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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年10月4日付の中日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

3日午後2時20分ごろ、名古屋市の「名古屋港木材倉庫」の屋外材木集積場から出火、燃料用の木材チップ置場800m2と材木置き場300m2、ショベルローダー1台を焼いて、午後11時ごろに鎮火した。けが人はなかった。

警察によると、出火当時、集積場では27人の従業員が作業しており、ショベルローダーを運転していた男性がエンジンを止めると間もなくエンジンから出火し、チップなどに燃え移ったという。
高さ8mのチップの山は全焼。風も強く、周辺の木材に火が移った。



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2011年10月12日20時12分に、福井新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日本原電は12日、定期検査中の敦賀原発2号機の原子炉格納容器内で、溶接作業中に火花がポリエチレン(PE)製のシートに燃え移るぼやがあったと発表した。
けが人はなく、周辺環境への放射能の影響はないという。

日本原電によると、同日午後3時5分ごろ、格納容器の地下中2階(放射線管理区域)で、1次系冷却水の水質を分析する配管を修繕するため、協力会社の社員2人が支持部を溶接作業中、飛び散った火花が、周辺を覆っていた複数枚の不燃性シートの下に敷いていたポリエチレン製シートに燃え移った。
シートの70cm四方部分を焼いたが、作業員が不燃性シートで覆ってすぐに消し止めた。午後3時20分ごろ、日本原電からの通報を受け、消防車4台が出動したが、放水はしなかった。

PE製シートは、放射能汚染を防ぐため換気ダクトなどを覆っており、不燃性シートのすき間から火花が入り込んだとみられる。
日本原電はシートの覆い方に問題がなかったかも含めて原因を調べている。


敦賀原発では、今年5月、2号機構内でタンクの耐震補強工事中に火花が持ち運び用の袋に引火し、中にあったスプレー缶が破裂するぼやがあった

出典URL■■■



(ブログ者コメント)

溶接時、下に不燃性シートを敷くことは安全対策の一つだが、敷くこと自体が安全対策ではない。敷くことによって火花が下に落ちないようにすることが安全対策だ。
真の目的を考えないまま安全対策をとっても、安全は確保されない。
今回、すき間に無頓着に敷いたかどうかは不明だが、これはそういったことを考えさせてくれる事例だ。




(2011年11月4日 修正1 ;追記)

2011年11月3日付で、毎日新聞福井版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日本原子力発電は2日、シートの上を覆っていた不燃性シートがずれ、すき間に火花が入ったことが原因とみられる、と発表した。
再発防止のため、今後は不燃性シートの継ぎ目を10cm以上重ねて針金で固定するという。


出典URL■■■



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2011年9月29日付の朝日新聞名古屋版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大治町のワックス製造・加工会社の作業場から27日午後2時15分ごろ出火し、鉄骨平屋建てスレート葺き建物約100m2が全焼した。
警察によると、男性従業員1人がやけど。
出火当時、男性はホースに詰まったワックスを取り除くため、コンロで湯を沸かしていた。




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2011年9月28日19時53分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

28日午後1時ごろ、埼玉県越生町の「埼玉ロイヤルゴルフ倶楽部」の管理機材庫から出火、鉄骨平屋同建物約230m2が全焼、機材庫内の芝刈り機約60台も焼けた。さらに近くに止めてあったトラックと乗用車も焼けた。

警察によると、ガソリンスタンド経営の女性が出火直前、倉庫内でドラム缶に芝刈り機用の燃料を入れていたという。女性は燃料を入れている最中に火が出たと話しているといい、警察では詳しい出火原因を捜査している。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

静電気が原因ではないかと思われる。
詳細は不明だが、給油車から専用ノズルで給油していたとすれば、ドラム缶の下にビニールシートを敷いていたとか、女性の靴がゴム底だったなどの原因が考えられる。



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2011年9月28日1時6分に朝日新聞から、29日1時34分にNHK横浜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後6時半ごろ、川崎市宮前区に住む女性から「近くの倉庫から煙が上がり、非常ベルが鳴っている」と119番通報があった。

消防などによると、運送会社「O物流」が所有する倉庫から出火し、2階建て倉庫延べ約3650m2がほぼ全焼、敷地内のトラック数台も燃えた。
出火から17時間以上経った時点で火はほぼ消えたが、依然くずぶっており、放水作業が続いている。

消防によると、倉庫2階から出火し、1階に燃え広がった。
2階には自動車部品の洗浄用スプレー缶7万本あまりやプラスチック製品などが保管されており、これらが破裂したりして火勢を増したという。

倉庫は1階と2階でそれぞれ別の会社が借りているという。
警察や消防が事情を聴いて出火原因を調べている。


出典URL■■■
     ■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)




(2011年9月30日 修正1 ;追記)

2011年9月29日19時18分に、NHK横浜から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この火災で、倉庫の2階を借りている物流会社「Nロジテック」が消防法に違反し、可燃性の液体が入ったスプレー缶およそ9万本を無許可で保管していたとして、29日、消防から警告を受けた。

消防法では、200ℓ以上の可燃物を保管する場合、自治体の許可が必要だが、同社は、スプレー缶およそ9万本、液体の量でおよそ7万ℓを無許可で保管していた。

現場では、丸2日たった今も、一部で火がくすぶったままだという。


出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)



(2011年10月2日 修正2 ;タイトル変更)

2011年9月30日19時48分に、msn産経ニュースから61時間後に鎮火した旨、報道されていたので、そのようにタイトルを変更した。
また同記事では、無許可スプレー缶は19万8000本だったと報じられている。

出典URL■■■



(2011年10月31日 修正3 ;追記)

2011年10月26日付で、朝日新聞(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今回の火災を受け、市内の倉庫を立ち入り調査した市消防局が、25日、結果を発表した。

検査した倉庫340施設のうち125施設で、石油類の取り扱いなど、347件の違反があった。

消防局によると、今回の火災と同様に危険物を無許可で大量に置いていた

倉庫はなかったが、合成樹脂などの指定可燃物の届出や消火設備の点検報告を怠るなど、管理が不十分だったケースが目立った。

消防局は、同日、違反件数が多いとして、県内の倉庫業者でつくる2つの団体に防火安全対策の徹底を文書で求めた。




(2012年2月5日 修正4 ;追記)
 
2012年2月3日9時0分にNHK横浜から、社長が逮捕されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

この火事で、警察は2日、倉庫の一部を借りていた運送会社の社長が可燃性のスプレー缶を無許可で保管していたなどとして、消防法違反などの疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、「Nロジテック」の社長(36)。


警察によると、スプレー缶は車のブレーキの洗浄に使う可燃性のもので、社長が借りていた倉庫の2階に大量にあったという。
このスプレー缶は危険物に指定され、200ℓ以上を保管するには市の許可が必要だが、社長は11万4000ℓ余りのスプレー缶を許可を得ずに保管していたということで、消防法違反などの疑いで逮捕された。


調べに対して社長は「いまは話せない」と供述しているという。
警察は、保管していた経緯などを詳しく調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1006606661.html
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2011年9月22日12時23分にNHK沖縄から、同日11時43分に琉球朝日放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

22日午前10時前、那覇港の岸壁に置かれたコンテナから火が出て、現場付近一帯が一時、黒い煙に包まれた。
消防がポンプ車など12台を出して消火にあたり、火は、およそ30分後に消し止められたが、機械や塗料の入ったおよそ幅4m、高さ2mのコンテナ4つが焼けた。けが人はいなかったという。

港を管理する那覇港管理組合によると、現場は、那覇と鹿児島を結ぶ船に積むコンテナなどを仮置きする場所で、22日は、古いコンテナを再利用するための溶接作業が行われていた。
警察は、溶接作業中に飛んだ火花が、近くにあったペンキやシンナーなどに引火した可能性があると見て火事の原因を調べている。
近くで火事を目撃した71歳の警備員の男性は「黒い煙が電柱を越える高さまで上がり、火も見えた。ここで火事が起きたことはなく、驚いた」と話していた。


出典URL■■■



(2011年10月2日 修正1 ;追記)

2011年9月23日付の沖縄タイムス紙面には、以下の表現の記事が掲載されていた。

警察などによると、作業員がコンテナの側壁を機械で切断していた際、散った火花が別のコンテナ内にあったシンナーやペンキに引火したとみられる。
延焼した4基は、倉庫として使用されていたという。




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2011年9月9日付で、朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

湯沢町のリゾートホテル「Rリゾート」で7日午後に起きた火事は、鉄筋6階建てホテルの別館3階の天井と外壁約800m2が焼け、約4時間半後に鎮火した。 出火当時、宿泊客はなく、けが人もなかった。

警察によると、従業員が天井裏のスズメバチの巣を駆除しようと殺虫剤をまいた後に火で燃やそうとしたのがキッカケだったといい、発火の経緯を詳しく調べている。



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2011年9月11日付で毎日新聞東京版から、また10日23時38分に南日本新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午後2時55分ごろ、鹿児島県の九電川内原子力発電所の2号機タービン建屋地下1階から出火。火は間もなく消し止められたが、男性作業員2人が軽いやけどを負った。
定期検査などのため1、2号機とも原子炉は停止しており、放射能漏れなどはないという。

九電によると、けがをしたのは協力会社の西日本プラント工業の社員(37)とサンシン工業の社員(28)。
出火当時、2人は復水器から蒸気発生器に水を送る「復水ブースターポンプ」を分解。1人が部品の一部に噴霧器で揮発性の石油系溶剤を吹きかけて洗い、もう1人が近くでポンプのボルトを金属製ブラシで手入れしていた際に、2人の作業場を仕切るビニールシート約1m2が燃えた。

ビニールシートの近くに溶剤を入れたトレイがあり、消防は溶剤が気化して引火した可能性があるとみている。


出典URL ■■■
             ■■■



(ブログ者コメント)

静電気が原因だった可能性が高いが、これだけの情報では、どこで放電が起きたかを推定することはできない。
まさか、ゴム手袋をして溶剤を吹きかけていたとも思えないし・・・。




(2011年9月18日 修正1 ;追記)

2011年9月15日22時20分に南日本新聞から、16日1時49分にMBS NEWSから、また16日付で毎日新聞鹿児島版と読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

九電は15日、気化した石油系洗浄液の気体に、静電気で発生した火花が引火したのが原因とみられると発表した。

九電によると、現場は高さ約1.5mのビニールシートを1.5m四方に張り巡らした作業エリア。
男性作業員(28)1人がエリア内で石油系の洗浄液を復水ブースターポンプの部品の筒状フィルター(直径約8cm、長さ約20cm)に噴霧器で吹き付けていた最中に火事が起きた。

現場に火の気はなく、化学変化で発火を引き起こす物質も使用していなかった。
洗浄剤は揮発性が高く、エリア内にはプラスチック製の椅子やビニールシートなど帯電しやすい物があったことから、九電は、洗浄液が気化してエリア内に滞留、静電気で発火したと推定した。
シートやプラスチック製のいす、噴霧器などから静電気が発生した可能性があるという。
作業員は「突然、ボッと火がついた」と話しているという。
作業員の服装や作業手順は守られていたといい、静電気が発生した原因は不明という。

九電は
(1)揮発性の低い洗浄液への変更
(2)作業エリアの換気改善
(3)帯電防止シートや防炎シートの使用
(4)作業着などから静電気を取り除いたりする
など再発防止策を取る。
同日、国と県、薩摩川内市に火事の原因と防止策を報告した。


出典URL■■■
           ■■■
           ■■■
           ■■■


(ブログ者コメント)

□静電気発生原因について色々検討したが特定はできなかった、ということだろう。
□ただ、下記2点が気になるところではある。
①どこで「ボッと火がついた」のか?フィルター付近か?火がついた近くにあったものが帯電していた可能性が高いのだが・・・。
②人体やフィルターなどは、アースされた状態になっていたのだろうか?




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2011年9月1日付で、朝日新聞京筑版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

31日午後2時35分ごろ、苅田町の車部品リサイクル業「N金属工業」の作業場から出火。鉄骨平屋約160m2のうち、約54m2が焼けた。 同社のアルバイト男性(28)が両腕に1ケ月のやけど。
この男性が廃車のガソリンをドラム缶に移す作業中に火が出たという。



 (ブログ者コメント)

詳細は不明であるが、静電気が着火源の可能性がある。




 

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2011年7月26日18時49分に、NHK横浜から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
26日午前11時前、川崎市の政府の備蓄米などを保管しているJA全農川崎連合の農業倉庫の2階部分から「黒い煙が出ている」と消防に通報があった。
 
消防などによると、この火事で、鉄骨コンクリート造り2階建ての倉庫、およそ7000m2のうち、860m2が焼け、保管されていた政府所有の備蓄米の一部、およそ800トンが焼けた。 これまでの消火活動で火は、ほぼ消し止められ、けが人などはなかったという。

消防によると、火が出た当時、倉庫では3人の作業員が外壁にかかっている鉄製のはしごの腐食した部分をバーナーで焼き切って、取り外す作業を行っていたといい、消防などではその際に出た火花が倉庫に燃え移った可能性もあるとみて、火事の原因を詳しく調べている。

 出典URL■■■
(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)


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2011761353分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
6日午前9時50分ごろ、東海第2原発の廃棄物処理建屋3階で、作業員が廃棄物を溶融炉に投入する容器の下部から火が出ているのを発見した。すぐに防火用水で消火し、消防に通報した。放射性物質の漏洩はないという。
東海第2原発は定期検査中で、運転は停止している。
火災が起きたのは同建屋の高周波溶融炉設備。原発から出た金属などの低レベル廃棄物の容量を減らすため、最高温度約1500℃の溶融炉に投入して溶かす施設。
容器は金属製で、直径30cm、高さ88.cm。一度炉内に投入し、下部を開いて廃棄物を投下する。火災発生時は金属製の配管と、配管の保温材として使用されたガラス繊維を投入していたという。
東海第2原発では、今回の火災は容器が閉じた際、燃えた廃棄物が引っ掛かった可能性があると説明しており、今後、詳しい原因を調べる。
 
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
火災発見時の状況に関し、6日14時6分にネット発信された朝日新聞では、以下のように記述されている。
この記述からすれば、投入はコンベアのようなもので自動で行われていたのだろう。自動で炉から戻ってきた容器の下部が燃えていただけだとすれば、原子力関連設備で起きたからこそ報道されたものの、実際はヒヤリともいえないレベルの事例だ。
 
低レベル放射性廃棄物を炉で溶かす処理をしていた作業員が、炉から前処理室に戻った容器の外側に付着した廃棄物から数十センチの炎が上がっているのを発見、消火した。
 
 
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2011529日付の静岡新聞に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
28日午前3時半ごろ、静岡市のT塗装所から出火し、鉄骨平屋建ての作業場約90m2と隣接する生協の鉄骨2階建て倉庫約360m2を全焼した。けが人なし。
警察などによると、T塗装所は27日午後7時ごろまで操業していて、出火当時は無人。施錠されていたという。
警察などで出火原因を調べている。
 
 
(ブログ者コメント)
 
最近、塗装関係の事業所での火災ニュースが多いように感じる。漏電など一般火災と同じ原因かもしれないが、気になるので、目についた記事は掲載するようにしている。

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20116101821分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10日午後2時5分ごろ、さいたま市浦和区の店舗から出火、木造2階建て店舗1階内壁約2m2が焼けた。現場はJR浦和駅近くの商店街で、一時は多数の消防隊員が消火活動に当たった。
警察によると、店舗では改装工事が行われていた。男性作業員が「工具にスイッチを入れたら火が出た」と話しているといい、警察では漏電の可能性もあるとみて、詳しい出火原因を調べている。
 
 

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201161013分に、msn産経ニュース宮城から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
31日午前11時10分ごろ、気仙沼市の水産加工会社「N水産」の鉄筋2階建て1階の作業場で出火しているのを作業員が発見し、119番通報した。駆けつけた消防により約1時間後に鎮火したが、作業場と2階事務所の一部計約455m2が焼けた。作業員は避難し、けがなどはなかった。

現場は気仙沼湾から約500m以内の地点にあり、津波被害が大きかった地域。警察によると、出火当時は建屋の修復作業のため、作業員が1階天井から飛び出したボルトなどをガスバーナーで切断していたという。
作業場の床には魚を包装する発泡スチロールなどが散乱しており、警察は焼け落ちたボルトの一部から引火した可能性が高いとみて調べている。

同市では5月21日にも朝日町の冷蔵工場の修復作業中に出火しており、市などは注意を呼びかけている。
 
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
タイトルを見て、21日の火災の続報かと思ってしまった。
火気を使っている下に燃えるものがないか注意する余裕がないほど、テンヤワンヤの状態が続いているということだろうか・・・。
 
 
 
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2011526224分に、msn産経ニュース京都から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
25日午後3時55分ごろ、京都市の住宅から出火し、木造2階建て、延べ約150m2のうち約100m2が焼失。家の中で洗面台設置工事の溶接をしていた作業員2人が軽いやけどをした。
警察によると、工事中に溶接の火が燃え移ったらしい。
 
 

 
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20115211910分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、522日付の毎日新聞にも同趣旨の記事が掲載されていた。
 
21日午後2時50分ごろ、気仙沼市の冷蔵工場の1階天井部分から出火しているのを作業員が発見し、119番通報した。隣接する倉庫など数棟に延焼したが、けが人はなかった。
警察によると、現場は気仙沼湾に面した地域。2階建ての冷蔵工場は津波で倒壊し、1階部分の壁などがない状態だった。

出火当時は、内部で腐敗した魚を搬出する作業を行っていたほか、搬出用シャベルローダーの出入りを円滑にするため、天井から飛び出した鉄筋をガスバーナーで切断していたという。
警察は、切断作業中に飛んだ火花が、天井や壁などに使われている断熱材のウレタンに引火した可能性が高いとみている。
  
 
 
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2011519935分に、四国新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午前11時5分ごろ、香川県の四国電力坂出発電所の3号機から黒煙が上がっているのを、近くにいた作業員が発見し、同社を通じて119番通報した。火は約1時間15分後に消し止められた。けが人や周囲への影響はなかった。
警察によると、焼けたのは3号機の排煙脱硫装置の内部。3号機は3月上旬から定期検査のため、稼働していなかった。
同発電所によると、この日は午前中から関連会社の作業員らがガスバーナーでビニール製ロープの結び目を強くする作業をしていた。警察が詳しい出火原因を調べている。
 
 
 
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20114251844分に、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
25日午後3時5分ごろ、静岡市の製茶工場から出火、鉄骨平屋工場約83m2が焼けた。けが人はなかった。
警察によると、同工場の従業員2人が製茶機で製茶中に目を離したところ、機械内から出火したとみられる。
 
 
(ブログ者コメント)
 
「目を離したところ」という表現が気になる。常時監視していないと出火する恐れのある作業だったのだろうか?


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2011419326分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
19日午前1時20分ごろ、京都市の化学工業メーカー「三洋化成工業」桂研究所の作業場付近から出火し、工業機械の洗浄に使う有機溶剤「テトラヒドロフラン」約10ℓが燃え上がって、機械の一部などが焼けた。
消防によると、消防車22台が出動し、約30分後に消し止めた。ともに27歳の男性作業員2人が顔や手などに軽いやけどを負った。
作業場は5階建ての研究所棟1階にあるが、危険物の流出はないという。
 
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(2011年2月23日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年2月4日付で、静岡新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
浜岡原発3号機の原子炉建屋4階で1月19日に火災が発生した問題で、中電は3日、「溶断作業中に発生した金属くずが可燃性シートに落ちて着火し、周囲の可燃物に延焼した」とする原因と再発防止策をまとめ、県などに報告した。
中電によると、溶断作業を行う足場の下の空間に可燃性のシートや保温材などを仮置きしており、足元に耐火シートやブリキ板を敷いていたが、耐火シートには2cm角の穴が開いていて、ブリキ板にも隙間があったため、それらの隙間から高熱を帯びた金属くずが下の空間に落ちたとみている。

再発防止のため、
  □耐火シートやブリキ板に隙間がないことを日常点検で確認する
  □火気作業エリアの下部に可燃物を置かないようにする
  □防火の指導や監視を行う専任の監視員を設置する
などの対策をまとめた。

火災は、原子炉圧力容器の上ぶた部分の保温材を支えている架台の補強工事中に発生。作業エリアの下部から煙が上がっているのを現場監督が気付き、作業員がバケツの水を掛けて消火した。
 
 
 
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 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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