2013年7月26日19時57分にNHK沖縄から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後4時ごろ、南風原町与那覇の自動車解体所から「車が燃えている」と消防に通報があった。
火は、付近に置かれていた車に燃え広がり、消防がポンプ車などおよそ10台を出して消火にあたった結果、午後6時までに消し止められた。
この火事で、解体所の男性作業員1人が両手にやけどを負って病院に運ばれたが、命に別状はないという。
また、消防によると、解体所に置かれていた車、あわせて47台が燃えたという。
消防によると、男性作業員が1人で解体する車からガソリンを抜きとる作業を行っていたところ火が出たということで、気化したガソリンに引火した可能性があるという。
近くに住む80代の男性は、「煙が見えたので現場近くに来たところ、車から火が上がっているのが見えた。ガソリンに引火したのか、爆発するような音が何度も聞こえた」と話していた。
警察などは、火事の原因についてさらに詳しく調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093319771.html?t=1374870741722
(2013年8月12日 修正1 ;追記)
2013年7月23日付の沖縄タイムス紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
消防などの調べでは、作業員が廃車のガソリンを抜き取るためのポンプをバッテリーにつなぐ際、何らかの原因でガソリンに引火した可能性があるという。
昨年8月の京都市左京区の旅館火災で鎮火5時間後に再出火した問題で、建物は老朽化した屋根の上に屋根を重ねて改修していたため隙間の残火から延焼した可能性の高いことが、京都市消防局の調査で20日わかった。
屋根内に滞留した可燃性ガスで一気に燃え広がったという。
建築関係者によると、京都の町家では同様の「二重屋根」は珍しくないといい、専門家は注意を呼び掛けている。
火災は昨年8月23日午後9時40分に発生。岡崎入江町の「スリーシスターズイン」2階客室約50m2が焼け、約40分後に鎮火が確認された。
だが、翌24日午前3時5分ごろ再び出火し、2階全体の約150m2が焼けて同6時に鎮火した。
最初の出火原因は電気ショートと同局はみている。
市消防局は昨年9月、再出火の原因調査のため異例の検討委員会を設置。このほど報告書をまとめた。
調査によると、旅館は明治時代の建物で1970年代から増改築を繰り返していた。
スレート屋根が老朽化で雨漏りし、上にスレート屋根を覆って補修していた。
今回の火災では最初の消火後に屋根の隙間に火種が残り、長時間くん焼状態となった。その後、熱で屋根材が貫通して通気性が高まり、「フラッシュオーバー現象」(爆発的に延焼する火災現象)が起きたと推定している。無炎のまま、くん焼で発生していた可燃性ガスに引火し、燃え広がったという。
市消防局は今後、携帯用熱画像カメラやヘリからの赤外線カメラを活用し、残火確認を徹底するとしている。
調査に加わった京都大工学研究科の原田和典教授(建築火災工学)の話;京都の古い町家には相当数、同じような二重構造の屋根が存在するとみられる。複雑に増改築された建物では、小さな残り火の確認が難航する場合もある。根本的な対策として行政の規制は難しいだろうが、古い屋根材は改修後に取り外すことを啓発するべきではないか。
出典URL
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130521000026
7日午前8時ごろ、栃木市宮町の自動車解体工場から火が出ていると近くに住む人から消防に通報があった。
消防が現場に駆けつけ、火はおよそ20分後に消し止められたが、工場の内壁24m2が焼けたほか、そばにいた45歳の従業員の男性がドクターヘリで病院に搬送され、男性は全身にやけどをして意識不明の重体だという。
警察によると、火が出たとき、男性は別の作業員と2人で、解体処理をしていた車から抜き取ったガソリンのゴミを取り除いたあと、ポリタンクに移す作業をしていたという。
警察は、男性が作業中に何らかの原因で発火し、ガソリンに引火して燃え移ったのではないかと見て、現場検証などを行って当時の状況を詳しく調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1094397851.html?t=1367957859023
(ブログ者コメント)
着火源としては静電気や裸火などが考えられる。
9日午後4時半ごろ、尾道市向島町立花にあるプレジャーボートなどの小型船舶や車を修理する工場「Mマリーナ」から火が出たと、工場の経営者から消防に通報があった。
消防車10台がかけつけ、火は、およそ1時間後に消し止められたが、鉄骨一部2階建ての工場、およそ65m2が全焼した。この火事によるけが人はいなかった。
出典URL
7日午後5時15分ごろ、石巻市東中里の船外機修理販売会社「M北上」の作業所から出火、鉄骨平屋建て約140m2を全焼した。20代の男性社員が軽いやけどを負った。
(ブログ者コメント)
○電気ドライバー使用中の火花が着火源になったらしい事例として、紹介する。
○ただ、引火したのが軽油だったと報道されている点が、腑に落ちない。
なぜなら、消防法で軽油は引火点が21℃以上70℃未満の第2石油類に属しており、実際の引火点は50~70℃程度と言われているからだ。
7日の仙台の気温は、気象協会のデータによれば最高14℃、最低1℃。石巻も同程度だっただろう。
とても軽油に引火する温度ではない。
調べてみると、船外機の燃料としては軽油以外、ガソリンも使われているらしい。
この記事、ガソリンの間違いということはないだろうか?
21日午前9時前、輪島市町野町の電気工事会社、T電気商会の倉庫から火が出ていると近所の人から消防に通報があった。
消防車9台が出ておよそ1時間後に火は消し止められたが、木造2階建ての倉庫およそ410m2が全焼し、倉庫の中にあった車2台が焼けた。
この火事で倉庫の近くにあった電柱に火が燃え移り、通信ケーブルが損傷したため、周辺では電話やインターネットおよそ190回線が使えない状態になっていたが、午後8時すぎに復旧したという。
警察によると、この倉庫には工事用の資材や車が保管されていて、火事が起きる30分前には資材を持ち出すため従業員が倉庫内でライターを使って作業をしていたという。
警察では、このライターの火が何かに燃え移った可能性もあるとみて、火事の原因を調べている
出典URL
(2013年3月30日 修正1 ;追記)
2013年2月22日付の北国新聞紙面に、ライターなどでビニールひもを切るなどしていたという記事が下記趣旨で掲載されていた。
警察によると、午前8時半すぎ、電気工事店の従業員が資材の積み込み作業時にライターなどでビニールひもを切るなどしており、警察では何らかの火の不始末による失火の可能性があるとみて調べている。
12日午前10時25分ごろ、廃止措置中の新型転換炉「ふげん」(敦賀市)で、作業員3人が暖房器具などに使用するボイラー設備の送風ダクトを解体作業中、火の粉が飛び散り、約3m下の通風機から煙が立ちこめた。作業員が間もなく消火器で消火した。
日本原子力研究開発機構は、工程や環境への影響はなかったとしている。
原子力機構によると、現場付近を覆っていた防炎シートの隙間から火の粉がすり抜けて、通風機の入口フィルターに燃え移ったとみられる。フィルターは燃えやすい素材だったという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130213/fki13021302040000-n1.htm
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/2013/02/p130212.pdf
(2013年2月27日 修正1 ;追記)
2013年2月13日付で福井新聞紙面に、下記記事が掲載されていた。
フィルター内のポリエステル性ウレタンが焦げていた。
2013年1月28日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後4時半ごろ、八戸市の公共岸壁で、M船舶工業八戸事業所の関連会社の作業員(52)が顔面に軽いやけどを負う事故があった。
警察によると、岸壁で火が出ていると目撃者から119番があり、現場では18ℓの塗料缶が約90缶と、ジェットヒーター3台が燃えた。
警察は、治療中の作業員の回復を待って事情を聴くことにしている。
(ブログ者コメント)
ジェットヒーターとはいかなるものか調べてみたが、定義らしきものは見つからなかった。
ただ、得られた情報を総合すると、屋内外の暖房や建築現場の塗装、コンクリートの養生などに使われるもので、灯油を燃やして温熱風を送る、業務用ファンヒーターといったものらしい。
2013年1月23日付で朝日新聞島根版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前2時半ごろ、松江市北田町の市道で、市内の土木会社が老朽化した地中のガス管の取り換え工事をしていたところ、ガスに引火して炎があがり、作業員の男性(59)が顔に軽いやけどをした。
市ガス局によると、市発注の工事で、作業員数人で太さ約3cmの管をのこぎりで切断するなどしていたところ、燃え上がった。
会社は、「短時間の作業だったため、ガスを止めずにしていた」と説明したという。
現場は住宅街の細い道路。真っ赤な火柱が上がり、消防車が4台出動するなど、一時騒然とした。
(ブログ者コメント)
残ガスのパージ不足程度であれば、ボッと燃えるだけで、火柱など上がらないのではないだろうか?
とすれば、実際、活きているガス管を切断したのかもしれない。
もしそうだとすると、いかにも乱暴な話だ。
工事していたのは土木会社ということだが、過去にガス管の工事をしたことがあるのだろうか?
(2013年2月28日 修正1 ;追記)
2013年1月23日付で山陰中央新報紙面に、電動のこぎりを使っていたという下記趣旨の記事が掲載配信されていた。
ガス管を電動のこぎりで切断する際、火花がガスに引火したという。
北海道電力は11日、トラブルのため7日から28万KWに出力を抑制していた苫東厚真火力発電所1号機(35万KW)でボヤが発生し、1号機の出力を停止したと発表した。
この日は音別火力発電所2号機(釧路市、7.4万KW)でもトラブルが発生して停止し、いずれも復旧のメドが立っていない。北電は節電の強化を呼びかけている。
北電によると、ボヤは11日午前11時半頃、トラブルの原因調査を行っていた際に発生した。
職員が1号機内の装置を開けたところ、軽油数10ℓが下にある排気ガスを循環させる通風機のダクトの上に漏れ、ダクトの熱により火が出た。
職員が消火器で間もなく消し止めたが、消防車両5台が急行する騒ぎとなった。
このボヤで1号機が運転を停止したため、道内と本州を結ぶ海底ケーブル「北海道・本州間電力連系設備」(北本連系)を通じて東京電力、東北電力からの緊急受電を行った。
同1号機は石炭火力。軽油を、出力の減少を補うための燃料として使っている。
7日に軽油を燃やす装置に不具合があり、11日は配管の部品を外して点検していた。この際、配管内にたまっていた軽油が漏れた可能性があるという。
その後、保温材取替えなどの対策を行い、15日に運転を再開した。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130112-OYT8T00018.htm
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130115/c1c57e7e119a4ab62d3b96c3cb937f74.html
10日午後4時20分ごろ、日立市神田町の農地で、地質調査のボーリング中、天然ガスとみられるガスが噴出して引火した。
高さ2m前後の炎が立ち上がり、鎮火まで3時間以上かかった。
周囲に民家はなく、けが人はいなかった。
警察によると、この地質調査は、東京ガスが計画するLNGパイプライン建設のためのもの。
鹿島・清水共同企業体の作業員3人が、10日午前8時半ごろからボーリングマシンで穴を掘っていた。
深さ約30m掘るとガスを検知したため作業を止め、待機していたところ、炎が噴きあがったという。砂をかぶせて鎮火させた。
21日午後2時55分ごろ、神奈川県平塚市大神の自動車修理工場「A」で修理していた車両から出火、工場内にあった9台の車が全焼した。
火は建物に燃え移り、午後5時現在、延焼している。
警察によると、全焼した9台はポルシェやフェラーリ、ロールスロイスなど高級車ばかりだったという。
男性従業員がやけどを負って救急搬送された。
警察に対し従業員は、車の燃料ポンプの交換作業をしている際にガソリンが漏れ、近くのストーブに引火した、と話しているという。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1221/TKY201212210706.html
20日午前11時45分ごろ、飛騨市神岡町の東北大のニュートリノ観測施設「カムランド」付近から出火。約1時間半後に鎮火した。
同施設内や周辺には同大学職員ら10人がおり、初期消火にあたった鉱山関係者と大学職員ら5人が、やけどや煙を吸うなどして救急搬送されたが軽傷。残りの5人はカムランド施設中枢部の安全な場所に一時避難、鎮火後、レスキュー隊に救助された。
警察などによると、火災は神岡鉱山の坑道入り口から約2km地点で起きた。
この日は、鉱山関係者2人が火災現場付近で、老朽化した空気清浄機(ラドン除去装置)の解体作業をしていた。
グラインダーで切断中の火花が、清浄機内に残っていた冷媒のメチルアルコールに引火し、約3m四方の箱型の清浄機の周囲を覆う厚さ50cmの発泡スチロールに燃え広がったのではないかと見て調べている。
カムランドは現在停電中で実験は中断しているが、検出器など主な設備に被害はないという。
現地責任者の古賀・東北大准教授は、「同じ事故を起こさないよう安全面の見直しをし、速やかに実験を再開したい。電力と通信ケーブルの破損に加えて、実験施設への煙の影響なども考えられ、復旧までに数カ月はかかるだろう」と話した。
神岡鉱山は、素粒子ニュートリノを観測する東京大の「スーパーカミオカンデ」があることで知られる。カムランドから約200m離れた位置にあり、当時は約25人が作業していたが被害はなかったという。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/1120/NGY201211200002.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121120-OYT1T00808.htm
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121120/201211201318_18650.shtml
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121122/201211220945_18663.shtml
(ブログ者コメント)
朝日新聞に現場の見取り図が掲載されているが、坑道のかなり奥深いところで火災が起きたようだ。
このような閉空間で火災が起きた場合、初期消火の重要性と煙にまかれるリスクをどう評価するか、そこが難しい。
ブログ者は、以前、電気室火災の消火方法を検討した際、うっすらとした煙で先が見通せるぐらいなら初期消火する・・・・といった案を作り、東京消防庁に意見を聞きに行ったことがあるが、その際応対していただいた方から、「素人は無理して初期消火しないほうがいい。プロの消防士でも煙にまかれて死ぬことがある。うっすらした煙でも急に濃くなり逃げられなくなることがある」といった趣旨の話をされた。
まあ、消防という立場上、安全サイドの話しをされたものかもしれないが・・・。
結局は、その場にいる人の瞬時の判断次第ということになるのだろうが、いざという時に的確な判断を下せるようになるためには、日ごろの防災に対する教育と訓練が大切なのだろう。
(2012年12月4日 修正1 ;追記)
2012年11月21日付の岐阜新聞紙面に、退避時の生々しい様子が、下記趣旨で掲載されていた。
施設内で作業していた人たちは、出火当時の様子を語った。
カムランドで装置をチェックしていたという男子学生は、「警報が鳴ったと思ったら、黒い煙がバッと来た」と出火当時の状況を振り返った。
東北大の技官も、「警報が鳴ったので坑道を見たら、煙が下の方から押し寄せてくるのが見えた。やばいと思って上階へ逃げた」と話す。
坑道内に煙が拡がる中、学生たちも足元も見えないほどの暗い坑道を、懐中電灯の明かりを頼りに壁伝いに逃げたという。
「酸素があるところに逃げたほうがいい」との教員の指示で、検出器のあるドームエリアに避難。扉を閉め、目張りも施した。
男子学生は、「こんなことは初めてで動揺したが、PHSで連絡を取り合う先生たちの指示で動いた」と、スムーズに対応できたという。
ただ、「壁をふさぐなど、今できることをやって落ち着いたら助けがきた」と、息をつく暇もないほどの慌ただしさだったと振り返る。
女子学生は、「助けに来てくれた消防隊と一緒に酸素ボンベをつけて外に出たが、真黒で何も見えなかった」と語り、疲れた表情を見せた。
24日正午ごろ、札幌市手稲区新発寒にある農機具メーカーの作業所から火と煙が出ているという通報が、近くを通りがかった人などから消防によせられた。
消防車両17台が出て消火にあたり、火は1時間足らずで、ほぼ消し止められたが、作業所の内部およそ190m2が焼け、このメーカーに勤める60歳の男性が顔に軽いやけどをして、病院で手当てを受けている。
警察によると、この男性は1人で作業所の中で溶接作業をしていて、「5分ほど作業所を離れている間に火が出た」と話しているという。
また、消火にあたった消防隊員が「爆発音を聞いた」と話しているということで、警察と消防で火が出た原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20121024/5975121_20121024145738_e8beb2e6a99fe585b7e4bd9ce6a5ade68980e381a7e781abe4ba8b20efbc91e4babae38191e3818c.html
19日午前9時50分ごろ、高松市築地町の男性(66)方から出火、木造2階建て住宅延べ約215m2を全焼した。
男性は妻(63)と2人暮らしで、当時、屋内にいた妻は避難して無事だった。
警察によると、男性宅は外壁などのリフォーム作業中で、男性従業員(65)が壁面に設置された都市ガスの管をグラインダーで切断し、噴き出したガスに火花が引火し、建物に燃え移ったという。
妻は、この管にガスが通っていないと勘違いし、「現在は使っていないガス管」と説明したという。
出典URL
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20120920ddlk37040575000c.html
(ブログ者コメント)
どうも腑に落ちない。
現在、人が住んでいる住宅であれば、仮に家人から「現在は使っていない」という説明があったとしても、元栓閉を確認した上で切断すべきだと思うのだが・・・。
15日午後5時半すぎ、名古屋市港区にある中部電力新名古屋火力発電所で「発電機のガスタービンから火が出ている」と消防に通報があった。
警察などが調べたところ、発電所の運転員が10台ある発電機のうち、1台のガスタービンから火が出ているのを監視カメラで確認し、発電所内の消火装置が自動的に作動したという。
トラブルによるけが人はいなかった。
消防によると、消火装置が止まっていることから、火はおさまったとみられるということで、警察や消防は火が出た現場に入り、詳しい状況を調べることにしている。
中部電力によると、この発電機は37万KWを発電していて、トラブルのあった時間帯に自動的に運転が停止したという。
その後、運転中だったほかの発電機や火力発電所で出力を上げたり、岐阜県内の水力発電所を稼働させたりして電力の供給をカバーしているという。
中部電力では、新潟県の上越火力発電所でも9月1日に起きた発電機の蒸気タービンのトラブルで、現在、運転を停止している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3005049922.html
一方、9月16日2時18分に毎日新聞からは、若干ニュアンスの違った、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、ガスタービン2号機で異常を知らせる警報装置が作動し、当直員が中央制御室の監視カメラで出火を確認した。
施設は二酸化炭素(CO2)を吹きかける消火装置を備えており、当直員が作動させた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20120916k0000m040116000c.html
11日午前10時20分ごろ、呉市仁方本町にある造船所「T社」の仁方事務所から、「造船所内に係留している船が燃えている」と消防に通報があった。
警察などによると、接岸していた船に設置されていた「アンローダー」と呼ばれるクレーン型の機械から火が出て、一時激しく燃え上がったが、消防車10台とヘリコプターのほか、海保の巡視艇などが消火にあたった結果、火はおよそ6時間半後に消し止められた。
この火事によるけが人はいなかった。
警察などによると、このクレーン型の機械は、機械を設置している船から石炭を運び出したりするもの。
出火当時は解体作業を行っており、高さ50m付近で作業員がバーナーを使っていたということで、解体作業中にバーナーの炎がクレーン上部についていた石炭の粉に引火した疑いがあるという。
現場は、JR呉線の仁方駅からおよそ800m東の仁方港に面した工業地帯で、警察などは12日、現場検証を行うなどして、詳しい出火原因などを調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004934242.html
http://www.home-tv.co.jp/news/local.php?news_id=2012-09-113
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。