







2015年2月28日8時2分に静岡新聞から、下記趣旨の記事が腐食状況の写真付きでネット配信されていた。
静岡県は27日、管理する全ての道路照明灯を対象にした緊急調査で38基を「撤去が必要」と判断し、3月中に撤去すると発表した。
従来は実施していなかった全道路照明灯の定期点検を、2015年度から始めることも決めた。
調査は、2月9日に焼津市石津の県道の照明灯が倒壊したことを受け、県道や国道沿いの9931基を目視と打音検査で調べた。
その結果、さびで穴が空いたりひびが入ったりして倒壊の危険を認めたのは38基。すぐに危険はないが「今後更新が必要」としたのは415基で、15年度から順次更新することを決めた。
730基は「経過観察が必要」とした。
塗装が厚く判断がつかない「詳細調査が必要」も72基あった。
全体の87%に当たる8676基は「健全」と判断した。
県道路保全課によると、照明灯はこれまで道路パトロールの際に目視で安全性を確認していた。
国が14年6月に定めた要領に基づき、計画的に点検をする方針。
平野道路局長は、「設置から30〜40年が経過した照明灯も目立つ。今後はしっかりと点検をしていきたい」と話した。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/1174172204.html
2015年2月26日14時18分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月26日12時35分に京都新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前1時前、京都市山科区大宅烏田町の府道でアスファルトから水が噴き出していると、通行人から警察に通報があった。
水は道路の中央付近から噴き出し、警察によると、一時、15mの高さまで達した。
市上下水道局がバルブを閉めて午前7時前に止まった。
同局によると、水道管の空気を抜く直径7.5cmの空気弁を固定するボルトが外れており、そこから水が一気に噴き出したということで、業者が新しい空気弁をとりつける処置を行った。
現場は、地下鉄東西線椥辻駅の約430m南の住宅街。
付近の建物への断水や浸水の被害の報告はないということだが、現場近くの店舗には噴き上がった水が雨のように降り注いだという。
現場近くのレストランで働いている男性は、「午前0時半ごろにジャーという音がして、雨かなと思ったら店を出ると水しぶきがあがっていました。いったん帰宅して朝出勤したら店の中までぬれていました」と話していた。
京都市上下水道局によると、現場の水道管は平成8年に敷設されたもので、空気弁が外れた詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2015753171.html?t=1424987114327
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20150226000069
(ブログ者コメント)
ここ数年、水道管の空気弁が外れた事故が、しばしば報じられている。
本ブログでも、以下を紹介済。
2014年6月13日掲載
2014年6月5日 大分県佐伯市で水道管の空気弁あたりから水が漏れ出し、改修工事のため完全に止めた途端に吹き飛ぶ、老朽化が原因の模様
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3984/
2014年2月18日掲載
2014年2月11日 神奈川県横浜市の県道で水道管の空気弁点検中、ボルトを締め直そうとしたところボルトがはずれて水が10m高さまで噴出、ボルトの腐食劣化が原因か?
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3664/
2013年9月30日掲載
2013年9月25日 滋賀県近江八幡市で地上に出ている水道管の空気弁が外れ、直径7cm5mmの穴から5時間にわたり水が噴出、ボルトの老朽化が原因だった模様
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3297/
2015年2月17日7時5分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月18日11時45分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午前8時半ごろ、千葉県市川市東大和田で行われていた外環道建設工事の掘削で、深さ約2mの地中に通っていたNTTの通信ケーブル1本を、作業員が誤って切断した。
ケーブルを保護していたプラスチックの筒も、一緒に破損したという。
このため、周辺の市川市大洲や大和田、それに田尻などを含め、インターネットの高速通信や加入電話など合わせて約1900回線が不通となった。
NTT東日本がケーブルをつなぎ直す復旧作業を急ぎ、17日午後3時過ぎに不通は解消された。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086803741.html?t=1424129674767
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150218-OYT1T50035.html
(1/2からの続き)
2月3日12時42分に共同通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地元自治会が2012年ごろから市に対し、現場近くの地盤が緩いと複数回にわたって指摘していたことが3日、分かった。
当時の市土木部長に「もっと下流に新しい橋を架けてほしい」と要望していた。
前自治会連合会長が取材に明らかにした。
前会長(70)によると、市側は下流の川幅が広く、建設費が増えることなどを理由に難色を示したという。
市土木部は「事実関係を確認中のため、現時点でコメントできない」としている。
出典URL
http://www.47news.jp/CN/201502/CN2015020301001551.html
(ブログ者コメント)
今回の事故は、土砂崩れが起きる危険性を現場で確認中に土砂崩れに巻き込まれたもの。
類似事例として、以下の、爆発事故を起こさないよう現場でガス漏れ対応中に爆発事故に巻き込まれた事故を思い出した。
『1982年8月 大阪府堺市の樹脂工場でガス漏れ現場に関係者が集まり対応準備中に爆発、近隣住民を含め多数の死傷者』
http://www.sozogaku.com/fkd/hf/HC0000179.pdf
異常事態発生時、現場で状況を確認し、場合によっては現場で対応する・・・それは必要なことだ。
問題は、いかにして自分や同僚、部下の身を守るかということ。
今回は、マサカ、橋が崩落するとは、思ってもみなかったのだろう。
そういった、マサカと思うことまでも想定した上で異常事態発生時には行動すべき・・・それが今回事例の教訓ではないだろうか?
「言うは易く行うは難し」とは思うが・・・。
2015年2月1日7時29分に静岡新聞から、下記趣旨の記事が写真と図解付きでネット配信されていた。
2月1日13時4分に読売新聞から、2月1日20時38分に毎日新聞から、2月2日19時17分と2月3日13時23分にNHK静岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後5時10分ごろ、浜松市天竜区佐久間町の国道473号のつり橋「原田橋」付近で山の斜面が幅約50m、高さ100mにわたって崩落。
天竜川に架かる同橋(長さ約140m、幅約5.5m、川からの高さは約20m)が川に崩れ落ち、橋の上に車を止めて落石などの様子を確認していた市職員の安野さん(57)と茶谷さん(45)が崩落に巻き込まれ、病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認された。
架け替え中の南側の新橋も、崩れてきた大量の土砂のため、6か所の仮設の支柱がいずれも倒れたり傾いたりして、橋げた全体が東側にずれ動いた。
現場はJR飯田線中部天竜駅から西に約1km。佐久間ダムに近い愛知県境付近の山間部。
土砂崩れの兆候が報告されたのは2日前。
1月29日に隣で新しい橋の工事をしていた関係者から、「ふだんよりも斜面の小石が落ちてくる頻度が高い」と市の土木事務所に対して、午前と午後のあわせて2回、通報があった。
これを受けて、29日夕方に現場の確認を行った土木事務所。
落石の恐れがあるとして、その日の夜から2日間かけて、高さ5mの仮設の防護柵を設置した。
そして31日正午ごろ、土木事務所に工事関係者から「相当な量の小石が落ちてくる」と通報。
現場では工事関係者が通行しようとする車に危険を知らせていたという。
土木事務所は現場に2人の職員を派遣。そして、午後4時20分に現場を通行止めにした。
そして午後5時過ぎ、2人の職員が橋の上で斜面の調査を行っていたところ、土砂崩れが発生した。
市によると、死亡した職員2人は、31日は非番だった。
現場からの通報を受けて急きょ出勤し、状況を確認するため現地に向かった。
安野さんは職場の取りまとめ役。茶谷さんは落下した橋に代わる新しい橋の建設を担当し、民間業者との折衝に当たっていた。
原田橋は1956年の建設で、老朽化に伴って、近くの下流に新橋を整備中だった。
橋の崩落を受け、市は近隣住民の生活に支障が出ないよう、仮設橋を設置する方針。
静岡地方気象台によると、現場付近の24時間あたりの雨量は、1月26日に13ミリ、27日には15ミリだった。
29日以降は土砂崩れと落石が相次ぎ、30日には16ミリの雨が降ったという。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/1174164038.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150131-OYT1T50132.html
http://mainichi.jp/select/news/20150202k0000m040069000c.html
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035133121.html?t=1422912111312
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035158391.html?t=1422997687705
2月1日7時41分に静岡新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
架設から半世紀以上が経過している原田橋は、これまで老朽化による危険性が指摘され、交通規制と補修を繰り返してきた。
2012年4月、橋を支えるケーブルの一部破断が見つかったことを契機に、市は新橋への架け替えを決め、工事を進めていた矢先の事故だった。
広域幹線道路に架かる原田橋は、第2次緊急輸送路にも指定されている。住民の重要な生活道路でもある。近くに迂回路はなく、原田橋を利用しないと対岸に渡るには車で約2時間半かかる。
市は、監視カメラやひずみセンサーの設置に加え、橋の両端に24時間態勢で警備員を配置するなどの対策を講じて、ケーブル損傷の発見の2カ月後から制限付きで通行を再開した。
市によると、今回、ひずみセンサーは特に反応しなかったという。
出典URL
http://www.at-s.com/news/detail/1174164114.html
2月2日10時16分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市幹部は、落橋の原因について、老朽化よりも土砂の重みでバランスを崩したものとの見方を強めている。
「山と橋をつなぐケーブルの根元部分(下流側)が根こそぎはがれ、大量の土砂の重みでバランスが崩れたのでは」との見解だ。
市は今後、専門家を招いて詳細な原因を調査する方針だ。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150202-OYT1T50013.html
(2/2に続く)
2014年12月5日12時9分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月5日17時18分に共同通信からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前2時40分ごろ、日光市七里で、マンホールから下水道管の中に入って、点検をしていた会社員の男性(54)が、下水道管の中の水をせき止めておくために膨らませたバルーンと呼ばれるゴム製の器具と、水道管の壁との間に挟まれた。
男性は病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。
警察によると、男性は直径およそ60cmほどの下水道管のなかで、カメラなどを使ってさびや亀裂などがないか点検していた際に、下水道管をふさいでいたバルーンが突然ずれて、壁との間に挟まれたという。
男性は4日午後9時ごろから、同僚の男性4人と作業をしていた。当時は1人で管の中にいた。
マンホールから下がっていく管と下水管が丁字形に交わる部分で、膨らませたバルーンで水をせき止めて作業していたが、何らかの理由でバルーンが男性側にずれて挟まったとみられる。
警察は、男性と一緒に点検作業にあたっていた作業員から話を聞くなどして、事故のくわしい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1093740411.html?t=1417813329551
http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014120501001733.html
(2015年2月20日 修正1 ;追記)
2015年2月16日18時50分にNHK宇都宮から、水圧で外れる危険性があったのに防止策を講じなかったとして現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、日光市で下水道の点検作業を行っていた男性が死亡した事故で、安全確保に必要な措置を取っていなかったなどとして、作業を請け負っていた会社と現場責任者が、労安法違反の疑いで書類送検された。
書類送検されたのは、宇都宮市簗瀬の下水管の点検や道路清掃などを行っている「U社」と52歳の現場責任者。
この事故は去年12月、日光市七里でマンホールに入って点検作業をしていた宇都宮市の54歳の男性が、中の水をせき止めておくためにふくらませた「止水栓」と呼ばれるゴム製の器具とマンホールの壁との間に挟まれて死亡したもの。
この事故で日光労基署は、「水圧で下水管から止水栓が外れる危険性があったにもかかわらず、それを防止するための措置を講じなかった」などとして、労安法違反の疑いで会社と現場責任者を書類送検した。
これについて同社の社長は、「亡くなった方やご家族に申し訳ない思いだ。再発防止に努めていきたい」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1095500651.html?t=1424129548588
2014年11月7日12時35分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
11月7日13時11分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時15分すぎ、洞爺湖町伏見で、町道にかかる長さおよそ50mの橋が崩落しているのを地元の人が見つけ、警察に通報した。
警察によると、崩れ落ちたのは洞爺湖町の山あいの沢にかかる「伏見橋」で、人や車が巻き込まれるなど、被害はないという。
6日夜までは異常はなく、7日早朝に崩落したとみられる。
橋を管理する洞爺湖町によると、この橋は平成10年に完成し、最近ではおととしに点検を行い、その時点では大きな異常は見られなかったという。
橋がかかる町道は、ニセコ方面から洞爺湖に向かう観光客にも利用されるといい、町や警察では付近を通行止めにするとともに、崩落の原因を調べている。
土木工学が専門の北見工業大学の大島俊之特任教授は、地すべりで橋を支える土台が流されたことが原因ではないかと指摘したうえで、事故を防ぐためには、橋を支える部分の点検のあり方を見直す必要があると指摘している。
橋の崩落現場を上空から撮影した映像を見た大島教授は、「橋を支える部分が土砂と一緒に流されたことで橋が壊されている」と指摘し、橋の崩落は地すべりが原因ではないかとの見方を示した。
そのうえで、「近年は、集中豪雨などによって、今回のような沢の地形でいままで滑らなかった斜面が滑るようになってきていて、各地で被害が出ている。沢にある橋では、橋を支える部分の健全性をいままで以上に注意して点検する必要がある」と話している。
さらに、「小さな町や村が管理する橋は、技術者や財源の不足から点検が十分に行われていない可能性もある。国や道が支援して安全性を高めていく必要がある」と話している。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20141107/3012491.html
http://mainichi.jp/select/news/20141107k0000e040223000c.html
2014年11月1日20時59分に読売新聞から、事故発生を伝える記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
1日午前3時10分頃、岩手県北上市相去町の東北自動車道下り線で、キャンピングカーが炎上し、乗っていた3人が死亡、3人が重軽傷を負った。
県警高速隊の発表によると、東京都江戸川区の男性(42)が運転しており、長男(3)、義母(62)の2人が死亡。次男(1)とみられる遺体も見つかった。妻(39)も重体、長女(5)は軽傷、男性も重傷を負った。
同隊によると、一家は、義母自宅に向かう途中だったという。
男性は消防に対し、「右前輪が破裂し、その後、火が出た」と話している。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141101-OYT1T50015.html
11月4日付で岩手日報からは、原因に関する図解付きの記事が、下記趣旨でネット配信されていた。
北上市相去(あいさり)町の東北道下り線で6人が死傷した1日未明のキャンピングカー火災で、ガソリンタンクの底に「板バネ」とみられる金属製の自動車部品が刺さり、路面に接触する状態だったことが3日、県警への取材で分かった。
摩擦で出た火花がガソリンに引火し、一気に燃え広がった可能性があるとみて、原因の特定を急いでいる。
県警などが1日行った実況見分で判明した。
県警高速隊などによると、タンクは右前輪の後方に備え付けてあった。
板バネは長さ48cm、幅7cm、厚さは最大1.7cm。
数枚を重ね合わせて車台と車軸をつなぐサスペンションの一部とみられる。
現場から約100m手前の路肩にも同様の板バネが落ちているのが見つかり、もともと連結していたとみられる。
主にトラックやバスに使われるが、キャンピングカーから脱落した板バネはなく、別の車両から脱落したか、荷台などから落下した可能性が高い。
キャンピングカーを運転していた男性は、「右前輪破裂後、その辺りから出火した」などと話していることから、落ちていた板バネを走行中に踏み一部がタンクに刺さったとみて、詳しい出火原因を調べている。
出典URL
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141104_3
11月8日付で読売新聞岩手版からも、原因に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
板バネが、別の車の整備不良による「部品脱落」や「積み荷落下」による場合、道交法違反(整備不良、転落等防止措置義務違反)にあたる可能性があり、県警は所有車両の特定を急いでいる。
県警は、板バネが炎上の原因とは断定していない。
ただ、キャンピングカーの部品ではないとしており、青柳交通部長は5日の定例記者会見で、「走行中に(車体から)脱落したのか、トラックなどから落下したのか。(所有車両の)運転手に話を聞き、責任を問えるか判断したい」と語った。
道交法違反容疑も視野に、捜査を進める方針だ。
発表によると、板バネは長さ48cm。形状から、トラックなどに使われていたとみられる。
右前輪の後ろにあるタンクの底に刺さり、下端は路面に接していた。
消防によると、右前輪はバースト(破裂)していた。
運転していた男性にキャンピングカーを販売した「キャンピングカーパーク」(群馬県渋川市)の店長によると、車両はマイクロバスを改装したもので、車長約6m、高さ2m80cm、幅2m10cm。
板バネが刺さっていたガソリンタンクは鉄製で、二重層だった。
容量は107ℓで、路面からの高さは30~40cmほどだった。
店長は、「強度の高いタンクを突き破るのは通常では考えられない。高速回転するタイヤに板バネが巻き込まれ、激しい勢いでタンクに突き刺さったのではないか」と話す。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/iwate/news/20141107-OYTNT50123.html
(ブログ者コメント)
この程度の大きさの板バネでは、夜間の高速走行中、認識できなかったのかもしれない。
認識できたとしても、急ハンドルを切るわけにはいかず、踏んでしまう可能性大だ。
ただ、踏んだにしても、タンクにさえ刺さらなければ・・・。
タンクが違う位置にある別の車が踏んでいたら、タンクに刺さっていたかどうか・・・。
偶然に大きく左右された事故の一つだと感じた。
2014年10月23日8時8分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市上下水道局は22日、左京区一乗寺東閉川原町の市道の地下約1mに埋設された鉛製の水道管(直径25mm)に直径1cmの穴が開いて漏水し、約40戸が断水したと発表した。
この影響で、水道管のすぐそばを通る鋼製のガス管(直径80mm)も破損し、一帯305戸でガスが使用できなくなった。
同局などによると、水道管の老朽化が原因で、噴出した水が地中の砂を巻き込んでガス管に当たり、破損させたらしい。
同日午前7時45分頃、住民から「ガスが使えない」との連絡が大阪ガスに入り、漏水がわかった。
給水は午後1時半に再開したが、ガス供給の全面復旧は23日午前になる見通し。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141022-OYT1T50193.html
(ブログ者コメント)
いわば、サンドブラスト状態。
過去に1度か2度、同種事例を見たような覚えがある。
2014年9月11日付で読売新聞神奈川版から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
9月10日13時1分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。横浜水道局HPにも記者発表資料が掲載されていた。
10日午前1時半頃、横浜市南区南太田の市道で、歩道下に埋設してある水道管の、本管(直径60cm)から分岐した排水管(直径40cm)の継手のつなぎ目がずれて水が噴出した。
水が地中の土砂を押し流したため、周囲の歩道約15m2が陥没、近くの現金自動預け払い機(ATM)が大きく傾いた。
周辺は数10cm冠水し、店舗や住宅13棟が床下浸水。市道は約500mにわたって冠水し、約4時間にわたって通行止めになった。
水は、現場近くの本管のバルブを閉めるまで、約2時間半流れ続けた。
噴出した付近は、3m×5mほどの大きな穴が開いた。
けが人はいなかった。
市水道局の発表によると、水道管は1977年度に設置されたが、耐用年数は40年で、ボルトは外れていなかったという。
現場は、京急井土ケ谷駅の近く。終電後の時間だったため、大きな混乱はなかった。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20140910-OYTNT50494.html
http://www.asahi.com/articles/ASG9B2WB6G9BULOB003.html
http://www.city.yokohama.lg.jp/suidou/press/press-20140910-2.html
(ブログ者コメント)
横浜市が発表した資料では、「継手の離脱」という表現が使われている。
(2014年9月28日 修正1 ;追記)
2014年9月11日付で朝日新聞神奈川版(聞蔵)から、下記趣旨の補足的記事がネット配信されていた。
市水道局は、「比較的新しい管で、老朽化の原因は考えにくい」と説明している。
2014年9月9日23時14分にNHKさいたまから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後1時ごろ、さいたま市西区で、道路の下に埋められているNTTの通信ケーブルを移し替える工事中に作業員が誤って掘削機でケーブルを傷つけた。
このトラブルの影響で、さいたま市西区の飯田、二ツ宮、中野林の3つの地区の合わせておよそ600回線の固定電話が通じない状態が続いていた。
NTTが新しいケーブルと交換する作業を進め、9日午後7時半すぎ、およそ30時間ぶりに全ての回線で復旧した。
NTT東日本埼玉支店は,「お客様に多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106758701.html?t=1410297152929
2014年9月7日11時26分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛媛県西条市丹原町の丹原総合公園で2013年3月、かご形の遊具で遊んでいた小学生の女子児童(当時9歳)が、かごから飛び出して頭を骨折していたことがわかった。
女児は一時、入院したが、その後回復したという。
市は、安全管理が不十分だったとして女児側に治療費や慰謝料として621万円の支払いを決め、関連議案を3日の9月市議会に提案し、可決された。
市都市計画整備課によると、遊具は合併前の旧丹原町が1998年に設置。
鉄製の支柱4本の中心で、地上約3.5mの高さからロープで円すい形のかごをつるしてあり、回転させるなどして遊ぶ。
09年頃、回転部の不具合で、放置するとかごが落下する恐れのあることがわかり、市はロープの上部を固定して回転しないように修理した。
しかし、修理後も、ロープをねじるとかごを回転させられる状態だった。
女児は回転するかごから投げ出され、支柱で頭を打った。
事故後、市はかごを撤去した。
同課は、「かごが回転しないように全体を固定するべきだった。今後は遊具の特性や構造に応じて十分に管理し、事故防止に取り組みたい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140905-OYT1T50115.html
2014年9月3日13時47分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前9時半ごろ、京都市山科区勧修寺風呂尻町で水道管(鋼管、直径50cm)が破損し、水は一時、20~25m噴き上げた。
京都市上下水道局によると、午後1時現在、復旧の見通しは立っておらず、最大で付近の1万2千世帯に濁水の恐れがあるとしている。
同局の説明では、漏水していた水道管の修繕作業をしている際に、別の箇所から水が漏れ、噴き出したという。
水道管は1968年の敷設で、同局は老朽化が原因とみて調べている。
近くの自営業の男性(64)は、「7階建てマンションの6階付近まで水が上がっていた。現場の隣の家も水浸しだった」と話していた。
現場は、市営地下鉄小野駅の西約300mの住宅街。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140903000075
2014年9月2日3時3分に読売新聞から、「老朽インフラ延命、点検技術者5000人養成へ」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
建設から半世紀近くが経過して耐用年数を迎えつつある自治体管理の橋やトンネルなどのインフラ(社会基盤)を巡り、国交省は耐用年数を延ばすため、自治体の点検技術者を今後5年で5000人程度、養成する方針を決めた。
国は、老朽インフラが原因の重大事故を2030年までに「0件」とすることを掲げ、自治体に5年に1回の点検を行うことを義務づけており、自治体の検査態勢を大幅に拡充する狙いがある。
12年12月の中央道・笹子トンネルの天井板崩落事故を受け、国は老朽インフラの不具合を早期に発見することで「長寿命化」を図る基本計画を策定。
しかし、橋の約94%、トンネルの約72%は、技術者不足の課題を抱える自治体が管理している。
国交省の調査では、橋の保全業務担当の職員が0人だったのは、市区が14%、町は46%、村では70%に上る。
このため、国交省は自治体職員を対象とした技術研修を導入。コンクリートの損傷を見抜くポイントなどを5日程度で習得させる。
年20数回にわけ約40人ごとに行われ、5年後に全国約1700市町村に研修を受けた技術者を2~3人ずつ配置できる計算になる。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140901-OYT1T50154.html?from=ycont_top_txt
2014年8月16日23時40分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
停滞前線の影響で、京都府内は16日正午ごろから、局地的に猛烈な雨に見舞われた。
京都地方気象台によると、京都市中京区で午後0時46分までの1時間の降水量が87.5mmとなり、観測史上2位となった。
大量の雨水が下水道管に流入した影響で、少なくとも市内6カ所でマンホールから雨水が噴出した。
京都市上下水道局によると、噴出したのは、上・中京区の堀川通下立売-四条までの3カ所と、下京区の五条通千本、右京区の西大路通蛸薬師、葛野大路通高辻の計6カ所。正午から午後1時にかけてだった。右京区葛野大路通五条下ルでも噴出が目撃されている。
噴出した下水道管は広範囲から流入する幹線管渠で、地下6~10mを通る。
市上下水道局は、管内は密閉構造のため、急激に流入した雨水が管内の空気を押しだし、マンホールを持ち上げて路上に水を噴出したとみている。
マンホール周辺のアスファルトも引きずって路面が隆起した場所もあった。
同局は,「これほど多数で噴水状になったことはない」という。
五条通の噴出を目撃した会社員の男性(22)は、「高さ5mほどの噴水が15分以上続いていた。地盤が割れて膨らんでいて怖かった」と話している。
レーダー解析では、午後6時までの1時間に左京区で約100mm、右京区北部で約90mmが降ったとみられ、同気象台は「記録的短時間大雨情報」を出した。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20140816000114
8月18日20時45分にNHK京都からも、やや詳しい下記趣旨の記事がネット配信されていた。
記録的な大雨で道路のアスファルトが隆起する被害が出た京都市では18日、現地調査が行われ、一気に下水管に流れ込んだ雨水で押し出された空気が配管を破壊して噴き出し、アスファルトを下から押し上げたことが原因であることがわかった。
16日の大雨で、京都市内では4か所でマンホール周辺のアスファルトが隆起する被害が出て、18日も一部の道路で車の通行を規制する影響が出ている。
このうち、京都市中京区の道路では、市の上下水道局の職員や業者が現地調査を行い、隆起した原因を調べた。
その結果、下水管が破損していることや道路の下に空洞が確認されたことから、下水管の中に一気に流れ込んだ雨水で押し出されて行き場を失った高圧の空気が、下水管の接合部を破壊して道路の下に流れ込み、アスファルトを持ち上げていたことがわかった。
上下水道局によると、市内の下水は1時間に62mmの雨まで処理できるように設計されているが、16日、京都市では午後0時46分までの1時間に処理能力を大きく超える87.5mmの猛烈な雨が観測されていた。
こうした現象は全国的にも珍しいということで、京都市下水道管路管理センターの中村所長は、「めったにないことで驚いている」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kyoto/2013869071.html?t=1408398405106
2014年8月7日11時52分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
岐阜県大垣市上石津町の「市かみいしづ緑の村公園」で2012年、森林体験講座に参加していた同市の小学1年の女児(当時6歳)が、落ちてきた枝で頭を打って死亡した事故で、県警は7日、公園の指定管理者で講座を主催した社団法人「かみいしづ緑の村公社」の理事長(70)と、当時の事務局長(41)を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
送検容疑は12年11月18日、強風などで枝の落下が予測できたのに樹木の点検やヘルメット着用など安全対策を行わず、参加していた女児の頭に枝が落下する事故を引き起こし、8日後に死亡させたとしている。
枝は樹齢約110年のスギの高さ約23mの地点から落ちた。2人は容疑を認めているという。
県警によると、現場周辺では当日午前7時ごろから断続的に強い風が吹き、事故が起きた同11時までに最大瞬間風速14.9mを観測。
枝は長さ約3.4m、直径約5cm、重さ約5.35kgで、風にあおられ、重さに耐え切れず落下したとみている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140807k0000e040239000c.html
8月6日19時3分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県警などによると、女児は、家族4人で同公園で開かれた森林体験講座に参加。
指導員から間伐作業の説明を受けていた際に、落下してきたスギの木の枝が頭を直撃し、脳挫傷のため8日後に死亡した。
参加者はいずれもヘルメットはかぶっていなかったという。
県警は事故後、公社側の安全管理に問題がなかったか捜査を始めた。
事故当時、付近で風速約10mのやや強い風が吹き、強風にあおられた枝が落下したとみられることが分かった。
さらに、日ごろから森林の手入れをしていなかったほか、講座開始前に付近に枝が落下しており、枝が落下する危険性を予測できたのに安全対策を講じなかった疑いがあると判断した。
理事長は毎日新聞の取材に「森林イベントに関するノウハウはなく、危険な場所という認識はなかった。枝が落ちてくることは考えなかった」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140807k0000m040037000c.html
2014年8月6日付で朝日新聞夕刊(聞蔵)からは、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。
この事故を受け、林野庁が同様のイベントでヘルメット着用を求めるなど、安全対策が求められている。
枝の自然落下事故は続いており、青森県の奥入瀬渓流で03年にブナの枝が当たった女性が足や胸を骨折。
06年には福島県の国立公園でブナの枝が折れ、直撃を受けた男性(当時68)が死亡した。
奥入瀬の事故では女性と夫が国と青森県を相手に損害賠償請求訴訟を起こし、09年に1億9300万円の判決が確定した。
これを受け、林野庁は09年、不特定多数の人が出入りする場所で立木の点検などを促す文書を各都道府県に出した。
しかし12年に大垣で今回の事故が発生。
今年4月には川崎市で街路樹のケヤキの枝が突然落ちて、幼稚園年長の女児の頭にぶつかり、女児は頭の骨を折っている。
公園や街路樹の枝が自然落下した事故で刑事責任を問う場合、
⑴管理者らが枝の落下を予測できたか
⑵枝の直撃を回避させることは可能だったか
を立証することが必要になる。
今回の事故現場を調査した岐阜大学の石田仁准教授(山地管理学)は、当時の風に注目。
大垣の気象観測で最大瞬間風速約10mを記録していたが、枝が折れるほどの強風とされる値より弱い。
折れた枝はこぶ病に感染し、これも落下原因になった可能性があるという。
公園を管理する公社は、イベント開催前に現場付近で多数の枝の散乱を確認していたが、職員は「枝が落ちてくるとは思わなかった」と話している。
石田准教授は、「事故を防ぐきっかけはあったが、大きな事故になるとは思っていなかったかもしれない」と語った。
元東京地検刑事部副部長の若狭勝弁護士は、「森林体験イベントを開いた以上、ヘルメットを着用させるなどの安全配慮義務があった」と指摘。「公的イベントを開く際の安全配慮義務は重くなっている。検察が起訴するにはハードルがいくつかあるが、警察が送検することで問題提起になり、安全対策が進むならば意義深い」と話した。
(ブログ者コメント)
樹木落下などによる同種トラブルは、毎年、一定件数発生していると思われるが、今年は、この記事を含め、報道されることが多いように感じている。
ただ、これまでの報道で大体の様子は分かった。
産業安全とは少々異なる分野の事例ということもあり、今後は、特段のものでない限り、掲載しないこととする。
(2015年8月25日 修正1 ;追記)
2015年8月24日19時2分にNHK岐阜から、不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
元理事長ら2人について、岐阜地方検察庁大垣支部は、当日の風の強さなどを考えても事故を予測することは難しく「起訴するだけの証拠がなかった」として、24日までに不起訴にした。
これについて大垣市の「かみいしづ緑の村公社」は、「事故をきっかけにマニュアルを見直すなどして安全管理を第一に取り組んでいます」というコメントを出した。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20150824/4368761.html
2014年7月23日16時36分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前6時45分ごろ、南陽市新田の国道13号で、道路の左側で白線を引いていた作業車に中型のトラックが追突した。
この事故で、作業車の荷台に設置されたリフトに乗って作業をしていた会社員の男性(24)が全身を強く打って死亡した。
また、警察によると、リフトに乗っていた30歳の作業員の男性と、作業車を運転していた29歳の男性が足の骨を折るなどのけがをして病院に運ばれた。
警察は、トラックを運転していた会社員の男(27)を、過失運転致死傷の疑いで、その場で逮捕した。
男は警察の調べに対し、「前をよく見ていなかった」と話しているという。
警察は、詳しい事故の状況と原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6023212262.html?t=1406148162130
7月23日13時47分にmsn産経ニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
現場は片側1車線の直線で、警察は、男が前をよく見ていなかったとみて調べている。
死傷した3人は、道路脇の白線を引く作業を終え、車線規制のために置いていたパイロンを、トラックを走らせながら回収していた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140723/dst14072313470003-n1.htm
2014年7月11日2時2分にmsn産経ニュース大阪から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前7時半ごろ、大阪市旭区中宮の市道で、アスファルトの路面が崩れ、地下から水が噴き出しているのを通行人が発見。
連絡を受けた市水道局の職員が地下約1mに敷設された上水道管の元栓を閉めて水を止めた。
一時は10数mの高さまで土砂混じりの水が噴き上がったという。けが人はなかった。
同局によると、現場の水道管は新設されたばかりで、8日深夜から試験的に水を流していた。
空気を抜くための穴(直径7.5cm)に本来取り付ける弁がなかったため、ここから水が噴出したとみられる。
水漏れの影響で、路面は縦約2m、横約4m、深さ約1mにわたって陥没。復旧作業のため、約7時間にわたり市道の通行が規制された
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140711/osk14071102020003-n1.htm
2014年7月8日19時30分に読売新聞から、『街路樹突然倒れ下敷き、死傷者も・・・全国で被害』というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
街路樹や公園の立ち木が突然倒れる事故が、全国で相次いでいる。
外見上は葉が生い茂って問題なくても、幹の内部や根が腐朽菌に侵されているケースが多く、「高度成長期以降に植えられた木が、腐朽菌などに感染しやすい樹齢になってきた」との指摘もある。
下敷きによる死傷者も出ており、各自治体は点検強化に乗り出している。
「公園の木が倒れている」・・・。
今年5月、住民の通報で広島県尾道市の職員が市内の児童公園に駆けつけると、高さ6.5mのアキニレの木が倒れていた。樹齢30~35年。根が腐っていた。
同県内では3月、三原市の市芸術文化センター・ポポロで、根や幹が腐食したポプラ(樹齢約50年)が倒れ、下敷きになった1人が死亡、1人が大けがを負う事故が発生。
これを受け、尾道市も公園などで立ち木の緊急調査を行い、問題のアキニレも職員が手で押すなどして「異常なし」と判断していた。
平谷・尾道市長は、「事故を予測できなかったのは重大な問題。樹木医など専門家と相談し、定期点検のマニュアルを考えたい」と話す。
尾道市のアキニレを調べた樹木医は、木の周囲に土を盛りすぎたため、根が酸欠で枯れ、腐朽菌に感染したのが原因と分析する。
一般的に公園の木は、山と違って土壌に恵まれていない。さらに厳しい環境下にあるのは街路樹。スペースが狭く、排ガスや振動にもさらされる。
そうした街の中の木について、「植栽から数十年を経て、菌に感染する危険性が高まっている」とみて、樹木医と連携して点検強化を図っているのが東京都。
2011年の台風15号で309本の街路樹が倒れたのを受け、13年度から、災害時の緊急輸送道路など38路線で幹回り90cm以上の5万本を対象に重点調査を開始。根に向けて細長い針状の機器を差し込み、抵抗力を測定して根が腐っていないか確認を進めている。
都の担当者は、「一般的に突然倒れるのは腐朽菌が原因であることが多い。災害時に倒れて道路を塞ぐと、緊急車両が通れなくなる可能性もあり、点検を徹底して未然に防ぎたい」と言う。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140708-OYT1T50099.html
(ブログ者コメント)
街路樹などが倒れたことによる事故は、今年、何件か紹介している。
今回の記事は、その関連記事。
2014年7月5日付で毎日新聞滋賀版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年9月の台風18号で崩落した大津市の市道からバイクに乗った男性が転落して死亡した事故で、大津署は4日、転落防止策を怠ったとして、市道路管理課の男性技師(29)を業務上過失致死容疑で書類送検した。
容疑を認めているという。
送検容疑は、昨年9月18日、台風18号で大津市膳所平尾町の市道が崩落した際、現場に派遣されたにもかかわらず、安全対策を確実にしなかったとしている。
同22日、バイクで通行中の京都市の自営業の男性(当時66歳)が川に転落し、溺死した。
大津署によると、当時、男性が走行してきた方向には進入禁止のバリケードが設置されていなかった。
技師は、業者に安全対策を指示する役割だったが、調べに「業者への指示があいまいで、バリケード設置の最終確認をしていなかった」と話しているという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20140705ddlk25040512000c.html
(2014年8月4日 修正1 ;追記)
2014年7月5日付の京都新聞紙面に、より詳しい下記趣旨の記事が掲載されていた。
大津市は、市道が台風の影響で崩落していながら、確実な安全措置をとらずに放置した。県警は、災害から住民を守る使命を持つ自治体が人の命を奪ってしまった結果を重視し、刑事事件として職員を立件した。
市長は、「道路管理マニュアルの再整備などの防止策をとっており、今後も再発防止に努めていきたい」とのコメントを発表した。
市は、事故を受けて弁護士に調査を依頼し、昨年12月に調査報告書の提出を受けた。
報告書では、通行止めの重要性の認識が徹底されていなかったことや、市組織内における情報収集・伝達機能が十分働いていなかったことなどを挙げ、「市が適切な通行止めの措置をとっていれば、発生を阻止できた可能性がある」と指摘した。
(2014年9月13日 修正2 ;追記)
2014年9月12日19時54分にNHK大津から、多少のバリケードは設置していたと読める、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大津市は、崩落を確認しながら適切な安全管理を怠ったとして責任を認め、遺族に4500万円の賠償金を支払う方針を決めた。
大津市によると、当時、道路は幅1m50cm、長さ16mにわたって崩落し、担当者が確認していたが、現場への立ち入りを禁止する十分な数のバリケードが設置されていなかった。
大津市は、「今後は、災害時の被害情報を組織の中で迅速に共有し、再発防止に努めたい」と話していて、開会中の9月市議会に必要な議案を提案することになった。
事故をめぐっては、市の道路管理課の30歳の男性技師が、バリケードの設置を業者に委託した際の指示があいまいで、安全対策が不十分となった結果、事故が起きたとして、ことし7月、業務上過失致死の疑いで書類送検されている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064501911.html?t=1410555996228
(ブログ者コメント)
現場の映像を見たところ、舗装されていない、片側が山で片側が崖のような山道の道路が、幅半分ほど崩れていた。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。