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(1/2から続く)
(ブログ者コメント)
〇2月8日付の関電プレスリリース内容の骨子は下記。
・元請け会社は、事故前に、強風時のクレーン待機姿勢を評価し、瞬間風速約42m/秒の風に耐えられるとの評価結果を当社へ報告していました。
・元請け会社は、当日の作業時や作業終了時に風が弱かったため、その後の風速変化に注意を払うことなく、暴風警報発令に気付かず、必要な対応をとりませんでした。
・当社は、暴風警報発令を認識していましたが、瞬間風速約42m/秒の風に耐えられるとの評価に頼り、元請会社がクレーンの転倒を防止する対応をとっているかを確認しませんでした。
また、暴風が予想される状況において、機材の転倒や落下等による、安全上重要な設備等に対する影響について議論していませんでした。
・当日21時20分頃、発電所構内の風が急に強まり、ブームが前後に揺れ始め、21時49分頃、クレーンへ瞬間的に強風が吹きつけ(瞬間風速40m/秒以上と想定)、ブームを支えていたバックストップが変形し、バックストップの支えを失ったブームがクレーン後方へ倒れたものと推定しました。
出典
『高浜発電所2号機クレーン倒壊の原因と対策について』
http://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2017/0208_1j.html
〇これまでの情報を整理すると、事故に至る経緯は下記のようになるだろうか。
16時半頃 クレーン作業終了(瞬間風速7mにつきアームたたまず)
17時頃 暴風警報発令(事故の約5時間前)
18時頃 関電が暴風警報発令を知る(事故4時間前)
21時20分頃 風が急に強まる(事故30分前)
21時50分頃 クレーン倒壊
(2017年4月9日 修正2 ;追記)
2017年4月7日19時6分にNHK福井から、関電による福井県内3原発の総点検結果が報告されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受け、関西電力は高浜、大飯、美浜の各原発で行われている工事の安全対策を点検し、その結果を豊松副社長が県庁に藤田副知事を訪ね、報告した。
それによると、改善すべき工事の作業は3つの原発で合計約300件に上り、クレーンの転倒防止のほか、吊り荷が安全上重要な機器の上を通らないようにする安全対策が図られているかなどを確認したという。
その上で関西電力は、今後、工事の元請け会社と、気象警報など事故につながる恐れがある情報の共有を徹底するとしている。
これに対し藤田副知事は、報告書の内容を妥当だとした上で、「継続して安全性を厳しくチェックしてもらいたい」と求めていた。
高浜原発をめぐっては、3号機と4号機の運転をしてはならないとする裁判所の仮処分が覆ったが、関西電力は再稼働を前に県や高浜町の理解を得たいとしており、再稼働は早くて1か月後になると見られる。
高浜原発3号機と4号機の再稼働について、関西電力の豊松副社長は、「再稼働に向けた準備は行うが、県に報告するステップが残されているので、安全性をきちんと確認した上でどこかの時点で再稼働について報告したい」と話していた。
出典
『クレーン事故総点検で報告書』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055391721.html
2017年2月5日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
暖房器具や電気ケトルなど消費電力の大きな製品を使う冬に、テーブルタップなどの配線によって火災の危険が高まるとして、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼びかけている。
NITEの調べでは、2015年度に76件の配線器具の事故が発生し、うち火災は48件、1人が死亡した。
事故は、
▽電源コードを繰り返し踏んで断線して発火
▽複数の差し込み口があるテーブルタップに最大消費電力を超える電気製品をつなぎ、発火
▽電源プラグを長期間接続した状態で使い、ホコリや水分が付着してショート
などがあった。
電源コードの圧迫で起こった事故事例では、14年1月、視覚障害のある70代男性が延長コードに接続したテーブルタップに電気ストーブを接続していたところ、タップ付近で火災が起こり、軽いやけどを負った。
コードは介護者が設置したため、男性は気づかず繰り返し踏みつけ、断線したとみられる。
高齢者や視覚障害者がいる家庭は、家族や介護者が動線に配慮してコードを設置することが必要だ。
NITEは、表示で接続可能な電力量を確認し、消費電力の合計が超えないように呼びかけている。
また、消費電力の大きな機器は延長コードやテーブルタップに接続すること自体を避けた方がよいという。
[消費電力の大きい主な電気製品] ※NITE作成
オイルヒーター 500~1500ワット
電子レンジ(30ℓクラス) 1500ワット
電気ケトル 1200~1400ワット
アイロン 1200~1400ワット
オーブントースター 1300ワット
食器洗い乾燥機 1200~1300ワット
電気温風暖房機 600~1200ワット
ヘアドライヤー 600~1200ワット
掃除機 1000~1100ワット
電気ストーブ 200~800ワット
電気カーペット 250~750ワット
出典
『電気製品 つなげすぎると火災の危険』
http://mainichi.jp/articles/20170205/ddm/013/040/015000c
(ブログ者コメント)
本件、ネタ元としては以下の情報と同じ模様。
2017年2月2日掲載
2017年1月26日報道 NITEは、延長コードなどの配線器具が原因となる火災が5年で197件起き14人が死亡したとして、注意を呼びかけ中
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6728/
ただ、今回の記事には、3台のたこやき機やテレビなどをたこ足配線し、束ねたコードから発火する実験の写真が掲載されている。
この写真は上記ネタ元には見当たらず。
NITEのHPを確認してみても、見つからなかった。
2017年2月6日20時37分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前2時ごろ、小樽市花園1丁目のJR函館線の高架橋で、排水管2本が下の路上に落ちているのを巡回していたグループ会社の社員が見つけた。
落ちていたのは線路上の雨水を流すための塩化ビニル管で、それぞれが直径15cm、長さおよそ2m、重さおよそ7kgあったという。
高架橋の6mほどの高さから落ちたと見られるが、けがをした人はいなかった。
JRによると、内部にたまっていた水が凍結して排水管が膨張し、留め具が外れて落下したとみられるということで、今後、ほかの高架橋でも異常が無いか、緊急の点検を行うことにしている。
出典
『JR高架橋から配水管が落下』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170206/3685421.html
平成29年2月6日付でJR北海道からも、同趣旨の記事が現場写真付きでプレスリリースされていた。
出典
『鉄道高架橋からの排水管の落下について』
https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2017/170206-1.pdf
2017年2月4日23時27分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
避難勧告の判断に役立てるため、都道府県の職員が河川の氾濫の見通しを市町村長の携帯電話に直接伝える「ホットライン」の運用が、2008年の国の要請以降、11県にとどまっている。
21人の死者・行方不明者が出た昨年の岩手県岩泉町の水害では、町長に水位情報が伝わらず避難勧告が遅れたことから、国交省は新たに指針を作り、運用を促す構えだ。
ホットラインとは、川を管理する都道府県の幹部職員が河川データや過去の経験をもとに氾濫の可能性を判断し、流域の市町村長の携帯電話などに直接伝える仕組み。
事務レベルでは、日常的に川の水位データは伝えているが、避難勧告を出す権限を持つ自治体トップに氾濫の恐れを直接伝えることで、早期の判断を促す。
国交省によると、昨年10月時点で、山形、栃木、千葉、新潟、岐阜、福井、岡山、鳥取、島根、大分、長崎の11県が設置する。
国が管理する大きな河川では、05年に国交省の職員が市町村長に氾濫の見通しを伝える仕組みを整え、全流域で運用を開始。
だが、都道府県が管理する中小の河川については、国交省が08年にホットラインの設置を促す通達を都道府県に出したが、どの川を対象とするかなど統一的な運用指針が無く、浸透しなかった。
昨年8月の北海道の大雨で、国が管理する帯広市の札内川や北見市の常呂川が氾濫した際は、ホットラインも活用され、氾濫前に避難勧告や指示が発令できた。
一方、同じ時期の岩手県岩泉町の小本川の氾濫では、川を管理する岩手県の担当者は町役場に水位情報は伝えたが、町職員は住民からの電話対応に忙殺され、町長を含む町幹部には伝わらなかった。
今回、国交省は、氾濫すれば被害が大きい47都道府県の少なくとも1562河川にホットラインの設置を求め、電話するタイミングや伝える内容、事前の準備などをまとめた指針を作る。
国交省の担当者は、「避難勧告の出し遅れや出し忘れを防ぐため、ホットラインの意義は大きい」と話す。
出典
『「川氾濫の恐れ→首長に電話」 運用実施、わずか11県』
http://www.asahi.com/articles/ASK1R63H7K1RUTIL05H.html
2017年2月4日21時2分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月5日7時0分に北海道新聞から、2月4日18時45分に北海道文化放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後2時45分ごろ、七飯町大沼町の「大沼国定公園」で、店舗や無料の休憩所が入った1階建ての建物の外壁の一部が、高さおよそ2mから剥がれ落ち、付近にいた親子ら3人に当たった。
3人はいずれも病院に運ばれたが、このうち北斗市の35歳の母親が腰を打撲したほか、1歳の息子が顔に擦り傷を負う軽いけがをした。
一緒にいた主婦の友人の娘(1)にけがはなかった。
警察によると、はがれ落ちたのは、縦およそ90cm、横およそ2m、厚さ3cm、重さ数10kgのモルタル製の壁材。
公園では、4日から雪像や氷像の展示イベントが開かれていたが、3人以外に巻き込まれた人はいなかった。
建物は木造2階建てで、築40年ほど。
函館市の水産物販売会社の所有で、七飯大沼国際観光コンベンション協会が借り受け、観光客の休憩所などとして利用されている。
警察によると、剥がれ落ちた壁は内部の骨組みがさびていたということで、警察は、老朽化が原因とみて詳しく調べている。
事故を受けて、イベントの運営委員会は、5日予定されていた表彰式や食品の販売などの催しを中止すると発表した。
雪像の展示は予定通り行われるという。
出典
『公園の建物の壁はがれ2人軽傷』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170204/3640101.html
『催し会場で外壁落下 大沼公園 親子2人軽傷』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0365335.html
『あわや…函館近郊 "大沼公園"店の壁崩落 乳児ら3人負傷 一時騒然 北海道七飯町』
http://www.uhb.jp/news/?id=1136
(ブログ者コメント)
北海道文化放送の映像によれば、一抱えほどもあるモルタル片が両手に持って運ばれていた。
2017年2月3日21時21分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月、福山市の公園で、鎖でつないだ丸太の上を渡る遊具で遊んでいた4歳の男の子が足を踏み外して転落し、頭を打つけがをしていたことがわかった。
事故当時、丸太の1つが鎖から外れていたということで、遊具を設置した広島県は使用を禁止するとともに、男の子や保護者に謝罪した。
事故があったのは、景勝地として知られる福山市鞆町の仙酔島の公園に広島県が設置した遊具。
遊具は、鎖でつないだ木製の丸太を渡るもので、県によると、先月3日、遊んでいた広島県尾道市の4歳の男の子が足を踏み外して、地上およそ50cmの高さから転落したという。
男の子は頭を打つけがをし、今後も薬の服用が必要となる後遺症が残る可能性があるという。
県によると、事故当時、丸太の1つが鎖から外れていて、男の子が渡る際に足を踏み外したとみられるという。
このため、県では遊具を使用禁止にするとともに、男の子と保護者に謝罪したという。
県によると、この公園では年2回の定期点検のほか、月1回をめどに目視などによる点検をしていて、最後に点検した去年10月には異常は見られなかったという。
広島県の梅村環境部長は、「事故が起きたことを深くおわび申し上げたい。壊れた遊具を発見できず放置していたことは県に責任があると考えている。今後は点検のあり方についても検討していきたい」と話している。
また、県は、廿日市市の「県立もみのき森林公園」にある雪遊び用の広場で、先月29日、6歳の男の子がそり遊び中に柵を超えて隣接する駐車場に飛び込み、止めてあった車と接触して右手首を骨折するなどの大けがをしたことも明らかにした。
県では、現在、この広場の立ち入りを禁止しているという。
出典
『遊具から転落 子どもがけが』
http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20170203/3625381.html
2月3日21時10分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
事故があった公園を所管する県自然環境課によると、事故が起きたのは地上から50cm程度の高さで複数の丸太を鎖でつなぎ、つり橋状にしている遊具。
このうち1本の丸太が破損し、鎖から外れていた。
男児は遊具から転落して後頭部を打ち、通院が必要な後遺症が残るけがを負ったという。
公園は県が設置し、福山市が管理していた。
同課によると、遊具を最後に点検したのは昨年10月で、事故発生まで破損を把握していなかったという。
県の担当者は、「気づかずに放置してしまい、申し訳ない。点検の仕方も見直したい」と謝罪した。
出典
『破損遊具から転落、4歳に後遺症 福山市、破損気づかず』
http://www.asahi.com/articles/ASK236RQ7K23PITB016.html
2月3日22時22分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県は月1回、公園内の遊具の点検を行うことにしていたが、この遊具を最後に点検したのは昨年10月で、以降は行っていなかった。
丸太は腐っていたとみられるが、把握していなかったという。
出典
『公園遊具の丸太腐食?4歳児が落下、けが』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170203-OYT1T50119.html
(ブログ者コメント)
NHKの映像によると、鎖を通すための穴が4分の1程度欠けており、そこから鎖が外れた模様。
(2017年4月2日 修正1 ;追記)
2017年4月1日15時40分に読売新聞から、県は国の管理指針を知らず丸太は23年間交換されていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県は31日、設置から23年間、一度も丸太を交換していなかったことを明らかにした。
県が管理する施設を緊急点検した結果、1割以上で不具合が見つかった。
県自然環境課によると、遊具設置時には定期交換の基準がなかったが、2001年度に、木製遊具の耐用年数は10年、踏み丸太は3~5年で交換するなど、遊具の管理について国などが指針を定めたことを把握していなかった。
木製や金属製といった材質に応じた点検もしていなかった。
また、県は、遊具を設置する施設や県営住宅など、県民が立ち入る可能性がある466施設を緊急点検し、うち54施設でボルトのゆるみやひび割れなどの不具合が見つかった。
修繕や撤去などをする。
出典
『遊具の丸太、23年間一度も交換せず…男児けが』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170401-OYT1T50050.html
2017年2月3日11時54分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月、東京・江戸川区の区立公園で、滑り台で遊んでいた4歳の女の子が首に縄跳びのひもが絡まって死亡する事故が起きていたことがわかった。
先月3日の午後5時ごろ、江戸川区大杉の区立公園で「滑り台の上で女の子が首に縄跳びのひもが絡まった状態で意識不明になっている」と、通りかかった高校生から119番通報があった。
救急隊がかけつけたところ、近くに住む4歳の女の子が心肺停止の状態で倒れていて、病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
消防や江戸川区などによると、縄跳びのひもは、片端が滑り台の滑り出し部分にある柵に結びつけられていて、女の子は発見された当時、ひものもう一方の片端が首に絡まり、滑り台の上で体がつられた状態だったという。
警察によると、女の子は6歳の姉と2人で遊んでいて、親は公園にはいなかったという。
江戸川区によると、この公園の遊具でこれまでに同じような事故は起きていないということで、警察は「滑り台には不備はなかった」と話している。
事故を受けて東京都は、都内の市区町村を通じて保護者などに対し、小さな子どもが公園の遊具で遊ぶ際は十分注意するよう、呼びかけている。
出典
『滑り台に縄跳び絡まり女児死亡』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170203/3600141.html
2月2日18時49分に朝日新聞からは、今回の事故に関し、下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。
子どもの事故情報を収集している消費者庁は、昨年、2009年9月~15年末に公園や幼稚園・保育園、レジャー施設などにある遊具で起きた事故を分析。
登録された1518件のうち、治療期間が3週間以上など重い症状の事故は397件あり、うち死亡事故は4件あった。
死亡事故には、滑り台に衣服が引っかかったり、大阪市のケースと同様にランドセルがうんていに引っかかったりして、窒息するケースなどがあった。
年齢が特定できている1364件中、6歳以下の事故が966件で、約7割を占めている。
遊具の種類別では、滑り台が440件と最も多く、ブランコ(233件)、鉄棒(141件)、ジャングルジム(120件)が続く。
消費者庁は、大阪市での事故をうけ、「ひもやフードなどが遊具に引っかからないよう、子どもの服装や持ち物にも注意してほしい」としている。
出典
『滑り台で首に縄跳び絡まり女児死亡 消費者庁が注意喚起』
http://www.asahi.com/articles/ASK22572FK22UTFL00L.html
2017年2月3日20時17分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後2時ごろ、大阪府八尾市新家町の新家ポンプ場で「同僚の作業員が転落した」と、男性作業員から119番があった。
駆けつけた警察署員らが、水路に転落した男性を発見。
男性は約1時間15分後に、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、転落したのは作業員の男性(64)とみられる。
同日朝から同僚2人と雨水からごみを取り除く「雨水自動除塵機」を高圧ホースで清掃する作業をしていたという。
除塵機が停止したため、作業員が調べたところ、地下6~7mにある深さ60cmの水路に男性が転落していた。
出典
『清掃中の男性作業員が転落死 大阪・八尾のポンプ場』
http://www.sankei.com/west/news/170203/wst1702030072-n1.html
2017年2月3日17時37分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後1時半ごろ、幕張メッセ(千葉市美浜区)で、展示物のパネルが燃えるぼやがあり、専門学校の男子学生(20)が煙を吸って救急搬送された。
火は約10分後、学校関係者らが消火器で消し止めた。
訪れていた人が、一時、避難した。
警察などによると、「東京コミュニケーションアート専門学校」(東京都江戸川区)の学生が制作したイラストやポスターなどの卒業・進級作品展が開かれていた。
配線コードから出火し、縦約2.7m、横約1mのベニヤ板製のパネル1枚が燃えた。
配線コードは、学校が依頼した業者が設置したという。
3~4日の予定だった展示会は中止となった。
出典
『幕張メッセで展示物燃える、千葉 1人搬送、一時避難も』
https://this.kiji.is/200143312677584905?c=39546741839462401
2月3日16時43分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後1時半ごろ、千葉市美浜区にある幕張メッセの会場で、「展示物が燃えている」と警備員から119番通報があった。
ポンプ車など9台が駆けつけ、火はまもなく消し止められたが、壁に飾っていた展示パネルが焼けた。
当時、会場内では、デザイン系の専門学校の卒業制作展が開かれていたが、来場者らが外に避難するなど、一時騒然となったた。
「作品が燃えていて」(会場内にいた人)
「煙がバーッとなっていて、消火器くださいみたいに騒いでいて」(会場内にいた人)
この火事で、男性1人が煙を吸って病院に運ばれた。
焼けたパネルの下にあった電気コードが焦げていたということで、警察が出火の原因を詳しく調べている。
出典
『幕張メッセ会場で展示パネル焼く火事、1人を病院搬送』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2975173.html
2017年2月3日18時25分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後0時5分ごろ、愛知県常滑市の中部空港旅客ターミナルビル3階にある国際線19番搭乗口付近の倉庫内から出火、バッテリー式掃除機2台が焼けた。
煙は一時、搭乗口付近にも流れ込んだが、けが人や運航への影響はなかった。
警察や空港会社によると、倉庫は約16m2で、国際線出発制限区域内の旅客用トイレや外貨両替所のすぐそばにあり、空港会社が委託する清掃会社が使っていた。
同日午前11時55分ごろから、バッテリー式掃除機3台を充電中だったという。
消火のために倉庫の扉を開けた際に、搭乗口側に黒煙が流れ込んだという。
空港会社は、同型の掃除機を、当面、使用中止にする。
出典
『中部空港ターミナルで火災 掃除機2台燃える』
http://www.asahi.com/articles/ASK235S4BK23OBJB01B.html
2017年2月3日9時59分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京消防庁に入った連絡によると、3日午前0時5分ごろ、東京都台東区雷門1にあるビルで外壁工事の足場が崩れた。
20代の作業員とみられる男性3人がけがをしているという。
警察が状況を確認している。
現場のビルの向かいにあるホテルの男性従業員(77)は、「突然、ダダダダーと何かが倒れるような大きな音がした」と話し、足場が崩れているのが見えたという。
出典
『浅草 「ダダダダー」ビル外壁工事の足場が崩落 3人けが』
http://mainichi.jp/articles/20170203/k00/00m/040/165000c
2月3日12時47分に毎日新聞からは、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
東京都台東区のビルで3日未明に外壁工事の足場が崩れた事故で、負傷した男性作業員が「作業中に足場が斜めに傾き、滑るように落ちた」と話していることが、警察への取材で分かった。
けがをしたのは20代の男性作業員3人で、いずれも軽傷。
警察が事故原因を調べている。
事故は3日午前0時5分ごろに発生。
同区雷門1の6階建てビルの外壁工事現場で、高さ約5mの足場が崩れた。
出典
『浅草・足場倒壊 作業員「傾き滑り落ちた」…3人軽傷』
http://mainichi.jp/articles/20170203/k00/00e/040/272000c
2017年2月2日20時22分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県真岡市の市立小学校で2010年2月、給食に出された直径約2cmの白玉団子をのどに詰まらせ脳死状態となり、13年1月に死亡した男児(当時10歳)の両親が、真岡市に約8400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、宇都宮地裁は2日、請求を棄却した。
事故の危険性を予見することは難しく、学校側の救護措置も適切だったと判断した。
両親側は判決を不服として、近く控訴する方針を示した。
両親側は、白玉団子(直径約2cm)が窒息事故を生じさせる危険性があることは、報道や文科省などの通知により社会的知見になっており、事故を予見できたと主張。
事故後に速やかに119番されず、男児を逆さにして白玉を取り出そうとするなど、一連の救護措置も十分ではなかったなどと批判。
一方、真岡市側は、5歳児以上の事故の予測は困難で、救護措置も十分だったなどと反論していた。
判決で吉田裁判長は、白玉団子の危険性について、「食品自体ではなく、食べ方に起因して発生する」と指摘。
小学生が食べ物を喉に詰まらせる可能性は乳幼児に比べて低く、男児が健康だった点にも言及し、「白玉をかまずにのみ込み、喉に詰まらせる可能性を予見させる兆候もなかった」と判断した。
また、事故発生から救急通報までの時間について、吉田裁判長は関係者の証言を総合し、「事故を察知してから2分ないし3分後には救急車を要請している」と、市側の主張をおおむね認めた。
また、事故後の救護措置については、教員が指を入れて白玉団子を取り出そうとした行為を「適切な処置とはいえない」と批判。
ただ、両親側が救護の際に背部をたたくだけでなく、腹部を突き上げる「ハイムリック法」を使うべきだったと主張した点に関しては、「ハイムリック法を行うべき義務があったとまでは言い難い」とした。
吉田裁判長は、「救命のために行うべき措置を行っていたと評価できる」として、学校の対応にも過失はなかったと結論づけた。
判決を受け、真岡市の井田市長は、「市としては、今後も再発防止に取り組んでまいります」とコメントした。
[栃木・真岡白玉事故]
2010年2月、真岡市の市立小学校で、小学1年の男児が、給食に出された白玉汁に入っていた直径約2cmの白玉団子を喉に詰まらせ、意識不明の重体となった。
その後、入院先で脳死宣告を受け、13年1月に感染症を併発して死亡した。
両親は同年7月、真岡市を相手取り、損害賠償を求めて提訴。
事故の第三者委員会は、同年11月、学校側は適切な対応をしており、責任はないとする報告書を真岡市教委に提出していた。
出典
『栃木白玉窒息死訴訟 給食で2センチ大「事故予見できず」』
http://mainichi.jp/articles/20170203/k00/00m/040/072000c
2月2日18時38分に時事ドットコムからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
白玉汁に入っていた直径2cm強の白玉団子1個を喉に詰まらせた。
教師が背中を強くたたくなど救命措置をしたが吐かせられず、救急搬送。
男児は脳死状態になり、13年1月に死亡した。
吉田裁判長は、男児が09年度の給食で、事故発生までに4回、白玉汁を普通に食べており、危険性を予見させる兆候はなかったと指摘。
腹部を上向きに圧迫する「ハイムリック法」を行わなかったとする原告側の主張も、「義務はなく、行ったとしても吐き出させるのは難しい」と判断した。
出典
『両親の賠償請求棄却=給食の白玉で窒息死-宇都宮地裁』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017020201136&g=soc
判決がくだる前、2017年1月31日に毎日新聞栃木版からは、下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。
・・・・・
息子はなぜ死んだのか。
白玉団子を喉に詰まらせてから通報までの経緯を知ろうとしても、学校側からの情報提供はほとんどなかったという。
そこで父親は、独自に関係者から聞き取りを始めた。
事故当時、教員がどの教室にいて、どう行動したのかを表にまとめた。
事故を調査した第三者委員会の報告書では、発生から2分後に通報したとあったが、「これだけのことを2分でできるのか」と疑問を拭い去ることはできなかった。
12年7月には、栃木市の保育園で女児(当時2歳)が、同じメーカーの白玉をのどに詰まらせた事故があったことを知った。
息子の事故の情報が共有されず、教訓化もされていない現状に、憤りを感じた。
「『真岡市に(事故のことを学校現場に)伝えていなかったのか』と聞いても、答えはあいまいでした」
また父親は、真岡市に対し、事故が起きた後の支援制度の必要性も訴えている。
学校管理下の事故で重い障害を負いながら、市からは「障害者」として、一律の支援を受けただけ。
「(息子と)同じような子どもが出てきた時、自分のように苦しむ親が出てくる」と懸念している。
・・・・・
一方、真岡市は男児の事故を受け、再発防止に努めてきたという。
市学校教育課によると、市内の学校給食センターではメニューを見直し、白玉団子をはじめ、うずらの卵など、喉に詰まりやすい食材の提供をやめた。
また、給食を食べ始めてから5~15分程度は静かに集中して食べる活動を進めている。
話しながら食べると、誤って気管に詰まる可能性が高まるためだ。
同課は、「給食は『食育』の面から楽しむことも必要。後半には歓談の時間も設けるようにしている」と話した。
さらに、教職員を対象とした救急救命講習を、3年に1度受講するように義務付けた。
喉にものや食べ物を詰まらせた際の救命法も想定して行っているという。
ただ、真岡市は事故後の対応について、独自の支援策を検討していないという。
同課は、「事故後の支援を想定するよりも、事故を起こさないようにすることが学校現場で必要なこと」と説明している。
出典
『真岡白玉事故訴訟 息子はなぜ死んだのか 来月2日判決』
http://mainichi.jp/articles/20170131/ddl/k09/040/041000c
2017年2月2日21時34分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後6時30分ごろ、金沢市本町にある商業施設「ポルテ金沢」の1階にある衣料品店で、従業員の女性の服に火が付いているという通報が、消防に寄せられた。
火は、消防隊員が駆けつける前に、周りにいた人たちで消し止められた。
警察や消防によると、女性は、衣料品店に勤めている50代の従業員で、ケガをして病院に搬送された。
消防によると、店内に置かれた電気ストーブで女性の服が熱せられて火が付いた可能性があるということで、警察や消防が、火事の詳しい原因を調べている。
現場はJR金沢駅東口のすぐそばにある商業施設で、当時は仕事帰りの人たちなどが大勢いて、周囲は一時、騒然となった。
出典
『駅前の商業施設 従業員の服に火』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023590711.html?t=1486068176186
2月3日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
電気ストーブにあたっていた女性従業員の衣類が着火したと、119番通報があった。
(ブログ者コメント)
着ていた服が電気ストーブの火で着火した事例は、珍しい。
と同時に、よくわからない事例でもある。
どのような服を着、電気ストーブからどのくらい離れた位置で着火したのだろうか?
仮に、例えばスカートの裾が電気ストーブの保護金網に接触していて着火したとしても、着火に至る前に焦げて臭いとか煙が出てきそうなものだが・・・。
2017年2月2日14時55分に朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月3日7時23分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
甲府市の中央自動車道で、大型トレーラーの荷台に積まれていた建築用角材約200本が道路に散乱した。
運転手の男性(65)は、「カーブで荷が崩れてしまった」と話している。
警察によると、2日午前8時すぎ、甲府市の中央自動車道甲府昭和インターチェンジの手前で「材木が散乱していて通行できない」と、通り掛かった車の運転手の男性から110番通報があった。
警察が駆け付けると、片側1車線の上下線ともに、20~30mにわたって建築用の角材が約200本散乱していたという。
この影響で、トレーラーの対向車線を走っていた乗用車1台が乗り上げたが、運転していた男性にけがはなかった。
甲府昭和ICは、午前8時半から約1時間にわたって上下線で通行止めになった。
警察によると、トレーラーが左カーブを曲がった時、積んであった角材が崩れて落下した。
角材はロープで固定されていたが、ほどけたために落下したとみられる。
大型トレーラーには角材20トンが積まれていて、落下したのはうち3トン分だった。
警察は、角材の積載方法に問題があった可能性があるとみて、調べている。
出典
『中央道ICの手前で角材200本散乱 一時通行止めに』
http://webnews.asahi.co.jp/ann_s_000093490.html
『中央道で角材200本落下、車1台が乗り上げ』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170202-OYT1T50179.html
(ブログ者コメント)
朝日放送の映像によれば、現場は、そう急にも感じられない緩やかな左カーブ。
そしてトレーラーの荷台には、長さ2~3m程度に見える角材が何10本かずつ束になって包装されたブロックが残っている。
それらのブロックは荷台上に2列2段で並べられ、各山ごと1本のロープで固定されていたように見える。
2017年2月1日付で毎日新聞佐賀版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州電力は、31日、玄海原発(玄海町)の敷地内で昨年12月5日に重機(小型パワーショベル)から発煙した火災について、マフラーに開いた穴などから高温の排ガスが漏れて配線などが焼損したためだったと発表した。
九電によると、重機の鉄製マフラーに穴(直径5cm)が開いており、排気パイプとの接合部にも2カ所の亀裂(長さ10~15cm)があった。
マフラーから漏れ出した排ガスが、重機内の配線やエアフィルターを焼損したとみられる。
重機は2日前にリースしたもので、穴や亀裂はリース時からあった可能性が高いという。
九電は、「今後、重機の使用前にガスが流れる配管の点検を重点的に実施して、再発防止に努める」としている。
火災は、重機を誘導していた協力会社の社員らが消火器で消し止め、原子炉施設への影響はなかった。
出典
『玄海原発 重機からの発煙、排ガス漏れ原因 九電が発表』
http://mainichi.jp/articles/20170201/ddl/k41/040/315000c
(ブログ者コメント)
九州電力HPには、以下のプレスリリースが掲載されていた。
平成28年12月5日、玄海原子力発電所構内の正門付近において、周辺整備工事に使用している建設機械(ミニバックホー)のエンジン部から発煙したため、直ちに消火器により消火を行うとともに、公設消防へ連絡しました。
その後、公設消防により鎮火が確認されました。
また、原子炉施設への影響はなく、放射性物質による環境への影響もありません。
調査の結果、マフラ周辺にあるエアクリーナーの一部及びエンジン油圧低下時の警告スイッチ配線が焼損していることを確認しました。
火災の原因は、マフラ本体上面の穴(直径約50ミリメートル)及びマフラ入口側排気パイプとマフラ本体の接合部の亀裂(長さ約100ミリメートル、幅約5ミリメートル)から噴出した高温の排気ガスが、エアクリーナー及びエンジン油圧低下時の警告スイッチ配線を加熱したことにより焼損し、発煙したものと推定しました。
再発防止対策として、建設機械を使用する工事においては、使用前点検において排気パイプやマフラなどエンジンからの高温の排気ガスが流れる配管等を重点的に確認するよう、規定文書に反映します。
また、所内の社員及び協力会社社員に対して、本事象の発生原因について周知すると共に、事前点検の重要性並びに初期消火の重要性について、教育します。
出典
『玄海原子力発電所構内における建設機械の火災発生の原因と対策について』
http://www.kyuden.co.jp/press_170131-1.html
2017年1月25日付で東奥日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後3時10分ごろ、平川市小国川原田の旧小国小中学校校舎屋上で、雪下ろし作業をしていた平川市職員の20代男性が、天窓から約12m下の1階コンクリート床に転落。
同5時前に搬送先の病院で死亡が確認された。
出典
『雪下ろし中の平川市職員男性が転落、死亡』
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2017/20170125021852.asp
2017年2月1日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、事故の背景など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
職員は命綱なしで作業していたことが分かった。
市は、経費削減を理由に自前で雪下ろしをしていたが、市民には求めていた命綱などの安全装備を用意していなかった。
今回の事故を受け、雪下ろし作業を外注に切り替えるなど、他自治体にも影響が及んでいる。
事故は1月25日午後に発生。
雪下ろし作業中のTさん(27)が天窓のガラスを突き破り、吹き抜けで約12m下の1階コンクリート床に転落して死亡した。
同市によると、当時、屋上の積雪は約130cmで、天窓の上にも同程度の雪が積もっていた。
市財政課は、Tさんが昨年12月にも同じ場所の雪下ろしをしていたり、昨夏に雨漏りの調査に訪れたりしていたことから、「どこに天窓があるかは分かっていたはず」と言う。
斎藤・市総務部長によると、雪下ろしは、原則、業者に発注しているが、平屋など、危険性が低いと判断した場合は、経費削減のため、職員が行うことにしていた。
今回は3階建てだったが、「これまでも天窓の破損状況を確認するために訪れている場所だったため、改めて業者に発注する考えがなかった」と言う。
平川市は市民に対し、雪下ろし作業の注意点の一つとして、命綱の装着を呼びかけている。
ところが、除雪に限らず高所作業がある建設部は命綱を用意していたものの、総務部には配備されず、共用もされていなかった。
斎藤総務部長は、「認識が甘かったとしか言えない」と話した。
今回の事故を受け、市は、雪下ろし作業には必ず命綱を着けるよう、全職員に徹底。
足りない命綱は、今後、購入する予定という。
また、改めて危険と判断した施設は、外部発注を検討している。
他の自治体も、職員の安全対策を見直している。
大鰐町では、命綱の用意がないまま、職員が雪下ろしに当たっていた。
豪雪対策本部を設置した1月25日には、庁舎や廃校舎の雪下ろし作業に職員を募ったばかりだったが、事故を受けて、建設業者に外注することを決めた。
担当者は、「経費の問題もあり、自分たちでやれるものはやろうという考えだったが、危険だと考えさせられた」と述べた。
青森・黒石の両市は、雪下ろしの際は、必ず命綱を着けるようにしている。
黒石市の担当者は、「2階以上の建物に上がることは滅多にないが、引き続き、安全帯とヘルメットの着用を呼びかける」と述べた。
外注している西目屋村も、職員が地上から雪庇を落とす際には事故に遭う危険があるとして、「落雪に注意」、「作業は2人以上で」などと職員に伝えた。
(2018年2月15日 修正1 ;追記)
2018年1月24日3時0分に朝日新聞から、市の雪下ろしを所管する部署に命綱は常備されていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも若干修正した)
・・・・・
事故を受けて平川市が調査したところ、市が管理する36施設のうち、経費削減を理由に市職員が雪下ろしをしているのは27施設にのぼった。
ほとんどを総務部が担っていたが、同部に命綱は準備されておらず、日ごろから高所作業が多くて命綱を備えている建設部から借りることもなかった。
事故後、市は建設業者などへの外部発注を9施設から25施設に拡大。
命綱やヘルメットなど30セットを新たに購入し、公園のトイレなど危険性が低い場所でも着用を義務づけた。
昨年4月には事故防止マニュアルを作り、作業前に上司が点検すべき項目として、服装のほか、天候や作業時間の上限を定めた。
事故をきっかけに、他自治体も安全対策を見直している。
平川市と同様に命綱なしで職員が雪下ろしをしていた大鰐町や田舎館村は、すべて外部発注に切り替えたり、命綱を新調したりした。
大鰐町の担当者は、「経費はかかるが、事故を未然に防げる」と話す。
市によると、Tさんは事故以前にも現場で作業したことがあったため、現場責任者を任されていた。
所属部署に命綱は備え付けられておらず、事故防止マニュアルも当時はなかったため、捜査関係者は、「上司が事故を予測して命綱着用を指示するべきだったかは、慎重に判断しなければならない」と指摘している。
出典
『雪下ろし事故からあすで1年 平川市職員転落死』
2月14日20時3分にNHK青森からは、安全対策を怠ったとして当時の上司が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月15日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
去年1月、平川市小国の3階建ての廃校の校舎の屋上で、雪下ろしの作業にあたっていた平川市管財課の職員Tさんが、下が吹き抜けになっている明かりをとるための窓から、12m下のコンクリートの床に転落し死亡した。
事故当時、Tさんや、一緒に作業にあたっていた平川市の臨時職員2人は、いずれも命綱やヘルメットを着用していなかった。
このため警察は、安全対策を怠ったなどとして、当時の上司だった男性課長(58)と女性係長(44)=いずれも別の部署に異動=を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。
2人は、Tさんに雪下ろしを指示する一方、命綱を用意するなど安全面の配慮を怠った疑いがある。
出典
『雪下ろしで死亡 元上司書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20180214/6080000087.html
(修正2)
嫌疑不十分で不起訴になった。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190226/6080004003.html
2017年2月1日1時39分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京大病院(東京・文京)は、31日、2015年に看護師が入院中の就学前の男児に薬を誤投与する医療事故があったと発表した。
男児は、翌日に死亡した。
薬の取り違えが原因で、「男児の死亡に何らかの影響を与えた可能性がある」としている。
病院は遺族に謝罪し、経緯をホームページで公表した。
病院によると、薬の誤投与は、多臓器障害のため重篤だった男児に対し、胃に内服薬を注入する処置をした際に発生した。
看護師は、内服薬を準備後、電話対応などのため作業をいったん中断。
再開する際、近くにあった別の患者の内服薬と取り違えた。
看護師は、名前など投与時の最終確認をせず、薬の取り違えに気付かなかった。
別の患者は男児よりも体格が大きく、男児にとっては薬の量が多すぎたという。
遺族の弁護士によると、抗てんかん薬など13種類の薬剤が誤投与され、10数分後に男児の容体が悪化した。
東大病院は、事故調査委員会を設置。
死亡に影響を与えた可能性があるとする一方で、「どの程度影響したかは判断できない」としている。
男児の母親は弁護士を通じ、「調剤されてから一度も誰のチェックも受けずに投与された。実効的な再発防止策がとられ、今後同様の事故が繰り返されないことを願う」とのコメントを出した。
東大病院は再発防止策として、内服薬をバーコードで管理し、投与前のチェックで誤投与を防ぐシステムの導入を進める。「患者と家族に深くおわびする。改善に取り組む」としている。
出典
『東大病院が投薬ミス 幼児死亡、影響した可能性 』
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG31H75_R30C17A1CC1000/
1月31日22時7分に毎日新聞から、1月31日21時31分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
遺族からの要望を受け、同病院が公表した。
内服薬は、鼻から胃へ管状の器具を使って注入していたが、別の患者用に準備した13種類の薬を看護師が間違って注入した。
そのうち6種類は抗てんかん薬など、特に安全管理が必要な薬だった。
病院によると、看護師は薬を投与するための器具などを準備していたが、他の患者や、かかってきた電話の対応が重なったため、いったん準備作業を中断して男児用の薬を作業台に置き、その後、再開した際に、近くに置いていた別の患者の薬に名前が書かれていなかったため、取り違えたという。
器具には、患者の名前が書かれ、内規では事前に確認するよう定められていたが、看護師は確認しなかったという。
出典
『東大病院 薬取り違え、入院中の男児死亡 HPで公表』
http://mainichi.jp/articles/20170201/k00/00m/040/079000c
『東大病院で薬を取り違えて投与 幼児が死亡』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170131/k10010859911000.html
2017年2月2日10時40分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月2日1時7分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後5時35分ごろ、川崎市幸区東古市場の路上で、下水道工事を終えた男性作業員(59)がショベルカーを前進させてトラックの荷台に乗せようとしたところ、ショベルカーが横転、トラックの横に立っていた作業員の北條さん(男性、40歳)がショベルカーのアームの下敷きになった。
北條さんは、2日未明、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性作業員がショベルカーに乗って荷台に乗り入れようとした際、傾いたため、近くで片付けをしていた北條さんに様子を見るよう頼んだ。
その後、何らかの理由でショベルカーが地面に倒れたという。
警察が、詳しい原因を調べている。
出典
『重機下敷きで男性死亡 川崎の路上』
http://www.sankei.com/affairs/news/170202/afr1702020006-n1.html
『ショベルカーの下敷きに 40歳作業員が死亡』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000093463.html
2017年2月1日17時20分にNHK大津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後1時40分ごろ、草津市追分の市立公園にある屋内プールで、ガラス張りの屋根の改修工事を行っていた21歳の男性作業員が、割れた屋根からおよそ9m下のプールに落下した。
警察によると、プールには水は入っておらず、頭を強く打った男性は市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体だという。
警察によると、男性は屋根のガラスとガラスの間をふさいで、雨漏りなどを防止するため、屋根の上に木製の足場を組んで、同僚と2人で作業に当たっていたという。
工事を発注した草津市によると、ヘルメットは着用し、転落防止のための命綱を体に取り付ける安全帯と呼ばれる帯は装着していたという。
警察は、同僚や工事を請け負った工務店の関係者などから話を聴くなど、事故の原因を詳しく調べている。
出典
『屋根工事中に落下 男性重体』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063549851.html?t=1485983999615
2017年2月1日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日正午ごろ、新座市野火止1丁目、新座市役所の新庁舎建設現場で、作業台(高さ約2.5m、幅、奥行き各約1.5m)から鉄骨(長さ約7.3m、重さ約400kg)が落下し、近くにいた横浜市のとび職の男性(46)が下敷きになり、頭を強く打って、間もなく死亡した。
警察によると、男性ら作業員8人は、同日午前8時前から、新庁舎の足場を組むため、クレーンで鉄骨を地上の作業台に載せた後、建物につり上げる作業を実施していた。
警察は、作業台に鉄骨を載せた際、クレーンのワイヤが鉄骨に引っ掛かった可能性があるとみて、調べている。
市によると、新庁舎は鉄筋地下1階、地上5階建てで、建設費は約45億円。
工期は2016年1月から今年10月までで、現庁舎東側の職員駐車場の敷地に建設している。
1日現在、地下工事が終了し、地上部分の鉄骨の組み立て作業に着手しているという。
出典
『男性が死亡…落下した鉄骨の下敷きに 新座市役所の新庁舎建設現場』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/02/02/04.html
2月2日付で朝日新聞埼玉西部版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、鉄骨をクレーンで搬送中、ワイヤーのフックを外そうとしたところ、ワイヤーがひっかかり、落下したらしい。
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。