2017年9月15日18時29分にTBS NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月15日11時13分に朝日新聞から、9月16日2時0分に神奈川新聞から、9月15日付でテレビ神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
午前1時半ごろ、横浜市南区のスーパーで、「70代の男性がシャッターに挟まれている」と従業員から119番通報があった。
警察などが駆けつけたところ、このスーパーの警備員の男性(71)が駐車場の出入り口のシャッター(幅7.3m)に挟まれているのが見つかり、病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。
スーパーは午前1時に閉店していて、警察によると、防犯カメラには閉店後にシャッターが半分ほど降りた状態で男性が原付バイクにまたがったままシャッターをボタンで操作しているところが写っていたという。
警察は、男性がボタンの操作後、バイクに乗ってシャッターの下をくぐろうとして下敷きになった可能性があるとみて、詳しく調べている。
シャッターはボタンで操作する仕組みで、閉店時の操作は通常、男性が担当していたという。
シャッターは、一旦、閉まり始めると、物などが挟まっても自動では止まらない仕組みになっているという。
出典
『横浜市のスーパーで警備員がシャッターに挟まれ死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3158210.html
『シャッター下敷き、警備員死亡 横浜のスーパー駐車場』
http://www.asahi.com/articles/ASK9H3HZMK9HULOB005.html
『スーパーのシャッターに挟まれ、1人死亡』
https://www.kanaloco.jp/article/278040
『駐車場のシャッターに挟まれ男性死亡 横浜市南区』
http://www.tvk-kaihouku.jp/news_wall/post-2833.php
9月16日10時34分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前1時半ごろ、横浜市南区南太田のスーパー「F」で、店の警備員の男性(71)=同区大岡=が駐車場の出入り口にあるシャッターに挟まれているのを帰宅途中の店の女性従業員(41)が発見し、119番通報した。
男性は病院に搬送されたが、同2時過ぎに死亡が確認された。
警察によると、男性は警備業務を終え、帰宅しようと自分のミニバイクにまたがった状態で、シャッターの内側から閉ボタンを押し、動き出したシャッターをくぐるように駐車場を出ようとした際に挟まれたとみられるといい、警察が事故の詳しい原因を調べている。
出典
『シャッターに挟まれて警備員の71歳男性が死亡 横浜のスーパー』
http://www.sankei.com/affairs/news/170916/afr1709160012-n1.html
(ブログ者コメント)
TBSの映像によれば、車2台分の幅がある出入り口。
2017年9月2日付で朝日新聞川崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前3時半ごろ、川崎市川崎区浮島町のリサイクル工場で、会社員のKさん(男性、38歳)がコンベヤーに巻き込まれているのを点検作業員が発見し、119番した。
Kさんは約3時間後に救出されたものの、死亡が確認された。
警察によると、工場2階のコンベヤーを千葉県にある点検修理会社の作業員2人が点検中で、Kさんは立会人だった。
作業員2人がコンベヤーから離れている間に、何らかの理由でKさんが点検窓から運転停止中のコンベヤー内に入ったとみられ、4階にいた別の作業員が運転再開のスイッチを入れた際に巻き込まれたという。
警察は、リサイクル工場と千葉県の点検業者2社を、業務上過失致死容疑も視野に調べている。
9月1日18時30分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前3時半ごろ、川崎市川崎区のリサイクル工場で、「コンベヤーに男性が巻き込まれた」と119番通報があった。
警察が駆けつけたところ、工場2階にあるゴムなどの廃材を運ぶコンベヤーに男性作業員(38)が挟まれているのが見つかり、およそ3時間後に救出されたが、その場で死亡が確認された。
警察によると、コンベヤーは、当時、故障していて、業者による点検作業が行われていたが、稼動のためスイッチを入れた直後に、大きな物音がしたという。
警察は、当時の状況を詳しく調べるとともに、業務上過失致死の疑いでも捜査している。
出典
『川崎市の工場でコンベヤーに巻き込まれ作業員死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3145882.html
2017年8月18日17時21分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月18日20時14分にフジテレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前11時すぎ、東京・府中市の生コンクリートを製造する会社で「大型の機械に人が挟まれている」と119番通報があった。
警察などによると、コンクリートを砂利などと分離する機械に網が絡まり、男性作業員が2人がかりで取り除こうとしたところ、1人(20代)が機械に右足を挟まれた。
作業員は右足を膝の上から切断する重傷だが、命に別状はないという。
もう1人の作業員(20代)も機械から転落し、病院で手当てを受けているが、命に別状はないという。
警察は事故の詳しい状況を調べている。
出典
『コンクリート製造会社で男性作業員が右足を切断』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000108018.html
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00367657.html
2017年7月6日付で朝日新聞(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日23時29分にNHK北海道からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後3時50分ごろ、札幌市南区の国営滝野すずらん丘陵公園で、草刈り機が高さ約1.2mの点検台から脱輪し、草刈り機に乗っていた作業員の男性(65)が、点検台の転落防止用の鉄パイプの柵と草刈り機の間に体を挟まれた。
その後、男性は近くの作業員や救急隊員らに救出され病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
警察によると、草刈り機は人が乗って移動できるタイプのものだということで、男性は絡まった草を取るため、草刈り機を点検台に乗せていたという。
出典
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170704/4869171.html
(2017年8月15日 修正1 ;追記)
2017年7月5日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
警察によると、男性は四輪の乗用草刈り機を高さ1.2mの点検台に乗せて、点検作業に当たっていた。
警察は、男性が運転席に乗って作業をしていたところ、何らかの原因で車体が動き出して前輪が台から落ち、男性が台のふちにある鉄柵と車体との間に挟まれたとみて調べている。
2017年6月20日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月19日付で秋田魁新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午前10時40分ごろ、秋田市飯島の亜鉛リサイクル会社「Aジンクリサイクリング」の工場内で、社員の男性(41)がベルトコンベヤーに右腕を挟まれ動けなくなっているのを同僚が見つけ、119番通報した。
男性は意識不明の状態で市内の病院に運ばれたが、約1時間20分後に死亡が確認された。
警察によると、男性は1人でベルトコンベヤーのローラー部分に詰まった粉末を除去していたという。
出典
『ベルトコンベヤーに挟まれ男性死亡 秋田市の工場』
http://www.sakigake.jp/news/article/20170619AK0037/
(2017年7月12日 修正1 ;追記)
2017年6月20日付の秋田さきがけ紙面に、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。
警察によると、男性は午前8時ごろから、1人でベルトコンベヤー(長さ約10m、幅約75cm)のローラーに付着した金属類の粉末を取り除く作業をしていた。
同10時を過ぎても休憩場所に姿を見せなかったため、男性従業員が様子を見に行くと、男性がベルトコンベヤーのベルトと、ベルトを動かすローラーの間に右腕全体を挟まれ、動けなくなっていた。
警察は、作業中に誤って腕を巻き込まれたとみて、調べている。
2017年6月16日19時14分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし1月、関市の自動車部品工場で、男性社員が機械に体を挟まれて死亡した事故で、労基署は16日、安全管理を怠ったとして、会社と工場の責任者を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、各務原市那加浜見町に本社がある自動車部品等製造業のM社と、関市迫間にあるM社関工場で安全管理を担当する51歳の課長。
関労基署によると、ことし1月、M社関工場で勤務する58歳の男性社員が、自動車部品の型を作る機械に上半身を挟まれて死亡した。
事故当時、男性社員は、機械のセンサーの不具合を直すため、機械の隙間に入り込んで作業をしていたが、突然、機械が動き出し、挟まれたという。
労基署は、不具合を直す作業の間、機械を完全に停止させるなどの必要な安全対策を取っていなかったことが事故につながったとして、16日、会社と課長を労安法違反の疑いで書類送検した。
M社は、「この度の事態を重く受け止めております」としている。
出典
『工場死亡事故で責任者を書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084337681.html
6月17日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月14日午前0時過ぎ、工場で鋳型造型機の不具合を調整していた男性社員が上半身を挟まれ、心臓破裂で死亡した。
課長らは、安全プラグを抜くなどの安全管理を怠った疑いがある。
(ブログ者コメント)
ブログ者は、「安全プラグ」なる器具があることを、この報道で初めて知った。
そこでネットで調べたところ、変電室まで行かなくても現場で動力源が切れる設備だという、大和電業㈱の資料が見つかった。
http://www.daiwadengyo.co.jp/pdf/p6/1/other1.pdf
(2017年7月12日 修正1 ;追記)
2017年6月17日付の岐阜新聞紙面に、下記趣旨のやや詳しい記事が掲載されていた。
死因は多発性外傷。
警察によると、発生から9時間後に機械を切断分解し、男性の遺体を見つけた。
ローラーは幅約3m、直径約40cmで、不良紙を再加工するパルプマシンと呼ばれる機械の一部。
男性は当時、同僚6人と部品の交換作業をしていた。
2017年6月10日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
可児市土田の大王製紙可児工場で、8日午後5時20分ごろ、修理加工業者の作業員の男性(45)=静岡県富士市=が、不良紙を再加工する機械内の鉄製ローラーと外枠の鉄板に挟まれた。
機械の解体に時間がかかり、男性は約9時間後に病院へ運ばれたが、死亡が確認された。
警察によると、男性は、機械の上にあるベルトコンベヤーの点検中に落下したといい、原因などを調べている。
6月9日9時16分に日テレNEWS24(中京テレビ;四国放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後5時20分ごろ、可児市土田の「大王製紙可児工場」で、「男性が機械に挟まれている」などと119番通報があった。
救急隊が駆け付けると、45歳ぐらいの男性が紙を製造する際に使われる機械のローラーに挟まれていて、意識不明の重体。
男性は関連会社の従業員で、修理のために工場を訪れていて、何らかの原因でローラーが突然動き出したという。
警察は、男性の身元の確認を急ぐとともに、当時の状況を調べている。
出典
『機械に挟まれ男性重体 可児の製紙工場』
http://www.jrt.co.jp/nnn/news86235060.html
(2018年1月14日 修正1 ;追記)
2018年1月11日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
多治見労基署は10日、機械メンテナンス「A機械」(静岡県富士市)と同社の安全責任者(38)、製造工程を請け負う「Nエコ・パルプ」(可児市)と同社社長(60)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
容疑を認めているという。
同署によると、A機械の従業員(45)が昨年6月8日、製紙機械のメンテナンス作業中、粉砕機のスクリューに巻き込まれ死亡。
同社は、スクリューの可動部分に接触する危険があったのに、開口部に蓋や囲いをしなかった疑いがある。
Nエコ・パルプは、昨年3月から5月までの12日間、製紙機械の断紙の復旧作業で、粉砕機の開口部に蓋や囲いをしなかった疑いがある。
2017年6月2日21時31分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午前1時45分ごろ、常総市杉山のコンクリートブロックの製造を行っている「E社つくば工場」で、コンクリートブロックの材料を型に流し込み圧縮してブロックに成型する機械に、前橋市のKさん(男性、42歳)が頭を挟まれた。
Kさんは病院に搬送されたが、およそ1時間後に死亡した。
Kさんは、この機械の製造や修理などを行う会社の社員で、警察によると、事故当時、Kさんはこの機械の修理のため、ヘルメットを外した状態で機械に頭を入れて作業していたという。
警察は、一緒に作業をしていた人から話を聞くなどして、事故の詳しい状況を調べている。
出典
『プレス機に頭挟まれ男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/1073960721.html
(ブログ者コメント)
ヘルメットを外さなければ修理あるいは点検できない場所だったのだろうか?
コンクリートブロックの成型機ゆえ、ヘルメットを装着していたとしても被害を軽減できなかったかもしれないが・・・。
2017年5月31日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月30日22時13分にNHK宮崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前9時35分ごろ、日向市のH製錬所の制御室でモニター監視中の作業員が、ベルトコンベヤー上を流れる石炭に混ざった金属を取り除く磁選機の異常を示す信号に気付いて現場に駆け付けたところ、同社員のHさん(男性、42歳)が磁選機と鉄製の防護柵の間に挟まれていた。
Hさんは胸を強く圧迫され、意識不明の状態で救急車で市内の病院に運ばれ手当てを受けていたが、およそ9時間後の30日午後7時前、死亡した。
磁選機(約1m四方、厚さ60cm)は鉄製で、天井から床上125cmの高さに吊られ、防護柵(高さ約1m)の内側のベルトコンベヤーと垂直の方向に動いていたという。
警察によると、Hさんは当時、見回りの途中だったということで、警察が当時の詳しい状況を調べている。
出典
『工場で機械に挟まれ従業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063837642.html
2017年5月30日付で毎日新聞千葉版紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
5月30日10時24分に千葉日報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前11時ごろ、千葉市美浜区の全農関連会社の食品加工業「P社」工場で、40代女性従業員が水洗い清掃していたミキサーに上半身を巻き込まれた。
女性は意識不明の重体。
警察によると、ミキサーはポテトサラダ製造用で直径約80cm、深さ約90cmで、中でプラスチックのへらが回転する仕組み。
悲鳴を聞いた同僚が119番した。
警察が、安全管理に問題がなかったか調べている。
出典
『ミキサーに挟まれ重体 千葉市の工場従業員』
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/411816
2017年5月23日18時51分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時ごろ、苫小牧市の中心部に近い王子製紙苫小牧工場から、「作業員がベルトコンベアに腕を挟まれた」と消防に通報があった。
警察と会社によると、けがをしたのは工場内の作業を請け負っている関連会社の38歳の男性従業員で、右腕を切断する大けが。
ドクターヘリで札幌市内の病院に搬送され手当てを受けているが、意識はあるという。
警察によると、事故があったのは廃棄物を処理する装置にあるベルトコンベアで、現在、会社とともに事故の詳しい原因を調べているという。
この工場では去年1月、古紙を固めたブロックが崩れて、下敷きになった65歳の作業員が死亡する事故が起きていて、王子製紙苫小牧工場事務部は、「安全面の問題がないか検証する作業を行ってきただけに、今回の事態を重く受け止めている。原因究明を急いで再発防止を図りたい」と話している。
出典
『製紙工場でまた事故 男性腕切断』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170523/3634211.html
(ブログ者コメント)
去年1月の事故は下記参照。
2016年1月28日掲載
2016年1月21日 北海道苫小牧市の製紙工場でトラックに積み込み中の圧縮古紙ブロックが崩れ、近くで作業していた男性が下敷き死、通常とは逆の手順で作業させていた (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5606/
2017年5月11日12時45分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月11日18時25分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時35分ごろ、東京都昭島市武蔵野のS製パンのパン工場で、「従業員が機械に挟まれた」と119番があった。
救急隊員らが駆け付け、女性従業員(22)がベルトコンベヤーと部屋の内壁に挟まれ血を流しているのを発見した。
女性は救急搬送されたが、意識不明の重体という。
警察によると、現場は食パン製造ラインのうち、焼き上がったパンを冷やす「ブレッドクーラー室」。
女性は始業前、清掃のため3層になった機械の中に立ち入ったところ、何らかの原因でベルトコンベヤーが動いて挟まれたとみられる。
警察が原因を調べている。
出典
『パン工場で機械に挟まれる=清掃中の従業員重体』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051100646&g=soc
『パン工場で22歳女性が挟まれ意識不明』
http://www.sankei.com/affairs/news/170511/afr1705110028-n1.html
2017年5月2日7時51分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
下田市の市敷根公園屋内温水プールで小学2年生の男児が脱水機に右腕を巻き込まれ、3カ所を骨折する重傷を負ったことが、1日、市などへの取材で分かった。
市から委託を受け、施設を管理運営する下田市振興公社によると、脱水機の自動停止装置が故障していたとみられる。
警察が、業務上過失傷害の疑いで調べている。
市や市振興公社によると、4月28日午後5時ごろ、男児が更衣室で着替え中に、作動していた脱水機の中から物を取り出そうとし、腕を巻き込まれたという。
男児は上腕部を複雑骨折するなど重傷を負い、ドクターヘリで沼津市内の病院に運ばれた。
脱水機は直径約30cm、高さ約60cmのポータブル式。
作動中でも、ふたを開けると10秒以内に自動停止する装置が付いていたが、故障で回転が止まらなかったとみられる。
2016年4月から、水着などの脱水用に、男女の更衣室に1機ずつ設置していた。
市振興公社は、「脱水機を撤去し、再発防止に努める」としている。男児と家族には謝罪したという。
出典
『脱水機に腕巻き込まれ男児重傷 下田の屋内プール』
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/355180.html
5月2日19時5分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
市などによると、男児は4月28日午後5時ごろ、ふたが開いた状態で回っている脱水機に手を入れてしまったらしい。
脱水機は正常なら、スイッチを切るか、ふたを開けると10秒以内に停止するはずだった。
約1週間前に点検した際、止まるまでに10秒以上かかったのに、対策を取っていなかったという。
脱水機は、指定管理者の市振興公社が昨春に購入。
8月ごろにブレーキに不具合が見つかり、メーカーに本体を保証交換させていた。
事故のあった脱水機は、既に撤去したといい、
出典
『下田・屋内温水プール 水着用脱水機に手を入れ小2重傷』
http://mainichi.jp/articles/20170503/k00/00m/040/028000c
(2017年5月19日 修正1;追記)
2017年5月3日付の静岡新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
「回転中に開けないように」と記したラベルを貼り、注意喚起していたという。
(ブログ者コメント)
脱水機の写真が掲載されていたが、全景写真につき、どの部分にラベルが貼られていたのかは確認できなかった。
蓋の部分に複数の表示があるようにも見えたので、蓋に貼られていたのかもしれない。
2017年4月27日12時10分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月28日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後5時45分ごろ、群馬県太田市由良町のプレス工場で、作業中の近くに住むインドネシア国籍の研修生Sさん(20)が金属プレス機に頭を挟まれ、死亡した。
警察によると、当時Sさんは、外国人の派遣社員の男性(54)と2人で自動車部品をプレスしていた。
何らかの原因でプレス機が停止し、調べようとプレス機にSさんが頭を入れたところ、機械を挟んでSさんの裏側で働いていた派遣社員が、気づかずにプレス機を再作動させたという。
出典
『プレス機に頭はさまれインドネシア人研修生死亡』
http://www.sankei.com/affairs/news/170427/afr1704270012-n1.html
2017年4月25日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
春日部労基署は、25日、労安法違反の疑いで、東京都大田区の段ボール製造業「A段ボール」と同社岩槻工場の安全担当責任者の男(60)を書類送検した。
容疑は、昨年6月9日、さいたま市岩槻区の同工場で、作業員男性(60)が段ボールのシートを製造する機械の不具合を直そうとした際、ロール部を停止する措置を取らなかった疑い。
男性は機械に両腕を巻き込まれ、両肘関節付近から切断する重傷を負った。
同署によると、同工場では、段ボールが流れていく機械を止めないまま作業員が手を差し込んで段ボールのずれを直すなどの危険な行為が常態化していた。
これまでも、同じような災害で作業員が手を骨折することがあった。
同社と責任者の男は、容疑を認めているという。
出典
『男性両手切断…製造会社を書類送検 以前も同様の災害/春日部労基署』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/04/26/03_.html
2017年4月4日10時56分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月4日11時59分にテレビ朝日から、4月4日14時12分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後8時半ごろ、横浜市中区本牧ふ頭1のコンテナターミナルで、会社員のTさん(男性、26歳)がアメリカに輸出される予定のコンテナ内で死亡しているのを、Tさんを捜していた上司の男性(54)が発見した。
Tさんは、朝から横浜市鶴見区の大黒ふ頭で、コンテナの中で荷物が正常に積まれているか写真を撮っていたが、作業の途中で姿が見えなくなっていた。
死亡しているのが発見されるおよそ4時間前、コンテナが本牧埠頭に送り出され、Tさんの姿が見えないのに他の作業員が気付いたという
上司らが捜していたところ、約2.5km離れた本牧ふ頭でコンテナ(縦2.58m、横2.4m、奥行き12.2m)内で荷物に挟まれ、口から血を流したTさんが見つかったという。
コンテナでは、同僚の男性作業員が満杯の状態までフォークリフトを使って荷物を積み込んでいたという。
警察は、搬入作業の撮影中に誤って積み込まれた荷物に押され、荷物と荷物の間に挟まれて死亡し、気付かれずにコンテナごと運搬されたとみて、詳しい状況を調べている。
出典
『コンテナ事故 26歳会社員、荷物に挟まれ死亡 横浜』
https://mainichi.jp/articles/20170404/k00/00e/040/170000c
『コンテナ内で荷物に挟まれ男性死亡 横浜港』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000097880.html
『積荷に挟まれたか 本牧埠頭コンテナ内で男性死亡』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170404-00010002-tvkv-soci
4月5日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
コンテナ内には、写真用フィルムの原料入り木箱が積み込まれていた。
Tさんは、荷主に報告するため、コンテナ内で積み込み状況を撮影。
その後、姿が見えなくなっていたという。
2017年3月28日12時19分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後5時半ごろ、春日井市明知町のパン製造会社、Fベーカリーコーポレーション名古屋工場」で、従業員の男性(20)が機械にはさまれているのを同僚が見つけ、消防に通報した。
男性は病院に運ばれたが、約2時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は、ほかの従業員と一緒にパンの製造工程で作業をしていたが、隣の部屋から機械の異常を知らせる警報が出たため、1人で様子を見に行ったという。
その後、別の従業員が男性を探しに行ったところ、ロボットアームと、パン生地が積まれたパレットとの間に頭がはさまれた状態で見つかったという。
警察が会社側に事情を聞いたところ、ここ数か月、ロボットアームが正常に作動しないトラブルが相次いでいたということで、警察は事故の詳しいいきさつを調べている。
出典
『パン工場で事故 20歳男性死亡』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170328/5068751.html
2017年3月24日22時40分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市南区の繊維加工場で1月に男性社員(51)が死亡した事故で、京都下労基署は24日、労安法違反の疑いで繊維加工会社「N合繊工業」=南区久世上久世町=と男性社長(69)、男性工場長(45)を書類送検した。
容疑は、1月24日午後9時すぎ、同社の加工場で機械のローラー部に溶剤を塗る際、機械を停止させないまま作業させた疑い。
同署によると、男性社員は右腕からローラーに巻き込まれ、胸部圧迫で翌日死亡した。
同社は2007年と10年にも同様の労災事故を起こし、是正勧告を受けていたという。
出典
『労災死亡事故、社長ら書類送検 京都下労基署、過去に同様2件』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170324000179
ちなみに事故当時の状況については、2017年1月25日22時40分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府警南署は25日、京都市南区久世上久世町、繊維加工会社「N合繊工業」で、向日市寺戸町梅ノ木、同社員の男性(51)が機械に右腕をはさまれて死亡したと発表した。
南署によると、男性は24日午後9時10分ごろ、同社敷地内の作業場で、繊維を樹脂加工する機械のローラー部分に溶液を塗っていた際、巻き込まれたという。
出典
『ローラーに腕はさまれ死亡 京都の繊維会社』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20170125000162
1月25日19時51分にサンスポからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
作業中だった社員(51)が繊維の乾燥巻き取り機に腕を挟まれる事故があり、25日午前4時前に、搬送先の病院で死亡が確認された。
南署によると、機械のローラーを自動で動かしながらメンテナンスしていたところ、右腕が巻き込まれたという。
出典
『繊維工場でローラーに挟まれ男性死亡 京都』
http://www.sanspo.com/geino/news/20170125/acc17012519510003-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。