(ブログ者コメント)
〇破断した根元の写真がないか探してみたが見つからなかった。
〇定期点検で一部腐食がみられたが経過観察でヨシとした件、判断基準にはどう書かれているのだろうか?
また、点検は目視のみ?
軽く押したりして点検するようにはなっていないのだろうか?
そういった点も公表すれば、他の市町村の参考になると思うのだが・・・。
以下は元記事。
2025年1月8日19時39分にYAHOOニュース(山陰放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島根県出雲市の市道で8日朝、照明灯が倒れ、市内の小学校に通う児童が、右足の骨を折るなどのケガを負っていたことが分かりました。
【写真を見る】始業式の朝、歩道に立つ高さ6メートルの照明灯が倒れ、通学中の小学2年生児童が足の骨を折るなどの大けが 強風が原因か
右足の骨折や、右足ひざの擦り傷、右足すねの打撲といったケガをしたのは出雲市内の小学校に通う2年生の児童です。
出雲市によると午前7時43分頃、出雲市の市道を15人ほどで集団登校していた児童の列に、歩道の照明灯(高さ約6メートル、直径約15センチ)が根元から折れて倒れ、地面に跳ね返った支柱が、列後方を歩いていた2年生の児童の足に当たったということです。
ケガをした児童は市内の病院に救急搬送され、その後、自宅に帰宅し、他の児童にケガはないということです。
出雲市は、強風のため照明灯が倒れたとしていています。
出雲市では午前5時頃、西北西 18.2メートルの最大瞬間風速を記録しています。
出雲市都市建設部道路河川維持課によると、倒れた照明灯は2002年に設置、2020年に定期点検をしていて、定期点検の際は、4段階のうち良い段階から2段階目の状態で、経過観察をしていたということです。
出雲市では、倒れた照明灯を速やかに撤去するとともに、付近の同様の照明灯12基について緊急点検を実施し、倒れた照明灯以外の照明支柱に異常は認められなかったということです。
出雲市では今後、通学路になっている市道にある同様の照明灯について、倒れる恐れがないか緊急点検をすることにしています。
出雲市道路河川維持課は、「通学路の安全対策は何より大事。こうした点検をしっかりやっていきながら、安全確保に努めていきたい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd214144c7f8b199a45c85e9491597e1a8a0d213
1月8日18時59分にYAHOOニュース(日本海テレビ)からは、20年度の点検では一部根元腐食が確認され下から2段階目と診断されていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倒れた照明灯は2020年に出雲市が行った点検で一部根元が腐食しているのが確認されていましたが、診断は4段階ある内の下から2段階目で緊急性は低いと判断されていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc235a6ee5bf8eca9284581fa9818c03eca32df2
2024年12月15日9時0分にYAHOOニュース(FRIDAY DIGITAL)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良公園といえばシカ。
日本だけでなく、世界にも認知され、インバウンド客が押し寄せているそんな関西有数の″名物″に異変が起きているという。
【画像】すごい迫力…! 奈良公園の"シカ"が凶暴化する「瞬間写真」
「シカにツノで刺される、体当たりされる、噛まれるなどの被害が増えています。この9月は実に43件も報告されている。これは昨年同月の2.5倍です」(奈良県庁まちづくり推進局の担当者)
あの愛らしい、そして哀しげな瞳を持つシカが狂暴化しているとは――。
彼らは一体、何に怒り、何を訴えているのか。
FRIDAYアニマルミステリー班は真相を確かめるべく、奈良公園へ向かった。
公園へ入りまず目に入ってきたのは、丸々と肥えた雄ジカたち。
1頭が「キューン」と甲高い鳴き声を上げ、突如、近くにいたシカと小競り合いを始めた。
記者の横にいた女性は一目散に逃げだした。
「9月下旬から11月ごろまで、シカは発情期なんです。キューンと鳴くのは、雄の求愛行動。この時期は鹿せんべいをあげようとしただけで、体当たりされてしまう人が多いんです」(鹿せんべいの売り子女性)
だが、シカに発情期があるのは毎年のこと。
今年に入って被害が急増しているのはなぜなのか。
「奈良の鹿愛護会」担当者の分析を聞こう。
「インバウンド需要が回復し、今年は海外から団体旅行で来られる方が非常に多くなっていました。しかし海外のツアーガイドは、秋のシカがいかに危険か参加者に伝えられていない。だから不用意に近づき、シカに襲われているのです」
スマホ時代ならではの要因もあるという。
前出の県庁の担当者が呆れる。
「シカにこんなに近づけた! と接写した動画や写真を投稿するのが流行しているんです」
投稿を見て、シカに簡単に近づけると勘違いした面々が、荒ぶるシカの餌食となっているのだ。
神の使いとして親しまれてきた奈良公園のシカだが、野生動物であることを忘れてはいけない。
全日本鹿協会事務局長の小林氏が警鐘を鳴らす。
「秋の雄ジカはツノも硬く、死亡事故につながる危険性もある。発情期には不用意に近づかないのが賢明です」
共生について、今一度考える時機が来ているのかもしれない。
『FRIDAY』2024年12月13・20日合併号より
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9af9d2ab671f9a869b3cf57c92c3beb52cbe1ea
2024年12月13日15時4分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし8月、国の基準値を超えるレジオネラ属菌が検出された上田市のプール施設に通っていた80歳の男性がレジオネラ症のため入院し、亡くなっていたことが分かりました。
市は、プール施設でのレジオネラ属菌の検出と男性の感染について「因果関係はわからないが否定はできない」としたうえで、プールの清掃や消毒を徹底することにしています。
上田市にある市営のプール施設「アクアプラザ上田」では、ことし8月、ジャグジープールなどの水から国の基準値を超えるレジオネラ属菌が検出され、一時、全館休業したうえで消毒作業を進め、その後、営業を再開しました。
市によりますと、このプール施設に通っていた市内の80歳の男性が8月16日に体調を崩し、5日後の21日に病院でレジオネラ症と診断されたことをきっかけに保健所がプール施設を調査した結果、レジオネラ属菌が検出されたということです。
男性は入院して治療を受けていましたが、その後、亡くなったということです。
市は、プール施設でのレジオネラ属菌の検出と男性の感染について「因果関係はわからないが否定はできない」としたうえで、プールの清掃や消毒を徹底することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20241213/1010033085.html
12月12日23時19分に読売新聞からは、市は集団感染ではないのでプール利用が死亡の原因とは断定できないとコメント、同プールでは140人以上が体調不良を訴えていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年8月、長野県上田市の市営室内プール「アクアプラザ上田」の造波プールなどから基準値を超えるレジオネラ属菌が検出され、市は12日、このプールを8月中旬に利用し、レジオネラ症で入院していた利用者1人が先月下旬に死亡していたことを明らかにした。
市は、レジオネラ属菌が自然界にも存在することや複数人が感染した集団感染ではないことなどに触れ、「プール利用が死亡の原因とは断定できない。推測で公表することはできなかった」としている。
市は8月28日、造波プールなどから基準値の4~8倍のレジオネラ属菌が検出されたと発表。
施設全体を休館したが、9月中旬に営業を再開した。
市によると、計140人以上がせきなどの体調不良を訴えていたという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20241212-OYT1T50208/
12月13日11時46分に長野放送からは、男性は11月に肺炎の合併症で死亡した、施設では塩素濃度を高めるなどの対策をとったなど、施設では下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市営屋内プール「アクアプラザ上田」では8月、国の基準値を超えるレジオネラ属菌が検出され、利用者から体調不良の報告が146件にのぼりました。
市によりますと、このうち、市内の80歳男性は、「レジオネラ症」による肺炎で入院していましたが、11月になって肺炎の合併症のため入院先の病院で死亡したということです。
男性はプールを頻繁に利用していたということです。
アクアプラザ上田は、菌の検出後の9月に消毒作業のため9日間休業した後、水質検査で安全が確認されたとして営業を再開しました。
再開にあたっては基準値の範囲内で塩素の濃度を高めたり、繁忙期にはろ過装置を掃除する回数を増やしたりする対策を取ったということです。
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/?cid=21398
2024年11月22日20時35分にYAHOOニュース(南日本新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島県日置市東市来町湯田の市湯田地区公民館で10日、別棟2階のガラスのサッシ窓1枚が4メートル下に落下し、屋外にいた2歳と6歳の男児2人がけがを負う事故が起きていたことが22日分かった。
いずれも軽傷。
市によると、窓は縦約130センチ、横約85センチ、重さ約10キロ。
住民が換気のため窓を開けようと鍵を触ったところ、窓枠ごと外れて2歳男児の頭を直撃。
弾みで隣にいた6歳男児の手に当たった。
詳しい原因は調査中。
別棟は2015年の完成後、業者による点検はしていなかった。
事故を受けて市の施設を担当者が一斉に確認したところ、37カ所で落下などの危険性があり、周辺を立ち入り禁止にした。
男児2人はそれぞれ家族と周辺で開かれたイベントを訪れていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c74e46519dfeaeb7a1a8fd260c61cee87558e9b7
2024年11月6日15時52分にYAHOOニュース(福岡放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡市南区の公園で、中学生1人が「パーゴラ」と呼ばれる日よけ棚の屋根にぶら下がっていたところ、屋根が外れて落下し、1人が骨折し脊髄を損傷する重傷、3人が打撲を負いました。
【画像】公園でステンレス製の日よけ棚の屋根が落下 中学生4人が重軽傷 うち1人はろっ骨を折りせき髄を損傷する大ケガ 福岡
福岡市によりますと、事故が起きたのは5日午後6時ごろです。
福岡市南区の若久団地北公園で、中学生4人のうち3人がパーゴラ下のベンチに座り、1人がパーゴラの屋根にぶら下がっていたところ、屋根が柱から外れて落下したということです。
屋根はステンレス製で、重さは数百キロとみられるということです。
座っていた3人のうちの1人は屋根が背中に当たり、ろっ骨を折り脊髄を損傷する重傷です。
ぶら下がっていた1人と、座っていたほかの2人が打撲の軽傷です。
市は6日午後、事故を発表しました。
このパーゴラを使用禁止にして事故の原因を調べるとともに、市内のすべての公園にある同じ構造のパーゴラの緊急点検を行うとしています。
この公園はもともとUR都市機構が整備し、2017年に福岡市に寄付されたもので、市では3年に1度、日よけの定期点検を行っていました。
ことし春の点検の際には「揺れ」はあったものの、屋根と柱をつなぐ溶接部分に異常はなかったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0cee80e90288079267e1308b51e8a48471ece62
11月6日18時41分にNHK福岡からは、屋根のサイズなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この公園は、UR都市機構が整備し、2017年に福岡市に寄付された公園で、日よけ棚は、いずれもステンレス製の、およそ2.5メートルの2本の支柱に、長さおよそ4.5メートル、幅およそ3メートルの屋根が溶接されたつくりで、溶接部分が外れたとみられるということです。
市によりますと2024年、春ごろ行われた点検では、さびや溶接のはずれなどの問題は確認されなかったということです。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20241106/5010026122.html
11月8日17時42分にYAHOOニュース(rkb毎日)からは、緊急点検結果、2つの公園の日除け棚に一部腐食が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を受けて、福岡市は市内すべての公園にある同じ構造の日よけ棚の緊急点検を実施しました。
その結果、福岡市東区の三留池公園と城南区の弓の馬場公園で日よけ棚の一部が腐食しているのが見つかり、使用禁止の措置を取ったということです。
福岡市は「安全性の検証を進めていくとともに適正利用についても注意喚起していきたい」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/03af9e300a687fe2852c1999641fa182d3590664
2024年10月22日19時33分にYAHOOニュース(熊本県民テレビ)から下記趣旨の記事が、現場写真付きでネット配信されていた。
熊本市中央区の花畑広場で男性が水道の止水栓に足をとられけがをしていたことがわかりました。
熊本市が治療費を補償する方針です。
事故があったのは、熊本市中央区の花畑広場です。
熊本市によりますと10月12日の午後6時頃、広場を歩いていた60代男性が水道の止水栓の穴に左足を取られました。
止水栓は深さ約50センチで、男性は左足のすねに全治2週間ほどの切り傷を負いました。
倉本アナ:
「水の量を調整する水道の止水栓。
通常はこのように鉄の蓋で覆われていますが、事故当時、蓋がずれていた可能性があるということです」
熊本市では、周辺の草が枯れたり歩行者によって土が削られたりしたことで露出した蓋に、歩行者の足が当たってずれたとみています。
指定管理者は広場を1日2回ほど巡回していました。
熊本市は蓋の露出に気づいていたものの、対策を取っていませんでした。
熊本市は男性に謝罪して治療費を補償する方針で、花畑広場の設備の異変に気づいたら広場の事務所か市役所に連絡してほしいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f91a69dcbee359fa6d1635dd2fae7b00058a4ff1
10月21日21時0分にテレビユー熊本からは、管は植栽帯の中にあり、周りの土が下がっていたのでつまづきやすい状態だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊本市によりますと、10月12日午後6時ごろ、中央区にある花畑広場で植栽帯の中にある水道関連の管に60代男性の左足が入り、すねを切るけがをしたということです。
管は直径約20センチ、深さは50センチほどあり、フタはありますが、周りの土が下がり、管につまづきやすい状態で、何らかの原因でフタが外れたとみられています。
https://www.tku.co.jp/news/?news_id=20241021-00000007
2024年10月4日17時2分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
耐震補強をしようとした護岸が崩れました。
崩れたのは、常滑市本町の護岸です。
愛知県によりますと、3日午後11時ごろ、「すごい音がした」と警察に通報がありました。
【写真を見る】「すごい音がした」耐震補強しようとしたら…護岸が幅80mに渡り崩れる 一部は海に滑り落ち 周辺道路は通行止めに
県の職員が確認すると、高さ2メートル30センチあるはずの護岸が、幅80メートルに渡って崩れ、一部が海の中に滑り落ちていました。
けが人はいませんでした。
原因は調査中ですが、護岸の耐震補強のため2日、近くの海底を掘る作業が行われていました。
周辺の道路は通行止めになっていて、復旧のめどはたっていないということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/89ef6dcd32bb0516e4b18ddbfd5b7ae87b467544
10月4日18時36分にNHK東海からは、先月末に護岸基礎に穴を開ける作業を行っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
護岸を管理する愛知県の衣浦港務所によりますと、この護岸は伊勢湾台風を受けて昭和37年ごろに高潮を防ぐために作られ、耐震化工事が計画されていました。
先月末には護岸の基礎の部分に穴をあける作業を行っていたということです。
衣浦港務所では、この作業との関連も含め原因を調べています。
現場は名鉄の常滑駅から南へおよそ500メートルの住宅地の隣にある港で、県は今後、大型の土のうを置くなどして、高潮などに備えるとしています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20241004/3000037841.html
2024年10月2日20時21分にYAHOOニュース(山陰中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
対向車線へのはみ出しを防ぐため、高速道路に設置されている防護柵「ワイヤーロープ」。
事故の被害軽減に効果を発揮しますが、壊れたままになっているのをよく見かけます。
なぜ事故のあと、すぐに修復されないのか。
今回、特別な許可を得て真夜中に行われる復旧工事を密着取材。
その理由を探りました。
山陰道の大山IC付近です。
櫃田記者:
「対向車線との間にあるワイヤーロープ防護柵ですが、所々でワイヤーがたるみ、ポールが曲がっているものが見られます。」
約1キロの間で4か所…ワイヤーロープの防護柵が壊れたままになっていました。
国交省は9月24日から26日までの3日間にわたって、この場所を含む山陰道の名和ICと淀江ICの間を夜間全面通行止めにし、ワイヤーロープの復旧工事を行いました。
約8キロの区間で、損傷していたのは17か所。
500メートルに1か所が壊れている計算です。
損傷個所がなぜここまで多いのか。
福村記者:
「山陰道のワイヤーロープを直す現場に、今回特別な許可を得て入らせてもらいます。」
真夜中の復旧工事に密着、そのワケを調べました。
福村記者:
「自動車専用道を歩いています。いつも車で通る道ですが、さすがに不思議な感じがします。
あちらでは早速工事をしています。」
工事が始まったのは午後10時過ぎ。
この日は、作業員10人が5人1組の2班に分かれ、約2キロの区間で工事にあたります。
意外なことに重機を使わず、すべて手作業です。
工事担当者:
「あれを回して緩めて、ダルンとしないとワイヤーがとれないので。」
福村記者:
「このテンションを緩めるということですね。」
工事担当者:
「そうです。そうしないと支柱を入れられないので。」
まずはワイヤーロープをピン!と張るために、数百メートル間隔で設置されたターンバックルという部品を外します。
そして、緩くなった5本のワイヤーを上から1本ずつ外していき、折れ曲がった支柱を引き抜きます。
このあと、新品の支柱を差し込み、順番にワイヤーを通していきます。
ここまでの作業は順調でしたが・・・。
ワイヤーを通す順番を間違え、初めからやり直すことに。
5本のワイヤーを正しい順番で通して、最後にターンバックルで締め上げ、工事完了です。
福村記者:
「工事が完了したワイヤーロープ、かなり固く張られています。事故から守ってくれそうです。」
この日、3時間かけて復旧できたのは、約2キロの区間の7カ所でした。
ところで、今回通行止めにした区間にはこんな場所も…。
福村記者:
「この辺りは、今回の工事では直さない箇所です。触ってみるとテンションがまったくかからず、ワイヤーロープの意味を成してません。」
なぜ、直すところと直さないところがあるのか、道路を管理する国交省に聞いてみると。
国交省倉吉河川国道事務所道路管理課・三好課長:
「事故の損傷は、原因者に費用を請求するという仕組みになっていて、事務処理の手続きが終わらないと施工できない。事故がない日がないくらい接触事故が多い。」
鳥取・島根両県警によると、鳥取ICから出雲ICまでの山陰道では、2023年1年間にワイヤーロープへの接触事故が193件発生。
2日に1件以上というぺースで、修理が追いつかない状況だといいます。
三好課長:
「直すには通行止めにしないといけないので、ワイヤーロープだけではなく、別の作業も合わせて集中的に工事する期間を年4回設けている。国交省としては、できるだけ早く復旧したいと考えている。」
復旧にかかる費用や、通行止めによる社会的な影響の大きさなどを考慮すると、国交省は、頻繁には工事に入れないと説明します。
当然ですが、壊れたままではワイヤーロープは、その効果を発揮しません。
防護柵が命を守る役割を果たすためには、まずはドライバーが安全運転を心がけ、接触事故を起こさないことが重要です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1eae5aa04df0c261cf49af2a191041aabc4fa32b
2024年9月27日9時0分にYAHOOニュース(FRIDAY DIGITAL)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「凄まじい豪雨の中で女性の悲鳴が聞こえたんです。声の方向を見ると、マンホールから激しく水が吹き上がっていました。高さは15mほどあったでしょうか。水の勢いでマンホールのフタも吹っ飛んでいました」(目撃した歩行者)
9階の高さまで水が吹き出して……大阪市で起こった「エアハンマー現象」写真
8月21日、東京のJR新宿駅前でマンホールから下水が吹き出した。
都は毎時75㎜の雨に耐えられる施設整備を進めているが、当日は隣接する港区付近に記録的短時間大雨情報を発表。
設計上限をはるかに超えたため、行き場を失った水が一気に吹き出したとみられる。
東京都下水道局の担当者が説明する。
「短時間に下水道管に大量の雨水が流れ込むと、水位が一気に上がり空気圧が急上昇する『エアハンマー現象』が起きます。
当日は5ヵ所でマンホールのフタのズレや舗装の隆起(りゅうき)が起きました」
エアハンマー現象では、瞬間的に6tもの圧力が生じる。
新宿では、6mほどの高さまで吹き飛ばされた重さ約60㎏のマンホールのフタが落下してきたのだ。
同様の現象は全国で起きている。
’21年7月に被害を受けた、東大阪市在住の田中さんが振り返る。
「ゲリラ豪雨の最中に『ボン! ボン!』と大きな音が聞こえたんです。
自宅マンションから外を見ると、マンホールから9階の私の部屋の高さぐらいまで水が吹き上がっていました。
大量のガレキも吹き飛ばされ、私の車にぶつかり、廃車にせざるをえませんでした」
巨大台風やゲリラ豪雨の増加により、エアハンマー現象の発生リスクは増えている。
『日本グラウンドマンホール工業会』の大石氏が警鐘を鳴らす。
「下水道用のマンホールは全国に約1600万基あり、過去23年間で集中豪雨からフタが飛ばされる事故は106件起きています。
’91年以降に製造されたフタには安全機能が付いていますが、それがない古いタイプも600万基近くあるんです」
古いフタが残っている以上、大雨の際はマンホールに近づかないことが重要だ。
『FRIDAY』9月27日・10月4日合併号より
https://news.yahoo.co.jp/articles/e0ad633daa3ac62762fa8503956523ee4db72d86
2024年9月22日6時14分にYAHOOニュース(山陰放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月12日、鳥取市の鳥取自動車道のトンネル内で車3台が衝突し3人が死亡する痛ましい事故がありました。
現場は「暫定2車線」と呼ばれるいわゆる対面通行区間。
衝突事故を防ぐために「ワイヤーロープ」の設置が進められていますが、事故のあったトンネル内などにはなかなか設置することができないといいます。
一体なぜなのでしょうか?
【写真を見る】高速道路トンネル内でトラックと乗用車が正面衝突…3人死亡 国交省「トンネル内にワイヤーロープ設置はできない」暫定2車線区間 設置できない理由とは?対策は?
8月12日、鳥取市用瀬町の鳥取自動車道用瀬第一トンネルで、乗用車が対向車線にはみ出し、トラックと正面衝突する事故がありました。
この事故で、乗用車に乗っていた夫婦と、トラックに乗っていた男性、あわせて3人が死亡しました。
現場は片道1車線の対面通行で、将来的に4車線となることが計画されている「暫定2車線」と呼ばれる区間。
こうした区間では、車が対向車線にはみ出すことなどを防ぐために「ワイヤーロープ式防護柵」の設置が進められているのですが…
安松記者 :
「いま、事故のあった現場付近を通っています。トンネル内はワイヤーロープの設置はされていません」
実は、トンネル内にはワイヤーロープを設置することができないのだといいます。
一体なぜなのでしょうか?
国土交通省 鳥取河川国道事務所 計画課 足立課長 :
「トンネル内にはトンネルの地中部に排水施設などがあり、要はワイヤーロープのための支柱を打ち込むことができないので、トンネル内では設置はできないということです」
ワイヤーロープを支えるための支柱は、深いところで2.6メートルほど下まで打ち込む必要があり、トンネル内の地中部にある排水溝などの設備に影響がでる可能性があるため、支柱が打ち込めないのです。
こうした状況を受け、NEXCO各社は長大橋梁やトンネルに、「センターパイプ」や低い壁状の区画柵「センターブロック」と呼ばれる、ワイヤーロープに代わる柵の設置を2021年から試行的に進めています。
足立課長 :
「NEXCOの方で、どういう対策がいいかというのを試行的にやっていて、その検証結果を見て国の方でも、その内容を見て、対応を決めていくというような段階。 自動車専用道になると速度が出るので、前方を注意していただいて、速度を注意していただいて走行していただければと思う」
お盆のUターンラッシュもピークを迎えています。
ふだん運転に慣れていないドライバーによる交通量も増えるなか、とにかく慎重な運転を心がけることが大切です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecda708479d7f815416432f4ab4f78318d4ad806
2024年9月13日21時35分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
東京都日野市で12日、歩行者の男性が折れたイチョウの枝の下敷きになって死亡する事故があった。
13日に現場を訪れた日本樹木医会の小林明理事は、毎日新聞の取材に対し、イチョウに病気をうかがわせる様子はなく、多くのギンナンによって枝が重くなった可能性などを指摘した。
警視庁日野署によると、事故は12日午後6時半ごろに発生。
日野市多摩平4の市が管理する緑地のイチョウの枝が折れ、下を歩いていた都内に住む男性(36)が下敷きになった。
約1時間後に助け出されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
10メートル以上の高さから長さ数メートルの枝が折れて下の枝も巻き込み、計6本程度が折れたという。
実際に折れたイチョウを見た小林さんは、「健康な木で、腐ったり、枯れたりはしていないように見える。ただ、樹高が高すぎて、枝が長くなりすぎているように感じる」と指摘した。
今年は2~3年に1度の「実なりの年」で、ギンナンがたくさんついていたという。
ギンナンは上部の枝ほど多いといい、「ギンナンで枝が重くなり、上空に吹く風による経年劣化もあって枝が折れたのではないか」との見解を示した。
その上で、「樹高が高すぎたり、枝が多すぎたりすると感じた時は、管理者に連絡して対応してもらった方がいい」と話した。
日野市の大坪冬彦市長は、「御本人並びに御家族様に対し、深くおわび申し上げます。ご冥福をお祈り申し上げるとともに再発防止に向けて、全力で取り組んでまいります」とのコメントを発表した。
https://mainichi.jp/articles/20240913/k00/00m/040/382000c
9月14日7時0分にYAHOOニュース(朝日新聞)からは、落下した枝の最大直径は30㎝、1960年ごろに植樹され2000年ごろに市の管理となったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日野署によると、落下した枝は最大で直径約30センチ、長さ約5メートル。
高さ約10メートル付近の枝が元から折れ、下の枝を次々と巻き込んで少なくとも6本が落下し、付近にいた男性が巻き込まれたとみられている。
市によると、イチョウは樹齢数十年、高さ約20メートル。
緑地は近くに団地ができた1960年ごろに植樹されたとみられ、2000年ごろの再開発に伴い市が管理するようになった。
市民から「樹木を残してほしい」との要望があったためという。
市は毎年11~12月に剪定(せんてい)作業とともに目視の点検をしていた。
この緑地にはイチョウのほか、ケヤキやプラタナスなど30本が植えられているが、これまで枝木が折れるなどの問題はなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/44e0f86fd2d530f52c4130409b81edc542af83ab
9月13日21時35分にYAHOOニュース(共同通信)からは、最後の点検は7月25日、事故当日は強い風は吹いていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市による7月の樹木点検時に異常が確認されていなかったことが13日、市への取材で分かった。
事故を受け、市は管理する公園や緑地を一斉点検する。
市によると、最後の点検は7月25日。
事故があった12日は強風は吹いていなかったとみられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8f348b3826e5dff204ff49031d5516a23898bf
9月13日16時50分に朝日新聞からは、連鎖的に枝が折れた珍しいケース、ギンナンの重みで小さなヒビができ、それが蓄積されていった可能性ありなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
枝はなぜ、折れたのか。
現場を訪れた、全国の樹木医でつくる日本樹木医会の小林明理事(72)に聞いた。
Q 現場を見た第一印象は?
A こういうことがあるのか、と樹木医としての認識を新たにした。
枝の折れ方が普通ではない。
まず木の高い所にある枝が折れて落ち、下の枝を巻き込みながら、加速度的に重さを増していったとみられる。
連鎖的に枝が折れた珍しいケースだと思う。
時間にしたら、1、2秒ほどのことだったのではないだろうか。
Q 最初に枝が折れた原因として、どんなことが考えられますか?
A 折れたのは雌のイチョウの木。
ちょうど今はギンナンが大きく実る時期で、花がたくさんついて受粉しやすい木の上の方にギンナンはできやすい。
さらに、枝が長く伸びていた。
そのため、風に揺られることで、ギンナンの重みで、目に見えない小さなひびが枝にでき、それが蓄積されていたのではないか。
Q イチョウに限らず、我々の周りにはたくさんの木があります。どんなことに注意をすればよいのでしょうか。
A 長く伸びて、下に垂れ下がっているような枝には気を付ける必要がある。
また、葉の数が少なかったり、押すと揺れたりする木も同様だ。
異変を察知したら樹木の管理者に連絡し、二度とこうしたことが起こらないような取り組みが大切だ。
https://www.asahi.com/articles/ASS9F2H6VS9FOXIE02YM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
9月17日18時0分に朝日新聞からは、折れた10本の枝には腐食はみられなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日野署は15、16両日、業務上過失致死容疑で現場検証した。
その結果、約6~16メートルの高さの計10本の枝が折れ、上の枝が下の枝を巻き込むような形だった。
いずれも枯れたり、中が空洞になっていたりするなどの腐食はみられず、折れた枝には大きな実が大量に付いていたという。
亡くなった男性は当時、勤め先の医療機関から帰宅する途中だったという。
https://www.asahi.com/articles/ASS9K2GRBS9KOXIE027M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
関連情報として、9月13日23時2分にYAHOOニュース(TBS NEWS)からは、倒木事例の一つにナラ枯れがあるが、その原因はカシナガ虫の一斉攻撃など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日、東京・日野市で歩行者とみられる男性が落下してきた木の枝の下敷きとなり、死亡しました。
街路樹の倒木に関する国の調査によりますと、国や都道府県などが管理する道路では、近年、年間約5200本が倒木。
その3割は、強風など災害以外の原因で倒れたということです。
例えば“ナラ枯れ”。
意外な原因と対策を取材しました。
2023年7月29日放送「報道特集」を再公開します。
■原因は? 突然 木が倒れテント直撃…夫婦が死傷する事故も
・・・
■ナラ枯れの意外な原因!? 体長5ミリの小さな昆虫“カシナガ”
・・・
ナラ枯れは、夏であっても冬のように葉が枯れ始めるのがその特徴だ。
ナラ枯れには意外な原因があった。
体長5ミリほどの小さな昆虫「カシノナガキクイムシ」。 通称「カシナガ」だ。
京都府森林技術センターの小林主任研究員は、ナラ枯れを食い止める対策を研究。
カシナガの生態について観察し、YouTubeなどで発信し続けてきた。
カシナガは繁殖に適した弱った木を見つけるとまず数匹が入り込み、フェロモンで仲間を集め、一斉に襲う。
いわば虫の総攻撃で、幹に大量の穴を開けた上に病原菌を運び込む。
病原菌に感染した木は、水を吸い上げられなくなって枯れる。
5年ほどで倒れる危険性が高まり、実際、全国各地で倒木による死傷事故がおこっている。
総攻撃を受けた木を見ると、カシナガが開けた多数の小さな穴が…。
樹木医 :
「楊枝の先端が入るか入らないかの小さな穴。本当に細かい粉が積もっています」
根元には木の粉が残される。
カシナガがかじった木クズと排泄物の混ざったものだ。
カシナガは幹の中で繁殖し、羽化した成虫が木から木へと被害を広げる。
ナラ枯れは1980年代から広がり、2010年度をピークに一度は減ったが、ここ数年で再び拡大。
特に目立つのが、これまで限定的だった“首都圏”だ。
東京では皇居にも被害が及び、首都圏は3年前の20倍に急増。
人の多いエリアに倒木事故のリスクが迫っている。
・・・
■ナラ枯れ対策に秘密兵器!その名も「カシナガトラップ」
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/9852780dbba404744ad8b390c6fc299f8c19d16e
(ブログ者コメント)
(2024年10月13日 修正1 ;追記)
2024年10月11日10時30分にNHK首都圏からは、10本の枝が折れ、最も太い枝は重さ200kgあった、折れた箇所に腐食の様子はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警視庁は現場検証を行うなどして当時の状況を調べていますが、その後の捜査で、落下した枝は合わせて10本で、最も太い枝は重さがおよそ200キロあったことが捜査関係者への取材でわかりました。
枝にはぎんなんがびっしりと付いていて、10本の総重量は1トンほどになるとみられています。
折れた箇所に腐食した様子はなかったということです。
警視庁は、ぎんなんが多く実って重くなっていた上部の枝が折れ、下の枝を巻き込みながら落下したのが原因とみて、管理上の問題がなかったのかどうかさらに調べています。
一方、現地調査を行った日本樹木医会の小林明理事によりますと、折れたイチョウの木は、隣り合うケヤキやプラタナスと太陽の光を取り合うように高い位置にある枝が伸びていたということで、「上部にある枝が長く伸びている場合には、葉が落ちる11月から12月ごろにせんていするなど、対策を取る必要がある」と指摘しています。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20241011/1000109883.html
2024年9月5日5時52分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
市原市上空から見る国道16号には、上下線あわせて4車線を横切るように、1本の亀裂が…。
4日午前9時すぎに「道路が陥没している」と通報が入りました。
大町フィールドキャスター :
「ここが陥没した現場です。いままさに4台の重機が作業を行っています。広い範囲で陥没が起きています」
長さ約5.5メートル、幅約15メートル、深さ約85センチにおよぶ陥没。
実は「陥没の直前にここを通った」という車は“違和感”をおぼえたといいます。
「いつもここを通る車が『(普段は)弾まないのが弾んだ』って」
──車が弾んだ?
「ええ。だから少し道路が湾曲になっていたんですかね。だから ボンボンと(弾んだか)」
すでに道路が沈みかけていたのでしょうか?
この陥没による交通事故やけが人は確認されていないということですが、突然の陥没に影響している可能性があるというのが…3日の朝、このあたりを襲った道路が冠水するほどの“激しい雨”。
県が設置した雨量計によると、3日午前7時までの1時間に85ミリの猛烈な雨を観測。
市内の一部には、土砂災害の恐れがあるとして一時、避難指示がだされていました。
4日、渋滞に巻き込まれた近所の人も、3日の雨を自宅から撮影。
近隣住民 :
「この辺も水浸しになって」
──自宅もギリギリ?
近隣住民 :
「ギリギリ、そうですね」
別の住民も──
近隣住民 :
「これでも、すねくらいまで(水が)あるんですよね。車が止まったり、立ち往生したりしている車があった。日常でもよく使う道路だから、まさかあそこが陥没するとはね」
道路が陥没した原因は“3日の大雨である可能性”があるといいます。
大町フィールドキャスター :
「反対車線の下側、空洞があります。ここが水路だったんでしょうか、奥みると水がありますね。水路とみられる場所は、かなり大きな空洞となっているのがわかります」
陥没した道路の下には、雨水を排水するための水路が走っています。
地盤工学に詳しい専門家は、この水路に着目。
日本大学理工学部 鎌尾彰司准教授 :
「可能性があるとしたら、天井にあるひび割れから、逆に水が外に出て(水路の)コンクリート製の構造物の上の土を泥流化させて泥水化させた。そこの部分を早く空洞にしてしまった。老朽化によっていずれ陥没するはずだったのが、この大雨によって、それが少し早められたと考えられる」
「出口には大量の土が堆積している状況と聞いているが、用水路の水では流しきれないほどの大量の土・天井が破損崩落することで、土も落ちていったと考えるのが妥当」
国土交通省は、3日の大雨が水路に流れ込んだことが影響した可能性も考えられるとして、原因を調査しています。
鎌尾准教授 :
「同じような箇所が我が国にはいくつでもあるといっても過言ではない。管理者がしっかり管理をして、危険な箇所から工事していくことが必要」
4日の夜になっても…
大町フィールドキャスター :
「日は落ちたんですが、まだ渋滞は解消されていません。我々が進んでいるこの車線もそうですし、反対車線も渋滞となっています」
大動脈ともいえる道路で起きた陥没。
国土交通省は、5日の正午の通行止め解除を目指しているということです。
(9月4日放送『news zero』より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddb26aedb5369858ae7e1eb8fec030da6b4196b5
9月5日20時8分にNHK千葉からは、仮復旧し31時間後に通行止めが解除された、路面下の金属製雨水管の上部が腐食し沈み込んで鋪装との間に隙間ができていたところに大雨で大量の水が流れ込み路盤を流出させたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国土交通省千葉国道事務所では、きのうから復旧作業を進め、通行止めの開始からおよそ31時間がたった5日午後4時半ごろ、作業を終えて通行止めを解除したということです。
千葉国道事務所によりますと、陥没した路面の下には雨水を流す金属製の管があり、近くの海水の影響で管の上の部分が腐食して沈み込んでいたとみられるということです。
市原市では、3日の朝に雨が強まり、県が設置した雨量計では1時間に85ミリの猛烈な雨を観測していて、千葉国道事務所では、管と道路の舗装との間に隙間ができていたところに大量の雨水が流れ込んで舗装の下の路盤を流出させ、道路が陥没した可能性があるとしています。
国道事務所は5日、仮設の管を設置して舗装を行い、車両が通行できる状態にしたということで、今後、道路の状況を見ながら本格的な復旧工事を行うということです。
(ブログ者コメント)
翌朝、ブログ者も現場を確認しようと行ってみたが、歩行者&自転車用の通路も通行止めになっていて、近づくことができなかった。
一方、当然のことながら、16号を迂回する何本かの道路は、どこもかしこも大渋滞だった。
ちなみにJATRACの渋滞情報では、陥没場所がマーキングされ、南北方向に赤い渋滞線が2本表示されているものの、東西方向の迂回道路渋滞赤線は全く表示されていなかった。
2024年8月30日23時28分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横断歩道の白線の間隔は、これまで45センチから50センチと定められていましたが、塗り直しにかかるコスト削減などを目的に、間隔を90センチまで広げることを可能にする制度改正が、ことし7月に行われました。
しかし、「目の不自由な人たちが横断歩道を認識しづらくなる」という意見が事前に寄せられ、警察庁は一部の横断歩道に対象を絞って間隔の変更を進める方針です。
横断歩道は、車のタイヤとの摩擦などで塗料がすり減ることから、交通量の多い場所では2年から3年ごとに塗り直しが必要で、維持管理にかかるコストが課題になっています。
白線の間隔は、標識標示令で45センチから50センチと定められてきましたが、警察庁は塗り直しのコスト削減などを目的に、白線の間隔を90センチまで広げることを可能にする制度改正の方針を打ち出し、ことし6月にかけて意見を募集しました。
これに対し、目の不自由な人たちから「白線の間隔を広げると横断歩道を認識しづらくなる」という複数の意見が寄せられたということです。
警察庁は、視覚障害者の団体に聞き取りなどをしたうえで、「すべての横断歩道」を対象にしていた当初の方針を変更し、信号が変わったことを音で知らせる装置と「エスコートゾーン」と呼ばれる誘導ブロックが設置された一部の横断歩道に対象を絞ったうえで、7月26日から制度を開始しました。
警察庁は、目の不自由な人の安全に十分配慮して横断歩道の塗り直しを進め、合理化との両立を図りたいとしています。
■白線の間隔を広げる背景は
警察庁によりますと、ことし3月末時点で、全国にはおよそ59万か所、合わせておよそ116万本の横断歩道があります。
交通量が多い場所では2年から3年おきの塗り直しが必要とされていて、新たに横断歩道を設置したり薄くなった白線を塗り直したりするための予算として、今年度は国と地方あわせて82億円余りが計上されています。
全国の警察は、白線のすり減り具合=「摩耗率」をもとに作業の優先度をランク付けし、横断歩道の塗り直しを進めていますが、費用面やスケジュールの制約があるのが現状です。
横断歩道での交通事故は年間1万件以上起きていますが、中には白線が見えにくくなったことで重大事故につながったと認定されたケースもあります。
2018年10月、川崎市で横断歩道を横断中の男性がタンクローリーにひかれ、頭の骨を折る大けがを負いました。
運転手は過失運転傷害の罪に問われましたが、裁判所は「白線が完全に消えていて、運転手が横断歩道を認識するのは困難だった」として、運転手に無罪を言い渡しました。
警察庁などは、白線の間隔を広げた場合にドライバーや歩行者からどう見えるかなどを検証し、安全上の支障はないと判断して制度の改正に踏み切りました。
塗り直しの費用を削減できるだけでなく、タイヤとの接触を減らして、白線がすり減るまでの期間をのばすことができ、効率的な維持管理と事故防止両面の効果が期待できるとしています。
費用面では、例えば標準的な幅7メートルの道路で、従来どおり45センチの間隔で8本の白線を引いた場合、1か所でおよそ8万円がかかります。
一方、間隔を90センチまで広げると必要な白線は6本で済み、費用はおよそ6万6000円。
1万7000円の費用が削減できるとしています。
■目の不自由な人はどんな影響を受けるのか
横断歩道の白線の間隔が広がることで、目の不自由な人たちはどんな影響を受けるのか。当事者に取材をしました。
全く光を感じない「全盲」の吉泉さんの場合、横断歩道では白線の塗料の盛り上がりを足で踏んだ感覚で、まっすぐ進めているかを確認しているといいます。
吉泉さんは、「45センチ間隔は歩幅の範囲に収まるので白線を確認しやすいのですが、90センチになってしまうと手がかりが半分になるので、影響を受けると思います」と話しています。
視野が狭く視力も弱い鷹林さんの場合、白線が横断歩道の位置を知るための手がかりになっているといい、「白線は少し離れた場所からでも認識しやすいので、それを頼りに横断歩道を見つけて渡っていました。白線が減ってしまうことで、横断歩道に気づけなくなるかもしれず、不安を感じています」と話していました。
■専門家 “いちばん大事なのは安全 合理化ありきではない”
交通工学が専門で、制度改正の検討にも参加した埼玉大学の久保田尚名誉教授は、「インフラの建設や、維持管理にお金が回らないという大きな状況があり、ほとんど消えかかったような横断歩道が、残念ながら各地でみられる。いちばん大事なのは安全であって、それを達成するために必要なのが合理化だが、合理化ありきではない。視覚障害者の方に意見を聴き、不安が払拭(ふっしょく)されたかなどを確認しながら、運用を進める必要がある」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240830/k10014566241000.html
2024年8月23日18時28分にYAHOOニュース(信越放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
松本市の市道で、走行中の車がパンクする事故が、4日間で7件も発生しました。
6月の28日に1件目、2日後の6月30日の深夜から翌朝にかけて、さらに6台がパンクしました。
この4日間に、現場となった市道では一体何があったのでしょうか。
【写真を見る】現場で何があった…?4日間で7台がパンク…!発端は「大雨で市道に開いた深さ10センチの穴」補修のアスファルトが定着せず同じ場所で続発、市は補償割合などを車の所有者と協議
上原記者:
「一見、見通しのいい直線道路で、4日間という短期間で7台もの車が、この場所で破損したということがにわかには信じられません」
奈良井川に沿って走る松本市笹賀の市道。
現場は舗装された片側1車線の道路で、道幅も十分あるように見えます。
4日間という短期間にこの場所で一体何があったのか、道路を管理している市の維持課に聞きました。
松本市維持課 武川・管理担当課長:
「これが6月28日の一回目の穴です。一番深いところで10センチほどの深さの穴が開いてしまった状況でした」
水たまりに見える場所は、なんと10センチも陥没していました。
武川課長:
「交通量が大変多いところで、舗装のいたみも激しかったので、このように舗装が飛んで穴が開いてしまったと思います」
最初にパンクが起きた6月28日は、朝からの雨で、陥没箇所が水溜まりになっていました。
気付かずに走行していた1台が午後1時ごろにパンク。
通報を受けた市は、すぐに担当者が現場に向かい、1時間後に補修しました。
しかし2日後の6月30日にも同じ場所で陥没が起き、その日の午後11時半から翌日の午前9時10分までの間に現場を通った6台もの車がパンクしました。
パンクした7台のうち5台はホイールも損傷しましたが、けが人はいませんでした。
市も問題を放置していたわけではなく、6月28日と7月1日に2回の補修工事を行いましたが…。
6月28日は県内各地でまとまった大雨となり、松本では7月1日までの4日間で、あわせて62ミリの雨が降りました。
このため、舗装したアスファルトが定着せずに流出してしまった可能性があるということです。
こうした事故を未然に防ぐために、松本市は路面のトラブルを簡単に通報できるシステムも準備しています。
松本市維持課 片桐さん:
「松本市公式ラインから道路損傷等の通報ができるようになっているので、こちらを利用してほしいです」
市の公式アカウントを追加すると、メニューの中に、「道路損傷等の通報」という項目が出てきます。
ここから損傷の内容を選んで、現場の写真を撮って位置情報を入力すると、市に直接、情報が入る仕組みです。
片桐さん:
「(ラインを通じて)年間1500件ほど通報があって、市でも日ごろからパトロールをして点検をしているのですが、(事故を)未然に防ぐために、多くの目を情報提供という意味でたくさんの通報をいただければと思います」
市では、パンクした車の所有者と、補償の割合などについて協議しているということです。
市は、今回の教訓を生かしながら、ラインや電話での通報を呼びかけていて、快適な道路環境の整備に一層力を入れたいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4ea02520183a0dae7a9135817e497a33b09ab14
2024年8月21日18時14分にYAHOOニュース(テレビ静岡)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年5月 静岡県浜松市中央区の公園で遊具のバネが折れ、遊んでいた小学生がケガをしていたことがわかりました。
市は保護者に慰謝料や治療費として約7万円を支払うことを決めています。
【関連】公園遊具のバネが突如折れ…小学生の男児が全治10日のケガ 耐用年数超えるも検査で「使用可」と判断
落合記者:
「事故があった遊具はこちらに設置されていました。現在も折れたバネの部分が残されています。」
2024年5月、浜松市中央区伊左地町の公園で小学生の男児(8)がバネの力で前後に動く金属製のスプリング遊具で遊んでいたところ、突然バネが折れました。
男児は地面に投げ出され、頭を打撲したほか、首をひねるなど全治10日のケガをしたということです。
公園管理事務所によりますと、一般的な金属製の遊具の耐用年数は15年ですが、この遊具は設置から約20年が経過していて、原因はバネの劣化とみられています。
一方で、2023年11月に行われた業者による点検では「使用可」と判断されていて、市の担当者は「外部の破損ならわかるが、内部の金属疲労までは見抜けなかった」としています。
事故を受け、浜松市は保護者に慰謝料や治療費として7万1630円の支払いを決めています。
また、市内の公園などに設置してるスプリング遊具は徐々に撤去し、バネを使わない遊具に切り替えていく方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e92d393d2f8779d4a1be2c85a7df3d4d50560e5
8月21日15時11分にYAHOOニュース(静岡第一テレビ)からは、バネにヒビは入っていなかった、遊具の数が多過ぎて更新が追い付かないなど、など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
事故の原因は、ばねの劣化とみられ、市は、すでにこの「スプリング遊具」を撤去しています。
この「スプリング遊具」は、設置されて20年がたっていましたが、2023年11月の検査では「使用可」と判断されていたということです。
市公園管理事務所は、「ばねにひびなどは入っていなかったが内部の金属疲労が起きていたのではないか」と話しています。
これを受けて浜松市は、児童の保護者に治療費と慰謝料として7万円余りを支払う専決処分をしました。
「スプリング遊具」に限らず、一般的に金属製の遊具の耐用年数は「15年」ですが、浜松市は「古くなった遊具を随時更新しているが、数が多くて追いつかない状態」だということです。
市公園管理事務所は、「公園内に設置してある遊具などで、故障や破損を見つけたら連絡してほしい」と呼びかけています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/443a2a4daa746a516601a78f5808e0af4ce375ed
(ブログ者コメント)
破断面の拡大映像を見ると、円形断面の下半分、7割程度に茶色い錆?泥?が付いているようにも見える。
ヒビは入っていなかったということだが・・・。
2024年8月16日20時44分にYAHOOニュース(大分朝日放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分県臼杵市で、男の子2人が公園のフェンスが外れ道路に転落しけがをしました。
市が管理する公園で、フェンスの金具が腐食していました。
9日の夕方、臼杵市が管理している「白馬の杜公園」でフェンスが外れ、鬼ごっこをしていた男の子3人のうち2人が2メートル下の道路に転落しました。
5歳の男の子があごの下を縫うけがを、10歳の男の子はひざに擦り傷を負いました。
市が調査したところ、2枚のフェンスをつなぐ金具が腐食していて、ぶつかった弾みで外れたとみられています。
市では、公園の安全点検を年に1度行っていて、2024年1月の時点ではフェンスの異状を確認できませんでした。
事故を受けて市は、管理する53の公園の緊急点検をしていて、「再発防止に向けて安全点検を徹底していきたい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d4429d26c886e68d3ec553e4fe27ccc4952a170
(ブログ者コメント)
軽く揺するなどしていれば腐食に気が付きそうなものだが、今年1月の点検時、どのような点検をしていたのだろうか?
業者委託だとすれば、市は具体的な点検方法や点検部位、点検項目を指示していたのだろうか?
(2024年9月6日 修正1 ;追記)
2024年9月4日11時14分に毎日新聞からは、市が緊急点検(定期点検は目視だが緊急点検は触るなどして点検)したところ4割の公園で不具合が見つかった、9日の事故は2人がフェンスにもたれかかった際に起きたらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
事故を受け、市が市内53公園のフェンスを緊急点検したところ、約4割にあたる22公園でフェンスを固定する金具などに不具合が見つかったことが、市への取材で分かった。
市は順次改修する予定だが、1月の定期点検では不具合は確認されなかったと説明しており、管理態勢のあり方が問われそうだ。
事故は8月9日午後6時20分ごろ、同市前田の公園で発生。
近くに住む当時5歳と10歳の男児2人が鬼ごっこをしていた際、フェンス(高さ約1・2メートル)が外れて約2メートル下のコンクリート舗装の道路に転落し、5歳児はあごを複数針縫うけが、10歳児は左膝にすり傷をそれぞれ負った。
2人はフェンスに寄りかかったとみられる。
事故後に市が調べたところ、フェンス同士をつなぐ金具が少なくとも3カ所さびて外れているのを確認した。
フェンスは2008年に設置しており、市は老朽化による強度低下が原因とみている。
事故を受け、市は8月10~23日に緊急点検を実施。
その結果、フェンスを固定する金具がさびて外れたり、緩んだりしているなどの不具合を約4割の公園で確認した。
市は事故を公表した際に「1月の定期点検では異常は確認されなかった」と説明。
市によると、定期点検は目視によるもので、金具を一つずつ触るなどして確認した緊急点検とは手法が違っていたという。
市建設課は、毎日新聞の取材に対し「定期点検の方法に問題はなかった」との認識を示す一方、「金具を一つずつ触ってはいなかった。見落としがあったと言われてしまえばそれまで」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20240904/k00/00m/040/042000c
2024年7月30日19時6分にYAHOOニュース(京都新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府亀岡市は30日、亀岡運動公園プール(かめプー)で8歳の男児が釣り針を踏み、足にけがをしたと発表した。
釣り堀として営業していた時期に使用されたものとみられる。
再点検のため、当面休園する。
市都市整備課によると、同日午後2時ごろ、変形プール(水深80~85センチ)内に落ちていた釣り針(長さ約2センチ)を、遊んでいた男児が踏み、親指に切り傷を負った。
かめプーは今夏は20日に営業を開始。
5月6日までは、プールにニジマスを放流して釣り堀になっていた。
指定管理者の「亀岡市パークコモンズ」が開園前に目視などで点検したが、見落とした可能性があるという。
金属探知機も使い、緊急に安全確認する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0795ba97f6f3ddd025b30be66eb3a50266c3a9e5
8月1日19時39分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、マグネットなどでの再点検結果28本の釣り針が見つかった、開園前にも同様な点検を実施、水を入れた際に配水管に残っていたものが拡散された?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は1日、再点検で新たに28本の釣り針が見つかったと発表した。
安全が確認されたとして、3日に営業を再開する。
指定管理者の「亀岡市パークコモンズ」と市は、水を全て抜き、目視やマグネット、カメラを使って確認。
事故があった変形プールのほか、造波プールやプールサイドなどからも発見された。
市都市整備課によると、開園前にも同様の点検をしたといい、「水を入れた際に、配水管に残っていたものが拡散された可能性がある」と説明する。
今年もオフシーズンに釣り堀を実施するかは、今後検討するとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/75b88ae40357dcaa3b712b8cab6f532209cd747f
(ブログ者コメント)
同様な事例は今年7月、日進市の市民プールでも起きている。(けがなし。本ブログでも紹介スミ)
2024年7月26日11時29分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、接近した2つの勝手橋(撤去予定)の写真付きで、ネット配信されていた。
昨年9月の豪雨から1年になるのを前に福島県いわき市で、被害が大きかった地区の住民を対象とした県や市の浸水対策の説明会が24日夜、同市立内郷公民館であった。
県が管理する宮川の3キロの区間にかかる橋24本のうち9本が管理者不明の通称「勝手橋」で、これらに流木が引っかかり、氾濫の一因となったため、住民と話し合いながら不要な橋を撤去する方針が示された。
説明会は、対策がどこまで進んでいるのかを市民に知らせてほしいと、地区の住民らでつくる市民団体「内郷まちづくり市民会議」が県、市の担当者を呼んで開いた。
住民約50人が参加した。
昨年9月8日から9日にかけ、熱帯低気圧に変わった台風13号に伴う豪雨で、内郷地区を流れる新川や宮川などが越水。
1人が死亡、約1700棟が浸水する被害が出た。
浸水対策については、これまで、県や市、学識経験者らでつくる「新川・宮川浸水対策検討会」で議論を重ね、今年6月に対策をまとめた。
この日は、対策の内容について、県や市の担当者が報告。
「勝手橋」の撤去のほか、中長期的に大規模な河川改修を進め、ソフト対策として雨量計の増設などを早急に進めるとした。
自宅が最大約50センチも床上浸水し、現在も市内の借り上げ住宅で避難生活を続ける女性(65)は、「あっという間に水があふれ、家財道具や家電もほとんど処分した。説明を聞いても不安はぬぐえなかったが、少しでも早く水が出ないようにしてほしい。大雨が降りそうになったら、早めに高い場所に避難するよう心がけたい」と話した。
説明会を企画した市民会議の四ツ倉会長(男性、58歳)は、「被害に遭った人の気持ちを受け止めてくれる場所が必要だと感じていたので、良い機会だった」と評価した。
https://mainichi.jp/articles/20240726/k00/00m/040/087000c
(ブログ者コメント)
勝手橋については本ブログでこれまでに何件か情報を紹介してきた。
そのうちの一つによれば、全国に1万ちかくあるという。
2024年7月12日17時4分にYAHOOニュース(東海テレビ)から下記趣旨の記事が、写真付きでネット配信されていた。
愛知県日進市にある市民プールで「釣り針」などが見つかり、営業休止となりました。
日進市総合運動公園にある市民プールで7月6日、流れるプールで遊んでいた小学2年の男の子が、水着のなかに針がついたルアーが挟まっているのに気付きました。
幸い、男の子にケガはありませんでしたが、プールの水を抜いて点検したところ、排水溝などに10個以上のルアーや釣り針が見つかったということです。
2日に今シーズンの営業を始めたばかりですが、7日から臨時休業となりました。
なぜ、プールに釣り針があったのでしょうか。
このプールでは2020年の秋から、オフシーズンにニジマスやイワナなどを放流し、釣り堀として活用していました。
今回見つかった針は、この釣り堀の営業で使われたものとみられ、プールのシーズンの前に約2カ月かけて行った清掃や点検が不十分だったとしています。
プールを管理する日進・アシストの塚本さん:
「発見できなかったというのは落ち度だったと思っています。
管理釣り場の再開については、正直今は何とも言えないところでございます。
それよりも、今シーズンのプールをまずケガ・事故のないように、そこを目標に動くところでございます」
毎日の清掃で金属を集めるマグネットスイーパーという機械の台数を増やすほか、プールの外から風などで異物が入るのを防ぐネットも設置し、16日に営業を再開する予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c6917bd706ca70389e66fa5c3bceb065d6f7967
2024年6月13日21時27分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12日、埼玉県越谷市で民家のフェンスが約14メートルにわたり倒れる事故がありました。
この事故で、小学生の男の子がフェンスに挟まれ、頭の骨を折るなどして重傷です。
現場は、一軒家が密集する埼玉県越谷市の閑静な住宅街です。
その一角にある細い路地に多くの警察官の姿がありました。
記者(13日正午すぎ)
「ライトを照らしながら、フェンスの基礎の部分でしょうか、調べている様子が確認できます」
鑑識作業が行われていたのは地面に横たわるフェンスです。
その場所で12日、小学生が巻き込まれる事故がありました。
通報 :
「ブロック塀が倒れて、男の子が挟まれた」
近隣住民
「ドシーンとすごい音がしたよね。お母さんが来て、子どもを一生懸命動かしていたから、あまり動かさないで、そのまま寝かせておいた方がいいって」
警察などによると、フェンスに挟まれたのは、近くで遊んでいた10歳の男の子。
病院に運ばれましたが、頭の骨を折るなど重傷だということです。
約14メートルにわたって倒壊したフェンス。
記者 :
「4人がかりでフェンスを持ち上げています。かなりの重さがあるものとみられます」
大人の頭ほどの高さから倒れてきたことが推測できるフェンス。
市によると、フェンスは土地の所有者が管理しているもので、いつからあるかは不明だといいます。
なぜ事故は起きたのか──。
事故前の現場の写真には、倒れたフェンスの下にコンクリート製のブロック塀、さらにその下に別のコンクリートの土台が写っていました。
今回、倒れたフェンスはコンクリート製のブロック塀ごと地面に落ちていました。
専門家は…。
ブロック建築技能士会連合会 栁沼会長 :
「鉄筋がちゃんとつながっていない。もしくは少ししかつながっていない。定着がうまくいってないところが原因」
本来は、土台とブロック塀を鉄筋などで補強する必要があるといいますが、事故が起きた現場は土台が平らで、鉄筋のようなものは確認できません。
施工不良が原因ではないかということです。
ブロック塀が倒れる事故は過去にもあり、2018年の大阪北部地震では小学4年生の女の子が下敷きになり死亡。
このときも、ブロック塀を支える鉄筋の長さ不足などが倒壊の原因でした。
栁沼会長 :
「自分の家にあるブロック塀は、なにかあれば責任問題もでてくる。亀裂がある・倒れがある・欠けがある、などあれば専門家に相談して、どうすればいいのか検討するのが一番いい」
警察はフェンスが倒れた原因などを詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a40a5eab2f10699da16d34f79f9994fb52c2323e
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。