2015年5月21日付で毎日新聞千葉版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時40分ごろ、柏市逆井の塗装会社「N社」の工場から出火、プレハブ平屋建て延べ約500m2を全焼したほか、近くに止めてあった消防車1台が半焼、消防隊員1人が消火中に顔や手足にやけどを負った。
市消防局などによると、午後3時20分ごろ、従業員から「火が出ていたが初期消火した」と119番があり、消防車1台が調査に向かった。
現場で調査中に再燃したため、動かすことができず焼損。17台が応援に駆けつけた。
出典URL
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20150521ddlk12040149000c.html
5月20日21時33分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後4時半すぎ、柏市逆井の塗装工場「N社」で、「建物から煙が出ている」と、従業員から消防に通報があった。
消防車18台で消火に当たり、火はおよそ3時間後にほぼ消し止められたが、工場の建物、合わせておよそ500m2が全焼した。
従業員にけがはなかったが、消火活動に当たっていた46歳と19歳の男性消防隊員2人が、熱風を浴びて顔や腕にやけどするなど、軽いけがをした。
警察と消防は、火事の原因を調べている。
火事になった工場は、新京成電鉄五香駅から北東に2kmほどのところにあり、近くには小学校や高校もあるが、周辺の建物への被害はなかった。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084926121.html?t=
5月21日付で千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
警察によると、当時、工場では、高温の釜を使った作業が行われていたという。
工場作業員が「焼き付け作業中に煙が出てきたので消火したが、また煙が出てきた」と警察に通報した。
(ブログ者コメント)
3つの記事を読み比べても、今一つ、状況がはっきりしない。
タイトルは推察をまじえて書いた。
2015年5月11日16時46分に朝日新聞から、「高層エレベーター、火災で停止せず・・・避難に使用」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都千代田区の25階建て区営住宅で今年3月に起きた火災で、本来は火災発生時に停止するはずの乗用エレベーターが動き続け、住民の3割以上が避難に使っていたことがわかった。
制御装置の故障が原因で、東京消防庁は、住民がエレベーターに閉じ込められる恐れがあったとして、当時の避難状況を詳しく調べている。
火災が起きたのは3月2日朝。
千代田区西神田の区営住宅「西神田コスモス館」(25階建て)の20階の一室から出火し、住民3人が負傷、380人以上が避難した。
警察は3月30日、この部屋に火をつけたとして、住民の男(29)を現住建造物等放火容疑で逮捕。現在、男の精神状態を調べるための鑑定留置が行われている。
建築基準法は31m(11階相当)を超える建築物に非常用エレベーターの設置を義務付けており、同館にも、非常用1基と乗用3基が設置されている。
非常用は防火性が高い構造で、火災時にも止まらず、消防隊の消火活動などに利用される。
一方、乗用には「火災時管制運転装置(火災管制)」が導入されており、火災報知機が鳴るのに連動して1階に移動し、その後は停止する仕組みになっていた。
しかし、今回の火災で停止した乗用は1基だけで、残る2基は、報知機が鳴った後も動き続けた。
同館の自治会が行ったアンケート調査によると、回答した住民64人のうち3割を超える22人が避難にエレベーターを利用。高層階(19階以上)の住民については、利用が4割以上に上った。
同館を管理する区によると、原因は同館地下1階の防災センターにある制御板の故障。昨年10月の定期点検では異常はなかったという。
区は火災後、制御板の部品を交換し、現在は正常に作動している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150511-OYT1T50059.html
2015年5月11日23時19分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月12日3時0分に神奈川新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時5分ごろ、横浜市港北区鳥山町の木造2階建てアパートから火が出ていると、近くの男性が119番した。
アパート(延べ約200m2)は全焼し、隣接する空き家の一部も焼いた。
火元とみられるアパート2階の部屋の玄関で焼死体が見つかり、警察は、この部屋に1人で住む女性(60歳)の可能性があるとみて、身元確認を急いでいる。
この火事について、横浜市消防局は同日夜に記者会見し、「通報を受けた指令管制員が、救急事案と判断して火災出動の指令を出さなかった」と説明、謝罪した。
同局によると、最初の通報は午前8時46分。
40代の男性指令管制員が女性から電話を受け、最初に「火事ですか、救急車ですか」と問い掛けたが、内容がはっきり聞き取れなかったため、「救急ですか」と尋ねると、女性は「はい」と返事した。
女性から住所と年齢を確認した上で、管制員は「どうしました」と質問したところ、「はじになっちゃった」と答えたように聞こえたという。
何度か聞き返した際に、「はじです」と話したため、「ハチ(蜂)ですか?」と尋ねると、女性は「はい」と答えたという。
「救急車は必要ですか」と聞くと「いらない」と返事があり、重ねて確認しても「はい」と答え、電話が切れた。
管制員は特に異変を感じず、救急車の出動指令も出さなかったという。
「はじ」は「火事」だった可能性がある。
女性の通報から14分後の同9時ごろ、近隣住民などから計9件の火災通報が相次ぎ、消防車22台が出動。同9時8分に到着し、同日午後0時35分ごろ鎮火した。
同局の説明では、女性からは、これまでたびたび救急車を要請する通報があり、2010年以降の約5年半で計143回出動。多くの場合は軽症で、病院に搬送したのは38回だったという。
会見した高坂警防部長は、「指令管制員が名前と住所を聞いて、経験則で救急と判断してしまった可能性も否定できない」と説明。「『ハチ』のやりとりの場面で、(管制員が)もっと疑問をもって聞くべきだった」と話した。
専門の委員会をつくって原因の究明に乗り出す。
県警港北署の宮村副署長は、消防の出動が遅れたことについて、「事実関係を確認し、捜査の必要性も含めて対応を検討したい」と話している。
火災に気付いて119番した女性方の隣に住む男性会社員(55)は、「女性の部屋から数mの火柱が上がり、『ボーン』と何かが破裂するような音が5回ほど聞こえた。火は5〜10分ほどで隣の部屋に燃え移った」と振り返った。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150512k0000m040092000c.html
http://www.kanaloco.jp/article/95628
2015年4月7日22時0分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宇部・山陽小野田消防局が6日、119番通報を受けた際、救急搬送が必要な女性の自宅を間違え、救急車の到着が8分遅れた。
女性は病院に運ばれたが、その後,死亡が確認された。
宇部・山陽小野田消防局によると、6日午後6時前、宇部市で「80代の女性が風呂で溺れた」と、女性が住むアパートの隣の部屋の住民から119番通報があった。
通報を受け、消防局では救急車を出動させたが、行き先を間違え、およそ2km離れた別のアパートに向かってしまい、その結果、女性が住むアパートに到着するのが8分遅れたという。
救急隊員がアパートに到着した時には、女性はすでに心肺停止の状態で、その後、市内の病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
消防局では、到着の遅れと女性の死亡の因果関係は分からないとしている。
消防局によると、指令センターの担当者が、通報した住民から聞き取った建物の名前から地図を検索した際、似た名前の別のアパートと間違えたことが原因だという。
また、通報を受けた建物と似た名前が出てきた際に、住所を確認すべきだったにも関わらず、担当者が確認を怠ったという。
宇部・山陽小野田消防局の江本消防長は、「今後、指令業務の見直しと職員の教育、指導の徹底を図ります」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4063843321.html?t=1428440225927
4月7日20時26分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
80代女性患者は病院で死亡が確認されたが、担当医の検視の結果、遅れと死亡との因果関係はなかったとしている。
出典URL
http://www.sankei.com/west/news/150407/wst1504070081-n1.html
4月8日付で山口新聞からは、過誤の生じた状況に関し、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
女性の隣人から119番があり、同センターの職員が対応。
住所を確認できなかったため女性の住むアパートの名称で検索し、約2km離れた同一名称のアパートを出動先として指示したという。
出典URL
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2015/0408/5.html
(ブログ者コメント)
昨今、しばしば、この手のニュースが流されるようになった。
本ブログでも、何件か紹介済。
ただ、状況は、ほぼ似たり寄ったりにつき、今後は、特段のものでない限り、掲載を省略する。
2015年4月6日12時46分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月6日23時46分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前0時半ごろ、東京都足立区谷在家の工場火災に出動していた東京消防庁のポンプ車のホースが外れ、ホースの金属製の結合部分が近くにいた男性(35)に直撃した。
男性は頭蓋骨や左足の骨を折る重傷を負い、病院に搬送された。命に別条はない。
警察は、自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いがあるとみて、ポンプ車を運転していた男性消防士長(58)から事情を聴いている。
東京消防庁によると、当時、現場の消防隊はポンプ車2台をホースで連結。後方の1台から前方の1台に送水し、工場に放水しようとしていた。
だが、前方のポンプ車が消火活動のため、消火栓近くに車を移動させようとした際に、勢いでホースが抜けたという。
通常は、ホースを抜いてからポンプ車を動かす手順になっていたが、消防士長は、「ホースがつながっていることに気づかなかった」との趣旨の説明をしているという。
結合部分の重さは約10kgだった。
連結状態にあることを消防士長らが確認していなかったことが原因とみられ、東京消防庁の鈴木警防課長は、「消防活動中に一般の方にけがをさせて誠に申し訳ない。安全管理を徹底し、事故の絶無を図る」とコメントした。
出典URL
http://www.sankei.com/affairs/news/150406/afr1504060016-n1.html
http://www.asahi.com/articles/ASH4644JSH46UTIL014.html
4月6日13時52分にNHK首都圏NEWS WEBからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ポンプ車を運転していた隊員が、別のポンプ車にホースがつながった状態のまま、近くの消火栓から水を取ろうとポンプ車を発進させたため、ホースの結合部分が根元から折れて、すぐそばにいた近所の35歳の男性を直撃し、男性は頭や足の骨を折る大けがをした。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150406/3799931.html
(ブログ者コメント)
産業活動中の現場でも、何時、何が起きるかわからない。
不要不急の人は、できるだけ現場には近づかないほうがよさそうだ。
2015年3月27日12時46分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年、東京・町田市にある金属加工会社の工場で起きた爆発火災を受けて、東京消防庁は、水で消火できないマグネシウムなどの金属に対応する消火剤を大量に散布できる装置を開発した。
去年5月に東京・町田市のマグネシウム合金などを扱う金属加工会社の工場で起きた爆発火災では、マグネシウムが燃え広がり、放水すると化学反応で爆発するおそれがあったことから慎重に消火活動を行ったため、火を消し止めるまでに38時間余りかかった。
これを受けて東京消防庁は、水で消火できないマグネシウムなどの金属に対応する消火剤を大量に散布できる装置を開発した。
この装置は、消火剤を散布してマグネシウムが空気と触れないように遮断することで火を消し止めるもので、長さ30mまで伸ばすことができるホースが付いているほか、840kgの消火剤を散布することができるという。
27日は東京・渋谷区で、マグネシウムに引火して火災が起きたという想定で消火実験が行われ、装置を乗せた車両からホースを伸ばして消火剤をかけると、火は短時間で消し止められた。
東京消防庁は、この装置の運用を来月中旬から始めることにしている
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150327/3516982.html
(ブログ者コメント)
町田市の事例は、下記参照。
2014年5月20日掲載
2014年5月13日 東京都町田市の金属加工会社でマグネシウム火災が発生し工場全焼、1人死亡7人重軽傷、工作機械改修後にスイッチを入れた際の火花が原因か (第1報)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3911/
(第2報)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3949/
2015年3月10日3時0分に西日本新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
長崎市天神町で民家など6棟が全焼し、1人が死亡した7日の火災で、市消防局は9日、消火ホースと口径の合わない不要な金具を消火栓に取り付けたままだったため、住民が初期消火できなかったと発表した。
市消防局は昨秋、ホースを細い直径のものに交換したが、消火栓を確認せず、古いホース用の金具を回収し忘れていた。
市消防局は、「初期消火がされていれば、延焼軽減に効果があったかもしれない。反省し、申し訳なく思う」と謝罪した。
火災は7日午後、住宅が密集する傾斜地で起きた。
民家やアパートなど6棟が全焼。空き家など3棟の一部も焼き、焼け跡から1人の遺体が見つかった。
消防車が到着するまではバケツリレーのみで、鎮火まで約5時間かかった。
市消防局によると、火災現場から約80mの場所に、直径40ミリのホース5本を収納した消火ボックスがあった。
発生時、住民は40ミリ用の金具をホースに取り付けたが、消火栓には直径50ミリ用の別の金具が付いたままで、ホースを消火栓につなげなかったという。
市消防局は昨年10月、この消火ボックスも含めた市内12カ所のホースを直径50ミリから40ミリに変更。
防火訓練は今春の予定で、ホース交換後、住民につなげ方や使用法の説明はしていなかった。
市消防局は9日、市内のほかの11カ所の消火栓を調査したが、金具を付けたままのところはなかったという。残りの338カ所も4月までに確認する。
初期消火を試みたという近くの男性(80)は、「慌てていて、無駄な物が付いてるとは思いもしなかった」。別の男性(47)は「すぐに使える状態にしておくのが仕事のはず。初期消火ができていれば、延焼は食い止められたはずだ」と指摘している。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/154766
3月10日付で読売新聞長崎版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
長崎市の住宅密集地で住宅など9棟を焼き、焼け跡から1人の遺体が見つかった火災で、周辺住民が初期消火を試みた際、市消防局が設置したホースが消火栓につながらず、放水できなかったことが分かった。
市消防局が昨年10月にホースを更新したが、消火栓側に口径が違う古い接続金具を取り付けたままにしていた。
市消防局は9日、記者会見で謝罪した。
市消防局によると、ホースは、赤い格納庫に入れて市内350か所に設置。
道路幅が狭くて消防車が入りにくい場所などで、住民による初期消火をするため、火災の際に近くの消火栓につないで放水できる。
市消防局は従来、口径65ミリと50ミリのホースを格納庫に入れていたが、軽量化を目的に2011年から40ミリのホースへの更新を開始。口径の違う消火栓側につなぐ接続金具も新しくした。
今回の現場は昨年10月に更新。しかし、消火栓の蓋を開けず、新しい金具を使ってホースをつなげるか点検しなかったため、以前の50ミリ用の金具が付いたままになっているのを見落としていた。
管理台帳には古い金具があることを記録していたが、確認していなかった。
火災で初期消火を試みた住民らは、接続金具に関する知識を持たないため、ホースでの放水を断念。バケツリレーで消火に当たったが、一気に火の手が広がったという。
市消防局は、この問題を受け、全ての格納庫のホースと接続金具が近くの消火栓につながるかの点検を8日に始めた。来月中に終える方針。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20150309-OYTNT50320.html
2015年1月8日17時22分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トンネルで崩落事故が起きるなどして人が立ち入ることができない内部の被害状況を、ロボットを遠隔操作して調べる実証実験が、茨城県つくば市の研究所で行われた。
この実証実験は、国土交通省がつくば市にある国土技術政策総合研究所で行い、企業や大学が開発した合わせて6つのロボットが調査に当たった。
実験用のトンネルには崩落した砂利や天井板に見立てた木材が置かれ、遠隔操作で内部の状況を探った。
このうち、神奈川県の企業が開発を進めているロボットは、カメラやガスの感知器を備えていて、6つの走行用ベルトを使って障害物を乗り越えて進み、最大850m先まで遠隔操作できるという。
また、早稲田大学などが開発中のロボットにはスマートフォンが組み込まれ、カメラで周囲の状況を確認しながら無線で遠隔操作できるようになっている。
平成24年12月に山梨県の中央自動車道笹子トンネルで起きた崩落事故では、ガス爆発や天井板が再び落下する二次災害のおそれがあったため救助活動が難航したということで、国土交通省などは、ロボットの開発と実験を進めて、安全で迅速な救助活動や復旧につなげたいとしている。
実験に当たった東北大学大学院の高橋弘教授は、「耐久性や実用性などを検証し、災害現場で活用できるロボットの実用化に期待したい」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1074481172.html?t=1420751674434
2014年11月7日11時26分にNHK長野から、「火災原因特定技術向上へ研修」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
住宅火災などが起きたときに、出火原因を調べる技術を高めようと、7日、長野市で、県内の消防隊員が集まって、研修が行われた。
研修は、長野市にある県消防学校が毎年行っていて、7日は、県内の消防局や消防本部から消防隊員40人余りが参加した。
初めに、木造平屋建てのおよそ10m2の住宅に見立てた建物に、参加者に分からないように火がつけられた。
建物は15分ほどで激しく燃え上がり、参加者は建物の周りを移動しながら、時間の経過とともに火がどのように燃え広がるのかを観察していた。
そして、消火したあとで建物の焼け方を検証し、講師から、炎の燃え広がり方を柱などの焦げた跡から判断することや、壁と天井の焦げ方を比較したりして、焼けた程度の違いが出火場所を判断する材料になることなど、指導を受けていた。
参加した長野市消防局の40代の隊員は、「ふだんは、出火から火が燃え広がるまでの経過を順を追って見ることはなかなかできないので、火の燃え広がり方が分かってとても勉強になった。現場での活動に生かしたい」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1015984451.html?t=1415393092941
(ブログ者コメント)
このような研修が行われていることを、ブログ者は知らなかった。
ご参考まで。
2014年11月1日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後3時25分ごろ、青森市本町3丁目のビル3階から、団体職員の女性(22)が転落し、両腕の骨が折れる重傷を負った。
警察によると、当時は火災避難訓練中で、脇の下を輪状のベルトで締めて人を吊る緩降機と呼ばれる器具を使い、高さ約7mの窓から降りようとしていた。
原因は今後、調査するという。
(ブログ者コメント)
避難器具を使った訓練中に転落して負傷したという事例は、ブログ者の記憶にはない。
使い方を誤ったのか?
器具の維持管理が悪かったのか?
それとも・・・。
緩降機メーカーのHPには、使用方法などに関し、以下のような説明、注意表示が掲載されている。
http://www.oriro.co.jp/products/kankoki/
(2015年1月20日 修正1 ;追記)
2014年11月1日付の東奥日報紙面に、転落した女性の体にロープが着いていなかったという、下記趣旨の記事が掲載されていた。
女性は、勤務する団体が主催する訓練に、ほかの職員ら30人とともに参加。
3階建て建物の最上階から避難器具を使って地上に降りようとした際に、3階から地上に転落した。
避難器具はロープで体を固定するもので、女性の体にはロープが着いていなかったという。
訓練は、職員らが自ら器具を装着して地上に降りる内容で、同日は数人の職員が女性の前にも避難器具を使用していた。
2014年10月29日23時2分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後0時半ごろ、東京都台東区根岸5のすし店から出火、火は隣接の建物3棟に燃え移り、すし店と居酒屋の2棟が全半焼するなど、計約390m2が焼けた。
警察によると、消火作業中の消防隊員ら5人が崩れてきた居酒屋の壁の下敷きになり、東京消防庁の隊員(34)と、66歳と67歳の消防団員の計3人が足の骨折などの重傷。他の2人も軽傷を負った。
出火当時、すし店には客や従業員ら十数人がいたが、全員逃げて無事だった。
従業員は「卵焼きを作るために油をひいたところ突然火が出た」と話しており、出火原因を調べている。
現場は、東京メトロ日比谷線三ノ輪駅近くで、店舗や住宅の密集地域。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20141030k0000m040132000c.html
(ブログ者コメント)
外壁が崩れる瞬間の映像をテレビで見たが、建物左側の上方から道路側に向かって崩れ始め、数秒で外壁全てが崩落。右隅のほうにいた消防士の方が下敷きになったように見えた。
ブログ者の記憶によれば、複数の報道番組で専門家の方々が、以下のようにコメントしていた。
○建物の内側に入って放水していたらしいが、建物の内側から外壁に向けて放水した可能性も考えられる。ただ、そういった場合は、指揮者の指揮の下、行う筈だが・・・。
○映像によれば、外壁が崩れた建物と、その左隣にある建物との間に放水している。延焼防止のためにそういった放水をすることはあり、その場合、水圧を上げることもある。それも外壁が崩れた一因かも。
2014年10月24日19時2分にNHK水戸から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
原子力施設で事故が起きた場合に備え、事業者の自治体への通報態勢などを確認する、茨城県が行った抜き打ちの訓練で、4つの事業所でミスがあり、県は改善を指導した。
この訓練は、平成11年に起きた東海村の臨界事故を教訓に、茨城県が県内の18の原子力事業者を対象に抜き打ちで行っているもので、東日本大震災による東京電力福島第1原発事故後は初めて、ことし5月から8月にかけて行われた。
訓練は、原子力施設で火災が発生し、放射性物質が外に漏れる恐れがあることを想定したもので、迅速に職員を集めるなどの初期対応や、国や県など関係機関への通報が適切に行われるかを確認する。
24日は、県庁で、事業者を集めて訓練の結果が発表され、関係機関への通報で、4事業者でミスが報告された。
具体的には、国の原子力規制庁のFAXの番号を誤って登録し、資料が送付されなかったケースが2件、地元の警察署の電話番号を誤って記録し、電話がつながらなかったケースが1件、県に連絡する際、指定された部署とは異なる部署に電話をしたケースが1件あったという。
県は、これら4つの事業者に改善を指導した。
原子力安全対策課の深澤課長補佐は、「原発事故後、原子力施設への関心は高まっており、万が一の事態に備えた態勢づくりの一助にしてもらいたい」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1075648231.html?t=1414270735142
また、茨城県のHPにも報告書が掲載されており、その中に、以下の記述があった。
連絡が全く漏れなく行われたのは12事業所であり、6事業所で通報連絡が未実施となったケースがあった。
<未実施となった主な理由>
・通報連絡用チェックシートの電話番号の記載ミス(1事業所)
・一斉送信用FAXのFAX番号の設定ミス(2事業所)
・通報連絡先に関する認識不足からの通報漏れ(1事業所)
・事象の進展に伴い、第1報通報の未了段階で第2報通報を開始(1事業所)
・事象の進展が早く、第3報を最終報としたため、第4報が実施されなかった(1事業所)
http://www.pref.ibaraki.jp/bukyoku/seikan/gentai/nuclear/anzen/pdf/20141024.pdf
(ブログ者コメント)
事業者側だけで実施する訓練では、おそらくは、官庁に実際は通報せず、通報したことにするだけの模擬訓練。
一度、番号を誤記載、誤設定すれば、その後、見直す機会はほとんどなく、実際に通信してみて初めてミスがわかった・・・そういうことだったような気がする。
2014年10月7日付で読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
大津市消防局が装備品の充実化を進めている。
今月からは14年ぶりに消防防火服を刷新し、隊員214人に配備した。
以前の消防防火服はアルミ製だったため、夏場は隊員が活動中に熱中症を起こす危険性が指摘されていた。
今回は、生地に軽量な耐熱素材「アラミド」を採用。「透湿防水膜」という特殊な加工で通気性を高める一方、内側への水の侵入を防げるようにした。
出動までの時間を短縮するため、ワンタッチで装着できるベルトも取り入れており、長戸・消防士長(35)は、「以前より動きやすくなり、活動もスムーズになりそう」と話していた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/shiga/news/20141007-OYTNT50018.html
2014年9月21日21時30分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後6時35分ごろ、大阪府豊中市服部西町の焼き肉店で、客席の煙を吸い込むダクト内から出火。
消防が消火活動中、店の近くを歩いてた女性(64)が消火用のホースにつまずいて転倒し、右ひじを骨折する重傷を負った。
このほか、従業員の男性(60)が煙を吸い込み軽症。ダクトの内部や建物の一部がこげた。
消防によると、ダクト内にたまった油に引火したとみられる。
消防車は現場から25mほど離れたところに停車。数本のホースが店内まで伸びていた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140921/waf14092121300019-n1.htm
(ブログ者コメント)
消火活動中の消防ホースにつまずいてケガした事例は、今年5月に大阪市でも起きている。
2014年5月19日 大阪市阿倍野区のコルク加工工場から出火、早朝で無人だったがコルク乾燥機は稼働していた、近所の老人が避難時に消防ホースにつまずいて重傷
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3926/
2014年9月18日付で読売新聞中部版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月17日18時59分に毎日新聞から、9月17日19時8分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午後2時35分頃、愛知県春日井市の県警察学校グラウンドで、ランニング中だった新人警察官31人のうち9人(うち女性2人)が相次いで倒れ、救急車で病院に運ばれた。
頭痛や吐き気などを訴え、熱中症とみられるが、いずれも症状は軽いという。
同校によると、9人は4月に入校した18~20歳の男女の初任科生。
この日は午後1時30分頃から、他の初任科生らとともに31人で、ヘルメットや盾、コテなど機動隊員と同様の重量5~7kgの装備を身につけ、1周500mのグラウンドでランニングをしていた。
当初は8周ほど走る予定だったが、水分補給の休憩をはさんで約40分経過したころ、4周ほど終えた時点で次々に脱落。
水分補給などをしても症状が改善しなかったため、救急車を要請したという。
同学校によると、同日午後1時の気温は27.2℃。
授業には教官も同行し、健康管理には十分注意していたという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/chubu/news/20140918-OYTNT50021.html
http://mainichi.jp/select/news/20140918k0000m040024000c.html
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20140917/4662101.html
(ブログ者コメント)
今年8月に南国市の警察学校でも同じトラブルがあり、訓練生12人が病院に運ばれた。その時の気温は30℃。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4210/
2014年9月3日付で山口新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下関市消防局は22日、消防司令センターの職員が8月31日夜の救急出動指令で誤った建物を伝えたため、救急隊の到着が5分遅れる事案があったと発表した。
病院に搬送された女性(61)は検査のため入院したが、命に別条はないという。
同局の現場誤認による到着の遅れは、昨年11月5日、同16日、同年12月4日に続いて4回目。
同局によると、8月31日午後6時55分に女性の娘から「腹痛と嘔吐の症状を訴えている」と119番があり、同センターで職員2人が対応した。
職員1人が女性の暮らす公営住宅の住所を聞き取り、もう1人が指令システムで検索したが、番地以下を入力しなかったため、同じ町内にある別の公営住宅を出動場所として選択。
2人は、聞きとった住所と照合せずに出動指令を出したという。
同7時15分に救急隊が指示された公営住宅に到着したが、同7時16分に女性の親族からの電話連絡で、出動場所が間違っていたことが判明。
同7時20分に女性が住む公営住宅に到着して救急車に収容した。
同局は、昨年10月に新しい消防司令システムを導入してから現場誤認による到着の遅れが相次いだことを受け、2月に消防通信運用マニュアルを作成。
出動場所は通報者から聞き取った情報で特定し、複数人での確認も徹底すると定めていたが、今回の出動指令では、いずれも守られていなかった。
2日に市役所で会見を開いた義満局長は、「昨年末に同種事故を発生させ、再発防止に取り組むさなかのことで、患者さん、関係者、市民にあらためておわび申し上げる」と頭を下げた。
出典URL
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2014/0903/5.html
2014年9月3日付で読売新聞山口版からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
女性(61)の娘から携帯電話で、救急車の要請があった。
指令センターの男性消防士長(55)が住所を聞き取り、メモしたが、男性主任(48)が位置情報通知システムへの入力を誤り、現場から約270m離れた別の住所を画面に表示。
間違いに気づかないまま、救急隊員を出動させた。
女性宅にいた親族が、救急車が別の場所に向かっているのに気付き、指令センターに連絡したため、間違いが判明した。
市消防局では昨年11、12月にも計3回、救急出動の現場を間違い、2月に義満局長ら6人を訓告や厳重注意とした。
同月にマニュアルを作成し、メモと画面表示を照合するように定めたが、今回は怠っていた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20140902-OYTNT50223.html
(ブログ者コメント)
昨年3回の場所間違い事例は、下記参照。
2013年12月5日掲載
[プチ昔の事例] 2013年11月 山口県下関市で119番通報場所が自動表示されるシステムの理解不足で近所の違う場所に行き救急搬送が遅れる事例がこの1ケ月で3件発生 (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3481/
2014年8月28日付で朝日新聞山口東版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
周防大島町小松の一本松川の橋で25日午後2時45分ごろ、同町職員の男性(35)が倒れてきたクレーン車と橋のガードレールの間に挟まれ、27日死亡した。
死因は、首を圧迫されたことによる低酸素脳症。
現場では来月の防災訓練の準備中で、男性も準備にあたっていた。
クレーン車は、土のうをつり下ろす作業中だったという。
(2014年9月16日 修正1 ;追記)
2014年8月28日付の山口新聞紙面に、当時の詳細な様子が下記趣旨で掲載されていた。
クレーン付きトラックで土嚢を川底に吊り下ろす作業をしていて、横転したトラックと橋のガードレールに挟まれた。
警察などによると、職員は午後1時ごろから、同僚2人とともに、9月に実施する防災訓練の放水用に水をせきとめる作業をしていた。
職員がトラック(3トン)のそばでクレーンを操縦し、橋上から約2.5m下の一本松川(幅約4m)に土嚢を吊り下ろそうとして、トラックが横転したらしい。
トラックを固定する4本の支柱は設置されていた。
同町は、現場そばのグラウンドで9月14日に予定している防災訓練は実施するが、放水の中止を決めた。
2014年8月19日21時52分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月19日22時52分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後1時半ごろ、南国市の警察学校のグラウンドで、機動隊の装備を身につけ走る訓練をしていた初任補修科の10~20代の学生12人が、走り終えたあと意識がもうろうとしたり座り込んだまま立ち上がれなくなるなどの症状を訴えた。
12人は熱中症の疑いで高知市や南国市の病院に運ばれたが、このうち3人は意識がもうろうとして受け答えができない状態だったという。
12人はいずれも点滴などの治療を受けた結果、症状は改善しているという。
学校によると、12人は午後1時半ごろ、ヘルメットやプロテクターを着けて30分間走る訓練をした後に体調不良や手足のしびれを訴えた。
気象台によると、南国市では、学生が訓練を受けていた午後1時ごろ、30℃の気温を観測していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013924331.html?t=1408485658603
http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014081901001976.html
(ブログ者コメント)
安全のプロを育てる学校ゆえ、このような訓練を行うにあたっては、熱中症予防にも気を配っていたと思うのだが・・・。
2014年8月12日8時6分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府八幡市の金属鋼板加工会社の工場で昨年10月に男性社員(当時33)が鉄くずの貯留槽に全身が埋まって死亡した労災事故で、八幡市消防本部の救助活動に不注意があったとして、京都府警捜査1課と八幡署が業務上過失致死の疑いで、救助を指揮した市消防署の男性課長を近く書類送検する方針を固めたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。
消防の救助業務の過失を刑事事件で立件するのは異例。
事故は昨年10月19日午後4時ごろ、K社(八幡市川口)の京都工場で起きた。
男性社員が鉄くずや鉄粉をためる槽を清掃中に誤って転落し、首から下の全身が埋まった。
八幡市消防本部によると、課長の指揮で市消防署員が男性の上半身まで鉄くずを掘り下げ、引っ張り上げるための安全ベルトを胸部に取り付けた。
鉄くずを排出するため貯留槽の底を開けたが、男性は引きずり込まれるように頭まで埋まったという。
署員が再び掘り下げて顔を露出させたが既に心肺停止状態で、救出後に死亡が確認された。
捜査関係者によると、課長はベルトの装着確認などの注意を怠った疑いがあるという。
長村消防長は「危険を伴う前例のない救助だったが最善を尽くした。人命が失われたことは残念で、訓練の積み重ねで信頼を回復したい」と話した。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140812000013
8月12日19時22分にNHK京都からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は、救助活動の際に安全確認を怠ったなどとして、当時、指揮していた消防署の課長を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、八幡市消防本部の55歳の男性課長。
警察や消防によると、去年10月、八幡市の金属加工会社の工場で男性従業員が鉄くずなどをためる深さ4mほどの設備に誤って転落した。
救助に駆けつけた消防が男性の体に救助ベルトをつけたうえで鉄くずを取り除くため設備の底を開けたところ、ベルトが外れて男性は鉄くずなどの中に埋まり、窒息死した。
この事故で警察は、救急活動を指揮していた課長がベルトの装着をきちんと確認しないまま設備の底を開けるよう指示を出したことなどが死亡につながったとして12日、業務上過失致死の疑いで課長を書類送検した。
警察によると課長は、「安全確認をしないまま指示を出してしまった。大変申し訳ない」と話しているという。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013748361.html?t=1407880238434
2014年8月12日11時53分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市消防署によると、救助に駆けつけた時、男性は首まで埋まり、「痛い」など受け答えできる状態だった。
約1時間かけて鉄粉を掘って上半身を出し、引き上げ用の安全ベルトを胸に着けたが、貯留槽の底を開けて鉄粉を排出した際、鉄粉に引き込まれて全身が埋まった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140812k0000e040195000c.html
2014年7月24日23時31分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県春日井市消防本部の消防車が住宅火災で出動したものの、タンクから水が漏れ出てしまい、放水できなかったことが24日、市消防本部への取材で分かった。
車体の両側にある放水口のうち、ホースをつないでいない方が開いていたため、流れ出たとみられる。
火災は住宅の屋根裏などが燃えたが、先に到着した別の消防車が消火し、けが人はなかった。
市消防本部によると、火災は20日夕に発生。「雷が屋根に落ちた」との通報があり、消防車2台とポンプ車など計7台が出動した。
放水できなかったのは、高蔵寺出張所の消防車。
1800ℓの水を積んで現場に到着し、放水口の一つに接続したホースを延ばして態勢を整え、放水に備えてポンプを作動させた。
ところが、いざ放水しようとレバーを「開」にしたが、水が出なかったという。
調べると、車体の反対側の放水口が開いており、ポンプを動かした時から水が流れ始め、放水態勢が整った時には出尽くしていたらしい。
当時は雨が強く、消防士らは気づかなかった。
点検漏れが原因とみた消防本部は24日、全職員に文書で注意を周知。「毎朝の点検を徹底し、再発防止に努めたい」としている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASG7S5S6QG7SOIPE02H.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。