2016年9月26日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日正午ごろ、さいたま市北区吉野町2丁目の埼玉県魚市場内の冷蔵室で、食品仕分け会社のパート女性(49)が、スライドドアと支柱に挟まれた。
女性は胸を圧迫され、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、女性は台車を片付けようと、壁と支柱の間の隙間に入っていたところ、冷蔵室と冷凍室を分けるスライドドアが開いて挟まれたという。
ドアを開けるためのスイッチが両室に一つずつあり、冷凍室にいた同社の男性従業員(56)がスイッチを押した。
冷凍室からは、冷蔵室にいた女性の様子は分からなかったという。
男性が119番した。
警察で詳しい原因を調べている。
出典
『ドアに挟まれ女性死亡 市場の冷蔵室、片付け中にドア開く/さいたま』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/09/27/01.html
2016年9月23日22時18分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後4時ごろ、堺市堺区塩浜町の製鉄会社で「クレーン作業中に男性が挟まれた」と119番があった。
クレーン点検会社社員の男性(68)が搬送され、約1時間後に死亡した。
警察によると、高さ約9mの天井部分に固定されたクレーン上で点検作業中、取り付けたはしごと、横に動きだしたモーターとの間に挟まれた。
同僚男性が、直前に合図した上でモーターを動かしていた。
警察が当時の状況を調べている。
出典
『クレーンに挟まれ男性死亡 大阪・堺』
http://www.sankei.com/west/news/160923/wst1609230093-n1.html
2016年9月22日14時21分に伊賀タウン情報ユーから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月22日20時41分に読売新聞から、9月23日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9月23日付の伊勢新聞紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。
9月22日午前7時50分ごろ、名張市鴻之台1番町の市役所1階総合窓口センターの証明コーナーで、庁舎管理委託業者の職員の小島さん(男性、64歳)が電動の防火シャッターに首を挟まれているのを市職員が発見し、119番通報した。
小島さんは市内の病院に搬送されたが、心肺停止の重体。
同市や警察の発表によると、窓口センター付近を通りがかった市の男性宿直職員がうめき声を聞き、確認に向かったところ、うつ伏せでシャッターに首が挟まった小島さんを発見。
通報で駆け付けた救急隊が救出した。
市によると、庁舎の管理業務は小島さんの勤務先に委託している。
この日は午前9時から市職員の採用試験があるため、事務フロア側に立ち入らないよう、同8時までにシャッターを閉めるよう、委託業者に指示。
小島さんは、21日午前8時半から22日同8時半までの勤務で市役所におり、このシャッターを下ろす作業にあたっていた。
事故当時、庁舎内には小島さんと2人の男性宿直職員しかいなかった。
シャッターは金属製で、幅6m、高さ3.8m、厚さ4cm。
壁にあるボタン式の操作盤で昇降させる形式で、同月10日に年2回の点検を終えたばかりで、異常は見られなかったという。
同市の羽後・契約管財室長は、「再発防止策について検討したい」と話した。
現在、警察が詳しい事故原因を調べているが、近くにあった正方形の扇風機の上部がへこんでおり、小島さんがシャッターの降下スイッチを押した後、妨げになった扇風機を取り除こうとして挟まれた可能性があるとみている。
スイッチの場所から扇風機付近は死角になっていたという。
シャッターは、ボタンを一度押せば最後まで上下する仕組みで、下がりきるまで押し続ける必要はないという。
出典
『シャッターで首挟む 64歳男性が重体 名張市』
http://www.iga-younet.co.jp/news1/2016/09/64-1.html
『市役所のシャッターと床に首挟まれ、男性重体』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160922-OYT1T50071.html
(2016年10月10日 修正1 ;本文に追記)
伊勢新聞紙面に掲載されていたシャッターの仕組みを、本文に追記した。
2016年9月16日6時51分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月16日7時36分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午後3時半ごろ、宿毛市にある田ノ浦漁港の耐震工事の現場で、堤防の崩壊を防ぐために地中に埋め込む「鋼矢板」と呼ばれる、長さ約8m、幅約40cm、重さが400kgある鉄板18枚を束ねて、クレーンでつり上げ移動させていたところ、近くにいた建設作業員の男性(64)が鉄板の束と堤防の側面に挟まれた。
男性は宿毛市の病院に運ばれたが、胸などを強く打って、およそ1時間後に死亡した。
警察によると、男性は、当時、クレーンでつり上げた鉄板の誘導にあたっていたということで、警察は、作業に問題がなかったか、当時の状況などについて詳しく調べることにしている。
出典
『港の工事現場で男性作業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015739011.html?t=1473978105664
『400キロの鋼材当たり、作業員死亡・・・クレーンでつり上げ移動中 高知・宿毛』
http://www.sankei.com/west/news/160916/wst1609160012-n1.html
2016年9月9日14時10分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後8時40分頃、滋賀県草津市の家電工場から「男性が機械に挟まれた」と119番があった。
従業員の男性(59)が、冷蔵庫の部品にアルミテープを貼りつける機械と金属製の囲いの間に上半身を挟まれており、約1時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は当時、普段は立ち入らない囲いの中で、機械を止めて1人で点検中だった。
何らかの理由で機械が動きだし、体を挟まれたという。
出典
『機械止めて点検中、挟まれ従業員死亡…家電工場』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160909-OYT1T50056.html
9月9日7時1分にNHK関西NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後8時40分頃、滋賀県草津市の大手電機メーカーの工場にある冷蔵庫の製造ラインで、従業員の男性(59)が機械に上半身を挟まれていることに別の従業員が気づき、消防に通報した。
消防が駆けつけた時、男性は既に意識が無く、搬送された病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は、故障した機械を1人で点検していた時に誤ってベルトコンベヤーに足をとられたと見られるという。
警察は、会社や別の従業員から話を聞いて、当時の状況をさらに詳しく調べることにしている。
出典
『工場で機械に挟まれ従業員死亡』
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160909/5533231.html
(ブログ者コメント)
ベルトコンベヤーに足をとられた際に体勢を崩し、機械の起動スイッチに触れた・・・ということだったのだろうか?
詳細は定かではないが、何が起きるかわからないので、機械の点検清掃時には、面倒でも、元電源を切っておくにこしたことはない。
2016年9月6日12時25分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月7日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午前3時20分ごろ、滋賀県栗東市の自動車部品製造工場内で、作業中だった男性(46)が研磨機に体を挟まれ、死亡した。
警察によると、男性は、作業員約20人と自動車部品を製造する作業中で、全自動で部品を研磨する機械の近くで工程を確認していた。
研磨機の一部の円盤が回転している最中に、誤って上半身を巻き込まれたとみられる。
警察が、事故原因を調べている。
出典
『工場で研磨機に挟まれ男性死亡 滋賀・栗東』
http://www.sankei.com/west/news/160906/wst1609060040-n1.html
2016年9月6日18時1分にNHK奈良から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月6日13時30分に産経新聞westから、9月6日1217分にmBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後5時すぎ、奈良市のリサイクル工場で、木材を細かく切断する「破砕機」の中から、この工場の45歳の男性作業員のものとみられる遺体の一部やヘルメットの破片などが見つかった。
警察によると、この男性は、同日朝から作業員4人で燃料用の木材チップを製造する作業に従事。
当時、同僚の3人の作業員とともに、破砕機に木材を運び込むベルトコンベヤーを動かしながら、その上から石などを取り除く作業をしていたという。
作業が終わった午後4時半ごろ、別の作業員が男性がいないことに気づき、約15分後にベルトコンベヤーを停止させたという。
一緒にいた作業員は、「いつの間にか姿が見えなくなった」と話しているという。
男性は下請けの会社から派遣されて、先月末からこの工場で働き始め、きのう初めてこの機械を扱ったという。
この工場と奈良県にある系列の工場では、先月、ほかに2件、作業員が死亡する労災事故があり、警察はきょう、現場検証を行って、詳しい状況を確認するとともに、工場の関係者から話を聞いて安全管理に問題がなかったか、調べている。
このうち、5日に作業員が死亡した同じ工場では、先月20日、56歳の男性作業員が工場の敷地内で廃材を移動させる作業をしていた際、トラックとショベルカーの間に挟まれて、全身を打って死亡した。
8月2日には、系列の工場で、派遣社員の67歳の男性作業員がベルトコンベアーの下に落ちた木材をホウキで回収する作業をしている際に、ベルトとローラーの間に上半身を挟まれて死亡したという。
警察によると、会社は、ベルトコンベヤーが動いているときは、その下で作業しないよう呼びかけていたということだが、事故当時、コンベアーは動いていたという。
また、2011年4月にも、男性従業員がベルトコンベヤーに巻き込まれて死亡しており、奈良労基署が労安法違反容疑で、同社を書類送検していた。
出典
『破砕機に巻き込まれ死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2055437751.html?t=1473197983515
『工場の破砕機から遺体の一部、男性作業員巻き込まれる?…過去にも死亡3件 奈良』
http://www.sankei.com/west/news/160906/wst1609060009-n1.html
『破砕機に巻き込まれ死亡?先月も同じリサイクル工場で死亡事故』
http://www.mbs.jp/news/kansai/20160906/00000021.shtml
9月7日18時11分にNHK奈良からは、下記趣旨の続報記事がネット配信されていた。
7日午後から、奈良市の職員6人が工場に立ち入り調査を行い、2時間ほどにわたって、工場を運営する会社の社長らから話を聞いた。
市の担当者によると、調査では、機械に人が巻き込まれた際、自動的に停止するタイプの機械ではなかったことなど、作業環境について詳しく聞いたという。
奈良市は、今後、こうした安全管理に問題がなかったか、作業マニュアルなどをもとに調査をすすめ、業者への改善命令などの指導も検討するとしている。
奈良市廃棄物対策課の仲西課長は、「1か月で3人が死亡するのは異常な事態だと思います。今後、書類を精査して調査を進めたい」と話していた。
出典
『リサイクル工場事故 市が調査』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2055472141.html?t=1473287246997
(2016年10月6日 修正1 ;追記)
2016年10月4日付でNHK奈良から、8月2日の事故状況等に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし8月、奈良市の廃棄物処理会社が運営する奈良県の工場で、67歳の男性作業員が持っていた清掃道具をベルトコンベヤーの回転軸に巻き込まれ、そのはずみで道具が首に当たって死亡した。
この事故について、労基署は、ベルトコンベアーの回転軸の部分にカバーがついていれば事故は防げたとして、会社と安全管理の責任者を労安法違反の疑いで、4日、書類送検した。
会社側の認否については、答えられないとしている。
出典
『作業員死亡 会社など書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2053225961.html?t=1475610610073
(2016年10月15日 修正2 ;追記)
2016年10月11日19時52分に奈良テレビから、8月20日の事故に関する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良市の産廃処理工場で男性が作業中に死亡した事故を受けて、奈良労基署は、きょう、会社と管理責任者を書類送検した。
同署によると、奈良市にある工場で、今年8月20日に、56歳の男性作業員がトラックとショベルローダーの間に挟まれて死亡する事故が起きた。
会社と生産管理課長は、ショベルローダーの運転手に義務付けられている技能講習を受けさせず運転させた疑いが持たれている。
出典
『I社を書類送検』
http://www.naratv.co.jp/news/news_r3.php
(2017年3月3日 修正3 ;追記)
2017年3月1日14時2分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良市の工場で破砕機に巻き込まれて死亡した男性社員(当時33)の遺族が訴えた損害賠償請求訴訟=大阪高裁で和解=では、奈良地裁が「安全マニュアルの配布や安全教育もなかった」と判決で指摘した。
その後も事故が相次ぎ、原告側の弁護士は「教訓はなかったのか」と話している。
出典
『重機運転で作業員死亡、注意怠った疑いで書類送検 奈良』
http://www.asahi.com/articles/ASK2Q6568K2QPOMB00G.html
2016年8月26日20時19分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時5分ごろ、大阪府松原市の金属加工会社から「金属製のコイルが倒れ、男性が挟まれた」と119番があった。
契約社員の男性(52)がコイルと支柱の間に挟まれ、胸を圧迫されるなどしており、約1時間半後に死亡した。
警察によると、男性は1人で直径約1.5mのコイルの束(総重量約3.5トン)をまとめる作業をしていた。
コイルの転倒を防ぐために床に挿す支柱の間隔を、通常よりも離していたことが原因とみられる。
出典
『金属コイルに挟まれ、胸部圧迫で男性死亡 大阪』
http://www.sankei.com/west/news/160826/wst1608260087-n1.html
2016年8月23日18時15分に時事ドットコムから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時半ごろ、神戸市灘区にあるM乳業神戸工場で、作業員の男性(58)が作業中に機械に体を挟まれた。
男性は病院に搬送されたが、腹部を強く圧迫されるなどしたため、間もなく死亡した。
警察が事故原因を調べている。
警察によると、男性は事故当時、紅茶をプラスチックカップに入れる作業に従事していた。
本来は全て機械がやるが、何らかのトラブルで緊急停止したため、男性が一部を手作業で行っていた。
しかし、急に機械が動きだし、体を挟まれたとみられる。
会社の話 痛ましい事故が発生してしまったことを厳粛に受け止め、安全管理の徹底と再発防止に努める。
出典
『機械に挟まれ作業員死亡=M乳業工場で事故-神戸』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082300680&g=soc
(2017年3月26日 修正2 ;追記)
2017年3月24日16時20分に時事通信から、機械を停止せず作業させていた上司が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月24日12時32分に神戸新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
兵庫労働局は24日、労安法違反の疑いで、法人としての同社(東京都港区)と同工場のアシスタントマネジャーの男性(40)を書類送検した。
送検容疑は昨年8月23日、同工場内で発生した機械の不具合を解消する作業の際、機械の運転を停止せずに行わせ、危険防止措置を怠った疑い。
男性作業員は腹部を挟まれ、死亡した。
同局によると、当時、飲料をカップに入れる機械が不具合で停止したため、男性作業員は機械の間に入り、手作業でカップを供給していたという。
しかし、動力電源が切られておらず、機械は運転待機中の状態だったため急に動きだし、体を挟まれたという。
アシスタントマネジャーは直属の上司で、死亡した男性らは目の前で作業をしていたという。
アシスタントマネジャーは、機械を停止させなかったことについて、「修理方法を考えていて、気が回らなかった」と話しているという。
M乳業の話 厳粛に受け止め、全社を挙げて安全管理の徹底と再発防止に改めて取り組む。
出典
『M乳業を書類送検=機械に挟まれ死亡-兵庫労働局』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017032400982&g=soc
『労災死亡事故でM乳業を書類送検』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201703/0010030102.shtml
2016年7月14日19時5分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月、海津市の金属加工会社で、機械の中にたまったゴミを取り除こうとしていた作業員が機械にはさまれて片目を失明する事故があり、大垣労基署は安全管理を怠ったとして、この会社の社長を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、海津市にあるK社の61歳の社長。
同署によると、ことし5月21日、この会社の工場で金属を熱するための機械の中にたまったゴミを取り除こうとしていた50代の作業員が機械に頭をはさまれ、片目を失明する大けがをした。
社長は、作業員たちに対して、ゴミを取り除く場合は機械を止めてから作業するよう指導するのを怠ったとして、労安法違反の疑いが持たれている。
調べに対し、社長は指導を怠ったことを認め、「同じ事故が起きないよう気をつけたい」と話しているという。
出典
『作業員失明の事故で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3084026071.html?t=1468528328643
2016年6月6日21時10分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後4時ごろ、御嵩町にあるプラスチック廃材をリサイクルする会社「Ⅾ」の工場の従業員から、「機械に人が巻き込まれた」と警察と消防に通報があった。
警察によると、廃材を砕いて熱で溶かしペレット状にする、高さ3m、直径1mあまりの筒状の機械の中で、男性とみられる遺体が見つかった。
今日、この工場では従業員4人が作業をしていたが、このうち、この機械を操作していた町内に住む42歳の男性と連絡が取れなくなっているということで、警察は、この男性が何らかの理由で機械に巻き込まれたものとみて、身元の確認を急ぐととともに、当時の詳しい状況や安全管理に問題がなかったかどうかを調べている。
出典
『機械に巻き込まれ男性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085925671.html?t=1465247284246
(2016年6月18日 修正1 ;追記)
2016年6月7日付の岐阜新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。
男性工場長(53)から「機械に人が巻き込まれた」と110番があった。
駆け付けた署員が、プラスチック廃材の押し出し機のスクリューに巻き込まれた遺体を発見した。
警察によると、作業中の男性従業員(42)が、午後2時40分ごろから姿が見えなくなったため、機械を止めて捜していた。
2016年5月21日16時15分に和歌山放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
きょう(21日)午前10時15分頃、かつらぎ町背ノ山(せのやま)の工事現場で、新たに設置される電柱に電線を取り付ける作業をしていたところ、20歳の男性作業員が右腕を電線巻き取り装置のリールに巻き込まれた。
同僚が装置を緊急停止して119番通報し、男性はドクターヘリで橋本市内の病院に運ばれたが、右ヒジより先を切断する大ケガを負った。
警察の調べによると、現場では、きょう(21日)午前9時半頃から、大ケガをした男性を含め8人で電線の設置工事を行なっていて、事故当時、男性はロール周辺で巻き取られていない電線を取り払う作業をしていた。
警察が、同僚らから事故当時の状況を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べている。
現場は、国道24号背ノ山交差点からおよそ200m西側の、民家やビニールハウスなどが点在する地域。
出典
『かつらぎ町で作業事故』
http://wbs.co.jp/news/2016/05/21/81331.html
2016年5月12日16時34分に西日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡東労基署は、12日、ミンチ機を使った作業工程で安全上の義務を怠った結果、従業員が手首をミンチ機に巻き込まれる労災事故を起こしたとして、福岡市東区のスーパー内にある食肉販売店代表者の男(33)を労安法違反容疑で書類送検した。
調べでは、代表者は事故防止用の囲いなどをミンチ機に設置するのを怠り、材料を機械に投入する際に必要な用具を使用させないまま、昨年8月23日、同店の男性従業員(38)に原料の食肉をミンチ機に投入する仕事をさせた。
その際、従業員の右手がミンチ機の投入口に巻き込まれ、手の関節から先を切断させてしまった疑い。
出典
『ミンチ機の中に手首 食肉小売業者を書類送検』
http://www.nishinippon.co.jp/flash/f_kyushu/article/244764
2016年5月9日18時13分に北日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月9日19時38分にNHK富山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日正午すぎ、富山市の工場で21歳の男性会社員が梱包用の機械にはさまれて死亡した。
警察によると、9日午後0時20分ごろ、富山市にあるM社の関連会社T社のタバコのフィルター用の繊維を作る工場で、製品の梱包作業を行っていたM社の社員Mさん(21)が梱包する機械に左腕を挟まれて倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが、死亡が確認された。
この機械は、金属製の枠が上下に動いて製品が入った段ボールをテープで梱包するもので、Mさんは、この枠に挟まれたとみられる。
機械の異常を知らせるランプが点灯していることに従業員が気がつき、同僚の従業員らが機械の周りを確認したところ、機械に左腕を挟まれ、出血しているのが見つかった。
警察によると、Mさんは3年前からこの工場で働き始め、9日午前8時から梱包作業に取り組んでいたという。
出典
『梱包用の機械にはさまれ男性死亡』
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=11139
『工場の機械に左腕挟まれ死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065170071.html?t=1462830272670
2016年5月10日付の北日本新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
たばこのフィルターに使われる繊維を出荷するための梱包作業を1人で行っていた。
コンベヤーで運ばれてくる箱にテープを巻き付ける上下動式の機械が降りてきたところ、Mさんの左腕が押し潰された。
2016年4月16日18時34分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日正午すぎ、鹿沼市の採石場のベルトコンベアーの近くで、採石場を管理する会社の作業員の男性(67)が意識不明の状態で倒れているのを、同僚が見つけた。
男性は左腕をベルトコンベアーに挟まれていて、市内の病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。
警察によると、事故当時、男性は1人で、ベルトコンベアーを動かしたまま油を差すメンテナンス作業をしていたということで、ベルトコンベアーには、男性が引きずられたような跡が残っているという。
警察は、男性が作業中に誤ってベルトコンベアーに巻き込まれたとみて、事故の原因を調べている。
出典
『採石場で作業員が死亡 鹿沼』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1094601081.html?t=1460843951529
2016年4月11日18時2分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月12日付で朝日新聞熊本全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後1時半ごろ、大津町の「F社」の工場で、従業員の女性から「男性が機械にはさまれている」と消防に通報があった。
警察によると、男性は、この工場の従業員(28)で、電柱などを支えるワイヤーを巻き取る機械に左腕から巻き込まれて体ごと回され、頭などを強く打っていて、その場で死亡が確認された。
男性は事故当時、ワイヤーがまいてある別の大型の機械から、小分けするための小型の機械にワイヤーを巻き直す作業を1人でしていたという。
警察は、当時の詳しい状況などを調べることにしている。
出典
『機械に巻き込まれ従業員死亡』
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004430641.html?t=1460413384724
2016年4月10日付で札幌テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今朝、江別市内の製紙工場で作業をしていた男性が機械に挟まれる事故があり、この男性が死亡した。
事故があったのは、江別市にある製紙工場「O社」。
午前9時前、紙のロール機で作業をしていた男性(40)が、右半身を機械に挟まれているのが見つかり、病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
事故当時、ほかにも3人の作業員がいたが、男性は1人で、ロール機に詰まった紙を取り除く作業をしていたという。
警察で、事故の原因を調べている。
出典
『ロール機に挟まれ死亡』
http://www.stv.ne.jp/news/index.html
(2016年9月4日 修正1 ;追記)
2016年9月1日18時49分にNHK札幌から、事故時のやや詳しい状況などが、下記趣旨でネット配信されていた。
(新情報に基づき、タイトルも修正した)
1日、労基署は、必要な安全対策をとっていなかったとして、現場の責任者などを労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたのは、製紙会社「O社」と、事故があった工場の43歳の現場責任者。
ことし4月、江別市の「O社」の工場で、当時40歳の男性社員が紙を圧縮するローラーに体に巻き込まれ、死亡した。
労基署が事故の状況を調べたところ、男性社員は紙に薬品を塗る機械に付いた紙くずを取り除く作業を行っていたが、その際、すぐそばにある圧縮用のローラーが止められていなかったことがわかった。
このため労基署は、ローラーの運転を止めずに作業させたことが事故につながったとして、1日、会社や現場の責任者を労安法違反の疑いで書類送検した。
製紙会社は、「書類送検されたことについて確認できていないのでコメントできない」と話している
出典
『製紙工場の死亡事故で書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160901/5311601.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。