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2025年10月21日19時4分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道路橋に水道管を取り付けた「添架水管橋(てんかすいかんきょう)」について会計検査院が抽出調査をしたところ、対象とした74橋の約7割に相当する51橋は、阪神大震災級の巨大地震で落橋する恐れがあることが判明した。
うち16橋は病院や震災時の避難施設などに水道管が接続している「重要ライン」に該当し、被災すれば甚大な影響が生じる可能性があるという。
水道施設を巡っては、最大14万戸が断水した能登半島地震(2024年1月)を受けて国土交通省が全国的な緊急点検を行ったものの、水道管が耐震適合性を有しているかどうかにのみ着目していた。
このため検査院は、添架水管橋の場合、橋自体の耐震性が確保されていなければ結果的に水道管も損傷するとの観点から調査を実施した。
添架水管橋は河川などがあって水道管の埋設が困難な場所に設置され、大半は自治体など上下水道の事業主体が、既存の道路橋に留め具で水道管を取り付けて築造している。
検査院は今回、41の事業主体が22~23年度に築造した74橋の耐震性を調べた。
その結果、28事業主体が築造した51橋は、古い耐震基準で設計されていたり、築造年数が不明だったりするなど「耐震性が確保されていない恐れ」があることが判明した。
事業主体が築造時、道路橋の耐震性を確認する認識を欠いていたことが主な要因とみられるほか、6事業主体は道路橋の耐震性が確保されていないと知りつつ経済性を優先するなどし、水道管を取り付けていた。
28事業主体がいずれも、添架水管橋の損傷に備えた応急対策を策定していないことも明らかになった。
国交省によると、耐震性が確保されていない道路橋にやむを得ず水道管を取り付ける際には、断水時に使う給水車や汚水の溢水(いっすい)防止に必要なポンプの確保といった応急対策を事業主体に求めている。
検査院は「耐震性が確保されていない恐れがある橋に水道管を添架したことや、応急対策を策定していなかったことは適切でない」と指摘。
国交省は今年9月、指摘の対象となった自治体などに改善を求めた。
https://mainichi.jp/articles/20251021/k00/00m/040/219000c
2025年9月16日20時37分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日夜に三重県四日市市で記録的な大雨が降った影響で、国土交通省三重河川国道事務所は16日、同市の近鉄四日市駅近くの地下駐車場内で、水没など浸水被害にあった車が約270台に上ると明らかにした。
人的被害は確認されていない。
同市では12日夜の1時間降水量が123・5ミリと観測史上最大を更新、地下駐車場「Kパーキング」(地下1、2階に計約500台収容可能)にも大量の雨水が流れ込んだ。
同事務所によると、水没した地下2階に114台、高さ約1メートルまで浸水した地下1階に160台が残されている。
止水板が設置されず、停電で排水ポンプが稼働しなかったという。
16日に地下2階の水はほぼ排水され、今後、車の撤去作業が行われる。
駐車場の管理会社は「当直の職員が当時2人いたが、予想外の記録的な大雨で止水板を設置する間もなかった。事務所内も水につかって危ないと判断し、当直の職員も避難した」と説明した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250916-OYT1T50189/
9月17日6時30分に読売新聞からは、水没直前に辛うじて車で脱出できた人の避難状況が下記趣旨でネット配信されていた。
12日夜の記録的な大雨で冠水した三重県四日市市の地下駐車場「Kパーキング」では、約270台の車が取り残された。
間一髪で車を出した50歳代男性が当時の様子を振り返った。
男性は午後9時前、近鉄四日市駅近くの定期的に通う地下1階の飲食店を訪れた。
車はいつもの地下駐車場の地下1階に止めた。
店でくつろいでいると、店内の一部が雨漏りし、階段下にも水が流れ込んできた。
車が心配になり、地下駐車場に向かったが、床をぬらす程度だったため、いったん店に戻った。
午後10時前には店内も浸水し、店は閉店時間を早めた。
止めていたのは、車高が高く、悪路も乗れるオフロード車。
「まだ出せる」と判断し、地下駐車場に向かった。
雨水が流れ込み、膝下まで浸水する中、2回ほど足を取られながらも車にたどりついた。
乗り込む際、足元に水が数センチ入り込んだ。
エンジンはかかったが、その直後、衝撃を感じた。
水に浮かぶ隣の車とぶつかった音だった。
警笛が鳴り響く車やハザードランプが点灯した車をよけながら、水しぶきを上げて急いで車を走らせた。
午後10時半過ぎに出口へ。
路上に出ると周囲は冠水し、動けない車が複数いた。
男性は当時の様子を撮影した動画をSNSで公開した。
「水害の恐ろしさを実感した。いざという時の備えにしてほしい」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250916-OYT1T50256/
(2025年9月19日 修正1 ;追記)
2025年9月19日7時0分に朝日新聞からは、車の出入口3か所にあった電動止水板のうち2か所は数年前から故障していた、人の出入口も7か所あったが止水板は重く1か所設置がやっとだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づきタイトルも修正した)
記録的な大雨によって三重県四日市市の地下駐車場が水没し、約270台が浸水被害に遭った問題で、計3カ所ある車の出入り口のうち2カ所で浸水防止用の装置が故障中だったことが関係者への取材でわかった。
この装置は電動で動く「防潮板」と呼ばれるもので、出入り口近くにあるスイッチを押すと上がる仕組み。
故障中の2カ所は国道1号側にあり、国が委託する会社が管理しているという。
関係者は「しばらく前から動かなくなっていた。2、3年前からではないか」と話している。
一方、これらと別に、7カ所ある人の出入り口用の「止水板」も今回、使われていなかった。
駐車場の運営会社によると、大雨のあった12日夜は当直の警備員2人が勤務していた。
止水板は各出入り口近くの倉庫に備えていたが、「駐車場への浸水があっという間で、設置する余裕がなかった」と説明している。
過去には、2012年9月に大雨で地下2階の一部が約20センチ浸水したが、車の被害はなかったという。
担当者は「止水板は2人で運ぶのがやっとの重さで、この時も雨水の流れ込みが激しかった出入り口だけ何とか設置した」と話している。
https://www.asahi.com/articles/AST9L3RBRT9LONFB00MM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(2025年9月28日 修正2;追記)
2025年9月26日19時56分に毎日新聞からは、この駐車場は国道側と市道側で管理者が違っており、日常的な運営は片方からの委託を受けた1社が行っている、大規模修繕は国交省が行い日常的な修繕は管理会社が行う取り決めだったが、止水板故障についてはどちらが修繕するか役割分担が決まらず放置状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この駐車場の一部を整備した国土交通省は26日、止水板が故障していたことを2021年に把握していたことを明らかにした。
修繕せず放置していたことを認め、「利用者におわびする」と謝罪した。
国側が事実上瑕疵(かし)を認めたことで、今後の補償などに影響が出る可能性がある。
三重県四日市市内でこの日、同省が設置した駐車場復旧検討委員会の初会合が開かれ、同省三重河川国道事務所が経緯を説明する中で言及した。
この駐車場は国道側(203台収容)と市道側(306台収容)に分かれており、国交省が整備した国道側はタイムズ24の100%子会社「TFI」が、四日市市の第3セクター「ディア四日市」が整備した市道側は同社が管理運営している。
さらに国道側は、ディア四日市がTFIの委託を受けており、駐車場全体を日常的に運営している。
今回の豪雨では、3カ所ある車両用出入り口のうち、国道側の2カ所にあった電動式の止水板が故障で動かず、市道側の1カ所は急激な浸水で操作が間に合わなかったことが分かっている。
三重河川国道事務所によると、2021年11月にTFIが毎月の定期点検の際、地下への水の流入を防ぐ止水板が故障していることに気づき、翌12月の月報で同事務所に報告した。
くすの木パーキングの場合、劣化や部材の損傷を直すため、時期を定めて計画的に修繕する大規模修繕は国交省が担い、日常的な修繕は管理会社が実施する取り決めになっている。
このため、22年1月に事務所とTFIで打ち合わせの場が持たれたが、修繕の役割分担が決まらなかった。
TFIはその後も、毎月提出する月報に「止水板の故障」と記載していたが、事務所側は何の対応も取らなかったとみられる。
最初の打ち合わせの後の議事録などは残っていないという。
検討委員会の席上、大吉・事務所長が「速やかな代替措置を含め、対策を行わなかったことについて、利用者の方々におわび申し上げたい」と謝罪。
取材に応じた伊藤副所長は「役割分担が不明確と認識したまま現在に至ってしまった」と釈明した。
大学教授や国・県・市・運営会社の幹部らで構成する検討委は会合の後、地下駐車場を視察。
川口淳・三重大大学院教授(地域防災)は、「近年の気候変動で今回の大雨がレアでなくなっていることを考えると、今後どういう対策を取るかが議論の焦点になる。当日の状況と対応を確認し、議論していきたい」と話した。
検討委は、管理会社に当時の状況を確認するなどして報告書を取りまとめる方針。
https://mainichi.jp/articles/20250926/k00/00m/040/211000c
9月27日7時0分に朝日新聞からは、修繕役割分担の打ち合わせは1回しか行われていなかったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
委員会後、三重河川国道事務所の伊藤副所長が報道陣に経緯を説明した。
説明によると、管理運営を担うタイムズ24の子会社からの連絡で故障を知ったのは2021年12月。
翌22年1月に両者で打ち合わせの場を持ったが、修繕などには到らなかった。
伊藤副所長は「修繕の役割分担が協議中だった」と釈明した。
通常は日常的な修理や1次修繕が管理運営事業者側、大規模修繕が国という分担で、12年に故障が見つかった際は修繕したという。
伊藤副所長は、22年1月の打ち合わせの際、「日常的な維持管理の方法やあり方について問題がなかったかというところも(タイムズ側に)指摘させていただいた」と明らかにした。
どちらが修繕を担当するか折り合いがつかなかったとみられる。
ただ、故障の程度や当時の具体的な経緯については「事実を確認させて頂きたい」と繰り返した。
現在確認できる範囲では、打ち合わせはこの1回限りだったとしている。
https://www.asahi.com/articles/AST9V3FXCT9VONFB00FM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
(2025年10月29日 修正3 ;追記)
2025年10月27日18時24分にNHKからは、関係者は記録的短時間大雨情報を発令後30分以上把握していなかった、過去の防災訓練は不十分だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
四日市市中心部の地下駐車場「くすの木パーキング」は先月12日の記録的な大雨で、出入り口などから大量の水が流れ込み、地下1階と地下2階であわせて274台の車が水につかる被害が出ました。
駐車場の復旧の方法や再発防止策を有識者が検討する3回目の委員会が27日、開かれました。
会議は非公開で、運営会社などの当日の対応や防災訓練の実施状況などを確認したということです。
当日の体制については、午後10時すぎに記録的短時間大雨情報が発表されましたが、運営会社や当時、駐車場にいた職員は少なくとも発表から30分間はこの情報を把握していなかったことなども分かり、緊急時の連絡体制が十分に機能していなかったとみられるということです。
また、協定によって作られた計画に基づく防災訓練が2017年から6年間実施されず、訓練を行っていた2023年以降は、情報の伝達に関する訓練が行われていなかったということです。
委員会では年内に再発防止策を盛り込んだ報告書をまとめたいとしていて、次回の会議で中間報告を示す予定だということです。
会議後に会見した委員長を務める三重大学大学院の川口淳教授は、「短時間の降雨による急激な増水、流入でマニュアルのとおりにできなかっただろうと考えています。警報や現場の状況などの情報伝達がうまく機能しなかったと認識しています」と述べました。
https://news.web.nhk/newsweb/na/nb-3070016775
10月28日14時52分に毎日新聞からは、最近の防災訓練でも参加者は限られていた、委員長は個人的見解として天災の色あいが濃いと述べたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「くすの木パーキング」の浸水原因や復旧方法について協議する検討委員会が27日、津市で開かれ、防災訓練が2017年から22年までの6年間、未実施だったと報告された。
管理・運営会社「TFI」が策定した防災業務計画では「毎年行う」と定められていた。
23年から今年までの3年間は訓練があったが、防災業務計画で参加が定められている国土交通省三重河川国道事務所は不参加だった。
同事務所の伊藤副所長は取材に「訓練があることを知らされていなかった。行われていなければ、実施を促すべきだった。(訓練の重要性についての)認識が足りなかった」と話した。
検討委の委員長を務める川口淳・三重大大学院教授は検討委後の取材に「訓練に参加したのは一部の従業員だけ。止水板の設置をせず、最も重要な情報伝達も行っていない。不十分な防災訓練だ」と指摘した。
また川口教授は、風水害情報の確認や排水ポンプの作動確認など防災業務計画に記載された被災時の対応事項について、「かなりのことがやれていなかった。短時間の豪雨だったため、マニュアル通りには実行できなかっただろう」と述べた。
「人災か、天災か」との質問には「個人的な意見だが、天災の色合いが濃い」と答えた。
https://mainichi.jp/articles/20251028/k00/00m/040/128000c
10月28日8時48分にYAHOOニュース(メーテレ)からは、工事中の場所からも水が流入したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
浸水した地下駐車場で、国が新設工事をしていた車両出口のスロープを通じて、大量の雨水が流れ込んでいたとみられることが分かりました。
当時の地下1階部分の駐車場の映像を見ると、午後10時の時点で徐々に浸水が始まっていますが、約30分後に突如、大量の水が流れてきました。
水の勢いは治まることなく、停車していた車は水圧によって駐車場の奥へと流されてしまいました。
管理会社によると、撮影された位置は駅前のバスターミナル整備に伴い、車両出口のスロープが新たに設けられる場所だといいます。
スロープと地下駐車場の接続部分は工事中で完全にはつながっていませんでしたが、作業員が通るための通路があり、そこから水が流入したとみられるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5916c368819f128820bfd4985ffc8972670e98cf
2025年8月15日11時37分にYAHOOニュース(山陽放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
香川県高松市にある香川県立の大型児童館「さぬきこどもの国」で、おととい(13日)、天井から展示物が落下する事故があり、2人がけがをしました。
【画像】落下した“YS-11”の模型など展示物 女性と男児が打撲や切り傷などのけが
おととい(13日)午後2時ごろ、さぬきこどもの国の施設「わくわく児童館」で、吹き抜けの天井に金属パイプで吊り下げていた飛行機のモビールがまるごと落下しました。
モビールは長さ約3.5m、重さが約30キロあり、落ちた衝撃で割れた部品が近くにいた女性と男児にあたり、2人は打撲や切り傷などのけがをしたということです。
モビールは1995年の開館以来展示されていて、今年3月の点検では異常はなかったということです
(さぬきこどもの国 松村樹園長) :
「非常に申し訳なく思っているところでございます。30年経過していますので、経年劣化もいろいろなところで出てくると思いますけど、県と十分に連携を取って相談しながら対応してまいりたい」
施設は事故があった付近の遊具を使用中止とし、天井などの安全点検を行っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc27487ac56b89c85afadbacf6c0cce5909900f
2025年7月2日13時0分にYAHOOニュース(レスポンス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
歩行者の安全対策として、日本初となる地面に埋め込まれた信号機「埋込型信号」が大阪府守口市の大枝公園に設置された。
この日本初の信号を開発・提供したのは、2023年5月に設立されたばかりの大阪の企業「アトラス埋込型信号機」。
交通インフラの未来を見据え、「安全性」「視認性」「景観性」を兼ね備えた新しい交通サインの形として、国内導入第一号を実現した。
この信号は従来の「縦型」「吊り下げ型」とは異なり、地面に埋め込まれたLEDラインが黄色で点灯し、歩行者に注意を促す全く新しいスタイルだ。
信号機が設置できないような狭い場所などにも設置できるメリットがある。
交通信号機の補助的な役割を担い、子供や高齢者など目線が下向きな交通弱者に対して有効な次世代型ソリューションとなっている。
今回設置されたエリアは、高齢者や子どもの通行が多く、また休日は交通量の多い横断歩道として知られている。
歩行者にとっての視認性を高め、ドライバーにも注意を促すことで、より多くの人が安心して通行できる環境づくりを目指している。
海外では今後のスタンダードとして、韓国で普及が加速している。
韓国警察庁のデータによると、床型歩行信号表示装置の設置数は2022年の3078台から2025年には1万3718台(累積)へと増加し、同時に赤信号残り時間表示装置も1500台超に到達するなど、交通安全補助装置全体の普及が進んでいる。
さらに仁川市で実施された調査によると、床型歩行信号機の設置により、自動車と歩行者の事故頻度が全体で13.2%、スクールゾーンでは24.4%低減したとの報告もあり、実証結果に基づいた安全対策として注目されている。
今回、埋込型信号が設置された守口市の市民からは、
「公園と公園の間だから、よく子どもが飛び出したり、車もスピードが早くていつもドキドキしていた。すごく明るくて良いと思う」
「これだけ明るいので、ドライバーも横断歩道があるなとわかりやすくなった」
といった好意的な声が聞かれたという。
オレンジと白に輝くLEDラインが夜間でも視認性を確保し、歩行者にもドライバーにも直感的に伝わる光の信号となっている。
現段階では、従来の信号機に置き換わるものではなく、あくまで補助的な役割だが、今後はカメラやAIを組み合わせた監視機能や路車間通信などとの連携を見据えており、都市環境における新しい交通安全ソリューションとして期待される。
アトラス埋込型信号機の「埋込型信号」は、7月2日に東京ビッグサイトで開幕した「自治体・公共Week 2025」内の「第5回 スマートシティ推進EXPO」にて展示されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/00f78098ccb578cfbb7a077db7bdb924f9405588
2025年7月1日7時25分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県川口市南前川で6月29日に発生した市道の陥没を受け、市は30日、緊急の記者会見を開き、硫化水素で下水道管が腐食し、穴が開いた可能性が高いと発表した。
現場は下水の流量が急激に増える場所で、市は同様の構造となっている約50か所を対象に緊急点検を行う。
市上下水道局によると、破損した下水道管(内径1・35メートル)はコンクリート製で、1972年に設置された。
管上部が約6メートルにわたり壊れており、ここから土砂が流出し、道路陥没につながったとみられる。
路面には長さ約1・5メートル、幅約1メートルの穴が開いた。
周辺は、下水をポンプでくみ上げ、下流に流す仕組みとなっている。
陥没現場はポンプの下流部にあたり、流量が急激に増える場所のため、腐食が早く進んだとみられるという。
応急復旧工事が完了し、現場は29日夜に通行止めが解除された。
市は調査した上で工事方法を検討し、完全復旧させるとしている。
八潮市の県道陥没事故を受け、川口市は2月、下水道の緊急点検を実施した。
だが、今回の陥没現場周辺は「交通量が少ない」などの理由から、点検対象に含まれていなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/96c8a3f6cccee0a05549aa7c1f551c2daed5b5b1
(ブログ者コメント)
今年1月の事故は本ブログでも紹介スミ。
以下は今回の情報。
2025年4月28日18時31分にYAHOOニュース(日本海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月16日、出雲市今市町の市道で、設置してあった照明灯が倒れる事故があり、出雲市が原因を調べた結果、照明灯の根元から高さ13センチの部分に腐食が見つかったということです。
出雲市では今年1月にも照明灯が倒れ、児童が大けがを負う事故が発生し、事故の後、市内の合わせて1060基の照明灯の緊急点検を実施しました。
今回倒れた照明灯も点検の対象となっていて、地面に接する部分を中心に調べましたが、支柱の厚みが基準を満たしていたため、“緊急対応は必要ない”と判断したということです。
ただ、今回折れた部分の厚さを調べなおしたところ、7か所中4か所で安全性の判断基準となる2.5ミリを下回っていたことがわかりました。
出雲市は、厚さをチェックする高さの範囲を広げたうえで、再度30基の点検を行った結果、今のところ対応が必要な腐食は確認されていないといことです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f74a6bc9eb2285a5a2a905a1f191da3ba45c9eb9
※4月16日の事例は下記参照。
(4月16日16時25分 YAHOOニュース;日本海テレビ ※折れた照明灯の写真付き)
4月16日午前、出雲市の市道で照明灯が倒れる事故がありました。
出雲市では今年1月、別の照明灯が強風で倒れ小学生が骨折する事故があり、市内の照明灯の緊急点検を行っていました。
照明灯が倒れたのは出雲市今市町の市道です。
4月16日午前9時ごろ、市民から「照明灯が倒れています」と市に連絡がありました。
照明灯は高さ6メートルで根元付近から折れ歩道側に転倒し、電線に引っかかった状態で発見されました。
けが人はいないということです。
市の職員によって16日午前11時半に撤去されています。
出雲市では今年1月8日、強風で出雲市大津町の市道にある照明灯が倒れ、登校中の小学生が骨折する事故がありました。
これを受け、市は事故直後から2月末まで市内にある照明灯1060基の緊急点検を行っていました。
今回倒れた照明灯は根元付近に錆が見られたものの、専門業者による診断では損傷度は4段階のうち一番軽いもので、緊急対応は不要と判断されていました。
気象台は16日朝、出雲市に強風注意報を出していましたが、市の担当者は「現場付近が特段風が強かったとは考えられない」と話しています。
また、高さ1.3メートル付近に何かとぶつかってできたような痕がみられるということです。
市は倒れた照明灯が見つかったあと、この市道の沿線にある転倒した照明灯と同じ構造の30基についても緊急点検を行っています。
出雲市道路河川維持課の日高課長は「1月に行った点検結果は専門業者による報告なので間違いはないと思うが市民の皆様も不安な思いをされていると思うので今後も点検と修繕に務めていきたい。 またほかの点検方法も検討する必要がある」などと話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/46acb9c8927ab72e95c18dc502d2694f3d9eebc2
2025年4月21日11時32分にYAHOOニュース(大分放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後1時50分ごろ、九重町後野上で地区の男性3人が水路にたまった土砂などを取り除く清掃作業をしていたところ、水に流されました。
このうち2人は自力で脱出しましたが、近くに住む農業、田邉さん(76)が350メートル下流まで流されました。
田邉さんは消防によって救助され、由布市内の病院で手当てを受けていましたが、頭などを強く打っていて、まもなく死亡しました。
水路は幅80センチ、深さ50センチほどで、助かった2人は「鉄砲水に流された」と話しているということです。
大分地方気象台によりますと、観測地点がある玖珠町では朝には雨量を観測しているものの、事故当時に雨量は観測されていません。
警察では21日午後にも実況見分を行って、田邉さんが流された原因を調べる方針です。
【写真を見る】「鉄砲水に流された」水路を清掃中に男性3人流される 1人死亡、2人は自力で脱出 大分・九重町
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1ef2599244e3b89d12771e2dfd0e3d0bf0a2660
2025年4月8日11時32分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城・筑西市で6日、父親がフォークリフトの荷台に子ども3人を乗せて走行中、小学1年の男児が落下し、頭を強く打って死亡した。
通報した父親は現行犯逮捕され、警察の調べに対し「車体のバランスが崩れた」と話している。
【画像】6歳男児がフォークリフト荷台から落下して死亡した茨城・筑西市の事故現場
茨城・筑西市で6日夕方、「6歳の男の子がフォークリフトの下敷きになった」と通報があった。
警察によると、フォークリフトの荷物を載せる部分に子ども3人を乗せて走行中、1人が落下、死亡した。
亡くなったのは小学1年の岩井さん(6)で、頭を強く打っていた。
フォークリフトを運転していた父親(29)が、警察に現行犯逮捕された。
本来、大人1人乗りのはずのフォークリフトに、子ども3人を乗せていた岩井容疑者は、警察の調べに対し「車体のバランスが崩れて子どもが転落した」と話している。
警察は、事故の原因が地面のでこぼこと見て調べている。
岩井容疑者が子どもたちを乗せた理由は、まだ分かっていない。
(「イット!」4月7日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/52f30f49709e97f5b7cffe1c9b25926abbfdb7fe
4月7日17時30分にNHK茨城からは、父親は家族で親戚を訪れ農作業を手伝うためにフォークを運転していた、次男と親戚の子供も乗っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によりますと、岩井さんは単身赴任中の父親を含む家族で筑西市の親せきのもとを訪れていて、父親は農作業を手伝うためにフォークリフトを運転していたということです。
父親は調べに対し、事故当時、フォークリフトの荷物を載せる部分に長男と次男、それに親せきの子どもを乗せて走行していたと話しているということです。
その上で「走行中に、乗せていた子どもがいないことに気づき、慌てて止まったが見当たらなかった」と、事故を起こしたことを認めているということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20250407/1070026867.html
2025年2月26日8時1分にYAHOOニュース(現代ビジネス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
道路陥没という大事故は今後も、いつどこで起きても不思議ではない。
実は長年の間、多くの医療機関から強酸性排水が流されていたのだ。
■'17年末、世田谷区で事故は起きた
'16年11月、博多駅前で起きた道路陥没事故のニュースには国民全体が大きな衝撃を受けた。
地下鉄の延伸工事が原因とされていたが、そこに疑義を呈した人物がいたという。
A氏が続ける。
「日本透析医学会の理事長だった中元秀友さんです。
昨年、惜しくも亡くなられましたが、中元さんは『透析排水が事故の要因のひとつになっているのではないか』と懸念していた。
その後、中元さんの元には、厚労省からも、透析排水について調査してほしいと相談があったそうです」
その翌年の'17年末、中元氏の憂慮は現実のものとなってしまう。
透析医療機関からの酸性排水による下水道管の損傷事故が発覚したのだ。
「医療施設が入っている世田谷区のビルで下水のつまりが発生したのです。
東京都下水道局の職員が確認すると、ビルの排水設備と下水道管をつなぐコンクリート製の取り付け管が崩れてなくなっていた。
都の調査によると、基準を大幅に上回る強酸性排水が、決まって深夜に流れ込んでいました。
このビルには複数の医療施設が入っていましたが、深夜に稼働していたのは透析クリニックのみ。
日中、患者に透析を行い、深夜に装置の洗浄をしていたのです」(A氏)
■透析排水の実態とは
事故発覚後、東京都下水道局から調査依頼を受けた順天堂大学医療科学部臨床工学科特任教授の峰島三千男氏が振り返る。
「この一件を受け、東京都下水道局長から『ほかのクリニックは大丈夫だろうか』と相談を受けました。
'18年に東京都下水道局から、『透析システムからの排水調査』を依頼され、都内323ヵ所の透析施設から回答がありました。
その結果、適正な処理がなされていない施設は200施設、約64%でした。
そうした未処理施設のうち、155施設(約79%)は透析排水に基準があることを知りながら、何ら対策を講じていなかったのです。
認識が甘かったのは事実です。
透析排水に基準があることを知らなかった施設さえありました。
そこで東京都と協力して、基準を満たすよう啓発活動を展開しました」
日本透析医学会、日本透析医会、日本臨床工学技士会という3つの業界団体からなる透析排液管理ワーキンググループのリーダーとして透析排水に関する啓発活動を続けている峰島氏は、こうした背景を踏まえ、今回の事故についてどう捉えているのか。
■八潮市の事故と透析排水の因果関係
「八潮市の事故と透析排水には因果関係はありません。
メカニズムがまったく異なります。
硫化水素は気体ですから、下水道管の上部が損傷します。
一方、透析排水の場合、酢酸などによって下部が損傷します。
もっとも、過去に透析排水による事故が起きたのは事実です。
'17年末の事故が起きるまで、私を含めた医療従事者は、患者に対して効果的な治療を行うことへの思いが強く、『患者さんの体内にある悪いものをもっと取ろう』として、結果的に強酸性の洗浄剤を使用してしまった。
これによって下水道管の一部を損傷させてしまった。
この点は反省すべきです」
峰島氏らの尽力により、'24年7月には23区内にある透析施設のすべてが基準を達成したという。
だが、見方を変えれば、全国的に基準が達成されたわけではない。
前出のA氏は、道路陥没と透析排水を切り離して考えることは難しいと話す。
「'24年9月、広島市西区の市道で長さ約40m、幅約15mにわたって陥没や隆起、出水が発生した事故がありました。
周囲には複数の透析医療機関がありました。
私には偶然とは思えません。
今回の八潮市の現場周辺にも透析医療施設が複数あります。
こうした一連の道路崩落事故に、透析排水が関係している可能性は否定できないはずです」
■国と自治体の無為無策
また、先述した中和に関してはこんな問題もある。
そもそも、中和装置のサイズが大きく、ビルに入居するクリニックなどの場合、スペースの問題に加え、ビルの所有者の許可が下りないというケースもあるという。
23区内では、その場合、薬剤の変更を促しているという。
懸念と疑いが拭えない全国民にかかわる重大事。
八潮市のような大事故につながる可能性は十分にある。
はたして埼玉県は対策を講じていたのか。
埼玉県下水道管理課に聞いた。
Q.今回の八潮市の道路陥没について、透析排水が影響している事実、あるいは可能性はありますか?
A.「透析排水が影響している事実、あるいは可能性についてはわかりません。
今後、今回の陥没事故に係る原因究明を行うための委員会を立ち上げ、調査を進めていく予定です」
■埼玉県の透析排水管理
Q.'17年末に都内で発生した透析排水による下水道管損傷事故を受け、東京都では様々な対策が進められました。透析排水管理について、埼玉県ではどのような対策をしていますか?
A.「本県では透析排水管理に係る対策は行っておりません」
八潮市の事故は決して偶然起きたわけではない。
インフラの老朽化、透析排水……国や自治体が無責任な対応を続けてきたため起きた必然といえるだろう。
全国には約34万人の透析患者がいる。
彼らの命を守るのはもちろん、国民全体の安全を守るのが、国と自治体の責務であるはずだ。
「週刊現代」2025年2月22・3月1日合併号より
https://news.yahoo.co.jp/articles/930c5ae0094afb6ffd50f52dd30cd836d1c8048d
※東京23区内の透析施設は全て透析排水の基準をクリアーしたとのことだが、他の自治体でも、例えば京都市や大阪市、神戸市などでは、透析医療機関に対し、排水管理の注意喚起を行っている。
以下は京都市の例。
『透析医療機関の方へ』
(京都市上下水道局 お知らせ)
透析装置の洗浄排水を公共下水道に排出する場合には、特に水素イオン濃度(pH)の排水基準に気を付けていただく必要があります。
透析装置の洗浄に使用される酢酸や過酢酸により、下水道施設の損傷が近年京都市においても発生しています。
当局では、下水道の施設や機能を守るために、工場・事業場に対して、排水基準を守るよう監視や指導を行っています。
その一環として病院や透析診療所からの排水の水質検査を行っています。
水素イオン濃度の基準は、酸性側とアルカリ性側があります。
酸性側の基準は「5を超えるもの」であり、5以下が基準超過となります。
詳細は本ページ下部に記載しています。
酸性排水は次のような悪影響を及ぼします
●下水道管を溶かします。
酸性排水は下水道管を溶かします。
溶けた下水道管から水が流出すると周囲の土が流され、道路や敷地の陥没の原因となり、ひいては重大な事故を引き起こすおそれがあります。
●他の水と混ざると危険です。
酸性排水が他の排水と混ざることで、有毒ガスを発生させることがあります。
酸性排水は規制の対象です
下水道における排水基準は以下の表のとおりです。
酸性薬品の取扱いには十分ご注意ください。
酸性排水は中和し、排水基準を遵守した上で下水道へ排出してください。
なお、中和処理を行う場合は届出が必要です。
https://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000263427.html
2025年2月4日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/14370/
(2025年2月19日 修正1 ;追記)
2025年2月10日20時5分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、管内の水流や硫化水素の影響で救助活動はいまだ難航しているなど、下記趣旨の記事が下水管内部の現状の模式図付きで」ネット配信されていた。」
埼玉県八潮市で県道が陥没してトラックが転落した事故で、安否不明となっているトラックの男性運転手の救助が難航している。運転席部分とみられるものが見つかった下水道管内は、水流や硫化水素の影響で人が近づけない状況だからだ。
【写真】がれきや土砂の撤去作業が続く陥没現場=2025年2月10日午前9時22分、埼玉県八潮市、伊藤悟撮影
県や消防は陥没した穴側からの救助は断念。
新たな方法を模索するが、発生から10日以上過ぎても見通しは立っていない。
5日に行われた県のドローンによる調査で、陥没地点の100~200メートル下流の下水道管(直径4・75メートル)内に、トラックの運転席部分とみられるものが確認された。
一部が流水につかり、男性の姿は確認できなかったが、県や消防は男性がこの周辺にいる可能性があるとみている。
さらに上流側ではがれきなどの堆積(たいせき)物が管を塞いでおり、陥没地点側は汚水であふれていた。
陥没が起きたのは1月28日。
当初は転落したトラックが見え、男性と会話もできる状態だったため、消防は穴の内部に隊員を入れたり、クレーンでトラックごと救助しようとしたりしたが、失敗。
何とか荷台部分は引き上げたものの、現場周辺で崩落が相次いで穴が拡大し、運転席部分はがれきや土砂で見えなくなった。
二次災害の恐れもあり、穴の内部での救助活動が難しくなった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ac4f58a68e76eb3f8df66c8b79c0409082b6c12
(2025年2月23日 修正2 ;追記)
2025年2月22日18時11分にYAHOOニュース(TBS NEWS )からは、避難要請が解除された、説明会では住民から住めないほど臭いという意見が出たなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県は現場周辺の地盤を補強する作業を終えたことから、今月19日に現場近くの住民47人への避難要請を解除しました。
県はきょう午後、初めての説明会を開き、現場周辺に住む84世帯、120人が参加しました。
捜索に向けた工事の進め方などについて説明が行われましたが、その後の質疑応答では、住民から現場近くに住む不安や工事による振動や騒音、臭いへの対応を求める声が相次ぎました。
参加者 :
「(自宅から)20mか30m先では崖がすぐにあるので、あの光景を毎日目にすると不安は感じます。臭いはもう本当に…住める状態ではない。喉の奥に臭いが溜まるっていうんですか、それぐらい本当に臭いです」
大野知事は「現状を把握して対応を検討したい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef010bfd478800c8e9cd30d31ac2d3aa8bcec2b
2月22日16時3分に読売新聞からは、事故対応の影響で上流側の春日部市では下水の水位が上がっているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故後、下水道の上流にあたる同県春日部市内では、下水道管の水位が上昇したままになっている。
事故現場に流れ込む下水の勢いを弱めようと、県が「春日部中継ポンプ場」への流入量を絞っているためで、市は監視を続けている。
事故発生から半日ほどたった1月28日深夜、春日部市職員が、県の下水道管に接続する市の下水道管のマンホール内を点検した。
その時、下水は地表から約8メートル下の位置にあったという。
翌29日午後4時の点検では、地表から約3・5メートル下の位置まで上がっていた。
その後も市は毎日の点検を続けているが、水位は約3~3・5メートル下の状態が続いているという。
県は事故後、塩素消毒した下水を春日部中継ポンプ場から 新方川へ緊急放流している。
またポンプ場に流れ込む下水量を絞り込む対応を取っている。
そのためポンプ場の上流約1キロ・メートルにある市の下水道管で水位上昇が続いているとみられる。
春日部市の担当者は「下水が地表にあふれ出したら大惨事になる」として警戒を強める。
さらに上流にある自治体の担当者は「(下水の流量が増える)梅雨時期が心配」と気をもんでいる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250221-OYT1T50152/
(ブログ者コメント)
橋桁側のボルトは高強度のものに交換したがタワー側のものは交換していなかったと報じられている件、対策に抜けがあったということかもしれない。
以下は元記事。
2025年2月7日20時16分にライブドアニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高さ45メートルから部品が落ちてきて、車を直撃しました。
【画像】橋が通行止めに 点検・修理の見通し立たず 秋田・由利本荘市
■走行中の車を直撃 なぜボルトが外れた?橋を利用する人
「人の頭に当たったら、ひとたまりもない。危ないです。ここに住んで5年目ですが、こんなことは初めてなので怖い」
現場の橋は通行止めとなっていて、点検、修理のめどが立っていません。
5日朝、秋田県由利本荘市の橋を男性が車で走行中、大きな音を聞いたといいます。
確認すると、運転席のほぼ真上、屋根に2つの傷が…。
1つは貫通しています。
高い柱からケーブルを張り、全体を支える構造の橋ですが、一番上のケーブルの根元が破損しています。
本来は複数のボルトで止められているものです。
路面から高さおよそ45メートルの部分が何らかの原因で壊れ、止めていたボルトが落下。
何本かが走行中の車を直撃したとみられます。
ボルトは長さおよそ1センチ・重さ180グラムで、15本回収されています。
なぜボルトが外れたのでしょうか。
秋田・由利本荘市 建設部建設管理課東海林課長:
「風が原因でケーブルが揺れて、その関係でボルトに影響があったと推測している」
運転していた男性にけがはありませんでした。
https://news.livedoor.com/article/detail/28107520/
2月6日18時39分にNHK秋田からは、強風で吊り橋のケーブルが激しく揺れたことが原因の模様、過去にも強風によるボルト破損事故が3回あった、対策として取り付けた揺れを抑える装置にも一昨年亀裂が見つかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田県由利本荘市で5日、川にかかるつり橋のボルトが落下し、乗用車に接触した事故について、市は強風によってつり橋のケーブルが激しく揺れ固定していたボルトが落下したとする見方を示しました。
この事故は5日、由利本荘市の子吉川にかかる由利橋のボルトが落下し橋を通行中の車に接触したもので、運転していた男性にけがはありませんでした。
その後、市が調査したところ、吊り橋のケーブルを保護する管を固定する金属製のボルト16本が落下し、このうち少なくとも2本が男性の車にあたったということです。
市によりますと、つり橋は、2013年1月の竣工後、これまでに3回にわたってケーブルを保護するボルトの破損が確認されていて、いずれも冬場の強い風で激しくケーブルが揺れたことが原因とみられるということです。
市はこれまでに揺れを抑える装置を付けるなど対策を進めてきましたが、おととしの点検でこの装置に亀裂が見つかったということで、専門家の意見をまとめたうえで対策を強化したいとしています。
一方、つり橋は5日から安全を確保するため、通行止めとなっていますが、市によりますと風が強い状況が続いていることなどから、今の時点で再開の見通しは立っていないとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20250206/6010023522.html
2月8日付で秋田魁新報からは、強風による揺れ対策として橋桁側のボルトを高強度のものに変えていたが、今回落下したタワー側のものは変えていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
由利橋は子吉川に架かり、石脇地区と市中心部を結ぶ。
市民生活に欠かせない生活路線で、午前7時からの12時間交通量は約8500台に上る。
市は東に約800メートルの飛鳥大橋を使うよう呼びかけているが、通勤時間帯などは周辺が混雑。
湊市長は今後の見通しについて、「通行止めの解除までは何カ月もかかりそう」と話す。
橋は「斜張橋」と呼ばれる構造が特徴。
橋脚の上に建てた高さ約50メートルの主塔(タワー)から斜めに張った多数のケーブルで橋桁をつって支えている。
5日午前に事故が発生した際は、ケーブルを保護する管をタワーに固定していたボルト16本が落下していた。
保護管はタワー側と橋げた側の2カ所にボルトをつけて固定している。
市はこれまで強風による揺れ対策として橋げた側のボルトは高強度なものに変更していたが、今回落下したタワー側については交換したことがなかった。
市建設管理課は、「落下した場合の危険性を考慮すれば、何らかの措置が必要だった」としている。
通行止め解除に向けては、ボルトが落下した箇所の補修や点検を行う予定。
市建設管理課の東海林課長は、「由利橋は市民の利用が多い重要な橋だ。あらゆる手法を検討し、早期に開通できるよう努めたい」と話している。
https://www.sakigake.jp/news/article/20250208AK0037/
(ブログ者コメント)
2月1日6時12分にYAHOOニュース(TBS NEWS )から、陥没の瞬間を撮ったドラレコ映像が報じられていた。
それによれば、トラックの前には信号待ちしている車が2台いた。
そして信号が変わった後、それぞれ直進や右折し、穴が開いた方向に左折したのは、かのトラックが初めて。
それも、信号待ちしている時には穴は開いておらず、信号が変わったとほぼ同時に路面が凹み始め、トラックが左折した時にはすでに大きな穴になっていた。
ほんの少しタイミングが違えばトラックは転落せずにすんでいたかもしれないし、あるいは他車が転落していたかもしれない。
事故というもの運次第という側面があり、同じようなことを2012年の笹子トンネル天井崩落事故でも感じたことがある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/138b1f0900ff11d4a9f246a41c4d4171546e9faa
以下はブログ者がピックアップしたポイント毎の報道。
2025年1月28日20時56分に毎日新聞から下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
28日午前9時50分ごろ、埼玉県八潮市二丁目の県道交差点で、通行人の男性から「道路が陥没してダンプカーが落ちた」と110番があった。
交差点の中央付近が陥没し、長径約9メートル、短径約5メートルの楕円(だえん)形で深さ約5メートルの穴ができ、トラック1台が転落した。
運転手とみられる男性1人が車内に取り残されており、消防が救助活動をしている。
県警や消防によると、男性は当初呼びかけに応じていたが、穴の中の土砂が崩れるなどして救助活動が難航し、夕方以降は安否が確認できていないという。
消防隊員2人が救助活動中に軽傷を負った。
大野元裕知事は28日の定例記者会見で陥没について「下水道管の破損に起因すると思われる」と述べ、県内の下水道管の緊急点検を実施する考えを示した。
県によると、現場付近の地下約10メートルに直径4・75メートルの下水道管が通っている。
1983年に供用を開始し、5年ごとに劣化状況などを調査。
2021年度に目視で確認した際は、一部に腐食があったが、補修などの早急な対応は必要ない状況だったという。
事故後、下水道管を流れる水量が減っており、県などは壊れた下水道管に周囲の土砂が流入することで道路が陥没した可能性が高いとみている。
現場は八潮市役所から南東約300メートル。
車の往来が多く、周囲には住宅や工場などが建ち並んでいる。
近くの会社に勤める男性は「他の道も陥没したらと思うと恐ろしい」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20250128/k00/00m/040/065000c
1月28日17時25分に朝日新聞からは、県は周辺の120万人に下水の使用抑制を呼び掛けている、5年に1度の下水道管の調査では500m下流の管が最低ランクだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場の地中を通る下水道管はふさがっている可能性が高く、県はこの下水道管に汚水を排出している県東部の12市町に対し下水道の使用制限を通知。
この地域の約120万人に対し、下水道の使用を抑えるよう呼びかけている。
県下水道事業課によると、この下水道管には12市町の下水が流れており、同県三郷市の下水処理場「中川水循環センター」に通じている。
県は28日午前10時すぎ、下水道法に基づき、12市町に下水使用制限を通知。
同課によると、水道自体は使用できるが、排出される下水の量が多ければ、下水道管に滞留してあふれる恐れもあるという。
県は、下水道の使用について、トイレを流すなどの制限はないが、洗濯の回数を減らしたり、風呂で使う水量を少なくしたりするよう訴えている。
陥没現場の下水道管は直径3~4・75メートルでコンクリート製。
1983年から使われている。
埼玉県は5年ごとに下水道管の調査をしており、2021年の調査時は、管の状態を示すA~Cの3ランクの2番目で、「ただちに工事が必要な状況ではない」との判断だった。
一方で、陥没現場から500メートル上流の地点では、20年の調査で最も状態が悪いAランクだったという。
https://www.asahi.com/articles/AST1X2HTYT1XUTNB00VM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
1月29日22時48分に産経新聞からは、県は下水を塩素消毒した上で川に緊急放流し始めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県は29日深夜、下水道管の破損などで穴に流れ込む水量を減らすため、春日部市のポンプ場から下水を近くの河川に流す緊急放流を始めたことを明らかにした。
緊急放流では、ポンプ場からポンプ車で下水をくみ上げ、ホースを使って近くの新方川へ下水を流す。
汚水は放流前に塩素で消毒する。
下水の緊急放流は、東日本大震災の際にも実施された。
https://www.sankei.com/article/20250129-GINJDHHO2ZIY7MBWFNO2XJA6I4/
1月30日7時35分に読売新聞からは、現場はもともと湿地帯、地下10mにある下水管の空洞は通常の調査では発見しにくいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
被害の拡大は、この地域特有の事情も考えられる。
芝浦工業大学の稲積真哉教授(地盤工学)によると、事故現場周辺はもともと湿地帯だといい、「軟弱な地盤で、腐食で破損した下水道管に土砂が次々となだれ込み、空洞が大きくなった可能性がある」と指摘する。
東京大学生産技術研究所の桑野玲子教授(地盤機能保全工学)は「今回の下水道管は約10メートルと深い。通常の調査ではなかなか発見しにくい場所に空洞が発生した可能性がある」と語る。
稲積教授は下水道管が施工当初の厚みを維持しているかどうか目視では分からないとして、「必要に応じて管の厚みを調べる調査も行うべきだ」と話している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250130-OYT1T50001/
1月29日19時15分にYAHOOニュース(時事通信)からは、政府は?同様の管路がある7都府県13カ所の緊急点検を要請したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
橘慶一郎官房副長官は29日の記者会見で、全国の下水道管理者に対し、類似する箇所の緊急点検を要請したと明らかにした。
国土交通省によると、事故現場の下水道管は、同県内12市町から汚水が集まり下水処理場につながる太い管路だった。
緊急点検は、同様の管路を管理する埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、奈良の7都府県13カ所が対象となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f3d6e2df51cdb3281a95e4619331a0f6bf9294a
1月30日17時30分に朝日新聞からは、下水管は現場でカーブしているため流れが遅くなり硫化水素が発生、空気と接触してできた硫酸で管が腐食された可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県によると、事故現場の地下約10メートルには1983年から使用する直径約4.75メートルの大きな下水道管が交差点に沿って、カーブする形で通っている。
元国土交通省技官で、東京大学大学院都市工学科の加藤裕之・特任准教授(下水道政策)は「カーブしている場所では下水の流れが遅くなるため、管内に硫化水素が発生しやすく、腐食が起きやすい」と指摘する。
国交省国土技術政策総合研究所によると、下水道管を流れる汚水に含まれるし尿や洗剤などから硫化水素が発生し、落差や段差の大きいところでかき回され、空気中に放出される。
その後、管の内壁に付着している細菌の働きによって酸化し、液体の硫酸となって管が腐食、破損する原因となる例が多い。
様々な管種の中でもコンクリート製が腐食しやすいという。
加藤氏は「現場付近は維持管理により注意が必要な箇所だったとみられる。ただ、ほとんどの自治体において、財政が厳しく人手も足りない中で、(5年に1回以上とする)法定以上の頻度で点検を行うのは難しい」と話す。
https://www.asahi.com/articles/AST1Z2HRRT1ZOXIE019M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
1月31日9時0分に読売新聞からは、陥没時に雨水幹線が破損し流れ込んだ水で陥没穴が拡大しているなど、下記趣旨の記事が現場写真や下水利用自粛が呼びかけられている地域の説明図付きでネット配信されていた。
陥没事故は30日も、交差点に開いた穴の拡大が続いた。同日未明には既に開いていた二つの穴の間の路面が崩落し、一つの巨大な穴となった。県などは、被害拡大の原因となっている、穴に流れ込む水対策を急いでいる。
草加八潮消防局によると、30日正午現在で穴は長円形に近い形で最大幅は約40メートル。深さは約15メートルで、このうち約8メートルが土砂で埋まっているという。断続的に流れ込む水で、穴の中の土砂はもろくなっている。
穴の中に残されたトラックの男性運転手の救助作業は、難航している。県は30日夜の危機対策会議で、穴に流れ込んでいるのは雨水を流す「雨水幹線」から漏れ出している水と説明した。
県によると、道路が陥没した際に雨水幹線が宙づり状態となり、破損した部分から水が漏れ続けたという。
県は31日朝までに雨水幹線からの漏水を止める方針を示した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250130-OYT1T50197/
2月1日7時10分にYAHOOニュース(Merkmal)からは、事故直後に近くの企業の社員たちが現場に駆け付け、発煙筒と焚いたり交通整理するなどしたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故が発生したとき、近隣の企業で新車・中古車販売や自動車修理を手掛ける「秋葉自動車」の社員たちが即座に現場へ駆けつけ、二次災害を防ぐための措置を講じた。
ネット上で話題となった。
彼らは、公的機関である警察や消防の到着を待たず、自らの判断で現場を保全。
発煙筒を焚いて周囲のドライバーに危険を知らせるとともに、交通整理を行った。
その迅速な判断と機動力が、さらなる事故を未然に防いだ可能性は高い。
公的機関ではない一企業の従業員が、自発的に行動し、社会に大きく貢献する。
なぜ同社の迅速な動きが 「賞賛されるべきもの」 といえるのか。
本稿では、その背景を掘り下げる。
・・・
社会が円滑に機能するためには、人々の自主的な行動によって支えられている部分も少なくない。
同社のような企業がこのような役割を果たすことで、社会全体の安全性が底上げされる。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/38dc9238fe6039041d7cc8b027cd98fb7ec0fea0
1月30日付で毎日新聞埼玉版からは、現場周辺の陥没有無を空洞探査車(マイクロ波照射)で調査したという下記趣旨の記事が探査車の写真付きでネット配信されていた。
県は29日午後、八潮市の陥没現場周辺の道路で、地下に空洞が発生していないか調査を実施した。
県から依頼を受けた専門調査会社「ジオ・サーチ」が行った。
空洞探査車と呼ばれる専用車両が、規制線内を除く陥没のあった付近の県道54号を走行しながら路面にマイクロ波を照射し、データを収集した。
・・・
https://mainichi.jp/articles/20250130/ddl/k11/040/033000c
1月31日20時54分にYAHOOニュース(中京テレビ)からは、一宮市では路面目視やマンホール内にカメラを突っ込んで下水管の点検をしている、豊田市では人工衛星からの電磁波とAIを使って上水道の劣化診断をしているが深い場所にある下水管には使えないなど、下記趣旨の記事が点検中の写真付きでネット配信されていた。
今日午前、愛知県一宮市でうつむいて歩く市の職員たち。
下水管が通っている道の路面を見て、陥没している箇所がないかチェックして回っているのです。
どういったところを見ているのか聞いてみると、「へこみとか陥没の前兆で舗装が下がっていたりするので、そういったところがないか確認しています」と答えました。
すると、見つけたのはこのへこみ。
職員がハンマーでたたき、下が空洞になっていないか確認します。
一宮市職員:
「こっち高いでしょ、こっちは(低い)違いがあります」
「たたいた感触もありますし響きがちがいます」
職員は空洞ができている可能性があると説明。
ただ、緊急度は低いという判断で、後日、あらためて舗装をはがし、点検することになりました。
・・・
映像でも確認を進める職員たち。
マンホールのふたを開けて、長い棒を入れていきます。
棒の先にカメラがついていて、管の中の様子を映像で確認できるのです。
地下4.5メートルまで降ろすと、見えてきたのはコンクリート製の管。
奥の方まで見ることができます。
市職員曰く、「管がずれていたりだとか、堆積物があったら、水がそこで阻害されるので、たまっていたりとか、すぐにその映像でわかります」とのこと。
・・・
豊田市では、“水道管の健康診断”を実施することで、上水道の異常を確認。
人工衛星からの電磁波を使って、水道管からの漏水を検知。
さらに、AIで水道管の劣化具合を計測し、どの水道管を優先して補修するのか判断しているといいます。
ところが、この仕組み、下水管には使うことができないといいます。
下水道は上水道より深い場所にあるため、電磁波が届かないのです。
豊田市によると、電磁波が届くのは、地下2メートルぐらいまで。3~4メートルの深さにある下水管まで届かないといいます。
職員からは、「AIで下水管の破損を見つける技術は、まだまだ夢物語だ」という声も寄せられました。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/92b80949cf1f7bd6fe8dcaab48348736f176998b
1月31日19時2分にYAHOOニュース(HTB)からは、札幌市では下水管に移動式のロボットカメラを入れて内部点検しているなど、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
・・・
本吉記者)
「こちらが下水管の点検で使われている、ロボットカメラです。先端にカメラがついていて自在に動かすことができます」。
点検で活躍するのがロボットカメラです。
下水道管の中を移動し、気になる箇所があればカメラの向きを替えながら破損状況を確認します。
札幌市下水道河川局 吉田課長)
「ロボットを使うメリットは札幌市の下水道管のほとんどが、人が入れない大きさになっています」。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbcc9c5c1c481fab00c518c24b30828be71fa2e1
2月3日16時13分にYAHOOニュース(FNNプライムオンライン)からは、「B判定」は骨材が露出している状態、「A判定」は鉄骨が露出している状態を目視評価した結果であり、厚み検査などは行っていないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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2015年以降、下水道は5年に一度の点検が義務化されており、その点検による判定で、「補修する」「しない」が決まってきます。
今回の埼玉県八潮市の現場は、骨材が露出している状態の「B判定」で、「5年以内に再調査を行う」という状況でした。
しかし、水インフラに詳しい「グローバルウォータ・ジャパン」代表の吉村氏は「すぐに対応が必要」とされているA判定が「鉄骨が露出している状態」である点に触れ、B判定でもコンクリート管の厚さを点検していないため、どれくらいの腐食具合かわからず、鉄筋の露出まですれすれだった可能性があると指摘します。
吉村代表:
「下水道の配管、A・B・C判定をもう一度見直す必要があるのではないかと思っています。
特にB判定の時に、骨材が見える、その骨材の位置が表面なのかあるいは鉄筋のすぐそばの骨材なのか、厚さ・深さの測定が全くされていないと。
なぜならば、目視で単なる骨材が見えましたと「B判定」になっていると。
5年に1度というインターバルも見直す必要があると思います。」
Q.厚みを確かめる細かな検査はしない?
吉村代表:
「今まではあくまでも目視での検査ですから。
(2012年の)笹子トンネルで崩落事故があった後に、ハンマーでたたいて本当にちゃんとくっついているかどうかを調べる、打音検査といいますが、本来はハンマーでコツコツたたいて骨材までどのくらいあるか、あるいはどのくらい肉が減っているか、これを調べる必要があるわけですが、当然のことながらコストがかかるわけですね。」
Q.現在の基準のA判定からB判定の間をもうけるべきでは?
吉村代表:
「その通りです、これは今から10年前に決められた基準なんです。
これから下水道配管は老朽化に向かうということで、国土交通省の下水道部が出したのがこの判定です。
現在ですと、ドローンや自走式のカメラ、すべて超音波を当てて壁の厚さを測る近代的な検査方法もありますので、そのようなものをB判定の時にちゃんと使うということが必要ではないかなと思います。」
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https://news.yahoo.co.jp/articles/d52e5ef0986c71bc07eba58d50b5e68d96932428
2025年1月17日18時2分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
15日、大和市南林間にある市が管理する「やまと防災パーク」で市内に住む小学1年生の男子児童が右手中指の先を切断する大けがをしました。
1か月程度の入院が必要な状態だということです。
当時、児童は公園内にある防球ネットで囲われたボール遊びができるエリアで遊んでいて、飛び出したボールを取りに行こうと破れたネットの穴をくぐり抜けた際、編み目に指が絡まったということです。
設置されているネットはポリエチレン製で、複数箇所で穴が開いていたことが確認されていて、市民からはこれまでに修復を求める要望が複数寄せられ、2月に補修工事を行う予定でした。
市はエリアの使用を当面禁止するとともに、市内のほかの公園に設置されている防球ネットについても不具合がないか点検を進めることにしています。
大和市みどり公園課は「同様の事故がないよう点検や速やかな補修を進め再発防止に努めます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250117/k10014696241000.html
(ブログ者コメント)
〇破断した根元の写真がないか探してみたが見つからなかった。
〇定期点検で一部腐食がみられたが経過観察でヨシとした件、判断基準にはどう書かれているのだろうか?
また、点検は目視のみ?
軽く押したりして点検するようにはなっていないのだろうか?
そういった点も公表すれば、他の市町村の参考になると思うのだが・・・。
以下は元記事。
2025年1月8日19時39分にYAHOOニュース(山陰放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島根県出雲市の市道で8日朝、照明灯が倒れ、市内の小学校に通う児童が、右足の骨を折るなどのケガを負っていたことが分かりました。
【写真を見る】始業式の朝、歩道に立つ高さ6メートルの照明灯が倒れ、通学中の小学2年生児童が足の骨を折るなどの大けが 強風が原因か
右足の骨折や、右足ひざの擦り傷、右足すねの打撲といったケガをしたのは出雲市内の小学校に通う2年生の児童です。
出雲市によると午前7時43分頃、出雲市の市道を15人ほどで集団登校していた児童の列に、歩道の照明灯(高さ約6メートル、直径約15センチ)が根元から折れて倒れ、地面に跳ね返った支柱が、列後方を歩いていた2年生の児童の足に当たったということです。
ケガをした児童は市内の病院に救急搬送され、その後、自宅に帰宅し、他の児童にケガはないということです。
出雲市は、強風のため照明灯が倒れたとしていています。
出雲市では午前5時頃、西北西 18.2メートルの最大瞬間風速を記録しています。
出雲市都市建設部道路河川維持課によると、倒れた照明灯は2002年に設置、2020年に定期点検をしていて、定期点検の際は、4段階のうち良い段階から2段階目の状態で、経過観察をしていたということです。
出雲市では、倒れた照明灯を速やかに撤去するとともに、付近の同様の照明灯12基について緊急点検を実施し、倒れた照明灯以外の照明支柱に異常は認められなかったということです。
出雲市では今後、通学路になっている市道にある同様の照明灯について、倒れる恐れがないか緊急点検をすることにしています。
出雲市道路河川維持課は、「通学路の安全対策は何より大事。こうした点検をしっかりやっていきながら、安全確保に努めていきたい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd214144c7f8b199a45c85e9491597e1a8a0d213
1月8日18時59分にYAHOOニュース(日本海テレビ)からは、20年度の点検では一部根元腐食が確認され下から2段階目と診断されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倒れた照明灯は2020年に出雲市が行った点検で一部根元が腐食しているのが確認されていましたが、診断は4段階ある内の下から2段階目で緊急性は低いと判断されていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc235a6ee5bf8eca9284581fa9818c03eca32df2
2024年12月15日9時0分にYAHOOニュース(FRIDAY DIGITAL)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良公園といえばシカ。
日本だけでなく、世界にも認知され、インバウンド客が押し寄せているそんな関西有数の″名物″に異変が起きているという。
【画像】すごい迫力…! 奈良公園の"シカ"が凶暴化する「瞬間写真」
「シカにツノで刺される、体当たりされる、噛まれるなどの被害が増えています。この9月は実に43件も報告されている。これは昨年同月の2.5倍です」(奈良県庁まちづくり推進局の担当者)
あの愛らしい、そして哀しげな瞳を持つシカが狂暴化しているとは――。
彼らは一体、何に怒り、何を訴えているのか。
FRIDAYアニマルミステリー班は真相を確かめるべく、奈良公園へ向かった。
公園へ入りまず目に入ってきたのは、丸々と肥えた雄ジカたち。
1頭が「キューン」と甲高い鳴き声を上げ、突如、近くにいたシカと小競り合いを始めた。
記者の横にいた女性は一目散に逃げだした。
「9月下旬から11月ごろまで、シカは発情期なんです。キューンと鳴くのは、雄の求愛行動。この時期は鹿せんべいをあげようとしただけで、体当たりされてしまう人が多いんです」(鹿せんべいの売り子女性)
だが、シカに発情期があるのは毎年のこと。
今年に入って被害が急増しているのはなぜなのか。
「奈良の鹿愛護会」担当者の分析を聞こう。
「インバウンド需要が回復し、今年は海外から団体旅行で来られる方が非常に多くなっていました。しかし海外のツアーガイドは、秋のシカがいかに危険か参加者に伝えられていない。だから不用意に近づき、シカに襲われているのです」
スマホ時代ならではの要因もあるという。
前出の県庁の担当者が呆れる。
「シカにこんなに近づけた! と接写した動画や写真を投稿するのが流行しているんです」
投稿を見て、シカに簡単に近づけると勘違いした面々が、荒ぶるシカの餌食となっているのだ。
神の使いとして親しまれてきた奈良公園のシカだが、野生動物であることを忘れてはいけない。
全日本鹿協会事務局長の小林氏が警鐘を鳴らす。
「秋の雄ジカはツノも硬く、死亡事故につながる危険性もある。発情期には不用意に近づかないのが賢明です」
共生について、今一度考える時機が来ているのかもしれない。
『FRIDAY』2024年12月13・20日合併号より
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9af9d2ab671f9a869b3cf57c92c3beb52cbe1ea
2024年12月13日15時4分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし8月、国の基準値を超えるレジオネラ属菌が検出された上田市のプール施設に通っていた80歳の男性がレジオネラ症のため入院し、亡くなっていたことが分かりました。
市は、プール施設でのレジオネラ属菌の検出と男性の感染について「因果関係はわからないが否定はできない」としたうえで、プールの清掃や消毒を徹底することにしています。
上田市にある市営のプール施設「アクアプラザ上田」では、ことし8月、ジャグジープールなどの水から国の基準値を超えるレジオネラ属菌が検出され、一時、全館休業したうえで消毒作業を進め、その後、営業を再開しました。
市によりますと、このプール施設に通っていた市内の80歳の男性が8月16日に体調を崩し、5日後の21日に病院でレジオネラ症と診断されたことをきっかけに保健所がプール施設を調査した結果、レジオネラ属菌が検出されたということです。
男性は入院して治療を受けていましたが、その後、亡くなったということです。
市は、プール施設でのレジオネラ属菌の検出と男性の感染について「因果関係はわからないが否定はできない」としたうえで、プールの清掃や消毒を徹底することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20241213/1010033085.html
12月12日23時19分に読売新聞からは、市は集団感染ではないのでプール利用が死亡の原因とは断定できないとコメント、同プールでは140人以上が体調不良を訴えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年8月、長野県上田市の市営室内プール「アクアプラザ上田」の造波プールなどから基準値を超えるレジオネラ属菌が検出され、市は12日、このプールを8月中旬に利用し、レジオネラ症で入院していた利用者1人が先月下旬に死亡していたことを明らかにした。
市は、レジオネラ属菌が自然界にも存在することや複数人が感染した集団感染ではないことなどに触れ、「プール利用が死亡の原因とは断定できない。推測で公表することはできなかった」としている。
市は8月28日、造波プールなどから基準値の4~8倍のレジオネラ属菌が検出されたと発表。
施設全体を休館したが、9月中旬に営業を再開した。
市によると、計140人以上がせきなどの体調不良を訴えていたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241212-OYT1T50208/
12月13日11時46分に長野放送からは、男性は11月に肺炎の合併症で死亡した、施設では塩素濃度を高めるなどの対策をとったなど、施設では下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市営屋内プール「アクアプラザ上田」では8月、国の基準値を超えるレジオネラ属菌が検出され、利用者から体調不良の報告が146件にのぼりました。
市によりますと、このうち、市内の80歳男性は、「レジオネラ症」による肺炎で入院していましたが、11月になって肺炎の合併症のため入院先の病院で死亡したということです。
男性はプールを頻繁に利用していたということです。
アクアプラザ上田は、菌の検出後の9月に消毒作業のため9日間休業した後、水質検査で安全が確認されたとして営業を再開しました。
再開にあたっては基準値の範囲内で塩素の濃度を高めたり、繁忙期にはろ過装置を掃除する回数を増やしたりする対策を取ったということです。
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/?cid=21398
2024年11月22日20時35分にYAHOOニュース(南日本新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島県日置市東市来町湯田の市湯田地区公民館で10日、別棟2階のガラスのサッシ窓1枚が4メートル下に落下し、屋外にいた2歳と6歳の男児2人がけがを負う事故が起きていたことが22日分かった。
いずれも軽傷。
市によると、窓は縦約130センチ、横約85センチ、重さ約10キロ。
住民が換気のため窓を開けようと鍵を触ったところ、窓枠ごと外れて2歳男児の頭を直撃。
弾みで隣にいた6歳男児の手に当たった。
詳しい原因は調査中。
別棟は2015年の完成後、業者による点検はしていなかった。
事故を受けて市の施設を担当者が一斉に確認したところ、37カ所で落下などの危険性があり、周辺を立ち入り禁止にした。
男児2人はそれぞれ家族と周辺で開かれたイベントを訪れていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c74e46519dfeaeb7a1a8fd260c61cee87558e9b7
2024年11月6日15時52分にYAHOOニュース(福岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡市南区の公園で、中学生1人が「パーゴラ」と呼ばれる日よけ棚の屋根にぶら下がっていたところ、屋根が外れて落下し、1人が骨折し脊髄を損傷する重傷、3人が打撲を負いました。
【画像】公園でステンレス製の日よけ棚の屋根が落下 中学生4人が重軽傷 うち1人はろっ骨を折りせき髄を損傷する大ケガ 福岡
福岡市によりますと、事故が起きたのは5日午後6時ごろです。
福岡市南区の若久団地北公園で、中学生4人のうち3人がパーゴラ下のベンチに座り、1人がパーゴラの屋根にぶら下がっていたところ、屋根が柱から外れて落下したということです。
屋根はステンレス製で、重さは数百キロとみられるということです。
座っていた3人のうちの1人は屋根が背中に当たり、ろっ骨を折り脊髄を損傷する重傷です。
ぶら下がっていた1人と、座っていたほかの2人が打撲の軽傷です。
市は6日午後、事故を発表しました。
このパーゴラを使用禁止にして事故の原因を調べるとともに、市内のすべての公園にある同じ構造のパーゴラの緊急点検を行うとしています。
この公園はもともとUR都市機構が整備し、2017年に福岡市に寄付されたもので、市では3年に1度、日よけの定期点検を行っていました。
ことし春の点検の際には「揺れ」はあったものの、屋根と柱をつなぐ溶接部分に異常はなかったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0cee80e90288079267e1308b51e8a48471ece62
11月6日18時41分にNHK福岡からは、屋根のサイズなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この公園は、UR都市機構が整備し、2017年に福岡市に寄付された公園で、日よけ棚は、いずれもステンレス製の、およそ2.5メートルの2本の支柱に、長さおよそ4.5メートル、幅およそ3メートルの屋根が溶接されたつくりで、溶接部分が外れたとみられるということです。
市によりますと2024年、春ごろ行われた点検では、さびや溶接のはずれなどの問題は確認されなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20241106/5010026122.html
11月8日17時42分にYAHOOニュース(rkb毎日)からは、緊急点検結果、2つの公園の日除け棚に一部腐食が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて、福岡市は市内すべての公園にある同じ構造の日よけ棚の緊急点検を実施しました。
その結果、福岡市東区の三留池公園と城南区の弓の馬場公園で日よけ棚の一部が腐食しているのが見つかり、使用禁止の措置を取ったということです。
福岡市は「安全性の検証を進めていくとともに適正利用についても注意喚起していきたい」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/03af9e300a687fe2852c1999641fa182d3590664
2024年10月22日19時33分にYAHOOニュース(熊本県民テレビ)から下記趣旨の記事が、現場写真付きでネット配信されていた。
熊本市中央区の花畑広場で男性が水道の止水栓に足をとられけがをしていたことがわかりました。
熊本市が治療費を補償する方針です。
事故があったのは、熊本市中央区の花畑広場です。
熊本市によりますと10月12日の午後6時頃、広場を歩いていた60代男性が水道の止水栓の穴に左足を取られました。
止水栓は深さ約50センチで、男性は左足のすねに全治2週間ほどの切り傷を負いました。
倉本アナ:
「水の量を調整する水道の止水栓。
通常はこのように鉄の蓋で覆われていますが、事故当時、蓋がずれていた可能性があるということです」
熊本市では、周辺の草が枯れたり歩行者によって土が削られたりしたことで露出した蓋に、歩行者の足が当たってずれたとみています。
指定管理者は広場を1日2回ほど巡回していました。
熊本市は蓋の露出に気づいていたものの、対策を取っていませんでした。
熊本市は男性に謝罪して治療費を補償する方針で、花畑広場の設備の異変に気づいたら広場の事務所か市役所に連絡してほしいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f91a69dcbee359fa6d1635dd2fae7b00058a4ff1
10月21日21時0分にテレビユー熊本からは、管は植栽帯の中にあり、周りの土が下がっていたのでつまづきやすい状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本市によりますと、10月12日午後6時ごろ、中央区にある花畑広場で植栽帯の中にある水道関連の管に60代男性の左足が入り、すねを切るけがをしたということです。
管は直径約20センチ、深さは50センチほどあり、フタはありますが、周りの土が下がり、管につまづきやすい状態で、何らかの原因でフタが外れたとみられています。
https://www.tku.co.jp/news/?news_id=20241021-00000007
2024年10月4日17時2分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
耐震補強をしようとした護岸が崩れました。
崩れたのは、常滑市本町の護岸です。
愛知県によりますと、3日午後11時ごろ、「すごい音がした」と警察に通報がありました。
【写真を見る】「すごい音がした」耐震補強しようとしたら…護岸が幅80mに渡り崩れる 一部は海に滑り落ち 周辺道路は通行止めに
県の職員が確認すると、高さ2メートル30センチあるはずの護岸が、幅80メートルに渡って崩れ、一部が海の中に滑り落ちていました。
けが人はいませんでした。
原因は調査中ですが、護岸の耐震補強のため2日、近くの海底を掘る作業が行われていました。
周辺の道路は通行止めになっていて、復旧のめどはたっていないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/89ef6dcd32bb0516e4b18ddbfd5b7ae87b467544
10月4日18時36分にNHK東海からは、先月末に護岸基礎に穴を開ける作業を行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
護岸を管理する愛知県の衣浦港務所によりますと、この護岸は伊勢湾台風を受けて昭和37年ごろに高潮を防ぐために作られ、耐震化工事が計画されていました。
先月末には護岸の基礎の部分に穴をあける作業を行っていたということです。
衣浦港務所では、この作業との関連も含め原因を調べています。
現場は名鉄の常滑駅から南へおよそ500メートルの住宅地の隣にある港で、県は今後、大型の土のうを置くなどして、高潮などに備えるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20241004/3000037841.html
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

