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2017年1月31日20時16分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県平塚市が住宅密集地を対象に行っている感震ブレーカーの無償配布事業を巡り、耐震補強などを通じた安全なまちづくりに取り組むNPO法人「暮らしと耐震協議会」は、30日、「停電によって避難が困難になる」などとして配布を中断するよう、落合市長に申し入れた。
同市は、地震による延焼火災の危険性が高い市内12地区約1万2000世帯に対し、揺れを感知すると落ちる簡易型の感震ブレーカーを配布しており、既に半数を配り終えている。
予算は約1600万円。
これに対し、同協議会は、夜間の地震でブレーカーが落ちると照明も消えて暗闇となるため、被災者の安否確認や救出のほか、初期消火や避難なども困難になるとし、人的被害が増す恐れがあると主張している。
感震ブレーカーを設置する際には、非常用LED照明などとセットにしないと危険は減らないとしている。
これに対し、市災害対策課は、「消防車が入れないような場所での延焼阻止として感震ブレーカーは役立つ」と反論。
「配布の際は、枕元に懐中電灯を用意することや、保安灯の必要性などを説明している。今後は市のホームページやチラシなどで改めて注意を呼びかける」として、配布を中断しない考えを示した。
出典
『感震ブレーカー無償配布にNPOが中断訴え』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170131-OYT1T50023.html
(ブログ者コメント)
経済産業省HPには、以下のような感震ブレーカー設置時の留意点が掲載されている。
夜間等に大規模な地震が発生し、感震ブレーカー等が作動した場合、避難時の照明 が確保できない可能性がありますので、一般的な防災対策としても停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備してください。
出典
『感震ブレーカーの普及啓発 感震ブレーカーを設置するにあたって
(留意点)』
http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2015/10/270105-1.html
2017年1月31日23時3分に読売新聞から、下記趣旨の記事が遊具の全景写真付きでネット配信されていた。
1月31日21時5分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後4時55分頃、大阪市住之江区新北島の市営住宅の敷地内にある公園で、小学1年の男児(7)が、金属製パイプが組まれた遊具(高さ1.6m)で37cm四方の格子の間に首とランドセルを挟まれ、体が浮いた状態でぐったりしているのを通行人が発見した。
男児は心肺停止の状態で救急搬送され、まもなく自発呼吸が回復したが、意識不明の重体。
警察によると、遊具は滑り台やはしごなどが一体になった構造。
男児が遊具の上で遊んでいる際に落ちてパイプに引っかかり、首が圧迫されたとみて、当時の状況を調べる。
出典
『公園の遊具に首挟まれ、小1男児意識不明』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170131-OYT1T50109.html?from=ycont_top_txt
『男児意識不明 公園遊具にランドセル引っかかる』
http://mainichi.jp/articles/20170201/k00/00m/040/081000c
2月1日18時13分にNHK関西NEWS WEBからは、下記趣旨の続報的記事がネット配信されていた。
2月4日7時22分に産経新聞からは事故時の状況図付きで、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、当時、男の子は、ランドセルをしょったまま、同級生2人と一緒に遊具の格子状になっている部分を上から下に通り抜ける遊びをしていたという。
その際に、背負っていたランドセルが遊具の金属製パイプに引っ掛かり、衝撃で首が前方のパイプにぶつかって圧迫されたまま、数分間にわたって宙づり状態となり、呼吸困難に陥ったとみて調べている。
これまでの調べで、一緒に遊んでいた同級生は、「格子の部分を通り抜ける遊びがはやっていた」などと話しているという。
大阪市によると、現場の遊具は、大阪市住宅供給公社が市営住宅とともに管理し、点検は別の業者に委託して、年に1回のペースで行っているという。
点検では、構造上安全性に問題がないかや腐食がないか、それに欠けたり割れたりしている部分がないかなどを、担当者が目で見たり手で触れたりして確認しているという。
大阪市は、今回事故が起きた遊具について、点検が最後に行われたのは去年3月で、その際には、特に問題はなかったという報告を受けたという。
消費者庁によると、遊具に服の一部や持ち物が引っかかって子どもが死亡したケースは、統計がある平成14年以降、全国で少なくとも2件起きているという。
9年前には、広島県廿日市市の幼稚園で、3歳の園児が滑り台の手すりに上着が引っかかったまま滑り降りて首を圧迫され、死亡した。
消費者庁は、ひもやフードがついている服やリュックサックなどは、遊んでいる時に引っかかって思わぬ事故になる危険性があるとして、注意を呼びかけている。
消費者庁消費者安全課の吉村課長補佐は、「身体の中でも首は弱い部分で、絞められると命に関わり危険です。遊具で遊ぶ時には、子どもの服に引っかかりそうなものがないか保護者も十分に確認をしてほしい」と話している。
出典
『遊具の格子の部分で宙づりか』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170201/3525701.html
『遊具事故、背負ったランドセルが… かばん、衣類のひもやフードも思わぬ事態に』
http://www.sankei.com/west/news/170204/wst1702040013-n1.html
2月2日17時28分にNHK関西NEWS WEBからは、大阪市はカバンなどを身につけたまま遊具で遊ばないよう手引書を作っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故をうけて、大阪市の吉村市長は、2日の記者会見で、「遊具にランドセルや体が引っかかって起きる事故は初めてではない」と述べ、遊具での安全な遊び方を学校を通じて子どもたちに周知するよう、教育委員会に指示したことを明らかにした。
また、吉村市長は、事故があった遊具自体の安全性に問題はないとしたうえで、念のため、市が管理している公園の遊具の緊急点検を指示したことも明らかにした。
大阪市では、ひも付きの服やマフラー、それにかばんなどを身につけたまま遊具で遊ばないよう呼びかける手引きを作っているが、事故を受けて市のホームページに、2日、あらためて掲載した
出典
『遊具事故 子どもへの周知指示』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170202/3408411.html
(ブログ者コメント)
市長は「事故があった遊具自体の安全性に問題はない」という見解らしいが、テレビの報道番組では、現場で取材に応じた60~70代の男性が下記趣旨のことをしゃべっていた。
「とうとう起きてしまったか・・・という感じ。前から危ないと感じていて、あの遊具は撤去してもらおうかと話していた」
(2017年4月23日 修正1 ;追記)
2017年4月22日10時57分に朝日新聞から、4月2日に男児が死亡したという記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
出典
『遊具に挟まり重体の7歳男児死亡』
http://www.asahi.com/articles/ASK4Q33CZK4QPTIL002.html
2017年1月31日23時21分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月31日18時56分に名古屋テレビから、2月1日0字33分に中日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前9時20分ごろ、岐阜県上空を試験飛行していたヘリコプターから窓1枚が落下したと、ヘリの点検を担っていた中日本航空から110番通報があった。
警察によると、けが人はおらず、建物への被害もなかった。
警察と中日本航空の職員計約60人で探したが、見つかっていないという。
警察や中日本航空の説明では、落下したのは機体前方左側にある台形の窓で、高さ73cm、横30~60cm、厚さ4mm、重さ約2kgのアクリル製。
岐阜県内の揖斐川上空約500mを飛行中に窓が落ちたことに、パイロットが気付いたという。
パイロットは、「音がしたので見たら窓がなかった」と話している。
当時、南東の10mの風が吹いていたという。
イタリア・レオナルド社製のヘリは2011年に製造され、大阪府警が所有している。
昨年9月から、年に1度の定期点検を中日本航空が依頼されていた。
この日は約1時間半の試験飛行のため、定員15人のヘリにパイロットと検査員、整備士の3人が乗り込み、午前8時45分ごろ、愛知県豊山町の県営名古屋空港を離陸した。
岐阜県瑞穂市の揖斐川上空で折り返す計画だった。
操縦士は住宅街を避け、川や田んぼなどの上空を飛んでいたという。
中日本航空の広報担当者は、「誠に申し訳ありません。再発防止と原因究明を進め、より一層の安全運航に努めたい」と話した。
出典
『大阪府警のヘリの窓落ちる 重さ2キロ、被害なし 岐阜』
http://www.asahi.com/articles/ASK106JVGK10OIPE030.html
『岐阜・瑞穂市上空を飛行中のヘリコプターから窓が落下』
http://www.nagoyatv.com/news/?id=155747&p=1
『岐阜・揖斐川上空、ヘリの窓が落下 中日本航空』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017020190003356.html
2017年2月1日付で朝日新聞但馬版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊岡市城崎町の市営上山住宅(鉄筋コンクリート4階建て)の改修工事で、請負業者がガス給湯器の吸排口を誤って塞いだため、30日夜、入居者の1歳男児が一酸化炭素中毒で救急搬送された。
男児は翌日に退院し、意識はしっかりしているという。
同市が31日、発表した。
市建築住宅課によると、業者が外壁の塗装をするため、30日昼に養生シートを施した。
同日午後8時ごろ、入浴後の男児が、一時、意識がはっきりしない状態になり、救急搬送されたという。
吸排気口が塞がれていたため、風呂の給湯器が不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生したらしい。
同住宅には13戸が居住。7部屋は空き部屋になっている。
市は、居住者がいる部屋には養生をしないよう指示していたが、業者が間違えたという。
1月31日21時16分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
男児は市内の病院に一時入院し、回復したという。
同市によると30日午後8時ごろ、同住宅の一室で、風呂から上がった男児が不自然にうとうととした様子を見せ、母親が119番した。
男児以外の家人に異常はないという。
同住宅は昨年11月から屋根などを工事しており、工事の請負業者が男児がいた部屋を空き室と間違えて、30日、外壁塗装のため、部屋のガス給湯器の吸排気口をシートで覆ったことが原因とみられる。
市建築住宅課は、「安全確認などを徹底し、再発防止に努める」とコメントし、住民にも近く説明するという。
出典
『工事ミスで1歳児一酸化中毒 兵庫・豊岡の市営住宅』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170131-00000013-kobenext-l28
2017年2月1日付で毎日新聞兵庫版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
豊岡市は、31日、市が発注した市営上山住宅(城崎町上山)の外壁・屋根改修工事に関連し、同住宅の1歳男児が一酸化炭素(CO)中毒で救急搬送されたと発表した。
市によると1月30日、請負業者が外壁塗装工事のため、住宅内の部屋のガス給湯器の給排気口をシートで覆った。
その後、住人が風呂に湯をためる際、不完全燃焼で一酸化炭素が発生し、部屋にいた男児が眠気におそわれた。
午後8時ごろ119番通報で病院に運ばれたが、31日に退院したという。
他の家族に異常はなかった。
市は、給排気口をシートで覆うのは空き室のみと決めていたが、業者が空き室と間違えてシートを使ったという。
業者は豊岡市内の建設会社。
市は、再発防止策として、住人がいる部屋の給湯器の給排気口はシートで覆わないよう徹底するとしている。
出典
『CO中毒 豊岡の市営住宅、男児が救急搬送 工事影響』
http://mainichi.jp/articles/20170201/ddl/k28/040/407000c
2017年1月30日15時51分にYAHOOニュース(苫小牧民報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月30日12時21分と2月1日12時24分にNHK札幌から、1月30日12時58分に毎日新聞から、1月31日7時0分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前7時30分ごろ、苫小牧港・西港中央南埠頭1号岸壁=苫小牧市真砂町=で、えい船会社苫港サービス(本社苫小牧)が所有する作業船「ふじ丸」(13トン)が転覆、沈没した。
海保や消防などは民間のダイバーを投入し、行方不明となった船長(男性、74歳)の捜索に当たり、約2時間後、海面から10m下に沈む船に取り残されているのを発見、救助したが、搬送先の病院で死亡が確認された。
もう1人の乗組員(男性、74歳)は海に投げ出され、近くにいた別の船に救い出されたが、あばら骨を折るけがをした。
2人とも、救命胴衣は着けていたという。
苫港サービスによると、ふじ丸は、飼料を積んで入港した大型貨物船「SWIFTNES」(2万2468トン)を港に係留させるためにロープを貨物船から岸壁まで運ぶ作業にあたっていたが、ロープが船のスクリューに絡まり、引きずり込まれるように沈んだという。
海保のこれまでの調べでは、貨物船を係留するためのロープが貨物船のスクリューに巻きついているのが見つかっている。
近くの岸壁で釣りをしていて作業船が転覆するのを見たという60代の男性は、「大型貨物船が港に係留されたあとに貨物船から離れる際に、船尾が何かに引っかかっていたのか、船首が上がって、15秒ほどで転覆してしまった。厳しい寒さの中なので、これは大変なことだと思った」と話していた。
現場付近で釣りをしていた(別の?)男性によると、係留作業をしていた作業船が突然動きを止め、船体の左後方から海に引きずり込まれるように沈んだという。
男性は、「船に(係留の)縄がひっかかったように見えた」と話した。
海保は、貨物船の係留作業中に、係留用の縄が貨物船のスクリューに巻き込まれた可能性もあるとみて、原因を調べている。
出典
『苫小牧港で作業船転覆1人死亡 プロペラにロープ絡まったか』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170130-00010001-tomamin-hok
『苫小牧港で作業船転覆 船長死亡』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170130/3462851.html
『作業船転覆 運輸安全委が調査』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170201/3533341.html
『苫小牧港 作業船転覆、船長が死亡…外国船の係留中』
http://mainichi.jp/articles/20170130/k00/00e/040/220000c
『係留用の縄が巻き込まれたか 苫小牧作業船転覆 海保が原因調査』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0363339-s.html?df=1
(2017年2月9日 修正1 ;追記)
2017年2月7日17時52分にNHK札幌から、貨物船の船長が判断ミスで逮捕されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
苫小牧海上保安署は、関係者の話や記録などを調べた結果、貨物船の船長の判断ミスが事故につながったとして、7日、フィリピン人の船長(男性、48歳)を業務上過失致死傷と業務上過失往来危険の疑いで逮捕した。
海保によると、事故当時、作業船は貨物船を係留するためのロープの先端を岸壁に向けて運んでいたが、ロープが逆回転させていた貨物船のスクリューに絡まったため、海に引きずり込まれるように転覆したという。
出典
『転覆事故でフィリピン人船長逮捕』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170207/3698171.html
(2017年3月3日 修正2 ;追記)
2017年3月1日19時31分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
札幌地検苫小牧支部は、業務上過失致死傷などの罪で、パナマ船籍の貨物船の船長(48)=フィリピン国籍=を起訴した。2月28日付。
起訴状などによると、1月30日、苫小牧港の岸壁に着岸しようと貨物船を後進させた際、誤って貨物船のプロペラに係留用ロープを絡ませるなどしたため作業船が転覆、作業船の船長=当時(74)=を死亡させ、機関長の70代の男性にけがを負わせたとしている。
出典
『2人死傷転覆事故、フィリピン国籍の貨物船船長を起訴 札幌地検支部』
http://www.sankei.com/affairs/news/170301/afr1703010030-n1.html
2017年2月3日10時24分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉都市モノレール(千葉市稲毛区)作草部駅(同区作草部2)で先月28日、終電到着前に駅の出入り口シャッターが閉められ、降車した利用客が駅構内に閉じ込められるトラブルがあったことが、2日、同社などへの取材で分かった。
乗客にけがはなかった。
警備員が1本前の電車を終電と勘違いしたのが原因。
同社は、「運輸指令との連絡を密にしたい」などとしている。
同社によると、終電後に駅を巡回する男性警備員が、先月28日午前0時8分、6分遅れで同駅を発車した1本前の電車を終電(同9分発予定)と誤認。
駅出入り口のシャッターを閉めた。
電車が発車した6分後に到着した終電の乗客7人が駅を出られず、緊急連絡用のインターホンでモノレール千葉駅に連絡。
天台駅で巡回中の警備員が作草部駅に急行し、シャッターを開けたという。
乗客は到着まで約8分間、同駅構内に閉じ込められた。
行き先で判断できるため、警備員は、通常、ホーム上で終電の発車を確認するが、同日は、ホーム内の階段から確認しただけだった。
また、警備員は運輸指令に作草部駅の閉鎖業務開始を連絡していたが、運輸指令側は、警備員へ電車遅延について注意や連絡をしなかった。
同社は、ホームページで「お客さまに大変ご迷惑をおかけしましたことを、深くおわび申し上げます」と謝罪。
再発防止へは、「運輸指令と警備員との連絡を徹底し、終電の発車をホームで確認した後、業務開始の報告をする」などとした。
出典
『駅構内に客閉じ込め 終電を誤認 千葉都市モノレール』
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/384246
2017年1月29日18時29分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
沖合での風力発電を行うため、茨城県が神栖市の鹿島港沖合で準備を進めていた風力発電の事業で、大手商社の「丸紅」が事業から撤退することになった。
県は、2月にも新たな事業者の公募を始めることにしている。
この事業は、県が鹿島港沖の広さ680ヘクタールの範囲を風力発電専用の水域と定めて、5年前に事業者の公募を行った結果、「丸紅」と県内の業者合わせて2社が選ばれ、準備を進めてきた。
県によると、このうち「丸紅」が12月、県に事業からの撤退を通知してきたという。
撤退の理由について、丸紅側は県に対して、洋上での風力発電装置の維持管理の費用が想定よりもかかるなど、「当初想定した事業採算の水準を下回るため」と説明しているという。
これを受けて県は、2月にも改めて、事業者の公募を行うことにしている。
一方、丸紅と共に選定を受けた地元・神栖市の風力発電会社「ウィンド・パワー・エナジー」社は、すでに建設工事に着手し、発電開始の準備を進めている。
県では、「丸紅の撤退は残念だが、早急に公募を行い、次の事業者を決めていきたい」と話している。
出典
『神栖沖の洋上風力発電丸紅撤退』
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1073418791.html?t=1485734232828
1月11日付で毎日新聞茨城版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県は10日、鹿島港(神栖市)沖に建設予定だった国内最大規模の洋上風力発電施設について、事業者2社のうち、大手商社、丸紅が撤退すると発表した。
丸紅は、「発電に適した風力がないなど、採算が合わないと判断した」と説明している。
県は丸紅からの申し出を承認し、来月改めて事業者を公募する。
鹿島港の沖合約600mの約680ヘクタールの海域に、5メガワットの風車約50基を建設する計画。
県は事業者を公募し、2012年8月、丸紅と、ソフトバンクグループの「SBエナジー」やオリックスなどが出資する「ウィンド・パワー・エナジー」(神栖市)の2社に決定した。
2社は南北半分ずつで事業を行う予定で、当初は、17年の発電開始を目指すとしていた。
丸紅が担当する南側区画は着工前で、先月26日に事業取りやめを申し出た。
一方、ウ社が受け持つ北側は、15年に関連する陸上施設の工事が始まっているが、国内風車メーカーの開発が遅れていることなどから洋上工事は進んでおらず、完成の見通しはたっていない。
出典
『風力発電 丸紅が撤退 採算合わず 県、改めて募集 鹿島港沖』
http://mainichi.jp/articles/20170111/ddl/k08/020/057000c
1月12日付で東京新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県港湾課によると、同社は南側区画の340ヘクタールで事業を計画していたが、昨年末、「当初、想定した採算の水準を下回った」と、県に撤退を申し入れた。
洋上風力発電の普及により下がるとみられていた建設や維持管理コストが予想より下がらなかったという趣旨の説明を受けたという。
出典
『鹿島港沖合の洋上風力発電計画 丸紅が事業から撤退』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201701/CK2017011202000162.html
(ブログ者コメント)
〇NHKからは、平成24年の映像として、護岸沿いに複数の風車が建てられている様子が放映されていた。
他の情報とも合わせ考えると、まずは手前から建設し、徐々に沖合に建設していくものと思われる。
〇洋上発電コストについては、たぶん2015年か16年の報文だと思うが、以下の試算例があった。
『洋上風力発電の現状と今後の展望 日本風力発電協会 事務局 部長 海津 信廣』
(内容骨子)
・世界の洋上発電導入実績
・日本の洋上発電導入実績と計画
・洋上発電コスト試算例
ケースによっては、現状36円が14.5円/kwhになるとの試算。
http://jwpa.jp/2015_pdf/88-33tokushu.pdf
2017年1月29日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
風力発電の風車の羽根に野鳥がぶつかる「バードストライク」は、餌につられた「よそ見」が原因の可能性があるとする観察結果を、NPO法人「バードリサーチ」(東京都府中市)などのチームが発表した。
高速で回転する羽根が見えないためという指摘もあったが、避けて飛ぶ鳥もいて、原因が分かっていなかった。
チームの担当者は、「鳥の餌場では風力発電所の建設を避けるなどすれば、被害を軽減できるかもしれない」と指摘する。
バードストライクを巡っては、日本野鳥の会の調査で、2001年からの14年間に、確認されただけでもオジロワシなど6種42羽の絶滅危惧種を含む約300羽が死んでいる。
環境影響評価(アセスメント)法で、建設前に希少な野鳥への影響を調べて衝突を回避するよう対策などを講じなければならないが、効果的な方法がこれまで見つかっていない。
チームは14~16年の3年間、オジロワシが集中する北海道根室市と小平(おびら)町内の海岸近くで飛ぶオジロワシをビデオ撮影し、死んだサケなどの餌をまいた時とそうでない時とで、オジロワシの視線がどう変化するか観察した。
その結果、302羽のデータから、成鳥では餌があると下を向いて飛ぶ時間の平均割合は18.3%で、餌が無い時の6%と比べ約3倍大きかった。
若鳥もそれぞれ23.9%と8.7%で、成鳥とほぼ同じだった。
また、最長で連続44秒間も下を向いて飛んだケースもあった。
チームは、「オジロワシなど野鳥は、獲物探しに夢中になって、風車の羽根に気付きにくいのではないか」と推定している。
出典
『バードストライク 風車に鳥衝突、よそ見原因か 餌につられ、視線下に NPO調査』
http://mainichi.jp/articles/20170129/ddm/041/040/076000c
(ブログ者コメント)
〇同じNPOから、以下のニュースもネット配信されていた。
・・・
食物を置いたり,除去したりした時に,上空を飛んでいるオジロワシとオオワシをビデオ録画し,視線方向を記録したのです。
すると,食物があると,ワシはそればかり見て,前を見ずに飛ぶことが多くなりました。
さらに食物にほかのワシやカラス類が集まることで,他個体と追いかけあって飛ぶことも増えました。
ワシの視野は意外と狭く,下を向いて飛ぶと前が見えないことが知られています。
また,他個体と追いかけあっていた時に風車に衝突した事例も記録されています。
したがって,風車の近くに食物があることで,バードストライクのリスクが高まると言えそうです。
・・・
(バードリサーチニュース 2016年10月07日)
『食物の存在はワシ類のバードストライクリスクを高くする?』
https://db3.bird-research.jp/news/201610-no1/
〇環境省は、風力発電を立地する上でバードストライクにも配慮すべきだと、「手引き」にまとめている。
以下は解説の一部。
・・・
風力発電施設の立地を検討していく上でバードストライクに関する知見等は十分とはいえず、絶滅危惧IB類に分類されるオジロワシの死因については、判明している限り風力発電施設へのバードストライクが最も多く、海ワシ類に関する知見を収集することは希少種保全上重要となっています。
・・・
(環境省HP)
『風力発電施設に係るバードストライク防止策』
http://www.env.go.jp/nature/yasei/sg_windplant/birdstrike.html
2017年1月30日12時37分に日テレNEWS24(テレビ信州)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後8時すぎ、松本市のN社製粉工場で「塔の上が燃えている」と、通りがかった人から消防に通報があった。
高さ14mの貯蔵庫から炎が上がったため、はしご車3台が出動して消火にあたり、火は約5時間後に消し止められた。
けがをした人はいなかった。
貯蔵庫には、そばがらが入った容器が10本入っていて、そのうちの数本が焼けたという。
N社によると、工場は28日午前7時半以降、稼働していなかった。
消防と警察は、貯蔵庫の上部から火が出たとみて、原因を調べている。
出典
『松本市の製粉工場で火事…けが人なし』
http://www.news24.jp/nnn/news8847440.html
1月30日11時58分にNHK長野からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後8時すぎ、松本市の製粉会社「N社」の工場内にある施設の一部が焼ける火事があり、火はおよそ5時間後に消し止められた。
この火事で、けが人はいなかった。
警察と消防は、30日午前9時ごろから現場検証を行って、出火原因を調べている。
警察と消防によると、火が出たのはそば粉を製造した際に出るかすを貯蔵する施設で、これまでの調べで、かすを運搬する機械がある部屋が激しく焼けているという。
また、29日はこの施設は稼働しておらず、従業員などもいなかったという。
警察と消防は、施設内の機械から出火した疑いがあるとみて、原因を詳しく調べている。
出典
『製粉工場火災 機械から出火か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013457231.html?t=1485762506487
(ブログ者コメント)
N社からは、「有機リサイクル向け原料出荷サイロ棟の上部分より出火」した旨、ニュースリリースされている。
2017年1月29日17時8分にNHK北九州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前10時すぎ、北九州市門司区と小倉北区から「国道の路面に油がもれているという」と、10数件の通報が相次いだ。
警察が調べたところ、北九州市小倉北区で燃料切れで停止していた20トントラックが見つかり、このトラックの運転手が、燃料タンクから軽油が漏れているのに気づかず走り続けていたことがわかった。
軽油が路面に漏れだしているのが確認されたのは、国道199号線の門司区から小倉北区までのおよそ7kmの区間で、油の除去作業のため、午前11時20分から3時間近くにわたって片側通行などの通行規制が行われた。
20トントラックの燃料タンクは満タンで300ℓだということで、警察は、トラックの運転手から事情を聞くなどして、軽油が漏れたいきさつを調べている。
出典
『軽油漏れで国道通行止め』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5023450621.html?t=1485724190727
1月29日17時9分にテレビ西日本からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
軽油は走行中のトラックから漏れたもので、燃料漏れを防ぐための部品が外れたことが原因とみられている。
また、現場付近では車2台による追突事故が発生していて、警察は、漏れた軽油で車がスリップした可能性もあるとみて調べている。
出典
『北九州市の国道 燃料漏れで交通規制』
https://www.tnc.co.jp/sp/news/articles/3572
2017年1月28日13時1分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
航空機が空港で離着陸時にオーバーランするなどした際、大事故となるのを防ぐために設定された滑走路端安全区域(RESA)が、全国の97空港のうち73空港で「長さ90m以上」とする基準を満たしていないことが、27日、国交省への取材で分かった。
北海道・新千歳空港で19日にオーバーランした全日空機はRESAで停止、機体の大きな損傷やけが人はなかった。
同空港のRESAは192mと基準を満たしており、被害軽減に効果があることを示した。
国交省は対策を話し合う検討会を発足させており、3月までに整備促進策をまとめる。
用地拡張ができない場合は、滑走路の短縮や、航空機を強制的に減速させるシステムの導入を検討する。
RESAは、滑走路両端の過走帯の、さらに先にある。
全ての滑走路に90m以上を設けるとする国のガイドラインが、平成25年に制定された。
しかし、昨年末時点で基準を達成していないのは、全国73空港の計75滑走路。
羽田A滑走路のように先に海があったり、広島や高松のように山岳丘陵地帯にあったりして、設置スペースが確保できない空港も多いという。
出典
『滑走路オーバーラン防止区域、73空港で基準未満 設置スペース確保できない
ケースも多数』
http://www.sankei.com/affairs/news/170128/afr1701280014-n1.html
2017年1月30日付で朝日新聞むさしの版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月29日2時7分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
調布市染地2丁目の鉄塔を撤去する工事現場で、28日午後3時半ごろ、掘り返した土が崩れ、男性作業員1人が重さ300kgの鉄板の下敷きになり、頭を挟まれて死亡した。
警察が、男性の身元や事故原因を調べている。
警察によると、鉄塔の土台部分のコンクリートを土中から取り除く作業中、重機や手作業で掘り起こした土が、崩落防止用の鉄板や鉄鋼とともに崩れたという。
現場には作業員ら6人がいたが、亡くなった男性はショベルで掘った土をかきだす作業をしていた。
同僚2人は、鉄板が倒れる直前に逃げて無事だった。
出典
『工事現場で300kgの鉄板に頭挟まれ死亡』
http://www.news24.jp/articles/2017/01/29/07352737.html
2017年1月29日0時46分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月28日19時2分と1月29日10時14分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後3時15分ごろ、名古屋市中村区則武1のマンション新築工事現場で、資材の砂を運ぶ作業をしていた同市の会社員の男性(51)が、ダンプカーの運転席ドアを開けて上半身だけ車内に入れた状態でエンジンをかけたところ、ダンプカーが動きだし、ドアと車体の間に挟まれた。
別の作業員が119番し、約15分後に助け出されて病院に運ばれたが、29日朝早く死亡した。
警察によると、ダンプカーはマニュアル車で、ギアがニュートラルに入っていたため、エンジン始動の反動で前進したとみられる。
サイドブレーキはかかっていなかった。
ドアは、前方に組んであった鉄パイプの足場などに衝突して閉じ、男性は頭から上半身にかけて挟まれた。
現場は、JR名古屋駅太閤通口から北へ約400m。
出典
『ダンプのドアに作業員挟まれ重体 名古屋の建設現場』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017012990004645.html
『ダンプカーのドアに挟まれ重体』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20170128/3440431.html
『ダンプのドア挟まれた男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20170129/3447291.html
2017年1月28日19時19分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月29日8時0分に秋田魁新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前11時半ごろ、三種町を流れる三種川の河川改修工事の現場で「作業員が崩落した土に埋まった」と消防に通報があった。
作業員は三種町の建設会社の臨時社員の男性(62)で、警察によると、河川敷の中に縦に掘られた深さ1.5mの穴に入り、地中に埋められている農業用水路の配管を取り替える作業にあたっていたという。
男性は穴の中で胸から下が土に埋まった状態でほかの作業員に救助され、病院に運ばれたが、胸が圧迫されて呼吸ができなかったため、低酸素脳症で意識不明の重体だという。
当時、現場にはほかに4人の作業員がいたが、穴の土が崩れたことに誰も気づかなかったという。
警察は、ほかの作業員からも話を聞いて、事故の状況や現場の安全管理に問題がなかったか、調べている。
出典
『作業員 崩落の土に埋まり重体』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013441221.html?t=1485635566064
『作業員1人、土に埋まり意識不明 三種川改修工事』
http://www.sakigake.jp/news/article/20170129AK0002/
(2017年2月19日 修正1 ;追記)
2017年1月29日付の秋田魁新報紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
警察は、作業中に男性の背後の粘土状の土が崩れたとみて、詳しい事故原因を調べている。
2017年1月28日付で鹿児島テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月28日19時0分にNHK宮崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時50分ごろ、鹿児島市平川町にある平川浄水場の配水池で、清掃作業をしていた宮崎県串間市の会社員の男性(34)が配水池の底に沈んでいるのを、一緒に作業をしていた別の作業員が見つけた。
男性は意識のない状態で病院に搬送されたが、約4時間後に死亡した。
事故当時、男性はホースを通して空気を送り込む潜水装備を身につけ、直径およそ25m、深さ4.5mほどの、水道水をためるコンクリート製の配水池の中で、たまった沈殿物を吸い上げる作業をしていたが、地上にいた別の作業員が、途中から男性の音声が途切れモニターにも映らなくなったことから、潜って確認したところ、男性が底に沈んでいたという。
男性は潜水士の資格を持ち、今月23日から平川浄水場で作業をしていた。
警察は、男性が溺れた可能性があるとみて、事故の詳しい原因を調べている。
出典
『浄水場の配水池で作業員水死』
http://news.ktstv.net/e67956.html
『配水池で清掃作業の男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063441701.html?t=1485636336240
(ブログ者コメント)
NHKの映像には、ベビコンやガソリン携行缶らしきものが映っていた。
給油式ベビコンから送気していてCO中毒という事例が過去にはあるのだが・・・。
2017年1月25日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
(2017年2月4日 修正1 ;追記)
2017年1月28日12時27分にNHK札幌から、滑走路を早く出ようと急いでいてブレーキが遅れた?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、第1報ともども、タイトルも修正した)
国の運輸安全委員会の調査官は、「オーバーラン」にあたるという認識を示した。
この全日空機は、着陸後、滑走路の先端で曲がって誘導路に入るよう指示されていたが、機体が先端に至ったときに、通常よりもかなり速い時速40kmほどのスピードが出ていたと見られることが、航空関係者への取材でわかった。
当時、新千歳空港では、雪のため2本ある滑走路のうち1本が閉鎖され、残りの1本に発着機が集中していた。
機長はトラブル後の聞き取りに対し、「後続機が続いていたため、着陸後、なるべく早く滑走路を出ようとしていた」などと話していたという。
機体の制動装置に異常はなかったということで、国の運輸安全委員会は、ブレーキ操作に遅れがなかったかどうかなど、関係者への聞き取りや機体のデータの分析などを進めて、原因を詳しく調べている。
出典
『滑走路先端で時速約40キロ』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170128/3435901.html
1月27日17時46分に北海道新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
パイロットが、会社側の聞き取り調査に対し「誘導路へ早く出るため急いでいた」との説明をしていることが27日、関係者への取材で分かった。
オーバーラン直前、パイロットはブレーキをいっぱいまでかけていたことも判明。
車輪がロックしたとみられる。
当時は着陸地点の反対側の滑走路端にある誘導路しか使えず、着陸後にいったん減速した後、2000m近くを地上走行する必要があった。
急いで走行した上、誘導路付近の路面が凍結していたため減速が足りず、オーバーランした可能性がある。
出典
『新千歳オーバーラン 走行急ぎ減速不足か 路面凍結も影響』
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0362287.html
2017年1月27日22時42分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
延岡市で荷物をクレーンでつり上げるなどの国家資格の技能講習を行っていた教習機関が400人以上の受講者に不正に修了証を交付し、改善命令にも従わなかったとして、宮崎労働局はこの機関の登録を取り消し、代表の男を労安法違反の疑いで書類送検した。
教習機関の登録を取り消されたのは、延岡市で、荷物にワイヤーロープをかけてクレーンでつり上げる「玉掛け業務」などの国家資格の技能講習を行っていた「K事務所」。
この事務所は、おととしまで3年近くにわたって、必要な技能講習を行っていないのに435人の受講者に修了証を交付し、労働局から改善命令を受けたあとも、不正に交付した修了証を回収しなかったという。
労働局は、今月、教習機関の登録を抹消するとともに、代表者の49歳の男を労安法違反の疑いで書類送検した。
宮崎労働局によると、不正に発行された修了証は2割ほどしか回収できておらず、300人を超える技術者が必要な技能を持たずに危険な業務に従事しているおそれがあるということで、関係団体を通じて周知や回収を急ぐことにしている。
出典
『クレーン不正講習で登録抹消』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063411461.html?t=1485548020261
2017年1月27日10時38分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長時間遮断機が開かない、いわゆる「開かずの踏切」や、事故の危険性が高い踏切など、全国500余りの踏切について、国交省は27日、「改良すべき踏切」に新たに指定し、鉄道会社や自治体に対して、鉄道の高架化や歩道橋の設置などの対策や計画の策定を義務づけた。
新たに指定されたのは、道路を遮断する時間が1時間にのべ40分以上になっている、いわゆる「開かずの踏切」や、5年間で2件以上交通事故が起きるなど、危険性が高い踏切、それに通学路になっていたり近くにお年寄りや障害者が利用する施設があったりして、安全を確保する必要がある踏切などで、全国42の都道府県の529か所にのぼっている。
指定された踏切について、鉄道会社や自治体は、平成32年度までに鉄道の高架化や歩道橋の設置、それに近くに駐輪場を整備して踏切を横断する人を減らすなどの対策をとることが義務づけられる。
また、対策が平成32年度中に終わらないと見込まれる場合には、計画の提出が義務づけられる。
指定は、去年4月1日に施行された「改正踏切道改良促進法」に基づいて行われ、施行直後の4月13日にも全国で58か所が指定されていて、今回を含めると「改良すべき踏切」は587か所に達している。
国交省は、平成32年度までに全国の1000か所余りを「改良すべき踏切」に指定する予定で、今後、残る400か所以上についても選定を進めることにしている。
「改良すべき踏切」を全国で新たに500か所余り指定したことについて、石井国土交通大臣は、閣議のあとの記者会見で、「踏切の改良は、交通事故の防止および交通の円滑化をはかる上で、極めて重要だ。課題のある踏切は、まだ残っているので、現場の状況を勘案しながら、順次、指定に向けた検討を行っていきたい」と述べ、今後、さらに指定する踏切の選定を急ぐ考えを示した。
また、今回の指定に先立って去年4月に指定した全国58の踏切については、「3割にあたる19か所については、踏切の拡幅や保安設備の整備などの工事が完了しているか、もしくは着手している。今回、新たに指定された踏切とあわせて、地域の実情を踏まえた対策が着実かつ円滑に進められるよう、しっかりと取り組んで行きたい」と述べた。
今回指定された踏切は42の都道府県にあり、最も多いのが愛知県で69か所、次いで東京都が58か所、神奈川県が53か所、兵庫県が48か所、埼玉県が45か所、大阪府が32か所などとなっている。
今回は、都市部にある、いわゆる「開かずの踏切」だけでなく、通学路にあって安全を確保する必要性があったり、歩道が狭く危険性が高かったりするなどして地方にある踏切も、多数指定されているのが特徴。
今回の指定は、去年4月に施行された改正踏切道改良促進法に基づいて行われているが、この改正法の施行前にも、「改良すべき踏切」は指定されてきた。
しかし、鉄道事業者と道路を管理する自治体が対策について合意してから指定されていたケースが多く、時間がかかるのが実情だった。
改正法の施行後は、対策の合意がされていなくても指定することができるようになり、今回は、500を超える踏切が一度に指定された。
指定された踏切では、鉄道事業者や自治体、それに住民などが協議会を作るなどして、対策を話し合うことになる。
国交省によると、このうち、いわゆる「開かずの踏切」については、鉄道の高架化や、踏切が閉まっていても歩行者が行き来できる歩道橋を設置するなどの対策が求められる。
また、事故の危険性が高いとされた踏切については、踏切の歩道の幅を広げたり、歩道に色を塗って車道と歩道との境目をはっきりさせたりするなどの対策が求められるという。
このほか、駐輪場を駅の周辺に整備することで踏切を渡る歩行者の数を減らすことも、対策の1つにあげられている。
「改良すべき踏切」に指定された踏切では、平成32年度までに対策を実施することが義務づけられるが、高架化のように時間がかかる事業など、期限までに対策が完了しないと見込まれる場合は、計画の提出が求められる。
東京と埼玉を結ぶ西武新宿線では、東京の中野区や練馬区、それに杉並区などにある踏切の多くで、朝夕のラッシュ時に遮断される時間の合計が1時間あたり40分程度と長くなっているほか、踏切を通る歩行者や車も多くなっていることなどから、「改良すべき踏切」に指定された。
このうち、練馬区の上石神井駅の近くにある踏切は、朝のラッシュ時には遮断機が上がる時間が20秒から30秒程度と非常に短いときもあり、踏切の前に中学生などの歩行者が列を作ったり、車が連なって渋滞が起きたりしていた。
近くに住む女性は「踏切が通れない時間が長く、急いでいる時はとても困ります。踏切をくぐって渡ってしまう人もいて、非常に危ないと感じているので、早く対策を進めてほしいです」と話していた。
国交省によると、今回、「改良すべき踏切」に指定された西武新宿線の都内にある踏切では、東京都などが鉄道を高架化や地下化して踏切を無くす方向で検討を進めているが、工事を行う具体的な区間や着工のめどは立っていないというす。
国交省は、今回の指定によって、対策を加速化して欲しいとしている。
出典
『“改良すべき踏切”新たに指定』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170127/3383941.html
2017年1月27日6時30分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ヒトは、経験した様々な出来事を関連づけて記憶する。
富山大などのグループは、脳の中でどのように関連づけるかをマウスの実験で解明し、27日付の米科学誌サイエンスで発表する。
違う記憶どうしを結びつけて新しいアイデアを生みだすなど、脳の高度な働きの解明につながりそうだ。
研究グループが、マウスに甘い水を飲ませた後、腹に薬の注射を繰り返すと、甘い水が嫌いになった。
次に、ブザーを鳴らした後に電気刺激を与えると、ブザーの音だけで体をすくめるようになった。
さらに、甘い水を飲むとただちにブザーを鳴らすと、甘い水を飲むだけで体をすくめるようになった。
実験したマウスの脳を調べると、好き嫌いの判断にかかわる脳の扁桃体(へんとうたい)という部分で、甘い水に反応する神経細胞の集まりと、ブザーに反応する細胞の集まりがあった。
2つの細胞の集まりは、一部、重複していた。
この重複部分の活動を特殊な方法で抑えると、甘い水を飲むだけで体をすくめる割合は減ったが、甘い水は嫌いなままで、ブザーの音に体をすくめる動作も変わらなかった。
研究グループは、重複部分は2つの記憶を関連づける働きをしていると結論づけた。
富山大の井ノ口馨教授(神経科学)は、「ヒトも、マウスと共通する仕組みで記憶をつなげているとみられる。記憶の情報を関連づけて知識や概念をつくり出すなど、ヒトの脳の高度な機能の解明につながるだろう」と話す。
出典
『記憶つながる脳の仕組み、マウスで解明 富山大など』
http://digital.asahi.com/articles/ASK1T5335K1TULBJ00D.html?rm=373
1月29日5時6分にNHK NEWS WEBからも、違った切り口での同趣旨の記事がネット配信されていた。
脳の中には、異なる時間や場所での記憶を互いに結びつける細胞の働きがあり、この働きを抑えると、記憶のつながりをなくすことができるとする研究成果を、富山大学などのグループが発表した。
PTSD=心的外傷後ストレス障害など、記憶に関わる病気の新たな治療法の開発につながる可能性があるとしている。
富山大学の井ノ口馨教授などのグループは、マウスにブザー音を鳴らしながら電気刺激を与え、恐怖の記憶を植え付けたあと、続いてブザー音を鳴らしながら、甘い水を与える実験を繰り返し、マウスが甘い水を飲むだけでブザー音の記憶を介して、電気刺激の恐怖を思い出し、身をすくめる行動を取るようにした。
そして、一連の実験中に、脳の中でどのように記憶が作られたのか観察したところ、電気刺激の恐怖の記憶と甘い水の記憶は、それぞれ脳のへんとう体と呼ばれる場所で異なる神経細胞の集団に蓄えられたが、2つの細胞の集団が一部で重なり合うと、両方の記憶がつながることがわかったという。
また、重なった部分の細胞の働きを特殊な方法で抑え込むと、マウスは甘い水を飲んでも、電気刺激の恐怖を思い出さなくなり、2つの記憶が分離されることもわかったという。
井ノ口教授は、「人が、どのように記憶を関連づけて知識や概念を手に入れるのか、メカニズムに迫る成果だ。PTSD=心的外傷後ストレス障害のような病気の、新たな治療につながる可能性がある」と話している。
出典
『脳内で記憶を結びつける細胞の働きを発見 富山大など』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170127/k10010855111000.html
(ブログ者コメント)
以下は、科学技術振興機構(JST)、富山大学、東京慈恵会医科大学の連名で、平成29年1月27日付で発表された内容。
冒頭、以下の「ポイント」が記されている。
〇記憶同士が関連づけられる際に、それぞれの記憶を司る記憶痕跡細胞集団が重複するが、その役割は不明だった。
〇重複した記憶痕跡細胞集団は記憶の関連づけ(連合)のみに関与し、それぞれの記憶を思い出すためには必要ではないことを明らかにした。
〇個々の記憶に影響を与えることなく、記憶の不要な結びつきのみを切り離すことも可能になり、精神疾患の新たな治療法の創出にもつながると期待される。
出典
『記憶を関連づける神経細胞集団の仕組みを解明』
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170127/index.html
2017年1月26日5時0分に福井新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ネット上で「福井県 道路の状況」などと検索すると表示される福井県の「道路の状況」ページのリンク先の一つが、人気ゲームの攻略法紹介サイトにつながる状態だったことが、24日、分かった。
県によると、このページは既に運用しておらず、「古い情報のページのリンク先がゲームのサイトに変わっていた」として、同日中にページに接続できないようにした。
このページは県が作成したが、最終更新日は「2009年11月4日」。
ページには「福井県」の表題と、道路の積雪状況などを提供する複数のサイトがリンク先として表示されたが、その一つがゲームの攻略サイトにつながる状態になっていた。
県によると、リンク先のサイトが閉鎖され、当時のリンク先と同じドメインでゲームサイトが設置されたのが要因とみられるという。
県内各地が雪に見舞われ、道路情報への関心が高まる中で、7年以上前に運用をやめたページにアクセスできる状態だったことについて、担当の県危機対策・防災課は、「今後はきっちり管理していく必要がある。最新の情報はちゃんと更新し、県のサイトで提供しているので活用してほしい」としている。
出典
『県ページリンク先がゲーム攻略法 同じドメインでサイト設置される』
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/113911.html
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。