2016年3月3日17時57分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、下関市の造船会社の工場でクレーンから落下した鉄板の下敷きになって作業員が死亡した事故で、警察は、クレーンを操縦していた21歳の会社員が作業員に事前に避難を指示しなかったことが事故につながった疑いが強まったとして、3日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、下関市の造船会社「K社」の21歳の会社員の男。
去年9月、K社の工場で、クレーンで運んでいた重さおよそ600kgの鉄板が突然落下し、近くで溶接作業をしていた64歳の男性作業員が下敷きになって死亡した。
警察は、クレーンを操縦していた21歳の会社員が、作業員に事前に避難を指示しなかったことが事故につながった疑いが強まったとして、3日、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
調べに対し、容疑を認めているという。
K社の総務部長は、「今回の事故を重く受け止め、労災事故が二度と起こらないように安全対策を徹底していく」とコメントしている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063385791.html?t=1457041686801
2016年3月2日17時58分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月3日3時35分にTBS News iから、3月3日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前11時20分ごろ、北海道旭川市工業団地の機械部品製造会社の工場内で、パート従業員の女性(72歳)が倒れた鉄骨の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、倒れた鉄骨ははしご状で、縦約8m、横約1.5m、重さ500~600kg。
社長(男性、78歳)がフォークリフトでシートをかけた鉄骨を持ち上げたところ、並んでいた残りの鉄骨の一つに当たって、女性の上に倒れたという。
女性は、鉄骨にシートをかける作業中だった。
警察は、業務上過失致死などの疑いもあるとみて調べている。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/160302/afr1603020041-n1.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2716281.html
(2016年4月17日 修正1 ;追記)
2016年3月3日付の北海道新聞紙面には、若干ニュアンスの異なる部分もある、下記趣旨の記事が掲載されていた。
鉄骨は、縦約1.5m、横約8m、厚さ約20cmのはしごのような形で、重さは500kg以上あり、床に立てて置いてあった。
クレーンで吊り上げられた別の鉄骨がぶつかって倒れたとみられる。
女性は、鉄骨にビニールシートをかぶせる作業中だったという。
2016年2月27日9時21分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後3時半ごろ、富山市あるホームセンター「M」の店内で、従業員3人が、ステンレス製の角材、あわせて700本を台車に乗せて運んでいたところ、カーブを曲がろうとしたときにバランスを崩して、台車から角材が落下した。
警察によると、落下した角材の一部が近くのレジに並んでいた60歳の男性のひざの裏側に落下し、男性が倒れ込んだあと、足の上にさらに複数の角材が落下したという。
この事故で、男性は両足の骨を折るなどの大けがをした。
また、資材を運んでいた26歳の従業員の男性も、右足の骨を折る大けがをした。
警察によると、ステンレス製の角材は、あわせて1トンほどあり、長さや幅が異なる複数の種類が一緒に台車の上に積み上げられていて、最も長いものは4mほどあるという。
また、角材はバンドでひとつに束ねられていたということで、警察は、従業員から話を聞くなどして、角材が落下した状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/3063245151.html?t=1456695740245
2016年2月23日20時25分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前6時半すぎ、札幌市中央区南4条西4丁目で70代の女性が歩道を歩いていたところ、頭上から落ちてきたレンガに当たって、頭に軽いけがをした。
警察が調べたところ、落下したレンガは歩道に隣接している8階建ての商業ビル「ススキノラフィラ」の屋上にあったとみられ、縦・横それぞれ10cm、重さはおよそ500gあるという。
当時、ビルの屋上に人はいなかったが、鳥の足跡が複数あったということで、警察は、カラスなどの鳥が屋上にあったレンガを落としたものとみて、詳しい原因を調べている。
カラスの生態に詳しい『NPO法人札幌カラス研究会』の中村さんによると、カラスには、気に入ったものをくわえながら飛んだり、地面に落として遊んだりする習性があるという。
中村さんは、「朝はカラスが活発に活動する時間帯で、好奇心旺盛なカラスが遊んでいて落としたか、食べ物の目印にしていたものを勢いよくどけて落下したことなどが考えられる」と話している。
そのうえで、「建物の屋上にはカラスなどが運べるようなものを置かないようにする対応も必要だ」と指摘している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160223/3116092.html アカスミ
(ブログ者コメント)
映像を見ると、ビルの屋上に敷かれたレンガのところどころが破損していて、周辺に大小のレンガ破片が散らばっていた。
5Sの不徹底は思わぬところに被害を及ぼすこともあるという、教訓的事例のように感じた。
keyword ;小動物
2016年2月14日19時0分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月14日17時4分に毎日新聞から、2月14日19時1分に読売新聞から、2月14日付で宮崎日日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前9時半ごろ、宮崎県高原町蒲牟田で突風が吹いて、宮崎県高校女子新人駅伝(5区間、15.5km)の大会直前、コースとなっていた国道223号線の道路脇に選手の更衣室として設けられたテントが吹き飛ばされた。
約3m先で自分の出番に備えて準備運動中だった高2女子生徒にアルミ製のテントの支柱が当たり、女子生徒は右腕に軽いけがをした。
警察によると、テントは幅が3m50cm、奥行きが2m60cm、高さが2m70cmで、中が見えないよう四方に横幕が張られ、四隅の支柱にはいずれも10kgのおもりが付けられていたが、突風にあおられて飛ばされたという。
近くにいた高1女子生徒は、「準備運動をしていたところ、テントが急に倒れて、別の選手に当たった。きょうは以前より強い風が吹いていた」と話していた。
気象台によると、高原町には強風注意報が出ていたが、高原町の隣の小林市では、午前9時半までの最大瞬間風速は9.3mと、それほど強い風は吹いていなかった。
駅伝は、県内14高校の18チームが参加し、予定通り行われた。
県高校体育連盟陸上競技専門部の委員長(44)は、大会続行の理由について、「テントは女子の第1中継所だけなので、問題ないと判断した」と話した。
新人駅伝は、県高校体育連盟と県教育委員会の主催。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5065883391.html?t=1455444013
http://mainichi.jp/articles/20160215/k00/00m/040/003000c
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160214-OYT1T50053.html?from=ycont_top_txt
http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_17338.html
2015年12月12日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月12日付の北海道新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
11日午後3時10分ごろ、函館市若松町でビルの外壁工事の足場(高さ約2m)から板が落下し、バスを待っていた市内の50歳と53歳の女性2人の頭に当たった。
女性2人は、軽傷という。
警察によると、落下した板は、縦90cm、横約3m、厚さ1cmの合板。
工事現場からの落下物が人に当たるのを防ぐため、出入り口上部の鉄骨の足場にネジで留めていた。
近くにバス停があり、女性たちは足場の下でバスを待っていたところだったという。
警察が、落下原因を調べている。
(ブログ者コメント)
落下防止のための設備が落下したのでは、シャレにもならない。
この日は全国的に風が強く、アメダスによると、函館でも19時50分に日最大風速(10分間平均風速の最大値)11.1mを記録していた。
ネジ締め付け不足などの理由で固定不十分だった板が、風で飛ばされたのかもしれない。
2015年12月8日付で朝日新聞岩手全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
釜石労基署は、7日、遠野市の「協同組合T」と代表理事(66)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
代表理事は、容疑を認めているという。
同署によると、同社の保管庫内で昨年8月、天井クレーンで集成材をトラックに積み込む作業をしていた際、クレーン操作に合図を送る作業員を置いておらず、集成材が落下して運送会社員の男性(当時44)を死亡させた疑いがある。
警察は、7日、代表理事と天井クレーンを操作していた同組合の男性作業員(49)を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
(ブログ者コメント)
ネットで調べたところ、「T」は、集成材を製造している事業所の模様。
2015年12月4日18時7分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月5日7時4分に産経新聞東京版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後3時ごろ、東京・中央区銀座6丁目の4階建てのビルの4階で、縦横1mほど、厚さ約5mmの窓ガラスが割れ、破片が下の歩道に落下して、歩道を歩いていた40代の男性に当たった。
男性は額を切って病院で手当てを受けたが、けがの程度は軽いという。
警察によると、窓は、中から外側に押して開くタイプのもので、完全に閉まっていなかったため、風にあおられて窓が勢いよく開き、衝撃でガラスが割れたという。
4階には企画会社の事務所が入っていたといい、警察は従業員から事情を聴くなどして、当時の状況を調べている。
気象庁によると、当時、東京23区内には、強風注意報が出ていた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20151204/4054081.html
http://www.sankei.com/region/news/151205/rgn1512050040-n1.html
2015年12月1日17時22分にNHK大津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前11時半前、愛荘町の建設機材のリース会社の資材置き場で、「社員が鉄板の下敷きになっている」と消防に通報があった。
駆けつけたレスキュー隊が下敷きになっていた男性を助け出したが、全身を強く打っていて、搬送先の病院でまもなく死亡した。
警察によると、死亡したのは、リース会社の社員の男性(42)で、工事現場周辺に車両が入りやすいよう地面に敷く鉄板を重機で持ち上げて洗浄する作業をしていたという。
鉄板は、縦6m、横1.5mで、重さ1.6トンあり、警察によると、現場ではふだん2人1組で作業をしていたが、1日は、男性が1人で作業していたという。
警察が労基署とともに、事故の状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063948761.html?t=1449004723395
2015年11月23日20時17分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後2時すぎ、三豊市三野町の県道沿いで電柱の変圧器を取り替える作業をしていたところ変圧器が落下し、地上にいた三豊市の会社経営、小山さん(男性、63歳)に当たった。
小山さんはすぐに病院に運ばれたが、胸を強く打っており、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、この変圧器は重さがおよそ140kgあり、当時は4人で作業していて、小山さんは地上でクレーンに変圧器をつける作業を担当していた。
変圧器は、クレーンで持ち上げたところで電線と接触して落下し、小山さんに当たったという。
警察は、変圧器が落下した時の詳しい状況や落下の原因などについて、さらに調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033724431.html?t=1448315080082
11月24日付で朝日新聞香川全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
変圧器は、トラックの荷台で作業していた小山さんに当たった。
小山さんは胸を強く打ち、出血性ショックで死亡した。
(ブログ者コメント)
トラック荷台の変圧器をクレーンのフックにつけた後、変圧器を吊り上げ始めた後もトラック荷台にいて片づけか何かをしていた・・・ということだったのかもしれない。
仮にそうだとすれば、吊り荷の下に入ったための事故ではなく、吊り荷の下から移動しなかったための事故ということになる。
(2015年12月21日 修正1 ;追記)
2015年11月24日付の四国新聞紙面に、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
小山さんがトラックの荷台で変圧器をクレーンのフックに取り付けた後、別の作業員が吊り上げていた際、変圧器が電線と接触して落下したらしい。
2015年10月26日19時13分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月26日19時56分に産経新聞westから、10月27日付で毎日新聞広島版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時ごろ、広島市中区宝町の8階建てビルの解体工事現場で、クレーンでつり上げられていた鉄パイプの束が崩れて落下し作業員が下敷きになったと、消防に通報があった。
警察によると、この事故で、トラックの荷台で受け取る作業をしていた広島市の梅野さん(男性、58歳)が全身を強く打ち、大動脈損傷で間もなく死亡したほか、近くにいた同僚の40代の男性作業員(49)も顔などに軽いけがをした。
現場は、広島市役所から600mあまり東の商業施設やビルが建ち並ぶ地域で、警察によると、現場では、足場に使っていたおよそ200本、重さ1トンほどの鉄パイプ(長さ約2.2m、太さ約2cm、重さ約5kg)の束をカゴに入れ、8階部分から地上へ下ろす作業中だった。
カゴが傾き、すべての鉄パイプが落下したという。
現場で警備を担当しているという男性は、「大きな音が聞こえたので見てみると、トラックの荷台で作業員の男性が下敷きになっていた」と話していた。
ワイヤーは切れていなかったといい、警察は、工事を請け負っていた会社や現場の作業員から事情を聞くなどして、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20151026/5987332.html
http://www.sankei.com/west/news/151026/wst1510260075-n1.html
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20151027ddlk34040620000c.html
(2016年5月14日 修正1 ;追記)
2016年5月13日13時6分にNHK広島NEWS WEBから、パイプは束ねられていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年10月、広島市中区のビルの解体工事現場で、およそ200本の鉄パイプが落下し作業員の男性が死亡するなどした事故で、警察は、現場責任者の男が荷崩れしないよう鉄パイプを束ねるなどの安全対策を怠ったとして、業務上過失致死などの疑いで、13日、広島地方検察庁に書類送検した。
書類送検されたのは、熊野町の39歳の会社員の男。
この事故は、去年10月、広島市中区宝町のビルの解体工事現場で、クレーンでつり上げられていた総重量800kgあまりの鉄パイプおよそ200本が、およそ26mの高さから落下し、トラックの荷台で作業をしていた当時58歳の男性が全身を強く打ち死亡したほか、近くにいた当時49歳の男性作業員もけがをしたもの。
警察が調べを進めた結果、
▽およそ200本の鉄パイプは全く束ねられておらず、
▽鉄パイプをつり上げる際に周辺にいた作業員を別の場所に退避させることも行われていなかった
という。
このため警察では、安全対策を怠ったことが事故につながったとして、現場責任者だった39歳の男を業務上過失致死などの疑いで、13日、広島地方検察庁に書類送検した。
これまでの警察の調べに対し、男は容疑を認めているという。
出典
『解体現場死傷事故で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20160513/5284911.html
(2016年10月4日 修正2 ;追記)
2016年10月3日21時10分にNHK広島NEWS WEBから、死亡した男性は別会社から派遣されていた(法律で禁止)という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察のその後の調べで、この現場には、死亡した男性をはじめ3人の作業員が、広島市の別の建設会社から派遣されていたことがわかったという。
解体工事現場などは危険を伴うことなどから、労働者を派遣することが禁じられていて、警察は、この会社と57歳の代表取締役を労働者派遣法違反の疑いで書類送検した。
警察によると、代表取締役は容疑を認めているという。
出典
『作業員死亡事故で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20161003/3189421.html
2015年10月18日11時20分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月19日10時33分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後10時ごろ、君津市君津にある新日鉄住金の君津製鉄所で、関連会社の社員の田中さん(男性、36歳)が鉄板の下敷きになっているのを、別の作業員が見つけた。
田中さんは病院に運ばれたが、全身を強く打っていて、1時間半後に死亡した。
警察によると、田中さんは天井からつり下げられたクレーンを操作して、縦1m50cm、横6m、1枚の重さが529kgの鉄板を5枚づつ吊り上げ、出荷用の台座の上に積み上げる作業をしていたという。
田中さんは台のすぐそばで、鉄板5枚の下敷きになっていたという。
近くで別の作業をしていた同僚が鉄板が落ちた音に気付き、製鉄所内の保安室に通報した。
警察は、クレーンを操作中に鉄板が落下したものとみて、詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085781471.html?t=1445200919666
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/283770
2015年10月3日1時26分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月3日付で読売新聞中部版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後4時半ごろ、名古屋市中村区の名古屋駅で建設中の高層ビル「JRゲートタワー」の工事現場で、地上110mの高さから、ベニヤ板1枚(縦160cm、横90cm、厚さ1.2cm、重さ11kg)とプラスチック板3枚(縦180cm、横90cm、厚さ0.3cm、重さ600g)が落ちた。
クレーンの先端のかごに入れてつり上げる際、強い風にあおられて荷崩れしたとみられる。
けが人はなかった。
工事を発注したJR東海によると、ベニヤ板は南隣の高層ビル「JRセントラルタワーズ」の立ち入り禁止の2階テラスひさし部分に落ち、プラ板は地上の駅前ロータリーのタクシー待機場に落下した。
いずれも、設置作業中だった冷暖房設備を保護する緩衝材。
工事の安全管理は、大成建設と鹿島建設の共同体が担当。
JR東海広報部は,「クレーンの操作に誤りはなかったが、板を縛り付けていなかった。関係者を適切に指導し、再発防止に努める」とした。
名古屋市内では、当時、地上で平均毎秒6.5mの風が吹いていた。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015100390012604.html
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20151003-OYTNT50057.html
2015年10月1日20時28分にNHK関西NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月1日16時46分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前9時半ごろ、大阪・淀川区東三国の15階建てのマンションで、作業員が外壁の補強工事のため組まれていた足場を解体していた際、鉄製のパイプ4本が15階付近から落下した。
パイプは、落下物を防ぐために3階に設けられていた鉄製の板(縦約230cm、横約30cm)に当たり、板が衝撃で外れて、およそ5m下の道路に落下した。
この事故で、自転車に乗っていた74歳の女性の背中に鉄製の板があたり、女性が転倒して胸の骨が折れる大けがをした。
警察によると、落下したパイプは1本あたりの重さが12kgで、作業員は、パイプが落下したことに気付いていなかったという。
警察が、作業員などから当時の状況を聞き、安全管理に問題がなかったか調べている。
マンションの向かいで飲食店を営む55歳の男性は、「大きな音がして外に出たら女性が倒れていて、足場の一部が散乱していました。人が多い時間帯だったら大惨事になっていたと思います」と話していた。
また、近くに住む65歳の男性は、「マンションの1階にはスーパーがあり、よく通る場所なので、このようなことがあって怖いです」と話していた。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20151001/5341002.html
http://www.sankei.com/west/news/151001/wst1510010061-n1.html
10月1日16時18分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
落下した足場は、3階付近の落下防止板を突き破り、外れた防止板が自転車で近くを通りかかった女性(74)の背中に当たった。
女性は肋骨などを折り、1カ月の重傷。
警察によると、マンションでは外壁の補強工事が終わり、足場の解体作業をしていた。
重さ約12kgの足場4組(計約48kg)を、高さ約40mの足場の15階部分に置いていたという。
この4組が何らかの理由で落ちたとみられ、警察は、業務上過失致傷容疑も視野に捜査を進める。
出典URL
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201510/2015100100703&g=soc
(ブログ者コメント)
NHKの映像によれば、落下防止用の板はマンション周囲を囲うように設置されていた。
その中の1枚に当たり、それが外れた・・・ということかもしれない。
2015年9月29日12時50分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月30日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後2時半ごろ、石巻市真野の住宅の新築工事現場で、2階で作業をしていた仙台市宮城野区の大工の男性(39)の上にクレーンでつり上げていた床材が落下した。
この衝撃で、工事現場の足場が崩れて男性は4m下の地面に転落し、市内の病院に運ばれたが、およそ4時間後に死亡が確認された。
警察によると、事故当時、現場ではクレーンでおよそ300kgの木材を移動させていたという。
警察では、クレーンのフックが外れて床材が落下した可能性があるとみて、一緒に作業をしていた同僚から話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20150929/5265081.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。