2020年1月15日9時58分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前8時半ごろ、島田市菊川の国道の工事現場で、コンクリートを流し込んで型を取るためのおよそ700キログラムの木製の型枠をクレーンでつり上げていたところ、突然落下し、下の足場で作業をしていた2人に衝突しました。
この事故で、青森県五所川原市の石川さん(男性、53歳)が頭を強く打って死亡したほか、52歳の愛知県の男性もあばら骨を折る大けがをしました。
現場では、国道1号線の菊川インターチェンジと牧之原市の静岡空港方面を結ぶバイパスを建設する工事が行われ、当時、2人は地上からおよそ20メートルの高さに設けられた足場で、道路を支える橋桁を作る作業を行っていたということです。
警察は、安全管理に問題があったとみて、作業員らから事情を聞くなどして型枠が落下した原因を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20200115/3030005442.html
1月15日7時32分に静岡新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前8時半ごろ、島田市菊川の国道473号バイパス橋梁(きょうりょう)改築工事現場で、工事に携わっていた青森県五所川原市の型枠大工の男性(53)が重さ約700キロの型枠の下敷きとなり、死亡した。
島田署によると、数人で木製の型枠設置作業を進めていた際、クレーンでつり上げた型枠が落下したという。
同僚の愛知県の男性(52)も下敷きになり、背骨などを折る重傷を負った。
同署が労災事故として調べている。
https://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/726111.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の3コマ。
2020年1月13日19時18分に広島ホームテレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう午後4時50分ごろ、呉市広多賀谷にある「S産業」の工場で、重さが約10トンある船舶用の熱交換器を出荷していた男性の足に製品が落下しました。
男性(48)は病院に搬送されましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
出荷作業は製品の前後をワイヤーロープで吊り、固定のクレーンで行うもので、出入口方向に運ぶ際に片方が切れて男性の足に落下したということです。
警察は他の作業員から安全管理の状況を聞くなどして、業務上過失致死も視野に捜査をしています。
https://www.home-tv.co.jp/news/content/?news_id=20200113018991
1月13日10時6分にNHK広島からは、落下した熱交の長さや吊り上げ高さなどが、下記趣旨でネット配信されていた。
12日午後5時前、呉市広多賀谷の「S産業虹村工場」で、クレーンでつり上げていた「熱交換器」と呼ばれる長さ6メートル余り、重さ10トンほどの船舶用の機器が落下しました。
この事故で、近くにいた作業員で呉市広古新開に住む松本さん(48)が両足を挟まれ、市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。
警察によりますと、松本さんは同僚2人とともに機器の組み立てや出荷にあたっていましたが、クレーンのワイヤーロープ2本のうち1本が切れ、地上1.3メートルの高さから機器が落下したということです。
警察は、作業の工程や安全管理に問題がなかったかどうか調べることにしています
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20200113/4000006467.html
1月13日付で中国新聞からも同趣旨の記事が、工場の外観写真付きでネット配信されていた。(記事本文は転記割愛)
2019年12月12日18時50分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事が動画付きでネット配信されていた。
サービスエリアの天井パネルが落下して女性客の顔に当たりました。
ネクスコ中日本によりますと、12日午前9時半ごろ、神奈川県の東名高速上り海老名サービスエリアでトイレの入り口付近の天井パネルが落下しました。
パネルは90センチ四方で照明器具が付いていて、重さは約1.8キロありました。
パネルは配線がつながったままぶら下がる形になり、通り掛かった70代の女性の顔に当たりました。
女性はバスのツアー客で頬に軽いけがをしましたが、手当てを受けた後、ツアーに戻ったということです。
サービスエリアは内装工事中で、天井のパネルも交換する予定でした。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000171499.html
12月12日17時40分にNHK神奈川からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ネクスコ中日本によりますと、12日午前9時半ごろ、海老名市にある東名高速道路上りの海老名サービスエリアで、飲食店などが入る建物の天井からパネルが落下してぶら下がった状態になり、近くにいた70代の女性に当たりました。
落下したのはおよそ90センチ四方のパネル1枚で、ぶら下がった照明用のケーブルなどとあわせると重さは1.8キロあり、女性はほおに軽いけがをしたということです。
警察によりますと、現場では11日夜から12日午前5時ごろまで天井の改修作業が行われていて、作業中だった場所からパネルが落下したということです。
改修作業は12日夜も行われる予定だということで、警察が作業員から話を聞くなどして詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20191212/1050008432.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
2019年11月29日10時12分に琉球新報から、下記趣旨の記事が写真と現場断面図付きでネット配信されていた。
28日午後2時ごろ、国頭村安波の「沖縄やんばる海水揚水発電所」の解体工事中に、長さ約35メートル・重さ約350キロの電気ケーブルが数十メートルの高さから落下し、ケーブルに巻き込まれた作業員の20代男性と50代男性=いずれも名護市=が死亡した。
同発電所によると、地下約150メートルに建設された発電機などの解体工事中に起きた。
現場に駆け付けた医師が同2時55分ごろに2人の死亡を確認した。
名護署が事故原因を調べている。
地上と地下を結ぶ立て坑に沿った形で設置された直径10~15センチのケーブルを滑車でつって地上に引き上げている最中に、何らかの原因で落下したとみられる。
同発電所は世界初の海水を利用した揚水発電所として、電源開発(本社・東京、Jパワー)が1999年に設置した。
揚水発電は、電気代の安い夜間などに電気を使って水をくみ上げる。
ためておいた水を必要な時に放流し、落差を生かした水流を発電機の動力源とし、電気をつくる巨大蓄電池のような水力発電装置だ。
試験運用してきたが、商業ベースに乗せることができず、2016年に廃止となった。
同発電所によると、地下の発電所の解体工事は今年10月から来年1月まで実施される予定だった。
工事発注者はJパワーで、元請けは子会社「JPハイテック」(東京)だった。
下請けに県内の解体業者が入っていた。
約20人の作業員が地下で作業中だった。
国頭地区消防本部によると、立て坑には階段が備えられており、50代男性は地下約110メートルの位置にある階段踊り場で、20代男性は立て坑の真下の地下約120メートルの位置で亡くなっていた。
同発電所の竹ノ下所長代理は、「事故が起きて非常に残念で、亡くなった作業員にお悔やみを申し上げたい。工事は一時中断し、原因検証に努めたい」と話した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1033757.html
11月19日10時28分に琉球新報からは、上記記事の関連記事として「こんなに複雑な現場は入ったことない」というタイトルの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
現場は海辺の断崖の上にあり、人里離れた森が広がる地域にある。
同発電所は米軍北部訓練場G地区のヘリコプター発着場(ヘリパッド)に隣接。
そのため、唯一の入り口はフェンスで閉ざされ、警備員が立っているため、内部の様子はうかがえない。
救急車やパトカーが出動し、普段は静かなやんばるの森にサイレン音が鳴り響いた。
同発電所は、上部の人工調整池と海面との落差136メートルを利用して、最大出力3万キロワットの発電が可能だった。
320億円の建設費を投じ、5年の実証段階を経た国家プロジェクトだったにもかかわらず、沖縄電力との売電交渉が難航するなど、商業ベースに乗せることが見通せず、計画は頓挫した。
国頭地区消防本部によると、事故現場となった立て坑には、地下約150メートルに設置された発電機と地上を結ぶ電気ケーブルが通っていた。
10月から始まった解体工事で、既にケーブルの上部75メートルの撤去は完了していたという。
下部75メートルのケーブルを半分にした、約35メートル部分を地上に引き上げる作業中に事故は起きた。
立て坑そばには非常用の階段が備え付けられており、消防隊の責任者は、「このような複雑な現場には入ったことがない」と漏らした。
同発電所の担当者は、「ケーブルをつっていた金具に不具合があったのかもしれない」と話した。
目撃者によると、午後2時半ごろから3時ごろにかけて、事故現場に通じるゲートをパトカーや消防車、救急車など少なくとも5台が通行する様子が確認された。
目撃者は、「初めは米軍機のトラブルかと思った」と驚いた様子で話した。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1033761.html
11月28日20時29分にNHK沖縄からは、ウインチで引き上げていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
発電所を管理していた「電源開発」によりますと、地下にあったケーブルを撤去するため、ウインチで、最高150メートルの所まで引き上げていたところ、落下したということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20191128/5090008588.html
11月28日23時44分に毎日新聞からは、ケーブルは約100m落ちたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
管理するJパワー(電源開発)によると、地上から深さ約150メートルの縦坑内で、足場を組むなどしてケーブルの引き上げ作業を行っていたが、落下して2人に直撃した。
ケーブルは約100メートル落ちたという。
https://mainichi.jp/articles/20191128/k00/00m/040/249000c
11月29日にTBS NEWSからは、切断しながら撤去していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故当時は、全長150メートルの電気ケーブルを切断しながら撤去する作業を行っていたという
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3843165.html
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の2コマ。
(2020年3月3日 修正1 ;追記)
2020年3月2日14時50分にNHK沖縄からは、現場への立入禁止が徹底されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後の名護労働基準監督署の調べで、事故当時、現場への立ち入り禁止が徹底されておらず、作業の安全状況を確認する監視員も配置されていなかったことがわかりました。
このため、労働基準監督署は、工事を行った名護市の建設会社の「東北電工」と50代の社長を労働安全衛生法違反の疑いで2日書類送検しました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20200302/5090009447.html
2019年11月19日18時17分にFNN PRIME(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ビルの屋上から鉄パイプが落下して、歩いていた男性を直撃、死亡するという痛ましい事故が起きた。
現場では、4日前にも落下事故があったばかりだった。
道路に残る血痕。
そばには、鉄パイプが。
19日午前、和歌山市で、工事中のビルの屋上から鉄パイプが落下。
近くを歩いていた26歳の銀行員・板垣さん(男性)の頭を直撃した。
板垣さんは、搬送先の病院で死亡が確認された。
事故現場近くのガソリンスタンド店員は、「音は、当たった瞬間はしなかった。あとで、ガラガラという音がした」と話した。
高さ40メートル以上もある、12階建てのビルの屋上から突然、落下した鉄パイプ。
事故当時、屋上では、看板の補修工事に使用した鉄パイプの足場を解体していたという。
その作業中、長さおよそ1.5メートル、重さ5kgほどの鉄パイプが、下を歩いていた板垣さんの頭上に落下し、直撃した。
このビルで事故が起きたのは、今回が初めてではなかった。
事故があったビルでは、4日前の11月15日にも、鉄パイプの落下事故が起きていた。
これを受け、防護ネットの設置や、鉄パイプに補助ロープをつけるなどの対策を講じたうえで、18日から工事を再開。
しかし、警察によると、19日朝に落下した鉄パイプに補助ロープはついていなかった。
今から3年前にも、東京・六本木のマンション工事現場で鉄パイプが落下。
当時77歳の男性が直撃を受け、死亡する事故が起きた。
建設業界関係者によると、工事現場の落下防止対策としては、国交省から防御棚を設けたり、シートで覆うなどの方法が推奨されているが、個々の現場で状況が違うため、判断が非常に難しいという。
またしても起きた、鉄パイプ落下による死亡事故。
警察は、作業員から事故当時の話を聴くなど、業務上過失致死の疑いで調べている。
https://www.fnn.jp/posts/00427526CX/201911191817_KTV_CX
11月19日16時50分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
屋上付近に設けられていた工事用の足場から長さ1.5メートル、直径4.5センチ、重さおよそ5キロの鉄パイプが落下しました。
このビルでは、屋上に新しい看板を設置する工事が終わり、19日は午前8時ごろから複数の作業員が足場を解体する作業を行っていたということです。
警察によりますと、落下した鉄パイプは、足場の一部として組まれていたものだということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20191119/2040004172.html
11月20日20時27分に毎日新聞からは、作業員が誤って落としたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
屋上で看板補修工事の足場を撤去していた作業員が「誤ってパイプを落とした」と話していることが20日、捜査関係者への取材で判明した。
事故発生当時、下請けのH社(同市西庄)の社長ら計7人が現場にいたという。
https://mainichi.jp/articles/20191120/k00/00m/040/330000c
11月20日17時54分にNHK和歌山からは、4日前の事故はパイプ固定金具の緩みが原因だった、今回の事故は再発防止注意喚起朝礼の30分後に起きたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・・・
【今月15日にも鉄パイプが落下】
ビルを管理している会社によりますと、このビルでは、9月上旬ごろから屋上の看板を新しくする工事が行われていました。
今月15日は、足場の解体作業が行われていましたが、鉄パイプを固定する金具がゆるんでいたため、鉄パイプ1本がおよそ45メートル下の地上に落下したということです。
このため、ビルを管理する会社ではいったん、解体工事を中止させたうえで、元請けのS社と、下請けのH社の2つの業者を呼んで現場の点検を行い、金具がゆるんでいないかすべて確認したということです。
そして、再発防止策をまとめるよう指示し、今月16日には、2つの業者が連名で報告書を提出しています。
その報告書では、主な安全対策として、落下物を防ぐための防護ネットを設置することや、足場の解体を行う際には、鉄パイプに落下防止のロープを取り付けること、そして、法律にのっとった安全対策をとることなどを確認しているということです。
このうち、防護ネットについては、以前に設置されていたものの、解体工事がすべて終わる前に取り外されていたため、再度、設置することになったということです。
この再発防止策の報告を受けて、今月18日に足場の解体工事が再開されたばかりでした。
【工事元請け代表は】
工事の元請けのS社の高瀬代表は、4日前にも同じ現場で鉄パイプが落下する事故が起きたため、▽パイプの金具の点検や▽防護ネットの設置などの再発防止策をまとめたことについて触れ、事故が起きた19日も工事を始める前の午前8時から朝礼を行い、現場の責任者として再発防止策を徹底するよう作業員に伝えていたと話しました。
しかし、その朝礼のあとわずか30分足らずで再び落下事故が起きたことについて質問されると、「作業員にしっかり伝わっていたのかと言われると、ちょっとわからないところがある」と話していました。
【落下対策 法律では】
和歌山市によりますと、工事現場で落下物の事故を防ぐための対策は、建築基準法などで定められています。
それによりますと、地上から7メートル以上の高さで工事を行うなど、物が落下すると周囲の人に危害が及ぶおそれがある場合には、周りを鉄製の網などで覆う対策や、落下物を受け止めるための防護柵を足場から突き出すように設置することなどが定められているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20191120/2040004188.html
11月23日0時55分に朝日新聞からは、業者を変えて工事が再開されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中断されていた足場の解体作業が23日朝、再開された。
発注元の会社によると、安全確保徹底のために業者を変更し、新たな業者が決まるまで作業を中断していた。
同日午前8時ごろ、発注元の社員や作業員ら計約20人が現場で黙禱(もくとう)を捧げてから、作業を再開した。
落下事故のあったビル北側の市道約50メートルを通行止めにして、地上に警備員を6人配置。
大型クレーン車2台を使い、足場の下に新たな落下防止ネットを張るなどしていた。
発注元の担当者は、「近隣の住民の不安を一刻も早く解消するために、信頼の置ける業者に作業を依頼した。安全かつ慎重に作業を進める」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASMCR3DP2MCRPXLB009.html
(ブログ者コメント)
〇以下は、NHK映像の2コマ。
〇六本木の事例については、本ブログでも紹介スミ。
(2020年5月21日 修正1 ;追記)
2020年5月20日17時39分にNHK和歌山から、防護ネットをきちんと取り付けていなかった、作業前点検も行っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山労働基準監督署が調べたところ、解体作業をしていた和歌山市の会社が、取り外したパイプが落下しないようにするための防護ネットをきちんと取り付けていなかったほか、法律で義務づけられた作業前の点検も行っていなかったということです。
このため、和歌山労働基準監督署は、解体作業を請け負っていた、下請け業者で和歌山市のH社と、H社の37歳の社長、それに工事の元請け業者で和歌山市のS社の42歳の代表を、労働安全衛生法違反の疑いで20日、書類送検しました。
この事故をめぐっては、警察が安全対策に問題があったとみて、業務上過失致死の疑いで捜査を進めています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20200520/2040005476.html
5月20日20時42分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山労働基準監督署は、事故当時、落下物防止ネットが足場の底面に張られていたが、一部が外れた状態だったことを明らかにした。
同署の担当者は、「ネットの状態を確認し、危険があれば張り直すという措置を講じていれば、ものが落ちなかった可能性がある」と指摘した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e42ea5e5880182586101c15a70c02e0765266702
(ブログ者コメント)
4日前に起きた事故の再発防止策として取り付けられた落下物防止ネット。
それすら管理不十分だったとは、何をか言わんやだ。
2019年9月17日20時58分に京都新聞から、下記趣旨の記事が落下物の写真付きでネット配信されていた。
滋賀県草津市の市教育委員会は17日、市立草津クレアホール(野路6丁目)で14日午後3時半ごろ、舞台の屋根裏の約20メートルの高さからコンクリート片約10個が舞台袖に落下した、と発表した。
ダンスの公演中だったが、けが人はなかった。
市教委生涯学習課によると、落下したコンクリ片は最大で長さ7センチ、幅5.5センチ、厚さ2.5センチ、重さ約70グラム。
ほかは2センチ~4センチ。
当時は、小学生から大人約100人によるダンスのイベント中で、落下場所近くには出演者ら約10人がいたという。
翌日に点検したところ、屋根裏の梁の鉄骨の上で約30個の破片を見つけ、回収した。
同ホールは1988年に「滋賀県立草津文化芸術会館」として開館、2015年に同市に移管された。
市教委によると、建設は大津市の業者が手掛け、施工時のコンクリ片が除去されずに残っていた可能性が高いという。
同課は「長年の舞台の振動などで落下したと考えられる。一歩間違えれば、下にいた人がけがをした恐れもあり、安全管理を徹底したい」としている。
https://this.kiji.is/546662803462833249?c=39546741839462401
2019年9月11日15時36分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日熊本市の熊本県立総合体育館で、専門学校の生徒たちがダンスの練習をしている様子を教員がドローンで撮影中に、このドローンが観客席に落下し生徒2人が軽いけがをしました。
警察と消防によりますと、11日午前10時半ごろ熊本市西区上熊本1丁目の熊本県立総合体育館で、専門学校の生徒たちおよそ450人が参加して運動会のダンスの練習をしている様子を、教員がドローンで撮影していたところ、操縦を誤り、観客席にいた生徒にぶつかったということです。
警察の調べによりますと、ドローンは幅がおよそ50センチ、高さがおよそ8センチ、重さがおよそ1キロで、体育館の北側の観客席で見学していたいずれも10代の専門学校生2人にぶつかり、このうち1人は顔に、もう1人は左腕と右足首に、軽いけがをしたということです。
操縦していたのは、このドローンを所有していた専門学校「大原学園熊本校」の40代の男性教員で、操縦には慣れていたということですが、操縦の途中で観客席とドローンとの距離感がわからなくなってしまったと話しているということです。
国土交通省航空局によりますと、建物の中でドローンを飛ばすのに、航空法上の制限はないということです。
警察では、事故の原因を調べるとともに、安全管理に問題がなかったのか、学校側から詳しく事情を聞くことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190911/5000006329.html
9月12日11時28分に熊本新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前10時40分ごろ、熊本市西区上熊本1丁目の県立総合体育館内で、専門学校大原学園熊本校(同区春日)の学生約450人が運動会の練習中、練習風景撮影のため飛行中のドローン(小型無人機)が落下し、10代の女子学生2人に当たった。
2年生は顔、1年生は腕にそれぞれ擦り傷などの軽いけが。
国土交通省によると、県内でドローンの落下による負傷事故は初めてとみられる。
熊本中央署によると、落下したのは40代の男性教員が操縦していたドローン(縦約50センチ、横約60センチ、高さ約10センチ、重さ約1キロ)。
観客席の学生2人の頭上約1メートルから落ち、当たったという。
同校によると、教員はドローンの操縦資格を持っており、「学生に近づき過ぎてしまった」と話したという。
署は、教員が操縦を誤ったとみて、業務上過失致傷の疑いも視野に捜査する。
同校の柳川部長代理(59)は「学生にけがをさせてしまい本当に申し訳ない。もっと念入りに準備するべきだった」と話した。
https://this.kiji.is/544715166326539361?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
以下は、NHK映像の1コマ。
2019年7月12日17時58分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前10時半ごろ、宿毛市小筑紫町の砂防ダムの工事現場で、土佐清水市の建設作業員の男性(29)の頭に、資材を運ぶために使われていた鉄製の滑車が落下した。
男性は宿毛市内の病院に運ばれ、手当てを受けたが死亡した。
当時、現場では資材を運ぶケーブルや滑車を撤去する作業をしていたということで、滑車はおよそ100kgの重さがあったという。
警察が事故の詳しい状況を調べている。
『砂防ダム工事現場で男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190712/8010005611.html
2019年5月16日17時58分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後2時前、東京・品川区東五反田のホテルの建設現場で鉄の棒が落下して、歩道を歩いていた30代の女性の頭にあたった。
女性はけがをして病院に運ばれて手当てを受けたが、けがは軽いという。
警察によると、落下した鉄の棒は長さ42cm、重さ730gで、溶接に使うためのものだという。
警察は、当時の状況を確認するとともに、工事の担当者などから話を聞いて、安全管理に問題がなかったかなどを調べている。
現場はJR五反田駅前のロータリーのすぐ近くで、人通りが多い場所。
事故の瞬間を目撃したとツイッターに投稿した女性によると、突然、鉄の棒のようなものが、自分の前を歩いていた女性の頭の上に落ちてきたという。
この女性は、けがをして血を流し、首と頭を押さえていたということだが、周りの人も何が起きたのか状況が飲み込めない様子だったという。
出典
『建設現場で鉄の棒落下 女性軽傷』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190516/0029761.html
5月17日9時11分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
建築資材の鉄棒1本が足場付近から落下し、路上を歩いていた30歳代の女性の頭に当たった。
女性は病院に搬送されたが、命に別条はないという。
付近には資材の落下防止ネットが設置されていた。
出典
『路上歩く女性の頭に鉄棒落下、長さ40cm』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190516-OYT1T50326/
(ブログ者コメント)
〇以下は、NHK映像の1コマ。
落花した棒がどの程度の太さかは不明だが、落下防止ネットが張られていても、細い棒であれば網の目をすり抜ける、あるいはネットと壁の間から落ちることも考えられる。
〇同種事例としては、昨年に渋谷区のビル修繕現場で鉄パイプがシートの隙間から落下して通行人が負傷した事故が、また2016年に港区のビル修繕現場で足場パイプが落下し、通行人に刺さって死亡した事故が記憶に新しい。
(両事例ともに本ブログで紹介スミ)、
2019年5月16日17時25分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前11時すぎ、北茨城市中郷町日棚でコンクリート製品を製造する「N興業」の北関東工場で、従業員が機械の枠の下敷きになっているのを同僚の男性が見つけて消防に通報した。
消防や警察が現場に駆けつけたところ、この会社の従業員で高萩市の中野さん(男性、49歳)が下敷きになっていて、その場で死亡が確認された。
警察によると、当時、中野さんは住宅用のブロックを製造する機械のメンテナンスをしていて、近くで作業をしていた同僚の男性が「ドーン」という大きな音を聞いて駆けつけたところ、中野さんが金属製の枠の下敷きになっていたという。
金属製の枠は重さが650kgあり、2mほどの高さから落下したとみられるということで、警察が詳しい状況を調べている。
出典
『工場の機械部品が落下 男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20190516/1070006166.html
2019年2月23日6時45分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後3時15分ごろ、西条市喜多川にある建設会社の駐車場兼資材置き場で、作業員2人がトラックの荷台に積まれた電柱を降ろす作業をしていたところ、コンクリート製の電柱2本が滑り落ち、男性1人が下敷きになった。
この事故で、電柱の下敷きになったこの会社の社員で新居浜市の河端さん(男性、54歳)が胸を強く打って西条市内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。
警察によると、事故が起きた時、トラックの荷台には回収した電柱あわせて14本が積まれていて、河端さんはトラックの脇にいたということで、警察で事故の状況や原因を詳しく調べている。
出典
『西条で労災事故1人死亡』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20190223/0003199.html
(2019年3月13日 修正1 ;追記)
2019年2月23日付の愛媛新聞紙面に、やや詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
22日午後3時15分ごろ、西条市喜多川のS通建西条営業所の駐車場兼資材置き場で、社員の河端さん(男性、54歳)がコンクリート製の電柱2本の下敷きになっているのを、近くにいた男性が見つけた。
河端さんは胸を強く打ち、西条市内の病院で死亡が確認された。
警察によると、河端さんは同僚と2人でトラックの荷台から電柱などを降ろすため、固定したワイヤーを外す作業をしていた。
2019年2月6日20時52分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前8時すぎ、津野町白石の山中で、水道工事に当たっていた作業員の常石さん(男性、72歳)が、工事で出たおよそ500kgの残土を山のふもとに降ろすため、空中に渡したワイヤーにつり下げた運搬用の機材をレバーを使って操作していた。
ところが、ワイヤーを支えていた金具が突然破損し、その反動で、常石さんが作業をしていたレバーがついた土台ごと、目の前の谷に転落した。
この事故で、白石さんは胸などを強く打ち、高知市内の病院に搬送されたが、およそ3時間後に死亡した。
この工事は、津野町が水道施設の改修のため、民間の土木業者に委託していたもので当時、現場には、ほかにも数人が作業していたということで、警察は、他の作業員に話を聞くなどして事故の詳しい状況と原因を調べている。
出典
『水道工事の作業員 谷に転落死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20190206/8010004356.html
(2019年3月22日 修正1 ;追記)
2019年2月7日付の高知新聞紙面に、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。
6日午前8時10分ごろ、高岡郡津野町の山林にある簡易水道施設の整備工事現場で、集材機に乗り作業していた土木会社社員の男性(72)が機械ごと約6m下の小川に転落。
男性は胸を強く打ち、搬送先の高知市内の病院で約3時間半後に死亡した。
警察によると、現場では残土計500kgが入った土嚢を詰めた容器を、張った架線(ワイヤーロープ)に吊るして運搬していた。
男性は集材機で架線を操作していたが、部品の破損で架線を引っ張っていた補助線が外れ、その勢いで集材機が転落したという。
2019年2月5日19時34分にYAHOOニュース(札幌テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道釧路市の釧路西港の工事現場で、今日午前、クレーン車で吊り上げていた鉄板が落下し、作業員の頭部にあたり、その作業員が死亡した。
警察で事故の原因を調べている。
事故があったのは、釧路市西港2丁目にある運輸会社の敷地内。
午前11時すぎ、クレーン車で吊り上げていた鉄板10枚のうち1枚が、およそ30mの高さから落下して、その下の足場で作業していた神田さん(男性、62歳)の頭にあたった。
神田さんはヘルメットを被っていたが、意識不明の状態で病院に運ばれ、まもなく死亡が確認された。
鉄板は長さ2m、幅30cm、重さはおよそ25kgあり、建物と足場の間の1mに満たない隙間を、すり抜けるように落ちたという。
警察では、鉄板が落下した原因を調べている。
出典
『落下の鉄板が頭にあたり作業員死亡(北海道)』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190205-00000095-stv-hok
2月5日22時30分に北海道新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前11時10分ごろ、釧路市西港2の三ツ輪運輸西港2号サイロで、クレーンでつり上げていた足場用鉄板が落下し、約10m下にいた会社員の神田さん(男性、62歳)の頭部を直撃した。
神田さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、鉄板は長さ約2m、幅30cm、厚さ4cm、重さ25kg。
神田さんはサイロの増設工事で、地上約20mの場所で外壁のトタンを張っていた。
出典
『サイロ工事現場で敷鉄板が落下 作業中の男性死亡 釧路』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/273767/
(2020年12月18日 修正1 ;追記)
2020年12月17日19時43分にNHK北海道からは、玉掛け作業する従業員が資格を持っているか現場責任者は確認しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、釧路市の建設工事現場で、クレーンから鉄板が落下して下にいた作業員が死亡した事故で、労働基準監督署は無資格の従業員に作業をさせていたとして、この会社と現場責任者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
書類送検されたのは、十勝の音更町の建設会社「M工業」と、40代の現場責任者です。
釧路労働基準監督署によりますと、現場責任者は去年2月、釧路市西港の建設工事現場でクレーンから鉄板が落下し、下にいた男性作業員(当時62)が死亡した事故で、資格がない複数の従業員に積み荷をくくりつける作業をさせていた疑いが持たれています。
労働基準監督署によりますと、現場責任者は従業員に資格があるか確認を怠っていたということで、17日に会社と現場責任者を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
会社は「社長がいないのでコメントできない」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20201217/7000028267.html
2019年1月23日17時15分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前7時55分ごろ、神戸市須磨区の市営地下鉄西神・山手線名谷駅の改札内側で、天井にある点検口のアルミ製ふた(58cm四方、2.9kg)が約3.5m下の床に落ちているのを女性客が見つけ、駅係員に届けた。
防犯カメラに、直前に落下した映像が映っていた。
通勤ラッシュの時間帯だったが、けが人はいなかった。
市交通局によると、何らかの原因でふたのロックが外れ、衝撃で落ちたとみられる。
21日に外壁工事に伴ってふたを開けたが、担当した業者は同局の聴き取りに対し、異常はなかったと説明しているという。
出典
『地下鉄名谷駅の天井からアルミ板が落下 神戸』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201901/0012003197.shtml
1月23日付で神戸市のHPには、下記趣旨の記事が掲載されていた。
・・・・・
4.落下の原因
天井点検口の蓋のロックが何らかの原因で外れ、その衝撃で軸受け側が破損し落下した模様です。
蓋のロックが外れた原因は不明です。
5.点検結果
本日、市営地下鉄西神・山手線、海岸線全駅のホーム・コンコースの天井点検口の緊急の目視点検を実施した結果、異常は認められませんでした。
出典
『市営地下鉄西神・山手線 名谷駅コンコース天井点検口の蓋落下について』
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2019/01/20190123701101.html
2019年1月18日23時47分に産経新聞から、落下した庇の写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月19日17時41分に毎日新聞からも、同趣旨の記事が校舎入口の写真付きでネット配信されていた。
大阪府松原市教育委員会は18日、同市立松原南小学校(同市岡)の校舎入り口にかかっているコンクリート製の庇(ひさし)(幅2.1m、奥行き92cm、厚さ16cm、重さ約800kg)が落下したと発表した。
けが人などはなかったが、市教委で原因を調べている。
市教委によると、15日午前7時半ごろ、出勤してきた校長が、庇が根元部分から折れて落下しているのを発見した。
12日夕方には異常はなかったという。
13、14の両日は、職員、児童とも不在だったという。
落ちた庇がかかっていた校舎は鉄筋コンクリート造りの2階建てで、築約60年。
建築基準法に基づき、3年に1度、校舎の検査は行っていたが、庇については検査していなかった。
昨年6月18日の大阪北部地震では、松原市でも震度4を観測したため、地震後、市職員らが同小学校を含め、全22小中学校の校舎を目視で確認したが、その際は異常は認められなかったという。
市教委は17、18日に、同校を含む全市立小中学校22校の庇を点検。
落下につながりそうな亀裂はなかったが、モルタルが老朽化している場所が同校以外の4小中学校で計4カ所発見されたため、付近を立ち入り禁止にするなどして対応。
今後、改修工事を実施するとしている。
出典
『大阪・松原の小学校で重さ800キロの庇落ちる』
https://www.sankei.com/affairs/news/190118/afr1901180055-n1.html
『小学校で800キロのひさし落下、けが人なし 大阪・松原』
https://mainichi.jp/articles/20190119/k00/00m/040/175000c
(ブログ者コメント)
上記記事は「大阪北部地震後の校舎目視確認時、庇に異常はなかった」とも読み取れる。
もし、そうだったとすれば、定期検査では対象外の場所を地震後の点検では確認した・・・という点に、ちょっと違和感。
地震後は落下懸念という視点からの目視確認だったので庇も確認した・・・ということなら話はわかるのだが・・・。
2018年12月26日4時8分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前10時55分ごろ、埼玉県小鹿野町両神薄の町道で、50~60代ぐらいの男性が鉄製の型枠の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は勤務する会社の前の道で、型枠を取締役の男性(51)と2人でトラックに積み込んでいた。
取締役の男性が重機を運転して数10本の型枠をチェーンでまとめてつり上げていたところ、チェーンが切れて型枠が落下し、トラックの荷台にいた男性が下敷きになったという。
型枠の大きさは縦約1.5mで、横と厚さは約15cmだった。
警察は、身元を確認するとともに、詳しく調べている。
出典
『男性死亡…重機でつり上げた鉄製型枠が落下、下敷きに 小鹿野の会社 型枠まとめるチェーン切れる』
https://this.kiji.is/450373559643751521?c=39546741839462401
2018年11月18日10時0分に伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後1時10分ごろ、桑名市和泉の員弁川左岸の護岸工事現場で、作業をしていた岐阜県海津市の会社員男性(38)の頭上に長さ約10m、直径10cmの鉄パイプが落下した。
男性は桑名市内の病院に搬送されたが、約1時間10分後に死亡が確認された。
警察によると、現場では護岸工事に向けて川の水をせき止めるため、鉄板など工事用資材をクレーンで運んでいたという。
クレーンのワイヤが何らかの原因で外れて、鉄パイプが倒れたとみられる。
当時、数人が作業中だったといい、警察で詳しい原因を調べるとともに、安全管理が十分だったかどうかを調べる。
出典
『鉄パイプ落下、男性作業員に当たり死亡 桑名、員弁川の護岸工事現場』
https://this.kiji.is/436692967308690529?c=39546741839462401
2018年11月9日8時44分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月10日9時25分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。また11月8日付で愛媛県警HPにも掲載されていた。
8日正午ごろ、大洲市肱川町の山あいにある橋の工事現場で、クレーンで吊り上げていた鉄製の部品(支え柱の付属部品;最大幅110cm、高さ73cm、重さ約300kg)が高さ約5mから突然落下し、近くで作業をしていた岡山市北区の落合さん(男性、58歳)に当たった。
落合さんは市内の病院に運ばれたが、胸を強打しており、まもなく死亡が確認された。
現場は、建設中の山鳥坂ダムの完成で水没する県道の代わりに整備が進められている道路の橋で、事故当時、道路の斜面に杭を打つ工事をしていた。
警察やダムの管理者によると、落合さんは、橋の基礎となる杭を斜面に打ち込む際に周りが崩れないよう、土留めを行っていたという。
警察は、関係者から当時の状況を聞くなどして、事故の詳しいいきさつや原因を調べている。
出典
『ダム関連工事で作業員が死亡』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20181109/0002578.html
『300キロの部品、クレーンから落下し男性死亡』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181109-OYT1T50045.html
https://www.police.pref.ehime.jp/sokuho/sokuho.htm
2018年11月2日9時1分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時ごろ、札幌市東区本町1条のマンションの新築工事の現場で、杭を打つ重機に固定されていた鉄製の部品がずり落ちて、付近で作業をしていた北広島市大曲光の建設会社の社員、堤さん(男性、63歳)の首に当たった。
堤さんは、その場で死亡が確認された。
死因は、腰やひざ、内臓など、体のあちこちを強く打つ多発外傷だという。
警察によると、落下したのは高さが30cm、直径が50cmの、杭を包んで安定させる鉄製の部品で、事故当時、重機は別の作業員が操作し、堤さんはその下で杭を調整する作業を行っていたという。
警察は、現場の安全管理などに問題がなかったか詳しく調べている。
出典
『東区 くい打ち作業中に男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181102/0005336.html
2018年10月29日15時25分にFNN PRIME(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前、札幌市白石区の自動車整備工場で、壁から看板の一部が落下して下にいた男性客の顔に当たり、けがをする事故があった。
看板が落ちたのは、札幌市白石区本通の自動車整備工場。
29日午前10時30分ごろ、女性従業員から「看板が飛んで来て、男性が目の近くを切った」と、消防に通報があった。
警察などによると、落下した看板は会社名が書かれたもので、壁に設置された看板6枚のうち、2枚が風にあおられて外れ、1枚が下にいた34歳の男性の顔にぶつかったという。
看板1枚の大きさは縦2.4m、横1.2mで、厚さは2mmほどの鉄製。
高さ5mほどのところに設置されていたという。
男性は左目の近くを切り、鼻の骨を折る重傷。
気象台によると、事故当時、札幌では最大瞬間風速16mの強い風が吹いていて、強風注意報が出ていた。
警察が事故の状況を調べている。
出典
『"鉄製"看板が5メートル落下 札幌白石区の自動車整備工場 34歳男性客の顔を直撃し重傷 強風が原因か』
https://www.fnn.jp/posts/2018102900000005UHB
10月29日13時51分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月29日18時42分にNHK北海道からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、店に併設されている作業場の壁に取り付けてあった6枚の看板のうち2枚が落下し、一部が約5m下にいた34歳の男性客にあたったという。
警察によると、男性は「看板が風でゆらゆら揺れていたので見ていたら落下してきた」と話しているという。
警察は、強風にあおられて落下したとみて調べている。
出典
『壁から看板落下 男性客大けが』
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20181029/0005211.html
『落ちた看板2枚直撃 男性大けが 札幌のバイク整備工場』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/242712/
(ブログ者コメント)
以下はグーグルアースで見た、事故前の看板の様子。
建屋の右半分の壁ほぼ全面に看板が設置されていた。
そしてNHKの映像によれば、落下した看板の大部分は、写真で見ると建屋の手前に設置されている物置?と建屋の壁との間に挟まっていた。
ということは、看板の大部分は物置?と建屋の壁に挟まったが、一部は間に挟まらず、飛んでいって客に当たった・・・ということかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。