2024年5月2日11時20分にYAHOOニュース(TOKYO MX)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
品川区内の小学校で、校庭に埋まっていた金属で子どもがけがをする事故があり、区が調べたところ、区内の小中学校の校庭から7700個以上のくぎやガラス片が見つかったことがわかりました。
去年、杉並区で大量の釘が見つかった際、品川区も調査していましたが、目視のみで済ませ、見落としていたということです。
校庭で整列するときの目印として、地面に埋められたくぎなどをめぐっては、去年4月、杉並区の小学校で児童が十数針を縫うけがを負う事故が起き、区内の小中学校などを調査した結果、合わせて1万5000本のくぎなどが見つかっていました。
この事態を受け、品川区でも全ての区立小中学校で緊急点検を行いましたが、事故は他の区で起きていたため、点検は目視のみで済ませ、「金属探知機」は使わなかったということです。
しかし…
記者:
「品川区によりますと、今年1月、区立小学校の児童1名が金属製のペグでひざを負傷したということです」
品川区によりますと、校庭でサッカーをしていた子どもがスライディングをした際、体育などで目印として地面に埋められていた「ペグ」と呼ばれる杭で、膝を10センチほど切るけがをしたということです。
この事故を受け、区が土の校庭などがある23校で金属探知機を使って調査した結果、くぎなどの金属が5000本以上、ガラス片などが約2700個見つかりました。
品川区 広報担当:
「事故発生を重く受け止めております。けがをされた児童とその保護者には心からおわび申し上げます」
品川区民:
「学校から連絡来ました。検査をして何本か回収しましたっていう、まぁちょっと怖いなと思いましたけど」
「目視って言うのが初耳だったので ちょっとおざなりだというか、けががあってからでは困るので、後手後手になっているなって思いました」
区は今後、区立小中学校の校庭でくぎやペグを使うことを原則禁止し、使う場合も使い終わった後の撤去を徹底していく方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8265d3f7452772e489e24d0e9f04e2f8d2a22e77
(ブログ者コメント)
〇逐一の紹介は省略したが、他でも同じようなことがあったと数回報じられていた・・・と、ブログ者は記憶している。
自分が管理責任を負っている場所で起きた事故なら徹底的に再発防止を図る・・・図らざるを得ない・・・。
しかし他所で起きた事故となると、そこまで自分のところの問題としては捉えず、時間と費用の関係もあって、対応が甘くなってしまう。
そこが、事例を横展開する上での一番の急所、難しいところだ。
〇それにしても品川区、自分の区で事故が起きてから慌ててペグなどを使用禁止にする・・・。
報道のとおりだとすれば、すぐできることだったのに、ちと遅きに失した感がある。
2024年5月1日15時41分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道浦河町の製氷工場で5月1日、作業中のフォークリフトが搬出口から落下し、運転していた男性がけがをする事故がありました。
事故があったのは、浦河町大通1丁目にある漁業協同組合の製氷工場です。
5月1日午前11時半ごろ、「フォークリフトが倒れていて、1人が挟まれている」と、通行人とみられる人から消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、運転席にいる男性(50代)の右足が、倒れたフォークリフトの屋根のフレームと座席の間に挟まれた状態でした。
さらに、フォークリフトのバッテリーから酸性の液体が漏れて、男性の体にかかっていたということです。
男性は足の痛みを訴え、会話ができる状態でしたが、ドクターヘリで病院に搬送されました。
警察と消防によりますと、男性が運転していたフォークリフトが高さ約1.5メートルの搬出口から地面に落下し、倒れたとみられています。
男性は1人で作業をしていて、警察はどのような状況で落下したのか、詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0ef194224c744c8d517f8f2b5cde9377d4ff904
5月1日15時0分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、バックしていて転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前、北海道浦河町の港にある製氷施設で、作業していたフォークリフトがバックした際、数十センチの高さから転落し、運転していた男性がけがをしました。
【写真を見る】「リフトが倒れて体全体が挟まれている」漁協の製氷施設でバックした際に転落…20代くらいの男性が右足負傷、意識あり 北海道浦河町
事故があったのは、浦河町大通1丁目の漁協の製氷施設で、1日午前11時40分ごろ、作業していたフォークリフトがバックした際、トラックなどに積み込むための高さ数十センチほどの台から転落しました。
通りかかった人が消防に「リフトが倒れて体全体が挟まれている」と通報し、駆け付けた救助隊が身動きが取れなくなっていた男性を救出しました。
警察と消防によりますと、フォークリフトを運転していた男性は50代で、右足を負傷し病院で手当てを受けていて、意識はあり、会話は可能だということです。
当時、男性は1人で作業していて、巻き込まれた人はいません。
警察は、事故の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcd92edaa2980727aa23b38decf2c8813de9189e
2024年4月30日17時36分にYAHOOニュース(石川テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石川県金沢市の石川運輸支局の車検場で、男性が足を機械に挟まれる事故がありました。
事故があったのは、金沢市直江東にある石川運輸支局で、30日午前9時半ごろ、「スピードメーター測定器のローラーに右足が挟まれた」と職員から通報がありました。
消防によりますと、車検場で60代の男性職員がスピードやブレーキの機能を測定する機械を使って作業中、右足の小指が挟まったということです。
消防が到着した時は男性の足は挟まれたままで、指がちぎれそうだったため切断し、病院へ搬送されました。
男性に意識はあり、命に別条はないということです。
警察などが詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/01972d8139f2381cd2cdff9f36ec67cb6e39fcde
2024年4月29日11時53分にYAHOOニュース(熊本放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年のゴールデンウィークが始まっています。
観光、帰省などで、はじめての道を運転する機会も多く、交通渋滞も多く発生する時期です。
【写真を見る】「ここでは右?それとも左?」わかりにくい交差点で車のウインカーはどちらが正解? 指示器のルールを警察に聞いてみると意外とシンプルだった
今回は、去年(2023年)の7月25日に掲載した、「わかりにくい交差点で車のウインカーはどちらが正解?指示器のルールを警察に聞いてみると意外とシンプルだった」を再掲載します。
交通渋滞ではストレスを多く感じることもありますが、日常的に車を運転する記者が感じた疑問2つを調査してきました。
特に2つ目の疑問は、皆さんも困ることが多いのではないでしょうか?
一つ目の疑問は「交通量が多い交差点になぜ『右折矢印信号』がないのか?」
やってきたのは熊本市中央区の白山交差点(はくざんこうさてん)。
電車通りと白山通りが交わる、交通量が多い場所ですが・・・
記者:
「右折したい車がいますが、右折信号がないため曲がるのが難しいようです」
この交差点、「右折矢印信号」が電車通り側にはなく、流れが悪くなっているように感じました。
列をつくる車は、信号が変わるわずかなタイミングで右折するしかありません。
一回の青信号で右折できた車は3台ほどでした。
なぜ、右折矢印信号がないのでしょうか。
熊本県警交通規制課・中園課長補佐は、「右折矢印信号をつけるには、そこに右折専用レーンが必要になる」と説明します。
右折専用レーンがない状態で右折矢印信号をつけると、信号待ちをしている直進車を後続の右折車が無理に追い越し、事故につながりかねないというワケなんです。
路面電車と共存する都市ならではの交通事情ですね。
■車のウインカーはどちらが正解?
続いては、側道から国道などに合流する時のウインカーは右・左どっち?という疑問です。
こういうとき、あなたはどちらにウインカーを出しますか?
向かったのは熊本市中央区渡鹿の側道から産業道路に交わるこの場所です。
側道から来た車は、熊本市街地方向にしか進めません。
この時、ドライバーが出すウインカーの方向がバラバラでした。
記者:
「30分で50台の車がここを通りましたが、そのうち34台が右にウインカーを出していました」
右か左か。
どちらが正しいのでしょうか。
中園 課長補佐:
「ウインカーは左ウインカーになります。産業道路に対して横に側道が走っていますけれども、ここに一時停止がかかっています」
ここには一時停止の標識が。
つまり、「交差点」なんです。
側道と産業道路は「丁字路交差点」という扱いになります。
したがって、ここでは車が曲がりたい方向「左」にウインカーを出さなければなりません。
しかし、実際に運転してみると…
記者:
「走行車線と産業道路が平行になっているので、ここは合流と勘違いしやすいかもしれません」
この交差点を産業道路への合流、「車線変更」と勘違いし、産業道路の走行車へ知らせるために、右ウインカーを出す車が続出しているようです。
一方で、熊本市東区にある熊本インターチェンジの出口には、一時停止の標識がありません。
なので、ここは交差点ではなく、国道57号への「合流」なので、「右ウインカー」が正解です。
中園 課長補佐:
「合流用の付加車線というのが結構な距離設けられていますので、この場合は進路変更に当たるので、右ウインカーになります」
ウインカーはあくまで、自分の「後続車」に対して曲がる方向を伝えるもの。
後続車に誤解を与えないためにも、警察は正しいウインカーの使用を呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73edff831e5f1f45394e76153b92c2d39081a083
(ブログ者コメント)
合流点でのウインカー左右点灯の考え方については、一昨年、東北放送からの同趣旨情報も紹介している。
2024年4月28日15時30分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年5月に埼玉県春日部市の江戸川河川敷で開かれた「大凧あげ祭り」で、強風にあおられた重さ800キロのたこが民家に墜落した。
主催者の同市は今回、再発防止策として「風速8メートル以下が10分継続」など、たこ揚げのルールを厳格化した。
会場は住宅街に隣接しており、市は「絶対に民家に落とさない」と、安全第一での運営を誓っている。
祭りは毎年5月3、5日に開催され、10万人の観光客でにぎわう。
江戸時代後期に始まり、明治時代中期に現在の100畳大(縦15メートル、横11メートル)の大凧になったとされる。
1991年には、国の無形民俗文化財に選択された。
事故は昨年5月5日午後2時50分頃に起きた。
強風が吹き、大凧はバランスを崩して土手の向こう側の民家の屋根に刺さった。
1階にいた住人にけがはなかった。
近くで目撃した近所の主婦(80歳代)は、「たこが風に流され、危ないなと思って見ていたら落ちてきた。たこの柱が屋根に刺さる時に、ズドンとすごい音がした」と振り返る。
大凧揚げは難しい。
前年の2022年はコロナ禍で1日だけの開催となったが、風に恵まれず、大凧を揚げることができなかった。
23年は大凧が舞いあがり、「引き手の中には感激して泣いた人もいた」(市幹部)ほど、会場は達成感に包まれた。
その直後に事故が起きた。
当時は、揚げるのに適しているとされる8メートル前後の風が吹いていたものの、風の向きや強さが不安定だった。
会場から約10キロ離れた春日部市消防本部では同じ頃、9・8メートルの最大瞬間風速を観測していた。
事故報告書などによると、突風で傾いたたこに綱が引っ張られ、120人の引き手のうち先頭の数人が転倒した。
引くのをやめてしまった人も多く、制御不能になったたこを、会場の河川敷内に引っ張ることができなかったという。
事故を重く見た市は、防止策を検討してきた。
これまでは簡易風速計を使ってきたが、今回からは河川敷2か所にデジタル風速計を設置する。
3メートルほど上空の風速が計れ、デジタル表示で周囲に伝えることができるという。
市職員が常時監視し、8メートル以下の風が10分続いた場合は、無線で祭り本部に連絡し、引き手が綱を引き始める。
万が一、たこが落ちそうになった場合でも、河川敷の中に着地するよう、引き手の目安となるラインを設定。
このラインを越えるまでは川方向に綱を引き続ける新ルールも定めた。
今年の祭りに向けて、たこを揚げる「庄和大凧文化保存会」の川島会長(65)は、「安全対策をより強化して、事故のないようにしたい」と表情を引き締める。
大凧揚げを巡っては、他県で死亡事故が起きている。
滋賀県東近江市では15年5月31日、運動公園で催された祭りで揚げられた大凧(縦13メートル、横12メートル、重さ約700キロ)が風にあおられ、観客の上に落下。
1人が死亡、6人が重軽傷を負い、県警は16年3月、市職員ら3人を業務上過失致死傷容疑で書類送検した。
大津地検は19年4月、3人を不起訴(嫌疑不十分)とした。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240427-OYT1T50193/
(ブログ者コメント)
東近江市の事例は本ブログでも紹介している。
2024年4月28日15時0分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
最大震度5弱以上の地震が予測された際、NHKがテレビやラジオで流す緊急地震速報のチャイム音「チャラン チャラン」という旋律。
騒がしい場所でもくっきりと聞こえ、恐ろしく感じるのはなぜだろうか。
チャイム音を作ったのは、「福祉工学」を研究する東京大名誉教授の伊福部達さん(78)。
ゴジラのテーマの作曲者として知られる故・伊福部昭さんのおいに当たる。
伊福部さんによると、緊急地震速報のチャイムには、音程が短い時間で急激に変わる旋律が使われている。
音は振動として伝わり、耳の奥で振動が電気信号に変換され、脳に伝わる。
この経路で、音の変化を抽出する機能が働いているため、雑音の中でも、聴力が衰えても聞き取りやすいという。
例えば「キャーッ」という悲鳴や赤ちゃんの泣き声、雌ザルが雄ザルを引きつけるために出す鳴き声もそうした音の一種で、「FM音」と呼ばれるという。
「哺乳類では、FM音が危険を知らせる刺激として働いている」と伊福部さんは説明する。
伊福部さんは2007年にNHKからチャイム音作成の依頼を受け、
▽緊急性を感じるか
▽不快感や不安感を与えないか
▽騒音下でも聞き取りやすいか
▽軽度の聴覚障害者でも聞き取れるか
などを不可欠の条件とした。
そして、この条件を満たす旋律として、大学院時代に研究したFM音を思いついた。
「単なるブザー音よりも、メッセージ性がある音楽がいい」と、叔父の昭さんが手がけた交響曲「シンフォニア・タプカーラ」の第3楽章の最初の和音に着目。
キーを変えると「ド・ミ・ソ・シ♭・レ♯」という和音になり、「レ♯」が緊張感を与えていたことから、この和音をベースにチャイム音を作ることにした。
最終的に5候補に絞り、先天性の重度難聴者や加齢性難聴者、子どもや大人を含む19人を対象に評価実験を行い、不協和音を含む現在のチャイム音に決まった。
タプカーラとはアイヌ語で「立って踊る」という意味だ。
「立ち上がって避難する。チャイム音にぴったりでしたね」と、伊福部さんは語る。
https://mainichi.jp/articles/20240425/k00/00m/100/221000c
(ブログ者コメント)
違和感なく、地震発生を緊張感をもって伝えてくれている現在のチャイム音。
調べてみれば、伊福部氏は音楽家ではなく、報道のとおり福祉工学の研究者だった。
東京大学先端科学技術研究センターの研究者紹介欄には、以下のように書かれている。
「約50年にわたり障害者・高齢者を支援する福祉工学分野を開拓し、心理生理学の基礎科学とバーチャルリアリティやロボットなどの応用技術が循環する研究方法論を構築すると共に、開発機器を実用化に導いてきた。・・・
なお、NHKの依頼により、難聴者に聞き取りやすい「緊急地震速報チャイム」を作成し、障害者や高齢者の災害予防にも貢献している。
・・・」
NHKは、障碍者や高齢者にも聞き取りやすい音を・・・という趣旨で、音楽家ではない氏にチャイム音の作成を依頼したのかもしれない。
2024年4月27日15時36分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年1月8日の午後1時50分ごろ、沖縄から鹿児島へ向かっていたフェリークイーンコーラルクロスが、沖永良部島の和泊港に寄港する際、消波ブロックに衝突しました。
乗員27人と乗客262人にけがはありませんでした。
国の運輸安全委員会は、25日、事故報告書を公表しています。
報告書によりますと、エンジンに燃料を送る制御装置と、操縦ハンドルの連結部分に異物が混入していました。
エンジンを逆回転させ船を減速しようとしたところ、連結部に異物が入り込み、燃料制御器が作動せず、燃料が供給されなかったためエンジンが停止し、消波ブロックに衝突した可能性が高いとしています。
異物は潤滑油の注入作業などの際、混入した可能性があるとしています。
再発防止策として、操縦ハンドルの作動確認を定期的に行うことや異物の混入を防ぐためにプラグなどを取り付けることをあげています。
https://www.fnn.jp/articles/-/691975
※以下は3月27日付の事故報告書抜粋。
(2) 主機の燃料制御機構の状態に関する情報
p6/11
③ 機側操縦ハンドルは、本件連結部を開放したとき、同ハンドルのみが外れ、同ハンドル上端に圧入されたブッシュがシャフ トに固着して残った状態であった。
ブッシュ内部の摺動面には、円周方向の傷及び汚れ跡があり、特に、注油穴付近に同傷が確認されたので、本事故当時、異物が本件連結部の間に混入した状態で噛み込んでいたと推測された。
なお、機側操縦ハンドル及びブッシュの注油穴は、ふだんから開放されたままとなっており、ブッシュが回って注油穴にズレが生じていた。 (図5 参照)
https://www.mlit.go.jp/jtsb/ship/rep-acci/2024/MA2024-4-18_2024nh0003.pdf
2024年4月27日18時57分にYAHOOニュース(中国放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後、広島市中区のビルで、男性が足場を組む作業中に死亡する事故がありました。
【写真を見る】ビルで足場を組む作業中に感電か 作業員の男性(29)が死亡 広島・中区
消防によりますと、27日午後3時半ごろ、広島市中区幟町で、「高さ14メートルの足場の上で作業員が感電している」と、同僚から通報がありました。
この事故で、広島市佐伯区に住む29歳の作業員の男性が消防に救助され、病院に運ばれましたが、およそ1時間45分後に死亡が確認されたということです。
当時、男性は他の作業員2人とビル解体のための足場を設置していたということです。
警察は、他の作業員が音と光を見たという証言もあることなどから、男性が足場の設置中に、近くの電線に触れて感電した可能性があるとみています。
警察が、事故の詳しいいきさつ調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c9b2f03bbdb0991b1e5a6d396a96392c5762c7a
(ブログ者コメント)
足場の直近に変圧器や電線がある、かなり危険度の高そうな現場だ。
どの電力会社も、電線近接作業時には連絡してくださいとアナウンスしているが、この解体業者or足場設置業者は事前に相談したのだろうか?
アナウンス例)中国電力からのクレーン近接作業時の注意点説明リーフレット。
https://shizuoka-crane.jp/dl/02chubudenryoku20190124.pdf
2024年4月27日6時20分に北海道文化放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道新ひだか町のゴルフ練習場で4月26日、樹木を剪定(せんてい)していた男性が脚立から転落し、死亡しました。
事故があったのは新ひだか町静内真歌のゴルフ練習場で、26日午前9時30分ごろ、「作業中の男性が高所から転落した」などと、施設関係者から119番通報がありました。
消防が駆け付けた際には、同町に住むアルバイト従業員の男性(73)が頭や耳付近から血を流して倒れていて、病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
警察によりますと、男性は止めた軽トラックの荷台に脚立を立て、その上にのぼって枝を切っていました。
男性は作業中にバランスを崩し、約3メートル下のアスファルトの地面に転落し、頭などを強打したとみられています。
男性はゴルフ練習場の設備管理として勤務していて、当時は数人で剪定作業に当たっていました。
警察が当時の状況などを詳しく調べています。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=42227
2024年4月25日15時25分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県の近江八幡市立総合医療センターは25日、当時生後6か月未満だった乳児に対し、本来投与すべき薬とは違う薬を投与する医療ミスがあったと発表しました。
乳児は一時入院しましたが、現在は回復していて、命に別条はないということです。
近江八幡市立総合医療センターによりますと、先月、近江八幡市内に住む生後6か月未満の乳児が聴力検査のため耳鼻咽腔科を受診した際、本来であれば検査前に「トリクロリールシロップ」という鎮静剤を投与すべきところ、いぼの治療などで使用する「80%トリクロロ酢酸液」を准看護師が誤って投与しました。
准看護師は、名前が似ていることから誤って投与した可能性があるということです。
乳児は帰宅後、いびきがひどく、口の中に炎症を起こしていたことから、保護者が再度乳児を受診させました。
乳児は10日間にわたり入院しましたが、すでに回復し、退院しているということです。
また、あごの皮膚をやけどして赤く痕が残り、経過観察するとしています。
准看護師は30年以上、この病院に勤務するベテランでしたが、すぐに担当医らに伝えず、初期治療が遅れたということで、「確認が不十分だった。子どもさんに非常につらい思いをさせて、お父さんお母さんについても申し訳なく思っている」と話しているということです。
■「知っておくべき医薬品の名称など知識が不十分だった」
病院の院長らは25日午後に記者会見を開き、「このような事例はあってはならないこと。知っておくべき医薬品の名称など知識が不十分だったことから起こったことで、直ちに対処できなかった現場の対応が非常に悪かった」と釈明しました。
病院側は乳児の家族に謝罪した上で、「事故の発生原因・要因の分析・検証を行っている」と説明し、酢酸液を外来で管理せずに薬剤部で管理するなどの措置をとったほか、今後、名前が似た薬剤の誤投与を防ぐ策や職員への研修会を実施するとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe742dd149e0a1dc99b86f188a6c7888c41c96d8
4月25日18時43分に京都新聞からは、誤投与時に乳児は泣いて吐き出したが様子を見に来た看護師に准看護士は大丈夫とのみ答えた、ごみ箱に誤投与液入り注射器が残っていたので問い詰めた結果発覚したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
近江八幡市立総合医療センター(滋賀県近江八幡市)は25日、同市の6カ月未満の乳児に誤って強酸性の薬剤を飲ませて、口の中とあごにやけどを負わせる事故があったと発表した。
乳児は10日間入院し退院したが、唇の下に赤みが残っており、経過観察をしている。
センターによると、乳児は聴覚障害の疑いがあり、聴力検査のために3月11日、母親と耳鼻咽喉科を受診。
眠らせるため、鎮静剤の「トリクロリールシロップ」を飲ませるべきところ、外来所属の50代の女性准看護師が同科の冷蔵庫にあった「80%トリクロロ酢酸液」を注射器で口から飲ませた。
乳児は泣いて吐き出したが、約1ミリリットルを投与したと推測される。
泣き声がしたので他の女性看護師が「大丈夫?」と聞いたが、准看護師は「大丈夫」とのみ答えた。
この直後に准看護師は同じフロアの小児科に正しいシロップを取りに行き、予定された5ミリリットル分を投与。
その後、乳児らは帰宅したが、機嫌が悪く、哺乳不良が続いたことから、当日夜と翌日に2度小児科を受診。
翌日から気道狭窄(きょうさく)の疑い、口腔(こうくう)粘膜障害で入院した。
酢酸液は、いぼの治療のために塗って使う強い酸性の薬。
診察室のごみ箱に酢酸液が入った注射器が残っており、センターが准看護師に問いただしたところ、誤投与が判明。
「同じ薬だと思った」「確認が不十分だった」と話しているが、いつ誤りに気付いたかなど、不明瞭な点もあるという。
センターは、准看護師が酢酸液の存在を知らずに、鎮静剤と取り違えたとみている。
センターの幹部が両親に謝罪。
保護者側は滋賀県警に相談し、県警は捜査を進めている。
センターは准看護師を自宅待機にし、再発防止の研修を受けさせている。
白山院長は、「普通起こりえない事故であり、二度と起きないよう信頼回復に努める。患者やご家族にご迷惑、心配をおかけした」と謝罪した。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1243549
2024年4月26日17時35分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後4時前、四日市市にある「コスモ石油四日市霞発電所」で、協力会社の作業員2人が、ボイラー施設の中で清掃作業を行っていたところ、ボイラー内に組まれた足場のおよそ20メートルの高さから転落しました。
警察によりますと、転落したのは、四日市市の濱本さん(男性、42歳)と、広島県三原市の河原さん(男性、33歳)で、搬送先の病院で午後5時半ごろ、死亡が確認されました。
この事故を受けて、警察や労働基準監督署は、発電所の担当者などの立ち会いのもと、26日午前9時半ごろから現場を調べました。
そしてボイラーの中で、足場が一部崩れているのを確認しましたが、危険なため、ボイラーの中には立ち入らなかったということです。
警察によりますと、当時、ボイラーの清掃は19人で行っていて、そのうち17人がボイラー内で作業をしていましたが、2人のいた足場が落下し、およそ20メートルの高さから転落したということです。
警察や労働基準監督署では、事故の原因や当時の作業の状況について、引き続き詳しく調べることにしています。
コスモ石油四日市霞発電所で作業員が転落し死亡した事故を受けて、発電所の親会社に当たる「コスモエネルギーホールディングス」の広報では、「ご遺族の方には謹んでお悔やみを申し上げます。関係官庁の調査が行われている状況であり、弊社としては調査に全面的に協力しております」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20240426/3070012763.html
4月26日1時30分にNHK NEWS WEBからは、灰を取り除く作業中に突然、足場の一部が崩れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察や会社によりますと、ボイラーは発電用タービンを回すための蒸気を発生させるもので、当時、ボイラー内では定期点検に伴い、10人以上が灰を取り除く作業などを行っていて、突然、2人がいた足場の一部が崩れたということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240425/k10014433421000.html
2024年4月30日15時55分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮城県内の小中学校で給食の牛乳を飲んだ児童生徒ら600人超が体調不良を訴えた問題で、この牛乳から体調不良を起こす原因菌は、製造会社側の調査では見つからなかったことがわかった。
工場がある仙台市の保健所がさらに調べている。
牛乳を製造したのは東北森永乳業(仙台市)で、調査にあたった親会社の森永乳業(東京都港区)が30日、朝日新聞の取材に明らかにした。
問題となったのは4月25日の給食の牛乳。
宮城県内の12市町の小中学校で提供され、複数の学校から「いつもと違う味がする」と指摘があった。
朝日新聞の取材では、仙台、岩沼、名取、多賀城の各市などの600人超が腹痛や吐き気などを訴えた。
森永乳業が学校から引き取った牛乳や保存サンプルを調べたところ、こうした症状を引き起こす大腸菌群や黄色ブドウ球菌とも「陰性」で、製造工程や製造設備にも普段と異なる点がなかった。
学校までの輸送状況も調べたが、温度管理も普段と同じだったという。
同社は取材に対し、「自社でできる検査は終了した。ご迷惑とご心配をおかけし、申し訳ない」と改めてコメントした。
一方、仙台市保健所は25日以降立ち入り調査を実施している。
児童生徒に検便を求めるなどして、原因を調べている。
https://www.asahi.com/articles/ASS4Z1R7PS4ZUNHB007M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(ブログ者コメント)
牛乳の味に違和感を覚えたが原因は分からなかったという事例は過去にも起きている。
本ブログでも何件か紹介スミ。
それにしても、タマに報じられる牛乳異変。
以下の一般社団法人Jミルクのリーフレットでは出荷前に検査しているということだが、味の確認はしていないのだろうか?
https://www.j-milk.jp/findnew/chapter2/0201.html
2024年4月24日6時52分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
有害性が指摘されている有機フッ素化合物の「PFOS」などについて、アメリカ環境保護局は、飲料水に含まれる濃度の新たな基準値を決めました。
日本の環境省による水質管理の暫定的な目標値より厳しいものとなっていて、県は今後、国の対応を注視していくことにしています。
有害性が指摘されている有機フッ素化合物の「PFOS」と「PFOA」についてアメリカ環境保護局は、飲料水に含まれる濃度の新たな基準値をいずれも1リットル当たり4ナノグラムに決めたと、今月発表しました。
日本では、環境省による水質管理の暫定的な目標値が、1リットル当たり「PFOS」と「PFOA」を合わせて50ナノグラムとなっていて、これを下回る厳しいものとなっています。
このほか、日本ではことし2月から規制対象に追加された有機フッ素化合物の「PFHxS」について、アメリカ環境保護局は、新たな基準値を1リットル当たり10ナノグラムと決めました。
「PFOS」と「PFOA」については、環境省が日本国内での正式な目標値などを設ける方向で検討を進めています。
沖縄県内では、アメリカ軍基地周辺の河川や地下水などで環境省による暫定的な目標値を超える値が相次いで検出されていることから、県は今後、国の対応を注視していくことにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20240424/5090027559.html
ちょっと前、2024年4月11日18時9分に日本経済新聞からは、米国では水道会社に対し3年以内に測定し、基準を超えた場合には5年以内に削減を求めるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
米環境保護局(EPA)は10日、人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」について、飲料水における含有基準を決めた。
日本が定めた暫定基準値の1割未満に相当する厳しい水準にした。
米連邦政府がPFASを巡り、強制力のある基準を定めるのは初めて。
PFAS規制を巡る日本の議論にも影響を及ぼす可能性がある。
EPAはPFASのなかで毒性が強い「PFOS」と「PFOA」の基準値を1リットル当たり4ナノ(ナノは10億分の1)グラムと定めた。
強制力のない目標値はゼロにした。
両物質の合算で同50ナノグラムとする日本の暫定基準を大幅に下回る。
「PFNA」や「PFHxS」など他の3種類のPFASと、2種類以上のPFASの混合物質についても、基準値を1リットル当たり10ナノグラムと定めた。
新規制は全米6万6000の水道システムが対象となる。
水道会社には今後3年以内に飲料水中のPFAS量を測定し、情報を公開するよう求める。
基準を超えるPFASが測定された場合、5年以内に削減するよう対応を求める。
EPAは、新基準に対応が必要となる水道システムを全体の1割程度と推定している。
対応費用は全体で年間およそ15億ドル(約2300億円)と見積もった。
EPAは新規制で「PFASにさらされる人が約1億人減り、数千人の死亡を防ぎ、数万人の重篤な病気が減る」と理解を求めた。
水道を運営する州や自治体に対し、PFAS検査や対応を支援するため、約10億ドルを提供する。
水道事業者が加盟する非営利団体の米国水道協会(AWWA)は声明を出し、「公衆衛生を保護する強力な飲料水基準を支持する」と、規制の設定に支持を表明した。
新基準に対応するための費用負担はEPAの試算値の「3倍以上になる」と指摘し、多くの地方で水道料金の値上げにつながると懸念を示した。
バイデン政権は2021年の発足以来、PFASの規制強化に取り組んできた。
EPAは21年10月、飲み水や産業製品、食品などに含まれるPFAS量を調べたり、飲料水の安全基準を引き上げたりするなど、3年の工程表を公表した。
毒性が強い6種類のPFASを有害物質に指定し、規制の枠組みづくりを進めてきた。
直近では、PFAS汚染に企業の責任を問う動きも広がる。
23年には、公共水道システムのPFAS汚染の責任を問う訴訟で、製造元の米化学大手スリーエムとデュポンが相次いで巨額の和解金の支払いに合意した。
▼有機フッ素化合物「PFAS」
4700種を超える有機フッ素化合物の総称。
数千年にわたり分解されないため、「永遠の化学物質」とも呼ばれる。
水や油をはじき、熱に強いなどの便利な性質から、消防署で使う消火剤や、フライパンの焦げ付き防止加工まで、幅広い産業品や日用品に使われてきた。
PFASのうち「PFOS」と「PFOA」は毒性が高いとされている。
自然界に流出すると、土壌に染み込むなどして広範囲に環境を汚染する。
環境省が国内の河川や地下水への含有量を調べた結果、2022年度は東京、大阪、沖縄など16都府県の111地点で国の暫定目標値を超えていた。
沖縄県では過去にも米軍嘉手納基地周辺の河川や浄水場などで検出されており、健康被害への不安が根強い。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN10EIA0Q4A410C2000000/
2024年4月24日18時58分にYAHOOニュース(テレビ宮崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日、宮崎県西都市で軽乗用車が潜水橋から川に転落し、運転していた63歳の男性が死亡しました。
道幅が狭く、ガードレールなどがない潜水橋では、過去にも転落事故が起きています。
(早瀬記者) :
「軽乗用車が転落した千田潜水橋に来ています。
ご覧の通り、両手を広げたのと同じくらいの幅で、私では怖くて車で渡ることができませんでした。
しかし、地域住民にとっては重要な生活道路です。」
一ツ瀬川に架かる西都市調殿の千田潜水橋。
23日、この橋から転落した軽乗用車が見つかり、車内から63歳の男性が救出されましたが、その後、死亡が確認されました。
幅は2.5メートル。
ガードレールなどもなく、運転操作を誤ると川に転落する危険があります。
利用者は…。
(地域住民) :
「この橋は毎日使う。」
「渡る時不安はない。慣れてるから。慣れてない人は不安があるかもしれない。」
千田潜水橋を管理する西都市は、区画線を引いたり、夜間は明かりを灯したりして通行しやすいようにしていますが、ガードレールなどの設置はできないと言います。
(西都市建設課 丸山係長):
「水に浸かると、だいぶ橋がうねる。
川幅が狭いため、流速も速い。
柵に流木が引っかかって、橋本体への影響が出る可能性があるので、なるべくない方がいいと考えている。」
また、橋を建て替えることは予算の面で難しいことから、西都市では、きのうの事故を受け現状できる対策を進めたいとしています。
(丸山係長) :
「地元住民への注意喚起と、視認性のある中抜き赤白のポール設置を検討している。」
潜水橋での転落事故は過去にも発生しています。
去年4月、高鍋町にある潜水橋・竹鳩橋でトラクターが転落し、76歳の男性が亡くなりました。
竹鳩橋は東九州自動車道の高鍋インターチェンジに近いことから交通量が多く、通学路としても利用されています。
橋の特性上、抜本的な対策を行うことが難しい反面、地域の住民には欠かせない生活道路となっている潜水橋。
26市町村に取材したところ、県内には市町村道の潜水橋が合わせて24本あるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c96b32b25e16acba663aa101d08f0f7b79f80949
2024年4月23日17時25分にテレビ新広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後1時前、広島市中区田中町で、目撃者から「年齢不明の男性が燃えている」と119番通報がありました。
【目撃した人】
「びっくりだよ。行ったら(人が)焼けてたから水をもっていった」
消防車4台が出動しましたが、火はすでに消されていて、高齢とみられる男性1人がやけどを負い、病院に搬送されました。
男性は意識はあり、会話もできるということです。
警察によりますと、男性はタバコの火が消えていないことに気づかずタバコをポケットに入れたため、服に火が燃え移ったとみられています。
警察は、携帯灰皿に入れていたかなど、経緯を詳しく調べています。
https://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000023871.html
2024年4月23日17時10分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前11時50分ごろ、加西市繁昌町にある「福山通運」の支店の倉庫で「フォークリフトが横転して人が挟まれている」と支店の社員から警察に通報がありました。
この事故で、運転していた福山通運の社員、小嶋さん(38)がフォークリフトの下敷きになり、意識不明の重体で病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
警察によりますと、当時、フォークリフトには荷物を積んでいなかったということですが、フォークの部分を最も上まで上げた状態で走行していたところ、天井に接触して横転したということです。
警察は、近くにいたほかの作業員からも話を聞くなどして、事故の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/20240423/2020025074.html
4月23日15時55分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、フォークのツメの部分がひっかかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日正午前、加西市繁昌町にある「福山通運加西支店」の敷地内で、「フォークリフトが 倒れて人がはさまれた」と作業員から110番通報がありました。
警察によりますと、38歳の作業員の男性が運転していた荷物の運搬に使う車両である「フォークリフト」が横転。
男性は運転席から投げ出され車体の下敷きとなり、意識不明の重体で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
当時、車両の前方についている「フォーク」と呼ばれるツメの部分があがったままになっていて、それが倉庫の天井にひっかかり、車体がバランスを崩したと見られるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f569a1e96b369651ce23de25a9a22192303d6a95
2024年4月22日7時0分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中小企業でホームページ(HP)を乗っ取られる被害が全国的に多発している。
大阪商工会議所の調査では、7割弱のHPに危険性が認められた。
万一乗っ取られれば、個人情報が抜き取られたり、取引先のネットワークをウイルス感染させて損害賠償を求められたりと、企業の存続が脅かされてしまう。
官民一体となって国内のサイバー環境を強固にしなければ、有事の際に脆弱(ぜいじゃく)な中小企業のHPが攻撃され、日本経済の屋台骨が揺らぎかねない。
昨年8月、鹿児島県内で「鹿児島餃子の王将」を展開する鹿児島王将(鹿児島市)のHPが突然、弁護士事務所の名で「業績悪化のため破産手続きを始めた」などと改竄(かいざん)され、HPを乗っ取られるリスクが広く知られるようになった。
同社はすぐ改竄に気づき、取引先に「破産は事実無根」と連絡したため大きな実害はなく、自社HPを通じてコンピューターウイルスがばらまかれた形跡もなかった。
稲盛社長は、「思いもしなかった被害でしたが、サイバーセキュリティーのいい勉強になりました」と打ち明ける。
こうした事態を受け、会員に多くの中小企業を抱える大商は昨年、無料ソフト「WordPress(ワードプレス)」で作成されたHPを対象に、立命館大と全国調査に乗り出した。
ワードプレスは、専門知識がなくても手軽にHPを作成できることから、国内シェア約8割を誇る。
その半面、利用者の多さからサイバー攻撃の標的になりやすく、特にワードプレスのバージョンが古かったり、HP編集者のパスワードが簡単で推測されやすかったりすると、改竄されるリスクは飛躍的に高まるという。
多くの中小企業は「大金をはたいて外部業者にHP作成を依頼するより、ワードプレスなら無料で作成できる」と喜んだのではないか。
だが、セキュリティー強化の手間を惜しむと、不正アクセスされてしまう。
こうした状況を打破しようと立ち上がったのが、全国515の商議所で最もサイバーセキュリティー対策に力を入れていると評される大商だ。
情報専門の部署を置く商議所は全国に4~5カ所しかなく、中でも大商はかつて所内に巨大コンピューターを設置していたほど手厚い。
今回の調査結果をひもとくと、66%のサイトに「改竄や不正プログラムが埋め込まれる危険性」が認められた。
具体的には、HP編集者のユーザー情報やログインページがインターネット上で誰でも閲覧できるようになっていた。
こうした不注意な編集者の場合、ユーザー名は「Staff」「Kanri」、パスワードは「Password」など推測されやすい安易な言葉を使っているケースも多く、「HPを乗っ取られる危険性が非常に高い」(大商経営情報センターの登坂氏)という。
攻撃者がHPを改竄する意図について、同センターの古川次長は、「閲覧者に気づかれないよう巧みに攻撃者のサイトに誘導した上、架空の商品を売ってお金をだまし取ったり、閲覧者の個人認証情報(アカウント)を盗んで勝手に買い物をしたりする犯罪が増えている」と分析する。
さらに、乗っ取られたHP開設者は被害者で終わらず、「取引先がお金をだまし取られたり、個人情報を抜き取られたりした場合は、損害賠償を請求される加害者にもなり得る」と打ち明ける。
その上、攻撃者から「HPを元に戻してほしければ、〝身代金〟を支払え」と求められる恐れもある。
大商の鳥井会頭(サントリーホールディングス副会長)は、記者会見でこう力を込めた。
「政府高官から『万一の有事の際、まず最初に狙われるのはサイバー空間』とうかがった。
中小企業にとっても、サイバー攻撃は経営の大きなリスクファクターなので、セキュリティーの重要性を啓発したい」
中小企業のセキュリティー意識向上の動きが大阪から広がれば、大商のプレゼンス(存在感)も一層高まるはずだ。
https://www.sankei.com/article/20240422-5XFEH6UHNRKLFCL3E5UEZAL4BI/
2024年4月22日18時43分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市営地下鉄の南北線で22日、タイヤがパンクするトラブルがあった。
けが人はいなかったが、一部区間が午後2時すぎから終日運休するなど混乱した。
市交通局によると、午前11時すぎ、南北線の麻生発真駒内行き(6両編成)が北24条駅を過ぎたところで、線路の「パンク検知装置」が作動。
徐行運転をして終点まで向かった。
車両基地で点検したところ、前から5両目のタイヤ1本のパンクが判明した。
交通局によると、パンクは珍しいという。
タイヤホイールの変形も確認された。
また、麻生―北24条駅間での点検も実施。
更新工事中の麻生駅南側のポイントの不具合がパンクの原因とわかった。
当該区間は午後2時15分から終日運休し、代行バスで乗客を輸送した。
北24条―真駒内間は折り返し運転となった。
札幌の地下鉄は、日本の地下鉄で唯一、「ゴム製のタイヤ」を使っている。
札幌市交通局はゴムタイヤを採用している理由について、2023年の朝日新聞の取材に以下のように答えている。
「ゴムタイヤは粘着性が良く、加速性や制動性に優れています。
南北線の平岸―南平岸間が急勾配になっているのですが、それに対応できます」
「ほかにも、かつての交通局長が視察先であるパリのゴムタイヤ式地下鉄を見学して感動したというのも、理由として挙げられます」
ゴム製のタイヤを使っていることに起因して、駅構内で待っていると「チュンチュン音」が響くことでも知られている。
https://www.asahi.com/articles/ASS4Q30RKS4QIIPE011M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
4月22日20時35分にNHK北海道からは、老朽化のため使われていなかったポイントの不具合でパンクしたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市営地下鉄を運行する市交通局が調べたところ、麻生駅の南側にある走行路を切り替えるポイントに不具合が見つかり、これがパンクの原因だと見られるということです。
公開された写真ではタイヤの側面に大きな亀裂が入り、ホイールが変形している様子が確認できます。
ただ、このポイント部分は老朽化のために今月1日から使われておらず、パンクがどのようにして起きたのかは分かっていないとしています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240422/7000066472.html
4月23日16時23分にYAHOOニュース(STV)からは、浮き出る仕組みのポイントが何らかの原因で浮き出てしまった、当時麻生駅周辺では古くなった設備の更新工事が行われていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市交通局によりますと、パンクの原因は車両の進路を切り替えるポイントの不具合にありました。
地下鉄は、進行方向を決める際に線路中央にある「ポイント」が浮き出る仕組みです。
麻生駅付近には2本の線路が合流する地点があり、事故はこの合流地点で発生しました。
事故当時、使わないポイントが何らかの原因で浮き出てしまったため、進行方向右側のタイヤと接触し、パンクにつながったとみられています。
当時、麻生駅周辺では古くなった設備を更新する工事が行われていました。
札幌市は引き続き、なぜ使わないポイントが浮き出たのか調べていて、再発防止に努めたいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7ce727eb6cf8e3e7317ef2ab41e042c5fec2d08
4月24日21時20分に朝日新聞からは、ポイント更新工事にあたり固定していた部材の一部が車両の振動などでずれたらしい、ポイント更新工事は昨年度も同様な方法で行っていたがトラブルはなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今回の事故は、列車の進路を変更するための装置「ポイント」のうち、麻生駅南側に設置されていたものの不具合が原因。
1978年の南北線延長時から使っており、事故当時、更新工事を実施していた。
ポイントは通常、走行路に埋め込まれ、必要な時にモーターなどでせりあがる仕組み。
更新工事にあたり、3分割してせりあがらないように固定する措置をしていたが、部材の一部が車両の振動などでずれ、路面の上に突出したとみられる。
そこに車両のタイヤが接触し、パンクしたと推測されるという。
パンクが見つかった車両は6両編成で、タイヤは96本ついていた。
1本がパンクしても運行に直ちに支障は出ないという。
運転手はパンクを検知後、規則に沿って徐行運転で終点まで向かった。
後続車両の運転手も速度を落とした上で、当該ポイント付近を目視で確認。
異状は確認されなかったため、その後は通常運行を続けた。
市交通局はすでに原因となったポイントの部材を撤去し、新しいものに取りかえた。
更新工事は来年度以降も続くといい、今後、撤去したポイントを調べ、工事の設計図や構造に問題がなかったか詳しく検証する。
昨年度も同様の手法で更新工事をしていたが、トラブルはなかったという。
https://www.asahi.com/articles/ASS4S3WJQS4SIIPE001M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
4月24日18時56分にYAHOOニュース(HTB)からは、転てつ器交換工事で取り外した部材を線路の隙間を埋めるため再利用していたが、その部材が飛び出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌市交通局は24日、原因を発表しました。
札幌市交通局 池田・技術担当部長:
「旧案内軌条を3分割にし、そのうちの1つを走行面を埋めるために(部材を)設置。
車両の振動等によりずれて走行路面より上に突出したため、車両のタイヤと接触」
麻生駅と北34条駅の間では、50年近く経過した転てつ器の交換工事が2年前から行われていました。
市交通局は線路の隙間を埋めるため、取り外した転てつ器の部材を再利用していましたが、その部材が何らかの原因で線路の上に飛び出し、タイヤにあたったことがパンクの原因だったと明らかにしました。
しかし、部材が飛び出した理由はわかっていないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/81b34527fc5d373fbe339bba6fe7734103e3a76d
(2024年6月11日 修正1 ;追記)
2024年6月11日5時0分にYAHOOニュース(STV)からは、タイヤ採用理由とされる急勾配は旧定山渓鉄道線路跡地を利用することで建設費を抑えたからなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
なぜタイヤなのか、STVはかつて、その理由を取材していました。
(札幌市交通局 大谷地検修係 阿部さん):
「こちらが地下鉄では日本唯一となるゴムタイヤになります。
鉄輪に比べて粘着性が非常にいいので、鉄輪ではスリップするような場合でも、急発進や急減速ができる」
ゴムタイヤは、加速や減速をしやすいといったメリットに加え、もう1つ大きな理由がありました。
それは、傾斜に強いという点です。
札幌市の地下鉄は1971年に南北線が開通しました。
当時は北24条駅から真駒内までの12.1キロ。
平岸駅を越えたあたりから地上のシェルターへと上がります。
これは、旧定山渓鉄道の線路跡地を利用していたからです。
なぜ地上に出たのかというと、地下を通すよりも建設費を低く抑えられるためでした。
車両が地下から地上にのぼる平岸駅から南平岸駅にかけて急こう配となっているため、傾斜を上りやすいゴムタイヤが採用されたのです。
さらにもうひとつ、特徴的なことがあります。
南北線や東西線、東豊線でも、車両が走るときに「チュンチュン」と音が鳴ります。
その原因となっているのが、車両からの電気を外に逃がす部品です。
鉄の車輪は電気をそのまま外に逃がせますが、電気を通さないゴムタイヤの場合は、電気を逃がすための特別な部品が必要なんです。
この部品とレールがこすれることで、特徴的な「チュンチュン」という音が出るのです。
まさに、ゴムタイヤを採用している札幌の地下鉄でしか聞くことができない音です。
専門家は地下鉄のタイヤ走行をこう分析しています。
(江戸川大学 大塚良治教授)
「スピードは鉄輪に比べて出ない。
あれだけ大きな車体をゴムタイヤで支えるわけですから、どうしても鉄道車両に比べるとスピードは劣る。
他の鉄道との乗り入れが事実上、不可能になる。
東京や大阪では地下鉄は他の路線に乗り入れているが、札幌では不可能なので、閉じた空間で路線が運営せざるを得ない。
ただレールだと、脱線事故もあります。そういう心配はないので走行は安定する。
トータルで考えれば、(ゴムタイヤの)メリットは小さくない」
大塚教授は、今回の事故原因の調査をしっかりと行うことが重要だと指摘した上で、独立採算制を採っている札幌市営地下鉄が、今後の人口減少社会を迎えるなか、東豊線の赤字を抱えながらも安全性を担保していけるのか考えていくべきだと話していました。
札幌市営地下鉄は独自の路線を貫いているということがわかりましたが、開業から半世紀で、更新やメンテナンスは欠かせません。
今後も、南北線さっぽろ駅のホーム増設工事など、再開発が予定されています。
利便性の向上や収支への向き合いなど、重要な視点ですが、そのベースに「安全」が求められることは言うまでもありません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc12322744f1509f8d9ecc7495616f2e1d74da7e
2024年4月21日11時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京急電鉄(横浜市西区)は19日、運転士(48)が列車を運転中、急病などでハンドルから手が離れた際に非常ブレーキがかかる保安装置に細工をし、作動しないようにしていたと発表した。
同社の聞き取りに運転士は、「運転中に眠気をもよおし手が離れて非常ブレーキがかからないようにしたかった。1年ほど前から繰り返していた」と話しているという。
同社によると、運転士は今月5日午後、両手で握るT字形のハンドルにヘアゴムを巻き付け、保安装置が作動しないようにして運転していた。
乗務経験17年で、体調不良や病気などはないという。
定期巡回していた運転業務指導担当者が見つけ、発覚した。
同社は運転士を業務から外し、処分を検討しているといい、「お客様に深くおわび申し上げます。本件を厳粛に受け止め、再発防止に取り組んでまいります」とコメントした。
https://www.asahi.com/articles/ASS4N4H4NS4NULOB00KM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
4月19日19時57分に読売新聞からは、運転士は眠気がつらくなった時に非常ブレーキがかかることで乗客に迷惑をかけたくなかったと話している、抜き打ち巡回時に発覚したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京急電鉄は19日、運転士(48)が列車を運転中、急病などでハンドルから手を離すと非常ブレーキがかかる保安装置「デッドマン装置」が作動しないよう細工をしていたと発表した。
事故などのトラブルは起きていない。
運転士は同社の聞き取りに対し、「1年ほど前から眠気がつらくなったときにやっていた。非常ブレーキがかかってお客様に迷惑をかけたくなかった」と説明しているという。
運転士はすでに運転業務から離れている。同社は運転士の処分を検討している。
同社によると、運転中はハンドルに付いたスイッチを指で押している必要があるが、運転士はヘアゴムを巻き付け、押しているように偽装していた。
今月5日の抜き打ち巡回で発覚した。
同社は「お客様に深くおわびする。再発防止を徹底する」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240419-OYT1T50135/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。