2022年8月10日0時51分に中日新聞から下記趣旨の記事が、ビルと落下場所の位置関係説明図やビルの写真付きでネット配信されていた。
竹中工務店は9日、名古屋市中区栄4で施工する中日ビルの建て替え現場で8日午前9時ごろ、30階部分(地上140メートル)から重さ5キロの鉄板の断片が落下し、歩道に跳ね返った後、歩行者の男性の足に当たったと発表した。
男性は軽傷。
市は10日、同社に対し、安全対策について報告するよう指示する。
同社名古屋支店によると、作業員がビル30階部分で鉄骨柱の溶接中、使用した鉄板の余分な部分を切断した際、縦11センチ、幅25センチ、厚さ2・2センチの断片を誤って落下させた。
断片は落下事故防止用のネットを突き破って24階部分のひさしに当たった弾みで、ビルが面する久屋大通の車道(3車線)を跳び越え、向かい側の久屋大通公園沿いの歩道まで達した。
断片がかかとに当たった男性は病院には行かなかった。
同支店の橋本総務グループ長は、「溶接作業でミスがあった。負傷された方の一日も早い回復をお祈り申し上げる。安全対策の強化、徹底を図っていく」と話した。
中日ビルの建て替え現場では7月26日、隣接する歩道が陥没する事故があった。
工事を発注した中部日本ビルディングの後藤取締役企画局長は、「竹中工務店に対し、再度の作業点検と安全確認を徹底して再発防止に努めるよう厳重に申し入れた」と述べた。
https://www.chunichi.co.jp/article/523832
8月9日20時34分にYAHOOニュース(共同通信)からは、切断で高熱になっていた鉄板が落下防止ネットを溶かして突き破ったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
竹中工務店によると、8日午前9時ごろ、30階で鉄骨の柱をつなぎ合わせる作業で、柱同士を固定するため間に挟んでいた鉄板の不要部分を切断した際、切り取った長さ25センチ、幅11センチの板が落下した。
地面で跳ね返り、男性のかかとに接触した。
下には落下防止用ネットが張られていたが、鉄板は切断作業で高熱となっていたため、ネットを溶かして突き破ったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/50153627c79381f5b36b692d25e963141dfed2c0
8月9日20時34分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、落下した鉄板の重さは5kgだった、2週間前には近くの歩道が陥没していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午前9時ごろ、名古屋市中区栄で建設中の中日ビルで、高さ140メートルの30階部分から、鉄製のプレートが落ちました。
プレートは、鉄骨の柱の溶接工事に使われるもので、縦25センチ、横11センチで、厚さは22ミリ、重さは5キロもありました。
プレートは歩道に落ちた後、近くを歩いていた男性のかかとに当たりました。
男性は軽いけがをしました。
(歩行者) :
「ぞっとしますね。朝9時、みんな出勤途中で大変でしたね」
「怖いですね。そこ穴が開きましたよね、この間」
2週間前の7月26日には、中日ビル西側の歩道が陥没しています。
地下の掘削工事中に土砂がビルの敷地内に流れ込み、陥没が起きたとみられています。
このときは陥没の約1時間前に、通行止めにしていたことで、けが人はいませんでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2af8ab07ad08b0f8eac9d0c2a0081c3964dbd3e
※2週間前の陥没トラブルについては下記記事参照。(写真と陥没場所の位置図付き)
(7月28日 5時6分 中日新聞)
名古屋市は二十七日、同市中区栄四の久屋大通東側で二十六日午後五時ごろ、歩道が陥没する事故が起きたと発表した。
けが人はいない。
陥没は幅四・三メートル、長さ八・六メートル、深さ三・六メートルにわたって発生。
隣接する土地で建設が進む中日ビルの工事関係者が市に連絡した。
中日ビルの建設場所では地下の掘削が進んでおり、市の担当者は「歩道地下の土が掘削部分に流れ込み陥没が起きた可能性が考えられる」と説明した。
中日ビルの工事発注元の中部日本ビルディングによると、陥没前に地下で異常を感知したため、歩道の通行止め措置を実施。
その後に陥没が起きた。
現場周辺では陥没箇所をフェンスで囲い、歩行者が通れるスペースを確保したが、当面の間、同ビル南側の車道を通行止めとしている。
事故を受け、中日ビルを施工する竹中工務店名古屋支店の橋本総務グループ長は取材に、「掘削した地下に土砂が流入したため、原因は弊社の工事と考えられる。ご迷惑をおかけしおわび申し上げる。再発防止策に努める」と話した。
中部日本ビルディングの市村取締役は取材に、「詳しい原因の解明と的確な対応を施工者に求めたい」と述べた。
https://www.chunichi.co.jp/article/516126
※同じ現場で8月12日、再び出水トラブルが起きている。
(8月13日5時6分 中日新聞)
十二日午前六時ごろ、名古屋・栄の中日ビルの建て替え工事現場で、地下水が漏れているのを点検中の作業員が確認した後、三〜五立方メートルの土砂が地下の作業場に流入した。
けが人はいなかった。
周囲の道路への影響は確認されていないが、施工主の竹中工務店は安全確保のため、隣接する歩道の通行を規制した。
同社によると、現場は七月二十六日に歩道が陥没した地点から北に十メートルほど離れた地点。
同社は陥没事故の後、今回の区域も含めて遮水壁などで地下水の漏水を防ぐ措置を取ったばかりだった。
市は同社に原因を調査し、再発防止策を講じるよう指示した。
同社名古屋支店の橋本総務グループ長は、「遮水壁に弱い部分があったとみられる。ご迷惑を掛け、心よりおわび申し上げる」と話した。
https://www.chunichi.co.jp/article/525758
2022年8月6日17時2分にYAHOOニュース(まいどなニュース)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
そのホテルでは急病人を救急搬送する際、救急車のサイレンを鳴らさないよう要請していた。
しかし、それほど体裁を気にするホテルでも、エレベーターの落下事故で作業員が瀕死の重傷を負ったとなれば、さすがに体裁を繕う余裕はなかった。
【客室の窓を全開にするとセンサーが反応する】
筆者が警備員として働いていた時代は、平成の初め頃。
当時勤務していたホテルでは、女性単独で予約のない客は、すべて断っていた。
理由は、いささか偏見があったかもしれないが、万が一自殺でもされたら、ホテルの名に傷がつくからだ。
格式のあるホテルということもあり、不祥事や事故にはとりわけ神経をとがらせていた。
そのため、客室の窓にはセンサーが取り付けられていて、全開にしたら地下の防災センターで発報し、警備員と客室係がその部屋へ駆けつけることになっていた。
窓が半開きでも外へ出られるが、今度は赤外線センサーに引っかかって、やはり警備員と客室係が血相を変えて駆けつけるのだ。
これらは、飛び降り防止のためのシステムだが、お風呂上りに夜風に当たりたい客はいささか窮屈な思いをしたことだろう。
ホテルが体裁を気にしていることは、客に急病人が出たときの対応でも分かる。
体調を崩した客は、問答無用で病院へ搬送した。
一見、親切心のようだが、本音は違う。
ホテル側で介抱したり何らかの処置を施したりして客が「もう大丈夫です。楽になりました」といっても、あとから容態が悪化したときに「ホテルの対応は正しかったのか?」と、弁護士を連れてくる事態が起こり得るからだ。
病院へ搬送する際も、なるべくタクシーを使った。
どうしても救急車を呼ばなければならないときは「サイレンを鳴らさないでください」と要請するほど、ホテルから急病人が出たことを隠したいのである。
【エレベーター点検中の落下事故】
そこまで神経質になっていても、ときには「さすがにこれは、体裁なんか取り繕っていられる状況じゃないよね」という事案が起こる。
エレベーターは6カ月に一度、定期点検を受けることが法律で定められている。
ある夏の日、保守点検のため3人の作業員が訪れて、6基ある客用エレベーターの点検作業を始めた。
1号エレベーターの点検が終わり、2号エレベーターの点検作業中に事故が起こった。
原因は分からないが、1階に降ろしてあったゴンドラが、その下のピットと呼ばれる空間まで落下したのだ。
ピットで作業していた男性作業員がゴンドラと壁の間に挟まれて、身動きが取れなくなった。
事故の一報を受けたアシスタントマネージャーは、すぐ救急車を呼んだが、さすがに「サイレンを鳴らさずに……」などと悠長なことはいわなかった。
救急隊と一緒に消防のレスキューも出動し、エレベーターの保守会社からも応援に駆けつけてきた。
やがて、この事故をどこから嗅ぎつけたのかメディアも集まり始めるという、たいへんな騒ぎになっていった。
ゴンドラと壁の間に挟まれていた作業員は1時間後に救出されたが、すでに心肺停止の状態で、搬送された病院で死亡が確認されたという。
さて、あとから聞いた話では、この一件のあと、救急車を呼んだアシスタントマネージャーの上司や先輩らが、明らかによそよそしい態度に変わったそうだ。
死亡事故が起きてしまったことは、ホテルにとって著しいイメージダウンになる。
救急車を呼んだことで、あたかも「お前のせいだ」といわんばかりの空気感だったという。
以上は30数年前の、インターネットもSNSもなかった時代だから、世間に拡散されることなく、知らない人は知らないまま終わった事故だった。
ホテルの対応も、今はもっと優しく変わっていることを願いたい。
https://news.yahoo.co.jp/articles/56b2f95b8d187b1cf6e608083ad77009cf1fed28
2022年8月6日18時16分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県久留米市で学校の弓道場が全焼する火事がありました。
当時、現場近くでは花火大会が行われていて、落下した花火が火事の原因とみられています。
350年以上の歴史を持つ西日本屈指の筑後川花火大会。
去年、おととしは新型コロナの影響で中止されましたが、5日夜に3年ぶりに開かれました。
およそ40万人もの観客を魅了するなか、異変は終盤に起こりました。
連発花火が打ち上げられるなか、下にあった建物で突然、爆発が起きました。
警察と消防によりますと、5日午後8時10分ごろ、久留米市の久留米工業高等専門学校で「爆発音がして建物が燃えている」と消防団員から通報がありました。
花火大会に来ていた人:
「花火が終わって帰ろうとしていたところに消防車がサイレン鳴らしてどこかに行っているのを。それを見て一緒に来ていた人と『どこか火事かな?』って」
消防団員は花火大会の警備中で、火はおよそ10分後に消し止められましたが、久留米高専の弓道場およそ150平方メートルが全焼しました。
筑後川花火大会は2カ所から花火を打ち上げていて、火事があった弓道場はほぼ真横に位置しています。
一夜明けた6日、消防は火事があった久留米高専の弓道場の屋根に上り、実況見分を行っていました。
弓道場の屋根は大きくへこみ、その横には穴が開いていました。
ドアや窓も吹き飛んでいます。
専門家によりますと、一歩間違えば大きな事故になっていたといいます。
元麻布消防署署長・坂口氏:
「屋根を突き破って中に入ってから爆破しているわけですよね。そういう事例はあまりないですよね。そこに人がいたら大変ですよね。場合によっては命を落としているんじゃないですか」
実行委員会は、この火災について謝罪したうえで、花火が想定外の方向に打ち上がったことが原因とみられるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/99a15a661162d0f1e620ea43815863d2261b75a2
8月5日23時2分に毎日新聞からは、屋根にバレーボール大の穴が開き、現場では火薬のような臭いがしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後8時10分ごろ、福岡県久留米市小森野1の久留米工業高等専門学校で、「爆発があり、火が出ている」と、付近を警備していた消防職員から久留米広域消防本部に通報があった。
消防本部によると、高専の弓道場から出火し、木造平屋約150平方メートルを全焼した。
けが人はいなかった。
現場は、当時開催中だった「第363回筑後川花火大会」の打ち上げ場所の近く。
消防や警察は、打ち上げに失敗した花火玉が弓道場に落下し、爆発した可能性があるとみて出火原因を調べている。
火災は約20分後に鎮火。
県警久留米署によると、弓道場の屋根にバレーボール大の穴が開き、現場では火薬のような臭いがした。
弓道場は当時、無人だったとみられる。
開催概要によると、花火大会は5日午後7時40分に始まり、約30分間で約8000発の打ち上げを予定。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3年ぶりの開催で、大会事務局によると、観客数は40万人だった。
大会事務局は「状況が把握できておらず、現時点ではコメントできない」としている。
https://mainichi.jp/articles/20220805/k00/00m/040/369000c
8月8日17時58分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、高専グラウンド内の花火に近い場所は立入禁止になっていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、学校のグラウンドでは、寮生約3、40人が花火大会の実行委員会と教員の指導に従い、一定の距離を確保して、花火を楽しんでいたと言います。
■目撃者:
「グラウンドの中の、花火に近い部分は人が立っていて、立ち入りができないようになっていて、そのおかげで人的被害がなかった。」
花火大会をめぐる事故は、ことし全国各地で起きています。
7月31日には富山県射水市で打ち上げ場所近くの枯れ草が焼け、花火師2人がケガをしたほか、三重県名張市、北海道美幌町でも同様に火事がおきています。
警察と消防は、今回の火事について、何らかの理由で打ち上げに失敗した花火玉が弓道場の屋根を突き破って爆発したとみて、原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc8995584543ddf8145d45e196a6fcc9d16d999b
8月8日17時57分にYAHOOニュース(rkb)からは、落ちてきたのは10号玉だった、道場や道具を無くした弓道部は1ケ月後に全国大会を控えているため支援する動きが出ているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
筑後川花火大会の流れ弾が5日、学校の敷地に落ち、弓道場が全焼した。
練習場だけでなく、大切な道具も一夜にして失った部員たちは、全国大会を直前に控えていた。
8日、久留米高専が使っていた弓道場は無残な姿をさらしていた。
来月1日に兵庫県で開幕する全国大会まで1か月を切り、部員たちが練習に汗を流した道場は一夜にして無くなったのだ。
消防によると、花火の10号玉が落ちて爆発した可能性が高いという。
なんとか助けてあげたいと地元では、練習場や道具の提供などの支援も検討されている。
しらみず弓道具店・白水さん:
「個人では、金額もすごい高いので、もう一回そろえるとなると大変。それに少しでもお役に立てればと思っています」
また、弓道部がある近くの県立高校も、依頼があれば練習場を貸し出すことを検討し始めた。
思わぬ苦難に直面した弓道部。
今のところ、女子団体と女子個人の全国大会に予定通り出場することにしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3a8b3aab2b24a23ad301ceb47ca35bfc6d7d122
(ブログ者コメント)
〇他の情報とも併せ考えると、打ち上げ場所は赤丸部分、弓道場は青丸部分だった模様。
もしそうだとすれば、直線距離で200m程度だ。
〇調べてみると、10号玉(尺玉)の直径は30cm程度、重さは8.5kg程度、打ち上げ高さは300m程度。
一方、ボーリングの玉の直径は21.5cm程度、16ポンドの玉で重さ7.25kg。
まさにボーリングの玉が上空数100mのところから落ちてきたことになり、金属製の屋根など簡単に突き破ってしまったのだろう。
(2022年9月6日 修正1 ;追記)
2022年9月5日16時33分にYAHOOニュース(rkb)からは、不発のまま落下したのは作業員の汗などで導火線が湿っていたことが原因らしい、当該花火玉は打ち上げ構成の変更で大会前日に準備されたものだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
福岡県が花火を担当したみやま市の業者に聞き取り調査を行ったところ、花火が空中で爆発せずに不発の状態で落下したのは、導火線が湿っていた可能性が考えられることが分かりました。
業者によると、事故を起こした花火玉は、打ち上げ構成の変更で花火大会前日に準備されたもので、作業員の汗などで導火線が湿っていた可能性があるということです。
福岡県は業者に対し、湿気対策を徹底するよう口頭で指導したということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/882493c917c7da8b5a9214a9fd021219892fff73
9月5日19時42分に朝日新聞からは、導火線加工時に作業員の汗が付着した可能性があるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
県が、不発となったのは作業員の汗などで導火線が湿っていた可能性があるとして、花火玉の製造と打ち上げを担当した同県みやま市の業者に行政指導をしていたことが分かった。
業者が前日、着火しやすいよう導火線を加工した際、作業員の手の汗が付着して湿った恐れがあるという。
このため、県は8月12日、作業所の湿度や温度を下げるなどの対策を徹底するよう指導した。
県は、ほかの県内の花火製造業者にも湿気対策などの注意喚起をするという。
https://www.asahi.com/articles/ASQ956F6GQ95TIPE00P.html
9月5日16時33分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、県は1人作業を2人で分担し互いに確認し合うなどの対策を求めたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県によりますと、花火玉は不発のまま落下したとみられていて、原因の一つとして、花火業者の作業中の汗で導火線が湿った可能性が考えられるということです。
これを受けて福岡県は8月、業者に口頭で指導を行いました。
これまで1人で行っていた作業を2人で分担して互いに確認し合うことや、こまめに汗を拭き取ることなど対策の徹底を求めたということです。
一方、警察は、この事故について激発物破裂容疑を視野に調べを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff4ef2335a963ac345e6b1a0db3d506d11473ced
(2022年9月12日 修正2 ;追記)
2022年9月9日19時24分にNHK福岡からは、弓道部が全国大会で準優勝したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月開かれた久留米市の花火大会で、花火の玉が落下して練習拠点を失った高等専門学校の弓道部の女子部員たちが全国大会で準優勝を果たしました。
先月5日、久留米市で開かれた花火大会で、会場近くの久留米工業高等専門学校の弓道場に花火の玉が落下し、建物が損傷したほか、弓などの道具が焼けました。
それでも、女子部員たちは新たな練習場所を確保するなどして先週、兵庫県で行われた高等専門学校の全国大会に予定どおり出場し、団体で準優勝を果たしました。
学校によりますと、事故のあと、現金あわせて300万円と弓などの道具が市民などから寄付されたということです。
2年生の吉田さんは「支援をいただいたからには結果を残さないといけないと練習に打ち込んだ。次は優勝できるように頑張る」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20220909/5010017279.html
(2022年11月22日 修正3 ;追記)
2022年11月21日22時0分に毎日新聞からは、筒の固定不十分や汗で着火線が湿ったことなどを推定原因とする報告書が提出されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県久留米市で8月5日、筑後川花火大会の花火玉が落下して久留米高専の弓道場が全損した事故で、「事故調査・安全対策委員会」(石橋力委員長)は21日、事故原因や再発防止策を盛り込んだ事故調査報告書をまとめた。
原因については、花火の打ち上げ筒の固定が不十分だった可能性や、花火玉製造時、汗で着火線が湿った可能性など複数の要因が重なったと推定している。
花火大会の実行委員長でもある調査委の石橋委員長らが21日に市役所で記者会見を開き、県に提出した報告書の内容を説明した。
花火業者への聞き取りや打ち上げの様子を撮影した動画などの情報を収集して原因を推測し、動画の解析や花火玉の弾道を計算するなどして原因を検証したという。
原因については、
▽不発玉が発生した要因
▽不発玉が斜めに飛んだ要因
▽県が安全のために定める「保安距離」を超える地点まで不発玉が到達する力が働いた要因
の三つの観点から検証した。
不発玉の発生については、不発となった花火玉の製造と打ち上げを担当した業者が、空調がない環境で花火玉の着火線を取り付ける作業をしていて、手汗などにより着火線が吸湿した可能性を排除できないとした。
確認体制も十分といえず、部材の製品不良の可能性も否定できないとした。
弓道場の方へ斜めに飛んだ要因については、花火玉の打ち上げ筒や筒立て器の固定が不十分で、打ち上げ時に筒などが傾いた可能性が高いとした。
保安距離を超える地点まで到達した理由については、不発玉となったため通常開花する高度よりも高く上がり、上空の風の影響を長く受けて流されたと推測した。
再発防止策は、
▽花火玉の吸湿対策や製造・使用段階での品質管理の徹底
▽打ち上げ筒の確実な固定
などを挙げ、花火事業者や関係機関と連携して対策を講じるとした。
石橋委員長は、「この報告書がゴールではなく、できる対策は全てやる」と述べた。
来年以降の花火大会の開催については、「やりたいと思っているが、できるかどうかは分からない」とし、県の許可を得る上で、さらなる対策が必要との認識を示した。
https://mainichi.jp/articles/20221121/k00/00m/040/299000c
2022年8月10日20時13分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神奈川県三浦市は9日、水質の安全確認のため、市立三崎中学校の25メートルプールの一般開放を中止したと発表した。
発表によると、5日午後、浮遊物除去のために受託事業者の男性社員がプールに入ったところ、全身に赤い湿疹と強いかゆみが生じた。
市は以降の一般開放を中止し、社員は医療機関を受診したが、検査結果の判明が25日以降のため、15日までの一般開放を取りやめた。
5日午前の水質検査では、残留塩素濃度、水素イオン指数とも基準範囲内だった。
市は湿疹の原因が分かり次第、対応を検討する。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220810-OYT1T50096/
2022年8月7日12時7分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中米カリブ海の島国・キューバで石油タンクに雷が落ち、大規模な火災が発生しました。
現在も燃え続けています。
夜空をオレンジ色に染めるほどの巨大な火柱。
キューバ北西部マタンサスで5日夜、雷が石油タンクに落ち、大規模な火災を引き起こしました。
火は、ほかのタンクにも燃え広がり、新たな爆発も起きました。
懸命の消火活動が続いていますが、鎮火のめどは立っていません。
地元当局によりますと、これまでに少なくとも121人がけがをし、消防隊員17人が行方不明になっています。
キューバ政府は、鎮火に向けて周辺国などから支援を受けていると明らかにしました。
深刻なエネルギー不足に悩まされているキューバにとって、今回の火災がさらなる追い打ちとなりそうです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000264246.html
8月7日11時29分にAFPからは、避雷針が故障していたという報道があるなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
キューバ西部マタンサス(Matanzas)州の石油貯蔵施設で5日、落雷により大規模火災が発生した。
6日までに1人の遺体が収容され、121人が負傷、消防隊員17人が行方不明となっている。
現場は、首都ハバナの東方約100キロにある州都マタンサスの工業地帯。
石油貯蔵タンクの一つが雷の直撃を受け、爆発した。
6日未明までに火災は別のタンクにも延焼し、新たな爆発が起こった。
州当局によると、この火災で約1900人が避難した。
大統領府のツイッター(Twitter)によると、5人が重体、別の3人が非常に深刻な状態にある。
大統領府は6日、燃料問題に詳しい友好国に支援と助言を求めたと明らかにした。
ミゲル・ディアスカネル(Miguel Diaz-Canel)大統領は、メキシコ、ベネズエラ、ロシア、ニカラグア、アルゼンチン、チリからの物資の支援に謝意を伝えるとともに、「米国からの技術的助言にも感謝する」と述べた。
現場近くに住むラウラ・マルティネスさんはAFPに、「衝撃波のような爆風で、背中を押されたように感じた」と述べた。
ディアスカネル大統領は、消火には「時間がかかる可能性がある」としている。
キューバ石油公社(Cupet)幹部のアスベル・レアル(Asbel Leal)氏は、キューバ史上最大規模の火災だと語った。
キューバ共産党機関紙グランマ(Granma)は、「避雷針が故障し、放電のエネルギーに耐えられなかった」ことが火災の原因とみられると報じている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3418184
2022年8月4日19時10分にFNN PRIME(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前11時ごろ、霧島市牧園町万膳で「男性が電柱につり下がっている」と119番通報がありました。
九州電力送配電によりますと、男性は関連会社の56歳の委託作業員で、消防に救助され病院に運ばれましたが、約3時間半後に死亡しました。
男性は、電線に倒れかかっていた竹の除去作業をしていて感電したとみられています。
九州電力送配電は「今後このようなことがないよう再発防止に万全を期したい」としています。
https://www.fnn.jp/articles/-/399057
2022年8月3日6時30分にYAHOOニュース(PHILE WEB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
マンガン、アルカリ、ニッケル水素...。
一次電池に二次電池。
電池の種類はいろいろあれど、種類や使用開始時期の異なる電池を “混ぜて” 使うことは避けるべきです。
少しくらいいいじゃない、という声も聞こえてきそうですが、問題が起こってからでは遅いですよ。
電池の種類が異なるということは、その能力に差があることを意味します。
わかりやすい例では、使い切りの一次電池と、充電して繰り返し使う二次電池。
単3形マンガン電池の公称電圧は通常1.5Vですが、同じ単3形でもニッケル水素電池は1.2Vです。
種類は同じでも、電池容量(エネルギー)が異なるかもしれません。
たとえば、使い始めて1ヶ月経過したアルカリ電池と、下ろしたてのアルカリ電池。
同一ブランドの電池でも、1週間経過したもののほうがエネルギーが低下していることは容易に想像できるはずです。
電池の種類やエネルギーが異なると、さまざまな問題を引き起こします。
容量に差がある電池を混ぜて使用した場合、容量の少ないほうにより負担がかかり、電池の消耗ペースが早まり、経済的ではありません。
容量の少ないほうは過放電状態になる可能性もあり、液漏れや破裂などの事故を引き起こすことがあるため、危険です。
だから、電池を交換するときは同じ種類の新品を選び、まとめて入れ替えることが原則。
まさに「混ぜるな危険」なのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/778bc395d228574c803bc1ce84d17b5d4a980c7f
※パナソニックのHPにも、以下のような説明文があった。
「なぜ電池は,同一品番使用が重要なの?新旧混用がダメなのか?」
電池の品番が変わりますと、電池の仕様(容量)が変わります。
また、新しい電池と古い(使いかけの電池)電池も電池の容量が異なります。
上記のような違う品番の電池を混ぜて使う(異種混用)、新しい電池と古電池を混ぜて使う(新旧混用)と、次のような問題がでてきます。
■ 容量の少ない電池の性能に低下します。
・新旧の電池を一緒にご使用になりますと、電池本来の性能が充分発揮できなくなります。
古い(容量が少ない)電池が先に容量が無くなり、他の電池の容量が残っていても、古い電池の影響で、寿命が早くなります。
■ 容量の少ない電池が液もれする恐れがあります。
・古い電池の容量が無くなっても、そのまま放電を続けますと、古い電池が過放電状態になり、液もれや事故の原因となります。
2022年8月2日18時0分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、見づらい点字ブロックの例示写真付きでネット配信されていた。
視覚障害者の歩行の助けとなる点字ブロック。
4月には奈良県大和郡山市の踏切内のブロックが摩耗して一部がはがれ、全盲の女性が電車にはねられ亡くなる事故が起き、改めて重要性がクローズアップされた。
事故を受け、踏切内に横断歩道などに使う特殊な点字ブロック「エスコートゾーン」が設置されるなど、改善が進む。
一方で、当事者団体によると、点字ブロック設置を巡っては、視覚障害者の9割に影響があるにもかかわらず、「見落とされがちな大きな問題」があるという。
それは何なのか。
現場を取材した。
【歩道に「なじむ」点字ブロック、あちこちに】
福井市中心部。
福井県庁に通じる県道の歩道には、中央に点字ブロックがきれいに敷設されていた。
歩道の灰色タイルと同じ色・模様のブロックで、調和が取れているようにも見える。
しかし、同市で暮らす弱視の70代女性は、「道と同系色の点字ブロックは歩きにくい。改善してほしい」と訴える。
視力は、色や明暗がぼんやりわかる程度。
知らない場所を歩くときは、白杖(はくじょう)を使いながら、目からの情報も頼りにしているという。
日本視覚障害者団体連合によると、点字ブロックは1967年に岡山市の盲学校近くの交差点に世界で初めて敷設された。
その後、全国に広がっていったが、80年代ごろから、景観意識の高まりもあり、街や道路のデザインを優先し、歩道となじむ同系色のブロックが使われる例が全国的に増えたという。
ブロックの凹凸より、色を頼りに歩く人も多い弱視者から「歩きにくい」との声も上がるが、改善は進んでいない。
意識して街を歩くと、福井市中心部では市電が走り、繁華街に近い県道の通称「フェニックス通り」沿いの歩道で、歩道に色味が近い薄いピンクのブロックが敷かれていた。
2024年春に北陸新幹線が延伸される予定で、再開発が進むJR敦賀駅(同県敦賀市)近くの県道沿いでも見つかった。
多くの人が行き交う場所に、弱視者が見分けにくい点字ブロックが使われたままとなっていることに違和感を覚えた。
なぜ改善が進まないのか。
冒頭に挙げた県庁前の歩道を管理する福井県道路保全課は、「整備当時は原則黄色と定められていなかった」と説明する。
点字ブロックといえば「黄色」を思い浮かべる人が多いだろう。
85年に建設省(現国土交通省)の指針で「原則として黄色」とされ、00年施行の交通バリアフリー法下の省令で「原則黄色か周囲の路面との(明暗のコントラストを示す)輝度比が大きく容易に識別できる色」と定められた。
06年施行のバリアフリー新法下でも踏襲されているが、守らなくても罰則がなく、見やすさの配慮は道路管理者に委ねられているのが実情だ。
同課は、「今のところ、市民や団体から改善要望はなく、再整備の予定はない」としている。
しかし、点字ブロックの整備などを担当する国土交通省道路局企画課は、「そもそも、色を決めているのは、弱視の方にとって輝度比が小さいとブロックが認識しづらいため。要望の有無に関わらず、古い道路でも基準に適合させる努力義務があり、整備することが望ましい」との見解を示した。
【高齢になり増えてくる「見えづらさ」】
「同系色のブロックは、視力が低下した高齢者にとっても危険だ」と指摘するのは日本視覚障害者団体連合の三宅組織部長(49)。
同連合には、高齢者からも「建物内でグレーの床にグレーの点字ブロックが敷かれていて、気付かず足を滑らせた」との声も寄せられるという。
「ほぼ毎年、全国各地から改善を求める声が上がっている。弱視の人もブロックの存在を認識できなければ、敷設の意味がない」と訴える。
そもそも、見えづらさを抱える人はどれくらいいるのか。
日本眼科医会によると、09年公表の調査で、障害者手帳を取得していない人も含めた視覚障害者数は、約164万人(07年時点)。
そのうち、失明していないが、左右で良い方の矯正視力が0・5未満の「ロービジョン」の人は約145万人で、全体の約9割に上る。
高齢になり、病気などで目が見えにくくなる人も多いという。
当時の予測値では、全体の視覚障害者数は20年に197万人、30年で201万人に達するとしており、日本視覚障害者団体連合は「高齢化などにより全体の数は増えている」とみている。
【視覚障害者は「全盲」だけじゃない】
各地に多数残る「見分けにくい」点字ブロックだが、当事者団体の積極的な働きかけで改善が進んだ例もある。
山梨県視覚障害者福祉協会は、約15年前から毎年、県に対し点字ブロックに関する要望書を提出。
13~18年度の甲府駅南口近辺の再整備では、弱視の協会員から「見えづらい」と声が上がっていたブロックの色が改善された。
堀口会長(75)は、「10年ほど前は、要望しても『景観になじんだ色にしている』と言われた。だが、障害者への合理的配慮の義務化を定めた障害者差別解消法(16年施行)などに後押しされ、徐々に我々の言い分が聞いてもらえるようになった」と振り返る。
点字ブロックに詳しい成蹊大学の大倉元宏名誉教授(人間工学)は、「一般的に、視覚障害者は全盲というイメージがあり、大半がロービジョンという実態がなかなか理解されていない」と指摘。
その上で、「点字ブロックと歩道が同系色の場合は、道とブロックの間に別の色の『側帯』と呼ばれるラインを敷くなどの対策が必要。また、設計段階から視覚障害者の意見を聞くなど、当事者の声を反映させやすい仕組みを行政や企業が取り入れるべきだ」と訴える。
【問題はほかにも】
今年5、6月に名古屋市で開かれた日本視覚障害者団体連合の全国大会でも、点字ブロックを基本的に黄色とするよう要望があった。
要望したのは、愛知県盲人福祉連合会などの地元団体。
事務局がある同県豊橋市では、ブロックは黄色ではあるが、色が暗いため、歩道と区別しにくい所があるという。
さらに、事務局周辺では、ブロックが歩道の途中でなくなっている場所もあるといい、金子会長(71)は、「視覚障害者が利用する事務局の近くなのにブロックがないのは困る。事故が起こってからでは遅いので市に申し入れているが、道幅が狭いという理由で実現していない」と険しい表情を浮かべる。
視覚障害者が利用する公共施設の近くにもかかわらず点字ブロックに不備がある自治体は、ほかにもある。
長崎市視覚障害者協会によると、長崎市にある長崎県視覚障害者情報センター周辺では、バス停や商店街など数カ所で点字ブロックが見えづらい道があるという。
同協会の市田交通対策委員長(67)は、「長崎は道が狭く、ブロックを認識できず体が歩道からずれれば、車にぶつかる危険性がある。弱視の委員からは観光地でも景観を優先し同様の事例があると聞くが、大切なのは景観より命だ」と強調。
市内の事例を調べ、道路管理者に改善を申し入れる考えだ。
https://mainichi.jp/articles/20220801/k00/00m/040/039000c
(ブログ者コメント)
この記事を読むまではブログ者も、点字ブロックは全盲の人だけのために設置されている・・・と思い込んでいた。
2022年8月1日8時30分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がスライダーの写真付きでネット配信されていた。
7月1日にオープンした堺市営プールのスライダーで4人が眉付近を切るなどのけがを負ったと、市が今月1日に発表した。
カーブ手前の落差でバランスを崩して側壁にぶつかった可能性があるという。
市は「改修が必要」として、二つあるスライダーのうち、事故が起きたスライダーの利用を7月10日から中止している。
市によると、事故が起きたのは堺市南区の原山公園のプール。
2020年9月にオープンする予定だったが、新型コロナウイルスの影響で遅れ、今季が初めての営業だった。
スライダーは青と白の2本があり、事故が起きた白色のスライダーは高さが14・84メートル、全長は124・1メートルあるという。
7月3日に40代男性が左眉付近を側壁で打つけがをした。
この時は80キロの体重制限を超えていたことが原因とみて、営業を続けた。
9日になって、小学6年の男児が左眉付近にすり傷を、40代男性が左眉付近を5針縫うけがを負った。
製造業者が10日朝に調べたが、突起物などが見当たらず、「バランスを崩して手が当たったことが原因」と判断。
市は、利用者に胸の前で両手を組むよう注意を促すことで営業を続けることを指定管理者に認めた。
だが、10日にも40代男性が左眉付近を6針縫うけがを負い、市は利用中止を判断。
業者の調査で、スリルを体感できるようカーブ手前に設けた60センチの落差でバランスを崩し、側壁にぶつかりけがをした可能性があることがわかったという。
市は、この調査結果を待ったため、発表が遅れたとしている。
市の担当者は、「落差を小さくするなど、安全性を高めたい」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASQ815KFPQ81PPTB004.html
8月1日19時10分に産経新聞からは、体勢を崩した後、その先にあるカーブで壁にぶつかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市によると、7月1日のオープン後、10日までに10代と40代の男性計4人がスライダーの壁に顔をぶつけるなどしてけがをした。
そのうち2人は数針縫うけがをしたという。
市は10日から使用を中止した。
スライダーは全長約124メートル、落差計約15メートル。
傾斜が激しい部分でスピードが増して体勢を崩し、その先にあるカーブで壁にぶつかったとみられるという。
https://www.sankei.com/article/20220801-HJ5DGAYTPBI3RM7MYATL45QG2A/
8月1日19時45分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、南大阪最大級と謳ったスライダーだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
堺市によりますと、今年7月上旬、原山公園プールにある全長124mの白色のウォータースライダーを利用した小学6年の男の子(12)と40代の男性3人が、いずれも顔に打撲や数針縫うけがをしたということです。
スライダーの途中にある約60cmの落差でバランスを崩して側面にぶつかったとみられます。
スライダーは今年から利用が始まり、市は“南大阪最大級”と謳っていました。
(訪れた人) :
「白の方が勢いがいいので楽しみにしていました」
「残念ですよね。そういうのってね。せっかくいいのが今年できたところですしね」
市は、負傷者が出たスライダーの使用を休止し、来季までに安全性を高める改修をするとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/28962ddd5b91e9c12eefcc02f0069c65495fb827
2023年6月16日13時43分に朝日新聞からは、落差が大きかった場所の落差を小さくし、体格の異なる25人でテストを繰り返して安全確認したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
昨年7月に4人がけがをした堺市営プールのスライダーが改修された。
調査結果に基づき、スピードが出過ぎるなどした2カ所を変更。
プール営業が始まる7月1日に利用を再開する。
スライダーがあるのは、大阪府堺市南区の原山公園屋外プール。
青と白の2本あるうちの白色のスライダーで、昨季のオープン直後の7月3~10日に利用者が側壁にぶつかる事故が相次ぎ、4人が眉付近を切るなどのけがをした。
市は事故後にこのスライダーの利用を中止し、原因の調査を進めてきた。
白色のスライダーは高さが14・84メートル、全長124・1メートル。
調査した結果、カーブ手前にある落差の大きい部分でスピードが出過ぎるなどしたのが、事故の原因とみられるという。
市は、この調査結果をもとに、落差が大きい2カ所で落差を小さくするなどの改修工事を実施。
体格の異なる25人でテストを繰り返し、安全確認を行ったという。
https://www.asahi.com/articles/ASR6H7KBXR6FPPTB00V.html
2022年8月1日11時43分に読売新聞から、下記趣旨の記事が岸辺にいるイルカの写真付きでネット配信されていた。
福井県北部で7月以降、海水浴客やダイバーがイルカにかまれる被害が相次いでいる。
イルカは雄1頭で、主に暖かい海にすむミナミハンドウイルカとみられている。
海水浴場では、イルカが嫌がる超音波発信装置を沖に浮かぶブイにつけるなど対策を取り、「かわいくても危険。近づかないで」と呼びかけている。
「イルカが出たら静かに海から上がってください」。
福井市中心部から西約20キロの越廼海水浴場(福井市蒲生町)。
海の家を営む男性(71)は7月26日、海水浴客に声をかけて回った。
遠浅で、家族連れに人気の海だ。
男性によると、イルカは6月頃から姿を見せ、7月9日の海開き以降は、海水浴客が大勢いる浅瀬に頻繁に来るようになった。
24日には海水浴客が手をかまれて救急搬送されるなど、2件の被害報告が市にあった。
男性は「40年以上ここで営んでいるが、こんなに人の近くにイルカが来たことはない」と驚く。
イルカは4月以降、越廼海水浴場から北十数キロの漁港などで目撃されるようになり、6月頃からは近くの鷹巣海水浴場(福井市浜住町)にも出現。
SNS上で「イルカに会える」と話題にもなった。
しかし7月上旬の海水浴シーズンに入ると、被害が目立つように。
鷹巣海水浴場では29日、男性2人が手をかまれて出血し、救急搬送。
遊泳が一時禁止になった。
孫娘らと来ていた岐阜県の女性(58)は、「あ、イルカ」という声で背びれに気付いた。
孫娘の手を引いて岸に上がったが、触ろうと近寄る人もいた。
直後、男性がかまれて水中に引き込まれ、溺れそうになるのを目撃したという。
福井市などによると、2か所の海水浴場でイルカにかまれたり、ぶつかられたりした事例は10件以上。
両海水浴場では超音波発信装置を海に設置し、越廼海水浴場では「イルカに絶対に触らないで」と呼びかける看板も掲示した。
隣の越前町では、ダイバーが水中でかまれたり、追いかけられたりした。
同町のダイビングインストラクター中瀬さん(60)は、海岸近くに戻ってきた時にイルカに遭遇。
体をぶつけてくるため逃げたが、「5分近く追い回され、怖かった」と話した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220801-OYT1T50072/
7月30日17時33分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
福井市の越廼海水浴場では、今月に入ってから、イルカが海水浴客にぶつかったり、かみついたりしてけがをさせる被害が複数確認されています。
消防によりますと、29日は福井市の鷹巣海水浴場で男性2人がイルカに手や指などをかまれたということで、市は海水浴場を一時、遊泳禁止にしました。
福井市は、イルカが嫌う超音波を出す装置を取り付けたブイの数を増やすなどして対策を強化するとともに、海水浴客にはイルカを見かけても近づかず、眺めるときは陸に上がるよう呼びかけています。
一方、越前町ではダイビング中、イルカにかみつかれそうになったという人もいました。
越前町の中瀬さんは、今月27日に越前町の海を潜っていたところ、イルカに追いかけられました。
イルカは体をすり寄せ、口を大きく動かしながらダイビングの器具にかみつこうとし、逃げようとしても追いかけてきたということです。
中瀬さんは「越前海岸で30年以上ダイビングをしていますが、人に近づくイルカに遭遇したのは初めてです。逃げても追いかけ続けるので恐怖しか感じませんでした」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20220730/3050011951.html
8月2日17時24分に毎日新聞からは、漁師も噛まれたなど下記趣旨の記事が、イルカ警戒看板や超音波発信機の写真付きでネット配信されていた。
福井市の海水浴場2カ所で、雄のイルカに海水浴客や地元漁師がかまれる被害が相次いでいる。
例年、沖合に群れで現れる様子はよく見られるが、人に接触するのは珍しく、市などはイルカが嫌がる超音波発信器を設置。
専門家は、「見かけても近づかないでほしい」と呼びかけている。
福井市の漁師、板倉さん(男性、43歳)は6月上旬、鷹巣(たかす)海水浴場付近でカキやワカメの漁をしていた際、右手の親指と中指をかまれ、治るまで約3週間かかった。
初めて見たのは4月。
「なでてもらおうと近づいてくる。無視して船に戻ろうとすると、かんだり邪魔したりする」と板倉さん。
漁師仲間も困惑気味だ。
鷹巣海水浴場から南に約13キロの越廼(こしの)海水浴場近くに住む70代男性は、7月9日の海開き以降、6回目撃した。
「人がいる時間だけ来て、遊んでいる」
福井市消防局によると、越廼海水浴場で7月2日と24日、鷹巣海水浴場でも29日、計4人がかまれ軽傷を負った。
体の特徴から、いずれも同一のイルカとみられる。
越前松島水族館(同県坂井市)の松原副館長によると、このイルカは人への執着が強く、攻撃的になることもある。
例年1~5月、餌を求めて沖合に多くのイルカが現れ、沿岸にも来るが、今回は「なぜ人に近づくのか、分からない」と話す。
両海水浴場では水平方向に半径約150メートル、下方向に約80メートルまで超音波が広がる発信器を海中に取り付けた。
さらに、警戒を促す看板を設置し、イルカが現れたら遊泳禁止にするなどの措置を取った。
松原副館長は、「見かけても絶対近づかず、陸に上がって」と話している。
(共同)
https://mainichi.jp/articles/20220802/k00/00m/040/177000c
8月7日21時39分に読売新聞からは、7日にも2人が噛まれたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前11時45分頃、福井市鮎川町の鮎川海水浴場で「けがをした人がいる」と119番があった。
消防隊員が駆けつけると、海水浴に来ていた30歳代の女性と50歳代の男性がけがをしており、病院に搬送されたが、命に別条はないという。
福井県警や消防は、目撃情報から2人はイルカにかまれたとみている。
福井県内では今夏、海水浴客が野生のイルカにかまれてけがをするケースが相次いでいる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220807-OYT1T50083/
(2022年8月16日 修正1 ;追記)
2022年8月11日18時4分にNHK福井からは、8月11日にまた2人が噛まれたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時すぎ、福井市の越廼海水浴場で、40代の男性が「イルカにかまれた」と通りかかった警察官に通報しました。
男性は、浜辺から5メートルほど離れた海中を泳いでいたところ、突然イルカに手の甲や両腕をかまれたと話しているということで、病院に搬送されましたが、けがの程度は軽いということです。
また、午後3時すぎにも、遊泳中の10代の男性もイルカにかまれて軽いけがをしたということです。
福井市内の海水浴場では7月以降、イルカが海水浴客にかみついたりぶつかったりしてけがをさせる被害が相次いでいて、市は、イルカを見かけても近づかず、陸に上がってから眺めるよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20220811/3050012123.html
8月12日21時32分に読売新聞からは、8月12日にまた6人が噛まれた、今シーズン、少なくとも17人が被害に遭っているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海水浴客らがイルカにかまれる被害が相次いでいる福井市の海水浴場で12日、小学生の男児ら6人が足をかまれるなどして軽傷を負った。
市内の海水浴場では7月下旬以降、少なくとも17人が同様の被害に遭っている。
福井県警は13~15日、付近の海域で警備艇「わかさ」を巡回させる。
福井南署によると、12日に被害があったのは越廼海水浴場(福井市蒲生町)。
午前9時45分頃、約10~15メートル沖で泳いでいた名古屋市の男子小学生が、近寄ってきたイルカに右足の親指や左足の甲などをかまれ、助けようとした40歳代の父親も手や足をかまれた。
このほかに10歳代の少年を含む4人が昼過ぎまでに被害に遭った。
同じイルカとみられる。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220812-OYT1T50204/
8月13日15時38分に毎日新聞からは、超音波発信機は最初は効果があったが、そのうち効果が無くなった、8月13日にまた1人が噛まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福井県内で海水浴客が野生イルカにかまれる被害が相次いでいる。
福井市内の海水浴場では7月に海中にイルカが嫌がる超音波発信器を取り付け、いったん被害は収まったが、8月6日から再び被害が確認された。
福井県警は13日に海水浴場などでチラシを配って海水浴客らに注意を呼び掛けたが、同日にも県内の男性が腕をかまれる被害があった。
県警によると、7月24日~8月12日に越廼(こしの)海水浴場(福井市蒲生町)と鷹巣海水浴場(同市浜住町)など3カ所で、イルカによる被害が計17件発生。
イルカは波打ち際まで来ることもあり、被害の大半は岸から10メートル以内で起きているという。
また、ケガは軽傷が多いものの、中には左手の親指の付け根あたりをかまれ、14針縫うケガをした例もあった。
イルカは一般的に体長約2メートル、体重200キロほどで、体当たりされれば死ぬ恐れもあるという。
越前松島水族館(福井県坂井市)によると、目撃されているイルカはミナミバンドウイルカとみられ、体の特徴などから同一個体と考えられるという。
被害は13日にも発生。
鯖江市の60代男性会社員は鷹巣海水浴場で岸から3~4メートル付近を泳いでいたところ、イルカに右腕をかまれた。
「ニュースで知っていたのでイルカを見かけたらすぐ海から上がるつもりだったが、気付いたらそばにいた」と振り返る。
イルカがかみついて離さなかったため、口を手でこじ開けて逃げようとしたが、今度は体の上に乗ってきて海中に沈みかけたという。
男性は「パニックになったが、近くの人が追い払ってくれて助かった」と話した。
越廼海水浴場で浜茶屋を営む岩佐さん(71)は、「イルカは、初めは人の体を押す程度だったのが、最近は人の上に乗るなど、行動がエスカレートしている」と指摘する。
超音波発信器を設置した鷹巣観光協会は、海水浴場を閉める8月末には機器を取り外す予定で、小玉会長(女性、77歳)は、「最近は暑く、秋も泳ぐ人がいるので心配だ」と話す。
福井南署の仲保副署長は、「イルカは浅瀬でも寄ってくる。見かけたら速やかに浜に上がり、近づかないようにしてほしい」と注意を呼び掛けている。
https://mainichi.jp/articles/20220813/k00/00m/040/162000c
8月15日22時15分に読売テレビからは、イルカとしては甘噛み程度でじゃれているのかもといった、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
・・・
福井市は、先月から3つの海水浴場に、イルカが苦手な超音波を発する機械を設置しましたが、海水浴場には、15日もイルカが現れました。
専門家は「海ではなるべく深い場所に行かず、浅瀬で遊んでほしい」としています。
イルカの生態に詳しい 銚子海洋研究所 宮内幸雄所長:
「(イルカとしては)甘がみ程度で、じゃれてる遊んでるっていうことになってくるのかな。まず“触れない”、“触らない”、“離れる”っていうことが必要なのかなと思います」
https://www.ytv.co.jp/press/society/161833.html
(2022年9月5日 修正2 ;追記)
2022年9月5日0時43分に毎日新聞からは、このイルカは今春まで能登の珠洲市で人気者だった「神の使いのスズちゃん」らしいという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福井の「カミツキイルカ」は石川・能登半島の「カミノツカイ」なのか――。
福井市の海水浴場で7~8月、野生イルカが海水浴客をかむなどの被害が相次いだが、そのイルカが、2020年から今年春まで石川県珠洲(すず)市で目撃され、「神の使い」として人気を集めた「すずちゃん」と同一個体である可能性を指摘する声が上がっている。
本当に同じイルカなのか。
関係者を取材した。
「すずちゃんは背びれに欠けているところや傷があり、ニュース映像で見た福井のイルカの特徴と一致する。すずちゃんに間違いない」。
すずちゃんの名付け親で珠洲市の石川県職員、出村さん(46)は、こう主張する。
出村さんはこれまで約20回すずちゃんを見ており、一緒に泳いだこともある「すずちゃん通」だ。
イルカが現れた福井市でボードショップを営む男性も、「能登の漁師さんにもらったすずちゃんの写真と、自分で海水浴場近くで撮影したイルカの写真を比べたら、特徴が同じだ」と話す。
すずちゃんは20年8月、能登半島北部の珠洲市三崎町寺家近辺の浜に突然現れた。
その後も定期的に目撃され、サーファーに近づいたり、船の周りでジャンプしたりするなど、人なつっこい性格から、地元住民や観光客からの人気が高まった。
そんな中、地元の須須(すず)神社は21年9月、すずちゃんをモデルにした御朱印の授与を開始した。
出村さんによると、江戸時代の歴史書「能登名跡志(めいせきし)」に登場するイルカ伝説にちなんだものだ。
伝説は、神の使いを務めていた獅子が居眠りし、神に「いるか?」と呼ばれても気付かず、勘違いして現れたイルカが代わりに使いとなったという内容。
御朱印は神様がイルカの背に乗ってお祭りを見ている図柄で、参拝客から好評だった。
・・・
「すずちゃんが人をかむ」ことに関して、出村さんは首をかしげる。
能登半島にいた頃のすずちゃんは人にかみつくことはなく、浅瀬で人間に会っても体を押してくる程度だったため、一緒に泳ぐ人もたくさんいたという。
一方、篠原教授は、「イルカが人にかみつく例はあまりないが、背びれをつかまれるなどちょっかいをかけられたら、イルカの行動がエスカレートすることは考えられる」と説明する。
福井県警によると、イルカによる被害は7月24日~8月19日で20件。
腕をかまれて14針縫う傷を負った人もいた。
篠原教授は、「報道を見る限り、本気で攻撃したようには見えないが、イルカには簡単に人の生命に危害を及ぼせるほどの力があるので、注意は必要」と説明。
ブラジルでは、人に慣れたイルカが酔った男性に行動を邪魔され、つつき殺した例もあるという。
・・・
https://mainichi.jp/articles/20220902/k00/00m/040/198000c
2022年7月31日8時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解や写真付きでネット配信されていた。
海でクラゲに刺されたら、まず何をすればいいのでしょうか。
日本ライフセービング協会救助救命本部の菊地副本部長の話をもとに、応急処置についてまとめました。
【すぐに海からあがる】
日本国内の海水浴場で被害に遭いやすいアンドンクラゲやアカクラゲ、クラゲの仲間のカツオノエボシについて、処置を紹介します。
クラゲに刺された時の痛みや腫れ方は人それぞれですが、複数回刺されると、10~15分後に「アナフィラキシーショック」を起こす可能性もあります。
意識を失って、溺れる原因となることもあります。
刺されたことに気づいたら、痛みの度合いに関係なく、すぐに海からあがることが重要です。
【触手を取り除く】
そのうえで、皮膚にクラゲの触手が残っている場合、まず触手を取り除くことです。
絶対に素手で取り除いてはいけません。
ピンセットや手袋で、なければハンカチなどを当てて触手を直接触らないようにして、刺激しないように優しく取り除いてください。
触手が絡みついてとりきれない場合は、海水で優しく洗い流します。
真水はかえって症状を悪化させる危険性があるので、海水で洗い流してください。
触手が目で見て確認できない場合は、海水で洗うなどの不用意な刺激はぜずに、次の処置に進んでください。
【温めるか冷やすか】
その後、刺された箇所を温めるか冷やすかは、専門家によって見解が分かれています。
クラゲの毒の主成分はたんぱく質毒素なので、熱に弱く、温めると刺胞が不活性化し、痛みが軽減されます。
協会では、やけどしない程度(42℃程度)のお湯で20~30分、温めることをすすめています。
ライフセーバーの詰め所には、カイロやお湯のシャワーを準備している所もあります。
近くにライフセーバーがいない場合は、車の暖房を患部にあてることで温められます。
本人が冷やしたほうが楽で、冷やすことを望んだ場合は、氷水などで冷やすこともおすすめしています。
以上は、あくまでも応急処置なので、その後は皮膚科を受診してください。
協会によると、日本でライフセーバーが常駐している約200の海水浴場で、毎年のべ1万人ほどがクラゲに刺されています。
https://www.asahi.com/articles/ASQ7Y5QF2Q7VULEI00J.html
2022年8月1日14時43分にYAHOOニュース(AFP)から下記趣旨の記事が、崩壊するサイロの写真付きでネット配信されていた。
レバノンの首都ベイルートの港湾地区で2年前に起きた大規模爆発で、大きく損傷したまま放置されていた穀物用サイロの一部が7月31日、倒壊した。
サイロでは2週間前に火災が発生し、軍のヘリコプターによる消火活動が続いていた。
AFP特派員によると、港湾地区は一時、サイロの倒壊による粉じんに覆われた。
アリ・ハミーヤ(Ali Hamieh)公共事業・運輸相はAFPに、サイロの北側で「塔2棟が倒壊した。さらに2塔が倒壊の危機にある」と説明した。
当局によれば、夏の気温上昇に伴い、サイロに残っていた穀物が発酵したのが出火原因とみられる。
ベイルートでは2020年8月4日、港湾地区の倉庫に無計画に保管されていた大量の硝酸アンモニウム肥料が爆発し、200人以上が死亡、6500人以上が重軽傷を負った。
市の広域が壊滅的被害を受けたが、高さ48メートルのサイロが盾となり、西部の大部分は無事だった。
政府は今年4月、安全上の理由からサイロの取り壊しを命じた。
だが、遺族が事故の教訓を伝え犠牲者を追悼する記念碑としてサイロの保存を求めるなど、反対が相次いだため、中止された。
当局による事故調査は、組織的かつ露骨な政治的妨害により進んでいない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a8fa39c6f765aef7f8f461cdd4306ba08c129c9
8月1日10時47分にYAHOOニュース(AP通信)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
中東レバノンの首都ベイルート港で2020年、硝酸アンモニウムを保管してあった倉庫が大爆発、都市の半分以上が何らかの被害を受けたが、その爆発事故でも破壊されなかった穀物貯蔵庫の一部が7月31日、倒壊した。
連日の暑さの影響で、倉庫内で発酵した数千トンの穀物が自然発火。
火災が1週間近く続いていたが、貯蔵庫の北側に当たる1角が爆発のような轟音とともに崩れ落ち、建物全体が巨大な灰色の煙に覆われた。
この事故でけが人がいたかどうかは、現時点では分かっていない。
民間防衛隊は、北側の残った部分だけでなく、貯蔵庫の他の部分も倒壊する危険があると危惧している。
築50年、高さ48メートルの穀物サイロは、死者200人、負傷者6000人以上を出した2年前の大爆発に耐えた結果、市の西半分が被害を免れた。
それが7月の暑さで穀物が発酵して火災が発生。
消防も軍隊も手が付けられず、数週間にわたってくすぶり続け、周囲一帯に悪臭を漂わせていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/104e37c5b8d3b5274e41e87c09a91dca4fce6a55
8月5日2時22分にYAHOOニュース(AFP)からは、別のサイロ数塔も倒壊したという下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
レバノンの首都ベイルートの港湾地区で2020年に起きた爆発事故で、発生から2年を迎えた4日、爆発で大きく損傷したまま放置されていた穀物用サイロ数塔が倒壊した。
サイロは先月31日にも一部が倒壊していた。
AFP特派員は、損傷した構造物の一部が倒れる瞬間を目撃。
地元メディアは、少なくとも4塔が倒壊したと伝えた。
サイロは最近、傾斜がこれまでにない速さで進んでいたことから、間もなく倒壊する危険性が指摘されていた。
4日には、数百人の市民がサイロに向けデモ行進を行った。
参加したラマ・ハーシェムさん(30)は、「2年たっても、同じ場所から同じ光景を見ている」と涙をこらえ、今回の倒壊で事故当時のトラウマがよみがえったとAFPに語った。
2年前の爆発事故では、港湾地区の倉庫に保管されていた大量の硝酸アンモニウム肥料が爆発し炎上。
200人以上が死亡し、市内の広範囲で被害が出た。
だが、これまで当局者は責任を問われていない。
政府は今年4月、サイロの取り壊しを命じたが、遺族が事故の記念碑として保存を求めたこともあり、取り壊し計画は停止された。
事故で息子を亡くし、この日の抗議活動に参加したワファ・ザヘルさん(60)は、「サイロはわれわれの記憶だ」とし、「われわれの心を鎮めるために、真実を求めている」と話した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7b8f6806dfce83ecd2a68d643210385cf2c291d
(ブログ者コメント)
2年前の爆発事故は本ブログでも紹介スミ。
2022年8月1日21時18分にYAHOOニュース(チューリップテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
射水市の海王丸パークで開催された花火大会での火災。
花火を打ち上げていた男性2人が病院に運ばれましたが、会場周辺では混乱もみられました。
新型コロナの影響で3年ぶりに開催された富山新港花火大会。
富山湾の上空に艶やかな花火が打ち上がります。
しかし…。
声:
「燃えている。やばい。火事」
花火大会が始まってから10分ほどすると、打ち上げ場所付近から炎と煙があがりました。
花火を見に来た人:
「(花火は)普通上で爆発するじゃないですか。なんか下で爆発して」
「そういうパフォーマンスかと思ったんだけど、すごいなと言っていたんですけどあれ、(花火)上がってこないみたいな」
「放送鳴って、近付かないでくださいみたいに言われて…びっくりです」
火は20分で消し止められましたが、花火を打ち上げていた40代と50代の男性作業員2人が顔などに軽いやけどを負い、病院に搬送されました。
花火は2000発ほど打ち上げる予定でしたが、火災の発生で中断し、そのまま中止を余儀なくされました。
帰宅する人:
「いま交通規制で車こっちに来られないみたいで。どうすればいいのかなと…」
「(車が停車できる位置まで)6・6キロくらい歩かないといけない」
警備員:
「何か、あっち詰まっとるらしくって、まだ。新湊大橋に(車)を回してって本部から連絡がきたんですけど」
急きょ中止が決まりましたが、交通規制は予定されていた午後10時ごろまで解除されず、帰宅しようとする人たちで会場周辺は混乱しました。
記者:
「万葉線海王丸駅です。ホームに長蛇の列ができています」
電車を待っている人:
「さっき(電車)来てたんですけど、人多すぎて乗れなくて次の電車を待っている感じ」
「だいぶ疲れましたね」
混乱は午後10時半ごろまで続きました。
【実況見分】 記者:
「火災から13時間が経過しました。現場では警察と消防が合同で実況見分を行っています」
実況見分の結果、花火を打ち上げていた海王丸パークの緑地部分、およそ560平方メートルが燃えたことがわかりました。
実行委員会によりますと、例年は全ての花火を海上から打ち上げていましたが、ことしは、一部を陸上から打ち上げていたということです。
警察では作業員から当時の状況を聞くなどして、火災の詳しい原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/82e41b53c0473753bc8d14a76b49bf92150984ae
8月1日19時42分にYAHOOニュース(ABEMA TIMES)からは、火事で2人がけがしていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、現場の警察官が打ち上げ場所付近の枯草から火が出たことを確認。
火は約20分後に消し止められたが、この火事で花火の打ち上げ関係者とみられる男性2人がけがをして救急搬送された。
命に別状はないという。
8月1日12時34分にNHK富山からは、例年は一部の花火を台船から打ち上げていたが今年は台船を用意できなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
この火事を受けて花火大会の実行委員会は、午後8時から行われていた大会を中止しました。
当時はおよそ2万5000人が会場を訪れていましたが、見物客にけが人はいませんでした。
実行委員会によりますと、例年、一部の花火は海に浮かべた台船から打ち上げていましたが、ことしは台船を用意できず、陸上から打ち上げていたということです。
警察と消防は、花火を打ち上げる際に出た火の粉が枯れ草に燃え移ったとみて、詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20220801/3060011025.html
(ブログ者コメント)
例年、全ての花火を台船から打ち上げていた?
それとも一部の花火だけ台船から打ち上げ?
今年は?
そういった点について他の情報がないか調べてみたが、見つからなかった。
2022年7月31日20時13分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日昼頃、山口県の徳山下松港でコンテナ船が荷崩れを起こし転覆する事故がありました。
乗組員の命に別条はないということですが、大量のコンテナが海に落ちています。
徳山海上保安部によりますと31日正午すぎ、「岸壁のコンテナ船が傾いて沈みかけている」と118番通報がありました。
転覆したのはコンテナ船「まや」で、乗組員6人は徳山海上保安部が救助するなどし、命に別条はないということです。
「まや」は、全長およそ80メートル、総トン数749トンで、積み荷のコンテナ100個の大半が海に落ち、そのうち10個程度が漂流、海上保安部の巡視船艇が警戒にあたっています。
また、燃料油が少量、流出しているということです。
なぜコンテナ船が転覆したのか、徳山海上保安部が詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf3be672f627e1397d49337a6c2d3c8c28a6a4f5
7月31日20時53分に産経新聞からは、コンテナをクレーンで積み込む作業中に荷崩れを起こしたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午後0時15分ごろ、山口県周南市の徳山下松港で「コンテナ船が傾いて沈みかけている」と、徳山海上保安部に通報があった。
コンテナ船1隻が転覆。
積み荷のコンテナ約100個が海に崩れ落ち、男性乗組員3人が転落した。
うち70代の1人が海水を飲み病院に搬送されたが、命に別条はない。
海保によると、転覆したのは神戸市のI商運が運航する「まや」(749トン)。
コンテナをクレーンで積み込む作業中、荷崩れを起こし、転覆した。
海保はコンテナの回収に当たった。
重油38キロが漏れ出した。
https://www.sankei.com/article/20220731-L2TFY2ERZVJENHRCPKCE3OVPX4/
(2024年4月13日 修正1 ;追記)
2024年4月12日13時27分にYAHOOニュース(山口放送)からは、予定されたコンテナを全て積み込めば過積載になることを知りながら作業したとして船長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳山海上保安部は12日、当時の船長と船の運航会社を業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。
業務上過失往来危険などの疑いで書類送検されたのはコンテナ船「まや」の当時の船長(67)です。
また、船の運航会社も船舶安全法違反の疑いで書類送検されています。
この事故はおととし7月、コンテナの積み込み作業をしていた「まや」が転覆したもので、船長は予定されたコンテナをすべて積み込めば過積載状態となることを知りながら漫然と作業し、船を転覆させた疑いがもたれています。
徳山海上保安部の調べに対し、当時の船長らは容疑を認めているということです。
この事故では、積み荷のコンテナが漂流し回収作業がおこなわれたほか、岸壁も一時、使用できなくなりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08f90319ace8c5e97fe0e0d50399299fc5f091b5
2022年7月30日18時1分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
徳島市で高架橋の建設現場で足場が崩れ、作業員の60代の男性が死亡し3人がけがをしました。
警察によりますと、30日午後1時20分ごろ、徳島市津田海岸町の四国横断自動車道の高架橋の建設現場で、高さ4メートルの金属製の足場が崩れました。
作業をしていた美馬市脇町の尾方さん(62歳)がけがをして病院に搬送されましたが、およそ1時間後、死亡が確認されました。
また、一緒に作業をしていた男性3人もけがをして病院に搬送されました。
このうち71歳の男性1人が重傷で、ほかの2人は軽傷です。
4人が鉄筋をたてる作業を行っていたところ、設置中の鉄筋が倒れ、足場が崩れたということで、警察が一緒に作業をしていた人から話を聞くなど、当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20220730/8020015132.html
7月31日10時49分にYAHOOニュース(mBS NEWS)からは、橋桁の基礎部分を作るための作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後1時半前、徳島市津田海岸町の徳島南部自動車道の延伸工事の現場で、男性から「足場が崩れ4人が負傷した」と通報がありました。
警察などによりますと、事故当時、男性4人が高架橋の橋桁の基礎部分をつくるために高さ4mある足場で作業していたところ、長さ12mの鉄筋約100本が突然倒れ込み、足場が崩壊。
4人がまきこまれたということです。
4人は病院に搬送されましたが、徳島県美馬市の尾方さん(62)が死亡し、他の3人もろっ骨を折るなどの重軽傷を負いました。
警察は鉄筋が倒れた原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b8180da6f253aa50c002f1ab0c1d12ddb535bc6
2022年7月29日19時59分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし4月、三重県桑名市の高速道路で、パーキングエリアの入り口手前の駐停車が禁止されている場所に止まっていたトラックに別の車が追突し、運転していた男性が死亡する事故があり、トラックの運転手が警察に対し、「パーキングエリアがいつもいっぱいなので手前の路上で休憩していた」と説明していたことがわかりました。
背景には近年、東京などでも多発している高速道路の深夜割引を受けたいトラックによる混雑、いわゆる「0時待ち」と呼ばれる現象があると見られ、警察などが違法駐車の取り締まりや対策を強化しています。
ことし4月28日の午前4時半ごろ、三重県桑名市の伊勢湾岸自動車道の下り線で「湾岸長島パーキングエリア」の入り口の手前に止まっていた大型トラックに別の車が追突し、運転していた男性が死亡しました。
大型トラックが止まっていたのは、駐停車が禁止されていた道路右側のスペースでした。
警察が大型トラックの運転手に事情を聴いたところ、「このパーキングエリアはいつもいっぱいなので、駐車できないと思い、手前の路上で休憩していた」と説明したということです。
高速道路では、ETCを利用した車が深夜0時から午前4時までの間にわずかでも道路上にいると料金が3割引きになるサービスがあり、「NEXCO中日本」などによりますと、今回の事故現場周辺のパーキングエリアやサービスエリアは、この割引を得るために待機しているいわゆる「0時待ち」のトラックなどで夜間、恒常的に激しい混雑がおきていて、警察は事故の背景の要因とみています。
同様の現象は、東名高速道路の東京料金所の手前など、各地の高速道路で多発していて、警察などは、パーキングエリアなどに入れずに手前の駐停車禁止のスペースに止まっている車が事故を誘発する恐れがあるとして、取り締まりや対策を強化しています。
【“0時待ち”の実態は】
NEXCO中日本によりますと、高速道路のパーキングエリアやサービスエリアなどでは、深夜割引を受けたい、いわゆる“0時待ち”のトラックなどで、特に深夜の時間帯に混雑し、満車となるケースが多く、“0時待ち”の車のほか、休憩したいのにパーキングエリアなどに入れない車が周辺の道路脇など、駐停車が禁止されているスペースに違法に止まっている状況がしばしば見られるといいます。
このうち、三重県亀山市にある「亀山パーキングエリア」で取材したところ、午後11時ごろにはほぼ満車となり、パーキングエリアに入るための減速用の車線の脇などにトラックが次々に止まっていく様子が確認できました。
また、東名高速道路の東京料金所では、午後11時50分すぎには、料金所の手前の路肩などにトラックが止まって列をなし、大渋滞となりました。
そして午前0時をすぎると、今度は、次々と料金所を通過していく様子が確認できました。
NEXCO中日本では、こうした現象はいずれもETCを利用した車が深夜0時から午前4時までの間にわずかでも道路上にいると、料金が3割引になるサービスを受けたいドライバーが多いことが背景にあるとみています。
【運転手「会社の指示」も】
事故現場近くの三重県の「湾岸長島パーキングエリア」に休憩のために立ち寄ったドライバーからは、「会社から深夜割引を使うよう指示されている」といった声も聞かれました。
50代のドライバーの男性は、「朝方くらいまで休憩をとって奈良に行きます。私の会社は高速道路の料金が売り上げから引かれるので、やはり午前0時まで待つことになります」と話していました。
また、バイクの部品を運んでいるという30代の男性は、「合流するための車線などに止まっている車をよく見ます。私も深夜割引を使って高速道路に乗るように会社から言われているので気持ちはわかりますが、危ないと感じます」と話していました。
中には、実際に違法な場所に車を止めて休んだことがあるというドライバーの男性もいて、「割引は使わないといけないし、寝る時間も確保しないといけません。悪いのはわかっていますが、自分たちの給料にも響くし、休憩も取らずに連続で運転し続けたら会社にも迷惑がかかります。割引の対象になる時間がもっと広がればいいと思います」と話していました。
【警察やNEXCOは対策も】
警察では、パーキングエリア近くの危険な場所に駐車しているトラックなどがいた場合、止まらないよう指導したり、道路交通法違反で取り締まったりしていますが、ある場所で一時的に違法駐車が減っても別の場所で増えるなど、いたちごっこの状態が続いているということです。
また、NEXCO中日本では、こうしたパーキングエリアなどの周辺の違法駐車をなくすため、▼夜間に混雑がみられるパーキングエリアなどを中心に駐車スペースを増設したり、▼違法駐車が確認された場所にポールを設置して止められないようするといった対策を進めているということです。
NEXCO中日本桑名保全・サービスセンターの緒方工務課長は、「徐々に改善の兆しが見えてきてはいるが、まだ十分ではない。高速道路はどうしても一般道よりもスピードを出して走るので、違法駐車をしていると重大な事故を起こす可能性が非常に高く、絶対にやめてほしい」と話しています。
【同様の死亡事故は過去にも】
NHKが、三重県と愛知県、岐阜県、静岡県の東海4県の警察に取材したところ、事故発生の時間帯や運転手の供述などから、過去5年あまりの間に、“0時待ち”が背景にあった可能性がある事故で亡くなった人が、今回の事故を含め、少なくとも3人にのぼっていることがわかりました。
このうち、三重県では3年前の令和元年10月9日午前3時ごろ、新名神高速道路の「鈴鹿パーキングエリア」へ向かう道路の脇に止まっていた大型トラックに中型トラックが追突し、中型トラックの運転手が死亡しました。
大型トラックの運転手は警察に対し、「駐車場がいっぱいで、この場所に止まっていた」と話していたということです。
また、愛知県では5年前の平成29年7月13日の午前0時ごろ、新東名高速道路の「長篠設楽原パーキングエリア」に入ってすぐの場所に止まっていたトラックに別のトラックが追突し、追突したトラックの運転手が死亡しました。
警察によりますと、止まっていたトラックの運転手はパーキングエリアがいっぱいで止められず、入り口付近に止めたと話したということです。
NEXCOが行った実態調査の結果、いずれのパーキングエリアも日ごろから、事故が起きたのと同じ時間は満車状態になっており、警察は“0時待ち”が背景にあった可能性があるとみています。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20220729/3000023974.html
2022年7月29日17時25分にYAHOOニュース(共同通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県立こころの医療センター(津市)に入院していた30代男性が、修理のため劇薬が投入されたトイレを利用した際、あふれ出た汚水に触れて全身やけどを負ったとして、県に損害賠償を求めた訴訟の判決で、津地裁は29日、管理体制の不備を認め880万円の支払いを命じた。
判決によると、男性は2008年、センターに入院。
14年11月5日、保護室に入室。
室内の便器は当時、詰まりの修理のため業者が劇薬を投入していたが、看護師には知らされていなかった。
判決理由で竹内裁判官は、看護師らの管理体制の不備で事故が起きたと指摘。
入院や通院、後遺障害に伴う慰謝料などを認定した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0e4022840195a1fa5f0b52e75a333d00bf97bcc
7月29日20時17分にNHK三重からは、水酸化カリウムを使用していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
三重県立こころの医療センターに入院していた津市の男性がトイレに使われていた薬剤で全身にやけどを負ったのは管理体制の不備だとして、津市の男性が県に損害賠償を求めた裁判で、津地方裁判所は合わせて880万円余りを支払うよう命じました。
この裁判は、平成26年、「三重県立こころの医療センター」に入院していた津市の男性が、トイレを使用した際に、詰まりを解消するために使用されていた水酸化カリウムがあふれ出して全身にやけどを負ったのは看護師による管理体制の不備だなどとして、県に損害賠償を求めたものです。
29日の判決で津地方裁判所は、「事故は、劇薬が使用されていることの認識に欠けた看護師らの管理体制の不備によって生じた」として、県に対し、合わせて880万円の支払いを命じました。
判決について県病院事業庁は、「判決文を確認して対応を判断させていただきます」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20220729/3070008494.html
(ブログ者コメント)
業者が、水酸化カリウムを便器に投入している旨をトイレの入口ドアに表示したり、便器をガムテープで封鎖するなどの対策をとっていなかったことが一番の問題のような気がするのだが、その点に関する情報は見つからなかった。
どういった点が、センター側の管理体制不備だと判断されたのだろうか?
2022年7月29日19時13分にYAHOOニュース(静岡朝日テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
静岡市清水区のふ頭で、セメント船の整備をしていた作業員が右腕を切断する事故がありました。
29日午後2時半ごろ、静岡市清水区の袖師第一ふ頭に停泊中のセメント船「陸龍丸」でスクリューシャフトの交換をしていた40代の男性作業員が右腕を巻き込まれ切断しました。
清水海上保安部によりますと、男性は造船所作業員で引っかかったシャフトを再び入れ直そうとクレーンで吊り上げたところ、シャフトの引っかかりが外れ、右腕が巻き込まれたということです。
男性は、船上での交換作業は、きょうが初めてだったということです。
清水海上保安部は、当時の事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b4f3e123d5d65ca259d03bd2388d2340d3db57b
2022年7月29日11時59分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前9時ごろ、千葉市若葉区加曽利町の「H電設 加曽利営業所」敷地内で、同区若松町、同社社長、北條さん(男性、78歳)が作業中に電柱の下敷きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。
千葉東署は詳しい事故原因を調べる。
同署によると、北條さんは、クレーン車のアームを操作し、電柱を移動させていた。
アームのワイヤーが切れ、電柱が倒れてきたという。
電柱はコンクリート製で長さ約15メートル、太さ最大85センチ、重さ約1・6トン。
https://news.yahoo.co.jp/articles/05126c97f938bf8540667c4dcb4497d2bbe4f5a6
2022年7月8日14時56分にNHK栃木から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後6時半すぎ、県が管理する那須塩原市の「北那須浄水場」に雷が落ち、ダムから取水した水を消毒して飲み水に変えるシステムが停止しました。
県や浄水場によりますと、場内の電気系統の設備には雷などの異常な電流を遮断する「絶縁変換器」と呼ばれる装置が設置されていますが、この装置が直接、雷の被害を受けた結果、システムに影響が及んだということです。
この浄水場は、県内の那須塩原市と大田原市に住むおよそ10万人に水を供給していて、一時、広範囲で断水が起こる可能性がありましたが、装置などの仮復旧を行った結果、28日午前2時前に浄水処理が再開されました。
県は今後、装置を新たなものに交換するとともに、再発防止策を検討することにしています。
落雷によって一時、浄水機能が停止した「北那須浄水場」の金子所長補佐によりますと、雷は浄水場の中央にある、浄化作業用の水をためておく高さ30メートルの「高架水槽」に落ちたということです。
当時の状況について、金子所長補佐は、「午後6時半ごろ、『高架水槽』にせん光が走り、水槽を包み込むように雷が伝い落ちるのが見えた」と話していました。
その後、異常を知らせるアラームが作動したため場内を点検したところ、ダムから取水した水を消毒して飲み水に変えるシステムから異臭が発生していて、複数設置している「絶縁変換器」のうち8台が熱で溶けて壊れているのが見つかりました。
金子所長補佐は、「落雷は現場で何度も見たことがあるが、きのう見た雷はちょっと違うなと感じた」と振り返りました。
その上で、「市民の協力のおかげで、浄水機能が停止していた間も断水することなく、継続して水を送ることができた。壊れた装置を適切に直し、再発防止として新しい技術を取り入れることも検討していきたい」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20220728/1090012936.html
7月29日10時45分に朝日新聞からは、市民にメールで節水を呼び掛けたことで断水しなかった、幾筋もの光が水槽を包み込むように地面に吸い込まれたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
那須塩原市の県営北那須浄水場で、27日夜に落雷があった。
水を消毒して飲み水にするシステムの運転を午後6時47分から停止し、翌28日午前1時46分に再開した。
水の供給を受けている那須塩原市と大田原市は、市民にメールで節水を呼びかけ、家庭などでの断水は起きなかったという。
宇都宮地方気象台によると、当時、那須塩原市を含む那須地区に雷注意報が出ていた。
同浄水場によると、敷地内の「高架水槽」(高さ約30メートル)に雷が落ち、屋上の避雷針から地中へと放電したが、近くの設備に障害が起きたという。
その後、すでに浄化を終えていた水の送水を続けたものの、数時間でなくなる量だったため、両市は市民あてに節水を呼びかけた。
金子所長補佐は、高架水槽の避雷針から幾筋もの光が高架水槽を包みこむように地面へと吸い込まれていくのを見たという。
故障設備の完全復旧を急いでいるが、「浄水に支障はない」としている。
https://www.asahi.com/articles/ASQ7X72J3Q7XUUHB006.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。