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2025年9月26日20時27分に NHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前9時半ごろ、富山市黒瀬にある「A社」で作業員が機械に下半身を巻き込まれたと通報がありました。
警察によりますと、この事故で富山市窪新町の作業員、中田さん(男性、66歳)が病院へ搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。
事故が起きたのはコンクリートのミキサー車を洗車した際に出る排水を砂と水に分離する機械で、停止させて2人で洗っていた時に突然動き出して1人が巻き込まれたということです。
警察は当時の詳しい状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20250926/3060021300.html
2025年9月26日17時14分にYAHOOニュース(宮崎放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日朝、宮崎県延岡市の北浦漁港で、停泊中の巻き網漁船で作業を行っていた漁業実習生でインドネシア人の男性が溺れる事故があり、意識不明の重体となっています。
【写真を見る】停泊中の漁船で作業中 延岡市の北浦漁港で漁業実習生のインドネシア人男性(21)が溺れる 意識不明の重体
事故があったのは延岡市北浦町の北浦漁港で、26日午前6時50分ごろ、この港に停泊中の漁船「第28申栄丸」で作業にあたっていた漁業実習生でインドネシア人の21歳の男性が溺れたと通報がありました。
日向海上保安署によりますと、男性はほかの乗組員に救助され、病院に運ばれましたが、現在、意識不明の重体だということです。
事故当時、男性は、海の中で漁船のプロペラに絡まったロープなどを取り除く作業にあたっていたということです。
日向海上保安署や警察などで事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/313f76ba9de9a3be829fd55dc5672305001bdec1
2025年9月26日11時43分にYAHOOニュース(テレビ長崎)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日、諫早市で排水管の工事をしていた大型重機が道路わきの茂みに転落した事故で、重機を操作していた男性が死亡しました。
亡くなったのは諫早市川床町の会社員 神崎さん(51)です。
警察によりますと25日午後2時半過ぎ、小長井町大峰の市道で、神崎さんが排水管工事のため、大型重機で重さ約350キロの転圧機を移動させようとしたところ、バランスを崩して重機ごと約1m下の道路わきの茂みに転落しました。
駆け付けた消防隊員が、重機にはさまれた神崎さんを救出し病院に搬送しましたが、約2時間半後に死亡が確認されました。
死因は圧死でした。
警察は事故の原因などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb72e70c007a99aff62487c43d82fa95ab14e7af
2025年9月24日16時15分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県常総市の常総労働基準監督署は24日、無資格の男性従業員(41)にガス溶断作業を行わせたとして、労働安全衛生法違反の疑いで同県坂東市のリサイクル業「T」の男性社長(45)と、法人としての同社を書類送検した。
作業中に爆発が起き、近くにいた別の従業員が巻き込まれ死亡した。
書類送検容疑は昨年4月15日、坂東市矢作の同社敷地内で、タンクローリーのタンクを解体する際、無資格の男性従業員にガス溶断作業を担わせた疑い。
https://www.sankei.com/article/20250924-4MUQFVQ3CNN2JHEBT4V23QTXNM/
2025年9月23日18時51分にYAHOOニュース(読売テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前、大阪府交野市の工場で、木材を加工する作業をしていた男性が機械に頭を挟まれ、その後死亡しました。
現場は交野市幾野にある業務用木工家具製造工場で、23日午前、従業員の男性(54)が、木材を加工する機械のモーター部分に頭を挟まれました。
男性の同僚が、昼の休憩時間になっても男性の作業場だけ電気が点いたままになっていることを不審に思い、確認に向かったところ、男性が意識不明の状態で倒れていたということです。
男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、工場内のカメラには、男性が午前11時すぎに機械の下にもぐったまま出てこなくなる様子が映っていて、発見されるまでに1時間以上が経っていたということです。
警察と消防は、事故が起きた原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e66ec58fa8b57b87ab4d34e319442c87020de52
9月23日19時36分に産経新聞からは、動いている装置と壁の間に頭を挟まれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後0時5分ごろ、大阪府交野市幾野の木材加工会社の工場で「従業員が機械に頭を挟まれて意識がない」と119番があった。
従業員の男性(54)が病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
大阪府警交野署によると、休憩時間の正午になっても男性が現れないことから別の従業員が様子を見に行くと、ベニヤ板を切断する機械の台の下に潜り込み、動いている装置と壁の間に頭を挟まれている男性を発見した。
工場内のカメラには午前11時ごろ、1人で機械を操作していた男性が台の下をのぞき込む様子が映っており、交野署は労災事故とみて調べている。
https://www.sankei.com/article/20250923-NPIOCUUHUJNARKT3ZIEELBZH4E/
9月23日18時18分にYAHOOニュース(mBSニュース)からは、電源を切らない状態で異物の除去作業を行っていた可能性もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日正午すぎ、交野市幾野の業務用木工家具製造工場から「男性の従業員が作業中に上半身が挟まれた」と119番通報がありました。
警察と消防によりますと、ベニヤ板を切断する「ランニングソー」と呼ばれる機械のモーター部分に、54歳の男性作業員が頭部を挟まれ、心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、死亡が確認されたということです。
電源を切らない状態で異物の除去作業を行っていた可能性もあるということで、警察が事故原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fe8359cceb8403fe938238b921a3587af6eefc3
2025年9月20日17時21分にYAHOOニュース(TBS NEWS )から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
けさ、東京・文京区で重機をつり上げていたクレーン車が倒れて隣接するマンションなどに衝突する事故があり、周辺の一部では一時、およそ1300軒が停電しました。
▼マンション屋上で撮影 倒れたクレーンに押しつぶされた柵の画像
記者:
「工事用のクレーンが倒れてしまっていて、隣のビルにもたれかかってしまっています」
倒れたクレーンがマンションの屋上部分にぶつかり、曲がってしまっています。
こちらは、屋上で撮影された映像。
クレーンにより柵が押しつぶされている様子も確認できます。
きょう午前8時すぎ、文京区小石川のビルの解体現場で、「ユンボが電線に接触している」と通報がありました。
警視庁によりますと、クレーン車は地上に止めていた別の重機をつり上げ、解体作業中のビルの屋上部分へと搬入する作業を行っていました。
しかし、その際、クレーン車がバランスを崩して、ビルや隣接するマンションに衝突。
重機は、マンションの奥の路上に落下したということです。
クレーンが衝突したマンション住人 :
「ビルが崩れたような大きい音がした。大きい地震レベルでした。だいぶ揺れました。屋上で夏はプールをしていたので、人がいなくて本当に良かった」
この事故によるけが人はいないということですが、重機が落下した際に電線に接触し、周辺の一部では、一時、1290軒が停電したということです。
警視庁が事故当時の詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1b2cc13dc57d582c74747fc8da940082c45ae74
2025年9月19日17時31分にYAHOOニュース(テレビ山梨)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
機械の撤去作業中、3メートル以上の高さから落下し男性作業員が死亡した事故で、甲府労働基準監督署は19日、墜落防止の措置を講じなかったとして、労働安全衛生法違反の疑いで運送会社と代表取締役を書類送検しました。
書類送検されたのは神奈川県に本店がある運送会社 「M」と代表取締役(57歳)です。
この事故は今年1月、山梨県南アルプス市の製造会社で、プラスチックなどの材料を溶かし成形する射出成形機の撤去作業中に起きたものです。
30代の男性作業員は高さ3メートル以上の場所で射出成形機の部品に両足を掛けて分解作業を行っていましたが、部品とともに墜落し死亡しました。
甲府労働基準監督署は2メートル以上の高さがあり、墜落の危険があったにも関わらず、ハーネスや胴ベルトの使用など墜落防止の措置を講じなかったとして労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
監督署によりますと事故当日、代表取締役も現場に立ち会っていましたが、「作業効率を優先した」と容疑を認めているということです。
労働基準監督署は労働災害の発生防止を重点課題としていて、「重大な労働災害を引き起こす原因となる違反行為に対しては、今後も厳正に対処する」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5f58061af36608e29a8f8f28b1ae5f19606d8ef
2025年9月20日12時14分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後5時55分頃、群馬県高崎市倉賀野町の生コンクリート製造会社「K」高崎工場で、作業をしていた同市中居町、会社員武野さん(男性、41歳)が崩れた砂に埋もれた。
武野さんは約3時間後に消防隊員に救出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
群馬県警高崎署などによると、武野さんは砂の貯蔵サイロ内で、砂を崩して下部の排出ダクトに流す作業をしていたところ、足元の砂が崩れ、ダクト内に落下して埋もれたという。
同署が事故原因を調べている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250920-OYT1T50059/
2025年9月17日16時21分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
令和4年に名古屋市消防局の消防車内で有効期限切れの発炎筒が出火し車両が焼損する事故があり、消防局全体を点検した結果、期限切れ発炎筒を計441本回収していたことが17日、関係者への取材で分かった。
焼損した消防車の資機材点検を始業時に行ったが、該当の発炎筒を降ろさなかったという。
回収は15消防署を含む17所属からあり、期限切れの見過ごしが局全体で常態化していた可能性がある。
関係者によると、4年2月15日午後4時15分ごろ、名古屋市名東区高針の路上で、名東消防署の消防車が走行中、助手席側ダッシュボードから火と煙が出た。
約1分後、署に戻り消火。消防車の天井とダッシュボードの一部などを焼損した。
乗車していた隊員にけがはなく、周辺への影響もなかったが、座席やさまざまな機器の交換が必要となり、修理費は374万円に上った。
https://www.sankei.com/article/20250917-HXWOB4KXDRJ2XH3EMC4VTCDEWM/
2025年9月15日23時44分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前11時ごろ、埼玉県川口市にある教習所にいる人から、「コース内でバイクが人にぶつかった」と消防に通報がありました。
警察によりますと、市内のバイク販売業者が開いた安全運転を教えるイベントで、63歳のインストラクターの男性が1000CCの大型バイクを運転していたところ、見学していた参加者にぶつかりました。
この事故で参加していた千葉県習志野市の(ならしの)57歳の男性が右足の骨を折る大けがをしたほか、インストラクターの男性と参加者の55歳の男性が、頭を打つなどして軽いけがをしました。
さらに、60代とみられる男性が頭に大けがをしたとみられるということです。
イベントは初心者などを対象に20人が参加し、インストラクターは主催者から委託されていたということで、警察は関係者から話を聞くなどして当時の状況や事故の原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250915/1000121857.html
9月15日18時12分に朝日新聞(テレビ埼玉)からは、初心者やリターンドライバー向けの安全講習が行われていたなど、下趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前10時50分すぎ、川口市舟戸町の自動車教習所「A」で、バイクの安全運転のイベント開催中に「見物人にバイクが突っ込んだ」と119番通報がありました。
警察や消防によりますと、50代から60代の男性4人が病院に搬送され、2人が重傷、2人は軽傷ということです。
いずれも搬送された際、意識はあったということです。
教習所では、初心者や一度運転から離れて、再びバイクに乗り始めたリターンライダー向けの安全運転講習のイベントが開かれていました。
バイクを運転していたのはインストラクターの男性とみられ、1000ccの大型バイクが参加者に突っ込んだということです。
イベントは事故のあと中止となりました。
警察は詳しいいきさつなどを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1edf306cadaa04f9a630ba3c1c9bad905ac5ebb0
2025年9月14日20時51分にYAHOOニュース(Merkmal;ライター寄稿文)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
■潜水艇事故の安全欠陥
米国のツアー会社オーシャンゲートの潜水艇「タイタン」は、2023年6月18日、ニューファンドランド島セントジョンズを出港した。
タイタニック号の沈没地点から約3800m離れた海底3346m地点で、「重りをふたつ落とした」と報告した直後、大きな音とともに連絡が途絶えた。
捜索の結果、潜水艇は水圧で圧壊し、乗員5人全員が死亡したことが確認された。
調査委員会は、潜水艇に構造上の欠陥があり、安全管理が軽視されていたと指摘した。
船体は主にカーボンファイバーとチタンの複合材で作られていたが、炭素繊維は潜水艇には不向きとされる素材だ。
設計の問題で、以前の潜航で記録された異音は船体の損傷やひずみの兆候だったが、適切に対処されなかった。
複数回の潜水試験で疲労が蓄積し、メンテナンス時に劣化していた可能性のある中古パーツも使われていた。
さらに管理費を節約するため、約7か月間も保護されずに野ざらしで放置され、深刻な老朽化を招いていた。
■深海ツアー安全神話の崩壊
耐久性や安全性について、外部のエンジニアや従業員から懸念が伝えられたが、オーシャンゲートのストックトン・ラッシュCEOは独善的で高圧的な態度をとり、周囲を萎縮させていた。
リスク管理への慎重な意見には耳を貸さず、短期間で進められる計画やコスト削減案は歓迎した。
安全性に異議を唱えた従業員デヴィット・ロックリッジは解雇された。
オーシャンゲートは「イノベーションの阻害」を理由に船級協会の認定を受けていなかった。
また、 「ひとり25万ドル(約3600万円)」 の高額ツアー費用を徴収しながら、参加者を「乗客」ではなく「ミッション・スペシャリスト」と呼び、ボランティア扱いとすることで規制の適用を回避した。
対外的には、安全確保や試験について虚偽の説明を行っていた。
深海ツアーはリスクを伴う冒険的な事業であり、事業者に向こう見ずな性格があること自体は驚きではない。
しかし、どんな場合でも人命が軽視されることがあってはならない。
潜水艇の規制や国際的な枠組みの不十分さも指摘されており、今後は監督機関の権限強化や規則の明確化が求められる。
■潜水艇事故の責任構造
鉄道や自動車といった交通業界では、安全基準や監督、認証、規制の枠組みが整備されているのは当然のことだ。
では、なぜ今回のような事故が起きたのだろうか。
潜水艇は航空宇宙や商船と比べても規制が未発達な分野であり、潜水艇を使ったツアーも例が少ない。
事故は国際水域で発生しており、オーシャンゲートは安全規制の空白を狙って事業を行っていたことが明らかだ。
オーシャンゲートのストックトン・ラッシュCEOには過失責任が問われる可能性があった。
生存していればの話だが、実際には自らタイタン号を操縦し、犠牲となった。
これは単なる冒険家の勇敢な最期では片付けられない。
他の4人の乗客も巻き添えとなったのだからだ。
■潜水艇規制の強化
今回の事故を受け、今後は ・厳格な試験と認証 ・内部告発者保護を含む安全性の透明性確保 ・船体の管理・保守体制の整備 ・商業観光や探検で使われる潜水艇に対する規制枠組みの構築 ・追跡や検出技術の導入が不可欠となる。
商業的な深海事業は、投資家や港湾当局からより厳しい監視を受けることになる。
保険会社の要件も厳格化される見込みだ。
潜水艇の船級登録と安全性に関する独立した検証も必須である。
国際船級協会は、国際水域で運航されるかどうかにかかわらず、すべての有人潜水艇に認証取得を基本要件とするよう改めて呼びかけている。
領土や水域、法律のグレーゾーンはあっても、安全のグレーゾーンは許されない。
領海か公海かの違いで人命が危険にさらされることがあってはならない。
二度と同様の痛ましい事故を繰り返さないため、各国の関係機関や業界団体が連携し、空白地帯を解消して安全を確保する枠組みを構築することが求められる。
タクヤ・ナガタ(ライター)
https://news.yahoo.co.jp/articles/349235a3c1e57671db9648ff11f9971058a76e7c
※本件、2025年8月8日付でWIREDから、調査委員会の最終報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
上記の記事は、当該報告書をベースに書かれたものと思われる。
2023年に乗員5人が死亡した潜水艇「タイタン」圧壊事故に関する最終調査報告書が公表された。
設計ミスや企業の過失が強く問題視され、すべての原因は「CEOに行き着く」と調査責任者は『WIRED』に語った。
米沿岸警備隊の海洋調査委員会(MBI)は8月5日(米国時間)、2023年に発生した潜水艇「タイタン」の圧壊事故に関する最終報告書を公表し、運営会社OceanGateの創業者兼最高経営責任者(CEO)だったストックトン・ラッシュについて、技術面・管理面で深刻な責任があったと厳しく批判した。
報告書では、ラッシュが「タイタンは破壊不可能だと誤認させる言動を繰り返していた」としているとともに、同社の「文書上の安全手順と実際の運用との間に重大な乖離」があったと断じている。
調査を主導したMBI委員長のジェイソン・ノイバウアは『WIRED』の取材に対し、「すべての証拠が、この事業を率いていたひとりの人物に集中していました。結局、すべてがラッシュに行き着いたのです」と語った。
ラッシュは、23年6月にタイタンを操縦し、タイタニック号の残骸を目指して潜航した。
しかし、潜水艇は突如圧壊し、搭乗していた5人全員が即死した。
同乗者には、「ミスター・タイタニック」として知られるベテラン潜水士ポール=アンリ・ナルジョレのほか、実業家ハミッシュ・ハーディング、そして父子の乗客シャザダ・ダウードとスレマーン・ダウードがいた。
事故前にタイタンは13回、タイタニック号の海底遺構への潜航を成功させていた。
■事故直後に調査を開始、翌年公聴会を開催
事故発生から5日後に沿岸警備隊は調査を開始し、24年9月には2週間にわたって公聴会が開かれた。
そこでは、タイタンに採用された革新的なカーボンファイバー製船体に関する多数の欠陥が専門家から指摘され、過去の潜航ミッションでも運用上の問題が相次いでいたことが明らかにされた。
例えば、21年の初潜航では、タイタンのチタン製ドームの一部が脱落した。
また最後の潜航前の冬には、潜水艇が氷点下の屋外に長期間放置されていた。
カーボンファイバー複合材は、内部の微細な空隙に入り込んだ水分が凍結すると劣化する恐れがあるという。
複数の証言によると、ラッシュは、潜水艇業界の関係者や自社の初代海洋運用責任者デヴィッド・ロックリッジから寄せられた数々の安全上の懸念を無視、あるいは軽視していたという。
ロックリッジは18年、社内報告書で多数の問題点を詳細に指摘したが、その後に解雇されている。
ロックリッジはコメント要請に応じなかった。
また、OceanGateの現経営陣はいずれも24年の公聴会に出席しておらず、最後の潜航を運用していた責任者も証言を求められることはなかった。
今回公表された報告書では、ラッシュが社員に対し解雇をほのめかして意見を封じるなど、有害な職場環境を助長していたと非難している。
タイタンは、いずれの国にも登録・船籍がなく、沿岸警備隊が認定する機関による検査や認証も受けていなかった。
今回の報告書によると、ラッシュは沿岸警備隊の資格取得申請時に、潜水艇の仕様について虚偽の記載をしていたとされる。
また、OceanGateはタイタンについて、バハマ船籍に登録されている、あるいは今後登録されるとたびたび主張していたという。
「最も衝撃だったのは、タイタンがこれほど長期にわたり、あらゆる規制の枠外で運用されていたという事実です」とノイバウアは語った。
「これまで調査を担当したなかでも、(安全軽視の姿勢が)際立っています」
■破裂音を軽視
報告書では、水深3,000m付近で瞬時に起きた即死事故に関する明確な機械的原因の特定には至らなかったとしている。
しかし、有力な可能性としてふたつの構造的欠陥を挙げている。
ひとつは、カーボンファイバー製の船体とチタン製リングを接合する接着部分の破断。
もうひとつは、カーボンファイバー層がはがれる、“層間剥離”だという。
OceanGateが、船体の製造過程での欠陥や耐用年数に関する十分な分析あるいは試験を実施していなかった、と報告書は厳しく指摘している。
また報告書では、船体に設置された音響センサーやひずみゲージのデータから、22年のタイタニック号への潜航後にカーボンファイバーの層間剥離が発生し、大きな破裂音が記録されていたことも明らかにされた。
しかしラッシュは異音を軽視。
OceanGateの社内には、23年時点でセンサーデータを適切に解析できる人物が残っていなかったことも判明した。
技術部門の責任者は、圧壊の2カ月前に退職していたのだ。
「権限はラッシュに一極集中していました」とノイバウアは語る。
「どれほど大きな音が鳴れば、あるいは何回異音がすれば運用を停止するか、といった明確な基準が設けられていませんでした。
これは意図的だったと見ています。
結局はタイタンを使い続けたかったのでしょう」
■監督強化の勧告
さらに報告書には、米国企業が運用する潜水艇に対する連邦政府の監督強化を求める複数の勧告が盛り込まれている。
たとえタイタンのように国際海域で運用される場合であっても、ロイド船級協会やアメリカ船級協会(ABS)などの第三者機関による認証を義務づける内容だ。
これにより、事実上カーボンファイバー製の船体は排除されていく可能性が高い。
というのも、いずれの機関もこれまで乗員を乗せるカーボンファイバー製の潜水艇を認証した例が無いからだ。
「カーボンファイバーは、時間とともに損傷が蓄積される特性があるため、適材とは考えにくいのです」と、ノイバウアは指摘している。
OceanGateの初代エンジニアリング・ディレクターであるトニー・ニッセンは、今回の報告書がカーボンファイバー製の船体や音響モニタリングシステム全体を一括して批判している点に疑問を呈している。
ニッセンによると、初代船体における問題は、まさにその音響センサーによって一部が特定されたので、船体を廃棄して新たなものに交換した経緯があるからだという。
「設計自体が不十分だったというのは正確ではありません」とニッセンは語る。
「設計が不十分だと言うのであれば、製造元の当初の解析や、最初の船体での成功例にきちんと向き合うべきです」。
またニッセンは、「リアルタイムモニタリングは、本来の設計通りに機能していました。しかし2基目の船体では、そのシステムが無視されていたのです」と指摘した。
非営利団体のWorld Submarine Organizationでエグゼクティブ・ディレクターを務めるウィル・コーネンは次のように語った。
「沿岸警備隊の徹底した調査に敬意を表します。
今回の報告は、業界の専門家たちが以前から認識していた通り、タイタンの悲劇が防ぎ得たものであったことを明確に裏付けました。
今後の課題は、この特殊で複雑な業界において、安全性と責任ある運用を担保する、より強固な国内外の規制の枠組みを構築していくことです」
■遠隔操作ロボットの限界
沿岸警備隊の報告書は、タイタンの消息不明後に行われた捜索・救助対応にも言及している。
ノイバウアは、OceanGateが緊急連絡先として登録していた複数の関係機関が、当日の潜航計画について事前に把握していなかったと明かした。
さらに同社は、潜水艇と同じ水深まで到達可能な遠隔操作型無人潜水機(ROV)を備えておくべきだったとも指摘している。
タイタンの行方不明を受けて世界が固唾をのんで見守った4日間の捜索・救助活動だったが、ノイバウアは当初から成功の可能性は低かったと懐疑的な見方を示している。
「たとえ発見が生存可能とされた96時間以内にであったとしても、乗員が生存していて機体が海底で絡まっていた場合、引き上げは困難だったでしょう」とノイバウアは語る。
実際、タイタンの残骸を発見したROVには、機体を動かしたり救出したりする能力がほとんどなく、酸素も残り1時間を切っていたと見られるからだ。
■遺族が提訴、司法捜査の行方は不透明
今回の報告書は、もしラッシュが生存していれば、過失による刑事訴追の対象となっていた可能性があったと明記している。
一方ほかの関係者については、調査対象としての記載はなかった。
ただし、『WIRED』は昨年、ニューヨーク南部地区連邦検察が、OceanGateの資金調達に関連する刑事捜査を進めていたと報じている。
この件について、米司法省は公式なコメントを控えており、調査の行方は不透明なままだ。
タイタンの事故を巡り、潜水士のナルジョレの遺族はワシントン州でOceanGateおよびラッシュの遺産管理人、そしてタイタンの製造に関与した関係者らを相手取り、損害賠償を求めて提訴している。
ラッシュやナルジョレ、そして有料乗客の遺族らは、『WIRED』のコメント要請に応じていない。
報告書の公表を受け、OceanGateは次のような声明を発表した。
「2023年6月18日に亡くなられた方々のご遺族、そして今回の悲劇によって影響を受けたすべての方々に、あらためて心からの哀悼の意を表します。
この事故を受けて、当社は事業を恒久的に終了し、その後は沿岸警備隊による調査に全面的に協力することに注力してきました」
(Originally published on wired.com, translated by Miki Anzai, edited by Mamiko Nakano)
2025年9月13日19時25分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日常生活の必需品として定着しつつあるモバイルバッテリーが突然発火する事故が相次いでいる。
8月には電車や新幹線の車内で発火する事例が続き、運行にも支障が出た。
発火源はバッテリーに使われるリチウムイオン電池で、同様の事故はここ数年で急増。
低品質な海外製の普及が背景にあるとみられるが、リチウムイオン電池は身の回りの電化製品に多く使用されており、取り扱いには注意が必要だ。
■鉄道内での事故相次ぐ
スマートフォンの充電などのためにモバイルバッテリーを持ち歩く姿は、どこでも見られるようになった。
その半面、多くの発火事故が発生している。
8月28日午前8時ごろ、大宮-上野間を走行中の上越新幹線で、乗客の男性がキャリーケースに入れていたモバイルバッテリーが発火し、車内には煙が立ち込めた。
男性は軽いやけどを負い、安全確認などのため一部列車に遅れが出た。
これに先立つ22日には、JR新大阪駅に向かっていた東海道新幹線の車内で、座席ポケットに入れられていたモバイルバッテリーから発火。
7月にもJR山手線の車内で、スマートフォンを充電中のモバイルバッテリーから火が出た。
製品評価技術基盤機構(NITE)によると令和2~6年、リチウムイオン電池を搭載した製品による発火などの事故は計1860件。
このうち、モバイルバッテリーによる事故は2年には47件だったが、6年には123件と2.6倍に増加している。
■適切に廃棄されず
充電して繰り返し使用できるリチウムイオン電池は現在、モバイルバッテリー以外でも、スマートフォンやワイヤレスイヤホン、ゲーム機やパソコンなど、身近な電子機器に幅広く搭載されている。
適切に廃棄されずに、火事の原因となる事例も増えている。
東京消防庁の発表によると、令和5年中にごみ収集車から出火した火災41件のうち、半数を超える21件がリチウムイオン電池を含む製品が発火源だった。
猛暑が続く中、若者を中心に広く普及しているハンディファン(手持ち扇風機)にも搭載されており、環境省は、使用が終わったハンディファンの廃棄などが増える11月を火災防止月間に設定。
兵庫県芦屋市などの各自治体も、製品ごとの正しい廃棄を呼びかけている。
■品質管理の甘い製品が流通
リチウムイオン電池は、どのような場合に発火するのか。
電気化学を専門とする関西大化学生命工学部の石川正司教授によると、
①劣化
②気温が高い
③熱のこもりやすい場所
など、いくつかの条件が重なったときに発火事故が起こりやすいという。
リチウムイオン電池は長い期間使っていると、中の「電解液」が劣化し、ガスが発生する。
この状態で、落下による衝撃など何らかの理由で内部でショートが起こると、過熱状態となって火が出るというしくみだ。
石川氏は、近年特に発火事故が増加している背景として、「品質管理の甘い海外製の電池が大手メーカーの電化製品に使用され、流通したことが要因の一つではないか」と分析する。
予防策としては、電池の劣化を遅らせるために、「適温下で扱うことが重要」と説明。
モバイルバッテリーなどを毎日使用する場合、3年を目安に劣化していないか確認し、落とした場合も使用時に温度が高くならないか注視することを勧めている。
https://www.sankei.com/article/20250913-TV5I6FJJ2RIK3D35ZII45ZSOUY/
2025年9月19日6時0分にYAHOOニュース(朝日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎市の女神大橋で13日未明、乗用車に追突したトレーラーの運転手が死亡した事故で、この乗用車が駐停車禁止の車線に30分近く止まっているのが橋の監視カメラに映っていながら、管理する長崎県道路公社が見逃していたことが、公社などへの取材でわかった。
【写真】事故があった現場。トレーラーの一部が海に突き出た状態になっていた=9月13日、池田良撮影
公社では24時間態勢で道路上を監視し、異変があればすぐに対応するルールを定めていたが、事故が起きるまで乗用車の存在に気付かなかったという。
長崎県警によると、事故は13日午前2時55分ごろ発生。
トレーラーが乗用車に追突し、はずみで中央分離帯を乗り越え、反対車線の鉄柵や欄干を破り車両の一部が海に突き出して止まった。
運転手の男性(50)=長崎県諫早市=が橋から約65メートル下の海へ転落し、その後、死亡が確認された。
捜査関係者などによると、トレーラーが追突したこの乗用車は、事故までの27分間にわたり、駐停車禁止の車線上に止まっていたことが確認された。
ハザードランプを付けていた時間帯もあったが、事故直前は無灯火だったという。
一方、女神大橋を管理する県道路公社によると、橋には6台の監視カメラを設置。
公社の道路管理事務所で24時間、道路の監視や安全業務を担う担当者が、カメラの映像が写るモニターを注視することになっている。
公社が定めた業務の仕様では、駐停車している車両を確認した際は、橋の拡声機を使って走行を促す放送をしたり、警察に通報したりすると規定している。
だが、事故当日の担当者は、長時間止まっている車の存在に気付いていなかった。
この担当者は公社に対し、業務の日誌を記録するためモニターから目を離していた、という趣旨の説明をしているという。
管理事務所が事故を把握したのは、橋の通行料金を担当する別の事務所からの一報で、事故の約20分後の午前3時15分だった。
管理事務所は取材に対し、「結果として異変に気づくのか遅れてしまった」とし、「業務内容を改めて確認する」と説明した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fa7c50f50eec8fd977b568880b2bde9f77ae647
2025年9月12日19時19分に毎日新聞から下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
奈良県生駒市が市役所庁舎屋上に設けている「特定屋外喫煙場所」について、県郡山保健所との協議を経て、市が喫煙所として12年前に簡易に作った小屋を使用禁止にするなど見直していたことが市への取材で判明した。
一見、ただの屋上の一角が、実は喫煙所を設けられない「屋内」だったと判断した。
市役所など行政機関の庁舎は、2019年7月から、受動喫煙防止対策強化などを目的にした健康増進法の改正に伴い、敷地内は原則禁煙になった。
例外的に喫煙できるのが「特定屋外喫煙場所」で、厚生労働省令に基づき、「施設利用者が通常立ち入らない場所」への設置が求められ、建物の屋上などが望ましいとされている。
生駒市総務課によると、喫煙場所の一部が、庁舎屋上にある建物構造物の側面からくぼんだ部分にあった。
屋根ともとらえられる天井(軒)と三方向に壁があり、外部から「この場所は法的に喫煙場所を設けられない『屋内』に当たる」との指摘が保健所にあったとみられるという。
この法律に関する国の基準で、「屋内」は「屋根がある建物であって、かつ、側壁がおおむね半分以上覆われているものの内部」とされている。
このため、左右の幅が広く、奥行きが狭い直方体で、手前の幅が広い側には壁がなく空いていても「側壁がおおむね半分以上」となり、屋根に相当するものがあれば「屋内」と解釈できる。
市は5月下旬、保健所と協議。
保健所の意向も踏まえて6月4日、側面からくぼんだ部分を「屋内」と判断し、喫煙できる場所から外した。
また、側面からくぼんだ部分の軒下にあった喫煙小屋は全体を使用禁止にした。
さらに現場に赤いテープを貼って、屋上の喫煙できる場所を明確にし、「区域外の喫煙禁止」などと記した。
喫煙小屋は13年夏に整備された。
当時、存在は市民には知らされず、14年夏まで、最上階の5階から屋上に上がる階段には「関係者以外立入禁止」の掲示があった。
また、生駒市は19年7月、庁舎東側駐車場の近鉄生駒線高架下に「特定屋外喫煙場所」を約140万円かけて整備。
しかし、郡山保健所から「『市役所利用者が通常立ち入らない場所に設置する』という要件に適合していない」と健康増進法に基づく行政指導を受け、21年3月末でこの喫煙所を閉鎖した。
市役所の「特定屋外喫煙場所」は現在、屋上の1カ所だけ。
https://mainichi.jp/articles/20250912/k00/00m/040/267000c
2025年9月16日20時37分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日夜に三重県四日市市で記録的な大雨が降った影響で、国土交通省三重河川国道事務所は16日、同市の近鉄四日市駅近くの地下駐車場内で、水没など浸水被害にあった車が約270台に上ると明らかにした。
人的被害は確認されていない。
同市では12日夜の1時間降水量が123・5ミリと観測史上最大を更新、地下駐車場「Kパーキング」(地下1、2階に計約500台収容可能)にも大量の雨水が流れ込んだ。
同事務所によると、水没した地下2階に114台、高さ約1メートルまで浸水した地下1階に160台が残されている。
止水板が設置されず、停電で排水ポンプが稼働しなかったという。
16日に地下2階の水はほぼ排水され、今後、車の撤去作業が行われる。
駐車場の管理会社は「当直の職員が当時2人いたが、予想外の記録的な大雨で止水板を設置する間もなかった。事務所内も水につかって危ないと判断し、当直の職員も避難した」と説明した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250916-OYT1T50189/
9月17日6時30分に読売新聞からは、水没直前に辛うじて車で脱出できた人の避難状況が下記趣旨でネット配信されていた。
12日夜の記録的な大雨で冠水した三重県四日市市の地下駐車場「Kパーキング」では、約270台の車が取り残された。
間一髪で車を出した50歳代男性が当時の様子を振り返った。
男性は午後9時前、近鉄四日市駅近くの定期的に通う地下1階の飲食店を訪れた。
車はいつもの地下駐車場の地下1階に止めた。
店でくつろいでいると、店内の一部が雨漏りし、階段下にも水が流れ込んできた。
車が心配になり、地下駐車場に向かったが、床をぬらす程度だったため、いったん店に戻った。
午後10時前には店内も浸水し、店は閉店時間を早めた。
止めていたのは、車高が高く、悪路も乗れるオフロード車。
「まだ出せる」と判断し、地下駐車場に向かった。
雨水が流れ込み、膝下まで浸水する中、2回ほど足を取られながらも車にたどりついた。
乗り込む際、足元に水が数センチ入り込んだ。
エンジンはかかったが、その直後、衝撃を感じた。
水に浮かぶ隣の車とぶつかった音だった。
警笛が鳴り響く車やハザードランプが点灯した車をよけながら、水しぶきを上げて急いで車を走らせた。
午後10時半過ぎに出口へ。
路上に出ると周囲は冠水し、動けない車が複数いた。
男性は当時の様子を撮影した動画をSNSで公開した。
「水害の恐ろしさを実感した。いざという時の備えにしてほしい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250916-OYT1T50256/
(2025年9月19日 修正1 ;追記)
2025年9月19日7時0分に朝日新聞からは、車の出入口3か所にあった電動止水板のうち2か所は数年前から故障していた、人の出入口も7か所あったが止水板は重く1か所設置がやっとだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
記録的な大雨によって三重県四日市市の地下駐車場が水没し、約270台が浸水被害に遭った問題で、計3カ所ある車の出入り口のうち2カ所で浸水防止用の装置が故障中だったことが関係者への取材でわかった。
この装置は電動で動く「防潮板」と呼ばれるもので、出入り口近くにあるスイッチを押すと上がる仕組み。
故障中の2カ所は国道1号側にあり、国が委託する会社が管理しているという。
関係者は「しばらく前から動かなくなっていた。2、3年前からではないか」と話している。
一方、これらと別に、7カ所ある人の出入り口用の「止水板」も今回、使われていなかった。
駐車場の運営会社によると、大雨のあった12日夜は当直の警備員2人が勤務していた。
止水板は各出入り口近くの倉庫に備えていたが、「駐車場への浸水があっという間で、設置する余裕がなかった」と説明している。
過去には、2012年9月に大雨で地下2階の一部が約20センチ浸水したが、車の被害はなかったという。
担当者は「止水板は2人で運ぶのがやっとの重さで、この時も雨水の流れ込みが激しかった出入り口だけ何とか設置した」と話している。
https://www.asahi.com/articles/AST9L3RBRT9LONFB00MM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(2025年9月28日 修正2;追記)
2025年9月26日19時56分に毎日新聞からは、この駐車場は国道側と市道側で管理者が違っており、日常的な運営は片方からの委託を受けた1社が行っている、大規模修繕は国交省が行い日常的な修繕は管理会社が行う取り決めだったが、止水板故障についてはどちらが修繕するか役割分担が決まらず放置状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この駐車場の一部を整備した国土交通省は26日、止水板が故障していたことを2021年に把握していたことを明らかにした。
修繕せず放置していたことを認め、「利用者におわびする」と謝罪した。
国側が事実上瑕疵(かし)を認めたことで、今後の補償などに影響が出る可能性がある。
三重県四日市市内でこの日、同省が設置した駐車場復旧検討委員会の初会合が開かれ、同省三重河川国道事務所が経緯を説明する中で言及した。
この駐車場は国道側(203台収容)と市道側(306台収容)に分かれており、国交省が整備した国道側はタイムズ24の100%子会社「TFI」が、四日市市の第3セクター「ディア四日市」が整備した市道側は同社が管理運営している。
さらに国道側は、ディア四日市がTFIの委託を受けており、駐車場全体を日常的に運営している。
今回の豪雨では、3カ所ある車両用出入り口のうち、国道側の2カ所にあった電動式の止水板が故障で動かず、市道側の1カ所は急激な浸水で操作が間に合わなかったことが分かっている。
三重河川国道事務所によると、2021年11月にTFIが毎月の定期点検の際、地下への水の流入を防ぐ止水板が故障していることに気づき、翌12月の月報で同事務所に報告した。
くすの木パーキングの場合、劣化や部材の損傷を直すため、時期を定めて計画的に修繕する大規模修繕は国交省が担い、日常的な修繕は管理会社が実施する取り決めになっている。
このため、22年1月に事務所とTFIで打ち合わせの場が持たれたが、修繕の役割分担が決まらなかった。
TFIはその後も、毎月提出する月報に「止水板の故障」と記載していたが、事務所側は何の対応も取らなかったとみられる。
最初の打ち合わせの後の議事録などは残っていないという。
検討委員会の席上、大吉・事務所長が「速やかな代替措置を含め、対策を行わなかったことについて、利用者の方々におわび申し上げたい」と謝罪。
取材に応じた伊藤副所長は「役割分担が不明確と認識したまま現在に至ってしまった」と釈明した。
大学教授や国・県・市・運営会社の幹部らで構成する検討委は会合の後、地下駐車場を視察。
川口淳・三重大大学院教授(地域防災)は、「近年の気候変動で今回の大雨がレアでなくなっていることを考えると、今後どういう対策を取るかが議論の焦点になる。当日の状況と対応を確認し、議論していきたい」と話した。
検討委は、管理会社に当時の状況を確認するなどして報告書を取りまとめる方針。
https://mainichi.jp/articles/20250926/k00/00m/040/211000c
9月27日7時0分に朝日新聞からは、修繕役割分担の打ち合わせは1回しか行われていなかったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
委員会後、三重河川国道事務所の伊藤副所長が報道陣に経緯を説明した。
説明によると、管理運営を担うタイムズ24の子会社からの連絡で故障を知ったのは2021年12月。
翌22年1月に両者で打ち合わせの場を持ったが、修繕などには到らなかった。
伊藤副所長は「修繕の役割分担が協議中だった」と釈明した。
通常は日常的な修理や1次修繕が管理運営事業者側、大規模修繕が国という分担で、12年に故障が見つかった際は修繕したという。
伊藤副所長は、22年1月の打ち合わせの際、「日常的な維持管理の方法やあり方について問題がなかったかというところも(タイムズ側に)指摘させていただいた」と明らかにした。
どちらが修繕を担当するか折り合いがつかなかったとみられる。
ただ、故障の程度や当時の具体的な経緯については「事実を確認させて頂きたい」と繰り返した。
現在確認できる範囲では、打ち合わせはこの1回限りだったとしている。
https://www.asahi.com/articles/AST9V3FXCT9VONFB00FM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(2025年10月29日 修正3 ;追記)
2025年10月27日18時24分にNHKからは、関係者は記録的短時間大雨情報を発令後30分以上把握していなかった、過去の防災訓練は不十分だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
四日市市中心部の地下駐車場「くすの木パーキング」は先月12日の記録的な大雨で、出入り口などから大量の水が流れ込み、地下1階と地下2階であわせて274台の車が水につかる被害が出ました。
駐車場の復旧の方法や再発防止策を有識者が検討する3回目の委員会が27日、開かれました。
会議は非公開で、運営会社などの当日の対応や防災訓練の実施状況などを確認したということです。
当日の体制については、午後10時すぎに記録的短時間大雨情報が発表されましたが、運営会社や当時、駐車場にいた職員は少なくとも発表から30分間はこの情報を把握していなかったことなども分かり、緊急時の連絡体制が十分に機能していなかったとみられるということです。
また、協定によって作られた計画に基づく防災訓練が2017年から6年間実施されず、訓練を行っていた2023年以降は、情報の伝達に関する訓練が行われていなかったということです。
委員会では年内に再発防止策を盛り込んだ報告書をまとめたいとしていて、次回の会議で中間報告を示す予定だということです。
会議後に会見した委員長を務める三重大学大学院の川口淳教授は、「短時間の降雨による急激な増水、流入でマニュアルのとおりにできなかっただろうと考えています。警報や現場の状況などの情報伝達がうまく機能しなかったと認識しています」と述べました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-3070016775
10月28日14時52分に毎日新聞からは、最近の防災訓練でも参加者は限られていた、委員長は個人的見解として天災の色あいが濃いと述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「くすの木パーキング」の浸水原因や復旧方法について協議する検討委員会が27日、津市で開かれ、防災訓練が2017年から22年までの6年間、未実施だったと報告された。
管理・運営会社「TFI」が策定した防災業務計画では「毎年行う」と定められていた。
23年から今年までの3年間は訓練があったが、防災業務計画で参加が定められている国土交通省三重河川国道事務所は不参加だった。
同事務所の伊藤副所長は取材に「訓練があることを知らされていなかった。行われていなければ、実施を促すべきだった。(訓練の重要性についての)認識が足りなかった」と話した。
検討委の委員長を務める川口淳・三重大大学院教授は検討委後の取材に「訓練に参加したのは一部の従業員だけ。止水板の設置をせず、最も重要な情報伝達も行っていない。不十分な防災訓練だ」と指摘した。
また川口教授は、風水害情報の確認や排水ポンプの作動確認など防災業務計画に記載された被災時の対応事項について、「かなりのことがやれていなかった。短時間の豪雨だったため、マニュアル通りには実行できなかっただろう」と述べた。
「人災か、天災か」との質問には「個人的な意見だが、天災の色合いが濃い」と答えた。
https://mainichi.jp/articles/20251028/k00/00m/040/128000c
10月28日8時48分にYAHOOニュース(メーテレ)からは、工事中の場所からも水が流入したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
浸水した地下駐車場で、国が新設工事をしていた車両出口のスロープを通じて、大量の雨水が流れ込んでいたとみられることが分かりました。
当時の地下1階部分の駐車場の映像を見ると、午後10時の時点で徐々に浸水が始まっていますが、約30分後に突如、大量の水が流れてきました。
水の勢いは治まることなく、停車していた車は水圧によって駐車場の奥へと流されてしまいました。
管理会社によると、撮影された位置は駅前のバスターミナル整備に伴い、車両出口のスロープが新たに設けられる場所だといいます。
スロープと地下駐車場の接続部分は工事中で完全にはつながっていませんでしたが、作業員が通るための通路があり、そこから水が流入したとみられるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5916c368819f128820bfd4985ffc8972670e98cf
2025年9月11日11時18分にYAHOOニュース(仙台放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宮城県蔵王町の図書館に設置された図書返却ボックスで、利用者の男性が指を切断する事故が発生していたことが分かった。
町は事故を受けて、返却ボックスの使用を停止し、安全性を確保した新たな設備の導入を検討している。
事故があったのは、蔵王町にある「蔵王町ふるさと文化会館ございんホール」の図書返却ボックス。
町によると、今年4月16日午前9時半ごろ、町内に住む70代の男性が図書を返却する際、ボックスの投入口に右手を差し込んだところ、引き抜く際に指が引っかかり、右手人さし指の一部を切断する大けがを負ったという。
返却ボックスの投入口はステンレス製で、横幅約50センチ、縦約10センチの開口部があった。
町は「事故当時、利用者に対して指を挟まないよう注意を促す掲示はなかった」と取材に答えていたが、その後、訂正があり、「注意を促す張り紙を掲示していた」という。
なお、事故が起きたのは開館前の時間帯だった。
町は事故直後にボックスの使用を停止するとともに、併設されていたCD・DVD返却用のボックスも同様に使用を中止した。
今後は、万が一手を差し入れてもけがをしない構造の返却ボックスに切り替える方針。
この事故については、9月に開かれた町議会定例会の終了後、町長が議員に対して説明。
事故の報告が遅れた理由について、町は傷害保険の手続きなどに時間を要したためとしている。
ございんホールは2004年の開館以来、返却ボックスでの事故は今回が初めてだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6697e9393754ad22b47efa1943c17633262c3084
2025年9月11日21時19分にYAHOOニュース(日テレNEWS)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後4時前、東京・大田区のコンテナが保管されている場所で、コンテナが倒れ作業員2人が下敷きになる事故があり、1人が死亡しました。
警視庁によりますと、11日午後4時前、大田区令和島のコンテナが保管されているターミナルで、複数のコンテナが崩れ、重機で積み下ろし作業をしていた作業員の男性2人が下敷きになりました。
このうち1人は、およそ3時間後に救助されましたが、現場で死亡が確認されました。
もう1人は自力で脱出し、病院へ搬送されましたが、意識はあるということです。
事故当時、現場では雨風ともに強い状態だったということで、警視庁が事故の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6780635e8889445e7ef03445755ebd9d708fb622
9月12日16時32分にYAHOOニュース(TBS NEWS )からは、ダウンバーストなどの突風が吹いた可能性が高いなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日、東京・大田区のコンテナターミナルでコンテナが崩れ、作業員の男性2人が下敷きとなった事故。
気象庁は「ダウンバースト」か「ガストフロント」による突風が原因の可能性が高いと発表しました。
11日夕方、東京・大田区でコンテナターミナルが崩れて作業員の男性2人が下敷きになり、1人が死亡、1人がけがをしました。
これについて、12日、東京管区気象台が現地調査を行い、先ほどその結果を発表しました。
それによりますと、この事故の原因は、午後3時半ごろに発生した突風によるものとみられるということです。
突風をもたらした現象は「ダウンバースト」か「ガストフロント」の可能性が高く、当時の風速はおよそ30メートルで猛烈に吹いていたと推定されるということです。
「ダウンバースト」と「ガストフロント」は、いずれも積乱雲から吹き降ろした冷たい空気の塊の影響で発生する現象です。
気象台は現地調査の結果、突風の発生時に活発な積乱雲が近くを通過中であったことや、強い雨やひょうが降っていたという証言が得られたことなどから判断したとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4051203b193a3715a05b95189ff279ac53d08ff7
2025年9月11日21時32分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫県姫路市教育委員会は11日、姫路市延末の市立山陽中学校で、1年生の理科の実験中に水素が入った三角フラスコが爆発したと発表した。
ガラス片が飛び散り、50代の男性臨時教諭と生徒5人の計6人が負傷した。
経過観察の生徒1人を除いて軽傷という。
市教委によると、爆発は11日午前11時ごろに発生。
当時、男性臨時教諭が亜鉛15グラムと5%の塩酸100ミリリットルをフラスコに入れて、水素を発生させる実験をしていた。
フラスコ内の水素をガラス管を通じてシャボン玉に移し、空中に浮いた後に火をつけて破裂させる予定だったが、火をガラス管に近づけ過ぎてフラスコ内の水素に引火したとみられる。
男性臨時教諭は右腕に、生徒1人は額にそれぞれ切り傷を負い、生徒3人がのどの痛みを訴えた。
爆発音で耳の不調を訴えた生徒1人は今後の経過を確認するという。
学校は市教委に連絡したものの、消防や警察には通報しておらず、市教委は「速やかに通報すべきだった」としている。
https://mainichi.jp/articles/20250911/k00/00m/040/298000c
9月11日19時43分に朝日新聞からは、フラスコに取付けたゴム栓付きのガラス管の先に石けん水をつけシャボン玉を作っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前11時ごろ、兵庫県姫路市延末の市立山陽中学校の1年生の教室で、理科の授業中に水素を発生させる実験を教員が生徒に見せていたところ、水素に引火して三角フラスコが破裂した。
生徒15人と教員1人が病院を受診し、そのうち生徒5人と教員1人が額や右腕に切り傷を負ったり、咽頭(いんとう)炎と診断されたりした。
姫路市教育委員会によると、生徒たちは自席で実験を見ていた。
教員は三角フラスコに亜鉛と塩酸を入れ、ゴム栓付きの曲がったガラスの管をつけた。
管の先にせっけん水をつけてシャボン玉を作り、シャボン玉に火をつけて破裂させ、水素が空気より軽く可燃性だということを伝えるはずだったが、管の近くで火をつけたため、三角フラスコが破裂し、ガラスが飛び散ったという。
学校は事故の発生を警察や消防に届けず、夕方、市教委から連絡したという。
市教委は、救急車を呼ばずにタクシーなどで病院に送った学校の判断は、間違ってはないとしたが、すみやかに届けるべきだったとしている。
https://www.asahi.com/articles/AST9C33CWT9CPTIL00YM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
2025年9月9日10時30分にYAHOOニュース(l京都新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市下京区の焼き肉店で7月下旬、従業員が火鉢に消毒用アルコールをつぎ足して炎上し、2人が重いやけどを負う事故が発生した。
消毒用アルコールは引火しやすいことから周囲に火気がある場合の使用は危険で、他県では死亡事故も起きている。
京都新聞社の依頼で消防が実施した燃焼実験では、炎が一気に上がるといった危険性が確認された。
下京署などによると、事故は7月25日に焼き肉店の屋上ビアガーデンで発生した。
女性従業員(21)が、マシュマロをあぶるために「ファイアーピット」と呼ばれる火鉢に消毒用アルコールをつぎ足したところ、炎が上がったという。
同店で使用していたファイアーピットはアルコールを燃料とする仕組みで、火が完全に消えていない状態で、火力を上げるために消毒用アルコールをつぎ足したとみられている。
女性従業員と近くにいた女性客(27)の衣服に燃え移り、従業員は両太ももに、客は右腕や左肩に重いやけどを負って救急搬送された。
エタノールを水やグリセリンなどと一定割合で混ぜた消毒用アルコールは、新型コロナウイルスの流行で普及した。
手指やテーブルの消毒など広く使用され、安価で手に入りやすくなった。
一方、引火しやすい性質を持つので注意が必要だ。
危険性はどれほどなのか。
市消防局予防課の協力を得て安全を確保した上で消毒用アルコールの燃焼実験を行った。
火の付いた木炭に向け、市販の手押し型消毒用アルコール(エタノール濃度70度)を吹きかけると、オレンジ色の炎がコンロから30センチほどの高さまで一気に立ち上がり、横にも広がった。
また、屋外で同様の実験をすると、光の影響で炎が見えづらく、風にあおられて炎は大きく広がった。
同課によると、エタノールは消防法上の「危険物」に指定されている。
濃度100%のエタノールの引火点(火種を近づけた時に着火する最低温度)は約13度で、同様に危険物に分類されている灯油の40〜60度よりも低く、揮発した蒸気は引火しやすい。
さらに、アルコールから発火した炎は青色のため屋外では見えづらく、事故につながりやすいという。
全国でも重大な事故が起きている。
2023年5月、福岡県柳川市の美容専門学校が開催したバーベキューで、火の勢いを強めるために消毒用アルコールを加えたところ炎上し、18歳の男子学生が亡くなった。
市消防局調査鑑識係の中川係長は「消毒用アルコールを使うと炎が大きくなりやすく、予見しにくい燃え方をする。バーベキューなどで火力を強めるために使うのは絶対にやめてほしい」と強調する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/75423e98ff2340142fec5ecfac51c2575b2da2ac
2025年9月10日18時27分にYAHOOニュース(ABCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きのう9日、大阪市の立体駐車場で生後6カ月の女の子が頭の骨を折る大けがをした事故。
当時の状況が、明らかになってきました。
立体駐車場に一時閉じ込め パレット動きベビーカーの乳児が頭蓋骨折の重傷 大阪・北区
■立駐で女児重傷 事故が起きた経緯は
9日、事故が起きたのは大阪市北区にある「機械式立体駐車場」。
警察によると、9日正午すぎ、32歳の女性が車を入れて、生後6カ月の娘をベビーカーに乗せました。
その直後、何らかの理由で出入り口のシャッターが閉まり、女性らは一時閉じ込められました。
係員はシャッターを開けようとしたものの、突然車両を載せたパレットと呼ばれる台座が回転。
30cmほどの「くぼみ」に女の子が乗ったベビーカーの車輪がはまって倒れたということです。
女の子はベルトを装着していたため、ベビーカーから落ちませんでしたが、頭の骨を折るなど重傷です。
■機械式立体駐車場の種類には大きく分けて2種類
事故の原因などはまだ明らかになっていませんが、こうした「機械式立体駐車場」には大きく分けて2種類あります。
「垂直循環方式」は、観覧車のように車を載せたパレットを循環させる形で車を格納します。
もう一方の「エレベーター方式」は、パレットの場所がそれぞれ決まっており、搬送装置を上下左右に動かして、車を特定のスペースに格納させます。
■便利な一方で、過去には複数の事故が…
少ないスペースで、多くの車を収容できる立体駐車場は全国で約26万基が稼働しています。
便利な面もある一方、過去にはこんな事故が起きています。
兵庫県姫路市で2008年、子どもが親から離れた際に機械装置のすき間から転落し重傷を負いました。
岩手県花巻市では2012年、4歳の男の子を車の中に残したまま母親が誤って操作をしてしまい、男の子が機械に体を挟まれて亡くなってしまう事故も発生しています。
■リスクを減らすには
国交省によると2007年以降、重大事故は約50件発生しているといい、事故に巻き込まれるリスクを減らすためガイドラインを発表しています。
・荷物などの積み下ろしを、乗り降りするエリア内で行わない
・装置内に閉じ込められてしまった場合は、すぐに車に乗る、または搬器から離れる
(「newsおかえり」2025年9月10日放送分より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9053173e7ef3c4d09e26ab32ef987bf8dbcc4dc5
9月10日18時47分に朝日新聞からは、庫内センサーが人を感知すればシャッターは動かない仕様になっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪市北区の機械式立体駐車場で9日、車の入庫後にシャッターが閉まり親子3人が閉じ込められ、動き出した台座(パレット)の隙間からベビーカーが落下して生後6カ月の女児が頭蓋骨(ずがいこつ)を骨折した事故で、シャッターやパレットは通常、屋外に設置されたボタンの操作で動く仕組みであることが、捜査関係者らへの取材でわかった。
捜査関係者らによると、大阪府警の捜査員が当時勤務していたアルバイトの60代男性に事情を聴いたところ、男性は「ボタンを押したかどうか覚えていない」と話したという。
ただ、庫内のセンサーが人を検知すればシャッターなどは動かない仕様になっているといい、府警が当時の状況を慎重に調べている。
また、入庫時は運転手以外は庫内に立ち入れないマニュアルになっているといい、安全確認の手順も調べている。
事故は9日正午ごろに起きた。
兵庫県西宮市の女性(32)が1階の屋外から庫内へと車を前向きに停車。
娘を降ろしてベビーカーに乗せた後、出入り口のシャッターが突然閉まり、庫内に閉じ込められたという。
その直後、車を載せたパレットが約30センチ上昇して回転を始め、そばに置かれたベビーカーに接触。
ベビーカーははずみで深さ約30センチのくぼみに落ち、娘はその際に頭蓋骨骨折などの重傷を負ったという。
息子(3)は車内におり、女性とともにけがはなかったという。
https://www.asahi.com/articles/AST9B349YT9BPTIL003M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
大阪市内の機械式立体駐車場で、親子が閉じ込められ、回転した台からベビーカーが転落して乳児が大ケガをした事故は、アルバイトの60代男性係員が機械を作動させたと報じられている。
ネット上では、安全管理が十分だったのかと、次々に疑問の声も上がっている。
機械式駐車場の関係者は、報道内容を知って、「そもそも機械式駐車場の使い方が間違っています」と取材に答え、いくつかの問題点を指摘した。
■「中に人がいるときに作動ボタンを押した」などの報道が
事故は、阪急・大阪梅田駅から東へ約300メートル離れた繁華街の中で起きた。
報道によると、2025年9月9日正午過ぎ、機械式立体駐車場の1階からベビーカーが転落したと110番通報があり、事故が発覚した。
母親(32)が軽自動車を運転して駐車場に入庫し、ベビーカーを下ろして、生後6か月の女児を乗せた。
車には、母親の男児(3)も乗っていた。
すると、突然車庫のシャッターが閉まり、親子が閉じ込められたという。
アルバイトの男性係員がこれに気づいて、シャッターを開けようとしたが、車を乗せた台のパレットが急に回転し、それに伴うすき間ができた。
ベビーカーは、このすき間から、約30センチ下にある、人が入れない地下の床下部分に転落したという。
この事故で、女児は約10分後に救出され、救急搬送されたが、頭の骨を折り、腰を打つ重傷を負った。
調べに対し、男性係員は、「中に人がいるときに作動ボタンを押した」と説明したという。
車を車庫に収納するボタンを誤って押した可能性もあるとみて、大阪府警がさらに調べている。
事故の原因については、まだはっきりしない部分が多いが、報道内容から何か問題がある可能性はないのだろうか。
機械式駐車場の関係者は11日、J-CASTニュースの取材に対し、そもそも駐車場の利用方法が間違っていたのではないかとして、いくつかの点を指摘した。
■関係者「ボタンを押して動かすというのは、言語道断」
「そもそも、パレット上で人が降りたり荷物を下したりしてはダメです。
入庫前に、ベビーカーを下ろし、子どもも車から出てもらわないといけません。
子どもが心配になると思いますので、係員が見守るようにすればよかった。
ドライバー1人が乗って入庫し、1人で出てくるのが基本です」
また、人が閉じ込められても、機械を動かしてはダメだという。
「故障など何か異常が起これば、非常ボタンを押して、まずは機械を止めることです。
ボタンを押して動かすというのは、言語道断です。
機械を止めた後は、メンテナンス契約を結んでいる保守点検業者を呼べばいいわけです」
通常は、閉じ込めが発生すれば、人を検知するセンサーが働いて、機械が停止するという。
「人がいると動かない仕組みになっていますが、係員は、動かそうと思えば機械を動かせます。
車が止まっても、アクセルを踏めば動くのと同じことです。
機械を操作する人が安全確認を怠りますと、事故が起きてしまいます」
国土交通省では、「機械式立体駐車場の安全対策に関するガイドライン」を定めるなどしている。
メーカー側も、取扱説明書通りに機械を操作してほしいと駐車場を指導しているが、今回は、これらが守られなかった可能性もあるのではないかとした。
なお、機械式駐車場で事故が起きたことについて、駐車場予約サイト「A)」は9月9日、駐車場の運営企業から連絡を受けたとして、公式サイトなどで「お詫びとお知らせ」を出した。
そこでは、「当該駐車場の運営企業と連携し、事故の経緯や原因の確認を進めております」として、「弊社はプラットフォーマーとして、同様の構造を持つ各駐車場運営企業様への注意喚起を行います」と告げた。
そのうえで、事故の再発防止策が定まるまで、この駐車場予約は停止することを明らかにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5084536ffe6a593297f649a83e2728f486205d60
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

