2021年11月17日6時1分にYAHOOニュース(信濃毎日新聞)から下記趣旨の記事が、倒れる前の石碑の写真付きでネット配信されていた。
16日午前10時35分ごろ、長野市通明小学校(篠ノ井御幣川)で5年の男児(10)が、同校中庭にある石碑を抱えて体重をかけた際、石碑が倒れて下敷きになった。
市教委によると、男児は腹や右脚の痛みを訴え、市内の病院に搬送された後、ドクターヘリで松本市内の病院に運ばれた。
捜査関係者によると内臓が損傷しており、重傷のもよう。
長野南署が詳しい状況や原因を調べている。
同校などによると、男児は2時間目の授業終了後の休み時間に1人で石碑を抱えたところ、あおむけに倒れて石碑の下敷きになったという。
目撃した周囲の児童が近くを通り掛かった男性教諭2人に伝えて助け出し、同校が119番通報。
男児は1、2分ほど下敷きになっていたとみられる。
市教委によると、石碑の大きさは高さ75センチ、幅62センチ、厚さ6センチ、重さは不明。
1989年に同校PTA創立40周年を記念して設置された。
高さ21センチ、幅92センチ、奥行き24センチの台座に施された数センチの溝に収まっていたが、固定方法は不明。
同校が月1回、校内施設を点検する際に石碑も点検対象にしており、今月1日に点検した際は異常はなかったという。
同校の高野校長(59)は、「子どもに大きなけがをさせてしまい、責任を痛感している。申し訳ない」とし、再発防止に向け「しっかり対応したい」とした。
17日以降、全校児童に事故を報告する。
市教委学校教育課の上石課長は、「まずは児童の回復を待ちたい。警察に協力し、詳細把握と再発防止に努める」とした。
市教委は16日、全市立小中高校に、校内にある石碑を揺らすなどして安全確認するよう通知。
危険がある場合の報告や安全対策も求めた。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2021111600741
11月16日20時31分にYAHOOニュース(信越放送)からは、基礎から台座が外れたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5年生の男子児童が休み時間に、中庭にある高さ75センチの石碑に体重をかけたところ、基礎から台座がはずれ、石碑の下敷きになりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08815998fa99effcb5adc34ce5e733b9dd5c3b99
11月17日20時0分にYAHOOニュース(信越放送)からは、最近のはピンやボンドで固定するが昔のはモルタル接着だけだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石碑は30年ほど前に立てられたもので、倒れた部分はおよそ1メートル。
平均的な小学5年の男児は身長1メートル40センチ、体重35キロです。
男子児童は「石碑を抱きかかえるようにして体重をかけたら仰向けに倒れた」などと話しているということです。
石材を扱う県内の業者は、「(重さは)だいたい80キロ、台座で100キロ近くではないか」とし、基礎と台座をつないでいたモルタルが劣化したのではないかと推測。
「施工はちゃんとしてあり、30何年の歴史の中で、子どもがゆすったりしていればつなぎ目が切れていたと思う」と話します。
最近では、石材を専用のピンやボンドで固定するということですが、30年前はこの方法をとらないものも多く、身のまわりに同じ状態の石碑があってもおかしくないといいます。
一方、子どもの事故に詳しい松本短期大学の福田明准教授は、学校であっても危険が潜んでいると意識することが大事だといい、「子どもは、今回のような石碑だけではなくて、ブロック塀や木などつかまったり登ったりするものに興味があり、日頃から倒れたりしないかといった点検が必要になる、過去にこんな事故が起きたということを周知する場をつくったり、ここの場所はどんな危険が起きるといった会話をしてみたらいいのでは」としています。
通明小学校の高野校長は、「大きなけがをさせてしまったことを校長として大変申し訳なく思う、いままで確認してきた中では転倒が予想されるような状況はないと認識していた」としています。
学校では月に1度、校内施設の安全点検を行っていましたが、石碑の具体的な点検方法が決まっていたわけではなく、安全管理の見直しが求められることになりそうです
https://news.yahoo.co.jp/articles/35d7960bb45da72cbd111f1ededfc67200efa525
11月18日17時48分にYAHOOニュース(テレビ信州)からは、長野県内で調査したところ37校で石碑や銅像などのぐらつきがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、県教育委員会は17日、市町村の教育委員会と高校に対し、学校敷地内の建造物の安全点検をするよう通知しました。
テレビ信州が県内77市町村に取材したところ、少なくとも16の市町村にある小中学校37校で、石碑や銅像がぐらつくといった異常がみられることがわかりました。
異常があったものは周囲を囲ったりするなど、安全対策を行っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b303ea302ac50637122d2ebfc502e6311cfb57be
11月19日18時2分にNHK信州からは、文科省が全国の教育委員会などに安全点検するよう要請したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて、文部科学省は19日、全国の教育委員会などに対し、速やかに安全の点検を行うよう要請しました。
要請では、倒壊や落下などで重大な事故につながるおそれがある校内の石碑や遊具のうち、目視による点検では安全性の判断が困難で、専門的な点検が行われていない箇所などについて、子どもの目線や多様な行動なども考慮して安全点検を行うよう求めています。
学校での事故をめぐっては、文部科学省が、ことし4月に宮城県の小学校で校庭のボールネットの柱が折れて児童2人が死傷した事故を受け、ことし5月にも緊急点検を要請する通知を出していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20211119/1010020590.html
(2022年2月17日 修正1 ;追記)
2022年2月14日15時1分にNHK信州からは、市の緊急点検で安全と判断できなかった15基について石材業者が調査し始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて市が、学校に設置されている石碑などを緊急点検したところ、市内12校の15基が安全かどうか判断できず、14日から石材業者の組合による調査が始まりました。
担当者たちはブロンズ像の土台の割れた石の大きさを測ったり、押すとぐらつく門柱のつなぎ目などを確認したりして、どのような補修ができるか調べていました。
市の教育委員会によりますと、事故の後、各地の学校では子どもたちが石碑などに近づけないように三角コーンや張り紙で注意を促しているということです。
市の教育委員会では、調査結果を踏まえて、補修の必要性や方法について検討することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20220214/1010021591.html
2021年11月16日14時27分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
16日午前10時ごろ、東京都北区赤羽台3で、建物の解体作業をしていた作業員の男性から「クレーン車が横転した」と110番があった。
警視庁赤羽署によると、近くの道路に停車していたクレーン車が、崖下約5メートルの解体作業現場にあったショベルカーを引き上げようとしたところ、横転した。
クレーン車を操作していた男性作業員は自力で脱出し、けが人はいなかった。
赤羽署によると、男性作業員は「地盤が緩んでクレーン車が傾き始めた」と説明。
クレーン車の周囲の道路でひび割れが発生しており、同署が横転した原因を調べている。
現場はJR赤羽駅の北西約800メートルの住宅街。
https://mainichi.jp/articles/20211116/k00/00m/040/088000c
11月16日20時51分にNHK首都圏からは、周辺の10世帯がホテルなどに避難したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前10時ごろ、北区赤羽台の住宅地にある解体工事現場で、「クレーン車が作業中にひっくり返った」と作業員の男性から110番通報がありました。
警察官が現場に駆けつけたところ、住宅地の高台の崖のようになっている場所で、重さおよそ13トンのクレーン車が倒れて逆さまの状態になっていたということです。
運転手は自力で脱出し、けがはありませんでした。
警視庁によりますと、クレーン車は当時、工事現場にあったショベルカーを高台に引き上げる作業をしていて、その重みでバランスを崩したとみられるということです。
北区によりますと、この影響で周辺の10世帯余りが、現在、ホテルなどに避難していて、区では16日夜から撤去に向けた作業を始めています。
しかし、現場は住宅が密集し道が狭いことなどから、撤去には時間がかかる見通しだということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211116/1000072678.html
2021年11月17日14時5分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
岐阜県郡上市の東海北陸道下り線の美並インターチェンジ(IC)―郡上八幡IC間で16日、道路のつなぎ目にある金属板の一部(長さ190センチ、幅7センチ)がめくれ上がり、乗用車やバスなど17台が破損する被害に遭った。
中日本高速によると、16日午前8時ごろから、被害に遭ったという通報が相次いだ。
車のバンパーや底面に傷が入ったが、けが人はいない。
約3時間後に撤去した。
原因は分かっていない。
今後、同種の接合部がないか洗い出し、緊急点検する方針。
https://www.asahi.com/articles/ASPCK4TWWPCKOIPE00G.html
11月16日23時57分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
中日本高速道路によりますと、16日朝、下り線の亀尾島川橋と陸地側の道路をゴムでつなぐ「橋梁伸縮装置」で、ゴムで覆われた金属の板が長さ1メートル90センチにわたってめくれ上がっていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4a1b10f4302b257194821228e6c542ab2704269
11月17日6時53分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、通行人から通報が相次いだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前8時ごろ、郡上市八幡町の東海北陸道の下り線で、通行人から「事故が起きた」などと中日本高速に通報が相次ぎました。
中日本高速が現場を確認したところ、橋のつなぎ目に取り付けてある「伸縮装置」と呼ばれる部品がおよそ190センチにわたってめくれ上がり、この場所を走行した車17台のバンパーなどが破損しました。
ケガ人はいませんでした。
伸縮装置は、金属板がゴムに覆われていて、15日の点検では異常はなかったということで、現在、原因を調査中です。
中日本高速は「安全管理を徹底して再発防止に努めて参ります」とコメントしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10ff76028eeaa5dd852df45819823635c01ab9f0
2021年11月15日6時36分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地球温暖化の原因となるメタンの濃度について県環境創造センターが調査した結果、楢葉町では、原発事故ですべての住民が避難していた2013年当時、事故前の2010年と比べ、およそ5%低下していたことが分かりました。
発生源となる水田や畜産の牛が減ったためとみられています。
メタンは二酸化炭素に比べ、大気中の濃度は低いものの、25倍もの温室効果があるとされ、日本での発生量のおよそ7割が水田で発生する細菌や畜産の牛が出すゲップなどに起因しています。
県環境創造センターは、原発事故によって県内のメタンの濃度がどう変化したか調べるため、事故から2年後の2013年のデータを、事故前の2010年と比較しました。
調査したのは会津若松市と須賀川市、それに2013年当時、すべての住民が避難していた楢葉町の3か所で、会津若松市と須賀川市ではメタンの濃度に大きな変化が見られなかったものの、楢葉町では、事故前の2010年と比べて、およそ5%低下していることがわかったということです。
住民の避難によって、メタンの発生源となる水田や畜産の牛が減ったことなどが原因とみられています。
県環境創造センターは、「原発事故はメタンの濃度を下げるほどのインパクトがあったとわかった。現在は避難指示の解除が進み、生産活動も再開されていて、濃度は元に戻りつつある」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20211115/6050016349.html
2021年11月15日21時38分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時ごろ、旭川市永山北4の6の木材加工会社の工場で、同市6の11、同社社員小川さん(男性、54歳)の姿が見えなくなったと、別の社員が119番した。
駆け付けた救急隊が縦横約4メートル、深さ約6メートルの集じん機内でおがくずに埋もれていた小川さんを見つけたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
旭川東署によると、小川さんは足場の上でスコップを使って集じん機内のおがくずをならす作業を1人で行っており、同署は何らかの原因で落下したとみて調べている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/611930
11月15日20時14分にNHK北海道からは、機械のふちで機械の作動状況を確認していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時前、旭川市永山の木材加工場で、「おがくずを集める機械の近くで作業をしていた男性の姿が見えない」と消防に通報がありました。
消防がおがくずの中を調べたところ、この木材加工場に勤める旭川市6条通11丁目の小川さん(54)が意識不明の状態で見つかり、市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、小川さんは午前9時ごろからおよそ3メートルの高さがあるおがくずを集める機械のふちで、機械が正しく動いているか確認する作業を1人でしていたということです。
警察は、小川さんが何らかの理由で集めたおがくずの中に転落したとみて、事故当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211115/7000040217.html
2021年11月16日6時36分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県相模原市の高校で仮設校舎の教室の天井パネルが授業中に落下し、生徒2人がけがをしました。
神奈川県教育委員会によりますと、15日午前9時半ごろ、相模原市の上鶴間高校で、授業中に仮設校舎の教室の天井パネルが落下し、男子生徒の頭を直撃しました。
この生徒を含む2人が頭や背中を打ち、病院に搬送されました。
仮設校舎を設置した業者が天井のパネルを誤って6.5センチ短く加工したことが落下の原因で、他の教室でも4枚、同様のパネルが見つかったということです。
同じ業者が設置した他の10校の仮設校舎についても安全点検が行われます。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000235239.html
11月15日23時17分に読売新聞からは、パネルの重さは5.5㎏だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県は15日、相模原市南区の県立上鶴間高校で仮設校舎の教室の天井パネル1枚が落下し、生徒2人がけがをしたと発表した。
いずれも病院に搬送され、打撲と診断された。
仮設校舎は、本校舎の耐震補強工事をするため、今年7月に設置されていた。
県によると、落下したパネルは木製で縦170センチ、横89センチ、厚さ4センチ、重さ5・5キロ。
当時は授業中で、パネルは約3メートルの高さから座っていた生徒の頭頂部に落下。
さらに、前に座っていた別の生徒の背中に当たったという。
県によると、パネルの寸法が不足していたことが原因という。
県は、仮設校舎で同様の天井パネルを使っている県立校10校について16日の始業時間を遅らせ、緊急点検するという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211115-OYT1T50224/
2021年11月15日13時5分に新潟日報から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
15日午前9時ごろ、新潟市中央区下大川前通2の道路で、新潟交通(新潟市中央区)の路線バスが萬代橋の下を通過できる高さ制限を示すワイヤに引っ掛かり、ワイヤを通す鉄柱を倒した。
鉄柱はバスにぶつかり、後部ガラスを割った。
バスは回送中で客はおらず、運転手にけがはなかった。
事故があったのは萬代橋西詰めで、信濃川沿いを走る道路。
新潟交通によると、バスは運行を終え、新潟市役所から入船営業所に戻る途中だった。
ワイヤは萬代橋の下をくぐる際、高さ制限があることをドライバーに知らせる目的で設けられており、高さは3・2メートル。
管理する国土交通省新潟国道事務所によると、普段は鉄製のバーだが、9月に事故があり壊れたため、鉄製のワイヤを応急的に使用していた。
新潟中央署によると、事故前に同所を通過しようとしていたトラックの運転手が、ワイヤがたるんでいるようだと、近くの交番に通報していたという。
新潟国道事務所は「状況を確認中」としている。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20211115653186.html
11月15日20時13分にYAHOOニュース(新潟テレビ)からは、これまでバスは通行できていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市の萬代橋の下をくぐる道路で、高さの目安を示すワイヤーにバスが引っ掛かる事故がありました。
回送のバスで乗客はおらず、けが人もいません。
このワイヤーは高さ3.2mを示し、萬代橋をくぐることができる車の目安として設置されているもの。
しかし実は、9月にも同様の事故がありました。
当時はワイヤーではなく鉄骨がかけられていましたが、トラックが衝突し倒壊。
ワイヤーは、鉄骨をかけなおすまでの仮設でした。
これまで、バスは通行できていたことから、新潟国道事務所ではワイヤーがたるんでいた可能性などを調べています。
また 支柱を復旧し、今年度中に鉄骨をかけなおす予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/af5288ad596fa63e5c12cd663fc157b46fc9d797
11月15日11時38分にNHK新潟からは、この道路はバスの回送ルートとして日常的に使われているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
NHKが事故直後に取材した際、柱はバス後部のガラスを破り、車内にめりこんだ状態となっていました。
新潟交通によりますと、乗客はおらず、60代の運転手にけがはなかったということです。
現場の道路の両脇には高さおよそ3メートルの柱が1つずつ設置されていて、先端部分をワイヤーで結んでいましたが、警察によりますと、何らかの要因でバスにワイヤーが引っかかり、柱を倒したとみられ、当時の状況を詳しく調べています。
国土交通省・北陸地方整備局によりますと、2つの柱の間にはもともと、金属製の部材が設置されていましたが、交換作業のために一時的に外され、ことし9月から代わりにワイヤーを張っていたということです。
また、新潟交通によりますと、この道路はバスの回送ルートとして日常的に利用しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20211115/1030018973.html
2021年11月14日11時48分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
黒い牛をシマウマのようなゼブラ柄に塗装し、アブなどの吸血昆虫の被害を少なくしようという山形県置賜総合支庁農業振興課の実験が、小国町の畜産農家であった。
黒く温かい所を好むというアブの習性を利用。
ゼブラ柄にするとアブが近寄らなくなることが確認できたという。
実験は、愛知県農業総合試験場が導入し、効果が報告されている「ゼブラ柄塗装による吸血昆虫対策技術」を試したもの。
同県のホームページによると、吸血昆虫は牛にストレスを与えて生産性を低下させるほか、吸血で病気が媒介される危険性があることが放牧時の課題の一つになっている。
このため、畜産農家は放牧時、「アブトラップ」という黒色の農機具を使い、アブをできるだけ駆除するなど、試行錯誤を重ねる。
実験では、小国町の遠藤畜産で繁殖牛3頭をスプレーでゼブラ柄に塗装した。
吸血昆虫が近寄ると、牛は尻尾を振ったり、頭や耳を動かしたりする忌避行動を取るとされ、その動きについて調べた。
8、9月の実験でゼブラ柄の牛は、通常の牛よりアブを嫌う忌避行動が4~8割少なかった。
遠藤畜産の遠藤さん(男性、35歳)は、「効果はあったと思う。ただ、1週間くらいで塗装が落ちてしまう」と話した。
10月には、ほかの農家に対する説明会が遠藤畜産であり、「見た目の違うゼブラ柄の牛が、ほかの牛から攻撃されてしまうことはないのか」などの質問が出た。
県置賜総合支庁の担当者は、課題として認識しているという。
同支庁は、省力化やえさ代軽減のため、休耕田などを活用した「簡易放牧」を広めようとしている。
牛を怖がり、猿などが畑に近寄らない効果も期待され、吸血昆虫対策を通じて簡易放牧の取り組みを進める考えだ。
https://www.asahi.com/articles/ASPCF6S04PBNUZHB00H.html
11月15日20時6分に日テレNEWS24からは、シマ模様の反射光を虫が嫌うなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(音声情報のみ)
https://www.news24.jp/articles/2021/11/15/07974984.html
(ブログ者コメント)
愛知県試験場の取り組み内容については下記記事参照。
2019年11月22日掲載
『2019年11月15日報道 愛知県の農業試験場がシマウマにはあまり虫が寄り付かないとの海外研究結果をもとに牛をシマウマ模様に塗ったところ、アブなどの寄り付きは半分以下に減少した』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/10201/
(2024年2月6日 修正1 ;追記)
2024年1月29日7時6分にNHK山形からは、2021年から3年間検証した結果、シマウマ牛のほうが虫を振り払う行動が7割少なかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
黒毛の牛に白い塗料を塗るなどしてシマウマのような柄にすると、何も塗っていない牛と比べて、寄ってくる虫を振り払う行動が7割少なかったことがわかりました。
県は、「虫を振り払う行動が減ることで、牛のストレスの軽減につながる」としています。
県によりますと、寄ってくる虫を追い払うことが牛のストレスとなり、エサを食べる量の減少につながることなどから、生産農家の中には放牧をためらう人もいるということです。
これまでの研究で、黒毛の牛をシマウマのような柄にすることでアブなどの虫が寄ってこなくなるという研究結果があることから、県は、令和3年から3年間、小国町の畜産会社で検証を行いました。
検証では、「シマウマ柄」の牛3頭と何も塗っていない牛3頭を牛舎の外に10分間出した時に、虫を振り払うために頭やしっぽなどを振った回数を計測しました。
その結果、「シマウマ柄」の牛は何も塗っていない牛と比べて、虫を振り払う行動が7割少なくなり、効果が認められたということです。
県によりますと、えさ代が高騰している中、牛を放牧することで年間9万円以上のコスト削減にもつながるとして、県は、今回の検証結果を生産農家に周知していくことにしています。
県置賜総合支庁農業振興課は「『シマウマ柄』にして放牧することで、牛のストレス軽減につながったり、えさ代のコスト削減にもつながることが期待できる」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240129/6020019646.html
2021年11月15日0時7分にYAHOOニュース(中京テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日、愛知県新城市で、草刈り機の回転する刃が男性(69)の太ももに接触する事故があり、男性は外傷性ショックで死亡しました。
警察によりますと、14日午前9時45分ごろ、新城市巣山で、男性(71)が草刈り機を使って、草を刈っていたところ、直径23センチほどの高速で回転する刃が、隣にいた谷川さん(69)の太ももなどに接触しました。
谷川さんはドクターヘリで病院に搬送されましたが、約2時間後に死亡が確認されました。
死因は、右大腿動脈の切断による外傷性ショックということです。
当時、道路の路側帯などの草を刈りとるために、近所の住民、約30人が参加して、草刈り機を使った作業を3人一組で行っていて、谷川さんは刈りとった草を集めていたということです。
警察は、過失致死の疑いで、草刈り機を使っていた男性(71)から話をきくなどして、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/638bfbe909f9fe9498acf4d5c533401a0e1ba9e4
11月14日19時1分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、隣で刈っていた男性が草刈り機を横に振ってしまったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時前、愛知県新城市巣山(すやま)で、71歳の男性が動かしていた「草刈り機」の刃が、隣にいた69歳男性の左大腿部にあたりました。
男性は大量に出血し、ドクターヘリで病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
当時、道路の路側帯などの草を刈り取るために、近所の住民3人が一組になって、草刈り機を使った作業を行っていました。
死亡した69歳男性が刈り取った後の草を集めていましたが、隣にいた71歳の男性が持っていた草刈り機を横に振ってしまい、刃が大腿部に当たったとみられるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/15d4cd7c3406f3eba99ece20f48f10b6ab8c6254
2021年11月14日17時9分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が航空写真付きでネット配信されていた。
14日午前8時半ごろ、兵庫県加古川市金沢町の神戸製鋼加古川製鉄所で「黒煙が上がっている」と、通行人から119番通報があった。
市消防本部によると、工場内にある長さ約400メートルのベルトコンベヤー4基が焼けたという。
加古川署によると、けが人はなかった。
ベルトコンベヤーは鉄鉱石を運ぶためのもので、24時間稼働していたという。
出火原因を調べている。
https://www.asahi.com/articles/ASPCG5KN7PCGPIHB002.html
11月14日13時25分に毎日新聞からは、2時間後に消し止めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前8時半ごろ、兵庫県加古川市金沢町1の神戸製鋼所加古川製鉄所の敷地内から黒煙が上がっているのを、同市消防本部が高所カメラで確認した。
消防車12台が出動し、約2時間後に消し止めた。
けが人はなかった。
県警加古川署や消防本部によると、出火したのは、敷地内のベルトコンベヤー付近とみられる。
黒煙が激しく上がり、市民からの問い合わせや通報が相次いだという。
https://mainichi.jp/articles/20211114/k00/00m/040/069000c
(ブログ者コメント)
〇1基だけならともかく、4基が同時に火災になったのは珍しいと思い、紹介する。
〇ちなみに、この日からタイトルならびに本文太字部分の字体が、過去記事を含め、変わってしまいました。
理由不詳です。
2021年11月12日12時57分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
山口県美祢市の国内最大級の鍾乳洞・秋芳洞 (国特別天然記念物)で、乳白色の鍾乳石の一部が緑色に変色する現象が起きている。
照明を発光ダイオード(LED)に替えたところ、その光の波長を好む藻類や細菌の繁殖が進んだため。
市教育委員会は、「洞内の劣化や生態系への悪影響も懸念される」として、対策を本格化させる。
全長約1キロの洞内の観光コースを進むと、通路に沿って足もとや頭上に照明があり、鍾乳石を浮かび上がらせている。
ただ、光が多く当たる部分を中心に、緑色となっているところも少なくない。
高さ約15メートルの巨大な鍾乳石「 黄金柱 」は、特に変色が目立っている。
市教委文化財保護課によると、2010年度、蛍光灯などの照明に替えてLEDを約200か所に設置した。
翌11年度頃から変色が目に付くようになり、19年度に専門家6人でつくる対策委員会を設け、約2年半かけて調査を続けてきた。
今月8日の住民説明会で報告された調査結果によると、照明に使っているLEDの波長は青色とオレンジ色が強く、これを好む藻類や細菌が繁殖している。
足もとの照明がある約130か所のうち、117か所で繁殖が確認された。
洞内にはコウモリの排せつ物などに由来する栄養塩が蓄積されており、光があれば藻類などが生息可能なことも改めて分かったという。
対策委は、光を同じ場所に長時間当てず、栄養塩を洗い流すことが有効であると判断。
藻類などの除去については、次亜塩素酸ナトリウム溶液による拭き取りも効果的と結論づけた。
ただ、洞内には昆虫の「アキヨシシロアヤトビムシ」などの固有種が生息している。
溶液の濃度によっては、変色の原因である藻類だけでなく、固有種まで殺傷してしまう恐れがある。
市は文化庁に、除去や抑制手法の実施許可を申請し、22年度からの2年間で効果を検証する。
対策委で委員長を務める吉村和久・九州大名誉教授(地球化学)は、「どの方法も一長一短がある。場所によって効果的な手法も異なり、適した方法を継続的に行う必要がある」と指摘している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211112-OYT1T50138/
2021年11月12日10時56分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
琵琶湖の水位の低下が続いている。
11日午前6時時点の水位はマイナス59センチで、この時期の平均マイナス35センチを大きく下回っている。
今秋の降水量が少なかったことが原因で、マイナス60センチを超えると、2007年以来14年ぶりの低水準となる。
滋賀県によると、現時点で県民生活への影響は確認されていないが、このまま水位の低下が続くと、渇水対策が必要になる可能性もある。
琵琶湖の水位は、近畿地方整備局琵琶湖河川事務所が瀬田川洗堰(あらいぜき)の放流量を操作することで調整している。
6月16日~8月31日はマイナス20センチ、台風シーズンの9月1日~10月15日は同30センチを限度としている。
現在、琵琶湖から瀬田川への放流量は必要最低限の毎秒15トンに抑えているが、雨が降らない日は水位が1日当たり約1センチ低下するという。
県では、台風シーズンにまとまった雨がなく、10月以降も降雨が少なかったことが水位低下の原因とみている。
彦根地方気象台によると、10月の降水量は彦根で平年比21%、大津で同29%と例年の2~3割程度だった。
県では、水位がマイナス65センチで水位低下連絡調整会議、同75センチで渇水対策本部を設置する予定。
会議が設置されれば、07年以来14年ぶり、本部が設置されれば05年以来16年ぶりとなる。
県によると、05年の渇水の時には航路や漁業に影響が出たという。
マイナス90センチを下回ると、近畿地方整備局が中心となって、取水制限が実施される可能性があり、直近では02年に実施されている。
県流域政策局は、「雨が降らない状況が続くと制限をお願いすることもある。状況を注視していく」としている。
https://mainichi.jp/articles/20211112/k00/00m/040/058000c
11月17日13時45分にNHK滋賀からは、連絡調整会議が14年ぶりに設置されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
雨が少ない影響で、びわ湖の水位は基準のマイナス65センチと、この時期の平均の水位を大きく下回っているため、滋賀県は17日、14年ぶりに「水位低下連絡調整会議」を設置して、環境や県民生活への影響などの調査を始めました。
びわ湖の水位は、台風シーズンにまとまった雨がなかったことなどから低い状態が続いていて、17日午前6時現在で基準となる水位からマイナス65センチと、例年のこの時期の平均を30センチほど下回りました。
これを受けて滋賀県は、平成19年12月以来、14年ぶりに「水位低下連絡調整会議」を庁内に設置し、びわ湖の環境や漁業、観光、県民生活などへの影響を調査し、県庁内で情報を共有して今後の対策にあたることにしています。
県によりますと、これまでのところ、水位低下による目立った被害の報告はないということです。
滋賀県では、水位がマイナス75センチまで低下した際には「渇水対策本部」を設置し、節水の呼びかけなどを行うことにしています。
さらに、水位がマイナス90センチまで低下すれば、国が滋賀県や大阪府、京都府などの流域府県とともに取水制限を検討することになっています。
滋賀県の三日月知事は、「関係機関と連絡を密にしながら、水位の状況に応じて適切に対応したい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20211117/2060009240.html
(ブログ者コメント)
先日、福井県大野市で地下水のレベルが下がっているという情報を提供したばかりだ。
両所、そう離れた場所でもないので、福井県から滋賀県、もしかすると隣接県一帯で少雨の影響が出ているということかもしれない。
(2021年12月28日 修正1 ;追記)
2021年12月27日20時7分にNHK滋賀からは、雨が降ったことで12月27日には平年並みの水位に回復したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
びわ湖の水位は、台風シーズンにまとまった雨がなかったことなどから、10月以降、記録的な低さとなり、先月17日には基準となる水位からマイナス65センチと、この時期の平均を30センチほど下回ったため、滋賀県は平成19年以来14年ぶりに「水位低下連絡調整会議」を庁内に設置し、びわ湖の環境や漁業などへの影響を調査し、対応にあたっていました。
県によりますと、調整会議の設置以降、水位は最大でマイナス69センチにまで低下したものの、雨の降る日も多く、27日午前6時現在でマイナス35センチと平年並みに回復しました。
さらに例年、これからの時期は県の北部で一定の雪や雨が降ることが予想されるとして、27日付けで調整会議を解散しました。
これについて滋賀県の三日月知事は、「春先の低水位は魚類の産卵などびわ湖の生態系に影響を及ぼすおそれがあり、今後とも水位の状況を注視し、適切に対応したい」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20211227/2060009597.html
2021年11月12日17時3分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前、北海道東部の厚岸(あっけし)町片無去(かたむさり)の牧草地で作業中の男性が、シカよけネットに引っかかって身動きがとれなくなっていたエゾシカに角で腕を突き刺され、大けがをした。
厚岸消防署や町役場の担当者は、「シカの角が人にささったのは聞いたことがない」と驚いている。
道警厚岸署によると、「事件」が起きたのは午前10時ごろ。
牧草地に堆肥(たいひ)をまく作業をしていた吉村さん(67)が、風で飛ばされた帽子を拾おうとして、シカよけネットに近づいた。
そこに角がネットに絡まったエゾシカがおり、何らかの原因で吉村さんは腕を角で突き刺された。
吉村さんは左前腕を角が貫通し、右脇にもけがをした。
ドクターヘリで病院に運ばれたが、会話はできていたという。
厚岸町環境林務課によると、エゾシカは4歳くらいのオスで、80キロほどの大きさだった。
https://www.asahi.com/articles/ASPCD5J28PCDIIPE00Y.html
11月12日19時18分にNHK北海道からは、この時期、鹿は繁殖期で攻撃的になっているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午前10時ごろ、厚岸町片無去の牧草地で、侵入防止用のネットに絡まり身動きがとれなくなっていたオスのシカに、農作業中の60代の男性が近づいたところ、突然、角で突かれました。
男性は角が左腕を貫通する大けがをしたほか、脇腹も痛めてドクターヘリで釧路市内の病院に運ばれましたが、警察によりますと、命に別状はないということです。
シカはその後、町からの要請で駆除されました。
動物の生態に詳しい関係者によりますと、この時期、シカは繁殖期のため、ふだんよりも攻撃的になっているということです。
野生のシカを見つけても、決して近づかないようにしてください。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211112/7000040168.html
2021年11月11日10時27分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
香川県小豆島町の道の駅で飼育されていたヤギに襲われ、大けがを負ったのは、施設側の安全管理が不十分だったのが事故の原因として、県内の女性(46)が施設を管理する町を相手取り、慰謝料など約530万円の損害賠償を求める訴訟を高松地裁に起こした。
10月18日付。
訴状によると、女性は2019年7月25日、道の駅「小豆島ふるさと村」内の公園を孫と散策していた際、施設が飼育するヤギに孫が突き飛ばされたため、助けようと近づいたところ、女性もヤギの角で投げ飛ばされ、左前十字靱帯(じんたい)断裂などの大けがを負った。
女性は、敷地内に注意の呼びかけが掲示されていたが、「事故現場からは見えにくく、気づくことは困難だった」と主張している。
町は取材に、「訴訟継続中のためコメントを控える」とした。
https://www.asahi.com/articles/ASPCC360BPCBPTLC018.html
11月11日14時52分にNHK香川からは、ヤギは雑草などを取り除くためロープでつないだ状態で飼育されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町によりますと、事故のあった場所では雑草などを取り除くためにやぎをロープでつないだ状態で飼育し、近くにはやぎへの注意を呼びかける注意書きが貼られていたということです。
一方、女性側は、けがをさせたやぎは、他の来場者からも鑑賞の対象とされていて、注意書きも見えにくい位置にあったため気付くことが難しかったとして、自身の過失はなかったと主張しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20211111/8030011500.html
11月10日15時0分に読売新聞からは、施設側は事故を受けて柵を設置し、餌やり体験も取りやめたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
町などによると、ヤギは当時、数匹がロープにつながれた状態だったが、事故を受けて柵を設置し、来場者向けの餌やり体験も取りやめた。
ヤギとのふれあい体験を実施している施設は各地にあり、天王寺動物園(大阪市)や神戸市立六甲山牧場などは、人に危害を与える恐れがあるとして、柵越しに行っているという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211110-OYT1T50133/
(ブログ者コメント)
〇注意を呼び掛けていた貼り紙など、本件に関する現場写真は見つからなかったが、当該施設内のヤギを紹介する別報道中、杭にロープで繋がれたヤギの写真が掲載されていた。
今回、事故が起きた場所かどうかは不明だが・・・。
(2020年5月13日 FM香川)
http://shimaradio.seesaa.net/article/474978524.html
〇上記報道の4日後、たまたま、ヤギとふれあう催しが開かれたというニュースを目にした。
ヤギをどのように取り扱っているのか気になり、見てみたところ、飼育担当者?がずっとヤギの首輪を握っていた。
(2021年11月14日16時55分 NHK静岡)
子どもたちに、ヤギとのふれあいを通して自然の循環や命の大切さについて考えてもらう催しが、富士宮市で行われました。
この催しは、ヤギを通した環境教育に取り組んでいる富士宮市の市民団体が開いたもので、市内の会場には、地元の小中学生やその保護者23人が集まりました。
14日は、まず、里山の生態系に詳しい常葉大学の山田辰美名誉教授が講演し、「最近では学校教育の現場でも、生き物と触れ合う機会が減っています。体温を感じられる生き物とのふれあいを通じて、命の大切さを知ってほしい」と述べました。
続いて子どもたちは、近くの草むらで市民団体が飼っている2頭のヤギへのエサやりを体験しました。
市民団体によりますと、ヤギは除草が必要な雑草を食べてくれるほか、ふんは肥料になるということで、子どもたちは自宅から持ってきた野菜くずを与えて、自然の循環について学んでいました。
参加した小学3年生の女子児童は、「もっと勉強して、自然について詳しくなりたいと思いました」と話していました。
催しを企画した市民団体の代表の望月さん(女性)は、「ヤギとのふれあいを通して、子どもたちに、自然の底力を感じてほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20211114/3030013951.html
2021年11月11日12時37分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
出火原因の特定が難しい火災などが起きた際に、管轄のエリアを超えて現場の調査に駆けつける消防隊員「火災調査支援員」を対象にした訓練が11日、富山市で行われました。
「火災調査支援員」は、各消防署の管轄エリアを超えて出火原因の特定などにあたる消防隊員で、富山市消防局が広域的な連携を強化するために、県内で初めての取り組みとして10月、発足させました。
この支援員を対象にした訓練が11日、富山市で初めて開かれ、市内にある県広域消防防災センターには各消防署から計9人の隊員が参加しました。
訓練には、あらかじめ燃やした乗用車が使用され、目視などによって出火原因を特定していくブラインド方式で行われました。
隊員たちは、写真を撮って記録したり、車の下に潜るなどしてオイル漏れがないかなどを慎重に確認したりしていました。
富山市消防局によりますと、市内では車両火災の発生は少ない一方で、車体の内部構造が複雑なため、原因の特定には専門的な技術や知識が必要だということで、こうした訓練を通じて技能の向上を図りたいとしています。
訓練に参加した富山消防署査察課の磯野予防係長は、「実際の現場だと思って訓練に臨みました。抜けがないように原因を特定したいのですが、車両火災は難しいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20211111/3060008970.html
2021年11月12日8時42分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前3時15分ごろ、北海道三笠市本町の道道岩見沢桂沢線で「運転中に車が穴に落ちた」と、運転していた会社員男性(26)から110番通報があった。
道によると、穴は道路が陥没してできたもので、深さ最大約6メートル、広さ縦約7メートル、横約7メートル。
車は転落し、男性の20代の姉が骨盤骨折などの重傷、10代の妹と男性は軽傷を負った。
岩見沢署によると、事故発生前の11日午前3時ごろ、現場を通りかかった別の車の運転手から「道路が陥没している」と110番通報があり、警察官が現場に向かっていた。
転落した車の男性は自力ではい上がり、後部座席の姉妹は、まもなく救急隊員らに救助された。
男性は取材に「暗くて穴は見えなかった。落ちた瞬間は土砂崩れでも起きたのかと思った。もし、ほかの車も落ちてきていたら死んでいた。誰も死ななくてよかった」と話した。
隣り合わせに座っていた姉と妹は、落下の衝撃で場所が入れ替わっていたという。
気象庁によると、三笠市に隣接する岩見沢市の9日夕からの24時間降水量は90ミリで、同市の11月としては観測史上最多だった。
救助活動をした三笠消防署員は、「穴のふちの土がぼろぼろ落ち、地盤がゆるんでいる感じがあった」と言う。
道路を管理する道建設部は11日夕、会見を開いた。
陥没の原因は降水による可能性もあるとしつつ、現時点で土砂の流出が確認されていないことから、地下にもともと空間があったか、地盤が沈下して空間ができた可能性もあるという。
岩見沢桂沢線は1976年に道道に指定され、84年に改良工事が行われた。
陥没した場所の付近では7~8年前に舗装の補修工事が行われた。
これまで、同線のほかの場所で陥没は確認されていないという。
事故を受け、現場から西に2・5キロの区間が通行止めになった。
付近の地盤がゆるんでいるため、重機を入れると再び陥没する危険があり、車両の引き上げや埋め戻しのめどは立っていないという。
https://www.asahi.com/articles/ASPCC734BPCCIIPE00M.html
11月11日17時51分にYAHOOニュース(北海道テレビ)からは、現場をストリートビューで見ると、鋪装し直したような跡があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運転していた男性:
「ここは街灯も少ないし、きのう雨降っていて、路面も反射していて。暗いかどうかって、道路暗いんですよ。だから穴開いているってこともわからなかった。気づいた時には落ちていたって感じですね」
男性は転落する5分ほど前に、友人を送るため反対車線を通ったばかりだったといいます。
運転した男性:
「1回こっちから来て、帰り、同じ道を通って帰った。その時に落ちたって感じです。反対車線を見た時に、穴かどうかわかんなくて。普通に道あるだろうと思って、僕はそのまま走って帰ったら、今回事故っていう感じで」
今回の事故現場をストリートビューで見ると、四角く舗装し直したような跡が確認できます。
地盤の災害に詳しい専門家は、陥没の原因についてこう推測します。
室蘭工業大学大学院工学研究科・木幡行宏教授:
「地中の水を通す管が破損していたので水がそこから漏れた。管の周りが侵食されて、知らないうちに道路の下に空洞ができていて、地表面まで来て、あるところでぽんと穴が開いた」
現場周辺の道路はおよそ2.5キロにわたって通行止めとなっていて、復旧のめどは立っていません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bb735068b029e8dc16c03b2cf3df2a2ec9e70e1
11月12日19時0分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、よく道路を直していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場では地中の調査が始まり、埋設物や水道管の位置などの確認を行いました。
一方、付近の住民は以前から不安を抱いていました。
付近住民:
「2年前まで車乗っていたけど、でこぼこしていて沈むような感じがあった。よく道路を直していた」
一体、当時現場で何が起きたのか?
専門家は、ある原因を指摘します。
道総研 エネルギー環境地質研究所 広瀬亘さん:
「直前の大雨というのがトリガー(引き金)になっていると思います。道路の下の地盤に染み込むことで、泥のような細かい粒子を移動させてしまったのだろう。道路の直下の部分が空洞になり、あまり土の詰まってない部分ができて、上のアスファルトの部分が崩落したのではないかと考えている」
「三笠市の方は山間ですので岩見沢市より降っている可能性がある。雨が降っている最中や直前に大雨が降った場合は、陥没や道路崩落の可能性も考え、十分気を付けて行動するのが良いかと思う」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3eea939d2837cd0e2cc18497dad94a6e106d1a66
11月14日18時40分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、道路の下には7~8年前に埋設した排水管が3本あるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道路を管理する札幌建設管理部は、原因調査のため掘削作業を続けています。
陥没した場所の真下には、深さ約10メートルの範囲で3本の排水管が道路を横切るように埋設されていて、陥没の原因となった可能性も含めて調査を行うとしています。
排水管は内径15センチメートルのポリエチレン製で7、8年前に新設されていました。
札幌建設管理部は掘削作業を続け、原因を究明する方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/43e17fb7c0e3f4f7a5ead84c78d55de2019f9772
11月15日19時50分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、道路の下には炭鉱操業時代の排水施設がある可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場の下に炭鉱が操業していた時代の排水施設もある可能性があり、陥没の原因の1つと考えられることが分かりました。
札幌建設管理部によりますと、陥没場所から約130メートル離れた幾春別川の付近で、縦横約90センチの配水管が見つかりました。
配水管からは水が出ていて、陥没場所の下を通っているとみられるということです。
この配水管は、道路が市道から道道になった1978年の資料にはない昔の配水管とみられ、炭鉱が操業していた時代の排水施設である可能性があることがわかりました。
札幌建設管理部は、これらの古い施設に土砂が流れ込み陥没した可能性もあるとみて調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bb47ba24d87da633dc01fe5e08393fb30a9b7a7
11月16日7時10分にNHK北海道からは、一度に大量の土砂が流出した痕跡は見当たらなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
これまでのところ、陥没した穴の付近には一度に大量の土砂が流出した痕跡は見当たらず、道は、何らかの理由で、長期間にわたり、道路の下の土砂が徐々に流出し、空洞ができた可能性もあるとみて、今後数日かけて穴を掘り進め、原因の特定を急ぐことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211116/7000040238.html
(2021年11月26日 修正1 ;追記)
2021年11月25日18時36分にNHK北海道からは、炭鉱時代のコンクリート製排水管が破損していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
25日、陥没の原因について調査する道の会合が開かれ、地盤工学の専門家などが出席しました。
この中で道の担当者は、これまでの現場での調査の結果、付近の地下11メートルほどの場所に道路と交差する形で、炭鉱が栄えていたころにつくられたとみられるコンクリート製の昔の排水管が埋まっていて、複数の破損が確認できたと明らかにしました。
また、陥没した場所から130メートル離れた場所にある排水管のはけ口周辺には、陥没した道路の地下の土と性質が似た土が、扇状におよそ100立方メートル積もっていることが確認できたとということです。
これを受けて専門家は、土砂は破損した排水管を通じて流出したとみられるとして、今後、排水管の中に色がついた水を流すなどして、はけ口まで通じていることを確認するよう求めました。
北海道大学大学院の萩原亨教授は、「長期にわたって破損した排水管から土砂が流出して地中に空洞ができ、今月9日と10日の雨で道路下の残りの土がどんと落ちたと考えている。今後の調査で確かめたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211125/7000040556.html
11月25日18時38分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、大雨によってアーチが支えられなくなりドンと落ちた可能性ありという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道大学大学院工学研究院 萩原亨教授:
「(仮説として)雨によってアーチが 支えられなくなってどんと落ちた。引き金は雨じゃないか」
現場では事故直前の9日から10日にかけて、11月の平均降水量の8割に相当する雨が降っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d314c2852c4e1020d52b22d660b8ec22b2ba582
(2021年12月6日 修正2 ;追記)
2021年12月3日5時0分に北海道新聞からは、7年前に空洞を見つけた時には原因を究明しなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
同じ現場で2014年3月に深さ2・1メートルの陥没が発生し、道路管理者の道が十分な調査を行わずに砂利などで埋め戻して、道路の使用を再開していたことが2日、道などへの取材で分かった。
道は当時、今回の陥没の原因の可能性がある地下の古い排水管の存在にも気付いていなかった。
道によると、14年3月の陥没は、道がパトロール中に路面のへこみを確認。
アスファルトをはがして調べたところ、路面下に幅1・2メートル、長さ1・9メートル、深さ2・1メートルの空洞ができていた。
道は、陥没箇所に砂利や土砂を入れ、その上に厚さ1センチ程度の鉄板を敷設する復旧工事を実施。
その後、沈下が確認されなかったため、約5カ月後に鉄板を外して路盤を舗装し、利用を再開した。
道は、この際、原因究明の調査を行っていなかったといい、理由を「復旧工事後に沈下が収まったため」と説明。
当時、「地下の古い排水管の存在にも気付かなかった」としている。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/618513/
(2021年12月16日 修正3 ;追記)
2021年12月15日20時50分にNHK北海道からは、排水管の破損部分から色のついた水を流したところ、はけ口まで通じていることが分かったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道は、これまでの事故原因の調査結果をまとめ、15日、専門家でつくる検討会で報告しました。
それによりますと、現場の地下を通る古い排水管の中に土砂がたまっていたことや、排水管のはけ口の辺りに積もっていた土砂が現場付近の土砂と同じ性質だったことが確認されたということです。
さらに、排水管の破損部分から色のついた水を流したところ、はけ口まで通じていることが分かったということです。
こうしたことから道路の陥没は、長い年月をかけて現場付近の土砂が破損した排水管を通じて流れ出した結果、起きたとみられるとしています。
先月の検討会では専門家から同じような見解が示されていて、今回の調査結果は見解を裏付ける形となりました。
道は来年中に破損した排水管を撤去して、新たな排水施設を設置することにしています。
北海道大学大学院の萩原亨教授は、「道内のほかの場所でも、大雨のあとに排水管のはけ口から出ている水の量を確認するなど、点検することが重要だ」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211215/7000041230.html
12月16日8時41分に毎日新聞からは、崩落メカニズムに関する下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。
排水管は長さ27・6メートルで、道道を横切る形で埋設されていた。
一部は損傷が激しく、排水機能が低下し、雨水などが地中を流れるようになり、排水管の穴から長い年月をかけて土砂を流出させた。
地中の空洞化が進行し、陥没前日まで続いた雨の影響で地中上部の強度が低下、路面ごと崩落したと結論づけた。
https://mainichi.jp/articles/20211216/k00/00m/040/032000c
2021年11月10日17時38分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大野市では、先月と先々月の降水量が少なかったことから、地下水の水位が平年よりも大幅に下がっています。
このため市は、独自の基準に沿った「地下水警報」を出し、住民に節水を呼びかけています。
大野市は、観測用に設けた井戸の水位を測り、地表よりも7.5メートル以上低くなると、生活用水に影響が出るおそれがあるとして、地下水警報を出すことにしています。
市によりますと、大野市では9月以降、降水量が少なく、10月は、昭和51年に気象台が統計を取り始めてから2番目に少ない57ミリだったということです。
このため、11月4日には地下水注意報を発令しましたが、その後も水位は下がり、9日に観測井戸の水位が基準を超えたことから警報に切り替えました。
大野市が地下水警報を出すのは、平成21年以来、12年ぶりだということです。
また、10日から市役所の敷地内に給水所を設置していて、午前9時から午後5時まで利用することができるということです。
大野市は、今後さらに地下水の水位が低下し続けると井戸枯れになるおそれも出てくるとして、ホームページや広報車で住民に節水を呼びかけています。
大野市環境・水循環課の酒井課長補佐は、「水を出しっぱなしにしないとか、洗車の回数を少なくするなど、節水に協力していただきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20211110/3050009530.html
11月10日12時16分にYAHOOニュース(福井放送)からは、今後の降水量は平年並みとの予想ゆえ、さらに地下水位が下がる恐れがあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福井地方気象台によると、県内の向こう3カ月の降水量は平年並みの予想で、11月下旬までは例年雨が少ないことから、さらに地下水位が下がる恐れがある。
(ナレーションのみ)
大野市で使われる生活用水のうち、62%あまりが汲み上げる地下水となっていて・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/c251a0bbeeaf1a9acfb3d21338f4cdd906b23d39
※5日前、2021年11月5日10時12分に中日新聞からは、注意報が出された4日の水位は7.07mだった(過去10年の平均水位は5.26m)、市は節水器具購入に補助金を助成しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大野市は四日、観測基準井(せい)に指定する春日公園観測井の地下水位が、地表から七・〇七センチになり、「地下水注意報」を発令した。
市内では、少雨や真名川での工事で清滝川や用水路が渇水している状況などもあり、市は節水を市民に呼び掛けている。
市環境・水循環課によると、同観測井の過去十年間の十一月四日の平均は五・二六メートル。
十一月は例年、降水量が少ないことから、さらに地下水位が下がる恐れがあるという。
四〜十一月は地下水位が七メートルで注意報、七・五メートルに達すると警報に切り代わる。
同課は節水対策として、市が購入費を助成する節水効果がある風呂用シャワーヘッドや水栓などへの切り替えも呼び掛けている。
市民と市内事業所などが対象。
節水効果30%以上または一分間あたりの使用水量が七リットル以下のシャワーヘッドと、エコマーク認定を取得した水栓または同等以上の節湯、節水性能がある機器に対して、上限三千円まで購入費の半分を助成する。
個数に制限はないが、申請は一回、蛇口の取り換えなどは市指定給水装置工事事業者を利用するなどの条件がある。
詳細や申請方法は市のホームページから確認できる。
https://www.chunichi.co.jp/article/360285?rct=f_local
※3年前、2018年12月1日付で毎日新聞福井版からは、大野市は名水の里として知られている、各家庭では生活用水として地下水を汲み上げて使っているので水道加入率は20%など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「名水の里」と知られる大野市で、少雨のために地下水位が低下している。
市内の観測基準となる春日公園の水位(地面から地下水までの深さ)が30日現在で6・83メートルとなり、市は「地下水注意報」発令(1日付)を決定。
警報発令基準(7メートル)にも迫る状況に陥っている。
大野は荒島岳など1000メートル級の山々に囲まれ、地下の岩盤と砂れき層が雨水や雪解け水を豊富に蓄える。
そのため、市街地の各家庭が井戸を掘って生活用水をくみ上げ、上水道加入率は19・75%(昨年度末時点)に過ぎない。
市によると、地下水位は9月まで比較的高かったが、10月の降水量は88ミリ、と過去20年間で最も少なくなった。
例年なら降水量が増える11月も、29日現在で56ミリと更に落ち込み、1976年の観測開始以来、最少を更新する見込み。
大野では、1970年代に井戸枯れが深刻化した経緯がある。
前回注意報が発令されたのは2016年で、短期間で解除されたものの、市湧水再生対策室は「今季は低下状況が続く」と予想し、市民に節水を呼びかけている。
https://mainichi.jp/articles/20181201/ddl/k18/040/282000c
(2021年11月29日 修正1 ;追記)
2021年11月28日15時56分に朝日新聞からは、水が出なくなった井戸も出始めた、11月22日に水位は8.22mまで下がったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「名水の里」として知られ、約7割の世帯が井戸水を使って暮らしている福井県大野市で今月、地下水の水位が観測開始以来最低の水準になっている。
10月の降水量が極端に少なかったことなどが原因とみられる。
市は12年ぶりに地下水警報を発令して節水を呼びかけているが、水が出なくなった井戸もあり、市民生活にも影響が及んでいる。
市によると、基準観測井(せい)としている春日公園(春日3丁目)の地下水位(地表からの距離)が今月4日に7・07メートルまで下がり、注意報を発令。
9日に警報発令基準の7・50メートルに達したため、2009年12月以来となる警報に切り替えた。
20日に1977年の観測開始以来最低だった8・00メートル(05年11月29日)を超えて8・06メートル、22日には8・22メートルまで下がった。
降雨で多少回復し、25日現在7・57メートルとなっている。
水位低下の原因に、市はまず少雨を挙げる。
気象庁によると、10月の市内の降水量は57ミリで、同月では76年の観測開始以来2番目の少なさ。11月も中旬までまとまった雨はなかった。
市によると、地下水の供給源は雨が約5割、河川が約3割、水田が2割弱。
10月後半~12月前半は例年水位が低い時期で、そこへ記録的な少雨が重なった。
市内の河川の水量も減った。
県奥越土木事務所によると、市街地を貫く清滝川は10月下旬から一部が干上がり、魚の大量死も確認された。
並行する木瓜(ぼけ)川も枯渇し、川底をさらした。
真名川から農業用水を取水する施設の改修工事のため、10月19日から農業用水を断水したことも、両川の水量や地下水の減少を加速したとみられる。
県奥越農林総合事務所は、市の要請を受け、今月末までの予定だった断水期間を短縮し、22日から水を通している。
市内は22~24日、計約80ミリの雨があり、川の渇水は解消した。
ただ、地下水位は警報基準を超えたままで、市は対策の一環として25日から、計40ヘクタールの田んぼに水を張る湛水(たんすい)を始めた。
【「蛇口から1滴も出ない」臨時給水所を設置】
人口約3万2千人、約1万2千世帯の大野市には、市街地を中心に約8千本の井戸がある。
市営水道(上水道と簡易水道)加入率は37・85%(今年3月末現在)にとどまり、併用を含めて、井戸水を生活用水にしている世帯が約7割を占める。
地下水位の低下による井戸枯れなどに備え、市は10日から臨時給水所を市役所駐車場に設けている。
「昨日から蛇口をひねっても水が1滴も出ない」。
19日にポリタンク持参で給水所に来た中村さん(71)夫妻は困った表情でそう語った。
台所、風呂場、洗濯機……、家の水はすべて井戸が頼りだが、10日ごろから出が悪くなったという。
給水後、井戸のポンプを新品に取り換えたが、無駄だった。
「井戸水が復活するまで給水所に毎日通うしかない。雨さえ降ってくれれば……」と富美夫さん。
24日に水が出るようにはなったが不安定だ。
富美夫さんは井戸を深くすることも考え始めている。
市によると、井戸水の出が悪くなって給水所に来る人は1日数人程度。
6世帯の井戸枯れを把握しているが、「井戸枯れはもっと多いはず。近所から水をもらったりしている家もあるのだろう」と市環境・水循環課。
市は広報車などで「水を出しっぱなしにしない」「洗濯には風呂の残り湯を使う」「洗車の回数を減らす」などと節水を呼びかけている。
https://digital.asahi.com/articles/ASPCX4S2GPCPPISC005.html
2021年11月10日19時47分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時半ごろ、四日市市西山町にある産業廃棄物の処理施設で市内の会社員、本村さん(男性、70歳)が、大きさが1メートルほどあるコンクリートブロックと建設用大型機械との間に挟まれました。
本村さんは救急車で市内の病院に搬送されましたが、胸を強く圧迫され、まもなく死亡しました。
警察によりますと、事故当時、現場では大型機械を使ってブロックを壁のように並べかえる作業が行われていて、本村さんは、大型機械がスムーズにブロックを持ち上げられるよう、ブロックにつけられた取っ手を掃除していたということです。
警察によりますと、本村さんは大型機械が旋回して向きを変えようとした時、車体とブロックとの間に体を挟まれたということで、警察は現場の責任者や大型機械の運転者から話を聞くなどして、事故が起きた当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20211110/3070006741.html
2021年11月9日19時46分にYAHOOニュース(大分放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分県佐伯市の住宅地で、工場用の大規模な送水管が真下に埋められていることが発覚しました。
老朽化や地震などによる大きな事故が心配されていて、住民と事業者による法廷闘争にまで発展しています。
大分県佐伯市の番匠川にかかる水管橋。
この送水管を利用しているのがKライフサイエンスです。
この企業は1953年に大分県佐伯市東浜でパルプ工場を操業。
製造過程で必要な水を確保するために、およそ70年前、大規模な送水管を設置しました。
送水管は地下や水道橋を通って、水源地から佐伯工場まで繋がっています。
全長およそ7キロの送水管が住宅地を通過していることが問題となっているのです。
(佐藤さん):
「うちはど真ん中を通っている。ここから玄関の横までど真ん中」
大分県佐伯市新女島区の佐藤さん(男性)。
2015年に佐伯市の道路工事がきっかけで、自宅の地下1.5メートルほどの深さに直径1メートルを超える送水管が通っていることを知りました。
(佐藤さん):
「この辺は全部畑だったと思うんですよね。だれも知らないまま、分譲住宅を買ったり土地を買って家を建てたのが現状」
(田辺記者):
「こちらでは施設を建てる計画が、送水管があるために計画変更を余儀なくされました」
(福祉施設の理事長):
「送水管があるのは知らなかった。なぜこちらが負担しないといけないのか」
「ここ、ど真ん中。こっちは斜めです」
およそ70年が経過し、老朽化も懸念されています。
「水が漏れて吹き出ているでしょう。吹き出ているということは、かなり出ていて、行き場がなくなっていると思う」
こうした問題を受けて、送水管の存在を知らなかった住民ら53人が地権者組合を設立。
佐藤さんが組合長を務め、会社側や市と協議を進めてきました。
(佐藤さん)
「地震があるときに下がどうなるか見えないから、もし送水管が外れたら心配」
協議を続けても解決の糸口が見えなかったため、佐藤さんら組合員9人は2018年、裁判に踏み切りました。
土地の所有権を侵害しているとして、送水管の撤去とおよそ920万円の損害賠償を求めています。
(山本洋一郎弁護士):
「制度に則った手続きを踏んでいない。私達が知っている範囲では、全国の工場で、こんな大規模で地下の地役権の登記をやっていない例はない」
自宅で安心を確保できないもどかしさに、佐藤さんの思いは。
(佐藤さん):
「あまりしたくないけど、だれかがやらないと、このままずっと放置して、事故があったときに知らないというわけにはいかない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5dcac910052d054969f2c3f5d7a0b5159e4fc80c
(ブログ者コメント)
地役権ならびにその登記について調べたところ、以下のような情報が見つかった。
当然、当時の土地所有者とは合意に達し、もしかすると行政も絡んだ上で送水管を埋めたと思うのだが、なぜ、登記しなかったのだろう?
当時の企業側担当者の知識不足?
それとも・・・・?
(リクルート社 SUUMOのホームページ)
『地役権って何? 登記は必要? 注意点は? わかりやすい地役権の基礎知識』
「地役権」とは、「ある一定の目的の範囲内で、他人の土地を自分の土地のために利用する権利」のこと。
でも、他人の土地を自分のために利用するってどういうこと?
なぜ、そんな権利が必要なの?
地役権に詳しい司法書士の清水さんに教えてもらいました。
【地役権とは?】
地役権とは、一定の目的のために、他人の土地を利用する権利のこと。
どんなときに地役権が使われるかというと、「一番多いのは、他人の土地を通ったほうが駅に出やすいなど、通行のために他人の土地を利用する場合に地役権を設定するケースです」と清水さん。
・・・
【地役権は登記が必要】
【地役権を登記しないとどうなる?】
当事者同士が合意できたら、地役権設定の登記を行います。
「登記をしないと、例えば承役地の土地所有者が売買などで変わった場合、それまでの合意内容を新所有者に対抗できない(地役権が設定されていることを主張できない)ケースがあります」。
登記をすれば、要役地・承役地とも次の所有者は、(期限内であれば)引き続き、設定されている内容を順守しなければなりません。
つまり、土地の所有者が変わったから通行できなくなる、あるいは今まで通行料をもらっていたのに支払われなくなった、といったことを防げます。
逆に言えば、購入した土地の登記簿に地役権が設定されていた場合、それを順守しなければなりません。
・・・
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/tochi/tochi_knowhow/chiekiken/
2021年11月9日18時44分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮崎県都城市立小で平成31年3月、体育のティーボールのバッティング指導中に安全確認を怠り、当時5年生だった女子児童の頭に金属バットを当て負傷させたとして、宮崎県警が業務上過失傷害容疑で、女性教諭を書類送検していたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。
10月18日付。
関係者によると、軽度の脳損傷と診断され、頭痛などの症状があり、中学に登校できていない。
今年3月、保護者が県警に告訴した。
教諭は既に異動した。
捜査関係者によると、書類送検容疑は平成31年3月7日、担任していたクラスの体育の指導中、安全確認が不十分なままバットを振り、児童の後頭部に当てて、けがをさせたとしている。
市教委の担当者は、「現在、調査をしている。責任は、注意を怠っていた市と教諭にある」と話した。
https://www.sankei.com/article/20211109-3V2KBR5KLVNSTFANCGVFKT4XBU/
11月10日12時0分にNHK宮崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
都城市教育委員会によりますと、おととし3月、都城市の市立小学校で、5年生の体育の授業中に、女性教諭が振った金属バットが女子児童の頭に当たり、けがをさせたということです。
授業で行われていたのは、台座に乗せたボールをバットで打つ、「ティーボール」という野球に似た球技で、女性教諭がグラウンドで、児童たちに打ち方を教えていた際、周りをよく確認しないままバットを振ったということです。
女子児童は中学校に進学したあとも、頭の痛みなどを訴えて学校を休む日が多いということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20211110/5060011061.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。