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2018年12月31日11時0分に伊勢新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後3時15分ごろ、三重県鈴鹿市名五栄町5丁目のSスターチ鈴鹿工場で、家畜用飼料の貯蔵タンクを清掃していた会社員の高村さん(男性、29歳)がタンク底部のスクリューコンベアに巻き込まれた。
現場にいた別の作業員が機械を止めて119番したが、高村さんは全身を強く打ち、その場で死亡が確認された。
警察によると、現場はトウモロコシを飼料に加工する過程の高さ10mを超える貯蔵用タンクで、底部には飼料をかき回すための金属製の棒2本がついたスクリューコンベアと呼ばれる機械が設置されていた。
同工場は前日から年末休業中で、高村さんら機械メンテナンスを扱う協力会社の社員2人と、同工場の従業員1人がタンク内を清掃。
従業員が機械を止めて作業するよう提案したが、高村さんは作動しながらの清掃を主張し、何らかの原因で下半身を機械に巻き込まれたとみられる。
警察は詳しい原因を調べている。
出典
『鈴鹿 機械に巻き込まれ男性死亡 飼料タンク清掃中』
https://this.kiji.is/452275474681578593?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
「工場の従業員が機械を止めて作業するよう提案した」という表現が気になった。
工場の規則として、機械を止めて清掃するようになっていなかったのだろうか?
そう決められていたなら、「提案」ではなく「指示」していたような気がするのだが・・・・。
あるいは、清掃作業のプロである協力会社の人の意見に従ってしまった・・・ということだろうか?
2018年12月31日10時20分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時ごろ、山形市の蔵王温泉スキー場で停電が発生した。
一部リフトで利用客計89人がシートに座ったまま最大2時間半、救助を待った。
蔵王ロープウェイ山頂線蔵王地蔵山頂駅では観光客最大100人が麓に戻れず、同7時すぎまで足止めとなった。
けが人はなく、同8時35分ごろまでに停電は全面復旧した。
東北電力山形支店によると、停電したのは黒姫や大森などの各ゲレンデのリフトに加え、蔵王中央ロープウェイ(温泉駅~鳥兜(とりかぶと)駅)と蔵王ロープウェイの山麓線(蔵王山麓駅~樹氷高原駅)、山頂線(樹氷高原駅~蔵王地蔵山頂駅)。
横倉ゲレンデ付近の配電線に、雪の重みで押された枝が接触し、漏電したのが原因とみられる。
リフトに取り残された89人は、運営会社の社員らが救助ベルトの付いたポールを使って順次、ゲレンデに降ろした。
山麓線と山頂線を運行する蔵王ロープウェイによると、両線は予備のエンジンで最寄りの駅までゴンドラを移動させた。
駅で待った観光客らは雪上車で麓まで運んだという。
蔵王中央ロープウェイを運行する蔵王観光開発の話では、同線は運行時間の合間で、稼働中のゴンドラはなかった。
【不安、寒さに耐え救助待つ】
スキー場で突如止まったリフトとロープウエー。
利用者は寒さをこらえながら、救助を待った。
仙台市から友人4人と訪れた男子高校生(17)は、昼食を食べた後、名所の「横倉のカベ」に再挑戦しようとリフトに乗り、30mほど進んだところで急停止したという。
「しばらくアナウンスがなくて不安だった。風はなかったが、寒さがこたえた」。
30分ほどでスタッフが訪れ、ポールを使って雪面に降りた。
「初心者や外国人客は不安だったと思う。(救助に)慣れてないように思えたので、訓練をもっと深めてほしい」と話した。
東京都から観光で訪れた20代男性は、蔵王ロープウェイの山頂線で停電に遭った。
「吹雪で揺れるゴンドラ内で30分以上待った。怖かった」と振り返る。
予備エンジンで蔵王地蔵山頂駅に到着したものの、同駅では空調が止まっており、とても寒かったという。
しばらくして雪上車によるピストン輸送が始まり、男性は3時間ほど待った後、午後5時15分ごろに麓に向かった。
「スタッフからお菓子をもらったり声を掛けてもらったりして、不安はなかった」と話した。
出典
『蔵王温泉スキー場で停電、リフト上に一時89人 地蔵山頂駅では最大100人足止め』
http://yamagata-np.jp/news/201812/31/kj_2018123100636.php
12月31日1時19分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時ごろ、山形県の蔵王温泉スキー場(山形市、同県上山市)で停電があり、リフトとロープウエーが止まった。
停電は約7時間半後に復旧。
スキー場関係者や地元消防によると、一時、計約90人のスキー客らが宙づりとなったが、けが人の搬送はなかった。
山形市内のスキー場で約80人、上山市側で約10人が宙づりとなった。
上山市側の「蔵王ライザワールド」によると、停電から10分程度で約10人をスキー場関係者らが救出した。
東北電力によると、山頂付近の枝が雪の重みで電線に接触して漏電し、停電したとみられるという。
(共同)
出典
『山形・蔵王のスキー場で停電 リフト停止し一時90人宙づり』
https://mainichi.jp/articles/20181231/k00/00m/040/018000c
12月31日0時10分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時頃、山形市の蔵王温泉スキー場で、リフトやロープウェー計9基が停電のために停止した。
リフトに乗っていたスキー客約90人が、約1時間宙づり状態となった。
ロープウェーの利用客約160人も山頂などに一時取り残されたが、約6時間半後に全員救助され、けが人はいなかった。
停電は同日午後8時半過ぎに解消。
スキー場への配電設備に異常が発生したのが原因で、東北電力が調べている。
蔵王温泉スキー場は、当時、スキー客やロープウェーを使って樹氷を見に訪れた観光客らでにぎわっていた。
このため、運営会社の職員10数人が手分けして救助に向かった。
リフトで宙づりになったスキー客にはロープを使ってリフトから降ろした。
出典
『リフト、停電で停止…90人が1時間宙づりに』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181230-OYT1T50085.html?from=ycont_top_txt
2018年12月30日2時0分に神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後4時10分ごろ、相模原市南区相模大野の小田急線相模大野駅で、小田急電鉄社員の男性(46)が約12m下の地下駐車場に転落し、搬送先の病院で死亡した。
警察が事故原因を調べている。
警察などによると、男性は高さ約4.4mのコンクリート塀の上で作業していたところ、何らかの弾みで転落。
直下には排気口(幅2.5m)があり、さらに約8m下の駐車場に落下した。
信号機の故障を想定した訓練のため、信号機柱近くの塀上で,運転士が的確に判断しているか確認していた。
出典
『作業中の転落事故で男性死亡 小田急電鉄、相模原大野駅で』
http://www.kanaloco.jp/article/380343
12月30日15時20分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後4時10分ごろ、相模原市南区の小田急線相模大野駅構内で、信号機故障時の対応訓練をしていた小田急電鉄社員の高沢さん(男性、46歳)が排気口内に誤って転落し、病院で死亡が確認された。
警察によると、高沢さんは同僚と2人で、信号機を布で隠し電車を運行させる訓練を指導していた。
信号機の脇にある高さ約4.4mの塀から約12.5m落下した。
出典
『小田急社員が訓練中に転落死 相模大野駅』
https://www.sankei.com/affairs/news/181230/afr1812300009-n1.html
12月30日9時20分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高沢さんは信号機の故障に備えた研修中で、高さ約4.4mのブロック塀に上って作業をしていたが、誤って地下3階に通じる排気口(深さ約8m)に転落した。
出典
『駅で研修中の係員、深さ8mの排気口に転落死』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181229-OYT1T50095.html
2018年12月28日16時35分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
室内でのスプレー缶噴射が原因とみられる16日の札幌市豊平区の爆発事故を受け、環境省は28日までに、スプレー缶のガスを屋外で出し切るといった適切な処理方法を住民に周知するよう、全国の自治体に求める通知を出した。
環境省はこれまで、スプレー缶に穴を開けて廃棄する際に火災が起きるケースが相次いだことから、「穴開けをしない方が望ましい」との通知を出していたが、今回の事故をきっかけに、より安全な処理方法を広める必要があると判断した。
通知は27日付。
(1)最後まで使い切る
(2)缶を振って中身が残っていないか音で確認する
(3)火気がなく、風通しの良い屋外でガス抜きキャップを使って中身を出し切る
といった手順を要請。
缶に穴を開けずに処理することも求めている。
原田環境相は28日の定例記者会見で、「スプレー缶はあまりに身近なものだが、行政を通じて危険性を訴えたい」と述べた。
事故は不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」の男性店長が店内で消臭スプレーを大量噴射した後、給湯器をつけたため起きたとみられ、爆風が周辺の建物などにも及び、50人超が負傷した。
〔共同〕
出典
『スプレー缶処理は屋外で 環境省、自治体に通知』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3951380028122018CR8000/
12月28日18時45分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
室内で消臭スプレー缶を噴射したことが原因とみられる札幌市の爆発事故を受け、環境省は28日、全国の都道府県に対し、スプレー缶廃棄時の適切な処理を住民に周知するよう求める通知を出したと発表した。
通知は27日付で、
〈1〉最後まで使い切る
〈2〉缶を振って中身が残っていないか確認する
〈3〉火気のない屋外でガス抜きキャップを使う
の周知を要請している。
また、廃棄時に缶に穴を開けるよう指導している自治体に対し、中身が残っていると開け方によっては火災の恐れがあるとして、穴開けしない処理方法の整備を求めた。
原田環境相は28日の閣議後記者会見で、「製造者団体とも連携し、事故のないように周知を徹底したい」と話した。
出典
『スプレー缶の適切処理「3つの周知」環境省要請』
https://www.yomiuri.co.jp/eco/20181228-OYT1T50081.html
2018年12月28日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県は28日、鴻巣保健所が結核菌に感染した80代女性に対して6カ月ごとの受診を勧めることを忘れた結果、女性が今月17日に肺結核で死亡したと発表した。
県保健医療政策課によると、女性は2016年末ごろに結核患者と接触したとみられ、17年2月に接触者健診を受けた。
発病はしていなかったものの、結核菌に感染していることが判明。
医療機関を受診するよう勧めたが、女性の体調が悪く、受診できなかった。
本来は6カ月ごとにエックス線検査を行う経過観察をすることになるが、担当の保健師が失念して、手紙や電話による受診勧奨を一度もしなかった。
女性は今年10月にせきの症状が現れ、今月7日に体調が悪化して医療機関に救急搬送された。
鴻巣保健所では、接触者健診対象者のリストや病院に委託する場合の結核健診票を作成していなかったため、ほかの職員が健診の進捗状況を把握できない状態だったという。
同保健所は女性の家族に謝罪。
今後は、女性と接触した16人に対する健診を実施し、同保健所での健診管理体制の見直しを行う。
出典
『結核患者と接触の女性死亡 鴻巣保健所、受診の勧奨忘れる ほかの職員、
健診の進捗を把握できず』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2018/12/29/02_.html
12月28日20時18分にNHK埼玉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県の保健所が去年、結核の検査で「陽性」と診断された80代の女性に対し、半年ごとに受けさせなければならない健康診断の連絡を怠り、女性が今月肺結核で死亡していたことが分かった。
県は保健所の不手際を認めて、女性の家族に謝罪した。
埼玉県によると、結核患者に接触した80代の女性が去年2月、結核の検査で「陽性」と診断され、埼玉県の鴻巣保健所は、この女性を半年ごとに健康診断を受けさせる経過観察の対象にした。
経過観察の対象になると、保健所は健康診断の時期が近づいたことを電話や手紙で通知しなければならないが、鴻巣保健所はこの連絡を怠り、女性は一度も健康診断を受けることがないまま、今月17日、肺結核で死亡した。
連絡を怠った原因について、県は、この女性を経過観察の対象者のリストに載せていなかったことなどをあげている。
県は、保健所の不手際を認めて女性の家族に謝罪するとともに、経過観察の対象者の管理体制を見直し、再発防止を図ることにしている。
出典
『保健所健診連絡怠り結核患者死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20181228/1100004374.html
2018年12月28日19時22分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後3時ごろ、刈谷市一里山町の自動車メーカー「トヨタ車体富士松工場」の第1工場で「洗浄作業中に引火してけがをした人がいる」と消防に通報があった。
消防が駆けつけた時には火は消えていたが、19歳から45歳までの男性作業員4人が、やけどなどのけがをして病院に運ばれた。
消防によると、いずれも意識はあり、命に別状はないという。
トヨタ車体によると、28日、工場は稼働しておらず、設備の入れ替えに伴い、ガスが入ったスプレー缶を使った洗浄作業が行われていたということで、警察と消防は、作業中に何らかの原因で出火したとみて調べている。
トヨタ車体はトヨタ自動車の子会社で、この工場では複数の車種の車を生産しているということだが、製造ラインなどに影響はないとみられるという。
出典
『トヨタ車体工場で出火 4人けが』
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20181228/0002557.html
2018年12月30日19時28分にNHK岩手から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日、東京行きの秋田新幹線が岩手県滝沢市にある大釜駅に停車する際、制限速度を50km上回る時速およそ105kmで進入し、保安装置が作動して緊急停車していたことがわかった。
乗客などにけがはなかった。
JR東日本盛岡支社によると、28日午後2時43分ごろ、秋田発東京行きの「こまち24号」がJR田沢湖線の大釜駅に停車する際、駅の手前250mを時速55km以下で進入するところを、50km上回る、時速およそ105kmで進入したという。
このため、列車は保安装置が作動して非常ブレーキがかかり緊急停車したが、乗客158人にけがはなかった。
JRによると、田沢湖線の区間は単線で、この新幹線はすれ違う列車を待つため、当初、大釜駅に停車する予定だったが、対向列車の遅れから、運行を管理する部署から「通過」するよう無線で指示されていたという。
しかし、その後、再び大釜駅に「停車」するよう指示が変わったため、速度を落として進入する必要があったという。
JRは、30代の運転士から当時の状況を聞き、ブレーキの操作が遅れた原因を詳しく調べている。
JR東日本盛岡支社は、「お客様に不安を与えてしまい、申し訳ありません。今後、このようなことがないよう、再発防止に努めていきたい」と話している。
出典
『秋田新幹線 速度超過で緊急停車』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20181230/6040003022.html
12月30日19時18分に読売新聞からは、信号の見落としが原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運転士が信号を見落としたのが原因。
発表によると、こまちは、下り電車の待ち合わせで同駅に停車する予定だった。
このため、ホームの手前250mの信号は減速を指示したが、30歳代の男性運転士が減速しなかったため、保安装置が作動。
こまちはホームに急停車し、同駅を3分遅れで出発した。
出典
『こまち、50キロ速度超過で駅に進入…急停車』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181230-OYT1T50076.html?from=ycont_top_txt
12月30日17時0分に産経新聞からは、信号の制限速度表示を見落としていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東によると、運転士が、手前の信号に制限速度は時速55kmと表示されていたのを見落としていた。
大釜駅は下り列車との待ち合わせをするための停車駅で、保安装置が作動したため緊急停車し、約3分後に出発した。
出典
『秋田新幹線が50キロ速度超過で緊急停止』
https://www.sankei.com/affairs/news/181230/afr1812300010-n1.html
12月31日付で河北新報からは、緊急ブレーキがかかって運転士が非常ブレーキを引いたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東日本盛岡支社によると、対向列車の通過待ちで停車させなければならないのを運転士が忘れ、駅を通過しようとした。
列車の保安装置が作動して緊急ブレーキがかかり、運転士が非常ブレーキを引いて停車した。
出典
『秋田新幹線が速度50キロ超過し駅進入、緊急停車』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181231_43026.html
(ブログ者コメント)
信号の見落とし以外、当初の停車予定が通過に変わり、再び停車に変わったということで、ブレーキのタイミングが遅れたという可能性は考えられないだろうか?
2018年12月28日21時50分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時40分ごろ、十勝管内音更町木野大通東7の北洋銀行木野支店の外に設置された大型看板が、長さ約12mの鉄製の支柱ごと、同支店北側の公共駐車場内に倒れた。
駐車中の乗用車と軽自動車、車道に出ようとしていた軽自動車の計3台にぶつかり、20代の女性1人が車内にいたが、けがはなかった。
警察などによると、看板は縦6m、幅90cm、厚さ30cmのトタン製で、直径30cmの支柱に取り付けられていた。
支店の出入り口横にあり、根元から折れるように倒れ、車の屋根などを破損した。
帯広測候所によると、発生当時、同町に隣接する帯広市で最大瞬間風速17.4mを記録。
同行は、強風の影響で倒壊したとみている。
同行広報室によると、看板は支店が開店した1985年8月に設置。
道条例に基づき定期点検を行っており、今年9月の点検でも異常はなかったという。
倒壊を受け、同行は全店の看板の緊急点検を実施。
さらに、支店など全道84カ所にある、倒壊したものと類似の、支柱で設置した大型の看板全96基を撤去する方針を決めた。
広報室は、「車などの被害に誠実に対応し、原因究明を進める」とする。
現場は帯広市に近く、商業施設などが集まる国道沿い。
近隣のスーパー前でしめ縄を売る帯広市の販売員高野さん(女性、46歳)は、「風は強かったが、背の高い看板が倒れるほどとは」と驚き、「年末で混雑する時期だけに恐ろしい」と話した。
出典
『北洋銀行看板、強風で倒壊 車3台直撃 類似看板撤去へ 音更』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/262902/
12月29日9時15分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
看板は高さ12mの支柱の高さ6mの部分に設置されていた。
看板が落下した車3台のうち1台は車内に人がいたが、車の天井で防がれ、無事だった。
同銀行によると、看板は専門業者が年1回目視で安全点検を行い、3年に1度は看板内部も調べているが、異常はなかったという。
帯広測候所によると、音更町を含む十勝地方中部には28日朝から強風注意報が発令され、時折、突風が吹いていた。
出典
『銀行の看板倒れ車直撃…車内に人、天井で無事』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181229-OYT1T50017.html
(ブログ者コメント)
各種画像から推察するに、支柱の根元が腐食していたが、根元部分にリングカバー?があったので発見できなかった・・・という可能性も考えられる。
3年に1度、専門業者が看板内部も調べていたということだが、支柱の根元も、カバーを外すなどして点検していたのだろうか?
以下は、上記推察の根拠画像。
(12月28日16時31分 日テレNEWS24)
支柱の根元は腐食していたように見える。
支柱の根元にはリングカバーらしきものがついている。
(グーグルアース)
倒れる前の支柱を見ると、やはり根元にリングカバーらしきものがついていた。
2018年12月28日19時13分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時40分ごろ、柳川市大和町のスーパーマーケット「A大和店」で、段ボールの回収を行っていた50代の男性が、パッカー車と呼ばれる収集車に搭載された、段ボールを圧縮するための板に体を挟まれた。
警察によると、近くにいた店の従業員が通報し、男性は病院に搬送されたが、胸を強く圧迫されていて意識不明の重体だという。
警察によると、男性は上半身が挟まっていたということで、パッカー車の中に入れた段ボールを整理していた最中に挟まったと見ている。
店によると、この男性は段ボールの回収のために、ほぼ毎日訪れていて、今日もパッカー車に1人で乗って訪れ、作業に当たっていたという。
警察が事故の原因を詳しく調べている。
出典
『収集車に胸を挟まれ意識不明重体』
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20181228/0003237.html
2018年12月27日12時0分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月の西日本豪雨で大きな浸水被害が発生した広島市安佐北区の口田(くちた)地区。
一級河川の矢口川の氾濫によって、過去に何度も浸水している地区で、今回は国交省中国地方整備局が36億円をかけて、4月に新しい排水機場を設置した。
しかし豪雨当日は故障で稼働せず、またも被害を出した。
整備局は、「想定以上の雨で、流入した大量のゴミなどがポンプをつまらせた」と説明。
ただ、正常に稼働しても排水能力を超えていたという。
設置当初は「10年に1度の豪雨でも大丈夫」と“安全宣言”も出していただけに、住民らは「裏切られた」と怒りが収まらない。
【過去に何度も浸水被害】
矢口川は、広島市内を北から南に流れる一級河川の太田川に合流する支流。
合流部の口田地区は矢口川の近くまで民家が立ち並び、本格的な堤防もないため、過去にも頻繁に浸水被害が発生してきた。
降雨で太田川の水位が上がると、矢口川への水の逆流を防ぐため矢口川の水門が自動閉鎖され、行き場を失った矢口川の水があふれる。
浸水はこうして起きており、構造的な問題も指摘されてきた。
そこで、矢口川には平成元年、浸水対策として毎秒4トンの排水能力を持つ排水機場が設置された。
豪雨時に矢口川の水をポンプでくみ上げ太田川へ流す仕組みだが、それでも雨量によっては排水が追いつかず、最近では17年、22年と立て続けに床上浸水が起きている。
こうした実態を踏まえ、国と県、市は24年、矢口川総合内水対策計画を策定。
ハード面の対策として整備局が行ったのが、毎秒4トンの排水能力を持つ新たな排水機場2基の設置だった。
2基は工期5年と総工費36億円をかけ4月に完成。
これで既存の排水機場と合わせ、計3基で毎秒計12トンの排水が可能となり、整備局は住民に「10年に1度の豪雨でも大丈夫」と説明していた。
ところが、わずか3カ月後の7月6日、西日本豪雨でまたも川は氾濫した
【なぜ、川はあふれた?】
排水機場から約400mに位置する「山下医院」事務部長の増原さんは、同日午後5時過ぎに水位を心配して川に向かい、目を疑った。
川の水位は河岸の高さまで30cmの余裕もないほどだった。
排水機場を見ると、ポンプによって吸い込まれるはずの水が、停滞したまま動いていない。
身の危険を感じた増原さんは即座に整備局に電話し、すぐポンプを動かすよう要請した。
その後、ポンプは稼働し、水位は下がり始めた。
祈るような思いで川を見つめていた住民も安堵し、家路についた。
だが住民らによると、その約20分後の午後5時半ごろ、川が氾濫し、地区内に水が流入してきたという。
あわてて避難を始めたものの、水の勢いは急激に増し、流木や車も流れ始め、一帯は危険な状態に陥った。
浸水発生当時、山下病院には透析患者約30人、入院患者約10人がいた。
医院の隣の薬局によると、一時は床上約160cmで水位が上昇。
夜になってレスキュー隊が到着し、孤立した患者の一部を運び出した。
浸水域ではないが、午後6時前には矢口川の少し上流の地区で山崩れが起き、土砂が民家を押しつぶし3人が死亡している。
市によると、口田地区の浸水域は約8.6ヘクタールに及び、死者はなかったが、3000余りの世帯のうち床上・床下浸水が約110軒に上り、最大60人が避難した。
地域から水が引いたのは翌7日午後。
排水機場が新設されたのに,なぜ今回も浸水被害が起きたのか。
整備局からは説明がなく、不審を抱く住民も多かった。
何度も床上浸水を体験してきた薬局経営者は「今回が一番ひどい」と証言。
避難が遅れ、孤立者が多数出たことに、「排水機場ができ、誰もが今度こそ安全だと思っていたのに、裏切られた」と話した。
【想定以上の雨で故障】
「新設のポンプ2台のうち1台が正常に稼働していなかった」。
整備局は10月末になって、ようやく口田集会所で住民説明会を開き、正式に発表した。
被害があってから3カ月余りがたっていた。
原因は、排水機場に備わる、流木などのゴミを取り除く除塵機が大量の土砂やゴミを排除しきれず停止。
このため排水機場内の水槽に土砂などが流入し、水槽の水位が下がったことで、ポンプが間欠運転(止まったり動いたりする運転)を繰り返し、排水能力が低下したという。
さらに流入した泥によってポンプの軸受けが破損したことも、排水能力を下げた一因という。
住民からは、「もしポンプが動いていれば、浸水は起きなかったのか」との質問も出たが、整備局側は「申し訳ないが、それでも浸水は起きた。雨は想定以上で、排水能力が足りなかった。もし前回の説明で(当時の担当者が)『二度と浸水被害が起こらない』と言ったのなら、大変申し訳なく思う」と回答した。
しかし、こうした説明に約100人の住民からは、「泥やゴミくらい最初から考慮すべきだ」「いざというときに動かんのじゃあ、36億もかけた意味がない」「排水能力不足の設備をなぜ作ったのか。これは人災だ」と怒りの声が噴出。
一部では被害の賠償を求める声も出ている。
整備局は、ポンプ増設は難しいとして、故障したポンプを改良して再設置するとしている。
整備局の担当者は、「同型ポンプは全国的に採用されている平均的な構造だが、雨が想定を上回った。(土砂や流木が多く見込まれる)山から近いこの場所への設置は適していなかったのかもしれないが、当面の対策として、矢口川の上流側に土石流を捉えるワイヤネットを設置した。今後はポンプの改良に加え、除塵機の増強なども検討したい」と話す。
しかし住民らは納得せず、「春の雨すら怖い。せめてスピーカーでもつけて、危険を知らせほしい」との声もある。
出典
『国の36億円排水ポンプ故障 西日本豪雨で役立たず』
https://www.sankei.com/west/news/181227/wst1812270002-n1.html
今年1年、本ブログにアクセスいただき、有難うございました。
振り返りますと、今年、特段に大きな産業事故はなかったものの、今年の漢字が「災」だったように、多くの甚大な自然災害に見舞われた1年だった感があります。
一方、札幌市の大量スプレー缶ガス爆発事故では、ガス抜きした店長は容器の安全表示を見ておらず、スプレーが可燃性だとは認識していませんでした。
また、北海道でポータブル石油ストーブが売れているが、購入した人の半数は換気が必要だと知らなかった、という情報もありました。
こういった点から、一般の人の安全知識はまだまだ乏しい・・・そんなことを改めて教えてくれた1年でもありました。
新年は1月4日よりブログを再開します。
それでは皆様 良いお年を。
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ブログ者メモ (2018年12月31日7時現在)
ブログ開設以来の記事数 9213件
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2018年12月28日21時55分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市保健所は28日、民間病院のデイケア施設(同市左京区)であった利用者向けの料理教室で、ネギと間違えてスイセンを炒めて食べた利用者11人、職員2人の男女計13人(33~83歳)が嘔吐など食中毒を起こしたと発表した。
いずれも軽症で回復に向かっている。
施設敷地で栽培していたネギを採った際、誤って有毒なスイセンが交じったとみられる。
市保健所によると、料理教室は26日昼に開かれ、豚肉と大根、ネギのみそ炒めを調理。
女性職員はネギを3本収穫したつもりだったが、うち2本は近くに生えていたスイセンだった可能性が高いという。
食べ始めて約10分後から発症した。
市保健所は、「スイセンを畑で一緒に栽培しないでほしい」と注意を呼びかけている。
スイセンはヒガンバナ科で、葉や球根など全ての部位に「ヒガンバナアルカロイド」という有毒成分を含む。
葉をニラ、球根をタマネギと間違える例が多く、2016年5月には、ニラと間違えて食べた北海道の男性が死亡している。
出典
『栽培のスイセンをネギと誤食 13人が食中毒 京都市のデイケア施設』
https://mainichi.jp/articles/20181228/k00/00m/040/350000c
12月28日19時34分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
スイセンにはヒガンバナアルカロイドという有毒成分が含まれ、食べると吐き気などの消化器症状を引き起こす。
市によると26日に、市内の民間病院に併設されたデイケア施設の利用者を対象にした料理教室が開かれ、施設内で栽培したネギを使って豚肉や大根とみそ炒めを調理。
女性職員2人を含む計14人で食べたところ、13人が嘔吐や下痢などを訴えた。
市は調査した結果、料理にスイセンが混入していたことによる集団食中毒と断定した。
施設では、スイセンとネギが混在した状態で栽培されていた。
ネギには球根がないが、職員は「採取した3本のうち2本には球根が付いていた」と話しており、2本はスイセンだったとみられる。
厚生労働省によると、スイセンの誤食による食中毒は、平成29年までの10年間に全国で167人の患者(1人死亡)が報告されている。
出典
『ネギと思ったらスイセン…京都のデイケアで食中毒』
https://www.sankei.com/west/news/181228/wst1812280036-n1.html
12月28日19時39分にNHK京都からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
料理教室では、利用者と職員が施設内の花壇で栽培しているネギを収穫したが、同じ花壇の近い場所でスイセンも栽培されていた。
出典
『スイセン食中毒ネギと間違えたか』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20181228/2010002630.html
(ブログ者コメント)
スイセンによる食中毒事例は、過去に本ブログでも何件か紹介スミ。
ただ、北海道の死亡事例は漏れていた。
2018年12月26日23時30分にYAHOOニュース(テレ朝ニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市の東名高速道路下りの横浜町田インターチェンジ近くで26日、走行中のトラックの荷台が燃える火事が起きた。
消防によると、荷台にあった段ボールや木材などの建築廃材が燃えたという。
消防車8台が出動して消火活動が行われ、運転手にけがはなかった。
警察と消防は、突然燃えた原因を調べている。
出典
『【報ステ】走行中のトラック荷台が炎上…東名高速』
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181226-00000054-ann-soci
※以下は映像の1コマ。(視聴者撮影)
2018年12月26日18時48分に北日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後5時ごろ、富山市上飯野の融雪装置用の井戸を掘っている工事現場で、作業員の男性が倒れているのを別の作業関係者が見つけた。
倒れていたのは富山市田畑の会社員、林さん(男性、45歳)で、右上腕部がほぼ切断された状態になっていて、病院に運ばれたが、出血性ショックのため死亡した。
林さんは井戸を掘る機械のそばに倒れていて、警察は、この機械に挟まれた可能性もあるとみて調べている。
林さんは25日は、午前中から1人で作業をしていたという。
出典
『融雪装置用の井戸掘り作業をしていた男性死亡』
http://admin.knb.ne.jp/news/detail/?sid=20542
2018年12月26日4時8分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前10時55分ごろ、埼玉県小鹿野町両神薄の町道で、50~60代ぐらいの男性が鉄製の型枠の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は勤務する会社の前の道で、型枠を取締役の男性(51)と2人でトラックに積み込んでいた。
取締役の男性が重機を運転して数10本の型枠をチェーンでまとめてつり上げていたところ、チェーンが切れて型枠が落下し、トラックの荷台にいた男性が下敷きになったという。
型枠の大きさは縦約1.5mで、横と厚さは約15cmだった。
警察は、身元を確認するとともに、詳しく調べている。
出典
『男性死亡…重機でつり上げた鉄製型枠が落下、下敷きに 小鹿野の会社 型枠まとめるチェーン切れる』
https://this.kiji.is/450373559643751521?c=39546741839462401
2018年12月24日14時33分に読売新聞から、FF式との使い方比較図付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道地震でほぼ全域が停電となる「ブラックアウト」に見舞われた北海道内で、冬季の停電に備えて、乾電池で使えるポータブル型石油ストーブの販売台数が急増している。
ポータブル型石油ストーブは室内の空気を燃焼させるため、窓を開けて換気することが少ない道内の住宅では一酸化炭素(CO)中毒になる恐れがあり、注意が必要だ。
北海道立総合研究機構建築研究本部などによると、道内では1980年代頃から、FF式(強制給排式)ストーブが普及した。
コンセントに接続し、屋外から燃焼用の空気を取り入れ、屋外に燃焼ガスを排気するタイプで、換気は不要。
高断熱高気密な道内の住宅で、広く取り入れられている。
一方、乾電池などで使えるポータブル型石油ストーブは、屋内の空気を燃焼し、屋内に燃焼ガスを排気する。
そのため、換気が不十分だと室内の酸素が減少して、不完全燃焼によるCO中毒になる恐れがある。
メーカー側も、1時間に1、2回程度の換気が必要だとしている。
同研究本部の広田企画課長は、「気密性の高い道内の住宅では、窓を開けて換気することがほとんどない。ポータブル型石油ストーブを使って換気をしないと、CO中毒になる可能性があり、停電に備えて購入が増えていることに危機感を持っている」と話す。
道などと連携し、換気の必要性とCO中毒の危険性を周知していくという。
「うちのストーブは停電になったら使えない。乾電池で使えるストーブを探している」。
札幌市北区の家電量販店「ヨドバシカメラ マルチメディア札幌」で12月中旬、小樽市の主婦(55)は展示されている石油ストーブを吟味していた。
9月の地震直後、大規模停電を経験して、石油ストーブを求める多くの道民が家電量販店やホームセンターなどに駆け込んだ。
一般社団法人「日本ガス石油機器工業会」(東京都)によると、道内に出荷されたポータブル型石油ストーブは、9月だけで約4万5000台に上り、2017年度の出荷台数約3万3000台を上回った。
同店の石油ストーブの売れ行きは、例年9~3月に1日2、3台だったが、今年9月のピーク時には、1日で100台近く売れたという。
1万~2万5000円ほどの機種が人気で、約20機種をそろえていたが、11月までにほとんどの機種で在庫がなくなり、12月中旬、店頭に展示しているのは4機種だけになった。
同店の販売担当者は、「元々、換気の必要性を認識しているのは、購入した方の半分くらいだった」と振り返る。
特に、若い世代は知らない人が多いという。
「購入時に必ず、『換気が必要だ』と説明している。説明書にも書いてあるから大丈夫だと思うが」と不安そうに話した。
出典
『ポータブル型ストーブ、換気必要「認識は半数」』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181224-OYT1T50057.html?from=ycont_top_txt
(ブログ者コメント)
本件、当たり前のことではあるが、今年、札幌市でマサカの大量スプレー缶ガス抜き爆発事故が起きたことでもあるし、中毒事故が増える恐れは、確かにあるかもしれない。
そういった危険性に対し、前もって警鐘を鳴らす。
このような報道が、もっとあってしかるべしだと、改めて感じた。
2018年12月24日16時33分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
夜間から未明に路上に横たわる人を車がはねる死亡事故が、神奈川県内で相次いだ。
24日午前0時55分ごろ、横須賀市武の県道で、路上に横たわっていた近くに住む会社員、鈴木さん(男性、55歳)を、走ってきた普通乗用車がはねた。
鈴木さんは病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、鈴木さんは酒に酔っていたとみられ、付近を通る車の運転手が路上に横たわっている様子を目撃している。
関係者の話などから、鈴木さんは忘年会の帰りだったとみられる。
運転していた女性(32)は、「倒れている人をひいてしまった」と話しているという。
また、同日午前4時ごろ、横浜市神奈川区新子安の市道で、車道に横たわっていた60代男性をタクシーがはねた。
男性は病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、現場は片側2車線。
男性は、車線の中央付近に横たわっていたとみられるという。
タクシー運転手の男性(52)は、「ブレーキが間に合わなかった」と話しているといい、警察は、はねられた男性の身元確認を進めるとともに、詳しい状況を調べている。
出典
『路上横たわりで死亡事故相次ぐ 神奈川』
https://www.sankei.com/affairs/news/181224/afr1812240006-n1.html
12月24日14時35分にTBS NEWSからは、横須賀市の事例に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
車を運転していた女性にけがはなく、「ぶつかるまで気がつかなかった」などと話しているという。
警察によると、男性は路上に横たわっていたということで、持ち物などから、会社の忘年会に出席した帰りだったとみられている。
警察は、男性が路上で寝込んでしまった可能性もあるとみて、当時の状況を詳しく調べている。
出典
『忘年会帰り 車にひかれ死亡、酔って路上で寝たか』
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3557337.htm
12月24日23時2分に神奈川新聞からは、横浜市の事例に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、現場は交差点の手前の片側2車線から3車線となる地点。
出典
『「路上に倒れていた」タクシーにひかれ男性死亡 神奈川署』
http://www.kanaloco.jp/article/379480
(ブログ者コメント)
〇以下は、横須賀市の事例が報道されたTBS映像の1コマ。
映像全体から推察すると、信号機がある横断歩道上で男性が横になっていた模様。
映像によれば、昼間は結構、交通量が多い道路。
そのような道路ゆえ、夜間とはいえ対向車があったのでロービームにしていた・・・あるいは日頃からハイビームに切り替える習慣がなかった・・・そういった可能性も考えられる。
〇道路や駐車場で寝ていて車に轢かれた事例は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。
それら以外、ブログ掲載は省略しているが、沖縄県では昔から路上寝が問題になっている由。
今回の報道を機に、ざっと調べ直したところ、路上寝は全国的に問題になっている模様だ。
以下は、ブログ者の目にとまった過去の報道。
(2018年11月28日15時30分 大分合同新聞)
路上に寝た人が車にひかれる事故を防ぐため、県警と県タクシー協会は26日、協定を結んだ。
タクシー運転手が倒れた人や事故に遭いそうな人を見つけた際、安全な場所に移動させて警察に通報する。
県内では、車が路上に横たわる人をひく事故が2013年から17年の5年間で21件発生し、6人(6件)が死亡した。
今年は10月末現在で5件起き、2人が亡くなっている。
『県タクシー協と県警 路上に寝た人の事故防止へ協定』
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2018/11/28/130749925
(2018年8月14日 茨城新聞)
路上に横たわっている人が車にひかれる「路上横臥事故」が県内で相次いでいる。
県警によると、今年6月末までの半年間で、すでに6人が死亡。
都道府県別の統計で全国ワーストだった。
2013〜17年の過去5年間で最も多い年間死者数の7人に迫る異常な数となり、県警は、歩行者の反射材着用やドライバーの上向きライト活用などを呼び掛け、注意を促している。
県警交通総務課によると、6月末までの「歩行者」の死者25人のうち、道路に横たわって事故に遭った「路上横臥」は6人。
4人に1人が路上横臥となった。
酒を飲んで酔ったまま自宅に帰ろうとし、道路の真ん中で寝てしまったケースがあるという。
また、13〜17年の過去5年間の死者は計23人。
年平均で4〜5人が路上横臥で死亡している計算だが、今年はすでに半年間で6人。
年間最多の15年の7人に迫っている。
理由について同課の担当者は、「明確な原因は分からない」とした上で、「今年は異常に多い」と警鐘を鳴らす。
発生時間を見ると、6人のうち4人が、薄暮時か夜間だった。
同課によると、4人の事故は、いずれも車のライトが下向き(ロービーム)で、上向き(ハイビーム)なら3人の事故は回避できた可能性があるという。
車のライトの照射距離は、ロービームが約40m、ハイビームが約100m。
時速60kmで走行した場合の停止距離は約40mで、ロービームだと、横臥者に気付いてからブレーキを踏んでも、間に合わない。
県警は、運転者発見の遅れも原因の一つとみて、ドライバーにハイビーム活用を呼び掛けている。
『「路上横臥」の事故死急増 茨城県全国ワースト 18年6月までで6人』
https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15341586770984
(2/2へ続く)
(1/2から続く)
(2017年6月23日 埼玉県警HP)
埼玉県内における路上寝込み等による交通事故死者数は、平成20年から平成23年まで4年連続全国ワースト1位でしたが、平成24年は15人(全国ワースト2位)、平成25年は5人(全国ワースト6位)、平成26年及び27年は8人(26年及び27年とも全国ワースト4位)と推移し、平成28年には3人(前年比-5人、全国ワースト12位)にまで減少しました。
また、埼玉県内における路上寝込み等による交通事故死者数の月別累計数から、平成24年以降、特に6月から9月の間に路上寝込み等による交通死亡事故が多発していることが分かります。
暗い道を運転する際には、「もしかしたら・・・」という心構えで先の道路上をよく注視するとともに、もし路上で寝込んでいる人を発見したら、速やかに「110番通報」をお願いします。
『路上寝込み等を発見したら、すぐに110番!その通報で、大切な命が救われます』
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/f0010/kotsu/rojyo-nekomi.html
(2016年5月7日8時30分 Response)
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」は、飲酒運転撲滅のかつての標語だが、これに加えて新たに加わりそうなのが、「飲んでも寝るな」を訴える警視庁の「寝込まナイトキャンペーン」だ。
東京都では、歩行者が飲酒後に路上で寝込んでしまったことが原因で起きた交通事故が、昨年14件あった。
そのうち死亡事故は10件。
一昨年の5件から倍増し、この増加傾向に歯止めをかけたいと、今年元旦から開始した。
交通規制課は、「今年に入ってからの事故は集計中で不明」というが、今年に入ってからも重傷事故が発生している。
「幹線道路ではさすがに寝られないが、夜になると、往来が途絶える準幹線道路や農道のような場所でも起きている。高速道路のような、立ち入ってはいけない場所に侵入する場合もあるし、23区でも事故は起きている。被害状況はさまざまだが、道路の真ん中で寝込んでしまう事故は珍しくない」と、交通総務課関係者は語る。
・・・・・
「寝込まナイトキャンペーン」は、連休や歓送迎期など飲酒の機会が増える機会を捉えて、9月末日まで続く。
運転する人も歩行者も、飲酒事故に注意だ。
出典
『路上で寝るな、死亡事故倍増で警視庁「寝込まナイトキャンペーン」』
https://response.jp/article/2016/05/07/274740.html
2018年12月24日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前2時40分ごろ、名古屋市中区栄4の雑居ビルの関係者から「火が出ている」と119番があった。
消防によると、4階の飲食店など約80m2を焼き、約4時間後に鎮火した。
消防隊員2人と警察官1人の計3人が約45分間、エレベーター内に閉じ込められた。
3人は救出され、飲食店オーナーの男性(67)を含む4人が病院に運ばれた。
4人はいずれも煙を吸い込んだが、命に別条はない。
男性は、検査のため入院した。
消防や警察によると、ビルは飲食店などが入る4階建てで、建物内に階段がある。
隊員ら3人は現場に駆け付け、午前2時50分ごろ、状況を確認しようとエレベーターに乗ったところ、4階で動かなくなり、内部に閉じ込められた。
消防隊がカッターでドアを切断して救助した。
消防によると、消火活動に影響はなかったという。
担当者は、「原則として、エレベーターは使わない。再発防止のため検証したい」とした。
出典
『ビル火災 消防士ら、現場で救助される エレベーターに乗ってしまい 名古屋』
https://mainichi.jp/articles/20181224/ddm/041/040/118000c
12月23日12時8分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、消火活動や状況確認のため4階に早く上がろうと、階段とエレベーターの二手に分かれたという。
出典
『消火活動中、エレベーターに一時閉じ込め 消防隊員ら』
https://www.asahi.com/articles/ASLDR3R84LDROIPE006.html
12月23日11時11分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防は、「消火活動に影響はなかったが、どのような判断でエレベーターを使ったのか検証したい」としている。
警察によると、4階の飲食店の従業員が「油を火にかけたまま帰ってしまった」と話しているといい、火元とみて調べている。
現場は女子大小路と呼ばれる繁華街で、忘年会シーズンでにぎわう一角が、一時、騒然とした。
出典
『消防隊員ら一時エレベーターに閉じ込められる 名古屋・栄でビル火災』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018122390111129.html
2018年12月23日20時18分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間にあるスンダ海峡で22日午後9時半ごろ、津波が発生し、国家災害対策庁は23日、222人の死亡を確認した。
行方不明者は28人、負傷者が843人おり、被害は拡大する可能性がある。
地震の発生はなく、気象当局は、火山噴火による海底の土砂崩れが津波の原因だとしている。
国家災害対策庁によると、被害を受けたのはジャワ島西端バンテン州とスマトラ島南端ランプン州の沿岸部。
ビーチがある観光地で、多数のホテルや住宅が被災した。
地元メディアは、ジャワ島西端のアンニャール海岸では、津波の高さは9mほどで、海岸から約1kmまで被害が及んだとの住民の話を伝えた。
インドネシアは22日から連休中で、被災地は首都ジャカルタからも近く、多くの観光客も津波に巻き込まれた可能性がある。
在インドネシア日本大使館によると、日本人が死傷したとの情報は入っていない。
また、国家災害対策庁は、確認した死亡者の中に外国人はいないとしている。
火山はスンダ海峡に浮かぶクラカタウ山で、気象当局によると、22日午後9時過ぎに噴火が確認された。
ロイター通信によると、噴火による灰は高さ500mに及んだ。
満月の時期で、満潮と干潮の差が大きい「大潮」に当たっていたという。
地元テレビは、暗闇の中で水が建物の下に流れ込んでいる、津波の様子とみられる映像を伝えた。
また、一夜明けた沿岸部では、建物の崩壊によってできたとみられるがれきが散乱し、そこに乗用車が乗り上げている状況が確認できた。
出典
『インドネシア、津波で222人死亡』
https://www.sankei.com/affairs/news/181223/afr1812230007-n1.html
12月24日付でBBC NEWS JAPANからは、より詳しい下記趣旨の記事が、写真や説明図付きでネット配信されていた。
・・・・・
1927年にクラカタウ島の噴火により形成されたアナククラカタウ島では、ここ数カ月、火山活動の活発化が観測されており、火口付近への立入禁止命令も出ていた。
ヌグロホ報道官は24日、今回の津波で事前に警報が出されなかった理由をツイッターに連続投稿した。
ヌグロホ氏によると、インドネシアの早期警報は地震観測のため設置されたもので、地震と同様に大津波を発生させる原因になり得る海底での地滑りや火山噴火には反応しないという。
ただしヌグロホ氏は、世界の火山の13%がインドネシア1国に集中しているとして、火山活動を観測できるシステムの開発が極めて重要だと付け加えた。
被害が起きた夜に、津波の事前警告システムは存在しなかったとヌグロホ報道官は認めた。
ヌグロホ氏によると、資金不足、観測ブイへの破壊行為、そして技術的故障のため、2012年以降、運用中の津波警告システムはなかったという。
・・・・・
地震に伴う津波発生時に多く見られる海面の低下が、今回は観測されなかった。
火山近くに観測ブイがあったとしても、警報を出せる時間は限られていただろうと、専門家は語っている。
・・・・・
火山が大波を作り出すことは、良く知られている。
噴火によって、大量の水が移動するのだ。
22日の津波発生後、最初に撮影された衛星写真は、アナククラカタウ西南西の山腹崩壊を強く示している。
この崩壊により数100万トンの岩くずが海に落下し、全方位に波が押し出されたとみられる。
出典
『インドネシア津波、死者280人超す 火山活動続き新たな津波の恐れも』
https://www.bbc.com/japanese/46669840
12月24日23時45分に毎日新聞からは、日本でも過去に起きたことがある山体崩壊が原因だったらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
津波は、火山島のアナククラカタウが噴火に伴って「山体崩壊」を起こしたことが原因とみられる。
大規模に山が海に崩れて津波を発生させたケースは日本でも過去に相次ぎ、専門家は注意を呼びかけている。
中田節也・東京大名誉教授(火山学)によると、同島は数カ月前から噴火を繰り返し、溶岩で海を埋めながら成長していた。
新しく拡大した所は不安定で、大きな噴火で一気に海に崩れ落ちたとみられる。
衛星画像では、山の南西部が大きく消失しているという。
1883年の巨大噴火では島のほとんどが消滅し、最大で40mの高さの津波が発生。
3万6000人以上が死亡したとされ、山体崩壊による津波が知られた火山だった。
日本でも1792年、長崎県島原市の眉山(まゆやま)が火山性地震で山体崩壊し、対岸の天草(熊本県)を大津波が襲った。
約1万5000人が死亡し、「島原大変肥後迷惑」と言われた。
1741年には北海道松前町の渡島(おしま)大島が噴火で崩れ、大津波で対岸の約1500人が犠牲になった。
中田名誉教授は、2013年以降に噴火活動が活発化した小笠原諸島・西之島についても、津波への警戒を呼びかけてきた。
「噴火が続いて成長中の火山島が山体崩壊することが多い。影響を受ける沿岸では津波対策を考えるべきだ」と話す。
出典
『インドネシア津波の原因は山体崩壊 日本でも』
https://mainichi.jp/articles/20181224/k00/00m/040/084000c
(2018年12月31日 修正1 ;追記)
12月30日18時48分に読売新聞から、火山の標高が3分の1になっていたという下記趣旨の記事が、写真付きでネット配信されていた。
400人以上が死亡した津波被害で、津波の原因となる噴火を起こしたアナク・クラカタウ山の標高が、噴火前の338mから110mになったことがわかった。
インドネシア火山地質災害対策局が29日、公表した。
アナク・クラカタウ山は、津波の原因となった22日の噴火後、斜面から岩や火山灰などの崩落が続いている。
インドネシア政府は、アナク・クラカタウ山の大規模噴火の危険性が高まったとして、津波発生後の27日、警戒レベルを2番目に高い「レベル3」に引き上げ、火山の半径5km以内への立ち入りを禁止して警戒を呼びかけている。
出典
『標高が3分の1、110mに…津波原因の噴火で』
https://www.yomiuri.co.jp/world/20181230-OYT1T50067.html?from=y10
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
![](https://bfile.shinobi.jp/5003/yotsuba2.gif)
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その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。