周辺の住宅地は、一時、立ち入りが規制された。
けが人はなかったが、近くの福祉施設で女性(97)が「気分が悪い」と訴え、病院に搬送された。
消防によると、工場4階にあるステンレス製タンク(直径1.45m、高さ1.8m、容量2000ℓ)から出火した。
タンクは洗剤に使う界面活性剤を製造する装置で、当時はタンク外部から蒸気を当てて原料のベンゼンなどを加熱していた。
敷地内の事務所にいた従業員が音に気付いて外に出たところ、工場から煙が出ており、119番通報した。
市は現地に職員を派遣してモニタリングしたが、有害物質は検出されなかった。
現場は周りに住宅地が広がる工場地帯で、大きな炎と黒煙が立ち上って、一時、騒然となった。
消防車両が「みなさん逃げてください」とアナウンスして回り、規制線も張られ、住民は近くのコンビニ駐車場や砂山小学校などに避難した。
消防によると、和歌山西工場では2017年3月と10月に、今回とは別の建物で火災が起きたり、ドラム缶が破裂したりした事故があったという。
S化学工業は、農薬、医薬などの中間物を製造する東証2部上場の化学メーカー。
同社は、「近隣住民はじめ、株主や関係者のみなさまにご迷惑、ご心配をかけ、深くおわびします」とコメントした。
出典
『薬品工場火災 炎と黒煙、住民ら騒然 現場周辺、立ち入り規制』
http://mainichi.jp/articles/20180209/ddl/k30/040/446000c
2月8日16時16分にNHK和歌山からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や消防などによると、この工場では洗剤などに使われる界面活性剤を作っていて、火事が起きたとき、「反応釜」と呼ばれる高さおよそ2m、直径およそ1.5mのタンクで界面活性剤の材料のベンゼンなどを混ぜて加熱する作業が行われていたという。
警察では、このタンクから火が出た可能性があるとみて、詳しい原因を調べている。
この工場では、去年10月、工場にあったドラム缶が破裂して従業員がけがをする事故が起きている。
現場は南海和歌山港駅からおよそ1km離れた工場地帯で、警察が工場周辺の住民に一時避難を呼びかけるなど、騒然となった。
出典
『化学工場火事で一時住民避難』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045118231.html
2018年1月17日12時13分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前3時すぎ、上越市港町の新日鐵住金直江津製造所の工場で火災が起きていると会社から消防に通報があった。
消防車16台が出て消火活動にあたった結果、およそ3時間半後の午前6時半すぎに火は消し止められ、工場の壁や床などが焼けた。
けがをした人はいなかった。
警察や消防によると、火災のあった建物ではステンレスを磨くなどの作業が行われていて、出火当時、従業員数人が作業をしていたという。
警察によると、出火当時、従業員がステンレスのくずを加工する機械から煙が上がっているのを監視モニターで確認し、駆けつけたところ、機械の内部から火が出ていたと話しているという。
警察や消防で火事の詳しい原因を調べている。
現場は上越市北部の直江津港に近い工場が建ち並ぶ地域の一角で、新日鐵住金のホームページによると、直江津製造所では主にステンレス製品やチタン製品を製造しているという。
出典
『上越で金属工場火災 けが人なし』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20180117/1030001568.html
1月17日8時10分に時事通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前3時10分ごろ、新潟県上越市の新日鉄住金直江津製造所で「研磨したくずが燃えている」と119番があった。
約3時間半後の午前6時35分ごろ、消し止められた。
消防によると、負傷者はいないという。
警察と消防が合同で実況見分を行い、出火原因を調べる。
同社のホームページによると、直江津製造所はステンレス・チタン製品を中心に生産している。
出典
『新日鉄住金製造所で火災=3時間半後に鎮火-新潟・上越』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011700242&g=soc
2018年1月14日18時35分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後3時半ごろ、日立市平和町にある「日立セメント」の工場から「黒い煙が出ている」と、近所の住民などから消防に通報があった。
消防が現場で消火活動を行った結果、火の勢いは収まりつつあるが、消火活動は現在も続いているという。
警察や消防によると、工場の従業員は全員避難したということで、これまでのところ、けが人などの情報は入っていないという。
警察によると、火事があったのはセメントの原料となる石灰石を焼く炉が入った8階建ての建物で、燃料となるタイヤのチップなどが燃えているという。
警察と消防は、消火活動が終わるのを待って詳しい原因を調べることにしている。
現場はJR日立駅から北におよそ150mほどの市の中心部で、周囲には住宅や商店などが密集していて、辺りは一時騒然とした。
近所に住む40代の男性は、「ゴムの燃えるようなにおいがして、燃えカスみたいなものが周りに飛んでいた。被害はなかったが、なるべくこういうことがないことを願いたい」と話していた。
出典
『日立のセメント工場で火災』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180114/1070001357.html
1月14日17時49分にNHK茨城からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「日立セメント」茨城支店によると、火事があったのはセメントの原料を温める「プレヒーター」と呼ばれる設備の一部とみられるという。
出典
『日立のセメント工場で火災』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180114/1070001356.html
1月15日付で毎日新聞茨城版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防車など約15台が出動して消火活動にあたり、約3時間後に鎮火した。けが人はいない。
警察によると、出火当時は工場が稼働しており、燃料として使うタイヤチップがあった場所から煙や火が出たという。
出火原因を調べている。
出典
『火災 日立の工場で 周辺は一時騒然 けが人なく鎮火』
http://mainichi.jp/articles/20180115/ddl/k08/040/112000c
2017年12月19日19時54分に鹿児島読売テレビから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日未明、曽於市の紡績工場で火事があり、17時間以上消火活動が続いている。
火事があったのは、曽於市大隅町中之内の紡績工場[A]の九州工場で、19日午前1時すぎ、「工場内の機械が燃えている」と従業員から消防に通報があった。
工場の広さは約1万4000m2で、地元の消防団によると、製品を作る機械が入った建物や原料の綿を保管した倉庫など、少なくとも7棟に被害が及んでいるという。
出火当時、10人ほどが作業をしていたが、全員逃げ出し無事だった。
消防などによると、工場は過去にも数回、ボヤを起こしていたことがわかった。
付近の住民は、「安全管理をしっかり徹底して欲しい。風向き次第では家のほうに火が来るので、近くに住むものとしては怖い。」と話した。
警察などの調べによると、工場内に浮遊する塵を集める機械を置いてあった付近から火の手があがったという。
出典
『曽於市の紡績工場で火事 消火活動長引く』
http://www.kyt-tv.com/nnn/news87210097.html
12月20日付で鹿児島放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
紡績工場で火災報知機が鳴り、原料の綿に混じった異物を除去する機械から煙が出ているのを従業員が見つけた。
従業員は初期消火にあたったが、機械から火が出たため119番通報した。
出典
『曽於市 紡績工場で火災』
http://www.kkb.co.jp/news_move/jchan_move_detail.php
12月20日18時31分にNHK鹿児島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火災は、工場内が広範囲に燃えていることや、工場内にある綿についた火が消えにくいことなどから、火の勢いは弱まったものの完全には消えず、消防は19日に続いて、20日も午前9時すぎから消防隊員など35人が出動して消火活動を行った。
作業では、重機を使って綿の上に乗って火だねを消すとともに、水をかけて消火し、午後からは重機を使って工場の鉄骨を切断し、鉄骨の下にある綿を取り出す作業などが行われた。
消防によると、午後5時半に火が消えたということで、出火から40時間以上たってようやく消火活動が終わった。
出典
『曽於市の工場火災 ようやく鎮火』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20171220/5050001274.html
12月19日22時19分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄筋平屋建て工場約1万4500m2が全焼した。
出典
『紡績会社1.5万平方m全焼、けが人なし 鹿児島・曽於』
https://www.asahi.com/articles/ASKDM316RKDMTLTB001.html
12月21日18時44分にNHK鹿児島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、21日の現場検証と関係者への聞き取りで、綿から糸を作る工程で出るホコリを吸い取るための集じん機のある部屋が最も激しく燃えていることなどから、火元になったことが確認できたという。
出典
『曽於市の工場火災で現場検証』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20171221/5050001282.html
(2017年12月29日 修正1 ;追記)
2017年12月27日18時33分にNHK鹿児島から、従業員がほぼ全員解雇されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日、「A」の社長や工場長など3人が市役所を訪れて、今回の火災に関して説明を行った。
この中で、「がれきの撤去などに莫大な費用や時間がかかり、工場の再建の見通しが立っていない」として、およそ80人いる従業員のうち、がれき撤去の手続きなどにあたる事務員数人を除いて、来月末にも解雇する方針を示したという。
これに対し、曽於市は、工場再建を市内で目指してほしいと会社側に要望した。
また、市は、ハローワークと連携しながら、解雇される従業員の再就職に向けてサポートしていく方針だ。
出典
『紡績工場火災 従業員解雇へ』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20171227/5050001350.html
(2018年2月16日 修正2 ;追記)
2017年12月20日付の南日本新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
同工場や市によると、綿などを原料にさまざまな糸を製造し、従業員約80人が3交替で24時間操業していた。
約4万1400m2の敷地に倉庫や事務所が点在。
全焼した建物が最大で、ほぼ全ての製造設備があった。
消防によると、消防車32台と約180人を投入したが、建物内の機械が障害になるなどし、消火は難航。
午後3時すぎに、ようやく鎮圧状態になった。
12月22日付の南日本新聞紙面にも、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
警察によると、集塵機は空気中のチリを集める装置。
火元は、混打綿室と呼ばれる部屋に2台あるうちの1台で、大きさは縦横約1m、高さ約1.2m。
従業員が「集塵機付近から火が上がった」と証言しており、調査で付近の燃え方も激しかったことから、特定した。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。