本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年1月14日付の読売新聞東京版と朝日新聞東京東部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
江東区は13日、区立竪川河川敷公園で遊んでいた男児(5)が、剝がれ落ちたコンクリート製の旧護岸の一部の下敷きになり、腕の骨を折るなど3か月の重傷を負ったと発表した。
旧護岸は整備されてからすでに半世紀以上が経過しており、区では他の旧護岸の安全性についても点検を始めた。
区によると、男児は高さ約1m40cmの旧護岸にぶら下がった際、コンクリートが幅約70cm、長さ約60cmにわたって剥離。
男児はコンクリート片の下敷きになり、左腕や左足の指先の骨を折る重傷という。
竪川は、1980年以降、整備計画に従って埋め立てられ、区では、昭和30年~40年代にかけて整備された旧護岸の一部を、治水対策の歴史の記録として10mにわたって保存している。
今回崩れたのは、旧護岸を残し、かさ上げした様子が分かるように断面を展示していた部分。
男児が、この断面にぶら下がったところ、上部のかさ上げした部分のコンクリートが剥がれて転倒したという。
当該部分は、来年度中にモニュメントとして再整備する予定だった。
区は「区立公園内で重大な事故を起こし、申し訳ない。原因をきちんと検証して、再発防止に努めていきたい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20120114-OYT8T00064.htm
江東区は13日、区立竪川河川敷公園で遊んでいた男児(5)が、剝がれ落ちたコンクリート製の旧護岸の一部の下敷きになり、腕の骨を折るなど3か月の重傷を負ったと発表した。
旧護岸は整備されてからすでに半世紀以上が経過しており、区では他の旧護岸の安全性についても点検を始めた。
区によると、男児は高さ約1m40cmの旧護岸にぶら下がった際、コンクリートが幅約70cm、長さ約60cmにわたって剥離。
男児はコンクリート片の下敷きになり、左腕や左足の指先の骨を折る重傷という。
竪川は、1980年以降、整備計画に従って埋め立てられ、区では、昭和30年~40年代にかけて整備された旧護岸の一部を、治水対策の歴史の記録として10mにわたって保存している。
今回崩れたのは、旧護岸を残し、かさ上げした様子が分かるように断面を展示していた部分。
男児が、この断面にぶら下がったところ、上部のかさ上げした部分のコンクリートが剥がれて転倒したという。
当該部分は、来年度中にモニュメントとして再整備する予定だった。
区は「区立公園内で重大な事故を起こし、申し訳ない。原因をきちんと検証して、再発防止に努めていきたい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20120114-OYT8T00064.htm
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2011年12月10日10時8分にNHK盛岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2年前、遠野市の市民体育館で2階の窓から小学生が転落して死亡した事故で、警察は市の職員と管理会社の社員、あわせて4人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
この事故は平成21年12月、遠野市民センターの体育館で小学6年生の男子児童が2階部分にある換気用のアルミ板の窓に登って遊んでいたところ、窓が枠からはずれて転落し、2か月後に死亡したもの。
警察が事故の原因について調べた結果、「体育館の管理者が窓の危険性が予測できたのにもかかわらず十分に安全措置を取らなかったためだ」と判断した。
このため警察は9日、体育館を管理する遠野市の当時の市民センターの所長と地域生活課長、管理の委託を受けた「遠野施設管理サービス」の社員2人のあわせて4人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
これについて遠野市長は、「書類送検の事実を非常に重く受け止めております。今後、検察の捜査に真摯に対応し、事故の再発防止に向けた取り組みを継続・徹底してまいります」とコメントした。
(ブログ者コメント)
小学生が施設管理者の想定外の行動をして死亡した事故。
これと同じような事故が、最近も周南市であった。(本ブログ掲載済)
2年前、遠野市の市民体育館で2階の窓から小学生が転落して死亡した事故で、警察は市の職員と管理会社の社員、あわせて4人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
この事故は平成21年12月、遠野市民センターの体育館で小学6年生の男子児童が2階部分にある換気用のアルミ板の窓に登って遊んでいたところ、窓が枠からはずれて転落し、2か月後に死亡したもの。
警察が事故の原因について調べた結果、「体育館の管理者が窓の危険性が予測できたのにもかかわらず十分に安全措置を取らなかったためだ」と判断した。
このため警察は9日、体育館を管理する遠野市の当時の市民センターの所長と地域生活課長、管理の委託を受けた「遠野施設管理サービス」の社員2人のあわせて4人を業務上過失致死の疑いで書類送検した。
これについて遠野市長は、「書類送検の事実を非常に重く受け止めております。今後、検察の捜査に真摯に対応し、事故の再発防止に向けた取り組みを継続・徹底してまいります」とコメントした。
(ブログ者コメント)
小学生が施設管理者の想定外の行動をして死亡した事故。
これと同じような事故が、最近も周南市であった。(本ブログ掲載済)
2011年12月1日付で毎日新聞神奈川版と朝日新聞横浜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後2時ごろ、横浜市神奈川区の住宅街の市道で「マンホールから水が噴き出している」と近くにいた消防署員が発見し、市水道局に連絡した。
水は最大で約5mの高さまで上がり、復旧作業で約1時間、周辺の230世帯が断水した。
同局によると、地下の水道管と消火栓をつなぐ弁の鉄製のボルト・ナットが腐食して水が漏れたという。
同じ原因とみられる事故が昨年から今年にかけて3件起きており、市内の約3万2000カ所について交換作業を進めているところだった。
出典URL■■■
2011年10月29日付の神戸新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
10月28日午後6時すぎ、尼崎市の長洲公園でバスケットゴール(高さ約3.8m)の支柱(直径約10cm)が根元から折れて倒れた。
この弾みで、友人8人トバスケットをしていた中3男子が転倒して腰や顔などを打つ軽傷。
ゴールは1986年に設置され、支柱は鋼製。
通常は月1回、職員が目視点検しており、今月18日の点検では、特に異常はなかったという。
市は、市内にある4基のゴールも点検する。
(ブログ者コメント)
定期点検しているものの、目が隅々まで行き届かず、結果、遊具が破損して人身事故が起きた・・・そんな事例のような気がする。
メディアではさほど報道されることがないが、似たような事例が全国各地で結構起きているのかもしれない。
2011年11月24日7時42分に静岡新聞から、また23日付で静岡朝日テレビから、24日付で毎日新聞静岡版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時15分ごろ、浜松市の西岸中央公園で、ターザンロープと呼ばれる遊具の鋼鉄製のワイヤが切れ、滑車付のロープにつかまっていた男性(35)と長女(4)が約2m下の地面に落下した。
男性が背中などに軽傷、長女にけがはなかった。
警察によると、この遊具は太さ約1cm、長さ約20mのワイヤに滑車とロープが付き、ロープにしがみついて前後に浮遊する。
2人は一緒に同じロープにつかまって遊んでいたとみられる。
警察によるとワイヤーロープは低い側の支柱の少し手前で切れていて、錆や金属の傷みがあった。切れたのは、ワイヤー本体が外から見えない部分だったという。
遊具は市が13年前に設置し、委託を受けた浜松公園緑地協会が週1回、点検をしていたという。
本来は子ども1人乗りだが、遊具に使い方の説明は示されていなかった。
市はこの遊具を当面の間、使用禁止とした。
出典URL■■■
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また、この事故を受けて市が横展開対応する動きが、24日12時20分にNHK静岡から、下記趣旨でネット配信されていた。
事故が起きたのと同じ仕組みの遊具は他にも市内21か所の公園に設置されていて、市はこれらの遊具の使用を禁止するとともに安全点検を行っている。
このうち中区にある西伊場第三公園には、市が委託した業者が訪れ、ワイヤーを手で触って劣化していないか調べたり、滑車をハンマーで叩いたりして状態を確認していた。
遊具の管理を市から委託されている「浜松公園緑地協会」は、「事故原因を解明した上で安心して遊具を利用してもらえるようにしたい」と話していた。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
不特定多数の人が使用する道具は、設計思想から外れた使い方をされる危険が多分にあるので、何らかの注意表示が必要だ。それも、設計条件を明確に伝える表示が。
この事例では、恐らくは、今後、使用上の注意表示がなされるだろうが、その場合には「子供のみ使用可」といった曖昧な表現ではなく、「体重30kg以下の子供のみ使用可」といった具体的な表現が望まれる。
2011年11月21日12時20分に、NHK福岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
建設から50年以上が経過した橋の老朽化が問題となっていることから、九州地方整備局はきょう、自治体の担当者を集めて点検のしかたなどを身につける講習会を開いた。
この講習会は、老朽化した橋の中には脚の部分が壊れたり、ひびが入ったりするものもあることから、橋を管理する自治体に点検を進めてもらおうと、九州地方整備局が今月から始めたもの。
福岡市で開かれた講習会には、福岡市や周辺の市や町の担当者など20人余りが出席し、橋の点検のしかたなどを学んだ。
同局によると、県内で市町村が管理するおよそ3000の橋のうち、建設から50年以上が経過し、本格的な修繕が必要な橋は8%にとどまっているが、10年後には20%、20年後には48%に達するという。
しかし、橋の架け替えには多額の費用が必要なことから、橋の点検を進めて適切な補修を行い、橋の寿命を延ばすことが重要となっている。
市町村の中には土木の専門家が少ない自治体もあることから、同局では引き続き、技術的なアドバイスを行って、橋の点検の徹底を呼びかけることにしている。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
□老朽化した橋の安全確認方法については、今年10月22日の記事で山口県の動きを紹介したところだ。
今回は、その続編ともいうべき情報。
□一方、今後、橋の補修に多額の費用がかかるというニュースが、11月22日のテレビで流れていた。
□こういった一連の報道から考えると、補修予算の確保が困難になりつつある国交省が音頭をとった、全国規模の予防保全的な動きがあるようだ。
2011年11月10日20時11分にNHK北九州から、11日付の読売新聞福岡版から、また11日付の朝日新聞福岡版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月25日、直方市の県道の陸橋たもとの歩道(幅2m)が、長さ27mにわたって外側に大きく傾き、車道からぶら下がった状態になった。
道路を管理する県が原因を調査した結果、おととし、北九州市の山九ロードエンジニアリングがアスファルトの補修工事時、厚さ5cmの古い舗装を剥がすため専用カッターで切れ目を入れた際、過って路面下約15cmに埋設していた車道と歩道とをつなぐ約100本の鉄筋を切断していたことが分かった。
県では今月中旬までに仮設の歩道橋を設置した上で、業者に対して、原状の回復と損害賠償を求める方針。
同社は、「手違いでこうしたことが起きてしまい大変申し訳ない。工事した時は切断したことに気付かなかった。今後、再発防止に努めたい」と話している。
出典URL■■■
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2011年11月1日付で、中国新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国交省広島国道事務所は、31日、広島市の国道2号の歩道2カ所で陥没が見つかり、原因は歩道に沿って路面の下を通る水路の改修工事を請け負った建設会社の施工ミスだったと発表した。
同事務所は、補修費など約300万円を同社に損害賠償請求した。
同事務所によると、1か所は6月末に縦5cm、横30cm、深さ約30cm、もう1か所は7月末に縦10cm、横20cm、深さ約30cmの穴が見つかった。
いずれも補修済み。けが人はなかった。
一帯の歩道では、昨年10月から今年3月末まで、雨水を流す路面下の水路の改修工事があった。
同事務所の調査で、陥没箇所では水路側壁が設計の高さを満たしていなかったことが判明。
工事を請け負った同社は工事に不備があったことを認め、「工期に間に合わせるため急いだ」などと説明したという。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
□報道では「施工ミス」となっているが、これは手抜き工事ではないのだろうか?
□工期に間に合わせるための手抜き工事、もしそうだとすれば、これは氷山の一角だろう。
東日本大震災でも、設計どおりに施工されていなかったために崩壊したとみられる建造物があった。
□しかし施工管理といっても、全てに目が行き届くわけもないし・・・。
小さな記事ではあるが、実態を垣間見た気になり、背筋が凍る思いがした。
2011年10月22日付に、読売新聞福井版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
勝山市の平泉寺区農村公園で今月7日、同市小4の女児(9)が鉄棒で逆上がりをしている際に、バーが片側から外れて落下、重傷を負っていたことが分かった。
鉄棒は少なくとも2年半以上前から使用が禁じられていたが、「使用禁止」と表示した板がはずれ、地面に落ちていたという。
消費者庁は近く、同じような事故が起きないよう、農村公園を所管する農水省に再発防止策の検討を呼びかける。
公園は1989年に農水省の補助で県が整備。広場とブランコなどの遊具があり、女児は学校の遠足で訪れて遊んでいた際、高さ約1mのバーから落ち、胸の骨などを折った。入院はせず、快方に向かっているという。
公園を管理する地元区によると、鉄棒は老朽化が激しく、バーを差し込む支柱上部の筒が割れており、同区は、少なくとも2009年4月以前に危険と判断、「使用禁止」と記した複数のプラスチック板をバーや支柱にひもで縛り付けていた。
区長は、「鉄棒を全面撤去する方針だったが、その費用もなかった。こんな事故が起こる前にバーだけでもはずして安全にしておくべきだった」と話した。
また、女児が通っている小学校でも「遠足で立ち寄るならば、事前に下見をして確認するべきだった」としている。
県は今後、事故原因を詳細に調べて消費者庁に報告するとともに、県内に136か所ある農村公園の管理者に安全の点検を指示する。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
□使えば危険な設備は、表示だけでは不十分。危険表示は、恒久措置を講じるまでの応急措置でしかない。
恒久措置としては、物理的に使えないようにすることだ。
金さえあれば撤去するのが一番だが、ないなら、たとえば、支柱間にトラロープを張り巡らせるといった比較的安価な方法も考えられたはずだ。
□この事例も、どこまで横展開すればいいか、悩ましいところだ。
農村公園での事故ゆえ、消費者庁は農水省に呼びかけるということだが、考えてみれば、農村公園の鉄棒だけが特別に危険なわけでもない。
かといって、全国の児童公園などまで対象にすることは、現実問題、できない相談だ。
まあ、具体的に一歩は進む、という位置付けでの消費者庁対応だと思うしかないのだろう。
2011年10月19日12時19分に、NHK山口から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県内にあるおよそ800の橋を管理している国交省山口河川国道事務所が19日、橋の安全性を確認する調査を報道陣に公開した。
山口市の第1下郷高架橋で行われた調査には、同事務所の職員などおよそ20人があたった。
調査では、始めに手順を確認したあと、リフトのついた作業車を使って橋の腐食具合を見たり、コンクリートの中の様子などを確認するためにハンマーで橋脚をたたいて音を確認したりしていた。
若手の職員が現場で橋の状況を確認する機会はあまりないということで、職員たちは、ベテランの職員から方法を教わりながら調査にあたっていた。
国内にある橋は、昭和30年から40年代に架けられたものが多く、老朽化が懸念されているため、国交省では5年に1度、国が管理する橋の老朽化の進み具合をチェックしている。
同事務所では管理している800余りの橋のうち、今年度はおよそ140の橋を調査することにしているという。
(ブログ者コメント)
報道陣に現場を知ってもらうことはいいことだが、単にそれだけのことで公開したのだろうか?
公開する旨、同事務所から10月17日付でプレスリリースされていたが、単なる自主活動の一環?
■■■
それとも16日に起きた広島緑化センターの欄干腐食事故対応?それにしては素早過ぎるし・・・。
とまあ、そんなことを考えた情報につき、ここに紹介する。
2011年10月17日付の中国新聞と読売新聞、18日付の中国新聞と読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後0時25分ごろ、広島市の県緑化センターの来園者から、「橋の手すりが壊れ、家族が転落した」と119番があった。
センターによると、男性(85)が約3m下の小川(水深2cm)に転落。前歯を折るなどの重傷を負った。
橋は幅約3m、長さ約6mのコンクリート製で、欄干(手すり)部分は丸太製(直径約10cm)。男性が欄干に手をかけたところ折れたという。
センターなどが調べた結果、欄干の内部が腐っていた。
センターは月1回、遊具は木づちなどで叩いて異音の有無を確かめ、実際に使って点検していたものの、橋の欄干や椅子などは巡回時の目視だけだった。
センターは1980年9月開園。欄干も開園時に設置された。
県は17日、目視だけだった従来の手すりの点検は不十分だったとの認識を示し、指定管理者が運営する151施設を対象に、木造構造物を緊急点検することを決めた。
センターは17日、閉園して遊歩道などを緊急点検。安全を確認し次第、開園する。
なお、この事故で、施設側が事故の発生を警察へ通報していなかったことがわかった。同センターは警察への通報を忘れていたという。
夕方に事故を知った同署員が現場に急行。センター所長(61)は「報道対応に追われた上、男性の病状を心配して動揺していた」と説明した。
出典URL■■■
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(ブログ者コメント)
この手の話は、木造構造物に限った話ではない。金属製手すりであっても、根元などが腐食している可能性がある。
本来なら、そういった箇所まで点検することが望ましいのだが、それには多大の労力を要するため、現実的には難しい。
起きてしまった事例に対し、どこまで範囲を拡げて横展開すべきか?常に頭を悩ませる、非常に難しい問題だ。
2011年9月30日9時58分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後8時40分頃、大阪市此花区で、住民から「爆発音がした」と110番があった。
警察が駆け付けると、正蓮寺川(幅90m)の中に設置されていた工事用堤防(幅45m、高さ10m)の一部が約30mにわたって崩落し、同川の下に建設中の阪神高速淀川左岸線のトンネルに水が流れ込んでいた。
当時、作業員はおらず、けが人はなかった。
同川を管理する府などは、下流の水門を閉めたほか、上流にある淀川からの取水ポンプを停止した。
また、警察は、水が流れ込んだ影響で地盤が緩んでいる可能性があるとして、近くの北港新橋を通行止めにした。
阪神高速道路会社によると、工事用堤防は、阪神高速湾岸、神戸両線をつなぐ淀川左岸線1期(全長5.7km)のトンネル部分(3.4km)を建設するため、川の水や土砂をせき止める目的で設置されていた。
この日は午後6時まで、4人がトンネル内で作業をしていた。
出典URL■■■
2011年9月15日付で、愛媛新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後3時ごろ、今治市の下水道管設置工事の現場で、工事業者がNTT西日本の地下通信ケーブルを誤って切断、同市大西町以東の県内でNTT西日本に関係するインターネットサービスが一部利用できなくなった。
NTT西日本愛媛支店によると、ISDN409回線、ADSL1万39回線、光回線3644回線に影響があった。16日午前0時までにすべて復旧した。電話への影響はなかった。
工事は今治市が発注。市下水道工務課などによると、地質改良のための観測口を掘削中、地下約1.2mのケーブル2束を切断したという。
出典URL■■■
2011年9月7日20時8分にNHK青森から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
八戸市の主要な水道管の一部に腐食が多数確認された問題で、八戸圏域水道企業団は、これらの腐食が腐食性の強い土壌と電気が流れることによって生じる「マクロセル腐食」という複合的な原因で起きたと結論づけた。
漏水事故につながる可能性が高い1点2kmの水道管を、平成26年度以降にすべて入れ替える計画。
市では去年12月、昭和52年に敷設された直径1mの水道管の3か所で、腐食が多数見つかり、一部は13mmの管の厚さが3~4mmしかない危険な状態だったため、企業団は3月上旬までに、腐食が見つかった3か所すべてを特殊な部品で覆う補強工事を終えた。
しかし、その後、同じ年代に敷設した地区の6か所を追加調査した結果、1か所では深刻な腐食が進んで管の厚さが4mm程度しか残っておらず、今後7年ほどで穴があいて漏水事故につながる可能性が高いことがわかった。
企業団は、腐食の原因について
□敷設場所は、以前は水田であり、水分が多いことなど腐食しやすい土壌であった
□管をつなぐステンレス製のボルトから鋳鉄製の管に電気が流れて金属が腐食する「マクロセル腐食」が複合的に生じた
と結論づけた。
(ブログ者コメント)
□マクロセル腐食の概要は下記。一昔前には、単に電池腐食と呼ばれていたものだ。
局部電池腐食(ミクロセル)は、アノードとカソードが渾然としているが、アノードとカソードが分離して規模の大きい腐食電池を形成して腐食を生じることをマクロセル腐食という。
土中に埋設された給水管やガス導管が、鉄筋コンクリート製建物に貫入する場合、配管が鉄筋と接触する可能性がある。 コンクリート中の鉄筋は不働態化し電位は高い。そのため有効なカソードとして作用し、土中の鋼管がアノードとなって著しく腐食される。
これを防止するため、絶縁パイプ、あるいはスリーブを用いて鉄筋との金属的接触を避ける方法、マグネシウム陽極を用いて電気防食を行う方法である。
通気性の異なる土壌中を貫く配管では、酸素濃淡電池機構により、通気性の悪い部分がアノードとなって腐食される。
出典■■■
2011年7月26日付の西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
マンホールと歩道の3cmの段差につまずき足を骨折した北九州市の男性(75)が、市の安全管理に不備があったとして、428万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、福岡地裁小倉支部は25日、市の責任を一部認め、約12万3千円の支払いを命じた。市道のマンホールは約16万5千個に上っており、市は事故再発防止や訴訟への対応に頭を痛めている。
判決によると、男性は2009年4月、同区の歩道でマンホールのふたの段差につまずき、右足のくるぶしを骨折した。
判決理由で裁判長は「3cmの段差は気付かないまま歩けば負傷する危険が十分あり、安全性を欠いている。夜間や視力に障害がある人の歩行も想定し、できるだけ段差がないよう管理すべきだ」と指摘。一方、「当時は日没前で事故回避は容易だったが、男性は飲食店の方を見ていて段差に気付かなかった」として、過失割合は原告が8割、市2割とした。
市建設局は「3cm程度の段差は相当数に上るだろう。全部を改修するとなると大変だ」と困惑している。同局の総務部長は「主張が一部認められず厳しい判決。判決内容を早急に検討し対応を考えたい」としている。
出典URL■■■
(ブログ者コメント)
ブログ者も、過去に何回か、道を歩いていてつまづき、ズボンの膝に穴を開けたことがある。場所的には緩やかな勾配であったり、深さ数cmに道路が削られた跡だったりだ。
そこから考えると、段差をなくしてスロープ状にしても、抜本策とは言えず、道路とツライチにするしかない。 市は「大変だ」などと言っているが、もし、やるとなれば、本当に大変なことだ。
2011年4月23日付で、毎日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前9時50分ごろ、釜石市や宮古市など沿岸部の10市町村で、NTT東日本の約8万9000回線が不通となり通話やインターネット接続ができなくなった。
東北電力の協力業者が釜石市で、電柱流失による停電を解消するため新たに電柱を建てる復旧工事をした際、地下1・2mの光ケーブルを誤って切断したのが原因。
約8時間後に復旧するまで避難所の電話も通じず、東北電力岩手支店は「多大な迷惑、不便をお掛けした」と陳謝した。
東北電力の協力業者が釜石市で、電柱流失による停電を解消するため新たに電柱を建てる復旧工事をした際、地下1・2mの光ケーブルを誤って切断したのが原因。
約8時間後に復旧するまで避難所の電話も通じず、東北電力岩手支店は「多大な迷惑、不便をお掛けした」と陳謝した。
道路を掘り返す際は、事前に他の埋設物を確認するのが基本中の基本。原因はまだ分からないが、もしかして津波で図面が無くなったとか、図面の位置からケーブルがずれていたなど、地震の影響があったのだろうか?
(2011年4月24日 修正1; 追記)
2011年4月23日付で、岩手日報から以下の通りに原因に関する記事がネット配信されていた
東北電力岩手支店広報は「NTTケーブルの位置をよく確認しないまま、思い込みで工事をしてしまったようだ」と話している。
(ブログ者コメント)
なぜ確認を怠ったのか?その理由を明らかにすることが再発防止につながる。
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ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
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[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
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HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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